JPH09140797A - 鼻腔用投薬器 - Google Patents

鼻腔用投薬器

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JPH09140797A
JPH09140797A JP7329694A JP32969495A JPH09140797A JP H09140797 A JPH09140797 A JP H09140797A JP 7329694 A JP7329694 A JP 7329694A JP 32969495 A JP32969495 A JP 32969495A JP H09140797 A JPH09140797 A JP H09140797A
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nozzle
passage
medicine
nasal cavity
insertion amount
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JP7329694A
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English (en)
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Hisatomo Oki
久朝 大木
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Yoshiyuki Tanizawa
嘉行 谷澤
Akira Yanagawa
明 柳川
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DOT KK
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者の鼻腔に合わせてノズルの挿入量を所望
の挿入量に正確に規定することにより、薬品を鼻腔内に
的確に噴霧して薬品の効能を高める。 【解決手段】 通路部材17の大径部17B先端側に
左,右の挿入量調整ノズル機構21,21を設け、挿入
量ノズル機構21,21を大径部17Bが突出するノズ
ル支持部22,22と、ノズル支持部22,22に軸方
向に伸縮自在に取付けられた移動ノズル部23,23
と、患者の鼻中隔に当接することにより移動ノズル部2
3,23の鼻腔への挿入量を規定する当接面25とから
構成した。従って、各移動ノズル部23を各ノズル支持
部22に対して伸縮させることにより、各移動ノズル部
23の鼻腔への挿入量を調整でき、鼻腔内に的確に向け
て薬品を噴霧できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬品収容室内に収
容した粉体状の薬品を患者の鼻腔に投与するのに用いて
好適な鼻腔用投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鼻アレルギー、喘息等の患者に
は粉体状の薬品を鼻腔を介して投与して治療する方法が
採用されている。また、この治療法では専用の噴霧器を
用いて、例えば粉体状の薬品が充填されたカプセル等を
薬品収容室内に収容し、該カプセル内の薬品を鼻腔内へ
投与するようになっている。
【0003】さらに、この治療法に用いられる噴霧器と
して特開昭59−34267号公報(以下、従来技術と
いう)に示すものが知られている。
【0004】この従来技術における噴霧器では、円筒部
材の空気流入側にポンプ部を設け、該円筒部材の空気流
出側にはカプセルが挿入される凹形状部を形成すると共
に、該円筒部材の先端側には薬品噴霧口となる開口部を
形成した先端部としてのノズルを着脱可能に設け、該円
筒部材にノズルを嵌合することによって内部にカプセル
収容部を形成している。さらに、前記円筒部材とノズル
にかけて着脱可能に嵌合するキャップを有し、該キャッ
プ内には軸方向に延びる針を設け、前記円筒部材にノズ
ルを嵌合させた状態でキャップを装着することにより、
該キャップ内の針でカプセル収容部内に収容されたカプ
セルの穴あけを行う構成となっている。
【0005】このように構成される従来技術では、まず
投薬の準備としてカプセルの穴あけ時には、粉体状の薬
品が充填されたカプセルを円筒部材の凹形状部に挿入し
た後に該円筒部材に先端部を嵌合してカプセルをカプセ
ル収容部に収容し、ノズルの開口部内に針が挿通するよ
うにして該ノズルからキャップを装着することにより、
該キャップ内に設けた針によってカプセルの軸方向両側
に穴をあける。
【0006】次に、薬品の投与時には、円筒部材からキ
ャップを取外した後、ノズルを患者の左,右の鼻腔のう
ちいずれか一方の鼻腔に挿入し、この状態でポンプ部を
押圧することにより、ポンプからの空気を空気導入通路
を介してカプセル内に流通させ、この空気によって該カ
プセル内の薬品を開口部から患者の鼻腔内に噴霧し、
左,右の鼻腔への挿入を交互に交換してポンプ部の押圧
動作を繰返すことにより、患者への薬品の投与を行うよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による噴霧器では、ノズルを含めた円筒部全体が
軸方向にほぼストレートに延びた円筒形状をなしている
ため、前記ノズルを鼻腔内に挿入するときにノズルが鼻
腔内で自由に動いてしまうから、鼻腔内へのノズルの挿
入量を所望の挿入量に正確に規定(調整)することがで
きない。この結果、ノズルを鼻腔内に挿入するときに
は、ノズルを深く挿入しすぎて鼻腔の粘膜に当ててしま
い、該粘膜を傷つけてしまう虞があるという問題があ
る。
【0008】また、ノズルを鼻腔内に挿入するときに
は、ノズルの挿入量を鼻腔内の患部の位置に応じて調整
することが望まれるが、ノズルが自由に動いてしまうた
め、浅すぎるような場合には患部に薬品を付着させるこ
とができず、薬品の効能が低下してしまうという問題が
ある。
【0009】さらに、従来技術による噴霧器では、左,
右の鼻腔に片方ずつ投薬を行っているため、左,右の鼻
腔に均等に薬品を供給するには何度もポンプ部の押圧と
鼻腔への円筒部材の挿入を繰返さなければならず、投薬
時の取扱いが面倒なものになってしまうという問題があ
る。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、患者の鼻腔に合わせてノズルの挿入量を
所望の挿入量に正確に規定することにより、鼻腔内の患
部に的確に薬品を噴霧して薬品の効能を高めるようにし
た鼻腔用投薬器を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による鼻腔用投薬器は、粉体状
の薬品を収容する薬品収容手段と、該薬品収容手段に向
け空気を供給するポンプ手段と、該ポンプ手段から供給
される空気によって前記薬品収容手段内の薬品を患者の
鼻腔に向け供給する薬品通路を有する通路手段と、患者
の鼻腔内に薬品を噴霧するため、該通路手段の薬品通路
噴出側に当該鼻腔に合わせて挿入量が調整可能に設けら
れた挿入量調整ノズル手段とから構成してなる。
【0012】このように構成することにより、薬品を挿
入量調整ノズル手段から患者の鼻腔内に噴霧するときに
は、薬品の噴霧位置を患者の鼻腔に合わせて調整するこ
とができ、薬品を鼻腔の奥部に向けて的確に噴霧させる
ことができる。
【0013】請求項2の発明は、前記挿入量調整ノズル
手段を、前記通路手段の薬品噴出側に形成されたノズル
支持部と、該ノズル支持部の先端側に伸縮自在に設けら
れた移動ノズル部と、前記移動ノズル部の鼻腔内への挿
入量を規定する挿入量規定部とから構成したことにあ
る。
【0014】このように構成することにより、移動ノズ
ル部を患者の鼻腔内に挿入するときには、移動ノズル部
をノズル支持部に対して伸縮させることにより、該移動
ノズル部の先端と挿入量規定部との間の長さ寸法を、患
者の鼻腔に合わせて適宜に調整でき、移動ノズル部の鼻
腔内への挿入量を所望の挿入量に規定することができ
る。
【0015】請求項3の発明は、前記挿入量調整ノズル
手段を、前記通路手段の薬品噴出側に形成された噴霧ノ
ズル本体と、該噴霧ノズル本体の外周側に軸方向に移動
可能に設けられ、該噴霧ノズル本体の鼻腔内への挿入量
を規定する可変フランジとから構成したことにある。
【0016】このように構成することにより、噴霧ノズ
ル本体を患者の鼻腔内に挿入するときには、可変フラン
ジを噴霧ノズル本体に対して軸方向に移動させることに
より噴霧ノズル本体の先端と可変フランジとの間の長さ
寸法を患者の鼻腔に合わせて適宜に調整でき、噴霧ノズ
ル本体の鼻腔内への挿入量を容易に調整することができ
る。
【0017】請求項4の発明は、前記通路手段の薬品通
路を左,右に分岐して設け、該左,右の薬品通路噴出側
にはそれぞれ挿入量調整ノズル手段を設けてなる構成と
したことにある。
【0018】このように構成することにより、左,右の
薬品通路噴出側に設けられた挿入量調整ノズル手段を、
それぞれ患者の左,右の鼻腔内へ挿入することにより、
薬品を左,右の鼻腔内へ向けて同時に噴霧することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
鼻腔用投薬器を添付図面に従って詳細に説明する。
【0020】まず、図1ないし図4に本発明の第1の実
施例を示す。
【0021】図中、1は鼻腔用投薬器の本体をなし後述
するカプセルKを保持する薬品収容手段としてのカプセ
ルホルダを示し、該カプセルホルダ1は、二重筒状に形
成された後述する固定部材2と、該固定部材2の内周側
に位置して該固定部材2に対して軸方向に移動可能に設
けられた可動部材8とからなる。
【0022】2はカプセルホルダ1の固定部材を示し、
該固定部材2は、段付筒状に形成された外筒部2Aと、
該外筒部2A内に設けられた内筒部2Bと、前記外筒部
2Aの下端側を閉塞する底部2Cと、該底部2Cから下
向きに延設された開弁量規制部2Dと、前記外筒部2A
の開口側に位置して形成されたフランジ部2Eとから大
略構成され、前記内筒部2B内はカプセルKから落下す
る薬品を捕捉する薬品受室3となっている。また、前記
フランジ部2Eは外筒部2Aの内周面を軸方向に移動す
る可動部材8の抜止めを図ると共に、当該固定部材2を
外周側から覆うように設けられたポンプ部14の位置決
めを行うようになっている。また、外筒部2Aと内筒部
2Bとは、該外筒部2Aの軸方向中間に内筒部2Bの開
口部が連結されており、該筒部2A,2B間には空気流
入室4が形成されている。
【0023】さらに、前記固定部材2の底部2Cには前
記空気流入室4と連通する空気供給通路5が形成され、
内筒部2Bの底部となる開弁量規制部2Dには後述する
第1の穴あけピン16が一側カプセル穴11側に向けて
突出形成されている。また、内筒部2Bには薬品受室3
と空気流入室4とを連通する連通孔6,6が穿設され、
外筒部2Aの内周面には後述する回止めピン10が係合
する係合溝7が軸方向に伸長して形成されている。
【0024】8は固定部材2の外筒部2A内を軸方向に
移動可能に設けれた可動部材を示し、該可動部材8は、
筒部8Aと、該筒部8Aの下端側に設けられ、前記外筒
部2A内に軸方向に移動可能に保持される大径な底部8
Bと、該底部8B中央から内筒部2B内に延びる小径突
部8Cとから構成され、前記筒部8Aの外周面には全周
に亘って雄ねじ8Dが刻設されている。また、前記小径
突部8Cの軸方向には底部8Bを貫通して筒部8A内に
連通し、第1の穴あけピン16が挿通するピン挿通穴9
が穿設されている。さらに、前記筒部8Aの外周側には
回止めピン10が径方向外向きに突出形成され、該回止
めピン10は固定部材2に形成された係合溝7に係合す
ることにより、該固定部材2に対して可動部材8が軸方
向に移動するのを許しつつ、固定部材2に対する可動部
材8の回転を規制している。
【0025】一方、前記可動部材8の筒部8A内周側は
一側カプセル穴11となり、該一側カプセル穴11は後
述する他側カプセル穴19と一体化することにより薬品
収容手段をなすカプセル収容穴12を構成している。
【0026】このように、本実施例によるカプセルホル
ダ1においては、可動部材8を固定部材2の外筒部2A
に沿って軸方向に移動可能とし、しかも、可動部材8の
雄ねじ8Dを後述する可動部材螺着穴18の雌ねじ18
Aに螺着させたときには、固定部材2に対する可動部材
8の回転が回止めピン10によって規制されているた
め、該可動部材8は通路部材17側に自動的に引上げら
れる。
【0027】13は空気流入室4内に設けられた供給弁
を示し、該供給弁13は固定部材2に形成された空気供
給通路5を開閉するもので、ポンプ部14から空気が供
給されたときに開弁し、ポンプ部14内に空気を吸込む
ときには着座して空気供給通路5を閉塞するようになっ
ている。
【0028】14はゴム材料により有底円筒状に形成さ
れたポンプ手段としてのポンプ部を示し、該ポンプ部1
4は、厚肉な開口部14A、底部14Bおよび該開口部
14A、底部14B間の押圧部14Cからなり、前記開
口部14Aは固定部材2の外筒部2Aに気密に装着され
ている。また、ポンプ部14内にはカプセルホルダ1の
大部分が収容されており、これによって当該鼻腔用投薬
器を軸方向に小型化している。
【0029】15はポンプ部14の底部14Bに設けら
れた吸込弁を示し、該吸込弁15は、中央部に位置して
ポンプ部14内と連通した吸込通路15Aと、該吸込通
路15Aを開,閉弁する弁体15Bとから大略構成さ
れ、該弁体15Bはポンプ部14から空気が供給される
ときには閉弁し、外部からポンプ部14内に空気を吸込
むときには図4に二点鎖線で示すように開弁するように
なっている。
【0030】16は固定部材2に設けられた第1の穴あ
けピンで、該第1の穴あけピン16は基端側が開弁量規
制部2Dに固着されると共に、先端側がピン挿通穴9を
介して一側カプセル穴11側に向けて突出形成され、そ
の先端が鋭利な針先16Aとなっている。そして、第1
の穴あけピン16は、可動部材8がポンプ部14側に位
置しているときにその針先16Aが一側カプセル穴11
内に突出するようになっており、この状態で該一側カプ
セル穴11内にカプセルKを押込むことによって該カプ
セルKに空気流入穴H1 (図4に図示)を穿設できる。
一方、可動部材8が通路部材17側に位置しているとき
には、針先16Aがピン挿通穴9内に引っ込むから、該
針先16Aが空気流入穴H1 から抜取られた状態とな
る。
【0031】一方、17はカプセルホルダ1の可動部材
8に螺着される通路手段としての通路部材を示し、該通
路部材17は、カプセルホルダ1側となる一側が小径部
17Aとなり、他側が大径部17Bとなっている。ま
た、大径部17Bには後述する左,右の挿入量調整ノズ
ル機構21,21が設けられている。
【0032】また、前記小径部17Aには可動部材螺着
穴18が形成され、該可動部材螺着穴18の開口側内周
には、可動部材8の雄ねじ8Dに螺着される雌ねじ18
Aが形成されている。さらに、可動部材螺着穴18の奥
所には一側カプセル穴11と共にカプセル収容穴12を
構成する他側カプセル穴19が形成されている。
【0033】20,20は通路部材17に形成された
左,右の薬品通路を示し、該各薬品通路20は、他側カ
プセル穴19と連通しつつ分岐した分岐通路部20A
と、該分岐通路部20Aから軸方向に直線的に伸長し、
後述のノズル支持部22内を貫通した直線通路部20B
とから構成されている。
【0034】21,21は通路部材17に設けられた挿
入量調整ノズル手段としての左,右の挿入量調整ノズル
機構を示し、該各挿入量調整ノズル機構21は、後述す
るように通路部材17の大径部17B先端側に設けられ
た各ノズル支持部22と、該各ノズル支持部22の先端
側に伸縮自在に設けられた各移動ノズル部23と、該各
移動ノズル部23間に設けられた当接面25とから構成
されている。
【0035】22,22は通路部材17の大径部17他
端面に突設された左,右のノズル支持部を示し、該各ノ
ズル支持部22の離間距離は患者の左,右の鼻腔間距離
とほぼ対応している。そして、該ノズル支持部22は図
2および図3に示す如く、厚肉の外側筒部22Aと、該
外側筒部22Aの内側に設けられた薄肉の内側筒部22
Bとから二重筒状に形成され、該外側筒部22Aと内側
筒部22Bとの間の隙間は後述する移動ノズル部23の
外側筒部23Aが挿嵌される環状溝22Cとなってい
る。また、外側筒部22Aの先端側外周には環状の係合
突起22Dが径方向外側に突出形成され、該係合突起2
2Dは後述する移動ノズル部23の各係合溝23Dに選
択的に係合するものである。そして、内側筒部22Bの
内周側には薬品通路20の直線通路部20Bが軸方向に
貫通している。
【0036】23,23は各ノズル支持部22に取付け
られた左,右の移動ノズル部を示し、該移動ノズル部2
3は、基端側が外側筒部23Aと内側筒部23Bとから
二重筒状となり、該各筒部23A,23B間は、ノズル
支持部22の外側筒部22Aが摺動可能に嵌合される嵌
合溝23Cとなっている。また、外側筒部23Aの内周
面には、ノズル支持部22の係合突起22Dに係合する
環状の係合溝23D,23D,23Dが軸方向にほぼ等
間隔で形成されている。さらに、各移動ノズル部23の
内周側は、薬品通路20の直線通路部20Bに連通し、
患者の鼻腔内に向けて薬品を噴霧する噴霧口24となっ
ている。
【0037】そして、前記移動ノズル部23は、その嵌
合溝23Cにノズル支持部22の外側筒部22Aを嵌合
させることにより、該ノズル支持部22に取付けられて
いる。この状態で各係合溝23Dに係合突起22Dを選
択的に係合させることにより、当接面25と移動ノズル
部23先端との距離寸法が最大寸法L1 となる最伸長状
態(図2の状態)、距離寸法が最小寸法L2 となる最縮
小状態(図3に示す状態)および最伸長状態と最縮小状
態の中間の状態の三段階に調整できるようになってい
る。
【0038】25は挿入量規定部としての当接面で、該
当接面25は各ノズル支持部22間に位置して通路部材
17の大径部17B他端面に形成されている。そして、
当接面25は、患者が移動ノズル部23を鼻腔内に挿入
したときに鼻中隔に当接することにより、移動ノズル部
23の鼻腔内への挿入量を規定するものである。
【0039】26は第1の穴あけピン16と対向するよ
うに通路部材17に設けられた第2の穴あけピンで、該
第2の穴あけピン26の基端側は軸方向に摺動可能に設
けられた摺動ブロック27に固着され、先端側はシール
ゴム28を貫通するように伸長し、その先端が鋭利な針
先26Aとなっている。また、前記摺動ブロック27
は、第2の穴あけピン26を操作するために通路部材1
7外に設けられた操作板(図示せず)に接続されてい
る。そして、第2の穴あけピン26は、前記操作板が一
側に移動されることにより、摺動ブロック27と共にカ
プセルKに向って一側に移動し、その針先26Aによっ
て該カプセルKに空気流出穴H2 を穿設するものであ
る。
【0040】本実施例による鼻腔用投薬器は上述の如き
構成を有するもので、次に、その使用動作について説明
する。
【0041】まず、カプセルホルダ1の可動部材8をポ
ンプ部14側に位置させることにより、第1の穴あけピ
ン16の針先16Aを一側カプセル穴11内に突出させ
た状態とする。この状態でカプセルKを一側カプセル穴
11内に押込むと、該カプセルKにはピン16の針先1
6Aが突き刺さり、該カプセルKに空気流入穴H1 が穿
設される。
【0042】次に、カプセルホルダ1に通路部材17を
組付けるべく、該カプセルホルダ1側の雄ねじ8Dに通
路部材17側の雌ねじ18Aを螺着する。これにより、
通路部材17の螺着によってカプセルホルダ1の可動部
材8は当該通路部材17側に移動するから、カプセルK
はカプセル収容穴12内で軸方向に若干押圧された状態
で保持される。また、このときにはカプセルKに空気流
入穴H1 を穿設した第1の穴あけピン16の針先16A
が抜き取られ、カプセルK内は空気流入穴H1、ピン挿
通穴9および各連通孔6を介して空気流入室4と連通す
る。さらに、カプセルKに空気流入穴H1 をあけたとき
には、該空気流入穴H1 からカプセルK内の薬品が落下
するものの、この薬品は固定部材2に形成された薬品受
室3内に捕捉され、ポンプ部14側への逆流が阻止され
る。
【0043】この状態で、カプセルKに空気流出穴H2
を形成するには、操作板を一側に移動させることによ
り、第2の穴あけピン26をカプセルKに向けて移動
し、その針先26AでカプセルKに空気流出穴H2 を穿
設する。その後、操作板を元の位置へ戻して針先26A
をカプセルKより抜き取る。これにより、投薬準備とな
る穴あけが行われたことになる。
【0044】次に、穴あけが行われたカプセルK内の薬
品を患者の鼻腔に噴霧するための投薬動作について述べ
る。
【0045】まず、左,右の移動ノズル部23,23を
患者の両鼻腔に挿入し、図4に示すように、ポンプ部1
4の押圧部14Cを押し潰すことにより、ポンプ部14
から空気流を発生させ、この空気を空気供給通路5に作
用させて供給弁13を内筒部2Bの開弁量規制部2Dに
押付けて開弁させ、空気流入室4、各連通孔6、ピン挿
通穴9および空気流入穴H1 を介してカプセルKに流入
させる。これによって、カプセルKに流入した空気は薬
品を攪拌して薬品の混入した空気となるから、この薬品
の混入した空気を空気流出穴H2 、左,右の薬品通路2
0,20を介して左,右の噴霧口24,24から噴霧す
ることにより、患者の左,右の鼻腔に同時に薬品を投与
することができる。
【0046】一方、カプセルK内の薬品を患者に投与す
るにあたり、左,右の移動ノズル部23,23を患者の
左,右の鼻腔に挿入するときには、各移動ノズル部23
を各ノズル支持部22に対し軸方向に移動させつつ、係
合溝23Dを係合突起22Dに嵌合させることにより、
各移動ノズル部23の先端部と当接面25との間の距離
寸法即ち、各移動ノズル部23の鼻腔内への挿入量を、
最伸長状態(最大寸法L1 )、中間状態および最縮小状
態(最小寸法L2 )の三段階に調整できるから、鼻腔内
の患部に薬品を的確に噴霧できる。
【0047】かくして、本実施例によれば、左,右の移
動ノズル部23,23の鼻腔内への挿入量を三段階に調
整することができるから、左,右の移動ノズル部23,
23を両鼻腔内に所望の挿入量をもって挿入することが
でき、各移動ノズル部23の噴霧口24を両鼻腔内の患
部の位置に合わせて正確に位置決めすることができる。
この結果、薬品を左,右の噴霧口24,24から両鼻腔
内の患部に向けて的確に噴霧することができ、従来技術
で述べたように移動ノズル部23,23を鼻腔内に深く
挿入しすぎて鼻腔の粘膜に当ててしまい、該粘膜を傷つ
けてしまうのを確実に防止できると共に、薬品を各患部
に向けて的確に噴霧することで薬品の効能を確実に向上
でき、当該投薬器に対する信頼性を向上することができ
る。
【0048】また、左,右の移動ノズル部23の噴霧口
24をテーパ状に漸次拡開させ、該各噴霧口24によっ
て薬品を含んだ空気を拡散させるようにしているから、
各噴霧口24から患者の各鼻腔内の広範囲に亘り薬品を
均一に付着させることができ、薬品の噴霧効率を向上す
ることにより人体への吸収を促進させて、より一層薬品
の効能を高めることができる。
【0049】さらに、本実施例では、カプセルKを可動
部材8に装着する動作と、第2の穴あけピン26を軸方
向に1往復させる動作によって、カプセルKの軸方向に
空気流入穴H1 と空気流出穴H2 とを容易に形成するこ
とができ、投薬動作までの準備動作を大幅に簡略化する
ことができる上に、カプセルK内の薬品を左,右の薬品
通路20,20を介して左,右の噴霧口24,24から
噴霧することにより、患者の左,右の鼻腔に同時に投薬
を行うことができるから、準備動作、投薬動作において
当該鼻腔用投薬器の取扱い性を大幅に向上することがで
きる。
【0050】次に、図5は本発明の第2の実施例を示す
に、本実施例の特徴は、左,右のノズル支持部および
左,右の移動ノズル部にそれぞれ雄ねじ部、雌ねじ部を
形成すると共に、該雌ねじ部を雄ねじ部に螺合すること
により、各移動ノズル部の先端部と挿入量規定部との間
の距離を自由に調整できるようにし、各移動ノズル部の
患者の両鼻腔内への挿入量を規定できるようにしたこと
にある。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0051】図中、31,31は通路部材17に設けら
れた挿入量調整ノズル手段としての左,右の挿入量調整
ノズル機構を示し、該挿入量調整ノズル機構31は、前
記各挿入量調整ノズル機構21と同様に、後述の各ノズ
ル支持部32、各移動ノズル部33および当接面25か
ら構成されている。
【0052】32,32は通路部材17に第1の実施例
によるノズル支持部22に代えて形成された本実施例に
よるノズル支持部を示し、該各ノズル支持部32は前記
第1の実施例で述べたノズル支持部22と同様に、外側
筒部32A、内側筒部32Bおよび環状溝32Cとを有
しているものの、該ノズル支持部32の外側筒部32A
外周には雄ねじ32Dが形成されている。
【0053】33,33はノズル支持部32に伸縮自在
に設けられた移動ノズル部を示し、該各移動ノズル部3
3は前記第1の実施例で述べた移動ノズル部23と同様
に、外側筒部33A、内側筒部33Bおよび嵌合溝33
Cを有し、内周側が噴霧口34となっている。
【0054】しかし、各移動ノズル部33の外側筒部3
3A内周には、ノズル支持部32の雄ねじ部32Dが螺
合する雌ねじ部33Dが形成されている。そして、各移
動ノズル部33を各ノズル支持部32に対して任意の方
向に回転させることにより、該各移動ノズル部33の先
端と当接面25との間の距離寸法Mを調整するようにな
っている。
【0055】かくして、このように構成された本実施例
においても、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効
果を得ることができるが、特に、本実施例では、左,右
の移動ノズル部33,33の雌ねじ部33Dにノズル支
持部32,32の雄ねじ32Dを螺合させて距離寸法M
を調整するようにしているから、距離寸法Mを無段階に
調整でき、より一層的確に患部に向けて薬品を噴霧でき
る。
【0056】次に、図6は本発明の第3の実施例を示す
に、本実施例の特徴は、通路手段の薬品噴出側に左,右
の噴霧ノズル本体を形成すると共に、左,右の可変フラ
ンジを左,右の噴霧ノズル本体の外周側に軸方向に移動
可能に設けることにより、各可変フランジと各噴霧ノズ
ル本体の先端部との間の距離を段階的に調整できるよう
にし、各噴霧ノズル本体の患者の両鼻腔内への挿入量を
所望の挿入量に規定できるようにしたことにある。な
お、本実施例では、前述した第1の実施例と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0057】図中、41,41は通路部材17に設けら
れた挿入量調整ノズル手段としての左,右の挿入量調整
ノズル機構を示し、該挿入量調整ノズル機構41は、後
述する各噴霧ノズル本体42と各可変フランジ44とか
ら構成されている。
【0058】42,42は通路部材17に設けられた本
実施例による左,右の噴霧ノズル本体を示し、該噴霧ノ
ズル本体42は筒体状に形成され、基端側が通路部材1
7の大径部17B他端面に一体に固着され、先端側が患
者の鼻腔内に挿入されるべく漸次縮径されている。ま
た、各噴霧ノズル本体42の内周先端側は、薬品通路2
0の直線通路部20Bに連通し、患者の鼻腔に向けて薬
品を噴霧するテーパ状の噴霧口43となっている。さら
に、各噴霧ノズル本体42の外周側には3本の係合溝4
2A,42A,42Aが形成され、該各係合溝42Aは
噴霧ノズル本体42の軸方向にほぼ等間隔で配設されて
いる。
【0059】44,44は噴霧ノズル本体42に移動可
能に設けられた左,右の可変フランジを示し、該各可変
フランジ44は段付円板状に形成され、その内径は噴霧
ノズル本体42の外径とほぼ対応している。ここで、可
変フランジ44の内周には各係合溝42Aに選択的に係
合する係合突起44Aが径方向内向きに突出形成されて
いる。そして、各可変フランジ44を噴霧ノズル本体4
2に対して軸方向に移動させつつ、該係合突起44Aを
各係合溝42Aに嵌合させることにより、可変フランジ
44は、噴霧ノズル本体42に対し位置決めされると共
に、可変フランジ44と噴霧ノズル本体42の先端部と
の間の距離寸法Nを三段階に調整するものである。
【0060】かくして、このように構成される本実施例
においても、前述した各実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができるが特に、本実施例では挿入量調整ノズ
ル機構41を噴霧ノズル本体42と可変フランジ44と
の2部材から構成し、かつ構造を簡略化できるから、生
産性の向上やコストの低減を図ることができる。
【0061】なお、前記第1,第2の実施例では、ノズ
ル支持部22(32)を通路部材17の大径部17B先
端面に突設するものとして述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば大径部の先端面に移動ノズル部が挿嵌され
るノズル支持部としての支持穴を設け、該支持穴内に伸
縮可能に移動ノズル部を挿嵌してもよい。
【0062】また、前記第3の実施例では、可変フラン
ジ44の係合突起44Aを噴霧ノズル本体42の各係合
溝42Aに嵌合させるものとして述べたが、これに替え
て、例えば可変フランジ44の内周に雄ねじ部を形成
し、該雄ねじ部と嵌合するように噴霧ノズル本体42の
外周に雌ねじ部を形成してもよく、この場合には噴霧ノ
ズル本体42の先端部と可変フランジ44との間の距離
寸法Nを無段階に調整することができる。
【0063】また、前記第1,第2の実施例では、当接
面25を図1ないし図5に示す如く平坦面として図示し
たが、これに替えて、患者の鼻中隔の形状に合わせて凹
湾曲面として形成してもよい。
【0064】また、前記各実施例では、通路部材17に
形成した薬品通路20を二つに分岐してその先端にそれ
ぞれ挿入量調整ノズル機構21,31,41を設けるこ
とにより、患者の左,右の鼻腔に同時に投薬できるよう
にしたが、薬品通路20および挿入量調整ノズル機構2
1,31,41を一つにし、左,右の鼻腔内に交互に挿
入して投薬するようにしてもよい。
【0065】さらに、前記各実施例では、噴霧口24,
34,43を噴出側に向けて漸次拡開するテーパ状に形
成した場合を例示したが、噴霧口をストレート形状とし
てもよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、挿入量調整ノズル手段の患者の鼻腔内への挿入量
を患者の鼻腔に合わせて調整できるようにしたから、従
来技術で述べたように挿入量調整ノズル手段を鼻腔内に
深く挿入しすぎて鼻腔の粘膜を傷つけてしまうようなこ
とを防止できると共に、挿入量調整ノズル手段から鼻腔
内の奥部に的確に薬品を噴霧することができ、これによ
って薬品の効能を確実に向上でき、当該鼻腔用投薬器に
対する信頼性を大幅に向上させることができる。
【0067】また、請求項2の発明によれば、移動ノズ
ル部の先端部と挿入量規定部との間の長さ寸法を調整す
ると共に、挿入量規定部が患者の鼻中隔に当接するま
で、移動ノズル部を鼻腔内に挿入することにより、鼻腔
内に生じた各患部の位置に合わせて移動ノズル部の鼻腔
内への挿入量を所望の挿入量に正確に規定することがで
き、薬品の噴霧効率をより一層向上させることができ
る。
【0068】さらに請求項3の発明によれば、噴霧ノズ
ル本体に対して可変フランジを移動させることにより、
該噴霧ノズル本体の鼻腔への挿入量を調整することがで
きる。しかも、挿入量調整ノズル手段を2部材から構成
することができるから、生産性の向上やコストの低減を
図ることができる。
【0069】さらにまた請求項4の発明によれば、左,
右の挿入量調整ノズル手段を患者の左,右の鼻腔内に同
時に投薬することができ、投薬時の取扱いを簡単にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による鼻腔用投薬器を示
す断面図である。
【図2】図1中の移動ノズル部先端と挿入量規定部との
間の距離寸法を最伸長状態で示す挿入量調整ノズル手段
等の拡大断面図である。
【図3】図1中の移動ノズル部先端と挿入量規定部との
間の距離寸法を最縮小状態で示す挿入量調整ノズル手段
等の拡大断面図である。
【図4】ポンプ部を押し潰すことによりカプセル内の薬
品を噴霧している状態を示す図1と同様位置からみた断
面図である。
【図5】本発明の第2の実施例による挿入量調整ノズル
手段等を示す拡大断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例による挿入量調整ノズル
手段等を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 カプセルホルダ(薬品収容手段) 14 ポンプ部(ポンプ手段) 17 通路部材(通路手段) 20 薬品通路 20A 分岐通路部 20B 直線通路部 24,34,43 噴霧口 21,31,41 挿入量調整ノズル機構(挿入量調整
ノズル手段) 22,32 ノズル支持部 23,33 移動ノズル部 25 当接面(挿入量規定部) 42 噴霧ノズル本体 44 可変フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体状の薬品を収容する薬品収容手段
    と、該薬品収容手段に向け空気を供給するポンプ手段
    と、該ポンプ手段から供給される空気によって前記薬品
    収容手段内の薬品を患者の鼻腔に向け供給する薬品通路
    を有する通路手段と、患者の鼻腔内に薬品を噴霧するた
    め、該通路手段の薬品通路噴出側に当該鼻腔に合わせて
    挿入量が調整可能に設けられた挿入量調整ノズル手段と
    から構成してなる鼻腔用投薬器。
  2. 【請求項2】 前記挿入量調整ノズル手段は、前記通路
    手段の薬品噴出側に形成されたノズル支持部と、該ノズ
    ル支持部の先端側に伸縮自在に設けられた移動ノズル部
    と、該移動ノズル部の鼻腔内への挿入量を規定する挿入
    量規定部とから構成してなる請求項1に記載の鼻腔用投
    薬器。
  3. 【請求項3】 前記挿入量調整ノズル手段は、前記通路
    手段の薬品噴出側に形成された噴霧ノズル本体と、該噴
    霧ノズル本体の外周側に軸方向に移動可能に設けられ、
    該噴霧ノズル本体の鼻腔内への挿入量を規定する可変フ
    ランジとから構成したことを特徴とする請求項1に記載
    の鼻腔用投薬器。
  4. 【請求項4】 前記通路手段の薬品通路を左,右に分岐
    して設け、該左,右の薬品通路噴出側にはそれぞれ挿入
    量調整ノズル手段を設けてなる請求項1,2または3に
    記載の鼻腔用投薬器。
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Effective date: 20040727