JP2017068355A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】文字認識が表題として正しく認識できない画像データについて、認識した文字情報を用いて表題の生成を可能とする。【解決手段】画像データを取得する画像取得部11と、画像取得部11で取得された画像データを記憶する記憶部12と、記憶部12に記憶された画像データの中に含まれる文字情報を認識する文字情報認識部13と、文字情報認識部13で認識された文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を抽出する文字列群抽出部14と、抽出された複数の文字列群を表示する表示部15と、表示部15に表示された複数の文字列群を用いて画像データの表題候補の指示入力を行う指示入力部16と、指示入力部16からの指示入力に基づいて表示部15に表題候補の文字列群を表示制御する制御部17と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、取得した画像データに付与する表題(ファイル名)の作成が容易な画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来から、取得した画像データにファイル名を付与するファイル管理装置等が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、原稿の画像を取得する画像取得部と、前記原稿の画像を記憶する画像記憶部と、前記画像記憶部に記憶された原稿の画像から前記原稿の所属を示すページ情報を抽出するページ情報抽出部と、前記ページ情報抽出部の抽出したページ情報に従って前記原稿の画像のファイル名を付与するファイル名付与部と、を備えるファイル管理装置が記載されている。
特開2006−252455号公報
特許文献1に記載のファイル管理装置は、画像データの中の文字を文字認識した結果に基づき、先頭文字やセンタリング文字列を見出しとして判断し表題としている。
しかし、画像データによっては、見出し文字列の特定に失敗する場合がある。また、見出しとして判断した文字列の文字間隔が大きい場合や、2行以上に渡る文字列の場合には、一連の文字列として認識できない。そのため、このような場合には、表題として認識すべき文字列の一部の文字列のみが抽出され、ユーザーの所望する文字列の表題を取得することができないといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、文字認識が表題として正しく認識できない画像データについて、認識した文字情報を用いて表題の生成が可能な画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、画像データを取得する画像取得部と、前記画像取得部で取得された前記画像データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を認識する文字情報認識部と、前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を抽出する文字列群抽出部と、抽出された前記複数の文字列群を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記複数の文字列群を用いて前記画像データの表題候補の指示入力を行う指示入力部と、前記指示入力部からの指示入力に基づいて前記表示部に前記表題候補の文字列群を表示制御する制御部と、を備えたことを特徴としている。
具体的に説明すると、本発明に係る画像処理装置では、前記制御部は、前記指示入力部により前記複数の文字列群の中から前記表題候補の文字列群を除く他の文字列群が指示された場合には、指示された前記文字列群を前記表題候補の文字列群に結合して前記表示部に表示する構成としてもよい。
また、本発明の画像処理装置では、前記制御部は、前記指示入力部により前記表題候補の複数の文字列群の中から1以上の文字列群が指示された場合には、指示された前記1以上の文字列群を削除し、削除後に残った文字列群を前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示する構成としてもよい。
また、本発明の画像処理装置では、前記制御部は、前記指示入力部により前記複数の文字列群の中から1または複数の文字列群の領域が指定された場合には、指定された領域の前記1または複数の文字列群を結合して前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示する構成としてもよい。
また、本発明の画像処理装置では、前記記憶部には、前記指示入力部から指示入力されて前記表示部に表示された表題候補の文字列群が前記画像データの表題として対応付けられて記憶される構成としてもよい。
また、本発明の画像処理方法は、上記構成の画像処理装置により実行される画像処理方法であって、前記画像取得部により画像データを取得するステップと、前記画像取得部で取得された前記画像データを前記記憶部に記憶するステップと、前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を前記文字情報認識部により認識するステップと、前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を前記文字列群抽出部により抽出するステップと、抽出された前記複数の文字列群を前記表示部に表示するステップと、前記指示入力部により、前記複数の文字列群の中から前記表題候補の文字列群を除く他の文字列群が指示された場合には、指示された前記文字列群を前記表題候補の文字列群に結合して前記表示部に表示するステップと、を含む構成としている。
また、本発明の画像処理方法は、上記各構成の画像処理装置により実行される画像処理方法であって、前記画像取得部により画像データを取得するステップと、前記画像取得部で取得された前記画像データを前記記憶部に記憶するステップと、前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を前記文字情報認識部により認識するステップと、前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を前記文字列群抽出部により抽出するステップと、抽出された前記複数の文字列群を前記表示部に表示するステップと、前記指示入力部により、前記表題候補の複数の文字列群の中から1以上の文字列群が指示された場合には、指示された前記1以上の文字列群を削除し、削除後に残った文字列群を前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示するステップと、を含む構成としている。
また、本発明の画像処理方法は、上記構成の画像処理装置により実行される画像処理方法であって、前記画像取得部により画像データを取得するステップと、前記画像取得部で取得された前記画像データを前記記憶部に記憶するステップと、前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を前記文字情報認識部により認識するステップと、前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を前記文字列群抽出部により抽出するステップと、抽出された前記複数の文字列群を前記表示部に表示するステップと、前記指示入力部により、前記複数の文字列群の中から1または複数の文字列群の領域が指定された場合には、指定された領域の前記1または複数の文字列群を結合して前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示するステップと、を含む構成としている。
本発明によれば、文字認識が表題として正しく認識できない画像データであっても、認識した文字列群を用いて、ユーザーの所望する表題を簡単に作成することができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 実施の形態に係る画像処理装置の表題作成処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態に係る画像処理装置の表題作成処理動作を示すフローチャートである。 実施形態1の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。 実施形態1の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。 実施形態2の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。 実施形態2の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。 実施形態3の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。 実施形態3の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。 実施形態3の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
この画像処理装置1は、画像データを取得する画像取得部11と、画像取得部11で取得された画像データを記憶する記憶部12と、記憶部12に記憶された画像データの中に含まれる文字情報を認識する文字情報認識部13と、文字情報認識部13で認識された文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を抽出する文字列群抽出部14と、抽出された複数の文字列群を表示する表示部15と、表示部15に表示された複数の文字列群を用いて画像データの表題候補の指示入力を行う指示入力部16と、指示入力部16からの指示入力に基づいて表示部15に表題候補の文字列群を表示制御する制御部17と、を備えている。
画像取得部11は、例えば本実施の形態の画像処理装置1を複写機、複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に搭載した場合には、原稿を読み取るスキャナー部が画像取得部11に相当する。また、本実施の形態の画像処理装置1をカメラ付き携帯端末に搭載した場合には、カメラが画像取得部11に相当する。さらに、本実施の形態の画像処理装置1をインターネットやイントラネット等のネットワークに接続可能な機器に搭載した場合には、ネットワークを介して画像データを取得する取得部が画像取得部11に相当する。
文字情報認識部13は、本実施の形態では光学式文字読取装置(OCR)であり、取得した画像データの中から文字情報を読み取ってデジタルの文字データ(テキストデータ等)に変換する。
文字列群抽出部14は、文字認識された文字情報の中から、例えばタイトル部分、特定の記号、領域の特徴、文字の大きさ等に基づいて、表題候補とする複数の文字列群を抽出する。なお、このような文字列群の抽出方法としては、従来から種々の方法が提案されており、本実施の形態においてもそれらの方法を用いることができる。
表示部15は、本実施の形態では、液晶パネルの上に指示入力部16であるタッチパネルシートを貼り付けたタッチパネル方式の表示部であり、ユーザーが指やタッチペン等を用いて画面上にタッチすることで、文字や領域の指定、変更、削除等、各種の操作入力を行うことができる。なお、指示入力部16については、タッチパネルシートの周辺に配置されたハードキー等も含めて構成してもよい。
記憶部12は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、または、OUM等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。この記憶部12には、画像取得部11で取得された画像データ(画像情報及び文字情報)の他、文字列群抽出部14により抽出された表題候補となる複数の文字列群のデータ、及び指示入力部16による指示操作により決定(確定)された最終表題の文字列データ等が、画像データに対応付けられて記憶されている。ただし、表題候補となる複数の文字列群のデータは、最終表題の文字列データが決定(確定)した場合には、記憶部12から削除される。
制御部17は、指示入力部16からの指示入力に基づき、表示部15に表示された表題候補の文字列群を用いて、ユーザーの所望する表題の作成処理を実行する。
次に、上記構成の画像処理装置1を用いて表題を作成する処理動作の全体的な流れについて、図2A及び図2Bに示す表題作成処理動作のフローチャートを参照して説明する。
画像取得部11により取得した画像データAは記憶部12の所定のエリアに記憶される。文字情報認識部13は、記憶部12に記憶された画像データAの中に含まれる文字情報を認識する(ステップS1)。
文字列群抽出部14は、文字情報認識部13で認識された文字情報の中から表題(以下、ファイル名という。)候補となる文字列群を抽出する(ステップS2)。
制御部17は、抽出された文字列群の数、すなわち領域数を確認する(ステップS3)。その結果、領域数が0である場合(すなわち、文字列群の抽出に失敗した場合)には、予めデフォルトとして設定されている既定文字列(例えば日時等)をファイル名候補に設定し(ステップS4)、表示部15にファイル名候補選択画面として表示する(ステップS5)。
この表示部15に表示されたファイル名候補(この場合は、既定文字列)を確認したユーザーが、表示画面の任意の文字エリアにタッチすると(ステップS6でYesと判断されると)、文字列群抽出部14は、そのタッチエリアをヒントとして表題候補となる文字列群を再抽出し(ステップS7)、ステップS3の処理に戻る。
一方、表示画面の任意のエリアがタッチされることなく(ステップS6でNo)、例えば表示画面に表示されている「確定」ボタンが押されると(ステップS8でYes)、制御部17は、表示部15に表示されているファイル名候補の既定文字列をファイル名として設定する(ステップS21)。すなわち、既定文字列のデータをファイル名として、画像データAと対応付けて記憶部12に記憶する。
一方、ステップS3に戻って、抽出された文字列群の数、すなわち領域数が1である場合には、抽出された1領域をファイル名候補に設定し(ステップS9)、表示部15にファイル名候補選択画面として表示する(ステップS11)。また、抽出された文字列群の数、すなわち領域数が2以上である場合には、抽出された2以上の領域の文字列群を、その単語情報及びそれぞれの位置情報から推定した順に結合した結果をファイル名候補に設定し(ステップS10)、表示部15にファイル名候補選択画面として表示する(ステップS11)。
次に、制御部17は、表示部15の表示画面の下に表示されている「ファイル名の編集」ボタンまたは「確定」ボタンのいずれかが押されたか否か(ステップS12,S13)、若しくは表示画面に表示されているファイル名候補の領域が選択(タッチ)されたか否か(ステップS14)、を監視する。
その結果、「ファイル名の編集」ボタンが押された場合(ステップS12でYesと判断された場合)には、ファイル名の編集処理に移行する(ステップS22)。この場合の編集処理は、例えばキーボード等を用いてユーザーが直接ファイル名を入力する従来の処理であり、本発明に関連する処理ではない。
一方、「確定」ボタンが押された場合(ステップS13でYesと判断された場合)には、表示部15に表示されているファイル名候補をファイル名として設定し(ステップS21)、画像データAと対応付けて記憶部12に記憶する。
一方、「ファイル名の編集」ボタンや「確定」ボタンが操作されることなく、ユーザーが表示部15の表示画面をタッチして、ファイル名候補領域を選択すると(ステップS14でYesと判断されると)、制御部17は、選択された領域が非選択領域であるか否か(すなわち、ファイル名候補として抽出された領域以外の領域であるか否か)を判断する(ステップS15)。その結果、選択された領域が非選択領域である場合(ステップS15でYesと判断された場合)には、ステップS16へと処理を進め、後述する実施形態1の処理動作(ファイル名候補の編集処理動作)を実行する。
一方、選択された領域が非選択領域でない場合(ステップS15でNoと判断された場合)には、ステップS17へと処理を進め、後述する実施形態2の処理動作(ファイル名候補の編集処理動作)を実行する。
一方、ステップS14において、ファイル名候補の領域以外の領域が選択された場合(ステップS14においてNoと判断された場合)には、制御部17は、その選択が領域指定か否かを判断する(ステップS18)。そして、領域指定である場合(ステップS18でYesと判断された場合)には、ステップS19へと処理を進め、後述する実施形態3の処理動作(ファイル名候補の編集処理動作)を実行する。
制御部17は、ステップS16,S17,S19での処理を実行後、ファイル名候補の選択画面表示を更新して、編集処理後のファイル名候補領域を表示部15に表示して(ステップS20)、ステップS12の処理に戻る。以後、ステップS12〜ステップS20の処理を繰り返し、ステップS13において「確定」ボタンが押されると、表示部15に表示されているファイル名候補をファイル名として設定し(ステップS21)、画像データAと対応付けて記憶部12に記憶して処理を終了する。
以上が、本実施の形態の画像処理装置1によるファイル名(表題)作成処理の一連の流れである。
次に、表題作成処理の操作画面例を参照して、ステップS16の実施形態1の処理動作、ステップS17の実施形態2の処理動作、ステップS19の実施形態3の処理動作について、さらに詳しく説明する。
<ステップS16の実施形態1の処理動作の説明>
図3A、図3Bは、実施形態1の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。
図3Aは、文字列群抽出部14で抽出されたファイル名候補となる文字列群の数、すなわち領域数がステップS3で2以上であると判断された場合に、これら2以上の領域がステップS10において順に結合された結果のファイル名候補選択画面の一例を示している。
実施形態1の処理動作は、指示入力部16により複数の文字列群の中からファイル名候補の文字列群を除く他の文字列群が指示された場合には、指示された文字列群をファイル名候補の文字列群に結合して表示部15に表示する処理動作である。
具体的に説明すると、図3Aでは、「○○○○○方式」、「の実施等に関する」という2つの領域(文字列群)がファイル名候補として選択されており、2行目の「×××××××調査の件」はファイル名候補としては選択されていないものとする。この場合、表示部15の表示画面上では、「○○○○○方式」、「の実施等に関する」という2つの領域に例えば網かけを施す、文字自体の表示色を変える、文字の背景色を他の背景と変える、等の処理を行うことで、ユーザーに対してどの領域(文字列群)がファイル名候補として選択されているのかを明示することができる。すなわち、図3Aに示す例では、「○○○○○方式の実施等に関する」という一連の文字列群がファイル名候補として選択されていることを示している。
この表示画面を見たユーザーが、2行目に表示されている「×××××××調査の件」の領域(文字列群)もファイル名に加えたいと考えた場合には、この「×××××××調査の件」の領域(文字列群)に指等20でタッチする。
これにより、図3Bに示すように、制御部17は、すでにファイル名候補として選択されている「○○○○○方式の実施等に関する」の文字列群に、「×××××××調査の件」の文字列群を結合し、「○○○○○方式の実施等に関する×××××××調査の件」という一連の文字列群をファイル名候補として更新表示する。
この後、画面下に表示されている「確定」ボタン15aを押すことにより、「○○○○○方式の実施等に関する×××××××調査の件」という文字列群が画像データAのファイル名として記憶部12に記憶されることになる。
なお、上記説明では、ファイル名に加えたい領域を指等20でタッチすることで選択しているが、選択方法としては、一つの文字列群の領域を単にタッチするのではなく、加えたい文字列群の先頭の文字に指等をタッチし、その接触状態で、加えたい文字列群の最後の文字まで指等をスライド移動させ、最後の文字の位置で接触している指等を離すといったドラッグ操作によって、加えたいファイル名の領域(文字列群)を選択するようにしてもよい。図3Aに示す例で言えば、「×××××××調査の件」の最初の「×」の位置に指等をタッチし、その接触状態で最後の文字の「件」の位置まで指等をスライド移動させた後、指等を離すことにより、「×××××××調査の件」を選択するようにしてもよい。この選択方法によれば、指等を置く位置及び離す位置によって、加えたい文字列群を1文字単位で増減できるので、よりきめ細かくファイル名候補を選択することができる。
<ステップS17の実施形態2の処理動作の説明>
図4A、図4Bは、実施形態2の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。
図4Aは、文字列群抽出部14で抽出されたファイル名候補となる文字列群の数、すなわち領域数がステップS3で2以上であると判断された場合に、これら2以上の領域がステップS10において順に結合された結果のファイル名候補選択画面の一例を示している。
実施形態2の処理動作は、指示入力部16によりファイル名候補の複数の文字列群の中から1以上の文字列群が指示された場合には、指示された1以上の文字列群を削除し、削除後に残った文字列群をファイル名候補の文字列群として表示部15に表示する処理動作である。
具体的に説明すると、図4Aでは、「△△△設計」、「(プラン)」、「に関する提案書」という3つの領域(文字列群)がファイル名候補として選択されており、2行目の「□□□□□□地域に限定」はファイル名候補としては選択されていないものとする。この場合も、表示部15の表示画面上では、「△△△設計」、「(プラン)」、「に関する提案書」という3つの領域に例えば網かけを施す、文字自体の表示色を変える、文字の背景色を他の背景と変える、等の処理を行うことで、ユーザーに対してどの領域(文字列群)がファイル名候補として選択されているのかを明示することができる。すなわち、図4Aに示す例では、「△△△設計(プラン)に関する提案書」という一連の文字列群がファイル名候補として選択されていることを示している。
この表示画面を見たユーザーが、ファイル名候補の中の「(プラン)」の領域(文字列群)をファイル名から除外したいと考えた場合には、この「(プラン)」の領域(文字列群)に指等20でタッチする。
これにより、図4Bに示すように、制御部17は、すでにファイル名候補として選択されている「△△△設計(プラン)に関する提案書」の文字列群から、「(プラン)」の文字列群を除外(削除)し、「△△△設計に関する提案書」という一連の文字列群をファイル名候補として更新表示する。
この後、画面下に表示されている「確定」ボタン15aを押すことにより、「△△△設計に関する提案書」という文字列群が画像データAのファイル名として記憶部12に記憶されることになる。
なお、上記説明では、ファイル名から除外したい領域を指等20でタッチすることで選択しているが、選択方法としては、上記実施形態1と同様にして選択するようにしてもよい。すなわち、図4Aに示す例で言えば、「(プラン)」の最初の「(」の位置に指等をタッチし、その接触状態で最後の「)」の位置まで指等をスライド移動させた後、指等を離すことにより、除外対象の「(プラン)」を選択するようにしてもよい。この選択方法によれば、指等を置く位置及び離す位置によって、除外したい文字列群を1文字単位で増減できるので、よりきめ細かくファイル名候補を選択することができる。
<ステップS19の実施形態3の処理動作の説明>
図5A乃至図5Cは、実施形態3の処理動作における表題作成処理の編集画面例を示す説明図である。図5Aは、文字列群抽出部14で抽出されたファイル名候補となる文字列群の数、すなわち領域数がステップS3で2以上であると判断された場合に、これら2以上の領域がステップS10において順に結合された結果のファイル名候補選択画面の一例を示している。
実施形態3の処理動作は、指示入力部16により複数の文字列群の中から1または複数の文字列群の領域が指定された場合には、指定された領域の1または複数の文字列群を結合してファイル名候補の文字列群として表示部15に表示する処理動作である。
具体的に説明すると、図5Aでは、「○○○試験」、「の実施による」という2つの領域(文字列群)がファイル名候補として選択されており、2行目の「×△□製品の性能評価の報告書」はファイル名候補としては選択されていないものとする。この場合も、表示部15の表示画面上では、「○○○試験」、「の実施による」という2つの領域に例えば網かけを施す、文字自体の表示色を変える、文字の背景色を他の背景と変える、等の処理を行うことで、ユーザーに対してどの領域(文字列群)がファイル名候補として選択されているのかを明示することができる。すなわち、図5Aに示す例では、「○○○試験の実施による」という一連の文字列群がファイル名候補として選択されていることを示している。
この表示画面を見たユーザーが、別のファイル名候補を選択したいと考えた場合には、まず、図5Aに示す「領域指定」ボタン15bにタッチし、次に、図5Bに示すように、指定する領域の最初の文字「×」にタッチし、続けて、指定する領域の最後の文字「書」にタッチする。
これにより、制御部17は、すでにファイル名候補として選択されている「○○○試験の実施による」の文字列群の指定を解除(表示を通常表示に変更)し、開始位置として指定された「×」から終了位置として指定された「書」までの文字列群を行方向に順次選択することにより、図5Cに示すように、「×△□製品の性能評価の報告書」という一連の文字列群をファイル名候補として更新表示する。
この後、画面下に表示されている「確定」ボタン15aを押すことにより、「×△□製品の性能評価の報告書」という文字列群が画像データAのファイル名として記憶部12に記憶されることになる。
なお、上記説明では、領域指定を、開始文字位置と終了文字位置とを順次タッチすることで行っているが、領域の指定方法はこの方法に限定されるものではなく、従来周知の種々の領域指定方法を本発明においても採用することが可能である。例えば、開始位置から終了位置まで指等を接触させた状態で直線的にドラッグ操作することで、開始位置と終了位置とを対角の2点とする四角形で囲まれた領域に含まれる文字列群をファイル名候補として選択するようにしてもよい。
また、上記実施形態3では、最初に選択されたファイル名候補を含まない形で領域指定をしているが、最初に選択されたファイル名候補の全部または一部を含めて領域指定することも当然可能である。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲に示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、複写機、複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置、カメラ付き携帯端末、各種ネットワークに接続可能な機器等、取得した画像データにファイル名を付与して管理する機能を備えた電気/電子機器に関する技術分野全般に寄与するところは大きい。
1 画像処理装置
11 画像取得部
12 記憶部
13 文字情報認識部
14 文字列群抽出部
15 表示部
16 指示入力部
17 制御部

Claims (8)

  1. 画像データを取得する画像取得部と、
    前記画像取得部で取得された前記画像データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を認識する文字情報認識部と、
    前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を抽出する文字列群抽出部と、
    抽出された前記複数の文字列群を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記複数の文字列群を用いて前記画像データの表題候補の指示入力を行う指示入力部と、
    前記指示入力部からの指示入力に基づいて前記表示部に前記表題候補の文字列群を表示制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記指示入力部により前記複数の文字列群の中から前記表題候補の文字列群を除く他の文字列群が指示された場合には、指示された前記文字列群を前記表題候補の文字列群に結合して前記表示部に表示することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記指示入力部により前記表題候補の複数の文字列群の中から1以上の文字列群が指示された場合には、指示された前記1以上の文字列群を削除し、削除後に残った文字列群を前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、前記指示入力部により前記複数の文字列群の中から1または複数の文字列群の領域が指定された場合には、指定された領域の前記1または複数の文字列群を結合して前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載の画像処理装置であって、
    前記記憶部には、前記指示入力部から指示入力されて前記表示部に表示された表題候補の文字列群が前記画像データの表題として対応付けられて記憶されることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1に記載の画像処理装置により実行される画像処理方法であって、
    前記画像取得部により画像データを取得するステップと、
    前記画像取得部で取得された前記画像データを前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を前記文字情報認識部により認識するステップと、
    前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を前記文字列群抽出部により抽出するステップと、
    抽出された前記複数の文字列群を前記表示部に表示するステップと、
    前記指示入力部により前記複数の文字列群の中から前記表題候補の文字列群を除く他の文字列群が指示された場合には、指示された前記文字列群を前記表題候補の文字列群に結合して前記表示部に表示するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項1に記載の画像処理装置により実行される画像処理方法であって、
    前記画像取得部により画像データを取得するステップと、
    前記画像取得部で取得された前記画像データを前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を前記文字情報認識部により認識するステップと、
    前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を前記文字列群抽出部により抽出するステップと、
    抽出された前記複数の文字列群を前記表示部に表示するステップと、
    前記指示入力部により前記表題候補の複数の文字列群の中から1以上の文字列群が指示された場合には、指示された前記1以上の文字列群を削除し、削除後に残った文字列群を前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項1に記載の画像処理装置により実行される画像処理方法であって、
    前記画像取得部により画像データを取得するステップと、
    前記画像取得部で取得された前記画像データを前記記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記画像データの中に含まれる文字情報を前記文字情報認識部により認識するステップと、
    前記文字情報認識部で認識された前記文字情報の中から表題候補の文字列群を含む複数の文字列群を前記文字列群抽出部により抽出するステップと、
    抽出された前記複数の文字列群を前記表示部に表示するステップと、
    前記指示入力部により前記複数の文字列群の中から1または複数の文字列群の領域が指定された場合には、指定された領域の前記1または複数の文字列群を結合して前記表題候補の文字列群として前記表示部に表示するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
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