JP6350260B2 - 会議支援装置、会議支援システム、会議支援方法、及び会議支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、会議支援装置、会議支援システム、会議支援方法、及び会議支援プログラムに関する。
近年、タッチパネルを備えた電子黒板などを用いて、ユーザー操作に基づく画面の遷移を記憶し、会議の流れを時系列で管理する会議支援装置が提案されている(例えば特許文献1、2)。会議支援装置では、会議の流れが時系列で管理されており、任意の時点の画面状態を再現することができる。
以下において、会議支援装置を含む複数の機器が、インターネットや無線/有線LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続されたシステムを会議支援システムと称する。会議支援システムを構成する複数の機器は、表示部又は操作部としての機能を有する。会議支援システムにおいては、ユーザーは所有する端末装置を操作することにより、文字や記号を入力するテキストボックスや図形などの様々なオブジェクトに対して移動や拡大・縮小等の様々なオブジェクト操作を行うことができる。また、特許文献1においては、会議の流れを効率よく把握するために、会議のテーマ毎に、あるいは、発言者毎に要約を作成することが提案されている。
特開2003−339033号公報 特開2010−176216号公報
上述したように、会議支援システムを利用することにより、会議の効率化が図られているが、時には、任意の時点に遡って議論を分岐し、異なる観点から議論を行うことが求められる場合がある。このような分岐を含む複雑な経路を経て議論され、到達した結論のうち、ある結論に至る議論のみをダイジェストとして再生できれば、効率的に会議の内容を共有又は振り返ることができ、会議支援システムの利便性がさらに向上する。しかしながら、従来の会議支援システムでは、このような機能が考慮されておらず、利便性の点で改善の余地があった。
本発明の目的は、利便性の高い会議ダイジェストを利用することにより、会議の効率化を図ることができる会議支援装置、会議支援システム、会議支援方法、及び会議支援プログラムを提供することである。
本発明に係る会議支援装置は、オブジェクトを表示する表示部と少なくとも前記オブジェクトを操作する操作部とを含む会議支援システムに用いられる会議支援装置であって、
前記操作部を通じて行われるオブジェクト操作によって得られる画面に関する画面情報を時系列的に記憶することにより、会議における画面遷移を管理する会議管理部と、
前記操作部を通じて画面を任意の時点に戻して議論を分岐させる分岐操作が行われた場合に、当該分岐操作が行われた画面に対して分岐点であることを識別可能な分岐情報を関連づけて記憶することにより、当該会議の分岐点を管理する分岐管理部と、
始点及び終点の指定を含むダイジェスト作成操作が行われた場合に、前記分岐管理部に記憶された前記分岐情報を含む情報を参照して、前記始点と終点との間に分岐が含まれている場合は当該分岐を除いて前記始点と前記終点とを結ぶダイジェスト区間を特定し、特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての前記画面情報を抽出して会議ダイジェストを作成するダイジェスト作成部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る会議支援システムは、上記の会議支援装置と、
前記表示部及び前記操作部の少なくとも一方を有し、前記会議支援装置に情報通信可能に接続される端末装置と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る会議支援方法は、オブジェクトを表示する表示部と少なくとも前記オブジェクトを操作する操作部を有する会議支援システムにおける会議支援方法であって、
前記操作部を通じて行われるオブジェクト操作によって得られる画面に関する画面情報を時系列的に記憶することにより、会議における画面遷移を管理し、
前記操作部を通じて、画面を任意の時点に戻して議論を分岐させる分岐操作が行われた場合に、当該分岐操作が行われた画面に対して分岐点であることを識別可能な分岐情報を関連づけて記憶することにより、当該会議の分岐点を管理し、
前記操作部を通じて、始点及び終点の指定を含むダイジェスト作成操作が行われた場合に、前記分岐情報を参照して前記始点と終点との間に分岐が含まれている場合は当該分岐を除いて前記始点と前記終点とを結ぶダイジェスト区間を特定し、特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての前記画面情報を抽出して会議ダイジェストを作成することを特徴とする。
本発明に係る会議支援プログラムは、オブジェクトを表示する表示部と少なくとも前記オブジェクトを操作する操作部を有する会議支援システムに用いられる会議支援装置のコンピューターに、
前記操作部を通じて行われるオブジェクト操作によって得られる画面に関する画面情報を時系列的に記憶することにより、会議における画面遷移を管理し、
前記操作部を通じて、画面を任意の時点に戻して議論を分岐させる分岐操作が行われた場合に、当該分岐操作が行われた画面に対して分岐点であることを識別可能な分岐情報を関連づけて記憶することにより、当該会議の分岐点を管理し、
前記操作部を通じて、始点及び終点の指定を含むダイジェスト作成操作が行われた場合に、前記分岐情報を参照して前記始点と終点との間に分岐が含まれている場合は当該分岐を除いて前記始点と前記終点とを結ぶダイジェスト区間を特定し、特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての前記画面情報を抽出して会議ダイジェストを作成する処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ダイジェスト区間を特定するための始点と終点を指定するという極めて簡単な操作により、任意の時点で分岐され、複数の結論が得られた会議の画面遷移から、ダイジェスト区間に含まれる画面についての画像情報が適切に抽出され、会議ダイジェストが作成される。ユーザーは、必要とする会議内容だけを含む利便性の高い会議ダイジェストによって、所望の会議内容を容易に把握することができる。したがって、会議の効率がさらに向上する。
本発明の一実施の形態に係る会議支援システムの概略構成を示す図である。 会議支援システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 会議支援装置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。 オブジェクト情報テーブルの一例を示す図である。 画面遷移情報テーブルの一例を示す図である。 画面遷移情報テーブルの他の一例を示す図である。 図5に示す画面遷移情報テーブルに対応するタイムラインを示す図である。 図6に示す画面遷移情報テーブルに対応するタイムラインを示す図である。 会議支援処理の一例を示すフローチャートである。 図9に示す会議支援処理の一部を構成するダイジェスト作成処理の一例を示すフローチャートである。 分岐操作直後の画面遷移情報テーブルの一例を示す図である。 ダイジェスト区間の指定方法を選択させるための画面の一例を示す図である。 オブジェクト指定用の画面の一例を示す図である。 ダイジェスト候補区間の強調表示の一例を示す図である。 ダイジェスト候補区間からダイジェスト区間を確定させる際の画面表示の一例を示す図である。 画面指定用の画面の一例を示す図である。 始点及び終点の位置が変化した場合のタイムラインの一例を示す図である。 タイムライン上に設定されたダイジェスト区間の一例を示す図である。 タイムライン上に設定されたダイジェスト区間の他の一例を示す図である。 タイムライン上に設定されたダイジェスト区間の他の一例を示す図である。 図18のダイジェスト区間を画面遷移テーブルで示す図である。 図19のダイジェスト区間を画面遷移テーブルで示す図である。 図20のダイジェスト区間を画面遷移テーブルで示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る会議支援システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、会議支援システム1は、会議支援装置10及び端末装置20を備える。会議支援装置10と端末装置20は、有線/無線LAN等のネットワークを介して情報通信可能に接続される。
会議支援装置10は、例えば電子ホワイトボード、プロジェクター、サーバー装置、パーソナルコンピューター、又は携帯端末(スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン)等で構成される。本実施の形態では、会議支援装置10として、会議支援システム1の表示部及び操作部としての機能を有する電子ホワイトボードを適用した例について説明する。なお、会議支援システム1の表示部及び操作部は、会議支援装置10に情報通信可能に接続されていればよく、会議支援装置10自身が備えていなくてもよい。
端末装置20は、例えばスマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン等の携帯端末、又はデスクトップパソコン等で構成される。端末装置20は、会議支援システム1の表示部又は操作部としての機能を有する。図1では、端末装置20として、会議支援システム1の表示部及び操作部としての機能を有するタブレット端末20Aとノートパソコン20Bを示している。なお、端末装置20は、会議支援装置10が設置される会議室と同じ会議室に設置されてもよいし、遠隔地に設置されてもよい。また、端末装置20の数は特に制限されない。
会議支援装置10は、ユーザー操作に基づく画面の遷移を記憶し、会議の流れを時系列で管理する。すなわち、ユーザーが、会議支援装置10又は端末装置20の操作部12、22を利用して、会議に登場し議事の構成要素となるオブジェクトを表示部13の表示領域に追加したり、表示されているオブジェクトを操作したりすると、そのときの画面に関する情報(以下「画面情報」と称する)が記憶される。また、会議支援装置10の表示部13に表示される画面は、端末装置20の表示部23に反映される。
ここで、オブジェクトとは、操作の対象となるデータであり、表示部13に表示される文字、記号、文字や記号が入力されるテキストボックス、図形、写真画像、アプリケーションの作業領域(ウィンドウ)等の形で表示部13に表示される。本実施の形態では、オブジェクトを単純な図形で示すこととする。また、オブジェクトの追加(新規作成)、移動、編集、サイズ変更、削除、グループ化、グループ解除など、オブジェクトの状態を変化させる操作を「オブジェクト操作」と称する。なお、「グループ化」とは、複数のオブジェクトを一つのグループに割り当てる操作であり、グループ化された複数のオブジェクトは、まとめて移動したり、全て同時に拡大・縮小したりすることができる。
図1では、会議支援装置10の表示部13は、オブジェクトが表示されるメイン画面MDと、会議の流れを視認可能なツリー構造の図(以下「タイムライン」と称する)が表示されるサブ画面SDに区画されている。通常時はメイン画面MDを表示しておき、必要に応じてサブ画面を表示するようにしてもよい。また、表示領域の全体にサブ画面SDを表示させてもよい。ここでは、常時メイン画面MDとサブ画面SDが表示され、ユーザー操作に応じてそれぞれのサイズが変化するものとする。
以下、主としてメイン画面MDとサブ画面SDとが会議支援装置10の表示部13に表示され、会議支援装置10の操作部12の操作で操作されるケースを想定して説明するが、メイン画面MDとサブ画面SDのうち少なくとも一方が端末装置20の表示部23に表示されていてもよいし、端末装置20の操作部22でメイン画面MDやサブ画面SDに対する操作を行っても構わない。
図1においては、メイン画面MDに、8個のオブジェクトOB1〜OB8が作成され、そのうちのオブジェクトOB1〜OB3、オブジェクトOB4〜0B6がそれぞれグループ化されている(グループGR1、GR2)。サブ画面SDには、任意の時点で議論が分岐された場合のタイムラインTLが表示されている。議論が途中で分岐された場合には、複数の結論が存在することになる。
ユーザーによるオブジェクト操作はメイン画面MDで行われ、タイムライン操作はサブ画面SDで行われる。タイムライン操作とは、タイムラインTLを利用して行われる操作であり、マーカーMを移動させる操作、議論を分岐させるための分岐操作を含む。例えば、ユーザーは、タイムラインTL上でマーカーMを移動させることにより、任意の時点の画面をメイン画面MDに再現させることができる。
また、本実施の形態では、メイン画面MD及びサブ画面SDを利用して、ユーザーは、会議ダイジェストを作成するためのダイジェスト作成操作を行うことができる。
図2は、会議支援システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、会議支援装置10(電子ホワイトボード)は、制御部11、操作部12、表示部13、記憶部14、及び通信部15等を備える。各ブロックはバスラインにより電気的に接続される。制御部11が後述する会議支援プログラムを実行することにより、本実施形態の会議支援方法が実現される。
制御部11は、演算/制御装置としてのCPU(Central Processing Unit)111、主記憶装置としてのROM(Read Only Memory)112及びRAM(Random Access Memory)113を有する。ROM112には、BIOS(Basic Input Output System)と呼ばれる基本プログラムや基本的な設定データが記憶される。CPU111は、ROM112又は記憶部14から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM113に展開し、展開したプログラムと協働して、各ブロックを制御する。
操作部12及び表示部13は、例えばタッチパネル付のフラットパネルディスプレイで構成される。フラットパネルディスプレイとしては、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、メモリ性を有する電子ペーパーディスプレイなど従来公知の各種のものを用いることができる。操作部12は、ユーザーによる手書き入力やオブジェクト操作又はタイムライン操作を受け付けて、制御部11に出力する。表示部13は、制御部11から入力される表示制御情報に従って、メイン画面MD及びサブ画面SDに各種情報を表示する。なお、操作部12として、マウスやキーボード等の入力装置を設けるようにしてもよい。
記憶部14は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はSD(Secure Digital)カード等の補助記憶装置であり、会議支援プログラム及び画面に関する情報等を記憶する。
通信部15は、例えばNIC(Network Interface Card)、MODEM(MOdulator-DEModulator)、USB(Universal Serial Bus)等の通信インターフェースである。制御部11は、通信部15を介して、有線/無線LAN等のネットワークに接続された端末装置20との間で各種情報の送受信を行う。通信部15には、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信用の通信インターフェースを適用することもできる。
端末装置20は、制御部21、操作部22、表示部23、記憶部24、及び通信部25等を備える。各ブロックの構成は会議支援装置10の各ブロック11〜15とほぼ同様であるので説明を省略する。端末装置20の制御部21は、操作部22から入力された操作情報(オブジェクト操作又はタイムライン操作)を、予め定められた所定の送信操作が行われることに伴い、通信部25を介して会議支援装置10に送信する。所定の送信操作とは、表示部23に表示される送信キーの操作や、表示部23上でのフリック操作等である。また、制御部21は、会議支援装置10から送信された表示制御情報を、通信部25を介して受信し、表示部23に表示させる。
図3は、会議支援装置10の制御部11の機能を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、制御部11は、ユーザー操作解析部11A、画面情報記録部11B、分岐情報記録部11C、タイムライン作成部11D、表示制御部11E、及びダイジェスト作成部11Fとして機能する。一部又は全ての機能部を専用のハードウェアで構成してもよい。
ユーザー操作解析部11Aは、操作部12又は通信部15から入力される操作情報を解析し、ユーザーによって行われた操作を特定する。画面情報記録部11B、分岐情報記録部11C、タイムライン作成部11D、表示制御部11E、及びダイジェスト作成部11Fは、ユーザー操作解析部11Aによって特定されたユーザー操作に基づいて、操作の内容に対応付けて予め設定された所定の処理を実行する。
画面情報記録部11Bは、ユーザーによるオブジェクト操作に基づく会議の流れ(画面遷移)を、画面情報として記憶部14に記録する。画面情報とは、画面を構成する要素及びそれらがいつ作成され変化したかを示す情報であり、オブジェクト又はグループに対する操作を個別に管理するオブジェクト情報、及び会議の流れを時系列で管理する画面遷移情報を含む。オブジェクト情報は、記憶部14のオブジェクト情報テーブル141に格納され、画面遷移情報は、記憶部14の画面遷移情報テーブル142に格納される。
分岐情報記録部11Cは、ユーザーによる分岐操作(タイムライン操作の一つ)に基づいて、画面遷移情報テーブル142に分岐情報を記録する。分岐操作とは、タイムラインTLに分岐を生成する操作であり、例えばタイムラインTL上でマーカーMを移動させることにより表示された任意の時点のメイン画面MDで行われるオブジェクト操作や、タイムラインTL上で分岐の作成を指示する操作(例えばタイムラインTL上のある時点で長押しすることにより表示されるコンテキストメニューから「分岐作成」を選択する操作)である。または、タイムラインTL上での所定のジェスチャー操作を分岐操作に割り当てるようにしてもよい。分岐情報は、会議ダイジェストを作成する際に用いられる。
タイムライン作成部11Dは、画面遷移情報テーブル142の情報を参照し、タイムラインTLを作成する。画面遷移情報テーブル142に、後述する分岐情報が記録されている場合は、分岐構造を有するタイムラインTLが作成される。作成されたタイムラインTLの情報は、例えば記憶部14のタイムライン記憶部143に記憶される。タイムラインTLは、代表画面(例えば結論や分岐点となる画面)のサムネイルや、新規作成したオブジェクトのサムネイルを含んでいてもよい。タイムライン作成部11Dは、例えば所定の時間間隔で、又はユーザーによるオブジェクト操作に応じて、タイムラインTLを作成し、更新する。タイムラインTLは、時間情報から時間軸の長さを換算してサブ画面SDに入りきるサイズとしてもよいし、サブ画面SD上でスクロールして全体を確認できるように表示してもよい。
表示制御部11Eは、ユーザー操作に基づく画面を表示部13に表示させるための表示制御情報(画面データ)を生成し、この画面データに基づいて表示部13に表示させる、又は通信部15を介して画面データを端末装置20に送信することにより、端末装置20の表示部23に表示を行わせる。表示制御部11Eは、表示制御情報を生成する際に、記憶部14から必要な情報を取得する。表示制御情報には、オブジェクト操作を反映した画面を表示させるための画面表示制御情報、ダイジェスト作成部11Fによって作成される会議ダイジェストを表示させるためのダイジェスト表示制御情報、及びタイムライン作成部11Dによって作成されるタイムラインTLを表示させるためのタイムライン表示制御情報が含まれる。すなわち、表示制御部11Eは、画面表示制御部、ダイジェスト表示制御部、及びタイムライン表示制御部を構成する。
表示制御部11Eは、例えば、ユーザーによってマーカーMを移動させるタイムライン操作が行われた場合に、サブ画面SDにおけるタイムラインTLの表示を更新するとともに、マーカーMで指定された画面についての画面情報(指定画面を構成するオブジェクトのオブジェクト情報)を記憶部14から読出してメイン画面MDに表示させる。
ダイジェスト作成部11Fは、ユーザーによるダイジェスト作成操作に基づいて、会議の全体を指定して又は会議の一部を抽出して、会議ダイジェストを作成する。ダイジェスト作成操作は、例えば、メイン画面MD又はサブ画面SDを長押しすることにより表示されるコンテキストメニューから「ダイジェスト作成」を選択する操作である。ユーザーは、ダイジェスト作成部11Fによって作成される会議ダイジェストを視聴することにより、全体又は所望の部分の会議内容を短時間で把握することができる。
具体的には、ダイジェスト作成部11Fは、始点/終点設定部11X、ダイジェスト区間特定部11Y、及び画面情報抽出部11Zを有する。始点/終点設定部11Xは、会議ダイジェストにまとめる部分の始点と終点を設定する。会議ダイジェストの始点及び終点は、ユーザーによって指定される。始点と終点の指定方法については後述する。
ダイジェスト区間特定部11Yは、始点/終点設定部11Xで設定された始点と終点を結ぶダイジェスト区間を特定する。ダイジェスト区間の特定方法については後述する。画面情報抽出部は、ダイジェスト区間特定部11Yで特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての画面情報を抽出し、会議ダイジェストを作成する。作成された会議ダイジェストの情報(以下「ダイジェスト情報」と称する)は、例えば識別可能な態様で記憶部14のダイジェスト記憶部144に記憶される。また、ユーザーによる会議ダイジェストの再生操作が行われると、表示制御部11Eが記憶部14からダイジェスト情報を読み出して、表示部13に表示させる。
図4は、オブジェクト情報テーブル141の一例を示す図である。図4に示すように、オブジェクト情報テーブル141には、「オブジェクトID」、「操作内容」、「操作時間」、「メタ情報」が含まれる。
「オブジェクトID」は、オブジェクト又はグループが新規作成されたときに付与されるオブジェクトごとの識別情報である。「操作内容」は、オブジェクト又はグループに対して行われた操作を示す情報である。オブジェクトの「操作内容」は、例えば新規作成、移動、編集、サイズ変更、削除、グループ化、グループ解除等である。グループの「操作内容」は、例えばグループ作成、移動、編集、サイズ変更、グループ解除等である。
「操作時間」は、オブジェクト操作が実行された時間を示す情報である。「メタ情報」は、オブジェクト又はグループの詳細情報である。オブジェクトの「メタ情報」は、例えばオブジェクトの画像情報、テキスト情報、位置情報(座標)及びサイズである。グループの「メタ情報」は、例えばグループ領域の画像情報、位置情報(座標)、グループ領域のサイズ、グループを構成するオブジェクトのオブジェクトIDである。オブジェクトID、操作内容、操作時間、及びメタ情報は、画面情報記録部11Bによって記憶部14に記録される。
図4に従うと、例えば、IDが「OB1」のオブジェクトは、14:00:00に新規作成された後、14:00:30に移動され、14:00:50にサイズ変更され、14:02:00にグループ化されている。
図5は、画面遷移情報テーブル142の一例を示す図である。図5は、画面0からスタートし、画面1、画面2を経由した後、結論として画面3に到達した場合の画面遷移情報テーブルである。すなわち、図7に示すタイムラインTL1のように会議が進行すると、画面遷移情報テーブルは図5に示すような構成となる。言い換えると、図5に示す画面遷移情報テーブルに基づいて、図7に示すタイムラインTL1が作成される。画面遷移情報は、オブジェクト操作が行われるごとに記録される。図5では、代表として画面0〜画面3を例示しており、他の画面については省略している。
図6は、画面遷移情報テーブル142の他の一例を示す図である。図6は、画面0からスタートし、画面1、画面2を経由して画面3(結論1)に到達した後、画面2(分岐1)で分岐して画面4(結論2)に到達し、さらに画面1(分岐2)で分岐して画面5を経由して画面6(結論4)に到達し、さらに画面5(分岐3)で分岐して画面7(結論4)に到達した場合の画面遷移情報テーブルである。すなわち、図8に示すタイムラインTL2のように会議が進行すると、画面遷移情報テーブルは図6に示すような構成となる。言い換えると、図6に示す画面遷移情報テーブルに基づいて、図8に示すタイムラインTL2が作成される。
このように、オブジェクトの追加や変化がある度に時系列的にデータを追加していくことで、データの構成がシンプルで、しかも時間の経過に沿った画面遷移を把握しやすくなる。なお、図6においても、代表として画面0〜画面7を例示しており、他の画面については省略している。また、図5、6における画面0〜画面7の「0」〜「7」の番号は理解を容易にするために便宜的につけたものであり、実際には、画面にオブジェクトが追加されたり、オブジェクトが変化したりする度に、その時の日時に基づいて生成される番号や、固有の通し番号などを順番に付与すればよい。
図5、図6に示すように、画面遷移情報テーブルには、「画面ID」、「時間」、「構成オブジェクト」、「分岐情報」が含まれる。「画面ID」は、オブジェクト操作が行われたときに付与される画面ごとの識別情報である。「時間」は、オブジェクト操作が実行された時間を示す情報である。「構成オブジェクト」は、オブジェクト操作が行われたときのメイン画面MDの構成を示す情報であり、例えばメイン画面MDに含まれるオブジェクトのオブジェクトID等である。「画面ID」、「時間」、及び「構成オブジェクト」は、画面情報記録部11Bによって記憶部14に記録される。
分岐情報は、分岐操作が行われたときに付与される識別情報であり、分岐操作が行われた画面に対して同一の識別情報が付与される。分岐情報は、分岐情報記録部11Cによって記憶部14に記録される。
表示制御部11Eは、画面遷移情報テーブル142を参照して、表示すべきオブジェクトのオブジェクトIDを取得する。そして、取得したオブジェクトIDによって特定されるオブジェクトのメタ情報を、オブジェクト情報テーブル141から取得し、メイン画面MDの所定の位置に表示させる。
図5、図6に従うと、例えば、タイムライン操作によってマーカーMが画面1の時点まで移動されると、画面1に含まれるオブジェクトOB1、OB2、及びグループGR1が、それぞれのメタ情報を元にメイン画面MDに表示される。
図9、図10は、制御部11が実行する会議支援処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、会議支援装置1の電源が投入されることに伴い、CPU111がROM112に格納されている会議支援プログラムを実行することにより実現される。
ステップS101において、制御部11は、操作部12、22においてユーザー操作が行われたか否かを判定する(ユーザー操作解析部11Aとしての処理)。ユーザー操作が行われた場合(ステップS101で“YES”)、ステップS102の処理に移行する。ユーザー操作が行われない場合(ステップS102で”NO”)、ステップS109の処理に移行する。
ステップS102において、制御部11は、ユーザー操作がダイジェスト作成操作であるか否かを判定する(ユーザー操作解析部11Aとしての処理)。ユーザー操作がダイジェスト作成操作である場合(ステップS102で“YES”)、図10のステップS201の処理に移行する。ユーザー操作がダイジェスト作成操作でない場合(ステップS102で“NO”)、ステップS103の処理に移行する。
ステップS103において、制御部11は、ユーザー操作がオブジェクト操作であるか否かを判定する(ユーザー操作解析部11Aとしての処理)。ユーザー操作がオブジェクト操作である場合(ステップS103で“YES”)、ステップS104の処理に移行する。ユーザー操作がオブジェクト操作でない場合、すなわちタイムライン操作である場合(ステップS103で“NO”)、ステップS107の処理に移行する。
ステップS104において、制御部11は、ユーザーによるオブジェクト操作に基づいて、記憶部14のオブジェクト情報テーブル141(図4参照)及び画面遷移情報テーブル142(図5、図6参照)に画面情報を記録する(画面情報記録部11Bとしての処理)。
ステップS103でユーザー操作がタイムライン操作であると判定した場合、ステップS105において、制御部11は、ユーザー操作が分岐操作であるか否かを判定する(ユーザー操作解析部11Aとしての処理)。ユーザー操作が分岐操作である場合(ステップS105で“YES”)、ステップS106の処理に移行する。ユーザー操作が分岐操作でない場合、すなわちマーカー移動である場合(ステップS105で“NO”)、ステップS107の処理に移行する。
ステップS106において、制御部11は、記憶部14の画面遷移情報テーブル142に分岐情報を記録する(分岐情報記録部11Cとしての処理)。図11は、分岐操作直後の画面遷移情報テーブル142の一例を示す図である。図7に示すタイムラインTL1において、画面2の時点に戻って分岐操作が行われると、図11に示すように、画面3についての画面情報の後に、画面2についての画面情報が記録される。また、先に記録された画面2についての画面情報及び後に記録された画面2についての画面情報に、1番目の分岐点(分岐点1)であることを示す分岐情報「B001」が付与される。分岐後の画面遷移は、後に記録された画面2についての画面情報に続けて記録される。また、図8に示すタイムラインのように会議が進行すると、画面1についての画面情報に2番目の分岐点(分岐点2)であることを示す分岐情報「B002」が付与され、画面5についての画面情報に3番目の分岐点であることを示す分岐情報「B003」が付与される(図6参照)。
ステップS107において、制御部11は、タイムラインTLを作成し、記憶部14に記録する(タイムライン作成部11Dとしての処理)。例えばオブジェクト操作が行われた場合は、タイムラインTLの時間軸が延びるとともに、マーカーMが移動したタイムラインTLが作成される。また例えば、分岐操作が行われた場合は、分岐後の時間軸を有するタイムラインTLが作成される。
ステップS108において、制御部11は、記憶部14から画面情報及びタイムライン情報を読み出し、ユーザー操作を反映した画面を表示部13に表示させる(表示制御部11Eとしての処理)。
ステップS109において、制御部11は、会議が終了したか否かを判定する。会議が終了した場合(ステップS109で“YES”)、会議支援処理は終了する。会議が終了していない場合(ステップS109で“NO”)、ステップS101の処理に移行する。
ステップS102でユーザー操作がダイジェスト作成操作であると判定した場合、制御部11は、図10に示すフローチャートに沿ってダイジェスト作成処理を実行する(ダイジェスト作成部11Fとしての処理)。すなわち、図10のステップS201において、制御部11は、ダイジェスト作成の開始画面を表示させる。本実施の形態では、ダイジェスト区間を画面又はオブジェクトで指定できるようになっている。画面による指定は、ユーザーが自己の記憶を頼りに、任意の時点の画面を確認しながらダイジェスト区間を指定する方法である。オブジェクトによる指定は、選択されたオブジェクトに基づいてダイジェスト候補区間が提示され、このダイジェスト候補区間からダイジェスト区間を指定する方法である。
図12は、ダイジェスト区間の指定方法を選択させるための画面の一例を示す図である。図12に示すように、メイン画面MDには、タイムラインTL上でマーカーMによって指定されている画面Xが表示されるとともに、ダイジェスト区間をオブジェクトにより指定するか否かを選択させる選択ボタンSB1、SB2が表示される。この画面において、マーカーMの移動が行われると、画面Xが変化する。なお、マーカーMの位置に画面Xのサムネイルが表示されるようにし、マーカーMの位置が確定した後で、メイン画面MDに画面Xが表示されるようにしてもよい。ユーザーは、選択ボタンSB1又は選択ボタンSB2を操作することにより、ダイジェスト区間の指定方法を決定する。
ステップS202において、制御部11は、ユーザー操作に基づいて、オブジェクトによる指定を行うか否かを判定する。オブジェクトによる指定を行う場合(ステップS202で“YES”)、ステップS203の処理に移行する。オブジェクトによる指定を行わない場合、すなわち画面による指定を行う場合(ステップS202で“NO”)、ステップS206の処理に移行する。例えば、図12に示す画面において、オブジェクト指定を行うことを示す「YES」の選択ボタンSB1が選択されると、ステップS203の処理に移行し、オブジェクト指定を行わない(画面指定を行う)ことを示す「NO」の選択ボタンSB2が選択されると、ステップS206の処理に移行する。
ステップS203において、制御部11は、オブジェクト指定用の画面を表示させる。図13は、オブジェクト指定用の画面の一例を示す図である。図13では、移動マーカーMによって指定されている画面Xに含まれるオブジェクト群OGとして、8種類のオブジェクトが画面Xの右側に表示されている。移動マーカーMの移動が行われた場合、画面Xの変化に伴い、表示されるオブジェクトも変化する。ユーザーは、オブジェクト群OGの中から1又は複数のオブジェクトを選択する。
ステップS204において、制御部11は、ユーザー操作に基づいて、オブジェクトの選択操作が行われたか否かを判定する。オブジェクトの選択操作が行われると、ステップS205の処理に移行する。
ステップS205において、制御部11は、画像遷移テーブル142(図6参照)を参照して、選択されたオブジェクトが含まれる画面を特定し、タイムラインTL上でダイジェスト候補区間を強調表示させる。例えば、タイムラインTLの時間軸の線幅又は線色を変更することにより、ダイジェスト候補区間を強調することができる。選択されるオブジェクトが変化すると、ダイジェスト候補区間も変化する。ダイジェスト候補区間の提示は、タイムラインTLにおける強調表示に限定されず、例えば時間情報(テキスト情報)を利用した提示であってもよい。
図14は、ダイジェスト候補区間の強調表示の一例を示す図である。図14に示すように2つのオブジェクトが選択されると、これらのオブジェクトを含む画面が特定され、タイムラインTL上に強調表示される。
このように、ダイジェスト作成部11Fは、任意の時点における画面に含まれるオブジェクトを提示し、操作部12、22における選択操作により選択されたオブジェクトが含まれる区間を、ダイジェスト候補区間として提示する。これにより、ユーザーは、所望の会議内容が含まれるダイジェスト候補区間を視覚的に知得することができる。
図14に示す画面において、オブジェクトの選択が確定されると、図15に示すように、タイムラインTL上にダイジェスト区間の始点を示す始点マーカーMS及び終点を示す終点マーカーMEが出現する。始点マーカーMSは指定されたオブジェクトのいずれかが最初に登場した画面に対応するタイムラインTL上の位置に、終点マーカーMEは指定されたオブジェクトのいずれかが存在する各分岐軸上の最も新しい画面に対応するタイムラインTL上の位置に、それぞれ表示させることができる。指定された全てのオブジェクトが存在する期間に対応するように始点マーカーMSと終点マーカーMEを表示させてもよい。
また、メイン画面MDには、始点に対応する画面Sと終点に対応する画面Eが表示される。始点マーカーMS及び終点マーカーMEは、例えばタイムラインTLの時間軸上をスライドさせたり、分岐後の時間軸にドラッグさせたりすることができる。ユーザーは、始点マーカーMS及び終点マーカーMEを移動させることにより、所望のダイジェスト区間を設定する。指定したオブジェクトが存在しなくなる領域に、始点マーカーMSと終点マーカーMEが移動できないように制御してもよいし、自由に移動できるようにしてもよい。後者の場合、分岐がないのであれば、全経路をダイジェスト区間として設定することもできる。
ダイジェスト区間を画面により指定する場合(ステップS202で“NO”)、ステップS206において、制御部11は、画面指定用の画面を表示させる。図16は、画面指定用の画面の一例を示す図である。図16に示すように、タイムラインTL上にはダイジェスト区間の始点を示す始点マーカーMS及び終点を示す終点マーカーMEが出現し、メイン画面MDには、始点に対応する画面Sと終点に対応する画面Eが表示される。この場合、ダイジェスト候補区間は提示されず、始点マーカーMSは例えば時間軸上の先頭に表示され、終点マーカーMEは例えば時間軸上の末尾に表示される。
もちろん、始点マーカーMSから終点マーカーMEに至る経路を強調表示してもよい。この場合、始点マーカーMS、終点マーカーMEは任意のタイムラインTL上の位置に表示すればよい。例えば、前回表示したときの位置でもよいし、最も早く作成された画面に対応する位置に始点マーカーMSを表示し、最も遅く作成された画面に対応する位置に終点マーカーMEを表示するようにしてもよい。分岐がない場合は全経路をダイジェスト区間として指定することもできる。
ステップS207において、制御部11は、ユーザー操作に基づいて、始点又は終点の位置が変化したか否かを判定する。始点又は終点の位置が変化すると(ステップS207で“YES”)、ステップS207の処理に移行する。タイムラインTL上で始点マーカーMS又は終点マーカーMEの位置が変化すると、画面S又は画面Eも対応する画面に変化する。ダイジェスト候補区間が提示されている場合(図15参照)も、提示されていない場合(図16参照)も同様である。
ステップS208において、制御部11は、始点マーカーMSが終点マーカーMEよりも時間軸上で必ず前に来るように、指定可能な区間を制限する。例えば、ダイジェスト候補区間が設定されている場合に、図17に示すように始点マーカーMSの位置が変化した場合、ダイジェスト候補区間の先頭から移動後の始点マーカーMSまでの間は終点の指定ができないようになる。また、終点マーカーMEの位置が変化した場合は、ダイジェスト候補区間の末尾から移動後の終点マーカーMEまでの間は始点の指定ができないようになる。終点マーカーMEを始点マーカーMSより前に移動させようとしたときに、始点マーカーMSも一緒に動くようにしてもよいし、始点マーカーMSを終点マーカーMEより後ろに移動させようとしたときに、終点マーカーMEも一緒に動くようにしてもよい。
このように、ダイジェスト作成部11Fは、始点及び終点のいずれか一方が指定された場合に、他方を指定しうる区間を制限する。これにより、ユーザーは、ダイジェスト区間の始点及び終点を容易に設定することができる。
ステップS209において、制御部11は、ユーザー操作に基づいて、ダイジェスト区間が確定したか否かを判定する。例えば、ユーザーによって予め定められた所定の確定操作が行われることにより、ダイジェスト区間が確定する。始点マーカーMS、終点マーカーMEの位置を最初に表示されたときから操作者が変えなかった場合は、その位置が指定されたものとみなされてダイジェスト区間が確定する。ダイジェスト区間が確定した場合(ステップS209で“YES”)、ステップS209の処理に移行する。ダイジェスト区間が確定していない場合(ステップS209で“NO”)、ステップS206の処理に移行する。
ステップS209において、制御部11は、確定したダイジェスト区間に分岐経路が含まれるか否かを判定する。ダイジェスト区間に分岐経路が含まれる場合(ステップS209で“YES”)、ステップS211の処理に移行する。ダイジェスト区間に分岐経路が含まれない場合(ステップS209で“NO”)、ステップS212の処理に移行する。
具体的には、制御部11は、画面遷移情報テーブル142(分岐管理部としての分岐情報記録部11Cに記憶された「分岐情報」を含む情報に相当)を参照して、画面に関連づけられている分岐情報に基づいて、ダイジェスト区間に分岐経路が含まれるか否かの判定を行う。分岐操作が行われた場合、画面遷移情報テーブル142には、分岐操作が行われた画面についての画面情報が新たに記憶され、先に記憶された画面とともに同一の分岐情報が関連づけられる。したがって、画面遷移情報テーブル142において、始点に対応する画面と終点に対応する画面との間に、同一の分岐情報が関連づけられている画面が複数ある場合に、指定されたダイジェスト区間は分岐経路を含む(分岐後の議論である)ことになる。同一の分岐情報が関連づけられている画面で挟まれた区間は、分岐前の議論に相当する。
図18〜図20は、ダイジェスト区間の一例を示す図である。図21〜図23は、図18〜21のダイジェスト区間をそれぞれ画面遷移テーブルで示す図である。
図18に示すようにダイジェスト区間が設定された場合、始点S1に対応する画面と終点E1に対応する画面との間には、図21の太枠で示す範囲の画面が含まれる。この範囲には、同一の分岐情報が関連づけられた画面の組はない。すなわち、同一の分岐情報が関連づけられた画面は複数含まれていない。したがって、このダイジェスト区間には分岐経路は含まれていないことになる。
図19に示すようにダイジェスト区間が設定された場合、始点S2に対応する画面と終点E2に対応する画面との間には、図22の太枠で示す範囲の画面が含まれる。この範囲には、同一の分岐情報が関連づけられた画面が1組ある(画面2)。したがって、このダイジェスト区間には分岐経路が含まれていることになる。
図20に示すようにダイジェスト区間が設定された場合、始点S3に対応する画面と終点E3に対応する画面との間には、図23の太枠で示す範囲の画面が含まれる。この範囲には、同一の分岐情報が関連づけられた画面が3組ある(画面1、画面2、画面5)。したがって、このダイジェスト区間には分岐経路が含まれていることになる。
ステップS211において、制御部11は、分岐情報に基づいて、ダイジェスト対象を特定する。ダイジェスト区間に分岐経路が含まれている場合、始点から終点に到達するまで時系列順に画面情報を抽出すると、分岐前の議論が含まれてしまう。そこで、画面遷移情報テーブル142において、始点から終点に至る区間の中から、同一の分岐情報が関連付けられている画面で挟まれる区間(分岐前の議論に相当)を除外した区間がダイジェスト対象とされる。例えば、図19に示すダイジェスト区間の場合、図22における網掛け部分がダイジェスト対象となり、図20に示すダイジェスト区間の場合、図23における網掛け部分がダイジェスト対象となる。
ステップS212において、制御部11は、始点から終点に到達する区間をダイジェスト対象とする。ダイジェスト区間に分岐経路が含まれていない場合、除外すべき区間はないので、始点から終点に到達するまで時系列順に画面情報が抽出されればよい。例えば、図18に示すダイジェスト区間の場合、図21における網掛け部分がダイジェスト対象となる。
ステップS213において、制御部11は、ダイジェスト区間に対応する画面についての画面情報を読み出して、会議ダイジェストを作成し、記憶部14に記録する。記録された会議ダイジェストは、例えばユーザーによるダイジェスト再生操作に基づいて、メイン画面MD上で再生される。
このように、会議支援装置10は、会議に登場するオブジェクトを表示する表示部13、23とオブジェクトを操作する操作部12、22を有する会議支援システム1において、操作部12、22におけるオブジェクト操作に基づいて遷移する画面を管理する。会議支援装置10は、操作部12、22においてオブジェクト操作が行われるごとに、当該オブジェクト操作によって得られる画面に関する画面情報を時系列で記憶することにより、当該会議における画面遷移を管理する会議管理部(画面情報記録部11B、オブジェクト情報テーブル141、画面遷移情報テーブル142)と、オブジェクト操作を反映した画面を表示部13、23に表示させる画面表示制御部(表示制御部11E)と、操作部12、22を通じて、画面を任意の時点に戻して議論を分岐させる分岐操作が行われた場合に、当該分岐操作が行われた画面に対して分岐点であることを識別可能な分岐情報を関連づけて記憶することにより、当該会議の分岐点を管理する分岐管理部(分岐情報記録部11C、画面遷移情報テーブル142)と、操作部12、22を通じて、始点及び終点の指定を含むダイジェスト作成操作が行われた場合に、分岐情報を参照して前記始点と終点との間に分岐が含まれている場合は当該分岐を除いて始点と終点とを結ぶダイジェスト区間を特定し、特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての画面情報を抽出して会議ダイジェストを作成するダイジェスト作成部11Fと、操作部12、22における所定の操作に基づいてダイジェスト作成部11Fによって作成された会議ダイジェストを表示部13、23に表示させるダイジェスト表示制御部(表示制御部11E)と、を備える。
そして、分岐操作が行われた場合に、会議管理部(画面情報記録部11B、オブジェクト情報テーブル141、画面遷移情報テーブル142)は、当該分岐操作が行われた画面について新たに画面情報を記憶し、分岐管理部(分岐情報記録部11C、画面遷移情報テーブル142)は、当該分岐操作が行われた画面について先に記憶された画面情報及び新たに記憶された画面情報に同一の前記分岐情報を付与し、ダイジェスト作成部11Fは、始点に対応する画面と終点に対応する画面との間に、同一の分岐情報が関連づけられた複数の画面がある場合に、当該画面で挟まれる区間を除外した区間をダイジェスト区間とする。
会議支援装置10によれば、ダイジェスト区間を特定するための始点と終点を指定するという極めて簡単な操作により、任意の時点で分岐され、複数の結論が得られた会議の中から、ダイジェスト区間に含まれる画面についての画面情報が適切に抽出され、会議ダイジェストが作成される。ユーザーは、必要とする会議内容だけを含む利便性の高い会議ダイジェストによって、所望の会議内容を容易に把握することができる。したがって、画面情報の活用が促進され、会議の効率がさらに向上する。例えば、複数のパターンで検討された議論の経緯を振り返る際に極めて有用である。
また、会議支援装置10は、会議管理部(画面情報記録部11B、オブジェクト情報テーブル141、画面遷移情報テーブル142)によって管理されている画面情報に基づいて、会議の流れを視認可能なツリー構造で示すタイムラインを作成するタイムライン作成部11Dと、タイムライン作成部11Dによって作成されたタイムラインを表示部13、23に表示させるタイムライン表示制御部(表示制御部11E)と、を備える。ダイジェスト区間の始点及び終点は、表示部13、23に表示されるタイムライン上で指定される。これにより、ユーザーは、分岐を含む会議の流れを視覚的に確認しながら、ダイジェスト区間を設定することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、実施の形態では、分岐点やダイジェスト区間の始点及び終点がタイムラインTL上で指定されるようになっているが、タイムラインTLを表示することなく、メイン画面MDの表示を巻き戻して、任意の時点の画面を分岐点やダイジェスト区間の始点及び終点として指定できるようにしてもよい。
また例えば、オブジェクトを利用してダイジェスト区間を指定する場合、選択されたオブジェクトが含まれる区間をそのままダイジェスト区間として設定するようにしてもよい。
さらには、会議ダイジェストの作成に際して、発言者の声の音量、発話の数、参加者の行動量(オブジェクト操作の数)、オブジェクトの表示(赤色、太字:重要、黒色、細字:普通)等を利用するようにしてもよい。これらの情報に基づいて、会議の重要度を算出し、重要度の高い部分を抽出することにより、利便性の高い会議ダイジェストを作成することができる。また、会議の重要ポイントを会議中に記録しておき、この重要ポイントに基づいて会議ダイジェストが作成されるようにしてもよい。また、作成された会議ダイジェストは、会議支援装置の表示部で再生するだけでなく、表示データとして端末装置の表示部に送信して、端末装置の表示部で再生するようにしてもよいし、記録媒体に保存して関係者に配布するようにしてもよい。
実施の形態では、会議支援装置10の制御部11が会議支援プログラムを実行することにより、会議支援処理を実現しているが、ハードウェア回路を用いて実現することもできる。会議支援プログラムは、磁気ディスク、光学ディスク、フラッシュメモリーなどのコンピューターで読取可能な記憶媒体に格納して会議支援装置となり得る機器(例えばパーソナルコンピューター)に提供することができる。または、会議支援プログラムは、インターネットなどの通信回線を介して、ダウンロードにより提供することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 会議支援システム
10 会議支援装置(電子ホワイトボード)
11 制御部
11A ユーザー操作解析部
11B 画面情報記録部
11C 分岐情報記録部
11D タイムライン作成部
11E 表示制御部
11F ダイジェスト作成部
11X 始点/終点特定部
11Y ダイジェスト区間特定部
11Z 画面情報抽出部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
141 オブジェクト情報テーブル
142 画面遷移情報テーブル
143 タイムライン記憶部
144 ダイジェスト記憶部
15 通信部
20、20A、20B 端末装置

Claims (18)

  1. オブジェクトを表示する表示部と少なくとも前記オブジェクトを操作する操作部とを含む会議支援システムに用いられる会議支援装置であって、
    前記操作部を通じて行われるオブジェクト操作によって得られる画面に関する画面情報を時系列的に記憶することにより、会議における画面遷移を管理する会議管理部と、
    前記操作部を通じて画面を任意の時点に戻して議論を分岐させる分岐操作が行われた場合に、当該分岐操作が行われた画面に対して分岐点であることを識別可能な分岐情報を関連づけて記憶することにより、当該会議の分岐点を管理する分岐管理部と、
    始点及び終点の指定を含むダイジェスト作成操作が行われた場合に、前記分岐管理部に記憶された前記分岐情報を含む情報を参照して、前記始点と終点との間に分岐が含まれている場合は当該分岐を除いて前記始点と前記終点とを結ぶダイジェスト区間を特定し、特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての前記画面情報を抽出して会議ダイジェストを作成するダイジェスト作成部と、を備えることを特徴とする会議支援装置。
  2. 前記分岐操作が行われた場合に、
    前記会議管理部は、当該分岐操作が行われた画面について新たに画面情報を記憶し、
    前記分岐管理部は、当該分岐操作が行われた画面について先に記憶された画面情報及び新たに記憶された画面情報に同一の前記分岐情報を付与し、
    前記ダイジェスト作成部は、前記始点に対応する画面と前記終点に対応する画面との間に、同一の分岐情報が関連づけられた複数の画面がある場合に、当該画面で挟まれる区間を除外した区間を前記ダイジェスト区間として特定することを特徴とする請求項1に記載の会議支援装置。
  3. 前記会議管理部によって管理されている画面情報に基づいて、会議の流れを視認可能なツリー構造で示すタイムラインを作成するタイムライン作成部と、
    前記タイムライン作成部によって作成された前記タイムラインを前記表示部に表示させるタイムライン表示制御部と、を備え、
    前記始点及び前記終点は、前記表示部に表示される前記タイムライン上で指定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の会議支援装置。
  4. 前記ダイジェスト作成部は、前記始点及び前記終点のいずれか一方が指定された場合に、他方を指定しうる区間を制限することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の会議支援装置。
  5. 前記ダイジェスト作成部は、任意の時点における画面に含まれるオブジェクトを提示し、前記操作部における選択操作により選択されたオブジェクトが含まれる区間を、ダイジェスト候補区間として提示することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の会議支援装置。
  6. 前記表示部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の会議支援装置。
  7. 前記操作部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の会議支援装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の会議支援装置と、
    前記表示部及び前記操作部の少なくとも一方を有し、前記会議支援装置に情報通信可能に接続される端末装置と、を備えることを特徴とする会議支援システム。
  9. オブジェクトを表示する表示部と少なくとも前記オブジェクトを操作する操作部を有する会議支援システムにおける会議支援方法であって、
    前記操作部を通じて行われるオブジェクト操作によって得られる画面に関する画面情報を時系列的に記憶することにより、会議における画面遷移を管理し、
    前記操作部を通じて、画面を任意の時点に戻して議論を分岐させる分岐操作が行われた場合に、当該分岐操作が行われた画面に対して分岐点であることを識別可能な分岐情報を関連づけて記憶することにより、当該会議の分岐点を管理し、
    前記操作部を通じて、始点及び終点の指定を含むダイジェスト作成操作が行われた場合に、前記分岐情報を参照して前記始点と終点との間に分岐が含まれている場合は当該分岐を除いて前記始点と前記終点とを結ぶダイジェスト区間を特定し、特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての前記画面情報を抽出して会議ダイジェストを作成することを特徴とする会議支援方法。
  10. 前記分岐操作が行われた場合に、
    当該分岐操作が行われた画面について新たに画面情報を記憶し、
    当該分岐操作が行われた画面について先に記憶された画面情報及び新たに記憶された画面情報に同一の前記分岐情報を付与し、
    前記始点に対応する画面と前記終点に対応する画面との間に、同一の分岐情報が関連づけられた複数の画面がある場合に、当該画面で挟まれる区間を除外した区間を前記ダイジェスト区間として特定することを特徴とする請求項9に記載の会議支援方法。
  11. 時系列的に記憶されている前記画面情報に基づいて、会議の流れを視認可能なツリー構造で示すタイムラインを作成し、
    作成された前記タイムラインを前記表示部に表示させ、
    前記始点及び前記終点は、前記表示部に表示される前記タイムライン上で指定されることを特徴とする請求項9又は10に記載の会議支援方法。
  12. 前記始点及び前記終点のいずれか一方が指定された場合に、他方を指定しうる区間を制限することを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の会議支援方法。
  13. 任意の時点における画面に含まれるオブジェクトを提示し、前記操作部における選択操作により選択されたオブジェクトが含まれる区間を、ダイジェスト候補区間として提示することを特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載の会議支援方法。
  14. オブジェクトを表示する表示部と少なくとも前記オブジェクトを操作する操作部を有する会議支援システムに用いられる会議支援装置のコンピューターに、
    前記操作部を通じて行われるオブジェクト操作によって得られる画面に関する画面情報を時系列的に記憶することにより、会議における画面遷移を管理し、
    前記操作部を通じて、画面を任意の時点に戻して議論を分岐させる分岐操作が行われた場合に、当該分岐操作が行われた画面に対して分岐点であることを識別可能な分岐情報を関連づけて記憶することにより、当該会議の分岐点を管理し、
    前記操作部を通じて、始点及び終点の指定を含むダイジェスト作成操作が行われた場合に、前記分岐情報を参照して前記始点と終点との間に分岐が含まれている場合は当該分岐を除いて前記始点と前記終点とを結ぶダイジェスト区間を特定し、特定されたダイジェスト区間に含まれる画面についての前記画面情報を抽出して会議ダイジェストを作成する処理を実行させることを特徴とする会議支援プログラム。
  15. 前記分岐操作が行われた場合に、
    当該分岐操作が行われた画面について新たに画面情報を記憶し、
    当該分岐操作が行われた画面について先に記憶された画面情報及び新たに記憶された画面情報に同一の前記分岐情報を付与し、
    前記始点に対応する画面と前記終点に対応する画面との間に、同一の分岐情報が関連づけられた複数の画面がある場合に、当該画面で挟まれる区間を除外した区間を前記ダイジェスト区間として特定する処理を前記コンピューターに実行させることを特徴とする請求項14に記載の会議支援プログラム。
  16. 時系列的に記憶されている前記画面情報に基づいて、会議の流れを視認可能なツリー構造で示すタイムラインを作成するタイムライン作成し、
    作成された前記タイムラインを前記表示部に表示させ、
    前記始点及び前記終点は、前記表示部に表示される前記タイムライン上で指定されるように前記プログラムに処理を実行させることを特徴とする請求項14又は15に記載の会議支援プログラム。
  17. 前記始点及び前記終点のいずれか一方が指定された場合に、他方を指定しうる区間を制限する処理を前記コンピューターに実行させることを特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載の会議支援プログラム。
  18. 任意の時点における画面に含まれるオブジェクトを提示し、前記操作部における選択操作により選択されたオブジェクトが含まれる区間を、ダイジェスト候補区間として提示する処理を前記コンピューターに実行させることを特徴とする請求項14から17のいずれか一項に記載の会議支援プログラム。
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