JP3233970B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JP3233970B2 JP07113092A JP7113092A JP3233970B2 JP 3233970 B2 JP3233970 B2 JP 3233970B2 JP 07113092 A JP07113092 A JP 07113092A JP 7113092 A JP7113092 A JP 7113092A JP 3233970 B2 JP3233970 B2 JP 3233970B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformation in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling the whole image or part thereof
    • G06T3/4007Interpolation-based scaling, e.g. bilinear interpolation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、レーザビーム
プリンタ等に出力する画像データを変換する画像処理方
法及び装置に関するものである。更に詳しくは、入力さ
れる画像データのドット密度とプリンタエンジンの記録
ドット密度が異なる場合に、ドット密度の変換を行う画
像処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタは、コンピ
ユータの出力装置として広く使用されている。特に低密
度(例えば300dpi)のレーザビームプリンタは低
価格、コンパクトといつたメリツトにより急速に普及し
つつある。
【0003】例えば、300dpi(dot per inch)の
記録密度で記録を行うレーザビームプリンタは、図1に
示す如く、プリンタエンジン部51とプリンタコントロ
ーラ52とから構成される。プリンタエンジン部51
は、ドツトデータに基づいて実際に感光ドラム上に記録
を行う。また、プリンタコントローラ52は、プリンタ
エンジン部51に接続され、外部ホストコンピユータ5
4から送られるコードデータを受け、このコードデータ
に基づいてドツトデータから成るページ情報を生成し、
プリンタエンジン部51に対して順次ドツトデータを送
信する。前記ホストコンピユータ54は、アプリケーシ
ヨンソフトを有するフロツピデイスク55よりロードさ
れたプログラムにより、前記アプリケーシヨンソフトを
起動し、例えばワードプロセツサとして機能する。
【0004】前記アプリケーシヨンソフトは、現在、数
多くの種類が作成され使用されている。これらのアプリ
ケーシヨンソフトを用いて、ユーザーは数多くのデータ
を作成し保管している。
【0005】一方、プリンタエンジン部はより高品位の
記録を行うことを目的として、記録密度の高密度化がは
かられ、600dpiやそれ以上の記録密度のプリンタ
エンジンが近年発表されている。これらの高密度プリン
タエンジン(600dpi)に接続されているプリンタ
コントローラは、各記録密度(600dpi)に対応し
た容量のデータメモリを備えている。(例えば600d
piの場合は300dpiの4倍のメモリを有する)。
また数多くのアプリケーシヨンソフトは低密度プリンタ
専用として作られており、これらのアプリケーシヨンソ
フトを高密度プリンタに対してそのまま使うことは出来
なかつた。
【0006】例えば、図2は、記録密度が300dpi
用のアルファベット「G」のドツト構成を、図3は同じ
く300dpi用のアルファベットの「t」のドツト構
成を示す図である。これらの文字をそのままのドツト構
成で、600dpiの記録密度にて記録すると、文字の
大きさが、縦方向及び横方向に1/2の大きさになつて
しまう。
【0007】そこで、一つのデータ補間方法として、縦
方向及び横方向共に単純にドツト構成を2倍にし、30
0dpiのドツト構成を600dpiに適用させる方法
がある。この方法によりドット構成の変換を実行する
と、図4,図5に図示の如く、文字の大きさは小さくな
らずにすむ。しかしながら、この方法では、300dp
iで記録した場合と600dpiで記録した場合との比
較において、文字の輪郭部におけるギザギザが改善され
ることはない。従って、600dpiプリンタエンジン
の能力を発揮した文字の記録品位を実現することはでき
ない。
【0008】また、他のデータ補間方法として、画像の
段差を検出して、段差を滑らかにするスムージングの技
術が知られている。
【0009】前述のスムージングの技術によれば、文字
や図形等において少なくとも2つ以上のドツトが連続し
て配列される記録に対しては高画質化がはかられる。し
かしながら、ピクチヤ画像、すなわち、デイザ法、誤差
拡散法等による画像に対しては高画質化がはかれないと
いう欠点があつた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、デイザ法や誤
差拡散法等の2値化中間調手法による画像においては、
中濃度部の画質に比べて、低濃度部及び高濃度部の画質
は低下する。これは低濃度部に於ては、1ドツトの大き
さ(300dpiのエンジンでは300dpi)より小
さい黒ドツトを記録することができず、また、高濃度部
に於ては同様に1ドツトの大きさより小さい白ドツトを
記録することができない為である。
【0011】図6に渦巻型グレースケールパターンの一
例を示す。また、図7にこのグレースケールパターンを
用いて、低濃度の中間調を記録した場合を示し、図8に
同パターンを用いて高濃度の中間調を記録した場合を示
す。これらの図からもわかる様に、孤立ドツトは点とし
て表現され、例え高印字密度にて記録したとしても、3
00dpiの大きさの点として記録されるにすぎず、中
間調の表現目的からしても、高画質とは言えない。
【0012】本発明は、上記従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、低記録密度
用の記録データを高記録密度用のドット構成に変換する
際に、文字や図形をスムーズ化して高画質に記録するの
みならず、2値化中間調手法によつて表現されるピクチ
ヤ画像に対しても、高画質で記録できるようにすること
である。特に本発明は、低記録密度(例えば300dp
i)のパターンデータにおいて点在する所定のパターン
を検出して、この所定のパターンを高記録密度のドット
構成(例えば600dpi)において散在させることに
より、画像のきめを細かく表現できる画像処理方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一態様による画像処理装置は例えば以下の
構成を備える。すなわち、低密度の第1の画像情報を第
1の画像情報よりも情報量の多い高密度の第2の画像情
報に変換する画像処理装置において、低密度の第1の画
像情報を複数ライン分記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された複数ラインの画像情報に所定の論理演算
を行ない、第2の画像情報の画素位置に対応する補間画
素を決定する画素補間手段とを備え、前記画素補間手段
は、ティザ法や誤差拡散法による中間調処理により発生
した孤立ドットを検出し、前記孤立ドットを複数のドッ
トとして第2の画像情報に分散させるように補間画素の
値を決定するドット分散用の論理演算を行なうととも
に、前記論理演算を実行するための、孤立ドットの分散
のさせ方がそれぞれ異なる複数の論理式を有し、所定の
周期で論理式を切り替える
【0014】また、上記の目的を達成するための本発明
の他の態様による画像処理装置は例えば以下の構成を備
える。すなわち、低密度の第1の画像情報を第1の画像
情報よりも情報量の多い高密度の第2の画像情報に変換
する画像処理装置において、低密度の第1の画像情報を
複数ライン分記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
された複数ラインの画像情報に所定の論理演算を行な
い、第2の画像情報の画素位置に対応する補間画素を決
定する画素補間手段とを備え、前記画素補間手段は、
ィザ法や誤差拡散法による中間調処理により発生した孤
立ドットを検出し、前記孤立ドットを複数のドットとし
第2の画像情報に分散させるように補間画素の値を決
定するドット分散用の論理演算と、画像の段差を検出
前記画像の段差を滑らかにするように補間画素の値
を決定する平滑化用の論理演算を実行する論理演算回路
を具備し、更に、前記画素補間手段に対し、前記パター
ン分散用の論理演算と平滑化用の論理演算を実行させる
第1のモードと、平滑化用の論理演算のみを実行させる
第2のモードのどちらかを選択するための選択手段を有
する。
【0015】
【作用】上述の構成によれば、低密度の第1の画像情報
を複数ライン分記憶し、記憶された複数ラインの画像情
報に所定の論理演算を行なって、高密度の第2の画像情
報の画素位置に対応する補間画素を決定して画素補間が
行われる。そして、この画素補間においては、ディザ法
や誤差拡散法等による中間調処理により発生した孤立ド
ットを検出し、検出した孤立ドットを第2の画像情報に
分散させるように補間画素の値を決定するドット分散用
の論理演算を行うとともに、この論理演算を実行するた
めの論理式が複数用意されており、所定の周期切り替
えて用いられる。また、他の構成によれば、画素補間に
おいて、中間調処理中間調処理によって発生した孤立ド
ットを検出して前記孤立ドットを第2の画像情報に分散
させるように補間画素の値を決定するドット分散用の論
理演算と、画像の段差を検出して前記画像の段差を滑ら
かにするように補間画素の値を決定する平滑化用の論理
演算の少なくともいずれかが用いられるとともに、パタ
ーン分散用の論理演算と平滑化用の論理演算の両方を実
行させる第1のモードと、平滑化用の論理演算のみを実
行させる第2のモードのどちらを用いて画素補間を行う
かが選択可能となる。
【0016】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して、本発明の好
適な実施例を詳細に説明する。
【0017】(第1の実施例)本実施例においては、図
9に示されるドット密度を変換するためのデータ変換回
路が、図1に示すごときプリンタコントローラ52とプ
リンタエンジン部51との間に挿入された画像記録装置
について説明する。従って、本例においてはプリンタエ
ンジン部51の一部として構成した状態を示している
が、もちろんプリンタコントローラの一部としても良
い。また、この実施例においてはプリンタコントローラ
52は300dpi用の画像信号を送出し、プリンタエ
ンジン部51は、600dpiである場合のデータ変換
回路を例として示す。尚、プリンタエンジン部51は周
知の如く画像信号(ドツト情報)に基づいてレーザビー
ムを変調するレーザドライバ、ビームを走査するための
スキヤナ、感光ドラム等を備える。
【0018】プリンタコントローラ52はデータ変換回
路の水平同期信号発生回路4により出力される水平同期
信号HSYNCに応じて、300dpi用の画像信号V
DOと画像クロツクVCLKとをデータ変換回路に対し
て送出する。尚、水平同期信号発生回路4は、プリンタ
エンジン部51より出力される主走査方向の同期信号で
ある周知のBD信号に基づいて水平同期信号を送出す
る。
【0019】プリンタエンジン部51は、データ変換回
路にて、前記記録密度300dpi用の画像信号VDO
と画像クロツクVCLKとから生成された記録密度60
0dpi用のレーザ駆動信号LDを入力し、記録密度6
00dpiで記録を行うものである。
【0020】図9は本発明に係る画像記録装置の第1の
実施例のデータ変換回路の構成を示すブロツク図であ
る。同図において、1は周波数逓倍回路であり、画像ク
ロツクVCLKの周波数を逓倍して、2倍の周波数を有
するクロツクVCLK′を得る。5は発振回路であり、
前記画像クロツクVCLKの4倍の周波数のクロツクL
CLKを発生する。2はデマルチプレクサであり、ライ
ンメモリ6、ラインメモリ7、ラインメモリ8、ライン
メモリ9、ラインメモリ10のうちの一つを選択して、
選択されたラインメモリに対して画像信号VDOを供給
する機能を有する。4は水平同期信号発生回路であり、
ビームデイテクト信号(BD信号)をカウントし、2回
のBD信号出力に対して1回の水平同期信号HSYNC
を出力する。ラインメモリ6〜10は、デバイス制御回
路3により、BD信号に基づいて1ライン毎に制御され
る。すなわち、1つのラインメモリに画像信号VDO
を、クロツクVCLK′に同期して書き込む間に、他の
4つのラインメモリからはクロツクLCLKに同期して
画像データが読み出される。また、1つのラインメモリ
への画像データの書き込みの間、他の4つのラインメモ
リからは画像データが2度読み出される。このラインメ
モリへの書き込み、読み出し動作は以下のように順次行
われる。ラインメモリ6が書き込み時は、ラインメモリ
7,8,9,10は読み出し動作を実行する。また、次
のタイミングではラインメモリ7が書き込み動作とな
り、ラインメモリ8,9,10,6が読み出し動作とな
る。更に次のタイミングではラインメモリ8が書き込み
動作で、ラインメモリ9,10,6,7が読み出し動作
となる。
【0021】なお、ラインメモリ6〜10は、300d
piの主走査方向データの2倍のメモリ容量、すなわち
600dpiに対応した主走査方向のデータメモリ容量
を有する。そして、各ラインメモリへの画像データの書
き込みは、画像クロックVCLKの2倍の周波数を有す
るクロックVCLK´に同期して実行されるので、30
0dpiのドット情報は主走査方向へ2倍に拡大されて
これらラインメモリに書き込まれる。従って、300d
piのドット情報は主走査方向に600dpiのドット
情報となってラインメモリに格納される。また、ライン
メモリ6,7,8,9,10から読み出される信号を各
々D1,D2,D3,D4,D5とする。
【0022】13はデータセレクタであり、前記ライン
メモリ6〜10の読み出し信号D1〜D5のうち、読み
出し動作中の4つのラインメモリを選択し、各々を所定
の出力DS1〜DS4に振り分ける。14は4ビツトデ
マルチプレクサであり、前記データセレクタ13からの
4つの出力信号DS1〜DS4を、後述する判別回路
1,2にBD信号毎に交互に振り分けて出力する。1
5,16は判別回路であり、入力された4ライン分の画
像データを比較判別し、この結果に応じてそれぞれ出力
信号Q1およびQ2を出力する。ラインメモリ11は上
記出力信号Q1を、ラインメモリ12は上記出力信号Q
2を記憶するラインメモリであり、メモリ容量は前記ラ
インメモリ6〜10と同容量有する。前記ラインメモリ
11,12の書き込み及び読み出し用のクロツクはLC
LKが用いられる。17はデータセレクタであり、ライ
ンメモリ11から読み出される信号D6およびラインメ
モリ12から読み出される信号D7のどちらかを選択し
て、レーザ駆動信号LDとして出力するものである。
【0023】なお、ラインメモリ6〜10およびライン
メモリ11,12の書き込み、読み出し動作の制御、デ
マルチプレクサ2,14およびデータセレクタ13,1
7の選択の制御は、デバイス制御回路3によつて行われ
る。SELは判別回路15及び16に入力される論理選
択信号(SEL信号)である。このSEL信号は、例え
ば次の如く用いることができる。すなわち、外部のホス
トコンピュータ54が、画像データの種類に応じてSE
L信号を設定することにより、補間のための論理を切換
える様に構成する。
【0024】上述の図9の構成における動作を図10に
示すタイミングチヤートに従つて以下に説明する。
【0025】上述したように、デマルチプレクサ2によ
つてラインメモリ6が選択されている時には、ラインメ
モリ6が書き込み動作となる(図10において、デマル
チプレクサ2の選択するラインメモリ6〜10をLINE M
EMORY 6 〜10で表している)。ラインメモリ6にクロツ
クVCLK′にて1ライン分の画像信号データを書き込
む間に、ラインメモリ7〜10からはすでに記憶されて
いるそれぞれ1ライン分のデータをクロツクLCLKに
同期して読み出し動作が2回行われる。この時のデータ
セレクタ13の出力DS1〜DS4のそれぞれは、順に
D5,D4,D3,D2となる。1回目の読み出しデー
タDS1〜DS4はデマルチプレクサ14によつて判別
回路15に入力され、所定の処理後、データQ1として
ラインメモリ11に書き込まれる(図10において、デ
マルチプレクサ14の選択する判別回路15,16をそ
れぞれDCT15,DCT16出表す)。ラインメモリ11,12
は書き込み、読み出しが交互に行われ、ラインメモリ1
1が書き込み動作の時はラインメモリ12は読み出し動
作となつている。ラインメモリ12より読み出されるデ
ータD7はデータセレクタ17によつてレーザ駆動信号
LDとして出力される。
【0026】一方、前記ラインメモリ7〜10の2回目
の読出し動作時は、デマルチプレクサ14によつてデー
タDS1〜DS4が判別回路16に入力され、所定の処
理後、データQ2としてラインメモリに書き込まれる。
【0027】図11は第1の実施例の判別回路15(1
6)の構成を示すブロツク図である。同図において、1
8〜21のそれぞれは7ビットのシフトレジスタであ
り、それぞれ入力信号DS1〜DS4を入力し、シフト
する。22(23)は論理回路であり、シフトレジスタ
18〜21から出力される画像データを取り込んで論理
演算する。すなわち、入力信号DS1〜DS4は各々シ
フトレジスタ18〜21に入力され、そして、各々のシ
フトレジスタ18〜21のシフト出力は論理回路22
(23)に入力され、後述する所定の処理を施された
後、出力信号Q1(Q2)として出力される。判別回路
15と判別回路16とでは前記論理回路22(23)に
おける処理が異なつており、以下に、判別回路15およ
び16における処理内容について説明する。
【0028】図12から図14及び図15,図16は第
1の実施例の論理回路22(23)による論理演算方法
を説明する図である。
【0029】図13,14に示す様に、論理回路22
(23)に入力されるSEL信号が、SEL=“0”の
場合には判別回路15の論理式として<論理式1>(図
13)が選択され、またSEL=“1”の場合には判別
回路15の論理式として<論理式2>(図14)が選択
される。
【0030】また、この実施例の場合には、判別回路1
6の論理回路23における論理式は、SEL信号によら
ず、図16の論理式が選択される。判別回路15では、
SEL=“0”の場合は、画像の段差を検出し、これを
滑らかにする補間データを生成する。以下にSEL=
“0”の場合の補間動作について説明する。
【0031】図12は注目画素と周辺画素との位置関係
を表す図である。図12における各画素の番号(1A,
1B,…4G)は、図13の論理式において使用されて
いる番号と対応している。従って、これらの図12、1
3は、ある注目画素のデータを補間するときの参照画素
と論理式との対応を明示するものである。また、各画素
は“1”か“0”の値を有しており、“1”の値を有す
る画素は黒、“0”の値を有する画素は白となる。図1
5、図16においても上述と同様に、参照画素と論理式
との対応が明示されている。
【0032】判別回路16では図16に示す論理式に従
つて出力信号Qが設定され、副走査方向の補間データが
作り出される。つまり、300dpi用の画像データの
ライン間の画素(2Dと3Dに挟まれた位置の画素)を
補間する。また判別回路15では、図13の<論理式1
>に示す論理式に従つて、3Dの位置の画素データが新
たに設定され、主走査方向の補間データが作り出され
る。
【0033】以下に、これらの論理について説明する。
【0034】まず横方向の段差に対する処理について説
明する。図17の(A)において、2Gおよび3B〜3
Fが黒の記録情報(“1”)であり、かつ2Aが白の記
録情報(“0”)であれば段差のあるパターンであると
判断して段差をなめらかにするために注目画素Qを黒
(“1”)とする。この処理に対応する論理式を図17
び(B)に示す。
【0035】同様にして、図18の(A),図19の
(A)においても段差があると判断し、注目画素Qを黒
(“1”)とする。また、図18の(A)、図19の
(A)に示される補間処理のそれぞれに対応する論理式
をそれぞれ図18の(B)、図16の(B)に示す。こ
れらの論理を組み合わせることによつて300dpi用
のドット構成において図20の(A)のように段差があ
つたものが同図の(B)のように滑らかになる。
【0036】上述の段差と左右上下に対象な段差につい
て、上述と同様の論理式を組合わせることで横方向の段
差についてなめらかな画像になるように補間する論理式
となる。
【0037】次に縦方向であるが、これも同様に図21
の(A)に示すように4Cおよび1E,2E,3Eが黒
の記録情報(“1”)であり、かつ1Cが白の記録情報
(“0”)のとき縦の段差があるものと判断して、段差
をなめらかにするために注目画素Qを黒(“1”)とす
る。この処理に対応する論理式を図21の(B)に示
す。同様にして図22の(A),図23の(A)の場合
も段差があると判断し、上記と同様にしてデータを補間
して行く。また、図22の(A)、図23の(A)に示
される補間処理のそれぞれに対応する論理式をそれぞれ
図22の(B)、図23の(B)に示す。そして、上述
の段差と左右上下に対象な段差についての論理式を組み
合わせることで、縦方向についても同様な論理で補間し
ていく。
【0038】次に、主走査方向の補間について説明す
る。主走査方向の補間とは3Dのラインについての補間
である。これも同様な論理で縦の段差を検知した場合の
み黒(“1”)とする。図24の(A)に示すように4
Cおよび2E,3Eが黒の記録情報(“1”)であり、
かつ2Cが白の記録情報(“0”)のとき、縦の段差が
あるものと判断して、段差をなめらかにするために注目
画素3Dを黒(“1”)とする。この処理に対応する論
理式を図24の(B)に示す。これも、左右、上下が逆
のときの全てに当てはめる。但し、注目画素である3D
のデータが初めから「黒」のときは「黒」のままとす
る。これらの論理を組み合わせることによつて300d
pi用のドット構成において図25の(A)のように段
差があつたものが同図の(B)のように滑らかになる。
【0039】以上の論理を全て含めたものが先に述べた
図13の<論理式1>および図14の論理式である。こ
の論理に基づいて前述の図2の「G」および図3の
「t」を補間して行くと、図26,図27のように円弧
の部分が滑らかになつて、600dpiの特徴を発揮で
きるようになる。この様に上記の記録装置によれば、入
力された画像データのドツト情報のうち、補間するドッ
ト位置の周囲のドツト情報に基づいて主走査方向および
副走査方向の補間ドツト情報を生成する。このようにし
て、入力された画像データの記録ドツト密度の所定倍の
記録ドット密度の補間ドツト情報を生成する。こうして
生成された補間ドット情報に基づいて、上記所定倍の記
録ドツト密度のプリンタエンジンによつて記録を行う。
以上のようにして、低記録ドツト密度用のアプリケーシ
ヨンソフトをそのまま使用しても、前記低記録ドット密
度用に展開されたドツト情報を、小容量のメモリにて、
所定倍の高記録ドツト密度用のドット情報に変換し、高
記録ドツト密度による高品位な画像を得ることができ
る。
【0040】次に、SEL=“1”の場合には、SEL
=“0”の論理式に加え、孤立黒ドツトを検出して分散
配置させる為の論理がオア合成される。この論理式を図
14の<論理式2>に示す。すなわち、SEL=“1”
の場合には、テキストや図形の如くドツトが連続したデ
ータに対しては、スムージングの為の論理が作用する。
またデイザ法や誤差拡散法による中間調表現による孤立
ドツト(300dpi)を検出し、この場合に600d
piのドツトに散在配置させる効果を有する。但し、S
EL=“0”のときのスムージングの論理式にたいし
て、孤立ドットを消去する論理がつけ加えられている。
【0041】例えば、前述の図7の300dpiのドッ
ト構成によるデイザ法による画像を上述の論理式にて処
理し600dpiのドット構成に変換すると、図28の
ごとく、300dpiの孤立ドットが散在化される。こ
うして、中間調として目ざわりな孤立ドツトの1ドツト
あたりの大きさを小さくし散在させるので、低濃度部で
の高画質化がはかられる。
【0042】また、以上の説明より論理選択信号SEL
は、次の2つの画像データの種類に応じてSEL信号を
設定することにより、補間のための論理を切換えること
ができる。
【0043】第一は、扱う文字データや図形データにお
いて、1ドツトで表されるデータを含まない場合であ
り、この場合にはSEL=“1”にして、文字や図形の
スムージング処理とデイザ法等の中間調画像のドツト拡
散処理を行うように選択する。第二は扱う文字や図形デ
ータが、1ドツトで表されるデータを含む場合であり、
この場合にはSEL=“0”にして文字や図形のスムー
ジング処理のみ行ない、デイザ等の中間調画像のドツト
拡散処理を行わないように選択する。
【0044】(第2の実施例)図29〜図32は第2の
実施例による論理演算方法を説明する図である。第2の
実施例では、図29〜図32に示すように、第1の実施
例におけるSEL=1の時の論理式を変更した方法を用
いている。この場合には、第1の実施例の論理に加え、
孤立白ドツトを検出し、散在配置させる論理をも合わせ
持つ。従つて、図8に示した様な高濃度デイザパターン
等における孤立白ドツト(300dpi)を600dp
iの白ドツトに同様に散在配置することができ、高濃度
部での高画質化も低濃度部での高画質化も可能となる。
【0045】(第3の実施例)図33は本発明に係る画
像記録装置の第3の実施例の構成を示すブロツク図であ
り、図34は第3の実施例による判別回路の構成を示す
ブロツク図である。
【0046】図33において、図9の構成と同様の回路
には同様の番号を付して説明を省略し、以下に異なる回
路の説明のみを行う。115,116は第3の実施例に
よる判別回路を示している。この判別回路115,11
6は、図34に示されるように、51で示すカウンタを
有している。このカウンタ51は、クロツク信号LCL
Kを入力し(図33,図34)、クロック信号LCLK
をN回カウント(Nは自然数)するごとに、α=0,β
=0→α=1,β=0→α=0,β=1→α=1,β=
1の順に出力α,βを制御する。所定の数Nは、例えば
N=8に選択される。この場合は、LCLKを8回カウ
ントするごとにα,βが上述のサイクルで変化する。1
18〜121は図11のシフトレジスタ18〜21と同
様の機能を有したシフトレジスタを示し、122(12
3)は第3の実施例による論理回路を示している。
【0047】図34における論理回路122の論理式
を、図36から図41に示す。図35は注目画素と周辺
画素との関係を表す図であり、本図と図36から図41
に示される論理式との関係は上述の第1の実施例と同じ
である。
【0048】図36から図41は第3の実施例による論
理演算方法を説明する図であり、図42は第3の実施例
によるドツトの分散模様を説明する図である。
【0049】この場合の論理式は基本的には図13、図
14に示した論理式を変形たものであり、SEL=0の
時には、図13の<論理式1>と同じ論理式が選択され
(図36)、SEL=1の時には、<論理式2>が選択
される(図37から図41)。
【0050】SEL=1の場合、テキストや図形の如き
データに対するスムージングされたデータと、孤立黒ド
ツトを分散させたデータとが論理回路122においてO
R合成される。特に、孤立黒ドツトを分散させる場合に
おいては、クロツク信号LCLKが8カウントされる毎
にα,βの値が変化するので、このα,βの値に従って
分散の論理式がγ1→γ2→γ3→γ4と変化する。γ
1からγ4の論理式が図38から図41に示してある。
【0051】これにより、第1の実施例で孤立ドツトを
分散させた時の図で発生した規則的な分散模様を、図
42の如く、不規則でより目障りにならない分散状態に
することができ、第1の実施例よりもさらに高画質化が
可能となる。この第3の実施例では、孤立黒ドツトの分
散の例として説明したが、第2の実施例で述べた考えを
用い、孤立黒ドツトの分散のみならず、孤立白ドツトの
分散も合わせて行なうことは容易に実現できる。
【0052】なお、前述の第3の実施例において、カウ
ンタ51は主走査開始点すなわちBD信号によつて走査
毎にリセツトされる様に構成しても良い。
【0053】尚、上述の各実施例は画像記録装置として
レーザビームプリンタを使用しているがこれに限られる
ものではない。
【0054】更に、上述の各実施例においては、孤立ド
ットを300dpiの1ドットが孤立したものとしてい
るが、これに限られるものではなく、例えば300dp
iの2ドットで孤立しているものを孤立ドットとして検
出し散在させることも可能である。
【0055】以上説明したように、上記の各実施例によ
れば、低記録密度用の記録データを高記録密度用のドッ
ト構成に変換する際に、文字や図形をなめらかに表現し
た記録を行うことが可能であるだけでなく、デイザ法等
の中間調表現による画像の画質の向上をはかることも可
能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の請求項1、
4によれば、低密度の画像データを高密度の画像データ
に変換する際に、ディザ法や誤差拡散法による中間調処
理により発生した孤立ドットを検出し、前記孤立ドット
を複数のドットとして高密度の画像情報に分散させると
ともに、分散のさせかたを所定の周期で変更するので、
低密度の孤立ドットを高画質で記録することができる。
また、本発明の請求項3、6によれば、低密度の画像デ
ータを高密度の画像データに変換する際に、パターン分
散用の論理演算と平滑化用の論理演算を実行させる第1
のモードと、平滑化用の論理演算のみを実行させる第2
のモードのどちらかを選択できる構成としたので、画像
の種類に応じた最適なモードでの変換が可能となる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な画像記録システムを示す図である。
【図2】300dpiの記録密度のアルファベット
「G」のドツト構成例を示す図である。
【図3】300dpiの記録密度のアルファベットの
「t」のドツト構成例を示す図である。
【図4】600dpiの記録密度のアルファベット
「G」のドツト構成例を示す図である。
【図5】600dpiの記録密度のアルファベットの
「t」のドツト構成例を示す図である。
【図6】渦巻型グレースケールパターンの一例を示す図
である。
【図7】渦巻型グレースケールパターンを用いて低濃度
の中間調を記録した場合を示す図である。
【図8】渦巻型グレースケールパターンを用いて高濃度
の中間調を記録した場合を示す図である。
【図9】本発明に係る画像記録装置の第1の実施例の構
成を示すブロツク図である。
【図10】図9のデータ変換回路における信号の動作を
説明するタイミングチヤートである。
【図11】第1の実施例の判別回路の構成を示すブロツ
ク図である。
【図12】主操作方向の補間処理時の注目画素と周辺画
素の関係を示す図である。
【図13】主操作方向の補間処理時のSEL=0のとき
の論理式を表す図である。
【図14】主操作方向の補間処理時のSEL=1のとき
の論理式を表す図である。
【図15】副走査方向の補間処理時の注目画素と周辺画
素の関係を示す図である。
【図16】副走査方向の補間処理時の論理式を表す図で
ある。
【図17】スムージング処理の段差の検出状態及びその
補間処理に対応する論理式を示す図である。
【図18】スムージング処理の段差の検出状態及びその
補間処理に対応する論理式を示す図である。
【図19】スムージング処理の段差の検出状態及びその
補間処理に対応する論理式を示す図である。
【図20】スムージング処理の補間結果を示す図であ
る。
【図21】スムージング処理の段差の検出状態及びその
補間処理に対応する論理式を示す図である。
【図22】スムージング処理の段差の検出状態及びその
補間処理に対応する論理式を示す図である。
【図23】スムージング処理の段差の検出状態及びその
補間処理に対応する論理式を示す図である。
【図24】スムージング処理の段差の検出状態及びその
補間処理に対応する論理式を示す図である。
【図25】スムージング処理の補間結果を示す図であ
る。
【図26】図2に示した300dpi用のドット構成を
600dpi用に補間処理した例を示す図である。
【図27】図3に示した300dpi用のドット構成を
600dpi用に補間処理した例を示す図である。
【図28】第2の実施例によるドツトの分散模様を説明
する図である。
【図29】第2の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図30】第2の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図31】第2の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図32】第2の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図33】本発明に係る画像記録装置の第3の実施例の
構成を示すブロツク図である。
【図34】第3の実施例による判別回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図35】主操作方向の補間処理時の注目画素と周辺画
素の関係を示す図である。
【図36】第3の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図37】第3の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図38】第3の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図39】第3の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図40】第3の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図41】第3の実施例による論理演算方法を説明する
図である。
【図42】第3の実施例によるドツトの分散模様を説明
する図である。
【符号の説明】
1 逓倍回路 2,14 デマルチプレクサ 3 デバイス制御回路 4 水平同期信号発生回路 5 発振回路 6〜12 ラインメモリ 13,17 データセレクタ 15,16 判別回路 51 プリンタエンジン部 52 プリンタコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 B41J 2/485

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低密度の第1の画像情報を第1の画像情
    報よりも情報量の多い高密度の第2の画像情報に変換す
    る画像処理装置において、低密度の 第1の画像情報を複数ライン分記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された複数ラインの画像情報に所定
    の論理演算を行ない、第2の画像情報の画素位置に対応
    する補間画素を決定する画素補間手段とを備え、 前記画素補間手段は、ティザ法や誤差拡散法による中間
    調処理により発生した孤立ドットを検出し、前記孤立ド
    ットを複数のドットとして第2の画像情報に分散させる
    ように補間画素の値を決定するドット分散用の論理演算
    を行なうとともに、前記論理演算を実行するための、孤
    立ドットの分散のさせ方がそれぞれ異なる複数の論理式
    を有し、所定の周期で論理式を切り替えることを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画素補間手段により補間した画素の
    数をカウントするカウント手段を更に備え、 前記カウント手段のカウント値が所定の値に達したとき
    前記論理式を切り替えることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 低密度の第1の画像情報を第1の画像情
    報よりも情報量の多い高密度の第2の画像情報に変換す
    る画像処理装置において、低密度の 第1の画像情報を複数ライン分記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された複数ラインの画像情報に所定
    の論理演算を行ない、第2の画像情報の画素位置に対応
    する補間画素を決定する画素補間手段とを備え、 前記画素補間手段は、ディザ法や誤差拡散法による中間
    調処理により発生した孤立ドットを検出し、前記孤立ド
    ットを複数のドットとして第2の画像情報に分散させる
    ように補間画素の値を決定するドット分散用の論理演算
    と、画像の段差を検出し前記画像の段差を滑らかにす
    るように補間画素の値を決定する平滑化用の論理演算を
    実行する論理演算回路を具備し、 更に、前記画素補間手段に対し、前記パターン分散用の
    論理演算と平滑化用の論理演算を実行させる第1のモー
    ドと、平滑化用の論理演算のみを実行させる第2のモー
    ドのどちらかを選択するための選択手段を有することを
    特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 低密度の第1の画像情報を第1の画像情
    報よりも情報量の多い高密度の第2の画像情報に変換す
    る画像処理方法において、低密度の 第1の画像情報を複数ライン分メモリに記憶
    し、 前記メモリに記憶された複数ラインの画像情報に所定の
    論理演算を行ない、第2の画像情報の画素位置に対応す
    る補間画素を決定し、 前記補間画素の決定は、ディザ法や誤差拡散法による
    間調処理により発生した孤立ドットを検出し、前記孤立
    ドットを複数のドットとして第2の画像情報に分散させ
    るように補間画素の値を決定するドット分散用の論理演
    算により行なうとともに、前記論理演算を実行するため
    、孤立ドットの分散のさせ方がそれぞれ異なる複数の
    論理式を用意し、所定の周期で論理式を切り替えること
    を特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記補間した画素の数を更にカウント
    し、前記カウント値が所定の値に達したとき前記論理式
    切り替えることを特徴とする請求項4に記載の画像処
    理方法。
  6. 【請求項6】 低密度の第1の画像情報を第1の画像情
    報よりも情報量の多い高密度の第2の画像情報に変換す
    る画像処理方法において、低密度の 第1の画像情報を複数ライン分メモリに記憶
    し、 前記メモリに記憶された複数ラインの画像情報に所定の
    論理演算を行ない、第2の画像情報の画素位置に対応す
    る補間画素を決定し、 前記補間画素は、ディザ法や誤差拡散法による中間調処
    により発生した孤立ドットを検出し、前記孤立ドット
    を複数のドットとして第2の画像情報に分散させるよう
    に補間画素の値を決定するドット分散用の論理演算と、
    画像の段差を検出し前記画像の段差を滑らかにするよ
    うに補間画素の値を決定する平滑化用の論理演算との少
    なくともいずれかの論理演算が用いられて決定され、 第1のモードが選択されている場合は前記パターン分散
    用の論理演算と平滑化用の論理演算の両方の論理演算を
    実行し、第2のモードが選択されている場合は平滑化用
    の論理演算のみを実行することを特徴とする画像処理方
    法。
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