JPS5927998Y2 - 軌道走行台車 - Google Patents

軌道走行台車

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JPS5927998Y2
JPS5927998Y2 JP1975144512U JP14451275U JPS5927998Y2 JP S5927998 Y2 JPS5927998 Y2 JP S5927998Y2 JP 1975144512 U JP1975144512 U JP 1975144512U JP 14451275 U JP14451275 U JP 14451275U JP S5927998 Y2 JPS5927998 Y2 JP S5927998Y2
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JP
Japan
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pair
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track
support roller
drive
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JP1975144512U
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JPS5258020U (ja
Inventor
憲 田中
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、走行型溶接機に用いられる全姿勢走行台車
の改良に関するものである。
従来の走行台車、例えば水平軌道を走行するものにおい
ては台車の自重が軌道面からの台車の浮上がりを防止す
る唯一の力であるため、軌道上に身上の凹凸があると台
車は軌道上で浮上がってしまい安定した走行が出来なか
った。
また、実開昭49−65722号公報に示される薄板用
自動溶接走行装置においては、薄板34.35を押圧ロ
ーラ7により挾拐した自動溶接走行装置が開示されてい
るが、この装置においても装置の自重が軌道面からの浮
上がりを防止する構成のものであった。
また、この装置は、押圧ローラの各車輪毎にその車軸の
角度を前傾できるように構成したものであるが、この構
成とすることにより、第4図a、bに示すように、車輪
51間に配設される中間の遊転歯車52や駆動モータ5
3をも傾斜をもたせる必要が生じてしまい構成が極めて
複雑になるとともに、各車輪51間の距離l□が車軸を
傾斜させたとき12とさせないとき11とで変化してし
まい設計製作が困難となるという問題があるものであっ
た。
この考案は、このような欠点を除去するためなされたも
ので、走行台車の前後に支えローラを設け、前部の支え
ローラより後部の支えローラを高くするとともに、駆動
輪、自由輪及び駆動輪の駆動装置を台車のフレームに固
定させた構成とし、走行台車全体を傾けた姿勢にしたの
で、簡単な構成で車輪の前傾角度を変えることができ、
台車の飛ばはねや浮上がりを防止できることを特徴とし
ている。
以下図とともに一実施例を説明する。
第1図〜第2図において、1は例えば突合わされた鋼材
などの被溶接物からなる走行軌道、2は溶接機の台車、
3,4はこの台車を構成する一対のフレームで、上記走
行軌道を両側から挾むように配置され、それらの一端は
互いに回動できるよう軸5により固定され、他端は後述
する挟圧力調機構6により連結されている。
7,8はフレーム3に回動自在に固定された駆動輪で、
駆動装置、例えば電動機9により歯車装置10を介して
駆動される。
11.12は上記駆動輪7,8とにより走行軌道1を両
側面から挟圧するようフレーム4の揺動腕13両端に回
動自在に固定された自由輪、14は走行軌道1の上端面
に所定間隔を介して対向するよう上記フレーム3に取付
けられた溶接頭で、溶接制御装置(図示せず)に接続さ
れている。
15.16は上記フレーム3の両端部に設けられ上記走
行軌道1の上端面に沿って回動し台車を支えるローラで
、調節ねし17.18によりその位置を上下に移動でき
るようになっており、上記台車2の進行方向(矢印A)
に対して台車後部のほうが前部より高くなるように、つ
まり上記駆動輪7,8、自由輪11.12の回転軸が所
定角度θだけ前傾するように調節されている。
上述の挟圧力調整機構6は、フレーム4の自由端部を貫
通してフレーム3の端部に一端が固定された作動杆19
と、この作動杆の他端25に回動自在に連結された操作
レバー20とを有し、この操作レバーの連結側端部には
円状の外壁面を有した調節部材21が偏心状態に固定さ
れ、上記作動杆19に遊嵌したリング22に当接してい
る。
23は上記リング22とフレーム4との間に座金24を
介して作動杆19に巻設されたコイルばねでリング22
とフレーム2とを離すように作用している。
以上の構成において、電動機9および溶接制御装置(図
示せず)に通電すると台車2が走行軌道1に沿って走行
しながら溶接頭14により被溶接物を溶接する。
ところで、いま台車2は前部より後部のほうが高くなっ
て駆動輪7,8および自由輪11,12などの車輪の回
転軸がθだけ前方に傾いているため、第3図すに示すよ
うに駆動力F0から分力F2(”Flsinθ)が生じ
る。
したがってこの分力F2が台車2を軌道1に押しつける
ため軌道1に多少の凹凸があっても台車2が飛びはねた
り浮上がったりすることな〈従来のもの(第3図a)に
比べて安定した状態で走行する。
また、この装置では溶接頭14と被溶接物との距離を一
定に保つことができるようになり、溶接の仕上りをむら
のない均一なものとすることができる。
以上の様に、この考案装置では、走行台車の前後に支え
ローラを設け、前部の支えローラより後部の支えローラ
を高くするとともに、駆動輪、自由輪及び駆動装置を台
車のフレームに固定させた構成としているので、各車輪
毎にその車輪の角度を前傾させるこなく、走行台車全体
を傾けた姿勢にできるため、簡単な構成で車輪の前傾角
度を変えることができ、台車の飛びはね及び浮上がりを
防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第2図は同
じくその側面図、第3図a、l)はこの考案を説明する
ための外力等価図、第4図a、1)は従来装置を示し、
第4図aは車輪を傾けていない状態を示す概略図、第4
図すは傾けた状態を示す概略図である。 なお、図中、1は走行軌道、2は台車、7,8は駆動輪
、11.12は自由輪、15.16はローラ、17,1
8は調節ねしであり、図中同一または相当部分には同一
符号を付しである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行軌道を介して対向配置され、両端が互いに連結され
    た一対のフレーム、上記一対のフレームの一方に回動自
    在に固定された駆動輪、上記一対のフレームの他方に回
    動自在に固定され、上記駆動輪とともに上記走行軌道の
    側面を挟圧する自由輪、上記一対のフレームの前部に取
    付けられ上記走行軌道の上端面に沿って回動する前部の
    支えローラ、上記一対のフレームの前部より後部が高く
    位置すべく上記一対のフレームの後部に取付けられ、上
    記走行軌道の上端面に沿って回動する後部の支えローラ
    、上記一対のフレームの一方に固定され歯車装置を介し
    て上記駆動輪を回転させる駆動装置、上記一対のフレー
    ムに取付けられた溶接頭を備えてなる溶接用走行軌道台
    車。
JP1975144512U 1975-10-23 1975-10-23 軌道走行台車 Expired JPS5927998Y2 (ja)

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JP1975144512U JPS5927998Y2 (ja) 1975-10-23 1975-10-23 軌道走行台車

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JP1975144512U JPS5927998Y2 (ja) 1975-10-23 1975-10-23 軌道走行台車

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Publication Number Publication Date
JPS5258020U JPS5258020U (ja) 1977-04-27
JPS5927998Y2 true JPS5927998Y2 (ja) 1984-08-13

Family

ID=28624262

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JP1975144512U Expired JPS5927998Y2 (ja) 1975-10-23 1975-10-23 軌道走行台車

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115806Y2 (ja) * 1972-09-25 1976-04-26

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JPS5258020U (ja) 1977-04-27

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