JP2015230533A - 文書システム、文書システムの制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】モバイル端末のような小さな画面で文書を確認する場合であっても、大画面での作業に劣らない操作性で、効率的に文書の内容を確認可能にすること。【解決手段】アノテーション優先度付与部106により、アノテーション時等に文書に含まれる個々のアノテーションに対して優先順位を付与しておき、アノテーション表示部501によりアノテーションを表示する場合(S2004,S2005)、「次>>」ボタンや「<<戻」ボタンの押下等の一定のユーザ操作に応じて、文書に含まれるアノテーションを、優先順位に従う順序で順次表示する(S2006〜S2012)。【選択図】図2
Description
本発明は、文書システム、文書システムの制御方法、及びプログラムに関する。
オフィス外の様々な場所で所謂モバイル情報機器と称される携帯サイズのデバイスを使用して、オフィスで作成された文書を閲覧したり、コメントを付けてオフィスに送り返すなどの業務形態が一般化している。しかし、通常の文書表示アプリケーションは、オフィス内のパソコンでの操作を想定したものであり、モバイル情報機器上でそのまま使用するには様々な不便や障害が見られることが多い。
例えば、これまでの文書表示アプリケーションは、モバイル情報機器のように表示画面のサイズが小さいことを考慮しておらず、オフィスのパソコンで作成された文書の一部を表示できたとしても、全体の内容を確認するためには多大な労力を要する。そのため、文書全体を機械的に表示するのでなく、操作者が見たい部分を如何に短時間で容易にアクセスできるかが、操作性の向上の点でポイントとなる。
特許文献1には、操作者が文書のある特定箇所を指定して、ページ内で表示をジャンプさせることができる文書表示システムが提案されている。特許文献1では、電子文書上の特定の項目に分類される部分領域である特定項目領域(例えばページ番号領域、タイトル領域、見出し領域等)を、確認作業の対象候補領域として抽出しておく。また、特定項目領域として抽出される項目の分類に対しては、予め優先順位が規定されている(例えばページ番号領域、タイトル領域、見出し領域の順)。そして、特定のページに対して確認指示入力(例えばあるページの表示領域に対するダブルタップ操作等)を受け付けると、該確認指示入力されたページ内の対象候補領域の中から優先順位の高い順に確認作業の対象領域を決定し、該決定した対象領域をタッチパネルに拡大表示する。
しかし、特許文献1において操作者の確認対象の候補領域になり得る領域は、ページ番号領域、タイトル領域、見出し領域、日付領域など、文書構造の中で予め定められた領域に限られている。このため、文書内の任意のオブジェクトを選択して確認作業の対象とすることはできない。
例えば自分が作成した文書に関して別の担当者に内容をチェックしてもらって承認を受けたい状況において、確認してほしい箇所が文書中に複数箇所あり、しかもそれらの確認を取りたい順番が文書作成者にとって明確に定まっている場合がしばしばある。
しかし、特許文献1の方法では、このような場合に、別の担当者が文書を開いた際に、文書作成者の意図通りの順序で表示させてチェック者にチェックさせることができなかった。よって、従来では、文書作成者はそれら要確認箇所に対してアノテーションを挿入し、承認担当者に所望する確認を受けたい順番を表わすためにアノテーションの内容の一部として、順序指定の旨を追記することにより、承認担当者に確認すべき項目の順番を知らせるしか方法がなかった。
このため、承認担当者は、文書に挿入されたアノテーションを文書作成者が希望する順序で見出すために、画面をスクロールして文書内をあちこち探し回るといった煩雑な操作を強いられることになる。さらに、オフィス外で作業する比率の高い所謂モバイルワーカーに多く見受けられる携帯端末等の小さな表示画面でこのような操作を行う場合には、その操作はより困難なものとなり、非常に効率が悪く、承認のための作業負荷が極めて高くなってしまうという課題があった。
また、関係者の数が増えて、1つの文書を複数人が分担して編集、確認するグループ作業の場合、各自が担当する様々なオブジェクトタイプごとに、その最新の更新内容を確認したいことが多く生じる。しかし、特許文献1を含めた従来の文書表示の方式では、文書全体を通して最後に更新された場所一箇所しか記憶されていない。このため、上述のような状況では、各自が必要とするオブジェクトタイプのうちで最後に更新されたオブジェクトを文書中から探し出す必要があり、携帯端末等でこのような協同作業を行うことは作業者に多大な労力を強いることになる。
さらに、携帯端末等の表示画面のサイズが小さい端末で文書の内容を確認する場合に起こりうる別の課題として、次のようなものがある。携帯端末等で、文書中の離れた場所にある複数個のオブジェクトを同時に参照しながら確認したい場合に、それらを同時に表示しようとすると表示倍率が小さすぎて文字が読めなくなる。また、表示倍率を大きくすると、それら互いに離れた場所にあるオブジェクトを一度に表示しきれずに、それらのいずれかが画面からはみ出してしまうため、同時にそれらのオブジェクトを参照することは困難であるという課題も存在する。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、モバイル端末のような小さな画面で文書を確認する場合であっても、大画面での作業に劣らない操作性を得ることができ、効率的に文書の内容を確認することが可能となる仕組みを提供することである。
本発明は、文書を管理する文書システムであって、文書に含まれる個々のオブジェクトに対して優先順位を付与する付与手段と、一定のユーザ操作に応じて、文書に含まれるオブジェクトを、前記優先順位に従う順序で表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、モバイル端末のような小さな画面で文書を確認する場合であっても、大画面での作業に劣らない操作性を得ることができ、効率的に文書の内容を確認することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す文書システムの構成を例示する図である。
図1において、文書サーバ101は、オフィス等の拠点103内に設置された文書サーバである。クライアント(デスクトップPC)102は、文書サーバ101に社内LAN等のLAN116を介して接続されたクライアントの一つを表しており、デスクトップパソコンやノートパソコン等のパーソナルコンピュータである。ユーザは、クライアント(デスクトップPC)102にて、図2に示す文書作成アプリケーション110を起動して文書を作成し、文書サーバ101に転送する。
図1において、文書サーバ101は、オフィス等の拠点103内に設置された文書サーバである。クライアント(デスクトップPC)102は、文書サーバ101に社内LAN等のLAN116を介して接続されたクライアントの一つを表しており、デスクトップパソコンやノートパソコン等のパーソナルコンピュータである。ユーザは、クライアント(デスクトップPC)102にて、図2に示す文書作成アプリケーション110を起動して文書を作成し、文書サーバ101に転送する。
文書サーバ101は、社内LAN上に設置されたファイアウォールを経由してインターネット104に接続され、クラウドサービス等から文書サーバ101で管理される文書が参照可能となっている。
クライアント(モバイル端末)105は、社外において無線通信によりインターネット104に接続されたモバイル端末などのクライアントである。クライアント(モバイル端末)105は、外出等でオフィスにいないユーザでも、クラウドサービスを介して文書サーバ内の文書にアクセス可能となっている。
本実施例の文書作成システムは、図2で説明するような、文書サーバ101上で動作する文書管理アプリケーション112、クライアント(デスクトップPC)102上で動作する文書作成アプリケーション110、およびクライアント(モバイル端末)105上で動作する文書表示アプリケーション114の各プログラム等から構成される。
なお、文書サーバ101、クライアント(デスクトップPC)102は、通常のパーソナルコンピュータと同等のハードウェア構成であり、文書管理アプリケーション112、文書作成アプリケーション110等を実行可能な構成とする。
また、クライアント(モバイル端末)105は、通常のスマートフォンやタブレット端末等と同等のハードウェア構成であり、文書表示アプリケーション114等を実行可能な構成とする。
なお、文書サーバ101、クライアント(デスクトップPC)102、クライアント(モバイル端末)105のハードウェア構成は、公知であるため図を省略する。
なお、文書サーバ101、クライアント(デスクトップPC)102、クライアント(モバイル端末)105のハードウェア構成は、公知であるため図を省略する。
以下、図2を参照して、図1に示した文書システムの制御構成について説明する。
図2は、文書サーバ101、クライアント(デスクトップPC)102、およびクライアント(モバイル端末)105のソフトウェアモジュール構成のうち本発明に関係する部分だけを例示した図である。
図2は、文書サーバ101、クライアント(デスクトップPC)102、およびクライアント(モバイル端末)105のソフトウェアモジュール構成のうち本発明に関係する部分だけを例示した図である。
図2に示すように、文書サーバ101には、文書管理アプリケーション112がインストールされている。文書管理アプリケーション112は、アノテーション検索部107、オブジェクト最終更新日時記録部108、最終更新オブジェクト検索部109、表示オブジェクト識別子取得部118等の機能を実現する。上記文書管理アプリケーション112の機能は、文書サーバ101の図示しないCPUがハードディスクドライブ(HDD)やシリコンステートドライブ(SSD)等の記憶装置に格納されたプログラム(文書管理アプリケーション112の実行モジュール)をRAMにロードして実行することにより実現される。
クライアント(デスクトップPC)102には、文書作成アプリケーション110がインストールされている。文書作成アプリケーション110は、アノテーション優先度付与部106、関連オブジェクト指定部111等の機能を実現する。上記文書作成アプリケーション110の機能は、クライアント(デスクトップPC)102の図示しないCPUがHDDやSSD等の記憶装置に格納されたプログラム(文書作成アプリケーション110の実行モジュール)をRAMにロードして実行することにより実現される。
クライアント(モバイル端末)105には、文書表示アプリケーション114がインストールされている。文書表示アプリケーション114は、アノテーション表示部501、オブジェクトタイプ選択部502、最新オブジェクト表示部504、関連オブジェクト表示切り替え部503、関連オブジェクト表示判定部113、対オブジェクト判定部117、対オブジェクト識別子取得部115等の機能を実現する。上記文書表示アプリケーション114の機能は、クライアント(モバイル端末)105の図示しないCPUがHDDやSSD等の記憶装置に格納されたプログラム(文書表示アプリケーション114の実行モジュール)をRAMにロードして実行することにより実現される。
なお、詳細は後述するが、ユーザは、アノテーションの作成時に、アノテーション優先度付与部106により、当該アノテーションの表示優先順位を定義する。アノテーション検索手段107は、アノテーション優先度付与部106により付与された優先度の高いものから順にアノテーションを検索しその情報を読み込む。アノテーション検索部107により読み込まれたアノテーション情報を元に、アノテーション表示部501が、アノテーションを優先順位に従って順次表示する。
また、実施例2において詳細に説明するが、オブジェクト識別子ごとにそのオブジェクトが最後に編集された日時をオブジェクト最終更新日時記録部108が記憶する。ユーザにより最新表示処理が指示され、オブジェクトタイプ選択部502によりオブジェクトが選択されたら、最終更新オブジェクト検索部109が、該選択されたオブジェクトタイプのうちで編集履歴が最も新しいオブジェクトを、オブジェクト最終更新日時記録部108を参照して検索する。最終更新オブジェクト検索部109により検索されたオブジェクトを、最新オブジェクト表示部504が表示する。
さらに、実施例3の関連オブジェクト表示処理において詳細に説明するが、ユーザは、関連オブジェクト指定部111により、互いに関連性のある複数個のオブジェクトを関連オブジェクトとして指定することができる。表示オブジェクト識別子取得部118は、画面に文書が表示されると、画面に表示されている全てのオブジェクトの識別子を取得する。関連オブジェクト表示判定部113は、画面に表示されている全てのオブジェクトのうち関連オブジェクト指定部111により指定された関連オブジェクトに含まれるものがあるか否かを判定する。関連オブジェクト表示判定部113により関連オブジェクトに含まれるものがあると判定された場合に、対オブジェクト判定部117が、関連オブジェクトに含まれるオブジェクトのうち表示オブジェクト識別子取得部118により取得されたオブジェクトに含まれないもの(画面に表示されていない対オブジェクト)があるか否かを判定する。対オブジェクト判定部117により表示されていない対オブジェクトがあると判定した場合に、対オブジェクト識別子取得部115が、該対オブジェクトのオブジェクト識別子を取得する。ユーザによるジャンプ操作に応じて、関連オブジェクト表示切り替え部503が、対オブジェクト識別子取得部115により取得された対オブジェクトへ表示をジャンプさせる。
以下、文書に挿入したアノテーションに優先度を付与する手順を以下に説明する。
アノテーション優先度の付与処理は、クライアント(デスクトップPC)102の構成モジュールの一つであるアノテーション優先度付与部106で行われる。
アノテーション優先度の付与処理は、クライアント(デスクトップPC)102の構成モジュールの一つであるアノテーション優先度付与部106で行われる。
図3、図4、図5は、クライアント(デスクトップPC)102の上で動作する文書作成アプリケーション画面を例示する図である。なお、図3はアノテーション優先度付与部106が表示するアノテーション入力画面、図4はアノテーション一覧画面、図5はエラーメッセージダイアログの表示例である。
クライアント(デスクトップPC)102で文書を作成するユーザが文書のある部分にアノテーションを挿入したい場合に、図3の画面上部に配置されたメニューバー301から[挿入]302→[アノテーション]303を選択するとアノテーション入力ダイアログ304が表示される。
アノテーション入力ダイアログ304において、アノテーションの内容305となる文字列とともに、本アノテーションに付与したい優先度306を数値にて入力し、[保存]ボタン307を押下する。これにより、ここで入力された情報は、アノテーション優先度付与部106からLAN116を介して、文書サーバ101に送られ、文書サーバ101のアノテーション検索部107で保持管理される。即ち、文書に含まれる個々のアノテーションに対して優先順位を付与し記憶する。なお、アノテーションに対する優先順位の付与は、アノテーションの作成時に限定されるものではなく、アノテーション作成後の任意のタイミングで優先順位を付与することができる。
次に、このように転送されたアノテーションおよび優先度等の情報が、文書サーバ101においてどのように管理されるかを説明する。
図6(a)は、文書サーバ101の構成モジュールの一つであるアノテーション検索部107が管理するアノテーション管理テーブル400を例示する図である。図6(a)では、本発明に関係する部分のみを例示している。なお、アノテーション管理テーブル400は、文書ごとに1個作成される。
図6(a)は、文書サーバ101の構成モジュールの一つであるアノテーション検索部107が管理するアノテーション管理テーブル400を例示する図である。図6(a)では、本発明に関係する部分のみを例示している。なお、アノテーション管理テーブル400は、文書ごとに1個作成される。
図6(a)において、401はアノテーションIDであり、当該文書に挿入されたアノテーション全てについて、それが挿入された順に1ずつインクリメントされる連番部分と、アノテーションを示す固有記号である「Anno」という部分とから構成される。
402は作成日時であり、当該アノテーションが挿入された日時が「yyyymmddhhmm」の形式で記録される。
402は作成日時であり、当該アノテーションが挿入された日時が「yyyymmddhhmm」の形式で記録される。
403は更新日時であり、当該アノテーションが挿入後のある時点で更新された場合に、その日時を表すものであり、形式は作成日時402と同じである。なお、同じアノテーションに対して異なるタイミングで更新が複数回行われた場合、本更新日時は最後の更新に関わる日時が上書きされる形で更新される。
404はユーザIDを示しており、当該アノテーションを挿入したユーザのユーザIDが記録される。ユーザIDはユーザであることを示す固有記号の「User」部分とユーザを一意に識別する連番部分とから構成される。
405はページの番号であり、当該アノテーションが挿入された場所の文書中のページ番号が記録される。406、407はそれぞれそのページ中での位置をx座標およびy座標で記録したものである。
405はページの番号であり、当該アノテーションが挿入された場所の文書中のページ番号が記録される。406、407はそれぞれそのページ中での位置をx座標およびy座標で記録したものである。
408は優先度であり、当該アノテーションに対してアノテーション挿入者が定めた優先度(表示優先度)を正の整数値で表したものである。なお、優先度は、数値が小さいほど優先度が高いものとする。409は内容であり、当該アノテーションの内容が文字列形式で記録される。
なお、優先度408は、本作成中の文書に既に挿入されている他の全てのアノテーションが持つ優先度との相対関係で定められるものである。そのため、過去に他のユーザが挿入したアノテーションも含めて本文書に挿入された全てのアノテーションの優先度を確認したい場合には、図4に示すようなアノテーション一覧画面311を表示させて確認する。そして、他のアノテーションに付与された優先度との関係を考慮して今回挿入しようとしているアノテーションの優先度を定めることになる。
クライアント(デスクトップPC)102において[アノテーション]303→[一覧]310がユーザにより選択されると、文書サーバ101側では、アノテーション検索部107が、アノテーション管理テーブル400を参照し、当該文書に挿入された全てのアノテーションを優先度の高い順にソートして、図6(b)のようなアノテーション一覧600を作成して、クライアント(デスクトップPC)102に転送する。アノテーション一覧600は、クライアント(デスクトップPC)102にて、311に示すように表示される。
図6(b)は、アノテーション一覧600を例示する図である。
図6(b)において、601はアノテーションIDでありアノテーション管理テーブル400の401と同じ内容である。602はアノテーション管理テーブル400の408の優先度と同じ値である。同様に内容603、ページ604、x座標605、y座標606は、それぞれアノテーション管理テーブル400の409、405、406、407と同じ値であり、アノテーションに優先度を定めるのにユーザが必要なデータだけが転送される。
図6(b)において、601はアノテーションIDでありアノテーション管理テーブル400の401と同じ内容である。602はアノテーション管理テーブル400の408の優先度と同じ値である。同様に内容603、ページ604、x座標605、y座標606は、それぞれアノテーション管理テーブル400の409、405、406、407と同じ値であり、アノテーションに優先度を定めるのにユーザが必要なデータだけが転送される。
クライアント(デスクトップPC)102は、この転送された情報(アノテーション一覧600の情報)を元に、図4に示したアノテーション一覧画面311を、付与されたアノテーションの優先度の高い順に表示する。この表示により、アノテーションを挿入しようとするユーザは、その優先度を如何なる値に定めるべきかの目安を得ることができる。
次に、図7のフローチャートに従って、クライアント(デスクトップPC)102上で動作する文書作成アプリケーション110の中のアノテーション優先度付与部106が行うアノテーション優先度付与処理の流れを説明する。
S1001において、図3に示したとおりユーザによってメニューバー301から[挿入]302→[アノテーション]303と操作されたことを検知すると、アノテーション優先度付与部106は、アノテーション入力用のダイアログ304を、文書上のカーソルがある位置付近に表示する。
次に、S1002において、アノテーション優先度付与部106は、ユーザによってメニューバーから[挿入]302→[アノテーション]303→[一覧]310と操作されたかどうかに応じて、アノテーション一覧画面311を表示すべきか否かを判定する。
そして、ユーザにより上記アノテーションを参照する操作がなされなかったと判定した場合(S1002でNoの場合)、アノテーション優先度付与部106は、アノテーション一覧画面311を表示する必要がないと判断し、S1006に処理を進める。なお、このケースは、例えば、ユーザがアノテーションの内容文字列と優先度の数値を入力してそのまま[保存]ボタン307を押下した場合などである。
一方、ユーザによりメニューバーから[挿入]302→[アノテーション]303→[一覧]310と操作されたと判定した場合(S1002でYesの場合)、アノテーション優先度付与部106は、アノテーション一覧画面311を表示すべきと判断し、S1003に処理を進める。
S1003では、アノテーション優先度付与部106は、図4に示したように、アノテーション一覧画面311をアノテーション入力ダイアログ304と重ならないよう表示する。なお、アノテーション一覧画面311を表示した状態でも、アノテーション入力ダイアログ304へのキー入力は有効となっている。
アノテーション一覧画面311を表示した状態で、ユーザによりアノテーション入力画面に優先度が入力され[保存]ボタン307が押下されたら、アノテーション優先度付与部106は、S1004に処理を進め、入力値のエラーチェックを行う。ここでは、ユーザにより入力された優先度の値が正の整数値であるか否かがチェックされる。
続いて、S1005において、アノテーション優先度付与部106は、ユーザにより入力された優先度と同じ優先度の値を持つアノテーションが文書中に存在しないかどうかをチェックする。そして、同じ優先度の値を持つアノテーションが既に文書中に存在すると判定した場合(S1005でYesの場合)、アノテーション優先度付与部106は、図5に示すようなエラーメッセージ「同じ優先度を持つアノテーションがあります!」をダイアログ320にて表示して、ユーザに再入力を促し、S1004に処理を戻す。
一方、上記S1005において、ユーザにより入力された優先度と同じ優先度の値を持つアノテーションが文書中に存在しないと判定した場合(S1005でNoの場合)、アノテーション優先度付与部106は、ユーザの保存操作に応じてS1006に処理を進める。
S1006では、アノテーション優先度付与部106は、アノテーションの文字列および優先度を、文書サーバ101に送信し、文書サーバ101のアノテーション検索部107で保存する。そして、本フローチャートの処理を終了する。なお、S1006の時点では、アノテーションの文字列および優先度を、クライアント(デスクトップPC)102内の記憶装置に保存しておき、その後、文書自体の保存タイミング等の所定のタイミングで、文書サーバ101に送信してもよい。
次に、クライアント(モバイル端末)105上で動作する文書表示アプリケーション114がアノテーション付き文書を表示させる際に、ユーザの指示によりアノテーションだけを、その優先度順に従って次々と表示させる手順について以下に説明する。
図8は、クライアント(モバイル端末)105でアノテーション付き文書を表示させた表示例を示す図である。この例では、文書の初期表示画面として文書の先頭ページの先頭位置が、表示画面サイズと当該文書幅から算出された適当な表示倍率の元で表示されている。
文書に付与されたアノテーションだけを優先度の高いものから順次その内容を確認したい場合に、画面下端に配置されたメニューボタンのうち「アノテーション」と書かれたボタン801を押下する。すると、クライアント(モバイル端末)105上で動作する文書表示アプリケーション114は、この操作を検知して、図6(b)に示したアノテーション一覧600の情報を参照し、当該文書に挿入されたアノテーションのうち最も優先度が高いアノテーションとして優先度「1」のアノテーション「Anno_0003」を検索する。なお、アノテーション一覧600は、文書と共に文書サーバ101から取得されている、又は、このタイミングで文書サーバ101からから取得するものとする。
本アノテーションが挿入された文書上の位置が5ページ目の座標(5002,8212)であるので、その位置を画面中央に来るようにスクロールし、さらに本アノテーションの内容を示す文字列「金額のチェックをお願いします」が表示画面内に収まるような表示倍率を算出し、その倍率で表示を行う。さらに、文書表示アプリケーション114は、アノテーション一覧600の情報から、本アノテーション「Anno_0003」の次に優先度が高いアノテーションがあるかどうかを検索する。この例では、優先度3のアノテーション「Anno_0001」がヒットする。
これらの処理の結果、図9のように画面が遷移する。即ち、文書に挿入されたアノテーションのうちで最も優先度の高いアノテーションが挿入された文書の位置に自動的にスクロールし、当該アノテーションの内容が表示されるとともに、メニューボタンの上隣に[次>>]ボタン802が表示される。なお、[次>>]ボタン802の左隣には、[<<戻]ボタン803がグレーアウトして表示されており、今表示されているアノテーションより優先度が高いアノテーションは存在しないことを示している。もしここで、表示したアノテーション「Anno_0003」の次に優先度が高いアノテーションが存在しないとすると、[次>>]ボタン802もグレーアウト表示となる。
図9において、ユーザが[次>>]ボタン802を押下すると、文書表示アプリケーション114は、優先度が2番目に高いアノテーション「Anno_0001」の位置情報、及び内容をアノテーション一覧600から取得するとともに、さらにまだアノテーションが存在するかを検索する。そして先ほどのアノテーション「Anno_0003」の場合と同様に表示することで、図10の画面に遷移する。
ただし、図10の場合、本アノテーション「Anno_0001」よりも優先度の高いアノテーション「Anno_0003」が存在するため、[<<戻]ボタン803がアクティブになっている点が図9の場合と異なる。そのため、もし図10において、[<<戻]ボタン803が押下されたら、文書表示アプリケーション114は、図9の表示に戻し、アノテーション「Anno_0003」を表示する。
さらに、図10において[次>>]ボタン802が押下されたら、文書表示アプリケーション114は、図11に遷移して、アノテーション「Anno_0002」を表示する。ただし、今度は、もうこれ以上挿入されたアノテーションが存在しないので、[次>>]ボタン802はグレーアウト表示され、[<<戻]ボタン803のみがアクティブ状態となる。
次に、図12のフローチャートに従って、クライアント(モバイル端末)105上で動作する文書表示アプリケーション114が行う文書表示処理の流れを説明する。
図12は、クライアント(モバイル端末)105上で動作する文書表示アプリケーション114が実行する文書表示処理を例示するフローチャートである。
図12は、クライアント(モバイル端末)105上で動作する文書表示アプリケーション114が実行する文書表示処理を例示するフローチャートである。
クライアント(モバイル端末)105の表示画面に文書を表示するにあたり、文書表示アプリケーション114は、文書サーバ101に対してアノテーション一覧600の作成を依頼する。この依頼に応じて、文書サーバ101上のアノテーション検索部107は、文書サーバ101内のアノテーション管理テーブル400を参照して、アノテーション一覧600を作成し、クライアント(モバイル端末)105に転送する。クライアント(モバイル端末)105の文書表示アプリケーション114は、アノテーション一覧600の情報を受信すると、アノテーションリストとして内部記憶(例えばクライアント(モバイル端末)105内のRAM)に保存する(S2001)。
次に、S2002において、文書表示アプリケーション114は、上記S2001で作成したアノテーションリストが空でないか否かを判定する。なお、当該文書にアノテーションが1つも存在しなければアノテーションリストは空となる。
そして、アノテーションリストが空であると判定した場合(S2002でNoの場合)、文書表示アプリケーション114は、S2017に処理を進め、画面下端のメニューバーから[アノテーション]ボタン801を非表示にする。そして、S2004に処理を進める。
そして、アノテーションリストが空であると判定した場合(S2002でNoの場合)、文書表示アプリケーション114は、S2017に処理を進め、画面下端のメニューバーから[アノテーション]ボタン801を非表示にする。そして、S2004に処理を進める。
一方、アノテーションリストが空でないと判定した場合(S2002でYesの場合)、文書表示アプリケーション114は、S2003に処理を進める。
S2003では、文書表示アプリケーション114は、アノテーションリストにおいて優先度の高いアノテーションから順にソートして内部記憶に保持する。
S2003では、文書表示アプリケーション114は、アノテーションリストにおいて優先度の高いアノテーションから順にソートして内部記憶に保持する。
次に、S2004において、文書表示アプリケーション114は、ユーザからのボタン操作を待ち受け、図8に示したような画面下端のメニューから[アノテーション]ボタン801が押下されたか否かを判定する。
そして、[アノテーション]ボタン801以外のボタンが操作されたと判定した場合(S2004でNoの場合)、文書表示アプリケーション114は、S2013に処理を進める。S2013以降の処理については後述する。
そして、[アノテーション]ボタン801以外のボタンが操作されたと判定した場合(S2004でNoの場合)、文書表示アプリケーション114は、S2013に処理を進める。S2013以降の処理については後述する。
一方、[アノテーション]ボタン801が押下されたと判定した場合(S2004でYesの場合)、文書表示アプリケーション114は、S2005に処理を進める。
S2005では、アノテーション表示部501が、アノテーションリストの先頭にあるアノテーションの情報を読み取り、当該アノテーションが挿入されている文書上の位置まで画面をスクロールし、当該アノテーションの内容をそこに表示する。
S2005では、アノテーション表示部501が、アノテーションリストの先頭にあるアノテーションの情報を読み取り、当該アノテーションが挿入されている文書上の位置まで画面をスクロールし、当該アノテーションの内容をそこに表示する。
続いて、S2006において、アノテーション表示部501は、アノテーションリストに当該アノテーションの次に優先度の高いアノテーションがあるかを判定する。
そして、次に優先度の高いアノテーションが無いと判定した場合(S2006でNoの場合)、アノテーション表示部501は、S2008に処理を遷移させる。
一方、次に優先度の高いアノテーションが有ると判定した場合(S2006でYesの場合)、アノテーション表示部501は、画面下端のメニューの上に図9に示したような[次>>]ボタン802を表示する(S2007)。そして、S2008に処理を遷移させる。
そして、次に優先度の高いアノテーションが無いと判定した場合(S2006でNoの場合)、アノテーション表示部501は、S2008に処理を遷移させる。
一方、次に優先度の高いアノテーションが有ると判定した場合(S2006でYesの場合)、アノテーション表示部501は、画面下端のメニューの上に図9に示したような[次>>]ボタン802を表示する(S2007)。そして、S2008に処理を遷移させる。
S2008では、アノテーション表示部501は、当該アノテーションの優先度よりも低い優先度(前の優先度)のアノテーションがあるか否かを判定する。
そして、前の優先度のアノテーションが無いと判定した場合(S2008でNoの場合)、アノテーション表示部501は、S2010に処理を遷移させる。
一方、前の優先度のアノテーションが有ると判定した場合(S2008でYesの場合)、アノテーション表示部501は、画面下端のメニューの上に図10に示したような[<<戻]ボタン803を表示する(S2009)。そして、S2010に処理を遷移させる。
そして、前の優先度のアノテーションが無いと判定した場合(S2008でNoの場合)、アノテーション表示部501は、S2010に処理を遷移させる。
一方、前の優先度のアノテーションが有ると判定した場合(S2008でYesの場合)、アノテーション表示部501は、画面下端のメニューの上に図10に示したような[<<戻]ボタン803を表示する(S2009)。そして、S2010に処理を遷移させる。
S2010では、文書表示アプリケーション114は、ユーザからの操作内容に応じて処理を分岐する。ユーザが[次>>]ボタン802を押下したと判定した場合、文書表示アプリケーション114は、S2011に処理を進める。S2011では、アノテーション表示部501が、現在表示中のアノテーションの次に優先度が高いアノテーションの情報を読み取り、当該アノテーションが挿入されている文書上の位置まで画面をスクロールし、当該アノテーションの内容をそこに表示する。そして、S2006に処理を戻す。
また、上記S2010において、ユーザが[<<戻]ボタン803を押下したと判定した場合、文書表示アプリケーション114は、S2012に処理を進める。S2012では、アノテーション表示部501が、現在表示中のアノテーションよりも優先度が高いアノテーションのうちで最も優先度の低いアノテーションの情報を読み取り、当該アノテーションが挿入されている文書上の位置まで画面をスクロールし、当該アノテーションの内容をそこに表示する。そして、S2006に処理を戻す。
また、上記S2010において、ユーザがそれ以外([次>>]ボタン802の押下、[<<戻]ボタン803の押下以外)の操作を行ったと判定した場合、文書表示アプリケーション114は、S2004に処理を戻す。そして、ユーザ操作が[アノテーション]801ボタン押下の場合には前述したとおり、最も優先度の高いアノテーションを同様に表示する。
上記S2004において[アノテーション]ボタン801押下以外の操作が行われたと判定した場合(S2004でNoの場合)、文書表示アプリケーション114は、S2013でさらに処理を分岐する。
上記S2013において[最新日付]ボタン804が押下されたと判定した場合、文書表示アプリケーション114は、S2014に処理を進め、最新表示処理を行う。そして、最新表示処理の後、S2004に処理を戻す。なお、最新表示処理については、実施例2で説明する。
また、上記S2013において[終了]ボタン805が押下されたと判定した場合、文書表示アプリケーション114は、動作を終了する。
また、これら以外の操作、例えばボタン以外の画面タッチ等が行われた場合は、文書表示アプリケーション114は、通常の画面スクロール処理等の処理(通常表示処理)を行う。そして、通常表示処理の後、S2004に処理を戻す。
以上が文書表示処理の流れである。
また、これら以外の操作、例えばボタン以外の画面タッチ等が行われた場合は、文書表示アプリケーション114は、通常の画面スクロール処理等の処理(通常表示処理)を行う。そして、通常表示処理の後、S2004に処理を戻す。
以上が文書表示処理の流れである。
以上のように、実施例1によれば、「次>>」ボタンや「<<戻」ボタンを押下するといった一定のユーザ操作に応じて、文書に付与されたアノテーションを、アノテーション毎に付与された優先順位に従う順序で、表示領域のサイズに応じたサイズに拡大表示することができる。
よって、本実施例の文書作成アプリケーション110では、文書の作成者が文書ワークフローにおける次工程担当者、例えば作成者が作成した文書の内容が正しいかチェックし承認する承認担当者に確認してほしい部分を、確認してほしい順に従って優先度を指定して文書情報に保存しておくことができる。このため、承認担当者は、モバイル端末等の画面の小さな端末で文書を表示させた場合においても、文書作成者が要望する確認箇所のみを文書作成者の意図した順序で次々とジャンプして表示させることができる。よって、例えば、スクロールなどで該当箇所を探す等の煩雑な操作が不要な文書作成システムを提供することが可能となる。特に、文書中に挿入されたアノテーションの部分だけを、文書作成者が指定した優先度の高い順から次々と表示させることができる。このため、文書先頭からの順序どおりのアノテーション参照ではなく、文書作成者の意図した優先度順に従ったアノテーションの確認が容易になるという効果を実現できる。
なお、上記の説明では、優先順位の高い順にアノテーションを表示したが、優先順位の低い順にアノテーションを表示する構成も本発明に含まれるものである。
また、優先順位の高い順に表示する場合および低い順に表示する場合のいずれの場合でも、最も低い優先順位の次に最も高い優先順位に戻り、また、最も高い優先順位の次に最も低い優先順位に戻るように、輪番で表示するようにしてもよい。
さらに、アノテーションの表示に限定せず、文書に含まれる他のオブジェクト(本文テキスト、イメージ、線図形、音声等)についても優先順位を付与し、優先順位に従う順に表示する構成も本発明に含まれるものである。なお、優先順位はオブジェクトの種別毎に付与してもよいし、オブジェクトの種別を跨って付与してもよい。
また、優先順位の高い順に表示する場合および低い順に表示する場合のいずれの場合でも、最も低い優先順位の次に最も高い優先順位に戻り、また、最も高い優先順位の次に最も低い優先順位に戻るように、輪番で表示するようにしてもよい。
さらに、アノテーションの表示に限定せず、文書に含まれる他のオブジェクト(本文テキスト、イメージ、線図形、音声等)についても優先順位を付与し、優先順位に従う順に表示する構成も本発明に含まれるものである。なお、優先順位はオブジェクトの種別毎に付与してもよいし、オブジェクトの種別を跨って付与してもよい。
実施例2では、図12のS2014に示した最新表示処理の流れを説明する。
図13は、図12のS2014に示した最新表示処理を例示するフローチャートである。
図13は、図12のS2014に示した最新表示処理を例示するフローチャートである。
まず、文書表示アプリケーション114のオブジェクトタイプ選択部502は、画面下端に、図14に示すようなオブジェクトタイプ一覧メニュー1400を表示する(S3001)。オブジェクトタイプは、文書内に記述または挿入できる全てのオブジェクトの種類を定めたもので、本文テキスト、線図形、画像、音声、アノテーション、ヘッダなどが定義されている。
次に、S3002において、オブジェクトタイプ選択部502は、ユーザのボタン操作を待ち受け、上記S3001で表示したオブジェクトタイプ一覧メニュー1400から一つのオブジェクトタイプが選択されたか否かを判定する。
そして、オブジェクトタイプ一覧メニュー1400押下以外の操作がなされたと判定した場合(S3002でNoの場合)、オブジェクトタイプ選択部502は、本最新表示処理を終了して、図12の通常表示処理2015などに遷移する。
そして、オブジェクトタイプ一覧メニュー1400押下以外の操作がなされたと判定した場合(S3002でNoの場合)、オブジェクトタイプ選択部502は、本最新表示処理を終了して、図12の通常表示処理2015などに遷移する。
一方、オブジェクトタイプ一覧メニュー1400から一つのオブジェクトタイプが選択されたと判定した場合(S3002でYesの場合)、オブジェクトタイプ選択部502は、S3003に処理を進める。
S3003では、最新オブジェクト表示部504が、上記選択されたオブジェクトタイプを持つ全てのオブジェクトの中で、その更新日時が最新のオブジェクトを文書サーバ101に問い合わせる。この問い合わせに応じて、文書サーバ101の最終更新オブジェクト検索部109は、図17(a)のオブジェクト管理テーブルを参照しながら、選択されたオブジェクトタイプの中で最も新しく更新されたオブジェクトを検索する。そして、その検索結果をクライアント(モバイル端末)105の最新オブジェクト表示部504に返す。なお、オブジェクトの最終更新日時は、オブジェクトの更新時に、オブジェクト最終更新日時記録部108により更新日時403(図6(a))に記録されているものとする。即ち、文書に含まれる個々のオブジェクトごとに該オブジェクトが最後に更新された日時が記録されている。
文書サーバ101から上記問い合わせの結果を受信すると、クライアント(モバイル端末)105の最新オブジェクト表示部504は、S3004に処理を進める。S3004では、最新オブジェクト表示部504は、該結果に含まれるオブジェクト(即ち、選択されたオブジェクトタイプの中で最も新しく更新されたオブジェクト)の情報を読み込み、例えば図14や図15のように、表示画面に表示する。
図14は、オブジェクトタイプとしてイメージ(画像)が選択された場合に、オブジェクトタイプがイメージである全てのオブジェクトの中で最も最近に更新されたオブジェクトである担当者印が表示された例を示す図である。
また、図15は、オブジェクトタイプとして本文テキストが選択された場合の例を示す図である。
また、図15は、オブジェクトタイプとして本文テキストが選択された場合の例を示す図である。
以上のように、実施例2によれば、「次>>」ボタンや「<<戻」ボタンを押下するといった一定のユーザ操作に応じて、文書に含まれるオブジェクトを、オブジェクト種別毎の最終更新日時に従う順序で、表示領域のサイズに応じたサイズに拡大表示することができる。
よって、複数人が同時または逐次的に更新や内容チェックを分担する協業体制においては、各担当者がオブジェクトタイプを指定し、そのタイプのオブジェクトのうち最後に更新された箇所を小さな表示画面上でも簡単な操作で見つけることができる。このため、オフィス外の互いに離れた場所にいるメンバー間でも、文書作成作業の効率を上げることができるという効果を実現できる。
なお、上記の説明では、更新日時の新しい順にオブジェクトを表示したが、最終更新日時の古い順にオブジェクトを表示する構成も本発明に含まれるものである。
また、最終更新日時の新しい順に表示する場合および古い順に表示する場合のいずれの場合でも、最終更新日時の最も新しいオブジェクトの次に最も古いオブジェクトに戻り、また、最も古いオブジェクトの次に最も新しいオブジェクトに戻るように、輪番で表示するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、選択された種別のオブジェクトを最終更新日時に従う順序で表示したが、オブジェクトの種別によらず全種別のオブジェクトを最終更新日時に従う順序で表示する構成も本発明に含まれるものである。
また、最終更新日時の新しい順に表示する場合および古い順に表示する場合のいずれの場合でも、最終更新日時の最も新しいオブジェクトの次に最も古いオブジェクトに戻り、また、最も古いオブジェクトの次に最も新しいオブジェクトに戻るように、輪番で表示するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、選択された種別のオブジェクトを最終更新日時に従う順序で表示したが、オブジェクトの種別によらず全種別のオブジェクトを最終更新日時に従う順序で表示する構成も本発明に含まれるものである。
実施例3では、関連オブジェクト表示処理について説明する。
図16は、関連オブジェクト表示処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、文書表示アプリケーション114が実行する。即ち、クライアント(モバイル端末)105の図示しないCPUが文書表示アプリケーション114を実行することにより実現される。
図16は、関連オブジェクト表示処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、文書表示アプリケーション114が実行する。即ち、クライアント(モバイル端末)105の図示しないCPUが文書表示アプリケーション114を実行することにより実現される。
クライアント(モバイル端末)105の文書表示アプリケーション114は、表示を行うに先だって文書サーバ101から図17(a)に示したようなオブジェクト管理テーブル、および図17(b)に示したような関連オブジェクト定義ファイルを取得する。
図17(a)に示すオブジェクト管理テーブルは、クライアント(デスクトップPC)102の文書作成アプリケーション110で文書が保存されたタイミングで、文書サーバ101上の文書管理アプリケーション112において文書ごとに1個保持される。オブジェクト管理テーブルは、対応する文書に記録された全てのオブジェクトについて、オブジェクトID、オブジェクトタイプ、最終更新日時、及び文書上の位置が記憶されている。文書上の位置には、そのオブジェクトが存在するページ数と、オブジェクトタイプごとに予め定められた数の座標の組(x座標、y1座標、y2座標等)から構成される。
図17(b)に示す関連オブジェクト定義ファイルは、クライアント(デスクトップPC)102の関連オブジェクト指定部111により文書作成者により定義されて、文書サーバ101上の文書管理アプリケーション112において文書ごとに1個保持される。関連オブジェクト定義ファイルは、互いに関連付けたいオブジェクトのオブジェクトIDの対から構成される。
図17(b)に示す例では、Obj_5813とObj_0098、Obj_1103とObj_0732が、それぞれ関連付けされている。なお、関連付けされるオブジェクトは、同一ページのものに限定されるものではなく、複数ページに跨って関連付けしてもよい。また、関連付けの操作は、例えば、関連付け開始の操作の後、関連付けしたい複数のオブジェクトを順次選択し、最後に関連付け終了の操作を行う等の方法であってもよいし、図17(b)に示すようなテキストファイルをユーザが手動で作成するものであってもよい。
S4001、S4002において、文書表示アプリケーション114は、オブジェクト管理テーブル(図17(a))および関連オブジェクト定義ファイル(図17(b))を、文書サーバ101から読み込み、クライアント(モバイル端末)105内に記憶する。
次に、S4003において、文書表示アプリケーション114の関連オブジェクト表示判定部113は、画面内に表示したオブジェクトの中で関連オブジェクト定義ファイルに定義されたオブジェクトがあるか否かを判定する。
そして、画面内に関連オブジェクトのいずれもないと判定した場合(S4003でNoの場合)、文書表示アプリケーション114は、本関連オブジェクト表示処理を終了する。
そして、画面内に関連オブジェクトのいずれもないと判定した場合(S4003でNoの場合)、文書表示アプリケーション114は、本関連オブジェクト表示処理を終了する。
一方、画面内に関連オブジェクトのいずれかがあると判定した場合(S4003でYesの場合)、文書表示アプリケーション114は、S4004に処理を進める。
S4004では、対オブジェクト判定部117は、関連オブジェクトの対オブジェクトが画面内に表示されているか否かを判定する。
S4004では、対オブジェクト判定部117は、関連オブジェクトの対オブジェクトが画面内に表示されているか否かを判定する。
そして、関連オブジェクトの対オブジェクトが画面内にない(即ち、関連オブジェクトの片方のみが画面内にある)と判定した場合(S4004でNoの場合)、関連オブジェクト表示判定部113は、S4005に処理を進める。
S4005では、対オブジェクト識別子取得部115が、関連オブジェクトの対オブジェクト(表示されていない方のオブジェクト)のオブジェクト識別子を取得する。さらに、文書表示アプリケーション114が、上記取得されたオブジェクト識別子に応じて、図18のように[次>>]ボタン1901、又は、図19のように[<<戻]ボタン1902を表示する。例えば、図17の例で説明すると、Obj_5813が画面内にありObj_0098が画面内にない場合には[次>>]ボタン1901を表示する。一方、Obj_0098が画面内にありObj_5813が画面内にない場合には[<<戻]ボタン1902を表示する。
次に、S4006において、文書表示アプリケーション114は、ユーザからの操作を待機し、ユーザにより[次>>]ボタン1901又は[<<戻]ボタン1902が押下されたか否かを判定する。
そして、ユーザにより[次>>]ボタン1901又は[<<戻]ボタン1902が押下されたと判定した場合(S4006で「ボタン押下」の場合)、文書表示アプリケーション114は、S4007に処理を進める。
そして、ユーザにより[次>>]ボタン1901又は[<<戻]ボタン1902が押下されたと判定した場合(S4006で「ボタン押下」の場合)、文書表示アプリケーション114は、S4007に処理を進める。
S4007では、関連オブジェクト表示切り替え部503が、上記対オブジェクト識別子取得部115が取得したオブジェクト識別子に対応するオブジェクトが存在する文書上の位置まで画面をスクロールし、当該オブジェクトを表示する。即ち、画面内にある関連オブジェクトの対オブジェクトに表示をジャンプさせる。そして、S4004に処理を戻す。
例えば、図18のように[次>>]ボタン1901が表示されていた場合、ユーザ操作により[次>>]ボタン1901が押下されたら、関連オブジェクトの対オブジェクトに表示をジャンプさせ、図19のように[<<戻]ボタン1902を表示してキー操作を待ち受ける。一方、図19のように[<<戻]ボタン1902が表示されていた場合、ユーザ操作により[<<戻]ボタン1902が押下されたら、関連オブジェクトの対オブジェクトに表示をジャンプさせ、図18のように[次>>]ボタン1901を表示してキー操作を待ち受ける。
一方、上記S4006において、ユーザにより[次>>]ボタン1901又は[<<戻]ボタン1902の押下以外の操作がなされたと判定した場合(S4006で「それ以外」の場合)、文書表示アプリケーション114は、操作に応じた処理(例えばスクロール操作や縮小操作など)を行い、S4004に処理を戻す。
一方、上記S4004において、関連オブジェクトの対オブジェクトが画面内に表示されている(即ち、関連オブジェクトの両方が画面内にある)と判定した場合(S4004でYesの場合)、関連オブジェクト表示判定部113は、S4008に処理を進める。
S4008では、文書表示アプリケーション114が、図20のように[次>>]ボタン1901または[<<戻]ボタン1902を非表示にする。例えば、ユーザが表示を縮小するなどの操作を行って対オブジェクトが画面内に表示されたら、S4004の判定結果がYESとなり、図20のように[次>>]ボタン1901または[<<戻]ボタン1902を非表示とする。そして、S4006に処理を進める。
以上のように、実施例3によれば、関連付けされているオブジェクトの一部のオブジェクトが表示されている場合、「次>>」ボタンや「<<戻」ボタンを押下するといった一定のユーザ操作を行うことに応じて、表示されているオブジェクトの次に、該表示されているオブジェクトに関連するオブジェクトを表示することができる。
よって、他の担当者が作成した文書の内容を確認する場合に、文書中の離れた場所にある複数個の関連したオブジェクトを同時に参照しながら確認したい状況が起こり得る。このような状況において、文書作成者がこのように互いに関連のあるオブジェクトどうしを指定して文書情報に記録することができる。そして、文書閲覧時には、その情報をもとに関連するオブジェクト間の表示切り替えボタンを配置するので、表示切り替えボタンを押下するといった簡単かつ一定の操作で、表示をジャンプさせることで、連続して関連する複数のオブジェクトの内容を確認できる。なお、表示切り替えボタンをすばやく押下することで、関連する複数のオブジェクトの内容をほぼ同時に確認することも可能となる。そのためモバイル端末の小さな画面でも、大画面のパーソナルコンピュータ等の作業者に劣らない操作性を得ることができ、効率的に文書の内容を確認することが可能となる。
なお、上記の説明では、関連するオブジェクトを2つで説明したが、関連するオブジェクトの数は3つ以上で3あってもよい。
また、関連するオブジェクトを表示する場合に、関連するオブジェクト内での表示順を、実施例2のように、最終更新日時に従う順序としてもよい。
さらに、関連するオブジェクト内で優先順位を付与し、関連するオブジェクト内での表示順を、実施例1のように、関連するオブジェクト内での優先順位に従う順序としてもよい。
また、関連するオブジェクトを表示する場合に、関連するオブジェクト内での表示順を、実施例2のように、最終更新日時に従う順序としてもよい。
さらに、関連するオブジェクト内で優先順位を付与し、関連するオブジェクト内での表示順を、実施例1のように、関連するオブジェクト内での優先順位に従う順序としてもよい。
なお、本実施例では、アノテーション検索部107や最終更新オブジェクト検索部109は、文書サーバ101上で動作する文書管理アプリケーションの構成要素としたが、本発明はこれらのモジュールがどのハードウェア上にあるかに限定されない。例えば、他の実施例として、文書サーバ101にはファイルサーバの機能のみを持たせ、アノテーション検索部107や最終更新オブジェクト検索部109は、クライアント(モバイル端末)105上で動作する文書表示アプリケーション114内で実現することもできる。
また、もう一つ別の実施例として、文書サーバ101は、Webサーバの機能を持たせ、検索等の全ての処理をこちら側で行う一方、クライアント(デスクトップPC)102およびクライアント(モバイル端末)105は、所謂シンクライアントとして表示機能のみを担当させ、Webサーバに問い合わせた結果を受け取って単に表示するだけの構成にすることもできる。
以上のように、本発明によれば、モバイル端末のような小さな画面で文書を確認する場合であっても、大画面での作業に劣らない操作性を得ることができ、効率的に文書の内容を確認することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 文書サーバ
102 クライアント(デスクトップPC)
103 オフィス
104 インターネット
105 クライアント(モバイル端末)
103 ハンドスキャナハウジング
116 LAN
102 クライアント(デスクトップPC)
103 オフィス
104 インターネット
105 クライアント(モバイル端末)
103 ハンドスキャナハウジング
116 LAN
Claims (15)
- 文書を管理する文書システムであって、
文書に含まれる個々のオブジェクトに対して優先順位を付与する付与手段と、
一定のユーザ操作に応じて、文書に含まれるオブジェクトを、前記優先順位に従う順序で表示する表示手段と、
を有することを特徴とする文書システム。 - 前記オブジェクトは、文書に付与されるアノテーションであることを特徴とする請求項1に記載の文書システム。
- 前記表示手段は、ユーザ操作があるごとに、前記優先順位の高い順または低い順に、文書に付与されているアノテーションを順次表示することを特徴とする請求項2に記載の文書システム。
- 文書を管理する文書システムであって、
文書に含まれる個々のオブジェクトごとに該オブジェクトが最後に更新された日時を示す更新日時を記憶する記憶手段と、
一定のユーザ操作に応じて、文書に含まれるオブジェクトを、前記更新日時に従う順序で表示する表示手段と、
を有することを特徴とする文書システム。 - 表示するオブジェクトの種別を指定する指定手段を有し、
前記表示手段は、前記指定手段で指定された種別のオブジェクトを、前記更新日時に従う順序で表示することを特徴とする請求項4に記載の文書システム。 - 前記表示手段は、ユーザ操作があるごとに、前記更新日時の新しい順または古い順に、文書に含まれるオブジェクトを表示することを特徴とする請求項4又は5に記載の文書システム。
- 文書を管理する文書システムであって、
文書に含まれる複数のオブジェクトを関連付ける関連手段と、
一定のユーザ操作に応じて、前記関連付けされているオブジェクトを連続して表示する表示手段と、
を有することを特徴とする文書システム。 - 前記表示手段は、前記関連付けされた複数のオブジェクトのうち一部のオブジェクトが表示されている場合に、該表示されているオブジェクトの次に、該表示されているオブジェクトに関連付けされているオブジェクトを表示することを特徴とする請求項7に記載の文書システム。
- 前記オブジェクトは、本文テキスト、イメージ、アノテーション、図形、音声のオブジェクトを含むことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の文書システム。
- 前記表示手段は、ユーザ操作に応じて、表示順を遡って表示することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の文書システム。
- 前記表示手段は、オブジェクトを表示領域のサイズに応じたサイズに拡大表示することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の文書システム。
- 文書を管理する文書システムの制御方法であって、
文書に含まれる個々のオブジェクトに対して優先順位を付与する付与ステップと、
一定のユーザ操作に応じて、文書に含まれるオブジェクトを、前記優先順位に従う順序で表示する表示ステップと、
を有することを特徴とする文書システムの制御方法。 - 文書を管理する文書システムの制御方法であって、
文書に含まれる個々のオブジェクトごとに該オブジェクトが最後に更新された日時を示す更新日時を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
一定のユーザ操作に応じて、文書に含まれるオブジェクトを、前記更新日時に従う順序で表示する表示ステップと、
を有することを特徴とする文書システムの制御方法。 - 文書を管理する文書システムの制御方法であって、
文書に含まれる複数のオブジェクトを関連付ける関連ステップと、
一定のユーザ操作に応じて、前記関連付けされているオブジェクトを連続して表示する表示ステップと、
を有することを特徴とする文書システムの制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至11の何れか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014115497A JP2015230533A (ja) | 2014-06-04 | 2014-06-04 | 文書システム、文書システムの制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=54887291
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JP2014115497A Pending JP2015230533A (ja) | 2014-06-04 | 2014-06-04 | 文書システム、文書システムの制御方法、及びプログラム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018139039A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | ブラザー工業株式会社 | 非常駐プログラム、常駐プログラム、及び情報処理装置 |
JP2018205875A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 点検装置及びプログラム |
JP2019079432A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
2014
- 2014-06-04 JP JP2014115497A patent/JP2015230533A/ja active Pending
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JP7098884B2 (ja) | 2017-05-31 | 2022-07-12 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 点検装置及びプログラム |
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