JPH02177683A - 画素信号の相関判定および補間データ作成装置 - Google Patents

画素信号の相関判定および補間データ作成装置

Info

Publication number
JPH02177683A
JPH02177683A JP1184242A JP18424289A JPH02177683A JP H02177683 A JPH02177683 A JP H02177683A JP 1184242 A JP1184242 A JP 1184242A JP 18424289 A JP18424289 A JP 18424289A JP H02177683 A JPH02177683 A JP H02177683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
correlation
determination
pixel
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1184242A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sato
耕一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Publication of JPH02177683A publication Critical patent/JPH02177683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/04Colour television systems using pulse code modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/06Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば高画質デジタルテレビジョンシステ
ムに使用されるテレビジョン信号処理装置におけるテレ
ビジョン画素信号の相関判定装置及び補間データ作成装
置に関する。
(従来の技術) 例えば、インターレーステレビジョン信号をノンインタ
ーレーステレビジョン信号に変換する順次走査変換回路
においては、走査線の補間処理を行なっている。走査線
の捕間方法としては、2度振り方式、上下同和方式など
がある。
2度振り方式では、インターレース信号が、1水平期間
の遅延量をもつ遅延回路に供給される。
そして、遅延回路からの出力信号をを補間信号とする。
この補間信号と、入力インターレース信号とが、合成回
路において合成されることにより、合成回路からはノン
インターレース信号が得られる。
上下同和方式では、入力インターレース信号が第1の遅
延回路とl/2の係数を持つ第1の係数器に供給される
。第1の遅延回路の出力信号は、第2の遅延回路と1の
係数を持つ第2の係数器に供給される。第2の遅延回路
の出力信号は、1/2の係数を持つ第3の係数器に供給
される。第1、第2および第3の係数器の出力信号は、
加算器において加算される。第1と第2の遅延回路はそ
れぞれ1水平期間の遅延量をもつ。これにより、加算器
からは補間信号が得られる。この補間信号と入力インタ
ーレース信号とが合成回路において合成されることによ
り、合成回路からはノンインターレース信号を得ること
ができる。
上記した2度振り方式による補間信号作成回路と、上下
同和方式による補間信号作成回路とは、得られた補間信
号の垂直方向のフィルタリング特性が異なる。上下同和
方式のほうが2度振り方式に比べてカットオフ周波数が
低い。2度振り方式により得られた補間信号を含むテレ
ビジョン信号の画像では、垂直空間周波数成分で525
/2の折返しの目立つ垂直高域成分がある場合、折返し
成分が垂直の低域成分側へ折返してくる。この点では、
カットオフ周波数の低い上下同和方式の方が有利である
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、上下同和方式の方が、折返し成分が2
度振り方式よりも少ないが、上下同和方式では垂直方向
の本来の高域成分が減衰するという問題が残っている。
そこで補間信号を作る場合、相関の強い画素信号を用い
て作ると画質の向上を期待出来る。しかし、相関判定を
行うには、簡単な構成で実現出来ること、相関判定が正
確であること、さらに高速で判定結果を得られることな
どが要望される。
そこでこの発明は、相関判定が簡単な構成で実現でき、
正確な相関判定を行う相関判定装置を得ることを目的と
し、さらにこの相関判定装置を用いて画質向上を得る補
間信号作成装置をる得ることを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は上記の目的を達成するために、補間すべき画
素信号の位置を通る垂直ラインと水平ラインとで右上方
、左下方、左上方、右下方の領域を設定し、前記垂直ラ
イン上に存在して前記補間すべき画素信号の上下に位置
する2つの画素信号を用いて作成した垂直方向相関信号
と、前記右上方領域と左下方領域に対称的に存在する2
点の複数組の画素信号を用いて各組毎に作成した複数の
左下がり角度相関信号と、左上方の領域と右下方の領域
に対称的に存在する2点の複数組の画素信号を用いて各
組毎に作成した複数の右下がり角度相関信号とを発生す
る手段を有した相関データ発生手段と、 前記垂直方向相関信号、複数の左下がり角度相関信号お
よび右下がり角度相関信号の絶対値を得る手段を有し、
かつ前記複数の左下がり角度相関信号及び右下がり角度
相関信号のうち前記垂直ラインに最も近接した画素信号
を用いて作成した第1の左下がり角度相関信号及び第1
の右下がり角度相関信号と、前記垂直を目間信号との絶
対値のうち最も小さい値を検出して、前記第1の左下が
り角度相関信号が最も小さい場合は、さらに複数の左下
がり角度相関信号の絶対値のうち最も小さい値を検出し
て、この値を得るために用いられた画素信号の方向及び
角度を示すデータを前記相関判定信号として出力し、前
記第1の右下がり角度相関信号が最も小さい場合は、さ
らに複数の右下がり角度相関信号の絶対値のうち最も小
さい値を検出して、この値を得るために用いられた画素
信号の方向及び角度を示すデータを前記相関判定信号と
して出力するアルゴリズム手段を有する相関判定手段と
を備えるものである。
(作 用) 上記の手段により、画素信号間の相関関係を精度良く検
出することができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。入力端子20のテ
レビジョン信号AOは、補間データ及び相関データ発生
回路100に入力される。補間データ及び相関データ発
生回路100は、例えば、インターレース方式のデジタ
ルテレビジョン信号の上下関係にある走査ラインのデー
タを用いて、複数の補間信号CI、  C2,C3,C
4,C5、C6、C7を同時に発生することができる。
また、この補間データ及び相関データ発生回路100は
、前記走査ラインのデータを用いて、複数の相関信号D
I、D2.D 3.D4.D5、DB、DIを同時に発
生することができる。
補間データ及び相関データ発生回路100の構成例とし
ては、ラインメモリ、フィールドメモリ装置等の種々の
実施例が可能である。
この実施例では、タップ付き遅延線21.23、ライン
メモリ22、加算器3a、3b、3c。
3d、3e、3r 、3g1減算器4a、4b。
4c、4d、4e、4f’ 、4gにより構成された捕
間データ及び相関データ発生器100が示されている。
入力端子20のデジタルテレビジョン信号は、第1のタ
ップ付遅延線21に入力されるとともに、ラインメモリ
22を介して第2のタップ付遅延線23の入力BOとな
る。ラインメモリ22は、1水平期間の遅延量を持つ。
第1と第2のタップ付遅延線21と23は、それぞれ単
位遅延素子1a〜1「と1g〜11からなる。第1と第
2のタップ付遅延線21と23の各タップの画素信号を
それぞれ図に示すようにAO、AI 、A2 、A3、
A4   A5   A8  、 BOBI    B
2  、 B3  、B4、B5.86とする。ココテ
、信号AOと86が加算器3aと減算器4aに供給され
、信号AIと85が加算器3bと減算器4bに供給され
、信号A2と84が加算器3cと減算器4cに供給され
、信号A3と83が加算器3dと減算器4dに供給され
、信号A4と82が加算器3eと減算器4eに供給され
、信号A5と81が加算器3「と減算器4rに供給され
、信号A8とBOとが加算器3gと減算器4gに供給さ
れる。
加算器3a〜3gの出力、つまり補間信号CI。
C2,C3,C4,C5、CB、C7は、遅延回路24
に入力され位相調整された後にそれぞれセレクタ25に
供給され、ここでいずれか1つが選択されて出力端子2
6に補間信号として導出される。
一方、減算器48〜4gの出力、つまり相関信号(画素
間差分信号’I DI、D2.D3.D 4゜D5、D
6、DIは、相関判定部200を構成している絶対値回
路5a〜5gにそれぞれ供給され、絶対値差分出力とし
て出力される。この実施例では、絶対値回路5a〜5g
の差分絶対値出力を相関信号DI−D7として取扱うこ
とにする。
ここで、絶対値差分出力DIとC2は、最小値判定部6
aに供給され、C2、DBは、最小値判定部6bに供給
され、DB 、C4とDBは最小判定部6cに供給され
る。DBとDBは最小値判定部6dに供給され、DBと
C7は最小値判定部6eに供給される。ここで、各最小
値判定部6a〜6eは、それぞれの入力のうち、値が最
も小さいものを判定し、各判定出力El−E5を得、こ
れを階層式判定部7aに供給する。
階層式判定部7aは、判定出力El−E5をアルゴリズ
ムにしたがって処理し、相関判定信号Flを出力する。
第2図は、各画素信号AO〜A6と86〜BOとの演算
関係及び補間信号及び相関信号を得る画素信号の位置関
係を示しいる。
補間データ及び相関データ発生器100においては、第
2図に示すような配置関係にある画素信号の演算処理を
行う。
即ち、垂直方向へ上下関係にある第1と第2のラインの
複数の画素信号が対応させられる。そして、複数の画素
信号のうち水平方向の中央位置にある上下の画素信号(
図ではA3と83)が基準位置とされる。この基準位置
を通る垂直ラインと、補間すべき補間データを通る水平
ライン(補間ライン)により、画像空間上では、右上の
領域、右下の領域、左下の領域、左上の領域が得られる
補間信号Pを中心にすると、右上と左下の領域間には対
応する画素信号の組(AOlBe)、(AI 。
B5)(A2.B4)が複数存在するが、この各組の画
素信号が演算される。また、左上と右下の領域間にも、
対応する画素信号の組(AOlBe)、(Bl、A5)
(B2.A4)が存在する。
各組の差分演算結果は、相関信号D1〜D5であり、加
算演算結果は、補間信号01〜C5である。相関信号D
1〜D7を用いて相関性の強い画素信号同志を検出する
。補間信号Pは、相関性の強い画素信号同志を加算して
作成する。
この発明では、各相関信号D3、C2、Dlを左下がり
角度相関信号ということにし、これらを総称して左下が
り傾斜相関情報ということにする。
また、各相関信号D5 、DB 、C7を右下がり角度
相関信号情報ということにし、これらを総称して右下が
り傾斜相関情報ということにする。
傾斜相関情報は、相関を求めるために用いた画素信号同
志を結ぶラインの傾斜方向が左下方向であるのか、右下
方向であるのかを意味する。また、角度相関信号は、相
関を求めるために用いた画素信号同志を結ぶラインの傾
斜方向とその角度を意味する。さらに垂直ライン上の画
素を用いて求めた相関信号は、垂直相関信号ということ
にする。
さらに、垂直ライン上の画素信号同志を用いて作成した
補間信号C4を標準捕間信号とよび、補間信号CIやC
2、C3を左下がり傾斜補間信号とよび、補間信号C5
、CBやC7を右下がり傾斜補間信号ということにする
第3図は、相関判定部200における判定アルゴリズム
の一例を示している。
階層式判定部7aは、先ず、ブロック70Aに示す内容
の論理判定処理を行なう。即ち、最小値判定部6cの判
定結果が、DBが最小値であることを示すときは、ブロ
ック70Bの論理判定が優先され、DBが最小値である
ことを示すときは、ブロック70Cの論理判定が優先さ
れる。またD4最小値であることを判定結果が示すとき
は、加算器3dの出力である信号C4を選択せよとの相
関判定出力Flが得られる。
一方、ブロック70Bの論理判定では、C2とDBのう
ち、DBが最小である場合は、加算器3Cの出力である
C3を選択せよとの相関判定出力Flが出力され、Dl
が最小である場合にはブロック70Dの論理判定が優先
される。
また、ブロック70Cにおいては、DBとDBのうち、
DBが最小である場合は、加算器3eの出力であるC5
を選択せよとの相関判定出力Flが出力され、DBが最
小である場合にはブロック70Eの論理判定が優先され
る。
また、ブロワ゛り70Dにおいては、C2とD1のうち
D2が最小である場合は加算器3bの出力であるC2を
選択せよとの相関判定出力Flが出力され、DIが最小
である場合は加算器3aの出力であるCtを選択せよと
の相関判定出力Flが出力される。
またブロック70Eにおいては、DGとDIのうちDB
が最小である場合は、加算器3rの出力であるC6を選
択せよとの相関判定出力Flが出力され、p7が最小で
ある場合は、加算器3gの出力であるC7を選択せよと
の参目関判定出力Flが出力される。この相関判定出力
F1はセレクタ25を制御する。
よって階層式判定部7aの相関判定出力は、ライン間で
最も相関性が高い画素信号により作った補間信号をセレ
クタ25にて選択させることになる。したがって、この
階層式判定部7aの出力F1をそのままセレクタ25の
制御信号F4  (第1図に示される)として用いても
よい。
しかし、この実施例では、更に誤動作を低減するために
次のような手段を設けている。即ち、階層式判定部7a
の出力は、ラッチ回路8aと方向判定部9aとに人力さ
れる。方向判定部9aでは、1画素前の相関判定出力と
、今回の相関判定出力とがどのように変化したかを調べ
られている。つまり、例えば、画素信号B2とA4との
相関(右下がり傾斜方向の相関)が今までずっと強かっ
たにも拘らず、次のクロックタイミングにおける判定で
は、画素信号B5とAIの方向(左下がり傾斜方向)の
相関が強いものとして判定された場合、判定動作の誤動
作の可能性がある。
そこで、判定結果が1画素前の判定とは全く異なる方向
の画素信号間の相関が強いことを示す場合には、中間(
この実施例では(A3 +B3 ) /2−C31の信
号を選択せよとの相関判定信号F4が強制的に出力され
る。
第4図は、方向判定部9aにおける判定アルゴリズムを
示している。第4図のテーブルの最上の行は、前回(1
画素前)の補間信号を得るときの相関判定結果による相
関の強い画素の組を示している。またテーブルの左端の
縦の列には、今回(次の画素)の補間信号を得るときの
ト目関判定結果による相関の強い画素信号の組を示して
いる。
ここで、例えば星印の部分Sを参照して説明する。1画
素前の判定結果ではA4と82の相関が強いと得られて
いるにも係わらず、今回の判定では、Alと85の相関
が強いものとして判定されている。このような場合は、
第2図がらもゎがるように、相関関係にある上下の画素
信号を結ぶ方向が全く異なる方向へ変化したことになる
。このような場合は、誤判定である可能性が高いので、
A3.B3により得た補間信号を選択するように強制的
に相関判定信号の内容が置換えられる。
第4図の池の星印の部分も上記と同様な判定のらとに処
理されるケースを示している。
第5図は、ゾーンプレートによるシミュレーションの図
であり、第5A図は原信号、第5B図は2度振り方式に
よるもの、第5C図は上下間相方式によるもの、第5D
図はこの発明の実施例によるものである。第5A図の原
画に対して第5B図、第5C図は非常に折返し成分が目
立っているが、第5D図の画像は、図の下側における折
返し成分がかなり減衰しており、垂直成分の高域が良好
となっていることがわかる。
第6図は、この発明の他の実施例である。第1図の実施
例と同一部分には第1図と同じ符号が付されている。
この実施例では、セレクタ25と出力端子26との間に
、さらに画質劣化防止回路110を追加している。画質
劣化防止回路110は、セレクタ25から出力された信
号G1と、遅延回路24の出力信号C4とを減算処理す
る減算器31と、この減算器31の出力の絶対値を得る
絶対値回路32と、この絶対値回路32の出力と予め設
定されたしきい値とを比較する比較器33とを有する。
さらに、画質劣化防止回路110は、セレクタ34を有
する。セレクタ34は、遅延回路24からの出力信号C
4または、セレクタ25からの出力信号Glのいづれか
一方を選択し、補間信号として出力端子26に導出する
。ここでセレクタ34は、比較器33からの制御信号H
1にょり制御される。信号Glと信号C4との差分値の
絶対値が、しきい値より大きい場合は、セレクタ34は
強制的に標準補間信号C4を選択して導出し、信号Gl
と信号C4との差分値の絶対値が、しきい値より小さい
場合は、セレクタ34は信号Glを選択して導出する。
上記の画質劣化防止回路110は、相関判定部200に
おいて誤り判定があった場合に有効である。判定誤りに
より生成された補間信号のうち画質上で目立つ補間信号
は、インパルス状のノイズ成分に近い。例えば、第7A
図に示すように、黒線が画面上にあり、補間画素Piを
作成するときに相関の強い方向として矢印40方向の相
関が強いものとして判定誤りが生じた場合、黒線の中に
白点が現れる。この打なインパルス状の成分は、画面上
で目立つことになる。しかし、上記の実施例による画質
劣化防止回路110を設けると、この様な白点の信号は
、しきい値よりも大きくなるので、セレクタ34は信号
C3を選択することになる。つまり、相関判定誤りが生
じた場合は、強制的に標準補間信号C3が選択され最終
的な補間信号として導出される。すると、第7B図に示
すように、黒線の中に画面上で目立つ白点は現れなくな
り、画質劣化を防止できる。図において、白丸及び黒丸
は画素信号を意味する。
第8図はこの発明の他の実施例である。
この実施例は、相関判定部200の最小値判定部6a、
6b、6c、6d、6eが更に具体的に示されている。
即ち、絶対値回路5aと5bの出力信号DIとD2は、
減算器51に供給される。
また、絶対値回路5bと5Cの出力信号D2とD3とは
減算器52に供給され、絶対値回路5Cと5dの出力信
号D3とD4は、減算器53に供給される。さらに、絶
対値回路5dと5eの出力信号D4とD5は、減算器5
5に供給される。また絶対値回路5eと5fの出力信号
D5とD6とは減算器56に供給され、絶対値回路5f
と5gの出力1J号D8とD7とは減算器57に供給さ
れ、絶対値回路5Cと5eの出力信号D3とD5とは減
算器54に供給される。
減算器51の出力Δ1は、信号D1とD2のいずれが大
きいかを現す。減算器52の出力Δ2は、信号D2とD
3のいずれが大きいかを現し、減算器53の出力Δ3は
、信号D3とD4のいずれが大きいかを現す。また、減
算器54の出力Δ4は、信号D3とD5のいずれが大き
いかを現し、減算器55の出力Δ5は、信号D4とD5
のいずれが大きいかを現す。減算器56の出力Δ6は信
号D5とD6のいずれが大きいかを現し、減算器57の
出力Δ7は信号D6とD7のいずれが大きいかを現す。
各減算器51〜57からの出力Δ1〜Δ7は正(+)ま
たは負(−)の極性データである。
出力Δ1〜Δ7は、階層式判定部7aに入力される。階
層式判定部7aは、第9図に示す真理値表に基づいて判
定出力を得る。真理値表においてX印は、不定の部分で
ある。階層式判定部7aは、論理回路で構成されている
真理値表に示されるように、Δ3とΔ5が正の場合、Δ
3とΔ4が正で、Δ5が負の場合、Δ3とΔ4が負で、
Δ5が正の場合、は、いずれも判定信号は信号C4を選
択するための内容となる。
また、Δ4とΔ5とΔ6が負のときは、判定信号は信号
C5を選択するための内容となる。またΔ4とΔ5とが
負、Δ6が正でΔ7が負のときは、判定信号は信号C6
を選択するための内容となる。
また、Δ4とΔ5が負でΔ6とΔ7が正のときは、判定
信号は信号C7を選択するための内容となる。
さらに、Δ2とΔ3が負で、Δ4が正の場合は、判定信
号は信号C3を選択するための内容となる。
Δ1とΔ2とΔ4が正で、Δ3が負の場合は、判定信号
は信号C2を選択するための内容となる。
さらにΔ1とΔ3が負で、Δ2とΔ4が正の場合は、判
定信号は信号C1を選択するための内容となる。
上記したようにこの実施例によると、相関判定部200
は、複数の減算器と論理回路により簡単なハードウェア
構成で実現することができる。
上記の実施例は、相関判定部200をハードウェアによ
り実現した例であるが、マイクロコンビュータを用いて
ソフトウェアにより相関判定を行ってもよい。
第10図は、相関判定をソウトウエアにより実現した場
合のフローチャートの例を示している。
補間データ及び相関データ発生器100から出力された
相関信号D3、D4、D5のうち、いずれが最も小さい
値であるかを判定するための計算処理がステップS1に
おいて開始される。ステップS2においては、信号D5
が最小であるか否かの判定がおこなわれる。ここで信号
D5が最小でない場合、ステップS3において信号D3
が最小であるか否かの判定がおこなわれる。ここで信号
D3が最小でない場合、ステップS4に進み、傾きC4
であることの判定結果が得られる。つまり選択すべき補
間信号はC4であるとの判定結果が得られる。この判定
結果に基づき、判定信号生成用のステップS5では、信
号C4を選択するための信号を生成する。
上記ステップ82〜S5のルーチンは、第3図に示した
ブロック70Aのアルゴリズムを実現している。
ステップS2において、信号D5が最小であることの判
定結果が得られた場合、ステップS6に移行する。ステ
ップS6では、信号D5とD6のいずれが小さいかを判
定するための計算処理が行われる。次に、ステップS7
において信号D5が最小であるか否かの判定がおこなわ
れる。ここで信号D5が最小である場合、ステップS8
に進み、傾きC5であることの判定結果が得られる。つ
まり選択すべき補間信号はC5であるとの判定結果が得
られる。ステップS7において、信号D4が最小で無い
場合、ステップS9に進み信号D6とD7のいずれが小
さいかを判定するための計算処理が行われる。次にステ
ップ314において信号D6が最小であるか否かの判定
が行われる。ここで信号D6が最小であった場合、ステ
ップ515に進み傾きC6であることの判定結果が得ら
れる。
またステップSI4において信号D6が最小でない場合
、ステップ816に進み傾きC7であることの判定結果
が得られる。
上記ステップS2、SS−S9.S14〜516のルー
チンは、第3図のブロック70C,70Eのアルゴリズ
ムを実現している。
ステップS3において、信号D2が最小であることの判
定結果が得られた場合、ステップSIOに移行する。ス
テップSIOでは、信号D2とD3のいずれが小さいか
を判定するための計算処理が行われる。次に、ステップ
Sllにおいて信号D3が最小であるか否かの判定がお
こなわれる。ここで信号D3が最小である場合、ステッ
プS12に進み、傾きC3であることの判定結果が得ら
れる。つまり選択すべき補間信号はC3であるとの判定
結果が得られる。ステップSll  において、信号D
3が最小で無い場合、ステップS13に進み信号DIと
D2のいずれが小さいかを判定するための計算処理が行
われる。次にステップS17においては、信号D2が最
小か否かの判定が行われる。ここで信号D2が最小であ
る場合、ステップS19に進み、傾きC2であることの
判定結果が得られる。また信号D2が最小でない場合、
ステップS18に進み傾きCIであることの判定結果が
得られる。
上記ステップS3 、SIO〜S13、S17〜s19
ツルーチンは、第3図のブロック70B、70Dのアル
ゴリズムを実現している。
第11図は、相関判定部200をマイクロコンピュータ
により実現した場合の構成例を示している。補間データ
及び相関データ発生器100から出力された信号D1〜
D7は、入力回路81を介してデータ処理回路82に人
力される。データ処理回路82においては、第10図に
示したフローチャートに基づいたデータ処理が行われる
。データ処理回路82で得られた最終的な相関判定結果
F1は、出力回路83と介して出力される。タイミング
制御回路84は、入力回路81、データ処理回路82、
及び出力回路83の動作タイミングを制御している。な
お他の部分は、第1図、第6図、第8図に示した実施例
と同様な回路であるのでこれら実施例と同一符号を付し
ている。
以上説明したようにこの発明は、上下間相方式の利点を
生かし、かつ垂直方向の本来の高域成分が低減されるの
を押え、しかも簡単なハードウェア構成で実現できるテ
レビジョン画素信号の相関判定装置及び補間データ作成
装置を得ることができる。
さらに、この発明では少なくとも上記した相関データ及
び補間データ発生回路100は、印刷配線基板上に構成
される。そして、タップ付き遅延線21と23は、並列
に配置される。しかし、信号の入力部と出力部とは、互
いに逆の方向となるように配置される。このようにタッ
プ付き遅延線21と23が配置された理由は、加算器3
a〜3e及び減算器4a〜4eの配線の交差部を出来る
限り少なくするためである。例えば第2図に示す矢印の
ような配線構造を選んだ場合は、多くの配線が交差し、
配線基板を作成することが困難となるからである。よっ
てこの発明に使用されている補間データ及び相関データ
発生回路100の配線は、簡素であり製作も用意である
上記の実施例においては、相関判定装置は補間信号を選
択するための相関判定信号を作成している。しかし、画
素信号間の相関関係を検出するケースは、他にも種々の
ケースがある。
例えば、入力した映像データが動画像であるのかあるい
は静止画像であるのかを判定する場合である。この様な
場合、動き検出回路が採用されるが、この発明の相関判
定装置を用いれば、傾斜方向がわかるので、動画像の動
き方向を検出することができる。この場合、相関データ
発生回路100では、フレームメモリ、あるいはフィー
ルドメモリが使用され、フレーム間あるいはフィールド
間の画素信号を用いたト目関fJ号が発生される。
さらに上記の実施例では、原ラインにおける画素信号と
、l水平期間前の画素信号を用いて相関信号を作成した
。しかしこれに限らず、相関信号を得るための画素信号
の間隔は数ライン分あっても構わない。動きの速い画像
が多い場合は、間隔を大きくした方が正確な相関信号を
作成できる。
例えば高速で走る車から外を撮影した映像信号を用いて
ライン間補間信号を作成するような場合である。さらに
また上記の実施例では、総計で10個の画素信号を用い
て相関信号や補間信号を作成したがこれに限らず、さら
に個数を増大してもよい。あるいは逆に個数を減らして
もよい。この場合の相関判定対象となる画素信号は第1
2図のようになり、相関判定アルゴリズムは第13図の
ようになる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明は、相関判定の質向上をは
かり、上下間相方式の利点を生かし、かつ補間信号の垂
直方向の高域成分が低減するのを押え、しかも簡単なハ
ードウェア構成で実現するのに寄与するテレビジョン画
素信号の相関判定装置及び補間データ作成装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図の回路の動作を説明するために示した画素信号演算
原理の説明図、第3図は第1図の相関判定部のアルゴリ
ズムを説明するために示した図、第4図は第1図の方向
判定部の判定動作を説明するために示した図、第5A図
は原画信号をゾーンプレートによりシミュレーションし
て示したオシロ波形の写真の図、第5B図は2度振り方
式により作成した補間信号を含む映像信号をゾーンプレ
ートによりシミュレーションして示したオシロ波形の写
真の図、第5C図は上下間相方式により作成した補間信
号を含む映像信号をゾーンプレートによりシミュレーシ
ョンして示したオシロ波形の写真の図、第5D図はこの
発明の方式により作成した補間信号を含む映像信号をゾ
ーンプレートによりシミュレーションして示したオシロ
波形の写真の図、第6図はこの発明の他の実施例を示す
回路図、第7A図は相関判定の誤りの例を説明するため
に示した画素信号配列説明図、第7B図は第6図の画質
劣化防止回路の機能を説明するために示した画素信号配
列説明図、第8図はこの発明のさらに他の実施例を示す
回路図、第9図は第8図の相関判定部の動作を説明する
ために示した真理値テーブルを示す図、第10図はこの
発明に用いられる相関判定部のさらに池の例を説明する
ために示したフローチャート、第11図はこの発明の更
に他の実施例を示す回路図、第12図はこの発明の他の
実施例における画素信号演算原理の説明図、第13図は
第12図の画素信号を用いた相関判定部のアルゴリズム
を説明するために示した図である。 21.23・・・タップ付遅延線。22・・・ラインメ
モリ、23・・・遅延回路、25・・・セレクタ、10
0・・・補間データ及び相関データ発生器、200・・
・相関判定部、3a〜3g・・・加算器、4a〜4g・
・・減算器、5a〜5g・・・絶対値回路、6a〜6e
・・・最小値判定部、7a・・・階層式判定部、8a・
・・ラッチ回路、9a・・・方向判定部、110・・・
画質劣化防止回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)補間すべき画素信号の位置を通る垂直ラインと水
    平ラインとで右上方、左下方、左上方、右下方の領域を
    設定し、前記垂直ライン上に存在して前記補間すべき画
    素信号の上下に位置する2つの画素信号を用いて作成し
    た垂直方向相関信号と、前記右上方領域と左下方領域に
    対称的に存在する2点の複数組の画素信号を用いて各組
    毎に作成した複数の左下がり角度相関信号と、左上方の
    領域と右下方の領域に対称的に存在する2点の複数組の
    画素信号を用いて各組毎に作成した複数の右下がり角度
    相関信号とを発生する手段を有した相関データ発生手段
    と、 前記垂直方向相関信号、複数の左下がり角度相関信号お
    よび右下がり角度相関信号の絶対値を得る手段を有し、
    かつ前記複数の左下がり角度相関信号及び右下がり角度
    相関信号のうち前記垂直ラインに最も近接した画素信号
    を用いて作成した第1の左下がり角度相関信号及び第1
    の右下がり角度相関信号と、前記垂直相関信号との絶対
    値のうち最も小さい値を検出して、前記第1の左下がり
    角度相関信号が最も小さい場合は、さらに複数の左下が
    り角度相関信号の絶対値のうち最も小さい値を検出して
    、この値を得るために用いられた画素信号の方向及び角
    度を示すデータを前記相関判定信号として出力し、前記
    第1の右下がり角度相関信号が最も小さい場合は、さら
    に複数の右下がり角度相関信号の絶対値のうち最も小さ
    い値を検出して、この値を得るために用いられた画素信
    号の方向及び角度を示すデータを前記相関判定信号とし
    て出力するアルゴリズム手段を有する相関判定手段とを
    具備したことを特徴とする画素信号の相関判定装置。
  2. (2)前記相関データ発生手段は、 3つの左下がり角度相関信号と、3つの右下がり角度相
    関信号とを発生する手段を有し、 前記相関判定手段は、 前記3つの左下がり角度相関信号及び3つの右下がり角
    度相関信号のうち前記垂直ラインに最も近接した画素信
    号を用いて作成した第1の左下がり角度相関信号と、第
    1の右下がり角度相関信号と、前記垂直相関信号との絶
    対値のうち最も小さい値を検出する第1のアルゴリズム
    手段と、前記第1の左下がり角度相関信号と第2の左下
    がり角度相関信号の絶対値のうちいずれが小さいかを検
    出する第2のアルゴリズム手段と、 前記第1の右下がり角度相関信号と第2の右下がり角度
    相関信号の絶対値のうちいずれが小さいかを検出する第
    3のアルゴリズム手段と、 前記第2の左下がり角度相関信号と第3の左下がり角度
    相関信号のうちいずれが小さいかを検出する第4のアル
    ゴリズム手段と、 前記第2の右下がり角度相関信号と第3の右下がり角度
    相関信号のうちいずれが小さいかを検出する第5のアル
    ゴリズム手段と、 上記第1乃至第5のアルゴリズム手段からの判定結果が
    入力され、 前記垂直相関信号が最も小さい場合、前記垂直相関信号
    を得るために用いた画素信号の方向及び角度を示すデー
    タを相関判定信号として導出し、前記第2のアルゴリズ
    ム手段において前記第1の左下がり角度相関信号が最も
    小さい場合、前記第1の左下がり角度相関信号を得るた
    めに用いた画素信号の方向及び角度を示すデータを相関
    判定信号として導出し、前記第3のアルゴリズム手段に
    おいて前記第1の右下がり角度相関信号が最も小さい場
    合、前記第1の右下がり角度相関信号を得るために用い
    た画素信号の方向及び角度を示すデータを相関判定信号
    として導出し、前記第4のアルゴリズム手段において前
    記第2の左下がり角度相関信号が最も小さい場合、前記
    第2の左下がり角度相関信号を得るために用いた画素信
    号の方向及び角度を示すデータを相関判定信号として導
    出し、前記第4のアルゴリズム手段において前記第3の
    左下がり角度相関信号が最も小さい場合、前記第3の左
    下がり角度相関信号を得るために用いた画素信号の方向
    及び角度を示すデータを相関判定信号として導出し、前
    記第5のアルゴリズム手段において前記第2の右下がり
    角度相関信号が最も小さい場合、前記第2の右下がり角
    度相関信号を得るために用いた画素信号の方向及び角度
    を示すデータを相関判定信号として導出し、前記第5の
    アルゴリズム手段において前記第3の右下がり角度相関
    信号が最も小さい場合、前記第3の右下がり角度相関信
    号を得るために用いた画素信号の方向及び角度を示すデ
    ータを相関判定信号として導出し、前記第1のアルゴリ
    ズム手段において前記第2の左下がり角度相関信号が最
    も小さい場合、前記第2のアルゴリズム手段の判定を優
    先させ、前記第2の右下がり角度相関信号が最も小さい
    場合、前記第3のアルゴリズム手段の判定を優先させ、
    第2のアルゴリズム手段で第2の左下がり角度相関信号
    が最も小さい場合第4のアルゴリズム手段の判定を優先
    させ、第3のアルゴリズム手段で第2の右下がり角度相
    関信号が最も小さい場合第5のアルゴリズム手段の判定
    を優先させる階層式判定手段を有したことを特徴とする
    請求範囲第1項記載の相関判定装置。
  3. (3)前記相関データ発生手段は、 前記垂直ラインに最も近い画素信号から得れた前記第1
    の左下がり角度相関信号、前記第1の左下がり角度相関
    信号を得るために用いた画素信号よりも前記垂直ライン
    から離れた画素信号を用いて得られた前記第2の左下が
    り角度相関信号、及び前記第2の左下がり角度相関信号
    を得るために用いた画素信号よりも前記垂直ラインから
    離れた画素信号を用いて得られた前記第3の左下がり角
    度相関信号を発生し、かつ前記垂直ラインに最も近い画
    素信号から得れた前記第1の右下がり角度相関信号、前
    記第1の右下がり角度相関信号を得るために用いた画素
    信号よりも前記垂直ラインから離れた画素信号を用いて
    得られた前記第2の右下がり角度相関信号、及び前記第
    2の右下がり角度相関信号を得るために用いた画素信号
    よりも前記垂直ラインから離れた画素信号を用いて得ら
    れた前記第3の右下がり角度相関信号を発生する手段を
    有し、 前記相関判定手段は、 前記第3の左下がり角度相関信号から前記第2の左下が
    り角度相関信号を減算し第1の極性信号を得る第1の減
    算器、前記第1の左下がり角度相関信号から前記第2の
    左下がり角度相関信号を減算し第2の極性信号を得る第
    2の減算器、前記第1の左下がり角度相関信号から前記
    垂直相関信号を減算し第3の極性信号を得る第3の減算
    器、前記第1の右下がり角度相関信号から前記第1の左
    下がり角度相関信号を減算し第4の極性信号を得る第4
    の減算器、前記第1の右下がり角度相関信号から前記垂
    直相関信号を減算し第5の極性信号を得る第5の減算器
    、前記第1の右下がり角度相関信号から前記第2の右下
    がり角度相関信号を減算し第6の極性信号を得る第6の
    減算器、前記第3の右下がり角度相関信号から前記第2
    の右下がり角度相関信号を減算し第7の極性信号を得る
    第7の減算器を有し、かつ前記第3及び第5の極性信号
    が正極性、または第3及び第4の極性信号が正極性で第
    5の極性信号が負極性、または第3及び第4の極性信号
    が負極性で第5の極性信号が正極性のときは前記垂直相
    関信号を得るために用いた画素信号に対応した相関判定
    信号を出力し、第4、第5及び第6の極性信号が負極性
    のときは前記第1の右下がり角度相関信号を得るために
    用いた画素信号に対応した相関判定信号を出力し、前記
    第4、第5及び第7の極性信号が負極性で第6の極性信
    号が正極性のときは前記第2の右下がり角度相関信号を
    得るために用いた画素信号に対応した相関判定信号を出
    力し、前記第4及び第5の極性信号が負極性であり第6
    及び第7の極性信号が正極性であるときは前記第3の右
    下がり角度相関信号を得るために用いた画素信号に対応
    した相関判定信号を出力し、第2及び第3の極性信号が
    負極性で第4の極性信号が正極性であるときは前記第1
    の左下がり角度相関信号を得るために用いた画素信号に
    対応した相関判定信号を出力し、前記第2及び第4の極
    性信号が負極性で第3の極性信号が正極性であるときは
    前記第2の左下がり角度相関信号を得るために用いた画
    素信号に対応した相関判定信号を出力し、前記第1及び
    第3の極性信号が負極性で第2及び第4の極性信号が正
    極性であるときは前記第3の左下がり角度相関信号を得
    るために用いた画素信号に対応した相関判定信号を出力
    する論理回路手段を備えたことを特徴とする請求範囲第
    1項記載の相関判定装置。
  4. (4)上記相関判定手段の出力部にはさらにラッチ手段
    と方向判定手段が設けられ、 前記ラッチ手段は、出力相関判定信号を、次の相関判定
    信号が得られまで保持し、 前記方向判定手段は、前記次の相関判定信号が得られた
    ときに、前記ラッチ手段に保持されている相関判定信号
    とは傾斜方向が異なる内容を示している場合、相関画素
    信号が垂直方向であることを示す最終的な相関判定信号
    を強制的に出力することを特徴とした請求範囲第2項記
    載の相関判定装置。
  5. (5)前記垂直ライン方向の画素信号を加算した標準補
    間信号と、前記左下がり傾斜方向の画素信号を加算した
    左下がり傾斜方向補間信号と、右下がり傾斜方向の画素
    信号を加算した右下がり傾斜方向補間信号とを得る手段
    を含む前記相関データ発生手段と、 この相関データ発生手段に接続され、前記標準補間信号
    、左下がり傾斜補間信号及び右下がり傾斜補間信号が被
    選択信号として供給され、前記相関判定手段から出力さ
    れる相関判定信号が制御信号として供給され、前記相関
    判定手段において絶対値が最も小さい値の相関信号を作
    成した画素信号と同じ画素信号で作成した補間データを
    選択し導出するセレクティング手段とを更に具備したこ
    とを特徴とする請求範囲第1項記載の補間データ作成装
    置。
  6. (6)前記セレクティング手段にはさらに前記標準補間
    信号と該セレクティング手段の出力補間信号とが供給さ
    れる画質劣化防止手段が接続され、この画質劣化防止手
    段は、 前記出力補間信号と標準補間信号との差分信号を得る減
    算器と、 この減算器の出力の絶対値と基準値とを比較する比較器
    と、 前記出力補間信号と標準補間信号とが供給され、前記比
    較器の出力が、基準値よりも前記差分信号の絶対値の絶
    対値が大きいことを示す場合は、前記標準補間信号を最
    終出力補間信号として導出し、前記比較器の出力が、基
    準値よりも前記差分信号の絶対値が小さいことを示す場
    合は、前記出力補間信号を最終出力補間信号として導出
    するセレクタとからなることを特徴とする請求範囲第5
    項記載の補間データ作成装置。
JP1184242A 1988-09-29 1989-07-17 画素信号の相関判定および補間データ作成装置 Pending JPH02177683A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-244841 1988-09-29
JP24484188 1988-09-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02177683A true JPH02177683A (ja) 1990-07-10

Family

ID=17124768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1184242A Pending JPH02177683A (ja) 1988-09-29 1989-07-17 画素信号の相関判定および補間データ作成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4985764A (ja)
JP (1) JPH02177683A (ja)
KR (1) KR920009611B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04343590A (ja) * 1991-05-20 1992-11-30 Victor Co Of Japan Ltd 補間信号生成回路
JPH05153562A (ja) * 1991-12-02 1993-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 相関検出補間方法および装置
US5347599A (en) * 1991-06-14 1994-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adaptive interpolation method and apparatus using correlation detection
US5513281A (en) * 1991-12-02 1996-04-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Interpolation method and apparatus by correlation detection using fuzzy inference

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7382929B2 (en) * 1989-05-22 2008-06-03 Pixel Instruments Corporation Spatial scan replication circuit
JPH0385884A (ja) * 1989-08-29 1991-04-11 Sony Corp 画像の動き検出回路
JPH03270457A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Fujitsu Ltd ファクシミリ装置
US5124794A (en) * 1990-07-09 1992-06-23 Zenith Electronics Corporation Adaptive peaking circuit
EP0474285B1 (en) * 1990-09-03 1996-05-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Edge direction detector for image processing video systems
US5379063A (en) * 1991-04-24 1995-01-03 Olympus Optical Co., Ltd. Electronic still camera system compensating for image displacement
KR940006935B1 (ko) * 1991-12-23 1994-07-29 주식회사 금성사 티브이 신호의 라인 더블러장치
KR950000440B1 (ko) * 1991-12-27 1995-01-19 주식회사 금성사 티브이 신호의 주사선 수 2배 증가방법 및 회로
EP0561286B1 (en) * 1992-03-20 1997-06-18 THOMSON multimedia Method and apparatus for direction related interpolation
CA2090696C (en) * 1992-03-20 2001-08-21 Werner Boie Method and apparatus for direction related interpolation
KR950007930B1 (ko) * 1992-04-21 1995-07-21 주식회사 금성사 텔레비젼 수상기의 주사선 보간방법
US5233421A (en) * 1992-04-30 1993-08-03 Thomson Consumer Electronics, Inc. Video memory system with double multiplexing of video and motion samples in a field memory for motion adaptive compensation of processed video signals
DE69332302T2 (de) * 1992-11-23 2003-01-30 Thomson Multimedia Sa Verfahren und Vorrichtung zur adaptiver Umsetzung in ein Zeilenfolgesignal
JP2967014B2 (ja) * 1993-05-24 1999-10-25 キヤノン株式会社 画像処理装置
CA2138834C (en) * 1994-01-07 2004-10-19 Robert J. Gove Video display system with digital de-interlacing
DE4407101A1 (de) * 1994-03-03 1995-09-14 Siemens Ag Verfahren zur Formatkonversion von in einem ersten Bildpunktraster vorliegenden Bildsequenzen in ein zweites Bildpunktraster
JP3438032B2 (ja) * 1994-03-15 2003-08-18 松下電器産業株式会社 空間周波数適応補間方法および空間周波数適応補間装置
FI96559C (fi) * 1994-06-10 1996-07-10 Nokia Technology Gmbh Menetelmä reunan suunnan tunnistamiseksi lomitellussa televisiokuvassa
US5886745A (en) * 1994-12-09 1999-03-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Progressive scanning conversion apparatus
US5579054A (en) * 1995-04-21 1996-11-26 Eastman Kodak Company System and method for creating high-quality stills from interlaced video
US5532751A (en) * 1995-07-31 1996-07-02 Lui; Sam Edge-based interlaced to progressive video conversion system
US5991463A (en) * 1995-11-08 1999-11-23 Genesis Microchip Inc. Source data interpolation method and apparatus
JP3212917B2 (ja) * 1997-08-26 2001-09-25 エヌイーシービューテクノロジー株式会社 走査線補間装置および走査線補間方法
US6133957A (en) * 1997-10-14 2000-10-17 Faroudja Laboratories, Inc. Adaptive diagonal interpolation for image resolution enhancement
JP3820026B2 (ja) * 1998-03-09 2006-09-13 パイオニア株式会社 走査線補間方法
US6377307B1 (en) * 1999-05-27 2002-04-23 Pioneer Corporation Line interpolation apparatus and video signal conversion device
EP1173017B1 (en) * 1999-08-05 2008-11-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Image interpolating method
JP4150947B2 (ja) * 2000-08-23 2008-09-17 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びに記録媒体
US6760376B1 (en) * 2000-11-06 2004-07-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Motion compensated upconversion for video scan rate conversion
JP4108969B2 (ja) * 2000-12-14 2008-06-25 松下電器産業株式会社 画像角度検出装置およびそれを備えた走査線補間装置
KR100975786B1 (ko) * 2002-03-27 2010-08-16 톰슨 라이센싱 잡음 제약된 대각 개선된 업변환
US7136107B2 (en) * 2003-08-05 2006-11-14 Koninklijke Philips Electronics N. V. Post-processing of interpolated images
US20050163401A1 (en) * 2004-01-28 2005-07-28 Techwell Inc. Display image enhancement apparatus and method using adaptive interpolation with correlation
JP4358055B2 (ja) * 2004-07-21 2009-11-04 株式会社東芝 補間画素生成回路
KR100688086B1 (ko) * 2004-12-13 2007-03-02 한국전자통신연구원 상관 계수의 대칭성을 이용한 상관 장치 및 그 방법
TWI304187B (en) * 2006-01-03 2008-12-11 Realtek Semiconductor Corp Method and apparatus for image edge detection
TWI372365B (en) * 2006-09-06 2012-09-11 Realtek Semiconductor Corp Method and apparatus for directional edge enhancement
JP4861114B2 (ja) * 2006-09-27 2012-01-25 株式会社東芝 映像信号処理装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025949B2 (ja) * 1976-12-24 1985-06-21 株式会社日立製作所 テレビ信号処理方式
JPS55150687A (en) * 1979-05-15 1980-11-22 Sony Corp Separating circuit of color video signal
US4698675A (en) * 1986-09-29 1987-10-06 Rca Corporation Progressive scan display system having intra-field and inter-field processing modes
DE3788997T3 (de) * 1986-10-31 1999-06-24 British Broadcasting Corp Interpolation von Zeilen eines Videosignals.
JP2508439B2 (ja) * 1987-05-29 1996-06-19 ソニー株式会社 高能率符号化装置
DE3854337T2 (de) * 1987-06-09 1996-02-01 Sony Corp Bewegungskompensierte Interpolation von digitalen Fernsehbildern.

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04343590A (ja) * 1991-05-20 1992-11-30 Victor Co Of Japan Ltd 補間信号生成回路
US5347599A (en) * 1991-06-14 1994-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adaptive interpolation method and apparatus using correlation detection
JPH05153562A (ja) * 1991-12-02 1993-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 相関検出補間方法および装置
US5513281A (en) * 1991-12-02 1996-04-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Interpolation method and apparatus by correlation detection using fuzzy inference

Also Published As

Publication number Publication date
KR920009611B1 (ko) 1992-10-21
KR900005820A (ko) 1990-04-14
US4985764A (en) 1991-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02177683A (ja) 画素信号の相関判定および補間データ作成装置
EP0785683B1 (en) Image data interpolating apparatus
JP2947186B2 (ja) フリッカ軽減回路
JPH04229795A (ja) 動きを補正した映像方式変換装置
JP3333839B2 (ja) 補間ライン検出方法及び補間ライン検出装置
US5444493A (en) Method and apparatus for providing intra-field interpolation of video signals with adaptive weighting based on gradients of temporally adjacent fields
JP2002215121A (ja) 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JPH02289894A (ja) ビデオ信号補間装置
JPH05347752A (ja) ビデオ信号処理装置
US20030218621A1 (en) Method and system for edge-adaptive interpolation for interlace-to-progressive conversion
KR20070030223A (ko) 픽셀 보간
JP4001110B2 (ja) 走査変換装置
KR100422575B1 (ko) 디인터레이싱을 위한 공간축/시간축 보간 시스템 및 방법
JPH01189285A (ja) フリツカ障害抑圧装置を備えているテレビジョン受信機
JPH08163573A (ja) 動きベクトル検出装置、およびこの装置を用いた順次走査変換装置
JPH11146346A (ja) 順次走査変換方法及び順次走査変換装置
US6259480B1 (en) Sequential scanning converter
JPH09200575A (ja) 画像データ補間装置
JP4189645B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2000165892A (ja) 画素補間方法および画像処理装置
JP3871360B2 (ja) ビデオ信号処理装置及び方法
KR100224859B1 (ko) 엣지에 근거한 영상신호의 수직 보간 방법 및 그에 적합한 장치
JPH04326276A (ja) 動き検出回路および動き適応型走査線補間回路
JPH0440795A (ja) 動き適応型信号処理回路
JPH11146417A (ja) 動き検出回路