JP2967014B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2967014B2
JP2967014B2 JP5121204A JP12120493A JP2967014B2 JP 2967014 B2 JP2967014 B2 JP 2967014B2 JP 5121204 A JP5121204 A JP 5121204A JP 12120493 A JP12120493 A JP 12120493A JP 2967014 B2 JP2967014 B2 JP 2967014B2
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忠義 中山
良武 長島
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformation in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling the whole image or part thereof
    • G06T3/403Edge-driven scaling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多値画像データを補間
する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ等の画像出力装置の高解
像度化が進み、高品位な画像を印刷或いは表示すること
が可能になってきた。このような高解像度の画像出力装
置の性能を充分に生かすには、この解像度に適合した画
像データを作成する必要がある。一般に良く知られたPo
st Script 等の頁記述言語は、このような高解像度の画
像データを表現する1つの記述方法として知られてい
る。このような記述言語では、1ページ内のテキスト情
報やグラフィック情報等を、画像出力装置の解像度に依
存しない形式で記述している。そして画像出力装置に出
力する際に、その記述言語に基づいて、使用する画像出
力装置の解像度に適合した解像度のビットマップデータ
を生成している。
【0003】これに対し、元々ビットマップデータの形
で形成されている画像データ(例えば、スキャナ等から
読み込まれた画像データ)の場合には、その解像度の変
換は複雑になる。例えば、200dpi(ドット/イン
チ)の解像度の画像データを解像度が400dpiのプ
リンタに出力して同じサイズの画像を得るためには、そ
の画像データを補間処理して縦横それぞれを2倍の画素
数の画像データに変換して出力する必要がある。このよ
うな補間処理は、画像データが2値の場合か、多値の場
合かで大きく異なる。
【0004】以下、2値或いは多値の画像データに対す
る従来の補間処理方法に付いて説明する。
【0005】図9は2値データの補間例を説明するため
の図である。
【0006】図9(A)において、X1 ,X2 ,…X6
が補間処理で求めたい画素データで、上下のラインの2
値データは補間処理する前から存在している画素データ
である。ここで、画素X1 ,X2 及びX5 ,X6 は上下
の画素データが同一であるため、補間すべき画素データ
を容易に判定出来る。即ち、この場合にはX1 =X2
0,X5 =X6 =1となる。これに対し、画素X3 ,X
4 の場合は、上下の画素データが異なった値であるた
め、単に上下の画素データより補間値を決定することが
できない。そこで、補間すべき画素データ(以下、着目
画素と呼ぶ)を中心として、上のライン5画素と下のラ
イン5画素を参照画素とする。いま例えば、着目画素が
3 の場合を考えると、上のラインの5画素の内、左か
ら4番目の画素から5番目の画素にかけて画素データが
“0”から“1”へ変化しているのに対し、下のライン
の5画素では、左から2番目の画素から3番目の画素に
かけて“0”から“1”へ変化しているので補間値は
“0”と判定できる。
【0007】次に着目画素がX4 の場合を考えると、上
下のラインの5画素における0→1への変化点が、着目
画素X3 の場合に比べて相対的に左へ1画素だけずれる
ため、この場合の補間値X4 は“1”と判定できる。よ
って、補間処理後の画素データは図9(B)のようにな
り、斜め方向のエッジが解像度に対応して画像が滑らか
になっているのがわかる。
【0008】次に、多値画像データの場合の補間処理を
説明する。図10は補間すべき着目画素Xの求め方を示
す図で、図10(A)は、補間値として垂直方向に同じ
位置にある前のラインの画素値を用いる場合を示してい
る。同図(B)は、補間値として上下ラインで垂直方向
に同じ位置にある2画素の平均を用いる場合を示し、同
図(c)は、補間値として上下ラインの6画素の重み付
きの平均を取って求める場合を示している。
【0009】図12は、図11に示す補間画素データX
1 ,X2 を、図10(A)〜(c)のそれぞれに従って
求めた場合を示している。即ち、図10(A)の場合
は、画素データX1 ,X2 のそれぞれは前のラインの同
じ垂直位置にあるデータで決定され、それぞれX1 =7
0,X2 =80となる。また図10(B)の場合には、
1 =(70+170)/2=120,X2 =(80+
180)/2=130となる。更に図10(c)の場合
は、X1 =(70+80+80+180)/8+(70
+170)/4=51+60=111,X2 =(70+
170+170+180)/8+(80+180)/4
=74+65=139となる。
【0010】前述の2値画像データの場合の補間処理の
内容から類推すると、多値データの補間値X1 ,X2
間には大きなエッジが存在してもよさそうだが、どの方
式で得られた結果にもエッジが存在しなくなる。
【0011】
【発明が解決使用としている課題】このように従来の多
値画像データの補間処理では、参照画素に画像エッジ部
分が存在しても、それを補間画素に反映することができ
ないため、補間後の多値データはエッジのなまった、ぼ
けた画像になってしまう。また、従来の2値画像データ
の補間処理に用いられていた手法をそのまま多値画像デ
ータの補間処理に適用した場合は、ハードウェアの規模
が極めて大きくなり、装置の大型化、及びコスト高を招
く虞があった。
【0012】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、多値の画像データ中に存在するエッジを反映した補
間画素データを発生することができる画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下の様な構成を備える。即
ち、多値画像データの補間画素データを、該補間画素の
周辺の複数の参照画素に基づいて求める画像処理装置で
あって、前記複数の参照画素のそれぞれを閾値と比較し
て2値データに変換する2値化手段と、前記閾値を生成
する手段と、前記2値化手段により作成された複数の2
値データから前記補間画素の位置における2値の補間デ
ータを生成する生成手段と、前記閾値と前記補間データ
とに基づいて前記補間画素を表す多値補間データを求め
る多値補間手段とを有する。
【0014】
【作用】以上の構成において、複数の参照画素のそれぞ
れを閾値と比較して2値データに変換し、その2値化手
段により作成された複数の2値データから前記補間画素
の位置における2値の補間データを生成する。そして、
これら閾値と補間データとに基づいて補間画素を表す多
値補間データを求める。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0016】本実施例の第1の実施例の補間回路例を第
1図に示す。
【0017】図1において、101は複数の多値の参照
画素データ(この例では8ビット)を入力する入力端
子、102は2値化回路で、複数の多値の参照画素デー
タのそれぞれを同じ閾値で各々に2値化している。10
3は補間データ生成回路で、2値の補間データ122を
発生しており、この回路は論理回路で構成されていても
良く、或いはテーブルを用いた回路であっても良い。前
者の論理回路で構成する方式では、参照画素データの中
からいくつかの特徴的なパターンを検出し、それらの検
出結果に基づき補間値を決定する。一方、後者のテーブ
ルを用いる方式では、参照画素データの全ての組合わせ
のパターンの各々に対して予め補間値を定めておき、そ
れをテーブルとして持つもので、いずれの方式のもので
あっても良い。104はセレクタで、複数の多値データ
の中から2値化回路102への閾値121として出力す
る画素データを選択するセレクタである。105は最大
値ホールド回路で、2値化回路102への閾値121と
補間データ122とに基づいて多値の補間値を生成す
る。
【0018】以下、図2〜図6及び図11を参照して、
図1の回路の動作を説明する。
【0019】まず、図11における画素X1 の値(補間
値)を上下各ラインの5画素を用いて求める場合につい
て考えてみる。
【0020】この場合の参照画素データは、図2(A)
で示された合計10画素となり、Xが補間画素となる。
図1の入力端子101の端子A1 〜A10にこれら10画
素データが入力される。ここで一番左上の画素(70)
はA1 端子より、そのすぐ右隣の画素(70)はA2
子より、以下同様にして順次各端子より入力され、一番
右下の画素(180)はA10端子より入力されるものと
する。尚、ここで各画素データは8ビットで構成されて
いるものとする。
【0021】この入力端子101に入力された各画素デ
ータは、各々2値化回路102に送られると共に、セレ
クタ104へも送られる。このセレクタ104は、入力
された画素データの1つを選択し、それを2値化回路1
02の閾値121として、2値化回路102及び最大値
ホールド回路105に出力する。
【0022】2値化回路102は、入力した10個の画
素データをセレクタ104から送られた閾値121に従
ってそれぞれ2値化し、その結果を補間データ生成回路
103に出力している。ここでセレクタ104が入力画
素データを選択する順序はどのような順序であってもよ
いが、ここではA1 ,A2 ,…A10という順序で選択す
るものとする。図2の例では、参照画素の数は10個で
あるが、画素データの種類は70,80,170,18
0の4種類しかないため、その4種類の閾値に対して2
値化結果と2値の補間データが分かれば充分である。そ
こで、これら4種類の閾値に対する2値化結果と2値の
補間データを図3〜図6の各(A)に示す。
【0023】2値化回路102は、入力端子101より
入力された画素データがセレクタ104よりの閾値12
1以上の時は“1”を出力し、そうでない時には“0”
を出力するものとする。又、2値の補間データの生成方
法は、従来の2値画像データの補間データ生成処理と同
様にして作成される。ここでは、上下の参照画素の値が
同じ値であれば、無条件にその値を補間データとし、上
下の参照画素が異なる値であれば、上下各ラインの値が
変化する変化点を検出し、その変化点が補間ライン上で
真ん中にくるように補間データを決定するものとする。
(その他のルールは未定とする。)図3〜図6の各
(A)から明らかなように、閾値121が“70”また
は“80”の場合には2値の補間データ122は“1”
であり、閾値121が“170”または“180”の場
合には、補間データ122は“0”となっている。
【0024】これら閾値121と、この閾値121に対
する2値の補間データ122が最大値ホールド回路10
5に送られる。この最大値ホールド回路105は、各補
間画素に対して行う前述の一連の処理に先行して、不図
示のクリア信号によりホールド値が“0”にクリアされ
る。その後、1つの補間画素(X)に対して10個の参
照画素に対する閾値121と、その閾値121に対する
2値の補間データ122が入力され、この補間データ1
22が“1”のときに、その閾値121の中で最大のも
のを保持する。
【0025】この最大値ホールド回路105の構成例を
図13に示す。図13では、入力された8ビットの閾値
121を2値の補間データ122でゲートするゲート回
路130(8個の2入力AND回路を有する)と、この
ゲート回路130の出力値の内の最大値を保持するピー
クホールド回路131を備えている。このピークホール
ド回路131としては汎用の回路を用いれば良い。
【0026】前述の図2〜図6の場合には、補間画素に
対しては、2値の補間データが“1”となる最大の閾値
121は“80”(図4の場合)であり、この値が多値
の補間データとしてピークホールド回路131に保持さ
れ、出力端子106に出力される。
【0027】同様にして、図11における補間画素X2
の補間データについて考える。この場合の参照画素デー
タは、図2(B)に示すように10個の画素データとな
り、Xが補間画素となる。前述の場合と同様に、この場
合も画素レベルは“70”,“80”,“170”,
“180”の4種類しかなく、合計4種類の閾値に対す
る2値化値と、2値の補間データが決まれば多値の補間
データも定まる。それらの値は図3〜図6の各(B)に
示してある。
【0028】この場合、2値の補間データが“1”とな
る最大の閾値は“170”であるため、最大値ホールド
回路105内のピークホールド回路131には“17
0”が保持され、その値が端子106に出力される。
【0029】以上説明したように、図11における補間
画素X1 ,X2 の値は、本実施例の回路構成を用いた場
合にはそれぞれ“80”,“170”となり、参照画素
中に存在していたエッジがそのまま補間画素データにも
反映されることが分かる。
【0030】次に本発明の第2の実施例を図7を参照し
て説明する。
【0031】図7において、101,102,103,
106は、図1における同一部番と同じ機能のものであ
る。301は閾値を生成する閾値発生回路である。
【0032】この閾値発生回路301より出力される2
値化用の閾値310は、前述の実施例のように、入力し
た参照画素データの値をそのまま用いるわけではなく、
入力される画素データがnビットの場合には、2値化用
の閾値310の初期値として“2n-1 ”を用いる。
【0033】この閾値310に基づき、入力端子101
から入力された各参照画素データを2値化回路102に
て2値化し、補間データ生成回路103により2値の補
間データ311を得る。次の画素データの2値化に用い
る閾値310は直前に得られた2値の補間データ311
に依存し、この補間データ311が“1”の場合には、
この2値化用の閾値310は“2n-1 +2n-2 ”とな
り,補間データ311が“0”の場合は“2n-2 ”にす
る。
【0034】このような、nビットの閾値310の推移
を各ビットに着目して、厳密に表現し直すと、次の〜
のようになる。 初期設定でnビットの閾値310を“0”にクリアす
る。 i=0,1…,n−1に対して〜の処理を繰り返
し行う。 閾値310のiビット目を“1”にセットする。 この閾値310に基づき、入力参照画素データを各々
2値化する。 この2値化結果から、2値の補間データ311を求め
る。 この2値の補間データ311を、閾値310のiビッ
ト目の最終的な値とする。
【0035】以上の処理が終了した後、2値の補間デー
タ311が“1”となり得る最大の閾値310を求め
る。この閾値が多値の補間データとなる。そして出力端
子106には、この多値の補間データである閾値が出力
される。
【0036】参照画素データの数が、閾値のビット数
“n”より多い場合には、第1の実施例を用いるより本
実施例を用いた方が早く、結果(多値の補間データ)を
求めることができる。
【0037】次に、上記〜の処理を行う閾値発生回
路301の詳細を図8に示す。図8では、n=4ビット
の場合について示してある。
【0038】図8において、401はビット位置を指定
する2ビットの信号を入力する端子、402は、この2
ビットの信号を4つの信号にデコードするデコーダで、
この2ビット信号が“00”の時は信号431がハイレ
ベルになり、“01”の時は信号432が、“10”の
時は信号433が、そして“11”の時は信号4444
がそれぞれハイレベルになる。403はディセーブル信
号で、この信号403がロウレベルの時にデコーダ40
2から出力される4つの信号は全て“0”になる。2値
の補間データ311は端子404から入力され、ラッチ
回路411〜414のそれぞれは、各AND回路より出
力されるラッチ信号に応じて、この2値の補間データ3
11をラッチする。405は、これらラッチ回路411
〜414へのラッチ信号を入力する入力端子である。A
ND回路421〜424は、これらラッチ回路へのラッ
チ信号をゲートしている。441〜444は、デコーダ
402の各出力信号とラッチ回路411〜414のそれ
ぞれの出力信号との論理和を取るOR回路で、OR回路
441の出力は閾値310(4ビット)の最上位ビッ
ト、以下順次OR回路442,443の順にビットに対
応して配置され、OR回路444の出力が閾値310の
最下位ビットとなり、これら4つのOR回路441〜4
44の出力が4ビットの閾値データとして出力端子45
1より出力されている。
【0039】次に、この閾値発生回路301の動作を説
明する。
【0040】まず、不図示のクリア信号により4つのラ
ッチ回路411〜414は全て“0”にクリアされる。
次に、入力端子401に4ビット信号の最上位ビットを
指定するための2ビット信号“00”が入力されると、
デコーダ402より信号431だけがハイレベルで出力
される。この結果、ラッチするのが早すぎる。閾値31
0として2進数の“1000”が端子451から出力さ
れる。この閾値310は、図7における2値化回路10
2に送られ、この閾値310に基づいて入力された参照
画素データが2値化される。
【0041】こうして2値化された結果は、2値の補間
データ生成回路103に送られ、そこで2値の補間デー
タ311が生成される。この時の補間データ311は図
8の端子404に入力されて、4つのラッチ回路411
〜444に送られる。そして、端子405よりラッチ信
号が入力されると、AND回路421を通してラッチ回
路411だけにラッチ信号が到達し、他の3つのラッチ
回路412〜414には、このラッチ信号が入力されな
い。こうして2値の補間データ311はラッチ回路41
1だけに保持される。
【0042】次に、入力端子401に4ビット信号の最
上位から2番目のビットを指定するために“01”が入
力されると、前述と同様の処理が行われ、ラッチ回路4
12に新たな2値の補間データ311がラッチされる。
この時、補間データ311が“1”であればラッチ回路
412に“1”がセットされて閾値310は2進数の
“1100”となり、一方、補間データ311が“0”
であればラッチ回路412に“0”がセットされて閾値
310は“1000”のままとなる。
【0043】以下同様にして、ラッチ回路413,41
4に、各閾値310に応じた2値の補間データ311が
順次保持され、これらラッチ回路411〜414に最終
的にセットされた値が、補間データ311が“1”とな
る最大の閾値310となる。そして最後に、入力端子4
03にデコーダ402の出力信号を全て“0”にするデ
ィセーブル信号が入力される。これにより、4つのラッ
チ回路411〜414に保持された4ビットの値がその
まま最終的な補間データ310として出力端子415を
通して出力される。
【0044】本実施例ではOR回路441〜444を通
して、多値の補間データを求める構成になっている。こ
の多値の補間データはラッチ回路411〜414に保持
されるので、これらラッチ回路の出力信号を直接外部へ
取り出すことにより、多値の補間データを得ることがで
きる。また、閾値データの出力端子451とは別に多値
の補間データを出力するための出力端子を設けても良
い。
【0045】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
【0046】以上説明したように本実施例によれば、従
来は大規模のハードウェアでなければ実現できなかった
多値画像の補間処理が、実用的なハードウェア規模で行
えるようになった。また、この補間回路によれば、参照
画素データ中に存在するエッジを補間データにそのまま
反映させることができるため、補間処理後の画像の品位
が従来より大幅に良くなった。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
値の画像データ中に存在するエッジを反映した補間画素
データを発生することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の多値補間回路の構成を
示すブロック図である。
【図2】参照画素データと補間画素との関係を示す図で
ある。
【図3】閾値データが“70”の時の、参照画素の2値
データと補間データとの関係を示す図である。
【図4】閾値データが“80”の時の、参照画素の2値
データと補間データとの関係を示す図である。
【図5】閾値データが“170”の時の、参照画素の2
値データと補間データとの関係を示す図である。
【図6】閾値データが“180”の時の、参照画素の2
値データと補間データとの関係を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例の多値補間回路の構成を示
すブロック図である。
【図8】第2実施例における閾値発生回路の回路例を示
す回路図である。
【図9】従来の2値画像データの補間処理の例を示す図
である。
【図10】従来の多値画像データの補間処理例を示す図
である。
【図11】参照画素と補間画素との関係を示す図であ
る。
【図12】図10の補間係数に従って、図11の補間画
素の値を求めた例を示す図である。
【図13】最大値ホールド回路の具体例を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 多値画像データの入力端子 102 2値化回路 103 補間データ生成回路 104 セレクタ 105 最大値ホールド回路 122,311 補間データ(2値) 301 閾値発生回路 121,310 閾値
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 3/40 H04N 1/387 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像データの補間画素データを、該
    補間画素の周辺の複数の参照画素に基づいて求める画像
    処理装置であって、 前記複数の参照画素のそれぞれを閾値と比較して2値デ
    ータに変換する2値化手段と、 前記閾値を生成する手段と、 前記2値化手段により作成された複数の2値データから
    前記補間画素の位置における2値の補間データを生成す
    る生成手段と、 前記閾値と前記補間データとに基づいて前記補間画素を
    表す多値補間データを求める多値補間手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記多値補間手段は、前記補間データが
    1となる最大の閾値を前記多値補間データとすることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記2値化手段は前記閾値を前記複数の
    参照画素の各画素データと比較して2値データを求め、
    前記多値補間手段は前記2値データのそれぞれと各補間
    データとにより、前記補間データが1となる最大の閾値
    を前記多値補間データとすることを特徴とする請求項2
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記閾値生成手段は前記閾値を前記参照
    画素のビット数に応じて、最上位ビットから順次設定
    し、前記多値補間手段は前記2値の補間データが1とな
    る最大の閾値を多値補間データとすることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
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