JPH09142026A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH09142026A
JPH09142026A JP8227382A JP22738296A JPH09142026A JP H09142026 A JPH09142026 A JP H09142026A JP 8227382 A JP8227382 A JP 8227382A JP 22738296 A JP22738296 A JP 22738296A JP H09142026 A JPH09142026 A JP H09142026A
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JP
Japan
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acid
filler
resin
protective layer
sensitive recording
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JP8227382A
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English (en)
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Hideo Suzaki
英夫 洲▲崎▼
Hideo Aihara
秀夫 相原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッド摩耗を低減するとともに、白スジや加
熱発色時塗布層中の成分が溶融して熱ヘッドに粘着する
現象(以下スティック、もしくはスティッキングとい
う。)がない感熱記録材料を提供すること。 【解決手段】 支持体上にロイコ染料、該ロイコ染料を
加熱発色せしめる顕色剤及び結着剤としてのバインダー
樹脂を主成分とする感熱記録層、更にその上に保護層を
設けてなる感熱記録材料において、該保護層中に、球形
フィラーと不定形フィラーを含むことを特徴とする感熱
記録材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子供与性呈色性化
合物と電子受容性化合物との間の発色反応を利用した感
熱記録媒体に関するものであり、ヘッドマッチング性に
優れる感熱記録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無色もしくは淡色のロイコ染料と接触時
発色させる顕色剤との間の、熱・圧力などによる発色反
応を利用した記録材料は種々提案されている。その一つ
の感熱記録材料は、現像、定着等の煩雑な処理を施す必
要がなく、比較的簡単な装置で短時間に記録できるこ
と、騒音の発生が少ないこと、更にコストが安いこと等
の利点により、電子計算機、ファクシミリ、券売機、ラ
ベルプリンター、レコーダー等の種々の記録材料として
有用である。
【0003】感熱記録材料に用いられる発色性染料とし
ては、たとえばラクトン、ラクタム又はスピロピラン環
を有する無色又は淡色のロイコ染料が、また顕色剤とし
ては従来から有機酸、フェノール性物質等が用いられて
いる。このロイコ染料と顕色剤を用いた感熱記録材料
は、画像濃度が高く、かつ地肌の白色度が高いことから
広く利用されている。
【0004】これら感熱記録材料は、一般に紙の上に前
記した発色性染料及び顕色剤が塗布され製造される。近
年は、高画質化の要求からアンダー層などにより表面の
平滑性を高くするケースが増えている。また、用途の多
様化に伴い、紙だけではなく平滑性の高いプラスチック
フィルムを支持体として用いることも多くなっている。
このようなプラスチックフィルムを支持体として用いた
例としては、ビデオプリンター用記録材料、OHPフィ
ルム等が挙げられる。
【0005】特にOHPのような透明でかつ高画質な感
熱記録媒体を形成するためには、プラスチックフィルム
などの平滑性の高い支持体を用い、かつ、支持体上に塗
布した層に関しても高平滑が求められる。しかし、記録
媒体の構成自体は通常の紙ベースの感熱記録媒体と大き
く変わるわけではない。このような感熱記録材料は、記
録材料とサーマルヘッドの間の密着性が良く、発色均一
性は良好であるが、その一方で密着性の良さに起因する
スティッキングの発生やマッチング改良のために添加さ
れる無機顔料等によるヘッドの摩耗の問題、また、帯電
性の高いフィルムベースであることに起因して記録材料
表面にゴミやホコリがつきやすく、そのようなゴミや印
字中に発生したヘッドカス(加熱発色時塗布層中の成分
が溶融して発生)が印字走行中感熱記録材料とサーマル
ヘッドの間にはさまり、その部分及びその近傍において
画像がスジ状に抜ける現象(以下白スジという。)など
が発生しやすいという問題点がある。
【0006】従来より、スティッキングを改善するため
に保護層中に不定形フィラーを入れたもの(特開昭61
−225095号公報)、球形フィラーを入れたもの
(特開昭58−025988号公報)が提案されている
が、球形フィラーのみでは表面が荒れず白スジへの効果
が少なく、一方、不定形フィラーのみではヘッド摩耗の
問題や白スジとスティッキング現象の両立が困難である
という欠点を持っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ヘッド摩耗を低減するとともに、白スジや加熱
発色時塗布層中の成分が溶融して熱ヘッドに粘着する現
象(以下スティック、もしくはスティッキングとい
う。)がない感熱記録材料を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような本発明の目的
は、(1)「支持体上にロイコ染料、該ロイコ染料を加
熱発色せしめる顕色剤及び結着剤としてのバインダー樹
脂を主成分とする感熱記録層、更にその上に保護層を設
けてなる感熱記録材料において、該保護層中に、球形フ
ィラーと不定形フィラーを含むことを特徴とする感熱記
録材料」(2)「前記保護層中の球形フィラーの粒径が
0.1〜2.0μm、不定形フィラーの粒径が0.1〜
1.0μmであることを特徴とする、上記(1)記載の
感熱記録材料」、(3)「前記保護層中のフィラーの体
積平均粒子径が、球形フィラー>不定形フィラーである
ことすなわち、前記保護層中の球形フィラーの体積平均
粒子径が不定形フィラーの体積平均粒子径よりも大であ
ることを特徴とする上記(1)記載の感熱記録材料」、
(4)「前記保護層中の球形フィラーと不定形フィラー
の含有比率が、球形フィラー:不定形フィラー=1:1
〜1:3であることすなわち、球形フィラー1部当り不
定形フィラー1部〜3部の割合であること、を特徴とす
る上記(1)記載の感熱記録材料」、(5)「前記保護
層中の樹脂とフィラーの含有比率が、樹脂:フィラー=
1:2〜1:4であることすなわち、樹脂1部当りフィ
ラー2部〜4部の割合であることを特徴とする上記
(1)記載の感熱記録材料」、(6)「前記保護層中の
球形フィラーとして架橋ポリスチレン樹脂を、不定形フ
ィラーとしてカオリナイト粉末をそれぞれ含むことを特
徴とする上記(1)記載の感熱記録材料」及び(7)
「前記保護層中の樹脂として重合度2000以上のポリ
ビニルアセタール樹脂、架橋剤としてイソシアネート化
合物を用いることを特徴とする、上記(1)記載の感熱
記録材料または上記(6)記載の感熱記録材料」により
達成される。本発明では、まず第一に角を持つ不定形フ
ィラーの含有量を減らせることによりヘッド摩耗に対し
て有効である。
【0009】白スジとは、先に述べたとおり、記録材料
表面についているゴミや印字中に発生したヘッドカスが
印字走行中感熱記録材料とサーマルヘッドの間にはさま
り、その部分及びその近傍において画像がスジ状に抜け
る現象である。我々は、この現象を改良するために検討
を進めた結果、保護層の表面粗さや摩擦係数が大きく関
与していることがわかった。さらに、これらを適度な値
にする方法として我々は保護層中に球形フィラーと不定
形フィラーの両方を含むことにより達成されることを見
い出した。これは、球形フィラーによる密充填効果及び
それに伴う耐熱性向上効果、更に不定形フィラーを加え
ることにより表面を適度に荒らす効果を出すことによる
ものである。本発明で云う不定形フィラーとは球形以外
の角を持つフィラーのことを意味し、具体的には針状、
薄片状、多面体、粒状等のものを表わす。具体的な材料
としてはホスフェートファイバー、チタン酸カリウム、
針状水酸化マグネシウム、ウィスカー、タルク、マイ
カ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、板状炭カル、水
酸化アルミニウム、板状水酸化アルミニウム、シリカ、
クレー、カオリン等が挙げられる。
【0010】さらにスティッキングと両立させるために
保護層にワックス類を添加したり、バインダー樹脂とし
てシリコンで変成された樹脂を単独もしくは混合して用
いる、樹脂とフィラーの比を調節する、球形と不定形フ
ィラーの混合比を変えるなどにより動摩擦係数を上げ下
げして調節することができる。ここで用いることができ
るワックス類としては、ステアリン酸アマイド、パルミ
チン酸アマイド、オレイン酸アマイド、ラウリン酸アマ
イド、エチレンビスステアロアマイド、メチレンビスス
テアロアマイド、メチロールステアロアマイド、パラフ
ィンワックス、ポリエチレン、カルナバワックス、酸化
パラフィン、ステアリン酸亜鉛等が挙げられる。本発明
における不定形のフィラーは好ましくは粒状のものであ
り、例としてはシリカ、カオリン、クレー、タルク、炭
酸カルシウム、焼成クレー、水酸化アルミニウム、ハイ
ドロタルイサイト等の一般的な無機顔料やその顔料をシ
ランカップリング剤等で表面処理したものが挙げられ
る。球形フィラーとしては架橋ポリスチレン樹脂、尿素
−ホルマリン樹脂、シリコーン樹脂、架橋ポリメタクリ
ル酸メチルアクリレート樹脂、メラミン−ホルムアルデ
ヒド樹脂等の有機フィラーやワックスなどにより表面処
理を行い、球形にした無機フィラー等が挙げられる。
【0011】本発明において樹脂とフィラーの含有比率
は樹脂:フィラー=1:0.5〜1:6の間であること
が好ましく、より好ましくは1:2〜1:4である。樹
脂:フィラー比が1:0.5以下であると白スジに対す
る効果が低く、1:6以上では樹脂の結着剤としての効
果が小さく、保護層の剥がれなどが生じ易くなってしま
う。
【0012】樹脂と併用されるフィラーの体積平均粒子
径は球形フィラーについてはドット均一性を保ちながら
保護層を平滑に密充填するという見地から0.1〜2.
0μm、不定形フィラーについては同様にドット均一性
を保ちながら細かく保護層表面を粗すという見地から
0.1〜1.0μmであることが好ましい。この時、不
定形フィラーよりも球形フィラーの粒子径が大きい方が
球形フィラー表面を不定形フィラーが覆う感じとなり不
定形フィラーが保護層表面に出やすくなるため、効率的
に表面を細かく荒らすことができ有利である。
【0013】また、前述した樹脂とフィラーの種類、使
用量、比率やフィラーの粒子径により、保護層表面の動
摩擦係数、表面粗さや記録材料の透明性を調節すること
ができる。樹脂/球形フィラー/不定形フィラーの比は
球形フィラーの密充填による嵩上げ効果と不定形フィラ
ーの表面を粗す効果を考えると球形:不定形=1:0.
5〜1:5が好ましく球形:不定形=1:1〜1:3が
より好ましい。球形:不定形の比が1:0.5以下であ
ると白スジに対する効果が小さく、1:5以上であると
ヘッド摩耗の問題が生じる可能性が高くなる。
【0014】本発明において、球形フィラーとしては体
積平均粒子径0.6〜0.8μmの粒子、特に架橋ポリ
スチレン樹脂の粒子、不定形フィラーとしては体積平均
粒径の粉末、特に0.3〜0.5μmのカオリナイト粉
末を用いることが、ヘッド摩耗の問題、白スジ、ドット
均一性、スティッキングに対し適度な摩擦係数、表面の
凹凸を形成できるなどの点で好ましい。
【0015】本発明の感熱記録媒体の詳細について説明
する。本発明で使用する支持体は特に限定されず、例え
ば紙及びポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステルフィルム、三酢酸セルロ
ース等のセルロース誘導体フィルム、ポリプロピレン、
ポリエチレン等のポリオレフィンフィルム、ポリスチレ
ンフィルムあるいはこれらを貼り合わせたフィルム、合
成紙等を用いることができる。
【0016】本発明で用いられるロイコ染料は電子供与
性を示す化合物であり、単独又は2種以上混合して適用
されるが、それ自体無色或いは淡色の染料前駆体であ
り、特に限定されず従来公知のもの、例えば、トリフェ
ニルメタンフタリド系、トリアリルメタン系、フルオラ
ン系、フェノチジアン系、チオフルオラン系、キサンテ
ン系、インドフタリル系、スピロピラン系、アザフタリ
ド系、クロメノピラゾール系、メチン系、ローダミンア
ニリノラクタム系、ローダミンラクタム系、キナゾリン
系、ジアザキサンテン系、ビスラクトン系等のロイコ化
合物が好ましく用いられる。このような化合物の例とし
ては、例えば以下に示すようなものが挙げられる。
【0017】2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチル
アミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
(ジ−n−ブチルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−
3−メチル−6−(N−n−プロピル−N−メチルアミ
ノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N
−イソプロピル−N−メチルアミノ)フルオラン、2−
アニリノ−3−メチル−6−(N−イソブチル−N−メ
チルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−
6−(N−n−アミル−N−メチルアミノ)フルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−sec−ブ
チル−N−エチルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−
3−メチル−6−(N−n−アミル−N−エチルアミ
ノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N
−イソアミル−N−エチルアミノ)フルオラン、2−ア
ニリノ−3−メチル−6−(N−n−プロピル−N−イ
ソプロピルアミノ)フルオラン、2−アニリノ−3−メ
チル−6−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)
フルオラン、
【0018】2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エ
チル−pートルイジノ)フルオラン、2−アニリノ−3
−メチル−6−(N−メチル−pートルイジノ)フルオ
ラン、2−(mートリクロロメチルアニリノ)−3−メ
チル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−(mートリ
フロロメチルアニリノ)−3−メチル−6−ジエチルア
ミノフルオラン、2−(mートリフロロメチルアニリ
ノ)−3−メチル−6−(N−シクロヘキシル−N−メ
チルアミノ)フルオラン、2−(2,4−ジメチルアニ
リノ)−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、
2−(N−エチル−pートルイジノ)−3−メチル−6
−(N−エチルアニリノ)フルオラン、2−(N−メチ
ル−pートルイジノ)−3−メチル−6−(N−プロピ
ル−pートルイジノ)フルオラン、2−アニリノ−6−
(N−n−ヘキシル−N−エチルアミノ)フルオラン、
2−(oークロルアニリノ)−6−ジエチルアミノフル
オラン、2−(oーブロモアニリノ)−6−ジエチルア
ミノフルオラン、2−(oークロルアニリノ)−6−ジ
ブチルアミノフルオラン、
【0019】2−(oーフロロアニリノ)−6−ジブチ
ルアミノフルオラン、2−(mートリフルオロメチルア
ニリノ)−6−ジエチルアミノフルオラン、2−(pー
アセチルアニリノ)−6−(N−n−アミル−N−n−
ブチルアミノ)フルオラン、2−ベンジルアミノ−6−
(N−エチル−pートルイジノ)フルオラン、2−ベン
ジルアミノ−6−(N−メチル−2,4−ジメチルアニ
リノ)フルオラン、2−ベンジルアミノ−6−(N−エ
チル−2,4−ジメチルアニリノ)フルオラン、2−ジ
ベンジルアミノ−6−(N−メチル−pートルイジノ)
フルオラン、2−ジベンジルアミノ−6−(N−エチル
−pートルイジノ)フルオラン、2−(ジ−pーメチル
ベンジルアミノ)−6−(N−エチル−pートルイジ
ノ)フルオラン、2−(αーフェニルエチルアミノ)−
6−(N−エチル−pートルイジノ)フルオラン、2−
メチルアミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオラ
ン、2−メチルアミノ−6−(N−エチルアニリノ)フ
ルオラン、2−メチルアミノ−6−(N−プロピルアニ
リノ)フルオラン、2−エチルアミノ−6−(N−メチ
ル−pートルイジノ)フルオラン、2−メチルアミノ−
6−(N−メチル−2,4−ジメチルアニリノ)フルオ
ラン、
【0020】2−エチルアミノ−6−(N−メチル−
2,4−ジメチルアニリノ)フルオラン、2−ジメチル
アミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオラン、2−
ジメチルアミノ−6−(N−エチルアニリノ)フルオラ
ン、2−ジエチルアミノ−6−(N−メチル−pートル
イジノ)フルオラン、2−ジエチルアミノ−6−(N−
エチル−pートルイジノ)フルオラン、2−ジプロピル
アミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオラン、2−
ジプロピルアミノ−6−(N−エチルアニリノ)フルオ
ラン、2−アミノ−6−(N−メチルアニリノ)フルオ
ラン、2−アミノ−6−(N−エチルアニリノ)フルオ
ラン、2−アミノ−6−(N−プロピルアニリノ)フル
オラン、2−アミノ−6−(N−メチル−pートルイジ
ノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−エチル−pー
トルイジノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−プロ
ピル−pートルイジノ)フルオラン、2−アミノ−6−
(N−メチル−pーエチルアニリノ)フルオラン、2−
アミノ−6−(N−エチル−pーエチルアニリノ)フル
オラン、2−アミノ−6−(N−プロピル−pーエチル
アニリノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−メチル
−2,4−ジメチルアニリノ)フルオラン、2−アミノ
−6−(N−エチル−2,4−ジメチルアニリノ)フル
オラン、2−アミノ−6−(N−プロピル−2,4−ジ
メチルアニリノ)フルオラン、
【0021】2−アミノ−6−(N−メチル−pークロ
ルアニリノ)フルオラン、2−アミノ−6−(N−エチ
ル−pークロルアニリノ)フルオラン、2−アミノ−6
−(N−プロピル−pークロルアニリノ)フルオラン、
2,3−ジメチル−6−ジメチルアミノフルオラン 3−メチル−6−(N−エチル−pートルイジノ)フル
オラン、2−クロル−6−ジエチルアミノフルオラン、
2−ブロモ−6−ジエチルアミノフルオラン、2−クロ
ル−6−ジプロピルアミノフルオラン、3−クロル−6
−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ブロモ−6−
シクロヘキシルアミノフルオラン、2−クロル−6−
(N−エチル−N−イソアミルアミノ)フルオラン、2
−クロル−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−クロル−6−ジエチルアミノフ
ルオラン、2−(oークロルアニリノ)−3−クロル−
6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2−(mートリ
フロロメチルアニリノ)−3−クロル−6−ジエチルア
ミノフルオラン、2−(2,3−ジクロルアニリノ)−
3−クロル−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−
ベンゾ−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベン
ゾ−6−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)フルオ
ラン、1,2−ベンゾ−6−ジブチルアミノフルオラ
ン、1,2−ベンゾ−6−(N−エチル−N−シクロヘ
キシルアミノ)フルオラン、1,2−ベンゾ−6−(N
−エチル−トルイジノ)フルオラン、その他。
【0022】次に、本発明で用いられる顕色剤は電子受
容性の化合物であり、従来公知の種々の電子受容性顕色
剤を用いることができるが、本発明でより好ましいの
は、特開平3−355078号公報等に示されている長
鎖アルキリ基を分子内に含む電子受容性顕色剤である。
例えば、炭素数12以上の脂肪族基を持つ有機リン酸化
合物や脂肪族カルボン酸化合物やフェノール化合物、又
は炭素数10〜18の脂肪族基を持つメルカプト酢酸の
金属塩、或いは炭素数5〜8のアルキル基を持つカフェ
ー酸のアルキルエステルや炭素数16以上の脂肪族基を
持つ酸性有機リン酸エステル等である。脂肪族基には、
直鎖状又は分岐状のアルキル基、アルケニル基が包含さ
れ、ハロゲン、アルコキシ基、エステル等の置換基を持
っていてもよい。以下にその顕色剤について具体例を例
示する。 (a)有機リン酸化合物 本発明においては、有機リン酸化合物として下記一般式
(1)で表わされるものが好ましく用いられる。
【0023】
【化1】 (R1は炭素数12〜28の直鎖状アルキル基を表わ
す) 一般式(1)で表わされる有機リン酸化合物の具体例と
しては、例えば以下のようなものが挙げられる。ドデシ
ルホスホン酸、テトラデシルホスホン酸、ヘキサデシル
ホスホン酸、オクタデシルホスホン酸、エイコシルホス
ホン酸、ドコシルホスホン酸、テトラコシルホスホン
酸、ヘキサコシルホスホン酸、オクタコシルホスホン酸
等。有機リン酸化合物としては、下記一般式(2)で表
わされるαーヒドロキシアルキルホスホン酸も好ましく
使用される。
【0024】
【化2】 (ただし、R2は炭素数11〜29の脂肪族基である) 一般式(2)で表わされるαーヒドロキシアルキルホス
ホン酸を具体的に示すと、αーヒドロキシドデシルホス
ホン酸、αーヒドロキシテトラデシルホスホン酸、αー
ヒドロキシヘキサデシルホスホン酸、αーヒドロキシオ
クタデシルホスホン酸、αーヒドロキシエイコシルホス
ホン酸、αーヒドロキシドコシルホスホン酸、αーヒド
ロキシテトラコシルホスホン酸等が挙げられる。また、
有機リン酸化合物としては、下記一般式(3)で表わさ
れる酸性有機リン酸エステルも好ましく使用される。
【0025】
【化3】 (式中、R3は炭素数16以上の脂肪族基を、R4は水素
原子又は炭素数1以上の脂肪族基を表わしている) 一般式(3)で表わされる酸性有機リン酸エステルを具
体的に示すと、ジヘキサデシルホスフェート、ジオクタ
デシルホスフェート、ジエイコシルホスフェート、ジド
コシルホスフェート、モノヘキサデシルホスフェート、
モノオクタデシルホスフェート、モノエイコシルホスフ
ェート、モノドコシルホスフェート、メチルヘキサデシ
ルホスフェート、メチルオクタデシルホスフェート、メ
チルエイコシルホスフェート、メチルドコシルホスフェ
ート、アミルヘキサデシルホスフェート、オクチルヘキ
サデシルホスフェート、ラウリルヘキサデシルホスフェ
ート等が挙げられる。
【0026】(b)脂肪族カルボン酸化合物 本発明においては脂肪族カルボン酸化合物として、下記
一般式(4)で表わされるαーヒドロキシ脂肪酸類が好
ましく用いられる。
【0027】
【化4】 (ただし、R5は炭素数12以上の脂肪族基を表わす) 一般式(4)で表わされるαーヒドロキシ脂肪族カルボ
ン酸化合物としては、例えば以下のものが挙げられる。
αーヒドロキシデカン酸、αーヒドロキシテトラデカン
酸、αーヒドロキシヘキサデカン酸、αーヒドロキシオ
クタデカン酸、αーヒドロキシペンタデカン酸、αーヒ
ドロキシエイコサン酸、αーヒドロキシドコサン酸、α
ーヒドロキシテトラコサン酸、αーヒドロキシヘキサコ
サン酸、αーヒドロキシオクタコサン酸等。また、脂肪
族カルボン酸化合物としては、ハロゲン元素で置換され
た炭素数12以上の脂肪族基を持つ脂肪族カルボン酸化
合物で、その少なくともα位又はβ位の炭素にハロゲン
元素を持つものも好ましく用いられる。このような化合
物の具体例としては、例えば以下のものを挙げることが
できる。2−ブロモヘキサデカン酸、2−ブロモヘプタ
デカン酸、2−ブロモオクタデカン酸、2−ブロモエイ
コサン酸、2−ブロモドコサン酸、2−ブロモテトラコ
サン酸、3−ブロモオクタデカン酸、3−ブロモエイコ
サン酸、2,3−ジブロモオクタデカン酸、2−フルオ
ロドデカン酸、2−フルオロテトラデカン酸、2−フル
オロヘキサデカン酸、2−フルオロオクタデカン酸、2
−フルオロエイコサン酸、2−フルオロドコサン酸、2
−ヨードヘキサデカン酸、2−ヨードオクタデカン酸、
3−ヨードヘキサデカン酸、3−ヨードオクタデカン
酸、パーフルオロオクタデカン酸等。また、脂肪族カル
ボン酸としては、炭素中にオキソ基を持つ炭素数12以
上の脂肪族基を有する脂肪族カルボン酸化合物で、その
少なくともα位、β位又はγ位の炭素がオキソ基となっ
ているものも好ましく用いられる。このような化合物の
具体例としては、例えば以下のようなものを挙げること
ができる。2−オキソドデカン酸、2−オキソテトラデ
カン酸、2−オキソヘキサデカン酸、2−オキソオクタ
デカン酸、2−オキソエイコサン酸、2−オキソテトラ
コサン酸、3−オキソドデカン酸、3−オキソテトラデ
カン酸、3−オキソヘキサデカン酸、3−オキソオクタ
デカン酸、3−オキソエイコサン酸、3−オキソテトラ
コサン酸、4−オキソヘキサデカン酸、4−オキソオク
タデカン酸、4−オキソドコサン酸等。さらに脂肪族カ
ルボン酸化合物としては、下記一般式(5)で表わされ
る二塩基酸も好ましく用いられる。
【0028】
【化5】 (ただし、R6は炭素数12以上の脂肪族基を表わし、
Xは酸素原子又は硫黄原子を表わし、nは1又は2を表
わす) 一般式(5)で表わされる二塩基酸の具体例としては、
例えば以下のものが挙げられる。ドデシルリンゴ酸、テ
トラデシルリンゴ酸、ヘキサデシルリンゴ酸、オクタデ
シルリンゴ酸、エイコシルリンゴ酸、ドコシルリンゴ
酸、テトラコシルリンゴ酸、ドデシルチオリンゴ酸、テ
トラデシルチオリンゴ酸、ヘキサデシルチオリンゴ酸、
オクタデシルチオリンゴ酸、エイコシルチオリンゴ酸、
ドコシルチオリンゴ酸、テトラコシルチオリンゴ酸、ド
デシルジチオリンゴ酸、テトラデシルジチオリンゴ酸、
エイコシルジチオリンゴ酸、ドコシルジチオリンゴ酸、
テトラコシルジチオリンゴ酸等。さらにまた、脂肪族カ
ルボン酸化合物としては、下記一般式(6)で表わされ
る二塩基酸も好ましく用いられる。
【0029】
【化6】 (ただし、R7、R8、R9は水素又は脂肪族基を表わ
し、このうち少なくとも一つは炭素数12以上の脂肪族
基である) 一般式(6)で表わされる二塩基酸の具体例としては、
例えば以下のものが挙げられる。ドデシルブタン二酸、
トリデシルブタン二酸、テトラデシルブタン二酸、ペン
タデシルブタン二酸、オクタデシルブタン二酸、エイコ
シルブタン二酸、ドコシルブタン二酸、2,3−ジヘキ
サデシルブタン二酸、2,3−ジオクタデシルブタン二
酸、2−メチル−3−ドデシルブタン二酸、2−メチル
−3−テトラデシルブタン二酸、2−メチル−3−ヘキ
サデシルブタン二酸、2−エチル−3−ドデシルブタン
二酸、2−プロピル−3−ドデシルブタン二酸、2−オ
クチル−3−ヘキサデシルブタン二酸、2−テトラデシ
ル−3−オクタデシルブタン二酸等。さらにまた脂肪族
カルボン酸化合物としては、下記一般式(7)で表わさ
れる二塩基酸も好ましく用いられる。
【0030】
【化7】 (ただし、R10、R11は水素又は脂肪族基を表わし、こ
のうち少なくとも一つは炭素数12以上の脂肪族基であ
る) 一般式(7)で表わされる二塩基酸の具体例としては、
例えば以下のようなものが挙げられる。ドデシルマロン
酸、テトラデシルマロン酸、ヘキサデシルマロン酸、オ
クタデシルマロン酸、エイコシルマロン酸、ドコシルマ
ロン酸、テトラコシルマロン酸、ジドテシルマロン酸、
ジテトラデシルマロン酸、ジヘキサデシルマロン酸、ジ
オクタデシルマロン酸、ジエイコシルマロン酸、ジドコ
シルマロン酸、メチルオクタデシルマロン酸、メチルド
コシルマロン酸、メチルテトラコシルマロン酸、エチル
オクタデシルマロン酸、エチルエイコシルマロン酸、エ
チルドコシルマロン酸、エチルテトラコシルマロン酸
等。さらにまた、脂肪族カルボン酸化合物としては、下
記一般式(8)で表わされる二塩基酸も好ましく用いら
れる。
【0031】
【化8】 (ただし、R12は水素又は脂肪族基を表わし、nは0又
は1を表わし、mは1,2又は3を表わし、nが0の場
合、mは2又は3であり、nが1の場合はmは1又は2
を表わす) 一般式(8)で表わされる二塩基酸の具体例としては、
例えば以下のようなものが挙げられる。2−ドデシル−
ペンタン二酸、2−ヘキサデシル−ペンタン二酸、2−
オクタデシルペンタン二酸、2−エイコシル−ペンタン
二酸、2−ドコシル−ペンタン二酸、2−ドデシル−ヘ
キサン二酸、2−ペンタデシル−ヘキサン二酸、2−オ
クタデシル−ヘキサン二酸、2−エイコシル−ヘキサン
二酸、2−ドコシル−ヘキサン二酸等。さらにまた脂肪
族カルボン酸化合物としては、長鎖脂肪酸によりアシル
化されたクエン酸などの三塩基酸も好ましく用いられ
る。その具体例としては、例えば以下のようなものが挙
げられる。
【0032】
【化9】O−パルミチルクエン酸
【0033】
【化10】O−ステアリルクエン酸
【0034】
【化11】O−エイコシルクエン酸 (c)フェノール化合物 本発明においては、フェノール化合物として下記一般式
(9)で表わされる化合物が好ましく用いられる。
【0035】
【化12】 (ただし、Yは−S−、−O−、−CONH−又は−C
OO−を表わし、R13は炭素数12以上の脂肪族基を表
わし、nは1,2又は3の整数である) 一般式(9)で表わされるフェノール化合物の具体例と
しては、例えば以下のようなものが挙げられる。pー
(ドデシルチオ)フェノール、pー(テトラデシルチ
オ)フェノール、pー(ヘキサデシルチオ)フェノー
ル、pー(オクタデシルチオ)フェノール、pー(エイ
コシルチオ)フェノール、pー(ドコシルチオ)フェノ
ール、pー(テトラコシルチオ)フェノール、pー(ド
デシルオキシ)フェノール、pー(テトラデシルオキ
シ)フェノール、pー(ヘキサデシルオキシ)フェノー
ル、pー(オクタデシルオキシ)フェノール、pー(エ
イコシルオキシ)フェノール、pー(ドコシルオキシ)
フェノール、pー(テトラコシルオキシ)フェノール、
pードデシルカルバモイルフェノール、pーテトラデシ
ルカルバモイルフェノール、pーヘキサデシルカルバモ
イルフェノール、pーオクタデシルカルバモイルフェノ
ール、pーエイコシルカルバモイルフェノール、pード
コシルカルバモイルフェノール、pーテトラコシルカル
バモイルフェノール、没食子酸ヘキサデシルエステル、
没食子酸オクタデシルエステル、没食子酸エイコシルエ
ステル、没食子酸ドコシルエステル、没食子酸テトラコ
シルエステル等。フェノール化合物としては、下記一般
式(10)で表わされるカフェー酸アルキルエステルを
使用することもできる。
【0036】
【化13】 (ただし、R14は炭素数5〜8のアルキル基である) 一般式(10)で表わされるカフェー酸アルキルエステ
ルの具体例を示すとカフェー酸−n−ベンチル、カフェ
ー酸−n−ヘキシル、カフェー酸−n−オクチル等が挙
げられる。 (d)メルカプト酢酸の金属塩 本発明においてはメルカプト酢酸の金属塩として、一般
式(11)で表わされるアルキル又はアルケニルメルカ
プト酢酸の金属塩を好ましく用いることができる。
【0037】
【化14】 (ただし、R15は炭素数10〜18の脂肪族基を表わ
し、Mはスズ、マグネシウム、亜鉛又は銅を表わす) 一般式(11)で表わされるメルカプト酢酸金属塩の具
体例としては、例えば以下のようなものが挙げられる。
デシルメルカプト酢酸スズ塩、ドデシルメルカプト酢酸
スズ塩、テトラデシルメルカプト酢酸スズ塩、ヘキサデ
シルメルカプト酢酸スズ塩、オクタデシルメルカプト酢
酸スズ塩、デシルメルカプト酢酸メグネシウム塩、ドデ
シルメルカプト酢酸マグネシウム塩、テトラデシルメル
カプト酢酸マグネシウム塩、ヘキサデシルメルカプト酢
酸マグネシウム塩、オクタデシルメルカプト酢酸マグネ
シウム塩、デシルメルカプト酢酸亜鉛塩、ドデシルメル
カプト酢酸亜鉛塩、テトラデシルメルカプト酢酸亜鉛
塩、ヘキサデシルメルカプト酢酸亜鉛塩、オクタデシル
メルカプト酢酸亜鉛塩、デシルメルカプト酢酸銅塩、ド
デシルメルカプト酢酸銅塩、テトラデシルメルカプト酢
酸銅塩、ヘキサデシルメルカプト酢酸銅塩、オクタデシ
ルメルカプト酢酸銅塩等。
【0038】また、本発明においては、顕色剤は上記の
化合物に限られるものではなく、その他の電子受容性の
種々の化合物を使用することができる。本発明の感熱記
録媒体において顕色剤は発色剤1部に対して1〜20
部、好ましくは2〜10部が使用される。顕色剤は単独
もしくは二種以上混合して適用することができ、発色剤
についても同様に単独もしくは二種以上混合して適用す
ることができる。
【0039】次に、本発明で用いられる感熱発色層中の
バインダー樹脂としては公知の種々の樹脂を使用でき、
例えば、ポリアクリルアミド、マレイン酸共重合体、ポ
リアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル類、
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、スチレン共重合体、
ポリエステル、ポリウレタン、ポリビニルブチラール、
エチルセルロース、ポリビニルアセタール、ポリビニル
アセトアセタール、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、
ポリアミド等を挙げることができる。以上、本発明の感
熱記録材料の感熱発色層中の主成分であるロイコ染料、
顕色剤、バインダー樹脂の具体例を挙げたがこれらは単
に例であって本発明はこれらに限られるものではない。
また、本発明においては必要に応じ公知の填料、顔料、
界面活性剤、熱可融性物質を添加することができる。
【0040】本発明の保護層に用いる樹脂は、有機溶媒
(トルエン、メチルエチルケトン、アルコール類等)に
溶解して用いることが多いため、これを感熱発色層上
に、塗布すると、ロイコ染料、顕色剤が溶解、接触する
ことにより塗布直後に発色してしまう。この発色を防ぐ
ため、用いる溶媒に不溶、若しくは微溶のロイコ染
料、及び/又は顕色剤を選択して用いる、ロイコ染料
及び/又は顕色剤をマイクロカプセルにより被覆し、染
料と顕色剤が接触しにくくする、感熱発色層上に、樹
脂層を設け、染料と顕色剤が接触しにくくする、等の方
法を採ることが望ましい。この中で、顕色剤として、前
記一般式(1)で表される有機リン酸化合物を用いるこ
とが、溶媒によるカブリ、発色感度、発色濃度、ヘッド
マッチング性の点で好ましい。
【0041】本発明の感熱記録層は発色剤及び顕色剤を
バインダー樹脂と共に水、もしくは有機溶剤中に均一に
分散もしくは溶解しこれを支持体上に塗布、乾燥して作
製するが、塗工方式は特に限定されない。記録層塗布液
が顕色剤を分散した分散液の場合、顕色剤の粒径が保護
層の表面の粗さ、強いては印字時のドット再現性に大き
く関与するので、粒径は0.5μm以下であることが好
ましい。記録層の膜厚は、記録層の組成や感熱記録媒体
の用途にもよるが1〜50μm程度、好ましくは3〜2
0μm程度である。また、記録層塗布液には、必要に応
じて、塗工性の向上あるいは記録特性の向上を目的とし
て、界面活性剤等種々の添加剤を加えることもできる。
【0042】なお、本発明においては、支持体と感熱発
色層との間に、平滑性の向上などの必要に応じて中間層
として顔料、バインダー、熱可融性物質などを含有する
層を設けることができる。
【0043】本発明においては、耐薬品性、耐水性、耐
摩擦性、耐光性及びサーマルヘッドに対するヘッドマッ
チング性の向上のために保護層が設けられる。ここで用
いられる樹脂としては、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセト
アセタール樹脂、エチルセルロース、メチルセルロー
ス、酢酸セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セ
ルロースアセテートプロピオネート、ポリウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、スチ
レンアクリレート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエーテル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアクリル
アミド樹脂等の熱可塑性樹脂が用いられる。さらに摩擦
係数を調節するためにこれらのシリコーン変性樹脂も単
独若しくは混合して用いられる。シリコーン変性樹脂と
は、シロキサン結合を有すると共にケイ素原子に結合し
たメチル基などのアルキル基を有し、分子末端または分
子内に水酸基、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ
基、メルカプト基などの反応性官能基を有するオルガノ
ポリシロキサンが幹となる樹脂に共重合されているもの
である。また、必要に応じて架橋剤を添加することもで
きる。このような樹脂と共に用いる架橋剤としては、従
来から公知の化合物を使用することができる。本発明に
おいて好ましい樹脂、架橋剤の組合わせとしては樹脂と
して重合度2000以上のポリビニルアセタール樹脂、
架橋剤としてイソシアネート化合物が好ましい。イソシ
アナート化合物の具体例としては、トルイレンジイソシ
アナート、その2量体、ジフェニルメタンジイソシアナ
ート、ポリメチレンポリフェニルイソシアナート、ヘキ
サメチレンジイソシアナート、ポリイソシアナート及び
それらの誘導体等分子中にイソシアナート基を2個以上
有する化合物が挙げられる。
【0044】保護層の塗工方式は、特に制限はなく、従
来公知の方法で塗工することができる。好ましい保護層
厚は、0.1〜20μm、より好ましくは0.5〜10
μmである。保護層厚が薄すぎると、記録媒体の保存性
やヘッドマッチング等の保護層としての機能が不充分で
あり、厚すぎると記録媒体の熱感度が低下するし、コス
ト的にも不利である。本発明の感熱記録媒体の記録方法
は使用態様が熱ペン、サーマルヘッド、レーザー加熱等
に特に限定されない。また、本発明は感熱記録媒体の透
明、不透明に限定されるものではない。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。な
お、以下における部及び%はいずれも重量基準である。
【0046】実施例1 下記組成物をボールミルで粒径0.3μmまで粉砕・分
散し記録層塗布液を作製した。 (A液) 2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン 4部 オクタデシルホスホン酸 12部 ポリビニルブチラール 6部 (電気化学工業社製、デンカブチラール#3000−2) トルエン 57部 メチルエチルケトン 57部 以上のようにして調製した塗布液を厚さ75μmのポリ
エステルフィルム上に(A液)を塗布した後乾燥して厚
さ10μmの感熱記録層を形成した。次に、下記組成物
をボールミルで体積平均粒径0.3μmまで粉砕・分散
し保護層塗布液用分散液(B液)を作製した。 (B液) カオリナイト粉末 30部 (エンゲルハード社製、ASP−170) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 30部 (積水化学製、KS−1、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン(MEK) 140部 次に、下記組成物をボールミルで分散し保護層塗布液用
分散液(C液)を作製した。 (C液) 架橋ポリスチレン樹脂 30部 (三井東圧製、PP−600、粒径0.6μm) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 30部 (積水化学製、KS−1、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 140部 さらに、下記組成物を十分に撹拌し保護層塗布液を作製
した。 (D液) B液 100部 C液 50部 シリコン変性ポリビニルブチラール樹脂 12部 (大日精化製、SP−712、固形分、12.5%) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 102部 (積水化学製、KS−5、重合度2400、5%MEK溶解液) メチレンジイソシアネート誘導体化合物 1部 (日本ポリウレタン、コロネートHX) メチルエチルケトン 41部 トルエン 69部 以上のようにして調製した保護層塗布液を、先に得られ
た感熱記録層上に塗布、乾燥して、厚さ3μmの保護層
を設け、本発明の感熱記録媒体を作製した。
【0047】実施例2 実施例1と同様にしてポリエステルフィルム上に感熱記
録層を形成した。下記組成物を十分に撹拌し保護層塗布
液(E液)を作製した。 (E液) B液 100部 C液 100部 シリコン変性ポリビニルブチラール樹脂 12部 (大日精化製、SP−712、固形分、12.5%) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 60部 (積水化学製、KS−1、重合度500、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 110部 トルエン 86部 以上のようにして調整した保護層塗布液を、先に得られ
た感熱記録層上に塗布、乾燥して、厚さ3μmの保護層
を設け、本発明の感熱記録媒体を作製した。
【0048】実施例3 実施例1と同様にしてポリエステルフィルム上に感熱記
録層を形成した。次に、下記組成物をボールミルで分散
し保護層塗布液用分散液(F液)を作製した。 (F液) メラミン/ホルムアルデヒド樹脂 30部 (日本触媒製、エポスターS、粒径0.3μm) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 30部 (積水化学製、KS−1、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 140部 下記組成物を十分に撹拌し、保護層塗布液(G液)を作
製した。 (G液) B液 100部 F液 50部 シリコン変性ポリビニルブチラール樹脂 12部 (大日精化製、SP−712、固形分、12.5%) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 120部 (積水化学製、KS−5、重合度2400、5%MEK溶解液) メチルエチルケトン 41部 トルエン 69部 以上のようにして調製した保護層塗布液を、先に得られ
た感熱記録層上に塗布、乾燥して、厚さ3μmの保護層
を設け、本発明の感熱記録媒体を作製した。
【0049】実施例4 実施例1と同様にしてポリエステルフィルム上に感熱記
録層を形成した。次に、下記組成物をボールミルで体積
平均粒径0.9μmまで粉砕・分散し保護層塗布液用分
散液(H液)を作製した。 (H液) 水酸化アルミニウム粉末 30部 (昭和電工製、H43M) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 30部 (積水化学製、KS−1、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 140部 次に、下記組成物をボールミルで分散し保護層塗布液用
分散液(I液)を作製した。 (I液) シリコーン樹脂 30部 (東芝シリコーン製、トスパール120、粒径2.0μm) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 30部 (積水化学製、KS−1、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 140部 さらに、下記組成物を十分に撹拌し保護層塗布液を作製
した。 (J液) H液 50部 I液 50部 シリコン変性ポリビニルブチラール樹脂 12部 (大日精化製、SP−712、固形分、12.5%) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 60部 (積水化学製、KS−1、重合度500、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 58部 トルエン 52部 以上のようにして調整した保護層塗布液を、先に得られ
た感熱記録層上に塗布、乾燥して、厚さ3μmの保護層
を設け、本発明の感熱記録媒体を作製した。
【0050】比較例1 実施例1と同様にしてポリエステルフィルム上に感熱記
録層を形成した。次に、下記組成物をボールミルで分散
し保護層塗布液用分散液(K液)を作製した。 (K液) シリコーン樹脂 30部 (東芝シリコーン製、トスパール105、粒径0.5μm) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 30部 (積水化学製、KS−1、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 140部 下記組成物を十分に撹拌し保護層塗布液(L液)を作製
した。 (L液) K液 150部 シリコン変性ポリビニルブチラール樹脂 12部 (大日精化製、SP−712、固形分、12.5%) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 60部 (積水化学製、KS−1、重合度500、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 84部 トルエン 69部 以上のようにして調製した保護層塗布液を、先に得られ
た感熱記録層上に塗布、乾燥して、厚さ3μmの保護層
を設け、比較用の感熱記録媒体を作製した。
【0051】比較例2 実施例1と同様にしてポリエステルフィルム上に感熱記
録層を形成した。次に、下記組成物をボールミルで体積
平均粒径3.0μmまで粉砕・分散し保護層塗布液用分
散液(M液)を作製した。 (M液) シリカ 30部 (水澤工業製、P−832) ポリビニルアセトアセタール樹脂溶解液 30部 (積水化学製、KS−1、10%MEK溶解液) メチルエチルケトン 140部 さらに、下記組成物を十分に撹拌し保護層塗布液(N
液)を作製した。 (N液) M液 100部 シリコン変性ポリビニルブチラール樹脂 60部 (大日精化精、SP−712、固形分、12.5%) メチルエチルケトン 70部 トルエン 52部 以上のようにして調製した保護層塗布液を、先に得られ
た感熱記録層上に塗布、乾燥して、厚さ3μmの保護層
を設け、比較用の感熱記録媒体を作製した。以上のよう
にして作製した感熱記録媒体を以下のようにして評価し
た。
【0052】・白スジ 大倉電気製感熱印字シミュレーターを用い、下記印字条
件で黒ベタを印字した。 (印字条件)サーマルヘッドドット密度:8dot/mm 印加電力 :0.68W/dot パルス巾 :0.30msec ライン周期 :10msec/line 印字長 :30cm 印字巾 :20cm 目視にて、印字画像中にある白スジを数えた。
【0053】・スティッキング パルス巾を0.50msecとした以外は白スジ評価と
同様の条件で印字し、印字中の感熱記録媒体とサーマル
ヘッドとの貼り付き音を以下基準で評価した。 (基準) ○・・・貼り付き音ほとんどなし △・・・貼り付き音少しあり ×・・・貼り付き音あり
【0054】・保護層の剥がれ 大倉電気製感熱印字シミュレーターを用い、下記印字条
件で印字した。 (印字条件)サーマルヘッドドット密度:8dot/mm 印加電力 :0.68W/dot パルス巾 :0.20〜1.2msecまで 0.1ms刻み ライン周期 :10msec/line この印字条件でどのパルス巾から保護層が剥がれるかを
評価した。
【0055】・ドット均一性 白スジの評価と同等条件で印字を行い、その表面を光学
顕微鏡で観察しドット再現性を目視評価した。 (基準) ○・・・ドット再現性良好(ドットの形状を再現してい
て、かつどのドットも均一に発色している) △・・・ドット再現性若干悪い(ドットの形状、発色均
一性も若干低下している) ×・・・ドット再現性悪い(ドットの形を呈していな
く、かつ発色しているドットとしていないものがある)
【0056】・ヘッド摩耗 大倉電気製感熱印字シミュレーターを用い、下記印字条
件で黒ベタを印字した。 (印字条件)サーマルヘッドドット密度:8dot/mm 印加電力 :0.68W/dot パルス巾 :0.30msec ライン周期 :10msec/line 印字長 :5cm 印字巾 :3cm この条件をサイクルで1kmの長さ印字しヘッドの摩耗
を測定した。評価結果は以下のとおりである。
【0057】
【表1】
【0058】
【発明の効果】以上の詳細かつ具体的な記載から明らか
なように、本発明の感熱記録材料は、保護層中に、球形
フィラーと不定形フィラーを含むことにより、ヘッド摩
耗を起こさず、白スジ、スティッキングに対して優れた
ものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にロイコ染料、該ロイコ染料を
    加熱発色せしめる顕色剤及び結着剤としてのバインダー
    樹脂を主成分とする感熱記録層、更にその上に保護層を
    設けてなる感熱記録材料において、該保護層中に、球形
    フィラーと不定形フィラーを含むことを特徴とする感熱
    記録材料。
  2. 【請求項2】 保護層中の球形フィラーの粒径が0.1
    〜2.0μm、不定形フィラーの粒径が0.1〜1.0
    μmであることを特徴とする、請求項1記載の感熱記録
    材料。
  3. 【請求項3】 保護層中の球形フィラーの体積平均粒子
    径が、不定形フィラーの体積平均粒子径よりも大である
    ことを特徴とする、請求項1記載の感熱記録材料。
  4. 【請求項4】 保護層中の球形フィラーと不定形フィラ
    ーの含有比率が、球形フィラー1部当り、不定形フィラ
    ー1〜3部の割合であることを特徴とする、請求項1記
    載の感熱記録材料。
  5. 【請求項5】 保護層中の樹脂とフィラーの含有比率
    が、樹脂1部当り、フィラー2部〜4部の割合であるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の感熱記録材料。
  6. 【請求項6】 保護層中の球形フィラーとして架橋ポリ
    スチレン樹脂を、不定形フィラーとしてカオリナイト粉
    末を、それぞれ含むことを特徴とする、請求項1記載の
    感熱記録材料。
  7. 【請求項7】 保護層中の樹脂として重合度2000以
    上のポリビニルアセタール樹脂、架橋剤としてイソシア
    ネート化合物を用いることを特徴とする、請求項1記載
    又は請求項6記載の感熱記録材料。
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