JPH09112571A - 摩擦クラッチ - Google Patents

摩擦クラッチ

Info

Publication number
JPH09112571A
JPH09112571A JP8253323A JP25332396A JPH09112571A JP H09112571 A JPH09112571 A JP H09112571A JP 8253323 A JP8253323 A JP 8253323A JP 25332396 A JP25332396 A JP 25332396A JP H09112571 A JPH09112571 A JP H09112571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
diaphragm spring
diaphragm
range
clutch cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8253323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3010430B2 (ja
Inventor
Michael Weiss
ミヒャエル・ヴァイス
Reinhold Weidinger
ラインホルト・ヴァイディンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Sachs AG
Original Assignee
Fichtel and Sachs AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fichtel and Sachs AG filed Critical Fichtel and Sachs AG
Publication of JPH09112571A publication Critical patent/JPH09112571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3010430B2 publication Critical patent/JP3010430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/583Diaphragm-springs, e.g. Belleville
    • F16D13/585Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D2013/703Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members the pressure plate on the flywheel side is combined with a damper
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D2013/706Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members the axially movable pressure plate is supported by leaf springs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】レリーズ荷重が著しく低減し、且つ摩擦クラッ
チの調整を容易に実行することができるように、先行技
術による摩擦クラッチを改良することにある。 【解決手段】 本発明は、接続状態のとき揚起力を加え
ないか又は単に僅かな揚起力を加え、又遮断状態のとき
には大きな揚起力を加える補助ばねを配置してなるダイ
ヤフラムスプリング式摩擦クラッチに関するものであ
る。不都合な公差の場合でも希望するばね特性を達成す
るために、調整可能な止め要素を介して補助ばねのばね
特性が適合可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、自動車の動力伝
達系中の摩擦クラッチであって、内燃機関のフライホイ
ールに固着されてこれと一緒に回転軸線の周りを回転可
能なクラッチカバーと、クラッチカバー内に捩り剛性
に、但し軸方向で変位可能に配置されたプレッシャプレ
ートと、フェーシングを有する、プレッシャプレートと
フライホイールとの間のクラッチディスクと、一方でプ
レッシャプレートで支えられ、他方でクラッチカバーで
支えられて、プレッシャプレートをフライホイールの方
向に負荷して押付け荷重(A) を発生するダイヤフラムス
プリングと、ダイヤフラムスプリングの半径方向内側範
囲に作用するレリーズ装置のレリーズ要素と、フェーシ
ングの摩耗を自動的に補償してダイヤフラムスプリング
の取付位置と押付け荷重(A) とを維持する機構とを含む
ものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記形式の摩擦クラッチは、例えばドイ
ツ特許公報第 39 91 022号により公知である。この特許
公報に記載されたダイヤフラムスプリング式クラッチで
は補助ばね要素が設けられており、その作用はフェーシ
ングの摩耗増加に伴って始まり、又そのばね力はダイヤ
フラムスプリングのばね力とは逆向きである。こうし
て、ダイヤフラムスプリングにおいて摩耗範囲内で代表
的なばね力増強が適切に調節されて、ダイヤフラムスプ
リングから派生する押付け荷重が実質的に一定に留まる
ようにされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、レリ
ーズ荷重が著しく低減し且つ摩擦クラッチの調整を容易
に実行することができるように、先行技術による摩擦ク
ラッチを改良することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は主請求項に示
す発明によって解決される。好ましくは急峻なばね特性
を有して揚起力を支援する隔膜ばね又は皿ばねの使用
と、隔膜ばね又は皿ばねの加える力の強さ及び/又は推
移を確定することのできる少なくとも1個の調整可能な
止め要素の配置とによって、隔膜ばね又は皿ばねのばね
特性の上昇曲線がダイヤフラムスプリングのばね特性の
下降曲線と交差し又は接して自動的接続運動が阻止され
る危険を生じることなく、摩擦クラッチの操作力を顕著
に低減させることが可能となる。調整可能な止め要素に
よって、一方で隔膜ばね又は皿ばねのばね特性の推移に
急峻な基本特性を設け、他方で特性がダイヤフラムスプ
リングの特性からの最低間隔を下まわらない程度に特性
を調節することが可能となる。更に、ばねの特性のばら
つきを補償することができる。
【0005】更に、実質的に固定され又は軸方向で固定
された部材に前記止め要素を調整可能に配置して、隔膜
ばね又は皿ばねの運動空間内に突出させることが提案さ
れる。この場合、基本特性から、調節された特性への移
行を柔らかいものにするために、支持部は止め要素を介
して弾性撓み可能に構成しておくことができる。傾倒円
を形成するためにダイヤフラムスプリングが中央直径部
範囲において支持要素を介してクラッチカバーで支承さ
れて、その半径方向外側範囲でプレッシャプレートに作
用し、且つ半径方向内側にはレリーズ装置によって負荷
されるばね舌片を備えている摩擦クラッチにおいて、隔
膜ばね又は皿ばねがダイヤフラムスプリングとクラッチ
カバーとの間に配置されており、且つその半径方向内側
範囲が、例えばばね舌片の形で、接続状態のとき及び少
なくともレリーズストローク第1範囲にわたって、半径
方向で傾倒円とレリーズ装置の作用範囲との間でばね舌
片に作用し、この直径部範囲内でクラッチカバーに少な
くとも1個の調整可能な止め要素が配置されており、こ
の止め要素が隔膜ばね又は皿ばねをその半径方向内側範
囲において限定して、ダイヤフラムスプリングのばね舌
片に対するその軸方向力を調節することができることが
提案される。提案された調整可能な止め要素によって、
摩擦クラッチ遮断状態範囲のとき隔膜ばね又は皿ばねの
作用を調節して、ダイヤフラムスプリングのばね舌片へ
の作用が著しく低下し又は完全に無くなるようにするこ
とが可能となる。この措置によって、隔膜ばね又は皿ば
ねの公差もダイヤフラムスプリングの公差も考慮するこ
とのできる微調整を行うことができる。これにより、こ
の種のばねに元々存在する比較的大きなばらつきを僅か
な支出で補償することが可能となる。
【0006】その際当然に、多くの場合にばね力推移を
補正するのに十分な止め要素を隔膜ばね又は皿ばねの周
面範囲に1個だけ設けることも可能である。クラッチカ
バーのうち止め要素の配置されている範囲は、ばね耳片
状に撓み可能に構成しておくことができ、これにより原
ばね特性から止め要素によって調節されたばね特性への
移行がスムーズとなる。
【0007】止め要素は、クラッチカバーから折り曲げ
た耳片として形成しておくことができ、該耳片は塑性変
形によって隔膜ばね又は皿ばねに対して調整可能であ
る。この構成は、製造及び倉庫保管の点で特に簡単であ
る。当該種類の摩擦クラッチにおいて、隔膜ばね又は皿
ばねがダイヤフラムスプリングとクラッチカバーとの間
に配置されており、且つ少なくともレリーズストローク
第2範囲内ではその半径方向外側直径部範囲が受け部を
介してクラッチカバーの内壁に当接可能であり、受け部
の直径よりも小さな直径部に少なくとも1個の調整可能
な止め要素が配置されており、該止め要素を介して隔膜
ばね又は皿ばねの当接部を−少なくとも周方向で限定さ
れた範囲内及び少なくともレリーズストローク第1範囲
内で−小さな直径部へと下げることができることが提案
される。該止め要素によって、隔膜ばね又は皿ばねの運
動の間に、隔膜ばね又は皿ばねの有効径を変更する当接
交換をクラッチカバーで行うことができる。これによ
り、摩擦クラッチ内の状況への適合を行ことができるよ
うにするために、特性の曲線を調節することができる。
かかる止め要素によって、特に、弱いレリーズ荷重を調
整するためにレリーズストローク第1範囲内で隔膜ばね
又は皿ばねの特性の曲線を調節することができる。
【0008】当該種類の摩擦クラッチにおいて、更に、
隔膜ばね又は皿ばねがダイヤフラムスプリングとクラッ
チカバーとの間に配置されて、その中央直径部範囲がク
ラッチカバーの周方向条溝で支えられており、且つその
大きな直径部範囲、好ましくはその外側直径部範囲が、
クラッチカバー内に配置される調整可能な止め要素と協
働することが提案される。かかる止め要素の配置によっ
て、レリーズ操作の間に隔膜ばね又は皿ばねの接触径を
小径から大径へと引き上げることが可能となり、これに
より、レリーズストロークの増加に伴って一層扁平なば
ね特性が達成可能となる。柔らかい移行を実現するため
に止め要素と隔膜ばね又は皿ばねとの間にばね要素を、
好ましくは波形ばねとして構成して設けておくことがで
きる。
【0009】前記実施態様におけると同様に、多くの場
合、周面に1個の止め要素を設ければ十分であり、これ
により、既にこの理由からばね特性の比較的柔らかい移
行を達成することができる。周面に、複数の止め要素を
配設する適用事例も確かに存在するであろう。別の有利
な1構成では、隔膜ばね又は皿ばねが−外側直径部範囲
から出発して−半径方向に延びる少なくとも1個のばね
舌片を有し、このばね舌片が、一方で摩擦クラッチ接続
状態のとき隔膜ばね又は皿ばねの反転を防止し、他方で
レリーズストローク第2範囲内ではクラッチカバー内に
配置される少なくとも1個の調整可能な止め要素と協働
する。この配置によって、ダイヤフラムスプリングの特
性との交差を確実に防ぐために、特にレリーズストロー
クの端範囲においてばね特性の推移を扁平にすることが
できる。同時にこの配置は接続状態のとき隔膜ばね又は
皿ばねの反転に備えた安全策として働く。
【0010】ダイヤフラムスプリングが半径方向外側範
囲においてクラッチカバーで支えられ、中央範囲ではプ
レッシャプレートで支えられており、且つ半径方向内側
にはレリーズ装置によって負荷されるばね舌片を備えて
いる摩擦クラッチにおいて、隔膜ばね又は皿ばねがクラ
ッチカバーのダイヤフラムスプリングに背向する外面に
配置されており、且つ少なくともレリーズストローク第
1範囲にわたって半径方向内向きのばね舌片でダイヤフ
ラムスプリングのばね舌片に作用し、プレッシャプレー
トの支持部とレリーズ装置の作用範囲との間の範囲とク
ラッチカバーのこの直径部範囲とに少なくとも1個の調
整可能な止め要素が配置されており、この止め要素が隔
膜ばね又は皿ばねをばね舌片の範囲において限定して、
ばね舌片に対するその軸方向力を調節することができる
ことが提案される。いわゆるプルタイプ摩擦クラッチに
対応したこの構造では、単数又は複数の調整可能な止め
要素でもってレリーズストロークの端範囲において隔膜
ばね又は皿ばねを調節して、ダイヤフラムスプリングに
対するその作用を減らし、両方のばねの特性が交差する
危険を取り除くことが可能となる。これにより隔膜ばね
又は皿ばねの比較的急峻なばね特性を実現することが可
能となり、これにより、弱いレリーズ荷重で摩擦クラッ
チを既に操作することができる。
【0011】更に、当該種類の摩擦クラッチにおいて、
隔膜ばね又は皿ばねがクラッチカバーのダイヤフラムス
プリングに背向する外面に配置されており、且つ少なく
ともレリーズストローク第2範囲内ではほぼその半径方
向外側直径部範囲が受け部を介してクラッチカバーに当
接可能であり、半径方向外側直径部範囲よりも小さな直
径部に少なくとも1個の調整可能な止め要素が配置され
ており、この止め要素を介して隔膜ばね又は皿ばねの当
接部を−少なくとも周方向で限定された範囲内及び少な
くともレリーズストローク第1範囲内では−小さな直径
部へと下げることができることが提案される。この措置
によって、隔膜ばね又は皿ばねのばね特性は、レリーズ
ストロークの増加に伴って特性が益々扁平となるように
調節することができる。
【0012】ばね特性の推移を確定する別の可能性は、
隔膜ばね又は皿ばねが外側にある場合、隔膜ばね又は皿
ばねが中央直径部範囲において受け部を介してクラッチ
カバーの周方向条溝で支えられており、大きな直径部範
囲に少なくとも1個の調整可能な止め要素が設けられて
おり、この止め要素が少なくともレリーズストローク第
2範囲内及び少なくとも周方向で限定された範囲内では
隔膜ばね又は皿ばね用の調整可能な支持部となることに
ある。この場合、隔膜ばね又は皿ばねが付加的に少なく
とも1個の半径方向外向きのばね舌片を有することがで
き、このばね舌片はレリーズストローク第2範囲内で
は、クラッチカバー内に配置される調整可能な止め要素
と協働し、こうしてばね特性の推移を調節することがで
きる。 プルタイプ摩擦クラッチにおいてクラッチカバ
ーの外面に配置される隔膜ばね又は皿ばねが、本発明に
よれば、半径方向内方に延びる2種類のばね舌片部材を
有し、第1部材はダイヤフラムスプリングの個々のばね
舌片間の空隙にそれぞれ入り込み、且つダイヤフラムス
プリングのプレッシャプレートに対向する側で鎖錠機構
を介してばね舌片に接触し、第2部材は周方向でずらさ
れて、ダイヤフラムスプリングの反対側で単数又は複数
のばね舌片に接触する。この第2ばね舌片部材によっ
て、摩擦クラッチ接続状態のとき隔膜ばね又は皿ばねの
反転に備えた簡単な安全策を講じることが可能となる。
【0013】軸方向で移動可能な回転要素と軸方向で移
動可能な非回転要素と軸方向で固定された非回転要素と
を備えたレリーズ装置によって操作されるプッシュタイ
プダイヤフラムスプリング式摩擦クラッチにおいて、隔
膜ばね又は皿ばねがその外径部範囲ではレリーズ装置の
軸方向で固定された非回転要素で支えられ、又−好まし
くはばね舌片を有する−内径部範囲では軸方向で移動可
能な非回転要素で支えられており、軸方向で固定された
非回転要素に少なくとも1個の止め要素が設けられてお
り、この止め要素が調整可能にストロークを制限するた
めに頭部を有して隔膜ばね又は皿ばねに挿通されている
ことが提案される。かかる配置は容易に調整することが
でき、同時に、レリーズベアリングの回転部分をダイヤ
フラムスプリングと常時接触状態に保つのに役立つ。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、幾つかの実施例に基づいて
本発明を詳しく説明する。図1はプッシュタイプダイヤ
フラムスプリング式クラッチの基本構造を示す。回転軸
線6と同軸でクラッチディスク8が捩り剛性で、且つ軸
方向で摺動可能に、図示しない変速機軸で支承されてい
る。クラッチディスク8は、クラッチカバー1とプレッ
シャプレート7とダイヤフラムスプリング9とからなる
プレッシャプレートの一部である。クラッチディスク8
は、内燃機関のクランク軸によって駆動される図示され
ない相手プレッシャプレートに固着されている。この相
手プレッシャプレートは、プレッシャプレート7と同様
に、クラッチディスク8のフェーシングを挟み込むため
に摩擦面を有する。ダイヤフラムスプリング9は中央直
径部で間座ボルト32によってクラッチカバー1に固定さ
れており、すべての間座ボルト32が回転軸線6と同心で
円環を形成し、該円環の周りをダイヤフラムスプリング
9は操作時に揺動可能である。ダイヤフラムスプリング
9は摩耗補償機構24を介してプレッシャプレート7に作
用する。摩耗補償機構24は、クラッチディスク8のフェ
ーシングの摩耗に応じてダイヤフラムスプリング9とプ
レッシャプレート7との間の間隔が再調整されて、ダイ
ヤフラムスプリング9がクラッチカバー1内でその位置
を全摩耗ストロークにわたって維持するようにする。こ
れにより、ダイヤフラムスプリング9がプレッシャプレ
ート7に加える押付け荷重Aは常に一定となる。摩擦ク
ラッチを操作するレリーズ装置11は回転軸線6と同軸で
配置されており、図示しない変速機ケースに例えば強固
にねじ止めされるハウジング13を有する。該ハウジング
13内でピストン36が軸方向で摺動可能に支承されてお
り、該ピストンは例えば液圧レリーズ系によって操作さ
れる。ピストン36がレリーズベアリング12を担持し、非
回転軌道輪がピストン36と強固に結合されており、回転
軌道輪はダイヤフラムスプリング9のばね舌片14に作用
することができる。摩擦クラッチを操作するためにピス
トン36が矢印Aの方向に移動し、これによりばね舌片14
が同じ方向に変位し、ダイヤフラムスプリング9の半径
方向外側範囲は間座ボルト32の範囲の傾倒円の結果逆方
向に移動する。これによりプレッシャプレート7が力を
加えなくなり、クラッチディスク8はフライホイール又
はプレッシャプレートに対して自由に回動することがで
きる。レリーズ装置11の範囲に補助ばねとして隔膜ばね
又は皿ばね15が配置されており、該ばね15は摩擦クラ
ッチ接続状態のとき、揚起方向でダイヤフラムスプリン
グ9のばね舌片14に対して力を加えず又は僅かな力を加
えるだけであり、又摩擦クラッチの完全遮断状態のとき
には大きな揚起力を加えるので、運転者の加えるべき摩
擦クラッチ操作力を著しく低減させることができる。隔
膜ばね又は皿ばね15はその外径部範囲がハウジング13の
受け部33で支えられ、その半径方向内側範囲では−好ま
しくはばね舌片19を介して−ピストン36に作用する。こ
の目的のために、ピストン36にばね舌片19用受け部34が
設けられている。更に、ハウジング13内に少なくとも1
個の止め要素25が設けられており、該止め要素25は調
整可能に構成されて、隔膜ばね又は皿ばね15の中央範
囲に挿通されている。止め要素25の頭部はダイヤフラム
スプリング9に対向する側に配置されている。
【0015】図1に示す摩擦クラッチの機能様式は、図
9を参照にして詳しく説明することができる。図9は、
図1に示す各種ばねのばね特性を示す。この図は、ばね
力とばねストロークとの関係が記されており、図1のレ
リーズベアリング12の左方向へのレリーズストロークの
増加はばねストロークの増加と同一視することができ
る。EBはダイヤフラムスプリング9の取付位置であり、
この取付位置は摩耗補償機構24によって常に一定に保た
れる。この取付位置はダイヤフラムスプリング9のばね
特性Bの下降曲線中に配置されている。このばね特性B
はダイヤフラムスプリングに典型的なものであり、ばね
ストロークが小さくなるにつれて上昇し、ばねストロー
クが大きくなるにつれて下降して極小となる。隔膜ばね
又は皿ばね15は、摩擦クラッチ接続状態のとき取付位置
に応じてできるだけ小さな揚起力がダイヤフラムスプリ
ング9に加わり、レリーズストロークの増加に伴って取
付位置から右方向に急上昇するように、そのばね特性C
が設計され且つ配置されている。この急上昇によって、
基本的に、運転者がなおBとCとの間の差力のみを自分
で加えねばならないことになる。しかしいまやB線とC
線が交差しないように配慮しなければならない。という
のもこの交点以降隔膜ばね又は皿ばね15の力がダイヤフ
ラムスプリング9よりも大きくなって、クラッチが遮断
状態に留まり、後続の接続操作が実行できなくなるであ
ろうからである。この目的のために、隔膜ばね又は皿ば
ね15のばね特性を一層大きなレリーズストロークの範囲
内で調節して、ばね特性C1を発生させ且つ特性Bとの交
点を防止することができるように、止め要素25が周面に
1個又は複数個配設されている。この場合、図9に示す
ように、元々急峻な特性CがC1に相当する円弧に移行す
るようにする単一の止め要素25で間に合わせることも十
分に可能である。図9の残りの特性を次に説明する。特
性C1の値を特性Bの値から引くと特性D1が得られる。こ
れは、クラッチ系全体を剛体と見做す場合に運転者の加
えるべきレリーズ荷重である。しかし例えばクラッチカ
バーが軸方向で弾性を有し、また多くの場合フェーシン
グレジリエンスを有するクラッチディスクが使用される
ので、以下の状況が得られる。フェーシングレジリエン
スのためにクラッチディスク内に最初に設けられる弾性
は特性Eによって表されている。それは、特性Dととも
に取付位置EBでは特性Bの多少下で始まり、それもしか
も取付位置における隔膜ばね又は皿ばね15の残留力に応
じて始まる。特性Eの力は押付け荷重Aとは逆に作用
し、こうして、特性Eと特性Dとの間の差力のみを運転
者が加えればよいようにすることによって運転者を助け
る。こうして摩擦クラッチ用操作力として特性Fが得ら
れる。これは取付位置では0で始まり、フェーシングレ
ジリエンスの完全弛緩後にD1に直接移行する。
【0016】止め要素25を介して隔膜ばね又は皿ばね15
を再調整することによって、一方でダイヤフラムスプリ
ングの比較的大きな公差を補償し、他方で取付位置で急
峻な特性C1を実現することが可能となり、この特性が止
め要素によって変更されて、低い操作力でクラッチの完
璧な機能が実現可能となる。図1の実施変種を図2、図
3が示す。両方の場合とも隔膜ばね又は皿ばね16がクラ
ッチ内に直接に、詳細にはダイヤフラムスプリング9と
クラッチカバー2との間に、配置されている。ばね16は
その外径部がほぼ間座ボルト32の範囲に配置されてお
り、半径方向内側ではダイヤフラムスプリング9のばね
舌片14にまで達している。この範囲にばねはやはりばね
舌片20を備えており、該ばね舌片がばね舌片14に対して
受け部34を形成する。特性を図9のC1に合わせて調節す
るために、図2の事例では止め要素25がクラッチカバー
2内に軸方向で変位可能且つ調整可能に配置されてい
る。該止め要素25は、皿ばね16のプレッシャプレート
7に対向する側に頭部を有し、こうしてレリーズストロ
ークの端範囲でばね16の力の発揮を限定することができ
る。図2から更に明らかとなるように、クラッチカバー
2の止め要素25を備えた範囲は半径方向に延びる切込み
31によってばね耳片30として構成されており、これによ
り止め要素25の作用は急激にではなく漸次的に始まる。
ばね16は、外径部範囲で受け部33を介してクラッチカバ
ー2の内面に接触する。この構成体が少なくとも1個の
別の止め要素27を有し、該止め要素27は、やはりクラ
ッチカバー2内に軸方向で調整可能に配置されて、外径
部よりも小さな直径部にある範囲でばね16に作用するこ
とができる。該止め要素27によって、図9の特性Cの推
移を調節することが可能となる。摩擦クラッチ接続状態
のときばね16の受け部は単数又は複数の止め要素27によ
って一層小さな直径部に下げることができ、この範囲内
にばね16は一層急峻な特性を有する。この場合、操作の
間及びレリーズストロークの増加する間、ばね16の受け
部はその外径部範囲において止め要素27から離れて受け
部33の方へと、一層大きな直径部へと移動する。大抵の
場合1個の止め要素27を配置すれば十分となり、これに
よりこの移行もばね16の偏心負荷によって漸次的に起き
る。
【0017】図3では止め要素26がクラッチカバー2を
折り曲げた耳片となるように構成されており、該止め要
素26の調整は塑性変形によって行われる。かかる構成体
は構造が特に単純であり、後からは−例えば不正に−調
節することがもはやできない。図4〜図6には隔膜ばね
又は皿ばね17の別の態様がさまざまな位置で図示されて
いる。図4は、図10の取付位置に相当する接続位置に一
致し、図5は半レリーズストロークにほぼ一致し、図6
は最大レリーズストロークを有する完全遮断位置に一致
する。この構成ではばね17は、中央直径部範囲において
クラッチカバー3の内面の受け部33で支えられるように
配置されている。半径方向内側にばね17がばね舌片20を
備えており、該ばね舌片(20)はダイヤフラムスプリ
ング9のばね舌片14の外面に接触する。クラッチカバー
3内に2種類の止め要素27、28が半径方向で重ねて調整
可能に配置されており、それぞれの種類の少なくとも1
個が設けられている。調整要素27は、ばね17の外径部範
囲に配置されており、ばね17はこの外径部から出発して
半径方向外向きのばね舌片23を有する。該ばね舌片23
は、図4に示す接続状態のとき、該ばね舌片23がやはり
ダイヤフラムスプリング9に接触することによって、ば
ね17が間違って無効位置に反転することのないようにす
る。レリーズ操作の間、ばね17は外側直径部範囲におい
て止め要素27の方向に移動し、この止め要素27の適宜な
調整によって一層大きなレリーズストロークの範囲にお
いてそこに当接することができ、これにより、元々急峻
なばね特性が一層扁平な推移に移行する。止め要素27と
ばね17との間に別の弾性要素が、例えば同軸で回転する
波形ばね29の形で設けられていると有利であることが判
明した。受け部33からばね29へのこの当接変更の効果を
図10が示す。Cに相当するばね17の元々急峻なばね特性
は、取付位置範囲内ではできるだけ小さな正の値を有
し、その他では真に急峻に推移するように設計されてい
る。33から29への当接変更によって特性Cは、一層扁平
に推移する特性C1に移行する。特性Bとの交点を防止す
るために別の止め要素28が設けられており、該止め要素
はやはり調整可能にクラッチカバー3内に配置されて、
半径方向外向きのばね舌片23と協働する。これらの止め
要素28によって、ばね特性を曲線C2とすることが可能と
なる。これにより、その他の事情が同じ場合、運転者の
操作力Fはきわめて小さなものとなる。
【0018】図7に示す摩擦クラッチはいわゆるプルタ
イプクラッチとして構成されている。この構成ではダイ
ヤフラムスプリング10がその外径部範囲においてクラッ
チカバー4で支えられ、小さな直径部では摩耗補償機構
24の部材を介してプレッシャプレート7で支えられる。
半径方向内向きばね舌片14がレリーズ装置によって負荷
され、このレリーズ装置はばね舌片を矢印Aとは逆方向
に移動させる。クラッチカバー4の外面に配置される隔
膜ばね又は皿ばね18はその外径部範囲が受け部33を介し
てクラッチカバーに当接し、半径方向内向きばね舌片21
をダイヤフラムスプリング10のばね舌片14の空隙内に通
して、裏面で例えば同軸回転リング35によって係止され
ている。該リング35は、この場合ダイヤフラムスプリ
ング10に対するばね18の受け部34を形成する。ばね18は
やはり付勢されていて、摩擦クラッチ接続状態のとき矢
印Aとは逆方向にダイヤフラムスプリング10に対して揚
起力を加えないか又は僅かな揚起力を加えるだけであ
り、レリーズストロークの増加に伴ってこの揚起力を強
めることになる。接続状態のときばね18の反転する危険
が生じないように、別のばね舌片22が周面に配設されて
おり、これらのばね舌片はダイヤフラムスプリング10の
ばね舌片14の外面で支えられ、こうして接続状態のとき
にもばね18をダイヤフラムスプリング10に対して固定す
る。クラッチカバー4内に2個の止め要素25又は27が半
径方向で重ねて配置されており、これらの止め要素によ
ってばね18のばね特性に影響を及ぼすことができる。こ
の場合、止め要素27は、ばね18の外径部でクラッチカバ
ー4に設けられる受け部33よりも小さな直径部に配置さ
れている。該止め要素27によってばね18の当接変更を、
それもしかも小さな直径部から大きな直径部へと、実行
することができ、ばね特性は元々の急峻な推移から一層
扁平な推移にすることができる。半径方向で止め要素27
の内側にある止め要素25によって、レリーズストローク
の端範囲内でばね18を支えることが可能となり、図9に
示すB特性とC特性との間の交点が確実に防止される。
【0019】図8は図7の変形態様を示しており、この
場合隔膜ばね又は皿ばね18は中央直径部が受け部33を介
してクラッチカバー5に接触し、止め要素27又は28は半
径方向外側に配置されている。この場合単数又は複数の
止め要素27を介して、レリーズ操作の間に一層大きな直
径部の方へとばね18の当接変更を行うことができ、これ
によりばね18のばね特性が扁平となる。更に、ばね18は
少なくとも1個の半径方向外向きのばね舌片23を備えて
おり、該ばね舌片(23)はクラッチカバー5内の止め
要素28と協働することができる。止め要素28はばね18の
ばね特性の端範囲内で、つまりほぼ遮断状態のとき、図
9のB特性とC1特性が接近しないか又はまったく交差す
ることのないようにする。図8の摩擦クラッチの残りの
要素は図7のものと一致する。ダイヤフラムスプリング
10とプレッシャプレート7との間に摩耗補償機構24が設
けられている。更に、ばね18が半径方向内側に2種類の
ばね舌片21又は22を備えており、これらのばね舌片はダ
イヤフラムスプリング10のばね舌片14との確実な結合を
実現する。
【0020】
【発明の効果】以上のように、好ましくは急峻なばね特
性を有して揚起力を支援する隔膜ばね又は皿ばねの使用
と、隔膜ばね又は皿ばねの加える力の強さ及び/又は推
移を確定することのできる少なくとも1個の調整可能な
止め要素とを設ける構成としたので、隔膜ばね又は皿ば
ねのばね特性の上昇曲線がダイヤフラムスプリングのば
ね特性の下降曲線と交差し又は接して自動的接続運動が
阻止される危険を生じることなく、摩擦クラッチの操作
力を顕著に低減させることが可能となる。調整可能な止
め要素によって、一方で隔膜ばね又は皿ばねのばね特性
の推移に急峻な基本特性を設け、他方で特性がダイヤフ
ラムスプリングの特性からの最低間隔を下まわらない程
度に特性を調節することが可能となる。更に、ばねの特
性のばらつきを補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レリーズ装置を有する摩擦クラッチの上半分の
縦断面図である。
【図2】プッシュタイプダイヤフラムスプリング式クラ
ッチの実施態様を示す。
【図3】プッシュタイプダイヤフラムスプリング式クラ
ッチの実施態様を示す。
【図4】プッシュタイプダイヤフラムスプリング式クラ
ッチの実施態様を示す。
【図5】プッシュタイプダイヤフラムスプリング式クラ
ッチの実施態様を示す。
【図6】プッシュタイプダイヤフラムスプリング式クラ
ッチの実施態様を示す。
【図7】プルタイプダイヤフラムスプリング式クラッチ
の実施例を示す。
【図8】プルタイプダイヤフラムスプリング式クラッチ
の実施例を示す。
【図9】ダイヤフラムスプリング及び隔膜ばね又は皿ば
ねのばね特性と止め要素の作用とを示す。
【図10】ダイヤフラムスプリング及び隔膜ばね又は皿
ばねのばね特性と止め要素の作用とを示す。
【符号の説明】
1 クラッチカバー 2 クラッチカバー 3 クラッチカバー 4 クラッチカバー 5 クラッチカバー 6 回転軸線 7 プレッシャプレート 8 クラッチディスク 9 ダイヤフラムスプリング 10 ダイヤフラムスプリング 11 レリーズ装置 12 レリーズベアリング 13 ハウジング 14 ばね舌片 15 皿ばね 16 皿ばね 17 皿ばね 18 皿ばね 19 ばね舌片 20 ばね舌片 21 第一部材 22 第二部材 23 ばね舌片 24 摩擦補償機構 25 止め要素 26 止め要素 27 止め要素 28 止め要素 29 波形バネ 30 ばね耳片 31 切り込み 32 間座ボルト 33 当接面 34 受け部 35 リング 36 ピストン

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の動力伝達系中の摩擦クラッチで
    あって、内燃機関のフライホイールに固着されてこれと
    一緒に回転軸線(6) の周りを回転可能なクラッチカバー
    (1〜5)と、クラッチカバー(1〜5)内に捩り剛性で、且つ
    軸方向で変位可能に配置されたプレッシャプレート(7)
    と、フェーシングを有する、プレッシャプレート(7) と
    フライホイールとの間のクラッチディスク(8) と、一方
    でプレッシャプレート(7) で支えられ、他方でクラッチ
    カバー(1〜5)で支えられて、プレッシャプレート(7) を
    フライホイールの方向に負荷して押付け荷重(A) を発生
    するダイヤフラムスプリング(9,10)と、ダイヤフラムス
    プリング(9,10)の半径方向内側範囲に作用するレリーズ
    装置(11)のレリーズ要素(12)と、フェーシングの摩耗を
    自動的に補償してダイヤフラムスプリング(9,10)の取付
    位置と押付け荷重(A) とを維持する機構(24)と、好まし
    くは急峻なばね特性を有し、プレッシャプレート・レリ
    ーズ装置の操作連鎖の内部で一方で固定部材又は軸方向
    固定部材(2〜5、13)で支えられ、他方で別の部材(9,1
    0,12) で支えられ、摩擦クラッチ接続時には揚起力を加
    えず又は僅かに加えるだけであり、又レリーズストロー
    クの増加時にはそれに応じて強まる揚起力を加える隔膜
    ばね又は皿ばね(15〜18)とを含み、隔膜ばね又は皿ば
    ね(15〜18)の加える力の強さ及び/又は推移を確定す
    ることのできる少なくとも1個の調整可能な止め要素
    (25〜28)が設けられている、摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 実質的に固定され又は軸方向で固定され
    た部材(2,3,4,13)に前記止め要素が調整可能に配置され
    て、隔膜ばね又は皿ばね(15〜18)の運動空間内に突出
    することを特徴とする、請求項1に記載の摩擦クラッ
    チ。
  3. 【請求項3】 隔膜ばね又は皿ばね(16, 17)の支持部が
    前記止め要素(25, 27)を介して弾性撓み可能(28, 30)に
    構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の摩
    擦クラッチ。
  4. 【請求項4】 傾倒円を形成するためにダイヤフラムス
    プリングが中央直径部範囲において支持要素を介してク
    ラッチカバーで支承されて、その半径方向外側範囲でプ
    レッシャプレートに作用し、且つ半径方向内側にはレリ
    ーズ装置によって負荷されるばね舌片を備えているもの
    において、隔膜ばね又は皿ばね(16)がダイヤフラムスプ
    リング(9) とクラッチカバー(2) との間に配置されてお
    り、且つその半径方向内側範囲が、例えばばね舌片(19,
    20)の形で、接続状態のとき及び少なくともレリーズス
    トローク第1範囲にわたって、半径方向で傾倒円(32)と
    レリーズ装置の作用範囲との間でばね舌片(14)に作用
    し、この直径部範囲内でクラッチカバー(2) に少なくと
    も1個の調整可能な止め要素(25, 26)が配置されてお
    り、該止め要素(25、26)が隔膜ばね又は皿ばね(1
    6)をその半径方向内側範囲において限定して、ダイヤフ
    ラムスプリング(9) のばね舌片(14)に対するその軸方向
    力を調節することができることを特徴とする、請求項2
    又は3に記載の摩擦クラッチ。
  5. 【請求項5】 クラッチカバー(2) のうち止め要素(25)
    の配置されている範囲が、好ましくは止め要素(25)の両
    側に配置されてクラッチカバー(2) の半径方向内縁から
    半径方向外側へと延びる切込み(31)によって、ばね耳片
    状(30)に撓み可能に構成されていることを特徴とする、
    請求項4に記載の摩擦クラッチ。
  6. 【請求項6】 止め要素(26)がクラッチカバー(2) から
    折り曲げた耳片として形成されており、該耳片が塑性変
    形によって隔膜ばね又は皿ばね(16)に対して調整可能で
    あることを特徴とする、請求項4に記載の摩擦クラッ
    チ。
  7. 【請求項7】 傾倒円を形成するためにダイヤフラムス
    プリングが中央直径部範囲において支持要素を介してク
    ラッチカバーで支承されて、その半径方向外側範囲でプ
    レッシャプレートに作用し、且つ半径方向内側にはレリ
    ーズ装置によって負荷されるばね舌片を備えているもの
    において、隔膜ばね又は皿ばね(16)がダイヤフラムスプ
    リング(9) とクラッチカバー(2) との間に配置されてお
    り、且つ少なくともレリーズストローク第2範囲内では
    その半径方向外側直径部範囲が受け部(33)を介してクラ
    ッチカバー(2) の内壁に当接可能であり、受け部(33)の
    直径よりも小さな直径部に少なくとも1個の調整可能な
    止め要素(27)が配置されており、該止め要素(27)を
    介して隔膜ばね又は皿ばね(16)の当接部を−少なくとも
    周方向で限定された範囲内及び少なくともレリーズスト
    ローク第1範囲内で−小さな直径部へと下げることがで
    きることを特徴とする、請求項2、3に記載の摩擦クラ
    ッチ。
  8. 【請求項8】 傾倒円を形成するためにダイヤフラムス
    プリングが中央直径部範囲において支持要素を介してク
    ラッチカバーで支承されて、その半径方向外側範囲でプ
    レッシャプレートに作用し、且つ半径方向内側にはレリ
    ーズ装置によって負荷されるばね舌片を備えているもの
    において、隔膜ばね又は皿ばね(17)がダイヤフラムスプ
    リング(9) とクラッチカバー(3) との間に配置されて、
    その中央直径部範囲がクラッチカバー(3) の周方向条溝
    (当接部33)で支えられており、且つ大きな直径部範
    囲、好ましくはその外側直径部範囲が、クラッチカバー
    (3) 内に配置される調整可能な止め要素(27)と協働する
    ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の摩擦クラッ
    チ。
  9. 【請求項9】 隔膜ばね又は皿ばね(17)と止め要素(27)
    との間にばね要素(29)が、好ましくは波形ばねとして構
    成して、配置されていることを特徴とする、請求項8に
    記載の摩擦クラッチ。
  10. 【請求項10】 隔膜ばね又は皿ばね(17)が−外側直径
    部範囲から出発して−半径方向に延びる少なくとも1個
    のばね舌片(23)を有し、該ばね舌片(23)が、一方で
    摩擦クラッチ接続状態のとき隔膜ばね又は皿ばね(17)の
    反転を防止し、他方でレリーズストローク第2範囲内で
    は、クラッチカバー(3) 内に配置される少なくとも1個
    の調整可能な止め要素(28)と協働することを特徴とす
    る、請求項8に記載の摩擦クラッチ。
  11. 【請求項11】 ダイヤフラムスプリングが半径方向外
    側範囲においてクラッチカバーで支えられ、中央範囲で
    はプレッシャプレートで支えられており、且つ半径方向
    内側にはレリーズ装置によって負荷されるばね舌片を備
    えているものにおいて、隔膜ばね又は皿ばね(18)がクラ
    ッチカバー(4) のダイヤフラムスプリング(10)に背向す
    る外面に配置されており、且つ少なくともレリーズスト
    ローク第1範囲にわたって半径方向内向きのばね舌片(2
    1)でダイヤフラムスプリング(10)のばね舌片(14)に作用
    し、プレッシャプレート(7) の支持部とレリーズ装置の
    作用範囲との間の範囲とクラッチカバー(4) のこの直径
    部範囲とに少なくとも1個の調整可能な止め要素(25)が
    配置されており、該止め要素(25)が隔膜ばね又は皿
    ばね(18)をばね舌片(21)の範囲において限定して、ばね
    舌片(14)に対するその軸方向力を調節することができる
    ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の摩擦クラッ
    チ。
  12. 【請求項12】 ダイヤフラムスプリングが半径方向外
    側範囲においてクラッチカバーで支えられ、中央範囲で
    はプレッシャプレートで支えられており、且つ半径方向
    内側にはレリーズ装置によって負荷されるばね舌片を備
    えているものにおいて、隔膜ばね又は皿ばね(18)がクラ
    ッチカバー(4) のダイヤフラムスプリング(10)に背向す
    る外面に配置されており、且つ少なくともレリーズスト
    ローク第2範囲内ではほぼその半径方向外側直径部範囲
    が受け部(33)を介してクラッチカバー(4) に当接可能で
    あり、半径方向外側直径部範囲よりも小さな直径部に少
    なくとも1個の調整可能な止め要素(27)が配置されてお
    り、該止め要素(27)を介して隔膜ばね又は皿ばね(1
    8)の当接部を−少なくとも周方向で限定された範囲内及
    び少なくともレリーズストローク第1範囲内で−小さな
    直径部へと下げることができることを特徴とする、請求
    項2又は3に記載の摩擦クラッチ。
  13. 【請求項13】 ダイヤフラムスプリングが半径方向外
    側範囲ではクラッチカバーで支えられ、中央範囲ではプ
    レッシャプレートで支えられており、且つ半径方向内側
    にはレリーズ装置によって負荷されるばね舌片を備えて
    いるものにおいて、隔膜ばね又は皿ばね(18)がクラッチ
    カバー(5) のダイヤフラムスプリング(10)に背向する外
    面に配置され、中央直径部範囲では受け部(33)を介して
    クラッチカバー(5) の周方向条溝で支えられ、且つ大き
    な直径部範囲では−少なくともレリーズストローク第2
    範囲内及び少なくとも周方向で限定された範囲内で−少
    なくとも1個の調整可能な止め要素(27)と協働すること
    を特徴とする、請求項2又は3に記載の摩擦クラッチ。
  14. 【請求項14】 隔膜ばね又は皿ばね(18)に少なくとも
    1個の半径方向外向きのばね舌片(23)が配置されてお
    り、該ばね舌片(23)がレリーズストローク第2範囲
    内では、クラッチカバー(5) 内に配置される調整可能な
    止め要素(28)と協働することを特徴とする、請求項13に
    記載の摩擦クラッチ。
  15. 【請求項15】 隔膜ばね又は皿ばね(18)の半径方向内
    向きばね舌片が2種類の部材からなり、第1部材(21)が
    ダイヤフラムスプリング(10)の個々のばね舌片(14)間の
    空隙にそれぞれ入り込み、且つダイヤフラムスプリング
    (10)のプレッシャプレート(7) に対向する側で鎖錠機構
    (リング35)を介してばね舌片(14)に接触し、第2部材
    (22)は周方向でずらされて、ダイヤフラムスプリング(1
    0)の反対側で、反転に備えて固定するために単数又は複
    数のばね舌片(14)に接触することを特徴とする、請求項
    11〜14に記載の摩擦クラッチ。
  16. 【請求項16】 軸方向で移動可能な回転要素と軸方向
    で移動可能な非回転要素と軸方向で固定された非回転要
    素とを備えたレリーズ装置によって操作されるプッシュ
    タイプダイヤフラムスプリングを有するものにおいて、
    隔膜ばね又は皿ばね(15)がその外径部範囲ではレリーズ
    装置(11)の軸方向で固定された非回転要素(13)で支えら
    れ、又−好ましくはばね舌片(19)を有する−内径部範囲
    では軸方向で移動可能な非回転要素(36)で支えられてお
    り、軸方向で固定された非回転要素(13)に少なくとも1
    個の止め要素(25)が設けられており、該止め要素(2
    5)が調整可能にストロークを制限するために頭部を有
    して隔膜ばね又は皿ばね(15)に挿通されていることを特
    徴とする、請求項2又は3に記載の摩擦クラッチ。
JP8253323A 1995-09-26 1996-09-25 摩擦クラッチ Expired - Fee Related JP3010430B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE195-35-712-4 1995-09-26
DE19535712A DE19535712C1 (de) 1995-09-26 1995-09-26 Reibungskupplung im Antriebsstrang eines Kraftfahrzeuges

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09112571A true JPH09112571A (ja) 1997-05-02
JP3010430B2 JP3010430B2 (ja) 2000-02-21

Family

ID=7773180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8253323A Expired - Fee Related JP3010430B2 (ja) 1995-09-26 1996-09-25 摩擦クラッチ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5758756A (ja)
JP (1) JP3010430B2 (ja)
BR (1) BR9603913A (ja)
DE (1) DE19535712C1 (ja)
FR (1) FR2739160B1 (ja)
GB (1) GB2305698B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170122669A (ko) * 2016-04-27 2017-11-06 발레오 앙브라이아쥐 특히 자동차용의 클러치 장치용 어셈블리

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2756892B1 (fr) * 1996-12-05 1999-02-19 Valeo Embrayage a friction a faible effort de debrayage
FR2764015B1 (fr) * 1997-05-30 1999-08-06 Valeo Mecanisme d'embrayage pour embrayage a friction
FR2764020B1 (fr) * 1997-05-30 1999-08-06 Valeo Mecanisme d'embrayage pour embrayage a friction a faible effort de debrayage
DE19736557C5 (de) * 1997-08-22 2004-05-06 Daimlerchrysler Ag Reibungskupplung, insbesondere für Kraftfahrzeuge
ES2192119B1 (es) * 1997-12-09 2005-02-01 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg. Embrague de friccion.
GB2341651B (en) 1998-07-16 2003-03-26 Mannesmann Sachs Ag Friction clutch for a motor vehicle
FR2804186B1 (fr) * 2000-01-25 2002-04-26 Valeo Embrayage a friction a dispositif de rattrapage d'usure des garnitures de frictions, notamment pour vehicule automobile
JP4873336B2 (ja) * 2001-02-27 2012-02-08 シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 摩擦クラッチ
DE10330165A1 (de) * 2003-07-04 2005-01-20 Daimlerchrysler Ag Reibungskupplung, insbesondere für Kraftfahrzeuge
ATE515646T1 (de) * 2006-09-16 2011-07-15 Schaeffler Technologies Gmbh Anordnung zur betätigung einer kupplung
EP1930611A1 (de) * 2006-12-07 2008-06-11 LuK Lamellen und Kupplungsbau Beteiligungs KG Reibungskupplung
JP5340294B2 (ja) 2007-09-24 2013-11-13 シェフラー テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 摩擦クラッチ
DE102008044046B4 (de) * 2007-12-22 2022-06-09 Zf Friedrichshafen Ag Druckplattenbaugruppe, insbesondere für eine Reibungskupplung mit automatischem Verschleißausgleich
AU2009206663A1 (en) * 2008-01-24 2009-07-30 745 Llc Method and apparatus for stringed controllers and/or instruments
DE102009004718B4 (de) * 2008-01-28 2015-10-29 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Kupplungsaggregat mit einer gegenüber einem Gehäuse zentrierten Tellerfeder
DE102009000705A1 (de) * 2009-02-09 2010-08-12 Zf Friedrichshafen Ag Druckplattenbaugruppe für eine Reibungskupplung
DE102009020289A1 (de) * 2009-05-07 2010-11-11 Zf Friedrichshafen Ag Druckplattenbaugruppe für eine Reibungskupplung
DE102010028538B4 (de) * 2010-05-04 2020-09-03 Zf Friedrichshafen Ag Kupplungsbaugruppe mit Verschleißausgleich
FR2994237B1 (fr) * 2012-08-03 2015-07-03 Valeo Embrayages Mecanisme d'embrayage, notamment pour vehicule automobile
WO2014194902A1 (de) * 2013-06-06 2014-12-11 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Selbstnachstellende kupplung ohne sensorfeder mit gezielter nachstellung im zweiten regelpunkt
DE102013214372A1 (de) * 2013-07-23 2015-01-29 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Reibungskupplungseinrichtung
CN105917132B (zh) * 2014-01-17 2019-04-16 舍弗勒技术股份两合公司 具有用于减小磨损区域上的分离力升高的螺旋弹簧的耦合装置
IN2015DE00013A (ja) * 2014-01-30 2015-08-07 Valeo Embrayages
FR3016941B1 (fr) * 2014-01-30 2016-01-22 Valeo Embrayages Mecanisme d'embrayage a rondelle d'assistance jonc a pattes d'assistances etagees
CN106536957B (zh) * 2014-05-09 2019-06-11 法雷奥平华有限公司 双离合器组件
DE102014215581A1 (de) * 2014-08-06 2016-02-11 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Deckelanordnung für eine Reibungskupplung
DE102014221201A1 (de) * 2014-10-20 2016-04-21 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Rücksystem für eine Reibkupplung mit Glättungsfeder
EP3277971B1 (de) * 2015-04-02 2019-10-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Reibkupplung mit einer rotationsachse zum lösbaren verbinden einer abtriebswelle mit einem verbraucher
JP6514411B2 (ja) * 2016-08-31 2019-05-15 エイティーエス株式会社 クラッチ装置
CN110998116B (zh) * 2017-08-08 2021-08-17 舍弗勒技术股份两合公司 具有板簧的自增强摩擦离合器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771476A (ja) * 1993-07-16 1995-03-17 Fichtel & Sachs Ag 摩擦クラッチ

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB943039A (en) * 1961-02-28 1963-11-27 Kurt Haeussermann Clutch, in particular for road vehicles
JPS58157030U (ja) * 1982-04-15 1983-10-20 株式会社大金製作所 クラツチカバ−組立体
WO1990002887A1 (en) * 1988-09-02 1990-03-22 Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho Pull type clutch cover assembly
DE3991022T1 (de) * 1988-09-02 1990-08-30 Daikin Mfg Co Ltd Kupplungsabdeckungsausbildung fuer eine zugkupplung
JP2564888Y2 (ja) * 1992-04-06 1998-03-11 株式会社エクセディ クラッチカバー組立体
RU2166679C2 (ru) * 1993-05-26 2001-05-10 Лук Ламеллен унд Купплюнгсбау ГмбХ Фрикционное сцепление
DE19510905A1 (de) * 1994-03-29 1995-10-05 Luk Lamellen & Kupplungsbau Reibungskupplung
GB2296541B (en) * 1994-12-24 1999-01-06 Fichtel & Sachs Ag Friction clutch
JP3086847B2 (ja) * 1994-12-24 2000-09-11 マンネスマン ザックス アクチエンゲゼルシャフト クラッチ解除力を補助するための補助ばねを有する摩擦クラッチ
DE29508091U1 (de) * 1994-12-24 1995-07-20 Fichtel & Sachs Ag Reibungskupplung mit Hilfsfeder zur Unterstützung der Ausrückkraft

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771476A (ja) * 1993-07-16 1995-03-17 Fichtel & Sachs Ag 摩擦クラッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170122669A (ko) * 2016-04-27 2017-11-06 발레오 앙브라이아쥐 특히 자동차용의 클러치 장치용 어셈블리

Also Published As

Publication number Publication date
GB2305698A8 (en) 1997-05-28
US5758756A (en) 1998-06-02
GB9619917D0 (en) 1996-11-06
GB2305698A (en) 1997-04-16
DE19535712C1 (de) 1996-10-31
FR2739160A1 (fr) 1997-03-28
JP3010430B2 (ja) 2000-02-21
GB2305698B (en) 1999-05-12
BR9603913A (pt) 1998-06-09
FR2739160B1 (fr) 1999-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09112571A (ja) 摩擦クラッチ
US4228883A (en) Automatic wear adjuster for Belleville spring clutches
JP2969564B2 (ja) 捩れ振動減衰器
EP1132638A2 (en) Automatically adjusting friction torque device
EP3460280A1 (en) Clutch unit
GB2287994A (en) Friction clutch
US10788082B2 (en) Transmission clutch including locking torsion spring
JPH08232980A (ja) 遮断力を補助するための補助ばねを有する摩擦クラッチ
US20040238307A1 (en) Multiple clutch system, particularly a double clutch system
JPH1047374A (ja) 摩擦クラッチ
US10814749B2 (en) Clutch unit
CN107314053B (zh) 用于尤其用于机动车辆的离合器装置的组件
US6264019B1 (en) Clutch cover assembly
GB2292596A (en) Clutch plate
EP0795695B1 (en) Clutch cover assembly with a wear compensation mechanism
US5823311A (en) Flywheel, in particular for motor vehicles
GB2284247A (en) Torsional vibration damper
US20040118655A1 (en) Torque transmission arrangement
US5934429A (en) Automatically adjusting friction clutch with cam locating fingers
US5501312A (en) Clutch assembly cone spring having wear protection means
JPH0882331A (ja) ダイヤフラムスプリングクラッチ
US6325193B1 (en) Friction clutch with an adjustment limiting device
GB2125934A (en) A friction clutch
US6427821B1 (en) Clutch assembly of automatic transmission
JP4254303B2 (ja) 車両用摩擦クラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees