JPH09103231A - 屠殺獣の処理装置及び処理方法 - Google Patents

屠殺獣の処理装置及び処理方法

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JPH09103231A
JPH09103231A JP8206044A JP20604496A JPH09103231A JP H09103231 A JPH09103231 A JP H09103231A JP 8206044 A JP8206044 A JP 8206044A JP 20604496 A JP20604496 A JP 20604496A JP H09103231 A JPH09103231 A JP H09103231A
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Japan
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carrier
support
meat
conveyor
carcass
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JP8206044A
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English (en)
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Alberthus Theodoru Cornelissen
テオドラス ヨハナス ヨーザフ コルネリセン アルベルタス
Adrianus Josephus V Nieuwelaar
ヨセフス ファン デン ニウェラール アドリアナス
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Stork PMT BV
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Stork PMT BV
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Publication date
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    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0053Transferring or conveying devices for poultry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0023Dividing poultry
    • A22C21/003Filleting poultry, i.e. extracting, cutting or shaping poultry fillets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0046Support devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0092Skinning poultry or parts of poultry

Abstract

(57)【要約】 【課題】 採肉工具を移動させる制御システムが複雑さ
をなくすことにより不具合いが少なく、頻繁にメンテナ
ンスを行う必要のない屠殺獣の処置装置が提供される。
また、はい地上の柔軟性を有する天井コンベヤ及び処理
ステーションが提供される 【解決手段】 屠殺獣若しくは其の一部分を処理するた
めの装置及び方法に於いて、屠殺獣若しくはその一部分
は、天井コンベヤに接続された搬送体の支持体に載せて
搬送される。該支持体には、屠殺獣若しくは其の一部分
を固定するための装置が設けられている。搬送体は、本
質的に固定された採肉工具を通過して搬送され、他方ス
イベル装置が設けられた搬送体の支持体は、制御装置に
よって回転することができ、該制御装置は、採肉工具で
採肉工程を行うために、採肉工具間を通過する間に、ス
イベル装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屠殺獣の処理装置
及び処理方法に関する。該装置は、天井コンベヤに接続
された搬送体からなり、屠殺獣の少なくとも一部分、特
に屠殺家禽の前半部分若しくは其の一部分を搬送する為
の支持体を有している。該支持体には、屠殺獣若しくは
其の一部を該支持体に固定するための手段が設けられて
いる。
【0002】
【従来の技術】上記搬送体としては、ドイツ特許出願明
細書第4,008,719号明細書に知られるものがあ
る。家禽の前半部分は、(図示されていない)クランプ
手段により搬送体にクランプされている。該搬送体は、
天井コンベヤに固定的に接続された本質的にコーン形の
支持体を有しており、コンベヤン沿って採肉を行うた
め、家禽の前半部分は、支持体上で胸側を下にされて、
皮むき、肉の引き外し及び取り出しの多くの処理ステー
ション内を搬送される。このため種々の処理ステーショ
ンに、カッター、スクレーパーといった皮むき及び採肉
用の工具が設けられており、これらの工具は、支持体の
移動に同調する形で(より詳しくは図示されない態様
で)前半部分に対し相対的に移動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術の欠点
は、採肉工具を移動させる制御システムが複雑なことで
ある。このためこの採肉装置は、不具合いを起こしやす
く、頻繁にメンテナンスを行う必要があった。さらに正
しいタイミングで採肉工具を移動させるためには、処理
ステーション内を移動している支持体の位置を正確に把
握することが必要であるが、これはコストを増大させる
要因となっていた。他方、支持体の通路に沿って工具、
例えば前半部分の皮を剥くためのローラ等を固定状態で
配置するので、最適な状態で処理を行うことができなか
った。他の欠点としては、天井コンベヤ及び処理ステー
ションが、配置上の融通がきかない点である。即ち、採
肉装置の経路に柔軟性を持たせることができなかった。
【0004】本発明の目的は、上記欠点を解消すること
にある。本目的を達成するために本発明に係る装置は、
搬送体が天井コンベヤの軌道に沿って設けられる制御装
置と協動して支持体を回動することのできるスイベル装
置を備えることを特徴としている。搬送体をこのような
設計とすることで、採肉工具及び皮むき装置を本質的に
静止した状態で配置することができ、また天井コンベヤ
に対して本質的に平行に延びる一般的な通路のみなら
ず、皮剥き及び採肉工具に対しても、支持体を屠殺獣若
しくはその一部分を載置した状態で移動することができ
るので、最適な状態の所望の処理工程が得られる。
【0005】従来技術に於いては、固定された通路を移
動する支持体に沿って固定された状態で処理装置を配置
していたので、多くの場合これらを最適な技術的設計と
することができなかった。というのも、駆動装置等の幾
つかの部材は、屠殺獣の通路を移動することができない
からである。これに関する例として、上述したドイツ特
許出願第4,008,719号に示される皮剥き装置が
ある。この装置の駆動装置は、非常に軽いものとしなけ
ればならなかった。本発明に係る搬送体の支持体は、回
動することができるので、屠殺獣が処理装置の部材に接
触しないようにすることを簡単に行うことができ、よっ
て処理装置を最適な構成を有するものととすることがで
きる。
【0006】
【課題を解決するための手段】好適に実施態様に於いて
スイベル装置は、支持体を鉛直平面内で回動することが
できるようにされている。実際、このように回動させる
ことは簡単に行うことができるのみならず、採肉工程を
行う上で適切であることが判っている。しかし支持体が
水平面内で回動することができるよう、若しくは、水平
及び鉛直を組み合わせた回動運動を行うことができるよ
うに、スイベル装置を設計して、採肉工程を最適な状態
で行うようにすることも可能である。
【0007】好適には搬送体は、軸線が本質的に天井コ
ンベヤの搬送方向に対して直角に延びる少なくとも一つ
のローラ若しくはピンを備えている。このようなローラ
若しくはピンは、スイベル装置を駆動するため、又は移
動している搬送体を安定的にするために、天井コンベヤ
の通路に沿って簡単に操作若しくは案内することができ
る。前者の場合に於いては、前述の少なくとも一つのロ
ーラ若しくはピンが、スイベル装置の一部を形成し、ま
た該少なくとも一つのピン若しくはローラは支持体を回
動させるための制御装置によって、軸線方向に対して本
質的に直角に移動することができ、他方搬送体は、ロー
ラ若しくはピンを収容し作動させる湾曲スロットが設け
られた制御装置と協動することができる。後者場合に於
いて、好ましくは搬送体は、ベアリングが固定的に設け
られた、若しくは直接固定された少なくとも2つのロー
ラ又はピンをそれぞれ備えており、他方制御装置には搬
送体を安定的にするためのローラ若しくはピンを収容す
る少なくとも一つのスロットが設けられている。
【0008】便宜、且つ廉価な実施態様に於いて支持体
は、搬送体に対して第1地点で回動可能に接続されてお
り、スイベル装置のローラ若しくはピンは、レバーに接
続されている。該レバーは、支持体に対して回動可能に
第2地点で接続されている。この第2地点は、第1地点
と異なるものである。この実施態様は特に、支持体を鉛
直平面内で回動させる場合に適する。この場合ヒンジの
軸線は、本質的に水平となっており、天井コンベヤの搬
送方向に対して直角となっている。
【0009】好適に実施態様に於いて支持体は、本質的
に細長となっており、該支持体の一方の端部は、天井コ
ンベヤの搬送方向に、若しくはこれに対して直角に向き
を設けることも可能である。こうして該端部は、上向き
にも下向きにも回動させることが可能である。
【0010】屠殺獣若しくは其の一部分を支持体上で固
定するために、支持体には、少なくとも一つの歯附きカ
ムが設けられている。該カムは、支持体表面に対して移
動することができ、圧縮ばね若しくは引張ばね等のバイ
アス力の下で、屠殺獣若しくは其の一部分の内側、特に
胸骨若しくは脊柱領域を握持することができるよう設計
される。好ましくは歯には、逆刺が設けられており、屠
殺獣若しくは其の一部分が支持体に載置されたならば、
最早外れことはできない。
【0011】屠殺獣若しくは其の一部分を特に信頼して
支持体に固定するために、搬送体は、搬送体の通路に沿
って配置された押圧手段と協動し屠殺獣若しくは其の一
部分を支持体に押圧することができるように設計されて
いる。好ましくはこのような押圧手段は、支持体の通路
に沿って配置され屠殺獣若しくはその一部分の通路に簡
単に置くことのできるストッパを備えている。
【0012】採肉工程の後、屠殺獣の屠体は、支持体か
ら容易に取り外すことができる。なぜなら支持体は、一
定の回動状態にあるときに本質的に搬送方向に延びるス
ロットが両側に設けられているからである。他方搬送体
は、搬送体の通路に沿って配置される切断手段であっ
て、スロットに達するまで若しくはスロット内に延び
る、支持体上の屠体を切断する切断手段と協動すること
ができる。
【0013】屠体の胸部を支持体に載置することを特に
意図されている他の好適な実施態様に於いて、搬送体の
固定手段は、支持体表面に対して平行な、若しくは該表
面にたいして鋭角を形成する支持部材を備えており、他
方支持体は長手方向に移動することができるピンを備え
ている。該ピンの一方の端部は、バイアス力の下で、例
えば圧縮ばね若しくは引張ばねから、支持体の表面に対
して直角に、該表面を向く支持部材の側部に対し突出す
ることができる。このような支持体はこれまでにも知ら
れているが、本発明に従えば、回動することも可能とな
り、また天井コンベヤから懸架される設計できる。胸部
の載置を容易とするために、ピンが支持体の回動により
移動し、第1の回動状態に於いて支持体表面の下側に位
置するようにし、第1の回動状態とは異なる第2の回動
状態に於いては、前記表面から突出するように支持体を
設計することも可能である。
【0014】搬送体は、天井コンベヤの一以上の位置か
ら懸架することが可能である。天井コンベヤ上の好適な
荷重配分 −(このことは七面鳥等の重い屠殺獣をの場
合に特に重要であるが)− の観点から、及び、搬送体
の基本的な安定性の観点から、少なくとも2つの地点に
於いて天井コンベヤから、特に、レールに沿って摺動可
能でありチェーン、ベルト、ケーブル、コード等によっ
て相互に接続される移動体から、搬送体はしなやかな状
態で懸架される。天井コンベヤから搬送体を懸架するこ
とにより、搬送経路に柔軟性を持たせることができ、搬
送体が一部を形成する採肉装置を、屠殺場内の所望の採
肉経路若しくは既設の採肉経路に対し最適な状態で適合
させることができる。
【0015】カム等の固定手段を有するように搬送体を
設計することは、支持体を有する搬送体に、屠殺獣の前
半部分を自動載置する装置に特に適している。本目的の
為装置は、コンベヤを備えており、該コンベヤは、前半
部分を腹部空洞の開口部が本質的にコンベヤの移動方向
に対して直角を向くように移動し、搬送体を有する天井
コンベヤと協動することができるようにされている。搬
送体の移動方向は、コンベヤの移動方向に対して本質的
に直角となっており、他方搬送体の支持体は、前半部分
の腹部空洞の開口部に挿入される。このことは、天井コ
ンベヤの搬送体が、自動的に搬送体の支持体で、天井コ
ンベヤに対して本質的に直角に移動するコンベヤ上の前
半部分を受け取ることを意味する。着脱自在で、自動的
に装着可能で、しかも前半部分の腹部空洞の開口部にあ
らかじめ装着される支持体を有する搬送体を設計するこ
とも可能である。この場合支持体は、搬送体の残りの部
分がコンベヤベルト上を通過している間注、該部分に接
続された状態にある。該部分は、支持体を中に入れた状
態で前半部分に沿う方向に移動する。本実施例に於いて
支持体は、搬送体の残りの部分によって自動的に握持さ
れる。
【0016】本発明に従えば、本発明に係る採肉装置
(filleting device)による屠殺家禽、特に七面鳥の前
半部分に対する採肉工程は、以下の工程を有することを
特徴とする。即ち:前半部分の採肉前に少なくとも2ヶ
所にわたり肋骨にまで達する、若しくは肋骨内に延びる
切り込みを入れる。各切り込みは、前半部分の肩の領域
から同じ側の股関節部分の位置の方向に延びている。次
に胸骨方向に屠体から胸肉を外し、該胸肉を屠体から分
離する。
【0017】この処理の為に採肉されるべき前半部分
は、予め屠体の残りの部分から分離されており、また羽
も除去しておくこともできるが、上述の採肉方法は、前
後部分及び羽とを有する屠体に対しても行うことができ
る。
【0018】好適な実施例に於いて前半部分の少なくと
も胸側は、胸肉が削ぎ取られる前に、皮むき処理が行わ
れる。この処理は、屠体の胸骨の長手方向に、若しくは
胸骨に沿って切り込みを入れ、この胸皮切り込みの両側
から胸皮を剥ぐことにより行われる。従来技術に於いて
はこのように胸皮に切り込みを入れて、胸骨の位置で前
半部分から皮を剥ぐことは一般に行われていなかった。
その結果、皮むき工程の後に於いても、前半部分の両側
に特に皮屑が残っていた。この不都合は、上述した皮向
き方法により解消される。
【0019】屠殺家禽の前半部分に少なくとも羽の一部
が残っている場合には、好ましくは以下のようにして前
述した採肉方法を実施することができる。即ち、胸肉を
削ぎ落とす工程の前に、屠体の背部で少なくとも部分的
に肩関節を切断し、ストッパ等を用いて羽を押圧した
り、またグリッパ等を用いて羽を引っ張ったりして、肩
関節の領域から肉を引き離す。
【0020】前半部分から背肉を取るためには、前半部
分の肩関節の胸側に沿って肩部分と股関節部分との間に
切り込みを入れた後、脊柱にそって背中側に切り込みを
入れ、背肉を屠体から引き離す、若しくは削ぎ落とす。
こうして家禽から所謂カキ片(oyster pieces)を得る
ことができる。
【0021】本発明に係る方法の好適な実施態様に於い
ては、胸肉を削ぎ落とす前に好ましくない組織が首部分
及び/又は背中部分から除去される。こうした組織と
は、脂肪、腺等からなるものであって、これまでにも知
られている皮向きローラ、特に本発明に係るスイベル装
置が設けられた搬送体を使用することにより容易に除去
することができる。
【0022】好ましくは採肉工程中は、屠体の胸側は本
質的に下側を向いており、その結果屠体からの胸肉の分
離が重力により助けられることとなる。
【0023】本発明に従えば、屠殺家禽の胸部は、本発
明に係る装置を用いて以下の工程により採肉される。即
ち:鎖骨から胸部突起(processus thoracicus)を越
え、且つ内ヒレ肉に達するまでの領域に於いて屠体の脇
腹から外ひれ肉を削ぎ落とし、内ヒレ肉と屠体との間の
膜結合を外し、外・内ヒレ肉を屠体から分離する。望ま
しい場合には、屠体から叉骨を除去する工程を上記工程
に追加することも可能である。これは例えばニワトリに
対して好都合である。胸部突起に至るまで鎖骨に切り込
みを入れるということは、外ひれ及び内ヒレ肉を屠体か
ら引き離す工程に於いて、胸肉切断部(breast cut)の
腹部の脂肪をも得ることができることを意味する。しか
し上記した切り込みを胸部突起を越えて行う場合には、
脂肪を得ることはできない。このことは勿論重量の観点
から言って望ましくはないが、他方特定の消費者にとっ
ては歓迎されるものである。
【0024】本発明は天井コンベヤに限らず、あらゆる
タイプのコンベヤにたいしても使用することができるも
のである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき図
面を参照しつつ説明する。図1、図2及び図3は、逆T
字形断面を有するレール4と、チェーン6によって相互
に接続された移動体(trolley)である多数のフォーク
8とを備える天井コンベヤ2を示している。フォーク8
の両方の脚部端には、回転可能に装着されたホイール1
0が設けられており、該ホイール10によりフォーク8
は、引張力をチェーン6に懸けつつレール4上を矢符1
2の方向に摺動させられる。上述の天井コンベヤ2は、
多くの屠殺場にある標準的な装置であり、フォーク8に
取り付けられた搬送体により、屠殺獣若しくは其の一部
分を搬送するものである。
【0026】本発明に係る搬送体は、スイベル装置14
と支持体16とを備えている。該スイベル装置14は、
矩形状の中空プレート18を備えており、上辺の2つの
地点で、回動可能な支点でフォーク8に接続されてい
る。この場合、プレート18に取り付けられる接続機構
20(図1の右側を参照)により、対応するフォーク8
は、鉛直軸線を中心として回転することができ、またプ
レート18の上辺に沿って搬送方向12若しくはその反
対の方向へ摺動することが可能となる。プレート18と
フォーク8間の接続部20a(図1の左側を参照)によ
り、フォーク8は、プレート18に対して鉛直軸線を中
心としてのみ回転することができる。このことは、搬送
体がレール4の曲線部分に追従することができるという
ことを意味する。
【0027】プレート18にはアーム22が取り付けら
れている。アーム22の下端は、該ーム22が軸24を
中心に回動することができるように支持体16に接続さ
れている。支持体16は、軸26を中心にして回転でき
るようレバー28に接続されている。該レバー28の上
端は、プレート18のスロットに沿って案内される。レ
バー28の上端は、回転可能にベアリングが装着されプ
レート18から横向きに突出するローラ32に接続され
ている。スロット30内でローラ32を上下に移動させ
ることにより、支持体16は図1の点線で示すように軸
24を中心にした旋回運動を行うことができる。プレー
ト18には、フォーク8が接続されている地点の近傍に
於いて、2対のローラ34が設けられている。ローラ3
4は、プレート18から横向きに突出しており、プレー
ト18に対してベアリングを介して固定された状態で装
着されている。図3で特に明らかなように、ローラ32
及び34は、天井コンベヤの軌道に沿って配置された溝
若しくは湾曲路36及び38が設けられたプレート40
である制御装置によって案内することができる。この場
合、プレート18を安定化するために設けられる湾曲路
38は、本質的にレール4に対して平行に延びており、
他方ローラ32は湾曲路36によってローラ34に対し
て(スロット30方向に)移動することができる。こう
して支持体16を鉛直平面に於いて制御可能に旋回する
ことが可能となる。天井コンベヤ2の洗浄を容易とする
ために、プレート40は、移動可能、例えば搬送方向に
対して平行で、且つプレート間及びプレート上に位置決
めされる軸線を中心に回転可能とすることもできる。
【0028】支持体16は、図2に於いてより詳しく示
されているが、本質的に細長でコーン形とされる。支持
体16の幅寸法(traverse dimensions)は、屠殺獣若
しくは其の一部分が支持体16に載置され時に、それら
の一部が支持体側を向く面の表面形状に対し、できるだ
け適合できるようにされている。支持体16は、2つの
突出部を有し一部に凹所が設けられた(recessed)カム
42を備えている。カム42は、支持体16のねじ44
により押し込められたばね46のばね力に抗して軸48
を中心に旋回することができる。カム42には、逆刺歯
50が設けられている。これにより、支持体16に十分
深く押し込められた屠殺獣若しくは其の一部分が支持体
から反対方向にはずれてしまうことがなくなる。
【0029】図4及び図5に示される搬送体の実施態様
は、カム42をカム52に置き換えた以外は、概ね図
1、図2及び図3の実施態様に対応するものである。カ
ム52にもまた、支持体16に於いて一部に凹所が設け
られており、軸48を中心にして旋回できるものであ
る。カム52には、ばね54が発する外向きのバイアス
力が懸けられており、また逆刺歯56が設けられ、前述
のカム42と同様の効果を有するものである。
【0030】図6は、屠殺家禽の前半部分58が如何に
して手で支持体16に載置されるかについて示してい
る。支持体16にはカム42若しくは52の何れか一方
を設けることができる。図示の場合に於いては、羽が予
め前半部分58から除去されており、肩関節の一部が参
照番号60で示される位置に残されている。前半部分5
8の背部は、上側を向いているので、胸ヒレ肉が下側に
位置してる。ローラ32は、ローラ34に対して図示さ
れる位置に案内される。これにより支持体16は、略水
平状態となる。屠殺獣の載置は、天井コンベヤ2から懸
架されている搬送体が、矢符12方向に移動している間
に行うことができる。
【0031】図7は、少なくとも一方が駆動されるロー
ラ102、102を矢符101方向に走行するエンドレ
スコンベヤ若しくはエンドレスベルト100を概略的に
示すものである。多数の仕切対104a、104bが、
該ベルト100にたわみ可能な状態で取り付けられてい
る。隣接する仕切対104a、104b間の距離は、前
半部分58を収容する為のスペースを得ることができる
ように選択されている。こうした前半部分58は、腹部
空洞の開口部を図7に示す側に対して反対方向に向け
て、隣接する2つの仕切対104a、104b間の矢符
106で示される地点に載置される。従って図7は、前
半部分58の首部分の開口部の側を示している。図3の
搬送体が取り付けられた天井コンベヤのレール4は、搬
送ベルト100の移動方向101に対して直角の方向を
向いている。コンベヤベルト100上での支持体16の
移動を適切に制御することにより、該支持体16は、腹
部空洞の開口部を通じて前半部分58に挿入され、前半
部分58がコンベヤベルト100から取り上げられる。
従って前半部分58を図3に示す支持体16に手動で載
置していたのを自動化することができる。
【0032】前半部分を搬送体上に機械的に載置する他
の方法が図8に示されている。コンベヤベルト100に
載置された前半部分58には既に支持体16が取り付け
られている。該支持体16は、コンベヤベルト100上
を搬送体が移動する間に(詳しくは図示されない方法
で)自動的にスイベル装置14のアーム22とレバー2
8とに接続される。
【0033】図9及び図10に例示される後続処理工程
に於いて、それまで支持体16に対して軽く固定されて
いたに過ぎない前半部分58は、矢符12方向に移動す
る前半部分58の通路の近くに装着され概略的に示され
る押圧装置62により、支持体16上の完全な固定位置
に押圧される。押圧装置62は、支持体16の両側で軸
66を中心にして矢符64の方向に同時に揺り降ろすこ
とのできる2つのプレート68を備えている。プレート
68の駆動及び制御については、更に詳しくは示されて
いないが、例えば空気式若しくは電気式のものとするこ
とができる。天井コンベヤ2の軌道に沿う固定位置に配
置される、押圧装置62のプレート68は、図9及び図
10に示される揺り降ろされ状態を保たれている。その
後前半部分58は、支持体16が図11で示されるよう
に、矢符12方向に移動することにより支持体16の固
定位置に十分に深く押し込まれる。次いでプレートは、
ばねによって図9に於いて点線で示される初期位置に戻
る。
【0034】図12は、前半部分58の採肉工程又は前
半部分の設置若しくは取り外しを容易にするために、採
肉ラインの特定部分で、矢符12の方向に沿って移動し
ている、連続搬送体の支持体16間の距離が増加される
のを保証すべく、天井コンベア2のレール4の適切な形
状を選択できる方法を表す。チェーン6と結合した搬送
体の接合部20及び20aにより、レール4に沿って何
の問題もなく搬送体は移動可能である。
【0035】図13、14に表したように、ローラ32
及び34をそれぞれ曲線軌道36及び38に案内するこ
とによって得られる支持体16の水平方向に於いて、前
半部分58は、3方で施される切り込み、すなわちカッ
ター70による、肩関節より下方でわきの下の高さでの
切り込みと、その下にある胸骨の高さでの、カッター7
2による皮を通しての切り込み73とを有し、また、切
り込み深さを決めるため細長ガイド75を有する。カッ
ター70及び72は、それぞれモータ74、76によっ
て駆動される回転カッターとして図13に示されている
が、静止カッターであっても良い。切断装置70、74
及び72、76は、支持体16の軌道に沿った固定位置
に配置されているため、該切断装置によって施される切
り込みは、矢符12の方向への搬送体の移動によって生
じる。
【0036】後続の皮むき工程に備えるため、図15に
示すように支持体16は、スロット30中でのローラ3
2の移動によって、ローラ34に対し上方に回動する。
【0037】さらに図16と図17に表すように、前半
部分58は、支持体16を矢符79の方向に最下部位置
へと回動することにより、図15にあらわされた上方に
向けられた位置から、らせん状のリブを備えた数個(こ
の場合4つ)のらせん状の回転ローラ78a、78b、
78c、78dの上に取り出される。この場合、ローラ
32はスロット30の最も底に位置している。支持体1
6をこの位置に到達させるための特別の制御システム
は、制御装置40がたとえ無くとも、この位置に重力に
よって自動的に到達するため、実際には必ずしも必要な
い。互いに反対方向に回転するらせん状の回転ローラ7
8a及び78bは、前半部分58の右側で皮を取り除く
一方、互いに反対方向に回転するらせん状のローラ78
c及び78dは、前半部分58の左側で皮を取り除く。
【0038】図18に類似の装置が示されているが、該
装置に於いては、支持体16上の前半部分58が、らせ
ん状のリブを備えて互いに反対方向に回転する2つのら
せん状のローラ77a及び77bの上に、下方に向けて
載置され、前半部分の首領域から脂肪や腺やそのような
ものを取り除く。取り除かれるべき組織は、ローラ77
a、77b間のニップに引き抜かれる。
【0039】皮むき及び必要な場合は首領域の洗浄後、
図19に示すように、前半部分58は図16の下方の回
動位置に残る。
【0040】図20に表したように、静止スクレーパ8
0が、天井コンベア2の軌道に沿って、固定又はわずか
に弾性のある位置に配置される。ローラ34に対してロ
ーラ32を適切な曲線軌道制御することにより、矢符1
2の方向に移動する前半部分58の肩関節60がスクレ
ーパ80を通過した瞬間に、前半部分58を伴う支持体
16は、矢符81の方向に図20に示す位置へと回動さ
れる。この結果、スクレーパ80は、前半部分58の烏
口腕外筋と烏口腕内筋の間を移動し、胸肉を線82ま
で、屠体の胸部突起に至るまで削り取るので、図21に
表したように、肉は重力の影響によって横方向に懸吊さ
れる。
【0041】次に支持体16は、図22に示された位置
へと下方に傾斜し、図22、23、24に示すように、
天井コンベアの軌道に基本的に平行に伸びている1つ以
上のスクレーパ84に沿って案内される。一方、支持体
16は、ローラ32のローラ34に対する適切な位置制
御により徐々に上方に回動し、その結果、図25に表し
たように、屠体の骨に沿った肉が、屠体86の胸骨に至
るまで削り取られ、胸骨での結合から切り離される。さ
らに図25に表したように、屠体86の骨から懸吊され
た胸肉88は、矢符12の方向への搬送体の移動を通
じ、固定又は弾性のある方法で屠体の軌道に沿って配置
された静止又は回転型の切断要素90によって、屠体8
6から分離される。
【0042】図26に表したように、胸肉88は循環コ
ンベアベルト92上に集められ、次処理へと排出され
る。
【0043】前工程の後、前半部分の屠体はまだ、図2
7に85で示した背肉を含んでおり、いわゆる前半部分
のカキ断片(oyster pieces)を形成する。背肉85
は、削り取り手段、又は天井コンベア2の軌道に沿って
固定又は弾性のある方法で配置された切断要素87によ
り、屠体から取り除かれ、皮を剥ぎ取られて分離され
る。
【0044】図28、29は、屠体86から肉を取り除
き、カム42によってそれを掴みつつ、屠体86を支持
体16から取り除く様子を表す。また、記載を明瞭にす
るために、図29には屠体は示していない。前半部分の
屠体86を伴う支持体16は、矢符12の方向に運ば
れ、モータ94により駆動される1セットの回転カッタ
ー96を通過する。前半部分の屠体は、前記カッターに
より後半分と胸半分に分離される。胸半分は重力によっ
て支持体16から落下し、後半分は支持体16の上面に
ルーズに横たわり、単純な方法で運び去ることが可能で
ある。支持体16は、図6以降に於いて示すように再利
用に適している。
【0045】図30、31において、前半部分58a上
で実施される工程は、原理的に図13において実施され
る工程と一致している。しかしながら、図30及び31
における前半部分58aは、図13に示した前半部分5
8とは違い、細長ガイド75aによってカッター70の
作動範囲外に保持された羽58bをまだ含んでいる。
【0046】図32は、羽58bを伴う前半部分58a
の肩関節の少なくとも一部を、矢符12の方向に沿って
移動する前半部分58aの軌道に沿って、固定又は弾性
のある方法で配置され、かつモータ102で駆動される
回転カッター100で切断する様子を表す。また、肩関
節での切り込みは静止カッターによっても施し得る。
【0047】図33、34、及び35に表したように、
図32に於ける肩の切り込みが施された後、前半部分5
8aの胸肉は、矢符12の方向に沿って移動する前半部
分58aの軌道中に、固定又は弾性のある方法で配置さ
れた2つのストッパ104を置くことにより、屠体86
から離れる方向に押される。ストッパ104の各々は、
水平方向のストッパのパーツ104aと垂直方向のスト
ッパのパーツ104bからなり、前半部分58aの肩関
節の羽部分の高さに配置されている。特に、図35が表
すように、ストッパ104と前半部分58aが接触した
後、ローラ32をローラ34に対して動かすことによっ
て支持体16を上方に回動することにより、胸肉は羽5
8bにより屠体86から離れる方向に押される。もちろ
ん、このような工程として、羽を掴み、矢符12の方向
への搬送体の移動によって、胸肉を屠体86からはずす
ことも可能である。どちらの場合も、図36に表した処
理状況となり、支持体16は、ローラ34に対するロー
ラ32の移動によって、本質的に水平方向に復帰してお
り、胸肉は胸骨から懸吊されている。
【0048】図36は、図25における工程と本質的に
一致する工程を表しており、静的又は弾性のある方法で
配置された切断装置106を通して、矢符12の方向に
屠体86を搬送することにより、胸肉と羽58bを屠体
86からはずす工程である。
【0049】図37は、そのスイベル装置14が、図1
に関して記述したスイベル装置と原理的に一致する搬送
体を示す。しかしながら、図37における支持体16
は、支持体16の表面に対し鋭角をなすように向けられ
た細長支持要素110、双方向矢符112の方向に移動
できるピン114、及びバネ116から構成される固定
手段を含む。ピン114の一端は、バネ116のバイア
ス力により、支持要素110に当接している。アーム2
2の下方に位置するピン114の一端を引くことによ
り、支持要素110に面するピン114の一端が、支持
体16の表面下方になるまで移動する。次に、支持要素
110の下方に屠殺家禽の胸部を容易にスライドさせ、
続いてピン114を離すことにより、胸部は支持体16
上に固定される。支持要素は、支持要素110に面する
支持体16の表面と共に、胸部の胸骨まわりを掴む。
【0050】図38、39及び40に示した図37の搬
送体の変形においては、ピン114がスライドしている
か否かが、支持体16の回動位置に依存するという、ピ
ン114の制御機構が用意されている。この目的のた
め、スイベル装置14のアーム22はシャフト24を越
えて細長くされ、ピン114が中を通って突出する細長
スロット118を備えている。鍔120は、支持要素1
10から離れた側のピン114の一端近傍で、ピン11
4に固定されている。
【0051】図39に表したように、ローラ32がスロ
ット30中をローラ34に対して上方に移動する結果、
支持体16が上方に回動する際に、支持要素110に当
接していたピン114の一端は、支持体16の表面下方
になるまで引っ込む。そのため、この支持体の方向で、
家禽の胸部は容易に支持体16上に載置される。支持体
の図38に示した方向へ戻る傾斜動作により、支持体1
6上に胸部が固定される。胸部は、図41から46に関
して後述する工程を施すための位置へと、図40に表す
ように支持体16を下方に回動することにより運ばれ
る。この場合に、ピン114による胸部の固定は保持さ
れている。
【0052】図41において、図40における搬送体に
固定された家禽の胸部111は、採肉装置のフレームの
2つの細長ベアリングパーツ122a、122b(詳細
は示していない)間に案内される。叉骨は既に胸部から
取り除かれ、切り込みも既に胸骨のどちらか一方の側で
施されている。図41及び42に表したように、胸部1
11は、ランオンエッジ(run-on edge)124aを備
えた案内板124上に最初に案内され、胸部111の肋
骨の内側が該案内板に当接するようになる。次に、胸部
111は、1セットのスクレーパ板126に達するが、
1セットの可動肩位置決め要素128が丁度スクレーパ
板の前に配置されている。図42に表したように、胸部
111の肩関節が、肩位置決め要素128の下方に位置
するとすぐに、該肩位置決め要素は、一時的に胸部11
1の肩関節をスクレーパ板126の下に押し付けるよう
に動作する。その後すぐに、肩位置決め要素128は、
再度胸部111から離される。その結果、胸部111の
肉は、案内板124から離れる方向の側でスクレーパ板
126を通過する。この工程の結果を図43に示すが、
破線で示したように鎖骨から胸部突起を越え、且つ内ヒ
レ肉と胸部間の結合までの領域において、屠体の脇腹か
ら外ヒレ肉が削り取られる。次に、胸部111(図4
3)は、第2の可動肩位置決め要素130、及び1セッ
トのカッター134が続く1セットのガイド132に突
き当たる。肩位置決め要素130により、肩関節がガイ
ド132に到達する前に一時的な圧力を肩関節に直接付
加することによって、胸部の肩関節が、ガイド132に
確実に当接するようになる。すでに胸部111から削り
取られた胸肉の一部は、ガイド132の反対側に位置す
る。カッター134は、ガイド132に直接隣接し、肉
を鎖骨のまわりから切り離し、ヒレ肉と屠体間の膜を切
断するために、胸部の鎖骨を越えて胸部突起までの切り
込みを確実に施す。最後にカッター134は、胸部突起
に到達すると同時にシャフト138の回りを矢符136
の方向に回動するよう制御される(図44)。カッター
134が固定位置に配置されている場合は、もちろん最
後の切り込みは、ほとんど胸部111の腹部側に達す
る。
【0053】図45に表したように、次に胸部111の
ヒレ肉140が、概略を示しただけのグリップ手段14
2によって掴まれるため、ヒレ肉140は、搬送体に固
定された胸部の矢符12方向の移動により、完全に−又
はグリップ手段142がやがてグリップを開放する場合
には部分的に−屠体111aから引き離される。カッタ
ー134が、図29に関して述べたように、回動可能に
設計されていれば、得られるヒレ肉は腹部側で脂肪を含
む。カッター134が固定位置に配置されていれば、腹
部での前記脂肪は屠体111aに残る。
【0054】図46は、図39における上方に回動して
いる支持体の軌道に続き、ストッパ146を備えたガイ
ド144によって、ヒレ肉が取り除かれた屠体を排出す
る様子を表す。支持体16が上方に回動しているとき、
ピン114によって胸部の屠体111aは固定されず、
続いて、屠体111aは支持体16に対してストッパ1
46により保持され、ガイド144から落下し、排出さ
れる。
【0055】
【発明の効果】採肉工具を移動させる制御システムが複
雑さをなくすことにより不具合いが少なく、頻繁にメン
テナンスを行う必要のない屠殺獣の処置装置が提供され
る。また、はい地上の柔軟性を有する天井コンベヤ及び
処理ステーションが提供される
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送体の第1の実施形態を示す側
面図である。
【図2】図1に係る搬送体の支持体を示す側面図であ
る。
【図3】制御装置と組み合わせた状態の図1の搬送体
を、矢符Ic方向から見た正面図である。
【図4】本発明に係る搬送体の第2の実施形態を示す側
面図である。
【図5】図4に係る搬送体の支持体を示す側面図であ
る。
【図6】屠殺家禽の前半部分を図1若しくは図4に係る
搬送体の支持体に手で載置する状態を示す側面図であ
る。
【図7】屠殺家禽の前半部分を図1及び図4に係る搬送
体に自動的に載置する装置の1例を示す正面図である。
【図8】屠殺家禽の前半部分を図1及び図4に係る搬送
体に自動的に載置する方法及び装置の他の例を示す正面
図である。
【図9】屠殺家禽の前半部分が支持体に押圧される状態
を示す側面図である。
【図10】屠殺家禽の前半部分が支持体に押圧される状
態を示す正面図である。
【図11】いかにして前半部分が支持体に押圧されるの
かについて示す側面図である。
【図12】本発明に係る搬送体用の天井コンベヤの一例
を示す側面図である。
【図13】屠殺家禽の前半部分に切り込みが入れられる
状態を示す正面図である。
【図14】屠殺家禽の前半部分に切り込みが入れられる
状態を示す側面図である。
【図15】屠殺家禽の前半部分に対して行う皮むき工程
を示す側面図である。
【図16】屠殺家禽の前半部分に対して行う皮むき工程
を示す側面図である。
【図17】屠殺家禽の前半部分に対して行う皮むき工程
を示す正面図である。
【図18】屠殺家禽の前半部分に対して行う首領域洗浄
工程を示す正面図である。
【図19】屠殺家禽の前半部分に対して行う切断工程を
示す側面図である。
【図20】屠殺家禽の前半部分に対して行う切断工程を
示す側面図である。
【図21】屠殺家禽の前半部分に対して行う切断工程を
示す側面図である。
【図22】屠殺家禽の前半部分に対する削ぎ取り工程を
示す側面図である。
【図23】屠殺家禽の前半部分に対する削ぎ取り工程を
示す側面図である。
【図24】屠殺家禽の前半部分に対する削ぎ取り工程を
示す側面図である。
【図25】屠殺家禽の前半部分より削ぎ落されたヒレ肉
の取り外し工程を示す。
【図26】屠殺家禽の前半部分より削ぎ落されたヒレ肉
の取り外し工程を示す。
【図27】屠殺家禽の前半部分より背肉を得る処理工程
を示す正面図である。
【図28】採肉された屠体を支持体から取り外す工程を
示す側面図である。
【図29】採肉された屠体を支持体から取り外す工程を
示す正面図である。
【図30】羽附きの前半部分に対する処理工程を示す、
図13に対応する図である。
【図31】羽附きの前半部分に対する処理工程を示す、
図14に対応する図である。
【図32】羽附きの前半部分の肩関節を切断する工程を
示す正面図である。
【図33】羽附きの前半部分から胸肉を取るための、連
続処理工程を示す正面図である。
【図34】羽附きの前半部分から胸肉を取るための、連
続処理工程を示す側面図である。
【図35】羽附きの前半部分から胸肉を取るための、連
続処理工程を示す側面図である。
【図36】羽附きの前半部分から胸肉を取るための、連
続処理工程を示す側面図である。
【図37】本発明に係る搬送体の第3の実施形態を示す
側面図である。
【図38】図37に係る搬送体の変更態様及びその動作
を示す側面図である。
【図39】図37に係る搬送体の変更態様及びその動作
を示す側面図である。
【図40】図37に係る搬送体の変更態様及びその動作
を示す側面図である。
【図41】図37から図40に係る搬送体によって胸部
を採肉する連続処理工程を示す底面図である。
【図42】図37から図40に係る搬送体によって胸部
を採肉する連続処理工程を示す底面図である。
【図43】図37から図40に係る搬送体によって胸部
を採肉する連続処理工程を示す底面図である。
【図44】図37から図40に係る搬送体によって胸部
を採肉する連続処理工程を示す底面図である。
【図45】図37から図40に係る搬送体によって胸部
を採肉する連続処理工程を示す底面図である。
【図46】図37から図40に係る搬送体によって胸部
を採肉する連続処理工程を示す底面図である。
【符号の説明】
2 天井コンベヤ 4 レール 6 チェーン 8 フォーク 10 ホイール 12 矢符 14 スイベル装置 16 支持体 18 プレート 20a 接続部 22 アーム 24 軸 26 軸 28 レバー 30 スロット 32 ローラ 34 ローラ 36 湾曲路 38 湾曲路 40 プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596114820 Handelstraat 3, 5831 AV BOXMEER, The Net herlands (72)発明者 アドリアナス ヨセフス ファン デン ニウェラール オランダ 5421 イクスヘー ヘメルト デン フーク 33

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井コンベヤに接続され、屠殺獣の一部
    分、特に屠殺家禽の前半部分若しくは其の一部分を搬送
    するための支持体が設けられた搬送体であって、該支持
    体には屠殺獣若しくは其の一部を該支持体に固定するた
    めの手段が設けられており、該支持体を回動させるため
    に天井コンベヤの軌道に沿って配置された制御装置と協
    動することができるスイベル装置を備えたことを特徴と
    する搬送体。
  2. 【請求項2】 前記スイベル装置は、前記支持体を鉛直
    平面内で回動させるようにされていることを特徴とする
    請求項1に記載の搬送体。
  3. 【請求項3】 天井コンベヤの搬送方向に対して本質的
    に直角に延びる軸線を有する少なくとも一つのローラ若
    しくはピンを備えることを特徴とする請求項1に記載の
    搬送体。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも一つのローラ若しくはピ
    ンは、前記スイベル装置の一部を形成し、前記支持体を
    回動させる制御装置によって其の軸線方向に対して本質
    的に直角に移動することができることを特徴とする請求
    項3に記載の搬送体。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一つのローラ若しくはピ
    ンを収容し作動させるための少なくとも一つのスロット
    が設けられた制御装置と協動することができる請求項4
    に記載の搬送体。
  6. 【請求項6】 固定位置でベアリングが支持され若しく
    は固定された少なくとも2つのローラ若しくはピンを備
    える搬送体であって、前記制御装置には、該搬送体を安
    定的にするために前記ローラ若しくはピンを収容するた
    めのスロットが少なくとも一つ設けられていることを特
    徴とする請求項3に記載の搬送体。
  7. 【請求項7】 前記支持体は、第1地点で前記搬送体に
    対して旋回することができるように接続されており、前
    記スイベル装置の前記ローラ若しくはピンは、該第1地
    点とは異なる第2地点で前記支持体に対して旋回するこ
    とができるレバーに接続されていることを特徴とする請
    求項4に記載の搬送体。
  8. 【請求項8】 前記支持体は本質的に細長となってお
    り、他方該支持体の一方の端部は、前記天井コンベヤの
    搬送方向に、若しくはこれに対して鋭角に向きを設ける
    ことができることを特徴とする請求項1に記載の搬送
    体。
  9. 【請求項9】 屠殺獣若しくはその一部分用の前記固定
    手段は、少なくとも一つの歯附きカムを備えており、該
    カムは、前記支持体の表面に対して移動することがで
    き、バイアス力の下で屠殺獣若しくはその一部分の内側
    を握持することができるように設計されていることを特
    徴とする請求項1に記載の搬送体。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも一つのカムは、胸骨若
    しくは脊柱部分に於いて屠殺獣若しくは其の一部分の内
    側を握持することができるようにされていることを特徴
    とする請求項9に記載の搬送体。
  11. 【請求項11】 前記カムの歯には、逆刺が設けられて
    いることを特徴とする請求項9に記載の搬送体。
  12. 【請求項12】 屠殺獣若しくは其の一部分を前記支持
    体に押圧することができるように前記搬送体の経路に沿
    って配置された押圧手段と協動することができることを
    特徴とする請求項1に記載の搬送体。
  13. 【請求項13】 前記押圧手段は、前記支持体の経路に
    沿って配置され屠殺獣若しくは其の一部分の経路に簡単
    に挿入することができるストッパを備えていることを特
    徴とする請求項12に記載の搬送体。
  14. 【請求項14】 前記支持体が一定のスイベル位置にあ
    るときに、本質的に搬送方向に延びるスロットが両側に
    設けられており、前記搬送体は、該搬送体の経路に沿っ
    て配置されほぼ該スロットにまで若しくは該スロット内
    に延びる、前記支持体上の屠体を切断するための切断手
    段と協動することができることを特徴とする請求項1に
    記載の搬送体。
  15. 【請求項15】 屠殺獣若しくは其の一部分用の前記固
    定手段は、前記支持体の表面に対して平行を向いている
    か若しくは鋭角を形成する支持部材を備えており、他方
    前記支持体は、長手方向に移動可能なピンを備えてお
    り、該ピンの一方の端部は、バイアス力の下で前記表面
    を向く前記支持部材の一方の側に対し、該支持体の表面
    と一定の角度を以って突出することができることを特徴
    とする請求項1に記載の搬送体。
  16. 【請求項16】 前記ピンは、前記支持体のスイベル運
    動により移動し、これにより第1のスイベル状態に於い
    て、前記ピンは、前記支持体の表面の下に位置し、該第
    1のスイベル状態とは異なる第2のスイベル状態に於い
    ては、前記表面から突出することを特徴とする請求項1
    5に記載の搬送体。
  17. 【請求項17】 少なくとも2つの地点で前記天井コン
    ベヤから懸架されることを特徴とする請求項1に記載の
    搬送体。
  18. 【請求項18】 レールに沿って摺動可能で、チェー
    ン、ベルト、ケーブル、コード等によって相互に接続さ
    れている移動体から懸架されていることを特徴とする請
    求項17に記載の搬送体。
  19. 【請求項19】 屠殺獣の前半部分を固定するための手
    段が設けられた支持体を有する搬送体上に該前半部分を
    自動的に載置する装置であって、腹部空洞の開口部を搬
    送運動の方向に対し本質的に直角を向く状態で、該前半
    部分を移動させるコンベヤを備えており、該コンベヤ
    は、前記搬送体が設けられた天井コンベヤと協動するこ
    とができるようにされており、前記搬送体の移動方向は
    本質的に前記コンベヤの移動方向に対して直角となって
    おり、他方前記搬送体の前記支持体は、前記前半部分の
    腹部空洞の開口部に挿入されることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 屠殺獣の前半部分を固定するための手
    段が設けられた支持体を有する搬送体上に該前半部分を
    自動的に載置する装置であって、搬送体の残りの部分か
    ら取り外し自在であり且つ自動的に取り付け可能な支持
    部材を有する搬送体と、腹部空洞の開口部を有する前記
    前半部分に沿って移動するためのコンベヤとを備え、取
    り外された支持体は、該コンベヤの移動方向に対して本
    質的に直角方向に置かれ直角方向を向いており、該コン
    ベヤは、支持体なしの搬送体を有する天井コンベヤと協
    動することができるようにされており、該搬送体の移動
    方向は、本質的に前記コンベヤの移動方向にたいして直
    角となっており、他方前記支持体は、前記搬送体の残り
    の部分に接続されていることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 屠殺獣若しくは其の一部分から採肉す
    る装置であって、 屠殺獣、若しくは其の一部分を固定するための手段が設
    けられた支持体を備えた多数の搬送体を有するコンベヤ
    と、 該搬送体の経路に沿って配置された採肉工具とを備えて
    おり、前記搬送体は、スイベル装置(swivelling devic
    e)を備えており、該スイベル装置は、前記採肉工具で
    採肉工程を行うために前記支持体を回動させるのに、前
    記コンベヤの軌道に沿って配置された制御装置を協動す
    ることがでとを特徴とする屠殺獣若しくは其の一部から
    採肉する装置。
  22. 【請求項22】 屠殺獣若しくはその一部分がコンベヤ
    に接続された搬送体の支持体に載せられて搬送され、該
    支持体には、屠殺獣若しくは其の一部分を固定するため
    の手段が設けられており、前記コンベヤは前記搬送体を
    採肉工具間を通過させ、スイベル装置が設けられた前記
    搬送体の前記支持体は、制御装置によって回動せられ、
    該制御装置は、前記採肉工具で前記採肉工程を行うため
    に、工具間を通過中に該スイベル装置を制御することを
    特徴とする屠殺獣若しくは其の一部から採肉する方法。
  23. 【請求項23】 屠殺家禽の前半部分の少なくとも胸部
    を採肉する方法であって、 (a) 該前半部分から採肉を行う前に、ほぼ肋骨にま
    で延びる若しくは肋骨内に延び、各々が肩領域から前記
    前半部分の同じ側の股間節の位置の方向へ延びる少なく
    とも2つの切り込みを設け、 (b) 胸骨の方向に屠体から胸肉を外し、 (c) 該屠体から該胸肉を分離することを特徴とする
    方法。
  24. 【請求項24】 前記切り込みは、前記肩関節の胸側に
    沿って入れられることを特徴とする請求項23に記載の
    方法。
  25. 【請求項25】 前記切り込み工程の後に、前記切り込
    みによって肩関節と胸部突起の領域との間の領域にある
    胸肉の一部を削ぎ落とす工程が続くことを特徴とする請
    求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記胸肉の削ぎ取り工程は、肩関節近
    傍の外部及び内部烏口鎖骨間の一地点から、屠体の胸部
    突起に向けて行われることを特徴と摺る請求項25に記
    載の方法。
  27. 【請求項27】 工程(b)の前に、屠体の背部のとこ
    ろで少なくとも部分的に肩関節が切断され、羽を利用し
    て肩関節の領域の肉が屠体から取り外されることを特徴
    とする請求項23に記載の、少なくとも羽の一部を用い
    て屠殺家禽の前半部分の採肉を行う方法。
  28. 【請求項28】 前記前半部分の背部のところで背肉を
    取る工程(a)の後に、屠体の脊柱に沿って切り込みが
    入れられ、背肉が屠体から取り外されることを特徴とす
    る請求項23に記載のの方法。
  29. 【請求項29】 工程(b)の前に、家禽の首部及び/
    又は背部から望ましくない組織を除去する請求項23に
    記載の方法。
  30. 【請求項30】 採肉工程中屠体の胸側は、本質的に下
    側を向いていることを特徴とする請求項22又は23に
    記載の方法。
  31. 【請求項31】 屠殺家禽の胸部を採肉する方法であっ
    て、 (a) 鎖骨から胸部突起を越え、且つ内ヒレ肉に達す
    るまでの領域に於いて屠体の脇腹から外ヒレ肉を削ぎ取
    り、 (b) 内ヒレ肉と屠体との膜接合を外し、 (c) 屠体から外部及び内ヒレ肉を外す、工程を特徴
    とする屠殺家禽の胸部を採肉する方法。
  32. 【請求項32】 工程(b)の代わりに、鎖骨の周りの
    肉を切り取り、内ヒレ肉と屠体との間の膜を切断するた
    めに、鎖骨上を少なくとも胸部突起に達するまで切り込
    みを入れることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記切り込みは、腹部突起を越えて延
    びていることを特徴とする請求項32に記載の方法。
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