JPH09132538A - C−o結合およびc=o二重結合を有する有機化合物を水添分解する方法 - Google Patents
C−o結合およびc=o二重結合を有する有機化合物を水添分解する方法Info
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- JPH09132538A JPH09132538A JP8248293A JP24829396A JPH09132538A JP H09132538 A JPH09132538 A JP H09132538A JP 8248293 A JP8248293 A JP 8248293A JP 24829396 A JP24829396 A JP 24829396A JP H09132538 A JPH09132538 A JP H09132538A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】 一般式IまたはIIの化合物から一般式II
IまたはIVの化合物に水添分解する方法において、触媒
系として周期系のVIII族および/またはIb族の1種以
上の金属を、90%以上の酸活性率を有する1種以上の
固体酸からなる担体上に含有する固体触媒を使用する。 (R1〜R8は無関係にH、アルキル基、置換または非
置換のアリール基、置換または非置換のフェニル基、ヒ
ドロキシ基、アルコキシ基、置換または非置換のアリー
ル酸基、ハロゲン、カルボン酸基、カルボン酸誘導体
基、アシルオキシ基、ニトロ基、スルホン酸基、メルカ
プト基、アミノ基、アルキル置換のアミノ基あるいは置
換または非置換のアリール置換のアミノ基である。) 【効果】 腐食媒質を使用せずかつそのため廃物流の廃
棄処理を大幅に軽減し、さらに触媒活性および選択性も
改善される。
IまたはIVの化合物に水添分解する方法において、触媒
系として周期系のVIII族および/またはIb族の1種以
上の金属を、90%以上の酸活性率を有する1種以上の
固体酸からなる担体上に含有する固体触媒を使用する。 (R1〜R8は無関係にH、アルキル基、置換または非
置換のアリール基、置換または非置換のフェニル基、ヒ
ドロキシ基、アルコキシ基、置換または非置換のアリー
ル酸基、ハロゲン、カルボン酸基、カルボン酸誘導体
基、アシルオキシ基、ニトロ基、スルホン酸基、メルカ
プト基、アミノ基、アルキル置換のアミノ基あるいは置
換または非置換のアリール置換のアミノ基である。) 【効果】 腐食媒質を使用せずかつそのため廃物流の廃
棄処理を大幅に軽減し、さらに触媒活性および選択性も
改善される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒系の存在下で
水素と反応させることにより有機物質中のC−O結合お
よびC=O二重結合を水添分解する方法に関する。有機
物質においては、特に以下の構造式を有するタイプIま
たはタイプIIの化合物が問題となる:
水素と反応させることにより有機物質中のC−O結合お
よびC=O二重結合を水添分解する方法に関する。有機
物質においては、特に以下の構造式を有するタイプIま
たはタイプIIの化合物が問題となる:
【0002】
【化3】
【0003】C=O二重結合もしくはC−O結合の水添
分解によってタイプIIIおよびタイプIVの化合物が生じ
る:
分解によってタイプIIIおよびタイプIVの化合物が生じ
る:
【0004】
【化4】
【0005】
【従来の技術】これらの反応の実施には従来、タイプI
またはタイプIIの化合物を溶媒と液体酸の混合物中で固
体の水素添加触媒の存在下に分子水素または水素供与体
と接触させる。
またはタイプIIの化合物を溶媒と液体酸の混合物中で固
体の水素添加触媒の存在下に分子水素または水素供与体
と接触させる。
【0006】米国特許第5,124,489号明細書に記
載の通り、水素添加触媒は一般にVIII族の金属、例えば
Pd、PtまたはNiを含有している。これらの金属は
しばしば触媒担体に施与される。有利な触媒担体として
酸化アルミニウム、二酸化ケイ素および活性炭が公知で
ある。特にPdと活性炭の組み合わせ(Pd/C)は本
反応にしばしば適用される。
載の通り、水素添加触媒は一般にVIII族の金属、例えば
Pd、PtまたはNiを含有している。これらの金属は
しばしば触媒担体に施与される。有利な触媒担体として
酸化アルミニウム、二酸化ケイ素および活性炭が公知で
ある。特にPdと活性炭の組み合わせ(Pd/C)は本
反応にしばしば適用される。
【0007】こうした反応の別の例は、米国特許第5,
047,592号明細書(実施例1および2)に記載さ
れている。これらの例では、水素添加触媒として10重
量%Pd/Cが使用され、酸として希塩酸が挙げられて
いる。アセタールを塩酸および5〜10重量%Pd/C
触媒の存在下に反応させる他の例は、米国特許第5,1
24,489号明細書(実施例2,3,4,5,7およ
び9)に記載されている。
047,592号明細書(実施例1および2)に記載さ
れている。これらの例では、水素添加触媒として10重
量%Pd/Cが使用され、酸として希塩酸が挙げられて
いる。アセタールを塩酸および5〜10重量%Pd/C
触媒の存在下に反応させる他の例は、米国特許第5,1
24,489号明細書(実施例2,3,4,5,7およ
び9)に記載されている。
【0008】液体酸は、無機酸、有機酸またはリューイ
ス酸でも可能である。例えば、硫酸、塩酸、リン酸、酢
酸、ギ酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
メタンスルホン酸、三塩化アルミニウム等である。これ
らの酸のために、高価な耐食装置内での作業が必要であ
る。また、反応終了後、廃棄処理しなければならない大
量の酸を含有する廃物流が生じる。
ス酸でも可能である。例えば、硫酸、塩酸、リン酸、酢
酸、ギ酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
メタンスルホン酸、三塩化アルミニウム等である。これ
らの酸のために、高価な耐食装置内での作業が必要であ
る。また、反応終了後、廃棄処理しなければならない大
量の酸を含有する廃物流が生じる。
【0009】上記の酸の使用により、反応生成物はしば
しば塩として生成する。
しば塩として生成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、腐食
媒質を使用せずかつそのため大量の廃物流の廃棄処理を
大幅に軽減する、有機物質中のC−O結合およびC=O
二重結合を水添分解する方法を提供することにある。さ
らに、触媒活動度および選択性も公知技術水準の方法に
対して改善されなくてはならない。
媒質を使用せずかつそのため大量の廃物流の廃棄処理を
大幅に軽減する、有機物質中のC−O結合およびC=O
二重結合を水添分解する方法を提供することにある。さ
らに、触媒活動度および選択性も公知技術水準の方法に
対して改善されなくてはならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題は、触媒系の存
在下に水素と反応させることによりタイプIまたはタイ
プIIの化合物からタイプIIIまたはタイプIVの化合物に
水添分解する方法により解決され、該方法は、触媒系と
して、元素の周期系のVIII族および/またはIb族の少
なくとも1種の金属を、90%以上の酸活性率(Saurea
ktivtaetswert)を有する少なくとも1種の固体酸から
なる担体上に含有する固体触媒を使用することを特徴と
する。
在下に水素と反応させることによりタイプIまたはタイ
プIIの化合物からタイプIIIまたはタイプIVの化合物に
水添分解する方法により解決され、該方法は、触媒系と
して、元素の周期系のVIII族および/またはIb族の少
なくとも1種の金属を、90%以上の酸活性率(Saurea
ktivtaetswert)を有する少なくとも1種の固体酸から
なる担体上に含有する固体触媒を使用することを特徴と
する。
【0012】本発明は前記の従来の技術に比して著しい
利点を有する。該方法は液体酸を添加せずに非常に効果
的に実施が可能である。それによって、装置内の腐食の
問題も軽減される。酸の廃棄処理は不要となる。さらに
塩としての反応生成物が生成しない。その上、本発明に
よる触媒系は多数回リサイクル可能である、即ち何度で
も使用できる。
利点を有する。該方法は液体酸を添加せずに非常に効果
的に実施が可能である。それによって、装置内の腐食の
問題も軽減される。酸の廃棄処理は不要となる。さらに
塩としての反応生成物が生成しない。その上、本発明に
よる触媒系は多数回リサイクル可能である、即ち何度で
も使用できる。
【0013】タイプI,II,IIIおよびIVの化合物にお
いてR1からR8は、互いに無関係に、水素(H)、ア
ルキル基、置換または非置換のアリール基、置換または
非置換のフェニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、置
換または非置換のアリール酸基、ハロゲン原子、カルボ
ン酸基、カルボン酸誘導体基、無水酸物基、ニトロ基、
スルホン酸基、メルカプト基、アミノ基、アルキル置換
のアミノ基、あるいは置換または非置換のアリール置換
のアミノ基であってもよい。アルキル基の場合には、こ
れらは1〜20個の炭素原子、有利には1〜6個の炭素
原子を有していてもよい。置換または非置換のアリール
基の場合は、これらは有利にはフェニル基からなる。
いてR1からR8は、互いに無関係に、水素(H)、ア
ルキル基、置換または非置換のアリール基、置換または
非置換のフェニル基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、置
換または非置換のアリール酸基、ハロゲン原子、カルボ
ン酸基、カルボン酸誘導体基、無水酸物基、ニトロ基、
スルホン酸基、メルカプト基、アミノ基、アルキル置換
のアミノ基、あるいは置換または非置換のアリール置換
のアミノ基であってもよい。アルキル基の場合には、こ
れらは1〜20個の炭素原子、有利には1〜6個の炭素
原子を有していてもよい。置換または非置換のアリール
基の場合は、これらは有利にはフェニル基からなる。
【0014】本発明によれば、タイプIまたはIIの化合
物を希釈しないでまたは溶剤に溶解して液体酸の添加な
しで反応器内で固体触媒と接触させる。水素は分子水素
としてまたは水素供与体の形で導入または添加する。
物を希釈しないでまたは溶剤に溶解して液体酸の添加な
しで反応器内で固体触媒と接触させる。水素は分子水素
としてまたは水素供与体の形で導入または添加する。
【0015】固体触媒は、少なくとも1つの水素添加金
属ならびに少なくとも1種の酸成分を有する。酸の成分
は、固体酸として、また同時に水素添加金属の担体とし
て利用される。水素添加金属としては、VIII族(Fe,
Co,Ni,Ru,Rh,Pd,Os,IrおよびP
t)、およびIb族(Cu,AgおよびAu)の金属が
該当する。しかし有利にはRh,Pd,PtまたはNi
を使用する。特にPdを使用すると良好な結果が得られ
る。単数または複数の水素添加金属の触媒作用は、助触
媒の添加によって改良することができる。助触媒として
は、例えばIVa族の元素(Sn,Ge,Pb)またはイ
ンジウムが使用される。
属ならびに少なくとも1種の酸成分を有する。酸の成分
は、固体酸として、また同時に水素添加金属の担体とし
て利用される。水素添加金属としては、VIII族(Fe,
Co,Ni,Ru,Rh,Pd,Os,IrおよびP
t)、およびIb族(Cu,AgおよびAu)の金属が
該当する。しかし有利にはRh,Pd,PtまたはNi
を使用する。特にPdを使用すると良好な結果が得られ
る。単数または複数の水素添加金属の触媒作用は、助触
媒の添加によって改良することができる。助触媒として
は、例えばIVa族の元素(Sn,Ge,Pb)またはイ
ンジウムが使用される。
【0016】金属含有率は、触媒の総重量に応じて0.
01〜90重量%であってよい。貴金属触媒を使用する
際は、有利な金属含有率は0.01〜30重量%の範囲
内にある。卑金属触媒の際は、金属含有率は明らかに高
くてもよい。共沈したニッケル-酸化アルミニウム触媒
を使用する場合、例えば金属含有率90重量%以下でも
良好な金属分散液が得られる(H.G.J.Lansink-Rotgerin
k et al. in AppliedCatalysis,Vol.27 (1986)、p.4
1)。触媒は、還元した形で装入してもよく、またはそ
の場で本発明の方法の実施過程で還元してもよい。
01〜90重量%であってよい。貴金属触媒を使用する
際は、有利な金属含有率は0.01〜30重量%の範囲
内にある。卑金属触媒の際は、金属含有率は明らかに高
くてもよい。共沈したニッケル-酸化アルミニウム触媒
を使用する場合、例えば金属含有率90重量%以下でも
良好な金属分散液が得られる(H.G.J.Lansink-Rotgerin
k et al. in AppliedCatalysis,Vol.27 (1986)、p.4
1)。触媒は、還元した形で装入してもよく、またはそ
の場で本発明の方法の実施過程で還元してもよい。
【0017】水素添加金属の担体として使用する触媒の
酸性成分は、90%以上の酸活性率を有する固体酸であ
る。酸活性率は、イソプロパノール5容量%とヘリウム
95容量%からなるガス流を触媒床を通過させる試験に
よって求められる。反応器内の触媒量は1.00gであ
り、触媒は0.5〜2.0mmの範囲の微粒子からな
る。反応器を通過するヘリウムの流量は、50ml/分
である。イソプロパノールは固体酸によって分解され
る。この場合には、一次生成物としてプロピレンと水が
生じる。固体酸次第で、二次生成物が形成されることも
ある。本発明の範囲内における酸活性率は、250℃の
温度でのイソプロパノールの反応率として定義される。
酸性成分は、90%以上の酸活性率を有する固体酸であ
る。酸活性率は、イソプロパノール5容量%とヘリウム
95容量%からなるガス流を触媒床を通過させる試験に
よって求められる。反応器内の触媒量は1.00gであ
り、触媒は0.5〜2.0mmの範囲の微粒子からな
る。反応器を通過するヘリウムの流量は、50ml/分
である。イソプロパノールは固体酸によって分解され
る。この場合には、一次生成物としてプロピレンと水が
生じる。固体酸次第で、二次生成物が形成されることも
ある。本発明の範囲内における酸活性率は、250℃の
温度でのイソプロパノールの反応率として定義される。
【0018】本発明による方法を実施するためには、触
媒担体の酸活性率は100%に近いことが望ましい。酸
活性率が低下するのに伴い、C−O結合およびC=O二
重結合の水添分解のための触媒系の活性は急激に低下す
る。酸活性率90%以下では、該方法はもはや経済的に
意義のある実施はできない。
媒担体の酸活性率は100%に近いことが望ましい。酸
活性率が低下するのに伴い、C−O結合およびC=O二
重結合の水添分解のための触媒系の活性は急激に低下す
る。酸活性率90%以下では、該方法はもはや経済的に
意義のある実施はできない。
【0019】固体酸の例としては、ケイ素およびアルミ
ニウムを含有する無定形混合酸化物、Si,Alおよび
Oをベースとする結晶化合物が挙げられる。これらの化
合物は、公知の方法で酸を含浸させることにより改質す
ることができる。改質には例えば硫酸またはリン酸が適
当である。
ニウムを含有する無定形混合酸化物、Si,Alおよび
Oをベースとする結晶化合物が挙げられる。これらの化
合物は、公知の方法で酸を含浸させることにより改質す
ることができる。改質には例えば硫酸またはリン酸が適
当である。
【0020】前記化合物は単に適当な固体酸の一部にす
ぎない。固体酸の領域の概要のためには、刊行物:K.Ta
nabe et al.著“Studies in Surface Science and Cata
lysis, Vol.51,(New Solid Acids and Bases)"(Elsevie
r Science Publishers, Amsterdam, 1989)を参照された
い。
ぎない。固体酸の領域の概要のためには、刊行物:K.Ta
nabe et al.著“Studies in Surface Science and Cata
lysis, Vol.51,(New Solid Acids and Bases)"(Elsevie
r Science Publishers, Amsterdam, 1989)を参照された
い。
【0021】無定形Si−Al混合酸化物のSiO2/
Al2O3のモル比は99/1から1/99、有利には
95/5から5/95に及ぶ。
Al2O3のモル比は99/1から1/99、有利には
95/5から5/95に及ぶ。
【0022】Si、AlおよびOをベースとする結晶化
合物は、沸石族、例えばZSM−5、モルデン沸石、沸
石−βまたは沸石−Yを包含する。沸石SiO2/Al
2O3のモル比は、2から無限に及ぶ。沸石は有利には
H型で使用する。
合物は、沸石族、例えばZSM−5、モルデン沸石、沸
石−βまたは沸石−Yを包含する。沸石SiO2/Al
2O3のモル比は、2から無限に及ぶ。沸石は有利には
H型で使用する。
【0023】本発明の方法は、−20〜500℃の温度
で実施する。分子水素を使用する際は、出発物質に応じ
て水素圧は0.1〜100バールの間で変化させること
ができる。水素は水素供与体を通して現場で供与するこ
ともできる。
で実施する。分子水素を使用する際は、出発物質に応じ
て水素圧は0.1〜100バールの間で変化させること
ができる。水素は水素供与体を通して現場で供与するこ
ともできる。
【0024】反応はバッチ法、すなわち半連続的方法で
もまた連続的方法でも実施可能である。該方法は、懸濁
液中でも固床中でも実施可能である。触媒は、前者の場
合には粉末として、後者の場合には0.3mm以上の寸
法を有する固体として存在する。固床方法の場合、反応
は液相内でも気相内でも、また臨界超過の相でも実施可
能である。
もまた連続的方法でも実施可能である。該方法は、懸濁
液中でも固床中でも実施可能である。触媒は、前者の場
合には粉末として、後者の場合には0.3mm以上の寸
法を有する固体として存在する。固床方法の場合、反応
は液相内でも気相内でも、また臨界超過の相でも実施可
能である。
【0025】反応によって生じた水は、場合によっては
吸着によりまたは水分離器、例えばディーン(Dean)に
よって分離することができる。
吸着によりまたは水分離器、例えばディーン(Dean)に
よって分離することができる。
【0026】
例1 本発明の方法を実施するために、様々な担体材料の上に
それぞれパラジウム2重量%を有するパラジウム触媒を
製造した。そのために、担体材料に塩化パラジウム溶液
を含浸させ、濾別し、塩素不含に洗浄し、乾燥させ、窒
素雰囲気下で400℃で焼成し、最後にフォーミングガ
ス(H2 5容量%、N2 95容量%)のガス流内で
400℃で還元した。還元した触媒を空気中で乾燥させ
保管した。
それぞれパラジウム2重量%を有するパラジウム触媒を
製造した。そのために、担体材料に塩化パラジウム溶液
を含浸させ、濾別し、塩素不含に洗浄し、乾燥させ、窒
素雰囲気下で400℃で焼成し、最後にフォーミングガ
ス(H2 5容量%、N2 95容量%)のガス流内で
400℃で還元した。還元した触媒を空気中で乾燥させ
保管した。
【0027】こうして製造した触媒A〜Dは、表1にお
いて担体材料、そのNa2O残量、SiO2/Al2O
3モル比および測定した酸活性率を表示することにより
特徴付けられている。
いて担体材料、そのNa2O残量、SiO2/Al2O
3モル比および測定した酸活性率を表示することにより
特徴付けられている。
【0028】表1には、触媒Eで市販の活性炭上のパラ
ジウム触媒も付記されているが、これは以下の方法実施
例において従来の技術による方法との比較目的を考慮し
たものである。
ジウム触媒も付記されているが、これは以下の方法実施
例において従来の技術による方法との比較目的を考慮し
たものである。
【0029】
【表1】
【0030】例2 本発明の方法を、例として触媒A〜Dを使用した1−フ
ェニルエタノールと水素からエチルベンゼンを得るため
の反応において試験した。このために、それぞれ1−フ
ェニルエタノール5g(40.93ミリモルに相当)を
エタノール115mlで希釈し、触媒を添加しながら水
素ガスを充満させた反応器に充填した。触媒量は、反応
器内でそれぞれパラジウム100mgが水素添加のため
に利用されるように設定した。
ェニルエタノールと水素からエチルベンゼンを得るため
の反応において試験した。このために、それぞれ1−フ
ェニルエタノール5g(40.93ミリモルに相当)を
エタノール115mlで希釈し、触媒を添加しながら水
素ガスを充満させた反応器に充填した。触媒量は、反応
器内でそれぞれパラジウム100mgが水素添加のため
に利用されるように設定した。
【0031】触媒Eを、従来の技術から公知の方法に基
づく1−フェニルエタノールと水素からエチルベンゼン
を得るための反応のために使用した。触媒量は同様に、
反応器内でパラジウム100mgが水素添加のために利
用されるように設定した。
づく1−フェニルエタノールと水素からエチルベンゼン
を得るための反応のために使用した。触媒量は同様に、
反応器内でパラジウム100mgが水素添加のために利
用されるように設定した。
【0032】この場合には、反応混合物に液体酸として
46重量%の硫酸12mlを加えた。酸の添加なしでは
触媒Eを使用しても1−フェニルエタノールのさしたる
反応は起こらなかった。
46重量%の硫酸12mlを加えた。酸の添加なしでは
触媒Eを使用しても1−フェニルエタノールのさしたる
反応は起こらなかった。
【0033】反応は30℃、水素圧1.01バール(絶
対)で、終始撹拌しながら実施した。それぞれ5時間後
に反応を停止させ、触媒を反応混合物から分離し、反応
混合物をガスクロマトグラフィーによってFID検波器
を使用して分析した。結果は表2にまとめられている。
表2中のパーセンテージは、溶媒ピークの減算後の当該
物質の面積率である。
対)で、終始撹拌しながら実施した。それぞれ5時間後
に反応を停止させ、触媒を反応混合物から分離し、反応
混合物をガスクロマトグラフィーによってFID検波器
を使用して分析した。結果は表2にまとめられている。
表2中のパーセンテージは、溶媒ピークの減算後の当該
物質の面積率である。
【0034】表2から明確なように、触媒A〜Dは、1
−フェニルエタノールからエチルベンゼンへの反応の際
に、酸を添加した触媒Eよりも、酸を添加しなくても明
らかに活性および選択性が高い。
−フェニルエタノールからエチルベンゼンへの反応の際
に、酸を添加した触媒Eよりも、酸を添加しなくても明
らかに活性および選択性が高い。
【0035】
【表2】
【0036】例3 例1と同様に、2つの別の沸石−β(H型、Na2O含
有率:0.05重量%、SiO2/Al2O3=27モ
ル/モル、酸活性率100%)上のパラジウム触媒を製
造した。施与したパラジウムの量には変化をつけた。他
のパラメータは全て例1と同様であった。
有率:0.05重量%、SiO2/Al2O3=27モ
ル/モル、酸活性率100%)上のパラジウム触媒を製
造した。施与したパラジウムの量には変化をつけた。他
のパラメータは全て例1と同様であった。
【0037】こうして得られた触媒Fはパラジウム5重
量%を含有し、触媒Gはパラジウム20重量%を有して
いた。
量%を含有し、触媒Gはパラジウム20重量%を有して
いた。
【0038】例4 触媒C、FおよびGを例2と同様に、1−フェニルエタ
ノールの水添分解に使用した。Pdの使用量は、例2と
同様それぞれ100mgとした。つまり、触媒Fおよび
Gの触媒量は、そのパラジウム施与量に相応して減らし
た。結果は表3にまとめて示す。
ノールの水添分解に使用した。Pdの使用量は、例2と
同様それぞれ100mgとした。つまり、触媒Fおよび
Gの触媒量は、そのパラジウム施与量に相応して減らし
た。結果は表3にまとめて示す。
【0039】
【表3】
【0040】表3から明らかなように、パラジウム含有
量の減少とともに所望の生成物への活性も選択性もやや
減少した。しかし、活性および選択性は、触媒Eを使用
する通常の方法より明らかに高い。
量の減少とともに所望の生成物への活性も選択性もやや
減少した。しかし、活性および選択性は、触媒Eを使用
する通常の方法より明らかに高い。
【0041】例5 1−フェニルエタノールを水素添加なしで触媒Fと反応
させることを試みた。該試験は例2と同様に実施した
が、水素のかわりに窒素を添加した。結果は表4に示
す。
させることを試みた。該試験は例2と同様に実施した
が、水素のかわりに窒素を添加した。結果は表4に示
す。
【0042】
【表4】
【0043】表4から、水素添加なしでも出発物質の一
部は所望の生成物に転化されることが明白である。この
場合、1−フェニルエタノール(H−供与体)からエチ
ルベンゼン(H−受容体)への水素転移が、アセトフェ
ノンの形成と同時に行われる。しかし、転化率および選
択性はガス状水素が存在する際よりはるかに低い。
部は所望の生成物に転化されることが明白である。この
場合、1−フェニルエタノール(H−供与体)からエチ
ルベンゼン(H−受容体)への水素転移が、アセトフェ
ノンの形成と同時に行われる。しかし、転化率および選
択性はガス状水素が存在する際よりはるかに低い。
【0044】例6 例1と同様に、もう1つの熱分解法ケイ酸(Degussa Ae
rosil-200;SiO2>99重量% )上にパラジウム触
媒(触媒H)を製造した。例1の担体との違いは、熱分
解法ケイ酸は酸活性率を約30%有しているだけであ
る。
rosil-200;SiO2>99重量% )上にパラジウム触
媒(触媒H)を製造した。例1の担体との違いは、熱分
解法ケイ酸は酸活性率を約30%有しているだけであ
る。
【0045】触媒Hを例2と同様に試験した。結果は下
の表に記載した。
の表に記載した。
【0046】
【表5】
【0047】結果に見られる通り、酸活性率30%を有
する触媒Hは、同じ条件下で使用した他の触媒より著し
く低い活性を有している。
する触媒Hは、同じ条件下で使用した他の触媒より著し
く低い活性を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 1/20 6958−4H C07C 1/20 1/207 6958−4H 1/207 1/22 6958−4H 1/22 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 アンドレアス フロイント ドイツ連邦共和国 クラインオストハイム ローベルト−コッホ−シュトラーセ 3 (72)発明者 ギュンター クンツ ドイツ連邦共和国 ブルーフケーベル ベ ーヒェルシュトラーセ 21
Claims (8)
- 【請求項1】触媒系の存在下に水素と反応させることに
よりタイプIまたはIIの化合物: 【化1】 から、タイプIIIまたはIVの化合物: 【化2】 に水添分解する方法において、触媒系として、元素の周
期系のVIII族および/またはIb族の少なくとも1種の
金属を、90%以上の酸活性率を有する少なくとも1種
の固体酸からなる担体上に含有する固体触媒を使用する
ことを特徴とする、C−O結合およびC=O二重結合を
有する有機化合物を水添分解する方法。 - 【請求項2】 触媒がパラジウム、白金、ロジウムおよ
びニッケルのうち少なくとも1種の金属を含有する、請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】 固体酸が沸石族に属する、請求項1また
は2記載の方法。 - 【請求項4】 沸石としてZSM−5、Y、βおよびモ
ルデン沸石を使用する、請求項1から3までのいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項5】 固体酸として非沸石系物質を使用する、
請求項1または2記載の方法。 - 【請求項6】 非沸石系物質として少なくとも1種の混
合酸化物を使用する、請求項1、2または5記載の方
法。 - 【請求項7】 混合酸化物が酸で改質されている、請求
項1、2、5または6記載の方法。 - 【請求項8】 R1からR8が互いに無関係に、水素
(H)、アルキル基、置換または非置換のアリール基、
置換または非置換のフェニル基、ヒドロキシ基、アルコ
キシ基、置換または非置換のアリール酸基、ハロゲン原
子、カルボン酸基、カルボン酸誘導体基、アシルオキシ
基、ニトロ基、スルホン酸基、メルカプト基、アミノ
基、アルキル置換のアミノ基、あるいは置換または非置
換のアリール置換のアミノ基である、請求項1から7ま
でのいずれか1項記載の方法。
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AU2003298731A1 (en) | 2002-11-26 | 2004-06-18 | Digimarc Id Systems | Systems and methods for managing and detecting fraud in image databases used with identification documents |
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CN104230634B (zh) * | 2013-06-17 | 2016-01-13 | 中国石油化工股份有限公司 | 苯乙酮加氢制备乙苯的方法 |
KR102138487B1 (ko) | 2017-05-01 | 2020-07-27 | 라이온델 케미칼 테크놀로지, 엘.피. | 프로필렌 옥사이드/스티렌 공생산 프로세스에서의 부산물 스트림 개량 |
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DE904529C (de) * | 1942-08-07 | 1954-02-18 | Bayer Ag | Verwendung eines Nickel, Chromoxyd und Aluminiumoxyd enthaltenden Hydrierungskatalysators |
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JPH02273630A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-08 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | n―アルキルベンゼンの製造方法 |
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US5124489A (en) * | 1989-12-14 | 1992-06-23 | Hoechst Celanese Corporation | Process for preparing phenethanol ethers by the reduction of corresponding phenylglyoxal acetals |
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-
1996
- 1996-09-03 EP EP96114064A patent/EP0764622A1/de not_active Withdrawn
- 1996-09-19 JP JP8248293A patent/JPH09132538A/ja active Pending
- 1996-09-19 US US08/715,775 patent/US5773677A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-20 HU HU9602586A patent/HUP9602586A3/hu unknown
- 1996-09-20 CA CA002186059A patent/CA2186059A1/en not_active Abandoned
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HUP9602586A2 (en) | 1997-05-28 |
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