JPH089966Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH089966Y2
JPH089966Y2 JP1989130231U JP13023189U JPH089966Y2 JP H089966 Y2 JPH089966 Y2 JP H089966Y2 JP 1989130231 U JP1989130231 U JP 1989130231U JP 13023189 U JP13023189 U JP 13023189U JP H089966 Y2 JPH089966 Y2 JP H089966Y2
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JP
Japan
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transmission
reception
mode
operation mode
machine
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JP1989130231U
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English (en)
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JPH0369954U (ja
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芳明 手塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数の動作モードを備えたファクシミリ装
置に関する。
〔従来の技術〕 従来のファクシミリ装置においては、同一装置で送信
と受信が可能となっている。しかし、回線が1本である
かぎり異なる相手先に対して送信と受信を同時に行うこ
とはできない。
通信数が少ない場合は、受信の合間に送信を行えばよ
いが、通信数が多くなるとファクシミリ装置を自由に使
うことが困難となる。たとえば、受信数が多すぎると、
長時間にわたってファクシミリ装置が受信用に占有され
てしまうために、オペレータの都合のよいときに送信で
きなかったり、また、送信数が多すぎる場合は、相手機
からの着信をなかなか受け付けられないという問題点が
生じる。
〔考案が解決しようとする課題〕
この対策として、例えばファクシミリを2台設置して
いる場合には、1台を送信専用機として用い、もう1台
を受信専用機として用いる方法がある。しかし専用機と
はいってもあくまで名目上だけであり、完全な専用機と
して使用することはできない。すなわち、送信専用機で
も相手機からの着信があれば自動的に受信状態となり、
受信中は送信不可能となってしまう。また、受信専用機
でもオペレータが指示を無視して送信を指示すれば送信
可能であり、送信中は着信が不可能となってしまう。
また、一般には1回線に1台のファクシミリ装置しか
接続できないが、今後、INS(information network sys
tem)64などのISDN(integtated services digital net
work)回線が普及してきた場合、1つの回線に複数のフ
ァクシミリが接続される形態となる可能性が高い。この
形態の場合には、現在のところ上記対策の適用が出来な
いという問題点が発生する。すなわち、1台のファクシ
ミリが一つの電話番号に対応している場合には、電話番
号を外部に公開しないようにすることにより、各目的に
送信専用機として使用することがきる。ところが、ISDN
回線の場合には、受信用のファクシミリを含む複数のフ
ァクシミリに対して共通の電話番号が割り当てられるの
で、電話番号を非公開とすることはできない。
また、特開昭58-21965号公報に開示されているよう
に、受信系部材を除いた送信専用機と送信系部材を除い
た受信専用機を使用することも考えられる。しかし、た
とえば、ファクシミリ装置が設置されている職場の状況
の変化により、送信と受信の割合が変化して一方の需要
が増加して各1台では対応できなくなったような場合、
新たに送信専用機或いは受信専用機を設置する必要があ
りコスト高となってしまう。
本考案は、前記問題点を解決するために案出されたも
のであって、ファクシミリ装置の利用効率を高めるとと
もに、使用状況の変化に柔軟に対応することができるよ
うにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のファクシミリ装置は、前記目的を達成するた
め、装置の動作モードを、送受信動作共可能な通常モー
ドと受信動作のみが可能な受信専用モードに設定する手
段と、送信要求或いは外部からの着信要求があったとき
に前記装置の動作モードを判別する手段と、前記判別す
る手段により判別された装置の動作モードが通常モード
であるときは送受信動作共可能とし、受信専用モードで
あるときには装置からの送信動作を禁止する手段を設け
たことを特徴とする。
〔作用〕
本考案のファクシミリ装置においては、装置の動作モ
ードが設定されており、ファクシミリ装置の動作時には
この動作モードが判別される。そして、この動作モード
が通常モードを示すものであるときは、送受信共可能と
され、送信専用モードを示すものであるときは着信が禁
止され、受信専用モードでを示すものであるときは送信
が禁止される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本考案の
特徴を具体的に説明する。
第1図は本考案のファクシミリ装置の実施例を示すブ
ロック図である。原稿の画像はスキャナ部1で読み取ら
れ、入力画像処理装置2においてディジタル化及び符号
化されたのち、バス3を介して画像メモリ4に格納され
る。
次に、画像メモリ4の内容が読み出され、バス3を介
して回線制御装置5に供給され、回線制御装置5に内蔵
されているモデムにより変調されて通信回線Lに送り出
される。
また、受信の際には、通信回線Lを介して送られてき
た信号が回線制御装置5で受信され内蔵のモデムで画像
データに復調され、バス3を介して画像メモリ4に格納
される。画像メモリ4の内容は、バス3を介して出力画
像処理装置6に供給され、復号されたのちプリンタ部7
に供給され記録紙上に画像が出力される。
上述の各動作は、ROM(読み出し専用メモリ)8に書
き込まれているプログラムにしたがいRAM(ランダムア
クセスメモリ)9を作業領域として使用して動作するCP
U(中央処理装置)10により制御される。また、送信開
始或いは後述するモード変更等の指示は、インタフェー
ス11を介して操作パネル12から入力される。
なお、画像メモリ4に一旦画像データを格納すること
なく、直接送受信の処理を行うこともできる。
本実施例においては、ファクシミリ装置の動作モード
は、送受信共可能な通常モード、送信専用モード、受信
専用モードの三つがあり、前記RAM9には、この動作モー
ドの種別を示すシステムデータを格納するための領域、
すなわち、システムデータ格納領域が設けられている。
なお、このシステムデータは、別途設けた不揮発性メモ
リに格納するようにしてもよい。
これらの動作モードの指示は、操作パネル12から入力
され、この入力に基づき、対応する“送受信可",“送信
専用",“受信専用”の各システムデータが、CPU10によ
りRAM9のシステムデータ格納領域に書き込まれる。ま
た、操作パネル12からの入力及び回線制御装置5への着
信は、常時CPU10により監視されている。
次に上述のファクシミリ装置の動作について、第2図
のフローチャートを参照して説明する。
まず、操作パネル12からの送信要求の有無が判別さ
れ、(ステップ101)、送信要求があるときは、RAM9に
格納されているシステムデータを読み出し識別し、“送
受信可”か“送信専用”であれば送信を行う(ステップ
102,103,104)。いずれでもなければ、送信は許されて
いないということなので、送信指示を無視し、操作パネ
ル12に“送信できません”等のメッセージを表示(ステ
ップ105)したのち、ステップ101に戻る。
ステップ101で送信要求がないときは、回線制御装置
5での着信の有無が判別され(ステップ106)、着信が
あるときは、RAM9に格納されているシステムデータを読
み出して識別し、“送受信可”か“受信専用”であれば
受信を行う(ステップ107,108,109)。いずれでもなけ
れば、受信は許されていないということなので、回線制
御装置5における着信動作を禁止して着信を拒否し(ス
テップ110)、ステップ101に戻る。
ステップ106で着信がないときは、操作パネル12から
のシステムデータの変更指示の有無が判別され(ステッ
プ111)、システムデータ変更でないときは、ステップ1
01に戻る。システムデータの変更であるときは、指示さ
れた通常モード(ステップ112),送信専用モード(ス
テップ113)或いは受信専用モード(ステップ114)の各
動作モードに応じて、システムデータが対応する“送受
信可”(ステップ115),“送信専用”(ステップ116)
或いは“受信専用”(ステップ117)に設定されたの
ち、ステップ101に戻る。なお、受信専用モードの場合
は、ステップ117のあとで、操作パネル12に“送信でき
ません”等のメッセージを表示する(ステップ118)。
上述の動作を整理すると、CPU10が回線制御装置5を
通じて通信回線Lよりの着信を検知しても、RAM9のシス
テムデータが“送信専用”になっていたらその着信を拒
否する。また、システムデータが“受信専用”になって
いたら、操作パネル12に“送信できません”というよう
な内容のメッセージを表示させ、送信を禁止させる。そ
れでもなおかつオペレータからの送信指示があった場合
は、その指示を無視し、再度操作パネル12に“送信でき
ません”というような内容のメッセージを表示させる。
これにより、ファクシミリ装置を使用状況に応じた最
適な動作モードに固定するとができ、ファクシミリ装置
の操作性がよくなる。また、たとえば、ファクシミリ装
置が設置されている職場の状況の変化により、送信と受
信の割合が変化したような場合、割合に応じて複数台の
ファクシミリ装置の動作モードを設定しなおせば、これ
に対応することができる。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案によれば、ファクシミリ
装置の動作自体を制限して送信専用機及び受信専用機と
して使用することができる。したがって、オペレータが
勝手に受信専用機で送信したり、送信専用機に着信した
りすることがなくなる。また、容易に動作モードを変更
することができるので、送信・受信量の変化に容易に対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のファクシミリ装置の実施例を示すブロ
ック図、第2図は同ファクシミリ装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。 1:スキャナ部、2:入力画像処理装置 3:バス、4:画像メモリ 5:回線制御装置、6:出力画像処理装置 7:プリンタ部、8:ROM 9:RAM、10:CPU 11:インタフェース、12:操作パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の動作モードを、送受信動作共可能な
    通常モードと受信動作のみが可能な受信専用モードに設
    定する手段と、 送信要求或いは外部からの着信要求があったときに前記
    装置の動作モードを判別する手段と、 前記判別する手段により判別された装置の動作モードが
    通常モードであるときは送受信動作共可能とし、受信専
    用モードであるときには装置からの送信動作を禁止する
    手段を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP1989130231U 1989-11-07 1989-11-07 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JPH089966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989130231U JPH089966Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989130231U JPH089966Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0369954U JPH0369954U (ja) 1991-07-12
JPH089966Y2 true JPH089966Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31677818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989130231U Expired - Lifetime JPH089966Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089966Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265559A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置における送信優先設定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0369954U (ja) 1991-07-12

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