JPH09163920A - 脚の骨抜き方法及び装置 - Google Patents

脚の骨抜き方法及び装置

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JPH09163920A
JPH09163920A JP8246587A JP24658796A JPH09163920A JP H09163920 A JPH09163920 A JP H09163920A JP 8246587 A JP8246587 A JP 8246587A JP 24658796 A JP24658796 A JP 24658796A JP H09163920 A JPH09163920 A JP H09163920A
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JP
Japan
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leg
patella
tendon
bone
ankle joint
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Pending
Application number
JP8246587A
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English (en)
Inventor
Petrus Christiaanus He Janssen
クリスティアヌス ヘンドリクス ヤンセン ペトルス
Adrianus Josephus V Nieuwelaar
ヨセフス ファン デン ニウェラール アドリアナス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stork PMT BV
Original Assignee
Stork PMT BV
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0069Deboning poultry or parts of poultry
    • A22C21/0076Deboning poultry legs and drumsticks

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラワー効果が発生せず、ドラムスティ
ック骨がちぎれず、膝関節が肉の中に落ちてしまわない
脚の骨抜き方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 屠殺獣の脚若しくはその一部の骨抜き作
業を行う方法及び装置。脚若しくはその一部から肉を取
り外す前に、足関節に於ける脛骨の関節丘を通る切り込
みが入れられる。下脚不から肉を削ぎとる工程中、該下
脚部は腱管に係合するラグによって保持されている。骨
抜く作業前若しくは作業中に於いて脚の膝蓋骨はストッ
パ部材中に押圧される。その後該開口から突出する膝蓋
骨が除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屠殺獣の脚又は下
脚部の骨抜き方法及び装置に関する。前記獣は特に、
鶏、七面鳥、鴨、ダチョウやこれに類するような鳥であ
るが、牛、豚、馬、鹿、ウサギ等のような他の大きな又
は小さな家畜や猟鳥であっても良い。以下、脚に関して
「上」又は「下」に言及するときには、「上」は、脚の
股関節の方向、又は脚の股関節側の意味であり、「下」
は、脚のつま先(想像可能ならば)方向、又は脚のつま
先(想像可能ならば)側の意味である。
【0002】
【従来の技術】屠殺獣の脚は、獣体から切り離す前又は
後に、種々の方法で骨抜きされる。本発明は、初めに下
脚部及び上脚部の両方が脚の一部を形成し、下脚部(膝
関節の下方の脚の一部であり、鳥のドラムスティックと
して知られている)及び上脚部(膝関節の上方の脚の一
部であり、ももである)が互いに膝関節で連結している
際に使用する方法及び装置に関するものである。また、
本発明は、すでに関連する上脚部から分離された下脚部
に作業が施される際に使用する方法及び装置に関するも
のである。
【0003】本発明に関連する先行技術は、最初に米国
特許第5,176,562号明細書に記載されており、
鳥の脚全体を骨抜きするために、いくつもの機械化され
た作業を施すための装置を開示している。骨抜きに備え
るために、縦方向の切断が脚骨(大腿骨及びドラムステ
ィック骨)に沿ってその内側(すなわち、自然な姿勢で
他方の脚に直面する脚の側)で手によってなされ、部分
的に腱を切断するために、横方向の切断も膝関節におい
て手によってなされる。他の腱はその後膝関節において
機械的に切断され、大腿骨が機械的に肉から引き抜かれ
る。足関節において切り込まれた後、ドラムスティック
肉は膝関節の方向に脚から削り取られる。機械的な自動
化された作業の間、ドラムスティック骨は本質的に水平
方向に向けられ、足関節近傍の2点でクランプされてい
る。
【0004】他の関連する公報はヨーロッパ特許公開第
0,594,934号明細書であり、その明細書には、
ももとドラムスティックからなる鳥の脚の機械的骨抜き
について記載されている。この骨抜きのために、脚はい
くつもの処理ステーションを通過して運搬され、脚の縦
方向は脚の運搬方向に対して本質的に直角をなしてい
る。装置中で、大腿骨は、膝関節においてドラムスティ
ック骨から分離され、移動中の脚のもも肉から鋤かれ
る。大腿骨は、股関節の位置でまだもも肉と連結したま
まである。いわゆる皮むき機を使用して、ドラムスティ
ック骨肉は足関節から肘関節へと剥ぎ取られる。それよ
りも前に、足関節、特にドラムスティック骨の足首の端
で厚い部分の回りが切り込まれる。
【0005】従来方法及び装置の欠点は、足関節回りで
施される腱の切り込みにより、得られるドラムスティッ
ク肉はあまり見映えが良くないことになるということで
ある。これは、膝関節から下方に足関節の回りまで延び
ているドラムスティック肉が、足関節に向かって延び、
一度切断されると、同業者間では好ましくない「フラワ
ー」効果として知られているように扇形に広がる、多数
の腱の中まで通っているからである。
【0006】従来方法及び装置の他の欠点は、足関節か
ら遠ざかる方向の力がすねの骨に働く際に、ドラムステ
ィックの足関節部位がドラムスティック骨(すねの骨)
から千切れる危険性があるということである。前記力
は、例えば、固定装置や懸架装置により足関節が保持さ
れているときにドラムスティック骨から肉が剥ぎ取られ
る際に発生する。前記危険性は、足関節の腱で施される
切り込みによってさらに増加し、この場合、開口部は下
脚部の骨の中にまで広がり、破砕が開始されることにな
る。
【0007】従来方法及び装置の他の欠点は、膝関節
が、得られる肉の中に残存し、手で取り除かなければな
らないということであり、コスト及び衛生上の観点から
好ましくないものである。
【0008】
【発明の概要】本発明の目的は、上述の問題点を除去す
ることであり、この目的のため、本発明は初めに、屠殺
獣、特に鳥の脚若しくはその一部の骨抜きを行う方法で
あって、〜従来技術から既に既知である処理工程と結合
された〜足関節近傍に於いて少なくとも一つの腱ヘの切
り込みを行い、その後脚若しくはその一部から肉を取り
外すもので、前記腱への切り込みが、脛骨の関節丘の部
位に於いて腱を通って為されることを特徴とする方法を
提供する。従来技術に於けるフラワー効果を生み出す腱
は脚のアキレス腱に集合している。したがって、アキレ
ス腱を切断することは、腱が相互に接続された状態のま
ま残り、フラワー効果が発生しないことを意味する。得
られる脚肉の大いに改善された態様はこのようにして達
成される。
【0009】脛骨の関節丘近傍での有効な腱の切り込み
は、脚若しくはその一部の前部分に対する腱の切り込み
である。このことにより生成される限定された分離によ
り、削り取られるべき肉の外観の見映えが良くなり、削
り取る際に、脚又は脚の一部が通常は懸架されている足
関節に働く力はそれほど大きくない。
【0010】好ましくは、少なくとも前記脚若しくはそ
の一部が、骨抜き作業が行われる前に足関節部分で懸架
され、次いで該脚若しくはその一部は、特に足関節の下
に於いて、前記懸架方向(the suspension)に対して横
方向にクランプされており、この後、腱の切り込みが行
われる。この処置は、意図する切り込み部位及び切り込
み深さを予め決定し、それゆえ、装置によって完全に自
動的に切り込みが施されることを確実にする。
【0011】屠殺獣、特に鳥の少なくとも脚若しくはそ
の一部の骨抜きを行う装置は、少なくとも該脚若しくは
その一部を足関節のところで保持する懸架手段と、該脚
若しくはその一部から肉を取り外す手段とを備えてい
る。本発明によれば、該装置は、前記懸架手段が、脛骨
の関節丘よりも小寸法の懸架開口部を備えており、該懸
架手段の懸架開口部の上で腱への切り込みを行うように
された切断手段が設けられていることを特徴とする。こ
のように、フラワー効果が避けられるような部位で腱が
切り込まれる。
【0012】好ましい実施形態では、前記懸架手段は、
一以上の切り欠き状の懸架開口部が設けられたプレート
であり、該切り欠きは、該プレートのエッジに対して直
角に延びており足関節上で脚若しくはその一部の脛の骨
を収容するように設計されている。機械の一部を形成す
る前記クランプ手段は、前記懸架手段に対して横方向に
脚若しくは下脚部をクランプするために、前記プレート
に対して少なくとも部分的に移動することができる一以
上のストッパを備えている。機械の一部を形成する前記
切断手段は、腱への切り込みを行うために、前記プレー
ト上で作動する。上述した装置は、特に回転式コンベア
タイプに役立つ。
【0013】好ましい実施形態では、前記クランプ手段
は、前記プレートの上で作動する。このことは、肉付き
の良い領域の外側に位置する脚の一部による固定を生じ
させるため、肉が損傷したり品質が低下する危険性が全
くない。
【0014】他の好ましい実施形態では、切断手段が前
記プレートの下で作動することにより、脚若しくはその
一部の前部分に切り込みが入れられる。
【0015】既に述べた本発明に係る方法及び装置を結
合して、又は全く別々に、本発明は、屠殺獣、特に鳥の
脚若しくはその一部を処理する装置であって、該装置
は、足関節の部分で少なくとも該脚若しくはその一部を
保持する為の懸架手段と、該脚若しくはその一部を処理
する為の手段とを備え、前記懸架手段は、好ましくは下
脚部に対して本質的に直角方向に前後移動可能であり、
下脚部の腱管と係合するようにされたラグと、反対の側
で下脚部を支持するようにされたストッパとを備えてお
り、これらラグ及びストッパが相互に機能し合うことを
特徴とする装置を提供する。このことは、脚から肉を剥
ぎ取ること及びそれに関連する作業の間、下脚部での足
関節から離れる方向の力は、足関節の部位に於いて固定
又は懸架する場合よりも、より一層緩和され、結果とし
て前記関節部位が千切れる危険性がかなり削減されるこ
とを意味する。さらに、突起の使用により、関係する骨
の固定の安定性が増すため、腱はより正確に位置決めさ
れ、結果としてより正確に切断され得る。
【0016】本発明に係る腱の切り込み及び本発明に係
る腱管(canalis tendinous)中の突起の使用を結合し
て、又は全く別々に、本発明は、脚の骨抜き作業前若し
くは作業中に、屠殺獣、特に鳥の脚から膝蓋骨を除去す
る方法及び装置であって、その方法が、脚の少なくとも
一部に接続している膝蓋骨が、ストッパ部材の開口部内
に押圧嵌入され、脚の残りの部分は該開口部を通ること
はできず、その後、該開口部から突出する膝蓋骨が除去
されることを特徴とするものを提供する。この方法を実
施するための装置は、膝蓋骨に接続している脚の少なく
とも一部を支持する為の支持部材と、足関節の高さのと
ころで脚を付勢するよう取り付けることのできるができ
膝蓋骨は通れるが脚の残りの部分は通ることができない
開口部を備えたストッパ部材と、該開口部から突出する
脚の膝蓋骨を切り離す膝蓋骨除去手段とを備える。該方
法及び装置は、脚の骨抜きより前又はその間に、膝蓋骨
を完全に機械的に取り除くことを可能とするため、もは
や得られた肉から手によって膝蓋骨を取り除く必要はな
い。
【0017】上述した本発明に係る装置の好ましい実施
形態では、前記ストッパ部材はプレートを備えており、
他方、切断部材が該プレートの膝蓋骨が突出する側に設
けられており、該切断手段は、前記プレート表面に沿っ
て移動することができ、該表面方向に作動して膝蓋骨を
脚から切り離す。
【0018】本発明に係る腱の切り込み及び本発明に係
る腱管(canalis tendinous)中の突起の使用を結合し
て、又は全く別々に、本発明は、屠殺獣、特に鳥の脚で
あって少なくとも上脚部及び下脚部を有する脚から膝蓋
骨を除去する方法及び装置であって、該方法が上脚部の
骨若しくは下脚部の骨がまず最初に脚から除去され、次
いで脚に残っている骨が、所定の部位の所定の位置に足
関節を挿入するために用いられ、その後膝蓋骨は、脚か
ら除去されることを特徴とするものを提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、鳥の脚4を足関節(ankl
e joint)6のところで吊るすための開口部が設けられ
た搬送体2を示している。以下に続く説明は鳥の脚に関
してなされるものであるが、上述したような他の動物の
脚に対しても同様の作業を行うことができる。搬送体2
は、プレート若しくは本質的にプレート形状の部材で形
成することができる。脛の骨を夫々収容する為の開口部
が1個以上プレート端部に沿って設けられているが、搬
送体を、例えばコンベヤラインを連続的に若しくは間欠
的に摺動するフックにより形成することも可能である。
前記脚に於いては、下脚部の骨(lower leg bone)若し
くはドラムスティック骨(drumstick bone)、上脚部の
骨若しくは大腿骨10、及び膝蓋骨12が概略的に示さ
れている。
【0020】図1では、脚4に対し2種の予備的な切断
作業が行われている。ここで人の左手14が脚4の下面
を保持しており、右手は16a、16bの状態からナイ
フ18を用いて切り込みを行う。第1の切り込みは、1
6aで示される右手の状態から、一点鎖線22に沿って
大腿骨10の股関節領域に達するまで矢符20方向に入
れられる。第2の切り込みは、16bで示される右手の
状態から一点鎖線26に沿って矢符24方向に膝関節を
通過して膝蓋骨12に達するまで入れられる。
【0021】図2は、一点鎖線26に沿って切断が行わ
れた後に、一点鎖線30に沿ってナイフ18を矢符28
方向に右手16cで移動させることにより、どのように
して大腿骨10が上脚部から取り外されるかについて示
す。
【0022】図1及び図2を参照して説明した作業は、
本発明にとって本質的なものではなく、望ましい場合に
は、肉を上脚部及び下脚部から除去するために適当な方
法若しくは装置を使用してこれらの作業を省略すること
も可能である。この場合には、例えばオランダ特許公開
第9301238号明細書等で説明されるように、膝関
節はそのままの状態とされる。
【0023】図1及び図2に於いては、単に判りやすく
するために手で行う作業を示したが、これらの作業の幾
つか若しくは全てを、前述の米国特許第5,176,5
62号明細書及びヨーロッパ特許公開第0,594,9
34号明細書で説明されるように、機械を用いて行うこ
とも可能である。
【0024】以下で説明する工程に於いては、脚全体に
代えてドラムスティック等の脚の一部分から作業を始め
ることも可能である。
【0025】図3に示されるように脚4に対する骨抜き
工程に於いては、足関節6はストッパ34及び36によ
って搬送体2上で横方向に(in the traverse directio
n)クランプされている。ストッパ34及び36は、搬
送体2に対し矢符32a及び32bの方向に移動するこ
とが可能である。次に、フラワー効果(flower effec
t)を防止するために、ナイフ38の切断側(刃)が矢
符40方向に足関節6に挿入され、脛骨43の関節丘4
2の位置に於いて脚4の背部でアキレス腱が切断され
る。脚若しくはその一部の前部分に入れられる関節丘近
傍への切り込みは、すべて37で示される地点に於いて
行われる。
【0026】図4は、図3で示されるアキレス腱への切
り込みが行われた後に、どのようにして下脚部の骨8か
ら肉が削ぎとられるのかを示す。肉の削ぎ取りを行うた
めに、脚肉の削ぎとりを行う技術に於いては通常見られ
るように、前部分エッジ44a及び46aに開口部44
b及び46bが夫々設けられた一対の削ぎ取りプレート
44及び46の一部が重ね合わされ、削ぎ取り用開口部
が形成されている。削ぎ取りプレート44及び46は、
夫々固設されたアーム48及び50によって互いに近づ
いたり離れたりさせることができる。アームの移動は、
例えば湾曲通路制御装置(curved path control)によ
って行われる。図4に示す相互状態にある削ぎ取りプレ
ート44及び46は、搬送体2の直下の位置から矢符5
2方向に図5に示す終点位置まで移動される。
【0027】図4の削ぎ取りプレート44及び46が搬
送体2直下の初期位置を離れ下脚部の骨の腱管53(ca
nalis tendineus)を通過するとすぐに、一方の側から
矢符54方向にラグ56が腱管53に取り付けられ、他
方反対方向にストッパ56aが詳細には示さない態様で
骨を付勢する状態で取り付けられるので、骨が安定し、
削ぎ取りプレート44及び46によって発生する、骨8
に懸かる削ぎ取り力が吸収されるので、骨8は足関節6
近傍から外れ落ちない。
【0028】削ぎ取りプレート44及び46が図5で示
される終点位置に達すると、前記プレーと及びラグ56
は脚から取り外される。
【0029】図6は、膝蓋骨12が脚肉内に入ってしま
って後に手で除去しなければならないことを防止するた
めに、脚から膝蓋骨12を除去する作業を示す。下脚部
の骨8は、1個以上のストッパ、この場合、2個のスト
ッパ58及び60により固定されている。これらのスト
ッパは、アーム62及び64に夫々装着されており、こ
れらのアームは、ストッパ58及び60を骨8に対して
移動させる。前側70に於いて開口部72が設けられた
プレート68は、可動アーム74によって矢符66方向
に膝関節に対し押圧されており、この場合、膝蓋骨12
は開口部72を通ることができるが、骨8の膝関節部は
該開口部72を通ることはできない。プレート68は、
下脚部の骨8をやや上方に押し上げて、搬送体2の開口
部に挿入する。その結果、長さの異なる骨に付いて長さ
補償(length differencecompensation)を行うことが
できる。垂れ下がる肉は、図示されない追加的な手段に
より、こちらの側に押される。従って膝蓋骨12は、究
極的にはプレート68から下方に突出する。次にアーム
76上を矢符78方向に移動することができるナイフ8
0が、切断側をプレート68の表面に沿わせた状態で移
動され、工程中に膝蓋骨12を脚から切り離す。プレー
ト68及びナイフ80が除去された後、骨8の底部から
垂れ下がる肉を手若しくは機械によって取り外すことが
できる。
【0030】図1に示すような横方向への切断(traver
se cut)を行なわず、また肉が脚全体から削ぎとられる
まで大腿骨を除去しないようにすることも可能である。
そしてこの場合に於いても図6で示される状態が究極的
に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】多数の骨抜きの為の予備工程を示し、搬送体か
ら吊るされた状態の鳥の脚の側面図である。
【図2】骨抜き作業の後続段階を示す側面図である。
【図3】骨抜き作業の後続段階を示す図である。
【図4】骨抜き作業の後続段階を示す図である。
【図5】骨抜き作業の後続段階を示す図である。
【図6】骨抜き作業の後続段階を示す図である。
【符号の説明】
2 搬送体 4 脚 6 足関節(ankle joint) 8 骨 10 大腿骨 12 膝蓋骨
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596114820 Handelstraat 3, 5831 AV BOXMEER, The Net herlands (72)発明者 アドリアナス ヨセフス ファン デン ニウェラール オランダ 5421 イクスヘー ヘメルト デン フーク 33

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屠殺獣、特に鳥の脚若しくはその一部の
    骨抜きを行う方法であって、足関節近傍に於いて少なく
    とも一つの腱ヘの切り込みを行い、その後脚若しくはそ
    の一部から肉を取り外す工程を備えており、前記腱への
    切り込みは、脛骨の関節丘の部位に於いて腱を通って為
    されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記脚若しくはその一部は、骨抜き作業
    が行われる前に足関節部分で懸架され、次いで該脚若し
    くはその一部は、特に足関節の下に於いて、前記懸架方
    向(the suspension)に対して横方向にクランプされて
    おり、この後、腱の切り込みが行われることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記腱への切り込みは、アキレス腱につ
    いて為されることを特徴とする請求項1若しくは2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 脚若しくはその一部の前部分に対し腱の
    切り込みが行われることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 屠殺獣、特に鳥の少なくとも脚若しくは
    その一部の骨抜きを行う装置であって、該装置は、少な
    くとも該脚若しくはその一部を足関節のところで保持す
    る懸架手段と、該脚若しくはその一部から肉を取り外す
    手段とを有しており、前記懸架手段は、脛骨の関節丘よ
    りも小寸法の懸架開口部を備えており、該懸架手段の懸
    架開口部の上で腱への切り込みを行うようにされた切断
    手段が設けられていることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 前記懸架手段に対して横方向に脚若しく
    はその一部をクランプするクランプ手段を備えたことを
    特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記懸架手段は、一以上の切り欠き状の
    懸架開口部が設けられたプレートであり、該切り欠き
    は、該プレートのエッジに対して直角に延びており足関
    節上で脚若しくはその一部の脛の骨を収容するように設
    計されており、前記クランプ手段は、前記プレートに対
    して少なくとも部分的に移動することができる一以上の
    ストッパを備えており、前記切断手段は、前記プレート
    上で作動することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記クランプ手段は、前記プレートの上
    で作動することを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 切断手段が前記プレートの下で作動する
    ことにより、脚若しくはその一部の前部分に切り込みが
    入れられることを特徴とする請求項7若しくは8に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 屠殺獣、特に鳥の脚若しくはその一部
    を処理する装置であって、該装置は、足関節の部分で少
    なくとも該脚若しくはその一部を保持する為の懸架手段
    と、該脚若しくはその一部を処理する為の手段とを備
    え、前記懸架手段は、下脚部の腱管と係合するようにさ
    れたラグと、反対の側で下脚部を支持するようにされた
    ストッパとを備えており、これらラグ及びストッパは相
    互に機能し合うことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記ラグは、本質的に下脚部に対して
    本質的に直角方向に前後移動できることを特徴とする請
    求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 脚の骨抜き作業前若しくは作業中に、
    屠殺獣、特に鳥の脚から膝蓋骨を除去する方法であっ
    て、脚の少なくとも一部に接続している膝蓋骨が、スト
    ッパ部材の開口部内に押圧嵌入され、脚の残りの部分は
    該開口部を通ることはできず、その後、該開口部から突
    出する膝蓋骨が除去されることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 脚の骨抜き作業前若しくは作業中に屠
    殺獣、特に鳥の脚から膝蓋骨を除去する装置であって、
    該装置は、膝蓋骨に接続している脚の少なくとも一部を
    支持する為の支持部材と、足関節の高さのところで脚を
    付勢するよう取り付けることのできるができ膝蓋骨は通
    れるが脚の残りの部分は通ることができない開口部を備
    えたストッパ部材と、該開口部から突出する脚の膝蓋骨
    を切り離す膝蓋骨除去手段とを備えたことを特徴とする
    装置。
  14. 【請求項14】 前記ストッパ部材はプレートを備えて
    おり、他方、切断部材が該プレートの膝蓋骨が突出する
    側に設けられており、該切断手段は、前記プレート表面
    に沿って移動することができ、該表面方向に作動して膝
    蓋骨を脚から切り離すことを特徴とする請求項13に記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 屠殺獣、特に鳥の脚であって少なくと
    も上脚部及び下脚部を有する脚から膝蓋骨を除去する方
    法であって、上脚部の骨若しくは下脚部の骨がまず最初
    に脚から除去され、次いで脚に残っている骨が、所定の
    部位の所定の位置に足関節を挿入するために用いられ、
    その後膝蓋骨は、脚から除去されることを特徴とする方
    法。
  16. 【請求項16】 屠殺獣、特に鳥の脚であって少なくと
    も上脚部及び下脚部を有する脚から膝蓋骨を除去する装
    置であって、該装置は、脚から上脚部の骨若しくは下脚
    部の骨を除去する手段を有し、脚に残ったほうの骨を位
    置決めする手段と、脚から膝蓋骨を分離する手段とを備
    えていることを特徴とする装置。
JP8246587A 1995-09-18 1996-09-18 脚の骨抜き方法及び装置 Pending JPH09163920A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1001226 1995-09-18
NL1001226A NL1001226C2 (nl) 1995-09-18 1995-09-18 Werkwijze en inrichting voor het ontbenen van een poot.

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