JP2017191397A - 共同作業システム及び履歴表示制御プログラム並びに履歴表示制御方法 - Google Patents

共同作業システム及び履歴表示制御プログラム並びに履歴表示制御方法 Download PDF

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真也 荻布
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俊介 ▲高▼村
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Abstract

【課題】複数の端末間での共同作業を効果的に検証可能にする。
【解決手段】複数の端末が通信ネットワークで接続される共同作業システムにおける履歴表示制御方法であって、各々の端末は、オブジェクトを配置可能な作業領域を設定する第1処理と、作業領域の中から端末を操作するユーザが表示する表示領域を設定して表示部に表示する第2処理と、操作部によるユーザの操作を受け付け、ユーザの表示領域に対する操作及び表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録する第3処理と、他の端末との間で履歴情報を共有可能にする第4処理と、履歴表示が指示された場合に、複数の端末の履歴情報を参照して、指示された日時において各々の端末に表示されていた表示領域を特定し、特定した全ての表示領域を包含し、かつ、作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示する第5処理と、を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、共同作業システム及び履歴表示制御プログラム並びに履歴表示制御方法に関し、特に、複数の端末を用いて共同作業を行う共同作業システム及び各々の端末における履歴表示を制御する履歴表示制御プログラム並びに共同作業システムにおける履歴表示制御方法に関する。
コンテンツを複数の端末で表示し、各々の端末でコンテンツを閲覧したり操作したりすることにより、電子会議等の共同作業を行う共同作業システムが提案されている。この共同作業システムでは、例えば、undo機能や録画機能により、画面の状態を過去に遡って再現できるようにする技術も提案されている。
上記共同作業システムに関する技術ではないが、過去の状態を再現する技術に関して、例えば、下記特許文献1には、表示対象の文書及び表示するべきページの特定を受け、データベースから、特定された文書の文書利用情報を取得すると共に、収録時間及び収録場所が文書利用情報における閲覧時間及び閲覧場所と近い収録情報を取得し、取得した収録情報に係るAVファイルのうち、特定されたページが閲覧された時間に対応する部分を特定すると共に、特定した部分へアクセスするための情報を出力する情報管理方法が開示されている。
また、下記特許文献2には、医用画像を予め記憶している記憶手段と、前記医用画像を表示する表示手段と、前記医用画像における複数の参照者の参照位置を収集する参照位置収集手段と、前記参照位置収集手段で収集された前記参照位置に基づいて、前記複数の参照者の参照位置を統合した注目位置情報を求める算出手段と、前記注目位置情報を出力する出力手段と、を備える医用情報処理システムが開示されている。
特開2012−099901号公報 特開2015−118448号公報
グループの共同作業を振り返る際には、共同作業の全体の流れを確認するだけでなく、各作業者が共同作業時に、作業範囲の内のどの範囲(表示領域)を見て作業をしていたのかを確認することが必要であるが、特許文献1の技術は閲覧したページを記録するものであり、ページのどの範囲が表示されていたかを記録、再現する目的には利用することができない。
また、特許文献2では各々のユーザの参照位置を収集して記録しているが、各々のユーザやグループがどのような思考過程で議論に参加していたかを辿ったり、多数のユーザとは異なる行動を示したユーザを特定したり、多数のユーザの注目点より注目度が低い別の注目点を探したりするには、再現時に複数デバイスの参照位置を統合した注目領域を単純に示すことや、参照位置の注釈を表示することでは十分でなく、各々のユーザの表示領域を切り換えて再現したり、全てのユーザのうち特定の複数のユーザのみの表示領域を再現できるようにしたりすることが必要であり、特許文献2の方法では共同作業を効果的に検証することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、複数の端末間での共同作業を効果的に検証することができる共同作業システム及び履歴表示制御プログラム並びに履歴表示制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、複数の端末が通信ネットワークで接続され、前記複数の端末でオブジェクトを閲覧又は操作することによって共同作業を行う共同作業システムであって、各々の前記端末は、前記オブジェクトを配置可能な作業領域を設定する作業領域制御部と、前記作業領域の中から、前記端末を使用するユーザが表示する表示領域を設定する表示領域制御部と、前記表示領域を表示する表示部と、前記ユーザの操作を受け付ける操作部と、前記ユーザの前記表示領域に対する操作及び前記表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録する履歴制御部と、他の端末との間で前記履歴情報を共有可能にする通信制御部と、を備え、前記履歴制御部は、履歴表示が指示された場合に、前記複数の端末の前記履歴情報を参照して、指示された日時において各々の前記端末に表示されていた前記表示領域を特定し、特定した全ての前記表示領域を包含し、かつ、前記作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示することを特徴とする。
本発明の一側面は、複数の端末が通信ネットワークで接続され、前記複数の端末でオブジェクトを閲覧又は操作することによって共同作業を行う共同作業システムにおける各々の前記端末で動作する履歴表示制御プログラムであって、各々の前記端末に、前記オブジェクトを配置可能な作業領域を設定する第1処理、前記作業領域の中から、前記端末を操作するユーザが表示する表示領域を設定し、設定した前記表示領域を表示部に表示する第2処理、操作部によるユーザの操作を受け付け、前記ユーザの前記表示領域に対する操作及び前記表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録する第3処理、他の端末との間で前記履歴情報を共有可能にする第4処理、履歴表示が指示された場合に、前記複数の端末の前記履歴情報を参照して、指示された日時において各々の前記端末に表示されていた前記表示領域を特定し、特定した全ての前記表示領域を包含し、かつ、前記作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示する第5処理、を実行させることを特徴とする。
複数の端末が通信ネットワークで接続され、前記複数の端末でオブジェクトを閲覧又は操作することによって共同作業を行う共同作業システムにおける履歴表示制御方法であって、各々の前記端末は、前記オブジェクトを配置可能な作業領域を設定する第1処理と、前記作業領域の中から、前記端末を操作するユーザが表示する表示領域を設定し、設定した前記表示領域を表示部に表示する第2処理と、操作部によるユーザの操作を受け付け、前記ユーザの前記表示領域に対する操作及び前記表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録する第3処理と、他の端末との間で前記履歴情報を共有可能にする第4処理と、履歴表示が指示された場合に、前記複数の端末の前記履歴情報を参照して、指示された日時において各々の前記端末に表示されていた前記表示領域を特定し、特定した全ての前記表示領域を包含し、かつ、前記作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示する第5処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の共同作業システム及び履歴表示制御プログラム並びに履歴表示制御方法によれば、複数の端末間での共同作業を効果的に検証することができる。
その理由は、共同作業を行う各クライアント端末の制御部(履歴表示制御プログラム)は、オブジェクトを配置可能な作業領域を設定し、作業領域の中から、クライアント端末を操作するユーザが表示する表示領域を設定して表示し、ユーザの表示領域に対する操作及び表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録し、他のクライアント端末との間で履歴情報を共有可能にし、履歴表示が指示された場合に、複数のクライアント端末の履歴情報を参照して、指示された日時において各々のクライアント端末に表示されていた表示領域を特定し、特定した全ての表示領域を包含し、かつ、作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示するからである。また、履歴表示の日時を指示するためのスライダを表示し、スライダの操作に応じて履歴画面の表示を更新したり、1又は複数のユーザを選択するためのユーザ選択部を表示し、ユーザ選択部で選択された各々のユーザが表示していた表示領域に枠で囲んで表示するなど、履歴画面上で識別可能に表示したりするからである。
本発明の第1の実施例に係る共同作業システムの構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る共同作業システムの他の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末の動作(ユーザ選択操作)を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末の動作(スライダ操作)を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る作業領域と表示領域との関係を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末に表示される表示画面(作業時)の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る履歴情報の一例を示すテーブルである。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末に表示される表示画面(履歴表示時)の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末に表示される表示画面(履歴表示時、ユーザB)の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末に表示される表示画面(履歴表示時、ユーザB、C)の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末に表示される表示画面(履歴表示時、ユーザA)におけるスライダ操作時の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント端末に表示される表示画面(履歴表示時、ユーザA)におけるユーザ追加選択時の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施例に係る作業領域と表示領域との関係を示す模式図である。 本発明の第2の実施例に係るクライアント端末に表示される表示画面の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施例に係る作業領域と表示領域との関係(作業領域拡大後)を示す模式図である。
背景技術で示したように、コンテンツを複数の端末で表示し、各々の端末でコンテンツを閲覧したり編集したりすることにより、電子会議等の共同作業を行う共同作業システムでは、グループの共同作業を振り返る際には、共同作業の全体の流れを確認するだけでなく、各作業者が共同作業時に、作業範囲の内のどの範囲(表示領域)を見て作業をしていたのかを後から確認することが必要である。
そこで、本発明の一実施の形態では、どのような作業が行われたかを記録するだけでなく、作業領域の中のどの領域が表示されていたかを記録し、履歴表示が指示されたら、指示された日時における全てのユーザが表示していた領域を包含し、かつ、作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示する。そして、履歴表示の日時を指示するためのスライダを表示して、スライダの操作に応じて履歴画面の表示を更新したり、ユーザを選択させるためのユーザ選択部を表示し、ユーザ選択部で選択された各々のユーザの表示領域を履歴画面上で識別可能に表示したりする。
このような制御を行うことにより、会議の議論を振り返る際に、全体の議論の流れ(俯瞰)と各参加者の思考過程(各参加者視点)を随時切り替えることによって理解することができ、議論の中で注目されていた領域や、議論の流れとは異なるが注目されていた領域などを認識することができる。特に、リーダもしくは指導的役割の人間がメンバーの共同作業を振り返る際に、ある題材に対する各メンバーの取り組みを比較して辿ることができ、また、全体の成果に対して各メンバーがどの領域で貢献したかなどを確認することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る共同作業システム及び履歴表示制御プログラム並びに履歴表示制御方法について、図1乃至図15を参照して説明する。図1及び図2は、本実施例の共同作業システムの構成を示す模式図であり、図3は、クライアント端末の構成を示すブロック図、図4は、サーバの構成を示すブロック図である。また、図5乃至図7は、クライアント端末の動作を示すフローチャート図であり、図8は、作業領域と表示領域との関係を説明する模式図である。また、図9及び図11乃至図15は、クライアント端末に表示される表示画面の一例を示す模式図であり、図10は、履歴情報の一例を示すテーブルである。
図1に示すように、本実施例の共同作業システムは、1又は複数のオブジェクトを閲覧又は操作することによって遠隔会議等の共同作業を行うユーザが利用する複数の端末(クライアント端末10)と、履歴情報を記憶/管理するサーバ20と、で構成される。これらはイーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク30(無線基地局31を介した無線通信ネットワークを含む。)を介して接続されている。
なお、図1では、共同作業システムに履歴情報を記憶するサーバ20を設ける構成を示したが、複数のクライアント端末10のいずれか(例えば、リーダや指導的役割のユーザが使用する特定のクライアント端末10)が履歴情報を記憶/管理するようにしてもよく、その場合は、図2に示すように、サーバ20を省略することができる。以下、図1の構成を前提にして各装置について詳細に説明する。
[クライアント端末]
クライアント端末10は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ端末、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯端末などであり、図3(a)に示すように、制御部11と記憶部15と通信I/F部16と表示部17と操作部18などで構成される。
制御部11は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU(Central Processing Unit)12と、ROM(Read Only Memory)13やRAM(Random Access Memory)14などのメモリと、で構成され、CPU12は、ROM13や記憶部15から制御プログラムを呼び出し、RAM14に展開して実行することにより、クライアント端末10全体の動作を制御する。上記制御部11は、図3(b)に示すように、作業領域制御部11a、表示領域制御部11b、履歴制御部11c、通信制御部11dなどとしても機能する。
作業領域制御部11aは、操作部18から出力される操作信号に基づき、1又は複数のオブジェクトを配置可能な領域(すなわち、複数のユーザが共同作業を行う領域、作業領域と呼ぶ。)を設定する。例えば、Microsoft(登録商標)のExcel(登録商標)などのアプリケーションの画面で、座標を入力したり、矩形の枠を描画したり、行及び列の範囲を設定したりした場合に、その操作に応じた領域を作業領域として設定する。そして、設定した作業領域を他のクライアント端末10に通知し、他のクライアント端末10の作業領域制御部11aは、通知に従って作業領域を設定する。すなわち、いずれかのクライアント端末10で設定された作業領域が共同作業システム全体の作業領域となる。
表示領域制御部11bは、操作部18から出力される操作信号に基づき、作業領域の中から、クライアント端末10を使用するユーザが表示する領域(表示領域と呼ぶ。)を設定する。例えば、ユーザが操作部18を操作して、作業領域を拡大したり移動させたりした場合に、表示部17に表示されている領域を表示領域として設定する。
履歴制御部11cは、共同作業時に、ユーザによりオブジェクトの生成、移動、拡大/縮小、削除などの操作が行われた場合に、オブジェクトを識別する情報(オブジェクトID)、ユーザを識別する情報(ユーザID)、操作の日時を特定する情報、操作の種別を特定する情報、操作の内容を示す情報(例えば、移動量や拡大/縮小倍率)などを記述した作業履歴情報を生成/更新して記憶部15などに記録する。また、履歴制御部11cは、ユーザにより作業領域内で表示領域の移動や拡大/縮小などの操作が行われた場合に、ユーザを識別する情報(ユーザID)、表示領域に対する操作の日時を特定する情報、表示領域を特定する情報(座標)などを記述した表示領域履歴情報を生成/更新して記憶部15などに記録する。
また、履歴制御部11cは、履歴表示が指示された時は、画面上に、履歴表示の日時を指示する指示部(例えば、履歴表示の日時を直感的に指示可能なスライド指示部、後述するスライダ)を表示し、サーバ20が管理する全てのクライアント端末10の表示領域履歴情報を参照して、スライダで指定された日時において各々のクライアント端末10に表示されていた表示領域を特定し、特定した全ての表示領域を包含し、かつ、作業領域よりも狭い領域からなる画面(履歴画面と呼ぶ。)を表示部17に表示させたり、スライダの操作に応じて、履歴画面の表示を更新したりする。更に、履歴制御部11cは、履歴画面に、後述する1又は複数のユーザを選択するユーザ選択部を表示し、ユーザ選択部で選択された各々のユーザが表示していた表示領域を識別可能に表示する。例えば、選択されたユーザが表示していた表示領域を枠で囲んで表示したり、選択されたユーザが表示していた表示領域内の背景やオブジェクトの色を変えたり点滅させたりする。また、ユーザ選択部で複数のユーザが選択された場合は、各々のユーザが表示していた表示領域を異なる形態(異なる線種や線幅の枠、異なる色など)で表示する。なお、履歴画面を表示する際に、全ての表示領域を包含する領域のサイズが表示部17の画面サイズよりも大きい場合は、当該領域を縮小して表示したり、各々のユーザが表示していた表示領域の間の作業領域を省いて表示したり、各々のユーザが表示していた表示領域を、履歴画面を分割した領域に並べて表示したりする。
通信制御部11dは、履歴制御部11cが生成/更新した作業履歴情報や表示領域履歴情報をサーバ20(図2の共同作業システムの場合は特定のクライアント端末10)に送信する。また、通信制御部11dは、サーバ20(又は特定のクライアント端末10)から他のクライアント端末10(他のクライアント端末10を使用するユーザ)の作業履歴情報や表示領域履歴情報を受信する。これにより、他のクライアント端末10との間で作業履歴情報や表示領域履歴情報を共有可能にし、複数のクライアント端末10で表示を同期可能にする。
上記作業領域制御部11a、表示領域制御部11b、履歴制御部11c、通信制御部11dは、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部11を、作業領域制御部11a、表示領域制御部11b、履歴制御部11c、通信制御部11dとして機能させるソフトウェア(履歴表示制御プログラム)として構成し、当該履歴表示制御プログラムをCPU12に実行させるようにしてもよい。
記憶部15は、メモリやHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などで構成され、上記作業履歴情報や表示領域履歴情報などを記憶する。
通信I/F部16は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、通信ネットワークを介して接続されている他のクライアント端末10やサーバ20との通信を確立し、通信制御部11dの指示に従って、作業履歴情報や表示領域履歴情報を送受信する。
表示部17は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどで構成され、表示領域制御部11bや履歴制御部11cの制御に従って、共同作業時及び履歴表示時に所定の表示画面を表示する。
操作部18は、マウスやキーボード、表示部17上に配置された格子状の電極からなるタッチセンサなどで構成され、オブジェクトの生成、移動、拡大/縮小、削除、手書き入力、表示領域の移動や拡大/縮小などの操作を受け付け、操作の内容に応じた操作信号を出力する。
[サーバ]
サーバ20は、コンピュータ装置などであり、図4(a)に示すように、制御部21と記憶部25と通信I/F部26などで構成される。
制御部21は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU22と、ROM23やRAM24などのメモリと、で構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25から制御プログラムを呼び出し、RAM24に展開して実行することによりサーバ20全体の動作を制御する。上記制御部21は、図4(b)に示すように、履歴情報処理部21aとしても機能する。
履歴情報処理部21aは、各クライアント端末10から受信した作業履歴情報及び表示領域履歴情報をまとめて、後述する作業履歴情報及び表示領域履歴情報のテーブルを生成/更新する。
記憶部25は、メモリやHDD、SSDなどで構成され、各クライアント端末10から受信した作業履歴情報や表示領域履歴情報、履歴情報処理部21aが生成した作業履歴情報や表示領域履歴情報のテーブルなどを記憶する。
通信I/F部16は、NICやモデムなどで構成され、通信ネットワークを介して接続されているクライアント端末10との通信を確立し、各クライアント端末10から作業履歴情報や表示領域履歴情報を受信したり、各クライアント端末10に作業履歴情報や表示領域履歴情報のテーブルを送信したりする。
なお、図1乃至図4は、本実施例の共同作業システムの一例であり、その構成や制御内容は適宜変更可能である。例えば、図4では、サーバ20の制御部21(履歴情報処理部21a)が、各クライアント端末10(各クライアント端末10を使用するユーザ)の作業履歴情報や表示領域履歴情報をまとめて、作業履歴情報や表示領域履歴情報のテーブルを生成/更新したが、特定のクライアント端末10の制御部11(履歴制御部11c)が、各クライアント端末10(各クライアント端末10を使用するユーザ)の作業履歴情報や表示領域履歴情報をまとめて、作業履歴情報や表示領域履歴情報のテーブルを生成/更新してもよい。
次に、上記構成のクライアント端末10の履歴表示時の動作について説明する。クライアント端末10のCPU12は、ROM13又は記憶部15に記憶した履歴表示制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、図5乃至図7のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、以下の説明において、各クライアント端末10は、操作部18を操作してオブジェクトの生成、移動、拡大/縮小、削除などの作業操作や、作業領域内での表示領域の移動、拡大/縮小などの画面操作を行い、作業履歴情報や表示領域履歴情報をサーバ20に送信し、サーバ20は、各クライアント端末10から受信した作業履歴情報や表示領域履歴情報に基づいて、作業履歴情報や表示領域履歴情報のテーブルを作成し、記憶部25に記憶しているものとする。
図5に示すように、ユーザが操作部18を操作(予め設けられた指示ボタンなどを操作)して履歴表示を指示すると、制御部11(履歴制御部11c)は、履歴表示の指示を受け付け(S101)、表示部17に履歴表示の日時を指定するためのスライダなどを表示させる(S102)。そして、制御部11(履歴制御部11c)は、操作部18からの操作信号に基づいて、スライダが操作されたかを判断する(S103)。
スライダが操作された場合は(S103のYes)、制御部11(通信制御部11d)は、サーバ20から、全てのクライアント端末10(各クライアント端末10を使用する全ユーザ)の作業履歴情報及び表示領域履歴情報を取得し(S104)、制御部11(履歴制御部11c)は、取得した全ユーザの表示領域履歴情報に基づいて、スライダで指示された日時における全ユーザの表示領域を包含する初期履歴画面を作成し(S105)、その初期履歴画面を表示部17に表示させる(S106)。上記作業履歴情報及び表示領域履歴情報、初期履歴画面の詳細は後述する。
そして、制御部11(履歴制御部11c)は、操作部18からの操作信号に基づいて、初期履歴画面でユーザ選択操作やスライダ操作が行われたかを判断し(S107)、操作が行われた場合は(S107のYes)、行われた操作に応じて表示画面に対する表示制御を行う(S108)。
図6は、図5のS107でユーザ選択操作が行われた場合のS108の詳細を示している。まず、制御部11(履歴制御部11c)は、操作部18からの操作信号に基づいて、ユーザが選択されたかを判断する(S201)。ユーザが選択された場合は(S201のYes)、制御部11(履歴制御部11c)は、表示画面上で選択されたユーザの表示領域を強調表示するか、若しくは、選択されたユーザの表示領域のみが表示されるように表示画面を変更する(S202)。
図7は、図5のS107でスライダ操作が行われた場合のS108の詳細を示している。まず、制御部11(履歴制御部11c)は、操作部18からの操作信号に基づいて、スライダが操作されたかを判断する(S301)。スライダが操作された場合は(S301のYes)、制御部11(履歴制御部11c)は、スライダで指定された日時における全ユーザの表示領域を包含する履歴画面を作成し(S302)、その履歴画面を表示部17に表示させる(S303)。
上記の履歴表示制御について、表示部17に表示される画面構成を参照して具体的に説明する。
図8は、アプリケーションの画面などで設定された作業領域と各ユーザの表示領域との関係を示す模式図であり、図9は、各クライアント端末10の表示部17の表示画面を示す模式図である。図8に示すように、作業領域60は、全ユーザがオブジェクトの生成や編集、削除などを行うことができる領域であり、いずれかのユーザにより予め設定される。そして、各ユーザは作業領域60の一部をクライアント端末10の表示部17に表示する。ここでは、ユーザAのクライアント端末10には、作業領域60の内の太い破線で示す表示領域51aが表示され(図9(a)参照)、ユーザBのクライアント端末10には、作業領域60の内の太い実線で示す表示領域51bが表示され(図9(b)参照)、ユーザCのクライアント端末10には、作業領域60の内の太い一点鎖線で示す表示領域51cが表示される(図9(c)参照)。
このように、各クライアント端末10の表示画面40に作業領域の一部が表示された状態で、ユーザが表示領域の移動や拡大/縮小などの操作を行ったり、表示領域内のオブジェクトの生成、移動、拡大/縮小、削除などの操作を行ったりすると、表示領域履歴情報や作業履歴情報が生成され、その表示領域履歴情報や作業履歴情報がサーバ20に送信される。サーバ20では、各クライアント端末10から送信される表示領域履歴情報や作業履歴情報をまとめて、図10(a)に示す作業履歴情報、及び、図10(b)に示す表示領域履歴情報を生成する。
その後、ユーザがクライアント端末10に設けられた指示ボタンなどを操作して履歴表示を指示すると、クライアント端末10の表示部17の表示画面にスライダなどの日時指定手段が表示され、ユーザがスライダを操作すると、図11に示すように、表示画面41に、スライダ41bで特定される日時における全ユーザの表示領域を包含し、かつ、作業領域よりも狭い領域(ここでは図8のユーザAの表示領域)が表示される。なお、図11では、全てのユーザの表示領域を包含する領域を表示しているが、各々のユーザの表示領域の間の作業領域を省いて表示したり、各々のユーザの表示領域を、履歴画面を分割した領域に並べて表示したりしてもよい。
また、表示画面41には、ユーザを選択するボタンなどのユーザ選択部41aが表示され、ユーザがユーザ選択部41aを操作して1又は複数のユーザを選択すると、スライダ41bで特定される日時において、ユーザ選択部41aで選択されたユーザがクライアント端末10に表示していた表示領域が識別可能に表示される。
表示領域を識別可能に表示する方法として、2つの方法がある。第1の方法は、表示画面上で、選択されたユーザが表示していた表示領域を強調して表示する方法であり、第2の方法は、選択されたユーザが表示していた表示領域を表示画面全体に表示する方法である。
例えば、図11の表示画面41において、ユーザ選択部41aでユーザBが選択された場合、第1の方法では、図12(a)に示すように、全ユーザの表示領域の内のユーザBの表示領域を囲む枠41cを表示し、スライダ41bで特定される日時にユーザBが表示していた表示領域を識別できるようにする。なお、ここでは表示領域に枠41cを付加して識別可能にしているが、枠41cの付加に代えて、又は、枠41cの付加と共に、ユーザBが表示していた表示領域の表示色(オブジェクトの色、及び/又は、背景の色)を変化させたり、当該表示領域を点滅させたりしてもよい。また、第2の方法では、図12(b)に示すように、ユーザBの表示領域を画面全体に表示し、スライダ41bで特定される日時にユーザBが表示していた表示領域を識別できるようにする。
図12では、ユーザ選択部41aで1人のユーザ(ユーザB)が選択された場合を示したが、本実施例では、複数のユーザを選択することもできる。例えば、ユーザ選択部41aでユーザB及びユーザCが選択された場合、第1の方法では、図13(a)に示すように、全ユーザの表示領域の内のユーザB及びユーザCの表示領域を囲む枠41cを各々表示し、スライダ41bで特定される日時にユーザB及びユーザCが表示していた表示領域を識別できるようにする。なお、ユーザBの表示領域を囲む枠41cとユーザBの表示領域を囲む枠41cとは同じ構成(同じ線種や線幅、色)としてもよいが、ユーザ毎に枠41cの表示形態を変化させることにより、どのユーザがどの領域を表示していたかを識別することができる。また、枠41cの付加に代えて、又は、枠41cの付加と共に、ユーザB及びユーザCが各々表示していた表示領域の表示色(オブジェクトの色、及び/又は、背景の色)を変化させたり、当該表示領域を点滅させたりしてもよい。また、第2の方法では、図13(b)に示すように、ユーザB及びユーザCの表示領域を包含する領域を画面全体に表示し、スライダ41bで特定される日時にユーザB及びユーザCが表示していた表示領域を識別できるようにする。
図12及び図13では、スライダ41bで日時を指定し、ユーザ選択部41aでユーザを選択した時の表示画面41について説明したが、図12や図13の状態から、更にスライダ41bを操作したり、ユーザを追加して選択したり、選択したユーザの選択を解除したりすることもできる。例えば、図14(a)に示すように、スライダ41bで日時1を指定した時のユーザAの表示領域を表示している状態で、図14(b)に示すように、スライダ41bを操作して日時2を指定した場合、その時のユーザAの表示領域を示すように枠41cが変化する。このように、スライダ41bの操作に応じて、履歴画面の表示を更新することにより、そのユーザが作業領域内のどの部分に着目していたかを知ることができる。
なお、図14(b)では、表示領域が狭くなる場合を示したが、表示領域が広くなる場合や表示領域が移動する場合、表示画面41の表示範囲を適宜変更することができる。例えば、図14(c)に示すように、スライダ41bを操作して日時3を指定した場合、その時のユーザAの表示領域が表示されるように表示画面41の表示範囲を変更(ここでは、作業領域の左上が表示されるように表示範囲を移動及び拡大)することができる。更に、図14(c)の状態で、ユーザ選択部41aを操作して別のユーザを追加して選択した場合は、追加したユーザの表示領域も識別可能に表示されるように表示画面41の表示範囲を変更する。例えば、図15に示すように、ユーザ選択部41aを操作してユーザCを追加して選択した場合、日時3の時点でユーザA及びユーザCの双方の表示領域を包含する領域が表示されるように表示画面41の表示範囲を変更(ここでは、作業領域の全体が表示されるように表示範囲を移動及び縮小)することができる。
以上説明したように、各ユーザがクライアント端末10の表示部17に表示している表示領域に対する表示領域履歴情報及び当該表示領域内で行った作業に対する作業履歴情報をサーバ20に送信し、サーバ20は、各ユーザの表示領域履歴情報及び作業履歴情報をまとめて全ユーザの表示領域履歴情報及び作業履歴情報を生成し、各クライアント端末10は、履歴表示が指示された場合に、全ユーザの表示領域履歴情報及び作業履歴情報に基づいて、スライダ41bで指定された日時における全ユーザの表示領域を包含する履歴画面を表示し、ユーザ選択部41aで選択されたユーザの表示領域に枠41cを付加するなどして識別可能に表示し、その後、スライダ41b及びユーザ選択部41aの操作に応じて履歴画面の表示を更新することにより、共同作業を行う複数のユーザの内のどのユーザがどの領域に着目していたかを知ることができ、共同作業を効果的に検証することができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る共同作業システム及び履歴表示制御プログラム並びに履歴表示制御方法について、図16乃至図18を参照して説明する。図16及び図18は、作業領域と表示領域との関係を説明する模式図であり、図17は、クライアント端末に表示される表示画面の一例を示す模式図である。
前記した第1の実施例では、作業領域を固定サイズとしたが、例えば、手書き入力を行う場合は、各ユーザの手書き入力に伴って作業領域は随時大きくなることが考えられる。そこで、本実施例では、ユーザの表示領域に応じて作業領域が拡張できるようにする。その場合、クライアント端末10やサーバ20の構成は第1の実施例と同様であるが、クライアント端末10の制御部11(作業領域制御部11a)は、サーバ20から表示領域履歴情報を取得し、全てのクライアント端末10の表示領域を包含するように作業領域を設定し直す。
例えば、図16に示すように、Microsoft(登録商標)のExcel(登録商標)などのアプリケーションの画面で、座標を入力したり、矩形の枠を描画したり、行及び列の範囲を設定したりして作業領域60を設定し、各ユーザは作業領域60の中から表示領域51a〜51cを設定する。そして、図17に示すように、あるユーザ(ここではユーザC)が表示画面40に表示する表示領域を拡大し、オブジェクトを追記したとする。この場合、制御部11(履歴制御部11c)は、作業履歴情報及び表示領域履歴情報を生成してサーバ20に送信し、サーバ20は、他のクライアント端末10に表示領域履歴情報を送信し、各クライアント端末10の制御部11(作業領域制御部11a)は、図18に示すように、全てのクライアント端末10の表示領域を包含するように作業領域60を拡張する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、クライアント端末10やサーバ20の構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、履歴表示を行うクライアント端末10がサーバ20から作業履歴情報や表示領域履歴情報を取得したが、いずれかのクライアント端末10(例えば、リーダや指導的役割のユーザが使用する特定のクライアント端末10など)が履歴情報を記憶する場合は、そのクライアント端末10から作業履歴情報や表示領域履歴情報を取得してもよい。
また、上記実施例では、各々のクライアント端末10でオブジェクトを編集することを前提にして説明したが、予め作成されたオブジェクトを複数のクライアント端末10で閲覧する場合に対しても、本発明の履歴表示制御を同様に適用することができる。その場合は、履歴情報として表示領域履歴情報のみを使用すればよく、作業履歴情報に基づく同期は不要である。
また、上記実施例では、履歴表示の日時を指定する手段として、直感的な操作が可能なスライダ41bを例示したが、例えば、日時を直接入力したり、選択肢の中から選択したりする構成としてもよい。
本発明は、複数の端末を用いて共同作業を行う共同作業システム及び各々の端末における編集を制御する履歴表示制御プログラム並びに当該履歴表示制御プログラムを記録した記録媒体並びに共同作業システムにおける履歴表示制御方法に利用可能である。
10 クライアント端末
11 制御部
11a 作業領域制御部
11b 表示領域制御部
11c 履歴制御部
11d 通信制御部
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 記憶部
16 通信I/F部
17 表示部
18 操作部
20 サーバ
21 制御部
21a 履歴情報処理部
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 通信I/F部
30 通信ネットワーク
31 無線基地局
40、41 表示画面
41a ユーザ選択部
41b スライダ
41c 枠
51a〜51c 表示領域
60 作業領域

Claims (18)

  1. 複数の端末が通信ネットワークで接続され、前記複数の端末でオブジェクトを閲覧又は操作することによって共同作業を行う共同作業システムであって、
    各々の前記端末は、
    前記オブジェクトを配置可能な作業領域を設定する作業領域制御部と、
    前記作業領域の中から、前記端末を使用するユーザが表示する表示領域を設定する表示領域制御部と、
    前記表示領域を表示する表示部と、
    前記ユーザの操作を受け付ける操作部と、
    前記ユーザの前記表示領域に対する操作及び前記表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録する履歴制御部と、
    他の端末との間で前記履歴情報を共有可能にする通信制御部と、を備え、
    前記履歴制御部は、
    履歴表示が指示された場合に、前記複数の端末の前記履歴情報を参照して、指示された日時において各々の前記端末に表示されていた前記表示領域を特定し、特定した全ての前記表示領域を包含し、かつ、前記作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示する、
    ことを特徴とする共同作業システム。
  2. 前記履歴制御部は、
    前記履歴表示の日時を指示するためのスライダを前記表示部に表示させ、前記スライダの操作に応じて、前記履歴画面を表示又は前記履歴画面の表示を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の共同作業システム。
  3. 前記履歴制御部は、
    1又は複数のユーザを選択するためのユーザ選択部を前記表示部に表示させ、前記ユーザ選択部で選択された各々のユーザが表示していた前記表示領域を識別可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の共同作業システム。
  4. 前記履歴制御部は、
    前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を枠で囲んで表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の共同作業システム。
  5. 前記履歴制御部は、
    前記ユーザ選択部で複数のユーザが選択された場合は、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を異なる形態で表示する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の共同作業システム。
  6. 前記履歴制御部は、
    前記履歴画面を表示する際に、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域の間の前記作業領域を省いて表示、又は、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を、前記履歴画面を分割した領域に並べて表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の共同作業システム。
  7. 複数の端末が通信ネットワークで接続され、前記複数の端末でオブジェクトを閲覧又は操作することによって共同作業を行う共同作業システムにおける各々の前記端末で動作する履歴表示制御プログラムであって、
    各々の前記端末に、
    前記オブジェクトを配置可能な作業領域を設定する第1処理、
    前記作業領域の中から、前記端末を操作するユーザが表示する表示領域を設定し、設定した前記表示領域を表示部に表示する第2処理、
    操作部による前記ユーザの操作を受け付け、前記ユーザの前記表示領域に対する操作及び前記表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録する第3処理、
    他の端末との間で前記履歴情報を共有可能にする第4処理、
    履歴表示が指示された場合に、前記複数の端末の前記履歴情報を参照して、指示された日時において各々の前記端末に表示されていた前記表示領域を特定し、特定した全ての前記表示領域を包含し、かつ、前記作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示する第5処理、を実行させる、
    ことを特徴とする履歴表示制御プログラム。
  8. 前記第5処理では、
    前記履歴表示の日時を指示するためのスライダを前記表示部に表示させ、前記スライダの操作に応じて、前記履歴画面を表示又は前記履歴画面の表示を更新する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の履歴表示制御プログラム。
  9. 前記第5処理では、
    1又は複数のユーザを選択するためのユーザ選択部を前記表示部に表示させ、前記ユーザ選択部で選択された各々のユーザが表示していた前記表示領域を識別可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の履歴表示制御プログラム。
  10. 前記第5処理では、
    前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を枠で囲んで表示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の履歴表示制御プログラム。
  11. 前記第5処理では、
    前記ユーザ選択部で複数のユーザが選択された場合は、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を異なる形態で表示する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の履歴表示制御プログラム。
  12. 前記第5処理では、
    前記履歴画面を表示する際に、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域の間の前記作業領域を省いて表示、又は、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を、前記履歴画面を分割した領域に並べて表示する、
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一に記載の履歴表示制御プログラム。
  13. 複数の端末が通信ネットワークで接続され、前記複数の端末でオブジェクトを閲覧又は操作することによって共同作業を行う共同作業システムにおける履歴表示制御方法であって、
    各々の前記端末は、
    前記オブジェクトを配置可能な作業領域を設定する第1処理と、
    前記作業領域の中から、前記端末を操作するユーザが表示する表示領域を設定し、設定した前記表示領域を表示部に表示する第2処理と、
    操作部による前記ユーザの操作を受け付け、前記ユーザの前記表示領域に対する操作及び前記表示領域内のオブジェクトに対する操作の履歴情報を生成して記録する第3処理と、
    他の端末との間で前記履歴情報を共有可能にする第4処理と、
    履歴表示が指示された場合に、前記複数の端末の前記履歴情報を参照して、指示された日時において各々の前記端末に表示されていた前記表示領域を特定し、特定した全ての前記表示領域を包含し、かつ、前記作業領域よりも狭い領域からなる履歴画面を表示する第5処理と、を実行する、
    ことを特徴とする履歴表示制御方法。
  14. 前記第5処理では、
    前記履歴表示の日時を指示するためのスライダを前記表示部に表示させ、前記スライダの操作に応じて、前記履歴画面を表示又は前記履歴画面の表示を更新する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の履歴表示制御方法。
  15. 前記第5処理では、
    1又は複数のユーザを選択するためのユーザ選択部を前記表示部に表示させ、前記ユーザ選択部で選択された各々のユーザが表示していた前記表示領域を識別可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の履歴表示制御方法。
  16. 前記第5処理では、
    前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を枠で囲んで表示する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の履歴表示制御方法。
  17. 前記第5処理では、
    前記ユーザ選択部で複数のユーザが選択された場合は、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を異なる形態で表示する、
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の履歴表示制御方法。
  18. 前記第5処理では、
    前記履歴画面を表示する際に、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域の間の前記作業領域を省いて表示、又は、前記各々のユーザが表示していた前記表示領域を、前記履歴画面を分割した領域に並べて表示する、
    ことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか一に記載の履歴表示制御方法。
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