JPH11184774A - メールアドレス管理装置及び記憶媒体 - Google Patents

メールアドレス管理装置及び記憶媒体

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JPH11184774A
JPH11184774A JP9357723A JP35772397A JPH11184774A JP H11184774 A JPH11184774 A JP H11184774A JP 9357723 A JP9357723 A JP 9357723A JP 35772397 A JP35772397 A JP 35772397A JP H11184774 A JPH11184774 A JP H11184774A
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JP9357723A
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Osamu Okura
修 大倉
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、書類の送付手順あるいはメ
ーリングリストを組織図上の所属により定義して、書類
を送付することが可能なメールアドレス管理装置及び記
憶媒体を提供することである。 【解決手段】 CPU2は、ワークフロー定義処理を実
行し、書類コードの選択を行い、Noを決定し、人事デ
ータファイル7bに基づいたツリー状の組織図を表示装
置5に表示させ、クリック操作により起案者を選択し、
社員区別を選択して、社員区別に応じて起案者を登録し
た後、前記起案者と同様にして送付先及び社員区別を選
択して送付先を登録する。また、ワークフロー処理を実
行し、書類コードを取得し、表示装置5にツリー状の組
織図を表示させ、クリック操作により起案者を取得し、
No及びステップを取得した後、送付先を確定し、その
社員区別を取得して、社員情報ファイル7cあるいは人
事データファイル7bから社員情報を取得し、社員情報
のメールアドレスに基づいて書類を送付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類の送付手順あ
るいはメーリングリストを組織図上の所属により定義し
て、書類を送付するメールアドレス管理装置及び記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、企業内では、社内LAN(Local
Area Network)などのコンピュータネットワークの普及
に伴って、電子メールによる書類の送付が一般的に行わ
れるようになってきた。この電子メールによる書類の送
付は、即時性を有するとともに、相手先が不在であって
もメールボックスなどの記憶手段に記憶され、後で閲覧
することができるため、重要な連絡などの目的には特に
適しており、例えば、社員から上司へ、次いで、他部署
の所属長へと一つの書類を稟議する場合や、書類を課内
あるいは部門長全員へ配布する場合などに利用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子メールによる書類の送付においては、書類を稟議す
る場合などにおける送付手順の指定や、書類を課内ある
いは部門長全員へ配布する場合などにおけるメーリング
リストの作成を、オペレータが組織図を見て手作業で入
力しているため、その入力操作が煩雑であり、作業負担
がかかるという問題があった。
【0004】また、人事異動によって社員の所属の変更
が発生した際など、その人事情報に合わせ前記送付手順
やメーリングリストの変更が必要となり、メールアドレ
スを管理しているテーブルや変更のあった送付先のメー
ルアドレスをオペレータが手作業で修正するため、書類
の送付経路やメーリングリストが実際の組織と同期がと
れないなどのミスが発生してしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明の課題は、書類の送付手順あるいは
メーリングリストを組織図上の所属により定義し、その
送付手順及びメーリングリストに基づいて書類を送付す
ることが可能なメールアドレス管理装置及び記憶媒体を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
組織の情報とメールアドレスを対応づけて記憶する組織
情報記憶手段と、この組織情報記憶手段により記憶され
た組織の情報から組織上の所属を指示する所属指示手段
と、この所属指示手段により指示された組織上の所属に
基づいて、送付する書類に対応して当該書類の送付手順
を定義する送付手順定義手段と、この送付手順定義手段
により定義された送付手順を記憶する送付手順記憶手段
と、この送付手順記憶手段により記憶された送付手順に
基づいて、前記所属指示手段により指示された組織上の
所属に対応する送付先のメールアドレスを前記組織情報
記憶手段から読み出し、この読み出されたメールアドレ
スに書類を送付する書類送付手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0007】請求項1記載の発明のメールアドレス管理
装置によれば、組織情報記憶手段により組織の情報とメ
ールアドレスが対応づけて記憶され、所属指示手段によ
り、組織情報記憶手段により記憶された組織の情報から
組織上の所属が指示され、送付手順定義手段により指示
された組織上の所属に基づいて、送付する書類に対応し
て当該書類の送付手順が定義され、送付手順記憶手段に
より定義された送付手順が記憶され、書類送付手段によ
り、送付手順記憶手段により記憶された送付手順に基づ
いて、指示された組織上の所属に対応する送付先のメー
ルアドレスが組織情報記憶手段から読み出され、この読
み出されたメールアドレスに書類が送付される。
【0008】したがって、組織上の所属に基づいて書類
に対応する送付手順を登録しておき、その送付手順に基
づいて所属に対応する送付先のメールアドレスを読み出
し、書類を順次送付するため、人事異動によって社員の
所属の変更が発生した場合など、その人事情報に合わせ
て自動的に送付先のメールアドレスが変更されて、送付
先のメールアドレスを個々に手作業で修正する必要がな
くなり、書類の送付経路にミスが発生することを防ぐこ
とができる。
【0009】請求項3記載の発明は、組織の情報とメー
ルアドレスを対応づけて記憶する組織情報記憶手段と、
所属名を指示する所属名指示手段と、前記組織情報記憶
手段により記憶された組織の情報から組織上の所属を指
示する所属指示手段と、この所属指示手段により指示さ
れた組織上の所属に基づいて、前記所属名指示手段によ
り指示された所属名に対応する書類の送付先を定義する
送付先定義手段と、前記所属名指示手段により指示され
た所属名に対応させて、前記送付先定義手段により定義
された書類の送付先に基づいて、前記所属指示手段によ
り指示された組織上の所属に対応するメールアドレスを
前記組織情報記憶手段から設定するメールアドレス設定
手段と、前記所属名指示手段により指示された所属名に
対応させて、前記メールアドレス設定手段により設定さ
れるメールアドレスをメーリングリストとして記憶する
メーリングリスト記憶手段と、このメーリングリスト記
憶手段に記憶されたメーリングリストの所属名が指定さ
れると、前記メーリングリスト記憶手段に記憶された当
該指定された所属名に対応するメールアドレスに書類を
送付する書類送付手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0010】請求項3記載の発明のメールアドレス管理
装置によれば、組織情報記憶手段により、組織の情報と
メールアドレスが対応づけて記憶され、所属名指定手段
により所属名が指示され、所属指示手段により、組織情
報記憶手段により記憶された組織の情報から組織上の所
属が指示され、送付先定義手段により指示された組織上
の所属に基づいて、指示された所属名に対応する書類の
送付先が定義され、メールアドレス設定手段により、指
示された所属名に対応させて、定義された書類の送付先
に基づいて、指示された組織上の所属に対応するメール
アドレスが組織情報記憶手段から設定され、メーリング
リスト記憶手段により、指示された所属名に対応させ
て、設定されるメールアドレスがメーリングリストとし
て記憶され、書類送付手段により、メーリングリスト記
憶手段に記憶されたメーリングリストの所属名が指定さ
れると、メーリングリスト記憶手段に記憶された当該指
定された所属名に対応するメールアドレスに書類が送付
される。
【0011】したがって、組織上の所属に基づいて、メ
ーリングリストを作成しておき、ある所属に書類を送付
する時は、そのメーリングリストにより書類を送付する
ため、人事異動によって社員の所属の変更が発生した場
合など、その人事情報に合わせて自動的にメーリングリ
ストを更新し、メーリングリストを個々に手作業で修正
する必要がなくなり、メーリングリストにミスが発生す
ることを防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1〜図15は、本
発明のメールアドレス管理装置及び記憶媒体を適用した
コンピュータシステムの第1の実施の形態を示す図であ
る。
【0014】まず、構成を説明する。
【0015】図1は、本第1の実施の形態のコンピュー
タシステム1の要部構成を示すブロック図である。この
図1において、コンピュータシステム1は、CPU2、
入力装置3、印刷装置4、表示装置5、RAM6、記憶
装置7及び記憶媒体8により構成されており、記憶媒体
8を除く各部はバス9により接続されている。
【0016】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶装置7に記憶されているシステムプログラム及
び当該システムに対応する各種アプリケーションプログ
ラムの中から指定されたアプリケーションプログラムを
RAM6内の図示しないプログラム格納領域に格納し、
入力装置3から入力される各種指示あるいはデータをR
AM6内に格納して、この入力指示及び入力データに応
じてRAM6内に格納したアプリケーションプログラム
に従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM6に
格納するとともに、表示装置5に表示する。そして、R
AM6内に格納した処理結果を入力装置3から入力指示
される記憶装置7内の保存先に保存する。
【0017】また、CPU2は、後述するワークフロー
定義処理を実行し、書類に応じた書類コードの選択を行
い、書類毎の各送付手順の番号であるNoを決定し、各
送付手順における送付の順番を示すステップを「S」に
設定すると、人事データファイル7bに基づいたツリー
状の組織図を表示装置5に表示させ、起案者に指定され
る部分がクリック操作されることにより、ステップ
「S」における起案者を選択する。そして、起案者に対
応する区分を示す社員区別を選択し、ステップ「S」に
起案者を社員区別に応じて登録した後、次のステップを
「1」に設定し、前記起案者と同様にして送付先及び社
員区別を選択し、送付先が最終送付先でなければ、この
ステップに前記送付先を登録し、ステップに1を加算し
次のステップを設定して、最終送付先まで前記選択及び
登録を繰り返し、最終送付先になるとステップを「E」
として最終送付先を登録する。
【0018】さらに、CPU2は、ワークフロー処理を
実行し、送付する書類に応じた書類コードを取得し、表
示装置5にツリー状の組織図を表示させ、起案者に対応
する部分がクリック操作されることにより起案者を取得
し、本処理の送付手順の番号であるNo及び送付の順番
を示すステップを取得した後、送付先を確定し、その社
員区別を取得する。この社員区別により送付先が指定社
員である場合には、社員コードに基づいて、社員情報フ
ァイル7cから送付先の社員情報を取得する。また、社
員区別により送付先が所属長の場合には、確定された送
付者の所属コード、所属名及び社員区別に基づいて、人
事データファイル7bから送付先の所属長の社員情報を
取得する。そして、取得した社員情報のメールアドレス
に基づいて書類を送付し、ステップが「E」になるまで
前記ステップの取得以降の処理を繰り返す。
【0019】入力装置3は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備え、押下されたキーの押下信
号をCPU2に出力する。また、入力装置3には、図示
しないポインティングデバイスであるマウスも備えられ
ており、後述するワークフロー定義処理及びワークフロ
ー処理において、表示装置5の表示画面に表示させたツ
リー状の組織図で、対応する部分がクリック操作される
ことにより、起案者あるいは送付者の指定を行い、その
操作信号をCPU2に出力する。
【0020】印刷装置4は、CPU2から入力される印
字データを所定の印刷用紙に印刷出力する。
【0021】表示装置5は、CRT(Cathode Ray Tub
e)液晶表示パネル等により構成され、CPU2から入
力される表示データを表示する。また、上記CPU2に
より実行されるワークフロー定義処理及びワークフロー
処理において起案者及び送付者を指定する際に、人事デ
ータファイル7bに基づいた図6に示すツリー状の組織
図を表示する。
【0022】RAM(Random Access Memory )6は、
CPU2により処理されるプログラムや文書データ等の
各種データを一時的に格納するワークエリアを形成して
いる。
【0023】記憶装置7は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒
体8は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。
【0024】この記憶媒体8は記憶装置7に固定的に設
けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、こ
の記憶媒体8には上記システムプログラム及び当該シス
テムに対応する各種アプリケーションプログラム、ワー
クフロー定義処理プログラム、ワークフロー処理プログ
ラム、各処理プログラムで処理されたデータ、及び、図
2に示すように、ワークフロー定義処理プログラム、ワ
ークフロー処理プログラムで処理されるワークフロー定
義ファイル7a、人事データファイル7b、社員情報フ
ァイル7c、所属テーブル7d等を記憶する。
【0025】ワークフロー定義ファイル7aは、後述す
る図8及び図9に示すように、各送付手順が登録された
ファイルであり、書類の送付処理であるワークフロー処
理を行う前に、後述するワークフロー定義処理の実行に
よって作成される。
【0026】人事データファイル7bは、図3に示すよ
うに、所属コード、及び所属名毎に、社員情報である役
職、社員コード、氏名、及びメールアドレスが格納され
ている。
【0027】例えば、所属コード「1110」の「人事
課」は、役職が「課長」、社員コードが「200」、メ
ールアドレスが「ccc」である、氏名が「CCC」の
社員と、社員コードが「300」、メールアドレスが
「ddd」である、氏名が「DDD」の社員と、社員コ
ードが「310」、メールアドレスが「eee」であ
る、氏名が「EEE」の社員とから構成されていること
が示されている。
【0028】この人事データファイル7bに基づいて、
後述するワークフロー定義処理及びワークフロー処理に
おいて起案者及び送付者を指定する際に、表示装置5の
表示画面に図6に示すツリー状の組織図が表示される。
【0029】社員情報ファイル7cは、図4に示すよう
に、社員コード毎に、社員情報である氏名、メールアド
レス、所属コード、所属名、及び役職が格納されてい
る。例えば、社員コード「110」の社員は、氏名が
「BBB」、メールアドレスが「bbb」、所属コード
が「1100」、所属名が「総務部」、役職が「部長」
である。
【0030】所属テーブル7dは、後述する図10に示
すように、各社員区別毎に、社員区別の内容が対応づけ
て格納されるテーブルである。
【0031】また、この記憶媒体8に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置を設け、この記憶媒体8に記憶されてい
るプログラム、データを通信回線を介して使用する構成
にしてもよい。
【0032】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。
【0033】上記CPU2により実行されるワークフロ
ー定義処理、及び、ワークフロー処理について図5及び
図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0034】図5のワークフロー定義処理は、ワークフ
ロー処理を行う前に、記憶装置7のワークフロー定義フ
ァイル7aを作成する、各送付手順の登録の処理であ
り、また、図11のワークフロー処理は、このワークフ
ロー定義ファイル7aに基づいて行われる書類の送付処
理である。
【0035】図6は、本第1の実施の形態において、ワ
ークフロー定義処理及びワークフロー処理の説明で使用
する企業の組織の一部分を、各社員のメールアドレスと
ともにツリー状に示した組織図の一例である。このツリ
ー状の組織図は、記憶装置7に格納される、上記図3に
示す人事データファイル7bに基づいて作成されてお
り、後述するワークフロー定義処理及びワークフロー処
理において、起案者及び各送付先の選択時に、表示装置
5の表示画面に表示される。
【0036】図6において、東京支社の支社長AAAの
下に、総務部の部門長である総務部長BBB及び営業部
の部門長である営業部長FFFが配属されており、総務
部の人事課の課長にCCCが配属され、人事課には、D
DD及びEEEが配属されている。また、営業部は営業
1課、営業2課、営業3課から構成され、営業1課に
は、課長GGGの下にHHH、IIIが配属され、営業
2課には、課長JJJの下にKKK、LLLが配属さ
れ、営業3課には、課長MMMの下にNNN、OOOが
配属されている。そして、各社員のメールアドレスは、
aaa、bbb、ccc、・・・となっている。
【0037】本第1の実施の形態では、具体的に、図7
に示す矢印の流れで書類Aおよび書類Bを送付する場合
において、このワークフロー定義処理、及び、ワークフ
ロー処理を説明する。図7において、書類Aの流れは、
点線の矢印で示されており、担当から所属する課、続い
て人事課、最後に総務部に送付される。また、書類Bの
流れは、実線の矢印で示されており、担当から所属する
課、続いて所属する部、最後に総務部に送付される。
【0038】また、図8は、後述するワークフロー定義
処理により作成されたワークフロー定義ファイル7aの
概要の一例を示す図であり、図7に示した書類A及び書
類Bの送付の流れにおける送付手順が登録された場合で
ある。
【0039】さらに、ワークフロー定義処理により作成
されるワークフロー定義ファイル7aの具体例を図9に
示す。図8と同様に、図7に示した書類A及び書類Bの
送付の流れにおける各送付手順が登録された場合であ
る。
【0040】図9に示すように、後述するワークフロー
定義処理によって、ワークフロー定義ファイル7aに
は、各書類に対応する書類コード(A、B)、及び、書
類毎の各送付手順の番号であるNo(1、2、3、4)
別に、その各送付手順における送付の順番を示すステッ
プ(S、1、2、E)に対応させて、各ステップにおい
て送付される社員の所属コード(1200、1210、
1110、1100)、所属名(営業1課、人事課、総
務部、・・・)、社員コード(320、210、・・
・)、社員名(GGG、HHH、・・・)、社員区別
(0、1、2、3、・・・、9)が格納される。
【0041】この社員区別は、ステップ「S」では、書
類の送付元である起案者に、他のステップでは、書類の
送付先に対応する区分を示しており、図10に示す、記
憶装置7内の所属テーブル7dに、その社員区別毎の内
容が格納されている。その内容は、「0」は全ての社
員、「1」は指定所属の社員、「2」は指定した社員、
「3」は自部門課長、「4」は自部門部長、「5」は自
部門支社長、「9」は指定所属長となっている。
【0042】図9では、図7に示す書類A及び書類Bの
送付の流れに対応した送付手順が、書類Aに対しては
(A)〜(D)の4通り、また、書類Bに対しては
(E)〜(H)の4通り、登録された場合を示してい
る。
【0043】まず、図5のワークフロー定義処理によっ
て、記憶装置7に格納される図9に示すワークフロー定
義ファイル7aが作成される手順を説明する。
【0044】なお、このワークフロー定義処理の各ステ
ップにおいてCPU2が実行する選択あるいは決定など
は、登録する書類の送付手順に基づいた、ユーザーによ
る入力装置3からの入力操作に応じて行われるものとす
る。
【0045】CPU2は、まず、入力装置3からの入力
操作によりワークフロー定義処理の開始が指示される
と、書類に応じた書類コードの選択を行う(ステップS
1)。書類Aであれば書類コードAを選択し、書類Bで
あれば書類コードBを選択する。次いで、書類毎に各送
付手順を示す番号であるNo(1、2、3、4)を決定
し(ステップS2)、その各送付手順における送付の順
番を示すステップを「S」に設定する(ステップS
3)。
【0046】ステップを「S」に設定すると、図6に示
す、ツリー状の組織図を表示装置5の表示画面に表示さ
せ、図7に示すように、その表示画面上で送付元である
起案者に指定される部分がユーザーによってクリック操
作されることにより、ステップ「S」における起案者を
選択する(ステップS4)。この図6に示すツリー状の
組織図は、記憶装置7に格納される図3に示す人事デー
タファイル7bに基づいた図である。次いで、起案者に
対応する区分を示す上述した社員区別(0、1、2、・
・・、9)を選択し(ステップS5)、ステップ「S」
に、その社員区別に応じて、図10に示す記憶装置7に
格納される所属テーブル7dを参照して、前記選択され
た起案者を登録する(ステップS6)。
【0047】所属テーブル7dより、社員区別が「2」
の場合には、起案者に対応する区分が指定した社員であ
るため、その起案者に対応する所属コード、所属名、社
員コード、社員名を登録する。また、社員区別が「2」
以外の場合には、起案者に対応する区分が指定した所属
の社員あるいは所属長であるため、その起案者に対応す
る所属コード、所属名を登録する。
【0048】次いで、次のステップを「1」に設定し
(ステップS7)、図6に示すツリー状の組織図を表示
装置5の表示画面に表示させ、図7に示すように、その
表示画面上で送付先に指定される部分がユーザーによっ
てクリック操作されることにより、このステップにおけ
る送付先を選択する(ステップS8)。そして、送付先
に対応する区分を示す上述した社員区別(0、1、2、
・・・、9)を選択し(ステップS9)、この送付先が
最終の送付先であるか否かを判別する(ステップS1
0)。
【0049】送付先が最終の送付先でない場合には、上
記起案者の登録と同様に、前記社員区別に応じて所属テ
ーブル7dを参照し、送付先を現在のステップに登録す
ると(ステップS11)、前記ステップに1を加算して
新たなステップを設定し(ステップS12)、ステップ
S8に戻る。ステップS10において、送付先が最終の
送付先である場合には、その最終のステップを「E」に
設定し直して、社員区別に応じて送付先を登録し(ステ
ップS14)、本処理を終了する。
【0050】このワークフロー定義処理において、CP
U2は、例えば、図9の(C)の場合では、まず、書類
Aに応じた書類コード「A」を選択し、送付手順の番号
であるNoを「3」に決定した後、まず、ステップ
「S」において、図7に示すように、表示装置5に表示
させたツリー状の組織図の営業部がクリック操作され
て、社員区別「1」(指定所属の社員)を選択すること
により、起案者として所属コード「1200」の所属名
「営業部」に所属する社員全員を登録する。
【0051】次いで、ステップ「1」において、営業部
がクリック操作されて、社員区別「3」(自部門課長)
を選択することにより、最初の送付先として、所属コー
ド「1200」の所属名「営業部」における各担当者の
自部門の課長を登録する。続いて、ステップ「2」にお
いて、人事課がクリック操作されて、社員区別「9」
(指定所属長)を選択することにより、2番目の送付先
として、所属コード「1110」の所属名「人事課」の
課長を登録する。そして、ステップ「E」において、総
務部がクリック操作されて、社員区別「9」(指定所属
長)を選択することにより、最終の送付先として、所属
コード「1100」の所属名「総務部」の部長を登録す
る。
【0052】また、このワークフロー定義処理におい
て、CPU2は、例えば、図9の(F)の場合では、ま
ず、書類Bに応じた書類コード「B」を選択し、送付手
順の番号であるNoを「2」に決定した後、まず、ステ
ップ「S」において、図7に示すように、表示装置5に
表示させたツリー状の組織図の営業1課がクリック操作
されて、社員区別「1」(指定所属の社員)を選択する
ことにより、起案者として所属コード「1210」の所
属名「営業1課」に所属する社員全員を登録する。
【0053】次いで、ステップ「1」において、営業1
課がクリック操作されて、社員区別「3」(自部門課
長)を選択することにより、最初の送付先として、所属
コード「1210」の所属名「営業1課」の課長を登録
する。続いて、ステップ「2」において、営業部がクリ
ック操作されて、社員区別「4」(自部門部長)を選択
することにより、2番目の送付先として、所属コード
「1200」の所属名「営業部」の部長を登録する。そ
して、ステップ「E」において、総務部がクリック操作
されて、社員区別「9」(指定所属長)を選択すること
により、最終の送付先として、所属コード「1200」
の所属名「総務部」の部長を登録する。
【0054】次に、上記ワークフロー定義処理により作
成されたワークフロー定義ファイル7aに基づいて書類
を送付するワークフロー処理について、図11のフロー
チャートを用いて説明する。
【0055】なお、このワークフロー処理のステップA
1〜A4において、CPU2が実行する取得あるいは決
定などは、送付する書類に基づいた、ユーザーによる入
力装置3からの入力操作に応じて行われるものとする。
【0056】CPU2は、まず、入力装置3からの入力
操作によりワークフロー処理の開始が指示されると、送
付する書類に応じた書類コードを取得し(ステップA
1)、続いて、図6に示すツリー状の組織図を表示装置
5の表示画面に表示させ、その表示画面上で起案者に対
応する部分がユーザーによってクリック操作されること
により、送付元である起案者を取得する(ステップA
2)。
【0057】次いで、送付する書類における本処理の送
付手順の番号であるNoを決定し(ステップA3)、そ
の送付手順における送付の順番を示すステップを取得し
た後(ステップA4)、取得した書類コード、起案者、
No、及び、ステップに基づいて送付先(所属コード、
所属名、社員コード、社員名)を確定し、その社員区別
を取得する(ステップA5)。
【0058】そして、取得した社員区別により、所属テ
ーブル7dを参照して、送付先が所属長である否かを判
別する(ステップA6)。送付先が所属長でない場合
(社員区別が「2」で、送付先が指定した社員である場
合)には、前記確定された送付先の社員コードを取得し
(ステップA7)、その社員コードに基づいて、記憶装
置7に格納される図4に示す社員情報ファイル7cから
送付先の社員情報を取得して、ステップA9に移行す
る。
【0059】また、送付先が所属長である場合には、確
定された送付者の所属コード、所属名、及び社員区別に
基づいて、記憶装置7に格納される図3に示す人事デー
タファイル7bから送付先の社員情報を取得して(ステ
ップA8)、ステップA9に移行する。
【0060】そして、ステップA9において、前記社員
情報ファイル7cあるいは人事データファイル7bから
取得した社員情報のメールアドレスに基づいて書類を送
付する。次いで、ステップが「E」であるか否かを判別
し(ステップA10)、「E」でなければ、ステップA
4に戻り、前記ステップの取得以降の処理を繰り返し、
「E」であれば、本処理を終了する。
【0061】このワークフロー処理において、CPU2
は、例えば、図9(C)に示す送付手順で書類を送付す
る場合、書類コード「A」を取得し、図7に示すよう
に、表示装置5に表示させたツリー状の組織図において
起案者として営業部がクリック操作された後、No
「3」、ステップ「1」を取得すると、取得した情報か
ら送付先を所属コード「1200」、所属名「営業部」
と確定して、社員区別「3」(自部門課長)を取得す
る。すなわち、送付先は、営業部における各担当者の自
部門の課長となる。そして、前記社員区別により送付先
が所属長であるため、人事データファイル7bから、前
記自部門の課長のメールアドレスを取得し書類Aを送付
する。起案者が、営業1課のHHHである場合には、前
記送付先は、営業1課の課長であるGGGとなり、メー
ルアドレスgggに対して書類Aを送付する。
【0062】次いで、上記ステップ「1」における最初
の送付処理と同様の処理を行うことにより、ステップ
「2」における2番目の送付では、人事課の課長である
CCCのメールアドレスcccに対して書類Aを送付す
る。そして、ステップ「E」における最後の送付では、
総務部の部長であるBBBのメールアドレスbbbに対
して書類Aを送付する。
【0063】また、このワークフロー処理において、C
PU2は、例えば、図9(F)に示す送付手順で書類を
送付する場合、書類コード「B」を取得し、図7に示す
ように、表示装置5に表示させたツリー状の組織図にお
いて起案者として営業1課がクリック操作された後、N
o「2」、ステップ「1」を取得すると、取得した情報
から送付先を所属コード「1210」、所属名「営業1
課」と確定して、社員区別「3」(自部門課長)を取得
する。すなわち、送付先は、営業1課の課長となる。そ
して、前記社員区別により送付先が所属長であるため、
人事データファイル7bから、前記営業1課の課長GG
Gのメールアドレスgggを取得し書類Bを送付する。
【0064】次いで、上記ステップ「1」における最初
の送付処理と同様の処理を行うことにより、ステップ
「2」における2番目の送付では、営業部の部長である
FFFのメールアドレスfffに対して書類Bを送付す
る。そして、ステップ「E」における最後の送付では、
総務部の部長であるBBBのメールアドレスbbbに対
して書類Bを送付する。
【0065】次に、図12、図13、図14、図15を
用いて、人事異動が行われた際など、社員の配属が変更
した場合の処理について説明する。
【0066】図12は、人事異動が行われた後の社員情
報ファイル7cの一例を示す図である。図12におい
て、人事異動が行われた社員の社員情報に対してはマス
ク表示されている。例えば、BBBが総務部の部長から
開発部の部長に人事異動した場合、図4と対応させる
と、社員コードが「110」、メールアドレスが「bb
b」である氏名「BBB」の所属の情報が、図4に示す
所属コード「1100」、所属名「総務部」、役職「部
長」から、図12に示す所属コード「3000」、所属
名「開発部」、役職「部長」に変更される。
【0067】図13は、上記図12と同様に人事異動が
行われた後の人事データファイル7bの一例を示す図で
ある。図13において、人事異動が行われた社員の社員
情報に対してはマスク表示されている。例えば、総務部
の部長がBBBからCCCに人事異動した場合、図3と
対応させると、所属コードが「1100」、所属名が
「総務部」、役職が「部長」である社員の情報が、図3
に示す社員コード「110」、氏名「BBB」、メール
アドレス「bbb」から、図13に示す社員コード「2
00」、氏名「CCC」、メールアドレス「ccc」に
変更される。
【0068】この図13の人事異動後の人事データファ
イル7bに基づいて、図6に示したツリー状の組織図
は、図14に示すように変更される。そして、図14に
示した書類A及び書類Bの送付の流れ(書類Aは点線の
矢印、書類Bは実線の矢印)に応じて、上記ワークフロ
ー定義処理において、起案者及び送付者が指定される。
【0069】図15は、起案者がHHHとIIIの場合
に、図9に示すワークフロー定義ファイル7aに基づい
て、ワークフロー処理によって送付される、人事異動前
と人事異動後の送付手順を示す図である。
【0070】例えば、起案者がHHHの書類Aを図9
(C)に基づいて送付する場合では、まず、人事異動前
の送付手順は、起案者HHHが営業1課のため、最初の
送付者が自部門の課長である営業1課の課長GGGとな
り、2番目の送付者が人事課の課長CCCとなり、最後
の送付者が総務部の部長BBBとなる。
【0071】そして、人事異動により、図14に示すよ
うに、起案者HHHが営業3課に移り、人事課の課長が
PPPになり、総務部の部長がCCCになる。
【0072】この人事異動後にワークフロー処理が実行
されると、起案者あるいは送付者の指定をする際には、
図13の人事異動後の人事データファイル7bに基づい
た図14のツリー状の組織図に応じて行い、また、社員
情報を取得する際には、図12の人事異動後の社員情報
ファイル7c及び図13の人事異動後の人事データファ
イル7bに応じて行うため、人事異動後の送付手順は、
まず、最初の送付者が営業3課の課長MMMとなり、2
番目の送付者が人事課の課長PPPとなり、最後の送付
者が総務部の部長CCCとなる。
【0073】また、例えば、起案者がIIIの書類Bを
図9(F)に基づいて送付する場合では、まず、人事異
動前の送付手順は、起案者IIIが営業1課のため、最
初の送付者が営業1課の課長GGGとなり、2番目の送
付者が営業部の部長FFFとなり、最後の送付者が総務
部の部長BBBとなる。
【0074】そして、人事異動により、図14に示すよ
うに、総務部の部長がCCCになる。この人事異動後に
ワークフロー処理が実行されると、人事異動後の送付手
順は、まず、最初の送付者が営業1課の課長GGGとな
り、2番目の送付者が営業部の部長FFFとなり、最後
の送付者が総務部の部長CCCとなる。
【0075】以上のように、CPU2は、ワークフロー
定義処理を実行し、書類コードの選択を行い、Noを決
定し、ステップを「S」に設定すると、人事データファ
イル7bに基づいたツリー状の組織図を表示装置5に表
示させ、クリック操作により起案者を選択し、社員区別
を選択して、社員区別に応じて起案者を登録する。そし
て、次のステップを「1」に設定し、前記起案者と同様
にして送付先及び社員区別を選択して送付先を登録する
と、ステップに1を加算し次のステップを設定して、最
終送付先まで前記選択及び登録を繰り返し、最終送付先
になるとステップを「E」として最終送付先を登録す
る。
【0076】また、CPU2は、ワークフロー処理を実
行し、書類コードを取得し、表示装置5にツリー状の組
織図を表示させ、クリック操作により起案者を取得し、
No及びステップを取得した後、送付先を確定し、その
社員区別を取得する。そして、送付先が指定社員である
場合には、社員情報ファイル7cから社員情報を取得
し、送付先が所属長の場合には、人事データファイル7
bから社員情報を取得して、社員情報のメールアドレス
に基づいて書類を送付し、ステップが「E」になるまで
繰り返す。
【0077】したがって、人事情報に応じた組織上の所
属に基づいて書類に対応する送付手順を登録しておき、
その送付手順に基づいて所属に対応する送付先のメール
アドレスを読み出し、書類を順次送付するため、人事異
動によって社員の所属の変更が発生した場合など、その
人事情報に合わせて自動的に送付先のメールアドレスが
変更されて、送付先のメールアドレスを個々に手作業で
修正する必要がなくなり、書類の送付経路にミスが発生
することを防ぐことができる。
【0078】また、表示画面に表示させたツリー状の組
織図におけるクリック操作によって所望の所属が入力さ
れ、送付手順の登録を行うため、ユーザーにとって、入
力操作が容易となり、作業負担を低減することができ
る。
【0079】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態では、表示画面に表示させたツリー状の組織図におけ
るクリック操作によって所望の所属が入力され、人事情
報に応じた組織上の所属に基づいて書類に対応する送付
手順を登録し、また、その所属に基づいて送付先のメー
ルアドレスを読み出し、書類を順次送付するようにした
が、人事情報に応じた組織上の所属に基づいて、書類を
送付するメーリングリストを作成しておき、ある所属に
書類を送付するときは、そのメーリングリストにより書
類を送付するようにすることが有効である。
【0080】本第2の実施の形態では、表示画面に表示
させたツリー状の組織図におけるドラッグ操作によって
所望の所属が入力され、組織上の所属に基づいて設定さ
れるメーリングリスト定義ファイルから、メーリングリ
ストを作成し、ある所属に書類を送付するときは、その
メーリングリストに基づいて書類を送付し、また、人事
異動が行われわれると、その人事異動後の組織上の所属
に基づいて、自動的にメーリングリストを更新すること
が可能なメールアドレス管理装置及び記憶媒体について
説明する。
【0081】図16〜図26は、本発明のメールアドレ
ス管理装置及び記憶媒体を適用したコンピュータシステ
ムの第2の実施の形態を示す図である。
【0082】まず、構成を説明する。
【0083】図16は、本第2の実施の形態のコンピュ
ータシステム21の要部構成を示すブロック図である。
なお、同図において、第1の実施の形態におけるコンピ
ュータシステム1の要部構成(図1参照)と同一の構成
要素には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0084】図16において、コンピュータシステム2
1は、上記図1に示した入力装置3、印刷装置4、及び
表示装置5、RAM6と、CPU22、記憶装置27、
及び記憶媒体28により構成されており、記憶媒体28
を除く各部はバス9により接続されている。
【0085】CPU22は、後述するメーリングリスト
定義処理を実行し、まず、入力装置3から記憶装置27
に格納されるメーリングリスト定義ファイル27aのリ
スト名が入力されると、人事データファイル7bに基づ
いたツリー状の組織図を表示装置5に表示させ、ドラッ
グ操作によりメーリングリストの送付先領域を指定し
て、メーリングリスト定義ファイル27aの所属コー
ド、所属名、社員区別、所属社員名を設定する。そし
て、人事データファイル7bを参照してメールアドレス
を取得し、記憶装置27のメーリングリストファイル2
7cに、リスト名と対応させてメールアドレスを格納し
たメーリングリストを作成して、全メーリングリストを
作成するまで本処理を繰り返す。
【0086】また、CPU22は、後述するメーリング
送付処理を実行し、記憶装置27に格納されたメーリン
グリストファイル27cからメーリングリストのリスト
名を選択すると、そのリスト名に対応するメーリングリ
ストを読み出し、メーリングリストに格納されるメール
アドレスに基づいて書類の送付を行い、そのメーリング
リストに送付されていないメールアドレスがなくなるま
で送付処理を繰り返す。
【0087】さらに、CPU22は、後述するメーリン
グリスト更新処理を実行し、記憶装置27の人事異動後
の人事データファイル7bを参照して、メーリングリス
ト定義ファイル27aの所属社員名が書き換えられ更新
される。そして、更新されたメーリングリスト定義ファ
イル27aを参照して、書き換えられた所属社員名に基
づいて、メーリングリストファイル27cのメーリング
リストのメールアドレスが書き換えられ、更新されたメ
ーリングリスト定義ファイル27aに応じて、メーリン
グリストファイル27cの更新が全て完了するまで、メ
ーリングリスメーリングリストのメールアドレスの書き
換えを繰り返す。
【0088】記憶装置27は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体28を有しており、この記
憶媒体28は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。
【0089】この記憶媒体28は記憶装置27に固定的
に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体28には上記システムプログラム及び
当該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、メーリングリスト定義処理プログラム、メーリング
送付処理プログラム、メーリングリスト更新処理プログ
ラム、各処理プログラムで処理されたデータ、及び、図
17に示すように、メーリングリスト定義処理プログラ
ム、メーリング送付処理プログラム、メーリングリスト
更新処理プログラムで処理されるメーリングリスト定義
ファイル27a、人事データファイル7b、メーリング
リストファイル27c、所属テーブル7d等を記憶す
る。
【0090】メーリングリスト定義ファイル27aは、
後述する図20及び図21に示すように、メーリングリ
スト定義処理の実行によって、メーリングリストファイ
ル27cを作成する前に設定されるファイルであり、リ
スト名に対応して、各リスト名に応じて送付する送付先
の所蔵コード、所属名、社員区別、及び所属社員名が格
納される。
【0091】人事データファイル7bは、上記第1の実
施の形態と同様に、図3に示すように、所属コード、及
び所属名毎に、社員情報である役職、社員コード、氏
名、及びメールアドレスが格納されている。この人事デ
ータファイル7bに基づいて、後述するメーリングリス
ト定義処理においてメーリングリストの送付先領域を指
定する際に、表示装置5の表示画面に図19に示すツリ
ー状の組織図が表示される。
【0092】メーリングリストファイル27cは、後述
する図22に示すように、メーリングリスト定義処理の
実行によって作成されるファイルであり、リスト名に対
応して、各リスト名に応じて送付する送付先のメールア
ドレスが格納されている。
【0093】所属テーブル7dは、上記第1の実施の形
態と同様に、後述する図10に示すように、各社員区別
毎に、社員区別の内容が対応づけて格納されるテーブル
である。
【0094】また、この記憶媒体28に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体28に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0095】次に、本第2の実施の形態の動作を説明す
る。
【0096】上記CPU22により実行されるメーリン
グリスト定義処理、メーリング送付処理、及びメーリン
グリスト更新処理について図18、図23、及び図24
に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0097】図18のメーリングリスト定義処理は、メ
ーリング送付処理を行う前に、記憶装置27のメーリン
グリスト定義ファイル27aを設定し、そのメーリング
リスト定義ファイル27aに基づいてメーリングリスト
ファイル27cを作成する処理であり、図23のメーリ
ング送付処理は、前記作成されたメーリングリストファ
イル27cに基づいて行われる書類の送付処理である。
また、図24のメーリングリスト更新処理は、人事異動
が行われた際などに実行される、メーリングリストファ
イル27cの更新処理である。
【0098】図19は、上記第1の実施の形態と同様に
(図6参照)、本第2の実施の形態において使用する企
業の組織の一部分を、各社員のメールアドレスとともに
ツリー状に示した組織図の一例である。このツリー状の
組織図は、第1の実施の形態と同様に、記憶装置27に
格納される人事データファイル7bに基づいて作成され
ており、後述するメーリングリスト定義処理において、
作成するメーリングリストの送付先を示す領域の指定時
に、表示装置5の表示画面に表示される。同図におい
て、後述するメーリングリスト定義処理において、指定
されるメーリングリストの送付先を示す領域も同時に示
している。
【0099】図20、図21は、記憶装置27に格納さ
れる、本処理により設定されるメーリングリスト定義フ
ァイル27aの一例を示す図である。また、図22は、
記憶装置27に格納される、本処理により作成されるメ
ーリングリストファイル27cの一例を示す図である。
【0100】まず、図18のメーリングリスト定義処理
によって、記憶装置27に格納される図20及び図21
に示すメーリングリスト定義ファイル27aが設定さ
れ、図22に示すメーリングリストファイル27cが作
成される手順を説明する。
【0101】CPU22は、まず、入力装置3からの入
力操作によりメーリングリスト定義処理の開始が指示さ
れ、入力装置3からの入力操作により、記憶装置27に
格納されるメーリングリスト定義ファイル27aのメー
リングリストのリスト名が入力される(ステップB
1)。図20に示すように、例えば、リスト名の、「部
門長」、「営業1課」、あるいは「営業部」などが入力
される。
【0102】次いで、記憶装置27内に格納される人事
データファイル7bに基づいて、図19に示すように、
ツリー状の組織図を表示装置5の表示画面に表示させ
(ステップB2)、作成するメーリングリストの送付先
を示す領域に対応する部分が、ユーザーによるマウス操
作によってドラッグ操作されることにより、メーリング
リストの送付先を示す領域を指定する(ステップB
3)。表示装置5の表示画面上において、前記ドラッグ
操作により指定される各メーリングリストの送付先領域
に対応する部分を、図19の(1)〜(3)によって示
す。(1)は、リスト名が「部門長」の場合に指定され
た送付先を示す領域であり、(2)は、リスト名が「営
業1課」の場合に指定された送付先を示す領域であり、
(3)は、リスト名が「営業部」の場合に指定された送
付先を示す領域である。
【0103】そして、リスト名に対応させて、指定され
たメーリングリストの送付先領域から、メーリングリス
ト定義ファイル27aの所属コード、所属名、及び社員
区別をまず設定する(ステップB4)。図20に示すよ
うに、例えば、リスト名「営業1課」の場合には、ステ
ップB3において図19の(2)が指定された場合であ
り、営業1課の課長に対応する、所属コード「121
0」、所属名「営業1課」、社員区別「9」と、営業1
課の社員に対応する、所属コード「1210」、所属名
「営業1課」、社員区別「1」が設定される。この社員
区別は、上記第1の実施の形態と同様に、記憶装置27
に格納される、図10に示す所属テーブル7dを参照し
て設定される。
【0104】また、前記設定された所属コード、所属
名、及び社員区別に対応して所属社員名を設定する。図
21に、リスト名毎に所属社員名が設定されたメーリン
グリスト定義ファイル27aを示す。例えば、リスト名
「営業1課」では、図20のリスト名「営業1課」に設
定される所属コード「1210」、所属名「営業1
課」、社員区別「9」に対応して、所属社員「GGG」
を設定し、所属コード「1210」、所属名「営業
部」、社員区別「1」に対応して、所属社員「HH
H」、「III」を設定する。
【0105】次いで、記憶装置27内に格納される図3
に示す人事データファイル7bを参照して、前記メーリ
ングリスト定義ファイル27aに設定された項目(所属
コード、所属名、社員区別、所属社員名)に基づいてメ
ールアドレスを取得する(ステップB5)。そして、記
憶装置27のメーリングリストファイル27c内に、リ
スト名と対応させて、書類の送付先であるメールアドレ
スを格納したメーリングリストを作成する(ステップB
6)。
【0106】例えば、図20、図21に示すリスト名
「営業1課」の所属コード「1210」、所属名「営業
1課」、社員区別「9」、所属社員名「GGG」に基づ
いて、図3に示す人事データファイル7bよりメールア
ドレス「ggg」を取得し、また、所属コード「121
0」、所属名「営業1課」、社員区別「1」、所属社員
名「HHH」、「III」に基づいて、人事データがイ
ル7bよりメールアドレス「hhh」、「iii」を取
得する。そして、図22に示すメーリングリストファイ
ル27cに、リスト名「営業1課」と対応させてメール
アドレス「ggg」、「hhh」、「iii」を格納し
て、営業1課のメーリングリストを作成する。
【0107】続いて、作成するメーリングリストが全て
終了したか否かを判別し(ステップB7)、終了してい
ない場合には、ステップB1に戻る。また、終了した場
合には、本処理を終了する。
【0108】次に、上記メーリングリスト定義処理によ
り作成されたメーリングリストファイル27cに基づい
て書類を送付するメーリング送付処理について、図23
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0109】CPU22は、まず、入力装置3からの入
力操作によりメーリング送付処理の開始が指示され、入
力装置3からの入力操作により、記憶装置27に格納さ
れた図22に示すメーリングリストファイル27cか
ら、本処理に使用するメーリングリストのリスト名を選
択する(ステップC1)。次いで、前記選択されたリス
ト名に基づいて、メーリングリストファイル27cから
メーリングリストを読み出し(ステップC2)、そのメ
ーリングリストに格納されるメールアドレスに基づいて
書類の送付処理を行う(ステップC3)。
【0110】そして、前記読み出されたメーリングリス
トに、まだ送付されていないメールアドレスが残ってい
るか否かを判別し(ステップC4)、残っている場合に
は、ステップC3に戻り、残っているメールアドレスに
基づいて送付処理を繰り返し行い、残っていない場合に
は、本処理を終了する。
【0111】次に、メーリングリストファイル27cの
更新処理であるメーリングリスト更新処理について、図
24に示すフローチャートを用いて説明する。
【0112】このメーリングリスト更新処理は、人事異
動が行われた際など社員の配属が変更した場合に行われ
る処理である。
【0113】図25は、上記第1の実施の形態と同様
に、図13に示した人事異動後の人事データファイル7
bに基づいて変更されたツリー状の組織図である。上記
メーリングリスト定義処理において、指示されるメーリ
ングリストの送付先領域を図19と同様に示す。
【0114】CPU22は、まず、入力装置3からの入
力操作によりメーリングリスト更新処理の開始が指示さ
れると、記憶装置27に格納される図20に示すメーリ
ングリスト定義ファイル27aの所属コード、所属名、
社員区別に基づいて、記憶装置27に格納される図13
に示す人事異動後の人事データファイル7bを参照し
て、図21に示すメーリングリスト定義ファイル27a
の所属社員名が書き換えられ、メーリングリスト定義フ
ァイル27aが更新される(ステップD1)。
【0115】次いで、更新されたメーリングリスト定義
ファイル27aを参照して(ステップD2)、書き換え
れた所属社員名に基づいて、記憶装置27内に格納され
る図22に示すメーリングリストファイル27cのメー
リングリストのメールアドレスが書き換えられる(ステ
ップD3)。
【0116】図26に、本処理によりメールアドレスが
書き換えられて、更新したメーリングリストファイル2
7cを示す。例えば、図25に示すように、営業1課で
は、人事異動により社員「HHH」が「NNN」に変更
されているため、図13に示した人事異動後の人事デー
タファイル7bを参照して、まず、メーリングリスト定
義ファイル27aの営業1課の所属社員名が書き換えら
れ、それに応じて、図26に示すように、メーリングリ
ストファイル27cにおいて、リスト名「営業1課」の
メールアドレスの「hhh」が「nnn」に書き換えら
れる。
【0117】そして、更新されたメーリングリスト定義
ファイル27aに応じて、メーリングリストファイル2
7cのメーリングリストの更新が全て完了したか否かを
判別し(ステップD4)、完了していない場合には、ス
テップD2に戻り、完了した場合には、本処理を終了す
る。
【0118】以上のように、CPU22は、メーリング
リスト定義処理を実行し、メーリングリスト定義ファイ
ル27aのリスト名が入力されると、人事データファイ
ル7bに基づいたツリー状の組織図を表示装置5に表示
させ、ドラッグ操作によりメーリングリストの送付先領
域を指定して、メーリングリスト定義ファイル27aの
所属コード、所属名、社員区別、所属社員名を設定し、
人事データファイル7bを参照してメールアドレスを取
得し、メーリングリストファイル27cにリスト名と対
応させてメールアドレスを格納したメーリングリストを
作成する。
【0119】また、CPU22は、メーリング送付処理
を実行し、メーリングリストファイル27cから選択さ
れたメーリングリストのリスト名に対応するメーリング
リストを読み出し、メールアドレスに基づいて書類の送
付を行う。
【0120】さらに、CPU22は、メーリングリスト
更新処理を実行し、人事異動後の人事データファイル7
bを参照して、メーリングリスト定義ファイル27aの
所属社員名が書き換えられ、その更新されたメーリング
リスト定義ファイル27aを参照して、メーリングリス
トファイル27cのメールアドレスが書き換えられる。
【0121】したがって、人事情報に応じた組織上の所
属に基づいて、メーリングリストを作成しておき、ある
所属に書類を送付する時は、そのメーリングリストによ
り書類を送付するため、人事異動によって社員の所属の
変更が発生した場合など、その人事情報に合わせて自動
的にメーリングリストを更新し、メーリングリストを個
々に手作業で修正する必要がなくなり、メーリングリス
トにミスが発生することを防ぐことができる。
【0122】また、表示画面に表示させたツリー状の組
織図におけるドラッグ操作によって所望の送付先の所属
範囲が入力され、メーリングリストの作成を行うため、
ユーザーにとって、入力操作が容易となり、作業負担を
減少することができる。
【0123】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、組織上の
所属に基づいて書類に対応する送付手順を登録してお
き、その送付手順に基づいて所属に対応する送付先のメ
ールアドレスを読み出し、書類を順次送付するため、人
事異動によって社員の所属の変更が発生した場合など、
その人事情報に合わせて自動的に送付先のメールアドレ
スが変更されて、送付先のメールアドレスを個々に手作
業で修正する必要がなくなり、書類の送付経路にミスが
発生することを防ぐことができる。
【0124】請求項2記載の発明によれば、表示させた
組織図上において所望する所属を指示することにより所
属が入力され、送付手順の登録を行うため、ユーザーに
とって、入力操作が容易となり、作業負担を低減するこ
とができる。
【0125】請求項3記載の発明によれば、組織上の所
属に基づいて、メーリングリストを作成しておき、ある
所属に書類を送付する時は、そのメーリングリストによ
り書類を送付するため、人事異動によって社員の所属の
変更が発生した場合など、その人事情報に合わせて自動
的にメーリングリストを更新し、メーリングリストを個
々に手作業で修正する必要がなくなり、メーリングリス
トにミスが発生することを防ぐことができる。
【0126】請求項4記載の発明によれば、表示させた
組織図上において所望する所属を指示することにより所
属が入力され、メーリングリストの作成を行うため、ユ
ーザーにとって、入力操作が容易となり、作業負担を減
少することができる。
【0127】請求項5記載の発明によれば、組織上の所
属に基づいて書類に対応する送付手順を登録しておき、
その送付手順に基づいて所属に対応する送付先のメール
アドレスを読み出し、書類を順次送付することができる
プログラムをコンピュータにより実行することができ
る。
【0128】請求項6記載の発明によれば、組織上の所
属に基づいて、メーリングリストを作成しておき、ある
所属に書類を送付する時は、そのメーリングリストによ
り書類を送付することができるプログラムをコンピュー
タにより実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメールアドレス管理装置及び記憶媒体
を適用した第1の実施の形態のコンピュータシステム1
の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1の記憶装置7内に格納される各種ファイル
を示す図である。
【図3】図2の人事データファイル7bを示す図であ
る。
【図4】図2の社員情報ファイル7cを示す図である
【図5】第1の実施の形態において、図1のCPU2に
より実行されるワークフロー定義処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】組織の一部分を各社員のメールアドレスととも
にツリー状に示した組織図である。
【図7】図6の組織図において、書類A及び書類Bの送
付の流れを示す図である。
【図8】図5のワークフロー定義処理により作成された
ワークフロー定義ファイル7aの概要を示す図である。
【図9】図5のワークフロ定義処理により作成されたワ
ークフロー定義ファイル7aの具体例を示す図である。
【図10】図2の所属テーブル7dを示す図である。
【図11】第1の実施の形態において、図1のCPU2
により実行されるワークフロー処理を示すフローチャー
トである。
【図12】人事異動後の社員情報ファイル7cを示す図
である。
【図13】人事異動後の人事データファイル7bを示す
図である。
【図14】人事異動後のツリー状の組織図及び書類Aと
書類Bの送付の流れを示す図である。
【図15】起案者がHHHとIIIの場合の、人事異動
前と人事異動後の送付手順を示す図である。
【図16】本発明のメールアドレス管理装置及び記憶媒
体を適用したコンピュータシステム21の要部構成を示
すブロック図である。
【図17】図16の記憶装置27内に格納される各種フ
ァイルを示す図である。
【図18】第2の実施の形態において、図16のCPU
21により実行されるメーリングリスト定義処理を示す
フローチャートである。
【図19】組織の一部分を各社員のメールアドレス及び
メーリングリストの送付先領域とともにツリー状に示し
た組織図である。
【図20】図18のメーリングリスト定義処理により設
定されたメーリングリスト定義ファイル27a(リスト
名に対応させて、所属コード、所属名、社員区別が設定
される場合)を示す図である。
【図21】図18のメーリングリスト定義処理により設
定されたメーリングリスト定義ファイル27a(リスト
名に対応させて、所属社員名が設定される場合)を示す
図である。
【図22】図18のメーリングリスト定義処理により作
成されたメーリングリストファイル27cを示す図であ
る。
【図23】第2の実施の形態において、図16のCPU
21により実行されるメーリング送付処理を示すフロー
チャートである。
【図24】第2の実施の形態において、図16のCPU
21により実行されるメーリングリスト更新処理を示す
フローチャートである。
【図25】人事異動後のツリー状の組織図及びメーリン
グリストの送付先領域を示す図である。
【図26】図24のメーリングリスト更新処理により更
新されたメーリングリストファイル27cを示す図であ
る。
【符号の説明】
1、21 コンピュータシステム 2、22 CPU 3 入力装置 4 印刷装置 5 表示装置 6 RAM 7、27 記憶装置 7a ワークフロー定義ファイル 7b 人事データファイル 7c 社員情報ファイル 7d 所属テーブル 27a メーリングリスト定義ファイル 27c メーリングリストファイル 8、28 記憶媒体 9 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組織の情報とメールアドレスを対応づけて
    記憶する組織情報記憶手段と、 この組織情報記憶手段により記憶された組織の情報から
    組織上の所属を指示する所属指示手段と、 この所属指示手段により指示された組織上の所属に基づ
    いて、送付する書類に対応して当該書類の送付手順を定
    義する送付手順定義手段と、 この送付手順定義手段により定義された送付手順を記憶
    する送付手順記憶手段と、 この送付手順記憶手段により記憶された送付手順に基づ
    いて、前記所属指示手段により指示された組織上の所属
    に対応する送付先のメールアドレスを前記組織情報記憶
    手段から読み出し、この読み出されたメールアドレスに
    書類を送付する書類送付手段と、 を備えたことを特徴とするメールアドレス管理装置。
  2. 【請求項2】前記組織情報記憶手段により記憶された組
    織の情報に基づいて組織図を表示する表示手段を更に備
    え、 前記所属指示手段は、前記表示手段により表示された組
    織図上で所望する所属を指示することを特徴とする請求
    項1記載のメールアドレス管理装置。
  3. 【請求項3】組織の情報とメールアドレスを対応づけて
    記憶する組織情報記憶手段と、 所属名を指示する所属名指示手段と、 前記組織情報記憶手段により記憶された組織の情報から
    組織上の所属を指示する所属指示手段と、 この所属指示手段により指示された組織上の所属に基づ
    いて、前記所属名指示手段により指示された所属名に対
    応する書類の送付先を定義する送付先定義手段と、 前記所属名指示手段により指示された所属名に対応させ
    て、前記送付先定義手段により定義された書類の送付先
    に基づいて、前記所属指示手段により指示された組織上
    の所属に対応するメールアドレスを前記組織情報記憶手
    段から設定するメールアドレス設定手段と、 前記所属名指示手段により指示された所属名に対応させ
    て、前記メールアドレス設定手段により設定されるメー
    ルアドレスをメーリングリストとして記憶するメーリン
    グリスト記憶手段と、 このメーリングリスト記憶手段に記憶されたメーリング
    リストの所属名が指定されると、前記メーリングリスト
    記憶手段に記憶された当該指定された所属名に対応する
    メールアドレスに書類を送付する書類送付手段と、 を備えたことを特徴とするメールアドレス管理装置。
  4. 【請求項4】前記組織情報記憶手段により記憶された組
    織の情報に基づいて組織図を表示する表示手段を更に備
    え、 前記所属指示手段は、前記表示手段により表示された組
    織図上で所望する所属を指示することを特徴とする請求
    項3記載のメールアドレス管理装置。
  5. 【請求項5】組織の情報とメールアドレスを対応づけて
    組織情報記憶手段に記憶するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 組織情報記憶手段により記憶された組織の情報から組織
    上の所属を指示するためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 指示された組織上の所属に基づいて、送付する書類に対
    応して当該書類の送付手順を定義するためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 定義された送付手順を送付手順記憶手段に記憶するため
    のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 送付手順記憶手段により記憶された送付手順に基づい
    て、指示された組織上の所属に対応する送付先のメール
    アドレスを組織情報記憶手段から読み出し、この読み出
    されたメールアドレスに書類を送付するためのコンピュ
    ータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】組織の情報とメールアドレスを対応づけて
    組織情報記憶手段に記憶するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 所属名を指示するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 組織情報記憶手段により記憶された組織の情報から組織
    上の所属を指示するためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 指示された組織上の所属に基づいて、指示された所属名
    に対応する書類の送付先を定義するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 指示された所属名に対応させて、定義された書類の送付
    先に基づいて、指示された組織上の所属に対応するメー
    ルアドレスを組織情報記憶手段から設定するためのコン
    ピュータが実行可能なプログラムコードと、 指示された所属名に対応させて、設定されるメールアド
    レスをメーリングリストとしてメーリングリスト記憶手
    段に記憶するためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムコードと、 メーリングリスト記憶手段に記憶されたメーリングリス
    トの所属名が指定されると、前記メーリングリスト記憶
    手段に記憶された当該指定された所属名に対応するメー
    ルアドレスに書類を送付するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6738776B2 (en) 2000-11-10 2004-05-18 Nec Corporation System for selecting desired entry information from directory information stored in directory server and using entry information for external application and external service
US7734696B2 (en) 2002-04-08 2010-06-08 Oracle International Corporation Hierarchical org-chart based email mailing list maintenance
JP2016048513A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 株式会社日立ソリューションズ 一覧表管理システム
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