JPH09137372A - 自動車内装材用表皮材およびそれを用いてなる自動車内装材 - Google Patents

自動車内装材用表皮材およびそれを用いてなる自動車内装材

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JPH09137372A
JPH09137372A JP7298080A JP29808095A JPH09137372A JP H09137372 A JPH09137372 A JP H09137372A JP 7298080 A JP7298080 A JP 7298080A JP 29808095 A JP29808095 A JP 29808095A JP H09137372 A JPH09137372 A JP H09137372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気中に含まれている粒子の付着による汚れ
が生じにくい自動車内装材およびそれに用いられる表皮
材を提供すること。 【解決手段】 ニードルパンチ不織布の一方表面の起毛
がおさえられ、該起毛がおさえられた表面に樹脂が含浸
されてなる自動車内装材用表皮材、および前記自動車内
装材用表皮材の樹脂が含浸されていない面と基材とを貼
り合わせてなる自動車内装材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内装材用表
皮材およびそれを用いてなる自動車内装材に関する。さ
らに詳しくは、たとえば天井材、ピラー材、ドアトリム
材、リアパッケージ材などとして好適に用いることがで
きる自動車内装材およびそれに用いられる表皮材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ソフトな風合を有する自動車内装
材として、ニードルパンチ不織布の裏面に樹脂によるバ
ッキングが施された表皮材と基材とを接着したものが用
いられている。
【0003】自動車の車室内の空気中には、汚れの原因
となる粒子が含まれており、とくに自動車の走行中に
は、車室内の空気が自然対流している。したがって、そ
の空気中に含まれている粒子は、自動車内装材に衝突す
るが、かかる自動車内装材として、前記自動車内装材を
用いたばあいには、その表皮材が不織布で構成されてい
るため、その表面のみならず、不織布を構成している繊
維間にもはいり込み、汚れが生じるという問題がある。
【0004】そこで、前記問題を解決する自動車内装材
として、ニードルパンチ不織布の一方表面に樹脂を含浸
させた表皮材の非含浸面と、基材とを貼り合わせた自動
車内装材が提案されている。しかしながら、該自動車内
装材は、未だ汚れが付着しやすいものであり、防汚性が
充分に改善されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、空気中に含まれている
粒子の付着による汚れが生じにくい自動車内装材および
それに用いられる表皮材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ニードルパ
ンチ不織布の一方表面の起毛がおさえられ、該起毛がお
さえられた表面に樹脂が含浸されてなる自動車内装材用
表皮材、および前記自動車内装材用表皮材の樹脂が含
浸されていない面と基材とを貼り合わせてなる自動車内
装材に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の自動車内装材用表皮材
は、ニードルパンチ不織布の一方表面の起毛がおさえら
れ、該起毛がおさえられた表面に樹脂が含浸されたもの
である。
【0008】ニードルパンチ不織布に用いられる構成繊
維としては、たとえばポリエステル系繊維、ポリエチレ
ン系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊
維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリアミド繊維、アク
リル繊維、エチレン−酢酸ビニル共重合体系繊維などの
熱可塑性繊維;レーヨン繊維、綿、麻、芳香族ポリアミ
ド繊維、フェノール樹脂繊維、炭素繊維、セラミック繊
維、金属繊維などの熱不溶融性繊維などがあげられる。
これらの繊維は、単独でまたは2種以上を混合して用い
られる。
【0009】前記構成繊維のなかでは、ポリエステル系
繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、
ポリ塩化ビニリデン系繊維およびポリアミド繊維が好ま
しく、とくに耐熱性および耐候性の点から、ポリエステ
ル系繊維が好ましい。
【0010】なお、構成繊維に含まれている熱不溶融性
繊維の量が90重量%以上であるばあい、加熱加圧によ
って起毛をおさえることが困難となるので、熱接着性繊
維を含有させればよい。このばあい、熱接着性繊維を2
重量%以上、好ましくは5重量%以上含有させると、加
熱加圧によって起毛をおさえることができるようにな
る。
【0011】また、構成繊維に含まれている熱不溶融性
繊維の量が90重量%以下のばあいであっても、熱接着
性繊維を含有させることにより、ニードルパンチ不織布
の耐摩耗性および防汚性を高めることができる。
【0012】したがって、本発明においては、構成繊維
のなかには、熱接着性繊維を含有させることが好まし
い。
【0013】熱接着性繊維の代表例としては、たとえば
低融点ポリエステル繊維(融点100〜150℃程
度)、ポリエステル(融点250〜270℃程度)/低
融点ポリエステル(融点100〜150℃程度)複合繊
維、ポリエステル/ポリエチレン複合繊維、ポリプロピ
レン/ポリエチレン複合繊維などがあげられる。
【0014】熱接着性繊維は、耐摩耗性および防汚性を
充分に向上させるためには、構成繊維中に1重量%以
上、なかんづく5重量%以上含まれていることが好まし
く、また成形性、表面風合および意匠性が損われないよ
うにするためには、20重量%以下、なかんづく15重
量%以下含まれていることが好ましい。
【0015】構成繊維の繊維長および繊度については、
とくに限定がないが、通常、繊維長は20〜100m
m、なかんづく30〜80mm程度、繊度は1〜30デ
ニール、なかんづく2〜10デニール程度であることが
好ましい。
【0016】ニードルパンチ不織布の目付は、成形時に
スケや破れが生じにくいようにするためには、50g/
2以上、なかんづく100g/m2以上とすることが好
ましく、また軽量化の要請に応えるためには、500g
/m2以下、なかんづく250g/m2以下とすることが
好ましい。
【0017】ニードルパンチ不織布の一方表面の起毛を
おさえる方法としては、たとえば起毛をおさえる一方表
面に加熱加圧を施す方法などがあげられる。かかる方法
により、起毛は、肉眼で見てほとんど起毛として認めら
れない程度におさえられていることが望ましく、実質的
に肉眼では起毛が認められないようになっていることが
さらに望ましい。
【0018】起毛をおさえる一方表面に加熱加圧を施す
方法としては、その一方表面を加熱ロールによって加圧
する方法、たとえば加熱ロールと非加熱ロールとのあい
だにまたは加熱ロールと加熱ロールとのあいだに、ニー
ドルパンチ不織布を通過させる方法などがあげられる。
【0019】前記一方表面の加熱温度は、ニードルパン
チ不織布に用いられている構成繊維の種類によって異な
るので一概には決定することができないが、起毛を充分
におさえるためには、約100℃以上、熱接着性繊維を
含むばあいにはその融点以上とすることが好ましく、ま
たえられる表皮材の表面風合を損なわないようにするた
めには、構成繊維の融点以下、なかんづく約200℃以
下とすることが好ましい。
【0020】また、前記一方表面の加圧は、加熱加圧す
る装置のニードルパンチ不織布を通過させる部分の間隔
を加熱加圧されるニードルパンチ不織布の厚さの5〜9
0%、好ましくは15〜50%に設定して行なうことが
好ましい。たとえば、加熱加圧する装置が加熱ロールと
非加熱ロールであるばあい、ロール間の間隔(ロールス
リット)を前記範囲に設定すればよい。加熱加圧する装
置のニードルパンチ不織布を通過させる部分の間隔を前
記範囲のようにニードルパンチ不織布の厚さよりも狭く
することにより、ここを通過するニードルパンチ不織布
は加圧を受けて表面の起毛がおさえられる。
【0021】なお、加熱と加圧とは分離されて行なわれ
てもよく、たとえばドライヤーなどの加熱雰囲気中でニ
ードルパンチ不織布を加熱し、そののち、好ましくはそ
の直後に、一対の非加熱ロールなどの加圧装置でニード
ルパンチ不織布を加圧処理して表面の起毛をおさえても
よい。このばあいの加熱と加圧の条件は、前記加熱加圧
を同時に行なうばあいの条件と同様であればよい。
【0022】前記起毛がおさえられた表面には、樹脂が
含浸されている。
【0023】樹脂の代表例としては、たとえばアクリル
樹脂、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−塩化ビニル
共重合体、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、アクリル−スチレン系共重合体などがあげられる。
これらの樹脂は、単独でまたは2種以上を混合して用い
ることができる。
【0024】樹脂のガラス転移温度は、えられる自動車
内装材用表皮材に、粒子などの汚れが付着しにくいよう
にするために、−40〜50℃であることが好ましい。
【0025】樹脂は、たとえばエマルジョンなどの形態
で、起毛がおさえられた一方表面に、浸漬、塗布、スプ
レーなどによって付着させることができ、そののち乾燥
を行なえばよい。
【0026】樹脂の含浸量(固形分量)は、充分な防汚
性を付与するためには、1g/m2以上、なかんづく3
g/m2以上であることが好ましく、また成形性が損わ
れないようにするためには、100g/m2以下、なか
んづく30g/m2以下であることが好ましい。
【0027】えられる表皮材中に含浸されている樹脂量
は、防汚性を充分に向上させるためには、0.1重量%
以上、なかんづく1重量%以上であることが好ましく、
またソフトな風合を付与し、意匠性が損われないように
するためには、30重量%以下、なかんづく15重量%
以下であることが好ましい。
【0028】また、表皮材中の樹脂の含浸層の厚さは、
防汚性を充分に向上させるためには、表皮材の厚さの1
/30以上であることが好ましく、また成形性、ソフト
な風合および意匠性が損われないようにするためには、
表皮材の厚さの1/2以下、なかんづく1/3以下であ
ることが好ましい。
【0029】かくして本発明の表皮材が形成され、その
一方表面の起毛がおさえられており、該起毛がおさえら
れた表面に樹脂が含浸されているため、該一方表面は、
起毛がおさえられずに樹脂が含浸された表皮材と対比し
て、防汚性にすぐれたものとなる。
【0030】つぎに表皮材の樹脂が含浸されていない面
(他方表面)と基材とを貼り合わせることにより、本発
明の自動車内装材がえられる。
【0031】基材の代表例としては、たとえばレジンフ
ェルト、ウッドストック、ダンボール、発泡体、それら
の積層体、それらの基材と不織布、紙、フィルムなどの
素材との積層体などがあげられる。ウッドストックと
は、ポリプロピレン系樹脂40〜80重量%と木屑20
〜60重量%との混合物からなるシートをいう。
【0032】表皮材と基材との接着は、たとえば接着
剤、接着繊維シート、ホットメルト樹脂フィルムを介し
て両者を貼り合わせることによって行なうことができ
る。
【0033】かくしてえられる自動車内装材は、空気中
に含まれている粒子の付着による汚れが生じにくく、防
汚性にすぐれたものである。
【0034】
【実施例】つぎに、本発明の自動車内装材用表皮材およ
びそれを用いてなる自動車内装材を実施例にもとづいて
さらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0035】実施例1〜6 ポリエステル繊維(繊維長51mm、繊度3デニール、
融点250〜270℃)と、熱接着性繊維として低融点
ポリエステル繊維(繊維長51mm、繊度4デニール、
融点110〜150℃)とを表1に示す割合で混合した
繊維ウェブにニードルパンチ処理を施し、ニードルパン
チ不織布をえた。
【0036】えられたニードルパンチ不織布を、ロール
間のスリットが0.5mmである加熱ロール(温度16
5℃)と非加熱ロールとからなる一対のカレンダーロー
ル間に導入し、一方表面の起毛をおさえた。その結果、
ニードルパンチ不織布の一方表面の起毛は、実質的に目
視によっては認められなくなり、表面は平滑な状態とな
った。
【0037】つぎに、ニードルパンチ不織布の起毛がお
さえられた面に、泡立て含浸法によりアクリル酸エステ
ル系樹脂エマルジョン(樹脂のガラス転移温度−30〜
−20℃)を含浸させ、乾燥させて自動車内装材用表皮
材をえた。
【0038】えられた自動車内装材用表皮材の樹脂の含
浸量(固形分量)、樹脂量を調べた。その結果を表1に
示す。
【0039】なお、いずれの実施例においても樹脂の含
浸層の厚さは、表皮材の約1/4であった。
【0040】つぎに、えられた表皮材の防汚性を以下の
方法にしたがって調べた。その結果を表1に示す。
【0041】(表皮材の防汚性)フィルターの性能を測
定する装置として、図1に示されるようなアシュレイ
(ASHRAE)規格試験装置1を用いた。
【0042】アシュレイ規格試験装置1は、ダクト面積
0.37m2のダクト2を有し、吸引側に除塵フィルタ
ー3が設けられている。ダクト2の中央部分には、表皮
材4a、4bが設けられる。
【0043】試験は、ダスト5の進入方向に対して45
°の傾斜角となるように表皮材4aを設けたばあいと
(樹脂含浸面はダスト5供給側)、ダスト5の進入方向
Aと平行となるように表皮材4bを設けたばあい(樹脂
含浸面は下面)について行なった。
【0044】試験条件は、以下のとおりである。
【0045】[試験条件] 風速:2.0m/秒 風量:44.4m3/分 ダスト:JIS12種カーボンブラック ダスト供給量:3.1g/分(総量62g) ダスト供給時間:20分間 ダスト濃度:70mg/m3 評価は、目視、および色差計(CCM:コンピュータ・
カラー・マッチング・システム(Computer C
olor Matching system))を用
い、試験前後の表皮材の表面の明度を測定し、その明度
差により行なった。目視の評価基準は、以下のとおりで
ある。
【0046】[目視の評価基準] A:変化が認められない。 B:変化がわずかに認められる。 C:変化があきらかに認められる。 D:変化がやや著しい。 E:変化が著しい。
【0047】比較例1〜2 実施例1において、ニードルパンチ不織布に、カレンダ
ーロールを用いて起毛をおさえる操作を行なわなかった
ほかは、実施例1と同様にして表皮材をえた。
【0048】えられた表皮材を用い、表皮材の防汚性を
実施例1と同様にして調べた。なお、表皮材4aとし
て、樹脂含浸面をダスト供給側に設けたばあいおよび表
皮材4bとして、樹脂含浸面を下面に設けたばあいを比
較例1とした。また、表皮材4aとして、樹脂非含浸面
をダスト供給側に設けたばあいおよび表皮材4bとし
て、樹脂非含浸面を下面に設けたばあいを比較例2とし
た。その結果を表1に示す。
【0049】比較例3 実施例1と同様にして、一方表面の起毛がおさえられた
ニードルパンチ不織布を作製した。
【0050】つぎに、ニードルパンチ不織布の起毛がお
さえられていない他方表面に、実施例1と同様にしてエ
マルジョンを含浸させて表皮材をえた。
【0051】えられた表皮材を用い、表皮材の防汚性を
実施例1と同様にして調べた。なお、表皮材4aの樹脂
非含浸面をダスト供給側に設け、表皮材4bの樹脂含浸
面を下面に設け、樹脂が含浸されていない面の防汚性を
調べた。その結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】表1に示された結果から、実施例1〜6で
えられた表皮材は、いずれも空気中に含まれている粒子
の付着による汚れが生じにくいことがわかる。
【0054】実施例7〜12 実施例1〜6でえられた表皮材の樹脂が含浸されていな
い面にホットメルトフィルムを貼りつけ、このフィルム
面が接するように、基材として加熱されたレジンフェル
トに積層し、ついでこの積層物を金型によりコールドプ
レス成形して一体化することにより、自動車内装材をえ
た。
【0055】えられた自動車内装材は、いずれもニード
ルパンチ不織布にもとづくソフトな風合を有し、軽量で
耐熱性があり、金型に合わせて忠実に成形されており、
成形形状の保持性も高く、さらには表面に汚れが付着し
にくい防汚性にすぐれたものであった。
【0056】
【発明の効果】本発明の自動車内装材用表皮材は、空気
中に含まれている粒子の付着による汚れが生じにくいの
で、たとえば天井材、ピラー材、ドアトリム材、リアパ
ッケージ材などの自動車内装材に好適に使用しうるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例および比較例でえられた表皮材
の防汚性を調べる際に用いられたダクトの概略説明図で
ある。
【符号の説明】
4a、4b 表皮材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニードルパンチ不織布の一方表面の起毛
    がおさえられ、該起毛がおさえられた表面に樹脂が含浸
    されてなる自動車内装材用表皮材。
  2. 【請求項2】 ニードルパンチ不織布の一方表面の起毛
    が加熱加圧によっておさえられている請求項1記載の自
    動車内装材用表皮材。
  3. 【請求項3】 ニードルパンチ不織布が熱接着性繊維を
    1〜20重量%含有したものである請求項1記載の自動
    車内装材用表皮材。
  4. 【請求項4】 樹脂のガラス転移温度が−40〜50℃
    である請求項1記載の自動車内装材用表皮材。
  5. 【請求項5】 樹脂の含浸量が1〜100g/m2であ
    る請求項1記載の自動車内装材用表皮材。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の自
    動車内装材用表皮材の樹脂が含浸されていない面と基材
    とを貼り合わせてなる自動車内装材。
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