JPH0687442A - モノレール式搬送用電車 - Google Patents
モノレール式搬送用電車Info
- Publication number
- JPH0687442A JPH0687442A JP23844792A JP23844792A JPH0687442A JP H0687442 A JPH0687442 A JP H0687442A JP 23844792 A JP23844792 A JP 23844792A JP 23844792 A JP23844792 A JP 23844792A JP H0687442 A JPH0687442 A JP H0687442A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- horizontal shaft
- backup
- vertical
- electric car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガイドレール２の水平レール部２ａの上面を
転動する走行用駆動車輪３の前後２か所で前記水平レー
ル部２ａの下面に当接する前後一対のバックアップ用水
平軸ローラ６ａ，６ｂを備えたモノレール式搬送用電車
に於いて、前記バックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂ
に起因する走行抵抗の増大や異音の発生を抑えること。 【構成】 垂直軸１３ａ，１３ｂの周りで回転自在な軸
受部材１４ａ，１４ｂを軸支し、これら各軸受部材１４
ａ，１４ｂの前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対する前後方
向偏心位置に前記バックアップ用水平軸ローラ６ａ，６
ｂを支承した構成。
転動する走行用駆動車輪３の前後２か所で前記水平レー
ル部２ａの下面に当接する前後一対のバックアップ用水
平軸ローラ６ａ，６ｂを備えたモノレール式搬送用電車
に於いて、前記バックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂ
に起因する走行抵抗の増大や異音の発生を抑えること。 【構成】 垂直軸１３ａ，１３ｂの周りで回転自在な軸
受部材１４ａ，１４ｂを軸支し、これら各軸受部材１４
ａ，１４ｂの前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対する前後方
向偏心位置に前記バックアップ用水平軸ローラ６ａ，６
ｂを支承した構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレールの水平レ
ール部の上面を転動する走行用駆動車輪の前後２か所で
前記水平レール部の下面に当接する前後一対のバックア
ップ用水平軸ローラを備えたモータ式搬送用電車に関す
るものである。
ール部の上面を転動する走行用駆動車輪の前後２か所で
前記水平レール部の下面に当接する前後一対のバックア
ップ用水平軸ローラを備えたモータ式搬送用電車に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の搬送用電
車では、前記バックアップ用水平軸ローラは、その回転
軸心が左右横向きの状態で位置固定されていた。従っ
て、搬送用電車を案内するガイドレールが水平にカーブ
する場所では、バックアップ用水平軸ローラがガイドレ
ールの水平レール部下面に対し横方向に摺接することに
なる。このため、電車の走行抵抗が増大するばかりでな
く、前記ローラの耐用寿命も低下すると共にローラの横
滑りに伴う異音が生じるなどの欠点があった。
車では、前記バックアップ用水平軸ローラは、その回転
軸心が左右横向きの状態で位置固定されていた。従っ
て、搬送用電車を案内するガイドレールが水平にカーブ
する場所では、バックアップ用水平軸ローラがガイドレ
ールの水平レール部下面に対し横方向に摺接することに
なる。このため、電車の走行抵抗が増大するばかりでな
く、前記ローラの耐用寿命も低下すると共にローラの横
滑りに伴う異音が生じるなどの欠点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明のモノレール式搬送用電車は、前記のようにガイド
レール２の水平レール部２ａの上面を転動する走行用駆
動車輪３の前後２か所で前記水平レール部２ａの下面に
当接する前後一対のバックアップ用水平軸ローラ６ａ，
６ｂを備えたモノレール式搬送用電車に於いて、前記バ
ックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂの配設位置各々に
垂直軸１３ａ，１３ｂの周りで回転自在な軸受部材１４
ａ，１４ｂを軸支し、これら各軸受部材１４ａ，１４ｂ
の前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対する前後方向偏心位置
に前記バックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂを支承し
た点に特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明のモノレール式搬送用電車は、前記のようにガイド
レール２の水平レール部２ａの上面を転動する走行用駆
動車輪３の前後２か所で前記水平レール部２ａの下面に
当接する前後一対のバックアップ用水平軸ローラ６ａ，
６ｂを備えたモノレール式搬送用電車に於いて、前記バ
ックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂの配設位置各々に
垂直軸１３ａ，１３ｂの周りで回転自在な軸受部材１４
ａ，１４ｂを軸支し、これら各軸受部材１４ａ，１４ｂ
の前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対する前後方向偏心位置
に前記バックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂを支承し
た点に特徴を有する。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図１Ａ、図２及び図３に於いて、１
はモノレール式搬送用電車であって、床面上適当高さに
架設された１本のガイドレール２の下側水平レール部２
ａ上を転動する走行用駆動車輪３とこれを回転駆動する
ダイレクトドライブモータ４、前記駆動車輪３の前後２
か所でガイドレール２の上下一対の垂直レール部２ｂ，
２ｃを左右両側から挟む振れ止め用垂直軸ローラ５、及
び前記駆動車輪３の前後２か所でガイドレール２の下側
水平レール部２ａの底面に当接するバックアップ用水平
軸ローラ６ａ，６ｂを備えている。従ってこの搬送用電
車１は、前記駆動車輪３をモータ４で回転駆動すること
によりガイドレール２に沿って自走させることが出来
る。
づいて説明すると、図１Ａ、図２及び図３に於いて、１
はモノレール式搬送用電車であって、床面上適当高さに
架設された１本のガイドレール２の下側水平レール部２
ａ上を転動する走行用駆動車輪３とこれを回転駆動する
ダイレクトドライブモータ４、前記駆動車輪３の前後２
か所でガイドレール２の上下一対の垂直レール部２ｂ，
２ｃを左右両側から挟む振れ止め用垂直軸ローラ５、及
び前記駆動車輪３の前後２か所でガイドレール２の下側
水平レール部２ａの底面に当接するバックアップ用水平
軸ローラ６ａ，６ｂを備えている。従ってこの搬送用電
車１は、前記駆動車輪３をモータ４で回転駆動すること
によりガイドレール２に沿って自走させることが出来
る。
【０００５】この実施例に示す前記搬送用電車１には、
吊下昇降装置７が昇降駆動手段８により昇降可能に吊り
下げられている。当該吊下昇降装置７は、搬送用電車１
の走行方向に対し左右水平方向に被搬送物Ｗを移載のた
めに移送する移載用コンベヤを備えた従来周知のもので
ある。前記昇降駆動手段８は、搬送用電車１に内蔵され
た４つの巻き上げ繰り出し用プーリ９に一端が固定され
て巻装された４本の吊下索（ベルト）１０で前記吊下昇
降装置７を吊り下げ、前記プーリ９をダイレクトドライ
ブモータ１１により回転駆動して前記吊下索１０を巻き
上げ繰り出し操作することにより、前記吊下昇降装置７
を、搬送用電車１の底部に近接する上昇限（ホームポジ
ション）まで上昇させたり、逆に被搬送物Ｗの移載レベ
ルまで下降させることが出来る。
吊下昇降装置７が昇降駆動手段８により昇降可能に吊り
下げられている。当該吊下昇降装置７は、搬送用電車１
の走行方向に対し左右水平方向に被搬送物Ｗを移載のた
めに移送する移載用コンベヤを備えた従来周知のもので
ある。前記昇降駆動手段８は、搬送用電車１に内蔵され
た４つの巻き上げ繰り出し用プーリ９に一端が固定され
て巻装された４本の吊下索（ベルト）１０で前記吊下昇
降装置７を吊り下げ、前記プーリ９をダイレクトドライ
ブモータ１１により回転駆動して前記吊下索１０を巻き
上げ繰り出し操作することにより、前記吊下昇降装置７
を、搬送用電車１の底部に近接する上昇限（ホームポジ
ション）まで上昇させたり、逆に被搬送物Ｗの移載レベ
ルまで下降させることが出来る。
【０００６】上記のようなモノレール式搬送用電車１に
於いて、電車フレーム１ａのバックアップ用水平軸ロー
ラ６ａ，６ｂを配設する前後２か所に、図１Ｂ及び図４
に示すように、側面形状がＬ形のブラケット１２ａ，１
２ｂが取付けられ、これら各ブラケット１２ａ，１２ｂ
の水平部上側に、垂直軸１３ａ，１３ｂの周りに回転自
在に軸受部材１４ａ，１４ｂが支承され、これら各軸受
部材１４ａ，１４ｂに前記バックアップ用水平軸ローラ
６ａ，６ｂが、前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対して前後
方向に偏心した位置で水平軸１５ａ，１５ｂにより支承
されている。
於いて、電車フレーム１ａのバックアップ用水平軸ロー
ラ６ａ，６ｂを配設する前後２か所に、図１Ｂ及び図４
に示すように、側面形状がＬ形のブラケット１２ａ，１
２ｂが取付けられ、これら各ブラケット１２ａ，１２ｂ
の水平部上側に、垂直軸１３ａ，１３ｂの周りに回転自
在に軸受部材１４ａ，１４ｂが支承され、これら各軸受
部材１４ａ，１４ｂに前記バックアップ用水平軸ローラ
６ａ，６ｂが、前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対して前後
方向に偏心した位置で水平軸１５ａ，１５ｂにより支承
されている。
【０００７】従って、走行用駆動車輪３を回転駆動して
搬送用電車１をガイドレール２に沿って自走させたと
き、前後２つのバックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂ
がガイドレール２の下側水平レール部２ａの下面に当接
しているので、搬送用電車２が駆動車輪３を中心にシー
ソー運動するのを防止し、搬送用電車１の姿勢を水平に
保つと同時に、駆動車輪３と水平レール部２ａとの間の
摩擦力を増大させる。
搬送用電車１をガイドレール２に沿って自走させたと
き、前後２つのバックアップ用水平軸ローラ６ａ，６ｂ
がガイドレール２の下側水平レール部２ａの下面に当接
しているので、搬送用電車２が駆動車輪３を中心にシー
ソー運動するのを防止し、搬送用電車１の姿勢を水平に
保つと同時に、駆動車輪３と水平レール部２ａとの間の
摩擦力を増大させる。
【０００８】そして前記各バックアップ用水平軸ローラ
６ａ，６ｂは、垂直軸１３ａ，１３ｂの周りで操向回転
可能であるから、水平レール部２ａとの間の摩擦抵抗を
受けて自動的に前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対し走行方
向とは逆の真後ろの位置へ水平回動し、常に走行方向と
平行な姿勢をとることになる。図１Ｂは、搬送用電車１
が図の右から左に走行しているときのバックアップ用水
平軸ローラ６ａ，６ｂの状態を示している。
６ａ，６ｂは、垂直軸１３ａ，１３ｂの周りで操向回転
可能であるから、水平レール部２ａとの間の摩擦抵抗を
受けて自動的に前記垂直軸１３ａ，１３ｂに対し走行方
向とは逆の真後ろの位置へ水平回動し、常に走行方向と
平行な姿勢をとることになる。図１Ｂは、搬送用電車１
が図の右から左に走行しているときのバックアップ用水
平軸ローラ６ａ，６ｂの状態を示している。
【０００９】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明のモノレー
ル式搬送用電車によれば、バックアップ用水平軸ローラ
が垂直軸の周りで操向回転可能であって、自動的に前記
垂直軸に対し走行方向とは逆の真後ろの位置へ水平回動
し、常に走行方向と平行な姿勢をとることになる。従っ
て、ガイドレールが水平にカーブする水平カーブ経路部
分を搬送用電車が走行するときでも、バックアップ用水
平軸ローラは最も抵抗が少なくなるように自動的に自動
操向運動し、ガイドレールの水平レール部に対して横方
向に摺接することがなくなる。このため、異音の発生が
なくなるばかりでなく、搬送用電車の走行抵抗が低下す
ると共に、バックアップ用水平軸ローラの耐用寿命も長
くなり、経済的である。
ル式搬送用電車によれば、バックアップ用水平軸ローラ
が垂直軸の周りで操向回転可能であって、自動的に前記
垂直軸に対し走行方向とは逆の真後ろの位置へ水平回動
し、常に走行方向と平行な姿勢をとることになる。従っ
て、ガイドレールが水平にカーブする水平カーブ経路部
分を搬送用電車が走行するときでも、バックアップ用水
平軸ローラは最も抵抗が少なくなるように自動的に自動
操向運動し、ガイドレールの水平レール部に対して横方
向に摺接することがなくなる。このため、異音の発生が
なくなるばかりでなく、搬送用電車の走行抵抗が低下す
ると共に、バックアップ用水平軸ローラの耐用寿命も長
くなり、経済的である。
【図１】 Ａ図は、搬送用電車の外装ケースの手前側を
取り外した状態での全体の側面図であり、Ｂ図は、本発
明実施例の要部を示す縦断側面図である。
取り外した状態での全体の側面図であり、Ｂ図は、本発
明実施例の要部を示す縦断側面図である。
【図２】 昇降駆動手段の構造とバックアップ用水平軸
ローラとを示す平面図である。
ローラとを示す平面図である。
【図３】 吊下昇降装置を省いた縦断正面図である。
【図４】 Ａ図は本発明実施例の要部を示す縦断正面図
であり、Ｂ図は同平面図である。
であり、Ｂ図は同平面図である。
１ 搬送用電車 ２ ガイドレール ３ 走行用駆動車輪 ４ ダイレクトドライブモータ ６ａ バックアップ用水平軸ローラ ６ｂ バックアップ用水平軸ローラ ７ 吊下昇降装置 ８ 昇降駆動手段 １２ａ Ｌ形ブラケット １２ｂ Ｌ形ブラケット １３ａ 垂直軸 １３ｂ 垂直軸 １４ａ 軸受部材 １４ｂ 軸受部材 １５ａ 水平軸 １５ｂ 水平軸
Claims (1)
- 【請求項１】ガイドレールの水平レール部の上面を転動
する走行用駆動車輪の前後２か所で前記水平レール部の
下面に当接する前後一対のバックアップ用水平軸ローラ
を備えたモノレール式搬送用電車に於いて、前記バック
アップ用水平軸ローラの配設位置各々に垂直軸周りで回
転自在な軸受部材を軸支し、これら各軸受部材の前記垂
直軸に対する前後方向偏心位置に前記バックアップ用水
平軸ローラを支承して成るモノレール式搬送用電車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23844792A JPH0687442A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | モノレール式搬送用電車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23844792A JPH0687442A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | モノレール式搬送用電車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687442A true JPH0687442A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17030361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23844792A Pending JPH0687442A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | モノレール式搬送用電車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687442A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003212124A (ja) * | 2002-01-21 | 2003-07-30 | Daifuku Co Ltd | 搬送用電車の保守用台車 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP23844792A patent/JPH0687442A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003212124A (ja) * | 2002-01-21 | 2003-07-30 | Daifuku Co Ltd | 搬送用電車の保守用台車 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020417 |