JP2005222474A - 多重ワーク支援装置、多重ワーク支援方法及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 多重ワーク支援装置2は、行動予定とこの行動予定の時間帯とを互いに対応付けてデータベースに登録し、新規に行動予定が登録される場合に、このデータベースを参照して、予め登録された行動予定の時間帯と、新規に登録される行動予定の時間帯とを比較して、重複するか否かを判定し、予め登録されているいずれかの行動予定の時間帯が新規登録の行動予定の時間帯と重複すると判定された場合に、これらの行動予定に優先順位を対応付けてデータベースに登録し、上位の行動予定を基準として、下位の行動予定を多重化することができるか否かを判断する。
【選択図】図6
Description
例えば、特許文献1は、電子メールベースの事象スケジューリングシステムを開示し、特許文献2は、固定電話、携帯電話、パソコン等を端末とするパーソナル通信システムに個人情報管理手段を設けて、スケジュール支援サービスを提供するスケジュール管理サービスシステムを開示する。また、特許文献3は、ファジー理論を適用して、曖昧な時間指定がされた場合でもスケジューリングを可能にする装置を開示し、特許文献4は、設備属性とアイコンとを予め関連付けておき、ユーザによっていずれかのアイコンがスケジューラにドロップされると、このアイコンに対応する設備属性を登録するスケジューリング方法を開示する。
上記目的を達成するために、本発明にかかる多重ワーク支援装置は、行動予定を時間帯に対応付けて記憶するスケジュール記憶手段と、利用者の入力に応じて、前記スケジュール記憶手段に行動予定を登録する登録手段と、前記スケジュール記憶手段に記憶されている行動予定、及び、前記登録手段により新たに登録される行動予定のうち、対応する時間帯の重複する行動予定を検出する重複検出手段と、前記重複検出手段により検出された行動予定に応じて、前記登録手段による行動予定の登録処理を制御する登録制御手段とを有する。
好適には、前記登録制御手段は、前記重複検出手段により検出された複数の行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の登録を許可又は禁止する。
好適には、前記登録制御手段は、前記重複検出手段により検出された複数の行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の少なくとも一部の登録を制限する。
好適には、前記登録制御手段は、前記重複検出手段により検出された複数の行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の登録を許可又は禁止し、前記出力手段は、前記登録制御手段によりいずれかの行動予定の登録が禁止される場合に、警告情報を出力する。
また、本発明にかかる多重ワーク支援方法は、コンピュータが、行動予定とこの行動予定の時間帯とが互いに対応付けて登録されたデータベースを参照して、予め登録された行動予定の時間帯と、新規に登録される行動予定の時間帯とを比較して、重複するか否かを判定し、コンピュータが、予め登録されているいずれかの行動予定の時間帯が新規登録の行動予定の時間帯と重複すると判定された場合に、これらの行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の新規登録を制御する。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを含む多重ワーク支援装置において、行動予定とこの行動予定の時間帯とが互いに対応付けて登録されたデータベースを参照して、予め登録された行動予定の時間帯と、新規に登録される行動予定の時間帯とを比較して、重複するか否かを判定するステップと、予め登録されているいずれかの行動予定の時間帯が新規登録の行動予定の時間帯と重複すると判定された場合に、これらの行動予定の組合せに応じて、行動予定の新規登録を制御するステップとを前記多重ワーク支援装置のコンピュータに実行させる。
図1は、本発明にかかる多重ワーク支援方法が適応される多重ワーク支援装置2のハードウェア構成を例示する図である。
図1に例示するように、多重ワーク支援装置2は、汎用のコンピュータ端末であり、LCD表示装置あるいはCRT表示装置などのモニタ22、キーボード及びポインティングデバイスなどの入力装置24、CPU262及びメモリ264などを含む処理装置26、HDD・CD装置などの記録装置28、並びに、通信装置29などから構成される。
多重ワーク支援装置2は、スタンドアロンで用いられてもよいが、本実施形態では、複数の多重ワーク支援装置2が通信装置29を介して相互に接続し多重ワーク支援システムを構成する形態を具体例とする。
限られた時間の中で仕事の効率を高めるためには、ある程度並行処理が可能なワーク(仕事)を、実際に並行して処理することが効果的である。例えば、2つの会議が同じ時間帯に予定されている場合、優先度の高い一方の会議にのみ参加し、他方の会議には参加できないというスケジューリングを行うと、他方の会議の開催にとって欠かせない人物ならば、この会議は延期される。一方、仮にこれらの会議に並行して参加できるのであれば、会議の延期という事態が回避されて、2つの会議が1回分の時間で処理できるのであるから単純生産性は2倍である。
そして、このような複数のワーク(行動)の並行処理は、情報通信技術などの発展により実現可能となっている。例えば、一方の会議に参加中に、他方の会議の様子を遠隔カメラなどでモニタリングし、必要に応じチャット等で対話的に参加できる。これにより、複数の会議に一応の出席を果たすという状態にまでできる。
また、本実施形態における多重ワーク支援装置2は、スケジュールの遂行状況を管理し、スケジュールの表示画面に遂行結果を反映させる。これにより、利用者は、スケジューリングと実際の実施結果との関係を把握し、以後のスケジューリングにフィードバックすることができる。なお、本実施形態におけるスケジュールは、ワークの予定だけではなく、ワークの実施結果をも包含する概念である。
図2に示すように、多重ワーク支援プログラム5は、ユーザインタフェース制御部(UI制御部)510、登録部520、スケジュールデータベース(スケジュールDB)530、登録制御部540、判定情報データベース(判定情報DB)550、情報提供部560、遂行検知部570を有する。また、登録制御部540は、重複検出部542、工数決定部544、総和算出部546、工数上限判定部547及び組合せ判定部548を含む。
多重ワーク支援プログラム5は、例えば記録媒体280(図1)を介して処理装置26に供給され、メモリ264にロードされて実行される。
また、UI制御部510は、モニタ22(図1)を制御して、多重ワーク支援画面などを表示する。多重ワーク支援画面には、スケジュールの登録を受け付けるスケジュール登録ウインドウ、登録されたスケジュールを表示するスケジュール表示ウインドウ、又は、多重化不可能である旨の警告を表示する警告通知ウインドウなどが表示される。
なお、登録部520により書き込まれる情報は、例えば、スケジュールの対象者(以下、当事者)、ワークの年月日、ワークの開始時間及び終了時間、ワークの内容、ワークの実施場所、ワークが実施される時の当事者の状態(テーブル又は通信機器の有無など)、ワーク中に音声の併用が許容されるか否か、ワーク中にデータ通信が許容されるか否か、ワークが実施される形態(直接集合、遠隔会議など)、多重化の可否、ワークに要求される工数、並びに、ワークへの参加期待度(優先度)などである。ここで、工数(能力占有指標)とは、それぞれのワーク(行動)により占有される能力の割合を示し、本例では、多重化しないときの通常の消費エネルギーを1.0とした場合のエネルギー消費割合である。
工数上限判定部547は、総和算出部546により算出された工数の総和と、それぞれの当事者により設定された工数の上限とを比較し、スケジュールの新規登録の可否を判断する。
組合せ判定部550は、重複検出部542により検出されたスケジュールから、同一の時間帯に設定されたワークの組合せを特定し、特定されたワークの組合せが許容されるものであるか否かを判断する。より具体的には、組合せ判定部550は、判定情報DB550を参照して、ワークの組合せが許容されるものであるか否かを判断する。
また、情報提供部560は、登録制御部540から入力される警告情報に基づいて、この警告情報が示された警告ウインドウのデータを生成し、生成された警告ウインドウのデータをUI制御部510に対して出力する。
図3に例示するように、スケジュールDB530は、スケジュールの対象となる当事者の識別情報「人」、ワークの「年」「月」「日」、ワークの「開始時間」、ワークの「終了時間」、ワークの内容「予定項目」、ワークの「実施場所」、ワークが実施される時の当事者の「状態」、ワーク中の音声の可否「音声」、ワーク中のデータ通信の可否「ネット」、ワークが実施される「形態」、多重化の可否「多重化」、ワークに要求される「工数」、ワークへの「参加期待度」、スケジュールが確定されているか否かを示す「確定情報」、ワークの「遂行状況」、及び、その他の非定型情報「メモ」をそれぞれデータ項目として、利用者(当事者又は第三者)から入力された入力情報又は多重ワーク支援装置2により検知された情報を互いに対応付けて記憶する。例えば、スケジュールDB530は、データ項目「状態」として、水平安定面が確保されているか否かを示すデータを記憶し、データ項目「形態」として、「直接集合」である旨を記憶し、データ項目「確定情報」として、未確定である旨を「未」として記憶し、データ項目「遂行状況」として、「開始前」である旨を記憶する。
図4に例示するように、工数上限判定部547は、スケジュールの当事者からの入力に応じて、時間帯毎に工数の上限値を設定し、設定された上限値に基づいて多重化の可否を判定する。これにより、当事者は、自己の一日のリズムに合わせて仕事量の上限を設定することができる。
図5(A)に例示するように、判定情報DB550は、複数のワーク類型と、これらのワーク類型に属するワークに共通して要求される状態とを互いに対応付けるワーク状態デーブル552を判定情報として記憶する。本例のワーク状態テーブル552は、それぞれのワーク類型と、「音声使用」、「ネット使用」及び「安定水平面」の要/不要とを互いに対応付ける。
組合せ判定部548は、時間帯が重なりあう複数のワーク(スケジュール)について、ワーク状況テーブル552を参照して、下位のワーク(スケジュール)により要求される状態を特定し、特定された状態が上位のワーク(スケジュール)において許容される場合に、多重化を許可し、上位のワークにおいて禁止される場合に、多重化を禁止する。例えば、上位のワークにより音声使用が禁止された場合に、組合せ判定部548は、下位のワークとして、無音声による遠隔会議、モニタリングのみの遠隔会議、又は、PCワークを追加すること(多重化)を許容するが、通常の遠隔会議(音声を用いるもの)又は携帯電話ワークを追加することを禁止する。また、上位のワークが安定水平面(テーブルなど)の確保されない状態でなされる場合には、組合せ判定部548は、下位のワークとして、PCワークを伴わない携帯電話ワーク、及び、モニタリングのみの遠隔会議を追加することを許容するが、PCワークを伴う携帯電話ワーク、チャットを用いる無音声の遠隔会議、通常の遠隔会議などを追加することを禁止する。
また、ユーザ設定組合せテーブル554には、具体的なワークそのもの(例えば、「技術会議」など)の他に、これらのワークを類型化したワーク類型(例えば、「音声不要ワーク」又は「集合型会議」など)を「第1ワーク」又は「第2ワーク」として登録することができる。本例の組合せ判定部548は、上位のワークが「音声不要ワーク」である場合には、下位のワークとして「音声必要ワーク」を追加することを許容し、上位のワークが「ワーキングランチ」である場合に、下位のワークとして「集合型会議」を追加することを許容する。
次に、多重ワーク支援装置2の動作を説明する。
図6は、多重ワーク支援装置2(多重ワーク支援プログラム5)によるスケジュールの登録動作(S10)を示すフローチャートである。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、当事者、又は、この当事者にワークを依頼する第三者は、多重ワーク支援装置2に対して、登録したいスケジュールの情報(日時、開催場所等)を入力する。
多重ワーク支援装置2におけるUI制御部510(図2)は、入力装置24(図1)を介して入力情報を取得し、取得された入力情報を登録部520に対して出力する。
登録部520は、UI制御部510から入力された入力情報を登録制御部540に対して出力する。
多重ワーク支援プログラム5は、新規登録のスケジュールと時間帯が重複するスケジュールが検出された場合(すなわち、この時間帯について2つ目以降の登録である場合)に、S120の処理に移行し、重複するスケジュールが検出されない場合(すなわち、この時間帯について最初の登録である場合)に、S160の処理に移行して登録処理を行う。
多重ワーク支援プログラム5は、検出されたスケジュール(すなわち、上位のスケジュール)が直接集合型である場合に、S130の処理に移行し、検出されたスケジュールが直接集合型でない場合に、S140の処理に移行する。
工数上限判定部547は、総和算出部546により算出された工数の総和と、この時間帯について予め設定された上限値とを比較して、多重化が可能であるか否かを判定する。
また、組合せ判定部548は、判定情報DB550を参照して、新規登録のスケジュール(ワーク)と、重複検出部542により検出されたスケジュール(ワーク)とが組合せ可能であるか否かを判定する。
多重ワーク支援プログラム5は、工数上限判定部547により多重化が可能であると判定され、かつ、組合せ判定部548により組合せ可能であると判定された場合に、S160の処理に移行し、工数上限判定部547により多重化が不可能であると判定された場合、又は、組合せ判定部548により組合せ不可能であると判定された場合に、S170の処理に移行する。
多重ワーク支援プログラム5は、新規登録のスケジュールが直接集合型である場合に、S150の処理に移行し、直接集合型でない場合に、S160の処理に移行してこの新規登録のスケジュールを登録する。
すなわち、直接集合型のワークは多重化に対する自由度が低く、登録制御部540は、既登録のスケジュール(すなわち、上位のスケジュール)が新規登録のスケジュール(すなわち、下位のスケジュール)よりも多重化に対して高い自由度を有する場合に、優先度を入れ替えるよう登録部520に指示する。また、登録制御部540は、新規登録のスケジュール及び既登録のスケジュールがいずれも多重化に対して高い自由度を有する場合(本例では、共に直接集合型でない場合)に、この新規登録のスケジュールを登録するよう登録部520に指示する。
すなわち、多重ワーク支援プログラム5は、時間帯が重複する複数のスケジュールのうち、多重化に対する自由度が低いもの(本例では、直接集合型のスケジュール)を基準として、他のスケジュールを追加可能であるか否か(すなわち、多重化可能であるか否か)を判断する。
情報提供部560は、登録制御部540の制御に応じて、警告情報を示す警告ウインドウをモニタ22に表示させる。この警告情報には、スケジュールの新規登録が禁止される理由(例えば、工数の総和が上限を超えている旨、又は、ワークの組合せが禁止されている旨など)が含まれる。
図7に例示するように、情報提供部560は、UI制御部510を介して、モニタ22に、登録されたスケジュールがカレンダー領域804に表示されたスケジュール表示ウインドウを表示させる。それぞれのスケジュールは、スケジュール表示ウインドウにおいて、ワークの時間帯を示すスケジュールアイコン832として表示される。
カレンダー領域804は、日付及び時間帯に対応する複数の矩形領域を有し、このスケジュールアイコン832は、カレンダー領域804のいずれかの矩形領域に配置される。例えば、多重ワーク支援プログラム5は、時間帯が重複する複数のスケジュールを登録すると、本図で例示するように、これらのスケジュールに対応するスケジュールアイコン832を、時間帯が重なり合うようにカレンダー領域804に配置する。
また、カレンダー領域804の上方には、当事者の氏名、及び、カレンダー領域804に含まれる期日が表示される書誌領域802が配置される。また、カレンダー領域804の横には、カレンダー領域804に含まれる期日を変更するためのスライダーバー818が配置され、カレンダー領域804の下方には、スケジュールの登録開始操作を受け付ける登録ボタン812、スケジュールの編集開始操作を受け付ける編集ボタン814、及び、受け付けられた操作(登録開始操作など)の打ち消し操作を受け付けるキャンセルボタン816が配置される。
本例の多重ワーク支援プログラム5は、この登録ボタン812の領域でクリック操作を検知すると、新規スケジュールの登録処理(図6に示したS100)を開始し、後述するスケジュール登録ウインドウ(図9)を表示する。
図8に例示するように、利用者は、スケジュール表示ウインドウのカレンダー領域804において、新規登録スケジュールの時間帯に対応する位置をドラッグする。
多重ワーク支援プログラム5は、カレンダー領域804でドラッグ操作を検知すると、ドラッグ領域に応じて新規登録スケジュールの時間帯を検出し、ドラッグ領域に追加スケジュールアイコン834を表示する。この追加スケジュールアイコン834は、新規登録のスケジュールに対応しており、既登録のスケジュールに対応するスケジュールアイコン832とは異なる表示態様(色、模様又は形状)で表示される。
図9に例示するように、情報提供部560は、新規登録スケジュールの詳細情報の入力を受け付けるスケジュール登録ウインドウをモニタ22上に表示させる。
スケジュール登録ウインドウには、時間帯領域806と、詳細情報領域808とが表示される。
時間帯領域806には、利用者により選択された日の時間帯に対応する矩形領域が表示され、これらの矩形領域上に、既登録スケジュールのスケジュールアイコン832と、利用者により選択された新規登録スケジュールの時間帯を示す追加スケジュールアイコン834とが表示される。
詳細情報領域808は、時間帯領域806の下方に配置され、複数の入力ボックスを有する。詳細情報領域808に設けられた入力ボックスは、入力情報のデータ項目(開始時間、終了時間、開催場所、工数など)に対応し、これらのデータ項目の入力操作を受け付ける。
多重ワーク支援プログラム5は、詳細情報領域808において受け付けた利用者の操作に基づいて、入力情報を生成する。
利用者は、スケジュール表示ウインドウに表示されたスケジュールアイコン832の中から、確定させたいスケジュールのスケジュールアイコン832を選択し、確定操作を行う。
多重ワーク支援プログラム5は、スケジュール表示ウインドウにおいて確定操作を検知すると、この確定操作を応じて、選択されたスケジュールの確定情報を「未確定」から「確定」に変更し、確定させたスケジュールに対応するスケジュールアイコンを、図10に例示する確定スケジュールアイコン836に変更する。
確定スケジュールアイコン836は、未確定のスケジュールに対応するスケジュールアイコン832と区別できるように異なる表示態様で表示される。
また、多重ワーク支援装置2は、スケジュールの入力順、多重化に対する自由度、及び、確定処理の有無などに応じて、時間帯が重複する複数のスケジュールの優先度を決定し、決定された優先度に基づいて多重化可能であるか否かを判定する。
次に、スケジュール遂行時における多重ワーク支援装置2の動作を説明する。
図11は、多重ワーク支援装置2(多重ワーク支援プログラム5)によるスケジュールの遂行検知動作(S20)を示すフローチャートである。
図11に示すように、ステップ200(S200)において、当事者は、携帯端末などを用いて、スケジュールに対応するワークの開始又は終了を入力する。
多重ワーク支援装置2における遂行検知部570(図2)は、通信装置29(図1)を制御し、ネットワークを介してワークの開始情報又は終了情報を遂行状況データとして取得する。開始情報又は終了情報には、スケジュールの実行者(当事者)を識別する情報、及び、開始されたスケジュール又は終了したスケジュールの識別情報が含まれている。
多重ワーク支援プログラム5は、ワークの開始情報が取得された場合に、S210の処理に移行し、ワークの開始情報が取得されていない場合に、S235の処理に移行する。
情報提供部560は、遂行検知部570から入力されたスケジュールの識別情報に対応するスケジュールの表示(スケジュールアイコン832など)を、実行中であることを示す表示態様に変更する。
多重ワーク支援プログラム5は、開始されたスケジュールの終了情報が取得された場合に、S220の処理に移行し、終了情報が取得されていない場合に、終了情報が取得されるまで待機する。
情報提供部560は、遂行検知部570から入力されたスケジュールの識別情報に対応するスケジュール(すなわち、終了したスケジュール))が、確定されたスケジュールであるか否かを判定する。
多重ワーク支援プログラム5は、終了したスケジュールが、確定されたスケジュールである場合に、S225の処理に移行し、終了したスケジュールが、確定されていないスケジュールである場合に、S230の処理に移行する。
多重ワーク支援プログラム5は、不実施スケジュールが発見された場合に、S245の処理に移行し、不実施スケジュールが発見されない場合に、遂行検知動作(S20)の処理を終了する。
多重ワーク支援プログラム5は、発見された不実施スケジュールが、確定されたスケジュールである場合に、S250の処理に移行し、発見されたスケジュールが、確定されていないスケジュールである場合に、遂行検知動作(S20)の処理を終了する。
すなわち、多重ワーク支援プログラム5は、確定されたスケジュールであり、かつ、不実施のスケジュールである場合に、表示態様を変更し、確定されなかったスケジュールについては、実施されなかったとしても表示態様の変更を行わない。
図12に例示するように、情報提供部560は、それぞれのスケジュールの遂行状況に応じて、スケジュールアイコン832の表示態様を変更する。具体的には、確定され、かつ、実施されたスケジュールは、実施済みスケジュールアイコン838Aとして表示され、確定されなかったが、実施されたスケジュールは、実施済みスケジュールアイコン838Bとして表示される。また、確定されたが、実施されなかったスケジュールは、不実施スケジュールアイコン840として表示され、実施中のスケジュールは、実施中スケジュールアイコン842として表示される。実施済みスケジュールアイコン838A、実施済みスケジュールアイコン838B、不実施スケジュールアイコン840、及び、実施中スケジュールアイコン842は、同一のカレンダー領域804に表示されるが、互いに異なる表示態様であり、利用者は、これらを見てスケジュールの実施状況を確認することができる。例えば、実施済みスケジュールアイコン838A、及び、不実施スケジュールアイコン840は、共に確定されたスケジュールに対応するが、これらは異なる表示態様で表示されるので、利用者は、優先度の高いスケジュールの遂行状況を容易に把握できるようになる。
また、第三者は、実施中スケジュールアイコン842と時間帯が重複するスケジュールのアイコンを確認することにより、多重化されたスケジュールの遂行状況を把握することができる。例えば、多重化されたスケジュールの一部が実施中でない場合に、第三者は、他のスケジュール(実施中のスケジュール)との関係に基づいて、当該スケジュールが実施されない理由を推定することができる。
次に、上記実施形態の第1の変形例を説明する。
上記実施形態では、スケジュールの対象となる当事者と、この当事者以外の第三者との両者が、スケジュールの登録を行うことができる。しかしながら、このスケジュールを実施する当事者にとって、第三者により登録されたスケジュールは、当事者自身が登録したスケジュールよりも印象が薄く、忘れられやすい。
また、第三者により登録されたスケジュールの内容(開始時間、開催場所など)は、当事者に認識されていない場合が多く、第三者により登録されたスケジュールを、自身が登録したスケジュールと区別して当事者に認識させることが望ましい。
そこで、本変形例における多重ワーク支援装置2は、当事者により登録されたスケジュールと、第三者により登録されたスケジュールとを区別して登録し、これらを互いに異なる表示態様でスケジュール表示ウインドウに表示する。
図13に例示するように、スケジュールDB530は、図3に例示されたデータ項目に加えて、スケジュールの入力者(登録者)を示すデータ項目「入力者」を記憶する。データ項目「入力者」には、スケジュールの対象となる当事者、又は、この当事者以外の第三者の識別情報が登録される。なお、当事者の秘書など、当事者と一定の関係を有する者は、「当事者」として取り扱うことが好ましい。
図14に例示するように、本変形例における情報提供部560は、当事者により入力されたスケジュールと、第三者により入力されたスケジュールとを互いに異なる表示態様で表示する。具体的には、当事者により登録され、かつ、確定されていないスケジュールは、スケジュールアイコン832として表示され、第三者により登録され、かつ、確定されていないスケジュールは、第三者スケジュールアイコン844として表示される。スケジュールアイコン832は、第三者スケジュールアイコン844と異なる表示態様で表示される。
また、当事者により登録され、かつ、確定されたスケジュールは、確定スケジュールアイコン836として表示され、第三者により登録され、かつ、確定されたスケジュールは、第三者確定スケジュールアイコン846として表示される。確定スケジュールアイコン836は、第三者確定スケジュールアイコン846と異なる表示態様で表示される。
これにより、当事者は、それぞれのスケジュールが自身で登録したものであるが否かを容易に判断することができる。特に、第三者により登録されたスケジュールを、自身が登録したスケジュールよりも目立ちやすい表示態様とすることにより、第三者により登録されたスケジュールの内容確認を促すことができる。
次に、第2の変形例を説明する。
上記実施形態では、多重ワーク支援装置2は、多重化されたスケジュールの工数の総和と、利用者により設定された工数の上限値とに基づいて、新規スケジュール登録の可否(すなわち、多重化の可否)を判断したが、多重化されたスケジュールの工数の総和と、設定された工数の上限値との比率を表示することにより、スケジュールが多重化された時間帯の忙しさを掲示してもよい。
具体的には、第2の変形例における情報提供部560(図2)は、工数上限判定部547に設定されている工数の上限(すなわち、当事者により設定された上限値)に対する、総和算出部546により算出された工数の総和(すなわち、スケジュールが多重化された時間帯の工数の総和)の割合(当事者占有度)を算出して占有割合とし、算出された占有割合を示す多重レベル表示を、これらの多重化されたスケジュール(又は、その時間帯)に対応付けて表示する。
図15に例示するように、本変形例における情報提供部560は、少なくとも一部で時間帯が重複するスケジュール(すなわち、多重化されたスケジュール)に対応付けて、これらのスケジュールの占有割合を示す多重レベルアイコン850を表示する。本例では、多重化されたスケジュールのスケジュールアイコン832又は確定スケジュールアイコンの近傍(下方)に、この多重化されたスケジュールの占有割合に対応した多重レベルアイコン850が表示される。多重レベルアイコン850は、占有割合の値に応じて異なる表示態様となる。例えば、占有割合の値が1.0以上(すなわち、百分率で100%以上)である場合に、第1の多重レベルアイコン850aが表示され、占有割合の値が0.75以上1.0未満(すなわち、百分率で70%から100%)である場合に、第2の多重レベルアイコン850bが表示され、占有割合の値が0.75未満(すなわち、75%未満)である場合に、第3の多重レベルアイコン850cが表示される。これらの多重レベルアイコン850a〜850cは、互いに異なる表示態様である。
利用者は、この多重レベルアイコン850が付加されたスケジュールアイコン832又は確定スケジュールアイコン836を見ることにより、その時間帯における当事者の忙しさを知ることができ、新たにスケジュールを追加できるか否かを判断することができる。 また、当事者は、多重レベルアイコン850が含まれたスケジュール表示ウインドウを見ることにより、特に忙しい期間の確認を容易にすると共に、どの程度の集中力をもって臨まなければならないかを意識することができる。
22・・・モニタ
24・・・入力装置
26・・・処理装置
262・・・CPU
264・・・メモリ
28・・・記録装置
280・・・記録媒体
29・・・通信装置
5・・・多重ワーク支援プログラム
510・・・ユーザインタフェース制御部
520・・・登録部
530・・・スケジュールデータベース
540・・・登録制御部
542・・・重複検出部
544・・・工数決定部
546・・・総和算出部
547・・・工数上限判定部
548・・・組合せ判定部
550・・・判定情報データベース
560・・・情報提供部
570・・・遂行検知部
Claims (26)
- 行動予定を時間帯に対応付けて記憶するスケジュール記憶手段と、
利用者の入力に応じて、前記スケジュール記憶手段に行動予定を登録する登録手段と、
前記スケジュール記憶手段に記憶されている行動予定、及び、前記登録手段により新たに登録される行動予定のうち、対応する時間帯の重複する行動予定を検出する重複検出手段と、
前記重複検出手段により検出された行動予定に応じて、前記登録手段による行動予定の登録処理を制御する登録制御手段と
を有する多重ワーク支援装置。 - 前記登録制御手段による制御結果に関する情報を出力する出力手段
をさらに有する請求項1に記載の多重ワーク支援装置。 - 前記登録制御手段は、前記重複検出手段により検出された複数の行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の登録を許可又は禁止する
請求項1に記載の多重ワーク支援装置。 - 前記登録制御手段は、前記重複検出手段により検出された複数の行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の少なくとも一部の登録を制限する
請求項1に記載の多重ワーク支援装置。 - 前記登録制御手段は、前記重複検出手段により検出された複数の行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の登録を許可又は禁止し、
前記出力手段は、前記登録制御手段によりいずれかの行動予定の登録が禁止される場合に、警告情報を出力する
請求項2に記載の多重ワーク支援装置。 - 利用者に提供するための情報を出力する情報出力手段
をさらに有し、
前記登録手段は、利用者の入力に応じて、それぞれの行動予定により占有される能力の割合を示す能力占有指標を、この行動予定に対応付けて前記スケジュール記憶手段に登録し、
前記登録制御手段は、少なくとも前記重複検出手段により検出された行動予定の能力占有指標を前記情報出力手段に出力させる
請求項1に記載の多重ワーク支援装置。 - いずれかの時間帯に対応する行動予定の能力占有指標の総和を算出する総和算出手段
をさらに有し、
前記登録制御手段は、前記総和算出手段によりいずれかの時間帯について算出された総和が既定の上限に達した場合に、この時間帯に対応する行動予定について、新規登録を制御する
請求項6に記載の多重ワーク支援装置。 - 前記登録制御手段は、時間帯に応じて異なる上限と、前記総和算出手段により対応する時間帯について算出された能力占有指標の総和とを比較して、新規登録を制御する
請求項7に記載の多重ワーク支援装置。 - 前記登録手段は、利用者の入力に応じて、いずれかの行動予定に対応付けて、確定情報を前記スケジュール記憶手段に登録し、
前記情報出力手段は、確定情報が対応付けられた行動予定と、確定情報が対応付けられていない行動予定とを互いに異なる表示態様で表示する
請求項6又は7に記載の多重ワーク支援装置。 - 利用者から入力された各行動予定の参加期待度に基づいて、それぞれの行動予定に対する能力占有指標を決定する能力指標決定手段
をさらに有し、
前記登録手段は、前記能力指標決定手段により決定された能力占有指標を、行動予定に対応付けて登録し、
前記登録制御手段は、それぞれの行動予定に対して決定された能力占有指標に基づいて、この行動予定に対する登録を制御する
請求項6〜9のいずれかに記載の多重ワーク支援装置。 - 利用者には、行動予定の対象となる当事者と、これ以外の第三者とが含まれ、
前記登録手段は、当事者又は第三者の入力に応じて、当事者の行動予定を前記スケジュール記憶手段に登録し、
前記スケジュール記憶手段は、前記登録手段により登録された行動予定を、この行動予定の対象である当事者と、この行動予定の登録を指示した当事者又は第三者とに対応付けて記憶し、
前記情報出力手段は、いずれかの当事者の行動予定について、この当事者の指示に応じて登録された行動予定と、第三者の指示に応じて登録された行動予定とを互いに異なる表示態様で表示する
請求項6〜9のいずれかに記載の多重ワーク支援装置。 - 前記重複検出手段により検出された行動予定について、同一の時間帯に登録された複数の行動予定に対応する能力占有指標と、この時間帯について設定された能力占有指標の上限との比率を示す占有比率を算出する占有度算出手段
をさらに有し、
前記情報出力手段は、前記占有度算出手段により決定された占有比率に応じて、行動予定の表示態様を変更する
請求項6〜8のいずれかに記載の多重ワーク支援装置。 - 前記スケジュール記憶手段に登録されている行動予定の遂行状況を検知する遂行検知手段
をさらに有し、
前記情報出力手段は、前記遂行検知手段により検知された遂行状況に応じて、それぞれの行動予定の表示態様を変更する
請求項1〜12のいずれかに記載の多重ワーク支援装置。 - 同一の時間帯における行動予定の組合せの可否を判定するための判定情報を記憶する判定情報記憶手段
をさらに有し、
前記登録制御手段は、同一の時間帯に登録される複数の行動予定について、前記判定情報記憶手段に記憶されている判定情報に基づいて、これらの行動予定の登録を制御する
請求項3に記載の多重ワーク支援装置。 - 行動予定と、この行動予定により占有される能力の割合を示す能力占有指標とを、時間帯に対応付けて記憶するスケジュール記憶手段と、
利用者の入力に応じて、前記スケジュール記憶手段に行動予定と、この行動予定の能力占有指標とを登録する登録手段と、
前記スケジュール記憶手段に記憶されている行動予定、及び、前記登録手段により登録される行動予定のうち、対応する時間帯の重複する行動予定を検出する重複検出手段と、
前記重複検出手段により検出された行動予定の能力占有指標と、それぞれの時間帯に対して設定された能力占有指標の上限とに基づいて、前記登録手段による行動予定の新規登録を制御する登録制御手段と
を有する多重ワーク支援装置。 - 行動予定を時間帯に対応付けて記憶するスケジュール記憶手段と、
利用者の入力に応じて、前記スケジュール記憶手段に行動予定を登録する登録手段と、
利用者の入力に応じて、前記登録手段により登録されるいずれかの行動予定に対応付けて、確定情報を前記スケジュール記憶手段に登録する確定情報登録手段と、
前記スケジュール記憶手段に登録される行動予定のうち、対応する時間帯の重複する行動予定を検出する重複検出手段と、
少なくとも前記重複検出手段により検出された複数の行動予定について、確定情報が対応付けられた行動予定と、確定情報が対応付けられていない行動予定とを互いに異なる表示態様で表示するスケジュール表示手段と
を有する多重ワーク支援装置。 - 行動予定と、この行動予定により占有される能力の割合を示す能力占有指標とを、時間帯に対応付けて記憶するスケジュール記憶手段と、
前記スケジュール記憶手段により同一の時間帯に対応付けて記憶されている行動予定の能力占有指標の総和を算出する総和算出手段と、
前記総和算出手段により同一の時間帯の行動予定について算出された能力占有指標の総和と、この時間帯に対して設定された能力占有指標の上限との比率を示す占有比率を算出する占有度算出手段と、
前記占有度算出手段により算出された占有比率に応じた表示態様で、それぞれの行動予定を表示するスケジュール表示手段と
を有する多重ワーク支援装置。 - 行動予定を時間帯に対応付けて記憶するスケジュール記憶手段と、
利用者の入力に応じて、前記スケジュール記憶手段に行動予定を登録する登録手段と、
前記スケジュール記憶手段に記憶されている行動予定、及び、前記登録手段により登録される行動予定のうち、対応する時間帯の重複する行動予定を検出する重複検出手段と、
同一の時間帯における行動予定の組合せの可否を判定するための判定情報を記憶する判定情報記憶手段と、
前記重複検出手段により検出された行動予定について、前記判定情報記憶手段に記憶されている判定情報に基づいて、これらの行動予定の登録を制御する登録制御手段と
を有する多重ワーク支援装置。 - コンピュータが、行動予定とこの行動予定の時間帯とが互いに対応付けて登録されたデータベースを参照して、予め登録された行動予定の時間帯と、新規に登録される行動予定の時間帯とを比較して、重複するか否かを判定し、
コンピュータが、予め登録されているいずれかの行動予定の時間帯が新規登録の行動予定の時間帯と重複すると判定された場合に、これらの行動予定の組合せに応じて、これらの行動予定の新規登録を制御する
多重ワーク支援方法。 - コンピュータが、行動予定とこの行動予定により占有される能力の割合を示す能力占有指標とを時間帯に対応付けてデータベースに登録し、
コンピュータが、このデータベースを参照して、対応する時間帯が重複する行動予定の能力占有指標を抽出し、
コンピュータが、抽出された能力占有指標と、それぞれの時間帯に対して設定された能力占有指標の上限とに基づいて、行動予定の新規登録を制御する
多重ワーク支援方法。 - コンピュータが、行動予定を時間帯に対応付けてデータベースに登録し、
コンピュータが、利用者の入力に応じて、前記データベースに登録されているいずれかの行動予定に対応付けて、確定情報を登録し、
コンピュータが、前記データベースに登録されている行動予定のうち、対応する時間帯の重複する行動予定を検出し、
コンピュータが、時間帯が重複するものとして検出された複数の行動予定について、確定情報が対応付けられた行動予定と、確定情報が対応付けられていない行動予定とを互いに異なる表示態様で表示する
多重ワーク支援方法。 - コンピュータが、行動予定と、この行動予定により占有される能力の割合を示す能力占有指標とを、時間帯に対応付けてデータベースに登録し、
コンピュータが、前記データベースにおいて同一の時間帯に対応付けて登録されている行動予定の能力占有指標の総和を算出し、
コンピュータが、同一の時間帯の行動予定について算出された能力占有指標の総和と、この時間帯に対して設定された能力占有指標の上限との比率を示す占有比率を算出し、
コンピュータが、算出された占有比率に応じた表示態様で、それぞれの行動予定を表示する
多重ワーク支援方法。 - コンピュータを含む多重ワーク支援装置において、
行動予定とこの行動予定の時間帯とが互いに対応付けて登録されたデータベースを参照して、予め登録された行動予定の時間帯と、新規に登録される行動予定の時間帯とを比較して、重複するか否かを判定するステップと、
予め登録されているいずれかの行動予定の時間帯が新規登録の行動予定の時間帯と重複すると判定された場合に、これらの行動予定の組合せに応じて、行動予定の新規登録を制御するステップと
を前記多重ワーク支援装置のコンピュータに実行させるプログラム。 - コンピュータを含む多重ワーク支援装置において、
行動予定とこの行動予定により占有される能力の割合を示す能力占有指標とを時間帯に対応付けてデータベースに登録するステップと、
このデータベースを参照して、対応する時間帯が重複する行動予定の能力占有指標を抽出するステップと、
抽出された能力占有指標と、それぞれの時間帯に対して設定された能力占有指標の上限とに基づいて、行動予定の新規登録を制御するステップと
を前記多重ワーク支援装置のコンピュータに実行させるプログラム。 - コンピュータを含む多重ワーク支援装置において、
行動予定を時間帯に対応付けてデータベースに登録するステップと、
利用者の入力に応じて、前記データベースに登録されているいずれかの行動予定に対応付けて、確定情報を登録するステップと、
前記データベースに登録されている行動予定のうち、対応する時間帯の重複する行動予定を検出するステップと、
時間帯が重複するものとして検出された複数の行動予定について、確定情報が対応付けられた行動予定と、確定情報が対応付けられていない行動予定とを互いに異なる表示態様で表示するステップと
を前記多重ワーク支援装置のコンピュータに実行させるプログラム。 - コンピュータを含む多重ワーク支援装置において、
行動予定と、この行動予定により占有される能力の割合を示す能力占有指標とを、時間帯に対応付けてデータベースに登録するステップと、
前記データベースにおいて同一の時間帯に対応付けて登録されている行動予定の能力占有指標の総和を算出するステップと、
同一の時間帯の行動予定について算出された能力占有指標の総和と、この時間帯に対して設定された能力占有指標の上限との比率を示す占有比率を算出するステップと、
算出された占有比率に応じた表示態様で、それぞれの行動予定を表示するステップと
を前記多重ワーク支援装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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