JP4543405B2 - 家禽の脚を加工するための方法と装置 - Google Patents
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Description
本発明は、移動滑車から吊るされて少なくとも下腿を含む家禽の脚を加工するための方法と装置において、少なくとも横方向の切込みによって足根骨関節の近くで実質的に下腿の回りで下腿に切込みを入れ、少なくとも1つの切込みを有する脚の一部を少なくとも部分的に分離するという作業が行われる方法と装置に関する。
【0001】
下記において、足根骨関節の近くで実質的に下腿の回りで下腿に切込みを入れることは、少なくとも1つの切込みによって上述の区域において結合組織(結合皮、腱、および/または肉)を断つことを意味するものと理解される。これが単一の切込みである場合には、切込みの始めと終りは、選択的に、一致させることもでき、互いにある距離を置くこともでき、またはこれらを互いに重ねることもできる。複数の切込みがある場合には、第1切込みの始めまたは終りを第2切込みの始めまたは終りからある距離を置くか、または重ね合わせることもできる。
【0002】
この技術分野では慣習的であるように、下腿は脛骨関節から足根骨関節まで延びる脚の1区分を意味するものと理解される。
(従来の技術)
上述のような1つの方法と装置はNL−A−9301238から周知であり、これは完全な家禽の脚の肉から骨を除去することを開示している。この場合には、足根骨関節の周りの区域を締め付けて、足根骨関節の近くで下腿の周りに骨まで到達するように切込みを作る。続く作業では、剥離機構を使用して下腿上の肉を引っ張って下腿の骨から剥離する。下腿の腱を脛骨関節の近くで切断した後、肉をさらに脛骨関節の近くで剥離し、その後に腿の腱を脛骨関節の近くで切断する。それから、腿肉を腿の骨から剥離して脚から分離する。
【0003】
家禽の脚全体の肉から骨を除去する周知の作業は、少なくとも分離作業の1つが脚について行われる多くの加工ステーションを有する骨除去装置において行われる。脚はコンベヤの上に自由に置かれたまま台に供給され、操作者によってクランプヘッド機構に吊るされる。クランプヘッドは台の上を移動することができ、次いで、台は台の上に位置するさまざまな加工ステーションの間を転置される。各加工ステーションにおける加工中は、クランプヘッドは定置しており、切込みツール及び肉剥離ツールが脚に近づいたり離れたりして移動する。骨から分離した結果得られる肉を、第2コンベヤを使用して排出する。
【0004】
周知の骨除去の一欠点は、この目的のために準備される作業が独立した骨除去装置において行われ、この装置に解き放された脚を任意の配列方向で供給しなければならないことである。脚は、骨を除去する前には一般には、鳥の胴体を持って鳥の胴体から脚を分離するなどの、早期の作業においても使用されている屠殺ラインのコンベヤに位置するので、このコンベヤから骨除去装置のコンベヤへ脚を移転することは、ある補給機構を必要とし、骨除去装置のクランプヘッド機構に脚を吊るすことは少なくとも1人の作業者を必要とし、このことはコストを上昇させ、骨除去工程の信頼性を低下させることになる。
(発明の概要)
本発明の目的は上述の欠点を排除することであり、この目的のために本発明は、家禽の脚のキャリアが、下腿周りの足根骨関節近くで下腿に切込みを入れる作業の間に前方へ移動されることを特徴とする、本文の前文にしたがった家禽の脚を加工するための方法を提供する。この方策は、鳥について行われる他の部分的作業と同じ屠殺ラインにおいて皮剥ぎ作業または骨除去作業を行うことを可能にして、独立した装置に個別の脚を供給する必要をなくする。脚と切込みを行うために必要な切込み手段との間の相対的な動きは、従来の技術のように切込み手段を実質的に定置した脚に対して動かすのではなく、ブレードや水ジェットなどの1つまたは複数の実質的に定置の切込み手段に対して脚を動かすことによってなされる。
【0005】
本発明による方法を実施するための本発明による装置は、脚を足根骨関節によって運ぶためのキャリア付きコンベヤ、少なくとも1つの横方向切込みによって下腿周りの足根骨関節近くで下腿に切込みを入れるための横方向切込み装置、および少なくとも1つの切込みを含む脚の一部分を少なくとも部分的に分離するための分離装置を含み、コンベヤと横方向切込み手段は搬送方向にコンベヤ経路に沿って脚が搬送されている間にカットするようになっていることを特徴とする。
【0006】
本発明による方法と装置によって、技術的に複雑ではない手段を使用して高い加工速度を得ることが可能になる。
【0007】
一般に、家禽の脚について行われる作業は皮剥ぎ作業と除骨作業の両方を含むことになる。これらの作業が実施される順序は主として望みに応じて選択することができる。皮剥ぎを最初に行う場合には逆の場合と対照的に、皮剥ぎ作業中に下にある肉は脚の骨部分にまだ接合しており、したがって皮剥ぎの結果として肉が変形して肉が損失する危険性は最少になるので、ちなみに除骨の前に皮剥ぎが優先される。さらに、さまざまな加工順序を脚のさまざまな部分に採用することができる。例えば、最初に大腿骨および/または脛骨を除去してからのみ、下腿を皮剥ぎおよび除骨することが可能である。
【0008】
ある好ましい実施形態では、横方向の切込みは、周囲方向の両側にある脚の片側から脚の反対側に向けて行われる。この場合には、皮、肉、および/または腱などのカットすべき組織が実行中の切込みの結果として望ましくない変位を起す恐れが最小限に抑えられる。
【0009】
本発明によれば、選択された切込み深さに従って下腿の周りの皮、肉、および/または腱の中に切込みを入れるための装置は、2枚のブレードを有する横方向切込み手段を具備しており、これらの2枚のブレードはコンベヤ経路上の対向する側部に配置され、好ましくは凸状の切刃を備え、コンベヤ経路に入ったり、これから出るように動くことができる。ブレードは各々が、ほぼ垂直に向いたピンの周りを、さらに詳しくはブレードが脚のコンベヤ経路内にある位置から、ずっと外側であってブレードが付勢力に対抗して移動する移動先の位置まで、旋回することができる。このような装置では、コンベヤによって運ばれている脚の前側がブレードのカット側の上に進行し、それからブレードは脚によって押されると同時に、下腿の周りに切込みを形成する。脚の搬送方向に見ると、ブレードは前後に配置されているが、これらは、できるだけコンパクトな装置を形成するために続いて配置されることが好ましい。各ブレードが例えば続いて部分的に交差し互いに重なるために同じ高さにない場合には、ブレードによって脚に作られたそれぞれの切込みは互いに合流しない。しかし、切込みの間に残った組織の連結部分は非常に小さいので、この連結部分を容易にかつ次の作業中に所定の方法で断つことができる。
【0010】
皮除去作業の効率と信頼性は、縦方向切込み手段を使用して脚のほぼ縦方向に足根骨関節と脛骨関節または股関節との間で、特に皮を引っ張って脚から離す前に足根骨関節から離れて脛骨関節または股関節に向かう方向に皮に切込みを入れることによって向上する。さらに、本発明による好ましい一実施形態では、実質的に下腿周りの足根骨関節近くで切って下腿にする作業の前に、この作業と同時に、この作業の後に、またはこの作業とは関係なく、縦方向切込み手段をその縦方向に、足根骨関節と脛骨関節との間で、または足根骨関節と股関節の間で、または脛骨関節と股関節との間で、特に足根骨関節から脛骨関節まで、または足根骨関節から股関節まで、または脛骨関節から股関節まで切って、下腿、または下腿と腿、または腿のみ、好ましくはずっと骨までの肉にすることが可能である。こうして、肉および/または骨を検査することが可能であり、また下腿骨および/または大腿骨からの肉の除去が容易になる。横方向の切込みと縦方向の切込みの両方が行われる場合には、横方向の切込みが、脚の縦方向切込みに背いている側から、反対の周辺方向に、縦方向切込みを受ける脚の側に向かって、特に横方向切込みと縦方向切込みとが互いに交差するように行われることが好ましい。
【0011】
縦方向切込み手段が、切込みを作るために垂直平面内を移動して足根骨関節から遠ざかるブレードを備えた自由端を有する少なくとも1つのアームを含むことは好ましい。ブレードを備えた1つのアームを使用することによって、脚がコンベヤにあって前進している間に、脚に望みの縦方向切込みを形成するさまざまな可能性がもたらされる。好ましい一実施形態では、ブレードは実質的にコンベヤ経路において加工されるべき脚の後側で移動され、この場合、簡単で低廉な構造でアームはキャリアと同時に、特にブレードからある距離に位置する水平ピンの周りを回転または旋回することができる。特に回転させる設計では、互いに反対方向に延びる2つのアームが同じピンの上に取り付けられていることが好ましく、この結果、非常に効果的でバランスのとれた構造になる。
【0012】
アームがブレードとピンとの間で分割されている場合には最適の縦方向切込みが得られ、これらの部分は互いに旋回可能に連結され、ブレードの側にある一方の部分は、付勢力に対抗してピンの側にある他方の部分に対して旋回することができる。こうして、回転または旋回アームの端部に位置するブレードは、足根骨関節の近くで皮または肉の中に入り込むことができ、その後に切込みに必要な力が主としてアームの駆動によってではなく、適切に選択することのできる付勢力によって決定される。
【0013】
切込み深さを適切に制御できるようにするため、縦方向切込み手段は、アームの上に配置されてブレードと相互作用しブレードに対して脚を位置決めするようになっている停止部を包含することが好ましい。
【0014】
通常、脚をその足根骨関節によって吊るすことは、いくつかの横方向に(例えばコンベヤの方向またはその反対の方向、もしくはその他の方向に)、足が吊るされている点の上または下で脚に横方向の力を行使することによって、吊り点に対して脚が旋回できるようにする自由をもたらす。
【0015】
第1に、足根骨関節の近くで脚の下腿の周りをカットすることは、切込みには望ましくない方法で、特別の処置がなければ脚をコンベヤの方向とは逆に旋回させることになる、この性質の横方向の力を発生させる。これを防ぐために本発明は、脚をその後側で支えるためにコンベヤに並行してコンベヤと同時にコンベヤの方向に動くことのできる脚支持手段を、コンベヤの下に備える。脚支持手段は例えば、エンドレス・コンベヤ・ベルトまたはチェーンの上に配置されたプレートまたはロッドとして設計することもでき、この場合、プレートまたはロッドの間隔はキャリアの間隔と同じである。
【0016】
第2に、脚の後側に縦方向の切込みを作ることは、縦方向の切込みには望ましくない方法で、特別の処置がなければ脚をコンベヤの方向に旋回させることになる横方向の力を脚に発生させることになる。これを防ぐために本発明は、脚のコンベヤ経路の、いずれの側にも配置されてこれにほぼ平行であり、縦方向切込み手段と相互作用し、付勢力に対抗して離れることのできる2つのガイドを提供する。2つのガイド間の最小距離は、ガイドのレベルにおいて脚の横寸法より小さくなるように選択される。付勢力が原因で、ガイドは搬送される脚を圧して摩擦力を起させ、この摩擦力は縦方向切込み手段によって発生する切断力に対する抵抗をもたらす。
【0017】
キャリアが前方に動いている間に、キャリアから吊るされている家禽の脚に対して本発明による皮剥ぎ作業を実施すると、皮は、少なくとも1つの切込みによって足根骨関節の近くでほぼ下腿の周りを皮の厚さに等しい深さまで(深さがわずかに少ないか僅かに多い場合もある)カットされ、それから脚から引き離される。
【0018】
外見のよい効果的なカットを得るために、下腿の周りに少なくとも1つの切込みをする前に、足根骨関節と脛骨関節との間の1つまたは複数の個所に皮を係合することによって、また係合された皮の部分を足根骨関節から離すことによって、皮を引き伸ばすことが好ましい。この結果、皮は引き伸ばされるか、または足根骨関節の区域において多少とも引っ張られて緊張し、カットを容易にする。
【0019】
高度の信頼性で皮を除去できるようにするために、足根骨関節の近くで下腿の周りの皮に切込みを作り、足根骨関節と脛骨関節または股関節との間の皮に縦方向切込みを作り、これらの切込みが互いに交差するようにする。
【0020】
簡単で信頼性のある皮の除去を保証するために、足根骨関節と脛骨関節または股関節との間の切込みから背いた脚の側において皮が係合されることが好ましい。
【0021】
下腿または完全な脚について実施される皮剥ぎ作業の好ましい実施形態では、足根骨関節の近くで下腿の周りにおいて皮をカットした後、および皮を脚から引き離す前に、皮を足根骨関節と脛骨関節または股関節との間における1つまたは複数の個所で係合し、係合された皮を足根骨関節から取り除く。これは「皮修正」として知られている。この場合には、脚の皮に縦方向切込みが存在する場合には、この性質の縦方向切込みから背いている脚の側に皮が係合されることが好ましい。
【0022】
望ましくない方法で、前の作業中に、例えば足根骨関節の方向に剥がされた皮はすべて、上述の皮の修正法を用いてできるだけその自然の位置に戻すことができる。したがって皮剥ぎ作業の情況では、係合すべき皮を脚の特定の位置に位置付けて、それから例えばそれ自体周知である皮剥ぎローラによって実際に係合できることが確実になる。皮の修正(足根骨関節と脛骨関節または股関節との間の1つまたは複数の位置で皮を係合して、係合された皮の部分を足根骨関節から取り除くこと)もまた、下腿または完全な脚に対するいかなる加工過程においても、例えばこれらの体裁を良くするために、皮を事前に足根骨関節の近くで下腿の周りにおいてカットすることなく独立して使用することができる。
【0023】
本発明はまた、各々がらせん歯状突起を備えた1セットの細長い皮剥ぎローラを提供する。皮剥ぎローラの長さの一部分にわたる歯状突起の直径は長さの残りの部分にわたる歯状突起の直径よりも小さい。直径が小さな歯状突起の部分の代わりに、またはこれに加えて、各々がらせん歯状突起を備え、歯状突起は歯状突起のピッチとは反対の方向に向いたピッチを有するらせん溝を持つ皮剥ぎローラの長さの一部分にわたって設けられている、一組の細長い皮剥ぎローラを備えることも可能である。小さな直径またはらせん溝を有する皮剥ぎローラの部分は、皮剥ぎローラが皮剥ぎされるべき製品によりうまく係合することを可能にする。ちなみに、本発明による皮剥ぎローラは、下腿の皮剥ぎ用および腿と下腿を含む脚全体の皮剥ぎ用両方の従来技術による皮剥ぎ装置において使用することもできる。
【0024】
さらに、周知の皮剥ぎ過程において皮修正を独立して使用することも可能である。例えば皮を含む脚の包装作業または表示作業の情況において、製品の見栄えがよくなり、皮の下にある脚肉の貯蔵寿命が改善されるように皮修正を独立して使用することも可能である。
【0025】
皮修正は、下腿のコンベヤ経路に配置されて、付勢力とは反対のコンベヤ方向に関して横方向に離れることのできる、多くのブラシ要素によって実施されることが好ましい。この種類のブラシ要素は金属製であることが好ましいが、可とう性の弾性材料から作ることもでき、例えばゴム製フラップなどとして設計することもできる。ブラシ要素を、付勢力とは反対のコンベヤ経路の下で旋回することができるようにコンベヤ経路に対して横方向に延びたほぼ水平のピンの上に配置された1つまたは複数のアームの一端に配置することができる。
【0026】
皮剥ぎ作業の後であることが好ましいが、皮剥ぎ作業中、またはその前、または完全に皮剥ぎ作業とは関係なしに行うことも可能で、家禽の脚の骨を抜いてその上にある肉の少なくとも一部分を得る目的で、次の各作業を実施することが好ましい。すなわち、下腿の第1側において足根骨関節の近くで下腿にカットを入れること、および足根骨関節の近くで下腿の腱を切断することである。足根骨関節の近くの腱は下腿骨の全ての側においてほぼその縦方向に延びているので、腱を切断する前に、例えば下腿骨の周りの腱を下腿の第1側から2つの対向する方向に押すことによって、下腿の第1側とは反対側にある第2側に腱を動かす作業をすることが好ましい。次に、一緒にされた腱は、下腿のコンベヤ経路に沿って位置して実際に足根骨関節の近くで下腿の周りの腱に対してカット作業を行うカット手段によって、容易に切断することができる。この場合に、下腿が皮を含むか含まないかに関係なく、下腿の第1側において足根骨関節の近くで下腿にカットを入れるステップを不要にすることも可能である。骨の周り全てにわたって存在し肉片に連結されている腱を骨部分の片側に寄せる手順は、主としてこの種類の他のあらゆる骨部分にも適用することができる。
【0027】
次に、足根骨関節と脛骨関節との間で、特に足根骨関節から脛骨関節までの経路に沿って、分離手段の助けによって骨から肉を少なくとも部分的に掻きとることが好ましい。骨から肉を完全に確実に掻きとることは、2回にわたって通るべき掻きとり経路の少なくとも一部にとって有利である。これは、従来のスクレーパ要素を使用した場合には(スクレーパ要素は通常、エッジ凹部を備えた一組のプレート状要素から構成され、エッジ凹部は共に掻きとり開口部を形成し、この寸法は付勢力の下でスクレーパ要素を互いに向けて動かすことによって変えることができる)、掻きとり経路を最初に通過するときは骨の周りの骨膜はスクレーパ要素間を通り、この結果、骨膜に繋がった残りの肉は骨に接着し続ける。掻きとり経路を2回目に通過するときは、骨膜は骨からほとんど離れることがわかり、したがって、掻きとり作業によって骨膜を肉と共に除去することができる。掻きとりが従来の技術で慣習的であるように1回だけ行われる場合には、骨膜を直接骨から取り外すとすれば、実のある掻きとり力を使用しなければならない。この場合には、腓骨も骨膜から掻きとられて、次に掻きとられた肉に接着するという大きなリスクがあるので、これを手で除去しなければならない。したがって、本発明によって、掻きとり経路の少なくとも一部を2回通過する場合には、極めて僅かな掻きとり力を使用することができるので、骨膜は掻きとられるが腓骨は掻きとられない。
【0028】
スクレーパ要素が下腿の脛骨関節部分を通過して、ばね付勢に対抗して圧し離された後、スクレーパ要素は僅かな距離だけ離されて、さらに掻きとり方向に動かされる。この方策によって、スクレーパ要素によって肉を通じて脛骨関節部分の周りの肉にかけられる「レバー作用」によって、肉の大部分が脛骨関節から引き剥される。
【0029】
脛骨関節は掻きとり中の少なくとも一部において少なくとも1つの脛骨支持物によって足根骨関節に背いた側で支持されることが好ましく、こうして、スクレーパ要素にかけられる掻きとり力は圧縮力として骨に吸収され、したがって、掻きとり作業中に骨が破損するリスクは最小限に抑えられる。脛骨関節のための支持物は、スクレーパ要素が脛骨より大きな脛骨関節を通過する場合には、掻きとり力が最大になるので特に有利である。骨が破損するというリスクは、支持物を通じて掻きとり中にキャリアからの吊り状態の外に脚を持ち上げることによって、さらに少なくなり、こうして、骨を損傷させる原因になることのある足根骨関節とスクレーパ要素との間で引張力が骨に発生することを簡単かつ効果的に防止する。
【0030】
掻きとり作業の後に、肉を、好ましくは足根骨関節に背いた脛骨関節の側の肉を切り離すことによって、骨から分離することができる。
【0031】
本発明によれば、腿および下腿を含む家禽の足から骨を抜くために次の手段が提供される。すなわち、実質的に腿の後側と腿の内側に向いて面する大腿骨の側に、好ましくは脛骨関節から、大腿骨に沿ってその縦方向に少なくとも1つの切込みを行うための腿切込み手段と、好ましくは脛骨関節から、下腿骨に沿ってその縦方向に少なくとも1つの切込みを行うための下腿切込み手段と、特に脛骨蓋骨と脛骨の背部との間の区域において、また大腿骨と下腿骨との間で、脛骨関節の腱にカットを入れるための脛骨切込み手段である。家禽の足から骨を抜くために、必要ではないが、足根骨関節の近くで下腿の周りに切込みを入れることが可能である。好ましい一実施形態では、脛骨切込み手段は、2つの少なくとも部分的に重なり合ったブレードを含み、これらのブレードは、少なくとも部分的に大腿骨と下腿骨との対向する各端部の間における脛骨の背後において家禽の脚の片側から移動して、次に各々が腿切込み手段と下腿切込み手段を個別に形成するように互いに離れて動くように移動可能である。脛骨切込みを入れるときは、重なり合ったブレードが切取り動作を行い、これは切るべき脚部分に実質的に作用するが家禽の脚には全体としてほとんど影響を及ぼさない切断力を提供する。
【0032】
家禽の脚のカット作業中に、脚はその側部の少なくとも1つは支持表面によって、その脛骨の背部は家禽の脚に対して横方向に向いた1本のロッドによって、またその前側は腿に対して置かれるべき支持表面によって支えられ、膝蓋骨もこれに対して配置されるべき膝蓋骨止め具によって位置付けられることが好ましい。
【0033】
家禽の脚の側部、特に内側のための支持表面は、腿切込み手段、下腿切込み手段、および/または脛骨切込み手段の通過を可能にするための1つまたは複数のスロットを備えている。
【0034】
別の実施形態では、家禽の脚は1本のピンによって位置付けられ、ピンの一端は片側から膝蓋骨背後の家禽の脚へ、大腿骨と下腿骨の対向する端部の間で動かされることを目的とする。
【0035】
家禽の脚を加工するための本発明による装置のさらに1つの好ましい実施形態では、腿切込み手段を使用して作られた腿切込みを通じて腿肉から大腿骨を取り出すための、大腿骨除去手段が提供される。大腿骨除去手段は、脛骨関節の側における関節丘の近くで大腿骨に力を加えるようになっており、この力は大腿骨に対してほぼ横方向に向けられる。
【0036】
家禽の脚のキャリアは1本のピンを含むことが好ましく、このピンの一端部は、大腿骨と下腿骨との対向する端部の間で膝蓋骨の背後における家禽の脚の片側から配置されることを目的とする。この種類のキャリアは、家禽の脚について実施しようとするあらゆる作業を目的として、家禽の脚を搬送および/または位置付けするために独立して使用することができる。ピンは第1伸張部分を有し、前記の端部はこの第1伸張部分の一部を形成し、この第1伸張部分は第2伸張部分に連結され、第2伸張部分は第1伸張部分に対して横方向に向けられ、第2伸張部分は第1要素に取り付けられ、第1伸張部分は、第2要素の上で、第2伸張部分に並行に向けられたピンの周りに回転できるように配置されており、第2要素は第3要素の上に回転可能に配置され、第3要素は所定の経路に沿って動くことができる第4要素の上に回転可能に配置されている。
【0037】
本発明による各作業は、他の作業も行われる自動加工ラインと独立加工ユニットとの両方において行うことができる。自動加工ラインは、特定の作業を実施するための1つまたは複数の加工ユニットを、線形または擬線形配置および例えば円形コンベヤ形式の配置の両方で含むことができる。
(実施の形態)
次に、本発明を添付の図面を参照してさらに詳しく説明する。
【0038】
様々な図面を通じて、同じ構成部分または同じ機能を有する構成部分には同じ参照番号を関連付けた。
【0039】
図1は、家禽の脚にカットを入れて皮剥ぎするための装置を示す。図1と次に続く図が下腿のみを示しているが、下腿と腿の両方を含む脚全体を加工することも可能である。装置は、次々に吊られている脚の対を加工するようになっており、図1には各対のただ1本の脚だけを見ることができる。
【0040】
この装置は、分りやすくするためにわずかなフレーム部分のみが示されて、構成部分を支持するための他のフレーム部分は省略されているが、さまざまな作業を実施するためのさまざまなセクションを含み、これらのセクションは分割ラインの中に互い前後に配置されている。セクションの図示された順序と、したがってこの中で実施される作業の図示された順序は重要ではない。これらのセクションの1つまたは複数をなくすこと、または他とは独立して考えることも可能である。下記にさらに詳しく検討するセクションはコンベヤ経路に沿って配置され、このコンベヤ経路に沿って、互いに連結されてキャリア4を備えたトロリー6を有するコンベヤ2によって、足根骨関節によりキャリアから吊るされた下腿8は矢印10の方向に搬送される。
【0041】
参照番号12で示される第1セクションでは、縦方向切込みが下腿8の皮を貫通して作られる。参照番号14で示される第2セクションでは、引き続いて下腿の皮は引っ張られて、2本の横方向切込みが足根骨関節の近くで作られ、皮修正が下腿8の上で行われる。参照番号16で示される第3セクションでは、下腿8から皮が除去されて取り出される。参照番号18で示される第4セクションでは、縦方向切込みが下腿8の皮を貫通して作られる。
【0042】
図1、2a、2bは第1セクション12を示す。各家禽の脚のために、第1セクション12は、1つのユニットを形成してピン22から対向方向に延びる2本のアーム20を含み、ピン22の周りにアーム20は矢印24の方向に回転することができる。各アーム20はセクション20aとセクション20bを含み、これらのセクションは互いにピン26の周りに旋回することができる。止め具20cがセクション20aに連結固定されている。セクション20aに旋回可能かつ取外し可能に、またセクション20bに旋回可能に連結されたロッド28の上に配置された圧縮ばね30が、セクション20bを止め具20cに対して押し付ける付勢力を付与する。ピン26から離れているセクション20bの端部はブレードを有するブレード・ホルダ32を支え、ブレードの鋭利な刃は参照番号34で示されている。ブレード・ホルダ32は、鋭利な刃34の後にブレードの表面に対して横方向に十分な距離にわたって延び、ブレードによって形成された切込みの深さを、せいぜい下腿の周りにある皮の厚さに制限する。
【0043】
特に図2a、図2bに示すように、各下腿8のコンベヤ経路の両側にガイド36がキャリア4の下に配置され、これらのガイド36は一端部において各々ピン38の周りに旋回可能に取り付けられ、前記端部からある距離において、付勢力を付与する圧縮ばね構造40によって反対側のガイド36に向かって駆動される。圧縮ばね構造40は、ガイド36に連結固定されて支持物44の広孔に密接して通されているピン42を含む。圧縮ばね46はピン42上のガイド36と支持物44との間に位置する。ガイド36から離れた支持物44の側では、ピン42は、ガイド36の静止位置を決定する厚いセクション48を備えている。2つの関連するガイド36が両方とも静止位置にある場合には、これらの間の距離は、ガイド36の間を通ることになっている下腿8のセクションの横方向寸法よりも小さい。
【0044】
コンベヤ2の動きはアーム20の回転と同期している。下腿8がセクション12の作業域へ移動すると、下腿8は図2aに示すようにガイド36の間を移動し、ガイド36は下腿8に締付け力を加える。アーム20の1つが垂直に上向きに延びた場合には、止め具20cは下腿8の後側と接触し、ブレードの鋭利な刃34は下腿8の皮と接触して皮をカットする。図2bに示すように、アーム20がさらに回ると止め具20cは下腿8から離れ、ブレードの鋭利な刃34は下腿の皮に縦方向の切込みを作る。縦方向の切込みは、下腿8がガイド36の間に締め付けられて固定され、したがって旋回できないために、作ることができる。セクション20bは止め具20cを離れ、圧縮ばね30の中のばね力は、ブレードによって加えられるカット力を決定する。縦方向切込み作業の結果である皮切込み50は、個別の下腿8について図3に示されている。
【0045】
図1、4は第2セクション14を示す。このセクション14は、加工しようとする各下腿8または家禽の脚のために、プレート60によって形成されたスロット62を含み、区域62aにおけるスロット62の幅は同じレベルにおける下腿8の横方向寸法より大きいが、区域62bにおけるスロット62の(一定)幅は、スロット62のレベルにおける下腿8の横方向寸法より小さい。したがって、スロット62の刃は遷移区域62cにおいて下腿8の皮を掴み、この皮を下向きに引っ張る。それから皮は区域62bにおいて縦方向の応力を受ける。
【0046】
スロット62のいずれの側にも、カット手段64がその区域62bに配置されている。カット手段64は、各々がブレードを備えた2つのブレード・ホルダ66を含み、その鋭利な刃は参照番号68で示されている。各ブレード・ホルダ66は鋭利な刃68の後に、ブレードの平面に対して横方向に、十分な距離にわたって延びており、ブレードの切込み深さを、せいぜい足根骨関節の近くで下腿の周りにある皮の厚さにまで制限する。
【0047】
各ブレード・ホルダ66は、ほぼ垂直に向けられたピン70の周りに旋回できるベント・アーム72の一端部に取り付けられている。アーム72の他端部の近くで、アーム72がピン74の周りに旋回できるようにピン76に連結され、ピン76のピン74から離れた端部は止め具78における孔の中に密接して通されている。圧縮ばね80がピン76の上のアーム72と止め具78の間に配置され、ブレードの鋭利な刃68を付勢力の下でスロット62の上を確実に駆動する。各スロット62の上に、下腿8の搬送方向10に見るように2つのブレードがあり、これらのブレードは同じ高さで互いに前後に位置する。
【0048】
スロット62の区域62bの下に、矢印84の方向に、詳細には示さないがホィール83の周りを走行して駆動されるエンドレス・チェーン82がある。チェーン82のリンクの上にはプレート86が取り付けられている。チェーン82の移動速度は、プレート86が下腿8のキャリア4と同期して移動するように選択される。
【0049】
皮を足根骨関節の下で引っ張られた下腿8がスロット62の区域62bを通過した場合には、下腿8はキャリア4とプレート86の両方によって前方へ動かされる。区域62bでは、下腿8は上述のブレ−ドの刃68に密着して、各刃は、下腿8が通過したときに下腿8によってブレードが側方に押されて圧縮ばね80によって下腿8の周りを追随させられると、下腿の周囲のほぼ半分にわたって切込みを作る。共に2つの切込みは下腿8の周りにおおよそ完全な切込みを形成する。
【0050】
スロット62の端部の後に、皮修正装置90が下腿8のコンベヤ経路に配置されており、この装置は、圧縮ばね96によって生ずる付勢力に対抗してピン94の周りに旋回して離れることができる1組のブラシ要素92を含む。ブラシ要素92は、圧縮ばね104によって生ずる付勢力に対抗してピン102の周りに矢印100の方向に旋回することができるダブル・アーム98の一端部に配置されている。圧縮ばね104は、ピン106の周りを旋回できるようにアーム98に連結されたピン108の上に配置されている。
【0051】
図4に示すように、搬送されている間、下腿8はブラシ要素92に密着してこれらの間に入る。ブラシ要素92は僅かに動いて互いに離れることができるので、さまざまな横方向寸法の下腿8を効果的に加工することが出来る。下腿8の進行搬送はアーム98を矢印100の方向に旋回させ、下腿8の皮はブラシ要素92に沿って動く。この工程で、皮ができるだけ下腿8の前側を覆うように、皮は下腿8の上で円滑に引っ張られる。
【0052】
第2セクション14で実施される作業の結果、すなわち第1セクション12で作られた皮切込み50と皮修正に加えて個別の下腿8について形成された皮切込み110を、図5に示す。
【0053】
図1、6、7、8は第3セクション16を示す。各下腿8のために、第3セクション16は、それぞれ矢印122aと122bで示す方向に、詳しくは示されていないが駆動される一対の皮剥ぎローラ120a、120bを含む。皮剥ぎローラ120a、120bの上には、皮剥ぎローラ120a、120bを越えて運ばれる下腿8の皮が皮剥ぎローラ120a、120bの間で引っ張られてこれらの下に排出されるように、歯状突起が形成されている。皮剥ぎローラ120a、120bは、下腿8が皮剥ぎローラ120a、120bの端部に当たって、それからキャリア4によって皮剥ぎローラ120a、120bの上に引っ張られ、この工程の間に下腿8が傾くような高さに配置されている。この工程において、皮剥ぎローラ120a、120bの端部における歯状突起の端部は、これと接触する皮を掴み、この領域における皮を折り返す機会を有する。折り返された皮の部分は、いったん下腿8が皮剥ぎローラ120a、120bの上に来ると、皮剥ぎローラ120a、120bの歯状突起のためにすぐれた係合点を提供し、この結果、皮除去の信頼性レベルは高くなる。この信頼性は、皮剥ぎローラ120a、120bがその長さの一部分124にわたって、残りの長さにわたって配置された歯状突起の直径よりも小さな直径の歯状突起を備えていることによって、なおさらに強化される。したがって、部分124を通る下腿8はこの領域において僅かな距離だけ下向きに動いて、その結果、歯状突起によって予め掴まれていなかった皮を確実に皮剥ぎローラ120a、120bの間でなおも掴むことが可能である。
【0054】
直径の小さな部分124の代替として、皮剥ぎローラ120a、120bは各々その上流セクションに図6aに示すように、らせん溝125を備えることができる。この溝のピッチは皮剥ぎローラ120a、120bの歯状突起のピッチと正反対であるから、歯状突起は溝125によって切り開かれる。この個所では多少とも鋭利な刃が形成され、通り過ぎる皮に対して皮剥ぎローラ120a、120bが係合する追加の点をもたらす。
【0055】
図7は、従来の技術から周知であるような、原則としてピン130の周りに僅かな角度だけ旋回できるキャリア4を示す。特別の方策なしに、この種類のキャリア4によれば、下腿8は皮剥ぎローラ120a、120bの上で「踊る」ことになり、これは皮剥ぎ作業に悪い結果をもたらすはずである。しかし、図7は旋回式キャリア4の場合には、下腿8は確実な力で皮剥ぎローラ120a、120bの上に押されることが可能であるから、この「踊り」はもはや発生しない。この目的のために皮剥ぎローラ120a、120bの区域におけるキャリア4の上向きのガイド表面は、ピン132の周りに旋回することのできるロッド134に沿ってスライドする。ロッド134は、ピン136の周りに旋回できるレバー138の自由端によって下向きに押され、一端でそれに連結する。ピン136の他端はレバー140に連結され、レバーによってロッド134に加えるべき力を調整して、下腿8を皮剥ぎローラ120a、120bの上に押し付ける力を調整するために、レバー140に沿って錘142を移動させることができる。調整可能な止め具144によって、レバー138によるキャリア4の僅かな角回転によってロッド134に力は加えられないことが保証される。
【0056】
図8に示すように、皮剥ぎローラ120a、120bによって除去されている皮も、またキャリア4から外れて皮剥ぎローラ120a、120bの間を通って引き出された壊れた脚も、滑り面150を経てベルト・コンベヤ152に排出される。このことについて本説明では後で戻ることにする。
【0057】
図1、9a、9bは第4セクション18を示す。第4セクション18は実質的に、ブレード・ホルダの形状を除いて、第1セクション12にほとんど全面的に対応しており、したがって該当するブレードによって作られる切込みの深さが異なる。セクション12では、カット深さはブレード・ホルダ32の形状によって制限される。第4セクション18のブレード・ホルダ160が中に取り付けられるブレードの平面に対して僅かに横方向に突出可能にすることのみによって、ブレードは例えば下腿骨にまでずっと下腿8に深く切り込む。この縦方向カット作業の結果すなわち個別の下腿8に対する肉切込み162を図9cに示す。
【0058】
図10a、10bは、完全な脚8aと共に使用するためのセクション12、18の代替実施形態を示す。アーム20のセクション20bは各々、ブレード・ホルダ160の近くで湾曲ガイド21によっていずれの側にも横方向に支えられている。自由に回転可能なガイド・ローラ23がセクション20bに配置されている。定置ローラ・ガイド25がガイド・ローラ23の経路に配置されている。図10aに示すように、セクション20bの上に取り付けられたブレードの鋭利な刃34が脚8aの皮に(図10aがセクション12を示す場合)、または下腿骨に至るまでの全体に亘って脚に(図10がセクション18を示す場合)カットを入れる。図10bに示すように、脚8aの脛骨の脛骨関節/背部の近くにあるブレードの鋭利な刃34は、セクション20bに連結されたガイド・ローラ23がローラ・ガイド25と接触してその湾曲縁部に沿って案内されることによって、矢印25aの方向に押されて脚8aから離れる。図10cに示すように、結果としては、脚8aにおける皮切込みまたはより深い切込み162aが脚8aの下腿の長さにわたって延びるが、脚8aの腿は実質的に無傷のままである。
【0059】
図11はコンベヤ2の一セクションを示すが、コンベヤ2の一部分2aはトロリー6のキャリア4に吊るされている下腿8を除骨装置170に供給し、コンベヤの他の部分2bは事実上完全に骨抜きされた下腿8を除骨装置170から除去する。キャリア4は制御された方式でほぼ垂直なピンの周りを所定の角度にわたって、特に±90°またはその倍数の角度にわたって回転できるので、下腿8の所定の側を下腿8のコンベヤ経路に沿って配置された加工装置に向けることができる。
【0060】
わかりやすくするために重要でない部分を省略した除骨装置170は、カッティング装置172、174と、さらに円形コンベヤ形式の配置で制御された方式でコンベヤ2のキャリア4と同期して動くことのできる多くのスクレーパ・ステーション176aも含む。
【0061】
コンベヤ2の部分2aは、図1〜10cを参照して検討した装置のセクション18に近接している。
【0062】
ちなみにここで、図1〜10cを参照して図解した形式の皮剥ぎおよび切込みを事前に実施しておくことは、除骨装置において実施される作業のためには重要ではないことに注目すべきである。すなわち除骨装置170は、皮剥ぎ作業も切込み作業も行われておらず、または皮剥ぎ作業のみが行われた下腿8を加工することもできる。
【0063】
コンベヤ2の部分2aは、キャリア4aの位置で90°だけキャリア4aを回転させるための、ここに詳細には示されていないがそれ自体周知の回転ステーションを含み、この結果、キャリア4aから吊るされた各下腿8は搬送方向10から見て位置から位置へ次々に移動させられる。それから前後に並んだ下腿8は除骨装置170における作業を受け、図12、13を参照して後でさらに詳しく検討するように、カッティング装置172によって実施される切込み作業から始まる。
【0064】
図12は、足根骨関節によってキャリア4から吊るされている2本の下腿を示しており、これらの下腿は先に検討したセクション12、14、16および18ですでに皮剥ぎと切込みが行われている。
【0065】
モータ176(図11)によってピン178を介して回転駆動されるブレード180は、下腿8のコンベヤ経路に配置され、ピン182の周りに旋回できるアーム184は、矢印10の方向に動いている回転式ブレード180の切刃による所定の予荷重の下で下腿8に接触する。こうしてブレード180は、縦方向切込み162から離れた下腿8の側は、図13に示すように足根骨関節の近くに横方向の切込みを作る。下腿8とアーム184との間の摩擦および下腿8とブレード180との間の摩擦の結果として、下腿8はその縦軸線の周りにある角度だけ回転することになる。
【0066】
次に図14に示すように下腿8は、搬送方向10にやはり動いて凹部を備えているプレート190の間に案内される。各プレート190の下には、詳しくは示されていない2つの相互作用する腱支持要素192があり、これらの腱支持要素は、止め具と付勢ばね193によって動かされるローラ191によって互いに近づいたり離れたりすることができる。各腱支持要素は凹部194を含む。腱支持要素192が互いに対向して置かれると、対向する凹部194は開口部を形成し、それから腱支持要素192の接合する縁部196は実質的にV形の凹部を形成する。
【0067】
図15、15a、15bに示すように、腱支持要素192は矢印206の方向に転置され、この動きの間に腱支持要素192はばね193の付勢力に対抗して動き、互いに離れることができる。このような腱支持要素192の転置の間に、足根骨関節の近くで下腿骨の周りにある腱は縁部196の後部セクションによって下腿8の片側に、特に縦方向切込み162のある側に動かされる。それから腱支持要素192は下腿8の周りでその足根骨関節の近くで閉じ、下腿骨は凹部194によって画定された開口部の中に移動する。多少とも同時に、凹部200を備えたスクレーパ・プレート202を含むスクレーパ要素が、制御された方式で開いた位置に、すなわちこれらが互いにある距離をおいた位置に上向きに動き、この工程の間に下腿8は凹部200の中へ動く。
【0068】
それから図16に示すようにスクレーパ・プレート202は矢印204の方向に、互いに向かい合って動き、この結果、下腿8は適所に固定され、さらにキャリア4に吊るされることになる。
【0069】
次に図16、17a、17b、18に示すように、下腿8の腱のある側は、モータ210(図11)によってピン212を介して回転駆動されるブレード214の切刃を通過して案内され、この工程の間に腱は切断される。加工のこの段階で、支持要素216もまた下腿8の脛骨関節の下に置かれる。
【0070】
図19に示すように、下腿8の腱が足根骨関節の近くで切断された後、例えばスプリングによって生じた予荷重の下にあるスクレーパ・プレート202はできるだけ互いに重なって移動し、できるだけ小さな凹部200によって画定されたスクレーパ開口部を作る。次に、スクレーパ・プレートは矢印220の方向に動かされ、この動きの間に肉は下腿骨から剥ぎ取られる。スクレーパ・プレート202は、掻き取り経路の部分が覆われた後に互いに離されて、再び上向きに動かされ、再び互いに向かって動かされ、そして矢印220の方向に動かされ、掻き取り経路のセクションが2回通過されて、より高い肉の収率をもたらすことが好ましい。
【0071】
支持要素216は、肉が掻き取られている間、特にスクレーパ・プレート202が下腿骨の脛骨関節を通り過ぎるとき、下腿骨の脛骨関節を支持する。そのとき最も掻き取り力が発生するからである。支持要素216は、掻き取り中にほぼ縦方向の圧縮力が下腿骨において発生し、この力を吸収することは容易であることを保証する。支持要素216の位置はまた、足根骨関節がキャリアからの懸垂で邪魔されず、したがって掻き取り中に下腿骨に縦方向の引張り力が発生することを効果的に防ぐように選択することもできる。脛骨関節を通過した後、スクレーパ・プレート202は、凹部200によって画定された小さな開口部のみが残るまで、できるだけ互いに重なり合うように動かされる。スクレーパ・プレート202はこの位置で阻止されるが、これらは矢印220の方向にさらに下向きに動かされる。腱に発生した力と小さな掻き取り開口部によって生じた脛骨関節の周りの肉は、連結した肉と連結した腱が従来の技術では通常あったものよりもさらに効果的に、かつうまく剥ぎ取られることを確実に証する。
【0072】
図11に戻ると、ガイド230と回転式ウォーム歯車232との間で下腿骨を動かして、次いで概略的に示した定置式、移動式、および/または回転式ブレードにより脛骨関節の下で肉を下腿骨から切り離すことによって、肉はコンベヤの部分2bに沿って下腿骨から分離される。
【0073】
図20はコンベヤ2を有する分割ラインの一セクションを示すもので、この分割ラインには荷卸しステーション240、セクション12、14、16、18を含む皮剥ぎカッティング・ステーション242、除骨ステーション170、集肉ステーション244、および荷卸しステーション246がある。除骨ステーション170から、ベルト・コンベヤ248が延びて集肉ステーション244を過ぎ、このコンベヤの上を一点鎖線で示された2つの製品の流れ250、252が、ハッチング付きの矢印の方向に作業者244、256、258、260を過ぎて搬送される。第3の製品の流れは、分割ラインのセクション253に沿って荷卸しステーション246に排出される。
【0074】
従来の技術では、出発製品の加工中に形成される、崩れた骨を含む製品などの基準から外れた製品をさまざまな位置において分割線から除去し、これを集めてから一括して処理するのが普通である。本加工法の目的は、手動作業を実施することによって基準から外れた製品からできるだけ多くの製品を得ることである。
【0075】
図20に示す配置では新しい手法が採用されており、この手法では、基準から外れた製品は正規の製品の流れから取り出し除去されず、正規の製品と基準から外れた製品の流れはできるだけ一緒に保たれる。この概念の実際的な一実施形態として、図20におけるベルト・コンベヤ248は、基準から外れた製品の流れ250(この場合には骨の部分のある下腿肉)と正規の製品の流れ252(この場合には下腿肉)とを搬送する。分割線のセクション253は下腿骨を搬送する。作業者254〜260は、基準から外れた製品が正規の製品を形成するためのインライン加工を経て流れ252に合流できるように、正規の製品の流れ252を監視して、流れ250の基準から外れた製品を加工する。したがって、流れ250、252は、基準から外れた製品が加工されて正規の製品を形成するまで別々のままである。作業者254は、下腿肉を付けた下腿骨が分割ラインのセクション253にまだ存在するか否かを検査する。存在する場合には、下腿肉を付けた下腿骨を除去して流れ250の中に導く。
【0076】
もはや基準から外れた製品のバッチ式加工はなく、工程管理を著しく簡単にする連続式でフレキシブルな加工となる。
【0077】
図20において、一点鎖線262は、荷卸しステーション240において卸された崩れ下腿骨を付けた下腿の、基準から外れた製品の流れ250への移転を示すものである。同様な製品の同様な移転が一点鎖線264で示されている。一点鎖線266はセクション16からの皮の排出を示す。一点鎖線268は、例えば図8に示すベルト・コンベヤ152による崩れ下腿骨を付けた皮を剥いた下腿の流れ250への移転を示す。陰線付きの矢印270は、崩れ下腿骨を付けた部分的に皮を掻き取った製品の流れ250への排出を示す。一点鎖線272は分割ラインからの下腿骨の排出を示す。
【0078】
図20に示す配置は下腿の加工に関するものである。しかし、正規の製品の流れと基準から外れた製品の流れをできるだけ共に運んで保つための図20を参照して説明した原理は、鳥がら、はらわた、前半身、後半身、脚全体、その他の加工などの、肉加工工場で行われる多くの工程に適用することができる。
【0079】
図21は、コンベヤ(詳しくは図示せず)によって所定の経路に沿って矢印302の方向に前進しているキャリア304から吊るされた家禽の脚300を示す。家禽の脚300の経路には、互い違いに配置された多くの支持ブロック308とカッティング・ブロック310を含む除骨装置306がある。支持ブロック308とカッティング・ブロック310の配置は、除骨装置306が円形コンベヤ形式であるように想定上の円形ラインに沿っている。しかし、異なった湾曲状または直線状のラインに沿って配置されることも支持ブロック308とカッティング・ブロック310には可能である。各支持ブロック308と隣接するカッティング・ブロック310の間には、加工しようとする最も広い家禽の脚300の幅と少なくとも同じ幅を有するスペースが得られる。支持ブロック308とカッティング・ブロック310はそれぞれ、その前側に、ほぼV形の凹部312を備えている。フレーム(詳しくは図示せず)に連結されたガイド314が凹部312に配置されている。家禽の脚300と支持ブロック308とカッティング・ブロック310との経路が互いに交差するところでは、支持ブロック308とカッティング・ブロック310は、家禽の脚300が支持ブロック308とカッティング・ブロック310との間に自動的に入るように、また工程中にガイド314によって囲まれるように、矢印316の方向に家禽の脚300の上に同期して動かされる。この状況を図22にさらに詳しく拡大して示す。この図では、家禽の右脚300rがカッティング・ブロック310の1つの側から吊り下げられ、家禽の左脚300lがカッティング・ブロック310の他の側から吊り下げられている。
【0080】
図23a、23b、23cによって図示するように、カッティング・ブロック310は、そのその側部に、スロット部分318a、318b、318cを含むほぼ二重V形のスロット318を包含する。カッティング・ブロック310の側部から突き出て鋭利な刃321a、321bを有する2つのブレード320a、320bは、二重矢印327の方向に、図25を参照して詳細に説明すべき制御された様式で、スロット部分318aの中であちこち動くことができる。また、意図するカットのために、ブレード320a、320bのただ1つだけをあちこち動かすか、または他のブレード(詳しくは図示せず)を使用することも可能である。その他に、ブレード320aを、図25を参照して詳細に説明すべき制御された様式で、二重矢印326の方向にブレード320bを過ぎてスロット部分318bで動かすことができ、ブレード320bを、図25を参照して詳細に説明すべき制御された様式で、二重矢印328の方向にブレード320aを過ぎてスロット部分318cで動かすことができる。これらのブレード320a、320bが互いに重なって動くと、これらは、ブレード320a、320bが部分的に動かされるとカッティング動作に代わる切取り動作を実行する。したがってブレード320a、320bは、カッティング・ブロック310の対応する側に対して位置する家禽の脚300lの内側から切込みを作るために、スロット部分318a、318b、318cによって画定されるカッティング表面を通って移動する。カッティング・ブロック310の反対側も同様に、家禽の脚300rの内側にカットを作るために、可動ブレード320a、320bを含むスロット318を備えている。家禽の脚300がカッティング・ブロック310と隣接する支持ブロック308との間を移動しているとき、ブレード320a、320bは完全にカッティング・ブロック310の内側にあり、それから動いてカッティング・ブロック310から出るだけであり、適切であれば脚を動かして中に入れた後に望みの切込みを作るために、カッティング・ブロック310の縦軸線の周りに旋回される。上述のカットが作られる前に、カットは通常すでに足根骨関節の近くで下腿の周りに作られているが、これは必要ではない。
【0081】
カッティング・ブロックの片側のみのブレード320a、320bを備えることも可能であることに注目すべきである。片側または両側のいずれも切ることができる1つのブレードのみを、スロット318の中で動かすことも可能である。
【0082】
図23aは、カッティング・ブロック310と隣接する支持ブロック318との間に配置された脛骨支持物330も示す。脛骨支持物330は二重矢印332の方向に、ピン334の周りに傾斜することができ、家禽の脚300の脛骨関節を支持して、膝蓋骨に作用することによってこの関節を位置付けることを目的とする。脛骨支持物330の機能を下にさらに詳しく説明する。
【0083】
脛骨関節を望み通りに位置付けるために、家禽の脚300をカッティング・ブロック310に対向して配置しながら、脛骨支持物330の縁部336を、支持物縁部336が個別の家禽の脚300の大きさと関係なく膝蓋骨の下になるように位置付ける。それから脛骨支持物330を、詳細には示されていない様式で、支持物縁部336は上向きに動くように所定の角位置にまで傾ける。こうして、家禽の脚300の膝蓋骨したがって脛骨関節は、カッティング・ブロック310とこれに対して動くブレード320a、320bに関して正確に位置付けられる。脛骨支持ブロック330をカッティング・ブロック310に対して定位置に配置することもでき、この場合、支持物縁部336の位置に対するガイド314の経路は、家禽の脚300の膝蓋骨が望みの様式で支持物縁部336の上に位置付けられることを保証する。
【0084】
図24に図示するように、図23aに示す脛骨支持ブロック330の機能すなわち膝蓋骨を位置付ける機能を、カッティング・ブロック310に取り付けられているピン338の周りに二重矢印341の方向に旋回できるように取り付けられたアーム340によって、実施することもできる。アーム340を、ローラ344を備えた駆動アーム342に連結固定することもできる。矢印316の方向にカム・トラック346に沿って動くカッティング・ブロック310の場合には、ローラ344は、カム・トラック346の経路を適当に選択することによって、アーム340の望みの移動を確実にするためにカッティング・ブロック310に対して適当に移動させることができる。
【0085】
図25にさらに詳しく示すように、カッティング・ブロック310はブレード320a、320bの動きを制御するための機構を含む。第1ローラ350が備えられており、これはローラ350と相互作用する詳しくは示されていないカム・トラックによって図示された位置から矢印351の方向に動き且つ戻ることができ、スロット部分318bに沿ってブレード320aを動かす。第2ローラ352が同様に備えられ、これはローラ352と相互作用する詳しくは示されていないが上記のカム・トラックとは異なるカム・トラックによって図示された位置から矢印353の方向に動き且つ戻ることができ、スロット部分318cに沿ってブレード320bを動かす。第3ローラ354は、ローラ354と相互作用する詳しくは示されていないが上述のカム・トラックとは異なるカム・トラックによって図示された位置から矢印355の方向に動き且つ戻ることができ、スロット部分318aに沿ってブレード320a、320bを動かす。作動プレート356が備えられ、これは作動プレート356と相互作用する詳しくは示されていない作動部材によって図示された位置から矢印357の方向に動き且つ戻ることができ、カッティング・ブロック310にブレード320a、320bを出し入れする。ガイド360がカッティング・ブロック310内部の底側と上側(見えない)に配置され、このガイドに沿って、示されていない様式で互いに結合されて適当なガイド凹部を備えたガイド・プレート362が、アーム364とストラップ366を通じてガイド・プレート362に連結された作動プレート356によって動くことができる。アーム364は、カッティング・ブロック310の上壁におけるスロット368に密接して通されている。ガイド・プレート362はスロット318に類似のV形スロットを備えている。ブレード320a、320bは、ガイド・プレート362のV形スロットに密接して通されているロッド370に取り付けられている。ブレード320aに連結されたロッド370は、第1ローラ350に連結されたアーム374のスロット372に密接して通され、ブレード320bに連結されたロッド370(図示せず)は、第2ローラ352に連結されたアーム378のスロット376に密接して通されている。ロッド370はまた、アーム384に旋回可能に連結されたアーム382のスロット380に密接して通されており、次いでアーム384は、第3ローラ354に連結されたアーム386に連結固定されている。アーム384、386は、ガイド・プレート362に取り付けたピン388の周りに旋回することができる。
【0086】
図26a〜図26dは、支持ブロック308とブレード320a、320b付きのカッティングブロック310との間に位置付けられた家禽の脚300を示し、家禽の脚300はガイド314によって脛骨の裏側で支持されている。解り易くするために、下腿骨390、大腿骨392、および膝蓋骨394は脚の中に点線で示されている。膝蓋骨394はアーム340によってブレード320a、320bに対して正しい位置に動かされる。
【0087】
図26cによれば、ブレード320a、320bは、脛骨関節の直接背後の、家禽の脚300の内側から下腿骨390と大腿骨392との間の遷移レベルで脚の中に装入される。それから図26aによって図示するようにブレード320a、320bは、肉と腱を切り通すために矢印396の方向に動き、戻る。続くステップでは、ブレード320a、320bは、脛骨関節のはさみ切り動作の後に、家禽の脚300の内側に下腿骨390の後側と大腿骨392に沿って、下腿骨390と大腿骨392に沿って、矢印398、400の方向にカットを作るために使用される。ちなみに脛骨関節、下腿骨390、および大腿骨392に沿ってカットが作られる順序は重要ではない。下腿骨390に沿ったカットは、無傷の下腿を製造するために省略することもできよう。
【0088】
代替の脛骨関節位置付け方法のために、図27aは脛骨支持ブロック330の使用を図示する。
【0089】
図27bは、2つの側に作用するカッティングブロック310を使用して、家禽の左と右の脚300l、300rにほぼ同時にそれぞれカットを作る方法を図示している。
【0090】
図28に示す除骨装置は、矢印416の方向に断続的な運動を起させるためのローラ414の上を導かれるエンドレスベルト412を有する線図で描いたコンベヤ410を含む。位置決めブロック418が、ベルト412の上に互いにある距離をおいて配置されている。位置決めブロック418は各々、家禽の脚300を搬送するための凹部を備えたコンベヤ420と、膝蓋骨用の支持物を介して脛骨関節を位置付けるために設置されたアーム340とを備えている。アーム340は、図28には詳しく示されていないが、図24を参照して説明したものと同様な方式で作動される。ガイド314は、家禽の脚300を位置決めブロック418とアーム340とに圧し付けるために使用される。カッティングユニット422は、2つの側面に作用するカッティングブロック310と、このカッティングブロックのどちらの側にも配置されている2つの支持ブロック308とを含み、カッティングユニットを、断続的に動くコンベヤ410が停止している間はカッティングユニット422のカッティングブロック310と支持ブロック308を、位置決めブロック418の間で、カッティングブロック310が停止位置で吊り下がっている家禽の左と右の脚300の内側に作用するように動かすために、詳細には示されていない方式で二重矢印424の方向に動かすことができる。次に、カッティングユニット422は位置決めブロック418の経路から取り出され、位置決めブロック418は矢印416の方向に位置決めブロック418の間隔の2倍だけ変位され、カッティングユニット422のカッティングブロック310と支持ブロック308は、続く2本の家禽の脚300を切るために位置決めブロック418の間に戻される。家禽の脚300は、矢印426の方向に動いているキャリア304から、位置決めブロック418のキャリア304の上に移転される。
【0091】
図29〜図33は、ブレード320a、320bが脛骨関節にカット430を、下腿骨に沿ってカット432を、そして大腿骨392に沿ってカット434を作った後に、大腿骨392が腿肉から圧し出される方法を図示している。
【0092】
図29および図30に図示するように、位置決めブロック418はカット430、432、434を付けた家禽の脚300と共に、矢印436の方向にガイド438に沿って動かされる。この工程では、ガイド438は家禽の脚300を腿において支え、アーム340は家禽の脚300に対してその脛骨関節のレベルで止まっている。
【0093】
それからアーム340が適当な制御装置によって矢印440の方向に外向きおよび/または下向きに動かされる結果、脛骨関節に隣接する大腿骨392の部分が図31に図示するように腿肉から圧し出される。それから、固定された位置に配置されているか、またはピン442の周りに旋回できて下向きに向けられるガイド440が、図32に図示するように、位置決めブロック418が矢印436の方向に前進させられると、大腿骨392を腿肉からさらに圧し出す。代替案として、図33は固定式または移動可能に配置されたガイド446の使用を示し、ここでは、位置決めブロック418が矢印436の方向に動くときに腿肉を大腿骨392から除去するための部分的に下向きのスロット448があり、大腿骨392は下腿骨390に連結されたままである。
【0094】
図31と同様な方式で、図34は、キャリア304から吊るされて、矢印450の方向に動いており、カット430、432、434を付けた家禽の脚300の大腿骨392が、前進移動するアーム340とガイド438を使用して円形コンベヤ形式の装置において腿肉から部分的に圧し出される方法を図示しており、圧し出された後に、大腿骨392は、図32に示す形式の参照番号444で示すガイドの助けによって腿肉からさらに押し出されることが可能である。
【0095】
図35は、固定配置された1組のガイド452、454と、モータ456によって矢印458、460の方向に回転駆動されてらせんリブ462を備えた1組のローラ464、466とを有する除骨装置を示す。ガイド452とローラ464との間には間隙があり、ガイド454とローラ466との間にも間隙がある。キャリア304から吊るされて、大腿骨392を腿肉から部分的に取るための作業を受ける家禽の脚300は(図31、32、34を参照して説明した)各々、矢印468の方向に、大腿骨392がガイド452とローラ464との間またはガイド454とローラ466との間の間隙に入るようになっている経路に沿って搬送される。それから、各ローラ452、454のリブ462は大腿骨392をさらに押して間隙に通し、こうして大腿骨392を腿肉から分離する。この作業の後に、下腿肉と腿肉は単一ユニットを形成する。
【0096】
図36は、互いにある距離を置いて配置され、矢印470、472の方向に回転駆動されて、一連の突起474を備えた2本の平行なローラ476、478を有する除骨装置を示す。キャリア304から吊るされて、大腿骨392を腿肉から部分的に取るための作業を受ける家禽の脚300は(図31、32、34を参照して説明した)は、矢印468の方向に、大腿骨392がローラ476、478の間をギャップのレベルで動くような経路に沿って搬送される。それからローラ476、478上の突起474は大腿骨392を押してローラ476、478間の間隙に通し、こうして大腿骨392を腿肉から分離する。この作業の後に、下腿肉と腿肉は単一ユニットを形成する。
【0097】
図37に図示するように、ローラ476、478の配置が互いに改訂された図36の装置(間隙幅が小さくなっている)も、大腿骨392が既に除かれた家禽の脚300から下腿骨390を分離するために使用することができる。この目的のために、大腿骨392が既に除かれた家禽の脚300はローラ476、478の上の、これらの間にある間隙の位置に置かれる。肉は突起474によって間隙を通じて引っ張られるが、下腿肉390は間隙を通過することができない。
【0098】
図38は、点線で示したレール482に沿って詳しくは示されていない方式で変位されることのできるコンベヤ部材480を示す。この目的のために、走行区画484が設けられている。搬送区画488は、これが矢印486の方向に回転することができる方式で走行区画484に連結されている。搬送区画488は、ピン492を備えたリップ490を支承している。ほぼU形状の旋回部分494が、二重矢印496によって示すようにピン492の周りに約180°旋回することができる。二重矢印498の方向に回転することができて、鋭い曲りピン502を備えた歯付き部分500が、旋回部分494の上に取り付けられている。コンベヤ部材480の様々な回転および旋回動作は、詳しく示されていないがレール482に沿って配置されて、コンベヤ部材480の構成部分(詳しく示されていない場合もある)に作用する手段によって制御される。
【0099】
コンベヤ部材480は、家禽の脚を搬送および/または位置決めするために使用することができ、脚は、ピン502の上に、ピン502が脚の一方の側から他方の側まで大腿骨と下腿骨との間で脚の脛骨関節に向けられて、脚の膝蓋骨の背後に配置されるように、配置される。こうして、カットを入れることや除骨作業などの1つまたは複数の作業のために、図23a、24、25に示す装置などの適当な加工装置に脚を搬送することができ、そこで実施されるべき作業のために脚を位置決めすることができる。
【0100】
図39は、図38に示すものに類似のコンベヤ部材を示すが、異なる点は、図39に示すコンベヤ部材480aの走行区画484aが、ほぼY形状のベアリングフォーク504に連結されており、ベアリングフォーク504はその端部にローラ508を備え、ローラ508はピン506の周りに自由に回転することができて、異形断面510のフランジの上を走行することである。チェーン512によって、ベアリングフォーク504は他のコンベヤ部材480aの他のベアリングフォーク504に連結されている。
【0101】
コンベヤ部材480または480aは、走行区画484または484aに対して動かないように配置されたピン502を備えていることに注目すべきである。
【0102】
図40は、キャリア4から足根骨関節によって吊るされている家禽の脚520が矢印522の方向に搬送される、天井コンベヤ518を示す。矢印524によって示されている個所で、脚520は詳細には示されていないが加工装置526に移転される。加工装置526は、矢印530の方向にピン528の周りに回転する搬送ディスク532であって、その凹部の中に脚520をその足根骨関節によって入れて運ぶための搬送ディスク532と、脚520を一方の側で支持するための脚支持要素434と、脚520を前側で支持するための脚支持要素535とを含む。脛骨の裏で脚520を支持するための止め具を形成するガイド536が、加工装置526の周囲の一区画に沿って配置されている。ガイド536の下流端の近くには、コンベヤ部材480付きのコンベヤのガイドホィール538があり、このガイドホィール538に沿ってコンベヤ部材480はチェーン540によって矢印542の方向に搬送される。この場合、コンベヤ部材480のピン502は後向きになっている。加工装置526とコンベヤ部材480との動きは同期しており、脚520の速度はピン502の速度より高い。
【0103】
ガイド536の下流端部の近くで、このときにこの区域にある脚520はコンベヤ部材480のピン502と合致し、ピン502の先端は脚520の脛骨関節のレベルにある。脚520はピン502と相互作用する脚支持要素534によってピン502の先端に対して圧され、ピン502は、大腿骨と下腿骨との間で膝蓋骨の背後において、脚520の脛骨関節を貫通する。こうして、脚520は、適切であれば、搬送ディスク532における凹部から脚520の足根骨関節を圧し出すために、脚と相互作用する脚支持要素535の放射外向き移動によって、加工装置526から移転される。それから脚520はコンベヤ部材480によって、図41に示すような加工ステーションなどの後続の加工ステーションに搬送される。
【0104】
加工装置526は、脚を天井コンベヤからコンベヤ部材480に移転するための懸垂移転コンベヤとして機能できるだけであるが、脚支持要素534、535は、図26a〜図26dおよび図27a〜図27bを参照して上に説明した作業を実施するため、またはさらに別の作業を実施するための手段を備えることもできる。
【0105】
図41は、ピン502によって脚520を搬送するコンベヤ部材480を示す。脚520は、詳しくは示されていない方式で二重矢印546、548の方向に動くことができる支持要素550、552によって固定され、支持要素550はその後側で脛骨関節の区域において脚520を支え、支持要素552はその前側で脛骨関節の区域において脚を支える。脚520を支持要素550、552へ搬送し、支持要素550、552の間に脚520を固定する全工程は、コンベヤ部材480と支持部材550、552の動きを適当に制御することによって完全に自動的に行うことができる。脚520が固定された位置で、加工作業を脚に対して自動的にまたは手動で実施することができ、例えばブレード554を使用して手動で切り込みを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の最初のセクションを示す側面線図である。
【図2a、図2b】 さまざまな加工段階における図1に示す装置の拡大詳細斜視図である。
【図3】 図2aおよび図2bを参照して図解した方法で下腿に作られた切込みの結果を示す斜視図である。
【図4】 図1に示す装置の詳細斜視図である。
【図5】 図4を参照して図示された方法で下腿に作られた切込みの結果を示す斜視図である。
【図6】 図1に示す装置で実施される皮剥ぎ作業の斜視図である。
【図6a】 皮剥ぎローラの代替設計の斜視図である。
【図7】 別の側から見た図6に示す皮剥ぎ作業の詳細斜視図である。
【図8】 図6に示す装置部分からの出口の斜視図である。
【図9a、図9b】 さまざまな加工段階における図1に示す装置の詳細斜視図である。
【図9c】 図9aおよび図9bを参照して図解した方法で下腿に作られた切込みの結果を示す斜視図である。
【図10a、図10b】 さまざまな加工段階における図1に示す装置の代替実施形態の詳細斜視図である。
【図10c】 図10aおよび図10bを参照して図解した方法で完全な脚に作られた切込みの結果を示す斜視図である。
【図11】 本発明による装置の第2部分を線図で示す斜視図である。
【図12】 図1に示す装置の拡大詳細斜視図である。
【図13】 図12に示す構造の一部分の、矢印XIIIの方向に見た側面図である。
【図14】 図11に示す装置の拡大詳細斜視図である。
【図15】 後に続く加工段階における図14に示す構造の斜視図である。
【図15a、図15b】 それぞれ、図15に示す作業の詳細部分の斜視図と下から見た図である。
【図16】 後に続く加工段階における図14、15に示す構造の斜視図である。
【図17a】 後に続く加工段階における図16に示す構造の斜視図である。
【図17b】 図17aからの詳細斜視図である。
【図18】 図17に示す構造の一部分の、矢印XVIIIの方向に見た側面図である。
【図19】 後に続く加工段階における図17、18に示す構造の斜視図である。
【図20】 分割ラインの中に組み込まれた図1と図11に示す装置の線図で示す平面図である。
【図21】 キャリアから吊るした家禽の脚用の、除骨装置の入口部分の斜視図である。
【図22】 図21に示す装置の一詳細部分の斜視図である。
【図23a】 図21に示す装置の相互作用する構成部分の斜視図である。
【図23b】 図23aに示すカッティング・ブロックにおけるスロットの側面図である。
【図23c】 図23aに示すカッティング・ブロックにおけるブレードの平面図である。
【図24】 図23aに示す構成部分の代替実施形態を示す図である。
【図25】 図23aに示すカッティング・ブロックの切欠斜視図である。
【図26a】 家禽の脚を加工するための図24に示す装置の側面図である。
【図26b、図26c、図26d】 図26aによる家禽の脚について実施されるさまざまな加工段階の背面図である。
【図27a】 家禽の脚を加工するための図23aに示す装置の側面図である。
【図27b】 図27aに示すような家禽の脚の加工を示す背面図である。
【図28】 キャリアから吊るした家禽の脚用の、除骨装置の一部分を示す斜視図である。
【図29】 キャリアから吊るした家禽の脚の腿を除骨するための装置の第1部分を示す斜視図である。
【図30】 図29に示す装置の側面図である。
【図31】 後に続く段階における図29に示す装置の第2部分の図である。
【図32】 後に続く段階における図29に示す装置の図である。
【図33】 キャリアから吊るした家禽の脚の腿を除骨するための代替装置を示す斜視図である。
【図34】 図21に示す装置を使用して図31によって加工するための代替物の斜視図である。
【図35】 家禽の脚の腿を除骨するための別の装置を示す斜視図である。
【図36】 家禽の脚の腿を除骨するためのさらに別の装置を示す斜視図である。
【図37】 すでに大腿骨が除去された家禽の脚を除骨している状態の斜視図である。
【図38】 家禽の脚用のキャリアを示す斜視図である。
【図39】 家禽の脚用の、別のキャリアを示す斜視図である。
【図40】 家禽の脚を高架コンベヤから図38によるキャリアへ移転している状態の斜視図である。
【図41】 図38によるキャリアにおける家禽の脚に作業が行われている状態の斜視図である。
Claims (68)
- キャリアから吊るされた少なくとも1つの下腿を含む家禽の脚を加工するための方法であって、
(1a)少なくとも1つの横方向切込みによって足根骨関節の近くで下腿のほぼ周囲で下腿に切込みを入れる作業と、
(1b)前記少なくとも1つの横方向切込みを含む脚の一部分を少なくとも部分的に分離する作業とを含み、
前記切込みを入れる作業を行いながらキャリアを前進させ、
下腿が腱を含み、
作業(1a)が、
(3a)下腿の第1側において足根骨関節の近くで下腿に切込みを入れる作業と、
(3b)足根骨関節の近くで下腿の腱を切断する作業とを含み、
作業(3a)の後であって作業(3b)の前に、
(4a)下腿の第1側の反対側になる第2側に腱を動かす作業が実施されることを特徴とする方法。 - 作業(1a)による前記切込みを入れる作業が、脚の片側から反対の周方向で、脚の反対側に向かって実施されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 脚が下腿または下腿と腿とを含み、
作業(1b)の前に、
(5a)足根骨関節と脛骨関節との間、または足根骨関節と股関節との間、または脛骨関節と股関節との間で、脚のほぼ縦方向に脚に切込みを入れる作業
が実施されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 - 作業(5a)に記載の切込みを入れる作業が足根骨関節から遠ざかる方向に実施されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 作業(1a)に記載の切込みと作業(5a)記載の切込みが、互いに交差するように作られることを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
- 脚が皮を含み、
作業(1a)が、
(8a)皮の厚さとほぼ同じ深さに皮に切込みを入れる作業
を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の方法。 - 下腿が皮を含み、
作業(1b)が、
(9a)脚から皮を引っ張って離す作業
を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の方法。 - 作業(8a)の前に、
(10a)皮の少なくとも1区画を足根骨関節の上における1つまたは複数の個所において束縛し、束縛された皮の区画を足根骨関節から離す作業
が行われることを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 皮が脚の両側において2つの個所で束縛されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 作業(8a)の後に、
(12a)皮の少なくとも1区画を足根骨関節の上における1つまたは複数の個所において束縛し、束縛された皮の区画を足根骨関節から離す作業
が行われることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の方法。 - 作業(1b)が、
(13a)足根骨関節と脛骨関節との間で肉を骨から少なくとも部分的に掻きとる作業
を含むことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の方法。 - 作業(13a)に記載の掻きとりが足根骨関節から脛骨関節への経路に沿って行われることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 掻きとり経路の少なくとも一部分が2回通過されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 脛骨関節が足根骨関節から背いた側で支持されることを特徴とする請求項12または13に記載の方法。
- 掻きとり中に脚が脛骨支持物によって持ち上げられることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 作業(13a)の後に、
(18a)肉を骨から分離する作業
が行われることを特徴とする請求項11から15のいずれかに記載の方法。 - 作業(18a)に記載の分離作業が、足根骨関節から背いた脛骨関節の側で肉を切り通すことによって実施される請求項16に記載の方法。
- 腿と下腿とを含む家禽の脚を除骨するための方法であって、望ましい順か、または同時に、
(20a)大腿骨に沿ってその縦方向に少なくとも1つの切込みを作るステップと、
(20b)下腿骨に沿ってその縦方向に少なくとも1つの切込みを作るステップと、
(20c)脛骨関節の腱に切込みを入れるステップと
をさらに含む請求項1に記載の方法。 - ステップ(20a)が、
(21a)ほぼ後側と腿の内側に面する大腿骨の側に切込みを作るステップ
を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。 - ステップ(20a)と(20b)とに記載した切込みの少なくとも1つが、家禽の脚の脛骨関節から股関節または足根骨関節にまで作られることを特徴とする請求項18または19に記載の方法。
- ステップ(20c)に記載した切込みが、膝蓋骨と脛骨の裏の間、および大腿骨と下腿骨との間の区域に作られることを特徴とする請求項18から20のいずれかに記載の方法。
- 家禽の脚の膝蓋骨が切込みを入れる作業の前に位置決めされることを特徴とする請求項18から21のいずれかに記載の方法。
- 家禽の脚の外側から膝蓋骨に止め具が押しつけられることを特徴とする請求項22に記載の方法。
- 家禽の脚の片側から脛骨関節にピンが置かれていることを特徴とする請求項22に記載の方法。
- 切込みの1つまたは複数が作られている間に、家禽の脚がその側部の少なくとも1つに支持されることを特徴とする請求項18から24のいずれかに記載の方法。
- 切込みの1つまたは複数が作られている間に、家禽の脚が脛骨の後側で支持されることを特徴とする請求項18から25のいずれかに記載の方法。
- 切込みの1つまたは複数が作られている間に、家禽の脚が前側で支持されることを特徴とする請求項18から26のいずれかに記載の方法。
- 家禽の脚がその足根骨関節によってコンベヤのキャリアから吊るされることを特徴とする請求項18から27のいずれかに記載の方法。
- 大腿骨の少なくとも一部が、少なくともステップ(20a)および(20c)が実施された後に、腿切込みを経て腿肉から除去されることを特徴とする請求項18から28のいずれかに記載の方法。
- 大腿骨にほぼ横方向に向けられた力が、脛骨関節の側の関節丘近くで大腿骨に加えられることを特徴とする請求項29に記載の方法。
- キャリアから吊るされた少なくとも1つの下腿を含む家禽の脚を加工するための装置であって、
脚をその足根骨関節によって搬送するためのキャリア付きのコンベヤと、
少なくとも1つの横方向切込みによって足根骨関節の近くで下腿のほぼ周りで下腿に切込みを入れるための横方向切込み手段と、
少なくとも1つの切込みを含む脚の一部分を少なくとも部分的に分離するための分離手段とを含み、
脚が搬送方向にコンベヤ経路に沿って搬送されている間に、コンベヤと横方向切込み手段がカットをするようになっており、
横方向切込み手段が、
下腿骨の反対側に沿った第1側部から腱を動かす目的のために、第1側部とは反対側にある第2側部へ移動するように意図されている1セットの腱支持部材と、
下腿の第2側部上の腱を切断するためのカッティング手段と
を含むことを特徴とする装置。 - 横方向切込み手段が、コンベヤ経路のいずれの側にも配置された2つのブレードを含み、これらのブレードは好ましくは凸状の切刃を備えて、コンベヤ経路に出入りするように動くことができることを特徴とする請求項31に記載の装置。
- ブレードが各々、ほぼ垂直に方向付けられた軸の周りに旋回できることを特徴とする請求項32に記載の装置。
- ブレードがコンベヤ経路の中に位置して、偏向力に対抗してコンベヤ経路から出ることができることを特徴とする請求項32または33に記載の装置。
- コンベヤの下をこれに平行かつ同時に搬送方向に動くことができる、脚をその後側で支えるための脚支持手段を有していることを特徴とする請求項31から34のいずれかに記載の装置。
- 足根骨関節と脛骨関節との間、または足根骨関節と股関節との間、または脛骨関節と股関節との間で、脚に切込みを入れるための縦方向切込み手段を有することを特徴とする請求項31から35のいずれかに記載の装置。
- 縦方向切込み手段が、ブレードを備えた自由端を有する少なくとも1つのアームを含み、ブレードは切込みを作るために垂直平面の中を動かされて足根骨関節から遠ざかることを特徴とする請求項36に記載の装置。
- ブレードがほぼコンベヤ経路の中で、加工されるべき脚の後側部の上で動かされることを特徴とする請求項37に記載の装置。
- アームが、ブレードからある距離にあるピンの周りに、キャリアと同期して回転または旋回することを特徴とする請求項37または38に記載の装置。
- アームがブレードとピンとの間で分岐し、各部分は互いに旋回可能に連結され、ブレードの側にある部分はピンの側にある部分に対して、偏向力に対抗して旋回できることを特徴とする請求項39に記載の装置。
- アームの上に配置されて、ブレードと相互作用し、ブレードに対して脚を位置決めするために適合した止め具を有することを特徴とする請求項37から40のいずれかに記載の装置。
- 下腿のコンベヤ経路にほぼ平行してそのいずれの側にも配置され、偏向力に対抗して離れることができる2つのガイドと、その間がガイドのレベルにおいて下腿の横方向の寸法より小さくなるように選択された最小距離とを特徴とする請求項36から41のいずれかに記載の装置。
- ガイドが縦方向切込み手段と相互作用することを特徴とする請求項42に記載の装置。
- 分離手段が、肉を骨から掻きとるための足根骨関節から脛骨関節の方向に遠ざかるように作用するスクレーパ手段、ならびに掻きとり中に骨を支持するために骨と相互作用する支持手段を含むことを特徴とする請求項31または36に記載の装置。
- 支持手段が脛骨関節の一部分に押しつけられることができる脛骨支持物を含むことを特徴とする請求項44に記載の装置。
- 足根骨関節と脛骨関節との間の1つまたは複数の個所で皮に係合し、係合した皮の区画を足根骨関節から引き離すように適合した皮引伸ばし手段を有することを特徴とする請求項31または36に記載の装置。
- 下腿のコンベヤ経路に配置され、偏向力に対抗して搬送方向に対して横方向に離れることができる多くのブラシ要素を備えることを特徴とする請求項46に記載の装置。
- ブラシ要素が、コンベヤ経路の下に設けられた1つまたは複数のアームの一端部に配置され、こうして、コンベヤ経路に対して横方向に延びるほぼ水平のピンの上で偏向力に対抗して旋回できることを特徴とする請求項47に記載の装置。
- 家禽の脚のコンベヤ経路に配置され、各々が家禽の脚のコンベヤ経路に対してほぼ平行に、または僅かな角度で方向付けられた縦軸を有する1セットの皮剥ぎローラを有することを特徴とする請求項31から48のいずれかに記載の装置。
- 各々がらせん歯状突起を備えた1セットの細長い皮剥ぎローラであって、皮剥ぎローラの長さの一区画にわたる歯状突起の直径が残りの長さの区画にわたる歯状突起の直径よりも小さい、1セットの細長い皮剥ぎローラを有することを特徴とする請求項31から48のいずれかに記載の装置。
- 各々がらせん歯状突起を備えた1セットの細長い皮剥ぎローラであって、歯状突起は、皮剥ぎローラの長さの一区画にわたって、歯状突起のピッチとは反対のピッチを有するらせん溝を備えている、1セットの細長い皮剥ぎローラを有することを特徴とする請求項31から48のいずれかに記載の装置。
- 大腿骨に沿ってその縦方向に少なくとも1つの切込みを作るための腿切込み手段と、
下腿骨に沿ってその縦方向に少なくとも1つの切込みを作るための下腿切込み手段と、
脛骨関節の腱にカットを入れるための脛骨切込み手段と
を備えたことを特徴とする、腿と下腿を含む家禽の脚を除骨するための請求項31に記載の装置。 - 脛骨切込み手段が2つの少なくとも部分的に重なり合ったブレードを含み、ブレードは、家禽の脚の片側から脛骨の背後で少なくとも部分的に大腿骨と下腿骨の反対の端部の間で動くように動くことができ、それから離れるので、ブレードは個別に腿切込み手段と下腿切込み手段とを形成することを特徴とする請求項52に記載の装置。
- 家禽の脚をその側部の少なくとも1つにおいて支持するための第1脚位置決め手段を有することを特徴とする請求項52または53に記載の装置。
- 家禽の脚をその脛骨の裏側において支持するための第2脚位置決め手段を有することを特徴とする請求項52から54のいずれかに記載の装置。
- 家禽の脚をその前側で支持するための第3脚位置決め手段を有することを特徴とする請求項52から55のいずれかに記載の装置。
- 家禽の脚の膝蓋骨を位置決めするための第4脚位置決め手段を有することを特徴とする請求項52から56のいずれかに記載の装置。
- 第1脚位置決め手段が、家禽の脚の1側部用支持表面を含むことを特徴とする請求項54に記載の装置。
- 支持表面が、腿切込み手段、下腿切込み手段および/または脛骨切込み手段が通過できるようにする1つまたは複数のスロットを備えていることを特徴とする請求項58に記載の装置。
- 第2脚位置決め手段が、家禽の脚に対して横方向に方向付けられたロッドを含むことを特徴とする請求項55に記載の装置。
- 第3脚位置決め手段が、腿に押しつけられるべき支持表面を含むことを特徴とする請求項56に記載の装置。
- 第4脚位置決め手段が、膝蓋骨に押しつけて配置されるべき膝蓋骨止め具を含むことを特徴とする請求項57に記載の装置。
- 第4脚位置決め手段がピンを含み、ピンの一端部は一方の側から膝蓋骨の背後で大腿骨と下腿骨の反対の端部の間において家禽の脚の中へ動くように意図されていることを特徴とする請求項57に記載の装置。
- 腿切込み手段を使用して作られた腿切込みを介して、大腿骨を腿肉から取り出すための大腿骨除去手段を有することを特徴とする請求項52から63のいずれかに記載の装置。
- 大腿骨除去手段が、脛骨関節の側において関節丘の近くで大腿骨に力を加えるようになっており、この力は大腿骨に対してほぼ横方向に向けられることを特徴とする請求項64に記載の装置。
- キャリアがピンを含み、ピンの一端部は家禽の脚の一側部から膝蓋骨の背後で、大腿骨と下腿骨との反対の端部の間に配置されるように意図されていることを特徴とする請求項31に記載の装置。
- ピンは第1細長部分を含み、前記の端部はこの部分の一部を形成し、第1細長部分はこれに対して横方向に向けられた第2細長部分に連結され、第2細長部分は、第2細長部分に平行に向けられたピンの周りに回転できるように第2要素の上に配置された第1要素に取り付けられ、第2要素は第3要素の上に回転可能に配置され、第3要素は所定の経路に沿って動くことができる第4要素の上に回転可能に配置されていることを特徴とする請求項66に記載の装置。
- 家禽の脚の少なくとも1区画を支持するための支持要素が備えられていることを特徴とする請求項66または67に記載の装置。
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