JPH0874682A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置

Info

Publication number
JPH0874682A
JPH0874682A JP6208859A JP20885994A JPH0874682A JP H0874682 A JPH0874682 A JP H0874682A JP 6208859 A JP6208859 A JP 6208859A JP 20885994 A JP20885994 A JP 20885994A JP H0874682 A JPH0874682 A JP H0874682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cylinder
control valve
evaporated fuel
purge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6208859A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuji Yuda
修事 湯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP6208859A priority Critical patent/JPH0874682A/ja
Priority to US08/516,053 priority patent/US5606955A/en
Publication of JPH0874682A publication Critical patent/JPH0874682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/003Adding fuel vapours, e.g. drawn from engine fuel reservoir
    • F02D41/0032Controlling the purging of the canister as a function of the engine operating conditions
    • F02D41/004Control of the valve or purge actuator, e.g. duty cycle, closed loop control of position

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸発燃料処理装置に関し、トルク変動が少な
くドライバビリティのよい蒸発燃料処理装置の提供を目
的とする。 【構成】 蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタ16と
エンジン吸気通路23とを接続するパージ通路19に所
定周期で開閉するデューティ制御弁21を配設し、吸入
空気量に応じたパージ流量が一定になるようにデューテ
ィ制御弁21を開いてキャニスタ16に蓄えられた蒸発
燃料をエンジン吸気通路23へ排出する蒸発燃料処理装
置において、予め定められたエンジン運転状態のとき
に、デューティ制御弁21を開閉する所定周期を通常よ
り短くする周期可変手段を備え、さらに多気筒エンジン
において、デューティ制御弁21から出た蒸発燃料が最
も多く吸入されるエンジンの気筒を検出する気筒検出手
段と、気筒内の燃焼圧力を平均化するトルク変動防止手
段と、を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸発燃料処理装置に関
し、特に、予め定められたエンジン運転状態のとき、デ
ューティ制御弁を開閉する周期を短くして、または蒸発
燃料がデューティ制御弁から出てエンジンの吸気ポート
へ到達するまでの時間を算出し、その算出結果からその
蒸発燃料が吸入されるエンジンの気筒を検出し、その気
筒に適量の燃料を噴射するかその気筒の点火時期を調節
するかして、エンジンの発生トルクを平均化してドライ
バビリティを良好にする蒸発燃料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関においては、内燃機関
の停止中に燃料タンクや気化器等の燃料貯蔵部から蒸発
する燃料蒸気が大気に放出されないようにする蒸発燃料
処理装置(エバポシステム)が備えられている。このエ
バポシステムは、燃料貯蔵部から蒸発する蒸発燃料(ベ
ーパ)をキャニスタに吸着させておき、機関運転中の吸
入負圧を利用してこのキャニスタに吸着された蒸発燃料
を吸気側に吸い込むものである。
【0003】このようなエバポシステムにおいて、特開
昭第62−174557号公報に開示されたエンジンの
蒸発燃料制御装置がある。この装置は、吸入空気と蒸発
燃料とが良好に混合し、空燃比の変動を滑らかにし、ひ
いてはエンジンの出力トルクの安定性を向上させるた
め、キャニスタに吸着された蒸発燃料を吸気側に戻す処
理(パージ)を行い、運転条件に応じて、パージ量のデ
ューティ比を定め、かつデューティ比に逆比例してデュ
ーティ制御弁の電磁弁の駆動周波数を定め、これらのデ
ューティ比とその駆動周波数とによりデューティ制御弁
の電磁弁を作動して、パージ制御するものである。しか
しながら、アイドリング時等の低負荷域では設定デュー
ティ比が小さくかつその電磁弁の駆動周波数が高く設定
されているので、吸入空気と蒸発燃料との混合は良好に
なるもののその電磁弁の作動により騒音が発生するとい
う問題がある。この問題を解決するため、実開平第4−
1658号公報に開示されたキャニスタのパージ制御装
置と題する蒸発燃料処理装置が考案された。この蒸発燃
料処理装置は、アイドリング時の騒音を低減するため、
アイドリング時に必要最小限のパージ量とするデューテ
ィ比を設定し、かつデューティ制御弁の電磁弁の駆動周
波数を低く設定してアイドリング時の騒音を低減したも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
蒸発燃料処理装置は、アイドリング時にのみデューティ
制御弁の電磁弁の駆動周波数を低く設定するものである
が、アイドリング時に係わらずデューティ制御弁(DV
SV)を周期的に開閉すると、空燃比がDVSVが開の
ときリッチとなり、閉のときリーンとなって周期的に変
動し、この空燃比の変動量はパージされる蒸発燃料の濃
度(以下パージ濃度と記す)が濃いほど大きくなり、エ
ンジンの燃焼状態を不安定にし、エンジンの発生トルク
を変動し、その結果ドライバビリティが悪化し、エミッ
ションが発生するという問題がある。またDVSVの駆
動周波数を高くするほど単位時間当たりのDVSVのバ
ルブの開閉が多くなるためバルブの寿命が短くなるとい
う問題がある。
【0005】しかるに、パージ濃度に関してはその濃度
が高い程空燃比の変動が生じエンジンの燃焼状態が変化
するという問題があり、EGRを備えた蒸発燃料処理装
置においてはEGRによる排気ガス戻し量に応じてエン
ジンの燃焼状態が変化するという問題があり、トルクコ
ンバータ搭載のA/T(オートマチック・トランスミッ
ション)車においてはトルクコンバータをロックアップ
していないときはトルクコンバータでトルク変動を吸収
するが、ロックアップしているときはエンジンのトルク
変動の周期が駆動系の共振周波数に近いとき共振し、ド
ライバビリティに悪影響を及ぼすという問題がある。
【0006】さらに、従来技術による蒸発燃料処理装置
は、多気筒エンジンの各気筒へ吸入される気筒毎のパー
ジ量のバラツキが大きくなると、前述と同様にエンジン
の燃焼状態を不安定にし、エンジンの発生トルクを変動
し、その結果ドライバビリティが悪化し、エミッション
を発生させるとうい問題がある。
【0007】それゆえ、本発明は上記問題のない、すな
わちアイドリング時に係わらず、エンジンの燃焼状態を
不安定にする運転状態のときに、例えば、パージ濃度が
高いとき、EGR率が所定範囲外のとき、またはトルク
コンバータ搭載のA/T車においてロックアップしてい
るときに、DVSVの駆動周波数を高くして、エンジン
のトルク変動量を抑制し、ドライバビリティを良好に保
ち、エミッションを発生させない蒸発燃料処理装置を提
供することを主目的とする。また、多気筒エンジンの各
気筒へ吸入されるパージ量のバラツキに影響されず、前
記同様にエンジンのトルク変動量を抑制し、ドライバビ
リティを良好に保ち、エミッションを発生させない蒸発
燃料処理装置を提供することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記主目的を達成する本
発明による第一の実施態様の蒸発燃料処理装置は、蒸発
燃料を一時的に蓄えるキャニスタとエンジン吸気通路と
を接続するパージ通路に所定周期で開閉するデューティ
制御弁を配設し、吸入空気量に応じたパージ流量が一定
になるようにそのデューティ制御弁を開いてキャニスタ
に蓄えられた蒸発燃料をエンジン吸気通路へ排出する蒸
発燃料処理装置において、予め定められたエンジン運転
状態のときに、デューティ制御弁を開閉する前記所定周
期を短くする周期可変手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の蒸発燃料処理装置は、予め
定められたエンジン運転状態が、サージタンク内へ吸入
される蒸発燃料の濃度により決定される。また、本発明
の蒸発燃料処理装置は、予め定められたエンジン運転状
態が、エンジンの吸入管へ再循環させる排気ガスの量に
より決定される。また、本発明の蒸発燃料処理装置は、
予め定められたエンジン運転状態が、トルクコンバータ
がロックアップ状態のときである。
【0010】前記他の目的を達成する本発明による第二
の実施態様の蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料を一時的に
蓄えるキャニスタとエンジン吸気通路とを接続するパー
ジ通路に所定周期で開閉するデューティ制御弁を配設
し、吸入空気量に応じたパージ流量が一定になるように
そのデューティ制御弁を開いてキャニスタに蓄えられた
蒸発燃料をエンジン吸気通路へ排出する多気筒エンジン
の蒸発燃料処理装置において、その蒸発燃料がデューテ
ィ制御弁から出てエンジンの吸気ポートへ到達するまで
の到達時間を算出し、その算出結果から蒸発燃料を最も
多く吸入するエンジンの気筒を検出する気筒検出手段
と、その気筒内の燃焼による圧力を制御して各気筒のエ
ンジンの発生トルクを平均化するトルク変動防止手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の蒸発燃料処理装置は、DVSVの電磁
弁を駆動する駆動周波数を可変する周期可変手段を設
け、空燃比が大幅に変動するエンジン運転状態のとき
に、周期を短くすることにより、エンジンの出力トルク
を均一化する。また駆動周波数を通常は低く設定できる
ので、DVSVの耐久性が向上する。
【0012】また本発明の他の蒸発燃料処理装置は、蒸
発燃料がDVSVから出てエンジンの吸気ポートへ入る
までの到達時間からその蒸発燃料が最も多く吸入される
気筒を検出する気筒検出手段を設け、気筒毎に吸入され
る蒸発燃料に応じた点火時期または燃料噴射量を制御し
て、各気筒内の燃焼による圧力を均一に制御するので、
エンジンの発生トルクの変動量が抑制される。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例の全体構成図である。
図中、参照番号1はシリンダブロック、2はピストン、
3はシリンダヘッド、4は燃焼室、5は吸気マニホル
ド、6は排気マニホルドをそれぞれ示す。吸気マニホル
ド5は、サージタンク7、吸気ダクト8およびエアフロ
ーメータ9を介してエアクリーナ10に接続される。吸
気ダクト8内にはスロットル弁11が配設され、吸気マ
ニホルド5には燃料噴射弁12が吸気ポート13に向け
て配設される。排気マニホルド6には排気管14が接続
され、この排気管14の途中に三元触媒15が配設され
る。内部に活性炭が充填されたキャニスタ16は燃料蒸
気導入通路17を介して燃料タンク18の上部空間に接
続される。さらにキャニスタ16はパージ通路19を介
してサージタンク7内に接続され、パージ通路19には
デューティ制御弁(DVSV)21が配設される。この
デューティ制御弁21は電子制御ユニット40によって
デューティ制御され、デューティ比とデューティ制御弁
の開度との関係は図2の(A)に示すように、デューテ
ィ制御弁21の開度はデューティ比に比例し、デューテ
ィ比0%で全閉、デューティ比100%で全開となる。
また、デューティ比とパージ流量との関係は図2の
(B)に示すように、デューティ制御弁の駆動周波数が
15Hzのときはデューティ比12%から88%までリ
ニアであり、10Hzのときはデューティ比7%から9
3%までリニアである。従って、10Hzの方が15H
zより制御範囲が広いことが判る。
【0014】再び図1を参照すると、電子制御ユニット
40は、デジタルコンピュータからなり、双方向性バス
41によって相互に接続されたROM42、RAM4
3、CPU44、入力ポート45および出力ポート46
を具備する。エアフローメータ9内に配置された吸気温
センサ30は吸入空気温度を検出し、この出力信号はA
/D変換器47を介して入力ポート45に入力される。
エアフローメータ9は吸入空気量に比例した出力電圧を
発生し、この出力電圧はA/D変換器48を介して入力
ポート45に入力される。排気マニホルド6内に配設さ
れた02 センサ31は排気中の酸素濃度を検出し、この
出力信号はA/D変換器49を介して入力ポート45に
入力される。ディストリビュータ25に内蔵されるクラ
ンク角センサ33はエンジン回転数を表す出力パルスを
発生し、この出力パルスは入力ポート45に入力され
る。一方、出力ポート46は対応する駆動回路50、5
1を介してデューティ制御弁21および燃料噴射弁12
に接続される。
【0015】キャニスタ16に蓄えられた蒸発燃料は、
所定周期で開閉するデューティ制御弁21を開いている
間、サージタンク7を介してエンジン吸気通路23へ吸
入される。この時、吸入空気量が多い程パージ流量又は
蒸発燃料が多くなるよう(パージ率一定)にデューティ
制御弁の開度量を制御している。燃料噴射弁12から吸
気ポート13へ向けてエンジン吸気通路23へ噴射され
る燃料の噴射量は、その吸入される蒸発燃料に応じて空
燃比が一定になるように補正制御される。
【0016】本発明による第一の実施態様の蒸発燃料処
理装置は、蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタ16と
エンジン吸気通路23とを接続するパージ通路19に所
定周期で開閉するデューティ制御弁21を配設し、吸入
空気量に応じたパージ流量が一定になるようにデューテ
ィ制御弁21を開いてキャニスタ16に蓄えられた蒸発
燃料をエンジン吸気通路23へ排出する蒸発燃料処理装
置において、電子制御ユニット40内に、予め定められ
たエンジン運転状態のときに、デューティ制御弁21を
開閉する所定周期を短くする周期可変手段を設けてい
る。すなわちこの周期可変手段は、デューティ制御弁2
1を駆動する駆動回路50へ出力ポート46を介して送
る周波数を、予め定められたエンジン運転状態のとき
に、変更するようCPU44により制御するものであ
る。この予め定められたエンジン運転状態について以下
に図を参照しつつ説明する。
【0017】図3はエンジン回転数と負荷(吸気管圧
力)からDVSVの駆動周波数を決定するマップを示す
図である。このマップは、ROM42内に記憶される。
CPU44はこのマップに基づいてエンジン回転数NE
と負荷GNの入力データからデューティ制御弁21の駆
動周波数を決定し、決定した駆動周波数でデューティ制
御弁21の電磁弁をオンオフする。エンジンの燃焼の強
さはエンジンの回転数と負荷によって異なるので、マッ
プの可動周波数は、エンジンの燃焼が、強いときに15
Hzに、弱いときに10Hzにそれぞれ設定される。
【0018】図4はパージ濃度に応じてDVSVの駆動
周波数を決定するフローチャートを示す図である。パー
ジ濃度が高い程、パージによる空燃比(A/F)の変動
が大きいのでDVSVの駆動周波数を高くして周期を短
くしてやればA/F変動を抑制することができる。図4
の例ではDVSVの駆動周波数を、パージ濃度<b%の
とき10Hzに、b%≦パージ濃度≦a%のとき15H
zに、パージ濃度<a%のとき20Hzに設定してい
る。
【0019】図5はパージ率に応じてDVSVの駆動周
波数を決定するフローチャートを示す図である。同一パ
ージ濃度でもパージ率が大きい程、空燃比(A/F)の
変動が大きくなるので、DVSVの駆動周波数を高くし
て周期を短くしてやればA/F変動を抑制することがで
きる。図5の例ではDVSVの駆動周波数を、パージ率
<B%のとき10Hzに、B%≦パージ率≦A%のとき
15Hzに、パージ率<A%のとき20Hzに設定して
いる。
【0020】図6はデューティ比に応じてDVSVの駆
動周波数を決定するフローチャートを示す図である。デ
ューティ比50%付近が最もパージ量の脈動が大きくな
り、空燃比(A/F)の変動が大きくなるので、デュー
ティ比50%付近でDVSVの駆動周波数を高くして周
期を短くしてやればA/F変動を抑制することができ
る。図6の例ではDVSVの駆動周波数を、デューティ
比<a%またはb%<デューティ比のとき10Hzに、
a%≦デューティ比≦b%のとき15Hzに設定してい
る。なお図2の(B)に示されるように、デューティ比
50%付近ではDVSVのデューティ比とパージ流量と
の比例関係、すなわちDVSV特性は駆動周波数によっ
て変化しない。それゆえデューティ比50%付近で駆動
周波数を切り替えてもパージ制御に影響しないことが判
る。またデューティ比0%付近または100%付近で
は、駆動周波数が15Hzより10Hzの方が0%また
は100%のより付近までパージ制御可能なことも注目
すべき点である。
【0021】図7はEGR実行中か否かによりDVSV
の駆動周波数を決定するフローチャートを示す図であ
る。EGRは排気ガス中のNOx を低減する一手段で、
不活性である排気ガスの一部を吸気系統へ再循環させ、
吸入混合気に混入させることにより燃焼時の最高温度を
下げ、NOx の生成を少なくする装置である。すなわち
EGRは燃焼を抑制するので、エンジンのトルク変動を
引き起こし、EGR実行中はEGR実行中でないときよ
り空燃比(A/F)の変動が大きくなるので、DVSV
の駆動周波数を高くして周期を短くしてやればA/F変
動を抑制することができる。図7の例ではDVSVの駆
動周波数を、EGR実行中でないとき10Hzに、EG
R実行中のとき15Hzに設定している。
【0022】図8はEGR率に応じてDVSVの駆動周
波数を決定するフローチャートを示す図である。EGR
率は吸入空気量と排気ガス環流量との和に対する排気ガ
ス環流量の比率である。上述と同様な理由で、図8の例
ではDVSVの駆動周波数を、EGR率<b%のとき1
0Hzに、b%≦EGR率≦a%のとき15Hzに、E
GR率<a%のとき10Hzに設定している。
【0023】図9はL/Uされているか否かによりDV
SVの駆動周波数を決定するフローチャートを示す図で
ある。トルクコンバータ搭載のA/T(オートマチック
・トランスミッション)車においてはトルクコンバータ
をロックアップしていないときはトルクコンバータでト
ルク変動を吸収するが、ロックアップしているときはエ
ンジンのトルク変動の周期が駆動系の共振周波数に近い
とき共振し、ドライバビリティに悪影響を及ぼすので、
このときDVSVの駆動周波数を高くして周期を短くし
てやればA/F変動を抑制することができる。図9の例
ではDVSVの駆動周波数を、トルクコンバータをロッ
クアップしていないとき10Hzに、ロックアップして
いるとき15Hzに設定している。このロックアップ機
構は、流体を介して動力を伝えスムーズな走行を可能と
するトルクコンバータの流体スリップによるエネルギー
ロスによる燃費悪化を防止するために車速が約55Km
以上になるとトルクコンバータ内のオイルの流れが自動
的に変化してクラッチフェーシングをトルクコンバータ
のカバーに押しつけるようになっている。その結果エン
ジンと駆動輪は機械的に直結され燃費が向上する。前述
のロックアップ中か否かの判断は、例えば車速が55Km
より速いか否かで行うことができる。
【0024】本発明による第二の実施態様の蒸発燃料処
理装置は、図1と同様な多気筒エンジンの蒸発燃料処理
装置において、蒸発燃料がデューティ制御弁21から出
てエンジンの吸気ポート13へ到達するまでの到達時間
を算出し、その算出結果からその蒸発燃料を最も多く吸
入するエンジンの気筒を検出する気筒検出手段と、その
気筒内の燃焼圧力を制御して各気筒のエンジンの発生ト
ルクを平均化するトルク変動防止手段とを備える。これ
らの気筒検出手段とトルク変動防止手段について以下に
説明する。
【0025】図10の(A)はエンジンの気筒に吸入さ
れるパージ量に応じて気筒毎の点火時期の遅角を制御し
てエンジンの発生トルクを平均化する処理のフローチャ
ートであり、図10の(B)はパージ濃度に対する点火
時期の遅角量を設定したマップである。以下のフローチ
ャートの説明においてSに続く数字はステップ番号を示
す。まず、パージ濃度がa%以上か否かを判別し、YE
SのときはステップS2へNOのときは終了する(ステ
ップS1)。パージがDVSVから出てエンジンの吸気
ポートへ到達するまでのパージ到達時間を、エンジン回
転数による一次元マップまたはエンジン回転数と負荷の
二次元マップから算出する(ステップS2)。その算出
結果とインテークバルブ(エンジンの気筒の吸気バル
ブ)の開きのタイミングからDVSVから出た蒸発燃料
が最も多く吸入される気筒が多気筒エンジンの何れの気
筒であるかを決定する(ステップS3)。図10の
(B)に示すパージ濃度に対する点火時期の遅角量のマ
ップから点火時期の遅角量を決定する(ステップS
4)。なおこのマップのデータはROM42に格納され
る。次に、ステップS3で決定された気筒に対し、ステ
ップS4で決定された遅角量を設定する(ステップS
5)。これにより各気筒のイグニッションの点火時期が
調整され、燃焼が均一化され、ひいてはエンジンの発生
トルクの変動を抑制する。このフローチャートにおい
て、前述の気筒検出手段はステップS1〜S3、トルク
変動防止手段はステップS4とS5の処理の実行によ
り、電子制御ユニット40により行われる。
【0026】図11はエンジンの気筒に吸入されるパー
ジ量に応じた気筒毎の燃料噴射量を制御してエンジンの
発生トルクを平均化する処理のフローチャートを示す図
である。このフローチャートにおいて、気筒検出手段は
ステップS1、S2、S5、S6、トルク変動防止手段
はステップS3、S4、S7〜S10の処理の実行によ
り、電子制御ユニット40により行われる。まず、パー
ジ濃度がa%以上か否かを判別し、YESのときはステ
ップS2へNOのときは終了する(ステップS1)。D
VSVの駆動周波数の周期で、例えば駆動周波数10H
zのとき0.1秒の周期でサンプリングし、インテーク
バルブの開と閉のタイミング、それぞれt1、t2をク
ランク角センサ33からの信号に基づき各気筒毎に読み
取って記憶する(ステップS2)。バッテリ電圧を読み
取り、バッテリ電圧の降下によるDVSVの応答の遅れ
を補正する(ステップS3)。吸気管負圧によるなまし
処理を実行する(ステップS4)。これは吸気管負圧に
対するなまし定数で、最終的には燃料噴射時間であるT
AUを補正するものである。
【0027】次にパージがDVSVから出てエンジンの
吸気ポートへ到達するまでのパージ到達時間を、エンジ
ン回転数と負荷(吸気管負圧)の二次元マップから決定
する(ステップS5)。この二次元マップは実験的にエ
ンジン回転数と負荷に対応する到達時間を予め求めRO
M42に格納したものである。その算出結果とインテー
クバルブ(エンジンの気筒の吸気バルブ)の開閉のタイ
ミングからDVSVから出たパージガスが最も多く吸入
される気筒が多気筒エンジンの何れの気筒であるかを決
定する(ステップS6)。
【0028】パージ到達時間に基づき、DVSVから出
たパージガスがサージタンク7内に滞留する時間による
なましから燃料噴射時間であるTAUを補正する(ステ
ップS7)。このTAUは到達時間が長い程なまされる
ものとして補正される。インテークバルブ開時間(t2
−t1)を計算し、その結果からDVSVのオンオフに
よる脈動の影響による補正係数KFPGを平均して計算
する(ステップS8)。このインテークバルブ開時間が
長いとパージガスはより攪拌される。次にパージ濃度か
ら求めた燃料噴射量の減量、すなわちTAU減量量の補
正係数FPGを計算し(ステップS9)、計算したTA
U減量量に基づき、ステップS6で決定した気筒に対応
する燃料噴射弁12を開く燃料噴射時間TAUの減量量
を設定して噴射燃料の量を減量する(ステップS1
0)。ステップS9の燃料噴射弁12から噴射される燃
料の減量量(TAU減量量)の補正係数FPGは、次式
で与えられる。 FPG=(FGPG×PGR)×KFPG ここで、KFPGはDVSVのオンオフによる脈動の影
響による補正係数、FGPGは単位パージ率当たりのパ
ージ濃度、PGRはパージ率、(FGPG×PGR)は
パージ濃度を平均した時のTAUの減量量、をそれぞれ
示す。これらの演算は、燃料噴射時間TAUはエンジン
回転数が高いときは一定でよいが、エンジン回転数が低
いときは、DVSVから出たパージガスを最初に吸入す
るインテークバルブが開となるまでのDVSV開からイ
ンテークバルブ開までの時間に数回のパージが行われ、
この数回のパージを平均してTAUが設定されることを
示す。
【0029】図12はDVSVと各気筒の吸気弁のタイ
ムチャートを示す図であり、(A)はDVSVの電磁弁
オンオフのタイムチャートを示し、(B)は図11のス
テップS3によるディレー処理後の電磁弁オンオフのタ
イムチャートを示し、(C)は図11のステップS4に
よるなまし処理後のタイムチャートであって、燃料噴射
弁12から噴射される燃料の燃料噴射時間TAUの吸気
管負圧に対応する補正係数(なまし定数)のタイムチャ
ートを示し、この補正係数はパージの流れを一次遅れで
計算し、(D)はインテークバルブ開時間によるパージ
量に基づく燃料噴射時間TAUの減量量に対する補正係
数KFPGのタイムチャートを示し、(E)は6気筒エ
ンジンの各気筒吸気弁が開の時に気筒内に吸入されるパ
ージ量を示すタイムチャートを示す。なお、図12の
(E)は説明の便宜上、6気筒エンジンの内各気筒へ吸
入されるパージ量がエンジン回転数が低い時に変化する
ことを示したものである。
【0030】上述したように、本発明のトルク変動防止
手段は、エンジンの気筒に対する点火時期の遅角を制御
するか、またはその蒸発燃料を最も多く吸入するエンジ
ンの気筒に対する燃料噴射量を制御して気筒毎のエンジ
ンの発生トルクを平均化してトルク変動を防止する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蒸発燃料
処理装置によれば、DVSVの電磁弁を駆動する駆動周
波数を可変する周期可変手段を設け、通常のエンジン運
転状態では駆動周波数を低く、空燃比が大幅に変動する
エンジン運転状態のときには高く、設定したことによ
り、DVSVの耐久性向上し、エンジンの発生トルク
の変動量を抑制し、ドライバビリティを良好とし、エミ
ッションの少ない蒸発燃料処理装置を提供することがで
きる。
【0032】また本発明の他の蒸発燃料処理装置によれ
ば、気筒検出手段によりDVSVから出てエンジンの吸
気ポートへ吸入される蒸発燃料を最も多く吸入するエン
ジンの気筒が検出でき、気筒毎に吸入される蒸発燃料に
応じた点火時期または燃料噴射量を制御できるので、各
気筒内の燃焼による圧力を均一に制御し、エンジンの発
生トルクの変動量を抑制し、ドライバビリティを良好と
し、エミッションの少ない蒸発燃料処理装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図2】デューティ制御弁の特性を示す図であり、
(A)はデューティ比とデューティ制御弁の開度の関係
を示す図であり、(B)はデューティ比とパージ流量の
関係を示す図である。
【図3】エンジン回転数と負荷(吸気管圧力)からDV
SVの駆動周波数を決定するマップを示す図である。
【図4】パージ濃度に応じてDVSVの駆動周波数を決
定するフローチャートを示す図である。
【図5】パージ率に応じてDVSVの駆動周波数を決定
するフローチャートを示す図である。
【図6】デューティ比に応じてDVSVの駆動周波数を
決定するフローチャートを示す図である。
【図7】EGR実行中か否かによりDVSVの駆動周波
数を決定するフローチャートを示す図である。
【図8】EGR率に応じてDVSVの駆動周波数を決定
するフローチャートを示す図である。
【図9】L/Uされているか否かによりDVSVの駆動
周波数を決定するフローチャートを示す図である。
【図10】点火時期の遅角量によるトルク制御の説明図
であり、(A)はエンジンの気筒に吸入されるパージ量
に応じて気筒毎の点火時期の遅角を制御してエンジンの
発生トルクを平均化する処理のフローチャートを示す図
であり、(B)はパージ濃度に対する点火時期の遅角量
を設定したマップである。
【図11】エンジンの気筒に吸入されるパージ量に応じ
た気筒毎の燃料噴射量を制御してエンジンの発生トルク
を平均化する処理のフローチャートである。
【図12】DVSVと各気筒の吸気弁のタイムチャート
を示す図であり、(A)はDVSVの電磁弁オンオフ
の、(B)はディレー処理後の電磁弁オンオフの、
(C)はなまし処理後の補正係数(なまし定数)の、
(D)はインテークバルブ開時間による補正係数KFP
Gの、(E)は各気筒吸気弁が開の時のパージ量の、そ
れぞれのタイムチャートである。
【符号の説明】
7…サージタンク 11…スロットル弁 12…燃料噴射弁 13…吸気ポート 16…キャニスタ 19…パージ通路 21…デューティ制御弁(DVSV) 23…エンジン吸気通路 40…電子制御ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタと
    エンジン吸気通路とを接続するパージ通路に所定周期で
    開閉するデューティ制御弁を配設し、吸入空気量に応じ
    たパージ流量が一定になるように前記デューティ制御弁
    を開いて前記キャニスタに蓄えられた前記蒸発燃料を前
    記エンジン吸気通路へ排出する蒸発燃料処理装置におい
    て、 予め定められたエンジン運転状態のときに、 前記デューティ制御弁を開閉する前記所定周期を通常よ
    り短くする周期可変手段を備えたことを特徴とする蒸発
    燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記蒸発燃料処理装置は、 前記予め定められたエンジン運転状態が、サージタンク
    内へ吸入される蒸発燃料の濃度により決定される請求項
    1に記載の蒸発燃料処装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸発燃料処理装置は、 前記予め定められたエンジン運転状態が、エンジンの吸
    入管へ再循環させる排気ガスの量により決定される請求
    項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記蒸発燃料処理装置は、 前記予め定められたエンジン運転状態が、トルクコンバ
    ータがロックアップ状態のときである請求項1に記載の
    蒸発燃料処理装置。
  5. 【請求項5】 蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタと
    エンジン吸気通路とを接続するパージ通路に所定周期で
    開閉するデューティ制御弁を配設し、吸入空気量に応じ
    たパージ流量が一定になるように前記デューティ制御弁
    を開いて前記キャニスタに蓄えられた前記蒸発燃料を前
    記エンジン吸気通路へ排出する多気筒エンジンの蒸発燃
    料処理装置において、 前記蒸発燃料が前記デューティ制御弁から出てエンジン
    の吸気ポートへ到達するまでの到達時間を算出し、その
    算出結果から前記蒸発燃料を最も多く吸入するエンジン
    の気筒を検出する気筒検出手段と、 前記気筒内の燃焼による圧力を制御して各気筒のエンジ
    ンの発生トルクを平均化するトルク変動防止手段と、を
    備えたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
JP6208859A 1994-09-01 1994-09-01 蒸発燃料処理装置 Pending JPH0874682A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6208859A JPH0874682A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 蒸発燃料処理装置
US08/516,053 US5606955A (en) 1994-09-01 1995-08-17 Apparatus for disposing of fuel vapor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6208859A JPH0874682A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 蒸発燃料処理装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003034079A Division JP2003214265A (ja) 2003-02-12 2003-02-12 蒸発燃料処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0874682A true JPH0874682A (ja) 1996-03-19

Family

ID=16563305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6208859A Pending JPH0874682A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 蒸発燃料処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5606955A (ja)
JP (1) JPH0874682A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002080203A (ja) * 2000-07-07 2002-03-19 Nippon Soken Inc 改質器
WO2017208538A1 (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 愛三工業株式会社 蒸発燃料処理装置
KR102364922B1 (ko) * 2020-10-12 2022-02-18 주식회사 현대케피코 차량용 연료 증발가스 제어 시스템의 pcsv 유량편차 보정방법

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09195864A (ja) * 1996-01-17 1997-07-29 Nippon Soken Inc 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US5875765A (en) * 1996-07-01 1999-03-02 Norton; Peter Fuel vapor source
AUPO095196A0 (en) * 1996-07-10 1996-08-01 Orbital Engine Company (Australia) Proprietary Limited Fuel purge control
JP3444100B2 (ja) * 1996-07-17 2003-09-08 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US5816223A (en) * 1997-12-29 1998-10-06 Ford Global Technologies, Inc. Evaporative emission control system for providing fuel to vapor to automotive engine
JP3666460B2 (ja) * 2002-02-15 2005-06-29 日産自動車株式会社 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US20050071596A1 (en) * 2003-09-26 2005-03-31 International Business Machines Corporation Method, apparatus and program storage device for providing automatic performance optimization of virtualized storage allocation within a network of storage elements
JP2005248895A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
US7401600B1 (en) * 2007-01-30 2008-07-22 Gm Global Technology Operations, Inc. Purge flow control to reduce air/fuel ratio imbalance
DE102007013993B4 (de) * 2007-03-23 2011-12-22 Continental Automotive Gmbh Steuerverfahren für eine Brennkraftmaschine
US9316166B2 (en) * 2013-03-15 2016-04-19 GM Global Technology Operations LLC System and method for controlling an operating frequency of a purge valve to improve fuel distribution to cylinders of an engine
CN111608823B (zh) * 2020-05-13 2022-06-28 联合汽车电子有限公司 炭罐阀开启延迟、油箱泄漏的检测方法及泄漏检测装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05263715A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Hitachi Ltd 内燃機関の排気ガス還流制御装置
JPH0617714A (ja) * 1992-07-01 1994-01-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JPH06229330A (ja) * 1993-02-05 1994-08-16 Unisia Jecs Corp 内燃機関の蒸発燃料制御装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4677956A (en) * 1985-07-19 1987-07-07 Ford Motor Company Solenoid duty cycle modulation for dynamic control of refueling vapor purge transient flow
US4741318A (en) * 1986-08-22 1988-05-03 General Motors Corporation Canister purge controller
JPH0718390B2 (ja) * 1986-09-26 1995-03-06 日産自動車株式会社 燃料蒸発ガスのパ−ジ量制御装置
US5226398A (en) * 1990-03-08 1993-07-13 Siemens Automotive Limited Regulated flow canister purge system
US5351193A (en) * 1991-07-01 1994-09-27 General Motors Corporation Canister purge control method
JP2920805B2 (ja) * 1992-03-31 1999-07-19 本田技研工業株式会社 内燃機関の蒸発燃料制御装置
US5353770A (en) * 1992-05-21 1994-10-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus for controlling flow of evaporated fuel from canister to intake passage of engine using purge control valves
JPH0693910A (ja) * 1992-09-10 1994-04-05 Nissan Motor Co Ltd エンジンの蒸発燃料処理装置
JPH0693899A (ja) * 1992-09-14 1994-04-05 Nissan Motor Co Ltd エンジンの蒸発燃料処理装置
JPH06159126A (ja) * 1992-11-26 1994-06-07 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの制御装置
JP2826606B2 (ja) * 1993-02-10 1998-11-18 三菱自動車工業株式会社 キャニスタパージ制御装置
JP3090564B2 (ja) * 1993-09-20 2000-09-25 株式会社日立製作所 内燃機関のキャニスタパージ制御方法および装置
JP2595346Y2 (ja) * 1993-11-10 1999-05-31 本田技研工業株式会社 内燃エンジンの蒸発燃料制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05263715A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Hitachi Ltd 内燃機関の排気ガス還流制御装置
JPH0617714A (ja) * 1992-07-01 1994-01-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JPH06229330A (ja) * 1993-02-05 1994-08-16 Unisia Jecs Corp 内燃機関の蒸発燃料制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002080203A (ja) * 2000-07-07 2002-03-19 Nippon Soken Inc 改質器
WO2017208538A1 (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 愛三工業株式会社 蒸発燃料処理装置
US10526985B2 (en) 2016-05-30 2020-01-07 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Evaporated fuel processing device
KR102364922B1 (ko) * 2020-10-12 2022-02-18 주식회사 현대케피코 차량용 연료 증발가스 제어 시스템의 pcsv 유량편차 보정방법

Also Published As

Publication number Publication date
US5606955A (en) 1997-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7007684B2 (en) Controller for internal combustion engine
JPH11336589A (ja) 直接噴射火花点火エンジンの蒸気回収制御システム
JPH0874682A (ja) 蒸発燃料処理装置
US6550318B2 (en) Abnormality diagnosis apparatus for evaporative fuel processing system
JP3496468B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料濃度判定装置
JP2860851B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JP2615285B2 (ja) 内燃エンジンの蒸発燃料制御装置
US6729312B2 (en) Fuel vapor treatment apparatus
US5609142A (en) Fuel-vapor treatment method and apparatus for internal combustion engine
JPH1130159A (ja) 内燃機関の蒸発燃料パージ処理制御装置
US6176217B1 (en) Fuel vapor processing apparatus and method of internal combustion engine
JP3846481B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
US20040129068A1 (en) Apparatus for detecting leakage in an evaporated fuel processing system
JP3835975B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
JP3337410B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP3376172B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
US6273063B1 (en) Apparatus and method for controlling idle rotation speed of an internal combustion engine
JP2003214265A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP3418226B2 (ja) エンジンの制御装置
JP6166646B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP7023129B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3384291B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP4382717B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH08177651A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2023090018A (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216