JPH09149598A - 冷却ファンおよび冷却ファン組立体 - Google Patents

冷却ファンおよび冷却ファン組立体

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JPH09149598A
JPH09149598A JP7301717A JP30171795A JPH09149598A JP H09149598 A JPH09149598 A JP H09149598A JP 7301717 A JP7301717 A JP 7301717A JP 30171795 A JP30171795 A JP 30171795A JP H09149598 A JPH09149598 A JP H09149598A
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Japan
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cooling fan
rotor
opening
casing body
fan according
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JP7301717A
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Koichi Saito
弘一 斉藤
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Seiko Epson Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却効率が高く、薄型化が可能な冷却ファンお
よび冷却ファン組立体を提供する。 【解決手段】冷却ファン1は、ケーシング本体3および
円形の開口42が形成された蓋体4とからなるケーシン
グ2と、このケーシング2内に設置されたファンモータ
5と、回路基板8等で構成されている。ケーシング本体
3の外周部312には、複数の放熱板32が立設されて
いる。ファンモータ5は、外周方向へ向けて突出する7
枚の羽根72が設けられた回転子7と、底板31に固定
された固定子6とで構成されている。羽根72の最大外
径(大径部722の外径)bは、開口42の内径より大
きく、羽根72の小径部723の外径cは、開口42の
内径より小さく設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被冷却物を冷却す
る冷却ファンおよび冷却ファン組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却ファンは、電子機器回路周辺を冷却
する場合(例えば、CPU局部集中冷却)等に広く利用
されている。
【0003】このような冷却ファンは、側部に放熱部が
設けられたケーシング本体と、開口が形成された蓋体と
から構成されるケーシングを有しており、このケーシン
グ内には、複数の羽根が設けられた回転子と、固定子と
から構成されるファンモータが設置されている。そし
て、ケーシング本体の外側底面に被冷却物を接合し、フ
ァンモータを駆動すると、開口および放熱部を流通する
空気流が形成され、これにより、被冷却物から発生する
熱が放散され、被冷却物が冷却される。
【0004】従来の冷却ファンには、蓋体側にファンモ
ータが設置されているものがあるが、この冷却ファン
は、風量が少なく、冷却効率が低く、騒音が大きく、し
かも厚さが厚いという問題がある。
【0005】また、従来の他の冷却ファンには、ケーシ
ング本体側にファンモータが設置されているものもある
が、この場合、回転子の回転軸の先端部が、ケーシング
本体の底板を貫通し、ボールベアリングやワッシャーに
より回転可能にケーシング本体に取り付けられている。
このような冷却ファンは、風量が少なく、冷却効率が低
く、騒音が大きく、厚さが厚く、しかも、ケーシング本
体の外側底面に、回転子の回転軸を取り付けるための孔
部があるので、さらに冷却効率が低下してしまうという
問題がある。そして、回転子をケーシング本体に取り付
けるために、冷却ファンを裏返す工程が必要となり、冷
却ファンの組み立ての作業性が悪いという欠点もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冷却
効率が高く、組み立てが容易であり、また、薄型化が可
能な冷却ファンおよびこれを備える冷却ファン組立体を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(14)の本発明により達成される。
【0008】(1) 側部に放熱部が設けられたケーシ
ング本体と、開口が形成された蓋体とから構成されるケ
ーシングと、前記ケーシング内に設置され、外周方向へ
向けて突出する複数の羽根が設けられた回転子と、固定
子とから構成されるファンモータとを有し、該ファンモ
ータの駆動により、前記開口および放熱部を流通する空
気流を形成して被冷却物を冷却する冷却ファンであっ
て、前記羽根の最大外径が前記開口の内径より大きく、
かつ、前記羽根が前記蓋体に対して非接触で回転するよ
う構成したことを特徴とする冷却ファン。
【0009】(2) 前記各羽根は、大径部と小径部と
を有し、前記大径部の外径が前記開口の内径より大き
く、前記小径部の外径が前記開口の内径より小さく、か
つ、前記小径部の少なくとも一部が前記開口内に位置し
ている上記(1)に記載の冷却ファン。
【0010】(3) 前記各羽根は、切欠部を有し、こ
の切欠部内に前記開口の縁部が位置している上記(1)
または(2)に記載の冷却ファン。
【0011】(4) 前記ファンモータは、前記開口か
ら空気を吸い込み、前記放熱部から空気を排出するよう
駆動する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の冷
却ファン。
【0012】(5) 前記固定子は、前記ケーシング本
体内の底部に固定され、前記回転子は、前記ケーシング
本体に直接支持されていない上記(1)ないし(4)の
いずれかに記載の冷却ファン。
【0013】(6) 前記回転子が、少なくとも回転停
止時に、前記底部側に磁気的に吸引されるように構成さ
れている上記(5)に記載の冷却ファン。
【0014】(7) 前記ケーシング本体の外側底面
に、被冷却物との接触面が形成され、該接触面が孔部の
無い平滑面になっている上記(5)または(6)に記載
の冷却ファン。
【0015】(8) 前記放熱部は、前記回転子の回転
軸方向に立設された複数の放熱板を有し、前記放熱板間
に形成された空気流路は、空気の排出方向に向ってその
断面積が漸増する部分を有する上記(1)ないし(7)
のいずれかに記載の冷却ファン。
【0016】(9) 前記ケーシング本体内の底部に、
前記ファンモータの駆動を制御する回路基板を有し、前
記回路基板の中心部が、前記ファンモータの回転中心に
対してずれた位置にある上記(1)ないし(8)のいず
れかに記載の冷却ファン。
【0017】(10) 前記ケーシング本体内の底部に、
前記ファンモータの駆動を制御する回路基板を有し、前
記放熱部は、前記回転子の回転軸方向に立設された複数
の放熱板を有し、そのうちの少なくとも一つが、前記回
路基板の位置を規制する位置決め部を兼ねる上記(1)
ないし(9)のいずれかに記載の冷却ファン。
【0018】(11) 前記回転子の上面が、前記蓋体の
上面と一致するか、またはその下側近傍に位置している
上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の冷却ファ
ン。
【0019】(12) 前記回転子は、回転軸を有し、そ
の先端が前記ケーシング本体の底部に点接触している上
記(1)ないし(11)のいずれかに記載の冷却ファン。
【0020】(13) 前記固定子は、コイルと、互いに
逆方向に延びる複数の爪部が立設された一対のヨークと
を有し、前記各爪部は、前記コイルの外周側に位置し、
これら各爪部が非接触で噛み合うよう前記ヨークが配置
されている上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の
冷却ファン。
【0021】(14) 上記(1)ないし(13)のいずれ
かに記載の冷却ファンと、該冷却ファンに接合された被
冷却物とからなることを特徴とする冷却ファン組立体。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷却ファンおよび
冷却ファン組立体を添付図面に示す好適実施例に基づい
て詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の冷却ファンおよび冷却フ
ァン組立体の構成例を示す斜視図、図2は、図1に示す
冷却ファンの平面図、図3は、図1に示す冷却ファンの
蓋体を取り外した状態を示す平面図、図4は、図2中の
A−A線での断面図である。
【0024】これらの図に示すように、冷却ファン組立
体100は、冷却ファン1と、この冷却ファン1の底部
に接合された被冷却物200とで構成されている。
【0025】前記被冷却物200としては、例えば、C
PU(中央演算処理装置)、マイクロプロセッサー、R
ISCプロセッサー等の半導体素子や、これらを用いた
電子機器回路等が挙げられる。なお、冷却ファン1は、
特に、ノートタイプパソコンのCPUの冷却用に用いる
ことができる。
【0026】冷却ファン1の外側底面313への被冷却
物200の取り付け方法は特に限定されず、例えば、接
着剤により接着する方法、両面テープにより貼着する方
法等が挙げられる。
【0027】このような冷却ファン組立体100の冷却
ファン1は、ケーシング2と、このケーシング2内に設
置されたファンモータ5とを有している。ケーシング2
は、ケーシング本体3と、蓋体4とで構成され、ファン
モータ5は、固定子6と、複数の羽根72が設けられた
回転子7とで構成されている。
【0028】ケーシング2のケーシング本体3は、全体
がほぼ正方形の底板(底部)31と、側部に設けられた
放熱部とを有している。
【0029】この放熱部は、複数の放熱板32により構
成されている。すなわち、底板31の外周部312の図
1中上側には、複数の放熱板32が、対応する辺311
に対して垂直になるように、回転子7の回転軸方向に立
設されている。この場合、各放熱板32は、対応する辺
311に沿って、一定の間隔で配置されている。
【0030】また、これら放熱板32のうちの一つ、す
なわち図3中上側の辺311における中央の放熱板32
aは、その先端部(ケーシング内側面)321が同一辺
上の他の放熱板32の先端より底板31の内側に突出す
るように、他の放熱板32よりも図3中上下方向の長さ
が長くなっている。この放熱板32aの先端部321
は、後述する回路基板8の凹部82と係合し、これによ
り回路基板8の位置が規制される。このように、放熱板
32aは、回路基板8の位置を規制する位置決め部を兼
ねるので、部品点数を増加させることなく、回路基板8
の位置決めをすることができ、これによりコストを低減
することができる。
【0031】また、図3中下側の辺311における各放
熱板32は、これらの先端の軌跡が、回転子7の最外周
部の軌跡(羽根72の大径部722の先端の軌跡)とほ
ぼ同一または若干大きい曲率の円弧状になるように、図
3中上下方向の長さがそれぞれ設定されている。これに
より、ケーシング2、すなわち冷却ファン1を大型化す
ることなく、後述するファンモータ1の位置を図3中下
側にずらすことができる。
【0032】図5は、ケーシング2の側部を示す横断面
図である。
【0033】同図に示すように、ケーシング本体3の底
板31の外周部312は、テーパ状になっている。
【0034】これにより、底板31と蓋体4の距離L
は、ケーシング2の側部において、内側(図5中左側)
から外側(図5中右側)に向って漸増する。すなわち、
隣接する二つの放熱板32間に形成された各空気流路3
3の横断面積(図5中のB−B線での断面における面
積)は、それぞれ、内側から外側(空気の排出方向)に
向って漸増する。
【0035】よって、空気は、各空気流路33を内側か
ら外側に向って円滑に流れて、冷却ファン1の外部に排
出されるので、これにより騒音が低減される。
【0036】なお、隣接する二つの放熱板32間に形成
された空気流路33のうちの一部においてのみ、その断
面積が内側から外側(空気の排出方向)に向って漸増す
るように構成してもよく、このようにしても騒音が低減
される。
【0037】底板31の外側底面(図4中下側面)31
3は、被冷却物200との接触面、すなわち、被冷却物
200から発生する熱を吸熱する吸熱面を構成してい
る。この外側底面313は、貫通孔や凹凸等の孔部の無
い平滑面になっている。このため、被冷却物200との
接触面(吸熱面)に孔部が設けられている従来の冷却フ
ァンに比べ、冷却効率が高い。
【0038】また、底板31には、後述するファンモー
タ5の固定子6が固定される円筒状の突起35が形成さ
れている。この突起35は、その中心が底板31の中心
から図3中下側に所定距離ずれた位置に配置されてい
る。
【0039】このような底板31の四隅には、それぞ
れ、支持柱34が設けられており、各支持柱34の先端
部には、それぞれ、留めネジ342と螺合するネジ穴3
41が形成されている。
【0040】ケーシング2の蓋体4の全体形状は、ケー
シング本体3の底板31のそれに対応し、ほぼ正方形の
板状になっている。この蓋体4には、ほぼ円形の開口
(空気の吸い込み口)42が形成されている。
【0041】この場合、前記開口42は、その中心が後
述するファンモータ5の回転中心とほぼ一致するよう
に、開口42の中心が蓋体4の中心から辺41側(図2
中下側)にずれた位置に形成されている。
【0042】このような蓋体4の四隅には、それぞれ、
留めネジ342が挿入される図示しない穴が設けられて
おり、蓋体4は、留めネジ342により、前述したケー
シング本体3へ固定され、これらが一体化されてケーシ
ング2を構成する。
【0043】ケーシング本体3および蓋体4の構成材料
としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、
銅、銅合金、マグネシウム、マグネシウム合金、チタ
ン、ステンレス鋼、その他各種鋼材等の金属材料等が挙
げられる。
【0044】ケーシング本体3は、前記のような金属材
料により一体的に形成されているのが好ましい。
【0045】なお、ケーシング2の外側底面313を除
く部分には、例えば、防食、熱効率の向上等を目的とし
て、めっき、蒸着、スパッタリング等による被覆層を形
成することができる。
【0046】図4に示すように、ファンモータ5の固定
子6は、ホルダー61と、このホルダーに支持されたヨ
ーク62とを有している。ホルダー61は、ほぼ円筒状
であり、前述したケーシング本体3の突起35の外周側
に固定されている。従って、固定子6、すなわちファン
モータ5は、その回転中心が、ケーシング本体3の底板
31の中心から図3中下側にずれた位置に配置される。
【0047】図6は、ファンモータ5のヨーク62を示
す側面図である。
【0048】同図に示すように、ヨーク62は、第1の
ヨーク621および第2のヨーク623で構成されてい
る。
【0049】第1のヨーク621は、円盤状の底部62
2を有し、この底部622の外周には、4つの爪部62
3が等間隔で立設されている。これと同様に、第2のヨ
ーク624は、円盤状の底部625を有し、この底部6
25の外周には、前記4つの爪部623と噛み合う4つ
の爪部626が等間隔で立設されている。そして、これ
ら第1のヨーク621および第2のヨーク624は、互
いに逆方向に延びる爪部623と爪部626とが非接触
で噛み合うように配置されている。
【0050】このような構造(クロポール構造)によ
り、ヨーク62の厚さを薄くすることができ、これによ
り、冷却ファン1の厚さhをより薄くすることができ、
より軽量化することができる。
【0051】このようなヨーク62の内部、すなわち、
ホルダー61の外周側には、1相に巻回したコイル63
を有するボビン64が支持されている。
【0052】これにより、各爪部623、624が、そ
れぞれ、コイル63の外周側に所定間隔をおいて設けら
れ、かつ、これら爪部623と、爪部626とが交互に
配置されるので、コイル63への通電により、ヨーク6
2には、N極とS極が交互にそれぞれ4極ずつ形成され
る。
【0053】また、ケーシング本体3の突起35の内周
側には、後述する回転子7の回転軸75を回転可能に支
持するワッシャー65および軸受66が設置されてい
る。
【0054】ファンモータ5の回転子7は、回転子本体
71を有している。この回転子本体71の内周側には、
円筒磁石(永久磁石)74を収納した磁石ケース73が
設置されている。前記円筒磁石74は、前述したヨーク
62に対応するように多極に着磁されている。すなわ
ち、周方向に、N極とS極が交互にそれぞれ4極ずつ着
磁されている。
【0055】この場合、前記固定子6側のヨーク62の
中心に対して、回転子7側の円筒磁石74の中心が図4
中上側にずれるように、これらの位置関係等が設定され
ている(磁気センターをずらしてある)。これにより、
ファンモータ5の少なくとも非駆動時(回転停止時)に
おいて、回転子7は、底板31側に磁気的に吸引され、
その回転軸75の先端が前記固定子6のワッシャー65
に当接して図4中上下方向の位置が規制される。従っ
て、冷却ファン1に、例えば、振動や揺動が加わった場
合でも、羽根72が開口42の縁部43に接触、衝突す
るようなことがない。
【0056】回転子本体71の中心には、回転軸75が
接合されている。この回転軸75の先端部は、その先端
がワッシャー65(ケーシング本体3の底部)に点接触
するように、ほぼ半球状(湾曲凸面)になっている。
【0057】この回転軸75は、前記固定子6の軸受6
6内に挿入され、前述したように、その先端がワッシャ
ー65に当接して図4中上下方向の位置が規制される。
この場合、回転子75の先端がワッシャー65に点接触
しているので、ファンモータ5の駆動の際、摩擦が減少
し、これによりトルクの減少を防止することができる。
【0058】なお、冷却ファン1では、回転軸75が底
板31を貫通していない。すなわち、回転子7は、例え
ば、底板31の外側(図4中下側)からその底板31を
貫通した回転軸75をボールベアリングやワッシャーで
支持する等、ケーシング本体3に直接支持されていな
い。このため、冷却ファン1を製造する際、図4中上側
から(一方向から)冷却ファンを組み立てることがで
き、冷却ファンを裏返す工程、例えば、冷却ファンを裏
返して、回転子7の回転軸75の先端部をボールベアリ
ングやワッシャーにより回転可能にケーシング本体3に
取り付ける工程が不要となるので、組み立てが容易にな
るといった利点を有する。しかも部品点数が少なく、構
成も簡易である。さらには、ボールベアリングやワッシ
ャーでの支持部からの騒音が生じないので、騒音をより
低減することができる。
【0059】このような回転子本体71の外周側側部に
は、外周方向(径方向外側)へ向けて突出する7枚の羽
根72が等間隔で設けられている。この場合、各羽根7
2は、吸気側が凸となるように湾曲し、かつ、回転軸7
5に対し、所定角度傾斜して設置されている。これら各
羽根72は、すべて同一の形状で、かつ、同一の寸法に
設定されている。
【0060】図7は、ファンモータ5の回転子7を示す
側面図である。
【0061】同図に示すように、各羽根72は、それぞ
れ、図7中下側に位置する大径部722と、図7中上側
に位置する小径部723とで構成されている。すなわ
ち、各羽根72は、それぞれ、段差が生じるように、図
7中上側でかつ外周側に切欠部721を有している。
【0062】この場合、羽根72の最大外径(直径)
b、すなわち、大径部722の外径(直径)が、開口4
2の内径(直径)aより大きくなるように、これら羽根
72の最大外径bおよび開口42の内径aが設定されて
いる。
【0063】さらに、小径部723の外径(直径)c
が、開口42の内径aより小さくなるように、これら小
径部723の外径cおよび開口42の内径aが設定され
ている。
【0064】このように、羽根72の最大外径bを開口
42の内径aより大きくすることにより、すなわち、大
径部722を設けることにより、風量が増大するととも
に、回転子7が開口42から抜けてしまうのを防止する
ことができ、小径部723の外径cを開口42の内径a
より小さくすることにより、開口42内に小径部723
の一部が位置することができるので、冷却ファン1の厚
さhを厚くすることなく風量を向上させることができ、
これにより冷却効率が向上する。
【0065】このような回転子7は、ファンモータ5
(回転子7)の回転中心が、開口42の中心と一致する
ような位置に配置されている。
【0066】そして、回転子7の回転軸75の先端が固
定子6のワッシャー65に当接したとき、回転子7の図
7中上側面が、蓋体4の図7中上側面と一致するように
なっている。従って、各小径部723の図7中上側の部
分は、開口42内に位置し、各切欠部721内には、開
口42の縁部43が非接触で位置している。
【0067】このように、回転子7の図7中上側面を蓋
体4の図7中上側面と一致させることにより、冷却ファ
ン1を取り扱う際や、ファンモータ5の駆動中等に、回
転子7の図7中上側面が、他の部材に当たるのを防止す
ることができるとともに、冷却ファン1の厚さhをより
薄くすることができる。
【0068】なお、回転子7の回転軸75の先端が固定
子6のワッシャー65に当接したとき、回転子7の図7
中上側面が、蓋体4の図7中上側面の下側近傍に位置す
るように構成してもよく、この場合にも前記と同様に、
回転子7の図7中上側面が、他の部材に当たるのを防止
することができるとともに、冷却ファン1の厚さhをよ
り薄くすることができる。
【0069】図4に示すように、ケーシング本体3の底
板31上には、絶縁シート9が設けられ、その図4中上
側には、ファンモータ5の駆動を制御する回路基板8が
設けられている。
【0070】図3に示すように、回路基板8は、ドライ
バ回路(素子)83、ファンモータ5の回転子7の円筒
磁石74の極性を検出(感知)する図示しないホールセ
ンサ等を有している。そして、回路基板8には、電力を
供給するためのリード線11が電気的に接続されてい
る。また、回路基板8の図3中上側には、凹部82が設
けられている。
【0071】このような回路基板8は、その中心部81
がケーシング本体3の底板31の中心から図3中上側に
ずれた位置に配置されている。従って、回路基板8は、
その中心部81がファンモータ5の回転中心に対してず
れた位置に配置される。これにより、ファンモータ5と
回路基板8との重なり部分が少なくなり、冷却ファン1
の厚さhの薄型化に寄与するとともに、リード線11の
端子を放熱板81の近傍に設けることができるので、リ
ード線11を外部に容易に引き出すことができ、しかも
リード線11のケーシング2内での長さが短くなり、冷
却効率の向上に寄与する。
【0072】冷却ファン1の寸法は、特に限定されない
が、例えば、冷却ファン1の厚さhは、9mm以下、特
に、7mm以下とすることができる。
【0073】次に、冷却ファン1の作用について説明す
る。
【0074】ファンモータ5は、コイル63へ通電する
とともにその通電方向を交互に切り換える1相バイポー
ラ駆動によって駆動される。
【0075】具体的には、ファンモータ5の固定子6の
コイル63への通電により、ヨーク62の各爪623に
はN極が形成され、各爪626にはS極が形成され、こ
れにより、N極とS極が交互にそれぞれ4極ずつ形成さ
れる。次いで、通電方向を逆にすると前記ヨーク62の
極性が反転する。すなわち、ヨーク62の各爪623に
はS極が形成され、各爪626にはN極が形成される。
以下、これを繰り返すことにより、各爪623の極性お
よび各爪626の極性の反転が繰り返され、それに応じ
て、回転子7が図1〜3中反時計回りに回転する。
【0076】この場合、回転子7の円筒磁石74の極性
がホールセンサ(図示せず)により検出され、その検出
結果に応じて、コイル63に通電する電流の方向が切り
換えられる。
【0077】このようにして回転子7が図1〜3中反時
計回りに回転すると、開口42からケーシング2内に空
気が吸い込まれ、その空気は、底板31に衝突して放射
状に広がり、各放熱板32の間、すなわち、各空気流路
33を経て、側部からケーシング2の外部に排出され
る。
【0078】一方、ケーシング2の外側底面313は、
非冷却物200に接触しているので、非冷却物200か
ら発生する熱は、底板31から吸熱されて各放熱板32
に伝達される。そして、前述した開口42から側部へ至
る空気流により、底板31や各放熱板32の熱が外部に
放散され、被冷却物200が冷却される。
【0079】ここで、ファンモータ5の駆動中は、回転
子7は、開口42から吸い込まれた空気流により底板3
1側に付勢されているので、回転子7は、その羽根72
が蓋体4に当たることなく(非接触で)、安定して回転
する。
【0080】以上、本発明の冷却ファンおよび冷却ファ
ン組立体を、図示の構成例に基づいて説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0081】例えば、羽根72の枚数、形状、寸法等
は、図示のものには限定されない。以下、回転子7の羽
根の他の構成を説明する。
【0082】図8は、他の形状の羽根が設けられた回転
子7の構成例を示す側面図である。
【0083】同図に示すように、各羽根72aは、それ
ぞれ、傾斜部724を有している。以下、前述した羽根
72と同様であるので説明を省略するが、このような構
成の羽根72aの場合にも前述した羽根72の場合と同
様に、回転子7が開口42から抜けてしまうのが防止さ
れるとともに、冷却ファン1の厚さhを厚くすることな
く風量を向上させることができ、これにより冷却効率が
向上する。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷却ファ
ンおよび冷却ファン組立体によれば、回転子が開口から
抜けてしまうのを防止することができるとともに、冷却
ファンの厚さを厚くすることなく風量を向上させること
ができ、これにより冷却効率が向上する。
【0085】また、被冷却物との接触面が孔部の無い平
滑面になっている場合には、前記接触面に孔部が形成さ
れている場合に比べ、冷却効率が高い。
【0086】また、放熱板間に形成された空気流路が、
空気の排出方向に向ってその断面積が漸増する部分を有
する場合には、前記空気流路の断面積が一定の場合に比
べ、騒音が低い。
【0087】また、回転子がケーシング本体に直接支持
されていない場合には、一方向から冷却ファンを組み立
てることができ、冷却ファンを裏返す工程が不要となる
ので、組み立てが容易になる。
【0088】また、放熱板のうちの少なくとも一つが回
路基板の位置を規制する位置決め部を兼ねる場合には、
部品点数が減少し、これによりコストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却ファンの構成例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す冷却ファンの平面図である。
【図3】図1に示す冷却ファンの蓋体を取り外した状態
を示す平面図である。
【図4】図2中のA−A線での断面図である。
【図5】図1に示す冷却ファンのケーシングの側部を示
す横断面図である。
【図6】図1に示す冷却ファンのファンモータのヨーク
を示す側面図である。
【図7】図1に示す冷却ファンのファンモータの回転子
を示す側面図である。
【図8】本発明における他の形状の羽根が設けられた回
転子の構成例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 冷却ファン 2 ケーシング 3 ケーシング本体 31 底板(底部) 311 辺 312 外周部 313 外側底面 32、32a 放熱板 321 先端部 33 空気流路 34 支持柱 341 ネジ穴 342 留めネジ 35 突起 4 蓋体 41 辺 42 開口(空気の吸い込み口) 43 縁部 5 ファンモータ 6 固定子 61 ホルダー 62 ヨーク 621 第1のヨーク 622 底部 623 爪部 624 第2のヨーク 625 底部 626 爪部 63 コイル 64 ボビン 65 ワッシャー 66 軸受 7 回転子 71 回転子本体 72、72a 羽根 721 切欠部 722 大径部 723 小径部 724 傾斜部 73 磁石ケース 74 円筒磁石 75 回転軸 8 回路基板 81 中心部 82 凹部 83 ドライバ回路 9 絶縁シート 11 リード線 100 冷却ファン組立体 200 被冷却物

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部に放熱部が設けられたケーシング本
    体と、開口が形成された蓋体とから構成されるケーシン
    グと、前記ケーシング内に設置され、外周方向へ向けて
    突出する複数の羽根が設けられた回転子と、固定子とか
    ら構成されるファンモータとを有し、該ファンモータの
    駆動により、前記開口および放熱部を流通する空気流を
    形成して被冷却物を冷却する冷却ファンであって、 前記羽根の最大外径が前記開口の内径より大きく、か
    つ、前記羽根が前記蓋体に対して非接触で回転するよう
    構成したことを特徴とする冷却ファン。
  2. 【請求項2】 前記各羽根は、大径部と小径部とを有
    し、前記大径部の外径が前記開口の内径より大きく、前
    記小径部の外径が前記開口の内径より小さく、かつ、前
    記小径部の少なくとも一部が前記開口内に位置している
    請求項1に記載の冷却ファン。
  3. 【請求項3】 前記各羽根は、切欠部を有し、この切欠
    部内に前記開口の縁部が位置している請求項1または2
    に記載の冷却ファン。
  4. 【請求項4】 前記ファンモータは、前記開口から空気
    を吸い込み、前記放熱部から空気を排出するよう駆動す
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の冷却ファン。
  5. 【請求項5】 前記固定子は、前記ケーシング本体内の
    底部に固定され、前記回転子は、前記ケーシング本体に
    直接支持されていない請求項1ないし4のいずれかに記
    載の冷却ファン。
  6. 【請求項6】 前記回転子が、少なくとも回転停止時
    に、前記底部側に磁気的に吸引されるように構成されて
    いる請求項5に記載の冷却ファン。
  7. 【請求項7】 前記ケーシング本体の外側底面に、被冷
    却物との接触面が形成され、該接触面が孔部の無い平滑
    面になっている請求項5または6に記載の冷却ファン。
  8. 【請求項8】 前記放熱部は、前記回転子の回転軸方向
    に立設された複数の放熱板を有し、前記放熱板間に形成
    された空気流路は、空気の排出方向に向ってその断面積
    が漸増する部分を有する請求項1ないし7のいずれかに
    記載の冷却ファン。
  9. 【請求項9】 前記ケーシング本体内の底部に、前記フ
    ァンモータの駆動を制御する回路基板を有し、前記回路
    基板の中心部が、前記ファンモータの回転中心に対して
    ずれた位置にある請求項1ないし8のいずれかに記載の
    冷却ファン。
  10. 【請求項10】 前記ケーシング本体内の底部に、前記
    ファンモータの駆動を制御する回路基板を有し、 前記放熱部は、前記回転子の回転軸方向に立設された複
    数の放熱板を有し、そのうちの少なくとも一つが、前記
    回路基板の位置を規制する位置決め部を兼ねる請求項1
    ないし9のいずれかに記載の冷却ファン。
  11. 【請求項11】 前記回転子の上面が、前記蓋体の上面
    と一致するか、またはその下側近傍に位置している請求
    項1ないし10のいずれかに記載の冷却ファン。
  12. 【請求項12】 前記回転子は、回転軸を有し、その先
    端が前記ケーシング本体の底部に点接触している請求項
    1ないし11のいずれかに記載の冷却ファン。
  13. 【請求項13】 前記固定子は、コイルと、互いに逆方
    向に延びる複数の爪部が立設された一対のヨークとを有
    し、 前記各爪部は、前記コイルの外周側に位置し、これら各
    爪部が非接触で噛み合うよう前記ヨークが配置されてい
    る請求項1ないし12のいずれかに記載の冷却ファン。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれかに記載
    の冷却ファンと、該冷却ファンに接合された被冷却物と
    からなることを特徴とする冷却ファン組立体。
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