JP5235144B2 - 会議支援装置、会議支援方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

会議支援装置、会議支援方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、会議に関する文字情報又は画像情報を複数の会議出席者より受け、回転対称形のテーブル画像に回転対称形のメモ画像を合成する会議支援装置、会議支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
企業等の組織体においては、会議が頻繁に行われているが、往々にして発言者が偏り、議論がうまく進行しないことがある。この問題を解決すべく、会議の活性化を目的とした各種発明が提案されている。
特許文献1には、会議中の発話者の声紋データを用いて発話者を特定し、各会議出席者の発話状況を、会議開始からの経過時間に応じて更新しながら表示することによって、議論の活性化を支援する装置が開示されている。
また、特許文献2には、議論の内容及び流れを構造化して表示することによって、議論の内容及び流れ並びに発言が議論に与えた影響の把握を可能にする発言構造化方法が開示されている。特許文献2によれば、各会議出席者の議論に対する活動状況を把握し、会議の活性化を図ることができる。
一方、特許文献3には、会議における議論の経過を一覧化する機能、個人の意見の変遷を時間軸上に一覧化する機能を備えた電子会議支援システムが提案されている。
特開2006−208482号公報 特開2006−18691号公報 特開2006−92364号公報
しかしながら、特許文献1〜3には、発言者の偏りを無くすべく、会議出席者に参加意識を均等に与え、各会議出席者の情報を共有することを可能にした技術は開示されていない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、回転対称形のテーブル画像を生成し、会議に関する文字情報又は画像情報を受け付け、前記テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成し、受け付けた文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を前記枠画像内に合成するように構成することによって、会議の各会議出席者に参加意識を均等に与え、各会議出席者の情報を共有することができる会議支援装置、会議支援方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る会議支援装置は、テーブル画像を生成する手段と、会議に関する文字情報又は画像情報を受け付ける受付手段と、該受付手段が文字情報又は画像情報を受け付けた場合、前記テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成する手段と、前記受付手段にて受け付けた文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を前記枠画像内に合成する合成手段と、テーブル画像、並びに該テーブル画像に合成された枠画像及び文字又は画像を表示する表示手段とを備え、前記合成手段は、前記表示手段に表示された場合に文字又は画像が所定方向に正立するように、文字又は画像を前記枠画像内に合成するようにしてあり、更に、文字又は画像が正立する方向の変更を受け付ける手段と、正立する方向の変更を受け付けた場合、前記枠画像内に合成されている文字又は画像を前記枠画像の中心を回転軸にて回転させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る会議支援装置は、前記テーブル画像は回転対称形であることを特徴とする
本発明に係る会議支援装置は、テーブル画像の回転を受け付ける手段と、テーブル画像の回転を受け付けた場合、テーブル画像、並びに該テーブル画像に合成された枠画像及び文字又は画像を、前記テーブル画像の中心を回転軸にして回転させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る会議支援方法は、テーブル画像を生成するステップと、会議に関する文字情報又は画像情報を受け付けるステップと、文字情報又は画像情報を受け付けた場合、前記テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成するステップと、受け付けた文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を前記枠画像内に合成する合成ステップと、テーブル画像、並びに該テーブル画像に合成された枠画像及び文字又は画像を表示するステップとを有し、前記合成ステップは、表示された場合に文字又は画像が所定方向に正立するように、文字又は画像を前記枠画像内に合成するようにしてあり、更に、文字又は画像が正立する方向の変更を受け付けるステップと、正立する方向の変更を受け付けた場合、前記枠画像内に合成されている文字又は画像を前記枠画像の中心を回転軸にて回転させるステップとを有することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、会議に関する文字情報又は画像情報を受け付ける受付手段を備えたコンピュータに、テーブル画像を生成するステップと、文字情報又は画像情報を受け付けた場合、前記テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成する合成ステップと、受け付けた文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を前記枠画像内に合成するステップとを有し、前記合成ステップは、表示された場合に文字又は画像が所定方向に正立するように、文字又は画像を前記枠画像内に合成するようにしてあり、更に、文字又は画像が正立する方向の変更を受け付けるステップと、正立する方向の変更を受け付けた場合、前記枠画像内に合成されている文字又は画像を前記枠画像の中心を回転軸にて回転させるステップとを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、回転対称形のテーブル画像を生成し、表示するため、各会議出席者がテーブル画像を取り囲んだ場合、各会議出席者とテーブル画像との位置関係が均等になる。従って、各会議出席者の参加意識を向上させることができる。より詳細には、各会議出席者と電子会議テーブルの中心位置とが等距離である点が、各会議出席者に同等の立場で積極的に会議に参加しているという意識を与えることを可能にする。よって、各会議出席者の会議への参加意識を向上させることができる。
また、複数の会議出席者より、会議に関する文字情報又は画像情報を受け付けた場合、テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成し、前記文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を該枠画像内に合成する。そして、枠画像及び文字又は画像が合成されたテーブル画像を表示する。従って、各会議出席者が把握している情報を共有することによって議論に対する認識のずれをなくし、各会議出席者が情報を共有し及び理解した状態で議論を進行させることができる。よって、各会議出席者の会議への参加意識を向上させることができる。
特に、本発明は、回転対象形のテーブル画像に回転対称形の枠画像を合成し、該枠画像内に、会議出席者より受け付けた文字又は画像を合成する。テーブル画像及び枠画像のいずれもが回転対称形であるため、単純な各種画像回転処理によって、テーブル画像を取り囲む会議出席者に枠画像内の情報を効果的に共有させることができる。
本発明にあっては、回転対象形のテーブル画像に回転対称形の枠画像を合成し、該枠画像内に、会議出席者より受け付けた文字又は画像を所定方向に成立するように合成する。枠画像は回転対称形であるため、枠画像に前記文字又は画像が合成されたいわゆる電子メモの位置関係、大きさを変更することなく、枠画像内の文字又は画像のみを方向変更することができる。例えば、テーブル画像を回転移動させた場合、テーブル画像上の電子メモも回転移動するが、テーブルにおける電子メモの位置関係は変更されず、枠画像内の文字又は画像のみを枠画像内で回転させることができる。従って、電子メモの形状を考慮せずに、枠画像内の文字又は画像の正立方向を制御することができる。
本発明にあっては、枠画像に合成された文字又は画像の正立方向を任意に変更することができる。従って、各会議出席者がテーブル画像を取り囲んでいる場合、文字又は画像の正立方向を変更することによって、各会議出席者は、枠画像に合成された文字又は画像の情報を容易に把握することができ、より効果的に情報の共有を図ることができる。
本発明にあっては、メモ枠画像及び文字又は画像が合成されたテーブル画像全体を、テーブル画像の中心を回転軸にして回転させることができる。従って、各会議出席者がテーブル画像を取り囲んでいる場合、電子メモを各会議出席者へ回すことによって、各会議出席者は、枠画像に合成された文字又は画像の情報を容易に把握することができ、より効果的に情報の共有を図ることができる。
本発明によれば、会議の各会議出席者に参加意識を均等に与え、各会議出席者の情報を共有することができる。
また、テーブル画像及び枠画像のいずれもが回転対称形であるため、単純な各種画像回転処理によって、テーブル画像を取り囲む会議出席者に枠画像内の情報を効果的に共有させることができる。
本発明の実施の形態に係る電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す斜視図である。 電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す断面図である。 電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す底面図である。 回転検出部及び回転操作部の一例を示す斜視図である。 第1入力装置を示した模式図である。 表示部の要部を模式的に示す側断面図である。 表示部に表示される画像を概念的に示した説明図である。 履歴テーブルのレコードレイアウトを概念的に示す説明図である。 出席者役割テーブルのレコードレイアウトを概念的に示す説明図である。 電子メモ配置領域テーブルの内容を概念的に示す説明図である。 会議支援に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 議論追跡に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 議論追跡に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 議論追跡処理を概念的に示した説明図である。 電子会議テーブル画像の表示位置回転に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 電子会議テーブル画像の表示位置回転処理を概念的に示した説明図である。 電子メモの表示に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 電子メモの表示に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 議論が分岐した場合に履歴テーブルが記憶する電子会議テーブル情報の一例を示す説明図である。 議論の分岐及び再開を概念的に示す説明図である。 同意見等の表示に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 同意見画像が表示された電子会議テーブル画像の一例を示す模式図である。 編集に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 編集処理を概念的に示す説明図である。 変形例1に係る電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す断面図である。 変形例1における議論追跡に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 変形例1における会議支援に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 電子メモの正立方向の変更処理を模式的に示した説明図である。 変形例2における電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す断面図である。 変形例3に係る電子会議テーブルが有するトークン画像表示機能を示した説明図である。 会議支援装置の構成を模式的に示したブロック図である。 会議支援に係るCPUの処理手順を示すフローチャートである。 会議支援に係るCPUの処理手順を示すフローチャートである。 会議支援に係るCPUの処理手順を示すフローチャートである。 会議支援に係るCPUの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す斜視図、図2は、電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す断面図、図3は、電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す底面図である。本実施の形態に係る電子会議支援テーブルは、円形の表示部11を天面に有するテーブル天板1と、テーブル天板1の外周縁側に設けられており、テーブル天板1の中心線を軸にして回転が可能な円環状部分を有する回転操作部2と、会議に関する文字情報又は画像情報が入力される第1乃至第4入力装置41、42、43、44とを備える。
本実施の形態に係る電子会議支援テーブルは、複数の会議出席者夫々から入力されたメモ内容情報を電子メモとして表示部11に表示し、各会議出席者の総意を反映させることができる回転操作部2の操作に応じて、議論の追跡、画像の回転移動等の処理を実行することによって、会議出席者に参加意識を均等に与え、各会議出席者の情報を共有し、総意をもって会議を進行させることを可能にするものである。
テーブル天板1は、直径約1mの円盤状をなし、複数のテーブル脚が取り付けられている。また、テーブル天板1の天面側には、タッチセンサを内蔵した円形の表示部11が表示面を天側に向けて埋め込まれている。表示部11は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイによって構成される。更に、テーブル天板1は、回転操作部2の回転を検出する回転検出部13、会議に関する各種情報を記憶する記憶部14、時計部15(計時部)及び制御部12を内部に備え、制御部12は、各構成部の動作を制御することによって、会議支援テーブルの動作を制御するよう構成されている。
図4は、回転検出部13及び回転操作部2の一例を示す斜視図である。回転検出部13は、例えば、テーブル天板1の周方向に沿って並設された複数の反射型フォトインタラプタを備え、各反射型フォトインタラプタの信号が制御部12に入力するように構成されている。回転操作部2の内周面には、該内周面と反射率が異なる回転検出線21が周方向に略等間隔で設けられている。回転操作部2が回転した場合、回転検出線21がテーブル天板1に並設された反射型フォトインタラプタを横切るため、回転検出部13の反射型フォトインタラプタは、パルス信号を制御部12へ出力する。制御部12は、回転検出部13から出力される信号に基づいて、回転操作部2の回転を検出することができる。また、回転操作部2の回転方向によって、回転検出線21が先に横切る反射型フォトインタラプタが異なるため、制御部12は、各反射型フォトインタラプタから出力されるパルス信号のタイミングのずれに基づいて、回転操作部2の回転方向を検出することができる。なお、上述した回転操作部2の回転検出方法は一例である。
記憶部14は、会議出席者から会議支援テーブルに入力された会議に関する文字情報又は画像情報等を格納する履歴テーブル14a、各会議出席者の会議における役割を格納する出席者役割テーブル14b、電子メモの配置を決定するための電子メモ配置領域テーブル14cを記憶する。各種テーブルの詳細は後述する。
また、記憶部14は、会議出席者の役割を評価するための辞書14d等を記憶する。辞書14dは、例えば、特定分野の専門家であれば発すべき複数の単語が格納されている。
更に、記憶部14は、制御部12の動作に必要なコンピュータプログラム14eを記憶する。
時計部15は、時刻を計時しており、制御部12の要求に応じて、時刻の情報を制御部12へ出力する。また、時計部15はタイマー機能を有しており、設定された時刻になると、信号を制御部12へ出力するように構成されている。
制御部12は、例えば、CPUを備えたマイクロコンピュータであり、一時記憶用のRAM、ROM、I/Oポート等を備える。
回転操作部2は、テーブル天板1の外周を囲繞可能な内径寸法を有する円環板状であり、支持ローラ51によって支持されている。テーブル天板1の裏面、外周部適宜箇所には複数のL型支持具53が固定されており、支持ローラ51は、L型支持部に支持された軸部52によって回転可能に支持されている。支持ローラ51は、テーブル天板1の径方向軸で回転するため、回転操作部2は、テーブル天板1の中心線を軸にして回転することができる。また、このように構成した場合、回転操作部2を持ち上げることによって、回転操作部2からテーブル天板1から簡易に取り外すことができる。従って、会議支援テーブルの保守点検を管理に行うことができる。
図5は、第1入力装置41を示した模式図である。第1乃至第4入力装置41、42、43、44は、図2及び図5に示すように、ベースプレート41a、42a、43a、44aを備える。ベースプレート41a、42a、43a、44aの略中央部には、半径10cm程度の円形のメモ入力部41c、42c、43c、44cが設けられている。電子メモ入力部41c、42c、43c、44cは、例えばタッチセンサである。また、ベースプレート41a、42a、43a、44aの一側部には、電子ペン41d、42d、43d、44dを着脱自在に保持するペン保持部41e、42e、43e、44eが設けられている。図5に示すように、電子ペン41d、42d、43d、44dを用いてメモ入力部41c、42c、43c、44cに文字又は画像を入力することができる。また、テーブル天板1の表示部11に線図を入力することもできる。更に、ベースプレート41a、42a、43a、44aの他側部には、補助表示部41b、42b、43b、44b、意思入力桿41f、42f、43f、44f、表示位置回転ボタン41g、42g、43g、44g、次議題ボタン41h、42h、43h、44hが設けられている。第1乃至第4入力装置41、42、43、44は、電子メモ入力部41c、42c、43c、44cに文字又は画像が入力された場合、該文字又は文字に係る文字情報又は画像情報を制御部12へ出力し、意思入力桿41f、42f、43f、44f、表示位置回転ボタン41g、42g、43g、44g、次議題ボタン41h、42h、43h、44h等が操作されたことを示す信号を制御部12へ出力するように構成されている。
図6は、表示部11の要部を模式的に示す側断面図、図7は、表示部11に表示される画像を概念的に示した説明図である。表示部11は、図7に示すように、テーブル天板1の外周における複数の異なる位置から表示部11を見た場合であっても、各位置から正立した文字又は画像が見えるように構成されている。
表示部11は、図6中左上側の第1位置及び第2表示領域11b間の光路を遮り、かつ図6中右上側の第2位置及び第1表示領域11a間の光路を遮る遮蔽部材11cを備える。第1位置から見て正立した文字又は画像を第1表示領域11aに表示し、第2位置から見て正立した文字又は画像を第2表示領域11bに表示した場合、会議出席者は、第1位置及び第2位置のいずれの方向から見ても正立した文字又は画像を見ることができる。なお、図6では、異なる2方向について正立した文字又は画像を表示する例を説明したが、同様の原理で3方向、4方向について正立した文字又は画像を表示するように構成することができる。
以下では、4方向について正立した文字又は画像を表示する例を説明する。また、第1乃至第4入力装置41、42、43、44側から視認可能な領域を、夫々第1乃至第4表示領域といい、第1乃至第4表示領域に表示すべき電子会議テーブル画像を、夫々第1乃至第4電子会議テーブル画像という。第1乃至第4電子会議テーブル画像は、図7に示すように電子メモ中の文字の正立方向が異なる画像である。
図8は、履歴テーブル14aのレコードレイアウトを概念的に示す説明図である。履歴テーブル14aの表(ファイル)は、複数の列(フィールド)、例えば「履歴ID」列、「時刻」列、「入力装置」列、「分岐情報」列、「電子会議テーブル情報」列から構成されている。
「履歴ID」列は、異なる時刻で表示部11に表示されていた画像(以下、電子会議テーブル画像という)に固有の履歴IDを格納する。履歴IDは、第1乃至第4入力装置41、42、43、44、又はタッチパネルから文字情報又は画像情報等が入力される都度、発行され、「履歴ID」列に格納される。
「時刻」列は、履歴IDで特定される電子会議テーブル画像が表示されていた時刻を格納する。なお、時刻に代えて、会議開始後の経過時間を格納するようにしても良い。
「入力装置」列は、対応する時刻に、文字情報又は画像情報を入力した第1乃至第4入力装置41、42、43、44を識別するための情報(出席者特定情報)を格納する。第1乃至第4入力装置41、42、43、44は、会議出席者に対応しているため、文字情報又は画像情報を出力した第1乃至第4入力装置41、42、43、44を特定することによって、会議出席者を特定することが可能である。
「分岐情報」列は、後述するように、表示部11に表示される電子会議テーブル画像を過去に遡り、遡った任意の時点から会議を再開することができるところ、会議を再開した時点の分岐に関する情報を格納する。
「電子会議テーブル情報」列は、更に「背景画像情報」列と、「電子メモ情報」列とに区分されている。また、「電子メモ情報」列は、更に「メモID」列、「メモ内容」列、「メモ位置」列、「メモ色」列に区分されている。
「背景画像情報」列は、電子会議テーブル画像の背景画像情報、又は背景画像情報の所在を示したデータを格納する。
「電子メモ情報」列は、電子会議テーブル画像の背景に合成された電子メモに関する各種情報を格納している。「メモID」列は、表示部11に表示されている各電子メモに固有のメモIDを格納し、「メモ内容」列は、各電子メモの内容を格納する。また、「メモ位置」列は、電子メモを表示する座標位置を格納し、「メモ色」列は、メモの色を指定する情報を格納する。
このように、電子会議テーブル情報の背景画像情報と、電子メモ情報とを別情報として管理しているため、電子会議テーブル画像上の電子メモを移動させ、編集することが可能になる。
なお、上述の履歴テーブル14aのレコードレイアウトは一例であり、入力された文字情報又は画像情報単位で履歴を格納するように構成しても良い。
図9は、出席者役割テーブル14bのレコードレイアウトを概念的に示す説明図である。出席者役割テーブル14bの表は、複数の列、例えば「会議出席者ID」列、「氏名」列、「役割」列、「入力装置」列から構成されている。
「会議出席者ID」列は、会議出席者に固有のIDを格納する。「氏名」列は、各会議出席者の氏名を格納する。「役割」列は、各会議出席者の役割を格納する。「入力装置」列は、各会議出席者が使用する第1乃至第4入力装置41、42、43、44に固有の数値を格納する。
図10は、電子メモ配置領域テーブル14cの内容を概念的に示す説明図である。電子メモ配置領域テーブル14cは、第1乃至第4入力装置41、42、43、44に固有の数値と、第1乃至第4メモ配置領域を特定するための座標位置とを対応付けて格納している。第1乃至第4メモ配置領域は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44を使用する各会議出席者の近傍に位置する領域である。電子メモ配置領域テーブル14cを参照することによって、第1乃至第4入力装置41、42、43、44に入力された文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を夫々、該文字情報又は画像情報を入力した会議出席者の近傍の領域に表示することが可能になる。
図11は、会議支援に係る制御部12の処理手順を示すフローチャートである。制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44にて、会議情報を入力する(ステップS11)。会議情報には、例えば複数の会議出席者夫々の氏名、役割、議題、会議時間等の情報が含まれる。
そして、制御部12は、円形の電子会議テーブル画像を生成し、表示部11に表示させる(ステップS12)。ステップS12で表示される電子会議テーブル画像は、例えば単色の初期画像である。なお、制御部12は、表示部11の第1乃至第4表示領域に表示すべき第1乃至第4電子会議テーブル画像のデータを各別に記憶する。そして、制御部12は、回転検出部13から出力される信号に基づいて、回転操作部2が回転したか否かを判定する(ステップS13)。
回転操作部2が回転していると判定した場合(ステップS13:YES)、制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44の次議題ボタン41h、42h、43h、44hがオン状態であるか否かを判定する(ステップS14)。次議題ボタン41h、42h、43h、44hがオン状態にあると判定した場合(ステップS14:YES)、制御部12は、議論開始から現時点にいたる電子会議テーブル情報を保存する等、次の議題への移行処理を実行し(ステップS15)、処理をステップS12へ戻す。
次議題ボタン41h、42h、43h、44hがオン状態にないと判定した場合(ステップS14:NO)、制御部12は、表示位置回転ボタン41g、42g、43g、44gがオン状態にあるか否かを判定する(ステップS16)。表示位置回転ボタン41g、42g、43g、44gがオン状態に無いと判定した場合(ステップS16:NO)、制御部12は、表示部11の表示を過去に遡って議論の経緯を追跡する議論追跡処理を実行する(ステップS17)。表示位置回転ボタン41g、42g、43g、44gがオン状態にあると判定した場合(ステップS16:YES)、制御部12は、表示部11に表示されている電子会議テーブル画像をテーブル天板1の中心軸回りに回転させる表示位置回転処理を実行する(ステップS18)。
ステップS17若しくはステップS18の処理を終えた場合、又は回転操作部2が回転していないと判定した場合(ステップS13:NO)、制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44の操作状態を監視し、メモ内容情報が入力されたか否かを判定する(ステップS19)。メモ内容情報が入力されたと判定した場合(ステップS19:YES)、制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44にて入力されたメモ内容情報に基づく電子メモを表示する電子メモ表示処理を実行する(ステップS20)。ステップS20の処理を終えた場合、又はメモ内容情報が入力されていないと判定した場合(ステップS19:NO)、制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44の操作状態を監視し、同意見等の情報が入力されたか否かを判定する(ステップS21)。同意見等の情報が入力されたと判定した場合(ステップS21:YES)、制御部12は、同意見等を表示する同意見等表示処理を実行する(ステップS22)。
ステップS22の処理を終えた場合、又は同意見等の情報が入力されていないと判定した場合(ステップS21:NO)、制御部12は、タッチパネルが操作されたか否かを判定する(ステップS23)。タッチパネルが操作されたと判定した場合(ステップS23:YES)、電子会議テーブル、メモ内容等の編集を行う編集処理を実行する(ステップS24)。
ステップS24の処理を終えた場合、又はタッチパネルが操作されていないと判定した場合(ステップS23:NO)、制御部12は、会議を終了するか否かを判定する(ステップS25)。会議を終了しないと判定した場合(ステップS25:NO)、制御部12は、処理をステップS13へ戻す。
会議を終了すると判定した場合(ステップS25:YES)、制御部12は、各会議出席者を評価する評価処理を実行する(ステップS26)。会議出席者の評価は、各会議出席者より入力されたメモ内容情報、メモ内容情報の入力回数、タイミング、入力されたメモ内容情報とその前後で入力されたメモ内容情報の派生関係などから議論への貢献度を評価して表示部11に表示させる。
また、会議出席者の役割、例えば司会進行役、タイムキーパー、まとめ役、専門家等の役割毎に会議出席者を評価するように構成しても良い。
まとめ役の会議出席者は、例えば、メモ内容情報の入力頻度が、会議終了時刻所定時間前までに、所定頻度未満になったか否かで評価することができる。
司会進行役の会議出席者は、例えば、会議開始後における一定時間内においてメモ内容情報が所定頻度以上で入力されたか否か、メモ内容情報の入力頻度が低下した場合に、司会進行役の会議出席者がメモ内容情報を入力し、該入力頻度を向上させることができた否か等の基準で評価することができる。
専門家の会議出席者は、例えば、辞書14dが記憶している文字又は画像を有するメモ内容情報を所定頻度入力しているか否かで評価することができる。
各会議出席者の役割を評価することによって、会議出席者の参加意識を向上させることができる。
次いで、制御部12は、会議支援テーブルに入力された各種情報に基づいて、会議の要約文を作成し、作成した要約文を表示部11に表示させ(ステップS27)、処理を終える。
なお、図11のフローチャートには図示していないが、議論開始からの経過時間を計時し、計時された時刻と、予め設定された会議終了時刻と、電子メモの入力頻度とに基づいて、会議の進行を支援するように構成しても良い。例えば、会議を集束させるべき旨の警告、次議題への移行すべき旨の警告、発言が少ない旨の警告、議論が発散している虞がある旨の警告等を出力するように構成しても良い。
図12及び図13は、議論追跡に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図14は、議論追跡処理を概念的に示した説明図である。ステップS17で議論追跡処理のサブルーチンが呼び出された場合、制御部12は、回転検出部13から出力された信号に基づいて、回転操作部2が右回転しているか否かを判定する(ステップS31)。右回転していると判定した場合(ステップS31:YES)、制御部12は、時間進行方向における電子会議テーブル情報が履歴テーブル14aにあるか否かを判定する(ステップS32)。前記電子会議テーブル情報がないと判定した場合(ステップS32:NO)、制御部12は、議論追跡に係るサブルーチンの処理を終える。前記電子会議テーブル情報があると判定した場合(ステップS32:YES)、時間進行方向における電子会議テーブル情報を履歴テーブル14aから読み出す(ステップS33)。
ステップS31で右回転していないと判定した場合(ステップS31:NO)、つまり回転操作部2が左回転していると判定した場合、制御部12は、時間後退方向における電子会議テーブル情報が履歴テーブル14aにあるか否かを判定する(ステップS34)。時間後退方向における前記電子会議テーブル情報が履歴テーブル14aにないと判定した場合(ステップS34:NO)、制御部12は、議論追跡に係るサブルーチンの処理を終える。前記電子会議テーブル情報があると判定した場合(ステップS34:YES)、時間後退方向における電子会議テーブル情報を履歴テーブル14aから読み出す(ステップS35)。
ステップS33又はステップS35の処理を終えた場合、制御部12は、読み出された電子会議テーブル情報中、背景画像情報に基づいて、第1乃至第4電子会議テーブル画像を初期化する(ステップS36)。
次いで、制御部12は、変数Nに1を設定する(ステップS37)。そして、制御部12は、第N電子会議テーブル画像に円形のメモ枠画像を合成する(ステップS38)。メモ枠画像の表示位置は、電子メモ情報のメモ位置情報に基づいて決定される。
そして、制御部12は、メモ内容画像を90×(N−1)度回転させてメモ枠画像内に合成する(ステップS39)。次いで、制御部12は、メモ枠画像及びメモ内容画像が合成された第N電子会議テーブル画像を一時記憶する(ステップS40)。
具体的には、Nが1の場合、制御部12は、メモ内容画像を回転させず、そのまま第1電子会議テーブル画像のメモ枠画像内に合成する。第1電子会議テーブル画像は、図7中下側から視認することが可能な第1表示領域11aに表示される。図7中下側から見た第1電子会議テーブル画像には正立したメモ内容が合成されている。
Nが2の場合、制御部12は、メモ内容画像を右方向に90度回転させて、第2電子会議テーブル画像のメモ枠画像内に合成する。第2電子会議テーブル画像は、図中左側から視認することが可能な第2表示領域11bに表示される。図7中左側から見た第2電子会議テーブル画像には正立したメモ内容が合成される。
同様に、Nが3又は4の場合、制御部12は、メモ内容画像を右方向に180度又は270度回転させて、第3又は第4電子会議テーブル画像のメモ枠画像内に合成する。第3又は第4電子会議テーブル画像は、図中上側又は右側から視認することが可能な第3表示領域又は第4表示領域に表示される。図7中上側又は右側から見た第3又は第4電子会議テーブル画像には正立したメモ内容が合成される。
次いで、制御部12は、変数Nが4であるか否かを判定する(ステップS41)。なお、ステップS41における判定基準で用いた数字「4」は一例である。変数Nが4でないと判定した場合(ステップS41:NO)、制御部12は、変数Nに1を加算し(ステップS42)、処理をステップS38へ戻す。
変数Nが4であると判定した場合(ステップS41:YES)、制御部12は、ステップS33又はステップS35で読み出した電子会議テーブル情報に含まれる電子メモ情報に基づいて、未だ電子会議テーブル画像に合成されていないメモがあるか否かを判定する(ステップS43)。未だ合成されていないメモがあると判定した場合(ステップS43:YES)、制御部12は、処理をステップS37へ戻す。
未だ合成されていないメモはないと判定した場合(ステップS43:NO)、制御部12は、第1乃至第4電子会議テーブル画像を第1乃至第4表示領域に配して得られる正立電子会議テーブル画像を生成する(ステップS44)。そして、制御部12は、生成された正立電子会議テーブル画像を表示部11に表示させ(ステップS45)、処理を終える。
以上の処理によれば、図14に示すように回転操作部2を回転させることによって、過去に遡って電子会議テーブル画像を表示部11に表示させ、議論を追跡することができる。より詳細には、図14(a)に示すように、回転操作部2を右回転させた場合、表示部11に表示される電子会議テーブル画像を時間進行方向へ進めることができ、電子会議テーブル画像の内容を最新の状態に近づけることができる。また、図14(b)に示すように、回転操作部2を左回転させた場合、表示部11に表示される電子会議テーブル画像を時間後退方向に戻すことができる。電子会議テーブル画像上の電子メモは、新しいものから順番に消え、過去の時点における電子会議テーブルが表示される。更に、全会議出席者が同時的に回転操作部2を操作することができるため、全会議出席者の総意をもって議論を追跡することができ、各会議出席者の会議参加意識を向上させることができる。
図15は、電子会議テーブル画像の表示位置回転に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図16は、電子会議テーブル画像の表示位置回転処理を概念的に示した説明図である。ステップS18で表示位置回転に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部12は、回転操作部2が右回転しているか否かを判定する(ステップS51)。右回転していると判定した場合(ステップS51:YES)、制御部12は、電子メモの表示位置を右方向に回転させた場合のメモ位置情報を算出し、履歴テーブル14aのメモ位置情報を更新する(ステップS52)。次いで、制御部12は、第1乃至第4電子会議テーブル画像、並びに各テーブル画像に合成されたメモ枠画像及びメモ内容画像を、電子会議テーブル画像の中心を回転軸にして所定角度、右回転させる(ステップS53)。そして、制御部12は、メモ枠画像内に合成されているメモ内容画像を、該メモ枠画像の中心を回転軸にして所定角度、左回転させる(ステップS54)。
ステップS51で右回転していないと判定した場合(ステップS51:NO)、つまり回転操作部2が左回転していると判定した場合、制御部12は、電子メモの表示位置を左方向に回転させた場合のメモ位置情報を算出し、履歴テーブル14aのメモ位置情報を更新する(ステップS55)。次いで、制御部12は、第1乃至第4電子会議テーブル画像、並びに各テーブル画像に合成されたメモ枠画像及びメモ内容画像を、電子会議テーブル画像の中心を回転軸にして所定角度、左回転させる(ステップS56)。そして、制御部12は、メモ枠画像内に合成されているメモ内容画像を、該メモ枠画像の中心を回転軸にして所定角度、右回転させる(ステップS57)。
ステップS54又はステップS57の処理を終えた場合、制御部12は、ステップS52〜ステップS57で画像処理された第1乃至第4電子会議テーブル画像を第1乃至第4表示領域に配した正立電子会議テーブル画像を生成する(ステップS58)。そして、制御部12は、生成された正立電子会議テーブル画像を表示部11に表示し(ステップS59)、処理を終える。
以上の処理によれば、図16に示すように、第1乃至第4入力装置41、42、43、44の表示位置回転ボタン41g、42g、43g、44gを押圧しながら、回転操作部2を回転させた場合、表示部11に表示されている電子会議テーブル画像を、回転操作部2の回転方向に回転移動させることができる。従って、電子メモを、テーブル天板1の中心線を軸にして回転移動させることによって、テーブル天板1の偏在している電子メモを各会議出席者側に移動させることができ、電子メモの情報を共有することができる。
また、円形枠画像内に合成されているメモ内容画像は、電子会議テーブル画像の回転方向に対して逆方向に回転し、所定方向に正立するように構成されている。従って、会議出席者は、回転移動させて電子メモの内容を正立した文字又は画像にて認識することができる。
図17及び図18は、電子メモの表示に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。ステップS20で電子メモの表示に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44からメモ内容情報、メモの色を指定する色情報、発信元の第1乃至第4入力装置41、42、43、44を特定するための情報等を取得する(ステップS71)。
そして、制御部12は、電子メモ配置領域テーブル14cに基づいて、電子メモを配置する領域を決定する(ステップS72)。例えば、第1入力装置41からメモ内容が入力された場合、第1メモ配置領域が特定される。同様にして、第2乃至第4入力装置42,43,44からメモ内容情報が入力された場合、夫々第2乃至第4メモ配置領域が特定される。
次いで、制御部12は、議論追跡中であるか否かを判定する(ステップS73)。つまり、ステップS17の処理によって、過去の電子会議テーブル画像が表示部11に表示されている状態にあるか否かを判定する。議論追跡中であると判定した場合(ステップS73:YES)、制御部12は、回転操作部2又は第1乃至第4入力装置41、42、43、44の操作状態より、過去時点から議論を再開するか否かを判定する(ステップS74)。過去時点から議論を再開しないと判定した場合(ステップS74:NO)、制御部12は処理を終える。
過去時点から議論を再開すると判定した場合(ステップS74:YES)、制御部12は、分岐時点の電子会議テーブル情報、つまり現在、表示部11に表示されている時点における電子会議テーブル情報と同内容の電子会議テーブル情報を履歴テーブル14aに記憶させる(ステップS75)。次いで、制御部12は、分岐に係る情報を履歴テーブル14aに記憶させる(ステップS76)。
ステップS76の処理を終えた場合、又はステップS73で議論追跡中でないと判定した場合(ステップS73:NO)、制御部12は、入力されたメモ内容情報を含む電子メモ情報を履歴テーブル14aに記憶させる(ステップS77)。
図19は、議論が分岐した場合に履歴テーブル14aが記憶する電子会議テーブル情報の一例を示す説明図、図20は、議論の分岐及び再開を概念的に示す説明図である。
図19中、履歴ID「010」のレコードは、分岐直後に履歴テーブル14aに格納された情報である。履歴ID「010」には、分岐した現時刻「12:00」、分岐時にメモ内容情報を入力した第1乃至第4入力装置41、42、43、44を特定するための情報、分岐元の履歴ID、及び電子会議テーブル情報が対応付けて格納される。また、履歴ID「003」で示される分岐元のレコードには、分岐先の履歴ID、即ち履歴ID「010」が「分岐情報」列に格納される。
このように、分岐情報が格納されているため、図20に示すように枝分かれした議論の経過を、分岐情報に基づいて追跡することができる。例えば、開始点の電子会議テーブル画像が表示部11に表示されている状態で、回転操作部2を右方向に回転させ、時刻10:00の時点における電子会議テーブル画像が表示部11に表示された場合、制御部12は、該電子会議テーブル画像の情報に対応付けられている分岐先履歴IDに基づいて、議論の分岐があること、分岐先が履歴ID「010」であることを認識することができる。更に、回転操作部2が右方向に回転した場合、制御部12は、履歴ID「004」の議論及び履歴ID「005」のいずれの議論を追跡すべきかの選択を会議出席者に促し、選択された方向へ議論を追跡することができる。また、履歴ID「010」の電子会議テーブル画像が表示されている状態で回転操作部2が左方向に回転した場合、制御部12は、履歴ID「090」では無く、分岐元履歴ID「003」に基づいて、分岐元以前の電子会議テーブル画像を表示することができる。
ステップS77の処理を終えた場合、制御部12は、変数Nに1を設定する(ステップS78)。そして、制御部12は、第N電子会議テーブル画像に円形のメモ枠画像を合成する(ステップS79)。メモ枠画像の表示位置は、電子メモ情報のメモ位置情報に基づいて決定される。
そして、制御部12は、メモ内容画像を90×(N−1)度回転させてメモ枠画像内に合成する(ステップS80)。次いで、制御部12は、メモ枠画像及びメモ内容画像が合成された第N電子会議テーブル画像を一時記憶する(ステップS81)。
次いで、制御部12は、変数Nが4であるか否かを判定する(ステップS82)。なお、ステップS82における判定基準で用いた数字「4」は一例である。変数Nが4でないと判定した場合(ステップS82:NO)、制御部12は、変数Nに1を加算し(ステップS83)、処理をステップS79へ戻す。
変数Nが4であると判定した場合(ステップS82:YES)、制御部12は、第1乃至第4電子会議テーブル画像を第1乃至第4表示領域に配して得られる正立電子会議テーブル画像を生成する(ステップS84)。そして、制御部12は、生成された正立電子会議テーブル画像を表示部11に表示させ(ステップS85)、処理を終える。
図21は、同意見等の表示に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図22は、同意見画像が表示された電子会議テーブル画像の一例を示す模式図である。ステップS22で同意見等の表示に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44から意思情報を取得する(ステップS91)。意思情報には、例えばある会議出席者の発言に対して同意見である旨を示す同意見情報、反対意見である旨を示す反対意見情報、無関心であることを示す無関心情報等がある。なお、同意見を有していなかったが賛成である旨を示す賛成情報を意思情報に含めても良い。各情報は、図5に示すように、第1乃至第4入力装置41、42、43、44の意思入力桿41f、42f、43f、44fを上下左右のいずれかへ倒すことによって入力することができる。
そして、制御部12は、電子メモ配置領域テーブル14cに基づいて、意思画像を配置する領域を決定する(ステップS92)。次いで、制御部12は、変数Nに1を設定する(ステップS93)。そして、制御部12は、意思画像を90×(N−1)度回転させて第N電子会議テーブル画像に合成する(ステップS94)。次いで、制御部12は、意思画像が合成された第N電子会議テーブル画像を一時記憶する(ステップS95)。
次いで、制御部12は、変数Nが4であるか否かを判定する(ステップS96)。なお、ステップS96における判定基準で用いた数字「4」は一例である。変数Nが4でないと判定した場合(ステップS96:NO)、制御部12は、変数Nに1を加算し(ステップS97)、処理をステップS94戻す。
変数Nが4であると判定した場合(ステップS96:YES)、制御部12は、第1乃至第4電子会議テーブル画像を第1乃至第4表示領域に配して得られる正立電子会議テーブル画像を生成する(ステップS98)。そして、制御部12は、生成された正立電子会議テーブル画像を表示部11に表示させ(ステップS99)、処理を終える。
図23は、編集に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図24は、編集処理を概念的に示す説明図である。ステップS24で編集に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部12は、議論追跡中であるか否かを判定する(ステップS111)。議論追跡中であると判定した場合(ステップS111:YES)、制御部12は、回転操作部2又は第1乃至第4入力装置41、42、43、44の操作状態より、過去時点から議論を再開するか否かを判定する(ステップS112)。過去時点から議論を再開しないと判定した場合(ステップS112:NO)、制御部12は処理を終える。
過去時点から議論を再開すると判定した場合(ステップS112:YES)、制御部12は、分岐時点の電子会議テーブル情報、つまり現在、表示部11に表示されている時点における電子会議テーブル情報と同内容の電子会議テーブル情報を履歴テーブル14aに記憶させる(ステップS113)。そして、制御部12は、分岐に係る情報を履歴テーブル14aに記憶させる(ステップS114)。
ステップS114の処理を終えた場合、又はステップS111で議論追跡中でないと判定した場合(ステップS111:NO)、制御部12は、電子メモ画像のドラッグ操作がなされたか否かを判定する(ステップS115)。電子メモ画像のドラッグ操作がなされたと判定した場合(ステップS115:YES)、制御部12は、図24に示すように、電子メモ画像をドラッグ方向へ移動させる(ステップS116)。そして、制御部12は、メモ位置情報を更新、つまり移動後の電子メモ画像の位置を示したメモ位置情報を履歴テーブル14aに記憶させ(ステップS117)、処理を終える。
電子会議テーブル画像上に合成された電子メモを自由に移動させることができるため、電子メモをグルーピングするといった編集を行うことができ、情報を整理することができる。
電子メモ画像のドラッグ操作がなされていないと判定した場合(ステップS115:NO)、制御部12は、電子メモ画像がダブルクリックされた否かを判定する(ステップS118)。電子メモ画像がダブルクリックされた場合(ステップS118:YES)、制御部12は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44にてメモ内容情報の編集を受け付ける(ステップS119)。また、ステップS119で、電子メモの色、文字のフォントを変更できるように構成しても良い。また、電子メモを消去できるように構成しても良い。電子メモを消去可能に構成することによって、重複した電子メモを排除することができる。
そして、制御部12は、受け付けたメモ内容情報を履歴テーブル14aに記憶させることによって、メモ内容情報を更新し(ステップS120)、処理を終える。
電子メモ画像がダブルクリックされていないと判定した場合(ステップS118:NO)、制御部12は、図24に示すように、タッチパネルに対する操作に応じた線図を電子会議テーブル画像の背景画像に合成する(ステップS121)。そして、背景画像情報を履歴テーブル14aに記憶させることによって、背景画像情報を更新し(ステップS122)、処理を終える。図24に示すように、電子会議テーブル画像に線図を合成することによって、電子会議テーブル画像上に捧持された電子メモの情報を総括し、その他各種情報を追記することによって、会議の情報を整理し、会議出席者で情報をより密に共有することができる。
以上のように構成された電子会議テーブルにあっては、電子会議支援テーブルを使用することによって、会議出席者に参加意識を均等に与え、各会議出席者の情報を共有し、総意をもって会議を進行させることができる。
従来の会議手法では、会議出席者が各自自分用にメモを取った場合、出席者毎に異なる解釈が生まれ、情報を共有できないことがある。また、自分のメモ作成に没頭する者、うまく内容を整理できない者があらわれ、情報を共有できないことがある。
本発明によれば、各会議出席者が第1乃至第4入力装置41、42、43、44を用いて入力した電子メモを表示部11に表示させることによって、各会議出席者のメモ内容情報を共有することができ、議題の内容を全員で協力して一つにまとめ上げることが可能になる。メモ内容情報を要求することによって、会議出席者の認識がずれず、議論に集中できる。また、電子メモのメモ内容情報を共有することによって、会議出席者全員が電子メモの作成技能を向上させ、会議出席者の最高水準に近づけることが可能になる。
従来の口頭による会議手法では、同一意見及び類似したアイデアを発言しづらい傾向があった。また、口頭による議論では、現在発言されているアイデアと、既出のアイデアとの関連性が見えにくいという問題があった。
本発明によれば、電子会議テーブル画像上に各会議出席者の電子メモを表示するように構成されているため、会議出席者は、同一意見及び類似意見であっても抵抗無く、各自が認識している情報を出力することが可能になる。また、既出の電子メモは表示部11の電子会議テーブル画像上に継続的に表示されているため、既出のアイデア間の関連性を把握し易くなる。
本実施の形態によれば、円形のメモ枠画像内にメモ内容画像を合成した電子メモを電子会議テーブル画像上に表示するように構成してあるため、電子メモの位置関係、大きさを変更することなく、メモ枠画像内の文字又は画像のみを方向変更することができる。例えば、電子会議テーブル画像を回転移動させた場合、電子会議テーブル画像上の電子メモも回転移動するが、電子会議テーブルにおける電子メモの位置関係は変更されず、メモ枠画像内のメモ内容のみがメモ枠画像内で回転する。従って、電子メモの形状、例えば長方形のメモであれば、短辺及び長辺の長さを考慮せずに、メモ内容の正立方向を制御することができる。また、メモ同士の重なりが発生することはなく、電子会議テーブル画像上の電子メモの位置関係を各会議出席者で共通化することができる。
本実施の形態によれば、本実施の形態では、回転操作部2を回転させることによって、任意時点における電子会議テーブル画像を表示させて、議論の目的、議論の過程等を確認することができる。また、会議出席者が簡単に過程を確認できる、議事録の作成が容易になる。
本実施の形態によれば、話が脱線した場合等、回転操作部2を回転させることによって、議論を過去のある時点に遡り、過去の時点から会議を再開することができる。
本実施の形態によれば、他の会議出席者グループの議論展開を再現してやり方を学ぶことができる。
電子会議テーブル画像上の電子メモを移動させることによって、会議出席者の意見のグルーピング、マインドマップを応用した整理等を行うことができる。
従来の口頭による会議手法では、ほとんど意見を発言しない会議出席者、発言し続け、他の会議出席者の発言を妨げる会議出席者等があらわれるという問題があった。また、発言に対する反応を確認し難い場合があった。
本実施の形態によれば、各会議出席者は、意思入力桿41f、42f、43f、44fを操作することによって、各自の意思、反応を、口頭に比べて抵抗無く発することができる。例えば、他の会議出席者が同意見を先に発言したために、発言できなくなった場合であっても、意思入力桿41f、42f、43f、44fを手前に倒すことによって、同意見である旨を表示部11に表示させ、その意思、反応を発することができる。また、意思入力桿41f、42f、43f、44fを前方に倒すことによって、反対意見である旨を表示部に11に表示させ、その意思、反応を発することができる。更に、価値の低い安易な発言を続けている会議出席者がいる場合、意思入力桿41f、42f、43f、44fを左右へ倒すことによって、当該発言に対して無関心である旨を発することができる。
なお、会議出席者が無関心、反対等の意思を発することに抵抗を覚える場合もあるため、賛成、反対、同意見、無関心等の意思を、色で表示するように構成しても良い。会議出席者の意思を色で表示するように構成した場合、より抵抗無く、各自の意思を発することが可能になる。
本実施の形態によれば、次議題ボタン41h、42h、43h、44hがオン状態になり、各会議出席者の総意を反映する回転操作部2が回転した場合、次議題に進行するように構成されているため、各会議出席者の合意を得た会議進行を行うことができる。次議論へに進めたくないと考える会議出席者は、回転操作部2を物理的に押さえ込むことによって、議論の進行を止めることができる。逆に、次議題へ進めたいと考える会議出席者は、回転操作部2を回転させることによって、議論を進行させることができる。結局、各会議出席者の総意によって回転操作部2が回転の有無が決まり、次議題への進行が決定される。なお、次議題への移行は、次議題ボタン41h、42h、43h、44h及び回転部材の操作状態に基づいて判断するように構成されているが、特定人数、例えば会議出席者の過半数が表示部11に触れた場合に、次議題への移行処理を実行するように構成しても良い。
自分の発言が正当に評価されなければ、参加意欲が低下する可能性があるところ、本実施の形態によれば、各会議出席者を正当に評価し、参加意欲を向上させることができる。
(変形例1)
図25は、変形例1に係る電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す断面図である。変形例1に係る電子会議支援テーブルは、テーブル天板1自体が回転するように構成されている点、遮蔽部材11cを有しない通常の表示部111を備えている点、制御部12の処理手順が上述の実施の形態とは異なる。また、変形例1に係る電子会議テーブルは、電子メモ画像に表示される文字又は画像の正立方向を切り換えることができる点が上述の実施の形態とは異なる(図28参照)。以下、主に上記相違点について説明する。
変形例1に係る電子会議支援テーブルは、テーブル天板1と、テーブル天板1の中心線を軸にして該テーブル天板1を回転可能に支持する支持円板部6と、第1乃至第4入力装置41、42、43、44とを備える。
支持円板部6は、直径約1mの円盤状をなし、複数のテーブル脚が取り付けられている。支持円板部6の略中央部分には、テーブル天板1を回転可能に支持する支持軸17が突設されている。また、支持円板部6の天面には、支持円板部6に対するテーブル天板1の絶対回転位置を検出するための絶対回転位置情報、例えばグレーコードが書き込まれている。更に、支持円板部6は、第1乃至第4入力装置41、42、43、44から出力された文字情報、画像情報等の各種情報を受信し、受信した該情報をテーブル天板1へ中継送信する通信部61が設けられている。
テーブル天板1は、直径約1mの円盤状をなし、天面側には、タッチセンサを内蔵した円形の表示部111が表示面を天側に向けて埋め込まれている。また、テーブル天板1は、上述の実施の形態と同様の制御部12、記憶部14、時計部15を内部に備える。更に、テーブル天板1は、支持円板部6に書き込まれた絶対回転位置情報を読み取り、支持円板部6に対するテーブル天板1の絶対回転位置を検出し、検出結果を制御部12へ出力する回転検出部13を内部に備える。更にまた、テーブル天板1は、通信部61から送信された各種情報を受信し、受信した各種情報を制御部12へ出力する通信部16を内部に備える。なお、通信部16は、通信部61を介して、第1乃至第4入力装置41、42、43、44へ情報を送信することもできる。
次に、変形例1における制御部12の処理手順を説明する。基本的には、制御部12は、上述の実施の形態で説明した同様の処理を実行する。但し、変形例1における表示部111は視野角によって異なる画像を表示する構成では無いため、第1乃至第4電子会議テーブル画像を生成し、正立電子会議テーブル画像を合成する処理は実行しない。一方、変形例1では、テーブル天板1自体が回転する構成であるため、該テーブル天板1自体の回転を打ち消すように電子会議テーブル画像を回転させる処理が必要になる。
また、変形例1に係る制御部12は、電子メモ画像に表示される文字又は画像の正立方向を示すメモ表示方向情報を記憶し、該情報に基づいて、文字又は画像が一定の方向に正立するように文字又は画像を回転させる処理を実行している。更に、制御部12は、字又は画像の正立方向を切り換え可能に管理している。
図26は、変形例1における議論追跡に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。制御部12は、ステップS31〜ステップS35と同様の処理をステップS131〜ステップS135で実行する。
ステップS133又はステップS135の処理を終えた制御部12は、電子会議テーブル画像を背景画像情報にて初期化する(ステップS136)。そして、制御部12は、電子メモ情報に基づいて、電子会議テーブル画像に円形のメモ枠画像を合成する(ステップS137)。次いで、制御部12は、メモ内容情報をメモ表示方向情報に応じて回転させてメモ枠画像内に合成する(ステップS138)。
次いで、制御部12は、回転検出部13から出力される信号に基づいて、テーブル天板1の絶対回転位置を特定し、テーブル天板1の絶対回転位置に応じて、電子会議テーブル画像を回転させる(ステップS139)。具体的には、基準位置からテーブル天板1が所定方向に一定角度回転している場合、該所定方向とは逆方向に前記一定角度、電子会議テーブル画像を回転させる処理を実行する。
そして、制御部12は、ステップS139で処理された電子会議テーブル画像を表示部111に表示し(ステップS140)、処理を終える。
一方、表示位置回転に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部12は、テーブル天板1が右方向に回転したか否かを判定する。右方向に回転したと判定した場合、メモ枠画像内に合成されている文字又は画像を、左方向へ回転させる。テーブル天板1が左方向に回転したと判定した場合、メモ枠画像内に合成されている文字又は画像を、右方向へ回転させる。そして、文字又は画像を回転させて得られた電子会議テーブル画像を表示部111に表示させ、処理を終える。なお、文字又は画像の回転量は、言うまでもなく、テーブル天板1の回転量と同量である。
図27は、変形例1における会議支援に係る制御部12の処理手順を示すフローチャート、図28は、電子メモの正立方向の変更処理を模式的に示した説明図である。制御部12は、上述の実施の形態におけるステップS11〜ステップS24の処理を実行し、該ステップS24の処理後、変形例1に係る以下の処理を実行する。
ステップS24の処理を終えた制御部12は、図示しない表示方向変更ボタンがオン状態にあるか否かを判定する(ステップS151)。表示方向変更ボタンは、例えば第1乃至第4入力装置41、42、43、44に設けられている。表示方向変更ボタンがオン状態あると判定した場合(ステップS151:YES)、制御部12は、メモ表示方向情報を変更する(ステップS152)。そして、制御部12は、メモ内容画像をメモ表示方向情報に応じて回転させてメモ枠画像内に合成し(ステップS153)、合成処理して得た電子会議テーブル画像を表示部111に表示させる(ステップS154)。表示方向情報を変更することによって、図28に示すように、メモ枠画像内に表示されている文字又は画像の正立方向を変更することが可能になる。ステップS153の処理を終えた制御部12は、上述の実施の形態で説明したステップS25以下の処理を実行する。
変形例1に係る電子会議支援テーブルにあっては、回転操作部2では無く、テーブル天板1自体を回転させることによって、実施の形態と同様の効果を奏する。
また、メモ枠画像内に合成されたメモ画像の正立方向を変更することができ、各会議出席者は、枠画像に合成された文字又は画像の情報を容易に把握することができ、より効果的に情報の共有を図ることができる。
(変形例2)
図29は、変形例2における電子会議支援テーブルの構成を模式的に示す断面図である。変形例2に係る電子会議支援テーブルは、第1回転操作部202a及び第2回転操作部202b、並びに各回転操作部の回転を検出する第1回転検出部213a及び第1回転検出部213bを備える点が異なる。以下、主に上記相違点について説明する。
第1回転操作部202aは、上述の実施の形態で説明した回転操作部2と同様の構成であり、テーブル天板1の厚みの略半分の厚み寸法を有している。また、第1回転操作部202aは、天側に凹部を形成しており、該凹部にはころ部材202cがはめ込まれている。
第2回転操作部202bは、第1回転操作部202aと同様の構成であり、第1回転操作部202aの天側にころ部材202cを介して配されている。第2回転操作部202bの厚み寸法は、テーブル天板1の厚みの略半分、外径は第1回転操作部202aより短く形成されており、第1回転操作部202a及び第2回転操作部202bを各別に回転させることができるように構成されている。
制御部12は、第1回転検出部213aで第1回転操作部202aの回転を検出した場合、会議の追跡処理を実行し、第1回転検出部213bで第2回転操作部202bの回転を検出した場合、電子会議テーブル画像の位置回転処理を実行する。
変形例2に係る電子会議支援テーブルにあっては、第1回転操作部202a及び第2回転操作部202bを回転させることによって、実施の形態と同様の効果を奏することができる。
特に、変形例2では、複数の回転操作部を備えているため、議論の追跡及び電子会議テーブルの表示位置回転操作の操作性を向上させ、更に各会議出席者の総意をより効果的に反映させることができる。
なお、変形例2では、2つの回転操作部を備えた電子会議テーブルを説明したが、3つ以上の回転操作部を備えるように構成しても良い。
(変形例3)
図30は、変形例3に係る電子会議テーブルが有するトークン画像表示機能を示した説明図である。変形例3に係る電子会議テーブルは、会議出席者による文字情報又は画像情報の入力を促すトークン画像Tを表示するように構成されている。トークン画像Tは、例えば図30に示した円形の画像である。
変形例3によれば、電子メモの入力を促すトークン画像Tを、表示部11の各会議出席者の近傍の領域に無作為又は順次表示させることにより、各会議出席者による電子メモの入力を促すことができる。
なお、トークン画像Tが回ってきても、自分の番を飛ばして、トークン画像Tを他の会議出席者に回すことができるように構成しても良い。この場合、トークン画像Tが回った回数、自分の番を飛ばした回数等のトークン取得情報から会議の状況を把握できる。また、トークン画像Tが回ってきていなくても、電子メモを入力できるように構成しても良い。
(変形例4)
図31は、会議支援装置7の構成を模式的に示したブロック図である。会議支援装置71は、装置全体を制御するCPU71を備えたコンピュータである。CPU71は、ROM72と、演算に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM73と、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラム82を記録した記録媒体81、例えばCD−ROMからコンピュータプログラム82を読み取る外部記憶装置74と、外部記憶装置74により読み取ったコンピュータプログラム82を記録するハードディスク等の内部記憶装置75とが接続されている。また、内部記憶装置75は、履歴テーブル14a、出席者役割テーブル14b、電子メモ配置領域テーブル14c、辞書14dを記憶している。CPU71は、内部記憶装置75からコンピュータプログラム82をRAM73に読み出して各種演算処理を実行することによって、本発明に係る会議支援方法を実施する。また、会議支援装置71は、キーボード、マウス等の第1及び第2受付部76、77、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイ等の表示部78、及び時計部79を備えている。
図32乃至図35は、会議支援に係るCPU71の処理手順を示すフローチャートである。CPU71は、第1受付部76にて、会議情報の入力を受け付ける(ステップS211)。そして、CPU71は、円形の電子会議テーブル画像を生成し(ステップS212)、表示部78に表示させる(ステップS213)。
次いで、CPU71は、第1受付部76の操作状態を監視し、メモ内容情報が入力されたか否かを判定する(ステップS214)。メモ内容情報が入力されたと判定した場合(ステップS214:YES)、CPU71は、第1受付部76及び時計部79からメモ内容情報と、時刻とを取得する(ステップS215)。そして、CPU71は、電子メモ配置領域テーブル14cに基づいて、電子メモを配置する領域を決定する(ステップS216)。
次いで、CPU71は、議論追跡中であるか否かを判定する(ステップS217)。議論追跡中でないと判定した場合(ステップS217:NO)、CPU71は、ステップS215で取得したメモ内容情報を含む電子メモ情報を、ステップS215で取得した時刻と対応付けて履歴テーブル14aに記憶させる(ステップS218)。
次いで、CPU71は、電子会議テーブル画像に円形のメモ枠画像を合成する(ステップS219)。メモ枠画像の表示位置は、電子メモ情報のメモ位置情報に基づいて決定される。そして、CPU71は、メモ内容画像を所定方向に正立するようにメモ枠画像内に合成する(ステップS220)。次いで、CPU71は、電子会議テーブル画像を表示部78に表示させる(ステップS221)。また、CPU71は、第1乃至第4メモ配置領域のいずれかに無作為にトークン画像を表示させる(ステップS222)。
ステップS222の処理を終えた場合、ステップS214でメモ内容情報が入力されていないと判定した場合(ステップS214:NO)、又はステップS217で議論追跡中であると判定した場合(ステップS217:YES)、CPU71は、第1受付部76の操作状態を監視し、正立方向の変更を受け付けたか否かを判定する(ステップS223)。正立方向の変更を受け付けたと判定した場合(ステップS223:YES)、CPU71は、例えば、メモ枠画像内のメモ内容画像を略90度回転させる(ステップS224)。
ステップS224の処理を終えた場合、又はステップS223で正立方向の変更を受け付けていないと判定した場合(ステップS223:NO)、CPU71は、第1及び第2受付部76、77の操作状態を監視し、電子会議テーブルの回転を受け付けたか否かを判定する(ステップS225)。電子会議テーブルの回転を受け付けたと判定した場合(ステップS225:YES)、CPU71は、電子会議テーブル画像、並びに該電子会議テーブル画像上に合成されたメモ枠画像及びメモ内容画像を、電子会議テーブル画像の中心を回転軸にして回転させる(ステップS226)。
ステップS226の処理を終えた場合、又はステップS225で電子会議テーブルの回転を受け付けていないと判定した場合(ステップS225:NO)、CPU71は、第1及び第2受付部76、77の操作状態を監視し、議論追跡処理を受け付けたか否かを判定する(ステップS227)。議論追跡処理を受け付けたと判定した場合(ステップS227:YES)、CPU71は、第1及び第2受付部76、77の操作状態より、時間進行方向を追跡するか否かを判定する(ステップS228)。時間進行方向を追跡すると判定した場合(ステップS228:YES)、CPU71は、時間進行方向における電子会議テーブル情報が履歴テーブル14aにあるか否かを判定する(ステップS229)。前記電子会議テーブル情報があると判定した場合(ステップS229:YES)、時間進行方向における電子会議テーブル情報を履歴テーブル14aから読み出す(ステップS230)。
時間後退方向を追跡すると判定した場合(ステップS228:NO)、CPU71は、時間後退方向における電子会議テーブル情報が履歴テーブル14aにあるか否かを判定する(ステップS231)。前記電子会議テーブル情報があると判定した場合(ステップS231:YES)、時間後退方向における電子会議テーブル情報を履歴テーブル14aから読み出す(ステップS232)。
ステップS230又はステップS232の処理を終えた場合、CPU71は、読み出された電子会議テーブル情報中、背景画像情報に基づいて、電子会議テーブル画像を初期化する(ステップS233)。
次いで、CPU71は、電子会議テーブル画像に円形のメモ枠画像を合成する(ステップS234)。メモ枠画像の表示位置は、電子メモ情報のメモ位置情報に基づいて決定される。
そして、CPU71は、所定方向に正立するようメモ内容画像をメモ枠画像内に合成する(ステップS235)。次いでCPU71は、ステップS230又はステップS232で読み出した電子会議テーブル情報に含まれる電子メモ情報に基づいて、未だ電子会議テーブル画像に合成されていないメモがあるか否かを判定する(ステップS236)。未だ合成されていないメモがあると判定した場合(ステップS236:YES)、CPU71は、処理をステップS234へ戻す。
未だ合成されていないメモはないと判定した場合(ステップS236:NO)、CPU71は、メモ枠画像及びメモ内容画像が合成された電子会議テーブル画像を表示部78に表示させる(ステップS237)。
ステップS237の処理を終えた場合、ステップS229で電子会議テーブル情報が無いと判定した場合(ステップS229:NO)、又はステップS231で履歴情報が無いと判定した場合(ステップS231:NO)、CPU71は、第1受付部76にて電子メモの編集を受け付けたか否かを判定する(ステップS238)。電子メモの編集を受け付けたと判定した場合(ステップS238:YES)、CPU71は、メモ内容等の各種編集を行う(ステップS239)。
編集処理を終えた場合、又は電子メモの編集を受け付けていないと判定した場合(ステップS238:NO)、CPU71は、会議を終了するか否かを判定する(ステップS240)。会議を終了しないと判定した場合(ステップS240:NO)、CPU71は、処理をステップS214へ戻す。
会議を終了すると判定した場合(ステップS240:YES)、CPU71は、所定の役割を有する出席者を評価する評価処理を実行する(ステップS241)。所定の役割とは、例えば、例えば司会進行役、タイムキーパー、まとめ役、専門家であり、評価方法は、実施の形態で説明した通りである。
次いで、CPU71は、役割が与えられていない一般の会議出席者をメモ内容情報、メモ内容情報の入力回数、タイミング等によって評価する(ステップS242)。
次いで、CPU71は、会議支援テーブルに入力された各種情報に基づいて、会議の要約文を作成し、作成した要約文を表示部78に表示させ(ステップS243)、処理を終える。
変形例4に係る会議支援装置7、会議支援方法、コンピュータプログラム82にあっては、汎用のコンピュータを用いて電子会議テーブル画像を生成及び表示し、該電子会議テーブル画像上に電子メモを合成することができる。また、電子会議支援テーブルで実現可能な各種機能、例えば、議論追跡機能、電子メモ画像の表示位置回転機能、メモ内容の正立方向の変更機能、電子メモの編集機能、会議出席者の評価機能、要約機能等を実現することができる。
なお、上述の実施の形態及び変形例では、表示部、電子会議テーブル画像、及びメモ枠画像が円形である場合を説明したが、回転対称形であれば、他の形状であっても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 テーブル天板
2 回転操作部
3 脚部
6 支持円板部
7 会議支援装置
41、42、43、44 第1乃至第4入力装置
11 表示部
11a 第1表示領域
11b 第2表示領域
11c 遮蔽部材
12 制御部
13 回転検出部
14 記憶部
14a 履歴テーブル
14b 出席者役割テーブル
14c 電子メモ配置領域テーブル
14d 辞書
14e コンピュータプログラム
15 時計部
16 通信部
17 支持軸
21 回転検出線
41c、42c、43c、44c メモ入力部
41d、42d、43d、44d 電子ペン
41f、42f、43f、44f 意思入力桿
41g、42g、43g、44g 表示位置回転ボタン
41h、42h、43h、44h 次議題ボタン
51 支持ローラ
52 軸部
53 L型支持具
61 通信部
71 CPU
74 外部記憶装置
75 内部記憶装置
76 第1受付部
77 第2受付部
78 表示部
79 時計部
81 記録媒体
82 コンピュータプログラム

Claims (5)

  1. ーブル画像を生成する手段と、
    会議に関する文字情報又は画像情報を受け付ける受付手段と、
    該受付手段が文字情報又は画像情報を受け付けた場合、前記テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成する手段と、
    前記受付手段にて受け付けた文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を前記枠画像内に合成する合成手段と、
    テーブル画像、並びに該テーブル画像に合成された枠画像及び文字又は画像を表示する表示手段と
    を備え、
    前記合成手段は、
    前記表示手段に表示された場合に文字又は画像が所定方向に正立するように、文字又は画像を前記枠画像内に合成するようにしてあり、
    更に、
    文字又は画像が正立する方向の変更を受け付ける手段と、
    正立する方向の変更を受け付けた場合、前記枠画像内に合成されている文字又は画像を前記枠画像の中心を回転軸にて回転させる手段と
    を備えることを特徴とする会議支援装置。
  2. 前記テーブル画像は回転対称形である
    ことを特徴とする請求項1に記載の会議支援装置。
  3. テーブル画像の回転を受け付ける手段と、
    テーブル画像の回転を受け付けた場合、テーブル画像、並びに該テーブル画像に合成された枠画像及び文字又は画像を、前記テーブル画像の中心を回転軸にして回転させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の会議支援装置。
  4. ーブル画像を生成するステップと、
    会議に関する文字情報又は画像情報を受け付けるステップと、
    文字情報又は画像情報を受け付けた場合、前記テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成するステップと、
    受け付けた文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を前記枠画像内に合成する合成ステップと、
    テーブル画像、並びに該テーブル画像に合成された枠画像及び文字又は画像を表示するステップと
    を有し、
    前記合成ステップは、表示された場合に文字又は画像が所定方向に正立するように、文字又は画像を前記枠画像内に合成するようにしてあり、
    更に、
    文字又は画像が正立する方向の変更を受け付けるステップと、
    正立する方向の変更を受け付けた場合、前記枠画像内に合成されている文字又は画像を前記枠画像の中心を回転軸にて回転させるステップと
    を有することを特徴とする会議支援方法。
  5. 会議に関する文字情報又は画像情報を受け付ける受付手段を備えたコンピュータに、
    ーブル画像を生成するステップと、
    文字情報又は画像情報を受け付けた場合、前記テーブル画像に回転対称形の枠画像を合成する合成ステップと、
    受け付けた文字情報又は画像情報に係る文字又は画像を前記枠画像内に合成するステップ
    を有し、
    前記合成ステップは、表示された場合に文字又は画像が所定方向に正立するように、文字又は画像を前記枠画像内に合成するようにしてあり、
    更に、
    文字又は画像が正立する方向の変更を受け付けるステップと、
    正立する方向の変更を受け付けた場合、前記枠画像内に合成されている文字又は画像を前記枠画像の中心を回転軸にて回転させるステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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