JPH0887033A - アクティブマトリクス表示装置の製造方法 - Google Patents

アクティブマトリクス表示装置の製造方法

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JPH0887033A
JPH0887033A JP22219394A JP22219394A JPH0887033A JP H0887033 A JPH0887033 A JP H0887033A JP 22219394 A JP22219394 A JP 22219394A JP 22219394 A JP22219394 A JP 22219394A JP H0887033 A JPH0887033 A JP H0887033A
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知正 上田
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光志 池田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないマスク工程で、歩留まりの高い生産性
のよいアクティブマトリクス液晶表示装置の製造方法を
提供すること。 【構成】 絶縁性基板上にゲ−ト電極及びゲ−ト取り出
し電極を形成する工程と、全面に絶縁膜、半導体薄膜及
び金属膜を順次形成する工程と、第1のレジストパタ−
ンをマスクとして用いて、前記金属膜をパタ−ニングす
る工程と、第1のレジストパタ−ン及びパタ−ニングさ
れた前記金属膜の少なくとも一方をマスクとして用い
て、前記半導体薄膜及び絶縁膜をパタ−ニングし、前記
ゲ−ト取り出し電極を露出させる工程と、全面に透明導
電膜を形成する工程と、第2のレジストパタ−ンをマス
クとして用いて、前記透明導電膜をパタ−ニングして画
素電極を形成する工程と、及び前記第2のレジストパタ
−ン及び前記画素電極の少なくとも一方をマスクとして
用いて、前記金属膜パタ−ンの露出する部分を除去する
工程とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
液晶表示装置に係り、特に、製造工程を低減し、低コス
トで高歩留まりを実現したアクティブマトリクス液晶表
示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロルミネッセンス、発光ダイオ
ード、プラズマ、液晶等の表示デバイスは、表示部の薄
型化が可能であり、テレビ、計測機器、事務機器、コン
ピュータ等の表示装置への発展が期待されている。これ
らの中で薄膜のトランジスタのスイッチング素子マトリ
クスアレイを用いた液晶表示装置は、フルカラー化や低
消費電力化が可能であるため、特に多様な用途への適用
が考えられている。
【0003】かかる液晶表示装置に用いられるスイッチ
ングトランジスタの材料としては、結晶、多結晶、アモ
ルファス状態のSi、CdSe、Te、CdS等が用い
られている。この中でも多結晶半導体やアモルファス半
導体は、低温プロセスの薄膜技術が適用可能なため、ガ
ラス基板等の比較的低温で取り扱うことの必要な基板上
にもスイッチングトランジスタのアクティブマトリクス
素子を形成することができることから、低価格で大面積
の表示装置の量産を可能にしている。
【0004】図14に、活性層にアモルファスシリコン
(a−Si)膜を用いた従来のアクティブマトリクス液
晶表示装置の製造方法の一例を示す。まず、図14
(a)に示すように、ガラス基板のような透光性絶縁基
板101上にSiOx 等からなるアンダ−コ−ト層10
2がスパッタ法で形成され、このアンダ−コ−ト層10
2の上に設けられたCrやMo−Ta合金のような高融
点金属層がパータニングされてゲート電極103及びそ
の取り出し部となるパッド部104が形成される。この
ゲート電極103は、SiNx 、SiOx 等のゲート絶
縁膜105で覆われ、この絶縁膜105上のゲート電極
103上に位置するところに、活性層106としてa−
Si膜が形成され、更にオーミックコンタクト層107
としてn+ a−Si膜が積層され、所定のパターンに形
成されている(図14(b))。
【0005】次に、図14(c)に示すように、画素電
極108となるITO等の透明導電膜を所定のパターン
に形成する。更に、図14(d)に示すように、パッド
部104等のゲート電極103の取り出し部のゲート絶
縁膜105をエッチング除去する。n+ a−Si膜上に
は所定距離をおいてソース電極109a,ドレイン電極
109bが形成され、これらソース電極109a及びド
レイン電極109bをマスクとして用いてソース電極1
09a,ドレイン電極109b間のn+ a−Si層がエ
ッチング除去され、TFTが形成される(図14
(e)) 。更に耐久性を上げるために、SiNx 等の保
護膜110をTFT上に堆積し、パッド部104等の電
極取り出し部の保護膜を除去し(図14(f)) 、アク
ティブマトリクス液晶表示装置が完成する。
【0006】しかし、以上説明したアクティブマトリク
ス液晶表示装置の製造方法では、マスク工程が多く(6
回)、低コストのアクティブマトリクス液晶表示装置が
提供できない。また、n+ a−Si層107をエッチン
グ除去する際に、a−Si層106もエッチングされて
しまうため、a−Si層106の膜厚を厚くしなければ
ならない。一般的には200〜300nm程度のa−S
i膜106を用いているが、このように厚い膜では、膜
形成プロセスに時間がかかり生産性が低くなる問題や、
+ a−Si層のエッチング工程の管理が複雑になると
いう問題があった。
【0007】これに対して、特公平6−18215号公
報に開示されているような方法がある。この方法による
と、絶縁性基板上に、ゲート電極を選択的に形成し、ゲ
ート電極取り出し部の一部をマスクして、ゲート絶縁
膜、a−Si膜、n+ a−Si膜、金属膜を連続して堆
積する。次に、a−Si膜、n+ a−Si膜、金属膜
を、ほぼ同一形状にパタ−ニングし、その後、透明導電
膜を全面に堆積し、この透明電極を、画素電極を兼ねる
ソース電極とドレイン電極配線の形状にパターニング
し、前記金属膜とn+ a−Si膜を、透明導電膜パタ−
ンをマスクの一部として用いて選択的に除去し、アクテ
ィブマトリクス液晶表示装置が完成する。
【0008】このようなアクティブマトリクス液晶表示
装置の製造方法では、ゲート取り出し電極を金属マスク
等でマスクして、ゲート絶縁膜、a−Si膜、n+ a−
Si膜、金属膜を連続して堆積しなければならない。そ
のため、金属マスク等の膜の剥離が生じたりし、歩留ま
りが低下するという問題があった。特に、1枚の基板か
ら多数のアクティブマトリクス液晶表示装置を取り出す
場合は、基板の中央部にも金属マスクを設置しなければ
ならず、歩留まりの低下が著しかった。
【0009】また、金属マスクの代わりにレジスト等を
用いる方法(リフトオフ)もあるが、ゲート絶縁膜、a
−Si膜、n+ a−Si膜を堆積する際には、基板温度
を上げなければならないため、一般的なレジストを使用
することは出来ず、仮に堆積中の基板温度を下げて(〜
130℃)も、リフトオフ工程ではリフトオフした膜等
の再付着が起こるなど、歩留まりが低下するという問題
があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のア
クティブマトリクス液晶表示装置の製造方法では、歩留
まりが悪く、低コストのアクティブマトリクス液晶表示
装置が提供できないという問題があった。
【0011】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、少ないマスク工程で、
歩留まりの高い、生産性の高いアクティブマトリクス液
晶表示装置の製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、絶縁基板上に形成した画素電極をマトリ
クスアレ−状に配列した信号線及び走査線で選択したス
イッチングトランジストで駆動するアクティブマトリク
ス表示装置の製造方法であって、前記絶縁性基板上にゲ
−ト電極及びゲ−ト取り出し電極を形成する工程と、全
面に絶縁膜、半導体薄膜及び金属膜を順次形成する工程
と、第1のレジストパタ−ンをマスクとして用いて、前
記金属膜をパタ−ニングする工程と、第1のレジストパ
タ−ン及びパタ−ニングされた前記金属膜の少なくとも
一方をマスクとして用いて、前記半導体薄膜及び絶縁膜
をパタ−ニングし、前記ゲ−ト取り出し電極を露出させ
る工程と、全面に透明導電膜を形成する工程と、第2の
レジストパタ−ンをマスクとして用いて、前記透明導電
膜をパタ−ニングして画素電極を形成する工程と、前記
第2のレジストパタ−ン及び前記画素電極の少なくとも
一方をマスクとして用いて、前記金属膜パタ−ンの露出
する部分を除去する工程とを具備することを特徴とする
アクティブマトリクス表示装置の製造方法を提供する。
【0013】
【作用】本発明の方法では、第1のレジストパタ−ンを
マスクとして用いて、金属膜をパタ−ニングするととも
に、それに引き続いて、第1のレジストパタ−ン及び金
属膜パタ−ンの少なくとも一方をマスクとして用いて、
半導体薄膜及び絶縁膜をパタ−ニングし、ゲ−ト取り出
し電極を露出させている。そのため、マスク工程は、3
回で済み、従来の製造工程の6回のマスク工程から、大
幅に減少することが出来る。従って、本発明によれば、
歩留まりよく、低コストでアクティブマトリクス液晶表
示装置を得ることが可能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の種々の実施例について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例に
係るアクティブマトリクス液晶表示装置の製造工程を示
す断面図である。先ず、ガラス基板のような透光性絶縁
基板上11上にスパッタ法やCVD法等でSiOx 膜1
2をコーティングする。次に、CrやMo−Ta合金の
ような高融点金属を堆積した後、パターニングし、ゲー
ト電極13、補助容量電極14、ゲ−ト取り出し電極1
5を形成する(図1(a))。
【0015】次いで、これら電極13,14,15が形
成された構造の上に、真空を破ること無くプラズマCV
D法で300nmの厚さのSiNx 膜16、300nm
の厚さのa−Si膜17、及び300nmの厚さのn+
a−Si膜18を堆積する。SiNx 膜16は、ピンホ
ール等による層間ショートを防止するため、2回に分け
て堆積してもよい。また、上層と下層のSiNx の膜質
を変化させてもよい。更に、Mo等からなる金属膜19
をスパッタ法で堆積した後、レジストパタ−ン20を形
成し、これをマスクとして用いて、金属膜19をパタ−
ニングする(図1(b))。
【0016】続けて、レジストパタ−ン20を残した状
態で、n+ a−Si膜18、a−Si膜17、ゲート絶
縁膜であるSiNx 16を、同一の形状にパターニング
する。この時、画素部周辺のゲ−ト電極の取り出し部分
のn+ a−Si膜18、a−Si膜17、ゲート絶縁膜
であるSiNx 膜16もエッチング除去され、その結
果、ゲ−ト取り出し電極15が露出する。その後、レジ
ストパタ−ンを除去する(図1(c))。
【0017】次に、ITO等の透明導電膜21をスパッ
タ法で150nmの厚さ堆積し、この透明導電膜21を
レジストパタ−ン22をマスクとして用いて、画素電極
の形状にパターニングする(図2(a))。更に、薄膜
トランジスタのソース・ドレイン間のMoからなる金属
膜19の部分、及びn+ a−Si膜18を、画素電極上
にレジストパタ−ンを残したまま、画素電極とほぼ同一
形状に選択的に除去し(図2(b))、最後にレジスト
パタ−ン21を除去する(図2(c))。
【0018】以上、3回のマスク工程でアクティブマト
リクス液晶表示装置が得られる。以下、以上の製造工程
の主要な工程について詳細に説明する。Mo等からなる
金属膜19、n+ a−Si膜18、a−Si膜17、及
びゲート絶縁膜であるSiNx 膜16を連続的にパター
ニングする工程では、まずレジストをホトリソグラフィ
−により所定の形状に加工し、得られたレジストパタ−
ンをマスクとして用いて、最上層のMoを燐酸、酢酸、
硝酸の混合液でエッチングする。この時、レジスト端か
ら1μm程度サイドエッチングするようにエッチング時
間を調整するとよい。
【0019】次に、同レジストパターンを残したまま、
+ a−Si膜18からSiNx 膜16までをCF4
やSF6 系のガスを主体としたリアクティブイオンエッ
チング(RIE)によりエッチングする。この際、レジ
スト端からサイドエッチングが起こらないように、エッ
チング時の圧力を5Pa以下にするとよい。更に、n+
a−Si膜からSiNx 膜16までの端面にテーパーを
形成するには、O2 等をエッチングガスに加え、レジス
トをアッシュバックさせながらエッチングすればよい。
【0020】また、上記実施例では、レジストパタ−ン
20を残したまま、n+ a−Si膜18からSiNx
16までをエッチングしたが、RIEで変質したレジス
トパタ−ン20は、レジスト剥離工程で完全には剥離さ
れず、残渣が残り、不良の原因となることがある。これ
を避けるために、図3に示すように、最上層のMo膜1
9をパタ−ニングした後、レジストパタ−ン20を剥離
除去し、Mo膜パタ−ン19をマスクとして用いて、n
+ a−Si膜18からSiNx 膜16までをエッチング
してもよい。
【0021】この時、RIEによる金属膜のエッチング
を避けるために、金属としてCrやTi等を用いてもよ
い。また、レジストパタ−ン20を残したまま、n+
−Si膜18からSiNx 膜16までのエッチング工程
を開始し、例えばRIEにおけるエッチングガスにO2
を加え、エッチング中にレジストパタ−ン20をも同時
にアッシング除去してもよい。
【0022】透明導電膜を画素電極の形状にパターニン
グし、金属膜19、n+ a−Si膜18を、画素電極を
マスクの一部として用いて選択的に除去する工程では、
まずITO上に塗布されたレジストをホトリソグラフィ
−により所定の形状に加工し、得られたレジストパタ−
ンをマスクとして用いて、ITOを王水系のエッチング
液でエッチングする。
【0023】続けて、Mo膜19を燐酸、酢酸、硝酸の
混合液でエッチング除去する。更に、レジストパタ−ン
22を残したまま、CF4 系のガスを主体としたRIE
により、n+ a−Si膜をエッチングする。この時、製
造上の制約により、a−Si膜17を50nm程度エッ
チングして、エッチングを終了する。また、上記方法で
は、Mo膜19のエッチング時に、Mo膜19がITO
膜21の端部よりもサイドエッチングされるため、王水
系のエッチング液を調整することによって、ITO膜2
1、Mo膜19を連続的にテーパー状にエッチングする
こともできる。また、Mo膜19及びn+ a−Si膜1
8をRIEにより連続的にエッチングしてもよい。
【0024】上記実施例では、n+ a−Si膜18のエ
ッチングまでレジストパタ−ン22を残しているが、M
o膜19からSiNx 膜16までのエッチングと同様
に、図4に示すように、ITO膜21のエッチング後に
レジストパタ−ン22を除去し、ITO膜21をマスク
として用いて、その後のエッチングを続けてもよいし、
あるいはMo膜19のエッチング後にレジストパタ−ン
22を除去してもよい。
【0025】図5、6、7、8は、本実施例の画素部の
平面図を示す。図5は補助容量を持たない構造、図6は
補助容量電極を持たせた構造、図7は前段のゲート電極
を補助容量電極として用いた構造である。図7に示すよ
うに、ITO膜のマスクパターンは、下層のゲート線と
の交差部では信号線のマスクパターンよりも細くしなけ
ればならないが、交差部以外は図8に示すように、信号
線パターンを覆うようにしてもよい。このような構造に
することによって、信号線材料からの液晶中への汚染物
の拡散が軽減できる。当然、ゲート電極上にITOパタ
ーンを残してもよい。ゲート電極上にITOパターンを
残す場合は、図9に示すように、ゲ−ト線上に信号線金
属を残し、ゲ−ト線の低抵抗化を図ることが出来る。
【0026】また、ゲート電極材料としてMo−Ta
等、n+ a−Si膜18のエッチング時に若干はエッチ
ングされる材料を用いる場合、Mo−Ta膜19のエッ
チングにおける反応生成物のため、n+ a−Si膜18
ののエッチング速度に変動が生じたり、バックチャネル
部分にこれらの再付着が起こるなどして、トランジスタ
特性が変動することがある。ゲート電極上にITOパタ
ーンを残す構造は、このような問題の対策にも有効であ
る。
【0027】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この実施例は、信号線の抵抗値を下げることを目
的とし、金属にAlを含む積層膜を用いるものである。
基本的な工程の変更はなく、金属膜とITO膜をエッチ
ングする工程のみ変更している。以下、その工程を説明
する。
【0028】本実施例では、Mo、Al、Moの積層か
らなる金属膜をスパッタ法で堆積した。膜厚は上の膜か
ら順に50nm、3000nm、50nmとした。Mo
/Al/Moからなる金属膜、n+ a−Si膜、a−S
i膜、ゲート絶縁膜であるSiNx 膜を連続的にエッチ
ングし、ほぼ同一形状にパターニングする。この工程で
は、まず最上層のMo/Al/Mo膜を燐酸、酢酸、硝
酸の混合液でエッチングする。
【0029】透明導電膜を画素電極の形状にパターニン
グし、金属膜、n+ a−Si膜を、画素電極をマスクの
一部として用いて選択的に除去する工程では、まずIT
O膜をメタンやアルコール等のガスを主体とするRIE
によりエッチングする。王水系等を用いたウェットエッ
チングでは、AlとITOの溶液中の電位によって、I
TO膜の残渣等が生じ、エッチングに問題が生じること
がわかっている。続けて、Mo/Al/Mo膜を燐酸、
酢酸、硝酸の混合液でエッチング除去する。更に、同じ
レジストを用いてCF4 系のガスを主体としたRIEに
より、n+ a−Si膜をエッチングする。この時、製造
上の制約によりa−Si膜を50nm程度エッチングし
てエッチングを終了する。
【0030】また、上記方法では、Mo/Al/Mo膜
のエッチング時にMo/Al/Mo膜がITO膜の端部
よりもサイドエッチングされるため、Mo/Al/Mo
膜をCF4 、Cl2 等を主体とするガスを用いたRIE
により、異方的にエッチングすることも可能である。ま
た、この場合は連続的にn+ a−Si膜をエッチングす
ることもできる。
【0031】このように、ITO膜をRIEによりドラ
イエッチング加工することによって、金属膜としてにA
l等を用いることができる。ゲート電極にAlを用いる
場合も、同様にITO膜をRIEによりドライエッチン
グ加工することが望ましいことはいうまでもない。従っ
て、本実施例によれば、配線抵抗を低減し、信号の遅延
をなくしたアクティブマトリクス液晶表示装置を得るこ
とができる。
【0032】図10は、本発明の第3の実施例に係るア
クティブマトリクス液晶表示装置の製造工程を示す断面
図である。この実施例では、ゲート絶縁膜としてSiO
x を用いることを特徴としている。SiNx は、CVD
による堆積速度が遅く、生産性が低いことが問題とされ
ている。上述した第1の実施例では、PE−CVDを用
いており、SiNx の堆積速度は10nm/minであ
る。SiNx に比べると、SiOx は同じPE−CVD
法でも30nm/minと大きな堆積速度を得ることが
でき、常圧−CVDではPE−CVDのSiNx に比べ
ると、1桁以上も速い堆積速度が得られる。以下、図1
0を参照して説明する。
【0033】先ず、ガラス基板のような透光性絶縁基板
31上にスパッタ法等でAl203膜32をコーティン
グする。次に、CrやMo−Ta合金のような高融点金
属を堆積し、これをパターニングして、ゲート電極33
を形成する(図10(a))。このゲート電極33上
に、真空を破ることなくプラズマCVD法で、300n
mの厚さのSiOx 膜34、300nmの厚さのa−S
i膜35、30nmnの厚さのn+ a−Si膜36を順
次堆積する。SiOx 膜34は、例えば150nmづつ
2回に分けて堆積してもよいことは言うまでもない。ま
た、薄膜トランジスタの特性向上のために、上層のa−
Si膜35と接する部分は、SiNx にしてもよい。更
に、SiOx 膜34上に50nm程度のSiNx を成膜
してもよい。
【0034】次いで、Mo等からなる金属膜36をスパ
ッタ法で堆積する。次に、Moからなる金属膜37、n
+ a−Si膜36、a−Si膜35、ゲート絶縁膜であ
るSiOx 膜34を同一のマスクでパターニングする
(図10(b))。次に、ITO等の透明導電膜38を
スパッタ法で150nm堆積し、透明導電膜38を画素
電極の形状にパターニングする。この時、Moからなる
金属膜37の薄膜トランジスタのソース・ドレイン間の
部分、その下のn+ a−Si膜36を、画素電極をマス
クの一部として用いて選択的に除去する(図10
(c))。
【0035】以上、3回のマスク工程により、アクティ
ブマトリクス液晶表示装置を得ることが出来る。製造工
程は第1の実施例と殆ど同一である。異なる点は、ゲー
ト電極下のコーティング材料として、Al203を用い
ている。これは、SiOx を用いると、ゲート絶縁膜で
あるSiOx をエッチングする際に、ゲート電極下のコ
ーティング材料表面でエッチングを止めることが出来な
くなるためである。なお、ゲート電極下のコーティング
材料としては、CF4 やSF6 系のエッチングガスに耐
性のある透明絶縁膜ならば、MgFやCaF等でもよ
い。そして、n+a−Si膜36からSiOx 膜34ま
でをCF4 系のガスを主体として用いたリアクティブイ
オンエッチング(RIE)でエッチングすることが出来
る。
【0036】以上、3つの実施例では、従来技術のよう
に、アクティブマトリクス液晶表示装置上にSiNx
からなる保護膜を形成していないため、3回のマスク工
程での形成が可能となっている。このようなアクティブ
マトリクス液晶表示装置を用いたLCDを、高温・高湿
等の特殊な条件で試験すると、性能の劣化が生じ得るこ
とが新たにわかった。例えば、80℃で1000時間連
続的に使用すると、画面が白くなる問題が生じることが
あった。このような問題の生じたアクティブマトリクス
液晶表示装置の特性を調べたところ、薄膜トランジスタ
のオフ抵抗が上昇していることがわかった。本発明者ら
は、この問題について幾つかの対策を見いだした。その
対策を以下に説明する。
【0037】第1の対策は、第1の実施例でnx a−S
i膜をエッチングした後、O2 、N2 等のガスを用いて
RIEで処理することである。RIE処理は、レジスト
パタ−ンを取り去る前でも後でもよい。この方法は、R
IE以外でもプラズマに曝せばよいことがわかってい
る。
【0038】第2の対策は、n+ a−Siのエッチング
を行わずに、n+ a−Si部を酒石酸溶液中で陽極酸化
する方法である。図11にかかる対策を説明するための
薄膜トランジスタの断面を示す。信号線としてはAlを
用いている。この方法は、陽極酸化膜49の膜厚は化成
電圧によって制御できるため、a−Si膜45の膜厚を
薄くすることができる。本発明者らの実験によると、a
−Si膜45の膜厚を300〜100nmと薄くして
も、再現よくアクティブマトリクス液晶表示装置を形成
することができた。
【0039】陽極酸化膜49の膜厚は、n+ a−Si膜
46の膜厚よりも厚い30〜100nmとした。陽極化
成液は、上記以外のものでもよく、使用する液によって
は、信号線にTi、Cr等を使用してもよい。またIT
O膜48上のレジストパタ−ンは残して陽極酸化しても
よい。
【0040】第3の対策も、n+ a−Si膜46のエッ
チングを行わずに、n+ a−Si膜46の露出する部分
をNやOのイオン注入により、高抵抗化する方法であ
る。イオン注入条件としては、イオンソースに導入する
ガスとして、O2 、N2 を用い、加速電圧15〜50k
V、イオンドーズ量として1016〜1018/cm2 とし
て行った。本実施例では、質量分離は行わなかった。
【0041】図12に、N2 をイオンソースガスとして
用いた場合の薄膜トランジスタの断面構造を示す。図1
2から明らかなように、n+ a−Si膜46の露出する
部分に、SiNX 層50が形成されている。この対策で
も、イオンを打ち込む深さは、加速電圧によって制御で
きるため、a−Si膜45を薄くすることは可能とな
る。a−Si膜45の膜厚300〜80nm、n+ a−S
i膜46の膜厚50〜10nmで十分な特性が得られ
た。なお、膜厚方向に均一にドーピングできるように、
加速電圧をイオン注入中に変化させるとよい。変化させ
る方向としては、高から低加速の方向がよい。打ち込ま
れたNの深さ方向の分布を調べたところ、a−Si膜4
5中にも打ち込まれていることがわかった。
【0042】第4の対策も、第3の対策と同様である
が、イオンソースに導入するガスとして、B26 を用
い、n+ a−Si膜46にP型のドーパントであるBを
打ち込んで、高抵抗化するものである。このとき、或る
程度は、a−Si膜45中にも打ち込まれていることが
わかっている。加速電圧15〜50kV、ドーズ量10
15〜1018/cm2 で行った。図13に薄膜トランジス
タの断面構造を示す。図13から明らかなように、n+
a−Si膜46の露出する部分に、ボロンド−プト高抵
抗層51が形成されている。
【0043】上記の対策例から、前記薄膜トランジスタ
のオフ抵抗の上昇の原因として、薄膜トランジスタのバ
ックチャネル部分が低抵抗化していることが考えられ
る。未だ詳細な原因はわかっていないが、一般に良質の
半導体は、幾らかの組成変化や電位変動によって著しく
抵抗値等が変化するため、高い信頼性を持たせるには、
半導体としての性質を劣化させる必要があると考えられ
る。第1〜第3の対策では、表層が窒化や酸化されると
ともに、界面に大きなダメージを与えて、半導体として
の性質を劣化させているものと考えられる。第4の対策
では、ドナーとアクセプターとで相殺させ、高抵抗化す
るとともに、幾らかP型半導体に変質させているものと
思われる。ただし、P型の部分を流れるホール電流は、
+ a−Si層46でホールがブロックされている。ま
たP型に変質した表面は、イオンダメージを受けている
が、イントリンシックなa−Si膜45に比べ、バック
チャネルのダメージ影響がチャネル側に達し難くできて
いる。
【0044】上記対策とともに、更に保護膜を形成すれ
ば、更に信頼性が向上することは自明と考えられる。な
お、本発明は、上記以外の、例えば画素電極が金属であ
る反射型の液晶ディスプレイにも応用することが可能で
ある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、金属膜、半導体薄膜及び絶縁膜のパタ−ニングを
連続的に、ほぼ等しいパタ−ン行って、ゲ−ト取り出し
電極を露出させているため、マスク工程を大幅に少なく
することが出来それにより、製造コストが低く、歩留ま
りが高く、生産性の良好なアクティブマトリクス液晶表
示装置を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るアクティブマトリ
クス液晶表示装置の製造工程を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係るアクティブマトリ
クス液晶表示装置の製造工程を示す断面図。
【図3】本発明の第1の実施例の変形例に係るアクティ
ブマトリクス液晶表示装置の製造工程を示す断面図。
【図4】本発明の第1の実施例の変形例に係るアクティ
ブマトリクス液晶表示装置の製造工程を示す断面図。
【図5】本発明の第1の実施例に係るアクティブマトリ
クス液晶表示装置の画素の平面図。
【図6】本発明の第1の実施例に係るアクティブマトリ
クス液晶表示装置の画素の平面図。
【図7】本発明の第1の実施例に係るアクティブマトリ
クス液晶表示装置の画素の平面図。
【図8】本発明の第1の実施例に係るアクティブマトリ
クス液晶表示装置の画素の平面図。
【図9】本発明の第1の実施例に係るアクティブマトリ
クス液晶表示装置の画素の平面図。
【図10】本発明の第3の実施例に係るアクティブマト
リクス液晶表示装置の製造工程を示す断面図。
【図11】本発明に係るアクティブマトリクス液晶表示
装置の性能劣化に対する第2の対策を説明する断面図。
【図12】本発明に係るアクティブマトリクス液晶表示
装置の性能劣化に対する第3の対策を説明する断面図。
【図13】本発明に係るアクティブマトリクス液晶表示
装置の性能劣化に対する第4の対策を説明する断面図。
【図14】従来のアクティブマトリクス液晶表示装置の
製造工程を示す断面図。
【符号の説明】
11,31,41,101…ガラス基板 12,32,42,102…アンダ−コ−ト層 13,33,43,103…ゲ−ト電極 14,34,44…補助容量電極 15,35,45,104…ゲ−ト取り出し電極 16,36,46,105…ゲ−ト絶縁膜 17,37,47,106…a−Si膜 18,38,48,107…n+ a−Si膜 19,39,49…金属膜 20,22…レジストパタ−ン 21…透明導電膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に形成した画素電極をマトリ
    クスアレ−状に配列した信号線及び走査線で選択したス
    イッチングトランジストで駆動するアクティブマトリク
    ス表示装置の製造方法において、前記絶縁性基板上にゲ
    −ト電極及びゲ−ト取り出し電極を形成する工程と、全
    面に絶縁膜、半導体薄膜及び金属膜を順次形成する工程
    と、第1のレジストパタ−ンをマスクとして用いて、前
    記金属膜をパタ−ニングする工程と、第1のレジストパ
    タ−ン及びパタ−ニングされた前記金属膜の少なくとも
    一方をマスクとして用いて、前記半導体薄膜及び絶縁膜
    をパタ−ニングし、前記ゲ−ト取り出し電極を露出させ
    る工程と、全面に透明導電膜を形成する工程と、第2の
    レジストパタ−ンをマスクとして用いて、前記透明導電
    膜をパタ−ニングして画素電極を形成する工程と、前記
    第2のレジストパタ−ン及び前記画素電極の少なくとも
    一方をマスクとして用いて、前記金属膜パタ−ンの露出
    する部分を除去する工程とを具備することを特徴とする
    アクティブマトリクス表示装置の製造方法。
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