JPH0618215B2 - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH0618215B2 JPH0618215B2 JP60271987A JP27198785A JPH0618215B2 JP H0618215 B2 JPH0618215 B2 JP H0618215B2 JP 60271987 A JP60271987 A JP 60271987A JP 27198785 A JP27198785 A JP 27198785A JP H0618215 B2 JPH0618215 B2 JP H0618215B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/76—Unipolar devices, e.g. field effect transistors
- H01L29/772—Field effect transistors
- H01L29/78—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
- H01L29/786—Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アクティブマトリクス液晶表示装置における
低コストで高歩留まりの薄膜トランジスタの製造方法に
関するものである。
低コストで高歩留まりの薄膜トランジスタの製造方法に
関するものである。
絶縁基板上にゲート電極を形成し、ゲート電極引出し部
の一部をマスクして、ゲート絶縁膜と、極めて薄い高抵
抗半導体膜と極めて薄い低抵抗半導体膜と金属膜を連続
して堆積し、ゲート電極上とゲート電極引出し部の一部
に高抵抗半導体膜と低抵抗半導体膜と金属膜をほぼ同一
形状に選択的に形成し、スパッタエッチング後連続して
透明導電膜を堆積し、透明導電膜をソース電極とドレイ
ン電極とゲート電極の引出し部に選択的に形成し、金属
膜と低抵抗半導体膜を透明導電膜をマスクの一部として
選択的に除去する工程の薄膜トランジスタによって、遮
光不要で、製造工数が少なく(3枚マスク工程)、ソー
ス電極部とドレイン電極部の良好なコンタクト状態を
得、低コストのアクティブマトリクス液晶表示装置基板
である薄膜トランジスタが出来るようにしたものであ
る。
の一部をマスクして、ゲート絶縁膜と、極めて薄い高抵
抗半導体膜と極めて薄い低抵抗半導体膜と金属膜を連続
して堆積し、ゲート電極上とゲート電極引出し部の一部
に高抵抗半導体膜と低抵抗半導体膜と金属膜をほぼ同一
形状に選択的に形成し、スパッタエッチング後連続して
透明導電膜を堆積し、透明導電膜をソース電極とドレイ
ン電極とゲート電極の引出し部に選択的に形成し、金属
膜と低抵抗半導体膜を透明導電膜をマスクの一部として
選択的に除去する工程の薄膜トランジスタによって、遮
光不要で、製造工数が少なく(3枚マスク工程)、ソー
ス電極部とドレイン電極部の良好なコンタクト状態を
得、低コストのアクティブマトリクス液晶表示装置基板
である薄膜トランジスタが出来るようにしたものであ
る。
例えば、アモルファスシリコン(a−Si)を用いた従
来のアクティブマトリクス液晶表示装置における表示装
置用基板である薄膜トランジスタの製造方法の例を第6
図(a)〜(e)に示す。第6図(a)は、ガラス等の絶縁基板
1上にCr,Al,Mo等のゲート電極2をスパッタ装置等で
堆積後、選択的に形成した断面図を示す。ゲート電極2
の引出し部2′も図示している。第6図(b)は、二酸化
シリコン,チッ化シリコン等のゲート絶縁膜3、アモル
ファスシリコン等の高抵抗半導体膜4を連続して堆積
し、高抵抗半導体膜4を選択エッチする。次に二酸化シ
リコン等の層間絶縁膜5、ITO等の透明導電膜である
画素電極6を堆積し、画素電極6を選択エッチした断面
図を示す第6図(c)では、層間絶縁膜5を開孔した状態
を示す。第6図(d)は、低抵抗半導体膜7(例えばN+
アモルファスシリコン膜)とAl等の金属膜を堆積し、
選択エッチによってドレイン電極8,ソース電極9,ゲ
ート引出し電極10を形成した状態を示す。またソース
電極9と画素電極6は接続されている。第6図(e)は、
二酸化シリコン等の表面保護膜11を堆積し、画素電極
6とゲート引出し電極10の一部の表面保護膜11をエ
ッチして露出させた断面図を示す。なお図示してない
が、ドレイン電極引出し部の表面保護膜11もエッチし
て、外部とのコンタクトが出来るように形成している。
また表面保護膜11は、遮光も兼ねていたり、表面保護
膜11上に遮光膜を形成する場合が多い。
来のアクティブマトリクス液晶表示装置における表示装
置用基板である薄膜トランジスタの製造方法の例を第6
図(a)〜(e)に示す。第6図(a)は、ガラス等の絶縁基板
1上にCr,Al,Mo等のゲート電極2をスパッタ装置等で
堆積後、選択的に形成した断面図を示す。ゲート電極2
の引出し部2′も図示している。第6図(b)は、二酸化
シリコン,チッ化シリコン等のゲート絶縁膜3、アモル
ファスシリコン等の高抵抗半導体膜4を連続して堆積
し、高抵抗半導体膜4を選択エッチする。次に二酸化シ
リコン等の層間絶縁膜5、ITO等の透明導電膜である
画素電極6を堆積し、画素電極6を選択エッチした断面
図を示す第6図(c)では、層間絶縁膜5を開孔した状態
を示す。第6図(d)は、低抵抗半導体膜7(例えばN+
アモルファスシリコン膜)とAl等の金属膜を堆積し、
選択エッチによってドレイン電極8,ソース電極9,ゲ
ート引出し電極10を形成した状態を示す。またソース
電極9と画素電極6は接続されている。第6図(e)は、
二酸化シリコン等の表面保護膜11を堆積し、画素電極
6とゲート引出し電極10の一部の表面保護膜11をエ
ッチして露出させた断面図を示す。なお図示してない
が、ドレイン電極引出し部の表面保護膜11もエッチし
て、外部とのコンタクトが出来るように形成している。
また表面保護膜11は、遮光も兼ねていたり、表面保護
膜11上に遮光膜を形成する場合が多い。
従来のアクティブマトリクス表示装置用基板の薄膜トラ
ンジスタの製造方法においては、第6図の例に示したよ
うにマスク工程が多く(6回以上)低コストの表示装置
用の薄膜トランジスタが提供できない。また層間絶縁膜
5,ゲート酸化膜3を開孔するために、遮光膜を形成し
なくてもよい極めて薄い高抵抗半導体膜4(例えばアモ
ルファスシリコン膜で500Å以下の膜厚)を形成した
とき、ゲート電極引出し部2′上のゲート絶縁膜3が完
全に開孔するまでエッチングすると、アモルファスシリ
コン膜4のピンホール等のためトランジスタ部のゲート
酸化膜3がエッチングされて、耐圧低下あるいはショー
ト等が発生して、画素欠陥、ライン欠陥等が発生し歩留
まりが悪くなる。また、ゲート電極引出し部2′のゲー
ト酸化膜3が完全にエッチングされたかどうかの判断が
むずかしく、完全に開孔されずに次工程に進むと欠陥と
なる。またゲート引き出し電極とゲート電極引出し部
2′の良好なコンタクトを得るのも困難である。また、
高抵抗半導体膜4を堆積後、エッチング工程等を経てか
ら低抵抗半導体膜7(例えばN+アモルファスシリコン
膜)を堆積すると、高抵抗半導体膜4の表面に自然酸化
膜が生じて、低抵抗半導体膜7との良好なコンタクトが
得られず、トランジスタ特性が悪くなる欠点があった。
ンジスタの製造方法においては、第6図の例に示したよ
うにマスク工程が多く(6回以上)低コストの表示装置
用の薄膜トランジスタが提供できない。また層間絶縁膜
5,ゲート酸化膜3を開孔するために、遮光膜を形成し
なくてもよい極めて薄い高抵抗半導体膜4(例えばアモ
ルファスシリコン膜で500Å以下の膜厚)を形成した
とき、ゲート電極引出し部2′上のゲート絶縁膜3が完
全に開孔するまでエッチングすると、アモルファスシリ
コン膜4のピンホール等のためトランジスタ部のゲート
酸化膜3がエッチングされて、耐圧低下あるいはショー
ト等が発生して、画素欠陥、ライン欠陥等が発生し歩留
まりが悪くなる。また、ゲート電極引出し部2′のゲー
ト酸化膜3が完全にエッチングされたかどうかの判断が
むずかしく、完全に開孔されずに次工程に進むと欠陥と
なる。またゲート引き出し電極とゲート電極引出し部
2′の良好なコンタクトを得るのも困難である。また、
高抵抗半導体膜4を堆積後、エッチング工程等を経てか
ら低抵抗半導体膜7(例えばN+アモルファスシリコン
膜)を堆積すると、高抵抗半導体膜4の表面に自然酸化
膜が生じて、低抵抗半導体膜7との良好なコンタクトが
得られず、トランジスタ特性が悪くなる欠点があった。
上記問題点を解決するために本発明は、ゲート絶縁膜,
高抵抗半導体膜,低抵抗半導体膜,金属膜をゲート電極
引出し部の一部をメタルマスク等でマスキングして連続
堆積し、ゲート電極上とゲート電極引出し部の一部に高
抵抗半導体膜,低抵抗半導体膜,金属膜をほぼ同一形状
に選択形成し、スパッタエッチング後透明導電膜を形成
し、透明導電膜をゲート電極とドレイン電極とゲート電
極引出し部に選択形成後、選択形成した透明導電膜をマ
スクの一部として、金属膜と低抵抗半導体膜を選択除去
することによって、上記問題点を解決するようにした。
高抵抗半導体膜,低抵抗半導体膜,金属膜をゲート電極
引出し部の一部をメタルマスク等でマスキングして連続
堆積し、ゲート電極上とゲート電極引出し部の一部に高
抵抗半導体膜,低抵抗半導体膜,金属膜をほぼ同一形状
に選択形成し、スパッタエッチング後透明導電膜を形成
し、透明導電膜をゲート電極とドレイン電極とゲート電
極引出し部に選択形成後、選択形成した透明導電膜をマ
スクの一部として、金属膜と低抵抗半導体膜を選択除去
することによって、上記問題点を解決するようにした。
上記のように構成されたアクティブマトリクス表示装置
用の薄膜トランジスタは、3回のマスク工程で出来るば
かりでなく、ソース電極,ドレイン電極,ゲート引出し
電極部のコンタクトが良好で、しかも遮光膜の必要ない
低コストアクティブマトリクス表示装置用の薄膜トラン
ジスタを提供できる。
用の薄膜トランジスタは、3回のマスク工程で出来るば
かりでなく、ソース電極,ドレイン電極,ゲート引出し
電極部のコンタクトが良好で、しかも遮光膜の必要ない
低コストアクティブマトリクス表示装置用の薄膜トラン
ジスタを提供できる。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図(a)〜(f)と第2図(a)〜(f)は、本発明の第一実施
例であるアクティブマトリクス表示装置用の薄膜トラン
ジスタの単位画素部及びゲート電極引出し部の平面図と
断面図の例を示す。その製造方法は以下に述べる通りで
ある。第1図(a)(第2図(a)は第1図(a)のA−A′線
に沿った断面図)は、ガラス等の絶縁基板1上にCr,N
i,NiCr等でゲート電極2と外部取出し用のゲート電極
引出し部2′を選択的に形成した状態を示す。第1図
(b)(第2図(b)は第1図(b)のB−B′線に沿った断面
図)は、ゲート電極引出し部2′を金属マスク等でマス
クして、ゲート絶縁膜3,高抵抗半導体膜4,低抵抗半
導体膜7,金属膜12を連続して堆積し、ゲート電極引
出し部2′上に上記膜が堆積されない状態を示す。例え
ば、プラズマCVD装置において真空をやぶることな
く、SiH4とNH3の混合ガスからゲート絶縁膜3として窒
化膜(SiNx),SiH4を用いて高抵抗半導体膜4としてア
モルファスシリコン膜(a-Si:H),PH3とSiH4の混合
ガスから低抵抗半導体膜7としてN+アモルファスシリ
コン膜(N+a-Si:H)を連続的に形成する。次に金属
膜12は、スパッタまたは蒸着機でCr,Ni,NiCr等を形
成する。なお、プラズマCVDとスパッタから成るイン
ライン型の装置を用いると上記ゲート絶縁膜3,a-S
i:H膜4,N+a-Si:H膜7,金属膜12が、大気に出
すことなく連続的に堆積できる。また金属膜12は、後
述するドレイン電極配線の一部となり配線抵抗を小さく
する上で有効である。またITOとN+a-Si:H膜7は
有効なコンタクト特性が得にくいが、金属膜12(Cr,
Ni,NiCr)等を介してITOとコンタクトするので有効
な特性が得られる。
例であるアクティブマトリクス表示装置用の薄膜トラン
ジスタの単位画素部及びゲート電極引出し部の平面図と
断面図の例を示す。その製造方法は以下に述べる通りで
ある。第1図(a)(第2図(a)は第1図(a)のA−A′線
に沿った断面図)は、ガラス等の絶縁基板1上にCr,N
i,NiCr等でゲート電極2と外部取出し用のゲート電極
引出し部2′を選択的に形成した状態を示す。第1図
(b)(第2図(b)は第1図(b)のB−B′線に沿った断面
図)は、ゲート電極引出し部2′を金属マスク等でマス
クして、ゲート絶縁膜3,高抵抗半導体膜4,低抵抗半
導体膜7,金属膜12を連続して堆積し、ゲート電極引
出し部2′上に上記膜が堆積されない状態を示す。例え
ば、プラズマCVD装置において真空をやぶることな
く、SiH4とNH3の混合ガスからゲート絶縁膜3として窒
化膜(SiNx),SiH4を用いて高抵抗半導体膜4としてア
モルファスシリコン膜(a-Si:H),PH3とSiH4の混合
ガスから低抵抗半導体膜7としてN+アモルファスシリ
コン膜(N+a-Si:H)を連続的に形成する。次に金属
膜12は、スパッタまたは蒸着機でCr,Ni,NiCr等を形
成する。なお、プラズマCVDとスパッタから成るイン
ライン型の装置を用いると上記ゲート絶縁膜3,a-S
i:H膜4,N+a-Si:H膜7,金属膜12が、大気に出
すことなく連続的に堆積できる。また金属膜12は、後
述するドレイン電極配線の一部となり配線抵抗を小さく
する上で有効である。またITOとN+a-Si:H膜7は
有効なコンタクト特性が得にくいが、金属膜12(Cr,
Ni,NiCr)等を介してITOとコンタクトするので有効
な特性が得られる。
第1図(c)(第2図(c)は第1図(c)のC−C′線に沿っ
た断面図)は、レジスト13を塗布,露光,現像を行っ
た後、レジスト13をマスクにして金属膜12,低抵抗
半導体膜7,高抵抗半導体膜4を連続して選択的にエッ
チングした状態を示す。この時、ゲート電極引出し部
2′上もレジスト13を残し、金属膜12のエッチング
時ゲート電極引出し部2′がエッチングされないように
することが重要である。第1図(d)(第2図(d)は第1図
(d)のD−D′線に沿った断面図)は、金属膜12表面
の酸化膜層を除去(例えばスパッタエッチングまたはプ
ラズマエッチング等)後、連続してITO等の透明導電
膜14を堆積した状態を示す。金属膜12表面の酸化膜
層を除去して大気にさらすことなく透明導電膜14を堆
積しているので、良好なコンタクトが得られる。第1図
(e)(第2図(e)は、第1図(e)のE−E′線に沿った断
面図)は、レジスト15を塗布後、露光,現像を行った
後、透明導電膜14をエッチングして画素電極を兼ねる
ソース電極9(14−2),ドレイン電極8(14−
1)を形成した状態を示す。この時、ゲート電極引出し
部2′上にも透明導電膜14−3が形成されるようにす
る。透明導電膜14−3を形成しないと透明導電膜14
−3エッチングの時(主に塩酸でエッチング),ゲート
電極引出し部2′がエッチングされるのと、次の工程で
金属膜12をエッチングするとき、同様にゲート電極引
出し部2′がエッチングされて、表示装置用の基板が出
来なくなる。第1図(f)(第2図(f)は、第1図(f)のF
−F′線に沿った断面図)は、透明導電膜14−1,1
4−2,14−3を上記のように選択的に形成した後、
レジスト15を剥離しないで、透明導電膜14−1,1
4−2,14−3をマスクの一部として、金属膜12,
低抵抗半導体膜7を選択的に形成し、レジスト15を剥
離した状態を示す。N+a-Si:H膜7のエッチングは、
一般にCF4系ガスによるプラズマエッチングや、フッ
酸と硝酸の混合液によるエッチングがある。CF4系ガ
スやフッ酸と硝酸の混合液による方法では、a-Si:H
膜4とN+a-Si:H膜7のエッチンググレードが早く、
かつエッチングレートがほとんど変わらなく、制御がむ
ずかしい。そこで、光の影響を受けにくい極めて薄いa
-Si:H膜4の膜厚(例えば500Å以下)の時は、a-
Si:H膜4まで完全にエッチングされてトランジスタが
形成されない時がある。そこで、a-Si:H膜4の膜厚
500Å以下の時は、N+a-Si:H膜7の膜厚は200
Å以下で、酸退プラズマエッチまたはスパッタエッチに
よって薄膜トランジスタを作成する。上記方法だと、a
-Si:H膜4は、ダメージが少なく極めて安定に薄膜ト
ランジスタが作成できる。また絶縁膜を開孔する工程が
ないので、ソース,ドレイン,ゲート電極引出し部の良
好なコンタクト特性が得られる。また図示していない
が、ドレイン電極8は、延在してドレイン電極配線とド
レイン電極引出し部を形成していて、金属膜12と透明
導電膜14の二層構造でライン抵抗が小さくなり好まし
い。以上の3回のマスク工程でアクティブマトリクス表
示装置用の薄膜トランジスタが出来る。
た断面図)は、レジスト13を塗布,露光,現像を行っ
た後、レジスト13をマスクにして金属膜12,低抵抗
半導体膜7,高抵抗半導体膜4を連続して選択的にエッ
チングした状態を示す。この時、ゲート電極引出し部
2′上もレジスト13を残し、金属膜12のエッチング
時ゲート電極引出し部2′がエッチングされないように
することが重要である。第1図(d)(第2図(d)は第1図
(d)のD−D′線に沿った断面図)は、金属膜12表面
の酸化膜層を除去(例えばスパッタエッチングまたはプ
ラズマエッチング等)後、連続してITO等の透明導電
膜14を堆積した状態を示す。金属膜12表面の酸化膜
層を除去して大気にさらすことなく透明導電膜14を堆
積しているので、良好なコンタクトが得られる。第1図
(e)(第2図(e)は、第1図(e)のE−E′線に沿った断
面図)は、レジスト15を塗布後、露光,現像を行った
後、透明導電膜14をエッチングして画素電極を兼ねる
ソース電極9(14−2),ドレイン電極8(14−
1)を形成した状態を示す。この時、ゲート電極引出し
部2′上にも透明導電膜14−3が形成されるようにす
る。透明導電膜14−3を形成しないと透明導電膜14
−3エッチングの時(主に塩酸でエッチング),ゲート
電極引出し部2′がエッチングされるのと、次の工程で
金属膜12をエッチングするとき、同様にゲート電極引
出し部2′がエッチングされて、表示装置用の基板が出
来なくなる。第1図(f)(第2図(f)は、第1図(f)のF
−F′線に沿った断面図)は、透明導電膜14−1,1
4−2,14−3を上記のように選択的に形成した後、
レジスト15を剥離しないで、透明導電膜14−1,1
4−2,14−3をマスクの一部として、金属膜12,
低抵抗半導体膜7を選択的に形成し、レジスト15を剥
離した状態を示す。N+a-Si:H膜7のエッチングは、
一般にCF4系ガスによるプラズマエッチングや、フッ
酸と硝酸の混合液によるエッチングがある。CF4系ガ
スやフッ酸と硝酸の混合液による方法では、a-Si:H
膜4とN+a-Si:H膜7のエッチンググレードが早く、
かつエッチングレートがほとんど変わらなく、制御がむ
ずかしい。そこで、光の影響を受けにくい極めて薄いa
-Si:H膜4の膜厚(例えば500Å以下)の時は、a-
Si:H膜4まで完全にエッチングされてトランジスタが
形成されない時がある。そこで、a-Si:H膜4の膜厚
500Å以下の時は、N+a-Si:H膜7の膜厚は200
Å以下で、酸退プラズマエッチまたはスパッタエッチに
よって薄膜トランジスタを作成する。上記方法だと、a
-Si:H膜4は、ダメージが少なく極めて安定に薄膜ト
ランジスタが作成できる。また絶縁膜を開孔する工程が
ないので、ソース,ドレイン,ゲート電極引出し部の良
好なコンタクト特性が得られる。また図示していない
が、ドレイン電極8は、延在してドレイン電極配線とド
レイン電極引出し部を形成していて、金属膜12と透明
導電膜14の二層構造でライン抵抗が小さくなり好まし
い。以上の3回のマスク工程でアクティブマトリクス表
示装置用の薄膜トランジスタが出来る。
第3図(a)〜(f)は、本発明の第2実施例であるアクティ
ブマトリクス表示装置用の薄膜トランジスタの断面図で
ある。第3図(a)〜(f)は、第2図(a)〜(f)に示した本発
明の薄膜トランジスタを、より高歩留まりに安定に作る
ための実施例を示す。第3図(a)は、第2図(b)の製造工
程と同じように、ゲート電極2形成後、ゲート電極引出
し部2′を金属マスク等でマスクして、ゲート絶縁膜
3,高抵抗半導体膜4,低抵抗半導体膜7,金属膜12
を連続的に形成した状態を示す。第3図(b)は、レジス
ト13塗布後、ゲート電極2上とゲート電極引出し部
2′上にレジストパターンが形成されるように露光,現
像を行った後、金属膜12(例えばCr膜)をエッチン
グした図を示す。第3図(c)は、金属膜12をエッチン
グ後、連続して、低抵抗半導体膜7(例えばN+a-Si:
H膜),高抵抗半導体膜4(例えばa-Si:H膜)を、
フッ酸と硝酸の混合液でエッチングした一例を示す。上
記混合液でエッチングすると、サイドエッチによって第
3図(c)のように、N+a-Si:H膜7とa-Si:H膜4
は、金属膜12(例えばCr膜)よりも小さいパターン
に形成される。またCF4系ガスによるプラズマエッチ
でも同様のことが起こりやすい。第3図(d)は、金属膜
12(例えばCr膜)がN+a-Si:H膜7とa-Si:H
膜4よりも小さいパターンになるように再度金属膜12
をエッチングした状態を示す。第3図(e)は、レジスト
13を剥離した状態を示す。その後の工程は、第2図
(d)〜(f)と同様に行い第3図(f)に示すような薄膜トラ
ンジスタが得られる。第3図(f)から分かるように、画
素電極を兼ねるITOのソース電極14−2が、トラン
ジスタの端部で断線することなく金属膜12と接続され
る。
ブマトリクス表示装置用の薄膜トランジスタの断面図で
ある。第3図(a)〜(f)は、第2図(a)〜(f)に示した本発
明の薄膜トランジスタを、より高歩留まりに安定に作る
ための実施例を示す。第3図(a)は、第2図(b)の製造工
程と同じように、ゲート電極2形成後、ゲート電極引出
し部2′を金属マスク等でマスクして、ゲート絶縁膜
3,高抵抗半導体膜4,低抵抗半導体膜7,金属膜12
を連続的に形成した状態を示す。第3図(b)は、レジス
ト13塗布後、ゲート電極2上とゲート電極引出し部
2′上にレジストパターンが形成されるように露光,現
像を行った後、金属膜12(例えばCr膜)をエッチン
グした図を示す。第3図(c)は、金属膜12をエッチン
グ後、連続して、低抵抗半導体膜7(例えばN+a-Si:
H膜),高抵抗半導体膜4(例えばa-Si:H膜)を、
フッ酸と硝酸の混合液でエッチングした一例を示す。上
記混合液でエッチングすると、サイドエッチによって第
3図(c)のように、N+a-Si:H膜7とa-Si:H膜4
は、金属膜12(例えばCr膜)よりも小さいパターン
に形成される。またCF4系ガスによるプラズマエッチ
でも同様のことが起こりやすい。第3図(d)は、金属膜
12(例えばCr膜)がN+a-Si:H膜7とa-Si:H
膜4よりも小さいパターンになるように再度金属膜12
をエッチングした状態を示す。第3図(e)は、レジスト
13を剥離した状態を示す。その後の工程は、第2図
(d)〜(f)と同様に行い第3図(f)に示すような薄膜トラ
ンジスタが得られる。第3図(f)から分かるように、画
素電極を兼ねるITOのソース電極14−2が、トラン
ジスタの端部で断線することなく金属膜12と接続され
る。
第4図(a)〜(f)は、本発明の第3実施例である薄膜トラ
ンジスタの断面図である。第4図(a)と第4図(b)は、第
3図(a),(b)と全く同じであるから説明を省略する。第
4図(c)は、金属膜12をエッチング後、レジスト13
が変形して金属膜12よりも大きいパターンになる温度
(例えば150℃以上)で熱処理した状態を示す。第4
図(d)は、低抵抗半導体膜7(N+a-Si:H膜)と高抵
抗半導体膜4(a-Si:H膜)をエッチングした状態を
示す。N+a-Si:H膜7とa-Si:H膜4に多少サイド
エッチ(約2μm位)が起きてもよいぐらいレジスト1
3を形成しておく。第4図(e)は、レジスト13を剥離
した状態を示す。その後の工程は、第2図(d)〜(f)と同
様に行い第4図(f)に示すような薄膜トランジスタが得
られ、第3図の実施例と同様の効果が得られる。第5図
(a)〜(e)は、本発明の第4実施例であるアクティブマト
リクス表示装置用の薄膜トランジスタの実施例を示す断
面図である。第5図(a)〜(e)は、第2図(a)〜(f)に示し
た本発明の薄膜トランジスタを、より高歩留まりに作る
ための実施例を示す。第5図(a)は、第2図(a)〜(c)ま
での工程と全く同じで、金属膜12(例えばCr膜),
低抵抗半導体膜7(N+a-Si:H膜),高抵抗半導体膜
4(a-Si:H膜)を選択形成後、レジストを剥離した
状態を示す。第5図(b)は、透明導電膜14−1,14
−2,14−3(例えばITO膜)を堆積後、レジスト
15を塗布,露光,現像してITO膜14−1,14−
2,14−3を塩酸を主成分とする液でエッチングした
状態を示す。ITO膜14−1,14−2,14−3
は、サイドエッチが入りやすく図のように形成されるこ
とが多い。第5図(c)は、ITO膜14−1,14−
2,14−3形成後、レジスト15が変形してITO膜
14−1,14−2,14−3を完全に覆うようになる
温度(例えば150℃以上)で熱処理した状態を示す。
第5図(d)は、金属膜12と低抵抗半導体膜7をエッチ
ングした状態を示す。第5図(e)は、レジスト15を剥
離した状態を示す。第5図(e)から分かるように、IT
O膜14−1,14−2,14−3にサイドエッチが発
生してパターンが小さくなっても、画素電極を兼ねるソ
ース電極17(7,12,14−2),ドレイン電極1
6(7,12,14−1)は、金属膜12で決まるの
で、トランジスタがオフセットゲートになることもなく
好ましい。また、ドレイン電極8の配線抵抗の増大ある
いはパターン細りによる断線等もなく安定した薄膜トラ
ンジスタが得られる。
ンジスタの断面図である。第4図(a)と第4図(b)は、第
3図(a),(b)と全く同じであるから説明を省略する。第
4図(c)は、金属膜12をエッチング後、レジスト13
が変形して金属膜12よりも大きいパターンになる温度
(例えば150℃以上)で熱処理した状態を示す。第4
図(d)は、低抵抗半導体膜7(N+a-Si:H膜)と高抵
抗半導体膜4(a-Si:H膜)をエッチングした状態を
示す。N+a-Si:H膜7とa-Si:H膜4に多少サイド
エッチ(約2μm位)が起きてもよいぐらいレジスト1
3を形成しておく。第4図(e)は、レジスト13を剥離
した状態を示す。その後の工程は、第2図(d)〜(f)と同
様に行い第4図(f)に示すような薄膜トランジスタが得
られ、第3図の実施例と同様の効果が得られる。第5図
(a)〜(e)は、本発明の第4実施例であるアクティブマト
リクス表示装置用の薄膜トランジスタの実施例を示す断
面図である。第5図(a)〜(e)は、第2図(a)〜(f)に示し
た本発明の薄膜トランジスタを、より高歩留まりに作る
ための実施例を示す。第5図(a)は、第2図(a)〜(c)ま
での工程と全く同じで、金属膜12(例えばCr膜),
低抵抗半導体膜7(N+a-Si:H膜),高抵抗半導体膜
4(a-Si:H膜)を選択形成後、レジストを剥離した
状態を示す。第5図(b)は、透明導電膜14−1,14
−2,14−3(例えばITO膜)を堆積後、レジスト
15を塗布,露光,現像してITO膜14−1,14−
2,14−3を塩酸を主成分とする液でエッチングした
状態を示す。ITO膜14−1,14−2,14−3
は、サイドエッチが入りやすく図のように形成されるこ
とが多い。第5図(c)は、ITO膜14−1,14−
2,14−3形成後、レジスト15が変形してITO膜
14−1,14−2,14−3を完全に覆うようになる
温度(例えば150℃以上)で熱処理した状態を示す。
第5図(d)は、金属膜12と低抵抗半導体膜7をエッチ
ングした状態を示す。第5図(e)は、レジスト15を剥
離した状態を示す。第5図(e)から分かるように、IT
O膜14−1,14−2,14−3にサイドエッチが発
生してパターンが小さくなっても、画素電極を兼ねるソ
ース電極17(7,12,14−2),ドレイン電極1
6(7,12,14−1)は、金属膜12で決まるの
で、トランジスタがオフセットゲートになることもなく
好ましい。また、ドレイン電極8の配線抵抗の増大ある
いはパターン細りによる断線等もなく安定した薄膜トラ
ンジスタが得られる。
なお、本発明は第3図と第5図の実施例の組み合わせ
や、第4図と第5図の実施例の組み合わせだとより有効
な効果が得られる 〔発明の効果〕 以上のように、3回のマスク工程(露光,現像工程)
で、良好なコンタクト特性を持ち、低コスト歩留まりの
アクティブマトリクス表示装置用の薄膜トランジスタを
提供出来る。また、主にプラズマCVDで作成されるa
-Si 薄膜トランジスタを例に実施例を記述したが、光C
VDやイオンビーム堆積法による半導体薄膜やP-S:薄
膜やSi以外の半導体薄膜でも適用でき有効である。
や、第4図と第5図の実施例の組み合わせだとより有効
な効果が得られる 〔発明の効果〕 以上のように、3回のマスク工程(露光,現像工程)
で、良好なコンタクト特性を持ち、低コスト歩留まりの
アクティブマトリクス表示装置用の薄膜トランジスタを
提供出来る。また、主にプラズマCVDで作成されるa
-Si 薄膜トランジスタを例に実施例を記述したが、光C
VDやイオンビーム堆積法による半導体薄膜やP-S:薄
膜やSi以外の半導体薄膜でも適用でき有効である。
第1図(a)〜(f)は、本発明の第1実施例である薄膜トラ
ンジスタの製造工程に沿った平面図、第2図(a)〜(f)
は、それぞれ第1図(a)〜(f)に対応する断面図、第3図
(a)〜(f)は、本発明の第2実施例である薄膜トランジス
タの製造工程に沿った断面図、第4図(a)〜(f)は、本発
明の第3実施例である薄膜トランジスタの製造工程に沿
った断面図、第5図(a)〜(e)は、本発明の第4実施例で
ある薄膜トランジスタの製造工程に沿った断面図、第6
図(a)〜(e)は、従来の薄膜トランジスタの製造工程に沿
った断面図である。 1……絶縁基板 2……ゲート電極 2′……ゲート電極引出し部 3……ゲート絶縁膜 4……高抵抗半導体膜 7……低抵抗半導体膜 8……ドレイン電極 9……ソース電極 12……金属膜 14……透明導電膜
ンジスタの製造工程に沿った平面図、第2図(a)〜(f)
は、それぞれ第1図(a)〜(f)に対応する断面図、第3図
(a)〜(f)は、本発明の第2実施例である薄膜トランジス
タの製造工程に沿った断面図、第4図(a)〜(f)は、本発
明の第3実施例である薄膜トランジスタの製造工程に沿
った断面図、第5図(a)〜(e)は、本発明の第4実施例で
ある薄膜トランジスタの製造工程に沿った断面図、第6
図(a)〜(e)は、従来の薄膜トランジスタの製造工程に沿
った断面図である。 1……絶縁基板 2……ゲート電極 2′……ゲート電極引出し部 3……ゲート絶縁膜 4……高抵抗半導体膜 7……低抵抗半導体膜 8……ドレイン電極 9……ソース電極 12……金属膜 14……透明導電膜
Claims (5)
- 【請求項1】a)絶縁基板上に、ゲート電極とゲート電
極の引出し部を選択的に形成する第1工程 b)前記ゲート電極引出し部の一部をマスクして、ゲー
ト絶縁膜、高抵抗半導体膜、低抵抗半導体膜、金属膜を
連続して堆積する第2工程 c)前記ゲート電極上及びその近傍と、 前記ゲート電極の引出し部上及びその近傍とに堆積され
た前記高抵抗半導体膜、低抵抗半導体膜、金属膜を、ほ
ぼ同一形状に残す第3工程 d)前記金属膜表面の酸化膜層を除去後、連続して透明
導電膜を堆積する第4工程 e)前記透明導電膜を画素電極を兼ねるソース電極とド
レイン電極配線とゲート電極引出し部に選択的に形成す
る第5工程 f)前記金属膜と低抵抗半導体膜を、前記透明導電膜を
マスクの一部として選択的に除去する第6工程とから成
る薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項2】第3工程において、同一マスクにて金属膜
エッチング後、低抵抗半導体膜と高抵抗半導体膜をエッ
チングして、金属膜が高抵抗半導体膜と低抵抗半導体膜
よりも小さいパターンになるように再度金属膜をエッチ
ングすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項3】第3工程において、同一マスクにて金属膜
エッチング後、レジストが変形し、レジストの端部が上
記金属膜の端部よりも外側まで拡がる温度で熱処理し
て、低抵抗半導体膜と高抵抗半導体膜をエッチングする
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の薄膜トラ
ンジスタの製造方法。 - 【請求項4】第6工程において、第5工程終了後レジス
トが変形する温度で熱処理後、金属膜と低抵抗半導体膜
を選択的に除去することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項5】前記高抵抗半導体膜の膜厚は500Å以下
で、前記低抵抗半導体膜の膜厚は200Å以下であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の薄膜トラン
ジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60271987A JPH0618215B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60271987A JPH0618215B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62131578A JPS62131578A (ja) | 1987-06-13 |
JPH0618215B2 true JPH0618215B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=17507569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60271987A Expired - Lifetime JPH0618215B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618215B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5686326A (en) * | 1985-08-05 | 1997-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of making thin film transistor |
JP2620240B2 (ja) | 1987-06-10 | 1997-06-11 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
JP2656495B2 (ja) * | 1987-06-19 | 1997-09-24 | 株式会社フロンテック | 薄膜トランジスタの製造方法 |
JP2624687B2 (ja) * | 1987-06-19 | 1997-06-25 | 株式会社日立製作所 | 薄膜能動素子アレイの製造方法 |
JP2786628B2 (ja) * | 1987-10-15 | 1998-08-13 | シャープ株式会社 | 液晶パネルの電極構造 |
JP2733947B2 (ja) * | 1988-03-18 | 1998-03-30 | セイコーエプソン株式会社 | 薄膜パターンの製造方法 |
JPH01259565A (ja) * | 1988-04-11 | 1989-10-17 | Hitachi Ltd | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
JPH04324831A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法 |
JP3866783B2 (ja) | 1995-07-25 | 2007-01-10 | 株式会社 日立ディスプレイズ | 液晶表示装置 |
JP3625598B2 (ja) * | 1995-12-30 | 2005-03-02 | 三星電子株式会社 | 液晶表示装置の製造方法 |
JP3966614B2 (ja) | 1997-05-29 | 2007-08-29 | 三星電子株式会社 | 広視野角液晶表示装置 |
KR100354904B1 (ko) | 1998-05-19 | 2002-12-26 | 삼성전자 주식회사 | 광시야각액정표시장치 |
JP2000101091A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-07 | Sharp Corp | 薄膜トランジスタ |
JP2001142093A (ja) * | 1999-11-11 | 2001-05-25 | Nec Corp | 液晶表示装置用アクティブマトリクス基板およびその製造方法 |
JP2001257350A (ja) | 2000-03-08 | 2001-09-21 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置およびその作製方法 |
JP4683688B2 (ja) * | 2000-03-16 | 2011-05-18 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 液晶表示装置の作製方法 |
JP4785229B2 (ja) | 2000-05-09 | 2011-10-05 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
CN1879055B (zh) * | 2003-11-14 | 2010-05-26 | 株式会社半导体能源研究所 | 液晶显示器件及其制造方法 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP60271987A patent/JPH0618215B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62131578A (ja) | 1987-06-13 |
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