JPH09125063A - 電気光学液晶ディスプレイ - Google Patents

電気光学液晶ディスプレイ

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JPH09125063A
JPH09125063A JP8287312A JP28731296A JPH09125063A JP H09125063 A JPH09125063 A JP H09125063A JP 8287312 A JP8287312 A JP 8287312A JP 28731296 A JP28731296 A JP 28731296A JP H09125063 A JPH09125063 A JP H09125063A
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liquid crystal
formula
compound
group
weight
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JP8287312A
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English (en)
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Kazuaki Tarumi
カズアキ・タルミ
Andreas Beyer
アンドレアス・バイエル
Anja Huth
アンヤ・フート
Eike Dr Poetsch
アイケ・ポーチ
Michael Kompter
ミヒャエル・コンプター
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Merck Patent GmbH
Original Assignee
Merck Patent GmbH
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IPSディスプレイにおいて、比較的低いし
きい電圧および短い応答時間を達成するのに適する液晶
媒体を見出す。 【解決手段】 正の誘電異方性が下記式I*で表わされ
る基を含有する中間相形成性化合物の少なくとも1種を
含有する: 【化1】 式中、L1はHまたはFである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶を再配向させ
るための再配向層を有し、電場が液晶層に対して平行の
有効構成要素を有しており、かつまた正の誘電異方性を
有する液晶媒体を含有する電気光学液晶ディスプレイで
あって、この液晶媒体が下記式I で表わされる基を含有
する中間相形成性化合物の少なくとも1種を含有する電
気光学液晶ディスプレイに関する:
【化12】 式中、L1はHまたはFである。
【0002】
【従来の技術】慣用の液晶ディスプレイ(TN、ST
N、OMIおよびAMD−TN)では、再配向のための
電場が液晶相に対して実質的に垂直に発生される。国際
特許出願WO91/10936には、電場が液晶相に対して平行の
有効構成要素を有するような方式で、その電気信号が発
生される液晶ディスプレイが記載されている[IPS、
イン−プレーン スイッチング(in-plane switchin
g)]。このようなディスプレイの動作原理は、例えば
R.A.SorefによりJournal of Applied Physics,Vol.45,N
o.12,5466〜5468頁(1974)に記載されている。EP 0588 5
68は、このようなディスプレイの各種アドレス方法を開
示している。
【0003】これらのIPSディスプレイは、正または
負のどちらかの誘電異方性(△ε≠0)を有する液晶材
料を用いて動作させることができる。しかしながら、従
来公知の材料を使用すると、IPSディスプレイは比較
的高いしきい電圧および長い応答時間となる。従って、
IPSディスプレイにおいて、比較的低いしきい電圧お
よび短い応答時間を達成するのに適する液晶材料を明ら
かにするという課題が存在していた。例えば、JP58-210
057およびJP4-279 560には、ラテラルにフッ素置換さ
れている4−(シクロヘキシルカルボニルオキシ)ベン
ゾニトリル基を有する化合物が記載されている。しかし
ながら、これらの明細書には、これらの物質をIPSデ
ィスプレイのしきい電圧および応答時間の改良に使用す
ることができることは示唆されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、比較
的低いしきい電圧および短い応答時間を達成するのに適
する液晶媒体及びそれからなる電気光学液晶ディスプレ
イを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、この課
題が、ラテラルにフッ素置換されている4−(シクロヘ
キシルカルボニルオキシ)ベンゾニトリル基を含有する
化合物の少なくとも1種を含有する下記式I*で示され
る液晶媒体を使用することによって達成された。
【0006】
【化13】 式中、L1はHまたはFである。
【0007】好適態様には、その液晶媒体が下記の媒体
であるIPSディスプレイがある: a)媒体が、下記式IIで表わされる化合物の少なくと
も1種を含有する:
【化14】
【0008】式中、R1は、Hであるか、または炭素原
子1〜15個を有するアルキル基またはアルケニル基で
あり、この基は未置換であるか、あるいは置換基として
1個のCNまたはCF3を有するか、あるいは置換基と
して少なくとも1個のハロゲンを有しており、さらにこ
れらの基中に存在する1個または2個以上のCH2
は、それぞれ相互に独立して、O原子が相互に直接に結
合しないものとして、
【化15】 −O−CO−O−により置き換えられていてもよく、
【0009】Qは、下記式で表わされる基であり: −(O)q−(CH2 r−(CF2s− (式中、qは0または1であり、rは0または1〜6の
整数であり、そしてsは0〜6の整数である)、Xは、
FまたはClであり、そしてs≠0である場合には、X
はまたHであることができ、そして
【0010】A1およびA2は、それぞれ相互に独立し
て、(a)1,4−シクロヘキセニレン基またはトラン
ス−1,4−シクロヘキシレン基であり、さらにこの基
中に存在する1個のCH2基または隣接していない2個
以上のCH2基は、−O−および(または)−S−によ
り置き換えられていてもよく、(b)1,4−フェニレ
ン基であり、さらにこの基中に存在する1個または2個
のCH基はNにより置き換えられていてもよく、(c)
1,4−ビシクロ[2.2.2]オクチレン、ピペリジ
ン−1,4−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、デ
カヒドロナフタレン−2,6−ジイルおよび1,2,
3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイルから
なる群からの基、であり、上記基(a)および(b)は
置換基として1個または2個のフッ素原子を有していて
もよく、
【0011】L2およびL3は、それぞれ相互に独立し
て、HまたはFであり、Z1およびZ2は、それぞれ相互
に独立して、−CO−O−、−O−CO−、−CH2
−、−OCH2−、−CH2CH2−、−CH=CH−、
−C≡C−、または単結合であり、あるいは基Z1およ
びZ2の一方はまた、−(CH24−または−CH=C
H−CH2CH2−であることができ、そしてmは、0、
1または2である;
【0012】b)媒体が下記式Iで表わされる化合物の
少なくとも1種を含有する:
【化16】 式中、L1は、HまたはFであり、そしてR2は、R1
ついて定義されているとおりである;
【0013】c)媒体が>8.5、好ましくは8.6〜
14、特に好ましくは8.7〜13.5の誘電異方性△
εを有する; d)媒体が下記式IIIで表わされる化合物の少なくと
も1種を含有する: R3(A3−Z3o−A4−R4 III 式中、R3およびR4は、それぞれ相互に独立して、R1
について定義されているとおりであり、A3およびA
4は、それぞれ相互に独立して、A1およびA2について
定義されているとおりであり、Z3は、それぞれ相互に
独立して、Z1およびZ2について定義されているとおり
であり、そしてoは、1、2または3である;
【0014】e)媒体が下記式IVで表わされる化合物
の少なくとも1種を含有する:
【化17】
【0015】式中R5は、R1について定義されていると
おりであり、
【化18】 Zは、単結合または−COO−であり、そしてL4およ
びL5は、それぞれFまたはHである、ただしこの化合
物は式Iで表わされる化合物ではない。
【0016】その画素がアクティブマトリックスによっ
てアドレスされるIPSディスプレイは特に好ましいも
のとして挙げられる。本発明はさらにまた、式IIで表
わされる化合物の少なくとも1種および式I*で表わさ
れる基を含有する化合物の少なくとも1種を含有する正
の誘電異方性を有する液晶媒体に関し、特に下記組成か
らなる液晶媒体に関する: −60〜95重量%、好ましくは70〜90重量%の式
IIで表わされる化合物の少なくとも1種、 −5〜30重量%、好ましくは7〜20重量%の式Iで
表わされる化合物の少なくとも1種、 −5〜20重量%、好ましくは7〜15重量%の式II
Iで表わされる化合物の少なくとも1種、および −1〜10重量%、好ましくは2〜8重量%の式IVで
表わされる化合物。
【0017】本発明の媒体は好ましくは、下記式II
a、IIbおよびIIcから選択される化合物の少なく
とも1種:
【化19】
【0018】−下記式IaおよびIbから選択される化
合物の少なくとも1種:
【化20】
【0019】−所望により、下記式IIIa、IIIb
およびIIIcから選択される化合物の少なくとも1
種:
【化21】
【0020】および −下記式IVa〜IVeから選択される化合物の少なく
とも1種:
【化22】
【0021】(各式中、
【化23】 そしてZ2は、−COO−、−CH2CH2−または単結
合であり、そしてR1、R2、R3、R4、R5、L1〜L5
は、それぞれ定義されているとおりである)、からな
る。
【0022】本発明による新規液晶媒体は一般に、<
0.12、好ましくは0.07〜0.1、特に0.07
5〜0.09の複屈折(△n)を有する。この新規材料
の流動粘度(20℃における)は一般に、30mm2
秒よりも小さく、特に15〜25mm2/秒である。こ
の新規媒体の回転粘度は一般に、200mPa・秒より
も小さく、好ましくは150mPa・秒よりも小さく、
特に80〜120mPa・秒である。この新規材料の抵
抗値は一般に、20℃において5×1010〜5×1013
Ω/cmである。本発明にかかわるシクロヘキサンカル
ボニルオキシベンゾニトリル化合物は、慣用の液晶材
料、特に式II、式IIIおよび(または)式IVで表
わされる化合物の1種または2種以上と混合すると、比
較的小割合でも、しきい電圧における格別の減少および
迅速な応答時間をもたらすことが見出され、同時に低い
スメクティック−ネマティック転移温度を有する広いネ
マティック相をもたらすことが見出された。式I〜IV
で表わされる化合物は無色であり、安定であり、かつま
た相互におよび他の液晶材料と容易に混和する。
【0023】「アルキル」の用語は、炭素原子1〜7個
を有する直鎖状および分枝鎖状のアルキル基を包含し、
特に直鎖状基である、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシルおよびヘプチルを包含する。炭
素原子2〜5個を有する基は一般に好適である。「アル
ケニル」の用語は、炭素原子2〜7個を有する直鎖状お
よび分枝鎖状のアルケニル基、特に直鎖状基を包含す
る。特定のアルケニル基には、C2〜C7−1E−アルケ
ニル、C4〜C7−3E−アルケニル、C5〜C7−4−ア
ルケニル、C6〜C7−5−アルケニルおよびC7−6−
アルケニル、特にC2〜C7−1E−アルケニル、C4
7−3E−アルケニルおよびC5〜C7−4−アルケニ
ルがある。好適アルケニルの例には、ビニル、1E−プ
ロペニル、1E−ブテニル、1E−ペンテニル、1E−
ヘキセニル、1E−ヘプテニル、3−ブテニル、3E−
ペンテニル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、4
−ペンテニル、4Z−ヘキセニル、4E−ヘキセニル、
4Z−ヘプテニル、5−ヘキセニル、6−ヘプテニルな
どがある。5個までの炭素原子を有する基は一般に好適
である。
【0024】「フルオロアルキル」の用語は好ましく
は、末端にフッ素を有する直鎖状基、すなわちフルオロ
メチル、2−フルオロエチル、3−フルオロプロピル、
4−フルオロブチル、5−フルオロペンチル、6−フル
オロヘキシルおよび7−フルオロヘプチルを包含する。
しかしながら、別の位置のフッ素も除外されない。「オ
キサアルキル」の用語は好ましくは、式Cn2n+1−O
−(CH2mで表わされる直鎖状基(式中、nおよび
mはそれぞれ相互に独立して、1〜6である)を包含す
る。nは好ましくは1であり、そしてmは好ましくは1
〜6である。
【0025】R1〜R5の意味を適当に選択することによ
って、アドレス時間、しきい電圧、透過特性曲線の急峻
度などを所望に応じて改変することができる。例えば、
1E−アルケニル基、3E−アルケニル基、2E−アル
ケニルオキシ基などは一般に、アルキル基およびアルコ
キシ基に比較して、短いアドレス時間、改良されたネマ
ティック相形成傾向および弾性定数k33(曲がり)とk
11(広がり)との大きい比をもたらす。4−アルケニル
基、3−アルケニル基などの基は一般に、アルキル基お
よびアルコキシ基に比較して、低いしきい電圧および小
さいk33/k11値をもたらす。
【0026】Z1またはZ2中の−CH2CH2−基は一般
に、単純共有結合に比較して、大きいk33/k11値をも
たらす。k33/k11値が大きいほど、例えば90゜のね
じれ角(中間調を得るため)を有するTNセルにおい
て、より平坦な透過特性曲線をもたらし、かつまたST
N、SBEおよびOMIセル(このセルはより大きいマ
ルチプレキシング能力を有する)において、より急峻な
透過特性曲線をもたらし、その逆もまた同様である。式
Iで表わされる化合物と式IIで表わされる化合物+式
IIIで表わされる化合物+式IVで表わされる化合物
との最適混合比は、所望の性質、式I、II、IIIお
よび(または)IVで表わされる成分の選択および追加
の任意の成分の選択に実質的に依存する。前記範囲内の
適当な混合比は、場合毎に容易に決定することができ
る。
【0027】本発明による新規混合物中の式I〜IVで
表わされる化合物の総量に制限はない。従って、これら
の混合物は、1種または2種以上の追加の成分を含有す
ることができ、これにより種々の性質を最適にすること
ができる。しかしながら、アドレス時間およびしきい電
圧に対して見出される効果は一般に、式Iおよび式II
で表わされる化合物の総濃度が高いほど大きくなる。特
に好適な態様において、本発明の新規媒体は、式IIに
おいて、Q−XがF、OCF3またはOCHF2である化
合物を含有する。式Iで表わされる化合物との好ましい
相乗効果は特に有利な性質をもたらす。
【0028】本発明の新規液晶媒体は好ましくは、式
I、II、IIIおよびIVで表わされる化合物の1種
または2種以上以外の追加の成分として、2〜40種、
特に4〜30種の成分を含有する。これらの媒体は非常
に特に好ましくは、本発明による化合物の1種または2
種以上に加えて、7〜25種の成分を含有する。これら
の追加の成分は好ましくは、ネマティックまたはネマテ
ィック相形成性(単変性または等方性)物質、特にアゾ
キシベンゼン化合物、ベンジリデンアニリン化合物、ビ
フェニル化合物、ターフェニル化合物、フェニルまたは
シクロヘキシルベンゾエート化合物、シクロヘキサンカ
ルボン酸のフェニルまたはシクロヘキシルエステル化合
物、シクロヘキシル安息香酸のフェニルまたはシクロヘ
キシルエステル化合物、シクロヘキシルシクロヘキサン
カルボン酸のフェニルまたはシクロヘキシルエステル化
合物、安息香酸のシクロヘキシルフェニルエステル化合
物、シクロヘキサンカルボン酸のシクロヘキシルフェニ
ルエステル化合物、シクロヘキシルシクロヘキサンカル
ボン酸のシクロヘキシルフェニルエステル化合物、
【0029】フェニルシクロヘキサン化合物、シクロヘ
キシルビフェニル化合物、フェニルシクロヘキシルシク
ロヘキサン化合物、シクロヘキシルシクロヘキサン化合
物、シクロヘキシルシクロヘキシルシクロヘキセン化合
物、1,4−ビス−シクロヘキシルベンゼン化合物、
4,4´−ビス−シクロヘキシルビフェニル化合物、フ
ェニル−またはシクロヘキシル−ピリミジン化合物、フ
ェニル−またはシクロヘキシル−ピリジン化合物、フェ
ニル−またはシクロヘキシル−ジオキサン化合物、フェ
ニル−またはシクロヘキシル−1,3−ジチアン化合
物、1,2−ジフェニルエタン化合物、1,2−ジシク
ロヘキシルエタン化合物、1−フェニル−2−シクロヘ
キシルエタン化合物、1−シクロヘキシル−2−(4−
フェニルシクロヘキシル)エタン化合物、1−シクロヘ
キシル−2−ビフェニリルエタン化合物、1−フェニル
−2−シクロヘキシルフェニルエタン化合物、ハロゲン
化されていてもよいスチルベン化合物、ベンジルフェニ
ルエーテル化合物、トラン化合物および置換ケイ皮酸化
合物の群からの物質から選択される。これらの化合物中
に存在する、1,4−フェニレン基はフッ素化されてい
てもよい。
【0030】本発明の新規媒体の追加の成分として適す
る最も重要な化合物は、下記式1、2、3、4および5
で表わすことができる特徴を有する: R´−L−E−R´´ 1 R´−L−COO−E−R´´ 2 R´−L−OOC−E−R´´ 3 R´−L−CH2CH2−E−R´´ 4 R´−L−C≡C−E−R´´ 5
【0031】式1、2、3、4および5において、Lお
よびEは同一または異なっていてもよく、それぞれ相互
に独立して、−Phe−、−Cyc−、−Phe−Ph
e−、−Phe−Cyc−、−Cyc−Cyc−、−P
yr−、−Dio−、−G−Phe−および−G−Cy
c−から形成される群からの二価の基およびそれらの鏡
像基であり、これらの基において、Pheは非置換の、
またはフッ素置換されている1,4−フェニレンであ
り、Cycはトランス−1,4−シクロヘキシレンまた
は1,4−シクロヘキシレンであり、Pyrはピリミジ
ン−2,5−ジイルまたはピリジン−2,5−ジイルで
あり、Dioは1,3−ジオキサン−2,5−ジイルで
あり、そしてGは2−(トランス−1,4−シクロヘキ
シル)エチル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリジン
−2,5−ジイルまたは1,3−ジオキサン−2,5−
ジイルである。
【0032】基LおよびEのうちの一方は、好ましくは
Cyc、PheまたはPyrである。Eは好ましくは、
Cyc、PheまたはPhe− Cycである。本発明
の新規媒体は好ましくは、式1、2、3、4および5に
おいて、LおよびEがCyc、PheおよびPyrから
なる群から選ばれる化合物から選択される1種または2
種以上の成分、および同時に、式1、2、3、4および
5において、基LおよびEのうちの一方がCyc、Ph
eおよびPyrからなる群から選ばれ、他方の基が−P
he−Phe−、−Phe−Cyc−、−Cyc−Cy
c−、−G−Phe−および−G−Cyc−からなる群
から選ばれる化合物から選択される1種または2種以上
の成分、およびまた任意に、式1、2、3、4および5
において、基LおよびEが−Phe−Cyc−、−Cy
c−Cyc−、−G−Phe−および−G−Cyc−か
らなる群から選ばれる化合物から選択される1種または
2種以上の成分を含有する。
【0033】式1、2、3、4および5で表わされる化
合物の狭い付属群において、R´およびR´´はそれぞ
れ相互に独立して、8個までの炭素原子を有するアルキ
ル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、ア
ルケニルオキシまたはアルカノイルオキシである。この
狭い付属群を以下でグループAと称し、これらの化合物
を付属式1a、2a、3a、4aおよび5aで識別す
る。これらの化合物の大部分において、R´およびR´
´は相互に相違しており、これらの基の一方は通常、ア
ルキル、アルケニル、アルコキシまたはアルコキシアル
キルである。
【0034】式1、2、3、4および5で表わされる化
合物のもう一つの狭い付属群はグループBとして知られ
ており、これらの化合物において、R´´は、−F、−
Cl、−NCSまたは−(O)iCH3-(k+1)kCl1
ある(ここで、iは0または1であり、そしてk+lは
1、2または3である);R´´がこの意味を有する化
合物を付属式1b、2b、3b、4bおよび5bで識別
する。付属式1b、2b、3b、4bおよび5bで表わ
される化合物の中で、R´´が、−F、−Cl、−NC
S、−CF3、−OCHF2または−OCF3である化合
物は特に好ましい化合物として挙げられる。
【0035】付属式1b、2b、3b、4bおよび5b
で表わされる化合物において、R´は付属式1a〜5a
で表わされる化合物について定義されているとおりであ
り、好ましくはアルキル、アルケニル、アルコキシまた
はアルコキシアルキルである。式1、2、3、4および
5で表わされる化合物のさらにもう一つの狭い付属群に
おいて、R´´は、−CNである;この付属群は下記の
グループCとして知られており、この付属群の化合物を
対応して、付属式1c、2c、3c、4cおよび5cで
表わす。この付属式1c、2c、3c、4cおよび5c
で表わされる化合物において、R´は付属式1a〜5a
で表わされる化合物について定義されているとおりであ
り、好ましくはアルキル、アルコキシまたはアルケニル
である。
【0036】グループA、BおよびCの好適化合物に加
えて、提案されている他の種々の置換基を有する式1、
2、3、4および5で表わされる別の化合物も慣用であ
る。これらの物質は全部、刊行物から公知の方法もしく
はその類似方法により得ることができる。本発明の媒体
は好ましくは、式Iで表わされる新規化合物に加えて、
グループAおよび(または)グループBおよび(また
は)グループCから選択される化合物の1種または2種
以上を含有する。本発明の新規媒体中に存在するこれら
のグループからの化合物の重量割合は好ましくは、下記
のとおりである: グループA:0〜90%、好ましくは20〜90%、特
に30〜90%、 グループB:0〜80%、好ましくは10〜80%、特
に10〜65%、 グループC:0〜80%、好ましくは5〜80%、特に
5〜50%。
【0037】本発明による特定の媒体中に存在するグル
ープAおよび(または)グループBおよび(または)グ
ループCの化合物の重量割合の合計は好ましくは、5%
〜90%、特に10%〜90%である。本発明の新規媒
体は好ましくは、本発明による化合物を1〜40%、特
に好ましくは5〜30%の割合で含有する。さらに好ま
しい媒体は、本発明による化合物を40%よりも多い割
合で、特に45〜90%の割合で含有する。この媒体は
好ましくは、3種、4種または5種の本発明による化合
物を含有する。本発明の新規IPSディスプレイの構造
は、例えばWO91/10936またはEP 058 8568に記載されて
いるような、この種のディスプレイに慣用の構造に相当
する。ここで、慣用の構造の用語は、広く解釈されるべ
きであり、誘導型および改変型のIPSディスプレイの
全部、特に例えばポリ−Si、TFTまたはMIMに基
づくマトリックスディスプレイ素子を包含する。
【0038】しかしながら、本発明による新規ディスプ
レイと慣用のディスプレイとの基本的相違点は、その液
晶層の液晶パラメーターの選択にある。本発明に従い使
用することができる液晶混合物は、それ自体慣用の方法
により製造することができる。一般に、少ない方の量で
使用する成分の所望量を、有利には高められた温度で、
主要成分を構成する成分中に溶解する。有機溶剤、例え
ばアセトン、クロロホルムまたはメタノール中の成分の
溶液を混合し、次いで充分に混合した後に、例えば蒸留
によって溶剤を再び分離することもできる。本発明によ
る誘電体はまた、当業者に公知であり、刊行物に記載さ
れている追加の添加剤を含有することもできる。例え
ば、0〜15%の多色性染料またはカイラルドーピング
剤を添加することができる。
【0039】Cは結晶相を表わし、Sはスメクティック
相を表わし、SBはスメクティックB相を表わし、Nは
ネマティック相を表わしそしてIは等方性相を表わす。
0は0%透過にかかわる電圧を表わす(基板表面に対
して垂直の視覚方向)。tonはスィッチ−オン時間を表
わし、そしてtoffはスィッチ−オフ時間を表わす。V
maxは最高透過度における電圧を表わす。△nは光学異
方性を表わしそしてn0は複屈折率を表わす(それぞれ
589nmにおいて)。△εは誘電異方性(△ε=ε‖
−ε⊥、この式において、ε‖は分子の長軸に対して平
行の誘電定数を表わし、そしてε⊥は分子の長軸に対し
て垂直の誘電定数を表わす)を表わす。電気光学データ
は、別段の記載がないかぎり、20℃おいてIPSセル
で測定した。光学データは、別段の記載がないかぎり、
20℃で測定した。
【0040】櫛形構造を有するWO91/10936に記載のIP
S試験セルを使用した。この場合の電極は、20μmの
間隔を有していた。この液晶材料の層厚さdは、5μm
である。このセルはさらに、下記の特徴を有していた: 初期ツィスト角: 0゜ 配向角: 5゜ チルト角: 3゜ このセルは、「オフ」状態で暗である。
【0041】本特許出願書および下記の例において、液
晶化合物の構造は頭文字で示されており、その化学式へ
の変換は下記表AおよびBに従い得られる。基Cn
2n+1は全部、n個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基
である。表Bのコードについてはさらに説明する必要は
ない。表Aにおいて、基本構造に関わる頭文字のみが示
されている。各場合に、この基本構造に関わる頭文字の
後に、ハイフンで分離して、置換基R1、R2、L1およ
びL2に関するコードが示されている:
【0042】
【表1】
【0043】
【化24】表A
【0044】
【化25】表B
【0045】
【実施例】
例1 この例のIPSディスプレイは、 透明点 +76℃ △n 0.0776 n0 1.4725 △ε +10.8 ε⊥ 4.4 K1 [10-12 N](20℃) 8.1 K3 [10-12 N](20℃) 12.9 を有し、かつまた
【0046】 PCH−3 5.00 CCP−2F.F.F 13.00 CCP−3F.F.F 9.00 CCP−5F.F.F 9.00 CCP−2OCF3 15.00 CCP−3OCF3 14.00 CCP−5OCF3 5.00 D−3N.F.F 12.00 D−5N.F 5.00 CCH−34 8.00 CCH−35 5.00 からなるネマティック混合物を含有し、大きいコントラ
ストおよび短い応答時間を有する。例1のIPSディス
プレイは低いアドレス電圧を有する点で際立っており、
その結果として、EP 058 568の態様1のセルと同様のセ
ルにおいて、良好な電圧容量保持率値をもたらす。
【0047】比較例 このIPSディスプレイは、 透明点 64℃ △n 0.0813 △ε +12.0 を有し、かつまた ME2N.F 4.00 ME3N.F 4.00 ME5N.F 10.00 ME7N.F 6.00 CCH−2 12.00 CCH−3 12.00 CCH−4 12.00 CCP−3OCF3 6.00 CCP−5OCF3 6.00 CH−33 3.00 CH−35 3.00 CCH−34 10.00 CCH−35 4.00 CCH−303 4.00 CCH−501 4.00 からなるネマティック混合物を含有し、例1のディスプ
レイに比較して、格別に低い透明点、小さいコントラス
トおよび長い応答時間を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 カズアキ・タルミ ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 アンドレアス・バイエル ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 アンヤ・フート ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 アイケ・ポーチ ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 ミヒャエル・コンプター ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶を再配向させるための再配向層を有
    し、電場が液晶層に対して平行の有効構成要素を有して
    おり、かつまた正の誘電異方性を有する液晶媒体を含有
    する電気光学液晶ディスプレイであって、この液晶媒体
    が下記式I*で表わされる基を含有する中間相形成性化
    合物を含有することを特徴とする電気光学液晶ディスプ
    レイ: 【化1】 式中、 L1はHまたはFである。
  2. 【請求項2】 液晶媒体が下記式IIで表わされる化合
    物の少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項
    1に記載の液晶ディスプレイ: 【化2】 式中、 R1は、Hであるか、または炭素原子1〜15個を有す
    るアルキル基またはアルケニル基であり、この基は未置
    換であるか、あるいは置換基として1個のCNまたはC
    3を有するか、あるいは置換基として少なくとも1個
    のハロゲンを有しており、さらにこれらの基中に存在す
    る1個または2個以上のCH2基は、それぞれ相互に独
    立して、O原子が相互に直接に結合しないものとして、 【化3】 −O−CO−O−により置き換えられていてもよく、 Qは、下記式で表わされる基であり: −(O)q−(CH2r−(CF2s− (式中、qは0または1であり、rは0または1〜6の
    整数であり、そしてsは0〜6の整数である)、Xは、
    FまたはClであり、s≠0である場合には、Xはまた
    Hであることができ、A1およびA2は、それぞれ相互に
    独立して、 (a)1,4−シクロヘキセニレン基またはトランス−
    1,4−シクロヘキシレン基であり、さらにこの基中に
    存在する1個のCH2基または隣接していない2個以上
    のCH2基は、−O−および(または)−S−により置
    き換えられていてもよく、 (b)1,4−フェニレン基であり、さらにこの基中に
    存在する1個または2個のCH基はNにより置き換えら
    れていてもよく、 (c)1,4−ビシクロ[2.2.2]オクチレン、ピ
    ペリジン−1,4−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイ
    ル、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイルおよび1,
    2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイル
    からなる群からの基、 であり、上記基(a)および(b)は置換基として1個
    または2個のフッ素原子を有していてもよく、 L2およびL3は、それぞれ相互に独立して、HまたはF
    であり、 Z1およびZ2は、それぞれ相互に独立して、−CO−O
    −、−O−CO−、−CH2O−、−OCH2−、−CH
    2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−または単結合で
    あり、あるいは基Z1およびZ2の一方はまた、−(CH
    24−または−CH=CH−CH2CH 2−であることが
    でき、そしてmは、0、1または2である。
  3. 【請求項3】 液晶媒体が下記式Iで表わされる化合物
    の少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1
    または2のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイ: 【化4】 式中、 L1は、HまたはFであり、そしてR2は、R1について
    定義されているとおりである。
  4. 【請求項4】 液晶媒体が、>8.5の誘電異方性△ε
    を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の液晶ディスプレイ。
  5. 【請求項5】 液晶媒体が下記式IIIで表わされる化
    合物の少なくとも1種を含有することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイ: R3(A3−Z3O−A4−R4 III 式中、 R3およびR4は、それぞれ相互に独立して、R1につい
    て定義されているとおりであり、 A3およびA4は、それぞれ相互に独立して、A1および
    2について定義されているとおりであり、 Z3は、それぞれ相互に独立して、Z1およびZ2につい
    て定義されているとおりであり、そしてoは、1、2ま
    たは3である。
  6. 【請求項6】 液晶媒体が下記式IVで表わされる化合
    物の少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の液晶ディスプレイ: 【化5】 式中R5は、R1について定義されているとおりであり、 【化6】 Zは単結合または−COO−であり、そしてL4および
    5は、それぞれ相互に独立して、FまたはHである、 ただしこの化合物は式Iで表わされる化合物ではない。
  7. 【請求項7】 画素がアクティブマトリックスによりア
    ドレスされることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1項に記載のディスプレイ。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7に記載の組成を有し、正の
    誘電異方性を有する液晶媒体。
  9. 【請求項9】 下記組成からなることを特徴とする請求
    項8に記載の液晶媒体: −60〜95重量%、好ましくは70〜90重量%の式
    IIで表わされる化合物の少なくとも1種、 −5〜30重量%、好ましくは7〜20重量%の式Iで
    表わされる化合物の少なくとも1種、 −5〜20重量%、好ましくは7〜15重量%の式II
    Iで表わされる化合物の少なくとも1種、および −1〜10重量%、好ましくは2〜8重量%の式IVで
    表わされる化合物。
  10. 【請求項10】 下記式IIa、IIbおよびIIcか
    ら選択される化合物の少なくとも1種: 【化7】 下記式IaおよびIbから選択される化合物の少なくと
    も1種: 【化8】 所望により、下記式IIIa、IIIbおよびIIIc
    から選択される化合物の少なくとも1種: 【化9】 および下記式IVa、IVbおよびIVcから選択され
    る化合物の少なくとも1種: 【化10】 (各式中、 【化11】 そしてZ2は、−COO−、−CH2CH2−または単結
    合であり、そしてR1、R2、R3、R4、R5、L1〜L5
    は、それぞれについて定義されているとおりである)、
    からなることを特徴とする請求項8または9のいずれか
    1項に記載の液晶媒体。
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