JPH0879047A - 半導体集積回路およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその製造方法

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JPH0879047A
JPH0879047A JP6210109A JP21010994A JPH0879047A JP H0879047 A JPH0879047 A JP H0879047A JP 6210109 A JP6210109 A JP 6210109A JP 21010994 A JP21010994 A JP 21010994A JP H0879047 A JPH0879047 A JP H0879047A
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mos transistor
transistor
output terminal
gate
circuit
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JP6210109A
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Katsuro Doke
家 克 郎 道
Toshikazu Sei
俊 和 清
Yasunobu Umemoto
本 安 伸 梅
Eiji Han
英 治 判
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Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K19/0013Arrangements for reducing power consumption in field effect transistor circuits
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低消費電力のバッファ回路を安価に提供す
る。 【構成】 ソースが電源に接続され且つドレインが出力
端子160 に接続されたpMOSトランジスタ121 と、ソ
ースが接地され且つドレインが出力端子160 に接続され
たnMOSトランジスタ122 とを有する出力バッファ12
0 と;ソースが電源に接続され、ドレインが出力端子16
0 に接続され且つゲートがnMOSトランジスタ122 の
ゲートに接続されたpMOSトランジスタ131 と;イネ
ーブル信号がオンのときは入力信号Aの値に基いてpM
OSトランジスタ121 またはnMOSトランジスタ122
の一方のみがオンし、イネーブル信号がオフのときは入
力信号Aの値に拘らずpMOSトランジスタ121 および
nMOSトランジスタ122 がオフするように、MOSト
ランジスタ121,122 のゲートに制御信号EI,EINを供給す
る制御回路と;を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路およびそ
の製造方法に関するものであり、より詳細には、バッフ
ァ回路を備えた半導体集積回路およびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路について、プルア
ップ回路を有する双方向バッファ回路を例にとって説明
する。
【0003】図7は、従来の半導体集積回路の一構成例
を示す回路図である。
【0004】同図において、制御回路701は、イネー
ブル信号Eがローレベルのときは、入力信号Aがハイレ
ベルであると出力信号EI,EINとしてローレベルを
出力し、入力信号Aがローレベルであると出力信号E
I,EINとしてハイレベルを出力する。一方、イネー
ブル信号Eがハイレベルのときは、入力信号Aの値に拘
らず、出力信号EIとしてはハイレベルを出力し、出力
信号EINとしてローレベルを出力する。
【0005】出力バッファ回路702は、pMOSトラ
ンジスタ703とnMOSトランジスタ704とによっ
て構成されている。pMOSトランジスタ703は、制
御回路701からゲートに入力した信号EIがローレベ
ルのときはオンし、ソースから入力した電源電位を出力
端子707に印加する。一方、信号EIがハイレベルの
ときはオフする。nMOSトランジスタ704は、制御
回路701からゲートに入力した信号EINがハイレベ
ルのときはオンし、出力端子707に接地電位を与え
る。一方、信号EINがローレベルのときはオフする。
【0006】pMOSトランジスタ705はプルアップ
回路を構成している。このPMOSトランジスタ705
は、ゲートが接地されて常にオンしており、ソースから
入力した電源電位を出力端子707に印加する。
【0007】入力バッファ回路706は、出力端子70
7から入力した信号を半導体集積回路内部に対して出力
する。
【0008】このような構成によれば、イネーブル信号
Eがローレベルで入力信号Aがハイレベルのときは、出
力バッファ702の出力信号はハイレベルとなり、した
がって、出力端子707の電位もハイレベルとなる。ま
た、イネーブル信号Eがローレベルで入力信号Aがロー
レベルのときは、出力バッファ702の出力信号はロー
レベルとなり、したがって、出力端子707の電位もロ
ーレベルとなる。一方、イネーブル信号Eがハイレベル
のときは、出力バッファ702の出力は「不定」である
が、pMOSトランジスタ705によってプルアップさ
れるので、出力端子707の電位はハイレベルとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示したような従来の半導体集積回路には、出力バッファ
回路702の出力信号がローレベルの場合にもpMOS
トランジスタ705がオンしているので、このpMOS
トランジスタ705のソースに接続された電源からMO
Sトランジスタ705,704を介してグランドに電流
が流れてしまうという欠点があった。この貫通電流は、
半導体集積回路の消費電力を増大させる原因となってい
た。
【0010】また、このような従来の半導体集積回路で
は、配線パターンを容易に形成することができないの
で、プルアップを行うのか、プルダウンを行うのか或い
はいずれも行わないのかの区別を変更したい場合に、こ
の変更後の半導体集積回路を最初から作り直さなければ
ならないという欠点もあった。このことは、半導体集積
回路の製造コストが増大する原因となっていた。
【0011】なお、これらの欠点は、プルダウン回路を
有する出力バッファ回路においても生じていた。
【0012】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、低消費電力の半導体集積回路
を安価に提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1) 第1の発明に係わる半導体集積回路は、ソースが第
1電源に接続され且つドレインが出力端子に接続された
第1導電型の第1MOSトランジスタと、ソースが第2
電源に接続され且つドレインが前記出力端子に接続され
た第2導電型の第2MOSトランジスタと、を有する出
力バッファと、ソースが第1電源に接続され、ドレイン
が前記出力端子に接続され且つゲートが前記第2MOS
トランジスタのゲートに接続された第1導電型の第3M
OSトランジスタと、イネーブル信号がオンのときは入
力信号の値に基いて前記第1MOSトランジスタまたは
前記第2MOSトランジスタの一方のみがオンし、イネ
ーブル信号がオフのときは前記入力信号の値に拘らず前
記第1MOSトランジスタおよび前記第2MOSトラン
ジスタがオフするように、前記第1および第2MOSト
ランジスタのゲートに制御信号を供給する制御回路と、
を備えたことを特徴とする。 (2) また、第1の発明においては、ゲートが前記第1M
OSトランジスタのゲートに接続され且つソースまたは
ドレインの少なくとも一方が浮遊状態にされた第2導電
型の第4MOSトランジスタをさらに有することが望ま
しい。 (3) 第2の発明に係わる半導体集積回路は、ソースが第
1電源に接続され且つドレインが出力端子に接続された
第1導電型の第1MOSトランジスタと、ソースが第2
電源に接続され且つドレインが前記出力端子に接続され
た第2導電型の第2MOSトランジスタと、を有する出
力バッファと、ゲートが前記第2MOSトランジスタの
ゲートに接続され且つソースまたはドレインの少なくと
も一方が浮遊状態にされた第1導電型の第3MOSトラ
ンジスタと、ゲートが前記第1MOSトランジスタのゲ
ートに接続され且つソースまたはドレインの少なくとも
一方が浮遊状態にされた第2導電型の第4MOSトラン
ジスタと、イネーブル信号がオンのときは入力信号の値
に基いて前記第1MOSトランジスタまたは前記第2M
OSトランジスタの一方のみがオンし、イネーブル信号
がオフのときは前記入力信号の値に拘らず前記第1MO
Sトランジスタおよび前記第2MOSトランジスタがオ
フするように、前記第1および第2MOSトランジスタ
のゲートに制御信号を供給する制御回路と、を備えたこ
とを特徴とする。 (4) 第3の発明に係わる半導体集積回路の製造方法は、
ソースが第1電源に接続され且つドレインが出力端子に
接続された第1導電型の第1MOSトランジスタと;ソ
ースが第2電源に接続され且つドレインが前記出力端子
に接続された第2導電型の第2MOSトランジスタと;
ソースが第1電源に接続され、ドレインが前記出力端子
に接続され且つゲートが前記第2MOSトランジスタの
ゲートに接続された第1導電型の第3MOSトランジス
タと;ソースが第2電源に接続され、ドレインが前記出
力端子に接続され且つゲートが前記第1MOSトランジ
スタのゲートに接続された第2導電型の第4MOSトラ
ンジスタと;を形成する工程と、前記第3MOSトラン
ジスタのソースと前記第1電源との配線、ドレインと前
記出力端子との配線、前記第4MOSトランジスタのソ
ースと前記第2電源との配線またはドレインと前記出力
端子との配線の、少なくとも一ケ所を切断する工程と、
を備えたことを特徴とする。 (5) 第4の発明に係わる半導体集積回路は、ソースが第
1電源に接続され且つドレインが出力端子に接続された
第1導電型の第1MOSトランジスタと、ソースが第2
電源に接続され且つドレインが前記出力端子に接続され
た第2導電型の第2MOSトランジスタと、を有する出
力バッファと、ソースが第1電源に接続され且つドレイ
ンが前記出力端子に接続された第1導電型の第3MOS
トランジスタと、イネーブル信号がオンのときは入力信
号の値に基いて前記第1MOSトランジスタまたは前記
第2MOSトランジスタの一方のみがオンするとともに
前記第3MOSトランジスタがオフし、イネーブル信号
がオフのときは前記入力信号の値に拘らず前記第1MO
Sトランジスタおよび前記第2MOSトランジスタがオ
フするとともに前記第3トランジスタがオンするよう
に、前記第1〜第3MOSトランジスタのゲートに制御
信号を供給する制御回路と、を備えたことを特徴とす
る。
【0014】
【作用】
(1) 第1の発明によれば、ソースが第1電源に接続さ
れ、ドレインが前記出力端子に接続され且つゲートが前
記第2MOSトランジスタのゲートに接続された第1導
電型の第3MOSトランジスタをプルアップ回路または
プルダウン回路として使用するので、第2MOSトラン
ジスタがオンするときには第3MOSトランジスタをオ
フさせることができ、これにより貫通電流を無くすこと
ができる。 (2) また、第1の発明において、ゲートが第1MOSト
ランジスタのゲートに接続され且つソースまたはドレイ
ンが浮遊状態にされた第2導電型の第4MOSトランジ
スタをさらに設けることにより、第1のMOSトランジ
スタの負荷と第2のMOSトランジスタの負荷とを同一
にすることができ、したがって、第1のMOSトランジ
スタの動作速度と第2のMOSトランジスタの動作速度
とを同一にすることができる。 (2) 第2の発明によれば、ゲートが第2MOSトランジ
スタのゲートに接続され且つソースおよびドレインが浮
遊状態にされた第1導電型の第3MOSトランジスタ
と、ゲートが第1MOSトランジスタのゲートに接続さ
れ且つソースまたはドレインが浮遊状態にされた第2導
電型の第4MOSトランジスタとを備えているので、第
1の発明においてゲートが第1MOSトランジスタのゲ
ートに接続され且つソースまたはドレインが浮遊状態に
された第2導電型の第4MOSトランジスタを有する場
合と、第1MOSトランジスタおよび第2MOSトラン
ジスタにかかる負荷を同一にすることができ、これによ
り動作速度を同一にすることができる。 (3) 第3の発明によれば、第1〜第4のMOSトランジ
スタの配線を形成した後に、第3、第4MOSトランジ
スタのソース、ドレインの配線のいずれかを切断するこ
とにより、ソースおよびドレインが浮遊状態のMOSト
ランジスタを形成することとしたので、FIB(Focused
Ion Beam)等を用いて切断箇所の再接続を行うことがで
きる。 (4) 第4の発明によれば、プルアップ回路またはプルダ
ウン回路として使用する第3MOSトランジスタのオン
/オフを制御回路で制御することとしたので、第2MO
Sトランジスタがオンするときには第3MOSトランジ
スタをオフさせることができ、これにより貫通電流を無
くすことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0016】(実施例1)まず、実施例1として、第1
〜第3の発明(請求項1〜4)の一実施例について説明
する。
【0017】まず、プルアップ回路を有する双方向バッ
ファ回路に本発明を適用した場合(請求項1,2,4)
について説明する。
【0018】図1は、本実施例に係わるプルアップ回路
付双方向バッファ回路の回路図である。
【0019】図1において、制御回路110は、NOT
回路111、NAND回路112およびNOR回路11
3を有している。NAND回路112は、イネーブル信
号EをNOT回路111で反転させた信号と信号Aとを
入力し、両信号の論理積の反転値を制御信号EIとして
出力する。また、NOR回路113は、イネーブル信号
Eと信号Aとを入力し、両信号の論理和の反転値を制御
信号EINとして出力する。これにより、この制御回路
110は、イネーブル信号Eがローレベルのときは、入
力信号Aがハイレベルであると出力信号EI,EINと
してローレベルを出力し、入力信号Aがローレベルであ
ると出力信号EI,EINとしてハイレベルを出力す
る。一方、イネーブル信号Eがハイレベルのときは、入
力信号Aの値に拘らず、出力信号EIとしてはハイレベ
ルを出力し、出力信号EINとしてローレベルを出力す
る。
【0020】出力バッファ回路120は、pMOSトラ
ンジスタ121(請求項1の「第1MOSトランジス
タ」に相当する)とnMOSトランジスタ122(請求
項1の「第2MOSトランジスタ」に相当する)とを有
している。pMOSトランジスタ121は、ソースが電
源(請求項1の「第1電源」に相当する)に接続され、
ドレインが出力端子160に接続され、ゲートからは信
号EIを入力する。また、nMOSトランジスタ122
は、ソースがグランド(請求項1の「第2電源」に相当
する)に接続され、ドレインが出力端子160に接続さ
れ、ゲートからは信号EINを入力する。これにより、
pMOSトランジスタ121は、制御回路110からゲ
ートに入力した信号EIがローレベルのときはオンし、
ソースから入力した電源電位を出力端子160に印加す
る。一方、信号EIがハイレベルのときはオフする。ま
た、nMOSトランジスタ122は、制御回路110か
らゲートに入力した信号EINがハイレベルのときはオ
ンし、出力端子160に接地電位を与える。一方、信号
EINがローレベルのときはオフする。
【0021】プルアップ回路130は、pMOSトラン
ジスタ131(請求項1の「第3MOSトランジスタ」
に相当する)と、nMOSトランジスタ132(請求項
2の「第4MOSトランジスタ」に相当する)とを有し
ている。pMOSトランジスタ131は、ソースが電源
に接続され、ドレインが抵抗素子150を介して出力端
子160に接続され、且つ、ゲートがnMOSトランジ
スタ122のゲートに接続されている。また、nMOS
トランジスタ132は、ゲートがpMOSトランジスタ
121のゲートに接続され、且つ、ソースまたはドレイ
ンの少なくとも一方(ここでは両方とした)が浮遊状態
になっている。これにより、pMOSトランジスタ13
1は、制御回路110からゲートに入力した信号EIN
がローレベルのときはオンし、ソースから入力した電源
電位を出力端子160に印加する。一方、信号EINが
ハイレベルのときは、pMOSトランジスタ131はオ
フする。また、nMOSトランジスタ132は、ソース
およびドレインが浮遊状態になっているので動作しな
い。
【0022】入力バッファ回路140は、抵抗素子15
0を介して、出力端子160と接続されている。そし
て、出力端子160から入力した信号を半導体集積回路
内部に対して出力する。
【0023】次に、図1に示した双方向バッファ回路の
動作を説明する。
【0024】まず、イネーブル信号Eがローレベルで入
力信号Aがハイレベルのときは、上述のように、制御回
路110の出力信号EI,EINはローレベルとなる。
したがって、pMOSトランジスタ121はオンし、n
MOSトランジスタ122はオフする。また、信号EI
Nがローレベルであることにより、pMOSトランジス
タ131も、オンする。これにより、出力端子160に
は、pMOSトランジスタ121,131を介して、電
源電位が印加される。
【0025】また、イネーブル信号Eおよび入力信号A
がともにローレベルのときは、制御回路110の出力信
号EI,EINはハイレベルとなる。したがって、pM
OSトランジスタ121はオフし、nMOSトランジス
タ122はオンする。また、信号EINがハイレベルで
あることにより、pMOSトランジスタ131は、オフ
する。これにより、出力端子160には、nMOSトラ
ンジスタ122を介して、接地電位が印加される。
【0026】イネーブル信号がハイレベルのときは、制
御回路110の出力信号EIはハイレベルとなり、出力
信号EINはローレベルとなる。したがって、pMOS
トランジスタ121およびnMOSトランジスタ122
は、ともにオフする。一方、信号EINがローレベルで
あることにより、pMOSトランジスタ131はオンす
る。これにより、出力端子160にはpMOSトランジ
スタ131を介して電源電位が印加され、出力端子16
0のプルアップを行うことができる。
【0027】このように、図1に示した双方向バッファ
回路によれば、nMOSトランジスタ122がオンする
ときにはpMOSトランジスタ131をオフさせること
ができ、これにより貫通電流を無くすことができる。し
たがって、回路の消費電力を低減させることができる。
【0028】ここで、図1に示した双方向バッファ回路
では、上述のように、nMOSトランジスタ122のゲ
ートにpMOSトランジスタ131のゲートが接続され
ているので、nMOSトランジスタ122のゲートの負
荷が増大し、動作速度が遅くなる。このため、図1で
は、動作しないnMOSトランジスタ132のゲートを
pMOSトランジスタ121のゲートに接続することに
よって、nMOSトランジスタ122のゲートの負荷と
pMOSトランジスタ121のゲートの負荷とを同一に
している。これにより、nMOSトランジスタ122の
動作速度とpMOSトランジスタ121の動作速度とを
同一にすることができ、したがって、出力端子160か
らハイレベルが出力されるのかローレベルが出力される
のかに拘らず双方向バッファ回路の動作速度を一定にす
ることができる。但し、双方向バッファ回路の動作速度
を一定にする必要がない場合は、nMOSトランジスタ
132を設ける必要はない。
【0029】次に、図1に示した双方向バッファ回路を
製造する方法について説明する。
【0030】この双方向バッファ回路を製造する際に
は、まず、図2に示したような回路を、半導体基板上に
形成する。
【0031】図2において、図1と同じ符号を付した構
成部分は、それぞれ、図1の場合と同じものを示す。ま
た、同図において、pMOSトランジスタ201(請求
項4の「第3MOSトランジスタ」に相当する)は、ソ
ースが電源(請求項4の「第1電源」に相当する)に接
続され、ドレインが出力端子160に接続され、且つ、
ゲートがMOSトランジスタ122のゲートに接続され
ている。また、nMOSトランジスタ202(請求項4
の「第4MOSトランジスタ」に相当する)は、ソース
がグランド(請求項4の「第2電源」に相当する)に接
続され、ドレインが出力端子160に接続され、且つ、
ゲートがpMOSトランジスタ121のゲートに接続さ
れている。
【0032】そして、図2に示した回路の配線うち、A
−A′およびB−B′で示した部分、すなわちnMOS
トランジスタ202のソースとグランドとの配線および
ドレインと出力端子160との配線を、それぞれ切断す
る(一方の切断のみ行ってもよい)。これにより、図1
と同じ回路構成を得ることができる。
【0033】このように、本実施例では、nMOSトラ
ンジスタ202のソースおよびドレインについての配線
を形成した後でこれらの配線を切断することによって、
ソースおよびドレインが浮遊状態のnMOSトランジス
タ202を形成することとした。これにより、FIB(F
ocused Ion Beam)等を用いて切断箇所の再接続を行うこ
とができるので、プルアップ回路130を、後述するよ
うなプルダウン回路(図3参照)に容易に変更すること
ができる。したがって、プルアップ回路130をプルダ
ウン回路に変更したい場合に半導体集積回路を最初から
作り直す必要がないので、半導体集積回路の製造コスト
を低減させることができる。
【0034】次に、プルダウン回路を有する双方向バッ
ファ回路に本発明を適用した場合(請求項1,2,4)
について説明する。
【0035】図3は、本実施例に係わるプルダウン回路
付双方向バッファ回路の回路図である。
【0036】図3において、図1と同じ符号を付した構
成部分は、それぞれ、図1の場合と同じものを示してい
る。
【0037】また、図3において、プルアップ回路31
0は、nMOSトランジスタ311(請求項1の「第3
MOSトランジスタ」に相当する)と、pMOSトラン
ジスタ312(請求項2の「第4MOSトランジスタ」
に相当する)とを有している。nMOSトランジスタ3
11は、ソースがグランド(請求項1の「第1電源」に
相当する)に接続され、ドレインが抵抗素子150を介
して出力端子160に接続され、且つ、ゲートがpMO
Sトランジスタ121(請求項1の「第2MOSトラン
ジスタ」に相当する)のゲートに接続されている。ま
た、pMOSトランジスタ312は、ゲートがnMOS
トランジスタ122(請求項1の「第1MOSトランジ
スタ」に相当する)のゲートに接続され、且つ、ソース
またはドレインの少なくとも一方(ここでは両方とし
た)が浮遊状態になっている。これにより、nMOSト
ランジスタ311は、制御回路110からゲートに入力
した信号EINがハイレベルのときはオンし、ソースか
ら入力した接地電位を出力端子160に印加する。一
方、信号EINがローレベルのときは、pMOSトラン
ジスタ131はオフする。また、pMOSトランジスタ
312は、ソースおよびドレインが浮遊状態になってい
るので動作しない。
【0038】次に、図3に示した双方向バッファ回路の
動作を説明する。
【0039】まず、イネーブル信号Eがローレベルで入
力信号Aがハイレベルのときは、制御回路110の出力
信号EI,EINはローレベルとなるので、pMOSト
ランジスタ121はオンし、nMOSトランジスタ12
2はオフし、また、nMOSトランジスタ311はオフ
する。これにより、出力端子160には、pMOSトラ
ンジスタ121を介して、電源電位が印加される。
【0040】また、イネーブル信号Eおよび入力信号A
がともにローレベルのときは、制御回路110の出力信
号EI,EINはハイレベルとなるので、pMOSトラ
ンジスタ121はオフし、nMOSトランジスタ122
はオンし、また、nMOSトランジスタ311はオンす
る。これにより、出力端子160には、nMOSトラン
ジスタ122,311を介して、接地電位が印加され
る。
【0041】イネーブル信号がハイレベルのときは、制
御回路110の出力信号EIはハイレベルとなり、出力
信号EINはローレベルとなるので、pMOSトランジ
スタ121およびnMOSトランジスタ122は、とも
にオフする。一方、信号EIがローレベルであることに
より、nMOSトランジスタ311はオンする。これに
より、出力端子160にはnMOSトランジスタ311
を介して接地電位が印加され、出力端子160のプルダ
ウンを行うことができる。
【0042】このように、図3に示した双方向バッファ
回路によれば、pMOSトランジスタ121がオンする
ときにはnMOSトランジスタ311をオフさせること
ができ、これにより貫通電流を無くすことができる。し
たがって、回路の消費電力を低減させることができる。
【0043】なお、図1の場合と同様、pMOSトラン
ジスタ121のゲートにnMOSトランジスタ311の
ゲートが接続されているのでpMOSトランジスタ12
1のゲートの負荷が増大して動作速度が遅くなるが、動
作しないpMOSトランジスタ312のゲートをnMO
Sトランジスタ122のゲートに接続することによって
MOSトランジスタ121,122のゲートの負荷を同
一にしているので、両MOSトランジスタ121,12
2の動作速度を同一にすることができる。そして、これ
により出力端子160からハイレベルが出力されるのか
ローレベルが出力されるのかに拘らず双方向バッファ回
路の動作速度を一定にすることができる。但し、双方向
バッファ回路の動作速度を一定にする必要がない場合
は、pMOSトランジスタ312を設ける必要はない。
【0044】図3に示した双方向バッファ回路を製造す
る際には、まず、図2に示したような回路を半導体基板
上に形成し、その後、図2に示した回路の配線うち、C
−C′およびD−D′で示した部分、すなわちpMOS
トランジスタ201のソースと電源との配線およびドレ
インと出力端子160との配線を、それぞれ切断する
(一方の切断のみでもよい)。これにより、図3と同じ
回路構成を得ることができる。
【0045】このように、pMOSトランジスタ201
のソースおよびドレインについての配線を形成した後で
これらの配線を切断することとしたので、図1の場合と
同様、FIB(Focused Ion Beam)等を用いて切断箇所の
再接続を行うことが可能となる。したがって、プルダウ
ン回路310を、図1に示したようなプルアップ回路に
容易に変更することができる。このため、プルダウン回
路310をプルアップ回路に変更したい場合に半導体集
積回路を最初から作り直す必要がないので、半導体集積
回路の製造コストを低減させることができる。
【0046】次に、プルダウン回路もプルアップ回路も
有さない双方向バッファ回路に本発明を適用した場合
(請求項3,4)について説明する。
【0047】図4において、図1と同じ符号を付した構
成部分は、それぞれ、図1の場合と同じものを示してい
る。
【0048】また、図4において、pMOSトランジス
タ401(請求項3の「第3MOSトランジスタ」に相
当する)は、ゲートがnMOSトランジスタ122(請
求項3の「第2MOSトランジスタ」に相当する)のゲ
ートに接続され、且つ、ソースまたはドレインの少なく
とも一方(ここでは両方とした)が浮遊状態になってい
る。また、nMOSトランジスタ402(請求項3の
「第4MOSトランジスタ」に相当する)は、ゲートが
pMOSトランジスタ121(請求項3の「第1MOS
トランジスタ」に相当する)のゲートに接続され、且
つ、ソースまたはドレインの少なくとも一方(ここでは
両方とした)が浮遊状態になっている。
【0049】このように、図4に示した双方向バッファ
回路は、動作しないMOSトランジスタ401,402
のゲートをMOSトランジスタ121,122のゲート
にそれぞれ接続することによって、MOSトランジスタ
121,122のゲートに負荷を与えている。したがっ
て、図1に示したプルアップ回路付双方向バッファ回路
や図3に示したプルダウン回路付双方向バッファ回路と
動作速度を同一にすることができる。
【0050】図4に示した双方向バッファ回路を製造す
る際には、まず、図2に示したような回路を半導体基板
上に形成し、その後、図2に示した回路の配線うち、A
−A′,B−B′,C−C′およびD−D′で示した各
部分、すなわちpMOSトランジスタ202のソースと
グランドとの配線、このpMOSトランジスタ202の
ドレインと出力端子160との配線、pMOSトランジ
スタ201のソースと電源との配線およびpMOSトラ
ンジスタ201のドレインと出力端子160との配線
を、それぞれ切断する(A−A′またはB−B′の一方
のみを切断し、且つ、C−C′またはD−D′の一方の
みを切断することにしてもよい)。これにより、図4と
同じ回路構成を得ることができる。
【0051】このように、MOSトランジスタ201,
202のソースおよびドレインについての配線を形成し
た後でこれらの配線を切断することにより、図1の場合
や図3の場合と同様、FIB(Focused Ion Beam)等を用
いて切断箇所の再接続を行うことが可能となる。したが
って、図4に示したMOSトランジスタ401,402
からなる回路を、図1に示したようなプルアップ回路や
図3に示したプルダウン回路に容易に変更することがで
きる。このため、プルアップもプルダウンも行わない双
方向バッファ回路をプルアップ回路付或いはプルダウン
付の双方向バッファ回路回路に変更したい場合に半導体
集積回路を最初から作り直す必要がないので、半導体集
積回路の製造コストを低減させることができる。
【0052】このように、本実施例によれば、消費電力
が少なく、動作速度が常に一定の半導体集積回路を安価
に提供することが可能となる。
【0053】(実施例2)次に、第4の発明(請求項
5)の一実施例について、図5および図6を用いて説明
する。
【0054】まず、プルアップ回路を有する双方向バッ
ファ回路に第4の発明を適用した場合について説明す
る。
【0055】図5は、本実施例に係わるプルアップ回路
付双方向バッファ回路の回路図である。同図において、
図1と同じ符号を付した構成部分は、それぞれ、図1の
場合と同じものを示している。
【0056】制御回路501の構成は図1の場合と同様
であるが、NOT回路111の出力信号を制御信号C1
として出力している点で、図1の場合と異なる。
【0057】また、図5において、プルアップ回路は、
pMOSトランジスタ502(請求項5の「第3MOS
トランジスタ」に相当する)によって構成されている。
このpMOSトランジスタ502は、ソースが電源(請
求項5の「第1電源」に相当する)に接続され、ドレイ
ンが抵抗素子150を介して出力端子160に接続され
ている。また、ゲートからは、上述の信号C1 を入力す
る。これにより、pMOSトランジスタ502は、信号
1 がローレベルのときはオンし、ソースから入力した
電源電位を出力端子160に印加する。一方、信号C1
がハイレベルのときは、pMOSトランジスタ502は
オフする。
【0058】次に、図5に示した双方向バッファ回路の
動作を説明する。
【0059】まず、イネーブル信号Eがローレベルで入
力信号Aがハイレベルのときは、制御回路501の出力
信号EI,EINはローレベルとなり、信号C1 はハイ
レベルとなる。したがって、pMOSトランジスタ12
1はオンし、nMOSトランジスタ122はオフし、ま
た、pMOSトランジスタ502はオフする。これによ
り、出力端子160には、pMOSトランジスタ121
を介して電源電位が印加される。
【0060】また、イネーブル信号Eおよび入力信号A
がともにローレベルのときは、制御回路501の出力信
号EI,EIN,C1 はすべてハイレベルとなる。した
がって、pMOSトランジスタ121はオフし、nMO
Sトランジスタ122はオンし、pMOSトランジスタ
502はオフする。これにより、出力端子160には、
nMOSトランジスタ122を介して接地電位が印加さ
れる。
【0061】イネーブル信号Eがハイレベルのときは、
制御回路110の出力信号EIはハイレベルとなり、出
力信号EINはローレベルとなる。したがって、pMO
Sトランジスタ121およびnMOSトランジスタ12
2は、ともにオフする。一方、信号C1 はローレベルと
なるので、pMOSトランジスタ502はオンする。こ
れにより、出力端子160にはpMOSトランジスタ5
02を介して電源電位が印加され、出力端子160のプ
ルアップを行うことができる。
【0062】このように、図5に示した双方向バッファ
回路によれば、nMOSトランジスタ122がオンして
いるときは常にpMOSトランジスタ502をオフして
いるので、貫通電流を無くすことができ、これにより、
回路の消費電力を低減させることができる。
【0063】なお、図5の双方向バッファ回路では、プ
ルアップ回路としてのpMOSトランジスタ502のオ
ン/オフ制御を制御回路501で行うこととしたので、
実施例1の場合のように出力バッファのMOSトランジ
スタ122に負荷を与えることがない。したがって、M
OSトランジスタ121,122の負荷を同一にするた
めのnMOSトランジスタを設ける必要がない。
【0064】次に、プルダウン回路を有する双方向バッ
ファ回路に第4の発明を適用した場合について説明す
る。
【0065】図6は、本実施例に係わるプルダウン回路
付双方向バッファ回路の回路図である。同図において、
図1と同じ符号を付した構成部分は、それぞれ、図1の
場合と同じものを示している。
【0066】制御回路601の構成は図1の場合と同様
であるが、イネーブル信号Eをそのまま信号C2 として
出力している点で、図1の場合と異なる。
【0067】また、図6において、プルダウン回路は、
nMOSトランジスタ602(請求項5の「第3MOS
トランジスタ」に相当する)によって構成されている。
このnMOSトランジスタ602は、ソースがグランド
(請求項5の「第1電源」に相当する)に接続され、ド
レインが抵抗素子150を介して出力端子160に接続
されている。また、ゲートからは、上述の信号C2 を入
力する。これにより、nMOSトランジスタ602は、
信号C2 がハイレベルのときはオンし、ソースから入力
した接地電位を出力端子160に印加する。一方、信号
2 がローレベルのときは、nMOSトランジスタ60
2はオフする。
【0068】次に、図6に示した双方向バッファ回路の
動作を説明する。
【0069】まず、イネーブル信号Eがローレベルで入
力信号Aがハイレベルのときは、制御回路602の出力
信号EI,EIN,C2 はローレベルとなる。したがっ
て、pMOSトランジスタ121はオンし、nMOSト
ランジスタ122はオフし、また、nMOSトランジス
タ602はオフする。これにより、出力端子160に
は、pMOSトランジスタ121を介して電源電位が印
加される。
【0070】また、イネーブル信号Eおよび入力信号A
がともにローレベルのときは、制御回路601の出力信
号EI,EINはハイレベルとなり、出力信号C2 はロ
ーレベルとなる。したがって、pMOSトランジスタ1
21はオフし、nMOSトランジスタ122はオンし、
nMOSトランジスタ601はオフする。これにより、
出力端子160には、nMOSトランジスタ122を介
して接地電位が印加される。
【0071】イネーブル信号Eがハイレベルのときは、
制御回路110の出力信号EIはハイレベルとなり、出
力信号EINはローレベルとなる。したがって、pMO
Sトランジスタ121およびnMOSトランジスタ12
2は、ともにオフする。一方、信号C2 はハイレベルと
なるので、nMOSトランジスタ602はオンする。こ
れにより、出力端子160にはnMOSトランジスタ6
02を介して接地電位が印加され、出力端子160のプ
ルダウンを行うことができる。
【0072】このように、図6に示した双方向バッファ
回路によれば、pMOSトランジスタ121がオンして
いるときは常にnMOSトランジスタ602をオフして
いるので、貫通電流を無くすことができ、これにより、
回路の消費電力を低減させることができる。
【0073】なお、図6の双方向バッファ回路でも、図
5の場合と同様、プルダウン回路としてのnMOSトラ
ンジスタ602のオン/オフ制御を制御回路601で行
うこととしたので、実施例1の場合のように出力バッフ
ァのMOSトランジスタ121に負荷を与えることがな
い。したがって、MOSトランジスタ121,122の
負荷を同一にするためのpMOSトランジスタを設ける
必要がない。
【0074】このように、本実施例によっても、消費電
力が少なく、動作速度が常に一定の半導体集積回路を安
価に提供することが可能となる。
【0075】なお、以上説明した各実施例では双方向バ
ッファ回路を例にとって説明したが、例えば、出力のみ
のバッファ回路、すなわち入力バッファ回路140を有
していない半導体集積回路でも本発明の効果を得られる
ことはもちろんである。
【0076】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、消費電力が少なく、動作速度が常に一定の半導体
集積回路を安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係わる半導体集積回路を示す電気回
路図である。
【図2】実施例1に係わる半導体集積回路の製造方法を
説明するための電気回路図である。
【図3】実施例1に係わる半導体集積回路を示す電気回
路図である。
【図4】実施例1に係わる半導体集積回路を示す電気回
路図である。
【図5】実施例2に係わる半導体集積回路を示す電気回
路図である。
【図6】実施例2に係わる半導体集積回路を示す電気回
路図である。
【図7】従来の半導体集積回路の一構成例を示す回路図
である。
【符号の説明】
110 制御回路 111 NOT回路 112 NAND回路 113 NOR回路 120 出力バッファ回路 121,201,401 pMOSトランジスタ 122,202,402 nMOSトランジスタ 130,310,501,601 プルアップ回路 131,311,502 pMOSトランジスタ 132,312,602 nMOSトランジスタ 140 入力バッファ回路 150 抵抗素子 160 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅 本 安 伸 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 (72)発明者 判 英 治 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースが第1電源に接続され且つドレイン
    が出力端子に接続された第1導電型の第1MOSトラン
    ジスタと、ソースが第2電源に接続され且つドレインが
    前記出力端子に接続された第2導電型の第2MOSトラ
    ンジスタと、を有する出力バッファと、 ソースが第1電源に接続され、ドレインが前記出力端子
    に接続され且つゲートが前記第2MOSトランジスタの
    ゲートに接続された第1導電型の第3MOSトランジス
    タと、 イネーブル信号がオンのときは入力信号の値に基いて前
    記第1MOSトランジスタまたは前記第2MOSトラン
    ジスタの一方のみがオンし、イネーブル信号がオフのと
    きは前記入力信号の値に拘らず前記第1MOSトランジ
    スタおよび前記第2MOSトランジスタがオフするよう
    に、前記第1および第2MOSトランジスタのゲートに
    制御信号を供給する制御回路と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】ゲートが前記第1MOSトランジスタのゲ
    ートに接続され且つソースまたはドレインの少なくとも
    一方が浮遊状態にされた第2導電型の第4MOSトラン
    ジスタをさらに有することを特徴とする請求項1記載の
    半導体集積回路。
  3. 【請求項3】ソースが第1電源に接続され且つドレイン
    が出力端子に接続された第1導電型の第1MOSトラン
    ジスタと、ソースが第2電源に接続され且つドレインが
    前記出力端子に接続された第2導電型の第2MOSトラ
    ンジスタと、を有する出力バッファと、 ゲートが前記第2MOSトランジスタのゲートに接続さ
    れ且つソースまたはドレインの少なくとも一方が浮遊状
    態にされた第1導電型の第3MOSトランジスタと、 ゲートが前記第1MOSトランジスタのゲートに接続さ
    れ且つソースまたはドレインの少なくとも一方が浮遊状
    態にされた第2導電型の第4MOSトランジスタと、 イネーブル信号がオンのときは入力信号の値に基いて前
    記第1MOSトランジスタまたは前記第2MOSトラン
    ジスタの一方のみがオンし、イネーブル信号がオフのと
    きは前記入力信号の値に拘らず前記第1MOSトランジ
    スタおよび前記第2MOSトランジスタがオフするよう
    に、前記第1および第2MOSトランジスタのゲートに
    制御信号を供給する制御回路と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】ソースが第1電源に接続され且つドレイン
    が出力端子に接続された第1導電型の第1MOSトラン
    ジスタと;ソースが第2電源に接続され且つドレインが
    前記出力端子に接続された第2導電型の第2MOSトラ
    ンジスタと;ソースが第1電源に接続され、ドレインが
    前記出力端子に接続され且つゲートが前記第2MOSト
    ランジスタのゲートに接続された第1導電型の第3MO
    Sトランジスタと;ソースが第2電源に接続され、ドレ
    インが前記出力端子に接続され且つゲートが前記第1M
    OSトランジスタのゲートに接続された第2導電型の第
    4MOSトランジスタと;を形成する工程と、 前記第3MOSトランジスタのソースと前記第1電源と
    の配線、ドレインと前記出力端子との配線、前記第4M
    OSトランジスタのソースと前記第2電源との配線また
    はドレインと前記出力端子との配線の、少なくとも一ケ
    所を切断する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
  5. 【請求項5】ソースが第1電源に接続され且つドレイン
    が出力端子に接続された第1導電型の第1MOSトラン
    ジスタと、ソースが第2電源に接続され且つドレインが
    前記出力端子に接続された第2導電型の第2MOSトラ
    ンジスタと、を有する出力バッファと、 ソースが第1電源に接続され且つドレインが前記出力端
    子に接続された第1導電型の第3MOSトランジスタ
    と、 イネーブル信号がオンのときは入力信号の値に基いて前
    記第1MOSトランジスタまたは前記第2MOSトラン
    ジスタの一方のみがオンするとともに前記第3MOSト
    ランジスタがオフし、イネーブル信号がオフのときは前
    記入力信号の値に拘らず前記第1MOSトランジスタお
    よび前記第2MOSトランジスタがオフするとともに前
    記第3トランジスタがオンするように、前記第1〜第3
    MOSトランジスタのゲートに制御信号を供給する制御
    回路と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
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