JPH0887895A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0887895A
JPH0887895A JP24845294A JP24845294A JPH0887895A JP H0887895 A JPH0887895 A JP H0887895A JP 24845294 A JP24845294 A JP 24845294A JP 24845294 A JP24845294 A JP 24845294A JP H0887895 A JPH0887895 A JP H0887895A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセルの書込み特性のばらつきに起因す
る書込みベリファイ回数の増加を抑制し、書込み時間の
短縮をはかり得るEEPROMを提供すること。 【構成】 Si基板1上に浮遊ゲート4と制御ゲート6
を積層し、電気的書替え可能としたメモリセルが2次元
配置されたメモリセルアレイと、基板1とゲート6の間
に消去パルスを印加する消去機構と、基板1とゲート6
の間に消去パルスと逆極性の低い電圧の事前書込みパル
スを印加する事前書込み機構と、事前書込みパルス印加
後の状態を検知するしきい値ベリファイ機構と、基板1
とゲート6の間に消去パルスと逆極性の高い電圧の書込
みパルスを印加する書込み機構とを備えたEEPROM
であって、消去動作の後、事前書込み動作としきい値ベ
リファイ動作を、最も速く変動するメモリセルのしきい
値が消去状態の所望の値に達するまで繰返し、次いで書
込み動作によってデータ書込みを行うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的書替え可能な不
揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に係わり、特に
トンネル電流によりメモリセルに対して書き込み/消去
を行うEEPROMに関する。
【0002】
【従来の技術】EEPROMの1つとして、高集積化が
可能なNANDセル型EEPROMが知られている。こ
れは、複数のメモリセルをそれらのソース,ドレインを
隣接するもの同士で共用する形で直列接続し、これを1
単位としてビット線に接続するものである。メモリセル
は通常、浮遊ゲート(電荷蓄積層)と制御ゲートが積層
されたFETMOS構造を有する。メモリセルアレイ
は、p型基板又はn型基板に形成されたp型ウェル内に
集積形成される。NANDセルのドレイン側は選択ゲー
トを介してビット線に接続され、ソース側はやはり選択
ゲートを介して共通ソース線に接続される。メモリセル
の制御ゲートは、行方向に連続的に配設されてワード線
となる。
【0003】このNANDセル型EEPROMの動作
は、次の通りである。データ書き込みは、ビット線から
最も離れた位置のメモリセルから順に行う。選択された
メモリセルの制御ゲートには高電圧Vpp(=20V程
度)を印加し、それよりビット線側にあるメモリセルの
制御ゲート及び選択ゲートには中間電圧Vm(=10V
程度)を印加し、ビット線にはデータに応じて0V又は
中間電圧Vmb(=8V程度)を与える。
【0004】ビット線に0Vが与えられた時、その電位
は選択メモリセルのドレインまで転送されて、浮遊ゲー
トに電子注入が生じる。これにより、選択されたメモリ
セルのしきい値は正方向にシフトする。この状態を、例
えば“0”とする。ビット線にVmbが与えられた時は
電子注入が実効的に起こらず、従ってしきい値は変化せ
ず、負に止まる。この状態は、消去状態で“1”とす
る。データ書き込みは、制御ゲートを共有するメモリセ
ルに対して同時に行われる。書き込み電圧Vppはメモ
リセルの信頼性を確保しながら、書き込み速度を速める
ため、徐々に高められる。
【0005】データ消去は、NANDセル内の全てのメ
モリセルに対して同時に行われる。即ち、全ての制御ゲ
ートを0Vとし、p型ウェルを20Vとする。このと
き、選択ゲート,ビット線及びソース線も20Vにされ
る。これにより、全てのメモリセルで浮遊ゲートの電子
がp型ウェルに放出され、しきい値は負方向にシフトす
る。
【0006】データ読み出しは、選択されたメモリセル
の制御ゲートを0Vとし、それ以外のメモリセルの制御
ゲート及び選択ゲートを電源電位Vcc(例えば5V)
として、選択メモリセルで電流が流れるか否かを検出す
ることにより行われる。
【0007】読み出し動作の制約から、“0”書き込み
後のしきい値は0VからVccの間に制御しなければな
らない。このため書き込みベリファイが行われ、“0”
書き込み不足のメモリセルのみを検出し、“0”書き込
み不足のメモリセルに対してのみ再書き込みが行われる
よう再書き込みデータを設定する(ビット毎ベリファ
イ)。“0”書き込み不足のメモリセルは、選択された
制御ゲートを例えば0.5V(ベリファイ電圧)にして
読み出すこと(ベリファイ読み出し)で検出される。つ
まり、メモリセルのしきい値が0Vに対してマージンを
持って、0.5V以上になっていないと、選択メモリセ
ルで電流が流れ、“0”書き込み不足と検出される。
【0008】書き込み動作と書き込みベリファイを繰り
返しながらデータ書き込みをすることで個々のメモリセ
ルに対して、書き込み時間が最適化され“0”書き込み
後のしきい値は0VからVccの間に制御される。ま
た、書き込み動作毎に書き込み電圧は高められ、信頼性
を確保しつつ、高速に書き込みが行われる。
【0009】ところで、この種のNANDセル型EEP
ROMにおいては、次のような問題があったち。即ち、
書き込み時の書き込み電圧Vppを、書き込み易いメモ
リセルのため初期電圧を十分低くし、書き込み難いメモ
リセルのため最終電圧を十分高くしなければならず、書
き込み電圧の単位時間当たりの増加率を一定とすると、
書き込み特性のばらつきが大きいほど書き込みに時間が
かかるという問題があった。
【0010】また、この書き込み特性のばらつきが大き
いほど、書き込みパルス波形が同じなら(例えば電圧一
定)、書き込み/書き込みベリファイを多く繰り返さな
ければならず、書き込み時間が長くなるという問題があ
った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のN
ANDセル型EEPROMのような書き込み方法では、
メモリセルの書き込み特性のばらつきが大きくなると、
書き込み時の初期電圧と最終電圧の差が大きくなったり
書き込みベリファイ回数の増加を招き、書き込み時間が
長くなるという問題があった。
【0012】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、メモリセルの書き込み
特性のばらつきに起因する、書き込み時の初期電圧と最
終電圧の差の増大や書き込みベリファイ回数の増加を抑
制することができ、書き込み時間の短縮をはかり得る不
揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、次のような構成を採用している。
【0014】即ち、本発明(請求項1,2)は、半導体
層上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と制御ゲートを積層し
て構成され、電気的書き替えを可能としたメモリセルが
マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、メモリ
セルのデータ消去(又は書き込み)動作を行うため、制
御ゲートと絶縁膜下との間に第1のしきい値変動電圧パ
ルスを印加する第1のしきい値変動手段と、消去(又は
書き込み)状態にある前記メモリセルのしきい値を変動
させるため、制御ゲートと絶縁膜下との間に第1のしき
い値変動電圧パルスと逆極性(かつ第1のしきい値変動
電圧パルスに比べ電圧の低い)の第2のしきい値変動電
圧パルスを印加する第2のしきい値変動手段と、メモリ
セルの第2のしきい値変動電圧パルス印加後の状態を検
知するしきい値ベリファイ手段と、メモリセルのデータ
書き込み(又は消去)動作を行うため、制御ゲートと絶
縁膜下との間に第2のしきい値変動電圧パルスと同極性
かつ第2のしきい値変動電圧パルスに比べ電圧の高い第
3のしきい値変動電圧パルスを印加する第3のしきい値
変動手段とを備えた不揮発性半導体記憶装置であって、
第1のしきい値変動手段による消去(又は書き込み)動
作の後、第2のしきい値変動手段によるしきい値変動動
作としきい値ベリファイ手段によるしきい値ベリファイ
動作を、第3のしきい値変動手段によって最も速く変動
するメモリセルのしきい値が消去(又は書き込み)状態
の所望の値に達するまで繰り返し、次いで第3のしきい
値変動手段によるしきい値変動動作によってデータ書き
込み(又は消去)を行うことを特徴とする。
【0015】また、本発明(請求項3)は、半導体層上
に絶縁膜を介して電荷蓄積層と制御ゲートを積層して構
成され、電気的書き替えを可能としたメモリセルがマト
リクス状に配置されたメモリセルアレイと、メモリセル
のしきい値変動特性を検知するしきい値変動特性検出手
段と、メモリセルのしきい値をしきい値変動特性のばら
つきを打ち消すようにして変動させるため、制御ゲート
と絶縁膜下との間に、しきい値変動特性検出手段による
メモリセルのしきい値変動特性に応じたしきい値変動電
圧パルスを、メモリセルに印加するしきい値変動手段と
を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、しきい値変
動特性検出手段及びしきい値変動手段により、メモリセ
ルのデータ消去動作或いはデータ書き込み動作を行うこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明(請求項4)は、半導体層上
に絶縁膜を介して電荷蓄積層と制御ゲートを積層して構
成され、電気的書き替えを可能としたメモリセルがマト
リクス状に配置されたメモリセルアレイと、メモリセル
のしきい値変動特性を検知するしきい値変動特性検出手
段と、メモリセルアレイ中の複数のメモリセルのしきい
値を各メモリセルのしきい値変動特性のばらつきを打ち
消すようにして変動させるため、制御ゲートと絶縁膜下
との間に、しきい値変動特性検出手段による各メモリセ
ルのしきい値変動特性に応じたしきい値変動電圧パルス
を、各メモリセル毎に印加するしきい値変動手段とを備
えた不揮発性半導体記憶装置であって、しきい値変動特
性検出手段及びしきい値変動手段により、メモリセルの
データ消去動作或いはデータ書き込み動作を行うことを
特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、消去後に事前書き込みを、書
き込み電圧より十分低い電圧で行う。これにより、書き
込み易いメモリセルのみ事前に書き込みを進めておく。
また、事前書き込みを消去単位で行う。さらに、事前書
き込み後のしきい値をベリファイし、最も書き込み易い
メモリセルのしきい値が所定の値に達したら、事前書き
込みを終了する。書き込みは書き込み動作とビット毎ベ
リファイを繰り返しながら行う。
【0018】このように事前書き込みによって、書き込
み易いメモリセルの書き込みを事前に進めておくこと
で、書き込み電圧の初期値を高く設定でき、書き込み時
間が短縮される。また、書き込み時の高い電圧に比べ十
分低い電圧で事前書き込みを行うことで、さらに信頼性
が向上する。
【0019】同様に、本発明によれば、書き込み後に事
前消去を、消去電圧より十分低い電圧で行う。これによ
り、消去し易いメモリセルのみ事前に消去を進めてお
く。さらに、事前消去後のしきい値をベリファイし、最
も消去し易いメモリセルのしきい値が所定の値に達した
ら、事前消去を終了する。このように、消去し易いメモ
リセルの消去を事前に進めておくことによって、消去時
間が短縮される。
【0020】また、本発明によれば、消去後にメモリセ
ルのしきい値を検出し、書き込み易いメモリセルは比較
的低い書き込み電圧で書き込み、書き込みにくい比較的
高い書き込み電圧で書き込むことにより、書き込み特性
のばらつきが吸収され、書き込み動作とビット毎ベリフ
ァイの繰り返し回数が減る、或いはベリファイを無くし
てしまうことができ、書き込み時間が短縮される。
【0021】また、消去後に第1書き込みを行い、メモ
リセルのしきい値を検出し、書き込み易いメモリセルは
比較的低い書き込み電圧で追加の第2書き込みを行い、
書き込みにくい比較的高い書き込み電圧で追加の第2書
き込みを行う。場合によっては、第2書き込みは書き込
み動作とビット毎ベリファイを繰り返しながら行うとさ
らに効果的である。
【0022】
【実施例】まず、実施例を説明する前に、本発明の基本
構成について説明する。
【0023】図1(a)は、本発明に係わるEEPRO
Mのメモリセルの構造を示す図である。p型基板(又は
p型ウェル)1の上に浮遊ゲート(電荷蓄積層)4と制
御ゲート6が積層形成され、n型拡散層2をソース/ド
レインとしてメモリセルMは形成される。p型基板1と
浮遊ゲート4はトンネル絶縁膜3によって絶縁されてお
り、さらに浮遊ゲート4と制御ゲート6はゲート間絶縁
膜5によって絶縁されている。
【0024】図1(b)は、メモリセルの等価回路図で
あって、Vcgは制御ゲート電圧、Vfgは浮遊ゲート電
圧、Vs ,Vd はそれぞれソース,ドレイン電圧、Vsu
b はp基板電圧を示している。制御ゲート6と浮遊ゲー
ト4間の静電容量をCcg、トンネル絶縁膜3を挟む浮遊
ゲート4と半導体表面間の容量をCoxで示している。
【0025】トンネル絶縁膜3に、浮遊ゲート4の方を
高電位として電界が印加されるように、制御ゲート6,
ソース,ドレイン及びp基板1にしきい値変動電圧パル
スを印加すると、トンネル絶縁膜3を介して浮遊ゲート
4の電荷が移動し、しきい値は正の方向に変動する。ま
た、トンネル絶縁膜3に、浮遊ゲート4の方を低電位と
して電界が印加されるように、制御ゲート6,ソース,
ドレイン及びp基板1にしきい値変動電圧パルスを印加
すると、トンネル絶縁膜3を介して浮遊ゲート4の電荷
が移動し、しきい値は負の方向に変動する。
【0026】図2は、メモリセルの消去/書き込み原理
を示している。
【0027】図2(a)に見られるように、消去は制御
ゲート6の電圧Vcgを0Vとし、p基板電圧Vsub を消
去電圧Verase (〜20V)として行われる。ソース/
ドレイン電圧Vs ,Vd は消去電圧Verase としてもよ
いし図のようにフローティングにしてもよい。浮遊ゲー
ト4から電子がp基板1にトンネル電流によって放出さ
れ、浮遊ゲート4は正の方向に帯電する。よって、メモ
リセルMのしきい値は負の方向に低下する。多くのメモ
リセルを含む不揮発性半導体記憶装置では、メモリセル
Mの加工ばらつきによって、消去されたメモリセルのし
きい値は図2(b)のようにばらつきΔVth*eraseをも
つ。この例では、消去後のしきい値を0V以下としデー
タ“1”に対応させる。
【0028】図2(c)に見られるように、“0”書き
込みは制御ゲート6の電圧Vcgを書き込み電圧Vprog
(〜20V)としソース/ドレイン電圧Vs ,Vd を0
Vとしp基板1の電圧も0Vとする。これによって電子
が浮遊ゲート4にトンネル電流によって注入され、浮遊
ゲートは負の方向に帯電し、メモリセルのしきい値は正
の方向に高められる。書き込み後のしきい値も、多くの
メモリセルを含む不揮発性半導体記憶装置では、図2
(d)に見られるようにばらつきΔVth*prog を持つ。
この例では、“0”書き込み後のしきい値を0V以上と
している。“1”書き込みは、消去状態を保持すれば良
いので浮遊ゲート4に電子が注入されないように、例え
ば、図2(c)でソース/ドレイン電圧をVmb(〜1
0V)としておく。以下、断らない限り、書き込みは
“0”書き込みを意味する。
【0029】図3は、書き込み時の制御ゲート6の電圧
Vcg、浮遊ゲート4の電圧Vfg、トンネル絶縁膜3を流
れるトンネル電流Iprogとメモリセルのしきい値Vthを
示している。ここに示している書き込み方法は、信頼性
を良くし、かつ書き込み時間を速くするため、図3
(b)に示す書き込み中の浮遊ゲート4の電圧Vfg、図
3(c)に示すトンネル絶縁膜3を流れるトンネル電流
Iprogをほぼ一定に保ちながら書き込みを行うためのも
のである。そのため、制御ゲート6に印加される書き込
み電圧Vprogを図3(a)に示すように、時間とともに
Vmin からVmax まで高め、図3(d)に示すようにし
きい値Vthを徐々に大きくしている。
【0030】書き込み電圧Vprogは、図4に見られるよ
うな階段状に高めていっても同様な効果が得られる。こ
れは、基本的にトンネル絶縁膜に印加される電界を抑え
かつ高速に電子注入を行うためであり、書き込みによっ
て浮遊ゲートの電位が電子注入のため低下するのを、書
き込み電圧を高めることで打ち消している。書き込み電
圧初期値Vmin は、書き込み初期にトンネル絶縁膜に印
加される電界を抑えるため十分低くされなければならな
い。
【0031】さて、複数のメモリセルに同時に書き込み
を行い、同時に書き込み後のしきい値ばらつきを抑える
ために、図5に示されているように、ビット毎ベリファ
イ書き込み方法がある。
【0032】図3(a)に示されているような書き込み
パルスは細かく分割され、書き込み途中でメモリセルの
しきい値がベリファイ電位に達したか否かチェックされ
る。“0”書き込みされるメモリセルのしきい値がベリ
ファイ電位に達すると、“0”書き込みから“1”書き
込みにメモリセルへの電圧印加状態は変えられる。これ
は前述したように、メモリセルのソース/ドレイン電圧
を0VからVmbに変えることで容易に実現される。
“1”書き込みされるメモリセルは書き込み最後まで
“1”書き込み状態である。
【0033】このビット毎ベリファイ書き込み方法によ
って、メモリセルのしきい値は図5(b)のように制御
される。最も書き込み易いセルは、この例では1発目の
書き込みパルス印加中にしきい値がベリファイ電位を越
え、2発目のパルス以降は“1”書き込み状態とされ実
効的にしきい値は変化しない。典型的なセルは3発目、
最も書き込みにくいセルは5発目のパルス印加中にしき
い値がベリファイ電位を越える。全ての“0”書き込み
対象のセルは、そのしきい値がベリファイ電位を越えた
書き込みパルス印加以降、“1”書き込み状態とされる
ため実効書き込み時間がビット毎に調整され、書き込み
後のしきい値のばらつきは低減される。
【0034】1発目のパルス幅は、最も書き込み易いセ
ルのしきい値が十分上昇するように、ベリファイを省略
し長くしてある。この方が、ベリファイ時間を省略でき
書き込み時間が短くできるからである。
【0035】図6は、メモリセルのしきい値と実効書き
込み時間の関係をより詳しく示している。消去後のしき
い値は、この例では、−2Vから−5Vにばらついてい
る。最も書き込み易いセルは、一番速く書き込みが始ま
り、このため図5(a)に見られる書き込みパルス初期
値Vmin は十分下げられ、このため書き込み時間が長く
なっている。また、最も書き込みにくいセルのため、書
き込みパルスの最大値Vmax は高められ、これも書き込
み時間を長くしている。書き込み時間を短くするために
は、同じ書き込み時間だけ書き込んだ時のしきい値を揃
えればよい。
【0036】以下、本発明の実施例について説明する。 (実施例1)図7は、第1の実施例に係わるNANDセ
ル型EEPROMのメモリセル構成を示している。メモ
リセルM1〜4は直列に接続され、選択トランジスタS
1,2を介してそれぞれソース線,ビット線に接続され
る。図7に示されるように、各動作時(読み出し,書き
込み,消去等)にビット線,ソース線には、それぞれ電
圧VSRC ,VBLが与えられる。また、メモリセルM1〜
4の制御ゲートにはVCGi(i=1〜4)、選択トランジスタ
S1,2の選択ゲートにはVSG1 ,VSG2 が与えられ
る。p型基板(又はp型ウェル)1の上に浮遊ゲート4
と制御ゲート6が積層形成され、n型拡散層2をソース
/ドレインとしてメモリセルMは形成されている。p型
基板1と浮遊ゲート4はトンネル絶縁膜3によって絶縁
されており、さらに浮遊ゲート4と制御ゲート6はゲー
ト間絶縁膜5によって絶縁されている。
【0037】1つ1つのメモリセルは図1に見られるも
のと同じであり、書き込み/消去動作原理は図2に見ら
れる通りである。選択トランジスタは、p型基板1上に
選択ゲート絶縁膜8と選択ゲート7が積層形成され、n
型拡散層2をソース/ドレインとして形成される。これ
は、NAND型メモリセルと呼ばれる。図18のよう
に、制御ゲート,選択ゲートを複数のNAND型セルで
共有し、メモリセルアレイを構成し、通常1ブロック単
位で消去され、1ページ単位で一括して書き込みされ
る。
【0038】データの消去(第1のしきい値変動手段)
は、メモリセルM1〜4に対して同時に行われる。基板
電圧Vsub に消去電圧Verase (〜20V)を印加し、
制御ゲート電圧VCGi(i=1〜4)は0Vにする。このとき
ビット線電圧,ソース線電圧にVerase を与えてもよい
し、ビット線,ソース線はフローティングでもよい。選
択ゲート電圧は選択ゲート絶縁膜8に電圧ストレスが印
加されないようにVerase にしておくのが理想的であ
る。消去動作によって、浮遊ゲート4の電位はトンネル
絶縁膜3を流れるトンネル電流によって正方向に変移
し、メモリセルのしきい値は負となり、全てのメモリセ
ルのデータは“1”となる。
【0039】図8(a)は、本実施例の事前書き込み動
作原理を示すための、メモリセルの書き込み特性を示す
図である。
【0040】消去動作後、事前書き込み(第2のしきい
値変動手段)が行われる。消去動作と同様、メモリセル
M1〜4に対して同時に行われ、制御ゲート電圧VCGi
(i=1〜4)は事前書き込みパルス電圧となる。この事前
書き込みパルス電圧は図8(b)に示されるように、時
間と共に増加するように設定する方が、メモリセルの信
頼性を確保しながら事前書き込みを高速に行うという点
では理想的である。この事前書き込みパルス電圧は、書
き込み電圧より十分低く設定され、図8(b)のような
パルスの場合、その電圧増加率は書き込みパルスのそれ
より十分小さくされる。ビット線電圧,ソース線電圧は
0Vとする。選択ゲート電圧VSG1 ,VSG2 はメモリセ
ルのソース/ドレインに0Vが転送されるように電圧が
印加される。例えば、VSG1 =Vcc,VSG2 =0Vと
する。p型基板電圧Vsub は0Vである。
【0041】この事前書き込みによって、消去動作によ
って深く負のしきい値とされた消去され易いメモリセル
のしきい値は、浅い負のしきい値とされる。図8(a)
に見られるように、最も速く消去されるセルは最も速く
書き込まれ、最も遅く消去されるセルは最も遅く書き込
まれる。事前書き込み時間は、事前書き込みされたメモ
リセルのしきい値が、メモリセルを読み出した時データ
“1”と読めるように制御される。
【0042】図8(a)の例では、消去時に最も消去し
にくいセルのしきい値が−2Vにされている。事前書き
込みによって、最も書き込み易いセルのしきい値が最も
消去しにくいセルのしきい値を越えると、この例では−
2Vを越えたとき、事前書き込みは終了させられる。事
前書き込みパルス電圧が変動すると、事前書き込み時間
Tsoftも変化するので、制御性を高めるためには通常広
く用いられるしきい値ベリファイを事前書き込みと併用
するのが望ましい。この例では、ベリファイ電位Vveri
fyとして−1.5Vを用いて、最も書き込み易いセルの
しきい値が−1.5Vを越えると、事前書き込みは終了
させられる。事前書き込み後は、しきい値ばらつきが小
さくなる。
【0043】図9(a)は、図3(a)、図5(a)に
見られるような書き込みパルスを用いて書き込みを行っ
た時の事前書き込み後のメモリセルの書き込み特性を示
している。
【0044】書き込み(第3のしきい値変動手段)は、
選択されたメモリセルの制御ゲート電圧VCGi を書き込
み電圧Vprog(〜20V)とし、その他の制御ゲート電
圧と選択ゲート電圧VSG2 はVm(〜Vprogの半分)、
選択ゲート電圧VSG1 は0Vとする。“0”書き込みを
する場合はビット線電圧VBLは0V、“1”書き込みを
する場合はビット線電圧VBLはVmb(〜Vm)とす
る。特に断らない限り、以下書き込みは“0”書き込み
と同意とする。また、NANDセル型EEPROMでは
複数のNANDセルに対して同時に書き込みが行われる
ため、書き込み時には図5に見られるビット毎ベリファ
イ方式にするのが望ましい。
【0045】事前書き込みにより、書き込み易いセルの
しきい値は高められているので、図6に見られるような
書き込み初期のしきい値変動は全てのメモリセルにおい
て殆どない。図9(a)中の1点鎖線は事前書き込みを
用いない時の最も書き込み易いメモリセルの書き込み特
性を示している。よって、図3(a)、図5(a)に見
られるような書き込みパルスのVmin は高めることがで
き、図9(b)のように、速く書き込むことが可能とな
る。事前書き込みは、この例では4つのセルに対して、
図18にみられるアレイでは1ブロックに対して同時に
行われるため、1つのメモリセル当たりの時間は短縮さ
れる。また、バックグラウンド消去方式(メモリに対し
て読み書きアクセスをしない空き時間を利用して消去を
行う方式)を用いるメモリシステム内では、消去動作と
連動して行うことにより、消去と同様事前書き込み時間
は見えなくなる。
【0046】また、事前書き込み時の事前書き込みパル
ス電圧を、書き込みパルスのVminより十分低く設定し
ておくことで、書き込み動作時の強い電界によって通過
する電荷によって生ずるトンネル絶縁膜3の劣化は抑え
られる。
【0047】このように本実施例によれば、消去後に、
書き込み電圧より十分低い電圧で事前書き込みを行い、
書き込み易いメモリセルのみ事前に書き込みを進めてお
き、さらに事前書き込み後のしきい値をベリファイし、
最も書き込み易いメモリセルのしきい値が所定の値に達
したら、事前書き込みを終了している。このような動作
により、書き込み易いメモリセルの書き込みを事前に進
めておくことで、書き込み電圧の初期値を高く設定で
き、書き込み時間が短縮される。つまり、メモリセルの
書き込み特性のばらつきによって従来生じていた、書き
込み時の初期電圧と最終電圧の差の増大や書き込みベリ
ファイ回数の増加を抑制することができ、書き込み時間
の大幅な短縮をはかることが可能となる。
【0048】なお、上記の実施例では消去後に事前書込
みを行って消去後のしきい値のばらつきを抑制している
が、この代わりに、書込み後に事前消去を行って書込み
後のしきい値のばらつきを抑制してもよい。即ち、書き
込み後に事前消去を、消去電圧より十分低い電圧で行う
ことにより、消去し易いメモリセルのみ事前に消去を進
めておく。さらに、事前消去後のしきい値をベリファイ
し、最も消去し易いメモリセルのしきい値が所定の値に
達したら、事前消去を終了する。このように、消去し易
いメモリセルの消去を事前に進めておくことによって、
消去時間の短縮をはかることも可能となる。 (実施例2)次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この実施例は、メモリセル毎に書き込み電圧を最
適化するものである。
【0049】図10は、本発明の第2の実施例に係わる
NAND型EEPROMのメモリセル構成を示すと共
に、書き込み電圧最適化のための書き込み方式の動作原
理を示している。この方式は基本的に、書き込み易い
(消去し易い)セルは比較的低い電圧で、書き込みにく
い(消去しにくい)セルは比較的高い電圧で書き込みを
行うことで、同じ書き込み時間で書き込んだ後のメモリ
セルのしきい値のばらつきを低減する。これによって、
図5に見られるビット毎ベリファイの回数を減らし、書
き込み時間を短縮する。
【0050】図10(a)は、メモリセルの書き込み易
さ(消去し易さ)を調べる動作を示していて、ここでは
ソース線から2番目のセルが選択されているとしてい
る。これは消去後に行われる。ソース線電圧VSRC を例
えば5Vとし、選択されたメモリセルの制御ゲート電圧
VCG2 を0Vとする。その他の選択ゲート電圧と選択ゲ
ートはVm(〜10V)とする。ビット線は0Vにリセ
ットした後、フローティングにしておく。フローティン
グにされたビット線は、選択されたメモリセルのしきい
値に応じて充電される。
【0051】図11に見られるように、しきい値がー5
Vであればビット線は5Vまで充電され、しきい値が−
2Vであればビット線は2Vまでしか充電されない。選
択されたメモリセルの制御ゲート電圧を−2Vにする
と、しきい値がー5Vであればビット線は3Vまで充電
され、しきい値が−2Vであればビット線は0Vまでし
か充電されない。
【0052】このビット線電圧を用いて図10(b)の
ように書き込みは行われる。選択されたメモリセルの制
御ゲート電圧VCG2 をVprog(〜20V)とし、その他
の制御ゲートをVm(〜10V)にする。ソース側の選
択ゲート電圧VSG1 は0V、ビット線側の選択ゲート電
圧VSG2 はVmとする。これによって、図12に見られ
るように、書き込み易いセルは実効的に比較的低い電圧
で書き込みが行われ、書き込みにくいセルでは実効的に
比較的高い電圧で書き込みが行われ、書き込み後のしき
い値ばらつきは低減される。
【0053】図13は、第2の実施例を実現するための
回路構成図の例である。pチャネルMOSトランジスタ
(p-ch MOS Tr.)Qp1,2、nチャネルMOSトラン
ジスタ(n-ch MOS Tr.)Qn1,2から構成されるCM
OSフリップフロップ(FF)は、書き込みデータを記
憶するデータラッチ回路である。“0”書き込み時は、
n-ch MOS Tr.Qn4のゲートが“L”となるようにラッ
チし、“1”書き込み時は“H”となるようにラッチし
ている。“1”書き込み時のみ、信号SUBLが“H”
となって“1”書き込みビット線に電圧VBLH を転送す
る。
【0054】メモリセルM1〜4と選択トランジスタS
1,2はNAND型セルを構成し、選択ゲートS1,2
及び制御ゲートCG1〜4は複数のNAND型セルで共
有する。
【0055】リセット信号RSTが“H”となるとビッ
ト線BLはn-ch MOS Tr.Qn6によって0Vにリセット
される。ビット線の電圧は、n-ch MOS Tr.Qn9によっ
て信号BLVTが“H”となると、キャパシタC1に記
憶される。キャパシタC1に蓄えられた電圧に応じて、
信号SBLが“H”になると、ビット線はn-ch MOS Tr.
Qn7,8によって充電される。
【0056】図14を用いて、制御ゲートCG2を共有
するメモリセルが選択された場合の動作を説明する。消
去後、まず信号BLVTが“H”となって、ビット線B
LとキャパシタC1は接続される。信号RSTが“L”
となってビット線BLは0Vフローティングにされる。
共通ソース線電圧VSRC が5Vとなって、また選択ゲー
トSG1,2、制御ゲートCG1,3,4がVm(〜1
0V)となる。選択された制御ゲートCG2は0Vにさ
れ、ビット線BLは選択されたメモリセルM2のしきい
値によって充電される電圧が決まる。ビット線が充電さ
れた後、信号BLVTが“L”となり、キャパシタC1
にメモリセルM2のしきい値情報が記憶される。メモリ
セルのしきい値が−5Vなら、キャパシタC1は5Vに
なり、しきい値が−2VならC1は2Vとなる。
【0057】書き込み動作は、このキャパシタC1に記
憶されている情報を用いて、各メモリセルに最適な書き
込み電圧で行われる。
【0058】まず、信号RSTが“L”となってビット
線はフローティングにされる。信号SBLが“H”とな
って、ビット線はキャパシタC1に記憶されている情報
によって充電される。n-ch MOS Tr.Qn8のしきい値が
0Vの場合、電圧VSBL を5V以上にしておくと、キャ
パシタC1の電圧が5Vなら、ビット線は5Vに充電さ
れ、C1が2Vならビット線は2Vとなる。n-ch MOS T
r.Qn8のしきい値が2Vの場合、電圧VSBL を3V以
上にしておくと、キャパシタC1の電圧が5Vなら、ビ
ット線は3Vに充電され、C1が2Vならビット線は0
Vとなる。
【0059】一方、信号SUBLと電圧VLTC がVm、
電圧VBLH がVmbとなり、“1”書き込みビット線に
はVmbが、n-ch MOS Tr.Qn4,5を介して転送され
る。
【0060】選択ゲートSG1は0V、選択ゲートSG
2がVm、制御ゲートCG1,3,4がVm、制御ゲー
トCG2がVprogとなると、書き込みが行われる。
【0061】この後、信号BLVTを“L”にしておく
限り、キャパシタC1に記憶された情報は基本的に保持
されるので、書き込みベリファイと書き込みを繰り返し
行いながら書き込みは行われる。
【0062】このように本実施例によれば、消去後にメ
モリセルのしきい値を検出し、書き込み易いメモリセル
は比較的低い書き込み電圧で書き込み、書き込みにくい
メモリセルは比較的高い書き込み電圧で書き込むことに
よって、書き込み特性のばらつきが吸収される。このた
め、書き込み動作とビット毎ベリファイの繰り返し回数
が減り、場合によってはベリファイを無くしてしまうこ
ともでき、書き込み時間の大幅な短縮を計ることができ
る。また、書き込みは書き込み動作とビット毎ベリファ
イを繰り返しながら行うとさらに効果的である。 (実施例3)図15は、本発明の第3の実施例を説明す
るためのもので、書き込み動作原理を示している。
【0063】消去動作後、第1書き込みが時間TPRE*PR
OGの間行われる。ここで、メモリセルのしきい値が調べ
られる。しきい値が高いメモリセルは、書き込みし易い
メモリセルのため、第2書き込みでは書き込み電圧は比
較的(他の書き込み難いメモリセルに対して)低めに設
定され直される。
【0064】この例では、最も書き込みにくいセルのし
きい値はまだ変動してなく、典型的なセルのしきい値と
ほぼ同じである。よって、単にメモリセルのしきい値が
高いセルの第2書き込み電圧を比較的低めに設定し直す
と、最も書き込みにくいセルの書き込み速度がさらに比
較して遅くなる。よって、この例で、しきい値が−2V
以下のメモリセルに関しては、しきい値が異なっていて
も書き込み電圧を相対的に同じとする。これによって、
最も書き込みにくいメモリセルのしきい値−2V以上の
メモリセルに関してのみ書き込み電圧が最適化される。
この例では、これでもしきい値分布幅は3Vから1.5
Vと半分になる。
【0065】図16は、第3の実施例を実行するための
回路構成図の例である。pチャネルMOSトランジスタ
(p-ch MOS Tr.)Qp3,4、nチャネルMOSトラン
ジスタ(n-ch MOS Tr.)Qn10,11から構成される
CMOSフリップフロップ(FF)は、書き込みデータ
を記憶するデータラッチ回路である。“0”書き込み時
は、n-ch MOS Tr.Qn13のゲートが“L”となるよう
にラッチし、“1”書き込み時は“H”となるようにラ
ッチしている。“1”書き込み時のみ、信号SUBLが
“H”となって“1”書き込みビット線に電圧VBLH を
転送する。
【0066】メモリセルM1〜4と選択トランジスタS
1,2はNAND型セルを構成し、選択ゲートS1,2
及び制御ゲートCG1〜4は複数のNAND型セルで共
有する。
【0067】リセット信号RSTが“H”となるとビッ
ト線BLは n-ch MOS Tr. Qn15によって0Vにリセ
ットされる。ビット線の電圧は、n-ch MOS Tr.Qn19
によって信号BLVTが“H”となると、キャパシタC
2に記憶される。キャパシタC2に蓄えられた電圧に応
じて、信号SBLが“H”になると、ビット線は n-ch
MOS Tr. Qn16,17によって充電される。n-ch MOS
Tr.Qn18は信号PREが“H”となると、キャパシ
タC2をリセットする。キャパシタC3はキャパシタC
2の記憶情報を安定にするためのものである。
【0068】図17を用いて、制御ゲートCG2を共有
するメモリセルが選択された場合の動作を説明する。消
去後、まず信号RSTが“L”となってビット線はフロ
ーティングにされる。信号RBLがVm、電圧VLTC が
Vmbとなって、“1”書き込みビット線にはVmb
が、“0”書き込みビット線には0VがQn12を介し
て転送される。選択ゲートSG1は0V、選択ゲートS
G2がVm、制御ゲートCG1,3,4がVm、制御ゲ
ートCG2がVprogとなると、第1書き込みが行われ
る。
【0069】続いて、しきい値検出動作となる。信号B
LVTが“H”となって、ビット線BLとキャパシタC
2は接続され、また、信号PREが“H”となってキャ
パシタC2はリセットされる。また、信号RSTが
“L”となってビット線BLは0Vフローティングにさ
れる。
【0070】共通ソース線電圧VSRC が5Vとなって、
また選択ゲートSG1,2、制御ゲートCG1,3,4
がVm(〜10V)となる。選択された制御ゲートCG
2は0Vにされ、ビット線BLは選択されたメモリセル
M2のしきい値によって充電される電圧が決まる。セル
のしきい値が−0.5Vならビット線は0.5V、しき
い値が−2Vならビット線は2Vとなる。選択ゲート,
制御ゲートが0Vにリセットされ、信号PREが“L”
となる。その後、信号RSTが“H”となって、ビット
線は0Vにリセットされる。電圧VPRE が2Vの場合、
メモリセルのしきい値が−0.5Vなら、ビット線が0
Vにリセットされた時、n-ch MOS Tr.Qn17のゲート
電圧は1.5Vとなる。しきい値が−2VならQn17
のゲート電圧は0Vとなる。信号BLVTが“L”とな
って、メモリセルのしきい値情報はキャパシタC2に記
憶される。
【0071】第2書き込み動作は、このキャパシタC2
に記憶されている情報を用いて、各メモリセルに最適な
書き込み電圧で行われる。
【0072】まず、信号RSTが“L”となってビット
線はフローティングにされる。信号SBLが“H”とな
って、ビット線はキャパシタC2に記憶されている情報
によって充電される。n-ch MOS Tr.Qn17のしきい値
が0Vの場合、電圧VSBL を2V以上にしておくと、Q
n17のゲート電圧が0Vなら、ビット線は0Vのまま
で、Qn17のゲート電圧が1.5Vならビット線は
1.5Vとなる。
【0073】一方、信号SUBLと電圧VLTC がVm、
電圧VBLH がVmbとなって、“1”書き込みビット線
にはVmbが n-ch MOS Tr. Qn13,14を介して転
送される。
【0074】選択ゲートSG1は0V、選択ゲートSG
2がVm、制御ゲートCG1,3,4がVm、制御ゲー
トCG2がVprogとなると、第2書き込みが行われる。
【0075】この後、信号BLVT,PREを“L”に
しておく限り、キャパシタC2に記憶された情報は基本
的に保持されるので、書き込みベリファイと書き込みを
繰り返し行いながら書き込みは行われる。
【0076】以上、主にトンネル電流で消去/書き込み
を行う、NAND型セルを例に説明したが、基本的に本
発明は、メモリセルの書き込み特性のばらつきを打ち消
すように、書き込み電圧を各メモリセルに対して調節す
ることで、書き込み後のメモリセルのしきい値ばらつき
を低減し、書き込み速度を速くする。書き込み特性のば
らつきは、メモリセルによらず同じ消去或いは書き込み
パルスを印加して、パルス印加後のしきい値を調べるこ
とで検出される。本発明によれば、消去に対しても同様
に行うことができる。また、pチャネルタイプのメモリ
セルに対しても同様に実施できる。さらに、チャネル全
面を介するトンネル電流で消去/書き込みを行うもの以
外に、例えばドレイン又はソースと浮遊ゲートの間のト
ンネル電流で消去又は書き込みを行うものや、ホットエ
レクトロン或いはホットホールで消去又は書き込みを行
うものでも、同様の効果が得られる。
【0077】また、事前書き込みにより消去されたメモ
リセルのしきい値ばらつきを抑え、書き込み速度を速く
する効果は、pチャネルタイプのメモリセルに対しても
同様に実施できる。さらに、チャネル全面を介するトン
ネル電流で消去/書き込みを行うもの以外に、例えばド
レイン又はソースと浮遊ゲートの間のトンネル電流で消
去又は書き込みを行うものや、ホットエレクトロン或い
はホットホールで消去又は書き込みを行うものでも、同
様の効果が得られる。
【0078】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリセルの書き込み特性のばらつきを打ち消すように、
書き込み電圧を調整する、或いは事前書き込みを行うこ
とにより、書き込み速度を速くすることができる。ま
た、極性を反転することで、メモリセルの消去特性のば
らつきを打ち消すように、消去電圧を調整する、或いは
事前消去を行うことにより、消去速度を速くすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に用いたメモリセルの構造と等
価回路を示す図。
【図2】本発明の実施例に用いたメモリセルの消去と書
き込みの基本動作原理を示す図。
【図3】本発明の実施例に用いたより詳しい書き込み動
作原理を示す図。
【図4】本発明の実施例に用いた書き込みパルス波形を
示す図。
【図5】本発明の実施例に用いたビット毎ベリファイ書
き込み動作の基本原理を示す図。
【図6】本発明の実施例に用いたメモリセルの書き込み
時のしきい値変化を示す図。
【図7】第1の実施例に係わるNANDセル型EEPR
OMのメモリセルの構成を示す図。
【図8】第1の実施例における事前書き込み特性を示す
図。
【図9】第1の実施例における事前書き込み後の書き込
み特性を示す図。
【図10】第2の実施例におけるメモリセル構成と最適
書き込み電圧を用いての書き込み動作を示す図。
【図11】第2の実施例における最適書き込み電圧の発
生動作を示す図。
【図12】第2の実施例における最適書き込み電圧を用
いての書き込み特性を示す図。
【図13】第2の実施例における最適書き込み電圧を用
いての書き込みを行う回路構成を示す図。
【図14】図13の回路の動作タイミングを示す図。
【図15】第3の実施例における最適書き込み電圧を用
いての書き込み特性を示す図。
【図16】第3の実施例における最適書き込み電圧を用
いての書き込みを行う回路構成を示す図。
【図17】図16の回路の動作タイミングを示す図。
【図18】本発明の実施例に用いたNAND型メモリセ
ルアレイの等価回路を示す図。
【符号の説明】
1…p型基板又はp型ウェル 2…n型拡散層 3…トンネル絶縁膜 4…浮遊ゲート 5…ゲート絶縁膜 6…制御ゲート 7…選択ゲート 8…選択ゲート絶
縁膜 Qn…nMOSトランジスタ Qp…pMOSト
ランジスタ FF…CMOSフリップフロップ CG…制御ゲート SG…選択ゲート BL…ビット線 M…メモリセル S…選択トランジ
スタ C…キャパシタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 H01L 27/10 434 29/78 371

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体層上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と
    制御ゲートを積層して構成され、電気的書き替えを可能
    としたメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセ
    ルアレイと、 前記メモリセルのデータ消去動作を行うため、前記制御
    ゲートと前記絶縁膜下との間に第1のしきい値変動電圧
    パルスを印加する第1のしきい値変動手段と、 消去状態にある前記メモリセルのしきい値を変動させる
    ため、前記制御ゲートと前記絶縁膜下との間に第1のし
    きい値変動電圧パルスと逆極性の第2のしきい値変動電
    圧パルスを印加する第2のしきい値変動手段と、 前記メモリセルの第2のしきい値変動電圧パルス印加後
    の状態を検知するしきい値ベリファイ手段と、 前記メモリセルのデータ書き込み動作を行うため、前記
    制御ゲートと前記絶縁膜下との間に第2のしきい値変動
    電圧パルスと同極性かつ第2のしきい値変動電圧パルス
    に比べ電圧の高い第3のしきい値変動電圧パルスを印加
    する第3のしきい値変動手段とを備え、 第1のしきい値変動手段による消去動作の後、第2のし
    きい値変動手段によるしきい値変動動作としきい値ベリ
    ファイ手段によるしきい値ベリファイ動作を、第3のし
    きい値変動手段によって最も速く変動するメモリセルの
    しきい値が消去状態の所望の値に達するまで繰り返し、
    次いで第3のしきい値変動手段によるしきい値変動動作
    によってデータ書き込みを行うことを特徴とする不揮発
    性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体層上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と
    制御ゲートを積層して構成され、電気的書き替えを可能
    としたメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセ
    ルアレイと、 前記メモリセルのデータ書き込み動作を行うため、前記
    制御ゲートと前記絶縁膜下との間に第1のしきい値変動
    電圧パルスを印加する第1のしきい値変動手段と、 書き込み状態にある前記メモリセルのしきい値を変動さ
    せるため、前記制御ゲートと前記絶縁膜下との間に第1
    のしきい値変動電圧パルスと逆極性の第2のしきい値変
    動電圧パルスを印加する第2のしきい値変動手段と、 前記メモリセルの第2のしきい値変動電圧パルス印加後
    の状態を検知するしきい値ベリファイ手段と、 前記メモリセルのデータ消去動作を行うため、前記制御
    ゲートと前記絶縁膜下との間に第2のしきい値変動電圧
    パルスと同極性かつ第2のしきい値変動電圧パルスに比
    べ電圧の高い第3のしきい値変動電圧パルスを印加する
    第3のしきい値変動手段とを備え、 第1のしきい値変動手段による書き込み動作の後、第2
    のしきい値変動手段によるしきい値変動動作としきい値
    ベリファイ手段によるしきい値ベリファイ動作を、第3
    のしきい値変動手段によって最も速く変動するメモリセ
    ルのしきい値が書き込み状態の所望の値に達するまで繰
    り返し、次いで第3のしきい値変動手段によるしきい値
    変動動作によってデータ消去を行うことを特徴とする不
    揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】半導体層上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と
    制御ゲートを積層して構成され、電気的書き替えを可能
    としたメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセ
    ルアレイと、 前記メモリセルのしきい値変動特性を検知するしきい値
    変動特性検出手段と、 前記メモリセルのしきい値をしきい値変動特性のばらつ
    きを打ち消すようにして変動させるため、前記制御ゲー
    トと前記絶縁膜下との間に、前記しきい値変動特性検出
    手段による前記メモリセルのしきい値変動特性に応じた
    しきい値変動電圧パルスを、前記メモリセルに印加する
    しきい値変動手段とを備え、 前記しきい値変動特性検出手段及びしきい値変動手段に
    より、前記メモリセルのデータ消去動作或いはデータ書
    き込み動作を行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】半導体層上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と
    制御ゲートを積層して構成され、電気的書き替えを可能
    としたメモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセ
    ルアレイと、 前記メモリセルのしきい値変動特性を検知するしきい値
    変動特性検出手段と、 前記メモリセルアレイ中の複数のメモリセルのしきい値
    を各メモリセルのしきい値変動特性のばらつきを打ち消
    すようにして変動させるため、前記制御ゲートと前記絶
    縁膜下との間に、前記しきい値変動特性検出手段による
    各メモリセルのしきい値変動特性に応じたしきい値変動
    電圧パルスを、各メモリセル毎に印加するしきい値変動
    手段とを備え、 前記しきい値変動特性検出手段及びしきい値変動手段に
    より、前記メモリセルのデータ消去動作或いはデータ書
    き込み動作を行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  5. 【請求項5】前記しきい値変動電圧パルスは、しきい値
    変動しやすいメモリセルのために比較的パルス波高が低
    く設定され、しきい値変動しにくいメモリセルには比較
    的パルス波高が高く設定されることを特徴とする請求項
    3又は4記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記しきい値変動特性検出手段は、各メモ
    リセルによらない所定のしきい値変動特性検出パルスを
    メモリセルに印加し、前記しきい値変動特性検出パルス
    印加後のしきい値から各メモリセルのしきい値変動特性
    を検出することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記しきい値変動電圧パルスと前記しきい
    値変動特性検出パルスは、互いに逆極性であることを特
    徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記しきい値変動電圧パルスと前記しきい
    値変動特性検出パルスは、互いに同極性であることを特
    徴とする請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
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