JPH0830599A - 文書処理装置及び文書処理方法 - Google Patents
文書処理装置及び文書処理方法Info
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- JPH0830599A JPH0830599A JP6189914A JP18991494A JPH0830599A JP H0830599 A JPH0830599 A JP H0830599A JP 6189914 A JP6189914 A JP 6189914A JP 18991494 A JP18991494 A JP 18991494A JP H0830599 A JPH0830599 A JP H0830599A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦組と横組の混在する表組の拡大・縮小にあ
たって、縦組と横組のどちらの文字組も崩れることなく
以前の状態に近付けることができる文書処理装置を提供
することを目的とする。 【構成】 前記表組のうちの対象表組を指定する指定手
段と、前記表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小率
を指示する指示手段とを設けておく。そして、指定手段
により指定された対象表組の文字列に対し、セル毎の組
方向を利用して指示手段により指示された縦方向/横方
向別拡大・縮小率のどちらを使用するかを判定し、判定
された拡大・縮小率に基づいて、セル内の文字のサイズ
を変更する。
たって、縦組と横組のどちらの文字組も崩れることなく
以前の状態に近付けることができる文書処理装置を提供
することを目的とする。 【構成】 前記表組のうちの対象表組を指定する指定手
段と、前記表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小率
を指示する指示手段とを設けておく。そして、指定手段
により指定された対象表組の文字列に対し、セル毎の組
方向を利用して指示手段により指示された縦方向/横方
向別拡大・縮小率のどちらを使用するかを判定し、判定
された拡大・縮小率に基づいて、セル内の文字のサイズ
を変更する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表計算や表組形式文書
の組版・編集を行う文書処理装置に関するものである。
の組版・編集を行う文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文書の一部として表を表現する表組で
は、様々な線種を用いた罫線編集機能によりセルを作成
し、文字修飾や強調書体などを用いた文字編集機能によ
り前記セルの中に文字を入力することができる。さら
に、セル内の文字列は、セル属性(揃えなどの情報)に
基づいて組版を行ってから表示される。このような表組
の機能により、複雑な編集を施した表を表現することが
可能である。
は、様々な線種を用いた罫線編集機能によりセルを作成
し、文字修飾や強調書体などを用いた文字編集機能によ
り前記セルの中に文字を入力することができる。さら
に、セル内の文字列は、セル属性(揃えなどの情報)に
基づいて組版を行ってから表示される。このような表組
の機能により、複雑な編集を施した表を表現することが
可能である。
【0003】このような表組形式文書の組版・編集を行
う文書処理において、文字サイズ(級数やポイント数)
の変更(拡大・縮小)を行う場合には、縦横別々に入力
するあるいはマウスにより一括に入力するなどの指示手
段により、入力された縦方向及び横方向それぞれの拡大
・縮小率から、対角線の拡大・縮小率を算出したり特殊
な演算を施したりして一つの拡大・縮小係数を算出して
行っている。
う文書処理において、文字サイズ(級数やポイント数)
の変更(拡大・縮小)を行う場合には、縦横別々に入力
するあるいはマウスにより一括に入力するなどの指示手
段により、入力された縦方向及び横方向それぞれの拡大
・縮小率から、対角線の拡大・縮小率を算出したり特殊
な演算を施したりして一つの拡大・縮小係数を算出して
行っている。
【0004】また、この他の文字サイズの変更方法とし
て、例えば縦方向及び横方向それぞれの拡大・縮小率か
ら、文字の縦横比ごと変形するものもあるが、この方法
では、縦横の変倍率に差が大きくなると不自然な文字に
なるため、汎用性は低い。
て、例えば縦方向及び横方向それぞれの拡大・縮小率か
ら、文字の縦横比ごと変形するものもあるが、この方法
では、縦横の変倍率に差が大きくなると不自然な文字に
なるため、汎用性は低い。
【0005】従って、従来の文字サイズの変更方法とし
ては、一般に前述した対角線の拡大・縮小率を利用する
方法が用いられている。
ては、一般に前述した対角線の拡大・縮小率を利用する
方法が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の対角線の拡大・縮小率を利用する方法では、拡大・
縮小の縦横比の差が大きくなるにつれ、文字の並びが最
初のものと大きく変わってしまう。また、どちらか1方
向の拡大・縮小率を利用した場合にも、図16のような
縦組及び横組が混在する一般的な表組においては、拡大
・縮小の縦横比の差が大きくなるにつれ、どちらか一方
の組方向のセルの文字組が大きく崩れるという問題があ
った。
来の対角線の拡大・縮小率を利用する方法では、拡大・
縮小の縦横比の差が大きくなるにつれ、文字の並びが最
初のものと大きく変わってしまう。また、どちらか1方
向の拡大・縮小率を利用した場合にも、図16のような
縦組及び横組が混在する一般的な表組においては、拡大
・縮小の縦横比の差が大きくなるにつれ、どちらか一方
の組方向のセルの文字組が大きく崩れるという問題があ
った。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、縦組と
横組の混在する表組の拡大・縮小にあたって、縦組と横
組のどちらの文字組も崩れることなく以前の状態に近付
けることができる文書処理装置、及び文書処理方法を提
供することを目的とする。
横組の混在する表組の拡大・縮小にあたって、縦組と横
組のどちらの文字組も崩れることなく以前の状態に近付
けることができる文書処理装置、及び文書処理方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字処理装置は、文字列を有するセルで形成
された表組を表示する表示手段を有し、該表示手段に表
示された表組に対して拡大/縮小編集を行う文書処理装
置において、前記表組のうちの対象表組を指定する指定
手段と、前記表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小
率を指示する指示手段と、前記指定手段により指定され
た対象表組の文字列に対し、前記指示手段により指示さ
れた縦方向/横方向別拡大・縮小率のどちらを使用する
かをセル毎の組方向を利用して判定する判定手段と、前
記判定手段により判定された拡大・縮小率に基づいて、
セル内の文字のサイズを変更する編集手段とを備えたも
のである。
に本発明の文字処理装置は、文字列を有するセルで形成
された表組を表示する表示手段を有し、該表示手段に表
示された表組に対して拡大/縮小編集を行う文書処理装
置において、前記表組のうちの対象表組を指定する指定
手段と、前記表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小
率を指示する指示手段と、前記指定手段により指定され
た対象表組の文字列に対し、前記指示手段により指示さ
れた縦方向/横方向別拡大・縮小率のどちらを使用する
かをセル毎の組方向を利用して判定する判定手段と、前
記判定手段により判定された拡大・縮小率に基づいて、
セル内の文字のサイズを変更する編集手段とを備えたも
のである。
【0009】上記目的を達成するために本発明の文字処
理方法は、文字列を有するセルで形成された表組を表示
する表示手段に表示された表組に対し、拡大/縮小編集
を行う文書処理方法において、前記表組のうちの対象表
組を指定する指定手段と、前記表組に対する縦方向/横
方向別拡大・縮小率を指示する指示手段とを予め用意し
ておき、前記指定手段により指定された対象表組の文字
列に対し、前記指示手段により指示された縦方向/横方
向別拡大・縮小率のどちらを使用するかをセル毎の組方
向を利用して判定し、判定された拡大・縮小率に基づい
て、セル内の文字のサイズを変更するようにしたもので
ある。
理方法は、文字列を有するセルで形成された表組を表示
する表示手段に表示された表組に対し、拡大/縮小編集
を行う文書処理方法において、前記表組のうちの対象表
組を指定する指定手段と、前記表組に対する縦方向/横
方向別拡大・縮小率を指示する指示手段とを予め用意し
ておき、前記指定手段により指定された対象表組の文字
列に対し、前記指示手段により指示された縦方向/横方
向別拡大・縮小率のどちらを使用するかをセル毎の組方
向を利用して判定し、判定された拡大・縮小率に基づい
て、セル内の文字のサイズを変更するようにしたもので
ある。
【0010】
【作用】上記構成により本発明の文字処理装置によれ
ば、判定手段は、指定手段により指定された対象表組の
文字列に対し、セル毎の組方向を利用して、指示手段に
より指示された縦方向/横方向別拡大・縮小率のどちら
を使用するかを判定し、編集手段は、前記判定手段によ
り判定された拡大・縮小率に基づいて、セル内の文字の
サイズを変更する。これにより、例えば縦組と横組の混
在する表組の拡大・縮小にあたって、個々のセルに対
し、その組み方向を考慮して文字の拡大・縮小率を決定
することができ、縦組と横組のどちらの文字組も崩れる
ことなく以前の状態に近付けることができる。
ば、判定手段は、指定手段により指定された対象表組の
文字列に対し、セル毎の組方向を利用して、指示手段に
より指示された縦方向/横方向別拡大・縮小率のどちら
を使用するかを判定し、編集手段は、前記判定手段によ
り判定された拡大・縮小率に基づいて、セル内の文字の
サイズを変更する。これにより、例えば縦組と横組の混
在する表組の拡大・縮小にあたって、個々のセルに対
し、その組み方向を考慮して文字の拡大・縮小率を決定
することができ、縦組と横組のどちらの文字組も崩れる
ことなく以前の状態に近付けることができる。
【0011】本発明の文字処理方法によれば、指定手段
により指定された対象表組の文字列に対し、セル毎の組
方向を利用して指示手段により指示された縦方向/横方
向別拡大・縮小率のどちらを使用するかを判定し、判定
された拡大・縮小率に基づいて、セル内の文字のサイズ
を変更する。これにより、上記発明と同様に、縦組と横
組の混在する表組の拡大・縮小にあたって、縦組と横組
のどちらの文字組も崩れることなく以前の状態に近付け
ることができる。
により指定された対象表組の文字列に対し、セル毎の組
方向を利用して指示手段により指示された縦方向/横方
向別拡大・縮小率のどちらを使用するかを判定し、判定
された拡大・縮小率に基づいて、セル内の文字のサイズ
を変更する。これにより、上記発明と同様に、縦組と横
組の混在する表組の拡大・縮小にあたって、縦組と横組
のどちらの文字組も崩れることなく以前の状態に近付け
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0013】図1は、本発明に係る文書処理装置の実施
例の概略構成を示すブロック図である。
例の概略構成を示すブロック図である。
【0014】この文書処理装置は、アドレスバス、デー
タバス及び制御バスから構成されるI/Oバス1を有
し、このI/Oバス1には、本装置を構成するユニット
として、CPU2の他、ROM3、RAM4及びビデオ
RAM(VRAM)5等が接続されている。
タバス及び制御バスから構成されるI/Oバス1を有
し、このI/Oバス1には、本装置を構成するユニット
として、CPU2の他、ROM3、RAM4及びビデオ
RAM(VRAM)5等が接続されている。
【0015】CPU2は、ROM3に記憶された制御プ
ログラムに基づいて本装置の各部を制御する。ここで、
制御プログラムには、文書編集に係るプログラムやエラ
ー処理プログラムを始め、後述する本発明の処理を実現
するためのプログラムも記憶されている。
ログラムに基づいて本装置の各部を制御する。ここで、
制御プログラムには、文書編集に係るプログラムやエラ
ー処理プログラムを始め、後述する本発明の処理を実現
するためのプログラムも記憶されている。
【0016】また、RAM4は、上述した各種プログラ
ムをCPU1が実行する時にワークエリアやエラー処理
時の一時退避エリアとして用いられ、ビデオRAM(V
RAM)5は、編集中の文書や各種メッセージメニュー
などを表示するCRT表示装置6の画面に表示されるイ
メージを展開記憶する。
ムをCPU1が実行する時にワークエリアやエラー処理
時の一時退避エリアとして用いられ、ビデオRAM(V
RAM)5は、編集中の文書や各種メッセージメニュー
などを表示するCRT表示装置6の画面に表示されるイ
メージを展開記憶する。
【0017】さらに、I/Oバス1には、メモリと各デ
バイス間あるいはメモリ間のデータ転送をコントロール
するビットムーブユニット(BMU)7と、文書編集な
どを行うための各種キーを備えたキーボード8と、画面
上のアイコンなどを指し示すためなどに用いられるポイ
ンティングデバイス(PD)9とが接続されるほか、ハ
ードディスクドライブ(HDD)10、フロッピーディ
スクドライブ(FDD)11、及びネットワークインタ
ーフェース(Net−I/F)12の各ユニットが接続
されている。
バイス間あるいはメモリ間のデータ転送をコントロール
するビットムーブユニット(BMU)7と、文書編集な
どを行うための各種キーを備えたキーボード8と、画面
上のアイコンなどを指し示すためなどに用いられるポイ
ンティングデバイス(PD)9とが接続されるほか、ハ
ードディスクドライブ(HDD)10、フロッピーディ
スクドライブ(FDD)11、及びネットワークインタ
ーフェース(Net−I/F)12の各ユニットが接続
されている。
【0018】ハードディスクドライブ(HDD)10及
びフロッピーディスクドライブ(FDD)11は、後述
するアプリケーションプログラムやデータ、ライブラリ
などの保存用に用いられるハードディスク及びフロッピ
ーディスクの各ディスクをそれぞれドライブする機能を
有する。
びフロッピーディスクドライブ(FDD)11は、後述
するアプリケーションプログラムやデータ、ライブラリ
などの保存用に用いられるハードディスク及びフロッピ
ーディスクの各ディスクをそれぞれドライブする機能を
有する。
【0019】また、ネットワークインターフェース(N
et−I/F)12は、他の文書処理装置との間でネッ
トワークを経由してデータ転送を行うためにネットワー
ク上のデータ制御、診断を行う。
et−I/F)12は、他の文書処理装置との間でネッ
トワークを経由してデータ転送を行うためにネットワー
ク上のデータ制御、診断を行う。
【0020】なお、本実施例でROM3に記憶している
プログラムは、装置に直接接続されているハードディス
ク(HD)及びフロッピーディスク(FD)などの記録
媒体にも記憶されていてもよい。さらに、ネットワーク
で接続されている他の装置上に記憶されていてもよい。
また、本発明のプログラムは、ハードディスク及びフロ
ッピーディスクなどの記憶媒体やネットワークを介して
システムや装置に供給することができる。
プログラムは、装置に直接接続されているハードディス
ク(HD)及びフロッピーディスク(FD)などの記録
媒体にも記憶されていてもよい。さらに、ネットワーク
で接続されている他の装置上に記憶されていてもよい。
また、本発明のプログラムは、ハードディスク及びフロ
ッピーディスクなどの記憶媒体やネットワークを介して
システムや装置に供給することができる。
【0021】次に、装置上で処理される表組データの編
集時のデータ構造を、図2〜図14を用いて説明する。
集時のデータ構造を、図2〜図14を用いて説明する。
【0022】表組とは、図1の装置上の処理プログラム
内において、文書の一部として表を表現する形態であ
り、この表組のデータは図2に示すように、処理の便宜
上、編集データ領域21とローカルデータ領域22の2
つの領域に分かれて図1のRAM4上に存在する。
内において、文書の一部として表を表現する形態であ
り、この表組のデータは図2に示すように、処理の便宜
上、編集データ領域21とローカルデータ領域22の2
つの領域に分かれて図1のRAM4上に存在する。
【0023】編集データ領域21の表組制御情報部23
(後述の図3で詳細説明)を除いた部分24には、編集
中にのみ作成・消去する一時的なデータを保持してい
る。ローカルデータ領域22には表組を構成する罫線・
文字など各要素の情報などを保持していて、編集終了後
データを保存する場合は、この領域のデータと表組制御
情報23から保存形式のデータを作成する。
(後述の図3で詳細説明)を除いた部分24には、編集
中にのみ作成・消去する一時的なデータを保持してい
る。ローカルデータ領域22には表組を構成する罫線・
文字など各要素の情報などを保持していて、編集終了後
データを保存する場合は、この領域のデータと表組制御
情報23から保存形式のデータを作成する。
【0024】作業領域管理情報25(後述の図4で詳細
する)は、編集データ領域21及びローカルデータ領域
22内の各情報を管理する情報である。26,27は、
区切れ情報(後述の図12で詳細説明)の実体と、新た
な区切れ情報を作成するための専用の予約領域(区切れ
情報と同サイズ)とが混在し集まった領域である。ここ
で、各情報においては、区切れ情報は区切れ情報同士、
予約領域は予約領域同士で次の情報へのポインタと前の
情報へのポインタを保持する形式になっていて、先頭の
情報から全ての情報が追跡可能になっている。以下、本
実施例ではこの形式のデータ構造を「リスト構造」と呼
ぶ。
する)は、編集データ領域21及びローカルデータ領域
22内の各情報を管理する情報である。26,27は、
区切れ情報(後述の図12で詳細説明)の実体と、新た
な区切れ情報を作成するための専用の予約領域(区切れ
情報と同サイズ)とが混在し集まった領域である。ここ
で、各情報においては、区切れ情報は区切れ情報同士、
予約領域は予約領域同士で次の情報へのポインタと前の
情報へのポインタを保持する形式になっていて、先頭の
情報から全ての情報が追跡可能になっている。以下、本
実施例ではこの形式のデータ構造を「リスト構造」と呼
ぶ。
【0025】28,29はセル情報(後述する図8で詳
細説明)の実体と、新たなセル情報を作成するための専
用の予約領域(セル情報と同サイズ)とが、混在し集ま
った領域である。この部分もリスト構造である。30,
31,32,33は斜罫線情報(後述の図5で詳細説
明)の実体と、横罫線情報(後述の図6で詳細説明)の
実体と、縦罫線情報(後述する図7で詳細説明)の実体
と、新たな罫線情報を作成するための専用の予約領域
(各罫線情報と同サイズ)とが混在し集まった領域であ
る。この部分もリスト構造である。
細説明)の実体と、新たなセル情報を作成するための専
用の予約領域(セル情報と同サイズ)とが、混在し集ま
った領域である。この部分もリスト構造である。30,
31,32,33は斜罫線情報(後述の図5で詳細説
明)の実体と、横罫線情報(後述の図6で詳細説明)の
実体と、縦罫線情報(後述する図7で詳細説明)の実体
と、新たな罫線情報を作成するための専用の予約領域
(各罫線情報と同サイズ)とが混在し集まった領域であ
る。この部分もリスト構造である。
【0026】なお、斜罫線情報、横罫線情報及び縦罫線
情報は、新たな罫線情報を作成するための専用の予約領
域を共通に使用するために全て同サイズとなっている。
34,35は、セル属性情報(後述の図10で詳細説
明)の実体と、新たなセル情報を作成するための専用の
予約領域(セル属性情報と同サイズ)とが混在して集ま
った領域である。この部分もリスト構造である。
情報は、新たな罫線情報を作成するための専用の予約領
域を共通に使用するために全て同サイズとなっている。
34,35は、セル属性情報(後述の図10で詳細説
明)の実体と、新たなセル情報を作成するための専用の
予約領域(セル属性情報と同サイズ)とが混在して集ま
った領域である。この部分もリスト構造である。
【0027】36,37はオプションセル属性情報(後
述の図11で詳細説明する)の実体と、新たなセル情報
を作成するための専用の予約領域(オプションセル属性
情報と同サイズ)とが混在し集まった領域である。この
部分もリスト構造である。なお、オプションセル属性情
報は、新たなオプションセル属性情報を作成するための
専用の予約領域を共通に使用するために、オプションン
属性の種類に関わらず全て同サイズとなっている。
述の図11で詳細説明する)の実体と、新たなセル情報
を作成するための専用の予約領域(オプションセル属性
情報と同サイズ)とが混在し集まった領域である。この
部分もリスト構造である。なお、オプションセル属性情
報は、新たなオプションセル属性情報を作成するための
専用の予約領域を共通に使用するために、オプションン
属性の種類に関わらず全て同サイズとなっている。
【0028】図2の表組制御情報23の詳細な構造を図
3に示す。41は表組データの開始を示すコマンド、4
2は文字入力時にセルの自動拡張を行うか否かを示す情
報など表組全体の編集に関わるフラグである。43,4
4,45,46は表組データが作られた時の各処理プロ
グラムのバージョンなどを示す情報である。47はセル
の最終アドレス、48は表組データ内で使用しているグ
ループの最終番号を示す。49は将来の機能拡張などに
よるデータフォーマットの変化に備えたリザーブ領域で
ある。
3に示す。41は表組データの開始を示すコマンド、4
2は文字入力時にセルの自動拡張を行うか否かを示す情
報など表組全体の編集に関わるフラグである。43,4
4,45,46は表組データが作られた時の各処理プロ
グラムのバージョンなどを示す情報である。47はセル
の最終アドレス、48は表組データ内で使用しているグ
ループの最終番号を示す。49は将来の機能拡張などに
よるデータフォーマットの変化に備えたリザーブ領域で
ある。
【0029】50〜53はメジャー(グリッド)に関す
る情報で、50はグリッドの表示/非表示やグリッド指
定単位を示すフラグである。51,52はグリッドの間
隔を示す値である。53は将来の機能拡張などによるデ
ータフォーマットの変化に備えたリザーブ領域である。
る情報で、50はグリッドの表示/非表示やグリッド指
定単位を示すフラグである。51,52はグリッドの間
隔を示す値である。53は将来の機能拡張などによるデ
ータフォーマットの変化に備えたリザーブ領域である。
【0030】54〜56は指定親子罫に関する情報であ
り、上線幅54、線間隔55、及び下線幅56から成
る。
り、上線幅54、線間隔55、及び下線幅56から成
る。
【0031】図2の作業管理情報25の詳細な構造を図
4に示す。
4に示す。
【0032】61は、データを識別するためのIDであ
る。62は編集データ領域(図2の21)の先頭アドレ
ス、63は確保された編集データ(図2の21)全体の
サイズ、64は編集データの有効サイズを示す。65は
表組制御情報編集データ領域(図2の23)へのポイン
タ、66は編集データ領域の空き部分(図2の24の部
分の内、有効編集データが占められている部分以外の部
分)の管理情報である。
る。62は編集データ領域(図2の21)の先頭アドレ
ス、63は確保された編集データ(図2の21)全体の
サイズ、64は編集データの有効サイズを示す。65は
表組制御情報編集データ領域(図2の23)へのポイン
タ、66は編集データ領域の空き部分(図2の24の部
分の内、有効編集データが占められている部分以外の部
分)の管理情報である。
【0033】67は、ローカルデータ領域(図2の2
2)内の罫線に関する情報の領域(図2の30〜33)
に存在する斜罫線情報のリストの先頭レコードへのポイ
ンタである。同様に、68は横罫線、69は縦罫線の各
先頭レコードへのポインタである。また、76は罫線情
報用の予約領域のリストの先頭レコードへのポインタで
ある。
2)内の罫線に関する情報の領域(図2の30〜33)
に存在する斜罫線情報のリストの先頭レコードへのポイ
ンタである。同様に、68は横罫線、69は縦罫線の各
先頭レコードへのポインタである。また、76は罫線情
報用の予約領域のリストの先頭レコードへのポインタで
ある。
【0034】70は、セル情報の管理情報であり、セル
の数、カレントセルのセル情報へのポインタなどを保持
している。71はローカルデータ領域22内のセルに関
する情報の領域(図2の28〜29)に存在するセル情
報のリストの先頭レコードへのポインタである。また、
74はセル情報用の予約領域のリストの先頭レコードへ
のポインタである。
の数、カレントセルのセル情報へのポインタなどを保持
している。71はローカルデータ領域22内のセルに関
する情報の領域(図2の28〜29)に存在するセル情
報のリストの先頭レコードへのポインタである。また、
74はセル情報用の予約領域のリストの先頭レコードへ
のポインタである。
【0035】72は、ローカルデータ領域22内のセル
属性に関する情報の領域(図2の34〜35)に存在す
るセル属性情報のリストの先頭レコードへのポインタで
ある。また、77はセル属性情報用の予約領域のリスト
の先頭レコードへのポインタである。
属性に関する情報の領域(図2の34〜35)に存在す
るセル属性情報のリストの先頭レコードへのポインタで
ある。また、77はセル属性情報用の予約領域のリスト
の先頭レコードへのポインタである。
【0036】73は、ローカルデータ領域22内の区切
れ情報の領域(図2の26〜27)に存在する区切れ情
報用の予約領域のリストの先頭レコードへのポインタで
ある。75は、文字データ用の予約領域のリストの先頭
レコードへのポインタである。78は、ローカルデータ
領域22内のオプションセル属性情報の領域(図2の3
6〜37)に存在するオプションセル属性情報用の予約
領域のリストの先頭レコードへのポインタである。
れ情報の領域(図2の26〜27)に存在する区切れ情
報用の予約領域のリストの先頭レコードへのポインタで
ある。75は、文字データ用の予約領域のリストの先頭
レコードへのポインタである。78は、ローカルデータ
領域22内のオプションセル属性情報の領域(図2の3
6〜37)に存在するオプションセル属性情報用の予約
領域のリストの先頭レコードへのポインタである。
【0037】79は、表組編集中の取消処理のためのU
ndo制御情報、80は編集中のカレントな情報(処理
中のメニュー種別など)を示す表組動作情報である。8
1は選択中の罫線を示す選択罫線情報ヘッダ(後述の図
13で詳細説明)、82は選択中のセルを示す選択セル
情報ヘッダ(後述の図14で詳細説明)である。83は
ワーク領域、84はローカルデータ領域22内の空き領
域(図2の38)を管理するローカルデータ領域空き管
理情報である。
ndo制御情報、80は編集中のカレントな情報(処理
中のメニュー種別など)を示す表組動作情報である。8
1は選択中の罫線を示す選択罫線情報ヘッダ(後述の図
13で詳細説明)、82は選択中のセルを示す選択セル
情報ヘッダ(後述の図14で詳細説明)である。83は
ワーク領域、84はローカルデータ領域22内の空き領
域(図2の38)を管理するローカルデータ領域空き管
理情報である。
【0038】図5に斜罫線レコードの詳細な構造を示
す。
す。
【0039】91は斜罫線の始点の座標である。ここ
で、始点とはy座標の小さい方の端点とする。92は線
種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、長
破線、及びかくれ線のいずれかが指定されている。93
は線幅、94は罫線ロックなどの情報を示すフラグであ
る。95は角丸に関する情報である。96,97は、線
の色に関する情報である。98は線の縦方向の長さ、9
9は線の横方向の長さであり、横方向の長さ(99)の
み負の値をとり得る。
で、始点とはy座標の小さい方の端点とする。92は線
種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、長
破線、及びかくれ線のいずれかが指定されている。93
は線幅、94は罫線ロックなどの情報を示すフラグであ
る。95は角丸に関する情報である。96,97は、線
の色に関する情報である。98は線の縦方向の長さ、9
9は線の横方向の長さであり、横方向の長さ(99)の
み負の値をとり得る。
【0040】100は次の斜罫線レコードへのポインタ
であり、次のレコードが存在しない場合はNULLとな
っている。101は前の斜罫線レコードへのポインタで
あり、先頭レコードの場合はNULLとなっている。斜
罫線レコードは100,101の情報によりリスト構造
を形成し、図2の30〜33で示す部分に存在する。
であり、次のレコードが存在しない場合はNULLとな
っている。101は前の斜罫線レコードへのポインタで
あり、先頭レコードの場合はNULLとなっている。斜
罫線レコードは100,101の情報によりリスト構造
を形成し、図2の30〜33で示す部分に存在する。
【0041】図6に横罫線レコードの詳細な構造を示
す。
す。
【0042】横罫線は、連続している限り一本の罫線と
して一つのレコードで表現する。画面操作上は、縦罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは各横罫線レコードが保持する他
の罫線との交点の情報(区切れ情報と呼称し、後述の図
12で詳細する)を元に判断する。但し、連続した横罫
線でも線種や色の変わった場合、または他の罫線との交
点で角丸が指定された場合は、その部分からは別の罫線
と見做し、別のレコードで管理する。
して一つのレコードで表現する。画面操作上は、縦罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは各横罫線レコードが保持する他
の罫線との交点の情報(区切れ情報と呼称し、後述の図
12で詳細する)を元に判断する。但し、連続した横罫
線でも線種や色の変わった場合、または他の罫線との交
点で角丸が指定された場合は、その部分からは別の罫線
と見做し、別のレコードで管理する。
【0043】111は横罫線の始点の座標である。ここ
で始点とはx座標の小さい方の端点とする。112は線
種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、長
破線、かくれ線、双柱罫、親子罫1、親子罫2、指定親
子罫1、及び指定親子罫2のいずれかが指定されてい
る。113は線幅、114は罫線ロックなどの情報を示
すフラグである。
で始点とはx座標の小さい方の端点とする。112は線
種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、長
破線、かくれ線、双柱罫、親子罫1、親子罫2、指定親
子罫1、及び指定親子罫2のいずれかが指定されてい
る。113は線幅、114は罫線ロックなどの情報を示
すフラグである。
【0044】115は角丸に関する情報、116,11
7は線の色に関する情報である。118は線の長さであ
る。119は次の横罫線レコードへのポインタであり、
次のレコードが存在しない場合はNULLとなってい
る。120は前の横罫線レコードへのポインタであり、
先頭レコードの場合はNULLとなっている。
7は線の色に関する情報である。118は線の長さであ
る。119は次の横罫線レコードへのポインタであり、
次のレコードが存在しない場合はNULLとなってい
る。120は前の横罫線レコードへのポインタであり、
先頭レコードの場合はNULLとなっている。
【0045】横罫線レコードは、119,120の情報
によりリスト構造を形成し、図2の30〜33で示す部
分に存在する。121は、この横罫線の先頭区切れ情報
へのポインタである。122は横罫線のy座標の小さい
方から順に付けたシリアル番号である。従って、同一y
座標を持つ横罫線レコードには全て同じ番号が付与され
る。
によりリスト構造を形成し、図2の30〜33で示す部
分に存在する。121は、この横罫線の先頭区切れ情報
へのポインタである。122は横罫線のy座標の小さい
方から順に付けたシリアル番号である。従って、同一y
座標を持つ横罫線レコードには全て同じ番号が付与され
る。
【0046】図7に縦罫線レコードの詳細な構造を示
す。
す。
【0047】縦罫線は、連続している限り一本の罫線と
して一つのレコードで表現する。画面操作上は、横罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは区切れ情報を元に判断する。但
し、連続した縦罫線でも線種や色が変わった場合、また
は他の罫線との交点で角丸が指定された場合は、その部
分からは別の罫線と見做し、別のレコードで管理する。
して一つのレコードで表現する。画面操作上は、横罫
線、斜罫線と交差した部分で分割された単位を一本の罫
線として扱うが、それは区切れ情報を元に判断する。但
し、連続した縦罫線でも線種や色が変わった場合、また
は他の罫線との交点で角丸が指定された場合は、その部
分からは別の罫線と見做し、別のレコードで管理する。
【0048】131は縦罫線の始点の座標である。ここ
で始点とは、y座標の小さい方の端点とする。132は
線種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、
長破線、かくれ線、双柱罫、親子罫1、親子罫2、指定
親子罫1、及び指定親子罫2のいずれかが指定されてい
る。135は、角丸に関する情報である。136,13
7は線の色に関する情報である。138は線の長さであ
る。139は次の縦罫線レコードへのポインタであり、
次のレコードが存在しない場合はNULLとなってい
る。140は前の縦罫線レコードへのポインタであり、
先頭レコードの場合はNULLとなっている。縦罫線レ
コードは139,140の情報によりリスト構造を形成
し、図2の30〜33で示す部分に存在する。
で始点とは、y座標の小さい方の端点とする。132は
線種を示し、実線、点線、一点鎖線、二点鎖線、破線、
長破線、かくれ線、双柱罫、親子罫1、親子罫2、指定
親子罫1、及び指定親子罫2のいずれかが指定されてい
る。135は、角丸に関する情報である。136,13
7は線の色に関する情報である。138は線の長さであ
る。139は次の縦罫線レコードへのポインタであり、
次のレコードが存在しない場合はNULLとなってい
る。140は前の縦罫線レコードへのポインタであり、
先頭レコードの場合はNULLとなっている。縦罫線レ
コードは139,140の情報によりリスト構造を形成
し、図2の30〜33で示す部分に存在する。
【0049】141は、この縦罫線の先頭区切れ情報へ
のポインタである。142は横罫線のx座標の小さい方
から順に付けたシリアル番号である。従って、同一x座
標を持つ縦罫線レコードには全て同じ番号が付与され
る。
のポインタである。142は横罫線のx座標の小さい方
から順に付けたシリアル番号である。従って、同一x座
標を持つ縦罫線レコードには全て同じ番号が付与され
る。
【0050】図8にセル情報の詳細な構造を示す。
【0051】セルとは、縦罫線と横罫線で完全に囲まれ
た矩形領域である。セルを形成する罫線の数は4本以上
ならば、何本でも構わない。一つのセルは一つのセル情
報で管理する。またセルは、文字列が入った通常セルと
計算式が入った式セルとの2種類に分かれる。
た矩形領域である。セルを形成する罫線の数は4本以上
ならば、何本でも構わない。一つのセルは一つのセル情
報で管理する。またセルは、文字列が入った通常セルと
計算式が入った式セルとの2種類に分かれる。
【0052】151は、セルの上辺を形成する横罫線の
うち、一番左側にある横罫線の横罫線レコードへのポイ
ンタである。152は、セルの左辺を形成する縦罫線の
うち、一番上側にある縦罫線の縦罫線レコードへのポイ
ンタである。153は、セルの左上座標、154はセル
のサイズである。155はセルの上辺を構成する横罫線
の数、156はセルの4角それぞれの角丸情報である。
157は、セルの4辺それそれを形成する罫線の情報を
元に、各辺の最大線幅を求めた情報である。158は、
そのセルに属する文字に関する情報である文字レコード
(後述の図9で詳細説明する)である。
うち、一番左側にある横罫線の横罫線レコードへのポイ
ンタである。152は、セルの左辺を形成する縦罫線の
うち、一番上側にある縦罫線の縦罫線レコードへのポイ
ンタである。153は、セルの左上座標、154はセル
のサイズである。155はセルの上辺を構成する横罫線
の数、156はセルの4角それぞれの角丸情報である。
157は、セルの4辺それそれを形成する罫線の情報を
元に、各辺の最大線幅を求めた情報である。158は、
そのセルに属する文字に関する情報である文字レコード
(後述の図9で詳細説明する)である。
【0053】159は、セル内の文字列を組版した結果
の文字位置などの情報へのポインタである。160は、
セルが通常セルの場合のみ有効で、計算時にセルが計算
対象となった時に計算処理プログラムに渡すセルの値を
示す情報へのポインタである。161は、次のセル情報
へのポインタであり、次の情報が存在しない場合はNU
LLとなっている。
の文字位置などの情報へのポインタである。160は、
セルが通常セルの場合のみ有効で、計算時にセルが計算
対象となった時に計算処理プログラムに渡すセルの値を
示す情報へのポインタである。161は、次のセル情報
へのポインタであり、次の情報が存在しない場合はNU
LLとなっている。
【0054】162は前のセル情報へのポインタであ
り、先頭の情報の場合はNULLとなっている。セル情
報は161,162の情報によりリスト構造を形成し、
図2の34〜35で示す部分に存在する。
り、先頭の情報の場合はNULLとなっている。セル情
報は161,162の情報によりリスト構造を形成し、
図2の34〜35で示す部分に存在する。
【0055】図9に文字レコードの詳細な構造を示す。
【0056】文字レコードは、セル情報と一体一で対応
したセル内の文字に関する情報で、セル情報内に保持す
る。171は、表組データをファイルとして保存した場
合に文字レコード全体のバイト数を保存する領域で、編
集中は使用しない。172は、セルロック、見出し指
定、セルの種別(通常または式)を示すフラグである。
173はセルがグループ化されていた場合のグループ番
号を示す。174は、グループの先頭メンバセルの時の
み有効で、グループメンバ数を示す。175は、セルが
グループ化されているときのみ有効で、グループ内で何
番目のメンバであるかを示す。
したセル内の文字に関する情報で、セル情報内に保持す
る。171は、表組データをファイルとして保存した場
合に文字レコード全体のバイト数を保存する領域で、編
集中は使用しない。172は、セルロック、見出し指
定、セルの種別(通常または式)を示すフラグである。
173はセルがグループ化されていた場合のグループ番
号を示す。174は、グループの先頭メンバセルの時の
み有効で、グループメンバ数を示す。175は、セルが
グループ化されているときのみ有効で、グループ内で何
番目のメンバであるかを示す。
【0057】ここでグループとは、グループ化すること
により複数のセルを一つのセルと見做す表組独自の処理
形態で、それに対して入力された文字列は、グループの
先頭メンバからグループメンバ番号に従って順に各セル
に割当てて表示する。176はセルアドレスであり、計
算処理時に式がセルを特定する指標となる。177は、
セル属性情報(後述の図10で詳細説明する)へのポイ
ンタである。178は、この文字レコードが所属するセ
ルの先頭横罫線を特定する情報である。179は、グル
ープ化されたセルの場合に各メンバセル毎に文字列を管
理するための情報である。
により複数のセルを一つのセルと見做す表組独自の処理
形態で、それに対して入力された文字列は、グループの
先頭メンバからグループメンバ番号に従って順に各セル
に割当てて表示する。176はセルアドレスであり、計
算処理時に式がセルを特定する指標となる。177は、
セル属性情報(後述の図10で詳細説明する)へのポイ
ンタである。178は、この文字レコードが所属するセ
ルの先頭横罫線を特定する情報である。179は、グル
ープ化されたセルの場合に各メンバセル毎に文字列を管
理するための情報である。
【0058】180は、文字データカウントで、通常セ
ルの場合は(183)、式セルの場合は(185)の領
域全体のサイズを文字数で示す。181も(180)と
同様に文字データバッファのサイズを文字数で示す。1
82は、文字データバッファへのポインタである。
ルの場合は(183)、式セルの場合は(185)の領
域全体のサイズを文字数で示す。181も(180)と
同様に文字データバッファのサイズを文字数で示す。1
82は、文字データバッファへのポインタである。
【0059】セルが通常セルの場合において、文字デー
タバッファは、文字列(文字編集処理のコマンドと文字
コード)184のみで占められる。
タバッファは、文字列(文字編集処理のコマンドと文字
コード)184のみで占められる。
【0060】式セルの場合、文字データバッファは18
6〜191の部分に分かれる。187は、計算結果をオ
プションセル属性(後述の図11で詳細説明)として保
持する計算値表示属性を参照し加工した文字列(文字編
集処理のコマンドと文字コード)で、186はその文字
数である。188は計算結果の情報を格納する領域、1
89は計算に必要な情報を格納する領域で、計算処理プ
ログラムが処理時に用いる。191はセルが保持する式
本体で逆ポーランド形式のデータであり、190はその
文字数である。
6〜191の部分に分かれる。187は、計算結果をオ
プションセル属性(後述の図11で詳細説明)として保
持する計算値表示属性を参照し加工した文字列(文字編
集処理のコマンドと文字コード)で、186はその文字
数である。188は計算結果の情報を格納する領域、1
89は計算に必要な情報を格納する領域で、計算処理プ
ログラムが処理時に用いる。191はセルが保持する式
本体で逆ポーランド形式のデータであり、190はその
文字数である。
【0061】図10にセル属性情報の詳細な構造を示
す。
す。
【0062】セル属性情報は、各文字レコードが必ず1
つだけ持つ情報で、1つのセル属性情報が複数の文字レ
コードから参照される場合もある。201はセル属性情
報全体のバイト数であり、202はそのセル情報が幾つ
の文字レコードから参照されているかを示す値である。
203は組フラグであり、組方向などの情報である。
つだけ持つ情報で、1つのセル属性情報が複数の文字レ
コードから参照される場合もある。201はセル属性情
報全体のバイト数であり、202はそのセル情報が幾つ
の文字レコードから参照されているかを示す値である。
203は組フラグであり、組方向などの情報である。
【0063】204は、文字フラグであり、文字タイプ
(全角、半角など)、上下左右の揃えなどの情報であ
る。205は、セル内で日本語を入力した時に使用する
書体に関する標準書体情報で図15に示される。206
はセル内で英数字を入力したときに使用する書体に関す
る欧文書体情報で、207は文字の背景色に関する情報
である。
(全角、半角など)、上下左右の揃えなどの情報であ
る。205は、セル内で日本語を入力した時に使用する
書体に関する標準書体情報で図15に示される。206
はセル内で英数字を入力したときに使用する書体に関す
る欧文書体情報で、207は文字の背景色に関する情報
である。
【0064】208は行間、209は左余白、210は
右余白、211は上余白、212は下余白を示す。21
3はこのセル属性がどの種類のオプション属性を持って
いるかを示す情報である。ここで、持っていないオプシ
ョン属性はデフォルトのオプション属性を用いる。21
4はセルの面種情報、215は箇条書き字下げ文字数、
216は段落字下げ文字数、217は和文と欧文混在文
章を綺麗に表示するためのベースライン調整量である。
218は、このセル属性が保持するオプション属性情報
へのポインタであり、オプション属性を一つも保持して
いない場合はNULLである。219は次のセル属性情
報へのポインタであり、次のレコードが存在しない場合
はNULLとなっている。
右余白、211は上余白、212は下余白を示す。21
3はこのセル属性がどの種類のオプション属性を持って
いるかを示す情報である。ここで、持っていないオプシ
ョン属性はデフォルトのオプション属性を用いる。21
4はセルの面種情報、215は箇条書き字下げ文字数、
216は段落字下げ文字数、217は和文と欧文混在文
章を綺麗に表示するためのベースライン調整量である。
218は、このセル属性が保持するオプション属性情報
へのポインタであり、オプション属性を一つも保持して
いない場合はNULLである。219は次のセル属性情
報へのポインタであり、次のレコードが存在しない場合
はNULLとなっている。
【0065】図11にオプション属性情報の詳細な構造
を示す。
を示す。
【0066】オプション属性は、一つのセル属性情報に
対して一つのオプション属性リストという形式で保持す
る。ここで、オプション属性リストとは、オプション属
性情報がセル属性情報のオプション属性フラグ(図10
の213)で指定された種類分だけ224に示すように
つながったものをいう。
対して一つのオプション属性リストという形式で保持す
る。ここで、オプション属性リストとは、オプション属
性情報がセル属性情報のオプション属性フラグ(図10
の213)で指定された種類分だけ224に示すように
つながったものをいう。
【0067】オプション属性情報において、221はそ
のオプション属性の種別を示す。オプション属性の種別
には、和文強調書体1〜5、欧文強調書体1〜5、式計
算値表示属性、タブ情報の12種類がある。222は、
オプション属性のデータ本体で、種別に応じ多形式のデ
ータが格納されている。データのサイズは、処理の便宜
上、各種別とも同サイズにしてある。223は次オプシ
ョン属性情報へのポインタである。次のオプション属性
がない場合はNULLが入っている。
のオプション属性の種別を示す。オプション属性の種別
には、和文強調書体1〜5、欧文強調書体1〜5、式計
算値表示属性、タブ情報の12種類がある。222は、
オプション属性のデータ本体で、種別に応じ多形式のデ
ータが格納されている。データのサイズは、処理の便宜
上、各種別とも同サイズにしてある。223は次オプシ
ョン属性情報へのポインタである。次のオプション属性
がない場合はNULLが入っている。
【0068】図12に区切れ情報の詳細な構造を示す。
【0069】231は次の区切れ情報へのポインタであ
り、次の情報が存在しない場合はNULLとなってい
る。232は前の区切れ情報へのポインタであり、先頭
の情報の場合はNULLとなっている。セル情報は23
1,232の情報によりリスト構造を形成し、図2の2
6〜27で示す部分に存在する。233は交差方向を示
すフラグ、234は区切れ位置の座標、235は交差す
る相手の罫線レコードへのポインタである。
り、次の情報が存在しない場合はNULLとなってい
る。232は前の区切れ情報へのポインタであり、先頭
の情報の場合はNULLとなっている。セル情報は23
1,232の情報によりリスト構造を形成し、図2の2
6〜27で示す部分に存在する。233は交差方向を示
すフラグ、234は区切れ位置の座標、235は交差す
る相手の罫線レコードへのポインタである。
【0070】図13に選択罫線情報の詳細な構造を示
す。
す。
【0071】選択罫線情報ヘッダは、選択中の罫線に関
する情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情報
内(図4の81)に保持する。241は選択中の全罫線
範囲の左上の座標、242は同じく右下の座標を示す。
243は、選択罫線情報の配列用に確保しているメモリ
上に、幾つの選択罫線情報を格納できるかを示す値で、
領域が不足した場合は新たに領域を確保し直す。244
は選択中の罫線数であり、245は選択罫線情報の配列
の先頭アドレスである。各選択罫線情報は、246〜2
49に示す内容で構成される。246は罫線種別で縦、
横、斜罫線のいずれかである。247はその罫線レコー
ドへのポインタである。248,249は、罫線の一部
(区切れ単位で)のみが選択されている場合に、その部
分を特定するための情報である。
する情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情報
内(図4の81)に保持する。241は選択中の全罫線
範囲の左上の座標、242は同じく右下の座標を示す。
243は、選択罫線情報の配列用に確保しているメモリ
上に、幾つの選択罫線情報を格納できるかを示す値で、
領域が不足した場合は新たに領域を確保し直す。244
は選択中の罫線数であり、245は選択罫線情報の配列
の先頭アドレスである。各選択罫線情報は、246〜2
49に示す内容で構成される。246は罫線種別で縦、
横、斜罫線のいずれかである。247はその罫線レコー
ドへのポインタである。248,249は、罫線の一部
(区切れ単位で)のみが選択されている場合に、その部
分を特定するための情報である。
【0072】図14に選択セル情報の詳細な構造を示
す。
す。
【0073】選択情報ヘッダは、選択中のセルに関する
情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情報内
(図4の82)に保持する。251は、選択セル情報の
配列用に確保しているメモリ上に、いくつの選択罫線情
報を格納できるかを示す値で、領域が不足した場合は、
新たに領域を確保し直す。252は選択中のセル数であ
り、253は選択セル情報の配列の先頭アドレスであ
る。各選択セル情報は、254〜255に示す内容で構
成される。254は処理時に用いるワーク用のフラグ
で、255はセル情報へのポインタである。
情報で、ローカルデータ領域内の作業領域管理情報内
(図4の82)に保持する。251は、選択セル情報の
配列用に確保しているメモリ上に、いくつの選択罫線情
報を格納できるかを示す値で、領域が不足した場合は、
新たに領域を確保し直す。252は選択中のセル数であ
り、253は選択セル情報の配列の先頭アドレスであ
る。各選択セル情報は、254〜255に示す内容で構
成される。254は処理時に用いるワーク用のフラグ
で、255はセル情報へのポインタである。
【0074】図15に標準書体情報の構造を示す。
【0075】標準書体情報は、セルの中に表示する文字
の書体に関する情報で、図10のセル属性情報の205
に当たる部分に保持される。
の書体に関する情報で、図10のセル属性情報の205
に当たる部分に保持される。
【0076】261は文字サイズで、ポインタ数の1/
10という単位で記録されている。262は文字間で、
文字と文字の間隔が1/1000mm単位で記録されて
いる。263はフォント名で、明朝やゴシックといった
フォント名が文字コードで記録される。264はスタイ
ル名で、ボールドやイタリックといったスタイル名称が
文字コードで記録されている。265は文字色情報で、
R(赤),G(緑),B(青)を256の階調としたも
ので記録されている。
10という単位で記録されている。262は文字間で、
文字と文字の間隔が1/1000mm単位で記録されて
いる。263はフォント名で、明朝やゴシックといった
フォント名が文字コードで記録される。264はスタイ
ル名で、ボールドやイタリックといったスタイル名称が
文字コードで記録されている。265は文字色情報で、
R(赤),G(緑),B(青)を256の階調としたも
ので記録されている。
【0077】以上のように構成される文書処理装置にお
いて、指定手段によりCRT(表示手段)6に表示され
た表組の中から、対象となる表組を指定し、また、指示
手段により対象表組に対する縦横別拡大縮小率を指示す
る。前記指定手段により指定された表組の文字列に対す
る拡大縮小処理に際し、判定手段がセル毎の組方向を利
用して縦横別拡大縮小率のどちらを使用するかを判断す
る。このとき選択された拡大縮小率を用いてセル内の文
字のサイズを変更することにより、文字の並びを崩さず
に拡大縮小処理を行うことを可能にする。
いて、指定手段によりCRT(表示手段)6に表示され
た表組の中から、対象となる表組を指定し、また、指示
手段により対象表組に対する縦横別拡大縮小率を指示す
る。前記指定手段により指定された表組の文字列に対す
る拡大縮小処理に際し、判定手段がセル毎の組方向を利
用して縦横別拡大縮小率のどちらを使用するかを判断す
る。このとき選択された拡大縮小率を用いてセル内の文
字のサイズを変更することにより、文字の並びを崩さず
に拡大縮小処理を行うことを可能にする。
【0078】指定手段は、図1のポインティングデバイ
ス9により、指定された表組のデータが編集対象として
図1のRAM4上に前述した表組データの構造(図2〜
図14)で説明した形で読み込まれる。
ス9により、指定された表組のデータが編集対象として
図1のRAM4上に前述した表組データの構造(図2〜
図14)で説明した形で読み込まれる。
【0079】指示手段は、ポインティングデバイス9に
より、まずCRT6上に図16のパネル(271)が表
示されているので、その中から拡大縮小アイコンを指定
する。すると、編集対象表組の周囲に図16の拡大縮小
指定用の枠線272とハンドルが表示されるので、ハン
ドルをマウスでドラッキングして任意の大きさに指定す
る。
より、まずCRT6上に図16のパネル(271)が表
示されているので、その中から拡大縮小アイコンを指定
する。すると、編集対象表組の周囲に図16の拡大縮小
指定用の枠線272とハンドルが表示されるので、ハン
ドルをマウスでドラッキングして任意の大きさに指定す
る。
【0080】ここで、ドラッキング前の枠線の高さと幅
と、ドラッキング後の枠線の高さと幅の比から、縦方向
の拡大縮小比と横方向の拡大縮小比とを算出し、図1の
RAM4上の図17の拡大縮小用データテーブル28
1,282にそれぞれ保存される。
と、ドラッキング後の枠線の高さと幅の比から、縦方向
の拡大縮小比と横方向の拡大縮小比とを算出し、図1の
RAM4上の図17の拡大縮小用データテーブル28
1,282にそれぞれ保存される。
【0081】判定手段を説明する前に、この拡大縮小の
大まかなロジックを図18のフローチャートを用いて簡
単に説明する。
大まかなロジックを図18のフローチャートを用いて簡
単に説明する。
【0082】図18において、ステップS291では表
組を形成する全ての斜罫線の拡大縮小を行い、ステップ
S292では、表組を形成する全ての横罫線の拡大縮小
を行う。さらに、続くステップS293では、表組を形
成する全ての縦罫線を拡大縮小を行う。
組を形成する全ての斜罫線の拡大縮小を行い、ステップ
S292では、表組を形成する全ての横罫線の拡大縮小
を行う。さらに、続くステップS293では、表組を形
成する全ての縦罫線を拡大縮小を行う。
【0083】ここで、上記ステップS291〜293に
おける罫線類の拡大縮小ロジックを図19のフローチャ
ートを用いて説明する。
おける罫線類の拡大縮小ロジックを図19のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0084】図19において、ステップS301におい
て図4で示した作業領域管理情報の中の67,68,6
9で示す斜め、縦、横の書く罫線データフリーリストへ
のポインタより各罫線レコードデータの先頭の罫線レコ
ードを求める。
て図4で示した作業領域管理情報の中の67,68,6
9で示す斜め、縦、横の書く罫線データフリーリストへ
のポインタより各罫線レコードデータの先頭の罫線レコ
ードを求める。
【0085】ステップS302において、罫線レコード
(図5,図6,図7)の始点情報と長さ情報から終点を
求め、図17の終点領域(283)に保存する。さら
に、ステップS303では、上記始点情報と終点情報に
拡大縮小比を掛け、始点情報については罫線レコードの
始点情報(91,111,131)を求めた値で書換え
る。なお、始点と終点の各X座標データには横方向拡大
縮小比を掛け、各Y座標データには縦方向拡大縮小比を
掛ける。
(図5,図6,図7)の始点情報と長さ情報から終点を
求め、図17の終点領域(283)に保存する。さら
に、ステップS303では、上記始点情報と終点情報に
拡大縮小比を掛け、始点情報については罫線レコードの
始点情報(91,111,131)を求めた値で書換え
る。なお、始点と終点の各X座標データには横方向拡大
縮小比を掛け、各Y座標データには縦方向拡大縮小比を
掛ける。
【0086】ステップS304では、ステップS303
で求めた始点情報と終点情報との差から長さを求め、罫
線情報の長さ(98,99,118,138)を変更
し、ステップS305では区切れ情報の拡大縮小処理を
行う。
で求めた始点情報と終点情報との差から長さを求め、罫
線情報の長さ(98,99,118,138)を変更
し、ステップS305では区切れ情報の拡大縮小処理を
行う。
【0087】次に、ステップS305において区切れ情
報の拡大縮小処理を行う。これを図20のフローチャー
トを用いて説明する。
報の拡大縮小処理を行う。これを図20のフローチャー
トを用いて説明する。
【0088】ステップS311では、図12に示す区切
れ情報の区切れ位置(234)に拡大縮小比を掛け、ス
テップS312では次の区切れ情報へのポインタ(23
1)から、次の区切れ情報があるかを判定する(NUL
L以外であれば次の区切れ情報がある)。
れ情報の区切れ位置(234)に拡大縮小比を掛け、ス
テップS312では次の区切れ情報へのポインタ(23
1)から、次の区切れ情報があるかを判定する(NUL
L以外であれば次の区切れ情報がある)。
【0089】次の区切れ情報が存在するときには、ステ
ップS313において次の区切れ情報を処理対象として
ステップS311に戻り、次の区切れ情報がないときに
は、この処理を抜ける。
ップS313において次の区切れ情報を処理対象として
ステップS311に戻り、次の区切れ情報がないときに
は、この処理を抜ける。
【0090】こうして、対象罫線に対する全ての区切れ
情報の区切れ位置が拡大縮小後の値に変更される。
情報の区切れ位置が拡大縮小後の値に変更される。
【0091】図19に戻り、ステップS306では各罫
線レコード(図5,図6,図7)の次のレコードへのポ
インタ(100,119,139)を参照して、次のデ
ータがあるかを調べる(NULLなら自分が最後のデー
タ)。
線レコード(図5,図6,図7)の次のレコードへのポ
インタ(100,119,139)を参照して、次のデ
ータがあるかを調べる(NULLなら自分が最後のデー
タ)。
【0092】次の罫線データがあるときは、ステップS
307において、次のレコードへのポインタにより、次
のレコードの処理対象としてステップS302に戻る。
次の罫線データがないときには、この罫線の拡大縮小処
理を終了する。
307において、次のレコードへのポインタにより、次
のレコードの処理対象としてステップS302に戻る。
次の罫線データがないときには、この罫線の拡大縮小処
理を終了する。
【0093】こうして対象罫線の全てのデータの始点と
長さ情報が各拡大・縮小縮小後の値に変更される。
長さ情報が各拡大・縮小縮小後の値に変更される。
【0094】そして、図18に戻り、ステップS294
において、表組を形成する全てのセル属性の拡大縮小を
行う。これを図21のフローチャートを用いて説明す
る。
において、表組を形成する全てのセル属性の拡大縮小を
行う。これを図21のフローチャートを用いて説明す
る。
【0095】ステップS321において、図4に示す作
業領域管理情報のセル属性フリーリストへのポインタ
(77)より、先頭のセル属性情報(図10)を求め、
処理対象とする。
業領域管理情報のセル属性フリーリストへのポインタ
(77)より、先頭のセル属性情報(図10)を求め、
処理対象とする。
【0096】ステップS322において、文字サイズ変
更用の拡大縮小率を算出し、この中に本発明の特徴部分
を成す判定手段が含まれているので、後でこのモジュー
ルを説明する。ステップS323では、前記ステップS
322で求めた文字用拡大縮小率(284)を標準書体
情報内の文字サイズに掛ける。
更用の拡大縮小率を算出し、この中に本発明の特徴部分
を成す判定手段が含まれているので、後でこのモジュー
ルを説明する。ステップS323では、前記ステップS
322で求めた文字用拡大縮小率(284)を標準書体
情報内の文字サイズに掛ける。
【0097】ステップS324では、ステップS322
で求めた拡大縮小率を図10の行間(208)に掛け、
さらに、ステップS325ではオプション属性の拡大縮
小処理を行う。ステップS326では、図10のセル属
性情報構造体の次のレコードのポインタ(219)に
て、次のセル属性情報があるかを判定する(NULLで
あれば次のセル属性情報はない)。
で求めた拡大縮小率を図10の行間(208)に掛け、
さらに、ステップS325ではオプション属性の拡大縮
小処理を行う。ステップS326では、図10のセル属
性情報構造体の次のレコードのポインタ(219)に
て、次のセル属性情報があるかを判定する(NULLで
あれば次のセル属性情報はない)。
【0098】この時、次のセル属性が存在すれば、ステ
ップS327にて次のセル属性情報を処理対象としてス
テップS322へ戻り、次のセル属性がなければ、セル
属性情報の拡大縮小処理を終了する。
ップS327にて次のセル属性情報を処理対象としてス
テップS322へ戻り、次のセル属性がなければ、セル
属性情報の拡大縮小処理を終了する。
【0099】ここで、判定手段は、前記保留した図21
のステップS322における属性用拡大縮小率算出部で
あり、この処理を図22を用いて説明する。
のステップS322における属性用拡大縮小率算出部で
あり、この処理を図22を用いて説明する。
【0100】ステップS331において、現在編集対象
となっているセル属性情報の、図10の組フラグ(20
3)のON/OFFにより組方向を判定する(ON:縦
組、OFF:横組)。
となっているセル属性情報の、図10の組フラグ(20
3)のON/OFFにより組方向を判定する(ON:縦
組、OFF:横組)。
【0101】横組の時には、ステップS334において
図17の横方向拡大縮小比(282)を文字用拡大縮小
率として図17の284にコピーし、ステップS335
では図17の縦方向拡大縮小比を行間用拡大縮小率とし
て285にコピーする。
図17の横方向拡大縮小比(282)を文字用拡大縮小
率として図17の284にコピーし、ステップS335
では図17の縦方向拡大縮小比を行間用拡大縮小率とし
て285にコピーする。
【0102】縦組の時には、ステップS332におい
て、図17の縦方向拡大縮小比(281)を文字用拡大
縮小率として図17の284にコピーし、ステップS3
33では図17の横方向拡大縮小比(282)を行間用
拡大縮小率として図17の285にコピーして、属性用
拡大縮小率算出処理を終了する。
て、図17の縦方向拡大縮小比(281)を文字用拡大
縮小率として図17の284にコピーし、ステップS3
33では図17の横方向拡大縮小比(282)を行間用
拡大縮小率として図17の285にコピーして、属性用
拡大縮小率算出処理を終了する。
【0103】編集手段は、前述した図21のステップS
323の処理に相当し、図10のセル属性情報内の図1
5の標準書体情報(205)内の文字サイズ(261)
に前記判定手段内で算出した文字用拡大縮小率(28
4)を掛ける。
323の処理に相当し、図10のセル属性情報内の図1
5の標準書体情報(205)内の文字サイズ(261)
に前記判定手段内で算出した文字用拡大縮小率(28
4)を掛ける。
【0104】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。例えばその変形例として次の
ようなものがある。
種々の変形が可能である。例えばその変形例として次の
ようなものがある。
【0105】(1)上記実施例では、指示手段をポイン
ティグデバイス9としたが、キーボード8を指示手段と
することも可能である。この場合は、CRT6上に図1
6に示すパネルが表示されているので、ポインティグデ
バイス9を用いて、拡大縮小アイコンを指定する。する
と、図23に示す縦の拡大縮小率(341)と横の拡大
縮小率(342)を別々に指定することができる拡大縮
小率設定ウィンドウが表示されるので、キーボード8を
用いて数値入力し、任意の拡大縮小率を入力し、実行ボ
タン(343)により確定する(ここでキーボード8で
入力フィールドを移動するのは、タブキーの効果によ
る)。この入力値を基に、縦方向の拡大縮小率(34
1)と横方向拡大縮小率(342)をRAM4上の図1
7の拡大縮小用データテーブル(281),(282)
にそれぞれ保存する。
ティグデバイス9としたが、キーボード8を指示手段と
することも可能である。この場合は、CRT6上に図1
6に示すパネルが表示されているので、ポインティグデ
バイス9を用いて、拡大縮小アイコンを指定する。する
と、図23に示す縦の拡大縮小率(341)と横の拡大
縮小率(342)を別々に指定することができる拡大縮
小率設定ウィンドウが表示されるので、キーボード8を
用いて数値入力し、任意の拡大縮小率を入力し、実行ボ
タン(343)により確定する(ここでキーボード8で
入力フィールドを移動するのは、タブキーの効果によ
る)。この入力値を基に、縦方向の拡大縮小率(34
1)と横方向拡大縮小率(342)をRAM4上の図1
7の拡大縮小用データテーブル(281),(282)
にそれぞれ保存する。
【0106】(2)指定手段をキーボード8とすること
も可能である。この場合は、キーボード8で指定された
表組のデータが編集対象として、RAM4上に前述の表
組データの構造(図2〜図14)で説明した形で読み込
まれる。
も可能である。この場合は、キーボード8で指定された
表組のデータが編集対象として、RAM4上に前述の表
組データの構造(図2〜図14)で説明した形で読み込
まれる。
【0107】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の文
字処理装置は、表組のうちの対象表組を指定する指定手
段と、表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小率を指
示する指示手段と、前記指定手段により指定された対象
表組の文字列に対し、セル毎の組方向を利用して前記指
示手段により指示された縦方向/横方向別拡大・縮小率
のどちらを使用するかを判定する判定手段と、前記判定
手段により判定された拡大・縮小率に基づいて、セル内
の文字のサイズを変更する編集手段とを備えたので、例
えば縦組と横組の混在する表組の拡大・縮小にあたっ
て、縦組と横組のどちらの文字組も崩れることなく以前
の状態に近付けることが可能となる。
字処理装置は、表組のうちの対象表組を指定する指定手
段と、表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小率を指
示する指示手段と、前記指定手段により指定された対象
表組の文字列に対し、セル毎の組方向を利用して前記指
示手段により指示された縦方向/横方向別拡大・縮小率
のどちらを使用するかを判定する判定手段と、前記判定
手段により判定された拡大・縮小率に基づいて、セル内
の文字のサイズを変更する編集手段とを備えたので、例
えば縦組と横組の混在する表組の拡大・縮小にあたっ
て、縦組と横組のどちらの文字組も崩れることなく以前
の状態に近付けることが可能となる。
【0108】本発明の文字処理方法は、表組のうちの対
象表組を指定する指定手段と、表組に対する縦方向/横
方向別拡大・縮小率を指示する指示手段とを予め用意し
ておき、前記指定手段により指定された対象表組の文字
列に対し、セル毎の組方向を利用して前記指示手段によ
り指示された縦方向/横方向別拡大・縮小率のどちらを
使用するかを判定し、判定された拡大・縮小率に基づい
て、セル内の文字のサイズを変更するようにしたので、
例えば縦組と横組の混在する表組の拡大・縮小にあたっ
て、縦組と横組のどちらの文字組も崩れることなく以前
の状態に近付けることが可能となる。
象表組を指定する指定手段と、表組に対する縦方向/横
方向別拡大・縮小率を指示する指示手段とを予め用意し
ておき、前記指定手段により指定された対象表組の文字
列に対し、セル毎の組方向を利用して前記指示手段によ
り指示された縦方向/横方向別拡大・縮小率のどちらを
使用するかを判定し、判定された拡大・縮小率に基づい
て、セル内の文字のサイズを変更するようにしたので、
例えば縦組と横組の混在する表組の拡大・縮小にあたっ
て、縦組と横組のどちらの文字組も崩れることなく以前
の状態に近付けることが可能となる。
【図1】本発明に係る文書処理装置の実施例の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した文書処理装置上で編集中の表組デ
ータのデータ構造を示す図である。
ータのデータ構造を示す図である。
【図3】図2に示した編集データ領域の表組制御情報部
の構造を詳細に示す図である。
の構造を詳細に示す図である。
【図4】図2に示したローカルデータ領域の作業領域管
理情報部の構造を詳細に示す図である。
理情報部の構造を詳細に示す図である。
【図5】図2に示したローカルデータ領域の斜罫線情報
部に存在する斜罫線レコードの構造を詳細に示す図であ
る。
部に存在する斜罫線レコードの構造を詳細に示す図であ
る。
【図6】図2に示したローカルデータ領域の横罫線情報
部に存在する横罫線レコードの構造を詳細に示す図であ
る。
部に存在する横罫線レコードの構造を詳細に示す図であ
る。
【図7】図2に示したローカルデータ領域の縦罫線情報
部に存在する縦罫線レコードの構造を詳細に示す図であ
る。
部に存在する縦罫線レコードの構造を詳細に示す図であ
る。
【図8】図2に示したローカルデータ領域のセル情報部
に存在する一セル情報の構造を詳細に示す図である。
に存在する一セル情報の構造を詳細に示す図である。
【図9】図8に示したセル情報内に存在する文字レコー
ドの構造と、文字レコードから参照される文字データバ
ッファの構造とを詳細に示す図である。
ドの構造と、文字レコードから参照される文字データバ
ッファの構造とを詳細に示す図である。
【図10】図2に示したローカルデータ領域のセル属性
情報部に存在するセル属性情報の構造を詳細に示す図で
ある。
情報部に存在するセル属性情報の構造を詳細に示す図で
ある。
【図11】図2に示したローカルデータ領域のオプショ
ンセル属性情報部に存在するオプション属性情報の構造
を詳細に示す図である。
ンセル属性情報部に存在するオプション属性情報の構造
を詳細に示す図である。
【図12】図2に示したローカルデータ領域の区切れ情
報部に存在する区切れ情報の構造を詳細に示す図であ
る。
報部に存在する区切れ情報の構造を詳細に示す図であ
る。
【図13】図4に示した作業領域管理情報内に存在する
選択罫線情報ヘッダとそこから参照される選択罫線情報
の構造を詳細に示す図である。
選択罫線情報ヘッダとそこから参照される選択罫線情報
の構造を詳細に示す図である。
【図14】図4に示した作業領域管理情報内に存在する
選択セル情報ヘッダと、そこから参照される選択セル情
報の構造を詳細に示す図である。
選択セル情報ヘッダと、そこから参照される選択セル情
報の構造を詳細に示す図である。
【図15】図10に示したセル属性情報内に存在する標
準書体情報の構造を詳細に示すである。
準書体情報の構造を詳細に示すである。
【図16】操作者が編集内容を指示するためのウィンド
ウ(指示手段)を示す図である。
ウ(指示手段)を示す図である。
【図17】拡大縮小処理において必要なワークバッファ
を示す図である。
を示す図である。
【図18】表組拡大縮小処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図19】図18の罫線の拡大縮小に使用される罫線拡
大縮小処理を示すフローチャートである。
大縮小処理を示すフローチャートである。
【図20】図19の罫線拡大縮小時に使用される区切れ
情報拡大縮小処理を示すフローチャートである。
情報拡大縮小処理を示すフローチャートである。
【図21】図18の表組拡大縮小時に使用されるセル属
性情報拡大縮小処理のフローチャートである。
性情報拡大縮小処理のフローチャートである。
【図22】図21のセル属性拡大縮小時に使用される属
性用拡大縮小率算出処理を示すフローチャートである。
性用拡大縮小率算出処理を示すフローチャートである。
【図23】表組拡大縮小において、その拡大縮小率を指
定するためのウィンドウを示す図である。
定するためのウィンドウを示す図である。
1 I/Oバス 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 ビデオRAM(VRAM) 6 CRT表示装置 7 ビットムーブユニット(BMU) 8 キーボード 9 ポインティングデバイス(PD) 10 ハードディスクドライブ(HDD) 11 フロッピーディスクドライブ(FDD) 12 ネットワークインターフェース(Net−I/
F)
F)
Claims (2)
- 【請求項1】 文字列を有するセルで形成された表組を
表示する表示手段を有し、該表示手段に表示された表組
に対して拡大/縮小編集を行う文書処理装置において、 前記表組のうちの対象表組を指定する指定手段と、 前記表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小率を指示
する指示手段と、 前記指定手段により指定された対象表組の文字列に対
し、前記指示手段により指示された縦方向/横方向別拡
大・縮小率のどちらを使用するかをセル毎の組方向を利
用して判定する判定手段と、 前記判定手段により判定された拡大・縮小率に基づい
て、セル内の文字のサイズを変更する編集手段とを備え
たことを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】 文字列を有するセルで形成された表組を
表示する表示手段に表示された表組に対し、拡大/縮小
編集を行う文書処理方法において、 前記表組のうちの対象表組を指定する指定手段と、前記
表組に対する縦方向/横方向別拡大・縮小率を指示する
指示手段とを予め用意しておき、 前記指定手段により指定された対象表組の文字列に対
し、前記指示手段により指示された縦方向/横方向別拡
大・縮小率のどちらを使用するかをセル毎の組方向を利
用して判定し、 判定された拡大・縮小率に基づいて、セル内の文字のサ
イズを変更することを特徴とする文書処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6189914A JPH0830599A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 文書処理装置及び文書処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6189914A JPH0830599A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 文書処理装置及び文書処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830599A true JPH0830599A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16249327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6189914A Pending JPH0830599A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 文書処理装置及び文書処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830599A (ja) |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6189914A patent/JPH0830599A/ja active Pending
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