JPH09121056A - 半導体装置の製法 - Google Patents

半導体装置の製法

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JPH09121056A
JPH09121056A JP27869795A JP27869795A JPH09121056A JP H09121056 A JPH09121056 A JP H09121056A JP 27869795 A JP27869795 A JP 27869795A JP 27869795 A JP27869795 A JP 27869795A JP H09121056 A JPH09121056 A JP H09121056A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁膜の端面における、ソース電極と半導体
層またはドレイン電極と半導体層との短絡を防止できる
半導体装置の製法を提供する。 【解決手段】(a)ガラス基板上の第1の所定領域にゲ
ート電極を形成する工程と、(b)前記ゲート電極を含
むガラス基板上にゲート絶縁膜、半導体層およびチャネ
ル絶縁膜を順次形成する工程と、(c)前記チャネル絶
縁膜を第2の所定領域のみ残す工程と、(d)前記半導
体層を第3の所定領域のみ残す工程と、(e)前記半導
体層にn型領域を形成する工程と、(f)前記ゲート絶
縁膜と前記n型領域と前記チャネル絶縁膜とを覆うよう
に絶縁膜を形成する工程と、(g)前記n型領域と前記
ゲート絶縁膜と、前記n型領域と前記チャネル絶縁膜と
の境界部分にそれぞれ前記絶縁膜を残す工程と、(h)
第4、第5の所定領域にソース、ドレイン電極をそれぞ
れ形成する工程とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製法に
関する。さらに詳しくは、薄膜トランジスタなどの半導
体装置の製造工程において、メタル配線とチャネル領域
との短絡を防止できる半導体装置の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、イオンドーピング法を使った従
来の逆スタガ型薄膜トランジスタの製法を示す工程断面
説明図である。図3において、21はガラス基板、22
はゲート電極、23はシリコン窒化膜などからなるゲー
ト絶縁膜、24aは半導体層、25aはシリコン窒化膜
などからなるチャネル絶縁膜であり、27および28は
Alなどからなるソース電極およびドレイン電極であ
る。
【0003】つぎに、従来の逆スタガ型薄膜トランジス
タの製法を図3にしたがって説明する。まず、図3
(a)に示すようにガラス基板21上の所定領域のみに
Crなどからなるゲート電極22を形成する。続いて、
ゲート絶縁膜23、アモルファスシリコン層24および
絶縁膜25を順次形成する(図3(b)参照)。つぎ
に、絶縁膜25に対して写真製版技術を使ってパターニ
ングを行い、不要部分の絶縁膜をエッチング除去し、図
3(c)に示す形状のチャネル絶縁膜25aをうる。そ
ののち、アモルファスシリコン層24に対して、パター
ニングおよびエッチングを行い、半導体層24aを所定
領域に形成し、前記半導体層24aの表面の露出してい
る部分にリンなどをイオンドーピングしてn型領域29
を形成し、最後に、ソース電極27およびドレイン電極
28を形成する(図3(d)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、イオン
ドーピング法を使った従来の半導体装置の製法では、半
導体層24aの表面の一部分に形成されたn型領域29
に対して、ソース電極27およびドレイン電極28を形
成するが、イオンドーピング法によるn型領域の形成に
おいてはドーピング不純物の横方向の拡がりが少ないた
め、チャネル絶縁膜25aの端面近傍において、ソース
電極27と半導体層24aのn型領域29が形成されて
いない部分、またはドレイン電極28と半導体層24a
のn型領域29が形成されていない部分とが短絡するこ
とから、半導体装置のオフ電流特性を著しく低下させる
という問題があった。
【0005】本発明はかかる問題を解決し、チャネル絶
縁膜の端面近傍におけるソース電極と半導体層またはド
レイン電極と半導体層との短絡を防止できる半導体装置
の製法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
法は、(a)ガラス基板上の第1の所定領域にゲート電
極を形成する工程と、(b)前記ゲート電極を含むガラ
ス基板上にゲート絶縁膜、半導体層およびチャネル絶縁
膜を順次形成する工程と、(c)前記チャネル絶縁膜に
パターニングしたのち、エッチングすることにより、前
記チャネル絶縁膜を第2の所定領域のみ残す工程と、
(d)前記半導体層にパターニングしたのちエッチング
することにより、前記半導体層を第3の所定領域のみ残
す工程と、(e)前記第3の所定領域の半導体層に、イ
オンドーピングしてn型領域を形成する工程と、(f)
さらに前記ゲート絶縁膜と前記半導体層のn型領域と前
記チャネル絶縁膜とを覆うように絶縁膜を形成する工程
と、(g)当該絶縁膜に対して異方性エッチングを施
し、前記n型領域と前記ゲート絶縁膜との境界部分およ
び前記n型領域と前記チャネル絶縁膜との境界部分に前
記絶縁膜を残す工程と、(h)前記ゲート絶縁膜、前記
半導体層のn型領域、前記絶縁膜および前記チャネル絶
縁膜のそれぞれ一部分を覆ってなる第4の所定領域にソ
ース電極を形成し、前記ゲート絶縁膜、前記半導体層の
n型領域、前記絶縁膜および前記チャネル絶縁膜のそれ
ぞれ一部分を覆ってなる第5の所定領域にドレイン電極
を形成する工程とからなることを特徴とする。
【0007】前記イオンドーピングする工程が、イオン
源を少なくとも2方向から照射してイオンドーピングす
る工程からなり、前記イオン源の照射角度が、前記ガラ
ス基板表面に垂直な面に対して、0°より大きく60°
より小さい角度であることが、前記半導体層の表面およ
び側面にイオンドーピングできるため好ましい。
【0008】前記チャネル絶縁膜を所定領域のみ残す工
程が、等方性エッチングしたのち、さらに異方性エッチ
ングする工程からなることが、ドーピング不純物の横方
向拡がりを大きくして、ソース電極およびドレイン電極
とn型領域が形成されていない半導体層との短絡を防止
できるため好ましい。
【0009】本発明の半導体装置の製法は、(a)ガラ
ス基板上の第1の所定領域にゲート電極を形成する工程
と、(b)前記ゲート電極を含むガラス基板上にゲート
絶縁膜、半導体層を順次形成する工程と、(c)前記半
導体層にパターニングしたのち、エッチングすることに
より、前記半導体層を第3の所定領域のみ残す工程と、
(d)さらに前記ゲート絶縁膜と前記半導体層とを覆う
ようにチャネル絶縁膜を形成する工程と、(e)前記チ
ャネル絶縁膜にパターニングしたのち、エッチングする
ことにより、前記チャネル絶縁膜を第2の所定領域のみ
残す工程と、(f)前記第3の所定領域の半導体層に、
イオンドーピングしてn型領域を形成する工程と、
(g)さらに前記ゲート絶縁膜と前記半導体層のn型領
域と前記チャネル絶縁膜とを覆うように絶縁膜を形成す
る工程と、(h)当該絶縁膜に対して異方性エッチング
を施し、前記n型領域と前記ゲート絶縁膜との境界部分
および前記n型領域と前記チャネル絶縁膜との境界部分
に前記絶縁膜を残す工程と、(i)前記ゲート絶縁膜、
前記半導体層のn型領域、前記絶縁膜および前記チャネ
ル絶縁膜のそれぞれ一部分を覆ってなる第4の所定領域
にソース電極を形成し、前記ゲート絶縁膜、前記半導体
層のn型領域、前記絶縁膜および前記チャネル絶縁膜の
それぞれ一部分を覆ってなる第5の所定領域にドレイン
電極を形成する工程と、からなることを特徴とする。
【0010】前記イオンドーピングする工程が、イオン
源を少なくとも2方向から照射してイオンドーピングす
る工程からなり、前記イオン源の照射角度が、前記ガラ
ス基板表面に垂直な面に対して、0°より大きく60°
より小さい角度であることが、前記半導体層の表面およ
び側面にイオンドーピングできるため好ましい。
【0011】前記チャネル絶縁膜を所定の領域のみ残す
工程が、等方性エッチングしたのち、さらに異方性エッ
チングする工程からなることが、ドーピング不純物の横
方向拡がりを大きくして、ソース電極およびドレイン電
極とn型領域が形成されていない半導体層との短絡を防
止できるため好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の半導体装置の製法の一実施例を説明する。図1は本発
明の半導体装置の製法の一実施例の工程断面説明図であ
る。図1において、11はガラス基板であり、12はゲ
ート電極であり、13はゲート絶縁膜であり、14aは
半導体層であり、15aはチャネル絶縁膜であり、16
は前記ソース電極17と前記n型領域19の境界部分ま
たは前記ドレイン電極18と前記n型領域19aの境界
部分に形成される側壁絶縁膜であり、17、18はそれ
ぞれソース電極およびドレイン電極であり、19は前記
半導体層14aに形成されるn型領域である。
【0013】本発明の半導体装置の製法は、まず、図1
(a)に示されるように、たとえばCr、Al、Moま
たはTaなどからなるゲート電極12を、ゲート電極と
して作用するために必要な面積を有する、前記ガラス基
板11上の第1の所定領域に形成する。続いて、図1
(b)に示されるように、前記ゲート電極12を含む前
記ガラス基板11上に、たとえば窒化シリコン、酸化シ
リコン、シリコンオキシナイトライド、酸化アルミニウ
ムもしくはタンタルオキサイドの単一膜、または前記各
膜を組合せて多層にしたものなどからなるゲート絶縁膜
13と、のちに半導体層14aとなるアモルファスシリ
コン層14と、たとえば窒化シリコン、酸化シリコン、
もしくはシリコンオキシナイトライドの単一膜、または
前記各膜を組合せて多層にしたものなどからなり、のち
にチャネル絶縁膜15aとなる絶縁膜15とを順次形成
する。つぎに、該絶縁膜15に対して、通常のレジスト
塗布および露光方法で所望形状にレジストを形成する写
真製版技術(以下、単に「写真製版技術」という)によ
りパターニングを行ったのち、不要部分の絶縁膜をエッ
チング除去し、チャネル絶縁膜として作用するために必
要な位置および面積を有する第2の所定領域に、図1
(c)に示される形状のチャネル絶縁膜15aを形成す
る。そののち、前記アモルファスシリコン層14に対し
て、写真製版技術を用いてパターニングを行い、不要部
分のアモルファスシリコン層をエッチング除去し、半導
体層として作用するために必要な位置および面積を有す
る第3の所定領域に半導体層14aを形成する。さら
に、該半導体層14aの表面の露出している部分および
側面にリンなどをイオンドーピングして、前記半導体層
14aの表面および側面にn型領域19を形成する。つ
ぎに、前記ゲート絶縁膜13、前記n型領域19および
前記チャネル絶縁膜15aの表面を覆うように、たとえ
ば窒化シリコン、酸化シリコン、シリコンオキシナイト
ライドもしくはタンタルオキサイドの単一膜、または前
記各膜を組合せて多層にしたものなどからなり、のちに
側壁絶縁膜16となる絶縁膜を形成し、該絶縁膜に対し
て、異方性エッチング処理を施し、図1(d)に示すよ
うに、前記n型領域19と前記ゲート絶縁膜13との境
界部分および前記n型領域19と前記チャネル絶縁膜1
5aとの境界部分に側壁絶縁膜16を形成する。前記異
方性エッチング処理は、前記絶縁膜に対して垂直な方向
のみエッチングが進行するように、CF4、SF6、CH
3、O2、N2、ArまたはHeなどのガスを用いて行
われる。このため、イオンドーピング法による前記n型
領域19の形成が、ゲート絶縁膜13の端面近傍および
チャネル絶縁膜15aの端面近傍で不充分であっても、
前記n型領域19の端部と、ソース電極17およびドレ
イン電極18とのあいだに側壁絶縁膜16が形成され
る。したがって、前記半導体層14aとソース電極17
と、または前記半導体層14aとドレイン電極18との
短絡が防止される。最後に、ソース電極として作用する
ために必要な位置および面積を有する第4の所定領域に
Alなどからなるソース電極17を形成し、ドレイン電
極として作用するために必要な位置および面積を有する
第5の所定領域にAlなどからなるドレイン電極18を
形成して、図1(e)に示される形状の半導体装置であ
る薄膜トランジスタをうる。
【0014】さらに、前記半導体層14aの表面および
側面にリンなどの不純物をイオンドーピングする工程
は、イオン源を少なくとも2方向から照射してイオンド
ーピングする工程からなる。このように、イオン源を少
なくとも2方向から照射するので、前記半導体層14a
は、その表面だけではなく、その側面に対してもリンな
どの不純物がドーピングされる。前記イオン源の照射角
度は、前記ガラス基板表面に垂直な面に対して0°より
大きく90°より小さい角度で変化させるものとし、本
発明においては0°より大きく60°より小さい角度が
好ましく、なかでも0°より大きく45°より小さい角
度がより好ましい。前記照射角度が60°より大きい角
度であるばあいは、前記半導体層14aの表面にリンな
どの不純物が充分にドーピングされず、n型領域19の
形成が不充分となり薄膜トランジスタとしての機能を有
しなくなる。
【0015】前述の半導体装置の製法によれば、ガラス
基板11上の第1の所定領域にゲート電極12を形成
し、ゲート絶縁膜13、半導体層14aとなるアモルフ
ァスシリコン層14およびチャネル絶縁膜15aとなる
絶縁膜15を順次形成したのち、アモルファスシリコン
層14と前記絶縁膜15とに対して、それぞれパターニ
ングおよびエッチングを行い、第2の所定領域にチャネ
ル絶縁膜15aを、第3の所定領域に半導体層14aを
それぞれ形成している。しかし、まずはじめに、ガラス
基板11上の第1の所定領域にゲート電極12を形成
し、ゲート絶縁膜13および半導体層14aとなるアモ
ルファスシリコン層14を順次形成し、該アモルファス
シリコン層14に対してパターニングおよびエッチング
を行い、第3の所定領域に半導体層14aを形成し、そ
ののち、チャネル絶縁膜15aとなる絶縁膜15を形成
し、該絶縁膜15に対してパターニングおよびエッチン
グを行い、第2の所定領域にチャネル絶縁膜15aを形
成してもよい。
【0016】また、図2(b)に示されるように前記第
2の所定領域のみにチャネル絶縁膜15bを形成する工
程において、チャネル絶縁膜15bとなる絶縁膜に対し
て、まずはじめに等方性エッチングしたのち、さらに異
方性エッチングすることにより、チャネル絶縁膜15b
を形成してもよい。このように、等方性エッチングを行
ったのち異方性エッチングを行うので、前記チャネル絶
縁膜15bは、まず、チャネル絶縁膜15bに対して、
垂直方向にも水平方向にもエッチングが進行し、そのの
ち、チャネル絶縁膜15bに対して、垂直方向にのみエ
ッチングが進行する。したがって、図2(b)に示され
る前記チャネル絶縁膜15bの平面図である図2(a)
に示されるように、前記チャネル絶縁膜15bの4箇所
の側面の形状はテーパ状に形成される。これにより、イ
オンドーピング時にテーパ状に形成された部分の薄膜化
したチャネル絶縁膜の一部をドーピング不純物が通過し
て、チャネル絶縁膜下部の半導体層にもn型領域が形成
されて、実効的なドーピング不純物の横方向拡がりを大
きくして、ソース電極およびドレイン電極とn型領域が
形成されていない半導体層との短絡を防止することが可
能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製法により、たと
えば薄膜トランジスタなどを形成したばあい、半導体層
の表面部分に形成されるn型領域とチャネル絶縁膜の端
面部分が絶縁膜で覆われているため、イオンドーピング
法により形成された前記n型領域の横方向の拡がりが少
ないことにより生じる、ソース電極およびドレイン電極
と前記半導体層との短絡を防止でき、良好な電流−電圧
特性、とくにオフ電流特性を有する半導体装置をうるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製法を示す工程断面説明
図である。
【図2】本発明の半導体装置の製法によるチャネル絶縁
膜の形状を示す説明図である。
【図3】従来の半導体装置の製法を示す工程断面説明図
である。
【符号の説明】
11 ガラス基板 12 ゲート電極 13 ゲート絶縁膜 14a 半導体層 15a チャネル絶縁膜 16 側壁絶縁膜 17 ソース電極 18 ドレイン電極 19 n型領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ガラス基板上の第1の所定領域
    に、ゲート電極を形成する工程と、(b)前記ゲート電
    極を含むガラス基板上にゲート絶縁膜、半導体層および
    チャネル絶縁膜を順次形成する工程と、(c)前記チャ
    ネル絶縁膜にパターニングしたのち、エッチングするこ
    とにより、前記チャネル絶縁膜を第2の所定領域のみ残
    す工程と、(d)前記半導体層にパターニングしたのち
    エッチングすることにより、前記半導体層を第3の所定
    領域のみ残す工程と、(e)前記第3の所定領域の半導
    体層に、イオンドーピングしてn型領域を形成する工程
    と、(f)さらに前記ゲート絶縁膜と前記半導体層のn
    型領域と前記チャネル絶縁膜とを覆うように絶縁膜を形
    成する工程と、(g)当該絶縁膜に対して異方性エッチ
    ングを施し、前記n型領域と前記ゲート絶縁膜との境界
    部分および前記n型領域と前記チャネル絶縁膜との境界
    部分に前記絶縁膜を残す工程と、(h)前記ゲート絶縁
    膜、前記半導体層のn型領域、前記絶縁膜および前記チ
    ャネル絶縁膜のそれぞれ一部分を覆ってなる第4の所定
    領域にソース電極を形成し、前記ゲート絶縁膜、前記半
    導体層のn型領域、前記絶縁膜および前記チャネル絶縁
    膜のそれぞれ一部分を覆ってなる第5の所定領域にドレ
    イン電極を形成する工程とからなることを特徴とする半
    導体装置の製法。
  2. 【請求項2】 前記イオンドーピングする工程が、イオ
    ン源を少なくとも2方向から照射してイオンドーピング
    する工程からなり、前記イオン源の照射角度が、前記ガ
    ラス基板表面に垂直な面に対して、0°より大きく60
    °より小さい角度である請求項1記載の半導体装置の製
    法。
  3. 【請求項3】 前記チャネル絶縁膜を所定領域のみ残す
    工程が、等方性エッチングしたのち、さらに異方性エッ
    チングする工程からなる請求項1記載の半導体装置の製
    法。
  4. 【請求項4】 (a)ガラス基板上の第1の所定領域
    に、ゲート電極を形成する工程と、(b)前記ゲート電
    極を含むガラス基板上にゲート絶縁膜、半導体層を順次
    形成する工程と、(c)前記半導体層にパターニングし
    たのち、エッチングすることにより、前記半導体層を第
    3の所定領域のみ残す工程と、(d)さらに前記ゲート
    絶縁膜と前記半導体層とを覆うようにチャネル絶縁膜を
    形成する工程と、(e)前記チャネル絶縁膜にパターニ
    ングしたのち、エッチングすることにより、前記チャネ
    ル絶縁膜を第2の所定領域のみ残す工程と、(f)前記
    第3の所定領域の半導体層に、イオンドーピングしてn
    型領域を形成する工程と、(g)さらに前記ゲート絶縁
    膜と前記半導体層のn型領域と前記チャネル絶縁膜とを
    覆うように絶縁膜を形成する工程と、(h)当該絶縁膜
    に対して異方性エッチングを施し、前記n型領域と前記
    ゲート絶縁膜との境界部分および前記n型領域と前記チ
    ャネル絶縁膜との境界部分に前記絶縁膜を残す工程と、
    (i)前記ゲート絶縁膜、前記半導体層のn型領域、前
    記絶縁膜および前記チャネル絶縁膜のそれぞれ一部分を
    覆ってなる第4の所定領域にソース電極を形成し、前記
    ゲート絶縁膜、前記半導体層のn型領域、前記絶縁膜お
    よび前記チャネル絶縁膜のそれぞれ一部分を覆ってなる
    第5の所定領域にドレイン電極を形成する工程とからな
    ることを特徴とする半導体装置の製法。
  5. 【請求項5】 前記イオンドーピングする工程が、イオ
    ン源を少なくとも2方向から照射してイオンドーピング
    する工程からなり、前記イオン源の照射角度が、前記ガ
    ラス基板表面に垂直な面に対して、0°より大きく60
    °より小さい角度である請求項4記載の半導体装置の製
    法。
  6. 【請求項6】 前記チャネル絶縁膜を所定の領域のみ残
    す工程が、等方性エッチングしたのち、さらに異方性エ
    ッチングする工程からなる請求項4記載の半導体装置の
    製法。
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