JP2002007126A - データ処理装置、及び記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置、及び記憶媒体

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JP2002007126A
JP2002007126A JP2000189787A JP2000189787A JP2002007126A JP 2002007126 A JP2002007126 A JP 2002007126A JP 2000189787 A JP2000189787 A JP 2000189787A JP 2000189787 A JP2000189787 A JP 2000189787A JP 2002007126 A JP2002007126 A JP 2002007126A
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JP2000189787A
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Kazuyasu Haraguchi
和泰 原口
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、設定された企業情報に応じ
て業務プログラムを選択抽出し、業務形態に応じて行う
べき業務を示す操作メニューを作成して出力することに
より、業務用アプリケーションシステムの利便性を高め
ることができるようにすることである。 【解決手段】 CPU2は、入力装置3から入力される
業務形態を表すパラメータ情報及び指定入力される月度
に基づいて、記憶装置7に予め記憶した業務プログラム
の識別情報を読み込んで参照し、業務内容に適した業務
プログラムを選択すると共に、月度に対応付けてその業
務プログラムの識別情報を前記記憶装置7に記憶する。
さらに、CPU2は、前記指定入力された月度に対応付
けられた識別情報を記憶装置7から抽出し、抽出した識
別情報に基づいて当該月度に行う業務を示す操作メニュ
ーを作成する。CPU2は、前記操作メニューにおいて
所望の業務のメニューが指定操作されると、その指定さ
れたメニューに対応する業務プログラムを記憶装置7か
ら読み出して起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターシステ
ム上で動作する各種業務用アプリケーションのメニュー
を作成するデータ処理装置、及び記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近時、業務用コンピューターシステムが
中小企業等で多く使用されている。この業務用コンピュ
ーターシステムは、導入する企業毎の使用範囲に合わせ
て複数の部品化された業務用プログラムが選択格納され
ているものである。
【0003】業務用プログラムは、ユーザの指示に従っ
て伝票や書類の作成等の業務処理を行い、その処理デー
タの蓄積や、業務プログラム間での処理データの参照等
を可能にすべく業務用アプリケーションシステムに管理
されて動作する。そのため、ユーザが業務用プログラム
を使うには、業務用アプリケーションシステムを介して
行うこととなる。
【0004】さらに、ユーザがこの業務用アプリケーシ
ョンシステムを起動させる場合は、一般的に各種業務用
アプリケーションシステムを管理するメニューシステム
を介して行われる。
【0005】このメニューシステム上には、業務用アプ
リケーションシステム内に存在する業務用プログラムが
サブシステム別や、業務分類別や機能分類別等に分類整
理されて格納されている。
【0006】メニューシステムに業務用プログラムを格
納するのは、業務用アプリケーションシステムを開発し
たベンダーの開発担当者、または業務用アプリケーショ
ンシステムを納品したソフトハウス、販売代理店の担当
者である。
【0007】そして、業務用アプリケーションシステム
を利用するユーザは、予め用意されたメニュー体系に従
って業務用プログラムを起動し、業務用アプリケーショ
ンシステムを運用する。
【0008】このように、業務用コンピューターシステ
ムは、業務用アプリケーションシステムが予め構築され
て納入されるので、導入後即座に企業内の業務処理を可
能にする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、業務用コンピューターシステム上で動作する
各種業務アプリケーションシステムは、ユーザの使用範
囲に合わせて、担当者がセットアップしたメニューシス
テムを介してユーザに利用されるため、以下のような問
題点がある。
【0010】ユーザが使用するメニュー体系は、メー
カによって提供された標準的なメニュー体系を担当者が
個別に修正する為に、担当者の個性が表れ、納入される
システムの品質が不均一になると共に、特にユーザから
の電話問い合わせの際担当者以外の者にはメニュー体系
の内容が分からず、ユーザに的確な対応を取れない等の
問題がある。
【0011】業務プログラムは、業務内容や機能別に
分類されてメニューシステム上に格納され、あるいは、
日次、月次や年次等の期間別に分類してある場合におい
てもメニューシステム上に実施時期を明示せずに格納さ
れている為、ユーザがいつその業務プログラムを実行す
べきか、あるいは業務プログラム間での時系列上の実行
の流れ等が分かり難いものとなっている。
【0012】本発明の課題は、設定された企業情報に応
じて業務プログラムを選択抽出し、業務形態に応じて行
うべき業務を示す操作メニューを作成して出力すること
により、業務用アプリケーションシステムの利便性を高
めることができるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を達成するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を1例として例示する。符号などは、後
述する図面参照符号等である。
【0014】請求項1記載の発明は、各種業務に関わる
データ処理を行うデータ処理装置(例えば、図1に示す
業務コンピュータ1)であって、前記各種業務に対応す
る複数の業務プログラムと、これら各業務プログラムに
対応する識別情報とを記憶する業務プログラム記憶手段
(例えば、図1に示す記憶装置7)と、業務形態を表す
パラメータ情報を入力する業務形態入力手段(例えば、
図1に示すCPU2及び図14に示すステップS1)
と、この業務形態入力手段により入力されたパラメータ
情報に対応する業務プログラムの識別情報を前記業務プ
ログラム記憶手段から抽出する識別情報抽出手段(例え
ば、図1に示すCPU2及び図14に示すステップS
3)と、この識別情報抽出手段により抽出された識別情
報を月度に対応付けて記憶する月度別識別情報記憶手段
(例えば、図1に示すCPU2及び図14に示すステッ
プS9)と、月度を指定入力する月度指定手段(例え
ば、図1に示すCPU2及び図14に示すステップS
8)と、この月度指定手段により指定入力された月度に
対応付けられた識別情報を前記月度別識別情報記憶手段
から抽出し、抽出した識別情報に基づいて当該月度に行
う業務を示す操作メニューを作成するメニュー作成手段
(例えば、図1に示すCPU2、図14に示すステップ
S3及びステップS10)と、このメニュー作成手段に
より作成された操作メニューにおいて所望の業務のメニ
ューが指定操作されると、その指定されたメニューに対
応する業務プログラムを前記業務プログラム記憶手段か
ら読み出して起動する業務起動手段(例えば、図1に示
すCPU2及び図20に示すステップS42〜ステップ
S52)とを備えることを特徴としている。
【0015】この請求項1記載の発明のデータ処理装置
によれば、前記業務プログラム記憶手段は、各種業務に
対応する複数の業務プログラムと、これら各業務プログ
ラムに対応する識別情報とを記憶し、前記業務形態入力
手段は、業務形態を表すパラメータ情報を入力し、前記
識別情報抽出手段は、前記業務形態入力手段により入力
されたパラメータ情報に対応する業務プログラムの識別
情報を前記業務プログラム記憶手段から抽出し、前記月
度別識別情報記憶手段は、この識別情報抽出手段により
抽出された識別情報を月度に対応付けて記憶し、前記月
度指定手段は、月度を指定入力し、前記メニュー作成手
段は、この月度指定手段により指定入力された月度に対
応付けられた識別情報を前記月度別識別情報記憶手段か
ら抽出し、抽出した識別情報に基づいて当該月度に行う
業務を示す操作メニューを作成し、前記業務起動手段
は、メニュー作成手段により作成された操作メニューに
おいて所望の業務のメニューが指定操作されると、その
指定されたメニューに対応する業務プログラムを前記業
務プログラム記憶手段から読み出して起動することによ
って、ユーザの業務内容に適した高品質なメニュー体系
を提供し、且つ実行時期及び時系列上の実行の流れ等が
分かり易くなると共に大幅に作業負荷を軽減して、業務
用アプリケーションシステムの利便性を高めることがで
きる。
【0016】請求項2記載の発明は、各種業務に関わる
データ処理を行うデータ処理装置(例えば、図1に示す
業務コンピュータ1)であって、前記各種業務に対応す
る複数の業務プログラムと、これら各業務プログラムに
対応する識別情報とを記憶する業務プログラム記憶手段
(例えば、図1に示す記憶装置7)と、業務形態を表す
パラメータ情報を入力する業務形態入力手段(例えば、
図1に示すCPU2及び図14に示すステップS1)
と、この業務形態入力手段により入力されたパラメータ
情報に対応する業務プログラムの識別情報を前記業務プ
ログラム記憶手段から抽出する識別情報抽出手段(例え
ば、図1に示すCPU2及び図14に示すステップS
3)と、この識別情報抽出手段により抽出された識別情
報を記憶する識別情報記憶手段(例えば、図1に示すC
PU2及び図14に示すステップS9)と、この識別情
報記憶手段から識別情報を抽出し、抽出した識別情報に
基づいて当該業務形態に応じて行うべき業務を示す操作
メニューを作成するメニュー作成手段(例えば、図1に
示すCPU2、図14に示すステップS3及びステップ
S10)と、このメニュー作成手段により作成された操
作メニューにおいて所望の業務のメニューが指定操作さ
れると、その指定されたメニューに対応する業務プログ
ラムを前記業務プログラム記憶手段から読み出して起動
する業務起動手段(例えば、図1に示すCPU2及び図
20に示すステップS42〜ステップS52)とを備え
ることを特徴としている。
【0017】この請求項2記載の発明のデータ処理装置
によれば、前記業務プログラム記憶手段は、各種業務に
対応する複数の業務プログラムと、これら各業務プログ
ラムに対応する識別情報とを記憶し、前記業務形態入力
手段は、業務形態を表すパラメータ情報を入力し、前記
識別情報抽出手段は、前記業務形態入力手段により入力
されたパラメータ情報に対応する業務プログラムの識別
情報を前記業務プログラム記憶手段から抽出し、前記識
別情報記憶手段は、この識別情報抽出手段により抽出さ
れた識別情報を記憶し、前記メニュー作成手段は、この
識別情報記憶手段から抽出した識別情報に基づいて当該
業務形態に応じて行うべき業務を示す操作メニューを作
成し、前記業務起動手段は、このメニュー作成手段によ
り作成された操作メニューにおいて所望の業務のメニュ
ーが指定操作されると、その指定されたメニューに対応
する業務プログラムを前記業務プログラム記憶手段から
読み出して起動することによって、ユーザの業務内容に
適した高品質なメニュー体系を提供し、大幅に作業負荷
を軽減して、業務用アプリケーションシステムの利便性
を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図22を参照して、
本発明のデータ処理装置、及び記憶媒体を適用した実施
の形態における業務コンピュータ1について詳細を説明
する。
【0019】まず構成を説明する。図1は、本発明の一
実施の形態における業務コンピュータ1の内部構成を示
すブロック図である。
【0020】図1において、業務コンピュータ1は、C
PU2、入力装置3,RAM4、表示装置5、伝送制御
部6,記憶装置7、記憶媒体8によって構成されてお
り、記憶媒体8を除く各部はバス9によって接続されて
いる。
【0021】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶装置7内の記憶媒体8に記憶されている当該業
務コンピュータ1に対応する各種アプリケーションプロ
グラムの中から指定されたアプリケーションプログラム
や入力装置3から入力される各種指示及び入力データを
RAM4内のワークメモリエリアに格納し、この入力指
示及び入力データに応じてRAM4内に格納したアプリ
ケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その
処理結果をRAM4内のワークメモリエリアに格納する
とともに、表示装置5に表示する。そしてワークメモリ
エリアに格納した処理結果を入力装置3入力される記憶
装置7内の記憶媒体8の保存先に保存する。
【0022】また、CPU2は、記憶装置7内の後述す
るメニュー設定パラメータ入力処理(図15参照)の起
動命令が入力装置3より入力されると、図2に示すメニ
ュー生成プログラムファイル81からメニュー設定パラ
メータ入力プログラムを読み出し、RAM4内に格納す
る。
【0023】次に、CPU2は、RAM4に格納された
メニュー設定パラメータ入力処理を開始し、ユーザーが
入力した各種メニュー設定パラメータに対する入力値を
メニュー設定パラメータファイル82に格納する。
【0024】さらにメニュー設定パラメータ入力処理に
おいて、CPU2は、ユーザの利用形態(企業内の部課
等)に係るデータの入力を実行し、その結果をユーザー
利用グループ構成ファイル87に格納する。
【0025】メニュー設定パラメータ入力処理に従って
ユーザーが入力を完了すると、CPU2は、次に、メニ
ュー生成プログラムファイル81から、後述する業務I
D抽出プログラム(図16、図17参照)を読み出し、
RAM4に格納する。
【0026】この業務ID抽出プログラムの業務ID抽
出処理において、CPU2は、前記各種業務プログラム
を格納した業務IDファイル83をソースファイルとし
て読み込み、メニュー設定パラメータ入力処理によって
入力されたメニュー設定パラメータファイル82のデー
タと後述する業務実行条件パラメータファイル84のデ
ータとを参照して実行すべき業務ID(図8参照)を選
択抽出する。
【0027】さらにCPU2は、業務ID抽出処理の下
で、業務実行条件パラメータファイル84を参照し、月
度別メニュースペックワークファイル群85において前
記業務プログラムの実行対象となる月度スペックワーク
ファイル85a〜85lに書き込みを行う。
【0028】CPU2は、このように、業務ID抽出プ
ログラムを実行する間、業務IDファイル83がEOF
(End Of File)になるまで選択抽出及び書き込みを繰り
返す。
【0029】業務IDファイル83がEOFになると、
CPU2は新たに、メニュー生成プログラムファイル8
1から後述する抽出済業務ID並び替え処理(図18参
照)によって書き込まれた各月度別メニュースペックワ
ークファイル群85内の前記業務プログラムを、ユーザ
ー利用グループ構成ファイル87と業務IDファイル8
3とを参照して時系列上の優先実行順序に並び替え、最
適な状態にして各月度別メニュースペックファイル群8
6に格納する。
【0030】メニューシステムを起動する際、CPU2
は、抽出済業務ID並び替え処理によって最適な状態に
なった各月度別メニュースペックファイル群86を参照
して、表示装置5にユーザ単位の業務メニューを表示す
る。
【0031】入力装置3は、カーソルキー、数字キー及
び各種機能キー等を備えたキーボードを備え、キーボー
ドで押下されたキーの押下信号をCPU2に出力する。
【0032】RAM4は、前述の指定されたアプリケー
ションプログラム、入力指示、入力データ及び処理結果
等を格納するワークメモリエリアを有する。
【0033】表示装置5は、液晶表示パネル、CRT表
示装置等により構成され、CPU2から入力される表示
データを表示する。
【0034】伝送制御部6は、モデムまたはターミナル
アダプタ(TA :Terminal Adapter)等によって構成さ
れ、電話回線、ISDN等の通信回線を介してグループ
機器や外部機器との通信を行うための制御を行う。ここ
で、モデムは、電話回線を介してパーソナルコンピュー
タなどの外部機器との通信を行うために、CPU2によ
って処理されたデジタルデータを電話回線の周波数帯域
に合ったアナログ信号に変調し、また電話回線を介して
入力されたアナログ信号をデジタル信号に変調する装置
であり、ターミナルアダプタは、ISDN回線を介して
パーソナルコンピュータ等の外部機器との通信を行うた
めに、既存のインターフェースをISDNに対応するイ
ンターフェースに変換する装置である。
【0035】また、伝送制御部6は、データ処理装置と
サーバやクライアント等の前記外部機器とをネットワー
ク回線などの伝送媒体を介して接続するためのターミナ
ルである。伝送制御部6は、伝送媒体を介して、記憶媒
体8に格納されたデータなどをサーバやクライアントへ
送信し、あるいはサーバやクライアントから送信された
データなどを受信する。
【0036】記憶装置7は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒
体8は記憶装置7に固定的に設けたもの、もしくは着脱
自在に装備するものであり、この記憶媒体8には当該業
務コンピュータ1に対応する各種アプリケーションプロ
グラム、前記業務プログラム及び各種アプリケーション
プログラムと業務プログラムで処理されたデータ等を記
憶する。
【0037】図2において、記憶装置7内の記憶媒体8
には、前述したメニュー生成プログラムファイル81、
メニュー設定パラメータファイル82、業務IDファイ
ル83、業務実行条件パラメータファイル84、月度別
メニュースペックワークファイル群85、月度別メニュ
ースペックファイル群86及びユーザー利用グループ構
成ファイル87が格納される。
【0038】メニュー生成プログラムファイル81に
は、前述したメニュー設定パラメータ入力プログラム、
業務ID抽出プログラム及び抽出済業務ID並び替えプ
ログラムが格納されている。メニュー設定パラメータフ
ァイル82には、前記メニュー設定パラメータ入力処理
によってユーザから入力されたデータが格納されてい
る。業務IDファイル83には、前記各業務プログラム
のデータが格納されている。業務実行条件パラメータフ
ァイル84には、メニュー設定パラメータファイル82
のデータと業務IDファイル83のデータとを関連づけ
るデータが格納されている。月度別メニュースペックワ
ークファイル群85には、前記業務ID抽出処理によっ
て選択抽出された各業務プログラムのデータが格納され
ている。月度別メニュースペックファイル群86には、
前記抽出済業務ID並び替え処理によって時系列上の優
先実行順序に並び替えられたデータが格納されている。
ユーザー利用グループ構成ファイル87には、メニュー
設定パラメータ入力処理によってユーザから入力された
ユーザの利用形態に係るデータが格納されている。
【0039】図3は月度別メニュースペックワークファ
イル群85の構成を示す概略図である。図3において、
この月度別メニュースペックワークファイル群85に
は、「1月度」〜「12月度」までの独立した各月度メ
ニュースペックワークファイル85a〜85lが時系列
状に格納されている。
【0040】この月度別メニュースペックワークファイ
ル群85には、前述した業務ID抽出処理によって選択
抽出された業務プログラムの名称に係るデータが、それ
ぞれの実行すべき月度別に蓄積される。
【0041】図4は、月度別メニュースペックファイル
群86の構成を示す概略図であり、この月度別メニュー
スペックファイル群86も、月度別メニュースペックワ
ークファイル群85と同様に、「1月度」〜「12月
度」までの各月度メニュースペックファイル86a〜8
6lが格納されている。
【0042】また、月度別メニュースペックファイル群
86には、月度別メニュースペックワークファイル群8
5内のデータを基にして並び替えられた業務プログラム
のデータが格納され、特に業務プログラムの起動に係る
データが格納される。
【0043】図6は、業務形態を表すパラメータを入力
するためのメニュー設定パラメータ入力画面60を示す
概略図である。
【0044】前記メニュー設定パラメータ入力処理で
は、このメニュー設定パラメータ入力プログラムの起動
命令が入力装置3より入力されると、表示装置5にこの
メニュー設定パラメータ入力画面60を出力するように
なっている。メニュー設定パラメータ入力処理において
は、メニュー設定パラメータ入力画面60に「質問項
目」を表示し、一問一答形式でユーザが各種企業情報
(会社設立形態、株主総会の有無或いは株主総会実施月
度等)を入力装置3に入力するようになっている。メニ
ュー設定パラメータ入力処理では、入力装置3からの入
力値が一時的にRAM4内に格納されるようになってい
る。
【0045】図7はメニュー設定パラメータファイル8
2の構成を示す概略図である。
【0046】メニュー設定パラメータファイル82は、
後述する「パラメータNo.」、「パラメータ名称」、
「入力処理値」、「実施区分」及び「実施月度」と、そ
れに対応するデータとを格納するようになっている。メ
ニュー設定パラメータ入力処理において、CPU2は、
前記一時RAM4内に格納した入力値に基づいてこれら
「パラメータNo.」、「パラメータ名称」、「入力処理
値」、「実施区分」及び「実施月度」のそれぞれに対す
るデータを生成し、前記各「質問項目」に対応するデー
タ配列(以後レコードと呼ぶ)としてそのデータをメニ
ュー設定パラメータファイル82に格納する。
【0047】「パラメータNo.」は、前記「質問項目」
に予め割り振られた識別番号であり、例えばアルファベ
ットと数値との組み合わせによって構成されるものであ
る。「パラメータ名称」は、レコードの名称であり、
「質問項目」として表示装置5に表示される文字列であ
る。「入力処理値」は、「質問項目」に対応する前記入
力値の入力結果値である。「実施区分」は、例えば、ユ
ーザによるレコードの実施時期の指定が可能か不可能か
を予め「パラメータ名称」と関連づけておくデータであ
り、図7に示すように、”1:任意入力”と”2:固
定”の2種類のデータをメニューシステムとして分類用
意してあるものである。「実施月度」は、レコードの実
施時期のデータを格納するものである。
【0048】メニュー設定パラメータ入力処理におい
て、「パラメータNo.」の先頭に「A」のついているレ
コード(以後Aレコードと呼ぶ)は、ユーザが入力する
前記各種企業情報中で企業の設立の形態等を表すもので
あり、メニュー設定パラメータ入力画面60上に表示さ
れる各種「質問項目」を選択表示するのに利用されるも
のであり、すなわちこの処理全体の制御に関わるもので
ある。また、パラメータNo.の先頭に「B」のついてい
るレコード(以後Bレコードと呼ぶ)は、前記業務プロ
グラムを表すものであり、前記メニューシステムにおけ
る個々の業務プログラムのメニューに関わるものとなっ
ている。
【0049】メニュー設定パラメータ入力処理において
は、Aレコードに対して、その「質問項目」に対する入
力値を「入力処理値」に格納し、他方、Bレコードに対
して、そのレコードの実施の有無に対する入力値を「入
力処理値」に格納すると共に、実施有り(その入力値が
「有」)の場合に「実施区分」への入力値を参照し、さ
らにその入力値が”1:任意入力”の場合に前記実施時
期の入力処理を行うと共にその入力結果値を「実施月
度」に格納するようになっている。
【0050】Bレコードの実施時期の入力は、決められ
た月度に実施する場合に、その実施の月度の入力を行
い、他方、月度と関係なく実施する場合に、例えばメニ
ューシステムとして分類用意してある”1:日々”或い
は”2:随時”から選択して、その選択番号を入力する
ようになっている。
【0051】Bレコードの「実施区分」が”2:固定”
の場合には、実施の有無のみを「入力処理値」に格納す
るようになっている。
【0052】また、「実施区分」の内容は予めメーカー
から提供されており、「実施区分」が”2:固定”の場
合、「実施月度」の内容も含め、法規などに基づいた月
度がメーカーなどによってセットされている。
【0053】図8は、業務IDファイル83の構成を示
す概略図である。
【0054】この業務IDファイル83には、全ての業
務プログラムの「業務ID」が格納されている。「業務
ID」は、「パラメータNo.」と同様に、例えばアルフ
ァベットと数値との組み合わせによって構成されるもの
で、図9に示すように、「RAKU0001」「RAKU0002」「RA
KU0003」・・・等の文字列にて表される予め割り振られ
た識別番号である。この業務IDファイル83は、その
「業務ID」を選択抽出用の鍵として、業務プログラム
の名称を表す「プログラム名称」、予め当該メニューシ
ステム内で割り振られその業務プログラムの部課別の属
性を示す「業務グループID」、メニューシステムの運
用上その業務プログラムが同一の「業務グループID」
内で起点を成すプログラム(以後起点プログラムと呼
ぶ)であるかを表す「グループ起点区分」、及び、「業
務グループID」内での前記優先実行順序の情報を格納
している「グループ内実行順序」の項目からなってい
る。
【0055】メニューシステム内でどのグループにも属
さない業務プログラムは、「業務グループID」に単独
のプログラム(以後単独プログラムと呼ぶ)であること
を表す区分データが格納されており、「グループ内実行
順序」には全ての単独プログラムの中での優先実行順序
の情報が格納されている。
【0056】図9は、業務実行条件パラメータファイル
84の構成を示す概略図である。業務実行条件パラメー
タファイル84は、業務プログラムとメニュー設定パラ
メータの内容とを結びつけるファイルであり、メニュー
設定パラメータの内容から、業務プログラムをどの月に
割り当てるかを判定するのに使用する。業務実行条件パ
ラメータファイル84は、前記「業務ID」、「関連パ
ラメータNo.」、「起点からの起動間隔」及び「年間同
一業務実行間隔」からなっている。
【0057】この「業務ID」は、業務IDファイル8
3の「業務ID」と同じものである。「関連パラメータ
No.」は、前記選択抽出時に、前記メニュー設定パラメ
ータファイル82の「パラメータNo.」を検索の条件と
して「業務ID」を選択抽出する為に「業務ID」と対
応づけられたものであり、「パラメータNo.」と同一の
ものである。
【0058】「起点からの起動間隔」は、前記起点プロ
グラムの起動月を起点として、何ヶ月後に実施するかを
月度単位の情報として持っており、「年間同一業務実行
間隔」は、一年間の内に同一業務を複数回実行する必要
がある場合に”6:6ヶ月間隔”、”3:3ヶ月間
隔”、”2:2ヶ月間隔”若しくは”1:毎月”のいず
れかの数値がセットされるようになっている。
【0059】これら業務IDファイル83及び業務実行
条件パラメータファイル84に関し、前記業務ID抽出
処理においては、前記メニュー設定パラメータファイル
82内の「パラメータNo.」を参照し、前記業務実行条
件パラメータファイル84内の全ての「関連パラメータ
No.」から同じ値のレコードを検索及び抽出し、さらに
検索及び抽出されたレコードの全ての「業務ID」参照
し、同一の「業務ID」を保有するレコードを業務ID
ファイル83から選択抽出すると共に、選択抽出された
レコードの「業務グループID」、「グループ起点区
分」及び「起点からの起動間隔」を参照し、月度別に選
別して各業務プログラムの「業務ID」を前記各月度メ
ニュースペックワークファイル85a〜85lに格納す
るようになっている。
【0060】図10はユーザ利用グループ構成ファイル
87の構成を示す概略図である。ユーザ利用グループ構
成ファイル87は、前記「業務グループID」と、その
「業務グループID」を前記ユーザの利用形態に合わせ
て再グループ化した「ユーザ利用グループID」とを格
納している。
【0061】この再グループ化とは、前述したように、
メニュー設定パラメータ入力処理を実行することによっ
て、各企業の部課などの業務グループ単位にユーザー任
意に指定するものである。すなわち、図10に示すよう
に、ユーザ利用グループ構成ファイル87は、例えば
「業務グループID」の「総務」および「労務」を「総
務/労務」と定義づけるものである。
【0062】図11は、各月度メニュースペックファイ
ル862の構成を示す概略図である。各月度メニュース
ペックファイル862は、図11に示すように、「ユー
ザ利用グループID」、「プログラム名称」及び「業務
ID」を格納している。各月度メニュースペックファイ
ル862では、たとえば、ユーザの利用形態による「総
務/労務」という属性と、「株主総会案内書作成入力」
という業務プログラムと、その業務プログラムの「RAKU
1001」という起動に係るデータとが関連付けられて格納
されている。
【0063】前述した全ての月度メニュースペックファ
イル86a〜86lは、この各月度メニュースペックフ
ァイル862のように構成される。
【0064】図12は、月度別並び替え用キー構造テー
ブル120の構成を示す概略図であり、抽出済業務ID
並び替え処理で「業務ID」を並び替える際のソートキ
ーの構造を示したものである。この月度別並び替え用キ
ー構造テーブル120に基づいて各月度メニュースペッ
クファイル86a〜86lには、「業務ID」を付加し
た形でユーザが利用すべき業務プログラムの情報が格納
されている。
【0065】図12において、月度別並び替え用キー構
造テーブル120は、前記「ユーザ利用グループI
D」、「業務グループID」及び「グループ内実行順
序」によって構成される。
【0066】この月度別並び替え用キー構造テーブル1
20内の「ユーザ利用グループID」は、ユーザ利用グ
ループ構成ファイル87から格納されるものであり、
「業務グループID」及び「グループ内実行順序」は、
前記業務IDファイル83から格納されるものである。
「グループ内実行順序」は、図12に示すように、同一
の「業務グループID」の各種業務プログラムに限ら
ず、「ユーザ利用グループID」の再グループ化した範
囲における各種業務プログラムの時系列上の優先実行順
序を格納する。すなわち、抽出済業務ID並び替え処理
においては、「総務/労務」、「経理」或いは「営業」
という属性毎に大まかに分けられて格納され、且つそれ
ぞれの属性において「1」、「2」・・・というように
「グループ内実行順序」に従って並び替えるようになっ
ており、「業務グループID」の「総務」、「労務」等
の属性の違いに対しても、「グループ内実行順序」の
「1」、「2」というデータに並び替えるようになって
いる。
【0067】これら図10に示すユーザ利用グループ構
成ファイル87、図11に示す月度メニュースペックフ
ァイル862及び月度別並び替え用キー構造テーブル1
20に関し、前記抽出済業務ID並び替え処理において
は、前記各月度メニュースペックワークファイル85a
〜85l毎に、ワークファイル85a〜85lに格納され
た「業務ID」を参照すると共に業務IDファイル83
から「業務ID」の一致するレコードを選択抽出し、こ
れらレコードの「プログラム名称」、「業務グループI
D」及び「グループ内実行順序」を参照すると共にその
各種「業務グループID」を基にユーザ利用グループ構
成ファイル87の「ユーザ利用グループID」を参照
し、月度別並び替え用キー構造テーブル120に前記全
てのレコードの「ユーザ利用グループID」、「プログ
ラム名称」及び「グループ内実行順序」を格納するよう
になっている。
【0068】また、この抽出済業務ID並び替え処理に
おいては、「グループ内実行順序」を基に並び替えを行
うと共に、月度別に前記月度メニュースペックファイル
862格納するようになっている。
【0069】前記メニューシステム処理においては、例
えば、当該メニューシステムを利用するユーザ毎にユー
ザ名を定義するようになっており、ユーザがそのユーザ
名によってメニューシステムにログインして前記各種業
務プログラムを起動するようになっている。
【0070】また、メニューシステム処理においては、
月度メニュースペックファイル86a〜86lを基にメ
ニューを生成し、画面表示するようになっている。
【0071】すなわち、CPU2は、図21に示すよう
に、例えば、ユーザのログイン後に出力する月度別の最
上位メニュー階層210や、その最上位メニュー階層2
10からユーザの選択指示によって出力する月度内のメ
ニュー項目211,212(以後月度内メニュー項目と
呼ぶ)等を表示する。
【0072】例えば、この最上位メニュー階層210
は、「経理/総務/労務の業務カレンダ」、「日常業
務」、「不定期業務」や「1月」、「2月」、・・・、
「11月」及び「12月」の月度別等に業務のメニュー
項目210a〜210o(業務メニュー項目と呼ぶ)を
選択するようになっている。この「1月」、「2月」、
・・・、「11月」及び「12月」の業務メニュー項目
210b〜210mを選択すると、前述したように、例
えば前記「4月の業務」や「5月の業務」等の月度内メ
ニュー項目211,212を表示するようになってい
る。
【0073】その月度内メニュー項目211,212で
は、「経理」や「総務/労務」等の前記ユーザの利用形
態に合わせたグループメニュー項目211a、211b
と、「決算業務」、「軽自動車税納付」或いは「固定資
産税納付」等の「パラメータ名称」毎に分けたグループ
メニュー項目211c〜211eとを表示するようにな
っている。すなわち、CPU2は、前記月度メニュース
ペックファイル862の「経理」や「総務/労務」等の
「ユーザ利用グループID」毎に、例えば「4月の業
務」に関し、前記各種「プログラム名称」を表示し、入
力装置3から指定され「プログラム名称」と関連づけら
れた「業務ID」を基に各種業務プログラムを起動する
ようになっている。
【0074】なお、前記グループメニュー項目211
a、211bが多数ある場合には、タブボタンを備え、
タブボタンの押下信号によって分類表示するようにして
も良い。
【0075】次に動作を説明する。はじめに、メニュー
生成全体処理を構成するメニュー設定パラメータ入力処
理、業務ID抽出処理及び抽出済業務ID並び替え処理
の概略(メニュー生成全体処理)を説明し、次にこれら
各処理の詳細を説明する。
【0076】図14は、本実施の形態における業務コン
ピュータ1のメニュー生成全体処理を説明するフローチ
ャートである。
【0077】CPU2は、ユーザにより上記起動命令が
入力装置3から入力されると、メニュー設定パラメータ
入力処理(ステップS1)、業務ID抽出処理(ステッ
プS3)、抽出済業務ID並び替え処理(ステップS1
0)の順で自動的に実行する。
【0078】このメニュー設定パラメータ入力処理(ス
テップS1)において、CPU2は、入力装置3を介し
てユーザからの企業情報に係るパラメータ情報入力を受
けて、入力されたパラメータ情報をメニュー設定パラメ
ータファイル82或いはユーザ利用グループ構成ファイ
ル87に格納する(ステップS2)。
【0079】メニュー設定パラメータ入力プログラムの
入力処理に従ってユーザーが入力を完了すると、CPU
2は、業務ID抽出処理(ステップS3)にて業務ID
ファイル83の読み込みを開始する(ステップS4)。
次にCPU2は、業務IDファイル83がEnd Of File
(以後EOFと呼ぶ)か否かを判別し(ステップS
5)、EOFであれば、抽出済業務ID並び替え処理
(ステップS10)を実行し、EOFでなければ、メニ
ュー設定パラメータファイル82及び前記業務実行条件
パラメータファイル84を読み込んで後述する実行条件
判定処理(ステップS6)を実行する。CPU2は、こ
の実行条件判定処理(ステップS6)において、業務I
Dファイル83の読み込みんだ業務プログラムがユーザ
の環境に必要か否かを判別し(ステップS7)、必要で
なければ、さらに業務IDファイル83の次の業務プロ
グラムを読み込み(ステップS4)、必要であれば、後
述する実行月度判定処理(ステップS8)を行って業務
プログラムの実行月度を決定する。
【0080】業務プログラムの実行月度を決定すると、
CPU2は、業務プログラムの「業務ID」を月度別メ
ニュースペックワークファイル群85の該当月度メニュ
ースペックワークファイル85a〜85lに書き込む
(ステップS9)。「業務ID」の書き込み(ステップ
S9)を終えると、CPU2は、再び業務IDファイル
83の読み込みを開始して(ステップS4)、業務ID
ファイル83がEOFになるまでこの業務ID抽出処理
(ステップS3)を継続する。
【0081】CPU2は、業務IDファイル83がEO
Fになって抽出済業務ID並び替え処理(ステップS1
0)を実行すると、ユーザ利用グループ構成ファイル8
7を参照して、業務IDファイル83の情報を基に月度
メニュースペックワークファイル85a〜85lの「業
務ID」のグループ化及び並び替えを実行して月度メニ
ュースペックファイル群86に処理結果を格納する(ス
テップS11)。
【0082】図15は、メニュー設定パラメータ入力処
理(図14のステップS1)を説明するフローチャート
である。
【0083】CPU2は、メニュー設定パラメータ入力
プログラムの起動命令が入力装置3より入力されると、
メニュー設定パラメータ入力処理(図14のステップS
1)を開始し、前述したように、各種企業情報に係る各
種パラメーターに対する質問処理を実行する(ステップ
S12)。CPU2は、次にこの質問処理(ステップS
12)が終了したか否かを判別する(ステップS1
3)。CPU2は、ステップS13において、ステップ
S12の質問処理が終了したと判別した場合は、図15
に示すメニュー設定パラメータ入力処理を終了し、他
方、ステップS13で質問処理が終了していないと判別
された場合は次のステップS14に進んで前記各種パラ
メーターに対する質問の画面表示処理を行い、前述した
図6に示すメニュー設定パラメータ入力画面60を表示
装置5に表示する。
【0084】ユーザが表示装置5のメニュー設定パラメ
ータ入力画面60を参照しながら質問に対する答えを入
力装置3に入力すると、CPU2は、この答えの入力処
理を実行して(ステップS15)、該当ファイル(ユー
ザ利用グループ構成ファイル87或いはメニュー設定パ
ラメータファイル82)に入力結果の書込み処理(ステ
ップS16)を行う。この書込み処理(ステップS1
6)では、ユーザの利用形態の質問に対する答えは、ユ
ーザ利用グループ構成ファイル87に出力し、他方、ユ
ーザの利用形態以外の質問に対しては、メニュー設定パ
ラメータファイル82に出力する。
【0085】この書込み処理(ステップS16)を終え
ると、CPU2は、再び前記質問処理(ステップS1
2)と、その質問処理(ステップS12)が終了したか
否かの判別(ステップS13)とを実行して、質問処理
(ステップS12)が終了するまでメニュー設定パラメ
ータ入力処理を継続する。
【0086】図16は、業務ID抽出処理(図14のス
テップS3)における実行条件判定処理(図14のステ
ップS6)を説明するフローチャートである。この実行
条件判定処理(ステップS6)で実行する必要が有りと
判定された業務プログラムの前記「業務ID」に対し
て、CPU2は、次に後述する実行月度判定処理(ステ
ップS8)を行う。
【0087】すなわち、図16において、前記メニュー
設定パラメータ入力処理(図14のステップS1)を終
了すると、CPU2は、業務IDファイル83の業務プ
ログラムを順次読み込み込む(ステップS17)。次に
CPU2は、業務IDファイル83がEOFであるか否
かを判別し(ステップS18)、EOFであれば、実行
条件判定処理(ステップS6)を終了し、EOFでなけ
れば、業務実行条件パラメータファイル84を読み込ん
で「業務ID」を参照し、この「業務ID」から「関連
パラメータNo.」を取得する(ステップS19)。さら
にCPU2は、メニュー設定パラメータファイル82を
読み込み、この「関連パラメータNo.」を基に「入力処
理値」を取得し、業務プログラムの実行の有無を判定す
る(ステップS20)。この実行の有無の判定(ステッ
プS20)に係り、CPU2は、「入力処理値」が”
有”か”無”かを判別し(ステップS21)、「入力処
理値」が”無”の場合に、ユーザの環境に必要ないと判
定して再び業務IDファイル83の次の業務プログラム
を読み込む(ステップS4)と共にこの実行条件判定処
理(ステップS6)を継続する。他方、「入力処理値」
が”有”の場合に、CPU2は、後述する実行月度判定
処理(ステップS8)を行う。
【0088】図17及び図18は、業務ID抽出処理
(図14のステップS3)の実行月度判定処理(ステッ
プS8)を説明するフローチャートである。前述したよ
うに、この実行月度判定処理(ステップS8)におい
て、前記ユーザの利用形態で実行する必要が有りと判断
された業務プログラムの「業務ID」は、一旦月度別
に、各月度メニュースペックワークファイル85a〜8
5lに格納される。
【0089】すなわち、図17において、CPU2は、
前述した業務プログラムの「入力処理値」が”有”の場
合に、その業務プログラムが前記メニューシステム内で
部課等のグループにに属するものか或いは単独のものか
を、「業務グループID」で判断する(ステップS2
2)。CPU2は、「業務グループID」のデータを参
照し、部課等のグループを表すデータか、単独プログラ
ムであることを表す区分データかを判別する(ステップ
S23)。
【0090】このグループの判別(ステップS23)に
て、CPU2は、「業務グループID」に前記区分デー
タが格納されてグループに属しないと判別した場合に、
ステップS23からステップS26に進み、メニュー設
定パラメータファイル82内の該当する「実施月度」を
参照して「実施月度」のデータを取得すると共に対象と
なる前記月度メニュースペックワークファイル85a〜
85lにその業務プログラムの「業務ID」を格納する
(ステップS26)。他方、ステップS23において、
CPU2は、「業務グループID」に部課等のグループ
を表すデータが格納されてグループに属すると判別した
場合に、この業務プログラムがそのグループの起点プロ
グラムであるかを「グループ起点区分」で判別する(ス
テップS24)。
【0091】このグループの起点の判別(ステップS2
4)に際して、CPU2は、ステップS25により「グ
ループ起点区分」のデータを参照し、そのデータが”
1”の場合に、前述したグループに属しないと判別した
場合と同じように、「実施月度」を参照してそのデータ
を取得すると共に対象となる月度メニュースペックワー
クファイル85a〜85lに「業務ID」を格納して
(ステップS26)、この業務ID抽出処理(図14の
ステップS3)を終了する。他方、ステップS25にお
いて、「グループ起点区分」のデータが”1”以外の場
合に、図18のステップS27に進み、起点から起動す
るか否かを判定する。
【0092】この起点から起動するか否かの判定(ステ
ップS27)において、CPU2は、業務実行条件パラ
メータファイル84の「起点からの起動間隔」を参照し
(ステップS28)、「起点からの起動間隔」に数値が
ない場合に、同一の業務を一年間複数回実施するか否か
を判定する(ステップS30)。他方、ステップS28
において、CPU2は、「起点からの起動間隔」に数値
がある場合に、起点となる月度(以後起点月度と呼ぶ)
から数値分の月度を加算して進め、対象となる月度(以
後対象月度と呼ぶ)の月度メニュースペックワークファ
イル85a〜85lに「業務ID」を格納する(ステッ
プS29)。この際、CPU2は、加算した数値が12
を越える場合にはこの数値を12で除算した残りの数値
(余り)を対象月度として、その月度メニュースペック
ワークファイル85a〜85lに「業務ID」を格納す
る(ステップS29)する。
【0093】次にCPU2は、前述した「起点からの起
動間隔」を参照して(ステップS28)数値がないと判
別し、或いは月度メニュースペックワークファイル85
a〜85lに「業務ID」を格納すると(ステップS2
9)、上記同一業務の複数回実施の判定をすべく(ステ
ップS30)、業務実行条件パラメータファイル84の
「年間同一業務実行間隔」を参照し、その「年間同一業
務実行間隔」に数値があるか否かを判別する(ステップ
S31)。
【0094】この「年間同一業務実行間隔」の判別(ス
テップS31)において、CPU2は、「年間同一業務
実行間隔」に数値がある場合に、起点月度も含めて数値
の間隔に該当する対象月度の月度メニュースペックワー
クファイル85a〜85lに「業務ID」を格納して
(ステップS32)、業務ID抽出処理(ステップS
3)を終了する。他方、CPU2は、「年間同一業務実
行間隔」に数値がある場合に、グループの起点月度とな
る月度メニュースペックワークファイル85a〜85l
に「業務ID」を格納して(ステップS33)、業務I
D抽出処理(図14のステップS3)を終了する。
【0095】図19は、抽出済業務ID並び替え処理
(図14のステップS10)を説明するフローチャート
である。月度メニュースペックワークファイル85a〜
85lに格納された「業務ID」は、この抽出済業務I
D並び替え処理(図14のステップS10)によって時
系列上の優先実行順序に並び替えられた後、対象月度毎
に月度メニュースペックファイル86a〜86lに格納
されることとなる。
【0096】図19において、CPU2は、月度メニュ
ースペックワークファイル85a〜85lを順次読み込
み(ステップS35)、全ての月度メニュースペックワ
ークファイル85a〜85lを読み込んだか否かを判別
する(ステップS36)。CPU2は、全ての月度メニ
ュースペックワークファイル85a〜85lを読み込ん
だと判別した場合に、図12に示す月度別並び替え用キ
ー構造テーブル120を順次読み込み該テーブルの並び
順で該当する月度の月度メニュースペックファイル86
a〜86lに出力する(ステップS40)。他方、CP
U2は、全ての月度メニュースペックワークファイル8
5a〜85lを読み込んでないと判別した場合に、月度
メニュースペックワークファイル85a〜85lに記憶
された「業務ID」の情報を元に、前記業務IDファイ
ル83から「業務グループID」と「グループ内実行順
序」とを検索する(ステップS41)。CPU2は、検
索した「業務グループID」を元にユーザ利用グループ
構成ファイル87を読み込んで「ユーザ利用グループI
D」を検索する(ステップS42)。CPU2は、これ
ら「業務グループID」、「グループ内実行順序」及び
「ユーザ利用グループID」の各情報を月度別並び替え
用キー構造テーブル120に出力し(ステップS4
3)、「ユーザ利用グループID」毎に選別し、「ユー
ザ利用グループID」で定義されたそれぞれの「グルー
プ内実行順序」を参照して並び替える。
【0097】並び替えを終えると、CPU2は、再び、
次の月度メニュースペックワークファイル85b〜85
lを読み込んで(ステップS35)、前述したように、
全ての月度メニュースペックワークファイル85a〜8
5lを読み込んだか否かを判別し(ステップS36)、
全ての月度メニュースペックワークファイル85a〜8
5lを読み込み終えるまで抽出済業務ID並び替え処理
(ステップS10)を継続する。
【0098】このように月度別並び替え用キー構造テー
ブル120を順次読み込むと共に該当する月度の月度メ
ニュースペックファイル86a〜86lに出力する(ス
テップS40)と、CPU2は、全ての月度別並び替え
用キー構造テーブル120を読み込んだか否かを判別し
(ステップS41)、読み込んでいない場合に、さらに
次の月度別並び替え用キー構造テーブル120を読み込
み、他方、全て読み込んだ場合に、抽出済業務ID並び
替え処理(ステップS10)を終了する。
【0099】図20は、メニュー表示を行なうメニュー
システム処理を説明するフローチャートである。
【0100】このメニューシステム処理において、CP
U2は、このメニューシステムを利用するユーザ毎に定
義されたユーザ名(以後ログインユーザ名と呼ぶ)によ
ってメニューシステムにユーザがログインすると(ステ
ップS42)、メニューシステムの実行を開始し(ステ
ップS42)、ログインユーザ名に関連づけられた月度
メニュースペックファイル86a〜86lを読み込む
(ステップS43)。
【0101】次にCPU2は、前記月度別の最上位メニ
ュー階層210を表示し(ステップS45)、終了キー
が押されたか否かを判別する(ステップS46)。
【0102】終了キーが押された場合に、CPU2は、
メニューシステム処理を終了し、他方、終了キーが押さ
れない場合に、図21に示す「経理/総務/労務の業務カ
レンダ」、「日常業務」、「不定期業務」や「1月」、
「2月」、・・・、「11月」及び「12月」の月度別
等のように表示し、前記業務メニュー項目210a〜2
10oが選択されたか否かを判別する(ステップS4
7)。
【0103】この業務メニュー項目210a〜210o
の選択の判別(ステップS47)において、業務メニュ
ー項目210a〜210oが選択されない場合に、CP
U2は、再度月度別の最上位メニュー階層210を表示
する(ステップS45)。CPU2は、他方、業務メニ
ュー項目210a〜210oが選択されない場合に、選
択された業務メニュー項目210a〜210oを基に、
例えば「4月の業務」や「5月の業務」等の月度内メニ
ュー項目211,212を表示する(ステップS4
8)。
【0104】なお、この月度内メニュー項目211,2
12等において、前述したタブボタンを備える場合、C
PU2は、タブボタンが押されたか否かを判別し、タブ
ボタンが押された際に、図示しない多数のグループメニ
ュー項目を表示する。
【0105】また、CPU2は、月度内メニュー項目2
11,212を表示すると(ステップS48)、終了キ
ーが押されたか否かを判別する(ステップS49)。
【0106】CPU2は、終了キーが押された場合にメ
ニューシステム処理を終了し、他方、終了キーが押され
ない場合に、さらに図21に示すグループメニュー項目
211a、211bが押されたか否かを判別する(ステ
ップS50)。
【0107】CPU2は、グループメニュー項目211
a、211bが押されない場合に再度月度内メニュー項
目211,212を表示し(ステップS48)、他方、
グループメニュー項目211a、211bが押された場
合に、そのグループメニュー項目211a、211bに
対応する「パラメータ名称」と関連づけられた「業務I
D」を基に各種業務プログラムを起動すると共に実行開
始する(ステップS51)。
【0108】各種業務プログラムの実行が終了すると
(ステップS52)、CPU2は、再度月度内メニュー
項目211,212を表示し(ステップS48)、終了
キーが押されるまでメニューシステム処理を継続する。
【0109】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、CPU2は、前記メニュー生成全体処理(図14参
照)において、ユーザによりメニュー設定パラメータ入
力プログラムの起動命令が入力装置3から入力される
と、メニュー設定パラメータ入力処理を実行して、入力
装置3を介してユーザからの前記企業情報に係るパラメ
ータ情報入力を受けて、入力されたパラメータ情報をメ
ニュー設定パラメータファイル82或いはユーザ利用グ
ループ構成ファイル87に格納し、次いで、業務ID抽
出処理を実行し、前記業務IDファイル83の読み込む
と共に、メニュー設定パラメータファイル82及び前記
業務実行条件パラメータファイル84を読み込んで参照
し、前記実行条件判定処理を実行する。該実行条件判定
処理において、CPU2は、これらメニュー設定パラメ
ータファイル82及び業務実行条件パラメータファイル
84を基に実行する必要のある業務プログラムを選択抽
出する。
【0110】さらに、CPU2は、選択抽出された業務
プログラムに対して、実行月度を判別すると共に、一旦
月度別に、各月度メニュースペックワークファイル85
a〜85lに格納し、抽出済業務ID並び替え処理を実
行し、ユーザ利用グループ構成ファイル87参照して、
業務IDファイル83の情報を基に月度メニュースペッ
クワークファイル85a〜85lの「業務ID」のグル
ープ化及び並び替えを実行して月度メニュースペックフ
ァイル群86に処理結果を格納する。
【0111】従って、特別な知識がなくても、ユーザの
企業情報に係るパラメータ情報を設定するだけで、メー
カが予め提供しシステムに格納される業務プログラムの
中から、ユーザの利用形態に必要な業務プログラムをピ
ックアップし、その各種業務プログラムを対象に自動的
に月度別のメニューを生成するので、ユーザの業務内容
に適した高品質なメニュー体系をユーザに提供すること
が可能である。
【0112】また、ユーザが利用する際、メニュー表示
体系が月度別になっているため、各業務プログラムの実
行時期及び業務プログラム間での時系列上の流れ等が分
かり易くなる。さらに、メニュー表示体系が「経理」
「総務/労務」等の業務グループ別になっているため、
業務グループに応じて実行すべき業務プログラムが分か
り易くなる。
【0113】このように、本発明の業務コンピュータ1
は、業務用アプリケーションシステムの利便性を高める
ことができる。
【0114】なお、図5に示すように、月度別メニュー
スペックファイル群86は、各月度ごとに月度メニュー
スペックファイル86a〜86lを区別せずに、一つの
メニュースペックファイル861の中で、抽出済業務I
D並び替えプログラムによって時系列上の優先実行順序
に並び替えて格納してもよい。
【0115】このメニュースペックファイル861は、
図5に示すように、前述した各月度メニュースペックフ
ァイル862の「ユーザ利用グループID」、「プログ
ラム名称」及び「業務ID」の他に、「実施月度」を格
納している。
【0116】図13に示すように、月度メニュースペッ
クファイル86a〜86lでは、例えば図13(a)に示
す「一月度メニュースペックファイル」の月度メニュー
スペックファイル863と同一のものが、「2」〜「1
2」月度分、「日常」及び「不定期」分だけ用意されて
いるが、メニュースペックファイル861においては、
図13(b)に示すように、例えば上記「実施月度」に
「3」、「5」、「日常」或いは「不定期」等のデータ
を格納して一つのファイルに統合するようになってい
る。
【0117】CPU2は、前記メニューシステム実行時
において前記業務メニュー項目210a〜210oが選
択された場合に、この「実施月度」に格納されたデータ
を参照し、上述したように前記月度内メニュー項目21
1,212を生成して表示装置5に表示する。
【0118】次に第2の実施の形態を説明する。図22
は、この実施の形態の構成を示す概略図である。この形
態の業務コンピュータ1は、上述したサーバやクライア
ント等の外部機器を利用するものである。
【0119】図22に示すように、当該メニューシステ
ムを提供するサーバ220と、そのサーバ220のクラ
イアントとなるユーザ側のシステム装置221a、22
1b・・・、221xとを備えている。
【0120】このサーバ220は、メニューシステムに
係るメニュー関連ファイル222と業務システムファイ
ル223とを格納している。メニュー関連ファイル22
2は、上記メニュー設定パラメータファイル82、ユー
ザー利用グループ構成ファイル87及び月度別メニュー
スペックワークファイル群85を格納し、前記システム
装置221a、221b・・・、221xを使用するユ
ーザ毎に、個別に管理されるものである。他方、業務シ
ステムファイル223は、メニュー生成プログラムファ
イル81、業務IDファイル83、実行条件パラメータ
ファイル84及び業務システム実行プログラムファイル
群223aとを格納している。
【0121】この形態では、ユーザ側のシステム装置2
21a、221b、・・・、221xから前記通信媒体
を介してサーバ220にアクセスするようになってい
る。
【0122】この形態によれば、本発明の業務コンピュ
ータ1は、前記サーバをベンダー或いはソフトハウス側
に備えると共に前記システム装置221a、221b・
・・、221xをユーザ側に備え、ベンダーの開発担当
者、担当者或いはユーザの担当者が納入先等の遠隔地に
おいて業務コンピュータ1の前記各種プログラムを実行
して、均一で高品質なメニュー体系を提供し、且つ実行
時期及び時系列上の実行の流れ等が分かり易くなると共
に、大幅に作業負荷を軽減することができる。
【0123】従って、本発明の業務コンピュータ1は、
業務用アプリケーションシステムの利便性を高めること
ができる。
【0124】なお、この実施の形態において、図22に
示すメニュー関連ファイル222をユーザ側のシステム
装置221a、221b・・・、221xに備えてもよ
い。
【0125】
【発明の効果】請求項1及び6の発明によれば、前記業
務プログラムと、これら各業務プログラムに対応する識
別情報とを記憶し、業務形態を表すパラメータ情報を入
力し、そのパラメータ情報に対応する業務プログラムの
識別情報を抽出し、この識別情報を月度に対応付けて記
憶し、その月度を指定入力し、月度に対応付けられた前
記識別情報に基づいて当該月度に行う業務を示す操作メ
ニューを作成し、所望の業務のメニューが指定操作され
ると、その指定されたメニューに対応する業務プログラ
ム読み出して起動することで、ユーザが業務システムを
使用する際に、メニュー体系上に業務プログラムが月度
別に実行すべき順序に表示される為、ユーザは特別な知
識がなくてもメニューに表示される順番に業務プログラ
ムを実行することによりシステム化した業務を容易かつ
確実に実行することができる。
【0126】請求項2の発明によれば、前記各種業務に
対応する複数の業務プログラムと、これら各業務プログ
ラムに対応する識別情報とを記憶し、業務形態を表すパ
ラメータ情報を入力し、そのパラメータ情報に対応する
業務プログラムの識別情報を抽出し、その識別情報を記
憶すると共に、識別情報に基づいて当該業務形態に応じ
て行うべき業務を示す操作メニューを作成し、所望の業
務のメニューが指定操作されると、その指定されたメニ
ューに対応する業務プログラムを起動することで、ユー
ザが利用する業務内容に適したメニュー体系が自動的に
生成されるので、メーカ提供のシステムをユーザに納品
する際の作業負担を軽減できる。
【0127】請求項3の発明によれば、前記識別情報を
月度に対応付けて記憶し、この識別情報に基づいて当該
月度別に行う業務を示す操作メニューを作成すること
で、ユーザが業務システムを使用する際に、メニュー体
系上に業務プログラムが月度別の順序に表示される為、
ユーザは特別な知識がなくてもメニューに表示される順
番に業務プログラムを実行することによりシステム化し
た業務を容易かつ確実に実行することができる。
【0128】請求項4の発明によれば、月度を指定入力
し、前記識別情報をその月度に対応付けて記憶し、この
識別情報に基づいて当該月度に行う業務を示す操作メニ
ューを作成するので、ユーザの指定する月度にその業務
のプログラムを容易に起動することができる。
【0129】請求項5の発明によれば、前記識別情報を
業務グループに対応付けて記憶し、業務グループに対応
付けられた識別情報に基づいて当該業務グループ別に行
うべき業務を示す操作メニューを作成するので、ユーザ
の業務形態によって業務のプログラムを容易に起動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における業務コンピュー
タ1の内部構成を示すブロック図である。
【図2】記憶媒体8の構成を示す概略図である。
【図3】月度別メニュースペックワークファイル群85
の構成を示す概略図である。
【図4】月度別メニュースペックファイル群86の構成
を示す概略図である。
【図5】メニュースペックファイル861を説明する概
略図である。
【図6】メニュー設定パラメータ入力画面60を示す概
略図である。
【図7】メニュー設定パラメータファイル82の構成を
示す概略図である。
【図8】業務IDファイル83の構成を示す概略図であ
る。
【図9】業務実行条件パラメータファイル84の構成を
示す概略図である。
【図10】ユーザ利用グループ構成ファイル87の構成
を示す概略図である。
【図11】各月度メニュースペックファイル862の構
成を示す概略図である。
【図12】月度別並び替え用キー構造テーブル120の
構成を示す概略図である。
【図13】(a)は、図5と同一のメニュースペックフ
ァイル861であり、(b)は、図11に示す各月度メ
ニュースペックファイル863であり、メニュースペッ
クファイル863と各月度メニュースペックファイル8
63とを比較説明する概略図である。
【図14】本実施の形態における業務コンピュータ1の
メニュー生成全体処理を説明するフローチャートであ
る。
【図15】メニュー設定パラメータ入力処理(ステップ
S1)を説明するフローチャートである。
【図16】業務ID抽出処理(ステップS3)の実行条
件判定処理(ステップS6)を説明するフローチャート
である。
【図17】業務ID抽出処理(ステップS3)の実行月
度判定処理(ステップS22)の前半部を説明するフロ
ーチャートである。
【図18】業務ID抽出処理(ステップS3)の実行月
度判定処理(ステップS22)の後半部を説明するフロ
ーチャートである。
【図19】抽出済業務ID並び替え処理(ステップS1
0)を説明するフローチャートである。
【図20】メニューシステム処理を説明するフローチャ
ートである。
【図21】ユーザのログイン後に表示装置5に出力され
る画面表示を説明する概略図である。
【図22】第2の実施の形態の構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 業務コンピュータ 2 CPU 3 入力装置 4 RAM 5 表示装置 6 伝送制御部 7 記憶装置 8 記憶媒体 81 メニュー生成プログラムファイル 82 メニュー設定パラメータファイル 83 業務IDファイル 84 業務実行条件パラメータファイル 85 月度別メニュースペックワークファイル群 86 各月度別メニュースペックファイル群 861 メニュースペックファイル 862、863 月度メニュースペックファイル 9 バス 60 メニュー設定パラメータ入力画面 120 月度別並び替え用キー構造テーブル 210 最上位メニュー階層 210a〜210o 業務メニュー項目 211、212 月度内メニュー項目 211a、211e グループメニュー項目 220 サーバ 221a〜221x システム装置 222 メニュー関連ファイル 223 業務システムファイル 223a 業務システム実行プログラムファイル群

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種業務に関わるデータ処理を行うデータ
    処理装置であって、 前記各種業務に対応する複数の業務プログラムと、これ
    ら各業務プログラムに対応する識別情報とを記憶する業
    務プログラム記憶手段と、 業務形態を表すパラメータ情報を入力する業務形態入力
    手段と、 この業務形態入力手段により入力されたパラメータ情報
    に対応する業務プログラムの識別情報を前記業務プログ
    ラム記憶手段から抽出する識別情報抽出手段と、 この識別情報抽出手段により抽出された識別情報を月度
    に対応付けて記憶する月度別識別情報記憶手段と、 月度を指定入力する月度指定手段と、 この月度指定手段により指定入力された月度に対応付け
    られた識別情報を前記月度別識別情報記憶手段から抽出
    し、抽出した識別情報に基づいて当該月度に行う業務を
    示す操作メニューを作成するメニュー作成手段と、 このメニュー作成手段により作成された操作メニューに
    おいて所望の業務のメニューが指定操作されると、その
    指定されたメニューに対応する業務プログラムを前記業
    務プログラム記憶手段から読み出して起動する業務起動
    手段とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】各種業務に関わるデータ処理を行うデータ
    処理装置であって、 前記各種業務に対応する複数の業務プログラムと、これ
    ら各業務プログラムに対応する識別情報とを記憶する業
    務プログラム記憶手段と、 業務形態を表すパラメータ情報を入力する業務形態入力
    手段と、 この業務形態入力手段により入力されたパラメータ情報
    に対応する業務プログラムの識別情報を前記業務プログ
    ラム記憶手段から抽出する識別情報抽出手段と、 この識別情報抽出手段により抽出された識別情報を記憶
    する識別情報記憶手段と、 この識別情報記憶手段から識別情報を抽出し、抽出した
    識別情報に基づいて当該業務形態に応じて行うべき業務
    を示す操作メニューを作成するメニュー作成手段と、 このメニュー作成手段により作成された操作メニューに
    おいて所望の業務のメニューが指定操作されると、その
    指定されたメニューに対応する業務プログラムを前記業
    務プログラム記憶手段から読み出して起動する業務起動
    手段とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記識別情報記憶手段は、前記識別情報抽
    出手段により抽出された識別情報を月度に対応付けて記
    憶するようにし、 前記メニュー作成手段は、前記月度別識別情報記憶手段
    から月度に対応付けられた識別情報を抽出し、抽出した
    識別情報に基づいて当該月度別に行う業務を示す操作メ
    ニューを作成することを特徴とする請求項2記載のデー
    タ処理装置。
  4. 【請求項4】月度を指定入力する月度指定手段を更に具
    備すると共に、 前記識別情報記憶手段は、前記識別情報抽出手段により
    抽出された識別情報を月度に対応付けて記憶するように
    し、 前記メニュー作成手段は、前記月度指定手段により指定
    入力された月度に対応付けられた識別情報を前記月度別
    識別情報記憶手段から抽出し、抽出した識別情報に基づ
    いて当該月度に行う業務を示す操作メニューを作成する
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】前記識別情報記憶手段は、前記識別情報抽
    出手段により抽出された識別情報を業務グループに対応
    付けて記憶するようにし、 前記メニュー作成手段は、前記月度別識別情報記憶手段
    から業務グループに対応付けられた識別情報を抽出し、
    抽出した識別情報に基づいて当該業務グループ別に行う
    べき業務を示す操作メニューを作成することを特徴とす
    る請求項2記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】各種業務に関わるデータ処理を行うための
    コンピュータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒
    体であって、 前記業務形態に対応する複数の業務プログラムと、これ
    ら各業務プログラムに対応する識別情報とを記憶するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 業務形態を表すパラメータ情報を入力するためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 前記入力されたパラメータ情報に対応する業務プログラ
    ムの識別情報を業務プログラム記憶手段から抽出するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記抽出された識別情報を月度に対応付けて記憶するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 月度を指定入力するためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 前記指定入力された月度に対応付けられた識別情報を前
    記月度別識別情報記憶手段から抽出し、抽出した識別情
    報に基づいて当該月度に行う業務を示す操作メニューを
    作成するためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 前記作成されたメニューにおいて所望の業務のメニュー
    が指定操作されると、その指定された操作メニューに対
    応する業務プログラムを前記業務プログラム記憶手段か
    ら読み出して起動するためのコンピュータが実行可能な
    プログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310880A (ja) * 2006-05-15 2007-11-29 Sap Ag 役割ベースのユーザインタフェースナビゲーションのための方法およびシステム
JP2007310881A (ja) * 2006-05-15 2007-11-29 Sap Ag 役割ベースのユーザインタフェースにおける表示エリアの最適化のための方法およびシステム
JP2009122774A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Toshiba Corp 電子機器
JP2012103769A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Seiko Epson Corp 情報処理装置および情報処理装置のアプリケーション起動方法

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