JPH08137853A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Publication number
JPH08137853A
JPH08137853A JP6304329A JP30432994A JPH08137853A JP H08137853 A JPH08137853 A JP H08137853A JP 6304329 A JP6304329 A JP 6304329A JP 30432994 A JP30432994 A JP 30432994A JP H08137853 A JPH08137853 A JP H08137853A
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JP
Japan
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cell
cursor
information
character
ruled line
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Application number
JP6304329A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Tanaka
光治 田中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表組編集を行う際の操作性の向上を図った文
書処理装置を提供する。 【構成】 キーボード4を操作してカーソルの移動操作
を行うと、制御手段としてのCPU6は、ROM7が記
憶する制御プログラムに基づき、その移動操作に基づい
てカーソルを移動させ、文字編集対象のセル内でカーソ
ルを指定方向に移動できない場合に、その指定方向に隣
接するセルに文字編集対象を切り替える。これにより、
カーソルの移動操作のみで文字編集対象を切り替えるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表組編集が可能な文書
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書処理装置における表組編集で
は、文字編集対象のセルを切り替えるには、ポインティ
ングデバイスで指定するか又はセル切替のために割り当
てられたキーを押下することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポイン
ティングデバイスで指定する方法では、セルの文字入力
はキーボードにより、セルの切替はポインティングデバ
イスにより行うため、セル数の多い表に連続して文字を
入力する場合などにはキーボードとポインティングデバ
イスの双方を交互に操作しなければならず、大変操作し
難いという欠点があった。また、セルの切替のために割
り当てられたキーを操作して行う方法では、使い手がそ
の方法を知っていることが前提であるため、初心者にと
っては分かり難いという欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、表組編集を行う際の操作性の向上を図
った文書処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の文書処理
装置は、罫線編集機能を用いて縦罫線と横罫線とで囲ま
れた複数のセルを作成し、文字編集対象のセル内のカー
ソルで指定した位置に文字を入力する表組編集が可能な
文書処理装置において、前記表組及びカーソルを表示す
る表示手段と、カーソルの移動操作に基づいてカーソル
を移動させ、文字編集対象のセル内でカーソルを指定方
向に移動できない場合に、その指定方向に隣接するセル
に文字編集対象を切り替える制御手段とを有することを
特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の文書処理装置は、前記制御
手段は、カーソルの移動によって新たに文書編集対象と
なったセルの組方向及びセルの切り替わり方向を判定
し、その判定結果に基づいて新たに文書編集対象となっ
たセル内のカーソルの表示位置を制御することを特徴と
するものである。
【0007】請求項3記載の文書処理装置は、前記制御
手段は、カーソルの移動によって新たに文書編集対象と
なったセルの組方向を判定し、その判定結果が縦組の場
合に、上又は右のセルから切り替わったときは、その切
り替わったセルの文字列の先頭にカーソルを表示し、下
又は左のセルから切り替わったときは、その切り替わっ
たセルの文字列の末尾にカーソルを表示し、前記判定結
果が横組の場合は、上又は左のセルから切り替わったと
きは、その切り替わったセルの文字列の先頭にカーソル
を表示し、下又は右のセルから切り替わったときは、そ
の切り替わったセルの文字列の末尾にカーソルを表示す
ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の文書処理装置によれば、カーソ
ルの移動操作を行うと、制御手段は、その移動操作に基
づいてカーソルを移動させ、文字編集対象のセル内でカ
ーソルを指定方向に移動できない場合に、その指定方向
に隣接するセルに文字編集対象を切り替える。これによ
り、カーソルの移動操作のみで文字編集対象を切り替え
ることができる。
【0009】請求項2記載の文書処理装置によれば、制
御手段は、新たに文書編集対象となったセルの組方向及
びセルの切り替わり方向に応じて、新たに文書編集対象
となったセル内のカーソルの表示位置を制御する。これ
により、セルが切り替わった後のカーソルの移動操作が
容易となる。
【0010】請求項3記載の文書処理装置によれば、制
御手段は、新たに文書編集対象となったセルの組方向が
縦組の場合に、上又は右のセルから切り替わったとき
は、その切り替わったセルの文字列の先頭にカーソルを
表示し、下又は左のセルから切り替わったときは、その
切り替わったセルの文字列の末尾にカーソルを表示す
る。また、制御手段は、新たに文書編集対象となったセ
ルの組方向が横組の場合は、上又は左のセルから切り替
わったときは、その切り替わったセルの文字列の先頭に
カーソルを表示し、下又は右のセルから切り替わったと
きは、その切り替わったセルの文字列の末尾にカーソル
を表示する。これにより、新たに文書編集対象となった
セルの組方向が縦組又は横組であるか及びどの方向のセ
ルから切り替わったかに応じて、切り替わったセルの文
字列の先頭又は末尾にカーソルを表示するので、セルが
切り替わった後のカーソルの移動操作が容易となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0012】図1は本発明の文書処理装置の一実施例を
示すブロック図である。
【0013】この文書処理装置は、罫線編集機能を用い
て縦罫線と横罫線とで囲まれた複数のセルを作成し、文
字編集対象のセル内のカーソルで指定した位置に文字を
入力する表組編集が可能な装置であり、編集中の文書、
各種メッセージメニューなどを表示する表示手段として
のCRT表示装置1と、CRT表示装置1の画面に表示
されるイメージを展開記憶するビデオRAM(VRA
M)2と、メモリ間あるいはメモリと各デバイス間のデ
ータ転送をコントロールするビットムーブユニット(B
MU)3と、文書編集などを行うための各種キーを備え
たキーボード4と、画面上のアイコンなどを指し示すた
めなどに用いられるポインティングデバイス(PD)5
と、制御プログラム(文書編集に係るプログラムやエラ
ー処理プログラムをはじめ、後述する本発明の処理を実
現するためのプログラムも記憶されている)を記憶する
ROM7及びROM7に記憶された制御プログラムに基
づいて本装置の各部を制御するCPU6からなる制御手
段と、上述した各種プログラムをCPU6が実行する時
にワークエリア、エラー処理時の一時退避エリアとして
用いられるRAM8と、ハードディスク(HD)及びフ
ロッピーディスク(FD)を後述するアプリケーション
プログラムやデータ、ライブラリなどの保存用として用
いるハードディスクドライブ(HDD)9及びフロッピ
ーディスクドライブ(FDD)10と、他の文書処理装
置との間でネットワークを経由してデータ転送を行うた
めにネットワーク上のデータ制御、診断を行うネットワ
ークインタフェース(Net−I/F)11と、上述し
た各ユニット間を接続するアドレスバス、データバス及
び制御バスからなるI/Oバス12とを具備している。
【0014】キーボード4は、例えば「↑」キー、
「↓」キー、「←」キー、「→」キーなどの如くカーソ
ルを上下左右に1文字又は1行を移動させるためのカー
ソル移動キーを備えている。
【0015】制御手段は、本装置の各部を制御するとと
もに、カーソルの移動操作に基づいてカーソルを移動さ
せ、文字編集対象のセル内でカーソルを指定方向に移動
できない場合に、その指定方向に隣接するセルに文字編
集対象を切り替えるものである。また、制御手段は、新
たに文書編集対象となったセルの組方向が縦組の場合
に、上又は右のセルから切り替わったときは、その切り
替わったセルの文字列の先頭にカーソルを表示し、下又
は左のセルから切り替わったときは、その切り替わった
セルの文字列の末尾にカーソルを表示し、新たに文書編
集対象となったセルの組方向が横組の場合は、上又は左
のセルから切り替わったときは、その切り替わったセル
の文字列の先頭にカーソルを表示し、下又は右のセルか
ら切り替わったときは、その切り替わったセルの文字列
の末尾にカーソルを表示するようになっている。
【0016】なお、本実施例でROM7に記憶している
プログラムは、本装置に直接接続されているハードディ
スク(HD)やフロッピーディスク(FD)などの記憶
媒体にも記憶されていてもよく、さらに、ネットワーク
で接続されている他の装置上に記憶されていてもよい。
また、本発明のプログラムは、FDやHDなどの記憶媒
体やネットワークを介して他のシステムや装置に供給し
てもよい。
【0017】ここで「表組」とは、図1の装置上の処理
プログラム内において、文書の一部として表を表現する
形態をいう。表組では、様々な線種を用いた罫線編集機
能を用いてセルを作成し、文字修飾や強調書体などを用
いた文字編集機能を用いてセル内に文字を入力すること
ができる。さらに、セル内の文字列(文字情報)は、セ
ル属性(揃えなどの情報)に基づいて組版を行ってから
表示される。このようは表組の機能により、複雑な編集
を施した表を表現することが可能となる。また、「セ
ル」とは、縦罫線と横罫線とで完全に囲まれた矩形領域
をいう。
【0018】次に、図1の装置上で処理される表組デー
タの編集時のデータ構造を図2乃至図15を参照して説
明する。
【0019】表組編集時、表組のデータは図2、図3に
示すように、処理の便宜上、編集データ領域21とロー
カルデータ領域22の2つの領域に分かれて図1のRA
M8上に存在する。
【0020】編集データ領域21の表組制御情報(図2
で詳細説明)23の領域を除いた部分24には、編集中
にのみ作成・消去する一時的なデータを保持している。
【0021】ローカルデータ領域22には、表組を構成
する罫線・文字など各要素の情報などを保持していて、
編集終了後データを保存する場合は、この領域のデータ
と表組制御情報23から保存形式のデータを作成する。
このローカルデータ領域22には、作業領域管理情報2
5、区切れ情報26、区切れ情報フリーリスト27、セ
ル情報28、セル情報フリーリスト29、斜罫線情報
(図6で詳細説明)30、横罫線情報(図7で詳細説
明)31、縦罫線情報(図8で詳細説明)32、罫線レ
コードフリーリスト33、セル属性情報34、セル属性
情報フリーリスト35、オプションセル属性情報36、
オプションセル属性情報フリーリスト37などを保持す
る。
【0022】作業領域管理情報(図5で詳細説明)25
は、編集データ領域21及びローカルデータ領域22内
の各情報を管理する情報である。
【0023】区切れ情報26及び区切れ情報フリーリス
ト27は、区切れ情報(図13で詳細説明)の実体と、
新たな区切れ情報を作成するための専用の予約領域(区
切れ情報と同サイズ)が、混在して集まった領域であ
る。ここで、各情報は、区切れ情報は区切れ情報同士、
予約領域は予約領域同士で次の情報へのポインタと前の
情報へのポインタを保持する形式になっており、先頭の
情報から全ての情報が追跡可能になっている。以下、本
実施例ではこの形式のデータ構造を「リスト構造」と呼
ぶ。
【0024】セル情報28及びセル情報フリーリスト2
9は、セル情報(図9で詳細説明)の実体と、新たなセ
ル情報を作成するための専用の予約領域(セル情報と同
サイズ)が、混在して集まった領域である。この部分も
リスト構造である。
【0025】斜罫線情報30、横罫線情報31、縦罫線
情報32及び罫線レコードフリーリスト33は、斜罫線
情報(図6で詳細説明)の実体と、横罫線情報(図7で
詳細説明)の実体と、縦罫線情報(図8で詳細説明)の
実体と、新たな罫線情報を作成するための専用の予約領
域(各罫線情報と同サイズ)が、混在して集まった領域
である。この部分もリスト構造である。なお、斜罫線情
報30、横罫線情報31、縦罫線情報32は、新たな罫
線情報を作成するための専用の予約領域を共通に使用す
るために全て同サイズとなっている。
【0026】セル属性情報34及びセル属性情報フリー
リスト35は、セル属性情報(図11で詳細説明)の実
体と、新たなセル情報を作成するための専用の予約領域
(セル属性情報と同サイズ)が、混在して集まった領域
である。この部分もリスト構造である。
【0027】オプションセル属性情報36及びオプショ
ンセル属性情報フリーリスト37は、オプションセル属
性情報(図12で詳細説明)の実体と、新たなセル情報
を作成するための専用の予約領域(オプションセル属性
情報36と同サイズ)が、混在して集まった領域であ
る。この部分もリスト構造である。なお、オプションセ
ル属性情報36は、新たなオプションセル属性情報36
を作成するための専用の予約領域を共通に使用するため
に、オプション属性の種類にかかわらず全て同サイズと
なっている。
【0028】図4は表組制御情報23の詳細な構造を示
す図である。表組制御情報23は、同図に示すように、
表組データの開始を示すコマンド41と、文字入力時に
セルの自動拡張を行うか否かを示す情報などの表組全体
の編集に係るフラグ42と、表組データが作られた時の
各処理プログラムのバージョンなどを示す情報43乃至
46と、セルの最終アドレス47と、表組データ内で使
用しているグループの最終番号48と、将来の機能拡張
などによるデータフォーマットの変化に備えたリザーブ
領域49と、メジャー(グリッド)に関する、グリッド
の表示/非表示やグリッド指定単位を示すフラグ50、
グリッドの間隔を示す値51、52及び将来の機能拡張
などによるデータフォーマットの変化に備えたリザーブ
領域53と、指定親子罫に関する、上線幅54、線間隔
55及び下線幅56とから構成されている。
【0029】図5は作業管理情報25の詳細な構造を示
す図である。作業管理情報25は、同図に示すように、
データを識別するためのID61と、編集データ領域2
1の先頭アドレス62と、確保された編集データ領域2
1全体のサイズ63と、編集データの有効サイズ64
と、表組制御情報編集データ領域(図2の表組制御情報
23が格納される領域)へのポインタ65と、編集デー
タ領域21の空き部分(図2の24の部分の内、有効編
集データが占めている部分以外の部分)の管理情報66
と、ローカルデータ領域22内の罫線に関する情報の領
域(図3の30乃至33)に存在する斜罫線情報のリス
トの先頭レコードへのポインタ67と、横罫線の先頭レ
コードへのポインタ68と、縦罫線の各先頭レコードへ
のポインタ69と、セルの数、カレントセルのセル情報
へのポイントなどを保持しているセル情報の管理情報7
0と、ローカルデータ領域22内のセルに関する情報の
領域(図3の28、29)に存在するセル情報のリスト
の先頭レコードへのポインタ71と、ローカルデータ領
域22内のセル属性に関する情報の領域(図3の34、
35)に存在するセル属性情報のリストの先頭レコード
へのポインタ72と、ローカルデータ領域2内の区切れ
情報の領域(図3の26、27)に存在する区切れ情報
用の予約領域のリストの先頭レコードへのポインタ73
と、セル情報用の予約領域のリストの先頭レコードへの
ポインタ74と、文字データ用の予約領域のリストの先
頭レコードへのポインタ75と、罫線情報用の予約領域
のリストの先頭レコードへのポインタ76と、セル属性
情報用の予約領域のリストの先頭レコードへのポインタ
77と、ローカルデータ領域22内のオプションセル属
性情報の領域(図3の36、37)に存在するオプショ
ンセル属性情報用の予約領域のリストの先頭レコードへ
のポインタ78と、表組編集中の取消処理のためのUn
do制御情報79と、編集中のカレントな情報(処理中
のメニュー種別など)を示す表組動作情報80と、選択
中の罫線を示す選択罫線情報ヘッダ(図14で詳細説
明)81と、選択中のセルを示す選択セル情報ヘッダ
(図15で詳細説明)82と、ワーク領域83と、ロー
カルデータ領域22内の空き領域(図3の38)を管理
するローカルデータ領域空き管理情報84とから構成さ
れている。
【0030】図6は斜罫線レコードの詳細な構造を示す
図である。斜罫線レコードは、同図に示すように、斜罫
線の始点(ここで始点とはy座標の小さい方の端点とす
る。)の座標91と、実線、点線、一点鎖線、二点鎖
線、破線、長破線、隠れ線のいずれかが指定されている
線種92と、線幅93と、罫線ロックなどの情報を示す
フラグ94と、角丸に関する情報95と、線の色に関す
る情報96、97と、線の縦方向の長さ98と、負の値
をとり得る線の横方向の長さ99と、次のレコードが存
在しない場合はNULLとなっている、次の斜罫線レコ
ードへのポインタ100と、先頭レコードの場合はNU
LLとなっている、前の斜罫線レコードへのポインタ1
01とから構成され、ポインタ100、101の情報に
よりリスト構造を形成し、罫線に関する情報の領域(図
3の30乃至33)に存在する。
【0031】図7は横罫線レコードの詳細な構造を示す
図である。横罫線は、連続しているかぎり一本の罫線と
して一つのレコードで表現する。画面操作上は、縦罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは各横罫線レコードが保持する他
の罫線との交点の情報(「区切れ情報」26と呼称し、
図13で詳細説明)を基に判断する。ただし、連続した
横罫線でも線種や色が変わった場合、または他の罫線と
の交点で角丸が指定された場合は、その部分からは別の
罫線とみなし、別のレコードで管理する。横罫線レコー
ドは、横罫線の始点(ここで始点とはx座標の小さい方
の端点とする。)の座標111と、実線、点線、一点鎖
線、二点鎖線、破線、長破線、隠れ線、双柱罫、親子罫
1、親子罫2、指定親子罫1、指定親子罫2のいずれか
が指定されている線種112と、線幅113と、罫線ロ
ックなどの情報を示すフラグ114と、角丸に関する情
報115と、線の色に関する情報116、117と、線
の長さ118と、次のレコードが存在しない場合はNU
LLとなっている、次の横罫線レコードへのポインタ1
19と、先頭レコードの場合はNULLとなっている、
前の横罫線レコードへのポインタ120と、横罫線の先
頭区切れ情報へのポインタ121と、横罫線のy座標の
小さいほうから順に付けたシリアル番号122とから構
成され、ポインタ119、120の情報によりリスト構
造を形成し、罫線情報に関する領域(図3の30乃至3
3)に存在する。従って、同一y座標を持つ横罫線レコ
ードには、全て同じ番号が付与される。
【0032】図8に縦罫線レコードの詳細な構造を示す
図である。縦罫線は、連続しているかぎり一本の罫線と
して一つのレコードで表現する。画面操作上は、横罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは各横罫線レコードが保持する他
の罫線との交点の情報(「区切れ情報」26と呼称し、
図13で詳細説明)を基に判断する。ただし、連続した
縦罫線でも線種や色が変わった場合、または他の罫線と
の交点で角丸が指定された場合は、その部分からは別の
罫線とみなし、別のレコードで管理する。縦罫線レコー
ドは、縦罫線の始点(ここで始点とはy座標の小さい方
の端点とする。)の座標131と、実線、点線、一点鎖
線、二点鎖線、破線、長破線、隠れ線、双柱罫、親子罫
1、親子罫2、指定親子罫1、指定親子罫2のいずれか
が指定されている線種132と、線幅133と、罫線ロ
ックなどの情報を示すフラグ134と、角丸に関する情
報135と、線の色に関する情報136、137と、線
の長さ138と、次のレコードが存在しない場合はNU
LLとなっている、次の縦罫線レコードへのポインタ1
39と、先頭レコードの場合はNULLとなっている、
前の縦罫線レコードへのポインタ140と、縦罫線の先
頭区切れ情報へのポインタ141と、横罫線のx座標の
小さいほうから順に付けたシリアル番号142とから構
成され、ポインタ139、140の情報によりリスト構
造を形成し、罫線に関する情報の領域(図3の30乃至
33)に存在する。従って、同一x座標を持つ縦罫線レ
コードには、全て同じ番号が付与される。
【0033】図9はセル情報の詳細な構造を示す図であ
る。セルを形成する罫線の数は4本以上ならば何本でも
構わない。一つのセルは一つのセル情報28で管理す
る。またセルは、文字列が入った通常セルと、計算式が
入った式セルの2種類に分かれる。セル情報28は、セ
ルの上辺を形成する横罫線のうち一番左側にある横罫線
の横罫線レコードへのポインタ151と、セルの左辺を
形成する縦罫線のうち一番上側にある縦罫線の縦罫線レ
コードへのポインタ152と、セルの左上の座標153
と、セルのサイズ154と、セルの上辺を構成する横罫
線の数155と、セルの4角それぞれの角丸情報156
と、セルの4辺それぞれを形成する罫線の情報を基に各
辺の最大線幅を求めた情報157と、そのセルに属する
文字に関する情報である文字レコード(図10で詳細説
明)158と、セル内の文字列を組版した結果の文字位
置などの情報へのポインタ159と、セルが通常セルの
場合にのみ有効であり、計算時にセルが計算対象となっ
た時に計算処理プログラムに渡すセルの値を示す情報へ
のポインタ160と、次の情報が存在しない場合はNU
LLとなっている、次のセル情報へのポインタ161
と、先頭の情報の場合はNULLとなっている、前のセ
ル情報へのポインタ162とから構成され、ポインタ1
61、162の情報によりリスト構造を形成し、セル属
性に関する情報の領域(図3の34、35)に存在す
る。
【0034】図10は文字レコードの詳細な構造を示す
図である。文字レコード158は、セル情報28と一対
一で対応したセル内の文字に関する情報で、セル情報2
8内に保持され、表組データをファイルとして保存した
場合に文字レコード全体のバイト数を保持する編集中は
使用しない領域171と、セルロック、見出し指定、セ
ルの種別(通常または式)を示すフラグ172と、セル
がグループ化されていた場合のグループ番号173と、
グループの先頭メンバセルの時のみ有効のグループメン
バ数174と、セルがグループ化されている時のみ有効
であり、グループ内で何番目のメンバであるかを示すグ
ループ内メンバ番号175と、計算処理時に式がセルを
特定する指標となるセルアドレス176と、セル属性情
報(図11で詳細説明)34へのポインタ177と、こ
の文字レコードが所属するセルの先頭横罫線を特定する
情報178と、グループ化されたセルの場合に各メンバ
セル毎に文字列を管理するための情報179と、通常セ
ルの場合は文字データバッファ(通常セル)183、式
セルの場合は文字データバッファ(式セル)185の領
域全体のサイズを文字数で示す文字データカウント18
0と、文字データカウント180と同様に文字データバ
ッファのサイズを文字数で示す文字データバッファのサ
イズ181と、文字データバッファへのポインタ182
とから構成されている。ここでグループとは、グループ
化することにより複数のセルを1つのセルとみなす表組
独自の処理形態で、それに対して入力された文字列は、
グループの先頭メンバからグループメンバ番号に従って
順に各セルに割り当てて表示する。また、セルが通常セ
ルの場合、文字データバッファは、文字列(文字編集処
理のコマンドと文字コード)184のみで占められる。
また、式セルの場合、文字データバッファは、図10に
186〜191で示す部分に分かれる。文字データバッ
ファ(式セル)185には、計算結果をオプションセル
属性(図12で詳細説明)として保持する計算値表示属
性を参照して加工した文字列(文字編集処理のコマンド
と文字コード)187とその文字数186とからなる表
示文字列情報と、計算結果の情報を格納する領域188
と、計算処理プログラムによる処理時に用いるための計
算に必要な情報を格納する領域189と、セルが保持す
る式本体で逆ポーランド形式のデータ191とその文字
数190とからなる式情報とから構成されている。
【0035】図11はセル属性情報の詳細な構造を示す
図である。セル属性情報34は、同図に示すように、各
文字レコードが必ず1つだけ持つ情報で、1つのセル属
性情報34が複数の文字レコードから参照される場合も
あり、セル属性情報34全体のバイト数201と、その
セル情報が幾つの文字レコードから参照されているかを
示す値202と、組方向などの情報である組フラグ20
3と、文字タイプ(全角、半角など)、上下左右の揃え
などの情報である文字フラグ204と、セル内で日本語
を入力した時に使用する書体に関する標準書体情報20
5と、セル内で英数字を入力した時に使用する書体に関
する欧文書体情報206と、文字の背景色に関する情報
207と、行間208と、左余白209と、右余白21
0と、上余白211と、下余白212と、ここで持って
いないオプション属性はデフォルトのオプション属性を
用いてこのセル属性がどの種類のオプション属性をもっ
ているかを示す情報213と、セルの面種情報214
と、箇条書き字下げ文字数215と、段落字下げ文字数
216と、和文と欧文混在文章をきれいに表示するため
のベースライン調整量217と、オプション属性を一つ
も保持していない場合はNULLとなっており、このセ
ル属性が保持するオプション属性情報へのポインタ21
8とから構成されている。
【0036】図12はオプション属性情報の詳細な構造
を示す図である。オプション属性は、一つのセル属性情
報に対して一つのオプション属性リストという形式で保
持する。ここでオプション属性リストとは、オプション
属性情報がセル属性情報のオプション属性フラグ(図1
1参照)213で指定された種類分だけ図12の224
に示すようにつながったものをいう。オプション属性情
報は、和文強調書体1〜5、欧文強調書体1〜5、式計
算値表示属性、タブ情報の12種類のオプション属性の
データ種別221と、処理の便宜上、各種別とも同サイ
ズであって種別に応じた形式のデータが格納されている
オプション属性のデータ本体222と、次のオプション
属性がない場合はNULLとなっている、次のオプショ
ン属性情報へのポインタ223とから構成されている。
【0037】図13に区切れ情報の詳細な構造を示す。
区切れ情報26は、同図に示すように、次の情報が存在
しない場合はNULLとなっている、次の区切れ情報2
6へのポインタ231と、先頭の情報の場合はNULL
となっている、前の区切れ情報26へのポインタ232
と、交差方向を示すグラフ233と、区切れ位置の座標
234と、交差する相手の罫線レコードへのポインタ2
35とから構成され、ポインタ231、232の情報に
よりリスト構造を形成し、区切れ情報の領域(図3の2
6、27)に存在する。
【0038】図14は選択罫線情報の詳細な構造を示す
図である。選択罫線情報ヘッダ81は、選択中の罫線に
関する情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情
報内(図5の81)に保持する。選択罫線情報は、選択
中の全罫線範囲の左上の座標241と、同じく右下の座
標242と、選択罫線情報の配列用に確保しているメモ
リ上に、幾つの選択罫線情報を格納できるかを示す値
で、領域が不足した場合は新たに領域を確保し直す最大
選択罫線数243と、選択中の罫線数244と、選択罫
線情報の配列の先頭アドレス245と、縦、横、斜罫線
のいずれかの罫線種別246と、その罫線レコードへの
ポインタ247と、罫線の一部(区切れ単位で)のみが
選択されている場合に、その部分を特定するための情報
248、249とから構成されている。
【0039】図15に選択セル情報の詳細な構造を示
す。選択セル情報ヘッダ82は、選択中のセルに関する
情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情報内
(図5の82)に保持する。選択セル情報ヘッダ82
は、選択セル情報の配列用に確保しているメモリ上に、
幾つの選択罫線情報を格納できるかを示す値で、領域が
不足した場合は新たに領域を確保し直す最大選択セル数
251と、選択中のセル数252と、選択セル情報の配
列の先頭アドレス253とから構成されている。各選択
セル情報は、処理時に用いるワーク用のフラグ254
と、セル情報へのポインタ255とから構成されてい
る。
【0040】次に、本実施例の動作を図20のフローチ
ャートに従って説明する。図20は本実施例装置のCP
U6によるカーソル移動処理のフローチャートである。
【0041】まず、オペレータが、キーボード4を操作
して「↑」キー、「↓」キー、「←」キー、「→」キー
などのカーソル移動キーを入力すると、CPU6は、カ
ーソル移動処理を開始する。
【0042】カーソル移動処理では、指定された方向へ
カーソルの移動が可能か否かを調べる(S2)。カーソ
ルの移動が可能な場合は、カーソルの移動を行ってカー
ソル移動処理を終了する(S4)。カーソルの移動が不
可能な場合は、指定方向(カーソルを移動させようとし
た方向)にセルが存在するか否かを調べる(S3)。指
定方向にセルが存在しない場合は、何も行わずに処理を
終了する。指定方向にセルが存在する場合は、現在文字
編集中のセルから指定方向に隣接するセルに文字編集対
象セルを切り替え(S5)、新たに文字編集対象となっ
たセル(新編集セル)の組方向が縦組か否かを調べる
(S6)。縦組の場合は、図20に示す縦組のカーソル
表示処理を行う(S7)。横組の場合は、図20に示す
横組のカーソル表示処理を行う(S8)。
【0043】新編集セルが縦組の場合は、図20に示す
ように、縦組のカーソル表示処理を行う。すなわち、上
又は右のセルからセルが切り替えられたか否かを調べる
(S9)。上又は右のセルから切り替わった場合は、新
編集セルの文字列の先頭にカーソルを表示する(S1
1)。そうでない場合は、新編集セルの文字列の末尾に
カーソルを表示する(S10)。
【0044】新編集セルが横組の場合は、図20に示す
ように、横組のカーソル表示処理を行う。すなわち、上
又は左のセルからセルが切り替えられたか否かを調べる
(S12)。上又は左のセルから切り替わった場合は、
新編集セルの文字列の先頭にカーソルを表示する(S1
4)。そうでない場合は、新編集セルの文字列の末尾に
カーソルを表示する(S13)。前記ステップS7又は
S8でカーソル表示処理を終了してカーソル移動処理が
終了する。
【0045】次に、本実施例の動作を図16乃至図19
を例に挙げて具体的に説明する。同図はカーソル移動操
作によって文字編集対象のセルを切り替える動作を説明
するためのCRT表示装置1の表示例を示す図である。
また、同図は3行3列の表であって、各セル300には
説明のために「セルNo.1」から「セルNo.9」ま
でのセル番号が振ってある。また、説明のためにカーソ
ル301の位置をa乃至xで示している。
【0046】図16はセル300の組方向が横組でカー
ソル301が左右のセル300に移動する場合を示して
いる。同図の場合は、現在「セルNo.5」の文字編集
を行っているものとする。カーソル301がセルNo.
5のaにある場合に、オペレータがキーボード4を操作
して例えば「←」キーなどの1文字左に移動させるキー
(以下「1文字左キー」という。)を入力したとする。
ここでカーソル301は1行目の最も左にあり、更に左
には移動できないため、文字編集対象を現在編集中のセ
ルNo.5から左隣のセルNo.4に切り替える。セル
No.4では継続して文字編集を行うことが可能とな
る。また、この時新たに文字編集対象となったセルN
o.4の組方向が横組であるので、新たに編集を開始す
るセルNo.4の文字列の末尾(bの位置)にカーソル
301を移動する。つまり、切り替え先のセル300か
ら見て右又は下から切り替えられた場合は、カーソル3
01を末尾に、左又は上から切り替えられた場合は、カ
ーソル301を先頭に表示する。同様にしてセルNo.
5のcにカーソル301がある場合に、例えば「→」キ
ーなどの1文字右に移動させるキー(以下「1文字右キ
ー」という。)を入力すると、文字編集対象はセルN
o.6に切り替わり、文字列の先頭であるdの位置にカ
ーソル301が表示される。なお、切り替え先のセル3
00が縦組の場合は、縦組のカーソル表示処理を行う。
すなわち、上又は右から切り替えられた場合は、カーソ
ル301を先頭に、下又は左から切り替えられた場合
は、末尾にカーソル301を表示する。
【0047】図17はセル300の組方向が横組でカー
ソル301が上下のセル300に移動する場合を示して
いる。セルNo.2のeにカーソル301がある場合
に、例えば「↓」キーなどの1文字下に移動させるキー
(以下「1文字下キー」という。)を入力すると、文字
編集対象はセルNo.5に切り替わり、カーソル位置は
fとなる。さらにカーソル301を下に移動させてカー
ソル301がgの位置に移動し、その次の「1文字下キ
ー」の入力で文字編集対象はセルNo.8に切り替わ
り、カーソル位置はセルNo.8の文字列の先頭である
hとなる。ここで、今度は例えば「↑」キーなどの1文
字上に移動させるキー(以下「1文字上キー」とい
う。)を入力すると、再びセルNo.5が文字編集対象
となり、セルNo.5の文字列の末尾であるiにカーソ
ル301が表示される。続いてカーソル301を上に移
動させてカーソル301がjの位置に移動し、その次の
「1文字上キー」の入力でセルNo.2が文字編集対象
となってセルNo.2のeにカーソル301が表示され
る。
【0048】図18はセル300の組方向が縦組でカー
ソル301が上下のセル300に移動する場合を示して
いる。セルNo.2のmにカーソル301がある場合
に、「1文字下キー」を入力すると、文字編集対象がセ
ルNo.5に切り替わり、カーソル位置はnとなる。さ
らにカーソル301を下に移動させると、カーソル30
1は矢印で示すように移動し、セルNo.5のoの位置
に移動し、その次の「1文字下キー」の入力で文字編集
対象はセルNo.8に切り替わり、カーソル位置はセル
No.8の文字列の先頭であるpとなる。ここで、今度
は「1文字上キー」を入力すると、再びセルNo.5が
文字編集対象となり、セルNo.5の文字列の末尾であ
るoにカーソル301が表示される。続いてカーソル3
01を上に移動させると、カーソル301がnの位置に
移動し、その次の「1文字上キー」の入力でセルNo.
2が文字編集対象となってセルNo.2のmにカーソル
301が表示される。
【0049】図19はセル300の組方向が縦組でカー
ソル301が左右のセル300に移動する場合を示して
いる。セルNo.6のqにカーソル301がある場合
に、「1文字左キー」を入力すると、文字編集対象はセ
ルNo.5に切り替わり、カーソル位置はrとなる。さ
らにカーソル301を左に移動させると、カーソル30
1がsに移動し、その次の「1文字左キー」の入力で文
字編集対象はセルNo.4に切り替わり、カーソル位置
はセルNo.4の文字列の先頭であるtとなる。ここ
で、今度は「1文字右キー」を入力すると、再びセルN
o.5が文字編集対象となり、セルNo.5の文字列の
末尾であるuにカーソル301が表示される。続いてカ
ーソル301を右に移動させるとカーソル301がvの
位置に移動し、その次の「1文字右キー」の入力でセル
No.6が文字編集対象となってセルNo.6のqにカ
ーソル301が表示される。
【0050】なお、本実施例では、カーソル移動操作を
「上下左右に1文字又は1行カーソルを移動させる操
作」として説明したが、単語単位の移動や段落単位の移
動に置き換えることが可能である。また、カーソル移動
操作を「行頭移動キー」(Homeキー)及び「行末移
動キー」(Endキー)の操作に置き換え、編集中のセ
ル300が横組の場合は、「行頭移動キー」で左のセル
300へ移動し、「行末移動キー」で右のセル300へ
移動するようにすることも可能であり、同様に、編集中
のセル300が縦組の場合は、「行頭移動キー」で上の
セル300へ、「行末移動キー」で下のセル300へ移
動することも可能である。さらに、図21に示すよう
に、「行頭移動キー」で表の先頭(最も左上)のセル3
00への切り替え、図22に示すように、「行末移動キ
ー」で表の末尾(最も右下)のセル300への切り替え
とすることも可能である。
【0051】また、本実施例では編集中セル300から
上下左右の隣接する何れかのセル300への編集切り替
えであったが、移動方向にセル300がない場合には図
23乃至図28に示すように「次(前)の行の先頭(末
尾)のセル」や「次(前)の列の先頭(末尾)のセル」
へ切り替えるようにすることも可能である。このように
することで新規に作成した表に連続してデータを入力す
る場合等に操作性の向上が期待できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0053】請求項1記載の発明によれば、カーソルの
移動操作のみで文字編集対象を切り替えることができる
ので、初心者でも分かり易いため、表組編集を行う際の
操作性の向上を図った文書処理装置を提供することがで
きる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、新たに文書
編集対象となったセルの組方向及びセルの切り替わり方
向に応じて、カーソルの表示位置を制御するので、セル
が切り替わった後のカーソルの移動操作が容易となり、
操作性の向上をより図ることができる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、新たに文書
編集対象となったセルの組方向が縦組又は横組であるか
及びどの方向のセルから切り替わったかに応じて、切り
替わったセルの文字列の先頭又は末尾にカーソルを表示
するので、セルが切り替わった後のカーソルの移動操作
が容易となり、操作性の向上をより図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のブロック図である。
【図2】表組のデータ構造を示す図である。
【図3】表組のデータ構造を示す図である。
【図4】表組制御情報の詳細な構造を示す図である。
【図5】作業管理情報の詳細な構造を示す図である。
【図6】斜罫線レコードの詳細な構造を示す図である。
【図7】横罫線レコードの詳細な構造を示す図である。
【図8】縦罫線レコードの詳細な構造を示す図である。
【図9】セル情報の詳細な構造を示す図である。
【図10】文字レコードの詳細な構造を示す図である。
【図11】セル属性情報の詳細な構造を示す図である。
【図12】オプション属性情報の詳細な構造を示す図で
ある。
【図13】区切れ情報の詳細な構造を示す図である。
【図14】選択罫線情報の詳細な構造を示す図である。
【図15】選択セル情報の詳細な構造を示す図である。
【図16】セルの組方向が横組でカーソルが左右のセル
に移動する場合を説明するための図である。
【図17】セルの組方向が横組でカーソルが上下のセル
に移動する場合を説明するための図である。
【図18】セルの組方向が縦組でカーソルが上下のセル
に移動する場合を説明するための図である。
【図19】セルの組方向が縦組でカーソルが左右のセル
に移動する場合を説明するための図である。
【図20】本実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図21】他の実施例を説明するための図である。
【図22】他の実施例を説明するための図である。
【図23】他の実施例を説明するための図である。
【図24】他の実施例を説明するための図である。
【図25】他の実施例を説明するための図である。
【図26】他の実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CRT表示装置(表示手段) 2 ビデオRAM 3 BMU 4 キーボード(入力手段) 5 ポインティングデバイス 6 CPU(制御手段) 7 ROM(制御手段) 8 作業用のRAM 9 ハードディスクドライブ 10 フロッピーディスクドライブ 11 ネットワークインタフェース 12 I/Oバス 300 セル 301 カーソル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 罫線編集機能を用いて縦罫線と横罫線と
    で囲まれた複数のセルを作成し、文字編集対象のセル内
    のカーソルで指定した位置に文字を入力する表組編集が
    可能な文書処理装置において、前記表組及びカーソルを
    表示する表示手段と、カーソルの移動操作に基づいてカ
    ーソルを移動させ、文字編集対象のセル内でカーソルを
    指定方向に移動できない場合に、その指定方向に隣接す
    るセルに文字編集対象を切り替える制御手段とを有する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、カーソルの移動によっ
    て新たに文書編集対象となったセルの組方向及びセルの
    切り替わり方向を判定し、その判定結果に基づいて新た
    に文書編集対象となったセル内のカーソルの表示位置を
    制御することを特徴とする請求項1記載の文書処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、カーソルの移動によっ
    て新たに文書編集対象となったセルの組方向を判定し、
    その判定結果が縦組の場合に、上又は右のセルから切り
    替わったときは、その切り替わったセルの文字列の先頭
    にカーソルを表示し、下又は左のセルから切り替わった
    ときは、その切り替わったセルの文字列の末尾にカーソ
    ルを表示し、前記判定結果が横組の場合は、上又は左の
    セルから切り替わったときは、その切り替わったセルの
    文字列の先頭にカーソルを表示し、下又は右のセルから
    切り替わったときは、その切り替わったセルの文字列の
    末尾にカーソルを表示することを特徴とする請求項1記
    載の文書処理装置。
JP6304329A 1994-11-14 1994-11-14 文書処理装置 Pending JPH08137853A (ja)

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JP6304329A JPH08137853A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 文書処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100426201C (zh) * 2004-02-17 2008-10-15 京瓷株式会社 携带终端
JP2013058214A (ja) * 2006-07-10 2013-03-28 Microsoft Corp モバイルデータ処理デバイスのためのトラックボールシステムおよび方法
CN111767699A (zh) * 2019-03-12 2020-10-13 珠海金山办公软件有限公司 一种单元格处理方法和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013058214A (ja) * 2006-07-10 2013-03-28 Microsoft Corp モバイルデータ処理デバイスのためのトラックボールシステムおよび方法
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