JPH088016A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JPH088016A
JPH088016A JP6156767A JP15676794A JPH088016A JP H088016 A JPH088016 A JP H088016A JP 6156767 A JP6156767 A JP 6156767A JP 15676794 A JP15676794 A JP 15676794A JP H088016 A JPH088016 A JP H088016A
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pressure receiving
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Noriyuki Matsuoka
則行 松岡
Kazumi Uratsuji
一美 浦辻
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/74Devices having four or more poles, e.g. holders for compact fluorescent lamps
    • H01R33/76Holders with sockets, clips, or analogous contacts adapted for axially-sliding engagement with parallely-arranged pins, blades, or analogous contacts on counterpart, e.g. electronic tube socket
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1015Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
    • H05K7/1023Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンタクト開閉カバーの下降操作量をできるだ
け少なくしてコンタクトの接触部を効率的に後方変位す
ると共に、ICソケットの小嵩化を図る。 【構成】コンタクト開閉カバー4の下降操作によって同
カバー4の押圧部4aを受圧レバー6の受圧部6aに作
用させ、この受圧レバー6の作動によってコンタクト3
の接触部を後方変位させる場合に、上記押圧部4aをコ
ンタクト3後方へ向け下り勾配となる傾斜カム面4a′
にて形成し、コンタクト開閉カバー4の下降操作時に、
上記受圧部6aをこの下り傾斜カム面4a′の上端側か
ら下端側へ摺動させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンタクト開閉カバーの
下降操作によりコンタクトを後方変位させてICパッケ
ージのリードとの接触を解除するようにしたICソケッ
トに係る。
【0002】
【従来の技術】例えばUSP5009609号において
は、図11,図12に示すように、コンタクトを後方変
位させる手段として、ソケット本体1の上部に上下動可
能に設けたコンタクト開閉カバー4を備えている。
【0003】このコンタクト開閉カバー4は下向きの押
圧部4aを有し、この押圧部の下面にコンタクト3の後
方へ向け上り勾配となる傾斜カム面4a′を設け、コン
タクト開閉カバー4の下降操作時にこの上り傾斜カム面
4a′がコンタクト3から後方へ延出した受圧レバー6
の端部を押下げつつ、同端部をカム面4a′の下端側か
ら上端側へと摺動させてコンタクト3の接触部3aの後
方変位を惹起せしめる構成としている。
【0004】これによってIC収容部2に収容されたI
Cパッケージ5のリード5aに対するコンタクトの接触
を解除すると共に、ICパッケージ5の装填と取出しを
可能にしている。
【0005】又コンタクト開閉カバー4への押下げ操作
力を解除すると、コンタクト3が弾性に従い自己復帰
し、コンタクト開閉カバー4を上記カム面の上端側から
下端側へ摺動する受圧部6aにより押し上げつつ、接触
部3aをリード5aの上面に加圧接触させるようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】上記ソケットはコン
タクト3の接触部3aをリード5aの上面に加圧接触せ
しめる接触形態を採るので、ICパッケージの実装時に
ハンダ付け面となるリード下面を損傷せず、又コンタク
ト開閉カバー4にロボットアームを容易に作用させ、軽
減された力でコンタクト3群を後方変位させることがで
きるので、ICパッケージの測定用ソケット等として多
用されている。
【0007】然しながら、上記利点を有する反面、上記
ICソケットにおいては、上記傾斜カム面4a′がコン
タクト後方へ上り勾配となるように形成され、受圧部6
aがこの上り傾斜カム面4a′の表面をカバー4の下降
操作方向と受圧部6aの押下げ方向とは反対方向に逃げ
を生ずるように摺動するので、自ずとコンタクト開閉カ
バー4の下降操作量に対する受圧部6aの押下げ量が減
殺される。従ってコンタクト3の接触部3aをICパッ
ケージ5と干渉しない位置まで充分に後方変位させるた
めには上記減殺量を補うようにコンタクト開閉カバー4
を下降操作する必要を生じ、同下降操作量の増大を招く
問題を有している。
【0008】又上記の如くコンタクト開閉カバー4の下
降操作量を大きくすると自ずとソケットの嵩高化を招く
問題を派生する。加えてコンタクト開閉カバー4の運動
ストロークが長くなると、同カバーの下降操作不足を生
ずる懸念を増し、これによりコンタクトの変位量が充分
に確保し難くなる問題を生ずる。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記問題点を
有効に解決するICソケットを提供するものであって、
その手段として上記受圧レバーの受圧部を押下げるコン
タクト開閉レバーの押圧部を、コンタクトの後方へ向け
下り勾配となる傾斜カム面にて形成し、この下り傾斜カ
ム面の上端側から下端側へと受圧部を倣い摺動させるよ
うに構成したものである。
【0010】上記下り傾斜カム面はその全長又は一部分
を曲面又は直線面で形成することができ、曲面と直線面
の複合面によって形成する場合を含む。又上記受圧レバ
ーはコンタクトと一体に打抜き形成したカンチレバー、
又はコンタクトとは別部品で形成したレバーによって形
成される。
【0011】
【作用】コンタクト開閉カバーの下降操作が進行するに
伴って、上記受圧レバーの受圧部は上記下り傾斜カム面
の上端側から下端側へ向って倣い摺動しつつ、押下げら
れるので、受圧レバーの受圧部は上記下り傾斜カム面に
よって押下げ量が増大される傾向となる。
【0012】従って受圧レバーの受圧部の押下げ量はコ
ンタクト開閉カバーの下降操作量より大きくなり、コン
タクト開閉カバーの下降操作量をできるだけ小さくして
受圧部の押下げ量と接触部の後方変位量とを充分に大き
くする目的が有効に達成できる。
【0013】つまりコンタクト開閉カバーの小さな上下
ストロークでコンタクト接触部の充分な後方変位量を確
保することができ、ひいてはソケットを可及的に小嵩化
できる。
【0014】
【実施例】図1乃至図5はこの発明の第1実施例に係る
ICソケットを示し、図6,図7はこの発明の第2実施
例を示し、図8,図9はこの発明の第3実施例を示し、
図10は各実施例における下り傾斜カム面による受圧部
の動作を説明する図である。
【0015】各実施例における合成樹脂成形された絶縁
材製のソケット本体1はその中央部にICパッケージ5
が収容可能な上方に開放する略方形のIC収容部2を有
し、このIC収容部2の対向する二辺又は四辺に沿って
ICパッケージ5のリード5aに対応するコンタクト3
が並列配置に植装され、このソケット本体1の上部には
コンタクト3をICリード5aに接触する位置と、接触
解除位置とに変位させるためのコンタクト開閉カバー4
を備える。
【0016】このコンタクト開閉カバー4はIC収容部
2と対応する窓4bを有し、ICパッケージ5はこの窓
4bを通して上記IC収容部2に装填される。
【0017】上記IC収容部2には、上記コンタクト3
の列と平行なリブ12をコンタクト3の列の内側に沿い
設け、図2等に示すようにこのリブ12はリード5aが
突出するICパッケージ本体5bの側面を規制し、この
リブ12の頂面で形成するリード支持面10に上記IC
パッケージ5の二段曲げされた蟹足状のリード5aの基
端部下面を載置しICパッケージ本体5bをIC収容部
2の底面より浮かし支持する。
【0018】前記コンタクト3はソケット本体1のコン
タクト植装部1aの上面に支持される支持板部3bを有
し、該支持板部3bより下方に突出する圧入部3cをソ
ケット本体1に形成したコンタクト圧入孔11に圧入し
て植設され、又支持板部3bから下方へ端子部3dを突
設し、この端子部3dの基部に上記圧入部3cを形成す
る。
【0019】更にコンタクト3は支持板部3bの上部よ
り前方(IC収容部2側)に突出する湾曲ばね部3eを
有し、該湾曲ばね部3eの上端よりリード支持面10の
上位に突出しつつ、リード支持面10に向け斜め下前方
へ突出する接触部3aを有する。
【0020】6は上記コンタクト開閉カバー4の上下動
と連動してコンタクト3の接触部3aの後方変位を惹起
せしめる受圧レバーであり、図1乃至図5はこの受圧レ
バー6をコンタクト3とは別部品にし、絶縁材にて成形
した実施例を示している。
【0021】この受圧レバー6はコンタクトの各列と平
行に延在され、多数のコンタクト3の各々を貫挿する多
数の貫通スリット6bを有する。各コンタクト3の接触
部3aはこの各貫通スリット6bを通しスリット外へ突
出される。
【0022】上記貫通スリット6bは下方と上方に向け
開口し、各スリット内に貫挿したコンタクト3の側面を
貫通スリット6b間を隔てるセパレート壁6b′にてコ
ンタクトの側面を規制すると共に、スリット6bを画成
する前壁にてコンタクトの前当て6cを形成し、この前
当て6cにコンタクト3を弾力的に係合しこの前当て6
cにより接触部3aをレバー6の回動と共に前後方向へ
変位せしめる。
【0023】即ち、上記コンタクト3は湾曲ばね部3e
の上端を上記受圧レバー6の各セパレート壁6b′間に
形成された貫通スリット6bに貫挿し、その接触部3a
を貫通スリット6bの上部開口から前方へ突出させ、接
触部3aの首部付近のL形部を貫通スリット6bを形成
する前当て6cに弾力的にもたれ掛ける。
【0024】上記受圧レバー8はその両端部に軸部6d
を突設し、この軸部6dの軸線と直角をなす方向に前記
セパレート壁6b′及びスリット6bを並列配置し、軸
部6dを以ってソケット本体1に回動可に支持し、コン
タクト開閉カバー4の下方に配置する。
【0025】他方上記受圧レバー6の後端部に、各セパ
レート壁6b′を連結する受圧部6aを設け、この受圧
部6aをコンタクト開閉カバー4の押圧部4aと対向せ
しめ、受圧部6aに押圧部4aを支承してレバー6にカ
バー4を支承する。
【0026】而して、図2等に示す如く、上記押圧部4
aの下向きの押圧面にコンタクト3の後方へ向け下り勾
配となる傾斜カム面4a′を形成する。
【0027】この下り傾斜カム面4a′の全長又は一部
分を曲面にて形成する。図2乃至図4では下り傾斜カム
面4a′の全長を曲面にて形成し、例えば始端側(上端
側)において緩勾配にし、終端側(下端側)において急
勾配にする。例えば上記緩勾配の曲面部分を緩勾配の直
線面とすることができる。
【0028】上記下り傾斜カム面4a′と受圧レバー6
の受圧部6aとを対向接触せしめ、受圧部6aにコンタ
クト開閉カバー4を支承する。
【0029】コンタクト開閉カバー4と受圧レバー6と
は上記下り傾斜カム面4a′と受圧部6aの接触状態を
保ちつつ連動する。
【0030】図2に示すように、コンタクト3の接触部
3aはばね部3eによって前方へ付勢されており、IC
パッケージ5が収容部2に収容されている時には同接触
部3aはこのばね部3eによってICリード5aの上面
に加圧接触しており、ICパッケージ5が存在しない時
には同接触部3aはリード支持面10に加圧接触してい
る。又この時受圧レバー6はコンタクト3がばね部3e
によって前当て6cを前方へ押圧することにより上方へ
回動し、受圧部6aに載置されたコンタクト開閉カバー
4を上方へ押し上げており、受圧部6aは下り傾斜カム
面4a′の上端側に接触している。
【0031】上記図2の状態において、コンタクト開閉
カバー4を上限待機位置から下降操作すると、図3に示
すように、下り傾斜カム面4a′によって受圧部6aが
押し下げられ、受圧部6aは下り傾斜カム面4a′の上
端側から下端側へと摺動しつつ、同レバー6を軸6dを
中心に下方へ回動し、前当て6cがばね部3eの上端を
牽引する。この結果接触部3aはばね部3eの弾力に抗
して斜め上後方への変位を開始し,ICリード5aとの
接触を解除する。
【0032】コンタクト開閉カバー4の下降操作を続行
して受圧レバー6を更に下方回動せしめると、図4に示
すように、受圧部6aは下り傾斜カム面4a′の下端側
(終端側)へと摺動を続行し、レバー16を更に下方へ
回動しつつ接触部3aの後方変位を進行せしめる。
【0033】斯くしてコンタクト3の接触部3aがIC
収容部2の域外へ後退した状態で同収容部2内からIC
パッケージ5を取出すか、又は装填する。
【0034】次に、コンタクト開閉カバー4の下降操作
を解除すると、上記とは逆に図4から図2の経過をたど
る。即ち、コンタクト3のばね部3eの復元力により前
当て6cに押圧力が加わり、受圧レバー6を上方回動せ
しめ、このレバー6の上方回動に伴ないコンタクト3の
接触部3aがばね部3eの復元力により斜め下前方へ変
位し、ICリード5aの上面に加圧接触する。この時受
圧部6aは下り傾斜カム面4a′の表面をその下端側か
ら上端側へと摺動し、コンタクト開閉カバー4を押上げ
る。
【0035】以上説明した実施例においてはコンタクト
開閉カバー4の下降操作量の全量が受圧部6aに伝達さ
れると共に、受圧部6aが摺動する下り傾斜カム面4
a′の上端側と下端側の落差分が上記下降操作量にプラ
スされて受圧部6aが押し下げられる。従ってコンタク
ト開閉カバー4の下降操作量も最小限に止めることがで
きる。
【0036】図6,7は図1乃至図5に示す第1実施例
と同様、絶縁材から成る受圧レバー6をコンタクト3と
は別部品にて形成し、この受圧レバー6をコンタクト3
の背後に軸6dにて回動可に支持し、他方コンタクト3
の上端付近から後方へフック3fを突設し、このフック
3fを上記受圧レバー6の前端付近に掛け止めし、同レ
バー6の後端に受圧部6aを形成し、この受圧部6aを
押圧部4aを形成する下り傾斜カム面4a′に対向接触
せしめ、受圧部6aにコンタクト開閉カバーを支承す
る。
【0037】この第2実施例においては、上記下り傾斜
カム面4a′を直線面で形成した場合を示している。
【0038】図6に示すように、コンタクト3の接触部
3aがばね部3eの弾力に従い前方変位してリード支持
面10に加圧接触しているか、ICリード5aの上面に
加圧接触している時、フック3fが受圧レバー6の前端
に引張力を与え、同レバー6の他端に形成された受圧部
6aを軸6dを中心に上方へ回動している。
【0039】この結果、受圧部6aは下り傾斜カム面4
a′を押し上げ且つコンタクト開閉カバー4を上方へ押
し上げている。
【0040】上記図6の状態において、コンタクト開閉
カバー4を上限待機位置から下降操作すると、図7に示
すように、下り傾斜カム面4a′によって受圧部6aが
押し下げられ、受圧部6aは下り傾斜カム面4a′の上
端側から下端側へと摺動しつつ、同レバー6を軸6dを
中心に下方へ回動し、フック部3fを牽引する。この結
果接触部3aはばね部3eの弾力に抗して斜め上後方へ
変位し,ICリード5aとの接触を解除する。
【0041】斯くしてコンタクト3の接触部3aがIC
収容部2の域外へ後退した状態で同収容部2内からIC
パッケージ5を取出すか、又は装填する。
【0042】次に、コンタクト開閉カバー4の下降操作
を解除すると、上記とは逆に図7から図6の経過をたど
る。即ち、コンタクト3のばね部3eの復元力によりレ
バー6の前端に引張力が加わり、受圧レバー6を上方回
動せしめ、このレバー6の上方回動に伴ないコンタクト
3の接触部3aがばね部3eの復元力により斜め下前方
へ変位し、ICリード5aの上面に加圧接触する。この
時受圧部6aは下り傾斜カム面4a′の表面をその下端
側から上端側へと摺動し、コンタクト開閉カバー4を押
上げる。
【0043】以上説明した実施例においては第1実施例
と同様、コンタクト開閉カバー4の下降操作量の全量が
受圧部6aに伝達されると共に、下り傾斜カム面4a′
の上端側と下端側の落差分が上記下降操作量にプラスさ
れて受圧部6aが押し下げられる。従ってコンタクト開
閉カバー4の下降操作量も最小限に止めることができ
る。
【0044】前記第1,第2実施例が受圧レバー6をコ
ンタクト3とは別部品で形成した場合を示しているが、
図8,図9においては上記受圧レバー6をコンタクト3
と一体に打抜き形成した第3実施例を示している。
【0045】コンタクト3はその上端付近、即ちばね部
3eと接触部3aの連設部からコンタクト後方へ延出し
た片持ちレバーを有し、この片持ちレバーにて前記受圧
レバー6を形成している。
【0046】この受圧レバー6はその後端に上方へ立上
げた受圧部6aを有し、この受圧部6aを押圧部4aを
形成する下り傾斜カム面4a′に対向接触せしめ、受圧
部6aにコンタクト開閉カバーを支承する。
【0047】この第2実施例においては、上記下り傾斜
カム面4a′を第2実施例と同様、直線面で形成する
か、又は第1実施例と同様、曲面で形成するか、又は直
線面と曲面を組合せて形成する。
【0048】図8に示すように、コンタクト3の接触部
3aがばね部3eの弾力に従い前方変位してリード支持
面10に加圧接触しているか、ICリード5aの上面に
加圧接触している時、受圧レバー6及び受圧部6aを上
方へ回動している。
【0049】この結果、受圧部6aは下り傾斜カム面4
a′を押し上げ且つコンタクト開閉カバー4を上方へ押
し上げている。
【0050】上記図8の状態において、コンタクト開閉
カバー4を上限待機位置から下降操作すると、図9に示
すように、下り傾斜カム面4a′によって受圧部6aが
押し下げられ、受圧部6aは下り傾斜カム面4a′の上
端側から下端側へと摺動しつつ、同レバー6を軸6dを
中心に下方へ回動する。この結果接触部3aはばね部3
eの弾力に抗して斜め上後方へ変位し,ICリード5a
との接触を解除する。
【0051】斯くしてコンタクト3の接触部3aがIC
収容部2の域外へ後退した状態で同収容部2内からIC
パッケージ5を取出すか、又は装填する。
【0052】次に、コンタクト開閉カバー4の下降操作
力を解除すると、上記とは逆に図9から図8の経過をた
どる。即ち、コンタクト3のばね部3eの復元力により
受圧レバー6を上方回動せしめ、このレバー6の上方回
動に伴ないコンタクト3の接触部3aがばね部3eの復
元力により斜め下前方へ変位し、ICリード5aの上面
に加圧接触する。この時受圧部6aは下り傾斜カム面4
a′の表面をその下端側から上端側へと摺動し、コンタ
クト開閉カバー4を押上げる。
【0053】以上説明した実施例においては第1,第2
実施例と同様、コンタクト開閉カバー4の下降操作量の
全量が受圧部6aに伝達されると共に、下り傾斜カム面
4a′の上端側と下端側の落差分が上記下降操作量にプ
ラスされて受圧部6aが押し下げられる。従ってコンタ
クト開閉カバー4の下降操作量も最小限に止めることが
できる。
【0054】図10は上記第1乃至第3実施例における
コンタクト開閉カバー4の下降操作量H1に対する受圧
部6aの押下げ量H2と後方変位量H3を示している。
【0055】図示のように、コンタクト開閉カバー4の
下降操作量H1に対し、受圧部6aの押下げ量H2を増
大することができ、後方変位量H3を充分に確保でき
る。
【0056】このことはコンタクト3の接触部3aの後
方変位量にそのまま反映する。
【0057】上記のように、コンタクト開閉カバー4の
少ない下降操作量で接触部3aの大きな後方変位量を得
ることができる。
【0058】
【発明の効果】この発明によればコンタクト開閉カバー
の下降操作量をできるだけ少なくしてコンタクト接触部
の所要の後方変位量を確保する目的が有効に達成でき
る。加えてコンタクト開閉カバーの上下ストロークを小
さくできるからソケットの高さをより小嵩にできる。
【0059】又コンタクト開閉カバーの下降操作量を小
さくして受圧レバー及びコンタクト接触部の後方変位を
適正に惹起できるから、コンタクト開閉カバーの下降操
作量に不足を生ずる懸念を拭掃し、従ってこれに起因す
るコンタクト接触部の不完全変位を有効に防止し、信頼
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるICソケット平面
図である。
【図2】上記ICソケットの半截断面図であり、コンタ
クトの接触部が前方変位している状態を示す。
【図3】同半截断面図であり、コンタクトの接触部が後
方変位している途中の状態を示す。
【図4】同半截断面図であり、コンタクトの接触部が後
方変位を完了している状態を示す。
【図5】上記ICソケットに用いている受圧レバーの斜
視図である。
【図6】本発明の第2実施例におけるICソケットの半
截断面図であり、コンタクトの接触部が前方変位してい
る状態を示す。
【図7】同断面図であり、上記接触部が後方変位してい
る状態を示す。
【図8】本発明の第3実施例におけるICソケットの半
截断面図であり、コンタクトの接触部が前方変位してい
る状態を示す。
【図9】同半截断面図であり、上記接触部が後方変位し
ている状態を示す。
【図10】上記各実施例における受圧部の動作状態を説
明する断面図である。
【図11】従来例を示すICソケットの半截断面図であ
り、コンタクトの接触部が前方変位している状態を示
す。
【図12】同半截断面図であり、上記接触部が後方変位
している状態を示す。
【符号の説明】
1 ソケット本体 3 コンタクト 4 コンタクト開閉カバー 4a 押圧部 4a′ 下り傾斜カム面 5 ICパッケージ 6 受圧レバー 6a 受圧部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICパッケージのリードに接触すべくソケ
    ット本体に列設されたコンタクトと、該ソケット本体の
    上部に上下動可能に設けられたコンタクト開閉カバー
    と、該コンタクト開閉カバーの下降操作と連動して上記
    コンタクトの後方変位を惹起せしめる受圧レバーとを備
    え、上記コンタクト開閉カバーの下降操作時に該カバー
    に設けた押圧部で受圧レバーの受圧部に押下げ力を与え
    上記後方変位を得るようにしたICソケットにおいて、
    上記コンタクト開閉カバーの押圧部をコンタクト後方へ
    向け下り勾配となる傾斜カム面にて形成したことを特徴
    とするICソケット。
  2. 【請求項2】上記傾斜カム面の全長又は一部分が曲面に
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載のIC
    ソケット。
  3. 【請求項3】上記傾斜カム面の全長又は一部分が直線面
    にて形成されていることを特徴とする請求項1記載のI
    Cソケット。
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