JPH0879516A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0879516A
JPH0879516A JP6232299A JP23229994A JPH0879516A JP H0879516 A JPH0879516 A JP H0879516A JP 6232299 A JP6232299 A JP 6232299A JP 23229994 A JP23229994 A JP 23229994A JP H0879516 A JPH0879516 A JP H0879516A
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image
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JP6232299A
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Hiroshi Sekine
弘 関根
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像出力装置の出力解像度に合わせて入力ビ
ットマップ画像の解像度を下げる場合においても、文字
や図形などの斜線部や曲線部におけるジャグが低減され
るようにする。 【構成】 600dpiの解像度の入力ビットマップ画
像データBMを二値多値変換部120により600dp
iの解像度の多値画像データMIに変換する。多値画像
データMIを解像度変換部130により400dpiの
解像度の多値画像データMRに変換する。多値画像デー
タMRのエッジ方向をエッジ方向検出部140により検
出してエッジ方向検出フラグEFを得る。画像データ出
力部310でエッジ方向検出部140からの400dp
iの解像度の多値画像データMOをエッジ方向検出フラ
グEFにもとづいて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力ビットマップ画
像をプリンタ装置などの画像出力装置により出力するた
めに入力ビットマップ画像データを処理する画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】二値ディジタル画像であるビットマップ
画像をプリント出力するビットマッププリンタとして
は、最近は、電子写真(ゼログラフィー)技術を用いた
レーザビームプリンタが広く用いられているが、このよ
うなビットマッププリンタの多くは、入力ビットマップ
画像データに対して、入力画像の文字や図形などの斜線
部や曲線部におけるジャグ(jag)が低減されて、斜
線部や曲線部が滑らかに出力されるような処理がなされ
ている。
【0003】具体的に、その処理としては、米国特許第
4,437,122号明細書や特開平2−62260号
公報に示されているような、入力ビットマップ画像の解
像度を上げる方法が用いられている。
【0004】すなわち、米国特許第4,437,122
号明細書に示されている方法は、入力ビットマップ画像
データを3×3画素の画素ブロックについての二値画像
データにブロック化するとともに、その画素ブロックの
中心画素を3×3個の微小画素に分割し、ブロック化さ
れた二値画像データについてのパターンマッチングによ
り、分割されたそれぞれの微小画素についての二値画像
データの値を決定することによって、入力ビットマップ
画像の解像度を9倍に上げ、斜線部のジャグを低減させ
るものである。
【0005】また、特開平2−62260号公報に示さ
れている方法は、300dpi(ドット/インチ)の解
像度の入力ビットマップ画像データを、主走査方向には
単純拡大によって、副走査方向には単純拡大された隣接
する2ラインにおける合計14画素についての二値画像
データの論理演算によるライン補間によって、600d
piの解像度のビットマップ画像データに変換するもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】プリンタシステムとし
て、ビットマップ画像をプリント出力するビットマップ
プリンタとしての機能のみを有するものを考えるなら
ば、上述したように入力ビットマップ画像の解像度を上
げることによってジャグを低減させることができる。
【0007】しかし、プリンタシステムとしては、最近
は、ビットマッププリンタとしての機能とディジタル複
写機としての機能を有する、あるいはさらにファクシミ
リとしての機能を有する、多機能化されたものが考えら
れている。そして、このようにビットマッププリンタと
しての機能とディジタル複写機としての機能を有するプ
リンタシステムを考えると、その出力部であるプリンタ
装置の出力解像度をたとえば600dpi以上というよ
うな高解像度とすることは、問題がある。
【0008】すなわち、ディジタル複写機の出力部であ
る画像出力装置(画像記録装置)においては、その前段
部である図35に示すような画像データ出力部10にお
いて、画像入力装置(画像読取装置)により原稿が読み
取られることによって画像入力装置から得られた入力画
像データが画像処理装置により処理されて画像処理装置
から得られた、たとえば8ビットの多値画像データCP
がD/Aコンバータ11によりアナログ信号に変換され
て図36に示すような出力画像信号AOが得られ、その
出力画像信号AOがコンパレータ12により三角波発生
回路13からの図36に示すような1画素周期の三角波
Saと比較されて、図36に示すように出力画像信号A
Oのレベルが三角波Saのレベルを超える期間では高レ
ベルとなり、出力画像信号AOのレベルが三角波Saの
レベル以下となる期間では低レベルとなる記録制御信号
LCが得られる。
【0009】画像データ出力部10の後段のプリンタ部
は、たとえば、感光体上の記録用レーザが照射された箇
所にトナーが付着され、そのトナー像が用紙上に黒画像
として転写される、いわゆるイメージライティング方式
のレーザビームプリンタとされ、その記録用レーザが画
像データ出力部10からの記録制御信号LCの高レベル
期間でオンとされ、記録制御信号LCの低レベル期間で
オフとされることによって、出力画像には図36の斜線
部で示すように黒画像が形成される。
【0010】そして、この場合、多値画像データCPの
値、すなわち出力画像信号AOのレベルに応じて、記録
制御信号LCのオン期間の時間幅が変えられ、出力画像
における黒画像の幅が変えられることによって、階調が
表現され、写真画像などにおける中間調の階調再現がな
される。
【0011】しかし、画像出力装置の出力解像度をたと
えば600dpi以上というような高解像度とすると、
画像データ出力部10の三角波Saの周波数を高くする
ことにより三角波Saとして直線性のよいものが得られ
にくくなることや、プリンタ部においてトナーの付着幅
が細密に制御されにくくなることなどによって、中間調
などの階調表現が安定かつ良好になされなくなる。
【0012】したがって、ビットマッププリンタとして
の機能とディジタル複写機としての機能を有するプリン
タシステムとしては、複写モード時において中間調など
の階調表現が安定かつ良好になされるように、その出力
部であるプリンタ装置ないし画像出力装置の出力解像度
をたとえば600dpi程度以下に抑える必要があり、
そのため、ビットマップ画像出力モード時に、文字や図
形などの斜線部や曲線部におけるジャグを低減するため
に、上述した従来の方法によって入力ビットマップ画像
の解像度をたとえば600dpi以上というような高解
像度とすることはできない。
【0013】そこで、この発明は、上記のような理由に
よって画像出力装置の出力解像度がある程度以下に抑え
られるために入力ビットマップ画像の解像度を高解像度
に変換することができず、むしろ画像出力装置の出力解
像度に合わせて入力ビットマップ画像の解像度を下げる
場合においても、文字や図形などの斜線部や曲線部にお
けるジャグが低減されて、斜線部や曲線部が滑らかに出
力されるようにしたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明では、後述の実
施例の参照符号を対応させると、画像処理装置として、
画像出力装置300の出力解像度とは異なる解像度の入
力ビットマップ画像データBMを画像出力装置300の
出力解像度と等しい解像度の多値画像データMRに変換
する画像データ変換部120,130と、この画像デー
タ変換部120,130からの多値画像データMRのエ
ッジ方向を検出するエッジ方向検出部140と、上記画
像データ変換部120,130からの多値画像データM
R(MO)を上記エッジ方向検出部140からのエッジ
方向検出信号EFにもとづいて出力する画像データ出力
部310と、を設ける。
【0015】この場合、画像データ変換部120,13
0は、上記入力ビットマップ画像データBMをこれと等
しい解像度の多値画像データMIに変換する二値多値変
換部120と、この二値多値変換部120からの多値画
像データMIを画像出力装置300の出力解像度と等し
い解像度の多値画像データMRに変換する解像度変換部
130と、から構成することができる。
【0016】また、画像データ出力部310は、上記画
像データ変換部120,130からの多値画像データM
Rを出力するのに、上記エッジ方向検出部140からの
エッジ方向検出信号EFに応じて少なくとも傾斜方向が
変えられた参照波Srを用いる。
【0017】この場合、参照波Srとしては、三角波を
用いることができる。
【0018】
【作用】白黒画像用の画像処理装置で、画像出力装置3
00の出力解像度が400dpiとされ、600dpi
の解像度の入力ビットマップ画像データBMが400d
piの解像度の8ビットの多値画像データMRに変換さ
れる場合につき、示す。ただし、入力ビットマップ画像
データBMは、その値が「0」のとき「白」を表し、
「1」のとき「黒」を表すものとするとともに、8ビッ
トの多値画像データMI,MR,MOは、その値が
「0」のとき「白」を表し、「255」のとき「黒」を
表す、値が大きくなるほど濃度が高くなるように量子化
されるものとする。
【0019】便宜上、600dpiの解像度の入力ビッ
トマップ画像データBMとして、図28に示すような1
4×8画素についての、それぞれ二値画像データが具体
的に図示する値となるものを想定すると、上記のように
構成された、この発明の画像処理装置においては、その
二値多値変換部120において、図28に示すような1
4×8画素についての入力ビットマップ画像データBM
のうちの破線1内の12×6画素についての部分が、そ
れぞれたとえば図29に示すような具体的データ値とな
る、600dpiの解像度の8ビットの多値画像データ
MIに変換される。
【0020】解像度変換部130においては、この12
×6画素についての600dpiの解像度の8ビットの
多値画像データMIが、図30に示すような8×4画素
についての、それぞれたとえば同図に示すような具体的
データ値となる、400dpiの解像度の8ビットの多
値画像データMRに変換される。
【0021】エッジ方向検出部140においては、この
多値画像データMRの8×4画素のそれぞれについてエ
ッジ方向が検出されて、それぞれたとえば2ビットの、
たとえば図31に示すような具体的内容となるエッジ方
向検出信号EFが得られる。ただし、エッジ方向検出信
号EFは、その内容が「00」のとき「エッジなし」
を、「10」のときエッジ方向が「右」であることを、
「11」のときエッジ方向が「左」であることを、それ
ぞれ示す。エッジ方向検出部140からはまた、エッジ
方向検出信号EFに同期した、図30に示すように解像
度変換部130からの多値画像データMRと同じ内容の
多値画像データMOが得られる。
【0022】そして、画像データ出力部310において
は、このエッジ方向検出部140からの400dpiの
解像度の8ビットの多値画像データMOがアナログ信号
に変換されて図32に示すような出力画像信号AOが得
られ、その出力画像信号AOが同図に示すようにエッジ
方向検出部140からのエッジ方向検出信号EFによっ
て示されるエッジ方向が「右」であるか「左」であるか
に応じて傾斜方向が変えられた参照波Srと比較されて
同図に示すような記録制御信号LCが得られる。
【0023】したがって、多値画像データMOについて
図30に示した8×4画素の画像の中央部の4×4画素
の部分としては、図33の斜線部でプリンタ部320の
記録用レーザがオンとされて、同図に示す2つの曲線
3,4を外郭線とする出力画像が形成される。
【0024】これに対して、図28に示した600dp
iの解像度の入力ビットマップ画像データBMがそのま
まプリンタ部320に供給される場合には、その14×
8画素の画像の中央部の6×6画素の部分2について
は、図34の斜線部でプリンタ部320の記録用レーザ
がオンとされて、同図に示す2つの曲線5,6を外郭線
とする出力画像が形成される。
【0025】したがって、この発明の画像処理装置によ
れば、出力解像度がたとえば400dpiに下げられる
にもかかわらず、出力画像の品質の劣化がなく、むしろ
入力ビットマップ画像をたとえば600dpiの解像度
のまま出力する場合に比べて、文字や図形などの斜線部
や曲線部におけるジャグが低減されて、斜線部や曲線部
が滑らかに出力される。
【0026】
【実施例】ビットマッププリンタとしての機能とディジ
タル複写機としての機能を有する白黒画像用のプリンタ
システムで、画像出力装置の出力解像度が400dpi
とされ、ビットマップ画像出力モード時には600dp
iの解像度の入力ビットマップ画像データが400dp
iの解像度の8ビットの多値画像データに変換される場
合を例にとって、この発明の具体例を示す。ただし、以
下の例においても、入力ビットマップ画像データおよび
多値画像データの値と画像の「白」「黒」との関係は、
上述したとおりのものとする。
【0027】図1は、この発明の画像処理装置の一例を
用いた上述したプリンタシステムの一例を示す。このプ
リンタシステムは、ビットマップ画像処理系統100、
複写機用画像入力処理系統200、ビットマップ画像の
出力と原稿の複写に共通の画像出力装置300、ビット
マップ画像出力モード時と複写モード時で画像データを
切り換えるスイッチ400、およびシステム各部を制御
するシステム制御部500を備える。
【0028】ビットマップ画像処理系統100は、画像
出力装置300の画像データ出力部310とともにこの
発明の画像処理装置の一例を構成し、画像出力装置30
0全体とともにビットマッププリンタを構成するもの
で、コンピュータなどから入力端子110に得られた6
00dpiの解像度の入力ビットマップ画像データBM
が二値多値変換部120により600dpiの解像度の
8ビットの多値画像データMIに変換され、その多値画
像データMIが解像度変換部130により400dpi
の解像度の8ビットの多値画像データMRに変換され、
その多値画像データMRのエッジ方向がエッジ方向検出
部140により検出されてエッジ方向検出部140から
2ビットのエッジ方向検出フラグEFが得られるととも
に、エッジ方向検出部140からエッジ方向検出フラグ
EFに同期した、多値画像データMRと同じ内容の多値
画像データMOが得られる。
【0029】複写機用画像入力処理系統200は、画像
出力装置300全体とともにディジタル複写機を構成す
るもので、原稿が画像入力部210により400dpi
の解像度で読み取られて画像入力部210から入力画像
データが得られ、その入力画像データが画像処理部22
0により処理されて画像処理部220から400dpi
の解像度の8ビットの多値画像データCPが得られる。
【0030】画像出力装置300は、画像データ出力部
310とプリンタ部320とからなり、画像データ出力
部310においては、エッジ方向検出部140からの多
値画像データMOまたは画像処理部220からの多値画
像データCPがアナログ信号に変換されて出力画像信号
が得られ、その出力画像信号がエッジ方向検出部140
からのエッジ方向検出フラグEFまたはシステム制御部
500からの切換信号SCにもとづいて得られた参照波
と比較されて記録制御信号LCが得られ、その記録制御
信号LCがプリンタ部320に供給される。プリンタ部
320は、たとえば電子写真技術を用いたイメージライ
ティング方式のレーザビームプリンタである。
【0031】図2は二値多値変換部120の一例を示
し、入力端子110からの600dpiの解像度の入力
ビットマップ画像データBMが、それぞれデータを1ラ
イン周期遅延させるためのラインバッファ(ラインメモ
リ)121,122と、それぞれデータを1画素同期遅
延させるためのラッチ回路123〜128とによって、
入力画像の図3の左側に示すような注目画素Peを中心
とする3×3画素である画素Pa〜Piからなる画素ブ
ロックPBについての、図3の右側に示すような9個の
二値画像データBMa〜BMiからなるデータブロック
PDにブロック化され、その二値画像データBMa〜B
Miが、29 ×8ビットのROMまたはRAMによって
構成された変換用のルックアップテーブル(以下、LU
Tと称する)129のアドレス端子A8〜A0に供給さ
れる。
【0032】LUT129の総計29 =512のアドレ
スには、それぞれそのアドレスに応じた値の、すなわち
アドレス端子A8〜A0に供給される二値画像データB
Ma〜BMiからなるデータブロックPDのパターン内
容に応じた値の、8ビットの多値画像データMIが、あ
らかじめ書き込まれ、二値画像データBMa〜BMiが
アドレス端子A8〜A0に供給されることによって、そ
の8ビットの多値画像データMIが出力端子D7〜D0
から読み出される。
【0033】ただし、この例においては、図4に示し、
以下に示すように、8ビットの多値画像データMIの値
は、二値画像データBMa〜BMiからなるデータブロ
ックPDのパターン内容に応じて、10進数表示で25
5,207,159,96,48,0のいずれかにされ
る。なお、以下においては多値画像データの値はすべて
10進数表示とする。
【0034】データブロックPDが図5のA,B,Cま
たはDに示すパターン内容であるときには、多値画像デ
ータMIとして「207」の値が出力される。ただし、
図5から図10までにおいて「−」を付した画素は、そ
れについての二値画像データが「1」または「0」のい
ずれであるかを問わないものである。
【0035】すなわち、データブロックPDのパターン
内容が以下の〜の条件をすべて満たすときには、出
力多値画像データMIの値が「207」とされる。画
素ブロックPB内の、注目画素Peを含む1つの斜め方
向に連なる3つの画素についての二値画像データがすべ
て「1」である。注目画素Peを含まない、同じ斜め
方向に連なる2つの画素についての二値画像データがそ
れぞれ「1」である。注目画素Peを含まない、同じ
斜め方向に連なる別の2つの画素についての二値画像デ
ータがそれぞれ「0」である。
【0036】データブロックPDが図6のA1,A2,
B1,B2,C1,C2,D1またはD2に示すパター
ン内容であるときには、多値画像データMIとして「1
59」の値が出力される。図6のA1,A2は図5のA
に対して、図6のB1,B2は図5のBに対して、図6
のC1,C2は図5のCに対して、図6のD1,D2は
図5のDに対して、それぞれ、二値画像データがすべて
「1」である注目画素Peを含む1つの斜め方向に連な
る3つの画素のうちの一端の画素についての二値画像デ
ータが「0」に置き換えられたものである。
【0037】データブロックPDが図7のA,B,Cま
たはDに示すパターン内容であるときには、多値画像デ
ータMIとして「48」の値が出力される。図7のA,
B,C,Dは、それぞれ図5のA,B,C,Dに対し
て、「−」を付した画素を除く7つの画素についての二
値画像データがすべて他の値に置き換えられたものであ
る。
【0038】データブロックPDが図8のA1,A2,
B1,B2,C1,C2,D1またはD2に示すパター
ン内容であるときには、多値画像データMIとして「9
6」の値が出力される。図8のA1,A2は図7のAに
対して、図8のB1,B2は図7のBに対して、図8の
C1,C2は図7のCに対して、図8のD1,D2は図
7のDに対して、それぞれ、二値画像データがすべて
「0」である注目画素Peを含む1つの斜め方向に連な
る3つの画素のうちの一端の画素についての二値画像デ
ータが「1」に置き換えられたものである。
【0039】データブロックPDのパターン内容が図5
から図8までに示したもの以外である場合には、その注
目画素Peについての二値画像データBMeの値に応じ
て、二値画像データBMeが「1」であるときには多値
画像データMIとして「255」の値が出力され、二値
画像データBMeが「0」であるときには多値画像デー
タMIとして「0」の値が出力される。
【0040】すなわち、図9において「*」または
「※」を付した画素は少なくとも一方についての二値画
像データが「1」であるとすると(両方の画素について
の二値画像データがそれぞれ「0」であるときには、図
5に示したように多値画像データMIの値は「207」
とされる)、データブロックPDが図9のA,B,Cま
たはDに示すパターン内容であるときには、出力多値画
像データMIの値が「255」とされる。
【0041】また、図10において「☆」または「★」
を付した画素は少なくとも一方についての二値画像デー
タが「0」であるとすると(両方の画素についての二値
画像データがそれぞれ「1」であるときには、図7に示
したように多値画像データMIの値は「48」とされ
る)、データブロックPDが図10のA,B,Cまたは
Dに示すパターン内容であるときには、出力多値画像デ
ータMIの値が「0」とされる。
【0042】このように二値多値変換部120において
二値画像データである入力ビットマップ画像データBM
が多値画像データMIに変換されることによって、後述
するようにエッジ方向検出部140において解像度変換
部130からの多値画像データMRのエッジ方向が検出
され、かつ画像データ出力部310においてエッジ方向
検出部140からの多値画像データMOがアナログ信号
に変換されて得られる出力画像信号AOがエッジ方向検
出部140からのエッジ方向検出フラグEFの内容に応
じて位相および周期が変えられる参照波Srと比較され
て記録制御信号LCが生成されることと相まって、入力
画像の文字や図形などの斜線部や曲線部におけるジャグ
が低減されて、斜線部や曲線部が滑らかに出力されるこ
とになる。
【0043】二値多値変換部120における上述した二
値多値変換を便宜上、600dpiの解像度の入力ビッ
トマップ画像データBMとして、図28に示すような1
4×8画素についての、それぞれ二値画像データが具体
的に図示する値となるものを想定して示すと、その破線
1内の左上隅の画素P1についての多値画像データが得
られる際には画素P1を中心とする画素ブロックPB1
内の9個の画素についての二値画像データが参照される
ことから明らかなように、破線1内の12×6画素につ
き、それぞれ図29に示すような具体的データ値となる
8ビットの多値画像データMIが出力される。もちろ
ん、多値画像データMIの解像度は入力ビットマップ画
像データBMのそれと同じである。
【0044】一般に解像度変換の方法としては、ニアレ
ストネイバー法、バイ・リニア法、3次元畳み込み内挿
法、投影法などが知られている。
【0045】バイ・リニア法、3次元畳み込み内挿法、
投影法は、解像度を下げる場合には、変換前の画像の少
なくとも4画素についての画像データから変換後の画像
の1画素についての画像データを得るので、ニアレスト
ネイバー法のように変換前の画像の1画素についての画
像データをそのまま変換後の画像の1画素についての画
像データとする方法に比べて、変換後の画像として画質
のよいものが得られる。
【0046】そのうちのバイ・リニア法は、変換前の画
像の4画素についての画像データから変換後の画像の1
画素についての画像データを演算するので、比較的小さ
い演算規模で実施可能である。これに対して、3次元畳
み込み内挿法は、変換前の画像の16画素についての画
像データから変換後の画像の1画素についての画像デー
タを演算するので、比較的大きな演算規模を必要とす
る。また、投影法は、解像度の低下倍率によって変換前
の画像の参照すべき画素数が変えられるが、いかなる倍
率の場合でも全体としては変換前の画像のすべての画素
が参照されるので、解像度の低下によるモアレの発生が
非常に少なく、細線の欠落も生じない。
【0047】解像度変換の方法それ自体は、この発明の
要旨ではなく、この発明は、いずれの方法によっても実
施することができるが、以下に示す例は、投影法の上述
した利点から、解像度変換部130における解像度変換
として投影法を用いた場合である。
【0048】すなわち、図11は解像度変換部130の
一例を示し、二値多値変換部120からの600dpi
の解像度の8ビットの多値画像データMIが、それぞれ
データを1ライン周期遅延させるためのラインバッファ
131,132と、それぞれデータを1画素周期遅延さ
せるためのラッチ回路133〜138とによって、変換
前の画像の図12の左上に示すような3×3画素である
画素Qa〜Qiからなる画素ブロックQBについての、
図12の右上に示すような9個の多値画像データMIa
〜MIiからなるデータブロックQDにブロック化さ
れ、その多値画像データMIa〜MIiが投影法演算回
路139に供給される。
【0049】そして、600dpiの解像度の8ビット
の多値画像データMIが400dpiの解像度の8ビッ
トの多値画像データMRに変換される場合には、投影法
演算回路139においては、その多値画像データMIa
〜MIiから、変換後の画像の図12の左下に示すよう
な2×2画素である画素Rs〜Rvからなる画素ブロッ
クRBについての、図12の右下に示すような4個の多
値画像データMRs〜MRvからなるデータブロックR
Dが、図13に示すような演算式に従って演算される。
【0050】解像度変換部130における上述した解像
度変換を便宜上、変換前の600dpiの解像度の8ビ
ットの多値画像データMIとして、図29に示すような
12×6画素についての、それぞれ具体的データ値が図
示する値となるものを想定して示すと、そのそれぞれ3
×3画素からなる画素ブロックQB1〜QB8について
の、それぞれ9個の多値画像データから、図30に示す
ように、変換後の400dpiの解像度の全体として8
×4画素の画像の、それぞれ2×2画素からなる画素ブ
ロックRB1〜RB8についての、それぞれ4個の多値
画像データが、具体的に図示する値として算出される。
【0051】図14はエッジ方向検出部140の一例を
示し、解像度変換部130からの400dpiの解像度
の8ビットの多値画像データMRが、図15に示すよう
に、それぞれデータを1ライン周期遅延させるためのラ
インバッファ151,152と、それぞれデータを1画
素周期遅延させるためのラッチ回路153〜158とか
らなるブロック化回路150に供給されて、解像度変換
後の画像の図16の左側に示すような注目画素Reを中
心とする3×3画素である画素Ra〜Riからなる画素
ブロックSBについての、図16の右側に示すような9
個の多値画像データMRa〜MRiからなるデータブロ
ックSDにブロック化される。
【0052】図14に示すように、このブロック化回路
150からの多値画像データMRa〜MRiは、それぞ
れ畳み込み演算回路161〜164に供給されて、多値
画像データMRa〜MRiに対して互いに異なる4種類
の係数を用いた畳み込み演算がなされる。
【0053】すなわち、畳み込み演算回路161は、画
像の上下方向におけるエッジを検出するためのもので、
多値画像データMRa〜MRiに対して、図16に示し
たデータブロックSDに対応させて図17のAにブロッ
ク状に示すような係数がそれぞれ乗算されるとともに、
ぞれぞれの乗算結果の総和が求められ、その総和が検出
値データEG1として出力される。
【0054】畳み込み演算回路162は、画像の左右方
向におけるエッジを検出するためのもので、図17のB
に示すような係数が用いられる。畳み込み演算回路16
3および164は、それぞれ画像の1つの斜め方向およ
び他の1つの斜め方向におけるエッジを検出するための
もので、それぞれ図17のCおよびDに示すような係数
が用いられる。
【0055】したがって、データブロックSDの多値画
像データMRa〜MRiが図18のA1に示すような値
であるときには、畳み込み演算回路161からの検出値
データEG1は「+765」となり、畳み込み演算回路
162からの検出値データEG2は「0」となり、畳み
込み演算回路163,164からの検出値データEG
3,EG4はそれぞれ「+510」となる。多値画像デ
ータMRa〜MRiが図18のA2に示すような値であ
るときには、検出値データEG1,EG2,EG3およ
びEG4は、それぞれ「−765」「0」「−510」
および「−510」となる。
【0056】多値画像データMRa〜MRiが図18の
B1に示すような値であるときには、検出値データEG
1,EG2,EG3およびEG4は、それぞれ「0」
「+765」「+510」および「−510」となる。
多値画像データMRa〜MRiが図18のB2に示すよ
うな値であるときには、検出値データEG1,EG2,
EG3およびEG4は、それぞれ「0」「−765」
「−510」および「+510」となる。
【0057】多値画像データMRa〜MRiが図18の
C1に示すような値であるときには、検出値データEG
1,EG2,EG3およびEG4は、それぞれ「+51
0」「+510」「+765」および「0」となる。多
値画像データMRa〜MRiが図18のC2に示すよう
な値であるときには、検出値データEG1,EG2,E
G3およびEG4は、それぞれ「−510」「−51
0」「−765」および「0」となる。
【0058】多値画像データMRa〜MRiが図18の
D1に示すような値であるときには、検出値データEG
1,EG2,EG3およびEG4は、それぞれ「+51
0」「−510」「0」および「+765」となる。多
値画像データMRa〜MRiが図18のD2に示すよう
な値であるときには、検出値データEG1,EG2,E
G3およびEG4は、それぞれ「−510」「+51
0」「0」および「−765」となる。
【0059】ここで、図18のA1に示すように画素ブ
ロックSBの上から下に向かって濃度が低下する場合を
エッジ方向が「上」であるとし、図18のA2に示すよ
うに画素ブロックSBの上から下に向かって濃度が上昇
する場合をエッジ方向が「下」であるとし、図18のB
1に示すように画素ブロックSBの左から右に向かって
濃度が低下する場合をエッジ方向が「左」であるとし、
図18のB2に示すように画素ブロックSBの左から右
に向かって濃度が上昇する場合をエッジ方向が「右」で
あるとする。
【0060】また、図18のC1に示すように画素ブロ
ックSBの左上から右下に向かって濃度が低下する場合
にはエッジ方向が「左」であるとし、図18のC2に示
すように画素ブロックSBの左上から右下に向かって濃
度が上昇する場合にはエッジ方向が「右」であるとし、
図18のD1に示すように画素ブロックSBの右上から
左下に向かって濃度が低下する場合にはエッジ方向が
「右」であるとし、図18のD2に示すように画素ブロ
ックSBの右上から左下に向かって濃度が上昇する場合
にはエッジ方向が「左」であるとする。
【0061】図14に示すように、畳み込み演算回路1
61〜164からの検出値データEG1〜EG4は最大
絶対値検出回路165に供給されて、検出値データEG
1〜EG4のうちの絶対値が最大となるものが検出さ
れ、その絶対値が最大となる検出値データの番号を示す
データNxと畳み込み演算回路161〜164からの検
出値データEG1〜EG4がセレクタ166に供給され
て、セレクタ166から検出値データEG1〜EG4の
うちの絶対値が最大となるものが取り出される。
【0062】さらに、このセレクタ166からの絶対値
が最大となる検出値データが正負検出回路167に供給
されて、その検出値データの値の正負(プラス・マイナ
ス)が検出され、その検出出力と最大絶対値検出回路1
65からのデータNxがフラグ生成回路168に供給さ
れて、フラグ生成回路168において絶対値が最大とな
る検出値データの番号とその検出値データの値の正負と
に応じて内容が決定される2ビットのエッジ方向検出フ
ラグEHが生成される。
【0063】すなわち、フラグ生成回路168において
は2ビットのエッジ方向検出フラグEHとして、図19
に示すように、上述したデータブロックSDの多値画像
データMRa〜MRiがたとえば図18のA1に示すよ
うな値で、検出値データEG1が絶対値が最大の正の値
となるとき、または多値画像データMRa〜MRiがた
とえば図18のA2に示すような値で、検出値データE
G1が絶対値が最大の負の値となるときには、エッジ方
向が「上」または「下」であることを示す「01」が生
成される。
【0064】多値画像データMRa〜MRiがたとえば
図18のB1に示すような値で、検出値データEG2が
絶対値が最大の正の値となるときには、エッジ方向が
「左」であることを示す「11」が生成され、多値画像
データMRa〜MRiがたとえば図18のB2に示すよ
うな値で、検出値データEG2が絶対値が最大の負の値
となるときには、エッジ方向が「右」であることを示す
「10」が生成される。
【0065】多値画像データMRa〜MRiがたとえば
図18のC1に示すような値で、検出値データGE3が
絶対値が最大の正の値となるときには、エッジ方向が
「左」であることを示す「11」が生成され、多値画像
データMRa〜MRiがたとえば図18のC2に示すよ
うな値で、検出値データEG3が絶対値が最大の負の値
となるときには、エッジ方向が「右」であることを示す
「10」が生成される。
【0066】多値画像データMRa〜MRiがたとえば
図18のD1に示すような値で、検出値データEG4が
絶対値が最大の正の値となるときには、エッジ方向が
「右」であることを示す「10」が生成され、多値画像
データMRa〜MRiがたとえば図18のD2に示すよ
うな値で、検出値データEG4が絶対値が最大の負の値
となるときには、エッジ方向が「左」であることを示す
「11」が生成される。
【0067】さらに、図14に示すように、このフラグ
生成回路168からのエッジ方向検出フラグEHと、エ
ッジ方向検出部140内で固定的に生成される、エッジ
がないことを示す「00」のフラグEZが、セレクタ1
71に供給される。また、最大絶対値検出回路165か
らの、検出値データEG1〜EG4のうちの絶対値が最
大となるものの絶対値を示すデータMAxが、コンパレ
ータ172に供給されて基準値のデータDthと比較さ
れる。多値画像データMRが8ビットで、その多値画像
データMRが3×3画素分にブロック化される場合に
は、データDthが示す基準値は128〜150程度に
設定される。
【0068】そして、このコンパレータ172の出力信
号CRがセレクタ171に供給されて、データMAxが
示す絶対値がデータDthが示す基準値より大きく、出
力信号CRが「1」となるときには、セレクタ171か
らはフラグ生成回路168からのエッジ方向検出フラグ
EHがそのまま最終的なエッジ方向検出フラグEFとし
て取り出されるが、データMAxが示す絶対値がデータ
Dthが示す基準値以下で、出力信号CRが「0」とな
るときには、セレクタ171からはエッジがないことを
示す「00」のフラグEZが最終的なエッジ方向検出フ
ラグEFとして取り出される。
【0069】したがって、エッジ方向検出部140にお
いて最終的に得られるエッジ方向検出フラグEFは、そ
の2ビットの内容に応じて、図20に示すように、エッ
ジがないこと、エッジ方向が「上」または「下」である
こと、エッジ方向が「右」であること、またはエッジ方
向が「左」であることを、それぞれ示すものとなる。
【0070】また、エッジ方向検出部140からは、図
15に示したブロック化回路150のラッチ回路155
からの多値画像データMReが遅延回路て159により
遅延されることによって、セレクタ171から得られる
最終的なエッジ方向検出フラグEFに同期した、400
dpiの解像度の8ビットの多値画像データMOが得ら
れる。
【0071】エッジ方向検出部140における上述した
エッジ方向の検出を便宜上、解像度変換後の400dp
iの解像度の8ビットの多値画像データMRとして、図
30に示す8×4画素についての、それぞれ具体的デー
タ値が図示する値となるものを想定して示すと、そのそ
れぞれの画素についてのエッジ方向が検出される際に
は、それぞれその画素を中心とする9個の画素について
の多値画像データが参照されるものの、図示した8×4
画素の画像の周囲には、それぞれ多値画像データの値が
「0」の画素が存在するものとされることによって、図
示した8×4画素につき、それぞれ図31に示すような
具体的内容となる2ビットのエッジ方向検出フラグEF
が得られる。
【0072】エッジ方向検出部140からの400dp
iの解像度の8ビットの多値画像データMOは、図1に
示したシステム制御部500からの切換信号SWにより
ビットマップ画像出力モード時には図1に示したスイッ
チ400がエッジ方向検出部140側に切り換えられる
ことによって、スイッチ400を通じて画像データ出力
部310に供給される。エッジ方向検出部140からの
2ビットのエッジ方向検出フラグEFは直接、画像デー
タ出力部310に供給される。
【0073】図21は画像データ出力部310の一例を
示し、ビットマップ画像出力モード時には、400dp
iの解像度の8ビットの多値画像データMOがD/Aコ
ンバータ311によりアナログ信号に変換されて出力画
像信号AOが得られ、この出力画像信号AOがコンパレ
ータ312に供給される。
【0074】また、三角波発生回路313a,313
b,313cおよび313dから、それぞれライン同期
信号(1ライン周期のクロック)HSおよび画素クロッ
ク(1画素周期のクロック)PCに同期して、図22に
示すような1画素周期の三角波Sa、三角波Saの1/
2の周期の三角波Sb、三角波Saの2倍の周期の三角
波Sc、および三角波Scと同じく三角波Saの2倍の
周期で三角波Scに対して逆相の三角波Sdが得られ、
これら三角波Sa〜Sdがセレクタ314に供給され
る。
【0075】ただし、三角波Sa〜Sdの最大値および
最小値は、それぞれ多値画像データMOの値が「25
5」および「0」であるときにおける出力画像信号AO
の最大レベルおよび最小レベルと等しくされる。
【0076】さらに、ライン同期信号HSによりリセッ
トされる状態で画素クロックPCを1/2に分周する分
周回路315から、図22に示すように各ラインにおけ
る奇数番目の画素期間T1,T3…と偶数番目の画素期
間T2,T4…を区別する信号OEが得られ、その信号
OEとエッジ方向検出部140からの2ビットのエッジ
方向検出フラグEFが切換信号生成回路316に供給さ
れて、切換信号生成回路316からセレクタ314を後
述するように切り換える信号SXが得られ、システム制
御部500からの切換信号SWによりビットマップ画像
出力モード時にはスイッチ317が切換信号生成回路3
16側に切り換えられることによって、その信号SXが
スイッチ317を通じてセレクタ314に供給される。
【0077】そして、セレクタ314からは参照波Sr
として、図23に示すように、エッジ方向検出フラグE
Fがエッジがないことを示す「00」であるときには、
奇数番目の画素期間であるか偶数番目の画素期間である
かを問わず、三角波Saが選択され、エッジ方向検出フ
ラグEFがエッジ方向が「上」または「下」であること
を示す「01」であるときには、奇数番目の画素期間で
あるか偶数番目の画素期間であるかを問わず、三角波S
bが選択される。
【0078】また、エッジ方向検出フラグEFがエッジ
方向が「右」であることを示す「10」であるときに
は、奇数番目の画素期間では三角波Scが、偶数番目の
画素期間では三角波Sdが、それぞれ選択され、エッジ
方向検出フラグEFがエッジ方向が「左」であることを
示す「11」であるときには、逆に、奇数番目の画素期
間では三角波Sdが、偶数番目の画素期間では三角波S
cが、それぞれ選択される。
【0079】このセレクタ314からの参照波Srがコ
ンパレータ312に供給されてコンパレータ312か
ら、出力画像信号AOのレベルが参照波Srのレベルを
超える期間ではプリンタ部320の記録用レーザをオン
とするような高レベルとなり、出力画像信号AOのレベ
ルが参照波Srのレベル以下となる期間では記録用レー
ザをオフとするような低レベルとなる記録制御信号LC
が得られる。
【0080】したがって、たとえば、多値画像データM
Oの値、ないし出力画像信号AOのレベル、およびエッ
ジ方向検出フラグEFの内容、ないしこれによって示さ
れるエッジ方向が、画素期間T1〜T7でそれぞれ図2
4に示すものとなるときには、参照波Srとして画素期
間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7でそれぞ
れ三角波Sa,Sd,Sc,Sa,Sd,Sc,Saが
選択されることによって、記録制御信号LCは、多値画
像データMOの値が「255」となる画素期間T4では
全期間でオンとなり、その直前の画素期間T3および直
後の画素期間T5では画素期間T4寄りの一部の期間で
オンとなって、画素期間T3〜T5にまたがって連続し
てオンとなるものとなる。
【0081】そして、プリンタ部320は、この例にお
いては、感光体上の記録用レーザが照射された箇所にト
ナーが付着され、そのトナー像が用紙上に黒画像として
転写される、いわゆるイメージライティング方式のレー
ザビームプリンタであるので、出力画像においては図2
4の斜線部で示すように3画素(3ドット)分にまたが
って連続した黒画像が形成される。
【0082】これに対して、三角波Sa〜Sdが上述し
たように選択されることなく、参照波Srとして常に1
画素期間の三角波Saが用いられる場合には、記録制御
信号LCが図25に示すように、それぞれの画素期間ご
とに分断されてオンとなって、出力画像においても同図
の斜線部で示すように、それぞれの画素(ドット)ごと
に分断された黒画像が形成される。
【0083】したがって、図24および図25から明か
なように、多値画像データMOのエッジ方向と、奇数番
目の画素期間であるか偶数番目の画素期間であるかとに
応じて、参照波Srとして三角波Sa〜Sdのいずれか
が選択される上述した例によれば、参照波Srとして常
に三角波Saが用いられる場合に比べて、感光体上にき
れいな電子的潜像が形成され、用紙上にきれいな出力画
像が得られる。しかも、上述した例によれば、後述する
ように文字や図形などの斜線部や曲線部におけるジャグ
が低減されて、斜線部や曲線部が滑らかに出力される。
【0084】ただし、複写モード時には、中間調などの
階調表現が安定かつ良好になされるように、後述するよ
うに参照波Srとして常に1画素周期の三角波Saが用
いられる。
【0085】ビットマップ画像出力モード時の、画像デ
ータ出力部310における記録制御信号LCの生成、お
よびこれによるプリンタ部320における出力画像の形
成を、便宜上、400dpiの解像度の8ビットの多値
画像データMOとして、図30に示すような8×4画素
についての、それぞれ具体的データ値が図示する値とな
るものを想定し、かつこれから生成される2ビットのエ
ッジ方向検出フラグEFとして、その8×4画素につ
き、それぞれ図31に示すような具体的内容となるもの
を想定して示すと、その8×4画素の画像の第1ライン
については、多値画像データMOの値、ないし出力画像
信号AOのレベル、エッジ方向検出フラグEFの内容、
ないしこれによって示されるエッジ方向、参照波Srと
して選択される三角波、記録制御信号LC、および出力
画像が、図32に示すようになる。
【0086】したがって、その8×4画素の画像の中央
部の4×4画素の部分としては、図33の斜線部で記録
用レーザがオンとされて、同図に示す2つの曲線3,4
を外郭線とする出力画像が形成される。
【0087】これに対して、図28に示した600dp
iの解像度の入力ビットマップ画像データBMがそのま
まプリンタ部320に供給されて、そのそれぞれの二値
画像データが「1」となるときに記録用レーザがオンと
される場合には、その14×8画素の画像の中央部の6
×6画素の部分2については、図34の斜線部で記録用
レーザがオンとされて、同図に示す2つの曲線5,6を
外郭線とする出力画像が形成される。
【0088】したがって、図33および図34から明ら
かなように、上述した例によれば、出力解像度が400
dpiに下げられるにもかかわらず、出力画像の品質の
劣化がなく、むしろ入力ビットマップ画像を600dp
iの解像度のまま出力する場合に比べて、文字や図形な
どの斜線部や曲線部におけるジャグが低減されて、斜線
部や曲線部が滑らかに出力される。
【0089】図24および図32には示されていない
が、図23に示して上述したように、エッジ方向検出フ
ラグEFがエッジ方向が「上」または「下」であること
を示す「01」であるときには、画像データ出力部31
0においては参照波Srとして画素クロックPCの1/
2周期の三角波Sbが選択される。
【0090】したがって、たとえば、多値画像データM
Oの値、ないし出力画像信号AOのレベル、およびエッ
ジ方向検出フラグEFの内容、ないしこれによって示さ
れるエッジ方向が、画素期間T3〜T5でそれぞれ図2
6に示すものとなるときには、参照波Srとして画素期
間T3〜T5でそれぞれ三角波Sbが選択されることに
よって、記録制御信号LCはそれぞれの画素期間ごとに
2度に分断されてオンとなって、出力画像においても同
図の斜線部で示すように、それぞれの画素(ドット)ご
とに2つに分断された黒画像が形成される。
【0091】したがって、たとえば、ある3×3画素の
部分についての多値画像データMOが図27Aに示すよ
うな値で、そのそれぞれの画素についてのエッジ方向が
「上」または「下」であるときには、その部分について
は同図Bの斜線部で記録用レーザがオンとされるが、プ
リンタ部320が電子写真方式のレーザビームプリンタ
であることの特徴として副走査方向にはトナーの付着が
オン側に引き寄せられることによって、実際の出力画像
においては同図Cの斜線部で示すような黒画像が形成さ
れて、副走査方向にも線幅の制御がなされる。
【0092】複写モード時には、図1に示した画像入力
部210において原稿が400dpiの解像度で読み取
られて画像入力部210から入力画像データが得られ、
その入力画像データが画像処理部220で処理されて画
像処理部220から400dpiの解像度の8ビットの
多値画像データCPが得られ、システム制御部500か
らの切換信号SWにより複写モード時にはスイッチ40
0が画像処理部220側に切り換えられることによっ
て、その多値画像データCPがスイッチ400を通じて
画像データ出力部310に供給される。また、システム
制御部500からの複写モード用の切換信号SCが直
接、画像データ出力部310に供給される。
【0093】そして、画像データ出力部310において
は、図21に示すように、400dpiの解像度の8ビ
ットの多値画像データCPがビットマップ画像出力モー
ド時における多値画像データMOと同様にD/Aコンバ
ータ311によりアナログ信号に変換されて出力画像信
号AOが得られるとともに、システム制御部500から
の切換信号SWにより複写モード時にはスイッチ317
がシステム制御部500側に切り換えられることによっ
て、上記の切換信号SCがスイッチ317を通じてセレ
クタ314に供給されて、セレクタ314から参照波S
rとして常に1画素周期の三角波Saが選択される。
【0094】したがって、複写モード時には、図25に
示すように、記録制御信号LCがそれぞれの画素期間ご
とに分断されてオンとなって、出力画像においても同図
の斜線部で示すように、それぞれの画素(ドット)ごと
に分断された黒画像が形成され、中間調などの階調表現
が安定かつ良好になされる。
【0095】ファクシミリとしての機能をも有するプリ
ンタシステムとする場合には、図1に示したプリンタシ
ステムにおいて解像度変換部130と並列に別の解像度
変換部が設けられ、ファクシミリ受信モード時には、フ
ァクシミリ受信により入力端子110に得られた、たと
えば200dpiの解像度の入力ビットマップ画像デー
タが二値多値変換部120により200dpiの解像度
の8ビットの多値画像データに変換され、その多値画像
データが上記の別の解像度変換部により400dpiの
解像度の8ビットの多値画像データに変換され、その多
値画像データのエッジ方向がエッジ方向変換部140に
より検出されるようにすればよい。
【0096】この場合、たとえば200dpiの解像度
の8ビットの多値画像データを400dpiの解像度の
8ビットの多値画像データに変換する別の解像度変換部
は、バイ・リニア法や3次元畳み込み内挿法などを用い
て構成することができる。
【0097】この発明は、カラー画像用のプリンタシス
テムにも同様に適用することができる。カラー画像につ
いてのビットマップ画像データはイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの4色などの複数色についてのビット
マップ画像データから構成されるので、図1の入力端子
110にこれら複数色についてのビットマップ画像デー
タが面順次で得られ、その複数色についてのビットマッ
プ画像データが二値多値変換部120によりビットマッ
プ画像データの解像度と等しい解像度の複数色について
の多値画像データに面順次で変換され、その複数色につ
いての多値画像データが解像度変換部130により画像
出力装置300の出力解像度と等しい解像度の複数色に
ついての多値画像データに面順次で変換され、その解像
度変換後の複数色についての多値画像データのエッジ方
向がエッジ方向検出部140により面順次で検出される
ようにすればよい。
【0098】その際、画像データについての色変換が必
要な場合には、二値多値変換部120の入力側、二値多
値変換部120と解像度変換部130の間、解像度変換
部130とエッジ方向検出部140の間、またはエッジ
方向検出部140の出力側において、色変換がなされる
ようにすればよい。
【0099】複写モード時においても、たとえば画像入
力部210から赤、緑、青の入力多値画像データが同時
に得られ、画像処理部220からイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの出力多値画像データが面順次で得ら
れるようにすればよい。
【0100】二値多値変換部120は、ROMまたはR
AM構成のLUT129の代わりにアンドゲートやオア
ゲートで構成された論理回路を用いることができる。
【0101】解像度変換部130は、上述したように投
影法の代わりにバイ・リニア法や3次元畳み込み内挿法
などを用いて構成することができる。
【0102】エッジ方向検出部140におけるブロック
化は、3×3画素ではなく、より大きなサイズとするこ
とができる。
【0103】また、エッジ方向検出部140において
は、図24、図31、図32および図33から明らかな
ように、必ずしもエッジ方向が「上」または「下」であ
ることが検出される必要はなく、要はエッジ方向が
「右」であること、または「左」であることが検出され
ればよい。
【0104】画像データ出力部310については、図2
4および図32から明らかなように、要するに参照波S
rとして、エッジ方向が「右」である画素期間において
は最大値から最小値にかけて直線的に変化する波形が得
られ、エッジ方向が「左」である画素期間においては最
小値から最大値にかけて直線的に変化する波形が得られ
ればよい。したがって、参照波Srとして、エッジ方向
が「右」である画素期間とエッジ方向が「左」である画
素期間とでは傾斜方向の異なる鋸歯状波が選択されるよ
うにすることができるとともに、奇数番目の画素期間で
あるか偶数番目の画素期間であるかの判別は必ずしも必
要としない。
【0105】また、エッジ方向が「上」または「下」で
あるとき、参照波Srとしてエッジがないときと同様に
1画素周期の三角波Saが選択されるようにしてもよ
い。
【0106】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、ビ
ットマッププリンタとしての機能とディジタル複写機と
しての機能を有するプリンタシステムにおいて複写モー
ド時に中間調などの階調表現が安定かつ良好になされる
ようにするなどの理由によって画像出力装置の出力解像
度がある程度以下に抑えられるために入力ビットマップ
画像の解像度を高解像度に変換することができず、むし
ろ画像出力装置の出力解像度に合わせて入力ビットマッ
プ画像の解像度を下げる場合においても、文字や図形な
どの斜線部や曲線部におけるジャグが低減されて、斜線
部や曲線部が滑らかに出力される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像処理装置の一例を用いたプリン
タシステムの一例を示すブロック図である。
【図2】二値多値変換部の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】二値多値変換の説明に供する図である。
【図4】二値多値変換の説明に供する図である。
【図5】二値多値変換の説明に供する図である。
【図6】二値多値変換の説明に供する図である。
【図7】二値多値変換の説明に供する図である。
【図8】二値多値変換の説明に供する図である。
【図9】二値多値変換の説明に供する図である。
【図10】二値多値変換の説明に供する図である。
【図11】解像度変換部の一例を示すブロック図であ
る。
【図12】解像度変換の説明に供する図である。
【図13】解像度変換の説明に供する図である。
【図14】エッジ方向検出部の一例を示すブロック図で
ある。
【図15】そのブロック化回路の一例を示すブロック図
である。
【図16】エッジ方向の検出の説明に供する図である。
【図17】エッジ方向の検出の説明に供する図である。
【図18】エッジ方向の検出の説明に供する図である。
【図19】エッジ方向の検出の説明に供する図である。
【図20】エッジ方向の検出の説明に供する図である。
【図21】画像データ出力部の一例を示すブロック図で
ある。
【図22】画像データの出力の説明に供する図である。
【図23】画像データの出力の説明に供する図である。
【図24】画像データの出力の説明に供する図である。
【図25】画像データの出力の説明に供する図である。
【図26】画像データの出力の説明に供する図である。
【図27】画像データの出力の説明に供する図である。
【図28】入力ビットマップ画像データの想定例を示す
図である。
【図29】入力ビットマップ画像データと等しい解像度
の多値画像データの想定例を示す図である。
【図30】画像出力装置の出力解像度と等しい解像度の
多値画像データの想定例を示す図である。
【図31】エッジ方向検出フラグの想定例を示す図であ
る。
【図32】画像データの出力の説明に供する図である。
【図33】この発明の画像処理装置によるときの出力画
像の例を示す図である。
【図34】入力ビットマップ画像データをそのまま出力
させたときの出力画像の例を示す図である。
【図35】ディジタル複写機の画像データ出力部の一例
を示すブロック図である。
【図36】その説明に供する図である。
【符号の説明】
BM 入力ビットマップ画像データ 120 二値多値変換部 MI 多値画像データ 130 解像度変換部 MR 多値画像データ 140 エッジ方向検出部 MO 多値画像データ EF エッジ方向検出フラグ 300 画像出力装置 310 画像データ出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 3/40 H04N 1/405 1/409 B41J 3/12 G G06F 15/66 355 P H04N 1/40 B 101 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像出力装置の出力解像度とは異なる解像
    度の入力ビットマップ画像データを画像出力装置の出力
    解像度と等しい解像度の多値画像データに変換する画像
    データ変換部と、 この画像データ変換部からの多値画像データのエッジ方
    向を検出するエッジ方向検出部と、 上記画像データ変換部からの多値画像データを上記エッ
    ジ方向検出部からのエッジ方向検出信号にもとづいて出
    力する画像データ出力部と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】上記画像データ変換部が、 上記入力ビットマップ画像データをこれと等しい解像度
    の多値画像データに変換する二値多値変換部と、 この二値多値変換部からの多値画像データを画像出力装
    置の出力解像度と等しい解像度の多値画像データに変換
    する解像度変換部と、 からなることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】上記画像データ出力部は、 上記画像データ変換部からの多値画像データを出力する
    のに、上記エッジ方向検出部からのエッジ方向検出信号
    に応じて少なくとも傾斜方向が変えられた参照波を用い
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】上記参照波として三角波が用いられること
    を特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
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