JPH0561971A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH0561971A JPH0561971A JP3250264A JP25026491A JPH0561971A JP H0561971 A JPH0561971 A JP H0561971A JP 3250264 A JP3250264 A JP 3250264A JP 25026491 A JP25026491 A JP 25026491A JP H0561971 A JPH0561971 A JP H0561971A
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- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的解像度の低い画像処理装置において、
中間調画像とエツジ画像の両方の画質向上を図る。 【構成】 2値画像保持用のバツフアメモリ107と多
値画像データを描画する書き込み部とを有し、バツフア
メモリ107と書き込み部との間で2値画像データを必
要に応じて多値画像データに変換する画像処理装置にお
いて、画像中のエツジ領域と中間調領域とを判別する領
域判定手段112と、中間調領域と判定された領域を多
値化処理する多値化処理手段113とを設けた。
中間調画像とエツジ画像の両方の画質向上を図る。 【構成】 2値画像保持用のバツフアメモリ107と多
値画像データを描画する書き込み部とを有し、バツフア
メモリ107と書き込み部との間で2値画像データを必
要に応じて多値画像データに変換する画像処理装置にお
いて、画像中のエツジ領域と中間調領域とを判別する領
域判定手段112と、中間調領域と判定された領域を多
値化処理する多値化処理手段113とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フアクシミリ、プリン
タ、画像フアイル、デジタル複写機などに適用され、2
値画像保持用のバツフアメモリと多値画像データを描画
する書き込み部とを有し、前記バツフアメモリと書き込
み部との間で、2値画像データを必要に応じて多値画像
データに変換する機能を有する画像処理装置に関する。
タ、画像フアイル、デジタル複写機などに適用され、2
値画像保持用のバツフアメモリと多値画像データを描画
する書き込み部とを有し、前記バツフアメモリと書き込
み部との間で、2値画像データを必要に応じて多値画像
データに変換する機能を有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置では、1画素当たり
2値(0か1)の情報に従つて画像を描画していた。以
下で従来の不具合をレーザプリンタを例に説明する。レ
ーザプリンタにおいてプリント出力を得ようとする場
合、文字はマトリクスフオントをバツフアメモリに展開
し、グラフなどの線画はベクタデータからラスタデータ
に変換してバツフアメモリに展開する。またイメージデ
ータは、スキヤナからのラスタデータやCG(コンピユ
ータグラフイクス)などのベクタデータをラスタ展開し
たものに対してデイザ処理等の中間調処理を施し、バツ
フアメモリに展開する。しかる後に、バツフアメモリ上
の“1”または“0”の信号に従つてレーザダイオード
の点灯のオン/オフを制御し感光体ドラム上に潜像を形
成し、その後トナーによる現像、紙への転写定着のプロ
セスを経て出力を得る。
2値(0か1)の情報に従つて画像を描画していた。以
下で従来の不具合をレーザプリンタを例に説明する。レ
ーザプリンタにおいてプリント出力を得ようとする場
合、文字はマトリクスフオントをバツフアメモリに展開
し、グラフなどの線画はベクタデータからラスタデータ
に変換してバツフアメモリに展開する。またイメージデ
ータは、スキヤナからのラスタデータやCG(コンピユ
ータグラフイクス)などのベクタデータをラスタ展開し
たものに対してデイザ処理等の中間調処理を施し、バツ
フアメモリに展開する。しかる後に、バツフアメモリ上
の“1”または“0”の信号に従つてレーザダイオード
の点灯のオン/オフを制御し感光体ドラム上に潜像を形
成し、その後トナーによる現像、紙への転写定着のプロ
セスを経て出力を得る。
【0003】ここで、これまでの方式は、例えば240
dpi(ドツト/インチ)のような比較的低解像度のプ
リンタにおいては、文字や線画の斜め線の部分でジヤギ
ーと呼ばれる階段状のギザギザが発生する不具合か生じ
ていた。また、イメージやCGなどの中間調画像の描画
においても滑らかな階調が取れず、画質が十分ではなか
つた。従来はこの不具合を480dpiや600dpi
などの高解像度なレーザプリンタを使用することで解決
していた。
dpi(ドツト/インチ)のような比較的低解像度のプ
リンタにおいては、文字や線画の斜め線の部分でジヤギ
ーと呼ばれる階段状のギザギザが発生する不具合か生じ
ていた。また、イメージやCGなどの中間調画像の描画
においても滑らかな階調が取れず、画質が十分ではなか
つた。従来はこの不具合を480dpiや600dpi
などの高解像度なレーザプリンタを使用することで解決
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
方式によると、解像度と階調性を向上させることによつ
て画質を向上させることができるが、解像度が高くなる
分画像データの量が増大するため、バツフアメモリの量
が増大し、その結果装置全体のコストの増大を引き起こ
していた。
方式によると、解像度と階調性を向上させることによつ
て画質を向上させることができるが、解像度が高くなる
分画像データの量が増大するため、バツフアメモリの量
が増大し、その結果装置全体のコストの増大を引き起こ
していた。
【0005】本発明は上記従来装置の欠点を解消し、比
較的解像度の低い画像処理装置において、コスト(メモ
リコスト)を増大させることなく、中間調画像、あるい
は中間調画像と、文字や線画等のエツジ画像の両方の画
質向上を図ることを目的とする。
較的解像度の低い画像処理装置において、コスト(メモ
リコスト)を増大させることなく、中間調画像、あるい
は中間調画像と、文字や線画等のエツジ画像の両方の画
質向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、2値画像保
持用のバツフアメモリと多値画像データを描画する書き
込み部とを有し、前記バツフアメモリと書き込み部との
間で、2値画像データを必要に応じて多値画像データに
変換する機能を有する画像処理装置において、画像中の
エツジ領域と中間調領域とを判別する領域判定手段と、
中間調領域と判定された領域を多値化処理する多値化処
理手段とを備えた第1の手段により達成される。
持用のバツフアメモリと多値画像データを描画する書き
込み部とを有し、前記バツフアメモリと書き込み部との
間で、2値画像データを必要に応じて多値画像データに
変換する機能を有する画像処理装置において、画像中の
エツジ領域と中間調領域とを判別する領域判定手段と、
中間調領域と判定された領域を多値化処理する多値化処
理手段とを備えた第1の手段により達成される。
【0007】また上記目的は、第1の手段に加え、エツ
ジ領域中におけるエツジの方向性を検出する方向性検出
手段と、エツジの方向性に従つてエツジ部を滑らかにす
る平滑化手段とを備えた第2の手段により達成される。
ジ領域中におけるエツジの方向性を検出する方向性検出
手段と、エツジの方向性に従つてエツジ部を滑らかにす
る平滑化手段とを備えた第2の手段により達成される。
【0008】
【作用】第1の手段においては、画像中のエツジ領域と
中間調領域を判別し、中間調領域と判定された領域を多
値化処理する。
中間調領域を判別し、中間調領域と判定された領域を多
値化処理する。
【0009】第2の手段においては、上記に加え、エツ
ジ領域中におけるエツジの方向性を検出してこの方向性
に従つてエツジ部を滑らかにする。
ジ領域中におけるエツジの方向性を検出してこの方向性
に従つてエツジ部を滑らかにする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はレーザプリンタの制御ブロツク図である。
データは、PC(パーソナルコンピユータ)101より
外部I/F102を通じてデータバス103に入る。C
PU104は上記コードデータを解釈し、必要に応じて
フオントデータ105からフオント展開回路106を通
してバツフアメモリ107に画像を構築していく。また
グラフイツクスはPC101においてベクタ・ラスタ変
換され、しかる後に外部I/F102からデータバス1
03を通りバツフアメモリ107の所定のアドレスに格
納される。さらにイメージデータはスキヤナ108によ
り画像を読み取り、デイザ処理などの中間調処理を施し
た後にPC101に入力される。そしてこのイメージデ
ータはPC101からグラフイツクスと同様に外部I/
F102からデータバス103を通りバツフアメモリ1
07の所定のアドレスに格納される。ここでバツフアメ
モリ107に画像を格納する時に、画像の置かれるべき
位置によつてバツフアメモリ107のどこのアドレスに
格納するかをアドレスコントローラ109によつて制御
する。110は画質向上回路、111はレーザドライバ
である。
する。図1はレーザプリンタの制御ブロツク図である。
データは、PC(パーソナルコンピユータ)101より
外部I/F102を通じてデータバス103に入る。C
PU104は上記コードデータを解釈し、必要に応じて
フオントデータ105からフオント展開回路106を通
してバツフアメモリ107に画像を構築していく。また
グラフイツクスはPC101においてベクタ・ラスタ変
換され、しかる後に外部I/F102からデータバス1
03を通りバツフアメモリ107の所定のアドレスに格
納される。さらにイメージデータはスキヤナ108によ
り画像を読み取り、デイザ処理などの中間調処理を施し
た後にPC101に入力される。そしてこのイメージデ
ータはPC101からグラフイツクスと同様に外部I/
F102からデータバス103を通りバツフアメモリ1
07の所定のアドレスに格納される。ここでバツフアメ
モリ107に画像を格納する時に、画像の置かれるべき
位置によつてバツフアメモリ107のどこのアドレスに
格納するかをアドレスコントローラ109によつて制御
する。110は画質向上回路、111はレーザドライバ
である。
【0011】図2は画質向上回路を中心としたブロツク
図であり、画質向上回路110は領域判定手段(領域判
定回路112)、中間調領域多値化手段(中間調多値化
回路113)、エツジ領域多値化手段(エツジ多値化回
路114)とセレクタ115によつて構成されている。
図であり、画質向上回路110は領域判定手段(領域判
定回路112)、中間調領域多値化手段(中間調多値化
回路113)、エツジ領域多値化手段(エツジ多値化回
路114)とセレクタ115によつて構成されている。
【0012】以下、各手段について説明する。 (1)領域判定手段 図3はウインドウ中の領域を示す説明図、図4、図5は
そのウインドウの画像データの説明図、図6はフローチ
ヤートである。中間調領域の判定手段は、n×n画素の
ウインドウにおいて、この領域がエツジ領域か中間調領
域かを判定することを行つている。ここでは5×5画素
のウインドウでの処理例を用いて説明する。図6中で用
いている領域1〜4を示しているが前述したように図3
である。図3に示すように、5×5画素のウインドウ中
を中心画素(注目画素)の周りに2×2画素の領域1〜
4に分ける。図6に示すように、注目画素がエツジ領域
に含まれるか中間調領域に含まれるかは図3中の領域1
〜4の黒ドツトおよび白ドツトの状態によつて判断す
る。
そのウインドウの画像データの説明図、図6はフローチ
ヤートである。中間調領域の判定手段は、n×n画素の
ウインドウにおいて、この領域がエツジ領域か中間調領
域かを判定することを行つている。ここでは5×5画素
のウインドウでの処理例を用いて説明する。図6中で用
いている領域1〜4を示しているが前述したように図3
である。図3に示すように、5×5画素のウインドウ中
を中心画素(注目画素)の周りに2×2画素の領域1〜
4に分ける。図6に示すように、注目画素がエツジ領域
に含まれるか中間調領域に含まれるかは図3中の領域1
〜4の黒ドツトおよび白ドツトの状態によつて判断す
る。
【0013】ここで実際の画像データの例が、前述した
ように図4および図5である。図4は中間調領域を表す
データであり、これを図6に示した処理の流れにより判
定すると中間調領域となる。即ち、領域1〜4に白のみ
の領域がない場合(S1でNO)、中間調領域となる。
また図5はエツジを表すデータであり、図6に示す処理
の流れによるとエツジ領域となる。即ち、領域1〜4に
白のみの領域があり(S1でYES)、かつ黒のみの領
域もある(S2でYES)場合、エツジ領域となる。な
お、中間調の検出処理では、小の5×5(n×n)画素
ウインドウを画素ごとに走査することで、全ての画素に
対して中間調領域か否かを判定する。
ように図4および図5である。図4は中間調領域を表す
データであり、これを図6に示した処理の流れにより判
定すると中間調領域となる。即ち、領域1〜4に白のみ
の領域がない場合(S1でNO)、中間調領域となる。
また図5はエツジを表すデータであり、図6に示す処理
の流れによるとエツジ領域となる。即ち、領域1〜4に
白のみの領域があり(S1でYES)、かつ黒のみの領
域もある(S2でYES)場合、エツジ領域となる。な
お、中間調の検出処理では、小の5×5(n×n)画素
ウインドウを画素ごとに走査することで、全ての画素に
対して中間調領域か否かを判定する。
【0014】(2)中間調領域多値化手段 1画素当たり1ビツトデータをnビツト/ドツトに多値
変換するための手段を以下に示す。多値データ変換はn
×n画素ウインドウ内の加重和を取ることにより行う
が、以下では5×5画素ウインドウを例として説明す
る。図7に5×5画素ウインドウの例を示す。ここで
は、最も単純な例としてマトリツクスの係数が全て1と
なる場合を示した。この場合、多値化によつて1ドツト
当たり表現できる階調数は25階調となる。図8に実際
の2値画像データの例を示す。図8の2値画像データを
図7のウインドウにより加重和をとつた時の注目画素の
値は図9に示すように、“13”となる。このようにし
て2値画像の多値化を行つた後、図2で示すように領域
判定回路112により中間調領域と判定された画素に対
してこの多値化データを書き込み制御回路に送る。
変換するための手段を以下に示す。多値データ変換はn
×n画素ウインドウ内の加重和を取ることにより行う
が、以下では5×5画素ウインドウを例として説明す
る。図7に5×5画素ウインドウの例を示す。ここで
は、最も単純な例としてマトリツクスの係数が全て1と
なる場合を示した。この場合、多値化によつて1ドツト
当たり表現できる階調数は25階調となる。図8に実際
の2値画像データの例を示す。図8の2値画像データを
図7のウインドウにより加重和をとつた時の注目画素の
値は図9に示すように、“13”となる。このようにし
て2値画像の多値化を行つた後、図2で示すように領域
判定回路112により中間調領域と判定された画素に対
してこの多値化データを書き込み制御回路に送る。
【0015】(3)エツジ領域多値化手段 一方、エツジ領域と判定された画素に対しては、図2の
エツジ多値化回路114により多値変換処理が施され
る。以下、その方式について述べる。エツジの方向性を
検出する手段は、n×n画素のウインドウによつて処理
を行うが、ここでは5×5画素ウインドウの場合を例に
説明する。
エツジ多値化回路114により多値変換処理が施され
る。以下、その方式について述べる。エツジの方向性を
検出する手段は、n×n画素のウインドウによつて処理
を行うが、ここでは5×5画素ウインドウの場合を例に
説明する。
【0016】まず第1の方式は、5×5画素ウインドウ
の周辺画素における白/黒画素の変化点に注目し、その
位置関係によりエツジの方向を算出する。図10に例を
示す。周辺画素の白/黒の変化点の位置を左上隅の画素
を支点画素とし、右まわりおよび左まわりで走査し、変
化点の位置を始点画素からカウントされる画素数で表
す。小の2つの変化点とそれに対応するエツジの方向を
全ての組み合わせにおいて予め計算し、参照テーブルに
格納しておく。ここで図10において求められた2つの
変化点を上記参照テーブルと参照することにより、図1
1に示すようにエツジの方向を算出する。
の周辺画素における白/黒画素の変化点に注目し、その
位置関係によりエツジの方向を算出する。図10に例を
示す。周辺画素の白/黒の変化点の位置を左上隅の画素
を支点画素とし、右まわりおよび左まわりで走査し、変
化点の位置を始点画素からカウントされる画素数で表
す。小の2つの変化点とそれに対応するエツジの方向を
全ての組み合わせにおいて予め計算し、参照テーブルに
格納しておく。ここで図10において求められた2つの
変化点を上記参照テーブルと参照することにより、図1
1に示すようにエツジの方向を算出する。
【0017】次にエツジの方向を検出する別の手段を説
明する。ここでは、n×n画素ウインドウの例として5
×5画素ウインドウを用いる。この方法は、5×5画素
ウインドウの水平方向の白または黒画素のランレングス
を算出し、この5つのランレングスの関係によつてエツ
ジの方向を算出する。ここで5つのランレングスとそれ
に対応するエツジの方向を全ての組み合わせにおいて予
め計算し、参照テーブルに格納しておく。エツジの方向
は、算出されたランレングスを上記参照テーブルと参照
することにより求める。
明する。ここでは、n×n画素ウインドウの例として5
×5画素ウインドウを用いる。この方法は、5×5画素
ウインドウの水平方向の白または黒画素のランレングス
を算出し、この5つのランレングスの関係によつてエツ
ジの方向を算出する。ここで5つのランレングスとそれ
に対応するエツジの方向を全ての組み合わせにおいて予
め計算し、参照テーブルに格納しておく。エツジの方向
は、算出されたランレングスを上記参照テーブルと参照
することにより求める。
【0018】これを模式的に示したのが、図12ないし
図15である。ここで、前記エツジ方向検出手段により
算出されたエツジの方向によりn×n画素(nは奇数)
の中心画素の多値データを算出する。ここで、エツジの
方向と変換後のデータとの関係は、予め全ての場合にお
いて計算して参照テーブルに格納しておき、実際に上記
エツジ方向検出手段において求められたエツジの方向を
この参照テーブルと参照することにより多値データを算
出する。
図15である。ここで、前記エツジ方向検出手段により
算出されたエツジの方向によりn×n画素(nは奇数)
の中心画素の多値データを算出する。ここで、エツジの
方向と変換後のデータとの関係は、予め全ての場合にお
いて計算して参照テーブルに格納しておき、実際に上記
エツジ方向検出手段において求められたエツジの方向を
この参照テーブルと参照することにより多値データを算
出する。
【0019】次にエツジにおける注目画素の描画位置判
定方法について説明する。処理の流れを図18に示して
いる。ここでn×n画素ウインドウのスタート画素が白
か黒かを判定し(S11)、それによりそれぞれのラン
レングスをカウントし(S12,S13)、方向検出を
行い(S14,S15)、さらにその結果をそれぞれの
ルツクアツプテーブルにより多値化を行い(S16,S
17)、しかる後に注目画素の右端または左端基準で描
画する。これを模式的に示したのが図12、図13およ
び図16、図17である。
定方法について説明する。処理の流れを図18に示して
いる。ここでn×n画素ウインドウのスタート画素が白
か黒かを判定し(S11)、それによりそれぞれのラン
レングスをカウントし(S12,S13)、方向検出を
行い(S14,S15)、さらにその結果をそれぞれの
ルツクアツプテーブルにより多値化を行い(S16,S
17)、しかる後に注目画素の右端または左端基準で描
画する。これを模式的に示したのが図12、図13およ
び図16、図17である。
【0020】図12はスタート画素が白画素であるた
め、注目画素は右端基準で描画され(図13)、一方、
図16はスタート画素が黒画素であるため左端基準で描
画される(図17)。このようにして、2値画像中の文
字や線画などのエツジ領域は2値画像により解像度を落
とさずに描画し、また中間調領域は階調性を向上して描
画することにより画像品質の高い出力が得られる。
め、注目画素は右端基準で描画され(図13)、一方、
図16はスタート画素が黒画素であるため左端基準で描
画される(図17)。このようにして、2値画像中の文
字や線画などのエツジ領域は2値画像により解像度を落
とさずに描画し、また中間調領域は階調性を向上して描
画することにより画像品質の高い出力が得られる。
【0021】
【発明の効果】請求項1,3,4,5記載の発明によれ
ば、2値画像中の文字や線画などのエツジ領域は2値画
像により解像度を落とさずに描画し、中間調領域を多値
化処理することで中間調領域の階調性を向上して描画す
ることにより、画像品質の向上を図ることができる。
ば、2値画像中の文字や線画などのエツジ領域は2値画
像により解像度を落とさずに描画し、中間調領域を多値
化処理することで中間調領域の階調性を向上して描画す
ることにより、画像品質の向上を図ることができる。
【0022】請求項2,6記載の発明によれば、上記の
効果に加え、エツジ部を滑らかにすることで、エツジ領
域の画像品質をさらに向上させることができる。
効果に加え、エツジ部を滑らかにすることで、エツジ領
域の画像品質をさらに向上させることができる。
【図1】本発明の実施例に係るレーザプリンタの制御ブ
ロツク図である。
ロツク図である。
【図2】画質向上回路を中心としたブロツク図である。
【図3】ウインドウ中の領域を示す説明図である。
【図4】ウインドウ中の画像データの配置を示す説明図
である。
である。
【図5】ウインドウ中の画像データの配置を示す説明図
である。
である。
【図6】領域判定制御のフローチヤートである。
【図7】中間調領域多値化に関するウインドウの説明図
である。
である。
【図8】中間調領域多値化に関するウインドウの説明図
である。
である。
【図9】中間調領域多値化に関するウインドウの説明図
である。
である。
【図10】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図11】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図12】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図13】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図14】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図15】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図16】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図17】エツジ領域多値化に関するウインドウの説明
図である。
図である。
【図18】エツジにおける注目画素の描画位置判定方法
のフローチヤートである。
のフローチヤートである。
101 PC 102 外部I/F 103 データバス 104 CPU 105 フオントデータ 106 フオント展開回路 107 バツフアメモリ 108 スキヤナ 109 アドレスコントローラ 110 画質向上回路 111 レーザドライバ 112 領域判定回路 113 中間調多値化回路 114 エツジ多値化回路 115 セレクタ
Claims (6)
- 【請求項1】 2値画像保持用のバツフアメモリと多値
画像データを描画する書き込み部とを有し、前記バツフ
アメモリと書き込み部との間で、2値画像データを必要
に応じて多値画像データに変換する機能を有する画像処
理装置において、画像中のエツジ領域と中間調領域とを
判別する領域判定手段と、中間調領域と判定された領域
を多値化処理する多値化処理手段とを備えたことを特徴
とする画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、さらにエツジ領
域中におけるエツジの方向性を検出する方向性検出手段
と、エツジの方向性に従つてエツジ部を滑らかにする平
滑化手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載において、前記領域判定手
段は、n×n画素ウインドウ中においてこれをさらにm
×m画素のサブウインドウに分割し、このサブウインド
ウの状態により領域判定を行うことを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項4】 請求項3記載において、n×n画素のウ
インドウにおいて、白ランレングスおよび黒ランレング
スの状態により1ドツト内での多値ドツトの位置を制御
することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項5】 請求項1記載において、前記多値化処理
手段は、n×n画素のウインドウにおける加重平均によ
り、中間調領域と判定された領域を多値化することを特
徴とする画像処理装置。 - 【請求項6】 請求項2記載において、前記方向性検出
手段は、n×n画素のウインドウの外周画素における白
/黒画素の変化点の位置情報によりエツジ領域中におけ
るエツジの方向性を算出することを特徴とする画像処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250264A JPH0561971A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250264A JPH0561971A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561971A true JPH0561971A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17205306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3250264A Pending JPH0561971A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0561971A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0879516A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
US5570432A (en) * | 1992-08-04 | 1996-10-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image controller |
DE4421261C2 (de) * | 1993-06-18 | 2002-08-29 | Ricoh Kk | Bildverarbeitungseinrichtung |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP3250264A patent/JPH0561971A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5570432A (en) * | 1992-08-04 | 1996-10-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image controller |
DE4421261C2 (de) * | 1993-06-18 | 2002-08-29 | Ricoh Kk | Bildverarbeitungseinrichtung |
JPH0879516A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
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