JP5277626B2 - 業務実行支援装置及び業務実行支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、業務実行支援装置及び業務実行支援プログラムに関する。
従来より、作業の効率化を図る方法が種々提案されている。例えば、下記特許文献1には、高い生産性を実現するために複数の行動の並行実施を支援する多重ワーク支援装置が開示されている。また、下記非特許文献1には、実行する業務を一定時間で切り替えて並列に処理を行うと、特定の課題に対する作業効率が高まることが記載されている。
特開2005−222474号公報 情報処理学会第69回全国大会 多重ワークの研究−思考支援−小村晃雅 湯澤秀人 松永義文 富士ゼロックス株式会社研究本部
本発明の目的は、一定時間で切り替えて並列に処理する業務のリストの作成、及び利用を支援する業務実行支援装置及び業務実行支援プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、業務の属性及び業務に含まれる工程に関する情報を入力するための入力画面を表示する入力画面表示手段と、前記入力画面から入力された情報を解析し、前記属性、前記業務を分割した工程及び各工程を、業務を実行する所定の単位時間毎に分割したセルを含むデータ形式に業務情報を整理する業務情報整理手段と、前記業務情報整理手段が整理した業務情報を表示する業務情報表示手段と、業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段と、前記提示制御手段が情報を提示手段に提示させる時間を前記セル単位で制御し、所定の指示入力があった場合に、現在使用中のセルを終了させ、他の業務に属する次の順序のセルに移行させる提示時間制御手段と、前記提示時間制御手段の指示に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明が、さらに前記業務情報のリストを格納する業務リスト格納手段と、前記業務リストから実行する業務を選択して実行業務リストを作成する実行業務リスト作成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記実行業務リスト作成手段が、前記業務の属性に含まれる納期の順序で前記業務リストから実行する業務を選択することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記実行業務リスト作成手段が、所定の指示入力に応じて前記実行業務リストを変更することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記実行業務リスト作成手段が、入力された業務実行時間に応じて前記業務リストから実行する業務を選択することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれか一項記載の発明が、さらにスケジュール管理手段を備え、前記実行業務リスト作成手段は、前記スケジュール管理手段が管理するスケジュールに基づいて前記業務リストから実行する業務を選択することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれか一項記載の発明において、前記提示時間制御手段が、前記セルを次の順序のセルに移行させた場合に、前記移行元のセルの残時間を前記次の順序であるセルに割り当てることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれか一項記載の発明において、前記提示時間制御手段が、前記セルを次の順序のセルに移行させた場合に、前記移行元のセルの残時間に基づいて移行元のセルの取り扱いを変更することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項から請求項のいずれか一項記載の発明において、前記業務情報表示手段が、前記セルに所定の入力があった場合に、当該セルを削除した旨の表示を行うことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1から請求項のいずれか一項記載の発明において、前記業務情報整理手段が、履歴情報から求められる前記各工程の平均所要時間に基づいて前記セル数を決定することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項から請求項10のいずれか一項記載の発明において、前記業務情報表示手段が、前記業務毎に進捗状況を表示することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の発明において、前記進捗状況を表示するために画面上に表示される図形が、セルの移行指示を入力するためのボタンとしても機能することを特徴とする。
請求項13記載の業務実行支援プログラムの発明は、コンピュータを、業務の属性及び業務に含まれる工程に関する情報を入力するための入力画面を表示する入力画面表示手段、前記入力画面から入力された情報を解析し、前記属性、前記業務を分割した工程及び各工程を、業務を実行する所定の単位時間毎に分割したセルを含むデータ形式に業務情報を整理する業務情報整理手段、前記業務情報整理手段が整理した業務情報を表示する業務情報表示手段、業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段、前記提示制御手段が情報を提示手段に提示させる時間を前記セル単位で制御し、所定の指示入力があった場合に、現在使用中のセルを終了させ、他の業務に属する次の順序のセルに移行させる提示時間制御手段、前記提示時間制御手段の指示に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段、として機能させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、一定時間で切り替えて並列に処理する業務のリストの作成及び利用を支援することができる。
請求項の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、簡易に実行業務リストを作成することができる。
請求項の発明によれば、納期の順序に基づいて実行業務リストを作成できる。
請求項の発明によれば、利用者が実行業務リストを変更することができる。
請求項の発明によれば、業務実行時間に応じて実行業務リストを変更することができる。
請求項の発明によれば、利用者のスケジュールに基づいて実行業務リストを変更することができる。
請求項の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、セル移行時にセルに割り当てる時間を調整することができる。
請求項の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、移行元のセルの残時間に基づいて移行元のセルの取り扱いを変更でき、セルに割り当てる時間を調整することができる。
請求項の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、セルが削除された旨を利用者が確認できる。
請求項10の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、履歴情報からセル数を決定することができる。
請求項11の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、業務毎に進捗状況を利用者が確認できる。
請求項12の発明によれば、本構成を用いない装置に比べて、進捗状況を表示する画面からセルの移行指示を入力することができる。
請求項13の発明によれば、一定時間で切り替えて並列に処理する業務のリストの作成を支援することができる業務実行支援プログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本発明にかかる業務実行支援装置のハードウエア構成の例が示される。図1において、業務実行支援装置10は、例えば汎用のコンピュータ端末等により実現され、提示装置12、入力装置14、処理部16、記憶装置18及び通信装置20を含んで構成されている。
提示装置12は、LCDあるいはCRT(Cathode Ray Tube)で構成された表示装置12aあるいはスピーカ等で構成された音声再生装置12bを含んでおり、業務の実行に必要な情報を画面に表示し、あるいは音声による読み上げにより利用者に提示する。
入力装置14は、キーボード及びポインティングデバイス等を含んで構成され、利用者が動作指示等を入力するために使用する。
処理部16は、中央処理装置(例えばCPUを使用することができる)161及びメモリ162等を含んで構成され、CPU161の処理動作を制御するプログラムを実行して後述する各機能を実現する。
記憶装置18は、ハードディスク装置(HDD)、CD(コンパクトディスク)装置等により構成され、上記CPU161の処理動作を制御するプログラム、業務の実行に必要な情報等を格納する。
通信装置20は、ネットワークカード等の適宜な通信インターフェースにより構成され、他のコンピュータとの間でデータをやり取りする。
ここで、上記業務実行支援装置10は、スタンドアロンで用いられてもよいが、業務実行支援装置10が通信装置20を介して他の利用者の作業環境に接続されていてもよい。このとき、他の利用者の作業環境とは、個人の作業環境あるいは、会議などの複数の利用者が集合した作業環境の両方を含んでいる。
図2には、本発明にかかる業務実行支援装置の一実施形態の機能ブロック図が示される。図2において、業務実行支援装置10は、提示制御部22、業務情報整理部24、提示時間制御部26、移行制御部28、業務リスト格納部30、実行業務リスト作成部32及びスケジュール管理部34の各機能を含んで構成されており、これらの機能はCPU161及びCPU161の処理動作を制御するプログラム並びに記憶装置18により実現される。
提示制御部22は、入力画面表示部22a及び業務情報表示部22bを含んで構成されている。入力画面表示部22aは、利用者が業務の属性及び業務に含まれる工程に関する情報を入力するための入力画面を表示装置12aに表示させる。ここで、上記業務の種類としては特に限定されないが、例えば文書作成、複数の業務を議題とする会議、複数のシステム開発、複数の検討課題を有する業務の検討会議等があげられる。また、業務情報表示部22bは、後述する業務情報整理部24が整理した業務情報を、表示装置12aに例えば一覧表形式で表示させる。また、業務情報表示部22bは、業務リスト格納部30に格納された業務リスト及び業務リストから実行業務リスト作成部32が作成した実行業務リストの表示も行う。
また、提示制御部22は、業務を構成する複数の工程毎に、業務の実行に必要な情報を提示装置12に提示させる。本実施形態においては、複数の業務または工程を短時間で切り替えて並行処理するために、提示装置12に工程毎の情報を切り替えながら提示させる。これを巡回提示という。また、本実施形態では、上記工程が業務を実行する所定の単位時間毎にセルとして分割されており、情報の提示はセル毎に行う構成としてもよい。このセルの長さは、例えば3分〜5分とすることができる。
業務情報整理部24は、上記入力画面から入力された情報を解析し、業務の属性、業務を分割した工程及び各工程を、業務を実行する所定の単位時間毎に分割したセルを含むデータ形式に業務情報を整理する。ここで、業務の属性には、例えば業務の名称、業務の想定所要時間、納期、業務の取組日時及び取り組んだセル等が含まれる。
提示時間制御部26は、提示制御部22が業務の実行に必要な情報を提示装置12に提示させる時間をセル単位で制御する。
移行制御部28は、提示時間制御部26の指示に基づいて、提示制御部22に対して提示装置12が提示している情報を次の順番の情報に移行させ、巡回提示を行わせる。
業務リスト格納部30は、記憶装置18上に構成され、業務情報整理部24が整理した業務情報のリストを格納する。
実行業務リスト作成部32は、業務リスト格納部30に格納された業務リストから、提示制御部22に巡回提示させて実行する業務を選択して実行業務リストを作成する。
スケジュール管理部34は、利用者または利用者が所属する部署のスケジュール情報を記憶装置18に記憶させ、スケジュール情報の更新、スケジュールの問い合わせに対する応答等のスケジュール管理を行う。
図3(a),(b)には、本発明にかかる業務実行支援装置の表示装置に表示される入力画面及び業務情報の例が示される。図3(a)は、入力画面表示部22aが表示する入力画面の例であり、業務の名称、納期、業務の想定所要時間の見積値の各入力欄が設けられている。業務の想定所要時間は、業務に含まれる工程毎にセル単位で入力する構成となっている。図3(a)の例では、工程の種類として、A:業務の受理/開始、B:調査/データ及び素材の収集、C:全体の論理構成の検討、D:各工程の詳細検討、E:文章の推敲/体裁調整、F:確認/提出が例示されているが、これらに限定されるものではない。利用者は、工程毎に、それぞれ実行に要すると想定される想定所要時間をセル単位で入力する。図3(a)では、工程A及びFがセル数1であり、他の工程がセル数5となっているが、これに限定されず、各工程の内容に応じて適宜決定することができる。なお、工程及び工程毎のセル数は、典型的な業務を想定した値をデフォルトとして表示する構成としてもよい。また、入力画面表示部22aが、過去に実行した業務の履歴情報から工程毎の平均所要時間を求め、その所要時間を例えば5で除して四捨五入した整数値を各工程のセル数としてもよい。
図3(b)は、業務情報の表示例であり、業務名、工程、納期、(取組)回数、取組日時及び取組セルの各項目が表示されている。なお、表示される項目は、図3(b)の例に限定されず、利用者が任意に編集することが可能である。上記表示項目の内、工程の欄には、工程の進捗度も表示できるようになっている。図3(b)では、各工程に属するセルを矩形で表しており、進捗度は、例えば最後に取り組んだセルを表す矩形の色を変える等の方法で表示することができる。また、工程毎の情報の巡回提示において、各セルの担当時間が終了したときには、業務情報表示部22bが当該セルの色を、上記進捗度を表す色とは異なる色で塗りつぶす構成とするのが好適である。なお、図3(b)の例では、報告書Aの業務の工程Aに属するセルが塗りつぶされている。これは、工程Aが前述したように、「業務の受理/開始」であり、入力画面から業務に関する情報を入力したときには、既に当該工程が完了しているからである。同様に、工程B(調査/データ及び素材の収集)についても、入力画面から業務に関する情報を入力したときに完了している場合もある。この場合には、工程C移行が巡回提示による並列処理の対象となる。
また、上記取組の回数は、当該業務に取り組んだ回数であり、取組日時は最後に取り組んだ日時であり、取組セルは最後に取り組んだセルである。この回数、取組日時及び取組セルの情報は、記憶装置18に各業務の履歴情報として格納しておき、業務情報整理部24がこの履歴情報を参照して業務情報中に表示してもよい。また、取組セルを表すには、例えば工程と当該工程に属するセルの番号を使用することができる。セルの番号は、図3(b)の例において、例えば各工程で左端のセルから右方向に1番から番号を付せばよい。取組セルは、上述のように、最後に取り組んだセルであるので、業務実行支援装置10が再起動したときには、当該セルから巡回提示が再開される。なお、再開するセルは、利用者が指定できる構成としてもよい。また、再開時に当該セルが完了していた場合には、次の順序のセルに移行し、その旨を表示装置12aに表示する構成となっている。
図4には、業務リストの表示例が示される。図4の例では、当初N個の業務が登録されていたが、図3(a),(b)で説明した手順により、報告書AがN+1番目の業務として追加されたことを示している。なお、業務リストは、表示装置12aに表示される。また、取組セルとして「提案書1」の業務ではE−2のセルが、「7月月報」の業務ではD−4のセルが、「報告書B」の業務ではC−4のセルがそれぞれ表示されており、工程欄にあるそれぞれのセルを表す矩形の色が変更されている。また、「提案書1」及び「7月月報」の各業務では、工程A,B,Cの全てのセルが塗りつぶされており、当該工程が終了していることが示されている。さらに、「提案書1」では、工程Dがセル4個まで終了し、工程Eの2つ目のセルが最後に取り組んだセルとなっている。「7月月報」では、工程Dがセル3個まで終了し、工程Dの4つ目のセルが最後に取り組んだセルとなっている。また、工程Eは、セル2個が終了している。
図5(a),(b)には、実行業務リストの表示例が示される。実行業務リストは、実行業務リスト作成部32が業務リスト格納部30に格納された上記業務リストから実行する業務を選択して作成する。図5(a)の例では、3個の業務(業務1,業務2,業務3)が選択されている。利用者は、この実行業務リストに表示された現在実行中のセル(取組セル)を、入力装置14から移行指示を入力して他のセルに移行することもできる。図5(b)には、移行指示の入力画面の例が示される。図5(b)では、移行指示である「スキップ」と、セルを強制終了させる「セル終了」の入力ができる構成となっている。「スキップ」及び「セル終了」を選択するか否かは、Y(選択)またはN(選択せず)の何れかにチェック(図5(b)では黒点)を入れることにより設定する。これにより、利用者は、業務の実行に必要な情報を巡回提示する際に、提示時間制御部26に対して、あるセルから他のセルに移行する指示ができるとともに、必要に応じて移行元のセルを終了させることもできる。移行先のセルは、予め定めた順序に従って提示時間制御部26が決定してもよいし、利用者がその都度指定してもよい。
また、セルを移行する場合には、提示時間制御部26が移行元のセルの残時間を移行先のセルに割り当て、移行先はデフォルトで割り当てられた時間ではなく、移行元のセルの残時間の経過により終了する。なお、セルを終了させた場合には、提示時間制御部26が当該セルを削除する構成としてもよい。セルを削除した場合には、セルを表す矩形に×印を付す等により、削除したことを表示するのが好適である。
また、提示時間制御部26は、セルを移行する際には、移行元のセルの残時間に基づいて移行前のセルの取り扱いを変更してもよい。例えば、移行元のセルの残時間が、当該セルのデフォルトの設定値の半分を超えている場合には、当該セルは使用しなかった扱いとする。また、上記残時間が当該セルのデフォルトの設定値の半分以下である場合には、当該セルが属する工程にセルを一つ追加する。これにより、当該工程の時間不足分を補う。
図5(a)に示された実行業務リストは、上述したように、実行業務リスト作成部32が業務リスト格納部30に格納された業務リストから実行する業務を選択して作成する。この場合、例えば業務属性に含まれる納期の順序に所定数、例えば5件の業務を選択する構成とすることができる。また、このように作成された実行業務リストは、利用者からの業務入替指示に基づいて変更できる構成とするのが好適である。さらに、実行業務リストに含まれる業務は、業務情報表示部22bが所定の条件、例えば進捗度(完了したセルの割合)、取組の回数、セルの取組日時、納期順等により並べ替えることができる。また、業務リスト格納部30に格納された業務リストを上記条件で並べ替え、上位の所定件数の業務で実行業務リストを作成してもよい。
また、実行業務リストを作成する他の実施形態として、利用者が入力した業務実行時間に応じて業務リストから実行する業務を選択する構成としてもよい。この場合、実行業務リスト作成部32は、各業務に属するセルの数から各業務の想定所要時間を求め、上記利用者が入力した業務実行時間内に所定数、例えば5件の業務が実行可能なように業務を選択する。このとき、利用者が入力した業務実行時間内に可能な業務件数を表示装置12aに示して利用者に可能件数以内で業務件数を決定させる構成としてもよい。また、上記業務を選択する際に使用する想定所要時間は、各業務に属する全セルから求めてもよいし、一部の工程に属するセルから求めてもよい。これは、どの工程を巡回提示させるかにより決定することができる。さらに、予め想定所要時間毎に実行業務リストの候補を作成しておき、実行業務リストを作成するための処理時間を短縮してもよい。
図6には、実行業務リストを作成する処理の一例の説明図が示される。図6の例は、上記作成例とは異なり、実行業務リスト作成部32が、スケジュール管理部34が管理する利用者または利用者が所属する部署のスケジュールに基づいて業務リストから実行する業務を選択する構成となっている。図6において、実行業務リスト作成部32がスケジュール管理部34に巡回提示を行うことができる時間帯を問い合わせると、スケジュール管理部34はスケジュールの空き時間を応答する。実行業務リスト作成部32は、想定所要時間の合計がこの空き時間以内の業務を選択して実行業務リストを作成する。図6の例では、月曜日の時間帯001に巡回提示する、業務1,2,3,6からなる実行業務リストが作成され、火曜日の時間帯002に巡回提示する、業務1,4,5,7,8からなる実行業務リストが作成されている。
図7には、本発明にかかる業務実行支援装置の動作例のフローが示される。図7は、業務情報を作成し表示する動作例である。図7において、入力画面表示部22aが業務の属性及び業務に含まれる工程に関する情報を入力するための入力画面を表示装置12aに表示させ(S101)、利用者が入力装置14から属性及び工程に関する情報を入力する(S102)。
業務情報整理部24は、上記入力画面から入力された情報を解析し、業務の属性、工程及びセルを含むデータ形式に業務情報を整理する(S103)。次に、業務情報表示部22bは、上記業務情報を表示装置12aに例えば一覧表形式で表示させる(S104)。
図8には、本発明にかかる業務実行支援装置の他の動作例のフローが示される。図8は、セルを移行させる動作例である。図8において、提示制御部22は、業務を構成する複数の工程毎に、業務の実行に必要な情報を提示装置12に巡回提示させている(S201)。
このとき、利用者が移行指示の入力画面を介して入力装置14からセルの移行指示を入力すると(S202)、提示時間制御部26が、現在使用中のセルを次のセルに移行させる(S203)。このとき、移行指示の入力画面からセル終了の指示が入力されていると(S204)、提示時間制御部26は、移行元のセルを終了させる(S205)。セルを終了させた場合には、提示時間制御部26が当該セルを削除してもよい。
S202で移行指示がない場合、S204でセル終了の指示がない場合及びS205でセルを終了させた場合には、S201からのステップを繰り返す。
図9には、本発明にかかる業務実行支援装置のさらに他の動作例のフローが示される。図9は、実行業務リストを作成する動作例である。図9において、実行業務リストを作成するための、業務の選択条件を決定する(S301)。この選択条件は、利用者が入力装置14から入力する。
実行業務リスト作成部32は、上記選択条件が業務の納期順であるか否かを確認し(S302)、納期順である場合には、業務リストから業務をその納期順に所定件数(例えば5件)選択して実行業務リストを作成する(S303)。
また、S302において、選択条件が納期順ではない場合には、選択条件が業務実行時間であるか否かを確認し(S304)、業務実行時間である場合には、業務リストから上記業務実行時間内に所定件数実行可能となるように業務を選択して実行業務リストを作成する(S305)。
また、S304において、選択条件が業務実行時間ではない場合には、選択条件がスケジュールであるか否かを確認し(S306)、スケジュールである場合には、スケジュール管理部34が指定する時間帯に所定件数実行可能となるように業務を選択して実行業務リストを作成する(S307)。
また、S306において、選択条件がスケジュールでない場合には、実行業務リスト作成部32は処理を終了する。
上述した、図7,図8及び図9の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供することもできる。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えることもできる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
図10には、実行業務リストの進捗状況の表示頁の例が示される。この表示頁は、業務情報表示部22bが表示装置12aに表示させる。図10において、表示頁には、各業務に含まれる工程毎にセルが表示されており、取り組んだ(使用済みの)セルの色が変更されている。業務1では、工程A,Bが終了し、工程Cがセル2個分、工程Dがセル2個分実行されている。また、業務2では、工程A,Bが終了し、工程Cがセル2個分実行されている。
図10に示された表示頁は、実行業務リスト毎に作成される。また、表示頁に表示されたセルを表す矩形領域は、当該セルを次のセルに移行させる等の指示を入力する制御ボタンとして機能させてもよい。この場合には、表示装置12aをタッチパネルで構成してもよい。
図11には、実行業務リストの進捗状況の表示方法の例が示される。図11において、複数の業務に関する進捗状況が、複数の表示装置12aにそれぞれ表示されており、利用者36は、各表示装置12aの前を巡回して進捗状況を確認する。これにより、各業務の巡回提示への指示を柔軟に行うとともに、複数の利用者36で分担的に業務を遂行する。
図12には、実行業務リストの進捗状況の表示方法の他の例が示される。図11において、複数の表示装置12aが、通信装置20によりネットワークに接続されており、遠隔地にいる複数の利用者36により業務の巡回提示を実行する。
以上、本発明の実施形態をいくつか紹介したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本発明にかかる業務実行支援装置のハードウエア構成の例を示す図である。 本発明にかかる業務実行支援装置の一実施形態の機能ブロック図である。 本発明にかかる業務実行支援装置の表示装置に表示される入力画面及び業務情報の例を示す図である。 業務リストの表示例を示す図である。 実行業務リストの表示例を示す図である。 実行業務リストを作成する処理の一例の説明図である。 本発明にかかる業務実行支援装置の動作例のフロー図である。 本発明にかかる業務実行支援装置の他の動作例のフロー図である。 本発明にかかる業務実行支援装置のさらに他の動作例のフロー図である。 実行業務リストの進捗状況の表示頁の例を示す図である。 実行業務リストの進捗状況の表示方法の例を示す図である。 実行業務リストの進捗状況の表示方法の他の例を示す図である。
符号の説明
10 業務実行支援装置、12 提示装置、12a 表示装置、12b 音声再生装置、14 入力装置、16 処理部、18 記憶装置、20 通信装置、22 提示制御部、24 業務情報整理部、26 提示時間制御部、28 移行制御部、30 業務リスト格納部、32 実行業務リスト作成部、34 スケジュール管理部、36 利用者、161 CPU、162 メモリ。

Claims (13)

  1. 業務の属性及び業務に含まれる工程に関する情報を入力するための入力画面を表示する入力画面表示手段と、
    前記入力画面から入力された情報を解析し、前記属性、前記業務を分割した工程及び各工程を、業務を実行する所定の単位時間毎に分割したセルを含むデータ形式に業務情報を整理する業務情報整理手段と、
    前記業務情報整理手段が整理した業務情報を表示する業務情報表示手段と、
    業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段と、
    前記提示制御手段が情報を提示手段に提示させる時間を前記セル単位で制御し、所定の指示入力があった場合に、現在使用中のセルを終了させ、他の業務に属する次の順序のセルに移行させる提示時間制御手段と、
    前記提示時間制御手段の指示に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段と、
    を備えることを特徴とする業務実行支援装置。
  2. 請求項記載の業務実行支援装置が、さらに前記業務情報のリストを格納する業務リスト格納手段と、
    前記業務リストから実行する業務を選択して実行業務リストを作成する実行業務リスト作成手段と、
    を備えることを特徴とする業務実行支援装置。
  3. 請求項記載の業務実行支援装置において、前記実行業務リスト作成手段は、前記業務の属性に含まれる納期の順序で前記業務リストから実行する業務を選択することを特徴とする業務実行支援装置。
  4. 請求項記載の業務実行支援装置において、前記実行業務リスト作成手段は、所定の指示入力に応じて前記実行業務リストを変更することを特徴とする業務実行支援装置。
  5. 請求項記載の業務実行支援装置において、前記実行業務リスト作成手段は、入力された業務実行時間に応じて前記業務リストから実行する業務を選択することを特徴とする業務実行支援装置。
  6. 請求項から請求項のいずれか一項記載の業務実行支援装置が、さらにスケジュール管理手段を備え、前記実行業務リスト作成手段は、前記スケジュール管理手段が管理するスケジュールに基づいて前記業務リストから実行する業務を選択することを特徴とする業務実行支援装置。
  7. 請求項から請求項のいずれか一項記載の業務実行支援装置において、前記提示時間制御手段は、前記セルを次の順序のセルに移行させた場合に、前記移行元のセルの残時間を前記次の順序であるセルに割り当てることを特徴とする業務実行支援装置。
  8. 請求項から請求項のいずれか一項記載の業務実行支援装置において、前記提示時間制御手段は、前記セルを次の順序のセルに移行させた場合に、前記移行元のセルの残時間に基づいて移行元のセルの取り扱いを変更することを特徴とする業務実行支援装置。
  9. 請求項から請求項のいずれか一項記載の業務実行支援装置において、前記業務情報表示手段は、前記セルに所定の入力があった場合に、当該セルを削除した旨の表示を行うことを特徴とする業務実行支援装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項記載の業務実行支援装置において、前記業務情報整理手段は、履歴情報から求められる前記各工程の平均所要時間に基づいて前記セル数を決定することを特徴とする業務実行支援装置。
  11. 請求項から請求項10のいずれか一項記載の業務実行支援装置において、前記業務情報表示手段は、前記業務毎に進捗状況を表示することを特徴とする業務実行支援装置。
  12. 請求項11記載の業務実行支援装置において、前記進捗状況を表示するために画面上に表示される図形は、セルの移行指示を入力するためのボタンとしても機能することを特徴とする業務実行支援装置。
  13. コンピュータを、
    業務の属性及び業務に含まれる工程に関する情報を入力するための入力画面を表示する入力画面表示手段、
    前記入力画面から入力された情報を解析し、前記属性、前記業務を分割した工程及び各工程を、業務を実行する所定の単位時間毎に分割したセルを含むデータ形式に業務情報を整理する業務情報整理手段、
    前記業務情報整理手段が整理した業務情報を表示する業務情報表示手段、
    業務を構成する複数の工程毎に、前記業務の実行に必要な情報を提示手段に提示させる提示制御手段、
    前記提示制御手段が情報を提示手段に提示させる時間を前記セル単位で制御し、所定の指示入力があった場合に、現在使用中のセルを終了させ、他の業務に属する次の順序のセルに移行させる提示時間制御手段、
    前記提示時間制御手段の指示に基づいて、前記提示制御手段に対して前記提示手段が提示する情報を移行させる移行制御手段、
    として機能させることを特徴とする業務実行支援プログラム。
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