JP2009151454A - 業務実行支援装置及び業務実行支援プログラム - Google Patents

業務実行支援装置及び業務実行支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の業務を並行して処理するために、業務の実行に必要な情報を複数移行しながら提示する際の移行方法を指定する業務実行支援装置及び業務実行支援プログラムを提供する。
【解決手段】利用者が入力装置から入力した指示に基づいて、移行指定部24が、業務及び工程をどのような順序で移行して行くかを移行制御部26に指定する。移行制御部26は、移行指定部24の指定に基づいて、業務リスト格納部32に格納された業務リストから移行先の業務、工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示する情報を指示する。提示制御部22は、移行制御部26の指示に基づき、業務、工程及びセルを切り替えながら情報を提示する。利用者は、提示制御部22が提示装置に提示させる情報に基づいて実行する業務の内容を短時間で切り替えて行く。
【選択図】図2

Description

本発明は、業務実行支援装置及び業務実行支援プログラムに関する。
従来より、複数のウインドウを表示することができる画面上で表示されたウインドウを切り替える技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、複数のウインドウを設定された順序かつ設定された時間間隔で順次最上位に表示させる計算機システムが開示されている。また、下記特許文献2には、高い生産性を実現するために複数の行動の並行実施を支援する多重ワーク支援装置が開示されている。
特開平3−214361号公報 特開2005−222474号公報
本発明の目的は、複数の業務を並行して処理するために、業務の実行に必要な情報を複数移行しながら提示する際の移行方法を指定する業務実行支援装置及び業務実行支援プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の業務実行支援装置の発明は、業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段と、複数の前記業務及び工程を順次移行させる移行方法を指定する移行指定手段と、前記移行指定手段の指定に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記工程が、業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、前記移行指定手段は、前記移行方法として、異なる業務における同種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記工程が、業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、前記移行指定手段は、前記移行方法として、異なる業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記工程が、業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、前記移行指定手段は、前記移行方法として、同業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または請求項4記載の発明において、前記移行方法が、過去の所定回数の移行において同種工程への移行が無いことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれか一項記載の発明において、前記提示制御手段が、過去に提示した工程の内容を提示手段に提示させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれか一項記載の発明において、前記提示制御手段が、提示予定の工程の内容を提示手段に提示させることを特徴とする。
請求項8記載の業務実行支援プログラムの発明は、コンピュータを、業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段、複数の前記業務及び工程を順次移行させる移行方法を指定する移行指定手段、前記移行指定手段の指定に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段、として機能させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、業務の実行に必要な情報を複数移行しながら提示する際の移行方法を指定することができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、類似性の高い業務の同種工程を並行処理することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、類似性の低い業務の異種工程を並行処理することができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、同一業務の異種工程を並行処理することができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、各業務の異種工程を所定回数並行処理することができる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、過去に実行した内容の復習をすることができる。
請求項7記載の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、これから実行する内容の予習をすることができる。
請求項8記載の発明によれば、業務の実行に必要な情報を複数移行しながら提示する際の移行方法を指定することができる業務実行支援プログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本発明にかかる業務実行支援装置のハードウエア構成の例が示される。図1において、業務実行支援装置10は、例えば汎用のコンピュータ端末等により実現され、提示装置12、入力装置14、処理部16、記憶装置18及び通信装置20を含んで構成されている。
提示装置12は、LCDあるいはCRT(Cathode Ray Tube)で構成された表示装置12aあるいはスピーカ等で構成された音声再生装置12bを含んでおり、業務の実行に必要な情報を画面に表示し、あるいは音声による読み上げにより利用者に提示する。
入力装置14は、キーボード及びポインティングデバイス等を含んで構成され、利用者が動作指示等を入力するために使用する。
処理部16は、中央処理装置(例えばCPUを使用することができる)161及びメモリ162等を含んで構成され、CPU161の処理動作を制御するプログラムを実行して後述する各機能を実現する。
記憶装置18は、ハードディスク装置(HDD)、CD(コンパクトディスク)装置等により構成され、上記CPU161の処理動作を制御するプログラム、業務の実行に必要な情報等を格納する。
通信装置20は、ネットワークカード等の適宜な通信インターフェースにより構成され、他のコンピュータとの間でデータをやり取りする。
ここで、上記業務実行支援装置10は、スタンドアロンで用いられてもよいが、業務実行支援装置10が通信装置20を介して他の利用者の作業環境に接続されていてもよい。このとき、他の利用者の作業環境とは、個人の作業環境あるいは、会議などの複数の利用者が集合した作業環境の両方を含んでいる。
図2には、本発明にかかる業務実行支援装置の一実施形態の機能ブロック図が示される。図2において、業務実行支援装置10は、提示制御部22、移行指定部24、移行制御部26、業務受付部28、業務分割部30及び業務リスト格納部32の各機能を含んで構成されており、これらの機能はCPU161及びCPU161の処理動作を制御するプログラム並びに記憶装置18により実現される。
提示制御部22は、業務を構成する複数の工程毎に、業務の実行に必要な情報を提示装置12に提示させる。この提示は、表示装置12aによる画像の表示あるいは音声再生装置12bによる音声の出力により行う。例えば、業務に関係のある画像情報を表示し、あるいは工程を切り替える指示を音声で提示すること等がある。ここで、上記業務の種類としては特に限定されないが、例えば文書作成、複数の業務を議題とする会議、複数のシステム開発、複数の検討課題を有する業務の検討会議等があげられる。本実施形態においては、複数の業務または工程を短時間で切り替えて並行処理するために、提示装置12に工程毎の情報を切り替えながら提示させる。これを巡回提示という。また、本実施形態では、上記工程が業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、情報の提示はセル毎に行う構成としてもよい。このセルの長さは、例えば3分〜5分とすることができる。
移行指定部24は、業務及び工程を順次移行させる移行方法を指定する。本実施形態では、複数の業務を実行する際に、業務及び業務を構成する複数の工程を移行して行くが、移行指定部24は、この業務及び工程をどのような順序で移行して行くかを指定する。この指定は、予め利用者が入力装置14から入力した指示に基づいて行う構成でもよいし、業務のタイトル、業務の構造等に基づいて判断する業務の類似性により移行する業務を指定する構成でもよい。
移行制御部26は、上記移行指定部24の指定に基づいて、提示制御部22に対して提示装置12が提示する情報を次の業務及び工程に関する情報に移行させる。ここで、上述したように、上記工程は業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されているので、セル毎に情報を提示し、このセル毎の情報を移行させる構成としてもよい。
業務受付部28は、利用者が入力装置14から入力した実行対象である業務に関する情報を受け付ける。
業務分割部30は、上記業務受付部28が受け付けた業務に関する情報を解析し、業務を構成する工程に分割する。ここで、工程の例としては、例えば所定の文書を生成する業務の場合に、以下のようなものが挙げられる。
(A)文書の趣旨・納期等を確認し、スケジュールを設定する工程
(B)文書に関するデータ及び素材を収集する工程
(C)文書全体の論理構成(項目)を検討し、文書のフォームを作成する工程
(D)上記項目別に内容を検討し、文書の入力及び編集を行う工程
(E)文書に含まれる文章を推敲し、レイアウト等を調整する工程
(F)作成した文書を確認し、提出する工程
また、業務分割部30は、上記各工程について、業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割する処理も行う。これらの分割処理は、利用者が予め指示した工程の項目及び各工程のセル数に応じて実行される構成とすることができる。なお、利用者が業務に関する情報を入力する際に、工程及びセルに分割して入力してもよい。この場合には、業務分割部30は無くてもよい。
業務リスト格納部32は、記憶装置18上に構成され、上記業務受付部28が受け付け、業務分割部30が工程及びセルに分割した業務を受け取り、業務リストとして格納する。
図3には、本発明にかかる業務実行支援装置の動作例のフローが示される。図3において、利用者が入力装置14から入力した指示に基づいて、移行指定部24が、業務及び工程をどのような順序で移行して行くかを移行制御部26に指定する(S101)。ここで、指定される移行方法としては、例えば異なる業務における同種工程中の未実行のセルに移行する方法、異なる業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法、同業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法等がある。
移行制御部26は、移行指定部24の指定に基づいて、業務リスト格納部32に格納された業務リストから移行先の業務、工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示する情報を指示する(S102)。
提示制御部22は、移行制御部26の指示に基づき、業務、工程及びセルを切り替えながら情報を提示する。利用者は、提示制御部22が提示装置12に提示させる情報に基づいて実行する業務の内容を短時間で切り替えて行く。ここで、提示制御部22は、対象となる業務が終了したか否か、または利用者から終了指示が有ったか否かを監視し(S103)、業務の終了または終了指示が無い場合に、現在実行中のセルが終了(所定時間経過)したか否かを監視する(S104)。S104において、セルが終了した場合には、提示制御部22から移行制御部26に対して移行要求を出力し(S105)、S102からのステップを繰り返す。なお、S105において、移行指定部24が割り込みを行い、移行方法を変更できる構成としてもよい。
また、S103において、業務の終了または終了指示が有った場合には、業務の実行に必要な情報の巡回提示を終了する。
図4には、本発明にかかる業務実行支援装置の他の動作例のフローが示される。図4は、上記図3のS101において、移行指定部24が異なる業務における同種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定した場合の動作例であり、S102以降のステップの具体例である。本動作例は、業務の内容の類似性が高い場合に実施するのが好適である。また、図5には、本実施形態における移行方法の説明図が示される。図5において、各セルは、業務の番号と工程の符号及びセル番号で示されている。例えば、業務1の工程Aに属するセルは1A−1であり、業務1の工程Bに属するセルは、1B−1,1B−2,1B−3,1B−4と表される。他のセルについても同様である。
図4において、移行指定部24の指定に基づき、移行制御部26が業務リスト格納部32に格納された業務リストから実行する業務を選択し、実行業務リストを作成する(S201)。ここで、実行業務リストに含まれる業務は、業務のタイトル、工程数、セル数等から判断される情報の構造の類似性が高い業務であり、順番がつけられている。なお、業務リスト格納部32に格納された業務リスト全体を実行業務リストとしてもよい。
次に、移行制御部26は、上記実行業務リストから、最初に実行する業務、工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示するセルの情報を指示する(S202)。提示制御部22は、提示装置12に、上記指示されたセルの情報を提示させる。このとき指定されるセルは、未実行のセルである(S203)。
図5に示された例では、業務1の工程Cに属するセル1C−2が最初に実行するセルとして指定されている。なお、どの業務、工程、セルから巡回提示を開始するかについては、利用者が予め指定する構成とすることができる。
提示制御部22は、現在実行中のセルが終了(所定時間経過)したか否かを監視する(S204)。現在実行中のセルが終了すると、提示制御部22が移行制御部26に通知し、終了したセルが属する業務を、実行業務リストの最後の順番とする(S205)。
移行制御部26は、次に実行する業務、工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示するセルの情報を指示する。本実施形態では、先に実行した業務とは異なる業務に属する同種工程中の未実行セルが指定される(S206)。なお、次に実行を予定した業務に未実行のセルがない場合には、この業務をとばしてさらに次の業務を指定する。
図5に示された例では、次に実行するセルとして、業務2の工程Cに属するセル2C−3が指定されている。なお、セル2C−3が既に実行済である場合には、業務2をとばして業務3に含まれる工程及びセルが指定される。このようにして、順次業務を選択して行き、各業務に属する工程及びセルが巡回提示されて行く。
次に、提示制御部22は、対象となる業務が終了したか否か、または利用者から終了指示が有ったか否かを監視する(S207)。業務の終了または終了指示が無い場合には、S203からのステップを繰り返す。また、業務の終了または終了指示があった場合には、業務の実行に必要な情報の巡回提示を終了する。
本実施形態における巡回提示を採用する業務の例として、次のような異なる5件の業務を議題とする企業の役員会を挙げることができる。
業務1:企業Aの買収案件中間報告
業務2:技術Bへの開発投資案件
業務3:人事政策承認案件
業務4:情報管理規定の件
業務5:株主総会式次第の件
これらの各業務は、業務分割部30または利用者により、それぞれ工程及びセルに分割され、互いに構造の類似性が高いと判断される業務である。役員会では、各業務の同種工程に属するセルを巡回提示し、役員会メンバーが意見表明、承認または否認等を行い、業務を処理して行く。
図6には、本発明にかかる業務実行支援装置のさらに他の動作例のフローが示される。図6は、上記図3のS101において、移行指定部24が異なる業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定した場合の動作例であり、S102以降のステップの具体例である。本動作例は、業務の内容の類似性が低い場合に実施するのが好適である。また、図7には、本実施形態における移行方法の説明図が示される。
図6において、移行指定部24の指定に基づき、移行制御部26が業務リスト格納部32に格納された業務リストから実行する業務を選択し、実行業務リストを作成する(S301)。ここで、実行業務リストに含まれる業務は、業務のタイトル、工程数、セル数等から判断される情報の構造の類似性が低い業務であり、順番がつけられている。なお、業務リスト格納部32に格納された業務リスト全体を実行業務リストとしてもよい。
次に、移行制御部26は、上記実行業務リストから、最初に実行する業務、工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示するセルの情報を指示する(S302)。提示制御部22は、提示装置12に、上記指示されたセルの情報を提示させる。このとき指定されるセルは、未実行のセルである(S303)。
図7に示された例では、業務1の工程Cに属するセル1C−2が最初に実行するセルとして指定されている。
提示制御部22は、現在実行中のセルが終了(所定時間経過)したか否かを監視する(S304)。現在実行中のセルが終了すると、提示制御部22が移行制御部26に通知し、終了したセルが属する業務を、実行業務リストの最後の順番とする(S305)。
移行制御部26は、次に実行する業務、工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示するセルの情報を指示する。本実施形態では、先に実行した業務とは異なる業務に属する異種工程中の未実行セルが指定される(S306)。異種工程を指定する方法としては、例えば実行した業務及び工程の情報を記憶装置18に形成された短期記憶領域に記憶しておき、提示制御部22がこの短期記憶領域を参照して最近実行した工程と同種の工程を指定しないように構成することができる。この場合、例えば直近の3回の移行の際に指定された工程と同種の工程を指定しないことをデフォルト設定とし、その後適宜変更できる構成とするのが好適である。なお、次に実行を予定した業務に未実行のセルがない場合には、この業務をとばしてさらに次の業務を指定する。
図7に示された例では、次に実行するセルとして、業務2の工程Dに属するセル2D−3が指定されている。なお、セル2D−3が既に実行済である場合には、業務2をとばして業務3に含まれる工程及びセルが指定される。このようにして、順次業務を選択して行き、各業務に属する工程及びセルが巡回提示されて行く。
次に、提示制御部22は、対象となる業務が終了したか否か、または利用者から終了指示が有ったか否かを監視する(S307)。業務の終了または終了指示が無い場合には、上記短期記憶領域にS304で終了したセルが属していた工程の情報を追加し、記憶されている情報を更新して(S308)、S303からのステップを繰り返す。また、業務の終了または終了指示があった場合には、業務の実行に必要な情報の巡回提示を終了する。
本実施形態における巡回提示を採用する業務の例として、次のようなシステム開発の例が挙げられる。
業務1:顧客管理システムの開発
業務2:医療用データベースシステムの開発
業務3:設計図面管理システムの開発
業務4:モバイルワーク支援システムの開発
業務5:現場監視システムの開発
これらの業務には、それぞれ以下の6種の工程が含まれている。
工程1:ソフトウェア構成の検討
工程2:ハードウェア設計
工程3:インフラ及び環境想定
工程4:ユースウェアの考案
工程5:予算管理
工程6:スケジュール管理
本実施形態では、例えば上記業務1で工程2のハードウェア設計を行い、次に業務2で工程4のユースウェアの考案を行い、さらにその次に業務3で工程6のスケジュール管理を行う等のように、セル単位で異なる業務に移行し異なる工程を短時間で実行して行く。
図8には、本発明にかかる業務実行支援装置のさらに他の動作例のフローが示される。図8は、上記図3のS101において、移行指定部24が同業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定した場合の動作例であり、S102以降のステップの具体例である。本動作例は、一つの業務を集中的に処理する場合に実施するのが好適である。また、図9には、本実施形態における移行方法の説明図が示される。
図8において、移行指定部24の指定に基づき、移行制御部26が業務リスト格納部32に格納された業務リストから実行する業務を選択し、実行業務リストを作成する(S401)。ここで、実行業務リストに含まれる業務は一つであってよい。
次に、移行制御部26は、上記実行業務リストから、最初に実行する工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示するセルの情報を指示する(S402)。提示制御部22は、提示装置12に、上記指示されたセルの情報を提示させる。このとき指定されるセルは、未実行のセルである(S403)。
図9に示された例では、業務1の工程Cに属するセル1C−2が最初に実行するセルとして指定されている。
提示制御部22は、現在実行中のセルが終了(所定時間経過)したか否かを監視する(S404)。現在実行中のセルが終了すると、提示制御部22が移行制御部26に通知する。
移行制御部26は、次に実行する工程及びセルを決定し、提示制御部22に対して提示するセルの情報を指示する。本実施形態では、先に実行した工程とは異なる工程(異種工程)に属する未実行セルが指定される(S405)。異種工程を指定する方法としては、例えば実行した工程の情報を記憶装置18に形成された短期記憶領域に記憶しておき、提示制御部22がこの短期記憶領域を参照して最近実行した工程と同種の工程を指定しないように構成することができる。この場合、例えば直近の3回の移行の際に指定された工程と同種の工程を指定しないことをデフォルト設定とし、その後適宜変更できる構成とするのが好適である。なお、次に実行を予定した工程に未実行のセルがない場合には、この工程をとばしてさらに次の工程を指定する。
図9に示された例では、次に実行するセルとして、業務1の工程Dに属するセル1D−4が指定されている。なお、セル1D−4が既に実行済である場合には、工程Dをとばして工程Eに含まれるセルが指定される。このようにして、順次工程を選択して行き、各工程に属するセルが巡回提示されて行く。
次に、提示制御部22は、対象となる業務が終了したか否か、または利用者から終了指示が有ったか否かを監視する(S406)。業務の終了または終了指示が無い場合には、上記短期記憶領域にS404で終了したセルが属していた工程の情報を追加し、記憶されている情報を更新して(S407)、S403からのステップを繰り返す。また、業務の終了または終了指示があった場合には、業務の実行に必要な情報の巡回提示を終了する。
本実施形態における巡回提示を採用する業務の例として、次のような、ある企業が運営するイベントに関する複数の検討課題(工程)を検討する会議(業務)の例が挙げられる。
工程1:イベントの趣旨及び目的の共有化と第1回打合せのゴール確認
工程2:課題の全体像の確認及び追加修正の検討
工程3:個別課題の検討
工程4:対策案のまとめ
工程5:今後のスケジュール検討
これらの各工程は、1つまたは複数のセルを有している。このセルを例えば3分毎に切り替えて巡回提示し、検討して行く。この場合、工程1のセルから巡回提示してもよいし、他の工程の順序でセルを巡回提示してもよい。
以上に述べた各実施形態においては、提示装置12に提示した情報は、後のセルの提示中には提示されない構成となっているが、これに限定されるものではない。例えば、ある工程のセルを提示中に、復習のために過去に提示したセルの内容を音声再生装置12bにより音声で提示してもよい。また、ある工程のセルを提示中に、予習のために提示予定のセルの内容を音声再生装置12bにより音声で提示してもよい。
図10には、本発明にかかる業務実行支援装置を使用した会議の様子を示す図である。図10において、会議室34には、提示装置12を構成する表示装置12a及び音声再生装置12bが設けられている。会議に出席するメンバーは、表示装置12aに表示される画像情報及び音声再生装置12bにより再生される音声情報に基づいて各業務の工程をセルの単位で実行して行く。この際、セルとして設定された時間が経過する毎に、表示装置12a及び音声再生装置12bに提示される情報が移行して行くので、メンバーが検討し、取り組む業務の内容が短時間で切り替えられ、作業の効率化が図られる。
本発明にかかる業務実行支援装置のハードウエア構成の例を示す図である。 本発明にかかる業務実行支援装置の一実施形態の機能ブロック図である。 本発明にかかる業務実行支援装置の動作例のフロー図である。 本発明にかかる業務実行支援装置の他の動作例のフロー図である。 図4に示された実施形態における移行方法の説明図である。 本発明にかかる業務実行支援装置のさらに他の動作例のフロー図である。 図6に示された実施形態における移行方法の説明図である。 本発明にかかる業務実行支援装置のさらに他の動作例のフロー図である。 図8に示された実施形態における移行方法の説明図である。 本発明にかかる業務実行支援装置を使用した会議の様子を示す図である。
符号の説明
業務実行支援装置10、12 提示装置、12a 表示装置、12b 音声再生装置、14 入力装置、16 処理部、18 記憶装置、20 通信装置、22 提示制御部、24 移行指定部、26 移行制御部、28 業務受付部、30 業務分割部、32 業務リスト格納部、34 会議室、161 CPU、162 メモリ。

Claims (8)

  1. 業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段と、
    複数の前記業務及び工程を順次移行させる移行方法を指定する移行指定手段と、
    前記移行指定手段の指定に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段と、
    を備えることを特徴とする業務実行支援装置。
  2. 請求項1記載の業務実行支援装置において、前記工程は、業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、前記移行指定手段は、前記移行方法として、異なる業務における同種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定することを特徴とする業務実行支援装置。
  3. 請求項1記載の業務実行支援装置において、前記工程は、業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、前記移行指定手段は、前記移行方法として、異なる業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定することを特徴とする業務実行支援装置。
  4. 請求項1記載の業務実行支援装置において、前記工程は、業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、前記移行指定手段は、前記移行方法として、同業務における異種工程中の未実行のセルに移行する方法を指定することを特徴とする業務実行支援装置。
  5. 請求項3または請求項4記載の業務実行支援装置において、前記移行方法は、過去の所定回数の移行において同種工程への移行が無いことを特徴とする業務実行支援装置。
  6. 請求項2から請求項4のいずれか一項記載の業務実行支援装置において、前記提示制御手段は、過去に提示した工程の内容を提示手段に提示させることを特徴とする業務実行支援装置。
  7. 請求項2から請求項4のいずれか一項記載の業務実行支援装置において、前記提示制御手段は、提示予定の工程の内容を提示手段に提示させることを特徴とする業務実行支援装置。
  8. コンピュータを、
    業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段、
    複数の前記業務及び工程を順次移行させる移行方法を指定する移行指定手段、
    前記移行指定手段の指定に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段、
    として機能させることを特徴とする業務実行支援プログラム。
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