JPH09118941A - 水素吸蔵合金およびその製造方法 - Google Patents
水素吸蔵合金およびその製造方法Info
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- JPH09118941A JPH09118941A JP7292731A JP29273195A JPH09118941A JP H09118941 A JPH09118941 A JP H09118941A JP 7292731 A JP7292731 A JP 7292731A JP 29273195 A JP29273195 A JP 29273195A JP H09118941 A JPH09118941 A JP H09118941A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 初期の放電特性を向上させるばかりでなく、
機械的合金の際マンガン成分を容易に制御できる水素吸
蔵合金、およびその製造方法を提供することにある。 【解決手段】 Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラーベ
ス合金(Laves合金)と、LaNi5 、あるいは希
土類系金属La、Ce、Pr、Nd…など、およびMm
−Mn−Ni−Al−Co系のCaCu5 型合金を混合
してこれを粉末化する第1の工程と、該第1の工程で混
合された粉末にアトライタを使用した高エネルギーボー
ルミル法で衝撃を加えて機械的合金を形成する第2の工
程と、該第2の工程により成形されたパレットに含まれ
ている残留ガスを除去するための第3の工程と、該第3
の工程で残留ガスを除去した後、パレットの水素吸蔵特
性を評価する第4の工程とからなる。
機械的合金の際マンガン成分を容易に制御できる水素吸
蔵合金、およびその製造方法を提供することにある。 【解決手段】 Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラーベ
ス合金(Laves合金)と、LaNi5 、あるいは希
土類系金属La、Ce、Pr、Nd…など、およびMm
−Mn−Ni−Al−Co系のCaCu5 型合金を混合
してこれを粉末化する第1の工程と、該第1の工程で混
合された粉末にアトライタを使用した高エネルギーボー
ルミル法で衝撃を加えて機械的合金を形成する第2の工
程と、該第2の工程により成形されたパレットに含まれ
ている残留ガスを除去するための第3の工程と、該第3
の工程で残留ガスを除去した後、パレットの水素吸蔵特
性を評価する第4の工程とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニッケル−水素2
次電池の陰極に使用される水素吸蔵合金に関するもの
で、とくに、初期に放電特性が向上させられる水素吸蔵
合金、およびその製造方法に関するものである。
次電池の陰極に使用される水素吸蔵合金に関するもの
で、とくに、初期に放電特性が向上させられる水素吸蔵
合金、およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルカリ2次電池としては、ニ
ッケル−カドミウム電池が使用されているが、前記カド
ミウムは環境に悪影響を及ぼすため、最近ではその代替
品として高容量化を期待される水素吸蔵合金が開発中に
ある。
ッケル−カドミウム電池が使用されているが、前記カド
ミウムは環境に悪影響を及ぼすため、最近ではその代替
品として高容量化を期待される水素吸蔵合金が開発中に
ある。
【0003】ところで、現在まで初期放電容量とサイク
ルの寿命においてさほど芳しい結果を得ることができな
かった。
ルの寿命においてさほど芳しい結果を得ることができな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、最近までニッケ
ル−水素2次電池の陰極に使用される水素吸蔵合金は、
ペースト方法により製造されるのが一般的であった。
ル−水素2次電池の陰極に使用される水素吸蔵合金は、
ペースト方法により製造されるのが一般的であった。
【0005】しかしながら、この場合、LaNi5 系型
合金は、水素ガスの吸蔵率に劣る欠点があり、AB2 型
合金なるラーベス相(Laves相)はサイクルの初期
特性に問題があった。
合金は、水素ガスの吸蔵率に劣る欠点があり、AB2 型
合金なるラーベス相(Laves相)はサイクルの初期
特性に問題があった。
【0006】このような問題点を解決するために利用さ
れるアークメルティング法や、高温焼結方法は、CaC
u5 型合金元素中に希土類金属のLa、Ceが低融点金
属であるため、前記製造過程において合金の均質化なり
合金元素の成分組成の上で困難があった。
れるアークメルティング法や、高温焼結方法は、CaC
u5 型合金元素中に希土類金属のLa、Ceが低融点金
属であるため、前記製造過程において合金の均質化なり
合金元素の成分組成の上で困難があった。
【0007】すなわち、相対的に融点の低い低融点金属
の合金が行われる過程において高融点金属より先に溶融
されることにより、低融点金属の蒸発、および偏析をも
たらす問題点があった。
の合金が行われる過程において高融点金属より先に溶融
されることにより、低融点金属の蒸発、および偏析をも
たらす問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、上記種々の問題点を解
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラーベス合金(Lav
es合金)にLaNi5 、あるいはMm−Mn−Ni−
Al−Co系のCaCu5 型合金を混合した粉末に、高
エネルギーをもつように備えられたボールミル法で衝撃
を加えて機械的合金を形成することにより、初期の放電
特性を向上させるばかりでなく、機械的合金の際マンガ
ン成分を容易に制御できる水素吸蔵合金、およびその製
造方法を提供することにある。
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラーベス合金(Lav
es合金)にLaNi5 、あるいはMm−Mn−Ni−
Al−Co系のCaCu5 型合金を混合した粉末に、高
エネルギーをもつように備えられたボールミル法で衝撃
を加えて機械的合金を形成することにより、初期の放電
特性を向上させるばかりでなく、機械的合金の際マンガ
ン成分を容易に制御できる水素吸蔵合金、およびその製
造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、本発明による水素吸蔵合金、およびその製
造方法は、Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラーベス合
金(Laves合金)と、LaNi5 、あるいは希土類
系金属La、Ce、Pr、Nd…など、およびMm−M
n−Ni−Al−Co系のCaCu5 型合金を混合して
これを粉末化する第1の工程と、該第1の工程で混合さ
れた粉末にアトライタを使用した高エネルギーボールミ
ル法で衝撃を加えて機械的合金を形成する第2の工程
と、該第2の工程により形成された合金粉末に含まれて
いる残留ガスを除去するための第3の工程と、該第3の
工程で残留ガスを除去した後、合金粉末の水素吸蔵特性
を評価する第4の工程とからなることを特徴とする。
するために、本発明による水素吸蔵合金、およびその製
造方法は、Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラーベス合
金(Laves合金)と、LaNi5 、あるいは希土類
系金属La、Ce、Pr、Nd…など、およびMm−M
n−Ni−Al−Co系のCaCu5 型合金を混合して
これを粉末化する第1の工程と、該第1の工程で混合さ
れた粉末にアトライタを使用した高エネルギーボールミ
ル法で衝撃を加えて機械的合金を形成する第2の工程
と、該第2の工程により形成された合金粉末に含まれて
いる残留ガスを除去するための第3の工程と、該第3の
工程で残留ガスを除去した後、合金粉末の水素吸蔵特性
を評価する第4の工程とからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施例につ
いて添付図面に沿って詳述する。
いて添付図面に沿って詳述する。
【0011】図1は、本発明の機械的な合金化装置の断
面図である。
面図である。
【0012】第1の工程においては、Zr−Mn−V−
Cr−Ni系のラーベス合金(Laves合金)90〜
99wt%と、LaNi5 、あるいは希土類系金属La、
Ce、Pr、Ndなど、およびMm−Mn−Ni−Al
−Co系のCaCu5 型合金とを1〜10wt%で粉末状
に混合する。
Cr−Ni系のラーベス合金(Laves合金)90〜
99wt%と、LaNi5 、あるいは希土類系金属La、
Ce、Pr、Ndなど、およびMm−Mn−Ni−Al
−Co系のCaCu5 型合金とを1〜10wt%で粉末状
に混合する。
【0013】第2の工程では、前記Zr−Mn−V−C
r−Ni系のラーベス合金(Laves合金)にLaN
i5 、あるいはMm−Mn−Ni−Al−Co系のCa
Cu5 型合金を機械的な方法により合金化するのである
が、この際、高エネルギーボールミル法などを利用す
る。
r−Ni系のラーベス合金(Laves合金)にLaN
i5 、あるいはMm−Mn−Ni−Al−Co系のCa
Cu5 型合金を機械的な方法により合金化するのである
が、この際、高エネルギーボールミル法などを利用す
る。
【0014】前記アトライタを使用する高エネルギーボ
ールミル法は、アトライタバイブレーションミル、ある
いはシェーカミルなどを利用することもできる。
ールミル法は、アトライタバイブレーションミル、ある
いはシェーカミルなどを利用することもできる。
【0015】前記ボールミル法は、回転速度300〜7
00rpm 、工程時間1〜500時間、工程制御溶剤とし
てステアリン酸、あるいはメタノール1〜5wt%が添加
され、ボールと粉末との重量比wt%は50:1〜15
0:1とする。
00rpm 、工程時間1〜500時間、工程制御溶剤とし
てステアリン酸、あるいはメタノール1〜5wt%が添加
され、ボールと粉末との重量比wt%は50:1〜15
0:1とする。
【0016】前記第2の工程は、図1に示すごとく、粉
砕タンク(20)内に前記第1の工程で混合された粉末の
投入後、図示のない操作スイッチを操作すると前記粉砕
タンク(20)内に配設された回転杆(22)が回転され、
これとともにガスがガス入口(10)を通じて流入され、
前記回転杆(22)の回転につれて前記粉砕タンク(20)
内に存在するボール(24)が相互衝突し、前記回転杆
(22)の回転により相互衝突されるボールにより前記粉
砕タンク(20)内に存在する粉末、すなわち、Zr−M
n−V−Cr−Ni系のラーベス合金(Laves合
金)にLaNi5 、あるいはMm−Mn−Ni−Al−
Co系のCaCu5 型合金の混合された粉末が大に衝撃
量をうけるようになり、前記混合粉末は合金を形成せし
めるようになる。
砕タンク(20)内に前記第1の工程で混合された粉末の
投入後、図示のない操作スイッチを操作すると前記粉砕
タンク(20)内に配設された回転杆(22)が回転され、
これとともにガスがガス入口(10)を通じて流入され、
前記回転杆(22)の回転につれて前記粉砕タンク(20)
内に存在するボール(24)が相互衝突し、前記回転杆
(22)の回転により相互衝突されるボールにより前記粉
砕タンク(20)内に存在する粉末、すなわち、Zr−M
n−V−Cr−Ni系のラーベス合金(Laves合
金)にLaNi5 、あるいはMm−Mn−Ni−Al−
Co系のCaCu5 型合金の混合された粉末が大に衝撃
量をうけるようになり、前記混合粉末は合金を形成せし
めるようになる。
【0017】この際、ボールの衝撃により粉砕タンク
(20)内において温度は上昇されるようになる。
(20)内において温度は上昇されるようになる。
【0018】上記のように上昇された粉砕タンク(20)
の温度は、前記粉砕タンク(20)の外側に配設された冷
却ケース(18)の下側から流入され、上側へ流出される
冷却水により低下される。
の温度は、前記粉砕タンク(20)の外側に配設された冷
却ケース(18)の下側から流入され、上側へ流出される
冷却水により低下される。
【0019】第3の工程では、真空状態においてその温
度範囲を350〜600℃に維持せしめることにより、
前記合金に含まれている残留ガスH2 O、O2 、(O
H)2をガス出口(12)を通じて排出される。
度範囲を350〜600℃に維持せしめることにより、
前記合金に含まれている残留ガスH2 O、O2 、(O
H)2をガス出口(12)を通じて排出される。
【0020】第4の工程では、初期放電特性、水素吸蔵
特性、および水素放出特性などを評価した後、水素吸蔵
合金の性能が適するかどうかを決定する。
特性、および水素放出特性などを評価した後、水素吸蔵
合金の性能が適するかどうかを決定する。
【0021】前記第3の工程以後に成形工程と熱処理工
程が適宜選択されて行われ、成形工程はパレット(30)
を成形する工程であり、熱処理工程は合金の均質化のた
め、500〜700℃範囲の真空、あるいは不活性雰囲
気で行われる工程である。
程が適宜選択されて行われ、成形工程はパレット(30)
を成形する工程であり、熱処理工程は合金の均質化のた
め、500〜700℃範囲の真空、あるいは不活性雰囲
気で行われる工程である。
【0022】
【発明の効果】前記工程により製造された水素吸蔵合金
は、放電容量、および水素ガス吸収特性に優れ、サイク
ルの初期特性上生じる問題の解決のため、ラーベス系合
金(Laves系合金)を基底金属として利用すること
により、放電容量が良好であり、ガス吸収特性に問題点
のあるLaNi5 合金粉末、あるいは原料粉末を機械的
な合金化工程により合金するため、前記合金粉末、ある
いは原料粉末が均質に前記基底金属なるラーベス合金
(Laves合金)に分散処理されて前記二合金の長所
のみを有する優れた水素吸蔵合金を製造することができ
る。
は、放電容量、および水素ガス吸収特性に優れ、サイク
ルの初期特性上生じる問題の解決のため、ラーベス系合
金(Laves系合金)を基底金属として利用すること
により、放電容量が良好であり、ガス吸収特性に問題点
のあるLaNi5 合金粉末、あるいは原料粉末を機械的
な合金化工程により合金するため、前記合金粉末、ある
いは原料粉末が均質に前記基底金属なるラーベス合金
(Laves合金)に分散処理されて前記二合金の長所
のみを有する優れた水素吸蔵合金を製造することができ
る。
【0023】また、前記機械的合金工程は、固体状態反
応だけによって合金を製造する工程であるゆえ、CaC
u5 型の合金元素なるLa、Ceなどの低融点希土類金
属を容易に合金化せしめることができ、ラーベス系(L
aves系)の合金元素のマンガンの蒸発、あるいは異
種化合物への変化を抑制できるため、機械的合金の際マ
ンガンの成分を制御しやすい利点を有する。
応だけによって合金を製造する工程であるゆえ、CaC
u5 型の合金元素なるLa、Ceなどの低融点希土類金
属を容易に合金化せしめることができ、ラーベス系(L
aves系)の合金元素のマンガンの蒸発、あるいは異
種化合物への変化を抑制できるため、機械的合金の際マ
ンガンの成分を制御しやすい利点を有する。
【図1】本発明の機械的合金化装置の断面図である。
18…冷却ケース 20…粉砕タンク 22…回転杆 24…ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨンセオ、チョイ 大韓民国 キュンキド アンヤンシティ マンアング スクスードン バングロ ア パートメント(番地なし) (72)発明者 ゲウンバエ、キム 大韓民国 ソウル クワンアクグ シリム 2ドン クキェサンヤン アパートメント 104−102 (72)発明者 キュナム、ヨー 大韓民国 ソウル セオチョグ セオチョ ドン サミク アパートメント 1−1111 (72)発明者 クウイセウク、チョイ 大韓民国 ソウル セオンドング チョー グコク2ドン 33−61 (72)発明者 サンウォン、リー 大韓民国 キュンキド クンポシティ ケ ウンジェオンドン ムーグンファ アパー トメント 126−1301
Claims (6)
- 【請求項1】 Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラーベ
ス合金(Laves合金)と、LaNi5 、あるいは希
土類系金属La、Ce、Pr、Nd…など、およびMm
−Mn−Ni−Al−Co系のCaCu5 型合金を混合
してこれを粉末化する第1の工程と、該第1の工程で混
合された粉末にアトライタを使用した高エネルギーボー
ルミル法で衝撃を加えて機械的合金を形成する第2の工
程と、該第2の工程により形成された合金粉末に含まれ
ている残留ガスを除去するための第3の工程と、該第3
の工程で残留ガスを除去した後、合金粉末の水素吸蔵特
性を評価する第4の工程とからなることを特徴とする水
素吸蔵合金の製造方法。 - 【請求項2】 前記アトライタを使用する高エネルギー
ボールミル法は、アトライタバイブレーションミル、あ
るいはシェーカミルなどの方法からなることを特徴とす
る請求項1記載の水素吸蔵合金の製造方法。 - 【請求項3】 前記ボールミル法は、回転速度が300
〜700rpm であり、工程時間が1〜500時間であ
り、工程制御剤がステアリン酸、あるいはメタノールで
あり、ボールと粉末の重量比wt%が50:1〜150:
1なることを特徴とする請求項1記載の水素吸蔵合金の
製造方法。 - 【請求項4】 前記第3の工程の以後には、前記高エネ
ルギーボールミル法により製造された機械的合金粉末で
パレットを成形する成形工程と、合金の均質化のため5
00〜700℃範囲の真空、あるいは不活性雰囲気から
進行される熱処理工程が追加に含まれていることを特徴
とする請求項1記載の水素吸蔵合金の製造方法。 - 【請求項5】 前記Zr−Mn−V−Cr−Ni系のラ
ーベス合金(Laves合金)が90〜99wt%に、補
助成分であるLaNi5 、あるいはMm−Mn−Ni−
Al−Co系のCaCu5 型合金が1〜10wt%の比率
で混合されることを特徴とする請求項1記載の水素吸蔵
合金の製造方法。 - 【請求項6】 前記請求項1の方法によって製造された
水素吸蔵合金。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1994-38129 | 1994-12-26 | ||
KR1019940038129A KR100312699B1 (ko) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 수소흡장합금및그제조방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09118941A true JPH09118941A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=19404424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7292731A Pending JPH09118941A (ja) | 1994-12-26 | 1995-11-10 | 水素吸蔵合金およびその製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5679130A (ja) |
EP (1) | EP0719870B1 (ja) |
JP (1) | JPH09118941A (ja) |
KR (1) | KR100312699B1 (ja) |
CN (1) | CN1074172C (ja) |
DE (1) | DE69516383T2 (ja) |
HU (1) | HUT73269A (ja) |
MY (1) | MY121939A (ja) |
RU (1) | RU2110365C1 (ja) |
Families Citing this family (7)
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JP3397981B2 (ja) * | 1996-06-11 | 2003-04-21 | 三洋電機株式会社 | 水素吸蔵合金及び製造方法 |
DE10128100A1 (de) * | 2001-06-11 | 2002-12-19 | Hannover Med Hochschule | Medizinisches Implantat für den menschlichen und tierischen Körper |
CN103240412B (zh) * | 2013-05-22 | 2014-10-15 | 北京科技大学 | 一种近终形制备粉末超合金的方法 |
CN104644539A (zh) * | 2015-01-30 | 2015-05-27 | 覃芳菲 | 一种保健保养调理洗发水及其制作方法 |
CN104741614B (zh) * | 2015-04-10 | 2017-03-08 | 哈尔滨工业大学 | 一种高Zr含量Ti50.5‑xNi49.5Zrx三元合金粉末的制备方法 |
CN107838419A (zh) * | 2017-12-02 | 2018-03-27 | 桂林理工大学 | 一种利用双希夫碱表面改性ab3型储氢合金的方法 |
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