JPH0876608A - 転写装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

転写装置及びそれを用いた画像形成装置

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JPH0876608A
JPH0876608A JP7009184A JP918495A JPH0876608A JP H0876608 A JPH0876608 A JP H0876608A JP 7009184 A JP7009184 A JP 7009184A JP 918495 A JP918495 A JP 918495A JP H0876608 A JPH0876608 A JP H0876608A
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祐子 原沢
Itaru Matsuda
格 松田
Satoshi Takano
聡 高野
Koichi Ishii
宏一 石井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面性の劣る転写ベルトであっても、転写の
電界に悪影響を与えることなく、電圧印加によって効果
的にクリーニングすることができ、クリーニング性と転
写性を両立させることができること。 【構成】 像担持体2の外周面に接触する転写ベルト8
と、転写ベルト8に接触する第1の接触電極5と、転写
ベルト8に接触する第2の接触電極16と、第1の接触
電極5と第2の接触電極8とに電流を供給する少なくと
も一つの電源18と、転写ベルト8に接触し、転写ベル
ト8の電流をフィードバックするための接触部材7と、
接触部材7を介してフィードバックされる電流に応じ
て、電源の出力を制御する制御手段20とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真方式の画像
形成装置及び画像形成装置に用いられ、像担持体上の画
像を転写紙に転写すると共に、転写ベルト上の残留トナ
ーをクリーニングし、転写後の転写紙を像担持体及び転
写ベルトから分離する転写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体上の外周面に形成した静
電潜像を現像し、コロナチャージャ、導電性の転写ベル
ト等の転写手段を像担持体の外周に対向配置し、これら
の転写手段と像担持体との間に転写紙を搬送することに
より、像担持体上の現像画像を転写用紙に転写するよう
にした転写装置を備えた電子写真方式の画像形成装置が
用いられている。
【0003】この転写装置の転写方法には、前記コロナ
チャージャから放電させる方法と、前記転写ベルトに接
触電極を直接接触させる方法等があり、後者は、前者の
コロナ放電方式に比べると、有害なオゾンの発生が無
く、供給電圧が低くて済むという利点がある。
【0004】例えば、前記接触電極を用いる転写装置
は、図12に示すようにな構成を有しいる。同図におい
て、感光体ドラム2の下方に、それぞれ導電性の材料に
より形成された駆動ローラ9と従動ローラ3とに巻回さ
れた転写ベルト8が設けられ、この転写ベルト8の上部
は内方から導電性のバイアスローラ5、接触板7が当接
配置されている。
【0005】このバイアスローラ5は高圧電源18に接
続されていて転写ベルト8に接触する接触電極を兼ねて
いる。そして、転写ベルト8は、その表面の電気抵抗が
1×109〜1×1012Ω、ベルト内側の電気抵抗が1
×107〜1×109Ωの値を持つ誘電体により形成され
ている。また、DCソレノイド6によって駆動する押し
上げレバー4が転写ベルト8の下面側に配置されてお
り、駆動ローラ9の外周部には、転写ベルト8に付着す
る残留トナーを清掃するためのクリーニングブレード1
1が配置され、その真下位置に、上面開口のトナー回収
容器13、トナー等を本体の回収ボトルへ搬送する回収
コイル12が配置されている。
【0006】この構成において、転写紙Pはレジストロ
ーラ1に達して待機し、感光体ドラム2の動作に同期し
て回転する当該レジストローラ1により、感光体ドラム
2と転写ベルト8との間に供給される。この時、DCソ
レノイド6の励磁作用により、押し上げレバー4が転写
ベルト8を感光体ドラム2に接触させる。そして、転写
紙Pが転写ニップ部Bに進入すると転写バイアスがバイ
アスローラ5に印加され、転写ベルト8上には感光体ド
ラム2のトナーの極性と逆の極性の電荷が付与されて転
写が行われる。この時、転写ベルト8の抵抗値が上記の
如く設定されているため、転写ベルト8及び転写紙P上
に付与された電荷は下流側(進行方向)に移動するに従
い、接触板7により除電される。
【0007】この際、高圧電源18からバイアスローラ
5を介して転写ベルト8へ供給される供給電流I1と、
接触板7を介して転写制御板20へ流れる電流I2とし
た時、I1とI2の差が一定となるように、I1の値を転
写制御板20で制御する。転写後、搬送された転写紙P
は、接触板7から転写ベルト8を介して徐々に除電され
て帯電量が緩和され、静電吸着力の弱まった転写紙Pは
駆動ローラ9の位置で転写ベルト8から分離する。
【0008】そして、一連の動作が終了すると、押し上
げレバー4が解除され、転写ベルト8は感光体ドラム2
から離れる。また、搬送中の転写ベルト8には、転写紙
P上に転写せずに飛散したトナーが直接付着した残留ト
ナーや転写紙Pから出る紙粉も存在しているが、これら
は、クリーニングブレード11によって掻き落される。
このため、転写ベルト8表面の、対クリーニングブレー
ド11との摩擦係数μは十分小さいこと(0.5以下)
や、表面にひびわれがないことが必要となる。μが大き
いとベルトユニットの駆動負荷トルクの増大やクリーニ
ングブレード11のめくれ等の不具合が発生する。
【0009】そして、トナー回収容器13に集まったト
ナーは、回収コイル12によってベルトユニットからコ
ピー機本体の図示しない廃トナー回収ボトルへ送られ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の転写装置においては、転写ベルト8の表面は、クリ
ーニングブレード11との摩擦等により、経時では摩擦
係数μの上昇、転写ベルト8表面のクラック発生等の問
題が生じる。
【0011】また、転写ベルト8表面のクリーニング手
段としてクリーニングブレード11を用いているので、
当該転写ベルト8の材料選定の面では、表面性のみ仕様
を満たさずに使用できないものがある。そして、表面が
悪化した転写ベルト8は、クリーニングブレード11に
よるクリーニングのみでは表面のトナーや紙粉が除去さ
れないため、転写紙Pの裏汚れや、感光体ドラム2の分
離不良等が発生するという問題点があった。
【0012】また、実開平3−125372号公報で
は、クリーニングバイアスローラにより、転写ベルトの
クリーニングを行う方式が開示されているが、クリーニ
ングバイアスローラより供給される電荷が転写へ及ぼす
影響を考慮し、画像形成時はクリーニングを行わず、転
写ベルトを感光体ドラムより離したときにクリーニング
を行っているため、連続通紙すると転写ベルト上にトナ
ーが残ってしまうという問題点があった。
【0013】そこで、この発明は、上述した従来の問題
点を解消して、表面性の悪化した転写ベルトであって
も、転写の電界に悪影響を与えることなく、電圧印加に
よって効果的にクリーニングすることができ、クリーニ
ング性と転写性を両立させることができる簡単な構成の
転写装置及びそれを用いた画像形成装置を提供すること
を課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
像担持体の外周面に接触する転写ベルトと、この転写ベ
ルトに接触する第1の接触電極と、上記転写ベルトに接
触する第2の接触電極と、第1の接触電極と第2の接触
電極とに電流を供給する少なくとも一つの電源と、上記
転写ベルトに接触し、上記転写ベルトの電流をフィード
バックするための接触部材と、上記接触部材を介してフ
ィードバックされる電流に応じて、上記電源の出力を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の転
写装置において、上記転写ベルトが転写紙を担持するこ
とを特徴とする。。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の転
写装置において、第2の接触電極が上記転写紙が上記転
写ベルトから分離された後の位置で上記転写ベルトに接
触することを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項2記載の転
写装置において、第1の接触電極と第2の接触電極に印
加される電流の極性は、上記像担持体に担持されるトナ
ーの極性と逆極性であることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項3記載の転
写装置において、第2の接触電極は、導電性のローラで
あることを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項3記載の転
写装置において、第2の接触電極が導電性のブラシであ
ることを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項1又は2記
載の転写装置において、上記電極が単一の電源であり、
この電源の出力が第1の接触電極と第2の接触電極の両
者に供給されることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項1記載の転
写装置において、上記電源から出力される電流をItと
し、上記フィードバックされる電流をIrとしたとき、
It−Irが一定となるように、上記制御手段が上記電
源の出力を制御することを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項1又は2記
載の転写装置において、上記電源が第1の接触電極用の
第1の電源と、第2の接触電極用の第2の電源とを有す
ることを特徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
転写装置において、第1の電源の供給電流をIt1、第
2の電源の供給電流をIt2としたとき、(It1)+
(It2)−Irが一定となるように、上記制御手段が
第1の電源の出力を制御することを特徴とする。
【0024】請求項11記載の発明は、請求項2記載の
転写装置において、上記接触部材が上記転写ベルトの移
動方向に関し、上記像担持体と上記転写ベルトとのニッ
プ部よりも上流側に設けられていることを特徴とする。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項2記載の
転写装置において、上記接触部材が上記転写ベルトの移
動方向に関し、上記像担持体と上記転写ベルトとのニッ
プ部よりも下流側に設けられていることを特徴とする。
【0026】請求項13記載の発明は、請求項2記載の
転写装置において、上記接触部材が上記転写ベルトの移
動方向に関し、上記像担持体と上記転写ベルトとのニッ
プ部の上流側と下流側とにそれぞれ設けられていること
を特徴とする。
【0027】請求項14記載の発明は、請求項1記載の
転写装置において、上記電源と第2の接触電極との間に
抵抗素子を設けたことを特徴とする。
【0028】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の転写装置において、上記抵抗素子が可変抵抗素子であ
ることを特徴とする。
【0029】請求項16記載の発明は、請求項1記載の
転写装置において、上記電源と第2の接触電極との間に
ダイオードを設けたことを特徴とする。
【0030】請求項17記載の発明は、入力画像に対応
する画像を転写紙上に形成する画像形成装置において、
像担持体の外周面に接触すると共に転写紙を担持して当
該転写紙を像担持体との接触部に搬送する転写ベルト
と、上記転写ベルトに接触する第1の接触電極と、上記
転写紙の上記転写ベルトからの分離後の位置で、上記転
写ベルトの表面に接触する第2の接触電極と、第1の接
触電極と第2の接触電極に電流を供給する少なくとも一
つの電源と、上記転写ベルトに接触し、上記転写ベルト
の電流をフィードバックするための接触部材と、上記接
触部材を介してフィードバックされる電流に応じて、上
記電源の出力を制御する制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0031】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の画像形成装置において上記電源から出力される電流を
Itとし、上記フィードバックされる電流をIrとした
とき、It−Irが一定となるように、上記制御手段が
上記電源の出力を制御することを特徴とする。
【0032】
【作用】本発明によれば、第1の接触電極と第2の接触
電極とに電源から電流が供給されて転写が行なわれる。
この時、第1、第2の接触電極の電流が接触部材を介し
て電源にフィードバックされ、このフィードバック電流
に応じて制御手段が電源の出力を制御することにより、
転写電圧が常に一定に保たれる。
【0033】請求項7記載の発明では、第1、第2の接
触電極が単一の電源を共有しているので、クリーニング
のバイアス電圧が転写の電界に影響を与えることもな
い。
【0034】請求項14、15、16記載の発明では、
転写のための印加バイアス電圧が上昇する場合、これと
共にクリーニングのための印加電圧も上昇するが、抵抗
の抵抗値又はダイオードを制御することにより、クリー
ニングの印加電圧が所定値以上にならないようにして、
クリーニング性が低下するのを防止する。
【0035】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において、像担持体である円筒形の感光体
ドラム2が回転自在に設けられている。この感光体ドラ
ム2の外周には、感光体ドラム2の電荷を除電する除電
器(PTL)15や、感光体ドラム2の帯電部分に静電
潜像を形成する露光部、感光体ドラム2上の静電潜像を
現像する現像部、感光体ドラム2の外周を清掃するクリ
ーニング装置等のプロセスユニット(図示しない)が配
置されている。
【0036】そして、感光体ドラム2の下方に、それぞ
れ導電性の材料により成る張架手段である駆動ローラ9
と従動ローラ3とに巻回された転写手段である転写ベル
ト8が設けられ、この転写ベルト8の上部は内方から、
感光体ドラム2とのニップ幅を保ちつつ転写バイアスを
印加する導電性のバイアスローラ5、転写ベルト8から
の帰還電流を採取する接触板7が当接配置されている。
この転写ベルト8は、その表面の電気抵抗が1×109
〜1×1012Ω、ベルト内側の電気抵抗が1×107
1×109Ω(中抵抗)の値を持つ誘電体により形成さ
れている。バイアスローラ5は高圧電源18に接続され
ていて、転写ベルト8に接触する接触電極を兼ねてい
る。
【0037】また、制御板19からの信号でDCソレノ
イド6により、転写ベルト8を感光体ドラム2に対して
接離させる押し上げレバー4が、転写ベルト8の下面側
に配置されている。そして、駆動ローラ9の近傍の転写
ベルト8の表面に、高圧電源18に接続され、転写ベル
ト8に付着した残留トナーを清掃するための接触電極で
あるクリーニングバイアスローラ16が当接配置されて
おり、このクリーニングバイアスローラ16には、これ
に付着したトナーを掻き取るためのブレード17が当接
配置されている。ブレード17の真下位置には、上面開
口のトナー回収容器13が配置され、さらに、転写ベル
ト8の後流側には定着装置21が配置されている。
【0038】また、図2に示すように、高圧電源18か
らバイアスローラ5を介して転写ベルト8に供給される
電流値をIt、この転写ベルト8から接触板7を介して
アースに流れる電流値をIrとすると、両電流値の差
(It−Ir)の値を演算する減算手段20aと、両電流
値の差(It−Ir)の値を一定値にするように高圧電源
18から転写ベルト8への供給電流Itを制御する電流
制御手段20bとを内蔵する転写制御板20が設けら
れ、この転写制御板20は接触板7と高圧電源18にそ
れぞれ接続されている。この減算手段20a、電流制御
手段20b、転写制御板20により電圧制御手段が構成
されている。
【0039】この構成において、レジストローラ1に達
して待機していた転写紙Pは、感光体ドラム2の動作に
同期して回転する当該レジストローラ1により、感光体
ドラム2と転写ベルト8との間に供給される。この時、
DCソレノイド16の励磁作用により押し上げレバー4
が転写ベルト8を感光体ドラム2に当接させる。そし
て、転写紙Pがニップ部Bに進入すると、転写バイアス
電圧がバイアスローラ5に印加され、転写ベルト8上に
は感光体ドラム2のトナーの極性(+)と逆の極性
(−)の電荷が付与されて転写が行われる。
【0040】この際、高圧電源18からバイアスローラ
5を介して転写ベルト8へ供給される供給電流をItと
すると、電流Itはバイアスローラ5と転写ベルト8外
周面に接しているクリーニングバイアスローラ16にも
供給される。又、転写ベルト8を介して、接触板7より
転写制御板20(アース側)へ流れる帰還電流をIrと
した時、 It−Ir=Iout (Iout:一定) となるように、帰還電流Itの値を転写制御板20で制
御する。即ち、減算手段20aにより両電流値の差(I
t−Ir)の値を演算し、電流制御手段20bにより両電
流値の差(It−Ir)、即ちIoutが一定値となるよう
に高圧電源18からバイアスローラ5への供給電流を制
御する。
【0041】例えば、転写ベルト8の抵抗が1×108
Ωの場合、温度23℃、湿度65%の環境においては、
Ioutを45μAに設定すると、印加電圧(転写バイア
ス電圧)は4kvになる。この状態では、転写のニップ
部Bには、転写に最適な電界が形成され、且つクリーニ
ングバイアスローラ16にも4kvの電圧が高圧電源1
8から供給される。
【0042】ところで、搬送中の転写ベルト8には、転
写紙P以外に、転写時の地肌汚れトナーや飛散トナーが
付着しているが、これらは(+)に帯電しており、この
極性とは逆極性の(−)バイアス電圧が高圧電源18か
らクリーニングバイアスローラ16に印加されてその電
位は上昇しており、この電圧により、前記転写ベルト8
上の余分のトナーはクリーニングバイアスローラ16に
転写され、転写ベルト8上のトナーは除去され、クリー
ニングが行われる。
【0043】この時の電流制御は、前述の如く、高圧電
源18からの供給電流Itと接触板7からの帰還電流Ir
が転写制御板20により制御されるが、転写ベルト8に
流れる電流に関して、同一の電源からバイアスローラ5
とクリーニングバイアスローラ16に電流が供給され
て、これらが一緒に制御されているので、クリーニング
バイアスローラ16の印加電圧が転写電界に影響を及ぼ
すことなく、ニップ部Bでの転写電界は一定に保たれ、
且つ転写ベルト8もクリーニングされる。
【0044】転写が行われた転写紙Pは、転写ベルト8
に吸着してそのまま給送され、駆動ローラ9の所で極率
分離により分離された後、定着装置21に運ばれ、定着
される。
【0045】次に、転写ニップ部Bで転写電界を一定に
する制御について説明する。理論的に言って、転写効率
は空隙電界により決定される。ここで、転写紙上の転写
電荷量をσc、空隙電界をE、転写電流をIt−Ir、真
空の誘電率をεo、転写紙の搬送速度をv、転写ベルト
の幅をLとすると、これらには次の関係がある。
【0046】σc=εoE=It−Ir/vL したがって、転写紙の搬送速度v、及び転写ベルト8の
幅Lが一定であれば、転写効率は転写電流It−Irに
より一義的に決まる。即ち、転写ベルト8から感光体ド
ラム2への電流(転写ニップ部Bでの電流)を一定にす
る制御を行うことにより、転写紙の厚さや種類の違い、
環境による抵抗の変化によらず、常に一定の転写が行え
る。
【0047】クリーニングのバイアス電圧と転写のバイ
アス電圧の極性は同じである。転写ベルト8は前記の如
く、中抵抗の性質を持っているため、転写ニップ部Bに
はバイアスローラ5からもクリーニングバイアスローラ
16からも電荷が供給される。図1に示すように、高圧
電源18から供給された電流Itは、バイアスローラ5
とクリーニングバイアスローラ16とに流れ込む。バイ
アスローラ5に流れた電流は転写ベルト8から転写二ッ
プ部Bを経てアース(接地された感光体ドラム2)へ流
れる分と転写ベルト8から接触板7に直接流れる分に分
かれる。また、クリーニングバイアスローラ16に流れ
た分も同様の方向に分かれる。
【0048】したがって、転写二ップ部Bに一定の転写
電流を供給するためには、前述したように、高圧電源1
8から転写ベルト8へ供給される供給電流Itと、転写
ベルト8を介して接触板7より転写制御板20(アース
側)へ流れる帰還電流Irとの差Ioutが一定となるよう
にすれば良い。そのために転写制御板20において、帰
還電流Itの値を検知し、減算手段20aで両電流値の
差(It−Ir)の値を演算して、これを電流制御手段
20bに入力し、電流制御手段20bは、差(It−I
r)の値が一定値になるように高圧電源18からバイア
スローラ5への供給電流を制御する。
【0049】なお、この実施例では、接触電極としてロ
ーラ(クリーニングバイアスローラ16)を用いたが、
これに限らず、図3に示すように、クリーニングバイア
スブラシ22を用いることもできる。この場合、クリー
ニングバイアスブラシ22にバイアス電圧が印加される
と共に、同ブラシ22が回転することにより、転写ベル
ト8上のトナーが直接トナー回収容器13に掻き落され
るため、上記実施例で示したブレード17は不要とな
る。
【0050】次に、他の実施例について図4を参照して
説明する。同図において、同一部材には同一番号を付し
ており、その構成は上記実施例と略同様であるが、異な
っているのは、クリーニングバイアスローラ16と高圧
電源18との間に可変抵抗23が設けられている点で、
この可変抵抗23は転写制御板20に接続されている。
【0051】この構成において、レジストローラ1に達
して待機していた転写紙Pは、感光体ドラム2の動作に
同期して回転する当該レジストローラ1により、感光体
ドラム2と転写ベルト8との間に供給される。この時、
DCソレノイド6の励磁作用により押し上げレバー4が
転写ベルト8を感光体ドラム2に当接させる。そして、
転写紙Pが転写ニップ部Bに進入すると、(−)の転写
バイアスがバイアスローラ5に印加され、転写ベルト8
上には感光体ドラム2のトナーの極性と逆の極性の電荷
が付与されて転写が行われる。
【0052】この際、高圧電源18からバイアスローラ
5を介して転写ベルト8へ供給される供給電流をItと
すると、電流Itはバイアスローラ5と転写ベルト8外
周面に接しているクリーニングバイアスローラ16に供
給される。また、転写ベルト8を介して、接触電極7よ
り転写制御板20(アース側)へ流れる帰還電流をIr
とした時、It−Ir=Iout(Iout:一定)となるよ
うに、帰還電流Itの値を転写制御板20で制御する。
【0053】例えば、転写ベルト8の抵抗が1×108
Ωの場合、温度10℃、湿度15%の環境においては、
Ioutを45μAに設定すると、印加電圧は5.5kvに
上昇する。この状態では、転写のニップ部には、転写に
最適な電界が形成され、且つクリーニングバイアスロー
ラ16にも電圧が高圧電源18から供給されるが、クリ
ーニングには5.5kvもの電圧は必要ない。なぜな
ら、クリーニングでは、直接トナーと接しているために
高電圧を印加するとトナーに電荷注入を起こし、かえっ
てクリーニング性が低下する可能性があるためである。
【0054】そこで、可変抵抗23により電圧を降下さ
せることで、クリーニングバイアスローラ16には4k
vを越えない電圧が印加されるようにする。バイアスロ
ーラ5に印加されるバイアス電圧は、転写制御板20で
検知されるが、図5に示すように、印加電圧が4kv以
下の場合は可変抵抗23を0Ω(ステップ4、ステップ
5)、印加電圧が4kv以上6kv以下の場合は可変抵
抗23を20MΩ(ステップ7、ステップ8)、印加電
圧が6kv以上の場合は可変抵抗23を40MΩ(ステ
ップ10)にすることにより、クリーニングバイアスロ
ーラ16の印加電圧を4kv以下に抑えるように転写制
御板20で電圧を検知し、その検知結果を可変抵抗23
にフィードバックし、この可変抵抗23が制御する。
【0055】ところで、搬送中の転写ベルト8には、転
写紙P以外に、転写時の地肌汚れトナーや飛散トナーが
付着しているが、これらは(+)に帯電しており、この
極性とは逆極性の(−)バイアス電圧が高圧電源18か
らクリーニングバイアスローラ16に印加されてその電
位は前記の如く4kvに制御されており、この電圧によ
り転写ベルト8上の余分のトナーはクリーニングバイア
スローラ16に転写され、転写ベルト8上のトナーは除
去される。
【0056】この時の電流制御は、高圧電源18からの
供給電流Itと接触電極7からの帰還電流Irが転写制
御板20により制御される。このように、転写ベルト8
に流れる電流に関して、バイアスローラ5とクリーニン
グバイアスローラ16とが一緒に制御されているため、
ニップ部での転写電界は一定に保たれ、良好な画像品質
を保つことになり、且つ転写ベルト8もクリーニングさ
れる。
【0057】転写が行われた転写紙Pは、転写ベルト8
に吸着してそのまま給送され、駆動ローラ9の所で極率
分離により分離された後、定着装置21に運ばれ、定着
される。
【0058】本実施例では、接触板7を転写ベルト8の
移動方向に関して転写ニップ部Bの下流側に設けた例を
示したが、本発明はこれに限られるものではなく、図6
に示すように接触板7を転写ベルト8の移動方向に関し
て、転写ニップ部Bの上流側に設けてもよい。
【0059】図6の構成によれば、接触板7が転写ベル
ト8の移動方向に関して、転写ニップ部Bの上流側に設
けられているため、クリーニングバイアスローラ16か
ら転写ベルト8に印加される電流は、その多くが接触板
7を介して除電されるため、クリーニングのためのバイ
アス電流が転写入口側に与える影響をおさえることがで
きる。
【0060】更に別の実施例として、図7に示すよう
に、接触板7aを転写ベルト8の移動方向に関して、転
写ニップ部Bの下流側に設け接触板7bを転写ベルト8
の移動方向に関して、転写ニップ部Bの上流側に設けて
もよい。この実施例によれば、転写部の入口側と出口側
の両側に接触板7a、7bをそれぞれ設けているので、
クリーニングバイアスローラ16からの電流が、転写部
に至る前に接触板を介して除電されるので、クリーニン
グバイアスローラ16からの電流が転写に与える悪影響
を防止できる。
【0061】図7に示す接触板7bに代えて図8に示す
ように、従動ローラ3を導電性のローラとし、接触板7
と従動ローラ3とからフィードバック電流Irを帰還さ
せるようにしてもよい。
【0062】また、従動ローラ3と共に駆動ローラ9を
導電性のローラとし、この駆動ローラ9からフィードバ
ック電流を帰還させるようにしてもよい。
【0063】図9はクリーニングバイアスローラ16に
印加する電圧を所定値におさえるための変形例を示す。
図9において、高圧電源18とクリーニングバイアスロ
ーラ16との間には、固定の抵抗24が設けられてい
る。この抵抗24の抵抗値を所定の値に設定すること
で、クリーニングバイアスローラ16に印加される電圧
を所定電圧値以下におさえることができる。
【0064】また、図9に示す抵抗24に代え、図10
に示すように、高圧電源18とクリーニングバイアスロ
ーラ16との間にダイオード25を設けてもよい。
【0065】以上説明したように本実施例によればバイ
アスクリーニング装置を採用できるから、転写ベルトの
表面粗さが粗く摩擦係数が大きくても適用可能であり、
転写ベルトの選択の幅が広がる。また、転写ベルト表面
のコーティング層や薬品処理の必要がないベルトが使用
できる。したがって、単層構造の転写ベルトが採用可能
となる。以上により、コストダウン及び歩留まり向上に
つながる。
【0066】以上の実施例では、バイアスローラ5とク
リーニングバイアスローラ16とにバイアスを印加する
電源を同一の電源として構成したが、図11に示すよう
に、バイアスローラ5にバイアスを印加する電源と、ク
リーニングバイアスローラ16に印加する電源をそれぞ
れ設けるようにしてもよい。
【0067】図11において、クリーニングバイアスロ
ーラ16用の高圧電源26がクリーニングバイアスロー
ラ16に接続されている。高圧電源18からバイアスロ
ーラ5に供給電流It1が供給され、高圧電源26から
クリーニングバイアスローラ16に供給電流It2が供
給される。そして、転写制御板20において、(It1
+It2)−Irが一定となるように供給電流It1が
制御される。電流制御において、供給電流It1を制御
するのに代えて、供給電流It2を制御するようにして
もよいが、供給電流It1を制御することが好ましい。
即ち、供給電流It2を上昇するように制御する場合、
クリーニングバイアスローラ16に供給される電流が上
昇することになり、トナーに電荷注入が起こり、クリー
ニング不良をおこす虞がある。また、電流制御による転
写電流の適正化の応答性も悪くなる。したがって、供給
電流It1を制御することが好ましい。
【0068】また、高圧電源26は、クリーニングバイ
アスローラ16用に特別に設けるほかに、例えば、感光
体2の周囲に設けられたプロセス手段への供給電源と兼
用するようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ベルトの電流を接触部材を介してフィードバック
し、電源の出力を制御するようにしたので、クリーニン
グのための電流印加が転写の電界に影響を及ぼすことが
なく、転写性とクリーニング性を両立させることができ
る。
【0070】またクリーニング手段としてバイアスクリ
ーニング装置を用いることができるので、転写ベルトの
選択の幅が広がる。
【0071】更に、請求項7記載の発明によれば、転写
とクリーニングのための電源を共有しているので、低コ
スト化に寄与する。
【0072】更に、請求項14、15、16記載の発明
によれば、転写のための印加バイアス電圧が上昇した場
合でも、クリーニングのための印加バイアスが所定値に
抑えられ、クリーニング性が低下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の転写装置を適用された画像
形成装置の要部を示す概略構成図である。
【図2】転写制御板の構成を示すブロック図である。
【図3】他の接触電極を用いた転写装置を示す概略構成
図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す転写装置の概略構成
図である。
【図5】可変抵抗の制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】図1の変形例を示す転写装置の概略構成図であ
る。
【図7】本発明のさらに別の実施例を示す転写装置の概
略構成図である。
【図8】図7の変形例を示す転写装置の概略構成図であ
る。
【図9】図4の変形例を示す転写装置の概略構成図であ
る。
【図10】図9の変形例を示す転写装置の概略構成図で
ある。
【図11】本発明のさらに別の実施例を示す転写装置の
概略構成図である。
【図12】従来の転写装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2 像担持体としての感光体ドラム 5 第1の接触電極としてのバイアスローラ 7 接触部材としての接触板 8 転写ベルト 16 第2の接触電極としてのクリーニングバ
イアスローラ 17 ブレード 18 電源 20,20a,20b 制御手段 22 クリーニングバイアスブラシ 23 可変抵抗
フロントページの続き (72)発明者 石井 宏一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体の外周面に接触する転写ベルト
    と、この転写ベルトに接触する第1の接触電極と、上記
    転写ベルトに接触する第2の接触電極と、第1の接触電
    極と第2の接触電極とに電流を供給する少なくとも一つ
    の電源と、上記転写ベルトに接触し、上記転写ベルトの
    電流をフィードバックするための接触部材と、上記接触
    部材を介してフィードバックされる電流に応じて、上記
    電源の出力を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する転写装置。
  2. 【請求項2】上記転写ベルトは、転写紙を担持すること
    を特徴とする請求項1記載の転写装置。
  3. 【請求項3】第2の接触電極は、上記転写紙が上記転写
    ベルトから分離された後の位置で上記転写ベルトに接触
    することを特徴とする請求項2記載の転写装置。
  4. 【請求項4】第1の接触電極と第2の接触電極に印加さ
    れる電流の極性は、上記像担持体に担持されるトナーの
    極性と逆極性であることを特徴とする請求項2記載の転
    写装置。
  5. 【請求項5】第2の接触電極は、導電性のローラである
    ことを特徴とする請求項3記載の転写装置。
  6. 【請求項6】第2の接触電極は、導電性のブラシである
    ことを特徴とする請求項3記載の転写装置。
  7. 【請求項7】上記電極は、単一の電源であり、この電源
    の出力が第1の接触電極と第2の接触電極の両者に供給
    されることを特徴とする請求項1又は2記載の転写装
    置。
  8. 【請求項8】上記電源から出力される電流をItとし、
    上記フィードバックされる電流をIrとしたとき、It
    −Irが一定となるように、上記制御手段が上記電源の
    出力を制御することを特徴とする請求項1記載の転写装
    置。
  9. 【請求項9】上記電源は、第1の接触電極用の第1の電
    源と、第2の接触電極用の第2の電源とを有することを
    特徴とする請求項1又は2記載の転写装置。
  10. 【請求項10】第1の電源の供給電流をIt1、第2の
    電源の供給電流をIt2としたとき、(It1)+(I
    t2)−Irが一定となるように、上記制御手段が第1
    の電源の出力を制御することを特徴とする請求項9記載
    の転写装置。
  11. 【請求項11】上記接触部材は、上記転写ベルトの移動
    方向に関し、上記像担持体と上記転写ベルトとのニップ
    部よりも上流側に設けられていることを特徴とする請求
    項2記載の転写装置。
  12. 【請求項12】上記接触部材は、上記転写ベルトの移動
    方向に関し、上記像担持体と上記転写ベルトとのニップ
    部よりも下流側に設けられていることを特徴とする請求
    項2記載の転写装置。
  13. 【請求項13】上記接触部材は、上記転写ベルトの移動
    方向に関し、上記像担持体と上記転写ベルトとのニップ
    部の上流側と下流側とにそれぞれ設けられていることを
    特徴とする請求項2記載の転写装置。
  14. 【請求項14】上記電源と第2の接触電極との間に抵抗
    素子を設けたことを特徴とする請求項1記載の転写装
    置。
  15. 【請求項15】上記抵抗素子は、可変抵抗素子であるこ
    とを特徴とする請求項14記載の転写装置。
  16. 【請求項16】上記電源と第2の接触電極との間にダイ
    オードを設けたことを特徴とする請求項1記載の転写装
    置。
  17. 【請求項17】入力画像に対応する画像を転写紙上に形
    成する画像形成装置において、 像担持体の外周面に接触すると共に転写紙を担持して当
    該転写紙を像担持体との接触部に搬送する転写ベルト
    と、 上記転写ベルトに接触する第1の接触電極と、 上記転写紙の上記転写ベルトからの分離後の位置で、上
    記転写ベルトの表面に接触する第2の接触電極と、 第1の接触電極と第2の接触電極に電流を供給する少な
    くとも一つの電源と、 上記転写ベルトに接触し、上記転写ベルトの電流をフィ
    ードバックするための接触部材と、 上記接触部材を介してフィードバックされる電流に応じ
    て、上記電源の出力を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】上記電源から出力される電流をItと
    し、上記フィードバックされる電流をIrとしたとき、
    It−Irが一定となるように、上記制御手段が上記電
    源の出力を制御することを特徴とする請求項17記載の
    画像形成装置。
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