JPH09152925A - メニューシステム - Google Patents

メニューシステム

Info

Publication number
JPH09152925A
JPH09152925A JP7311025A JP31102595A JPH09152925A JP H09152925 A JPH09152925 A JP H09152925A JP 7311025 A JP7311025 A JP 7311025A JP 31102595 A JP31102595 A JP 31102595A JP H09152925 A JPH09152925 A JP H09152925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
execution
menu
work
executed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7311025A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Kudo
司 工藤
Takamichi Akima
孝道 秋間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7311025A priority Critical patent/JPH09152925A/ja
Publication of JPH09152925A publication Critical patent/JPH09152925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 当日に実行すべき業務のみをメニュー画面に
表示し、メニュー画面から実行を指示されたプログラム
を起動するメニューシステムを提供する。また、実行抜
け業務を判別し、実行されるまでメニュー画面に表示し
続けるメニューシステムを提供する。また、より柔軟性
のあるメニューシステムを提供する。 【解決手段】 実行制御手段2は、当日実行すべき業務
を実行業務ファイル7を参照し決定し、該当業務の業務
メニューを業務メニューファイル4からそれぞれ読み出
し、実行時刻ファイル9から該当業務の前回実行された
時刻をそれぞれ読み出し、メニュー画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メニューによっ
てプログラムを選択、起動するオンラインシステムに係
り、特に定められた順序でアプリケーションプログラム
を実行するメニュー選択システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平05−73290に、対話型シス
テムのプログラム制御方式が開示されている。この従来
例では、対話型システムのプログラムを、画面のデータ
操作部とデータベース操作部とプログラム遷移制御部に
分割している。また、次画面、分岐、再実行、というあ
らかじめ設定された実行順序あるいは、条件によって選
択された実行順序で実行される。
【0003】また、次に他の従来例を示す。対話型で実
行するプログラムは一般にメニュー形式で登録し、必要
に応じて任意のプログラムを選択、起動するという方式
をとっている。特に、業務として複数のプログラムを順
次、実行する場合にはあらかじめ、メニューにプログラ
ムを実行順に登録しておき、順次、プログラムを実行す
るという方式をとっている。図33にこの様な業務の例
として、給与支給業務を示す。給与支給業務では、ま
ず、昇給、あるいは扶養の変更などの基本データの変更
を入力し(ステップS11)、修正リストを出力して
(ステップS12)チェックを行ない(ステップS1
3)、誤りがある場合(NOの場合)には修正のため再
度入力を行なう。次に、残業時間等の該当月のみの支
給、あるいは控除のデータを入力し(ステップS1
4)、入力リストを出力して(ステップS15)チェッ
クを行い(ステップS16)、誤りがある場合(NOの
場合)には修正のため再度入力を行なう。以上のデータ
の修正が全て終わった後で、個人毎の給与計算(ステッ
プS17)、全体、部門、費目単位等の集計処理、帳票
出力等を行なう(ステップS18)。図34はこの様な
業務を実現するためのブロック図を示す。図中1はメニ
ューの表示、および入力を行なうディスプレイ、2はメ
ニューの実行制御およびプログラムの起動を行なう実行
制御手段、3は起動されるプログラムを格納するプログ
ラムファイル、4は業務毎に起動するプログラムとその
起動順序の情報を格納する業務メニューファイル、5は
業務メニューファイルのデータを設定する業務メニュー
ファイル設定手段、6は現在選択されている業務および
次に起動するプログラムの起動順序の情報を格納する実
行状態記憶部である。図35にメニュー画面の例を示
す。図中21はメニュー画面に示される業務名、22〜
26は各々、対応する業務毎に起動順序が1〜5のプロ
グラムを示す。次ぎにメニューの動作について、業務と
して月次(給与支給)を選択する場合について説明す
る。最初、ディスプレイに業務名が一覧表示されてい
る。月次(給与支給)業務を選択すると、給与支給業務
で起動対象となるプログラムがディスプレイ22〜25
の覧に一覧表示され、起動順序1のプログラム(基本デ
ータ変更)が次の起動対象であることが示される。該当
プログラムを起動し、プログラムを終了すると、再びプ
ログラムが一覧表示され、起動順序2のプログラム(修
正リスト出力)が次の起動対象であることが示される。
それと同時に確認用のウィンドウ28が表示され、次の
実行プログラムの選択肢として次の選択要求が行われ
る。 (a)次のプログラムを実行(はい(Y)を選択す
る)。 (b)他の業務を選択する。 (c)処理を中断(いいえ(N)を選択する)。 (a)、(b)、(c)のいずれかを選択すると次のプ
ログラムの起動あるいは、処理の中断が行われる。以
下、同様にして順次、起動順序3,4のプログラムが起
動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平05−7329
0に開示された従来例では、プログラムの実行順序があ
らかじめ設定された順序で決められており、実行途中に
他のプログラムを実行することができなかった。そのた
め、対話型システムの柔軟な運用ができないという課題
があった。
【0005】また、後述の従来例において、実際の業務
にあたっては、例えば実行時期によって実行するプログ
ラムが異なる場合がある。例えば、給与支給業務では1
2月には年末調整があり、年末調整用のデータ入力、リ
スト出力などを行なう必要があるが、他の月には必要は
ない。この場合、メニューには、12月用と他の月用と
いうように、類似の業務を複数登録する必要があり、業
務の選択が繁雑になるという課題があった。同じく、例
えば毎週、あるいは毎月のように定期的に実行する業務
では、該当日あるいは該当月の業務の実施が確認しにく
く、業務の実行抜けが発生しやすいという課題があっ
た。また、実際の業務にあたっては、一連のプログラム
の実行中に一時的に他のプログラムを実行する必要があ
る。例えば、基本データの修正リストで扶養の変更が疑
わしい場合には、家族構成等の人事データを照会するプ
ログラムを実行する必要が発生する。この場合には、現
在選択されている業務の実行を中断する必要があり、中
断された業務は、再実行の際始めからやり直す必要があ
るという課題があった。さらに、上記の様に1つのプロ
グラムの完了の段階で、例外的な処理が必要となった場
合に、どのプログラムを実行するかがわかりにくいとい
う課題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、当日あるいは当日のある時間帯
に実行すべき業務のみをメニュー画面に表示し、メニュ
ー画面から実行を指示された業務に対応するプログラム
を起動するメニューシステムを提供することを目的とす
る。また、実行抜け業務をメニュー画面から判断し易い
メニューシステムを提供することを目的とする。また、
自動的に実行抜け業務を判別し、実行されるまでメニュ
ー画面に表示し続けるメニューシステムを提供すること
を目的とする。また、実行が中断された業務を際実行す
る際、中断後の次に実行すべきプログラムから再実行す
るメニューシステムを提供することを目的とする。さら
に、より柔軟性のあるメニューシステムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメニュー
システムは、表示装置に表示されたメニュー画面から実
行する業務を選択しプログラムファイルに記憶されたプ
ログラムを起動するメニューシステムであり、以下の要
素を有することを特徴とする。 (a)業務名と業務名に対応するプログラム名とからな
る業務メニューを記憶する業務メニュー記憶手段、
(b)上記業務メニュー記憶手段により記憶された業務
メニューの中の業務を実行するタイミングを記憶する実
行業務記憶手段、(c)上記実行業務記憶手段により記
憶されたタイミングにより実行する業務を選択し、選択
されたそれぞれの業務に対し上記業務メニュー記憶手段
により記憶されたそれぞれの業務メニューをメニュー画
面として表示装置に表示し、上記メニュー画面から実行
を指示された業務に対応するプログラムを起動する実行
制御手段。
【0008】この発明に係るメニューシステムは、表示
装置に表示されたメニュー画面から実行する業務を選択
しプログラムファイルに記憶されたプログラムを起動す
るメニューシステムであり、以下の要素を有することを
特徴とする。 (a)業務名と業務名に対応するプログラム名とからな
る業務メニューを記憶する業務メニュー記憶手段、
(b)上記業務が実行された時刻を記憶する実行時刻記
憶部、(c)上記業務メニュー記憶手段により記憶され
た業務メニューと、業務毎に上記実行時刻記憶部に記憶
された時刻とを上記メニュー画面に表示し、上記メニュ
ー画面から実行を指示された業務に対応するプログラム
を起動する実行制御手段。
【0009】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行業務記憶手段は、業務を実行するタイミン
グを、日で指定することを特徴とする。
【0010】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行業務記憶手段は、業務を実行するタイミン
グを、時刻で指定することを特徴とする。
【0011】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行業務記憶手段は、業務を実行するタイミン
グを、週の任意の時期で指定することを特徴とする。
【0012】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行業務記憶手段は、業務を実行するタイミン
グを、月の任意の時期で指定することを特徴とする。
【0013】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行業務記憶手段は、業務を実行するタイミン
グを、年の任意の時期で指定することを特徴とする。
【0014】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行業務記憶手段は、さらに、業務を実行でき
ないタイミングを記憶し、上記実行制御手段は上記実行
業務記憶手段により記憶された業務を実行できないタイ
ミングから実行不可を判定することを特徴とする。
【0015】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、業務を実行できる条件を記憶する条件記憶手段を備
え、上記実行制御手段は、さらに、上記条件記憶手段に
より記憶された業務実行条件から該当業務の実行可否を
判定することを特徴とする。
【0016】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、現在選択中の業務と起動中のプログラムの情報を記
憶する実行状態記憶部を備え、上記業務メニュー記憶手
段は、さらに、業務毎に複数のプログラム名を、起動す
る順序で記憶し、上記実行制御手段は、さらに、現在選
択中の業務と起動中のプログラムの情報を上記実行状態
記憶部に記憶し、プログラムの実行終了後に、次に起動
するプログラムを選択中の業務に属するプログラムの中
から選択させ起動することを特徴とする。
【0017】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、現在選択中の業務と起動中のプログラムの情報を記
憶する実行状態記憶部を備え、上記業務メニュー記憶手
段は、さらに、業務毎に複数のプログラム名を、起動す
る順序で記憶し、上記実行制御手段は、さらに、現在選
択中の業務と起動中のプログラムの情報を上記実行状態
記憶部に記憶し、プログラムの実行完了後に、次に起動
するプログラムを選択中の業務に属するプログラムの中
から選択させ起動し、上記業務メニュー記憶手段により
記憶された業務メニューと、プログラム毎に上記実行時
刻記憶部に記憶された時刻とを上記メニュー画面に表示
し、プログラムの実行完了後に上記実行状態記憶部に記
憶された起動中のプログラムの情報が上記業務メニュー
記憶手段により記憶された現在選択中の業務の最後に実
行されるプログラムか否か判定し、最後に実行されるプ
ログラムであると判定された場合、該当プログラムの実
行完了時刻を上記実行時刻記憶部の該当業務とプログラ
ムの実行完了時刻として記憶することを特徴とする。
【0018】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、業務を実行するタイミングを記憶する実行業務記憶
手段を備え、上記実行制御手段は、さらに、上記実行時
刻記憶部に記憶された該当業務の実行時刻から実行すべ
きタイミングに実行されていない業務を判定し、未実行
であると判定された業務を上記メニュー画面に表示し続
けることを特徴とする。
【0019】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、独立して実行される任意プログラムを記憶する任意
プログラム記憶部を備え、上記実行制御手段は、さら
に、上記任意プログラムを上記メニュー画面に表示し、
上記メニュー画面より指定された任意プログラムを起動
し、起動した任意プログラムが終了した時点で上記任意
プログラムを表示した上記メニュー画面を表示すること
を特徴とする。
【0020】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行状態記憶部は、第1と第2の実行状態記憶
部を備え、上記実行制御手段は、さらに、メニュー画面
から他の業務が選択された場合、現在選択中の業務を中
断し、中断された業務とプログラムの情報を上記第1の
実行状態記憶部に記憶し、選択された他の業務のプログ
ラムを起動し、選択された他の業務とプログラムの情報
を上記第2の実行状態記憶部に記憶し、選択された他の
業務が終了した時点で他の業務を選択する前のメニュー
画面を上記第1の実行状態記憶部に記憶された中断され
た業務とプログラムの情報に基づいて表示することを特
徴とする。
【0021】この発明に係るメニューシステムにおい
て、上記実行制御手段は、さらに、上記メニュー画面に
表示された業務メニューのプログラムの起動順序を変更
し、変更された起動順序を保存することを特徴とする。
【0022】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、プログラム毎にメッセージとメッセージを出力する
時期を指示する時期情報とを格納するメッセージ記憶部
を備え、上記実行制御手段は、さらに、上記メッセージ
記憶部の時期情報により指示された時点で、メッセージ
を出力することを特徴とする。
【0023】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、プログラムが異常終了したとき実行する対応プログ
ラムを記憶する対応プログラム記憶部を備え、上記実行
制御手段は、さらに、メニュー画面に対応プログラムを
表示し、メニュー画面から指示された対応プログラムを
起動することを特徴とする。
【0024】この発明に係るメニューシステムは、さら
に、実行済みプログラムの履歴情報を格納する履歴記憶
部を備え、上記実行制御手段は、さらに、上記履歴記憶
部に記憶された実行済みプログラムの履歴をメニュー画
面に出力し、メニュー画面より指示された上記実行済み
プログラムを起動し、上記実行済みプログラムが実行終
了後、上記実行済みプログラムの履歴を表示した上記メ
ニュー画面を表示することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この実施の形態では、業務毎に実行する
プログラムの順序を業務メニューとして登録し、業務を
実行するタイミングを記憶した実行業務ファイルから当
日実行すべき業務メニューのみをメニュー画面に表示す
るメニューシステムについて述べる。
【0026】図1は、この実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。1はディスプレイであ
る。2は実行制御手段である。3はプログラムを記憶し
たプログラムファイルである。15は業務メニュー記憶
手段である。業務メニュー記憶手段15は、業務メニュ
ーファイル4と業務メニューファイル設定手段5からな
る。業務メニューファイル設定手段5により、業務メニ
ューファイル4に、業務名と業務名に対応するプログラ
ム名とからなる業務メニューを記憶する。6は、現在選
択中の業務と起動中のプログラムの情報を記憶する実行
状態記憶部である。実行状態記憶部6は、現在選択中の
業務名と、実行中のプログラムが何番目の起動順序番号
のプログラムかを示す番号を記憶する。16は実行業務
記憶手段である。実行業務記憶手段16は、実行業務フ
ァイル7と実行業務ファイル設定手段8からなる。実行
業務ファイル設定手段8により、実行業務ファイル7に
業務を実行するタイミングを記憶する。実行制御手段2
は、システムのカレンダーの日付を参照し、その日付に
実行すべき業務を実行業務ファイル7から選択し、選択
したそれぞれの業務の業務メニューを業務メニューファ
イル4から読み出し、ディスプレイ1にメニュー画面と
して表示する。また、実行制御手段2は、メニュー画面
に表示された業務から実行すべき業務およびプログラム
がオペレータにより選択されると、該当プログラムを起
動する。さらに、実行制御手段2は、現在選択中の業務
と起動中のプログラムの情報を、実行状態記憶部6に記
憶し、現在実行中のプログラムの実行終了後に、次に起
動するプログラムを選択中の業務に属するプログラムの
中からオペレータに選択させ、選択された業務を起動す
る。
【0027】図2に、業務メニューファイルに記憶され
ている業務メニューの例を示す。81は、業務メニュー
ファイル4の業務覧である。82〜85は、該当業務に
属するプログラムの起動順序である。即ち、82は業務
メニューファイルの起動順序1のプログラム覧である。
例えば、業務として給与支給を例に取ると、給与支給業
務は基本データ変更、修正リスト出力、当月支給・控除
入力、入力リスト出力の各プログラムを順次実行する。
図3は、実行業務ファイル7に記憶された各業務を実行
するタイミングの例である。31は業務を実行するタイ
ミングを示すタイミング覧である。32〜35はそれぞ
れのタイミングに実行する実行対象業務覧である。36
は実行対象業務覧32〜35に記憶された業務を、タイ
ミング覧31のタイミングで実行するか否かを指定する
実行可否フラグである。
【0028】タイミング覧31は、図3に示すように7
月25日というように日付で指定することもできる。あ
るいは、月曜日、火曜日、のように曜日で指定すること
もできる。また、週の初め、あるいは週末という指定も
可能である。さらに、月末、あるいは月初め、あるいは
月半ば、というように月の任意の時期で指定することも
できる。また、年の初め、あるいは年末というように年
の任意の時期で指定することもできる。また、何月何日
の何時からというように時間で指定してもよい。曜日で
指定した場合、あるは週、月、年の任意の時期で指定し
た場合、実行制御手段2はシステムのカレンダーを参照
し、何月何日に実行するか変換する。また、実行制御手
段2は設定された日付とカレンダーを比較し、設定当日
が休日あるいは祭日の場合は自動的に繰り上げて表示す
る。タイミング覧の記述が週、月、年の任意の時期で指
定されている場合や、休日又は祭日の場合に実行する日
を繰り上げるために、例えば、1カ月間の業務の実行予
定日を月、日の単位まで展開した中間ファイルを作成し
ておく。実行可否フラグ36は、該当するタイミングに
指示されている業務を、実行するか否か示すものであ
る。例えば、月末に業務1は実行しないことになる。例
えば、7月31日が火曜日であるとすると、業務1と業
務2を実行業務として選択する。しかし、7月31日
は、月末であることから業務1は、実行不可となり、業
務2を7月31日の実行予定業務の1つとして選ぶこと
になる。
【0029】図4は、メニュー画面の例である。21
は、メニュー画面の業務覧である。22は、業務に対す
る起動順序が1番目のプログラム名を示す起動順序1の
プログラム覧である。23〜26は、それぞれ起動順序
が2番目から5番目のプログラム名を示すプログラム覧
である。27は、後述する実施の形態で用いる領域であ
る。28は、確認用のウィンドウである。当日の業務は
日時業務として土地、家屋、償却がある。また、月次
(償却)業務がある。土地業務は、土地照会異動、種類
別明細書の順にプログラムを実行する。例えば、4行目
の業務、すなわち処理番号4番の月次(償却)を実行業
務として選択すると、その起動順序1のプログラム覧2
2に示された償却資産照会異動のフィールドが黄色(図
中、斜線で示す)となり、確認の選択要求が表示された
確認用のウィンドウ28が表示される。確認用のウィン
ドウ28には、「次の処理を実行しますか?」という問
いが表示される。その下に「はい(Y)」、「いいえ
(N)」、次の処理を示すプログラムの起動順序番号
(この場合”1”)と「再実行(R)」が表示される。
「はい(Y)」、「いいえ(N)」、「再実行(R)」
のいずれかを選ぶとその処理が実行される。
【0030】図5は、実行制御手段2の処理の流れを示
す図である。ステップS21において、ディスプレイ1
の電源を入れる。ステップS23において、実行制御手
段2はシステムのカレンダの日付を参照する。ステップ
S25において、カレンダの日付により実行業務ファイ
ル7から当日実行予定の業務を選択する。実行制御手段
2は、実行業務ファイル7のタイミング覧31から当日
と同じ日付の業務あるいは、週、月、年の時期の指定を
日に直し、当日行うべき業務を選択する。次に、実行可
否フラグ36を参照し、当日実行不可の業務を先に選ん
だ当時実行すべき業務の中から除く。ステップS27に
おいて、実行制御手段2は、当日実行予定の業務を業務
メニューファイル4から選び、メニュー画面に表示す
る。この時、実行業務ファイル7に例えば時間の指定が
ある場合、該当時間になったらメニュー画面に追加して
表示させることもできる。また、この例では、実行業務
ファイル7の実行可否フラグ36で実行不可とされた業
務は表示しないとした。しかし、実行不可の業務を表示
し、実行不可であるとのメッセージをともに表示するこ
ともできる。
【0031】また、業務に対応するプログラムを複数で
はなく、1つとしてもよい。図6に、業務対プログラム
が1対1の場合の業務メニューファイル4のデータ例を
示す。例えば、給与支給業務に対し給与支給プログラム
1つが対応し、土地業務に対し土地プログラム1つが対
応する。この場合、現在選択中の業務と起動中のプログ
ラムは1対1に対応するため、現在選択中の業務と起動
中のプログラムの情報を記憶する実行状態記憶部6はな
くともよい。図7に図1から実行状態記憶部6を省いた
ブロック図を示す。図8に業務とプログラムが1対1に
対応する場合のメニュー画面の例を示す。
【0032】以上のようにこの実施の形態におけるメニ
ューシステムは、業務毎に起動するプログラムと、その
起動順序を格納する手段を備え、さらに、業務を実行す
るタイミングを格納する手段を備えることによりメニュ
ー画面に当日実行する業務メニューのみを表示する。こ
れにより、メニュー画面を表示したとき、当日実行すべ
き業務の業務メニューだけが表示される。そのため、業
務の実行管理が容易となるとともに、業務の実行漏れの
発生の防止が容易となる。また、日時により、実行して
はいけない業務を実行しないようにすることができる。
【0033】実施の形態2.この実施の形態では、プロ
グラムの実行終了時刻を記憶し、メニュー画面に当日実
行すべき業務メニューとプログラムの実行終了時刻を表
示するメニューシステムについて述べる。メニュー画面
に表示されるプログラムの実行終了時刻は、まだ実行さ
れていないプログラムでは、前回のプログラムが実行さ
れたときの終了時刻である。また、実行を選択された業
務のプログラムについては、当日の実行終了時刻であ
る。
【0034】図9はこの実施の形態におけるブロック図
である。図9は図1に実行時刻ファイル9が加わったも
のである。実行時刻ファイル9は業務あるいはプログラ
ムが実行され、終了した時刻を記憶する。実行制御手段
2は、上記実施の形態における実行制御手段2と同様
に、実行業務記憶手段16により記憶されたタイミング
から当日実行する業務を選択し、選択されたそれぞれの
業務に対し業務メニュー記憶手段15により記憶された
それぞれの業務メニューを、メニュー画面として表示す
る。さらに実行制御手段2は、メニュー画面を表示する
際に業務メニューとともに実行時刻ファイル9に記憶さ
れたプログラムの実行された時刻を表示する。次に実行
制御手段2は、メニュー画面から次に実行することを指
示されたプログラムを起動する。
【0035】図10は、実行時刻ファイル9のデータの
構成を示す図である。業務を構成するプログラムが複数
ある場合について述べる。41は実行対象に選ばれた業
務名を示す実行業務覧である。42は実行されたプログ
ラム名を示す実行プログラム覧である。43は該当業務
の該当プログラムが実行され、終了した時刻を記憶する
実行時刻覧である。図において、例えば業務1がプログ
ラム11とプログラム12からなる場合、業務1のプロ
グラム11の実行時刻を記憶し、業務1のプログラム1
2の実行時刻をそれぞれ記憶する。また、業務1の実行
終了時刻は、実行業務覧41に業務1、実行プログラム
覧42に空白、実行時刻覧43にプログラム12の実行
終了時刻を記憶する。業務メニューファイル4に記憶さ
れるデータの形式は、図2と同様である。実行業務ファ
イル7に記憶されるデータの形式は、図3と同様であ
る。メニュー画面の形式は、図4と同様である。
【0036】図11は、メニュー画面に表示される業務
メニューの概略を示す。メニュー画面の業務覧21、起
動順序1のプログラム覧22、起動順序2のプログラム
覧23、...起動順序4のプログラム覧25からな
る。図に表示された業務は、給与支給、人事情報集計、
業務2である。業務を実行する年、月、日は、1995
年9月10日である。図に示すように、給与支給の業務
は当日実行終了し、終了した実行時刻がメニュー画面の
各プログラム名の下に表示されている。例えば、給与支
給業務の1番目に起動するプログラム、基本データ変更
は、1995年9月10日9時35分に終了している。
また、給与支給を構成するプログラムの最後に実行され
るプログラム、入力リスト出力は、1995年9月10
日11時に実行終了している。このため、給与支給業務
の終了は、最後のプログラムの終了時刻であるので、給
与支給業務の終了時刻は、入力リスト出力プログラムの
終了時刻と同じ1995年9月10日11時となる。
【0037】図11において、人事情報集計業務のワー
ク表作成プログラムが斜線で囲まれている。これは、ワ
ーク表作成プログラムが、現在実行中の表示として黄色
となっていることを示す。また、人事情報集計業務を選
択すると、業務とプログラムの前回実行した終了時刻の
覧が、全てゼロクリアされる。そして、プログラムが実
行終了される毎にそのプログラムの実行終了時刻がメニ
ュー画面に表示される。この場合、基本データ抽出のプ
ログラムが既に実行され、その終了時刻1995年9月
10日13時05分が表示されている。まだ、実行され
ていない集計結果出力プログラムの実行終了時刻は未表
示であり、したがって人事情報集計業務の実行終了時刻
は、表示されていない。業務2については、前回の実行
終了時刻が業務およびプログラムそれぞれについて表示
されている。当日実行すべき業務がメニュー画面に表示
され、またその業務の前回の実行時刻が表示されるた
め、どの業務をいつ実行したか一目で判り、業務の実行
漏れを防ぐことができる。また、実行中の業務について
は、業務が完全に終了しない限り業務覧に実行終了時刻
が表示されないので、一目で実行途中であることが判
り、業務の進捗状況を管理しやすくなる。
【0038】図12は、メニュー画面を初めに出すとき
の実行制御手段2の処理の流れをあらわす図である。ス
テップS21〜ステップS23は、上記実施の形態の図
5と同様である。ステップS30において、当日実行予
定の業務を選択する。ステップS31において、当日実
行予定の業務を業務メニューファイルから選ぶ。ステッ
プS33において、該当業務と該当プログラムの前回の
実行終了時刻を実行時刻ファイルから読み出す。ステッ
プS35において、業務メニューと実行終了時刻をメニ
ュー画面に表示する。
【0039】図13は、メニュー画面から業務が選択さ
れた後の、実行制御手段2の処理の流れを表す図であ
る。ステップS41において、メニュー画面を表示す
る。ステップS43において、メニュー画面から業務を
オペレータが選択する。ステップS45において、実行
制御手段2はメニュー画面と実行時刻ファイル9の該当
業務とプログラムの実行時刻をクリアする。これはメニ
ュー画面からオペレータにより選択された業務につい
て、メニュー画面に表示されていた業務とプログラムの
前回の実行終了時刻を、全てクリアすることである。ま
た、実行時刻ファイルの選ばれた業務とプログラムの実
行時刻をクリアすることである。
【0040】ステップS47において、メニュー画面の
実行中のプログラム名の表示領域を黄色にする。ステッ
プS49において、該当プログラムの実行が終了すると
終了時刻をメニュー画面と実行時刻ファイルに出力す
る。ステップS51において、終了したプログラムが該
当業務の最後のプログラムか否か判定する。終了したプ
ログラムが該当業務の最後のプログラムか否かは、業務
メニューファイル4の各業務における最後のプログラム
名と同じかどうかで判定する。ステップS51におい
て、NO即ち、最後のプログラムではないと、判定され
れば、ステップS53において、オペレータはメニュー
画面から次のプログラムを起動する。そしてステップS
47へ戻り、ステップS47からステップS51を最後
のプログラムとなるまで繰り返す。ステップS51にお
いてYES即ち、最後のプログラムならば、ステップS
55において、メニュー画面と実行時刻ファイル9の該
当業務に終了時刻を出力する。この終了時刻は、該当業
務の最後のプログラムの実行終了時刻である。次に、ス
テップS41に戻りメニュー画面を表示する。
【0041】図14は、当日実行予定の業務を選択する
処理(図12ステップS30)の詳細な処理の流れであ
る。ステップS61において、カレンダーの日付と実行
業務ファイル7から業務を選ぶ。この時、実行業務ファ
イル7のタイミング覧31から当日実行すべき業務を選
ぶ。次にステップS63において、実行可否フラグ36
が”不可”となっている業務を除く。ステップS65に
おいて、実行時刻ファイル9から当日までに実行が完了
していない業務を選ぶ。図13で示した処理の中で述べ
たように、該当業務の最後のプログラムが実行されない
と、業務に対応する実行時刻覧が空白のまま残ることを
利用する。また、当日実行すべき業務としてメニュー画
面に表示された業務で当日実行できなかった業務につい
ては実行時刻ファイル9に業務名のみ登録し、実行時刻
覧は空白として記憶する。これにより、実行時刻ファイ
ル9の実行プログラム覧42と、実行時刻覧43が共に
空白である実行業務が当日までに実行が完了していない
業務として選ばれる。
【0042】ステップS67において、上記ステップで
選ばれた業務の業務メニューを業務メニューファイル4
から読み出す。このように実行制御手段2は、実行時刻
ファイル9を参照することにより、実行すべきタイミン
グに実行されていない業務を知ることができる。そし
て、該当業務が実行完了されるまで、メニュー画面に表
示し続ける。また、当日までに実行が完了していない業
務の業務に対応する実行時刻を空白とし、該当業務のな
かで実行されたプログラムの実行時刻は、前回実行した
時刻がそのまま残されているので、該当業務を前回実行
した日時を知ることができる。
【0043】図15は、業務に対応する実行プログラム
が、1つしかない場合の実行時刻ファイル9に記憶され
るデータを示す。業務1に対応する実行プログラムaと
実行された時刻、年月日時間分秒を書き込む。業務に対
応するプログラムが1対1であり、業務メニュー4に記
憶されている業務メニューを全て出力する場合のブロッ
ク図を図16に示す。図16は、図9の実行状態記憶部
6と実行業務記憶手段16を省いたものである。実行制
御手段2は、業務メニューファイル4に記憶された業務
メニュー全てと、業務毎に実行時刻ファイル9に記憶さ
れた実行時刻とをメニュー画面に表示する。そして、メ
ニュー画面から実行を指示された業務に対応するプログ
ラムを起動する。また、図16に実行状態記憶部6が加
わった状態のものでもよい。この場合、業務に対応する
プログラムは複数あってもよい。
【0044】以上のように、この実施の形態において、
業務毎とプログラムの実行終了時刻を記憶する実行時刻
ファイルを備える。そのため、メニュー画面には、プロ
グラムの前回、実行終了時刻あるいは当日の実行終了時
刻が表示される。また、当日までに実行すべきだが実行
されなかった業務について、実行時刻ファイルを参照す
ることにより、業務の実行漏れの発見がきわめて容易に
なる。また、実行漏れの業務をメニュー画面に表示し続
けることによりユーザのスケジュール管理の負担を軽減
することができる。
【0045】実施の形態3.この実施の形態は、業務を
実行できる条件に照らし合わせ、実行可能な業務だけを
メニュー画面に表示するメニューシステムについて述べ
る。
【0046】図17は、この実施の形態におけるメニュ
ーシステムのブロック図である。図17は、図9に条件
記憶手段19が加わったものである。条件記憶手段19
は、条件ファイル17と条件設定手段18とからなる。
条件ファイル17に業務を実行できる条件を条件設定手
段18により設定する。図18は、条件ファイル17の
データの内容を示す図である。91は、条件ファイル1
7の業務覧である。92は条件ファイル17の業務覧9
1に記憶された業務が、オンライン中に実行できるか否
かを示すオンラインフラグである。93は、該当業務を
実行する前に実行しておくべき業務、あるいはプログラ
ムがあるか否かを示す前処理フラグである。94は、該
当業務を実行した後に特定の業務、あるいはプログラム
を実行すべきか否か示すフラグである。また、条件ファ
イル17は、例えば、業務3のプログラムaの前にはプ
ログラムbを必ず実行しなければならない旨を示すよう
にしてもよい。このように、ある業務のあるプログラム
を実行する時の条件を設定するものであれば、他の条件
でもよい。
【0047】実行制御手段2は、上記実施の形態で述べ
たように当日実行すべき業務を選択した後、条件ファイ
ル17を参照し実行すべき業務を選択する。例えば、業
務3のオンラインフラグ92が’0’であるので、実行
制御手段2はオンライン中は業務3は実行できないと判
り、オンライン終了後にメニュー画面に業務3の業務メ
ニューを出力する。また、業務3は、前処理フラグ93
が’1’であるので前処理が必要であると判る。これに
対しては業務3の業務メニューをメニュー画面に出力す
るとともに前提条件有りとのメッセージを出力すること
もできる。前提条件として業務2を実行すべきであると
すれば、その旨メッセージとして出力してもよい。ま
た、条件ファイル17の設定方法として、ある特定のプ
ログラムaを実行しなければ業務3のプログラムbは実
行できないと設定してもよい。この時、実行制御手段2
はプログラムaが実行されたか否か実行時刻ファイル9
を参照し判定し、実行制御手段2は判定結果に基づき業
務3をメニュー画面に出力するか否か自動的に判定する
ようにしてもよい。
【0048】以上のようにこの実施の形態では、業務を
実行できる条件、あるいは業務の中のプログラムを実行
できる条件を記憶する条件記憶手段を備え、実行制御手
段は条件記憶手段により記憶された条件から、該当業務
の実行が可能であるか否か判定する。これにより、ユー
ザは業務の実行条件を詳しく把握していなくても、誰で
も容易に業務を実行することができるメニューシステム
を提供することができる。
【0049】実施の形態4.この実施の形態は、ある業
務の実行中、実行中の業務を終了させることなく一時的
に他の任意プログラムをメニュー画面から選択し、起動
するメニューシステムについて述べる。
【0050】図19は、この実施の形態におけるメニュ
ー画面の表示の概要を示す図である。21から24で、
当日に実行すべき業務と、各業務で実行するプログラム
名を起動する順序で表示する。領域27に任意プログラ
ム名を表示する。任意プログラムとしては、例えば人事
情報照会、住民税照会、任意プログラム3...任意プ
ログラム8である。プログラム名が表示されている領域
を選択すると、選択された任意プログラムが実行され
る。選択する方法は、任意プログラム名が表示されたフ
ィールドをボタンとし、指で選択してもよいし、カーソ
ルまたはマウスで選択してもよい。図20は、この実施
の形態におけるブロック図である。図20は図1に任意
プログラムファイル10が加わったものである。任意プ
ログラムファイル10は、業務を構成するプログラムと
は別に独立に実行されるプログラムを登録してあるファ
イルである。
【0051】次にメニューの動作について説明する。図
19のメニュー画面において給与支給が選択され、起動
順序が1番目のプログラムから、基本データ変更、修正
リスト出力の順に実行されていく。修正リスト出力のプ
ログラムの実行が終了した時点で、例えば人事情報照会
の必要が生じるとする。そこで、メニュー画面に出力さ
れている任意プログラムの中から、人事情報照会を選択
する。実行制御手段2は任意プログラムファイル10か
ら、人事情報照会のプログラムを取得し、人事情報照会
のプログラムを起動する。選択したプログラムの実行が
完了すると、再び図19に示すメニュー画面が出力さ
れ、該当業務の続行が可能となる。
【0052】図21にメニュー画面の他の例を示す。月
次(償却)の業務を選択し、償却資産照会異動のプログ
ラムの実行が終了した時点で、住民照会の必要が生じる
とする。この時、図21の確認用のウィンドウ28に表
示されている「割込み」を選択する。「割込み」を選択
した後に、メニュー画面の領域27に図19に示した任
意プログラム名が出力される。任意プログラムの中から
住民税照会の任意プログラムが選択され、実行された後
再び図21に示したメニュー画面が出力される。確認用
のウィンドウ28で次の処理を実行するために「はい
(Y)」のボタンが選択されると、起動順序2のプログ
ラムが実行される。
【0053】以上のようにこの実施の形態では、任意プ
ログラムを登録したプログラムファイルを備える。ある
業務の登録されたプログラムを順番に実行する課程で、
一つのプログラムの実行完了後に任意プログラムをメニ
ュー画面から選択し、実行し、該当任意プログラムの実
行完了後に再び任意プログラム起動前のメニューを表示
する。そのため、メニュー画面から選択した業務のプロ
グラムを実行中に、業務のプログラムとは独立した別の
プログラムを実行する必要が出てきた時、実行中の業務
を終了させることなく別のプログラムを実行することが
可能となる。
【0054】実施の形態5.この実施の形態は、業務A
のプログラムを実行中に業務Aを終了させることなく、
別の業務をメニュー画面から選択し、割り込ませて実行
することが可能なメニューシステムについて述べる。
【0055】図22は、この実施の形態におけるメニュ
ーシステムのブロック図である。図9では、現在選択中
の業務と起動中のプログラムの情報を記憶する実行状態
記憶部6を一つ備えていた。図22では、他の業務に対
応する実行状態記憶部11を備える点が異なっている。
図21のメニュー画面を例にして動作について説明す
る。初めに月次(償却)業務が選択され、償却資産照会
異動プログラムの実行が終了する。次のプログラム、償
却資産一品一覧表のプログラムを実行する前に、確認用
のウィンドウ28が表示される。この時、「割込み」を
選択し他の業務例えば日次(家屋)を選択する。実行制
御手段2は、中断された業務とプログラムの情報、即ち
月次(償却)と償却資産照会異動の情報を実行状態記憶
部6に記憶する。次に、実行実行制御手段2は、新たに
選択された業務とプログラムの情報即ち、日次(家屋)
とその実行中のプログラムの情報を、実行状態記憶部1
1に記憶する。日次(家屋)の業務が終了すると、実行
制御手段2は実行状態記憶部6に記憶されている中断さ
れた業務名とプログラム名から月次(償却)業務が中断
されたときのメニュー画面を再び出力し、月次(償却)
の業務の続きを実行することが可能となる。また、実行
状態記憶部を複数備えることにより、日次(家屋)業務
を実行中に更に別の業務を選択して実行し、元の月次
(償却)に戻ることも可能である。なお、図22では実
行時刻ファイル9を備えているが、実行時刻ファイル9
は省いてもよい。
【0056】以上のようにこの実施の形態では、複数の
実行状態記憶部を備えることにより、ある業務の1つの
プログラムの実行完了後に、別の業務を選択して実行
し、選択された業務が実行完了後、選択前のメニュー画
面を表示し、中断された業務を再び実行することが可能
なメニューシステムについて述べた。また、中断された
業務とプログラムの情報を実行状態記憶部に記憶し、新
たに実行される業務とそのプログラムの情報を別の実行
状態記憶部に記憶する。これにより、一つの業務の実行
中に、別の業務の実行の必要が生じた場合、先に実行中
の業務を終了させることなく、別の業務を実行すること
が可能となる。
【0057】実施の形態6.この実施の形態は、メニュ
ー画面に表示された業務のプログラムの実行順序を変更
することができるメニューシステムについて述べる。
【0058】図23は、この実施の形態におけるメニュ
ー画面の概要を示した図である。29は、次に実行する
プログラムが何番目の起動順序のプログラムかを示すプ
ログラム番号である。例えば、ここで人事情報集計業務
を選択する。プログラムの実行順序は基本データ抽出、
ワーク表作成1、ワーク表作成2、集計結果出力の順で
ある。ここでワーク表作成1とワーク表作成2は、どち
らが先に実行されてもよいとする。ワーク表作成1を実
行する時点で、ワーク表作成1が他の業務で使用されて
いてロックされている場合、先にワーク表作成2を実施
し、ワーク表作成1が解放されてからワーク表作成1を
実行する。そのために、図23の確認用のウィンドウ2
8におけるプログラム番号29に、ユーザが次に実行し
たいプログラム番号を入力する。図24では通常のプロ
グラム実行順が表示されているが、このプログラム番号
を3に変えると図24に示すメニュー画面(概要)とな
る。図では、業務メニューにおけるプログラム起動順序
が変更されて表示される。人事情報集計業務のプログラ
ム実行順序は基本データ抽出、ワーク表作成2、ワーク
表作成1、集計結果出力となる。実行制御手段2は、メ
ニュー画面の確認用のウィンドウ28からプログラム番
号29を取得し、プログラム番号29に基づいて該当業
務のプログラム順序を変更し、再び変更後の業務メニュ
ーを画面に出力する。また、変更した業務メニューを業
務メニューファイル4に保存するかどうかユーザが選択
する。保存する場合には実行制御手段2は、変更された
業務メニューの内容で業務メニューファイル4を更新す
る。業務メニューファイル4に変更した業務メニューを
保存すると、次回起動するときには変更された業務メニ
ューが表示される。
【0059】以上のようにこの実施の形態におけるメニ
ューシステムは、業務のプログラム起動順序を任意に変
更することができ、また、業務メニューファイルに保存
することができる。そのため、業務の実行中にその業務
に属するプログラムの起動順序を状況に応じて動的に変
更することができる。
【0060】実施の形態7.この実施の形態は、業務の
実行前後に任意のメッセージを出力するメニューシステ
ムについて述べる。図25はこの実施の形態におけるメ
ニューシステムのブロック図である。図25は、図1に
メッセージファイル12が加わったものである。図26
はメッセージファイル12の内容を示す図である。51
はメッセージファイルの業務覧である。52はメッセー
ジ覧である。53は前後フラグである。前後フラグ53
は該当メッセージを出力するタイミングが業務の実行前
か実行後かどちらかを指示するためのものである。
【0061】実行制御手段2は、例えば人事情報集計業
務が選択されると、メッセージファイル12を参照し同
じ業務名があれば前後フラグ53から、いつそのメッセ
ージを表示するかを知り、前後フラグ53が「前」であ
れば人事情報集計業務を開始する前に登録されているメ
ッセージ「人事情報集計開始」を表示する。また、人事
情報集計業務終了後には、前後フラグ53が「後」とな
っているメッセージ「人事情報集計完了」を表示する。
メッセージを表示する領域は、メニュー画面の領域27
である。ここで、メッセージとして登録する内容を、業
務前に出力するメッセージであれば、その業務を実行す
るための前提条件となる他の業務名を表示してもよい。
あるいは、業務の実行後に行わなければならない他の業
務があれば、その情報を業務終了後に出力するようにメ
ッセージに登録してもよい。
【0062】以上のようにメッセージを出力することが
できるため、その業務の詳細な説明あるいは、エラー時
の対応方法などメッセージとして登録することにより、
ユーザが業務を実行する際のガイド機能を備えたメニュ
ーシステムを提供できる。そのため、その業務の担当者
以外のユーザでも、その業務を実行することが容易とな
る。
【0063】実施の形態8.この実施の形態は、プログ
ラムが異常終了したとき実行する対応プログラムをメニ
ュー画面から選択し、起動することのできるメニューシ
ステムについて述べる。図27は、この実施の形態にお
けるメニューシステムのブロック図である。図は図1に
対応プログラムファイル13が加わったものである。対
応プログラムファイル13には、プログラムが異常終了
したとき実行する対応プログラムを記憶する。あるい
は、プログラムがワークスペースが足りない等の何らか
の要因で実行不可能となったときに、実行する対応プロ
グラムを記憶する。図28は対応プログラムファイル1
3の内容を示す図である。61は対応プログラムファイ
ルの実行業務覧である。62は実行プログラム覧であ
る。63は対応プログラム1覧である。64は対応プロ
グラム2覧である。例えば人事情報集計の業務の場合、
基本データ抽出プログラムが異常終了した場合、人事テ
ーブルリカバリあるいは人事テーブル削除などの対応プ
ログラムを実行する。この対応プログラムは図では2種
類あげているが、複数格納することが可能である。
【0064】図29に、メニュー画面の概略を示す。図
29において、例えば人事情報集計業務が選択され、ワ
ーク表作成1プログラムが実行中である(図中斜線)。
実行制御手段2は、業務名”人事情報集計”とプログラ
ム名”ワーク表作成1”により対応プログラムファイル
13を参照し、ワーク表クリア、ワーク削除の対応プロ
グラムをメニュー画面に表示する。ワーク表作成1のプ
ログラムが異常終了した場合、対応プログラムであるワ
ーク表クリアあるいはワーク表削除をメニュー画面から
選択し、実行することが可能となる。あるいは、実行制
御手段2は、ワーク表作成1のプログラムが異常終了し
たと判明した時点で、対応プログラムファイル13を参
照し、ワーク表クリアおよびワーク表削除の対応プログ
ラムをメニュー画面に表示する。そしてメニュー画面か
ら選択されたワーク表クリアあるいはワーク表削除の対
応プログラムを実行する、としてもよい。
【0065】以上のようにこの実施の形態では、プログ
ラムの異常終了時に実行する対応プログラムを登録して
おくことにより、プログラムにエラーが発生した場合、
あるいは異常終了した場合マニュアル等を参照しなくて
も、だれでも即時対応が容易となる。
【0066】実施の形態9.この実施の形態では、各プ
ログラムの実行状態(履歴)を記憶し、メニュー画面に
表示し、必要に応じてメニュー画面から履歴をとられた
プログラムを再実行するメニューシステムについて述べ
る。図30は、この実施の形態におけるメニューシステ
ムのブロック図である。図1に履歴ファイル14が加わ
ったものである。履歴ファイル14は実行したプログラ
ムの履歴すなわち、正常終了か異常終了か実行中かを格
納するファイルである。図31に履歴ファイル14の構
成を示す。図中71は履歴ファイルの実行業務覧、72
は選択された業務のプログラムの履歴を記憶する履歴情
報覧である。履歴ファイル14には、該当日あるいは該
当月の全業務の全プログラムの履歴を記憶する。図32
にメニュー画面の概要を示す。図中、21〜24は図4
と同様である。また、領域27に各業務の履歴を表示す
る。例えば、給与支給と業務1が実行されたとすると、
履歴ファイル14からその履歴の状態を取得し、図32
に示すようなメニュー画面を表示する。図では、業務名
とプログラム名がそれぞれ表示される。また、表示色を
変化させることによって、実行前、実行中、正常終了、
異常終了などの状態を監視する。図の例では、正常終了
を青色、実行中を黄色、異常終了を赤色としている。し
かし、異常終了したプログラム名のみ表示するようにし
てもよい。ここで、もし既に実行したプログラムを再度
起動する場合には、表示されたプログラム名の領域をボ
タンとみなし、このボタンを押すだけで、あるいは選択
するだけで、再実行が可能となる。なお、実施の形態
4、6、7、8、9に実行時刻ファイル9が加わっても
よい。
【0067】以上のようにこの実施の形態におけるメニ
ューシステムは、プログラムの実行状態を履歴として順
次格納すると同時に、業務の1つのプログラムの実行完
了後にメニュー画面に表示し、異常終了したプログラム
をメニュー画面から選択し起動できる。そのため、業務
メニューに登録された業務のプログラムの実行状態の監
視が可能となると同時に、履歴をとられたプログラムを
メニュー画面から起動することが可能となり、現在実行
中の業務を終了させずに特定のプログラムの再実行が可
能となる。また、メニュー画面における表示色を変える
ことにより、プログラム実行状況を容易に確認すること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態におけるメニューシ
ステムのブロック図である。
【図2】 図1における業務メニューファイルのデータ
の構成(1業務に複数プログラムが対応)を示す図であ
る。
【図3】 図1における実行業務ファイルのデータの構
成を示す図である。
【図4】 図1に対応するメニュー画面を示す図であ
る。
【図5】 図1の実行制御手段の処理の流れを示す図で
ある。
【図6】 図1の業務メニューファイルのデータの構成
(1業務に1プログラムが対応)を示す図である。
【図7】 図6に対応するブロック図である。
【図8】 図6に対応するメニュー画面を示す図であ
る。
【図9】 この発明の一実施の形態におけるメニューシ
ステムのブロック図である。
【図10】 図9の実行時刻ファイルのデータの構成
(1業務に複数プログラムが対応)を示す図である。
【図11】 図9に対応するメニュー画面の一部を示す
図である。
【図12】 図9の実行制御手段が、始めにメニュー画
面を表示する時の処理の流れを示す図である。
【図13】 図9の実行制御手段の業務実行時の処理の
流れを示す図である。
【図14】 図12の実行制御手段の当日実行予定の業
務を選択するための詳細な処理の流れを示す図である。
【図15】 図9の実行時刻ファイルのデータの構成
(1業務に1プログラムが対応)を示す図である。
【図16】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。
【図17】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。
【図18】 図17における条件ファイルのデータの構
成を示す図である。
【図19】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
画面の概要を示す図である。
【図20】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。
【図21】 図20のメニューシステムにおける他のメ
ニュー画面の例を示す図である。
【図22】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。
【図23】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
画面の概要を示す図である。
【図24】 図23におけるメニュー画面の業務メニュ
ーの変更後を示す図である。
【図25】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。
【図26】 図25におけるメッセージファイルの内容
の例を示す図である。
【図27】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。
【図28】 図27における対応プログラムファイルの
内容の例を示す図である。
【図29】 図27に対するメニュー画面の概要を示す
図である。
【図30】 この発明の一実施の形態におけるメニュー
システムのブロック図である。
【図31】 図30における履歴ファイルのデータの構
成を示す図である。
【図32】 図30に対するメニュー画面の概要を示す
図である。
【図33】 従来例における処理の流れを示す図であ
る。
【図34】 従来例におけるブロック図である。
【図35】 従来例におけるメニュー画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスプレイ、2 実行制御手段、3 プログラム
ファイル、4 業務メニューファイル、5 業務メニュ
ーファイル設定手段、6,11 実行状態記憶部、7
実行業務ファイル、8 実行業務ファイル設定手段、9
実行時刻ファイル、10 任意プログラムファイル、
12 メッセージファイル、13 対応プログラムファ
イル、14 履歴ファイル、15 業務メニュー記憶手
段、16実行業務記憶手段、17 条件ファイル、18
条件設定手段、19 条件記憶手段、21 メニュー
画面の業務覧、22 起動順序1のプログラム覧、23
起動順序2のプログラム覧、24 起動順序3のプログ
ラム覧、25 起動順序4のプログラム覧、26 起動
順序5のプログラム覧、27 領域、28 確認用のウ
ィンドウ、29 プログラム番号、31 タイミング
覧、32,33,34,35 実行対象業務覧、36
実行可否フラグ、41 実行業務覧、42実行プログラ
ム覧、43 実行時刻覧、51 メッセージファイルの
業務覧、52 メッセージ覧、53 前後フラグ、61
対応プログラムファイルの実行業務覧、62 実行プ
ログラム覧、63 対応プログラム1覧、64 対応プ
ログラム2覧、71 履歴ファイルの実行業務覧、72
履歴情報覧、81 業務メニューファイルの業務覧、
82 業務メニューファイルの起動順序1のプログラム
覧、83 業務メニューファイルの起動順序2のプログ
ラム覧、84 業務メニューファイルの起動順序3のプ
ログラム覧、85 業務メニューファイルの起動順序4
のプログラム覧、86 業務メニューファイルの起動順
序5のプログラム覧、91 条件ファイルの業務覧、9
2 オンラインフラグ、93 前処理フラグ、94 後
処理フラグ。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置に表示されたメニュー画面から
    実行する業務を選択しプログラムファイルに記憶された
    プログラムを起動するメニューシステムにおいて、以下
    の要素を有するメニューシステム (a)業務名と業務名に対応するプログラム名とからな
    る業務メニューを記憶する業務メニュー記憶手段、
    (b)上記業務メニュー記憶手段により記憶された業務
    メニューの中の業務を実行するタイミングを記憶する実
    行業務記憶手段、(c)上記実行業務記憶手段により記
    憶されたタイミングにより実行する業務を選択し、選択
    されたそれぞれの業務に対し上記業務メニュー記憶手段
    により記憶されたそれぞれの業務メニューをメニュー画
    面として表示装置に表示し、上記メニュー画面から実行
    を指示された業務に対応するプログラムを起動する実行
    制御手段。
  2. 【請求項2】 表示装置に表示されたメニュー画面から
    実行する業務を選択しプログラムファイルに記憶された
    プログラムを起動するメニューシステムにおいて、以下
    の要素を有するメニューシステム (a)業務名と業務名に対応するプログラム名とからな
    る業務メニューを記憶する業務メニュー記憶手段、
    (b)上記業務が実行された時刻を記憶する実行時刻記
    憶部、(c)上記業務メニュー記憶手段により記憶され
    た業務メニューと、業務毎に上記実行時刻記憶部に記憶
    された時刻とを上記メニュー画面に表示し、上記メニュ
    ー画面から実行を指示された業務に対応するプログラム
    を起動する実行制御手段。
  3. 【請求項3】 上記実行業務記憶手段は、業務を実行す
    るタイミングを、日で指定することを特徴とする請求項
    1記載のメニューシステム。
  4. 【請求項4】 上記実行業務記憶手段は、業務を実行す
    るタイミングを、時刻で指定することを特徴とする請求
    項1記載のメニューシステム。
  5. 【請求項5】 上記実行業務記憶手段は、業務を実行す
    るタイミングを、週の任意の時期で指定することを特徴
    とする請求項1記載のメニューシステム。
  6. 【請求項6】 上記実行業務記憶手段は、業務を実行す
    るタイミングを、月の任意の時期で指定することを特徴
    とする請求項1記載のメニューシステム。
  7. 【請求項7】 上記実行業務記憶手段は、業務を実行す
    るタイミングを、年の任意の時期で指定することを特徴
    とする請求項1記載のメニューシステム。
  8. 【請求項8】 上記実行業務記憶手段は、さらに、業務
    を実行できないタイミングを記憶し、上記実行制御手段
    は上記実行業務記憶手段により記憶された業務を実行で
    きないタイミングから実行不可を判定することを特徴と
    する請求項1、3から7いずれかに記載のメニューシス
    テム。
  9. 【請求項9】 上記メニューシステムは、さらに、業務
    を実行できる条件を記憶する条件記憶手段を備え、上記
    実行制御手段は、さらに、上記条件記憶手段により記憶
    された業務実行条件から該当業務の実行可否を判定する
    ことを特徴とする請求項1から8いずれかに記載のメニ
    ューシステム。
  10. 【請求項10】 上記メニューシステムは、さらに、現
    在選択中の業務と起動中のプログラムの情報を記憶する
    実行状態記憶部を備え、 上記業務メニュー記憶手段は、さらに、業務毎に複数の
    プログラム名を、起動する順序で記憶し、 上記実行制御手段は、さらに、現在選択中の業務と起動
    中のプログラムの情報を上記実行状態記憶部に記憶し、
    プログラムの実行終了後に、次に起動するプログラムを
    選択中の業務に属するプログラムの中から選択させ起動
    することを特徴とする請求項1から9いずれかに記載の
    メニューシステム。
  11. 【請求項11】 上記メニューシステムは、さらに、現
    在選択中の業務と起動中のプログラムの情報を記憶する
    実行状態記憶部を備え、 上記業務メニュー記憶手段は、さらに、業務毎に複数の
    プログラム名を、起動する順序で記憶し、 上記実行制御手段は、さらに、現在選択中の業務と起動
    中のプログラムの情報を上記実行状態記憶部に記憶し、
    プログラムの実行完了後に、次に起動するプログラムを
    選択中の業務に属するプログラムの中から選択させ起動
    し、上記業務メニュー記憶手段により記憶された業務メ
    ニューと、プログラム毎に上記実行時刻記憶部に記憶さ
    れた時刻とを上記メニュー画面に表示し、プログラムの
    実行完了後に上記実行状態記憶部に記憶された起動中の
    プログラムの情報が上記業務メニュー記憶手段により記
    憶された現在選択中の業務の最後に実行されるプログラ
    ムか否か判定し、最後に実行されるプログラムであると
    判定された場合、該当プログラムの実行完了時刻を上記
    実行時刻記憶部の該当業務とプログラムの実行完了時刻
    として記憶することを特徴とする請求項2記載のメニュ
    ーシステム。
  12. 【請求項12】 上記メニューシステムは、さらに、業
    務を実行するタイミングを記憶する実行業務記憶手段を
    備え、上記実行制御手段は、さらに、上記実行時刻記憶
    部に記憶された該当業務の実行時刻から実行すべきタイ
    ミングに実行されていない業務を判定し、未実行である
    と判定された業務を上記メニュー画面に表示し続けるこ
    とを特徴とする請求項11記載のメニューシステム。
  13. 【請求項13】 上記メニューシステムは、さらに、独
    立して実行される任意プログラムを記憶する任意プログ
    ラム記憶部を備え、 上記実行制御手段は、さらに、上記任意プログラムを上
    記メニュー画面に表示し、上記メニュー画面より指定さ
    れた任意プログラムを起動し、起動した任意プログラム
    が終了した時点で上記任意プログラムを表示した上記メ
    ニュー画面を表示することを特徴とする請求項1から1
    2いずれかに記載のメニューシステム。
  14. 【請求項14】 上記実行状態記憶部は、第1と第2の
    実行状態記憶部を備え、 上記実行制御手段は、さらに、メニュー画面から他の業
    務が選択された場合、現在選択中の業務を中断し、中断
    された業務とプログラムの情報を上記第1の実行状態記
    憶部に記憶し、選択された他の業務のプログラムを起動
    し、選択された他の業務とプログラムの情報を上記第2
    の実行状態記憶部に記憶し、選択された他の業務が終了
    した時点で他の業務を選択する前のメニュー画面を上記
    第1の実行状態記憶部に記憶された中断された業務とプ
    ログラムの情報に基づいて表示することを特徴とする請
    求項10から12いずれかに記載のメニューシステム。
  15. 【請求項15】 上記実行制御手段は、さらに、上記メ
    ニュー画面に表示された業務メニューのプログラムの起
    動順序を変更し、変更された起動順序を保存することを
    特徴とする請求項10から12いずれかに記載のメニュ
    ーシステム。
  16. 【請求項16】 上記メニューシステムは、さらに、プ
    ログラム毎にメッセージとメッセージを出力する時期を
    指示する時期情報とを格納するメッセージ記憶部を備
    え、 上記実行制御手段は、さらに、上記メッセージ記憶部の
    時期情報により指示された時点で、メッセージを出力す
    ることを特徴とする請求項1から12いずれかに記載の
    メニューシステム。
  17. 【請求項17】 上記メニューシステムは、さらに、プ
    ログラムが異常終了したとき実行する対応プログラムを
    記憶する対応プログラム記憶部を備え、 上記実行制御手段は、さらに、メニュー画面に対応プロ
    グラムを表示し、メニュー画面から指示された対応プロ
    グラムを起動することを特徴とする請求項1から12い
    ずれかに記載のメニューシステム。
  18. 【請求項18】 上記メニューシステムは、さらに、実
    行済みプログラムの履歴情報を格納する履歴記憶部を備
    え、 上記実行制御手段は、さらに、上記履歴記憶部に記憶さ
    れた実行済みプログラムの履歴をメニュー画面に出力
    し、メニュー画面より指示された上記実行済みプログラ
    ムを起動し、上記実行済みプログラムが実行終了後、上
    記実行済みプログラムの履歴を表示した上記メニュー画
    面を表示することを特徴とする請求項1から12いずれ
    かに記載のメニューシステム。
JP7311025A 1995-11-29 1995-11-29 メニューシステム Pending JPH09152925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7311025A JPH09152925A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 メニューシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7311025A JPH09152925A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 メニューシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09152925A true JPH09152925A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18012215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7311025A Pending JPH09152925A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 メニューシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09152925A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027944A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Fujitsu Ltd メニューインターフェイスを持つ装置とプログラム記録媒体
US7354700B2 (en) 2002-08-28 2008-04-08 Seiko Epson Corporation Method for manufacturing insulating resin layer, substrate for electro-optical devices, method for manufacturing electro-optical device, and electro-optical device
JP2009151454A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Fuji Xerox Co Ltd 業務実行支援装置及び業務実行支援プログラム
JP2012103769A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Seiko Epson Corp 情報処理装置および情報処理装置のアプリケーション起動方法
JP2012194836A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Fujitsu Ltd 入力支援プログラム,入力支援装置および入力支援方法
JP2012208785A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Zenrin Datacom Co Ltd メニュー表示装置、メニュー表示方法、及びプログラム
JP2013196543A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Nec Corp 運用管理装置、方法、及び、プログラム
JP2017117115A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 富士通株式会社 コンテンツ制御プログラム、コンテンツ制御方法、コンテンツ制御装置、及びコンテンツ表示装置
US10942623B2 (en) 2016-08-16 2021-03-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer readable medium for resuming an interrupted process

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027944A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Fujitsu Ltd メニューインターフェイスを持つ装置とプログラム記録媒体
US7354700B2 (en) 2002-08-28 2008-04-08 Seiko Epson Corporation Method for manufacturing insulating resin layer, substrate for electro-optical devices, method for manufacturing electro-optical device, and electro-optical device
JP2009151454A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Fuji Xerox Co Ltd 業務実行支援装置及び業務実行支援プログラム
JP2012103769A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Seiko Epson Corp 情報処理装置および情報処理装置のアプリケーション起動方法
JP2012194836A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Fujitsu Ltd 入力支援プログラム,入力支援装置および入力支援方法
JP2012208785A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Zenrin Datacom Co Ltd メニュー表示装置、メニュー表示方法、及びプログラム
JP2013196543A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Nec Corp 運用管理装置、方法、及び、プログラム
JP2017117115A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 富士通株式会社 コンテンツ制御プログラム、コンテンツ制御方法、コンテンツ制御装置、及びコンテンツ表示装置
US10942623B2 (en) 2016-08-16 2021-03-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer readable medium for resuming an interrupted process

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050222971A1 (en) Grouping and displaying multiple tasks within an event object of an electronic calendar
US20040111313A1 (en) Methods and systems for assigning multiple tasks
JPH1069578A (ja) データ処理装置
US20050144527A1 (en) Postprocessing office method and system
JPH09152925A (ja) メニューシステム
US4926349A (en) Method for display panel processing
US6047297A (en) Method and system for editing actual work records
JPH08272626A (ja) バッチジョブ処理方法
GB2355319A (en) Job scheduler
JPH1091681A (ja) スケジュール表示システム
US10997564B2 (en) Electronic change planning manager
JP2903825B2 (ja) 誤順処理防止方法
JPH0778215A (ja) 業務プログラムの実行方法
JPH0619921A (ja) 作業工程管理装置
JPH07175668A (ja) センターバッチ自動運転方式
JPH05282164A (ja) コンピュータ運用自動化装置
JP3386300B2 (ja) プログラム起動方式
JPH0830678A (ja) 工程管理処理装置
JP2000194753A (ja) 業務処理システム
JPH10187610A (ja) ジョブの起動日設定方式
JP2002007126A (ja) データ処理装置、及び記憶媒体
JP2704944B2 (ja) オフィス設計支援システム
JP3257229B2 (ja) 情報管理装置
JPH0659913A (ja) バッチジョブスケジューリングシステム
JP6656876B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010724