JP2006087791A - 鼻腔用投薬器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鼻腔内の任意の特定部位に散布でき、効率的な投与を行うことができる鼻腔用投薬器を提供する。
【解決手段】 粉体状の薬剤を収容する薬剤収容室21と、薬剤収容室21内に空気を供給するポンプ手段3と、ポンプ手段3から供給される空気によって薬剤収容室21内の薬剤が導かれ、この導かれた薬剤を鼻腔内に噴射する噴霧口29を有する一対のノズル5,5とを備えた鼻腔用投薬器において、一対のノズル5,5にノズルアダプタ6,6をそれぞれ回転自在に取り付け、各ノズルアダプタ6,6の先端部にアダプタ噴霧口32を設け、ノズルアダプタ6,6の回転によってアダプタ噴霧口32の向きを調整するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】 粉体状の薬剤を収容する薬剤収容室21と、薬剤収容室21内に空気を供給するポンプ手段3と、ポンプ手段3から供給される空気によって薬剤収容室21内の薬剤が導かれ、この導かれた薬剤を鼻腔内に噴射する噴霧口29を有する一対のノズル5,5とを備えた鼻腔用投薬器において、一対のノズル5,5にノズルアダプタ6,6をそれぞれ回転自在に取り付け、各ノズルアダプタ6,6の先端部にアダプタ噴霧口32を設け、ノズルアダプタ6,6の回転によってアダプタ噴霧口32の向きを調整するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、粉体状の薬剤を鼻腔内に投与するための鼻腔用投薬器に関する。
一般に、鼻アレルギー等の患者には粉状の薬剤を鼻腔内に投与して治療する方法が採用され、この治療に使用する種々の鼻腔用投薬器が従来より種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された鼻腔用投薬器は、投薬器本体と、該投薬器本体の先端に固定され、患者の鼻腔内に挿入されるノズルと、該ノズルの反対側で投薬器本体に取り付けされたゴム製のポンプ部材とを備えている。
この鼻腔用投薬器の使用手順を説明する。まず、患者の鼻腔にノズルを挿入し、この状態で、ポンプ部材を押圧してポンプ室を圧縮変形する。次いで、ポンプ室内の空気が薬剤収容室に供給され、薬剤収容室が加圧されると、薬剤収容室の薬剤が空気と共に薬剤通路を通って鼻腔内の奥の部位に噴射される。
特公昭63−6024号公報
ところで、薬剤の種類によっては、薬効が発現する鼻腔内の部位が特定部位に限定される場合がある。従って、前記従来例のように鼻腔内の奥に限定して散布するような鼻腔用投薬器では、前述した薬剤について効率的な投与を行うことができないという問題がある。
また、前記従来例の鼻腔用投薬器は、薬剤の噴射方向が鼻腔の奥の部位に向かう方向であるため、薬剤の鼻腔内滞留時間が全体として短いという問題がある。
本発明は前述した事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、薬剤の種類に応じて薬効が発現する鼻腔内の特定部位に噴霧方向を調整すると共に、薬剤の鼻腔内滞留時間を長くすることにより、効率的な薬剤投与を行うことができる鼻腔用投薬器を提供することにある。
前記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、薬剤収容手段とポンプ手段とノズルとを備え、ポンプ手段から供給された空気によって薬剤収容手段内の薬剤をノズルの噴霧口より鼻腔内に噴霧する鼻腔用投薬器において、薬剤の噴霧方向を調整する噴霧方向調整手段を設けたことをことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鼻腔用投薬器であって、前記噴霧方向調整手段は、前記ノズルに回動自在に取り付けられ、前記ノズルの噴霧口に連通したアダプタ噴霧口を有するノズルアダプタであることを特徴としている。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の鼻腔用投薬器であって、前記アダプタ噴霧口は、前記ノズルの先端部に放射状に設けられた複数の孔より構成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、鼻腔内の特定部位に向けて集中的な散布ができるため、薬効が発現する部位が鼻腔内の所定部位に限定されている場合に、効率的な投与を行うことができる。また、薬効の発現があまり期待できない部位への散布を回避できるため、一回の投薬の量を減らすという効率的な投与を行うことができる。
請求項2の発明によれば、既存の鼻腔用投薬器にノズルアダプタを取り付けることによって鼻腔の特定部位に集中的に散布でき、既存の鼻腔用投薬器を有効利用できる。
請求項3の発明によれば、薬剤が鼻腔の内周部に向かって、該内周部のほぼ全周に亘って噴射されるため、散布した薬剤の鼻腔内滞留時間を全般的に長くでき、効率的な投与を行うことができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図3は第1実施形態を示し、図1は鼻腔用投薬器の正面図、図2は鼻腔用投薬器の断面図、図3は鼻腔用投薬器の要部拡大断面図である。
図1及び図2において、鼻腔用投薬器1は、カプセルホルダ2と、該カプセルホルダ2の下方に固定されたポンプ手段3と、カプセルホルダ2の上方に設けられたベース本体4と、該ベース本体4の上方に突設された一対のノズル5,5と、この一対のノズル5,5に取り付けられ、噴霧方向調整手段である一対のノズルアダプタ6,6とを備えている。
カプセルホルダ2は、複数の段差円筒状を有するホルダ固定部10と、このホルダ固定部10の内周側に配置され、軸方向にのみ変移可能なホルダ可動部11とから構成されている。ホルダ可動部11は、ホルダ固定部10の上端側に突出する雄ネジ部11aを有する。
ポンプ手段3は、ホルダ固定部10に固定された円筒状でゴム製のポンプ部材12と、該ポンプ部材12とホルダ固定部10に囲まれて形成されたポンプ室13と、該ポンプ室13と外部とを連通する空気吸入口15と、薬剤収納手段である薬剤収容室21内に連通する空気排気口17とを備えている。空気吸入口15には、ポンプ室13が加圧されると閉じ、減圧されると開く開閉弁14が付設されている。空気排気口17には、ポンプ室13が減圧されると閉じ、加圧されると開く開閉弁16が付設されている。空気排気口17は、ホルダ固定部10の通路18とホルダ可動部11の通路19からなる空気供給通路20を介して後述する薬剤収容室21内の下端に連通している。
ベース本体4は、雌ネジ部4aを有し、この雌ネジ部4aにホルダ可動部11の雄ネジ部11aを螺入することによってホルダ固定部10の上面に取り付けられている。ベース本体4とホルダ可動部11の双方によって内部に薬剤収容室21が設けられている。薬剤収容室21は、ホルダ固定部10をベース本体4より取り外した状態では2つに分割され、この分割状態とすることによって薬剤収容室21内に粉体状の薬剤が詰め込まれたカプセル22を収容する。
薬剤収容室21の上方及び下方を臨む各位置には、第1孔開け針23と第2孔開け針24がそれぞれ配置されている。第1孔開け針23は、図1に示すように、ベース本体4の外部に配置された操作レバー25に連動し、操作レバー25をA矢印方向に操作することによって薬剤収容室21内のカプセル22の殻の上端に穿孔する。第2孔開け針24は、ホルダ固定部10に固定され、薬剤収容室21内にカプセル22を収容してカプセルホルダ2にベース本体4を取り付ける際にカプセル22の殻の下端に穿孔する。
また、図2に示すように、ベース本体4には、薬剤収容室21内の上端に一端が開口し、途中で左右2つに分岐された薬剤通路26,26が設けられている。この分岐した薬剤通路26,26の各他端は左右一対のノズル装着孔27,27の下面にそれぞれ開口されている。左右一対のノズル装着孔27,27は、所定の間隔を置いてベース本体4の上端部に形成されている。
図3に詳しく示すように、一対のノズル5,5は、一対のノズル装着孔27にそれぞれ回転自在に装着されている。各ノズル5は、ノズル装着孔27に挿入される軸部5aと、この軸部5aに一体に設けられたノズル本体5bとから構成されている。ノズル本体5bは、ベース本体4より突出し、鼻腔に挿入できる寸法の円筒状に形成されている。ノズル本体5bの中心軸C2は、軸部5aの中心軸C1に対して偏芯した位置に設定されている。一対のノズル5,5をベース本体4に対して回転すると、この偏芯によって一対のノズル本体5b,5bの間隔を可変できるようになっている。
各ノズル5には薬剤通路28が形成され、該薬剤通路28の一端は軸部5aの中心軸C1を中心として開口されている。薬剤通路28の他端は、噴霧口29として構成され、この噴霧口29はノズル本体5bの先端面で、且つ、ノズル本体5bの中心軸C2を中心として開口されている。つまり、ノズル5の薬剤通路28は、斜めに傾斜した通路に形成されている。
噴霧方向調整手段である一対のノズルアダプタ6,6は、一対のノズル5,5にそれぞれリングブラケット30を介して回転自在に取り付けられている。各ノズルアダプタ6は、各ノズル本体5bの外周を被うように配置され、各ノズル本体5bの中心軸C2を中心として回転される。つまり、各ノズルアダプタ6は、一対のノイズ間隔を維持しつつ回転位置を可変できる。
各ノズルアダプタ6には、各ノズル5の噴霧口29に一端が開口する薬剤通路延長部31が設けられている。この薬剤通路延長部31の一端は、中心軸C2を中心に開口されており、ノズルアダプタ6の回転位置に係わらずノズル5側の薬剤通路28の開口位置に常に一致するようになっている。この薬剤通路延長部31の他端は、アダプタ噴霧口32として構成されている。アダプタ噴霧口32は、ノズルアダプタ6の鼻腔の内周部に対向する先端部に開口されている。以上により、アダプタ噴霧口32は、ノズルアダプタ6の回転によって噴霧方向を調整できるよう構成されている。
次に、鼻腔用投薬器1の投薬作業を説明する。
一対のノズル間隔が患者の左右の鼻腔間隔に合っていない場合には、一対のノズル5,5をベース本体4に対して回転し、ノズル間隔を患者の左右の鼻腔間隔に合わせる。また、一対のノズルアダプタ6,6を各ノズル5,5に対して回転し、各ノズルアダプタ6のアダプタ噴霧口32を所望の向きに調整する。具体的には、アダプタ噴霧口32の向きを、当該投薬の実効が得られる鼻腔の特定部位に対向する位置となるように調整する。そして、薬剤収容室21内に薬剤のカプセル22を収容し、カプセル22の上下2箇所に穿孔する。
このように各調整を終えた後に、一対のノズルアダプタ6,6及びノズル5,5を患者の左右の鼻腔に挿入する。次に、ポンプ部材12を押圧してポンプ室13を圧縮変形すると、空気吸入口15側の開閉弁14が閉位置に、空気排気口17側の開閉弁16が開位置となり、ポンプ室13の空気が空気排気口17より空気供給通路20を通って薬剤収容室21内に供給される。これにより薬剤収容室21が加圧されると、薬剤収容室21の薬剤が空気と共に薬剤通路26,28及び薬剤通路延長部31を通って圧送され、薬剤が各ノズルアダプタ6のアダプタ噴霧口32より左右の鼻腔内に噴射される。各アダプタ噴霧口32は、鼻腔内の特定部位に向けて配置されているため、所望の鼻腔の特定部位に向けて集中的な散布がなされる。従って、薬効が発現する鼻腔の部位が所定位置に限定されている場合に、効率的な投与を行うことができる。また、薬効の発現があまり期待できない部位への散布を回避できるため、一回の投薬の量を減らすことができる。
この第1実施形態では、噴霧方向調整手段は、一対のノズル5,5に取り付けるノズルアダプタ6,6にて構成したので、既存の鼻腔用投薬器にノズルアダプタ6,6を取り付けることによって鼻腔の特定部位に散布でき、従って、既存の鼻腔用投薬器を有効利用できる。
なお、噴霧方向調整手段としては、種々の構造が考えられ、ノズル5自体に噴霧方向調整手段を付設しても良い。例えば、前記構成において、軸部5aにノズル本体5bを回転自在に設け、このノズル本体5bの先端部に噴霧口29を設けるようなノズルに構成とすれば、ノズル本体5bの回転によって噴霧口29の向き、つまり、薬剤の噴霧方向を調整できる。
この第1実施形態では、ベース本体4に左右一対のノズル5,5を突設したので、左右の鼻腔内に薬剤を一度に散布できる。
この第1実施形態では、ベース本体4に一対のノズル5,5を回転自在に支持し、この中心軸C1に対して偏芯する位置に各ノズル5のノズル本体5bを設け、この各ノズル本体5bにノズルアダプタ6を回転自在にそれぞれ取り付けたので、一対のノズル間隔の調整と噴霧方向の調整を別個独立に行うことができる。つまり、一対のノズル間隔の調整を行い、噴霧方向の調整を行うことができる。
この第1実施形態では、薬剤収容室21内にカプセル22を収容するものについて説明したが、薬剤収容室21内に別体の供給器具などによってカプセル無しの薬剤を直接に投入するようにしても良いことはもちろんである。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。
図4〜図7は第2実施形態を示し、図4はノズルの正面図、図5はノズルの断面図、図6はノズルの拡大側面図、図7は図6のB−B線断面図である。
この第2実施形態の鼻腔用投薬器(図示せず)は、前記第1実施形態のものと比較すると、ベース本体(図示せず)に回転自在に装着される左右一対のノズル40,40の構成が相違し、且つ、各ノズル40にはノズルアダプタを取り付けていない。他の構成は同一であるため、重複説明を回避するべくその説明を省略し、異なる構成であるノズル40のみを説明する。
図4及び図5に示すように、ノズル40は、前記1実施形態と同様に、ベース本体のノズル装着孔に挿入される軸部40aと、この軸部40aに一体に設けられたノズル本体40bとから構成されている。軸部40aは、ベース本体のノズル装着孔に中心軸C1を中心に回転自在に支持されている。ノズル本体40bは、ベース本体より突出し、鼻腔に挿入できる円筒状に形成されている。ノズル本体40bは、軸部40aの中心軸C1に対して偏芯した位置に中心軸C2が設定されている。ノズル40をベース本体に対して回転すると、この偏芯によって一対のノズル間隔(正確には、ノズル本体40b,40bの間隔)を可変できるようになっている。
ノズル40には、薬剤通路41が設けられている。薬剤通路41の一端は、軸部40aの中心軸C1を中心として開口され、ノズル40の回転位置にかかわらずベース本体の薬剤通路に常に連通するようになっている。
図6及び図7に詳しく示すように、薬剤通路41の他端側は、ノズル40の先端面ではなく、ノズル40の鼻腔の内周部に対向する周面43に向かって4方向に放射状に分岐されている。この4方向に放射状に延びた各分岐路41aの端に周面43に開口する孔42aが形成されている。この4つの孔42aによって噴霧口42が構成されている。つまり、噴霧口42は、ノズル40の鼻腔の内周部に対向する周面43に放射状に開口された4つの孔42aより構成されている。
この第2実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、ポンプ室(図示せず)の圧縮変形によって薬剤収容室(図示せず)内の薬剤が薬剤通路(図示せず)を介してノズル40の噴霧口42に達する。そして、噴霧口42は、ノズル40の鼻腔の内周部に対向する面に放射状に開口された4つの孔42aより構成されているので、薬剤が鼻腔の内周部に向かって、該内周部のほぼ全周に亘って噴霧される。従って、散布した薬剤の鼻腔内滞留時間が全般的に長く、効率的な投与を行うことができる。
つまり、第1実施形態の鼻腔用投薬器1は、薬効が発現する鼻腔の部位が所定位置に限定されている場合に使用し、第2実施形態の鼻腔用投薬器(図示せず)は、薬効が発現する鼻腔の部位が所定位置に限定されていない場合に使用すれば効果的である。
なお、この第2実施形態では、噴霧口42は、放射状の4つの孔42aから構成されているが、2つ以上の孔から構成しても良いことはもちろんである。
また、この発明は、次のような別の実施形態に具現化することができ、以下の別の実施形態において前記実施形態と同様な作用及び効果を得ることができる。
(1)前記第1実施形態において、一対のノズル5,5に、噴霧方向を調整できる一対のノズルアダプタ6,6を取り付けるような構成とした。これに対し、一対のノズル5,5自体に噴霧方向を調整できる手段を設けるような構成にしても良い。このような構成とすることにより、ノズルアダプタ6を取り付ける必要がなく、部品点数の削減等になるという効果が得られる。
(2)前記第1及び第2実施形態において、ノズル5,40は、軸部5a,40aと、この軸部5a,40aの軸に対して同一位置を中心軸とするノズル本体5b,40bとから成る構成にしても良い。
さらに、前記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜請求項3に記載の鼻腔用投薬器において、ノズルは左右一対であることを特徴とする鼻腔用投薬器。
この構成によれば、左右の鼻腔内に薬剤を一度に散布できる。
(ロ)前記(イ)項に記載の鼻腔用投薬器において、一対のノズルは、ベース本体に回転自在に支持された軸部と、この軸部に一体で、軸部の回転中心に対して偏芯する位置に設けられたノズル本体とから構成し、この各ノズル本体にノズルアダプタを回転自在にそれぞれ取り付けたことを特徴とする鼻腔用投薬器。
この構成によれば、一対のノズル間隔の調整と噴霧方向の調整を別個独立に行うことができる。つまり、一対のノズル間隔の調整を行い、且つ、噴霧方向の調整を行うことができる。
(ハ)請求項1に記載の鼻腔用投薬器において、噴霧方向調整手段は、軸部と該軸部に回転自在に支持されたノズル本体とを備え、このノズル本体の鼻腔の内周部に対向する面に噴霧口を設けたノズルにて構成されたことを特徴とする鼻腔用投薬器。
このように構成すれば、ノズルアダプタを取り付ける必要がなく、ノズル本体の回転によって噴霧口の向き、即ち、薬剤の噴霧方向を調整できる。
1 鼻腔用投薬器
3 ポンプ手段
5,40 ノズル
6 ノズルアダプタ(噴霧方向調整手段)
21 薬剤収容室(薬剤収容手段)
29,42 噴霧口
32 アダプタ噴霧口
42a 孔
3 ポンプ手段
5,40 ノズル
6 ノズルアダプタ(噴霧方向調整手段)
21 薬剤収容室(薬剤収容手段)
29,42 噴霧口
32 アダプタ噴霧口
42a 孔
Claims (3)
- 粉体状の薬剤を収容する薬剤収容手段と、該薬剤収容手段内に空気を供給するポンプ手段と、該ポンプ手段から供給される空気によって前記薬剤収容手段内の薬剤が導出され、この導出された薬剤を噴霧口を介して鼻腔内に噴射するノズルとを備えた鼻腔用投薬器において、
前記ノズルに、薬剤の噴霧方向を調整する噴霧方向調整手段を設けたことを特徴とする鼻腔用投薬器。 - 前記噴霧方向調整手段は、前記ノズルに回動自在に取り付けられ、前記ノズルの噴霧口に連通したアダプタ噴霧口を有するノズルアダプタであることを特徴とする請求項1に記載の鼻腔用投薬器。
- 前記アダプタ噴霧口は、前記ノズルの先端部に放射状に設けられた複数の孔より構成されたことを特徴とする請求項2に記載の鼻腔用投薬器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004279477A JP2006087791A (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 鼻腔用投薬器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004279477A JP2006087791A (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | 鼻腔用投薬器 |
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013132452A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出器 |
JP2018000516A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社吉野工業所 | 粉体吐出器 |
KR101842695B1 (ko) * | 2016-12-29 | 2018-03-27 | 주식회사 유니온메디칼 | 측방향으로 분사되는 분사홀을 갖는 분사노즐 |
-
2004
- 2004-09-27 JP JP2004279477A patent/JP2006087791A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101842695B1 (ko) * | 2016-12-29 | 2018-03-27 | 주식회사 유니온메디칼 | 측방향으로 분사되는 분사홀을 갖는 분사노즐 |
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