JPH0665124A - メタンのメタノ−ルへの酸化のための金属オキシド触媒上のクロミア - Google Patents
メタンのメタノ−ルへの酸化のための金属オキシド触媒上のクロミアInfo
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- JPH0665124A JPH0665124A JP5170962A JP17096293A JPH0665124A JP H0665124 A JPH0665124 A JP H0665124A JP 5170962 A JP5170962 A JP 5170962A JP 17096293 A JP17096293 A JP 17096293A JP H0665124 A JPH0665124 A JP H0665124A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽質アルカンをアルコ−ルに直接転化する方
法の提供。 【構成】 メタンのメタノ−ルへの直接的接触酸化の為
の方法であって、金属オキシド触媒支持体表面の酸素に
化学結合されたクロムを含んでいる。支持体はシリカ、
アルミナ、マグネシア、タイタニア又はジルコニアから
なるものでありうる。
法の提供。 【構成】 メタンのメタノ−ルへの直接的接触酸化の為
の方法であって、金属オキシド触媒支持体表面の酸素に
化学結合されたクロムを含んでいる。支持体はシリカ、
アルミナ、マグネシア、タイタニア又はジルコニアから
なるものでありうる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軽質アルカンを直接酸化
して、対応するアルコ−ルを形成する方法、とりわけメ
タンのエタノ−ルへの直接接触酸化に関している。本発
明の方法で有用であることがわかった触媒は、珪素、ア
ルミニウム、チタン又はマグネシウムオキサイド支持体
構造に結合している酸素原子に化学的に結合されている
クロムオキシドを含んでいる。
して、対応するアルコ−ルを形成する方法、とりわけメ
タンのエタノ−ルへの直接接触酸化に関している。本発
明の方法で有用であることがわかった触媒は、珪素、ア
ルミニウム、チタン又はマグネシウムオキサイド支持体
構造に結合している酸素原子に化学的に結合されている
クロムオキシドを含んでいる。
【0002】
【従来の技術】経済的に満足な収率でメタンをメタノ−
ルに直接変換する能力は、石油及びガス業において重要
な目標である。メタンは世界中に見出される豊富な物質
であり、特に天然ガスの形態で豊富である。ガスとして
メタンは輸送するのが困難かつ費用がかかる。液体メタ
ノ−ルへの変換はより安全でより効率的な輸送を可能に
する。さらにメタノ−ルは貴重な商業的原料であり、再
処方された自動車燃料の製造における重要な成分であ
り、それ自体環境的に適合可能な燃料でもある。
ルに直接変換する能力は、石油及びガス業において重要
な目標である。メタンは世界中に見出される豊富な物質
であり、特に天然ガスの形態で豊富である。ガスとして
メタンは輸送するのが困難かつ費用がかかる。液体メタ
ノ−ルへの変換はより安全でより効率的な輸送を可能に
する。さらにメタノ−ルは貴重な商業的原料であり、再
処方された自動車燃料の製造における重要な成分であ
り、それ自体環境的に適合可能な燃料でもある。
【0003】メタンをメタノ−ルに接触的に変換する慣
用方法は、水とまず反応させて合成ガスを生じ、即ち一
酸化炭素と水素の混合物を生じ、続いて合成ガスをメタ
ノ−ルに接触変換することを含んでいる。メタンをメタ
ノ−ルに直接一段階酸化することはより簡単で経済的、
環境的に好ましい。
用方法は、水とまず反応させて合成ガスを生じ、即ち一
酸化炭素と水素の混合物を生じ、続いて合成ガスをメタ
ノ−ルに接触変換することを含んでいる。メタンをメタ
ノ−ルに直接一段階酸化することはより簡単で経済的、
環境的に好ましい。
【0004】メタンをメタノ−ルに直接変換するための
幾つかの接触的及び非接触的方法がこの分野で知られて
いる。なかんずく次の接触的方法がある。
幾つかの接触的及び非接触的方法がこの分野で知られて
いる。なかんずく次の接触的方法がある。
【0005】英国特許1,244,001はシリカ/アルミナ
(25%Al2O3/75%SiO2)上の(Mo2O3)・
Fe2O3からなっており、1,000℃で0.1g/cm2に焼結
された触媒上で、65%選択性(メタノ−ルモル/生成
物モル×100)で2.1%転化率でメタンをメタノ−
ルに酸化することを開示している。温度は439℃で圧
力は52気圧である。この特許で開示されている方法中
で、温度、圧力及び空間速度はそれぞれ300゜〜55
0℃、5〜150気圧及び20,000〜50,000hr-1である。
(25%Al2O3/75%SiO2)上の(Mo2O3)・
Fe2O3からなっており、1,000℃で0.1g/cm2に焼結
された触媒上で、65%選択性(メタノ−ルモル/生成
物モル×100)で2.1%転化率でメタンをメタノ−
ルに酸化することを開示している。温度は439℃で圧
力は52気圧である。この特許で開示されている方法中
で、温度、圧力及び空間速度はそれぞれ300゜〜55
0℃、5〜150気圧及び20,000〜50,000hr-1である。
【0006】Eusuf, Sci. Res., Dacca (1969) VI巻、N
o.1、2 、16頁はCrO3/軽石上でメタンをメタノ−
ルに酸化することを開示している。報告された結果は、
11%O2変換率において12%選択性を示している。
報告された8.9%のメタン転化率は、報告された炭素
/酸素収支によって示されるように誤りである可能性が
最も強いと認められる。実際の転化率はずっと低いもの
でありうる。
o.1、2 、16頁はCrO3/軽石上でメタンをメタノ−
ルに酸化することを開示している。報告された結果は、
11%O2変換率において12%選択性を示している。
報告された8.9%のメタン転化率は、報告された炭素
/酸素収支によって示されるように誤りである可能性が
最も強いと認められる。実際の転化率はずっと低いもの
でありうる。
【0007】CrO3/軽石上でメタンをメタノ−ル
に、塩素促進された酸化を行なうことにおけるさらに別
の結果が、Eusuf, Bangl. J. Sci. Ind. Res. (1975)
10巻、No.1−2,135〜141頁(「エンサフ II」)に
報告されている。エンサフ IIは7.3%もの高さのメ
タン転化率と、入力メタン基盤での46.4%もの高さ
のメタノ−ル収率を開示している。これらの結果は43
0℃の温度、1.5気圧の圧力及び1.5秒の接触時間
で観測されている。反応は容量比0.10のCl 2:C
H4においてCl2の存在下で実施され、反応中で変換さ
れるメタンの量よりも多くの塩素ガスが存在することを
示している。
に、塩素促進された酸化を行なうことにおけるさらに別
の結果が、Eusuf, Bangl. J. Sci. Ind. Res. (1975)
10巻、No.1−2,135〜141頁(「エンサフ II」)に
報告されている。エンサフ IIは7.3%もの高さのメ
タン転化率と、入力メタン基盤での46.4%もの高さ
のメタノ−ル収率を開示している。これらの結果は43
0℃の温度、1.5気圧の圧力及び1.5秒の接触時間
で観測されている。反応は容量比0.10のCl 2:C
H4においてCl2の存在下で実施され、反応中で変換さ
れるメタンの量よりも多くの塩素ガスが存在することを
示している。
【0008】しかしながら、商業的に受け入れられる収
率及び選択性でメタンをメタノ−ルに直接酸化すること
を促進する触媒は、かりにあるとしても現在は殆ど存在
しない。サンカンパニ−インコ−ポレイテッド(ア−ル
アンドエム)に譲渡された米国特許4,918,249のドラン
テ等の特許は、415℃の付近の温度で鉄フレ−ムワ−
ク交換ソ−ダライト触媒上で90%酸素転化率でメタン
からメタノ−ルへの70%選択性の酸化を開示してい
る。
率及び選択性でメタンをメタノ−ルに直接酸化すること
を促進する触媒は、かりにあるとしても現在は殆ど存在
しない。サンカンパニ−インコ−ポレイテッド(ア−ル
アンドエム)に譲渡された米国特許4,918,249のドラン
テ等の特許は、415℃の付近の温度で鉄フレ−ムワ−
ク交換ソ−ダライト触媒上で90%酸素転化率でメタン
からメタノ−ルへの70%選択性の酸化を開示してい
る。
【0009】酸化に活性の遷移金属を含有している殆ど
の触媒は、酸化生成物として有意義な量のメタノ−ルを
生じないで、酸化が起きるのに必要な高温においては、
メタンを燃焼し酸化炭素類と水を与える。低温でメタン
をメタノ−ルへ酸化できる触媒は、望まれない酸化炭素
類を減少することによってより良い選択性を生じるのに
非常に重要であり得る。本発明の方法は、今日までクロ
ム含有触媒を伴うどんな他の方法よりもメタンの直接空
気酸化においてより高い転化率とメタノ−ル選択性を達
成することに成功している。
の触媒は、酸化生成物として有意義な量のメタノ−ルを
生じないで、酸化が起きるのに必要な高温においては、
メタンを燃焼し酸化炭素類と水を与える。低温でメタン
をメタノ−ルへ酸化できる触媒は、望まれない酸化炭素
類を減少することによってより良い選択性を生じるのに
非常に重要であり得る。本発明の方法は、今日までクロ
ム含有触媒を伴うどんな他の方法よりもメタンの直接空
気酸化においてより高い転化率とメタノ−ル選択性を達
成することに成功している。
【0010】本発明の方法は、メタンのメタノ−ルへの
直接的な空気又は酸素による転化を伴う。塩素ガスのよ
うな促進剤は存在する必要がなく、このことは塩素化炭
素化合物の製造を避け、そして非常に腐食性の塩素含有
反応系が生じることを避けるという追加的な利点を有し
ている。
直接的な空気又は酸素による転化を伴う。塩素ガスのよ
うな促進剤は存在する必要がなく、このことは塩素化炭
素化合物の製造を避け、そして非常に腐食性の塩素含有
反応系が生じることを避けるという追加的な利点を有し
ている。
【0011】本発明は構造式
【化3】 を有する表面オキシドクロメ−トを含んでいる触媒の存
在下で、軽質アルカンをオキシダントと接触することか
らなる軽質アルカンをアルコ−ル、アルデヒド及び他の
酸化生成物に直接変換する方法からなり、ここで多価ク
ロム部分は触媒支持表面の酸素に化学的に結合されてい
る。支持体表面は好ましくはXのオキシドであり、ここ
でXは珪素、アルミニウム、マグネシウム、チタン、及
びジルコニウムからなる群から選択される元素を含んで
いる。より一般的には支持体表面として任意の適当な固
体金属を使用できる。それ以外にもシリコアルミネ−ト
類及びゼオライト類等の混合金属オキシドも使用出来
る。nによって表わされるクロムの酸化状態は(VI)、
(IV)又は(II)である一方、yによって表わされるオ
キソ基の数はそれぞれ2、1又は0である。
在下で、軽質アルカンをオキシダントと接触することか
らなる軽質アルカンをアルコ−ル、アルデヒド及び他の
酸化生成物に直接変換する方法からなり、ここで多価ク
ロム部分は触媒支持表面の酸素に化学的に結合されてい
る。支持体表面は好ましくはXのオキシドであり、ここ
でXは珪素、アルミニウム、マグネシウム、チタン、及
びジルコニウムからなる群から選択される元素を含んで
いる。より一般的には支持体表面として任意の適当な固
体金属を使用できる。それ以外にもシリコアルミネ−ト
類及びゼオライト類等の混合金属オキシドも使用出来
る。nによって表わされるクロムの酸化状態は(VI)、
(IV)又は(II)である一方、yによって表わされるオ
キソ基の数はそれぞれ2、1又は0である。
【0012】メタンのメタノ−ルへの直接部分酸化は、
ずっと長い間問題を含んできた。これが達成されること
はクリ−ンに燃焼する燃料用のメタノ−ルとして、そし
て環境的に受け入れられる燃料添加物として、主として
天然ガスの形態での広大なメタン資源の利用が約束され
るので望ましいことである。低い総括転化率及びメタノ
−ルへの選択性の悪さがこれまでこの方法を商業的に実
際的でないものにしてきた。
ずっと長い間問題を含んできた。これが達成されること
はクリ−ンに燃焼する燃料用のメタノ−ルとして、そし
て環境的に受け入れられる燃料添加物として、主として
天然ガスの形態での広大なメタン資源の利用が約束され
るので望ましいことである。低い総括転化率及びメタノ
−ルへの選択性の悪さがこれまでこの方法を商業的に実
際的でないものにしてきた。
【0013】本発明の方法は、表面支持構造に化学的に
結合したクロミア部分を含んでいる触媒を使用する。本
発明のフィリップスCr/シリカ触媒として知られるシ
リカ支持触媒は、重合触媒としての使用のために以前に
造られている。それらのアルカンのアルコ−ルへの直接
変換における用途、特にメタンのメタノ−ルへの酸化に
おける用途は新規である。
結合したクロミア部分を含んでいる触媒を使用する。本
発明のフィリップスCr/シリカ触媒として知られるシ
リカ支持触媒は、重合触媒としての使用のために以前に
造られている。それらのアルカンのアルコ−ルへの直接
変換における用途、特にメタンのメタノ−ルへの酸化に
おける用途は新規である。
【0014】触媒 本発明において有用であることがわかった触媒は、オキ
サイド支持体構造の一体的な部分をなしている酸素原子
に結合された、多価クロムを含有している。クロム部分
は3つの酸化状態のいずれかで存在でき、具体的にはク
ロム(VI)オキソ、クロム(IV)オキソ、及びクロム
(II)のいずれかで存在できる。
サイド支持体構造の一体的な部分をなしている酸素原子
に結合された、多価クロムを含有している。クロム部分
は3つの酸化状態のいずれかで存在でき、具体的にはク
ロム(VI)オキソ、クロム(IV)オキソ、及びクロム
(II)のいずれかで存在できる。
【0015】本発明に従うと、アルカン酸化の過程でよ
り高い酸化状態のクロムがアルカンにより還元される。
アルカン酸化と同時に、この系中に存在するオキシダン
トがクロムをより高い状態に再酸化する。クロム種のこ
の様な再生は、アルカン酸化反応帯域と離れて達成する
こともできる。
り高い酸化状態のクロムがアルカンにより還元される。
アルカン酸化と同時に、この系中に存在するオキシダン
トがクロムをより高い状態に再酸化する。クロム種のこ
の様な再生は、アルカン酸化反応帯域と離れて達成する
こともできる。
【0016】本発明の方法で有用であることがわかった
触媒は、金属オキシド触媒の支持表面の酸素にクロムが
化学結合している表面オキシドクロメ−トを含んでい
る。本発明において使用される好ましい表面オキシドク
ロメ−ト触媒は、二酸化珪素表面に化学結合されたクロ
ムジオキソ基を含んでいる。それらの最も活性な状態に
おけるこれらのシリルクロメ−ト触媒は、一般構造式
触媒は、金属オキシド触媒の支持表面の酸素にクロムが
化学結合している表面オキシドクロメ−トを含んでい
る。本発明において使用される好ましい表面オキシドク
ロメ−ト触媒は、二酸化珪素表面に化学結合されたクロ
ムジオキソ基を含んでいる。それらの最も活性な状態に
おけるこれらのシリルクロメ−ト触媒は、一般構造式
【化4】 を有している。
【0017】このクロミアはクロミアのいくぶんか又は
全てが表面酸素に結合している状態でシリカ上に支持さ
れていると信じられる。クロミアは最初は酸化状態VIの
クロムを有している。クロム(VI)は上の構造式で示さ
れるように2つのオキソ酸素を有している。
全てが表面酸素に結合している状態でシリカ上に支持さ
れていると信じられる。クロミアは最初は酸化状態VIの
クロムを有している。クロム(VI)は上の構造式で示さ
れるように2つのオキソ酸素を有している。
【0018】本発明のフィリップスCr/シリカ触媒を
製造する一つの方法は、マクダニエル及びウェルチのJ.
Catal. (1983) 82, 98-118により教えられ、これは参
照により本明細書に含められる。この方法に従うと、ク
ロミアは、クロミアの全て又は一部がシリカ支持表面の
酸素原子に結合しているクロム(VI)ジオキソであるよ
うにシリカ上に沈着させられていると信じられる。
製造する一つの方法は、マクダニエル及びウェルチのJ.
Catal. (1983) 82, 98-118により教えられ、これは参
照により本明細書に含められる。この方法に従うと、ク
ロミアは、クロミアの全て又は一部がシリカ支持表面の
酸素原子に結合しているクロム(VI)ジオキソであるよ
うにシリカ上に沈着させられていると信じられる。
【0019】本発明の方法に有用な触媒の別の具体例
は、アルミニウム、マグネシウム、チタン、ジルコニウ
ム、又は他の適当な固体金属又はそれらの混合物、例え
ばシリコアルミネ−ト類のオキシドを含んでいる表面支
持体に化学的に結合されているクロミアを含んでいる。
別の具体例で支持表面はゼオライトからなり得る。これ
らの触媒はオキシド表面中の珪素が上に名前を挙げた金
属の一つで置き換えられている上に描かれたものと類似
の一般構造を有し得る。上に記載したシリカ支持触媒と
同様にこれらの触媒は、上に記載したシリカ支持触媒と
同じ方法で一般に製造出来るが、表面支持体はアルミ
ナ、マグネシア、タイタニア、ジルコニア、他の適当な
固体金属オキシド類又は混合金属オキシド類を含んでい
る。
は、アルミニウム、マグネシウム、チタン、ジルコニウ
ム、又は他の適当な固体金属又はそれらの混合物、例え
ばシリコアルミネ−ト類のオキシドを含んでいる表面支
持体に化学的に結合されているクロミアを含んでいる。
別の具体例で支持表面はゼオライトからなり得る。これ
らの触媒はオキシド表面中の珪素が上に名前を挙げた金
属の一つで置き換えられている上に描かれたものと類似
の一般構造を有し得る。上に記載したシリカ支持触媒と
同様にこれらの触媒は、上に記載したシリカ支持触媒と
同じ方法で一般に製造出来るが、表面支持体はアルミ
ナ、マグネシア、タイタニア、ジルコニア、他の適当な
固体金属オキシド類又は混合金属オキシド類を含んでい
る。
【0020】シリルクロメ−ト触媒中のクロミアの濃度
は、0.1〜1.0重量%、好ましくは0.5〜0.6
重量%、そしてより好ましくは0.6重量%の範囲であ
る。およそ0.6重量%のクロムがシリカ支持体上の活
性クロミア部分の最も効率的な分配を提供すると信じら
れる。
は、0.1〜1.0重量%、好ましくは0.5〜0.6
重量%、そしてより好ましくは0.6重量%の範囲であ
る。およそ0.6重量%のクロムがシリカ支持体上の活
性クロミア部分の最も効率的な分配を提供すると信じら
れる。
【0021】原料 本発明の方法の好ましい原料は軽質アルカン又は軽質ア
ルカンの混合物であって、分子中に1〜4個の炭素原子
を有するものである。これらの軽質アルカン類には、メ
タン、エタン、プロパン、n−ブタン及びイソブタン及
び天然ガスのようなガス状混合物が含まれる。酸化生成
物として、仕込み原料に存在する特定のアルカン類に対
応するアルコ−ル類が挙げられる。
ルカンの混合物であって、分子中に1〜4個の炭素原子
を有するものである。これらの軽質アルカン類には、メ
タン、エタン、プロパン、n−ブタン及びイソブタン及
び天然ガスのようなガス状混合物が含まれる。酸化生成
物として、仕込み原料に存在する特定のアルカン類に対
応するアルコ−ル類が挙げられる。
【0022】反応帯域 本発明の方法は、ガラスライニングされた管状の反応器
中で実施される。他の慣用の当業者に知られた反応器形
態も同様に使用できる。触媒は固定床、流動床、沸騰
床、及び移動床を含めた多種多様な反応床形態で反応帯
域中に維持され得る。
中で実施される。他の慣用の当業者に知られた反応器形
態も同様に使用できる。触媒は固定床、流動床、沸騰
床、及び移動床を含めた多種多様な反応床形態で反応帯
域中に維持され得る。
【0023】反応条件 本発明の方法、特にメタンのメタノ−ルへの酸化は、気
相で優先的に行なわれる。
相で優先的に行なわれる。
【0024】一具体例で、この方法は250℃と550
℃の間、好ましくは350℃と450℃の間、より好ま
しくは400℃と430℃の間の温度で、固定床反応帯
域中で実施される。反応帯域中の圧力は、100〜1,50
0psig、好ましくは700〜900psigに維持され、そ
して毎時の気空間速度(GHSV)は200〜25,000hr-1の
範囲、好ましくは500〜12,000hr-1の範囲である。空
気又は分子状酸素が好ましいオキシダントである。
℃の間、好ましくは350℃と450℃の間、より好ま
しくは400℃と430℃の間の温度で、固定床反応帯
域中で実施される。反応帯域中の圧力は、100〜1,50
0psig、好ましくは700〜900psigに維持され、そ
して毎時の気空間速度(GHSV)は200〜25,000hr-1の
範囲、好ましくは500〜12,000hr-1の範囲である。空
気又は分子状酸素が好ましいオキシダントである。
【0025】オキシダントとして空気が使用されるとき
は、爆発領域からはずれた軽質アルカンの空気に対する
混合物が有効であることがわかった。特に爆発限界をは
ずれた酸素の薄い軽質アルカン対空気混合物が有効であ
る。3:1のアルカン対空気に近い混合物が実験室運転
で好ましい。酸素が使用されるとき、アルカン対酸素比
は約14:1が効果的である。
は、爆発領域からはずれた軽質アルカンの空気に対する
混合物が有効であることがわかった。特に爆発限界をは
ずれた酸素の薄い軽質アルカン対空気混合物が有効であ
る。3:1のアルカン対空気に近い混合物が実験室運転
で好ましい。酸素が使用されるとき、アルカン対酸素比
は約14:1が効果的である。
【0026】特定の理論によって束縛される意図はない
が、アルカン酸化反応の機構はクロム(VI)ジオキソ基
のクロム(IV)オキソへの還元、及びさらにクロム(I
I)への還元を含むと信じられる。空気又は酸素の存在
下では触媒自体がその六価の状態に再酸化される。
が、アルカン酸化反応の機構はクロム(VI)ジオキソ基
のクロム(IV)オキソへの還元、及びさらにクロム(I
I)への還元を含むと信じられる。空気又は酸素の存在
下では触媒自体がその六価の状態に再酸化される。
【0027】本発明の具体例に従って、表面シリルクロ
メ−トは、メタン等のアルカンをアルコ−ルへ酸化する
のに改良された結果を得る為に触媒として使用される。
具体的には、本発明の方法は、メタンの空気酸化のため
のクロム触媒を使用して先行技術の方法よりもより高い
選択性と変換率を達成する。
メ−トは、メタン等のアルカンをアルコ−ルへ酸化する
のに改良された結果を得る為に触媒として使用される。
具体的には、本発明の方法は、メタンの空気酸化のため
のクロム触媒を使用して先行技術の方法よりもより高い
選択性と変換率を達成する。
【0028】次の実施例は本発明を説明する。
【0029】
【実施例】表は本発明の方法で使用されるシリカ触媒上
のクロミアの3つの処方の活性を比較している一連の酸
化反応の結果を示している。3つの酸化反応において、
メタン対空気の比は3:1で、圧力は800psigであっ
た。気相反応は1.0ccの触媒上で連続的に実施され
た。2時間の平衡期間の後、1時間間隔で採取された4
つの試料の平均を結果は表わしている。反応実験は示さ
れた種々の温度及び流速で実施された。
のクロミアの3つの処方の活性を比較している一連の酸
化反応の結果を示している。3つの酸化反応において、
メタン対空気の比は3:1で、圧力は800psigであっ
た。気相反応は1.0ccの触媒上で連続的に実施され
た。2時間の平衡期間の後、1時間間隔で採取された4
つの試料の平均を結果は表わしている。反応実験は示さ
れた種々の温度及び流速で実施された。
【0030】表は種々の反応の変換された酸素の%、変
換されたメタンの%、メタノ−ル生産の速度(ミリモル
/時)及びメタノ−ル選択性を記載している。3つのシ
リカ上クロミア触媒の間の結果は、0.5と0.6重量
%のクロミアを含有している触媒が強い活性を示すこと
を示している。0.6重量%のクロミアでは、37%メ
タノ−ル選択性で、5.1%のメタン転化率が達成され
た。
換されたメタンの%、メタノ−ル生産の速度(ミリモル
/時)及びメタノ−ル選択性を記載している。3つのシ
リカ上クロミア触媒の間の結果は、0.5と0.6重量
%のクロミアを含有している触媒が強い活性を示すこと
を示している。0.6重量%のクロミアでは、37%メ
タノ−ル選択性で、5.1%のメタン転化率が達成され
た。
【0031】本発明で使用される触媒は、クロミア触媒
を使用する以前に開示された方法のものよりも低い温度
及び圧力で活性である。
を使用する以前に開示された方法のものよりも低い温度
及び圧力で活性である。
【0032】 表 シリカa上のクロミア上でのメタンの酸化 生成 温度 ガス流 O2変換 CH3OH CH3OH 触媒 (℃) (ml/分) % CH4変換% (mモル/時) 選択性% 0.5% CrO3/SiO2 390 800 15 0.6 3.9 41 0.5% CrO3/SiO2 400 800 29 1.8 10.9 38 0.5% CrO3/SiO2 400 200 70 3.9 18.8 41 0.5% CrO3/SiO2 410 800 38 2.0 11.8 38 0.5% CrO3/SiO2 420b 800 90 5.4 18.5 22 0.5% CrO3/SiO2 350 100 15 0.4 0.3 34 0.5% CrO3/SiO2 300 50 9 0.1-0.2 <0.1 42 0.6% CrO3/SiO2 390 100 56 3.1 2.0 32 0.6% CrO3/SiO2 410 95 93 4.8 3.1 32 0.6% CrO3/SiO2 408 200 99 5.0 7.3 35 0.6% CrO3/SiO2 418 390 93 5.1 15.5 37 0.6% CrO3/SiO2 411 800 59 2.8 18.0 40 3% CrO3/SiO2 430 800 22 0.7 4.6 41 3% CrO3/SiO2 400 400 18 0.7 2.5 43 3% CrO3/SiO2 400 200 22 0.7 0.9 33 3% CrO3/SiO2 375 200 22 0.9 1.3 38 3% CrO3/SiO2 350 100 22 0.9 0.3 16 3% CrO3/SiO2 300 50 18 0.4 0.02 4a 完全に加熱した4ccの水晶ライニングされた管状の
反応器中に頂部装填された1.0ccの触媒上でのメタン
(800psig3:1メタン対空気比)の連続酸化。報告
された結果は、2時間の平衡の期間の後で1時間間隔で
採取された4つの試料の平均である。b 発熱が反応の間内部温度を442℃にした。
反応器中に頂部装填された1.0ccの触媒上でのメタン
(800psig3:1メタン対空気比)の連続酸化。報告
された結果は、2時間の平衡の期間の後で1時間間隔で
採取された4つの試料の平均である。b 発熱が反応の間内部温度を442℃にした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビンセント エイ. ドュランテ アメリカ合衆国 19382 ペンシルバニア 州 ウエストチェスタ− カ−ウッド ロ −ド 1055 (72)発明者 ダ−レル ダブリュ. ウォ−カ− アメリカ合衆国 93277 カリフォルニア 州 ビサリア アベイツ 312 15066
Claims (22)
- 【請求項1】 軽質アルカン類をアルコ−ルに直接転化
する方法において、金属オキシド支持体表面の酸素にク
ロムが化学的に結合している表面オキシドクロメ−トを
含む触媒の存在下で、該軽質アルカン類をオキシダント
と接触させることからなる方法。 - 【請求項2】 該触媒が構造式 【化1】 [式中nの原子価は、(VI)、(IV)又は(II)であ
り、かつそれぞれyが2、1又は0であり、Xが珪素、
アルミニウム、マグネシウム、チタン、ジルコニウム、
及びこれらの混合物からなる群から選択されるXのオキ
シドを含んでいる該金属オキシド支持体表面の酸素原子
に該クロムは化学的に結合されている。]を有する請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】 該クロムが六価のクロムジオキソ部分、
即ちクロム(VI)オキシドの形で存在する請求項2に記
載の方法。 - 【請求項4】 Xが珪素からなる請求項2に記載の方
法。 - 【請求項5】 該触媒中のクロム濃度がおよそ0.1〜
1.0重量%の範囲である請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 該濃度がおよそ0.5〜0.6重量%の
範囲である請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 該濃度が0.6重量%である請求項6に
記載の方法。 - 【請求項8】 該軽質アルカンがメタン、エタン、プロ
パン、n−ブタン、イソブタン及び天然ガスからなる群
から選択される化合物又はこれらの混合物からなってい
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 該軽質アルカンがメタンからなる請求項
8に記載の方法。 - 【請求項10】 該オキシダントが酸素、空気及びこれ
らの混合物からなる群から選択される請求項1に記載の
方法。 - 【請求項11】 該オキシダントが酸素である請求項1
0に記載の方法。 - 【請求項12】 該オキシダントが空気である請求項1
0に記載の方法。 - 【請求項13】 該転化が1時間当り(hr-1)およそ2
00〜25,000の範囲の毎時気空間速度(GHSV)で実施さ
れる請求項1に記載の方法。 - 【請求項14】 該GHSVがおよそ500〜12,000hr-1の
範囲である請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 該転化がおよそ250〜550℃の範
囲の温度で実施される請求項1に記載の方法。 - 【請求項16】 該温度がおよそ300〜450℃の範
囲である請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 該温度がおよそ400ないし430℃
の範囲である請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 該転化がおよそ100〜1,500psigの
範囲の圧力で実施される請求項1に記載の方法。 - 【請求項19】 該圧力がおよそ700〜900psigの
範囲である請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 該触媒が固定床、流動床、沸騰床、及
び移動床からなる群から選択される反応器床中に維持さ
れる請求項1に記載の方法。 - 【請求項21】 該反応器床が固定床である請求項20
に記載の方法。 - 【請求項22】 クロムが化学的にゼオライトに結合し
ている表面オキシドクロメ−トを含んでいる触媒の存在
下で、軽質アルカンをオキシダントと接触することから
なり、該触媒が 【化2】 [式中nの原子価は、(VI)、(IV)又は(II)であ
り、かつそれぞれyが2、1又は0であり、そしてXは
ゼオライトである]の構造を含んでいる、軽質アルカン
をアルコ−ルに直接転化する方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US07/905,952 US5220080A (en) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | Chromia on metal oxide catalysts for the oxidation of methane to methanol |
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1993
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- 1993-06-11 EP EP93304560A patent/EP0578384A1/en not_active Withdrawn
- 1993-06-15 US US08/076,990 patent/US5345010A/en not_active Expired - Fee Related
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