JP2010068333A - 画像形成装置、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像処理方法、および画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】低解像度の画像を高解像度化する際のがたつきを改善する画像形成装置を提供する。
【解決手段】MFPはファクシミリ受信した低解像度の二値の画像データの処理対象領域についてがたつきを示すドットパターンとマッチングし、一致した場合には補正対象ドットの階調を中間調とするがたつき補正を行なうと共に、多値化する(S11,13)。また、MFPは、マッチングの結果と入力された画像データの階調とに基づいて領域判別属性コードを生成し(S53)、がたつき補正後の画像データと領域判別属性コードとを、各々、高解像度化する(S15,S55)。そして、MFPは、高解像度化された画像データを、領域判別属性コードに応じた二値化方法で再度二値化する(S17)。
【選択図】図4

Description

この発明は画像形成装置、画像処理方法、および画像処理プログラムに関し、特に、低解像度の画像データを高解像度化して画像形成する画像形成装置、画像処理方法、および画像処理プログラムに関する。
ファクシミリ装置などにおいて低解像度の2値画像を印字する際の技術として、高解像度の印字時の解像度に合わせるために、バイリニア法などの解像度変換技術を用いて高解像度化する技術が提案されている。たとえば、特開平5−276382号公報(特許文献1)は、注目ドットおよびその周辺ドットからなるドットパターンを予め記憶している判別パターンとマッチングし、一致した場合に注目ドットを変更することで、画像のギザギザ部分を視覚的に平滑化する技術を開示している。
特開平5−276382号公報
しかしながら、上述の解像度変換技術では、元の画像が低解像度であるほどがたつきの補正効果が十分に得られないという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、特に、低解像度の画像を印字出力するためにその解像度を印字時の解像度に合わせて高解像度化する際に、斜め線などに生じるがたつきを改善する画像形成装置、画像処理方法、および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は、二値の第1の画像データに対してパターンマッチングを行なってがたつき部を検出する検出手段と、がたつき部を中間調に置換してがたつきを軽減し、二値画像である第1の画像データを多値画像とする補正を行なう補正手段と、補正手段で補正された第1の画像データの解像度を当該解像度よりも高い解像度に変換する第1の変換手段と、補正手段での補正後の第1の画像データの領域判別属性を生成する生成手段と、領域判別属性を、第1の変換手段で変換された解像度と同じ解像度に変換する第2の変換手段と、第1の変換手段で変換された第1の画像データを、第2の変換手段で変換された領域判別属性に応じた二値化方法で再度二値化し、第2の画像データを得る二値化処理手段とを備える。
好ましくは、生成手段は、パターンマッチングの結果に基づいて領域判別属性を生成する。より好ましくは、生成手段は、二値の第1の画像データの階調を表わす値と、パターンマッチングの結果とを合成することで領域判別属性を生成する。
好ましくは、二値化処理手段は、第1の変換手段で変換された第1の画像データの位置ごとに、第2の変換手段で変換された領域判別属性に応じたしきい値を用いて、第1の変換手段で変換された第1の画像データを再度二値化する。
好ましくは、生成手段は、二値の第1の画像データの階調を表わす値とパターンマッチングの結果とに基づいて領域判別属性を生成し、二値化処理手段は、第1の変換手段で変換された第1の画像データの位置ごとに、当該位置の、二値の第1の画像データにおける階調と、当該位置が検出手段でがたつき部と検出されて補正手段で補正されたか否かとに応じたしきい値を用いて、第1の変換手段で変換された第1の画像データのうちの当該位置を再二値化する。
好ましくは、第1の変換手段は、補間して高解像度化する第1の変換方法で第1の画像データの解像度を変換し、第2の変換手段は、補間を行なわない、または第1の変換方法よりも精度の低い補間を行なって高解像度化する、第1の変換方法とは異なる第2の変換方法で領域判別属性を変換する。
好ましくは、画像形成装置は、ファクシミリ受信手段と、第2の画像データを印字する印字手段とをさらに備えて、第1の画像データはファクシミリ受信手段で受信した画像データであって、第1の変換手段は、第1の画像データの解像度を、当該解像度よりも高い、印字手段で印字するための解像度に変換する。
本発明の他の局面に従うと、画像処理方法は、二値の第1の画像データを取得するステップと、第1の画像データに対して、がたつき部を検出するためのパターンとパターンマッチングを行なうステップと、パターンと一致した場合、一致した部分をがたつき部として、がたつき部を中間調に置換し、二値画像である第1の画像データを多値画像とするステップと、置換後の第1の画像データの領域判別属性を生成するステップと、多値画像とされた第1の画像データの解像度を当該解像度よりも高い解像度に変換するステップと、領域判別属性を、変換された第1の画像データと同じ解像度に変換するステップと、変換された第1の画像データを、変換された領域判別属性に応じた二値化方法で再度二値化し、第2の画像データとするステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、画像処理プログラムは第1の画像データの解像度を変換して第2の画像データを得る解像度変換処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、二値の前記第1の画像データを取得するステップと、第1の画像データに対して、がたつき部を検出するためのパターンとパターンマッチングを行なうステップと、パターンと一致した場合、一致した部分をがたつき部として、がたつき部を中間調に置換し、二値画像である第1の画像データを多値画像とするステップと、置換後の第1の画像データの領域判別属性を生成するステップと、多値画像とされた第1の画像データの解像度を当該解像度よりも高い解像度に変換するステップと、領域判別属性を、変換された第1の画像データと同じ解像度に変換するステップと、変換された第1の画像データを、変換された領域判別属性に応じた二値化方法で再度二値化し、第2の画像データとするステップとを実行させる。
本発明によると、低解像度の二値画像の解像度を印字出力時の解像度に合わせて高解像度化する際に、斜め線などにおけるがたつきを抑えることができ、印字される画像の品質を向上させることができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
図1は、本発明にかかる画像形成装置としての、実施の形態にかかるMFP(Multi Function Peripheral)1の全体構成の具体例を示す図である。図1を参照して、MFP1は、自動原稿送り装置10と、原稿読取部20と、画像形成部30と、給紙部50と、操作パネル70と、ファクシミリユニット90と、通信インタフェース(I/F)ユニット91と、制御部100と、HDD(Hard Disk Drive)120とを備える。
自動原稿送り装置10は、原稿給紙トレイ上にセットされた複数の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部20に含まれるプラテンガラス上に設定された所定の原稿読取位置まで搬送する。原稿読取部20は、プラテンガラス上の原稿読取位置に配置された原稿の大きさなどに応じて原稿画像を走査し、原稿画像表面からの反射光を電気信号に変換して画像データを得、制御部100に入力する。自動原稿送り装置10の構成および動作、ならびに原稿読取部20の構成および動作は、通常の画像形成装置に用いられている構成および動作を採用することができる。
操作パネル70はユーザインタフェースであって、タッチパネル入力部71、キー入力部72、および副電源スイッチ80を含んで構成される。副電源スイッチ80はユーザが省電力動作モードであるスリップモードへの移行を直接指示するためのスイッチである。
ファクシミリユニット90は、公衆電話回線に接続し、画像データの送受信を行なうためのインタフェースである。ファクシミリユニット90は、公衆電話回線を介して送信された画像データを受信し、受信した画像データを制御部100に入力する。
制御部100はCPUを含んで構成され、所定のプログラムを実行して各部に制御信号を出力することで、以下の処理を行なう。制御部100は、原稿読取部20やファクシミリユニット90から入力された画像データに対して画像処理を施した後、用紙の給紙と同期して、主走査ラインごとに読み出してレーザダイオードを駆動するための信号を画像形成部30に対して出力する。また、記憶させるためにHDD120に画像データを出力する。HDD120は制御部100から送られる画像データを記憶する。
画像形成部30は電子写真方式によりカラー画像を形成するものとする。画像形成部30は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色に対応した感光体ドラム31a,31b,31c,31d(これらを代表させて感光体ドラム31と称する)および露光走査ユニット32a,32b,32c,32d(これらを代表させて露光走査ユニット32と称する)と、転写ベルト33とを備える。制御部100からの駆動信号に基づいて、露光走査ユニット32で生成されたレーザ光が感光体ドラム31上に露光走査される。転写ベルト33は、各色に対応する感光体ドラム31上のトナー像をすべて重ね合わせて、給紙部50から搬送されてくる用紙に転写する。給紙部50は、用紙を収納するための給紙カセット51,53と、各給紙カセット51,53から用紙を繰り出すためのピックアップローラ52,54とを備え、画像形成部30に用紙を補給する。
図2は、制御部100においてファクシミリユニット90から入力された画像データを高解像度化する処理を実行するための、制御部100の機能構成を示すブロック図である。図示された各機能は、制御部100に含まれる図示しないCPUが所定のプログラムを実行することで発揮される機能である。
図2を参照して、上記機能は、画像データ入力部101と、保持部102と、補正部103と、解像度変換部105と、再二値化処理部107とを含んで構成される。解像度変換部105は、さらに画像変換部1051および属性変換部1052を含む。さらに、補正部103は、図3に示されるように、パターンマッチング処理部201と二値−多値変換部202と属性生成部203とを含んで構成される。パターンマッチング処理部201は、パターンマッチング処理に用いるための、マッチング処理のドットサイズに応じたサイズのマッチングフィルタを記憶している。保持部102は、主にHDD120などの記憶装置から構成されて、画像データ入力部101で入力された入力画像データを保持する入力画像保持部1021、補正部103で後述する処理で補正された画像データである補正画像データを保持する補正画像保持部1022、パターンマッチング処理部201でのマッチング処理の結果を示す情報であるマッチング結果コードを保持するマッチング結果コード保持部1023、後述する処理によって生成される領域判別属性コードを保持する領域判別属性コード保持部1024、画像変換部1051で高解像度化された画像データである高解像度画像データを保持する高解像度画像保持部1025、および属性変換部1052で高解像度化された領域判別属性コードである高解像度領域属性判別コードを保持する高解像度領域判別属性コード保持部1026で示される各記憶領域を含む。
画像データ入力部101はファクシミリユニット90に接続されて、ファクシミリユニット90から入力された画像データとして、低解像度の二値の画像データの入力を受付ける。データ入力部101は保持部102に接続されて、入力された入力画像データは保持部102の入力画像保持部1021に格納される。
補正部103に含まれるパターンマッチング処理部201は保持部102に接続されて、入力画像保持部1021に格納された入力画像データに対してマッチングフィルタを用いてマッチング処理を実行する。パターンマッチング処理部201は二値−多値変換部202および属性生成部203に接続されて、マッチング処理の結果を二値−多値変換部202および属性生成部203に入力する。さらに、入力画像データを二値−多値変換部202に入力する。二値−多値変換部202はマッチング処理の結果に応じて補正対象のドットである補正対象ドットの表示の階調を中間調に変換するがたつき補正を行なと共に、さらに、入力画像データの補正対象ドット以外のドットについては多値化する処理を行なう。二値−多値変換部202は保持部102に接続されて、補正後の多値化された画像データである補正画像データを保持部102の補正画像保持部1022に格納する。属性生成部203は保持部102に接続されて、マッチング処理の結果を示すマッチング処理結果コードを生成して保持部102のマッチング結果コード保持部1023に格納する。さらに、属性生成部203は、保持部の入力画像保持部1021に格納されている入力画像データとマッチング結果コード保持部1023に格納されているマッチング処理結果コードとを用いて後述する領域判別属性コードを生成し、領域判別属性コード保持部1024に格納する。
解像度変換部105に含まれる画像変換部1051は保持部102に接続されて、補正画像保持部1022に格納された補正画像データに対してバイキュービック技術などの補間を伴った変換技術を用いて解像度変換を実行し、高解像度化する。解像度変換部105に含まれる属性変換部1052は保持部102に接続されて、領域判別属性コード保持部1024に格納された領域判別属性コードに対して補間を伴わない変換技術、またはニアレストネイバー技術などの変換技術を用いて解像度変換を実行し、高解像度化する。生成された高解像度画像データおよび高解像度領域判別属性コードは、各々、保持部102の高解像度画像保持部1025および高解像度領域判別属性コード保持部1026に格納される。
再二値化処理部107は、予め、領域判別属性コードごとに再二値化処理の方法を記憶している。再二値化処理部107は保持部102に接続されて、高解像度領域判別属性コード保持部1026に格納される高解像度領域判別属性コードと、高解像度画像保持部1025に格納される高解像度画像データとを読み出し、領域判別属性コードに応じた再二値化処理の方法を採用して、画像データに対して再二値化処理を施す。
図4は、MFP1において実行される、ファクシミリユニット90から入力された低解像度の二値の入力画像データを高解像度化し、出力する処理の、具体的な流れを示すフローチャートである。図4のフローチャートに示される処理は、制御部100に含まれる図示しないCPUが所定のプログラムを実行し、図2、図3に示される各部を機能させることで実現される処理である。図4の左側のフローチャートは、MFP1での画像データの処理の流れを示し、図4の右側のフローチャートは、後述する領域判別属性コードの生成処理の流れを示している。これらの処理は、必要な処理において相互に必要なデータのやり取りを行ない、各々、保持部102に保持されている情報を用いながら独立に実行されるものである。
図4を参照して、画像データの処理において、ステップS11で画像データ入力部101は、ファクシミリユニット90からの低解像度の入力画像データの入力を受付け、保持部102の入力画像保持部1021に格納する。ステップS13で補正部103のパターンマッチング処理部201は、入力画像保持部1021に保持されている入力画像データにフィルタを用いてマッチング処理を行ない、処理結果としてのマッチング結果コードを生成してマッチング結果コード保持部1023に格納する。さらに、二値−多値変換部202は、入力画像保持部1021に保持されている二値の画像データを多値化する。その際、マッチング結果に従って、補正対象ドットを変換するがたつき補正を行なう。そして補正部103は、補正後の、多値化された補正画像データを補正画像保持部1022に格納する。ステップS15で解像度変換部105の画像変換部1051は、補正画像保持部1022に保持されている補正画像データの解像度を変換して高解像度化し、高解像度画像保持部1025に格納する。
領域判別属性コード生成処理側において、ステップS51で補正部103の属性生成部203は、上記ステップS13でマッチング結果コード保持部1023に格納されたマッチング結果コードを読出し、ステップS53で、入力画像データ保持部1021に保持されている入力画像データとマッチング結果コードとを用いて領域判別属性コードを生成する。属性生成部203は、生成した領域判別属性コードを保持部102の領域判別属性コード保持部1024に格納する。ステップS55で解像度変換部105の属性変換部1052は、領域判別属性コード保持部1024に保持されている領域判別属性コードを、ステップS15の高解像度画像データの解像度と等しくなるよう解像度を変換して高解像度化し、高解像度領域判別属性コード保持部1026に格納する。
画像データの処理において、ステップS17で再二値化処理部107は、上記ステップS55で高解像度領域判別属性コード保持部1026に格納された高解像度領域判別属性コードを読出し、高解像度画像保持部1025に保持されている多値画像である高解像度画像データを再度二値化するための処理を実行し、ステップS19で処理後の画像データを出力する。
図5は、上記ステップS13の、画像データ処理側におけるパターンマッチング、マッチング結果コード生成、および画像補正処理の具体的な流れを示すフローチャートである。図5を参照して、CPUは、ステップS100で入力画像データ上のマッチングの際の注目ドットを表わす変数iを初期化した後に、ステップS101で変数iを1インクリメントして、変数iに対応するドットを含んだ入力画像データ上の領域をマッチング対象の領域として以降の処理を実行する。また、CPUは、ステップS102でパターンマッチングに用いるマッチングフィルタを表わす変数jを初期化した後に、ステップS103で変数jを1インクリメントして、変数jに対応するマッチングフィルタを以降のパターンマッチングに用いるマッチングフィルタとする。
ステップS105でパターンマッチング処理部201は、変数jに対応するマッチングフィルタを用いて、変数iに対応する注目ドットを含んだ入力画像データ上の領域をマッチング処理する。
図6(A)〜(D)、図7(A)〜(D)、図8(A)〜(D)、および図9(A)〜(D)は、マッチングフィルタの具体例を示す図である。詳しくは、図6(A)〜図6(D)および図8(A)〜図8(D)はマッチング処理の縦横のドットサイズが各々3ドット,3ドットであるマッチングフィルタの具体例であって、図7(A)〜図7(D)はマッチング処理の縦横のドットサイズが各々3ドット,5ドットであるマッチングフィルタの具体例であって、図9(A)〜図9(D)はマッチング処理の縦横のドットサイズが各々5ドット,3ドットであるマッチングフィルタの具体例である。各図に表わされたマッチングフィルタは、マッチング対象の領域が、黒色に塗りつぶされた位置のドットが黒色であり、塗りつぶされていないドットが白色である領域であることを検出するためのフィルタである。したがって、図6(A)〜図6(D)および図7(A)〜図7(D)に表わされたマッチングフィルタは入力画像データ中の水平方向のがたつき部分(シャギー)を検出するためのフィルタであり、図8(A)〜図8(D)および図9(A)〜図9(D)表わされたマッチングフィルタは入力画像データ中の垂直方向のがたつき部分(シャギー)を検出するためのフィルタである。なお、図6(A)〜図9(D)に示される例以外にも、解像度やドットの配置や、白黒反転など、マッチングフィルタの他の複数のパターンが考えられる。パターンマッチング処理部201はマッチングフィルタを複数記憶しておき、上記ステップS100,101で、CPUは、これら複数のマッチングフィルタを1つずつ順に用いて、以降のパターンマッチング処理を行なう。
ステップS105でのマッチング処理の結果、変数jに対応するマッチングフィルタと変数iに対応する注目ドットを含んだ領域とのパターンが一致した場合(ステップS107でYES)、ステップS113で二値−多値変換部202は、変数iに対応する注目ドットを含んだ領域中の補正対象ドットの階調値を予め規定している中間階調(たとえば128階調値等)に置換するがたつき補正を行なう。さらに、ステップS113で属性生成部203は、上記ステップS105のマッチング結果として、入力画像データに対応した記憶領域であるマッチング結果コード保持部1023上の、変数iに対応する注目ドットを含んだ領域中の補正対象ドットに応じた位置の値を黒色に応じた値とする。ここでは黒色に応じた値を「1」、白色に応じた値を「0」とし、ステップS113では当該位置の値が「1」とされるものとする。
ステップS105でのマッチング処理の結果が、変数jに対応するマッチングフィルタと変数iに対応する領域とのパターンが一致しない結果である場合(ステップS107でNO)、パターンマッチング処理部201に記憶されているM個のマッチングフィルタを順に用いるとする場合、用いるマッチングフィルタを表わす変数jが記憶されているマッチングフィルタの最大個数Mに達していない場合(ステップS109でNO)、つまり、またパターンマッチング処理に用いられていないマッチングフィルタが存在する場合には、CPUはステップをステップS103に戻して変数jを1インクリメントし、変数iに対応する注目ドットを含んだ領域とパターンとを、順に次のマッチングフィルタを用いて上述のパターンマッチング処理を行なう。
マッチングフィルタの最大個数Mに達するまで順にマッチングフィルタを用いてパターンマッチング処理が行なわれた結果、いずれのマッチングフィルタとも変数iに対応する注目ドットを含んだ領域のパターンが一致しなかった場合には(ステップS109でYES)、ステップS111で二値−多値変換部202は、変数iに対応する注目ドットを多値変換する。さらに、属性生成部203は、上記ステップS107のマッチング結果として、マッチング結果コード保持部1023上の、当該注目ドットに応じた位置の値を「0」とする。
マッチングフィルタの最大個数Mに達するまで順にマッチングフィルタを用いてパターンマッチング処理が行なわれた結果、いずれかマッチングフィルタが変数iに対応する注目ドットを含んだ領域のパターンと一致した場合(ステップS107でYES)、その時点で当該領域に対するパターンマッチング処理を終了し、ステップS113で二値−多値変換部202は、マッチング対象の当該領域中の、パターンが一致した変数jに対応するマッチングフィルタで規定されている位置の補正対象ドットの階調値を、128階調値等の中間階調に置換する。さらに、属性生成部203は、マッチング結果コード保持部1023上の、当該補正対象ドットに応じた位置の値を「1」とする。
上述の補正対象ドットは、予め各マッチングフィルタにおいて定められたドット位置に対応した、マッチング対象の領域上のドットを指す。具体的には、図6(A)〜(D)、図7(A)〜(D)、図8(A)〜(D)、および図9(A)〜(D)は、に示された各々のマッチングフィルタに対して、図6(E)〜(H)、図7(E)〜(H)、図8(E)〜(H)、および図9(E)〜(H)において斜線でハッチングされたドット位置が補正対象ドットの位置と定められているものとする。
たとえば、変数iに対応した注目ドットを含んだマッチング対象の領域が図10(A)に示される構成であるとする。画像データの図10(A)に示される領域の各ドットの値は、図11(A)で表わされる。図10(A)の領域については、上記ステップS105でのパターンマッチング処理によって、図6(A)に示されるマッチングフィルタとパターンが一致するとの結果が得られる。図6(A)に示されるマッチングフィルタに対しては図6(E)で斜線でハッチングされたドット位置である中央のドットが補正対象ドットと定められているものとする。この場合、上記ステップS111で二値−多値変換部202によって、当該領域の補正対象ドットである中央のドットの階調値が図10(B)に示されるように予め階調値が規定されている中間階調に置き換えられる。また、上記ステップS113で属性生成部203によって、上記マッチング処理の結果として、マッチング結果コード保持部1023上の当該領域中の補正対象ドットである中央のドットの位置の値が、図11(B)に示されるように、「1」とされる。
CPUは、以上の処理が終了すると、入力画像データ上の注目ドットを表わす変数iが、入力画像データの最終のドットを表わす値Nに達していない場合(ステップS115でNO)、つまり、まだパターンマッチング処理がなされていない領域が存在する場合には処理をステップS101に戻して変数iを1インクリメントし、次の注目ドットを含んだ領域に対して上述のパターンマッチング処理を行なう。そして、入力された画像データのすべての領域についてのパターンマッチング処理が終了すると、つまり、入力画像データ上の注目ドットを表わす変数iが、入力画像データの最終のドットを表わす値Nに達すると(ステップS115でYES)、一連の処理を終了し、処理をステップS15に戻す。
以上の処理が入力された画像データの全領域に対して、記憶されているマッチングフィルタを順に用いて行なわれた結果、入力画像データの図11(A)に表わされる領域に対して図11(B)に示されるマッチング結果であるマッチング結果コードが得られたとする。このとき、領域判別属性コード生成処理における上記ステップS53で、属性生成部203は、図11(A)に表わされる入力画像データと図11(B)に示されるマッチング結果コードとから、当該領域のマッチング結果に基づいたがたつき補正の有無を判別するための属性である、領域判別属性コードを生成する。具体的に上記ステップS53で、属性生成部203は、図11(A)に表わされる入力画像データと図11(B)に示されるマッチング結果コードとを合成することで領域判別属性コードを生成する。生成される領域判別属性コードは、補正画像データの各ドットについて、補正前の二値である元の画像データの色が黒色か白色かの情報と、当該ドットに対してがたつき補正がなされたか否かの情報とを示している。
上記ステップS17で解像度変換部105の画像変換部1051は、図5に示された上記ステップS13のパターンマッチング、および補正画像データに対してバイキュービック技術などの補間を伴った変換技術を用い、解像度を予め規定されている印字用の高解像度に変換する。また、上記ステップS55で解像度変換部105の属性変換部1052は、入力画像データの全領域に対して図5に示された処理が行なわれた結果生成されたマッチング結果コードと入力画像データとで生成された領域判別属性コードに対して、補間を伴わない変換技術、ニアレストネイバー技術などの変換技術を用い、解像度を、高解像度画像データと同じ高解像度に変換する。
ステップS17で再二値化処理部107は、ステップS15で高解像度化された画像データに対して、ステップS55で同じ解像度に高解像度化された領域判別属性コードに応じた再二値化処理の方法を採用して、再二値化処理を行なう。再二値化処理部107は、再二値化処理の方法として、領域判別属性コードごとの二値化方法を記憶している。この二値化方法は、元の二値画像データ上で白ドットであったドットについては再二値化においても白ドットとしやすくし、黒ドットであったドットについては再二値化において黒ドットとしやすくするのに対し、がたつき補正によって二値画像データにおいて黒ドットから白ドットに変換されたドットについてはがたつき補正されていない本来の白ドットよりも再二値化によって白ドットにはし難くし、がたつき補正によって二値画像データにおいて白ドットから黒ドットに変換されたドットについてはがたつき補正されていない本来の黒ドットよりも再二値化によって黒ドットにはし難くしている。がたつき補正されたドットは、上記ステップS111において二値−多値変換部202によって中間階調に置き換えられたドットに相当する。
図12は再二値化処理部107に予め記憶されている、領域判別属性コードごとの再二値化処理の方法の具体例を示す図である。詳しくは、図12を参照して、属性信号「00」は入力画像において白ドットであって属性生成部203によってがたつき補正のされていないドットを表わし、二値化方法として、当該ドットを黒ドットに変換されにくくする二値化方法、すなわち、白ドットに変換するか黒ドットに変換するかを判定するためのしきい値Tを高めのしきい値T1として二値化する方法が規定されている。しきい値T1としては、たとえば150階調程度が挙げられる。属性「01」は入力画像において黒ドットであって属性生成部203によってがたつき補正のされたドットを表わし、二値化方法として、当該ドットを通常の方法で黒ドットに変換する二値化方法、すなわち、白ドットに変換するか黒ドットに変換するかを判定するためのしきい値Tを通常のしきい値T2として二値化する方法が規定されている。しきい値T2としては、たとえば125階調程度が挙げられる。属性信号「10」は入力画像において黒ドットであって属性生成部203によってがたつき補正のされていないドットを表わし、二値化方法として、当該ドットを白ドットに変換されにくくする二値化方法、すなわち、白ドットに変換するか黒ドットに変換するかを判定する判定のためのしきい値Tを低めのしきい値T3として二値化する方法が規定されている。しきい値T3としては、たとえば100階調程度が挙げられる。属性「11」は入力画像において白ドットであって属性生成部203によってがたつき補正のされたドットを表わし、二値化方法として、当該ドットを通常の方法で白ドットに変換する二値化方法、すなわち、白ドットに変換するか黒ドットに変換するかを判定するためのしきい値Tを通常のしきい値T2として二値化する方法が規定されている。
上記ステップS17で再二値化処理部107は、画像データのドットごとに、領域判別属性コード保持部1024に保持されている領域判別属性コードの当該ドット位置の値に基づいて図12に示された記憶されている二値化方法の中から対応する方法を選び、当該方法で二値化処理を施す。
MFP1で以上の解像度変換処理が行なわれることで、低解像度の入力画像データが印字用の高解像度の画像データに変換される際に発生するがたつきを抑えることができる。図13〜図15に、発明者が行なった、従来の方法での解像度変換の結果と、本発明にかかる方法での解像度変換の結果とを示し、その違いを説明する。図13(A)〜図13(C)は従来の技術を採用して、がたつき補正を行なわない解像度変換を説明する図である。図14は従来の技術を採用してがたつき補正を行なった解像度変換を説明する図である。図15は本発明にかかる技術を採用した解像度変換を説明する図である。図13(A),図14(A),図15(A)はいずれも同じ入力画像データの具体例を示しており、たとえばファクシミリ受信した画像データなどの、低解像度の二値画像データを示している。ここでは、具体的に解像度が200dpiであるものとする。また、印字のための高解像度は、具体的に600dpiであるものとする。
従来の、がたつき補正を行なわない解像度変換では、200dpiである二値画像データ(図13(A))が600dpiの多値画像データに解像度変換された後(図13(B))、再度二値化処理が施される(図13(C))。この方法では、図13(C)に示されるように、低解像度の二値画像データに存在するがたつきが高解像度の画像データにそのまま引き継がれ、出力画像の品質の低下を招いている。
従来の、がたつき補正を行なった解像度変換では、200dpiである二値画像データ(図14(A))に対してがたつき補正を施された後に(図14(B))、600dpiの多値画像データに解像度変換され(図14(C))、再度二値化処理が施される(図14(D))。低解像度の画像データにおいてはがたつきはドット自体の大きさに依存する割合が高いため、図14(B)に示されるように、低解像度の段階でがたつき補正がなされても、依然として画像データ中にがたつきは存在している。この方法では、がたつき補正後の画像データを再度二値化する際、画像データに対して一律のしきい値を用いて白ドットに変換するか黒ドットに変換するかが判断され、その判断に基づいて二値化されている。そのため、低解像度のがたつき補正後の画像データに残留するがたつきが高解像度の画像データにそのまま引き継がれ、出力画像の品質の低下を招いている。
これに対して、本発明における解像度偏見では、200dpiである二値画像データ(図15(A))に対してがたつき補正を施された後に(図15(B))、600dpiの多値画像データに解像度変換されると共に(図15(C))、各ドットの階調値およびがたつき補正の有無を表わした属性からなる領域判別属性コードも画像データの解像度変換に合わせて変換され(図15(D))、600dpiの多値画像データに対して、領域判別属性コードに基づきがたつき補正の有無に応じて二値化処理が施される(図15(E))。再二値化処理の際、本発明にかかる解像度変換処理では、二値画像データにおいてがたつき補正されて多値画像データにおいて中間調とされたドットに対しては、入力された二値画像データにおいて同じ階調値であったがたつき補正されていないドットよりも、再二値化において当該階調とするか否かのしきい値を上げて判断される。すなわち、がたつき補正されていないドットよりも当該階調とはなりにくい二値化処理が施される。そのため、この方法では、高解像度に変換された多値画像データにがたつきが依然残っている場合であっても、がたつき補正の有無を考慮した再二値化が実行されるために、再二値化後の画像データにおいてがたつきが抑えられる。図15(E)では、本発明における解像度変換処理の再二値化後の画像データでは、図13(C)および図14(D)に表わされた従来の再二値化後の画像データと比較して格段にがたつきが抑えられていることが明らかとなっている。
さらに、上述のMFP1における解像度変換処理をコンピュータに実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態にかかるMFPの全体構成の具体例を示す図である。 ファクシミリユニットから入力された画像データを高解像度化する処理を実行するための、MFPの制御部の機能構成を示すブロック図である。 補正部の詳細な構成の具体例を示すブロック図である。 実施の形態にかかるMFPで実行される処理の具体的な流れを示すフローチャートである。 実施の形態にかかるMFPで実行される処理のうち、低解像度の入力画像データに対してパターンマッチングを行なって、その結果に基づいてがたつき補正を行なう処理の、具体的な流れを示すフローチャートである。 補正対象のドットパターンを表わすマッチングフィルタの具体例を示す図である。 補正対象のドットパターンを表わすマッチングフィルタの具体例を示す図である。 補正対象のドットパターンを表わすマッチングフィルタの具体例を示す図である。 補正対象のドットパターンを表わすマッチングフィルタの具体例を示す図である。 多値変換の具体例を説明する図である。 領域判別属性コードの生成を説明する図である。 属性信号ごとの再二値化処理の方法の具体例を示す図である。 従来の技術を採用した解像度変換を説明する図である。 従来の技術を採用した解像度変換を説明する図である。 本発明にかかる技術を採用した解像度変換を説明する図である。
符号の説明
1 MFP、10 自動原稿送り装置、20 原稿読取部、30 画像形成部、31,31a,31b,31c,31d 感光体ドラム、32,32a,32b,32c,32d 露光走査ユニット、33 転写ベルト、50 給紙部、51,53 給紙カセット、52,54 ピックアップローラ、70 操作パネル、71 タッチパネル入力部、72 キー入力部、80 副電源スイッチ、90 ファクシミリユニット、91 通信I/Fユニット、100 制御部、101 画像データ入力部、103 補正部、105 解像度変換部、107 再二値化処理部、120 HDD、201 パターンマッチング処理部、202 二値−多値変換部、203 属性生成部、1051 画像変換部、1052 属性変換部。

Claims (9)

  1. 二値の第1の画像データに対してパターンマッチングを行なってがたつき部を検出する検出手段と、
    前記がたつき部を中間調に置換してがたつきを軽減し、二値画像である前記第1の画像データを多値画像とする補正を行なう補正手段と、
    前記補正手段で補正された前記第1の画像データの解像度を当該解像度よりも高い解像度に変換する第1の変換手段と、
    前記補正手段での補正後の前記第1の画像データの領域判別属性を生成する生成手段と、
    前記領域判別属性を、前記第1の変換手段で変換された解像度と同じ解像度に変換する第2の変換手段と、
    前記第1の変換手段で変換された前記第1の画像データを、前記第2の変換手段で変換された前記領域判別属性に応じた二値化方法で再度二値化し、第2の画像データを得る二値化処理手段とを備える、画像形成装置。
  2. 前記生成手段は、前記パターンマッチングの結果に基づいて前記領域判別属性を生成する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記生成手段は、前記二値の第1の画像データの階調を表わす値と、前記パターンマッチングの結果とを合成することで前記領域判別属性を生成する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記二値化処理手段は、前記第1の変換手段で変換された前記第1の画像データの位置ごとに、前記第2の変換手段で変換された前記領域判別属性に応じたしきい値を用いて、前記第1の変換手段で変換された前記第1の画像データを再度二値化する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記生成手段は、前記二値の第1の画像データの階調を表わす値と前記パターンマッチングの結果とに基づいて前記領域判別属性を生成し、
    前記二値化処理手段は、前記第1の変換手段で変換された前記第1の画像データの位置ごとに、当該位置の前記二値の第1の画像データにおける階調と、当該位置が前記検出手段でがたつき部と検出されて前記補正手段で補正されたか否かとに応じたしきい値を用いて、前記第1の変換手段で変換された前記第1の画像データのうちの当該位置を再二値化する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の変換手段は、補間して高解像度化する第1の変換方法で前記第1の画像データの解像度を変換し、
    前記第2の変換手段は、補間を行なわない、または前記第1の変換方法よりも精度の低い補間を行なって高解像度化する、前記第1の変換方法とは異なる第2の変換方法で前記領域判別属性を変換する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. ファクシミリ受信手段と、
    前記第2の画像データを印字する印字手段とをさらに備えて、
    前記第1の画像データは前記ファクシミリ受信手段で受信した画像データであって、
    前記第1の変換手段は、前記第1の画像データの解像度を、当該解像度よりも高い、前記印字手段で印字するための解像度に変換する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 二値の第1の画像データを取得するステップと、
    前記第1の画像データに対して、がたつき部を検出するためのパターンとパターンマッチングを行なうステップと、
    前記パターンと一致した場合、一致した部分をがたつき部として、前記がたつき部を中間調に置換し、二値画像である前記第1の画像データを多値画像とするステップと、
    前記置換後の前記第1の画像データの領域判別属性を生成するステップと、
    前記多値画像とされた前記第1の画像データの解像度を当該解像度よりも高い解像度に変換するステップと、
    前記領域判別属性を、前記変換された前記第1の画像データと同じ解像度に変換するステップと、
    前記変換された前記第1の画像データを、前記変換された前記領域判別属性に応じた二値化方法で再度二値化し、第2の画像データとするステップとを備える、画像処理方法。
  9. 第1の画像データの解像度を変換して第2の画像データを得る解像度変換処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    二値の前記第1の画像データを取得するステップと、
    前記第1の画像データに対して、がたつき部を検出するためのパターンとパターンマッチングを行なうステップと、
    前記パターンと一致した場合、一致した部分をがたつき部として、前記がたつき部を中間調に置換し、二値画像である前記第1の画像データを多値画像とするステップと、
    前記置換後の前記第1の画像データの領域判別属性を生成するステップと、
    前記多値画像とされた前記第1の画像データの解像度を当該解像度よりも高い解像度に変換するステップと、
    前記領域判別属性を、前記変換された前記第1の画像データと同じ解像度に変換するステップと、
    前記変換された前記第1の画像データを、前記変換された前記領域判別属性に応じた二値化方法で再度二値化し、前記第2の画像データとするステップとを実行させる、画像処理プログラム。
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