JP2972302B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2972302B2
JP2972302B2 JP2228564A JP22856490A JP2972302B2 JP 2972302 B2 JP2972302 B2 JP 2972302B2 JP 2228564 A JP2228564 A JP 2228564A JP 22856490 A JP22856490 A JP 22856490A JP 2972302 B2 JP2972302 B2 JP 2972302B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願各発明は、ファクシミリ装置に関し、特に、デジ
タル回線を使用した通信制御機能と、アナログ回線を使
用した通信制御機能とを備えたファクシミリ装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近時、ファクシミリ装置の機能が向上し、グループ4
(以下、G4)の通信機能を備えたファクシミリ装置が製
品化されている。しかし、ファクシミリ装置の普及は、
いまだグループ3(以下、G3)の通信機能を備えたファ
クシミリ装置が主流であることから、G4の通信機能だけ
でなく、G3の通信機能をも備えたファクシミリ装置とし
て製品化されている。
一方、G4の機能を備えたファクシミリ装置を収容でき
る網としては、データ網(CSPDN、PSPDN)やISDN(Inte
grated Services Digital Network:サービス総合ディジ
タル網)等のデジタル回線網が存在している。
しかしながら、我が国においては、このデジタル回線
につながる端末装置の電話番号は、従来のアナログ電話
回線の電話番号とは異なった番号体系となっており、G4
のファクシミリ装置においては、G3の電話番号をそのま
ま使用することができない。
そのため、従来、G4のファクシミリ装置を導入して
も、通信相手がデジタル回線の電話番号を知らないとき
には、以前のアナログ回線の電話番号により通信してく
ることになる。そこで、G4のファクシミリ装置を導入す
ると、ユーザは、改めてG4用のデジタル回線の電話番号
を記載した案内通知等を通信先に郵送して知らせてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のファクシミリ装置に
あっては、G4ファクシミリ装置の接続されるデジタル回
線で使用する電話番号と、G3ファクシミリ装置の接続さ
れるアナログ電話回線の電話番号とは異なった番号体系
となっており、G4ファクシミリ装置においては、G3の電
話番号をそのまま使用することができず、また、従来の
G4による通信を行えるファクシミリ装置では、この番号
体系が異なることに対する対応機能が無かったため、G4
機能を十分に発揮させることができないだけでなく、一
々新しいデジタル回線の電話番号を案内状等で通知しな
ければならないという問題があった。
〔発明の目的〕
そこで、請求項1記載の発明は、 G3によるファクシミリ通信プロトコルでの着呼があっ
たとき、G3によるファクシミリ制御手順において、G4の
ファクシミリ通信機能を有する旨およびデジタル回線の
電話番号を相手端末に通知することにより、発呼してき
た通信相手に、デジタル回線の電話番号が分かるように
し、G4機能の有効利用を図るとともに、デジタル回線の
電話番号の通知の手間を省いて、便宜性を向上させるこ
とを目的とし、 請求項2記載の発明は、 通信端末からのG3のファクシミリ通信プロトコルによ
る着呼時、G3によるファクシミリ制御手順で、G4のファ
クシミリ通信機能を有する旨およびデジタル回線の電話
番号を該通信端末が通知してくると、当該通知情報をメ
モリに記憶し、次に、当該通信端末に発呼するときに
は、アナログ回線の電話番号が入力されても、該メモリ
内のデジタル回線の電話番号を参照してデジタル回線の
電話番号で発呼することにより、G4ファクシミリ通信を
行ない、G4機能の有効利用を図ることを目的とし、 請求項3記載の発明は、 G3によるファクシミリ通信プロトコルにより通信端末
に発呼したとき、G3によるファクシミリ制御手順を用い
て、自己がG4のファクシミリ通信機能を有する旨および
デジタル回線の電話番号を相手通信端末に通知すること
により、発呼した通信相手に、デジタル回線の電話番号
が分かるようにし、G4機能の有効利用を図るとともに、
デジタル回線の電話番号の通知の手間を省いて、便宜性
を向上させることを目的とし、 請求項4記載の発明は、 通信端末からのG3のファクシミリ通信プロトコルによ
り発呼してきたとき、G3によるファクシミリ制御手順を
用いて、G4のファクシミリ通信機能を有する旨およびデ
ジタル回線の電話番号を該通信端末が通知してくると、
当該通知情報をメモリに記憶し、次に、当該通信端末に
発呼するとき、アナログ回線の電話番号が入力される
と、該メモリ内のデジタル回線の電話番号を参照してデ
ジタル回線の電話番号により発呼することにより、G4フ
ァクシミリ通信を行ない、G4機能の有効利用を図ること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の発明は、 デジタル回線を使用して通信制御を行うデジタル回線
制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線
制御手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 グループ3によるファクシミリ通信プロトコルでの着
呼があったとき、グループ3によるファクシミリ制御手
順において、グループ4のファクシミリ通信機能を有す
る旨および前記デジタル回線の電話番号を相手端末に通
知することを特徴とし、 請求項2記載の発明は、 デジタル回線を使用して通信制御を行うデジタル回線
制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線
制御手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 通信端末からのグループ3によるファクシミリ通信プ
ロトコルでの着呼時、グループ3によるファクシミリ制
御手順で、グループ4のファクシミリ通信機能を有する
旨およびデジタル回線の電話番号を該通信端末が通知し
てくると、当該通知情報をメモリに記憶し、次回以降の
当該通信端末への発呼時には、アナログ回線の電話番号
が入力されると、該メモリ内のデジタル回線の電話番号
を参照してデジタル回線の電話番号により発呼すること
を特徴とし、 請求項3記載の発明は、 デジタル回線を使用して通信制御を行うデジタル回線
制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線
制御手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 グループ3によるファクシミリ通信プロトコルにより
通信端末に発呼したとき、グループ3によるファクシミ
リ制御手順を用いて、自己がグループ4のファクシミリ
通信機能を有する旨および前記デジタル回線の電話番号
を相手通信端末に通知することを特徴とし、 請求項4記載の発明は、 デジタル回線を使用して通信制御を行うデジタル回線
制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線
制御手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 通信端末からのグループ3によるファクシミリ通信プ
ロトコルでの発呼時、グループ3によるファクシミリ制
御手順を用いて、グループ4のファクシミリ通信機能を
有する旨およびデジタル回線の電話番号を該通信端末が
通知してくると、当該通知情報をメモリに記憶し、次回
以降の当該通信端末への発呼時には、アナログ回線の電
話番号が入力されると、該メモリ内のデジタル回線の電
話番号を参照してデジタル回線の電話番号により発呼す
ることを特徴としている。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第6図は請求項1〜請求項4記載の発明のフ
ァクシミリ装置の一実施例を示す図である。
第1図は本願各発明のファクシミリ装置を適用した通
信システム1を示す図であり、通信システム1は、ファ
クシミリ装置2およびファクシミリ装置3が網4により
接続されている。網4は、デジタル回線網としてのISDN
(Integrated Services Digital Network:サービス総合
ディジタル網)5とアナログ回線網としてのPSTN(Pabl
ic Swiched Terminal Network)6を包含したものであ
り、いま、ファクシミリ装置2は、ISDN5を収納し、フ
ァクシミリ装置3は、ISDN5とPSTN6を収納している。
ファクシミリ装置2、3は、第2図に示すように構成
されており、主制御部11、操作表示部12、記憶部13、読
取部14、記録部15、G3通信制御部16およびG4通信制御部
17等を備えている。
主制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RO
M(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)
等を備え、ROM内には、ファクシミリ装置2、3として
の基本プログラム及び本願各発明のG4番号処理プログラ
ム等を記憶している。主制御部11は、ROM内のプログラ
ムに従ってファクシミリ装置2、3の各部を制御し、フ
ァクシミリ装置2、3としてのシーケンスを実行すると
ともに、本願各発明のG4電話番号処理を実行する。
操作表示部12は、送信キー、受信キー、テンキー及び
各種操作キー等を備えるとともに、ディスプレイを備
え、テンキーやその他の操作キーにより送信先電話番
号、送信時刻、及び各種パラメータ等が入力されるとと
もに、ディスプレイには、入力コマンドやファクシミリ
装置2、3からオペレータに通知する各種情報が表示さ
れる。
記憶部13は、受信データや送信データを記憶するとと
もに、本願各発明のG4電話番号処理に必要な各種情報、
例えば、自己のG3電話番号やG4電話番号および相手先が
通知してきたG4電話番号やG3電話番号等を記憶する。
読取部14としては、例えば、CCD(Charge Coupled De
vice)を利用したイメージスキャナが利用されており、
読取部14は、原稿を走査して原稿の画情報を読み取る。
記録部15としては、例えば、サーマル素子を利用した
サーマル記録装置が使用されており、記録部15は、感熱
記録紙に直接、あるいは、普通記録紙にインクシートを
介して間接的に画像を記録する。
G3通信制御部16は、ファクシミリ装置1では、切換器
等を介してISDN5に接続され、ファクシミリ装置3で
は、切換器等を介してISDN5に、または直接PSTN6に接続
される。G3通信制御部16は、G3通信プロトコルに従って
画情報の送・受信及びコマンドの送・受信を行う。
G4通信制御部17は、ISDN6に接続され、ISDN通信プロ
トコルに従って画情報及びコマンドの送・受信を行う。
次に作用について説明する。
本願各発明は、G4機能を備えたファクシミリ装置にお
けるG4通信機能の有効利用を図るものである。
いま、ファクシミリ装置2からファクシミリ装置3に
発呼するものとして、以下説明する。
送信側ファクシミリ装置であるファクシミリ装置2
は、発呼時、第3図に示すように、まず、G3による発呼
かどうかチェックし(ステップS1)、G3による発呼のと
きには、G3モードにセットしてISDN5を使用して発呼を
行う(ステップS2)。
一方、受信側ファクシミリ装置であるファクシミリ装
置3は、着呼があると、第4図に示すように、G4による
着呼か、G3による着呼かをチェックし(ステップT1、T
2)、G4による着呼のときには、そのまま通常のG4の受
信処理を行なう(ステップT3)。G3による着呼のときに
は、NSF信号に自己がG4の通信機能を有する旨および当
該G4の電話番号(デジタル回線の電話番号)の情報を付
加して送出する(ステップT4)。すなわち、受信側のフ
ァクシミリ装置3は、G3通信プロトコルにより通信を行
なう場合、第5図に示めすように、着呼があると、CED
信号を送出するとともに、NSF信号およびDIS信号を送出
する。このNSF信号に、自己がG4通信機能を有している
旨および当該G4の電話番号の情報を付加して送出する。
一方、送信側ファクシミリ装置2は、NSF信号を受信
すると(ステップS3)、受信したNSF信号を解析し、相
手先ファクシミリ装置3がG4通信機能を有しているかど
うかチェックする(ステップS4)。相手先がG4通信機能
を有していないときには、通常のG3送信処理を行なう
(ステップS5)。相手先がG4通信機能を有しているとき
には、NSF信号から当該相手先ファクシミリ装置3がG4
通信機能を有している旨および当該G4通信のためのデジ
タル回線の電話番号を読み取り、記憶部13に記憶する
(ステップS6)。この記憶部13へのG4機能を有している
旨およびG4電話番号の記憶は、当該相手先のG3電話番号
と対応させて記憶し、操作表示部12からG3電話番号が入
力されたとき、該G3電話番号に基づいて当該G3電話番号
の相手先がG4機能を有している旨およびそのG4電話を読
み出すことができるようにする。記憶部13への登録が完
了すると、通信側ファクシミリ装置2は、第5図に示す
ように、NSS信号を送出した後、モデムトレーニングを
行って画情報を送信するのが一般的であるが、このNSS
信号に、自己がG4通信機能を有している旨および当該G4
の電話番号の情報を付加して送出し(ステップS7)、さ
らに、送信用画像データが所定量より多いかどうかチェ
ックする(ステップS8)。この送信用画情報が所定量よ
り多いかどうかは、主制御部11が送信用画情報を記憶部
13に記憶するに際し、その送信用画情報をそのファイル
番号やデータ量等に基づいて管理しており、主制御部11
は、この管理データに基づいて送信用画情報が所定量よ
り多いかどうかチェックする。この所定量は、G3通信を
続行して送信した場合と、通信を一旦中断してISDNを利
用して4通信により送信しなおした場合と、でどちらが
速く画情報を送信することができるかの画情報の量であ
り、例えば、64Kバイトを採用する。
ステップS8で、画情報が所定量以下のときには、その
ままG3通信を続行して画情報を受信側ファクシミリ装置
3に送信し(ステップS5)、画情報が所定量より多いと
きには、G3による通信を終了し(ステップS9)、ステッ
プS6で登録した当該相手先(ファクシミリ装置3)の電
話番号を記憶装置13から読み出して、G4により発呼する
(ステップS10)。ファクシミリ装置3が応答すると、G
4モードにより画情報を送信する(ステップS11)。
また、受信側ファクシミリ装置3は、NSS信号を受信
すると、受信したNSS信号を解析し、相手先ファクシミ
リ装置2がG4機能を有しているかどうかチェックする
(ステップT6)。G4機能を有していないときには、その
まま通常のG3受信処理を行ない(ステップT7)、G4機能
を有しているときには、NSS信号から当該相手先ファク
シミリ装置2がG4通信機能を有している旨および当該G4
通信のためのデジタル回線の電話番号を読み取り、記憶
部13に記憶する(ステップT8)。この記憶部13へのG4機
能を有している旨およびG4電話番号の記憶は、当該相手
先のG3電話番号と対応させて記憶し、操作表示部12から
G3電話番号が入力されたとき、該G3電話番号に基づいて
当該G3電話番号の相手先がG4機能を有している旨および
そのG4電話番号を読み出すことができるようにする。こ
の記憶部13への登録が完了すると、通常のG3通信処理を
行って画情報を受信する(ステップT7)。
このように、受信側ファクシミリ装置3において、G3
によるファクシミリ通信プロトコルでの着呼があったと
き、G3によるファクシミリ制御手順において、G4のファ
クシミリ通信機能を有する旨およびデジタル回線の電話
番号を相手端末に通知することができ、発呼してきた通
信相手に、デジタル回線の電話番号が分かるようにする
ことができる。したがって、G4機能の有効利用を図るこ
とができるとともに、デジタル回線の電話番号の通知の
手間を省いて、便宜性を向上させることができる。ま
た、受信側ファクシミリ装置3において、G3のファクシ
ミリ通信プロトコルによる着呼時、送信側ファクシミリ
装置2が、G3によるファクシミリ制御手順で、G4のファ
クシミリ通信機能を有する旨およびデジタル回線の電話
番号を該通信端末が通知してくると、当該通知情報をメ
モリに記憶し、次回以降、当該相手先ファクシミリ装置
に発呼するときには、アナログ回線の電話番号が入力さ
れても、該メモリ内のデジタル回線の電話番号を参照し
てデジタル回線の電話番号で発呼することができ、オペ
レータがデジタル回線の電話番号(G4電話番号)を知ら
ずにG3電話番号を入力しても、G4ファクシミリ通信を自
動的に行うことができる。したがって、G4機能を有効に
利用することができる。
さらに、送信側ファクシミリ装置2においては、G3に
よるファクシミリ通信プロトコルにより通信端末に発呼
したとき、G3によるファクシミリ制御手順を用いて、自
己がG4のファクシミリ通信機能を有する旨およびデジタ
ル回線の電話番号を相手通信端末に通知することがで
き、発呼した通信相手に、デジタル回線の電話番号が分
かるようにすることができる。したがって、G4機能の有
効利用を図ることができるとともに、デジタル回線の電
話番号の通知の手間を省いて、便宜性を向上させること
ができる。また、送信側ファクシミリ装置2において
は、受信側ファクシミリ装置3へG3ファクシミリ通信プ
ロトコルにより発呼したとき、相手ファクシミリ装置3
が、G3によるファクシミリ制御手順を用いて、G4のファ
クシミリ通信機能を有する旨およびデジタル回線の電話
番号を通知してくると、当該通知情報をメモリに記憶
し、次回以降、当該ファクシミリ装置3に発呼すると
き、アナログ回線の電話番号が入力されても、該メモリ
内のデジタル回線の電話番号を参照してデジタル回線の
電話番号により発呼することができ、オペレータが相手
ファクシミリ装置3のG4電話番号を知らないでG3電話番
号を入力しても、G4ファクシミリ通信を行なうことがで
き、G4通信機能を有効に利用することができる。
なお、上記実施例においては、ファクシミリ装置2か
らファクシミリ装置3を発呼して画情報の送信を行う場
合について説明したが、これに限るものではなく、ファ
クシミリ装置3からファクシミリ装置2を発呼して画情
報を送信する場合についても、同様に適用することがで
きる。
また、上記実施例においては、自機がG3とG4の両方の
通信機能を備えている場合について説明したが、自機は
G3通信機能のみしか備えていないが、近く等にG4通信機
能を備えたファクシミリ装置が設置されているときに
は、当該近くに設置されているG4通信機能を備えたファ
クシミリ装置のデジタル電話番号を記憶部(メモリ)に
登録しておき、受信時および(または)送信時に、NSF
信号またはNSS信号により当該デジタル電話番号を通知
するようにしてもよい。また、このようなG3通信機能の
みしか備えていないファクシミリ装置からG4通信機能を
備えたファクシミリ装置のデジタル電話番号を通知して
きたときには、当該デジタル電話番号を当該G3通信機能
のみしか備えていないファクシミリ装置の電話番号に対
応させて記憶部(メモリ)に記憶し、当該G3通信機能の
みしか備えていないファクシミリ装置の電話番号が入力
されると、記憶部(メモリ)からG4通信機能を備えたフ
ァクシミリ装置のデジタル電話番号を読み出し、G4によ
る発呼を行うようにしてもよい。
すなわち、G3通信機能のみを有するファクシミリ装置
は、第6図に示すように、G3発呼要求があるか、G3着呼
要求があるかをチェックし(ステップP1、P2)、G3着呼
があると、NSF信号でG4通信機能がある旨及びそのG4の
電話番号を通知する(ステップP3)。このG4電話番号
は、G3通信機能のみを有するファクシミリ装置の近く等
に設置されG4機能を有するファクシミリ装置のG4電話番
号であり、G3通信機能のみを有するファクシミリ装置の
記憶部(メモリ)にあらかじめ登録されている。NSF信
号の送出が完了すると、通常のG3通信手順により画情報
の受信処理を行う(ステップP4)。一方、G3発呼要求が
あると、G3通信プロトコルによる通信手順を実行し、NS
F信号を受信すると(ステップP5)、受信したNSF信号を
解析して、相手先がG4通信機能を有しているかどうかチ
ェックする(ステップP6)。相手先がG4通信機能を有し
ているときには、NSS信号でG4通信機能がある旨及びそ
のG4の電話番号を通知する(ステップP7)。このG4電話
番号は、上記同様にG3通信機能のみを有するファクシミ
リ装置の近く等に設置されG4機能を有するファクシミリ
装置のG4電話番号であり、G3通信機能のみを有するファ
クシミリ装置の記憶部(メモリ)にあらかじめ登録され
ている。NSS信号の送出が完了すると、通常のG3通信手
順により画情報の送信処理を行う(ステップP8)。した
がって、自己がG3通信機能のみを備えているときにも、
近く等にG4通信機能を備えたファクシミリ装置が設置さ
れているときには、当該G4通信機能を備えたファクシミ
リ装置のG4電話番号を通知することができ、また、当該
通知情報を受信したG4機能を備えたファクシミリ装置
は、当該通知情報に基づいてG4通信を行うことができ
る。その結果、G4通信機能の有効利用を図ることができ
る。
〔効果〕
請求項1記載の発明によれば、 G3によるファクシミリ通信プロトコルでの着呼があっ
たとき、G3によるファクシミリ制御手順において、G4の
ファクシミリ通信機能を有する旨およびデジタル回線の
電話番号を相手端末に通知することができるので、発呼
してきた通信相手に、デジタル回線の電話番号が分かる
ようにすることができ、G4機能の有効利用を図ることが
できるとともに、デジタル回線の電話番号を通知する手
間を省くことができ、便宜性を向上させることができ
る。
請求項2記載の発明によれば、 通信端末からのG3のファクシミリ通信プロトコルによ
る着呼時、G3によるファクシミリ制御手順で、G4のファ
クシミリ通信機能を有する旨およびデジタル回線の電話
番号を該通信端末が通知してくると、当該通知情報をメ
モリに記憶し、次回以降の当該通信端末への発呼時に
は、アナログ回線の電話番号が入力されても、該メモリ
内のデジタル回線の電話番号を参照してデジタル回線の
電話番号で発呼することができ、G4ファクシミリ通信を
効率的に行うことができる。その結果、G4機能の有効利
用を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、 G3によるファクシミリ通信プロトコルにより通信端末
に発呼したとき、G3によるファクシミリ制御手順を用い
て、自己がG4のファクシミリ通信機能を有する旨および
デジタル回線の電話番号を相手通信端末に通知すること
ができるので、発呼した通信相手に、デジタル回線の電
話番号が分かるようにすることができ、G4機能の有効利
用を図ることができるとともに、デジタル回線の電話番
号を通知する手間を省くことができ、便宜性を向上させ
ることができる。
請求項4記載の発明によれば、 通信端末からのG3のファクシミリ通信プロトコルによ
り発呼してきたとき、G3によるファクシミリ制御手順を
用いて、G4のファクシミリ通信機能を有する旨およびデ
ジタル回線の電話番号を該通信端末が通知してくると、
当該通知情報をメモリに記憶し、次回以降の当該通信端
末への発呼時には、アナログ回線の電話番号が入力され
ても、該メモリ内のデジタル回線の電話番号を参照して
デジタル回線の電話番号により発呼することができ、G4
ファクシミリ通信を効率的に行うことができる。その結
果、G4機能の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第5図は請求項1から請求項4記載の発明のフ
ァクシミリ装置の一実施例を示す図であり、 第1図はそのファクシミリ装置の適用されるファクシミ
リ通信システム図、 第2図はそのファクシミリ装置のブロック図、 第3図はその送信側ファクシミリ装置のG4機能通知処理
を示すフローチャート、 第4図はその受信側ファクシミリ装置のG4機能通知処理
を示すフローチャート、 第5図はそのG3通信プロトコルのシステム図である。 第6図はG3通信機能のみを備えたファクシミリ装置によ
るG4通信機能通知処理を示すフローチャートである。 1……通信システム、 2、3……ファクシミリ装置、 4……網、 5……ISDN、 6……PSTN、 11……主制御部、 12……操作表示部、 13……記憶部、 14……読取部、 15……記録部、 16……G3通信制御部、 17……G4通信制御部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル回線を使用して通信制御を行うデ
    ジタル回線制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線制
    御手段と を備えたファクシミリ装置において、 グループ3によるファクシミリ通信プロトコルでの着呼
    があったとき、グループ3によるファクシミリ制御手順
    において、グループ4のファクシミリ通信機能を有する
    旨および前記デジタル回線の電話番号を相手端末に通知
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】デジタル回線を使用して通信制御を行うデ
    ジタル回線制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線制
    御手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 通信端末からのグループ3によるファクシミリ通信プロ
    トコルでの着呼時、グループ3によるファクシミリ制御
    手順で、グループ4のファクシミリ通信機能を有する旨
    およびデジタル回線の電話番号を該通信端末が通知して
    くると、当該通知情報をメモリに記憶し、次回以降の当
    該通信端末への発呼時には、アナログ回線の電話番号が
    入力されると、該メモリ内のデジタル回線の電話番号を
    参照してデジタル回線の電話番号により発呼することを
    特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】デジタル回線を使用して通信制御を行うデ
    ジタル回線制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線制
    御手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 グループ3によるファクシミリ通信プロトコルにより通
    信端末に発呼したとき、グループ3によるファクシミリ
    制御手順を用いて、自己がグループ4のファクシミリ通
    信機能を有する旨および前記デジタル回線の電話番号を
    相手通信端末に通知することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】デジタル回線を使用して通信制御を行うデ
    ジタル回線制御手段と、 アナログ回線を使用して通信制御を行うアナログ回線制
    御手段と、 を備えたファクシミリ装置において、 通信端末からのグループ3によるファクシミリ通信プロ
    トコルでの発呼時、グループ3によるファクシミリ制御
    手順を用いて、グループ4のファクシミリ通信機能を有
    する旨およびデジタル回線の電話番号を該通信端末が通
    知してくると、当該通知情報をメモリに記憶し、次回以
    降の当該通信端末への発呼時には、アナログ回線の電話
    番号が入力されると、該メモリ内のデジタル回線の電話
    番号を参照してデジタル回線の電話番号により発呼する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
JP2228564A 1990-08-29 1990-08-29 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2972302B2 (ja)

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