JP2023090018A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】混合気の空燃比の乱れを抑制しつつ、キャニスタに滞留する燃料蒸気をパージする機会を確保する。【解決手段】燃料タンクに接続する接続路と、燃料タンクで発生し接続路を流れる燃料蒸気を捕捉するキャニスタと、キャニスタに接続しており空気を導入することのできる導入路と、キャニスタと内燃機関の気筒に連なる吸気通路とを連通せしめキャニスタに捕捉した燃料蒸気を含むパージガスを吸気通路に放出させるパージガス流路と、パージガス流路を開閉する制御バルブとを備える燃料蒸発ガス排出抑制装置が付帯した内燃機関を制御するものであり、吸気通路を流れて気筒に向かう空気の流量が閾値を上回っていることを必要条件として制御バルブを開弁することを許可し、さもなくば制御バルブを閉弁する内燃機関の制御装置を構成した。【選択図】図5

Description

本発明は、車両等に搭載される内燃機関の運転を制御する制御装置に関する。
従来より、内燃機関には、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸気を捕捉する燃料蒸発ガス排出抑制装置が付設されている(例えば、下記特許文献を参照)。普遍的な燃料蒸発ガス排出抑制装置は、チャコールキャニスタと呼称され、発生した燃料蒸気を、活性炭を充填したキャニスタに吸着させて捕捉し、適時その燃料蒸気を内燃機関の吸気通路に送出して吸気に混交し、気筒にて燃焼処理するものである。
キャニスタには、燃料タンク内の燃料蒸気を回収するための回収路の他、大気に開放した大気導入路、及び当該キャニスタを内燃機関の吸気通路におけるスロットルバルブの下流に連通するパージガス流路が接続している。キャニスタに吸着した燃料蒸気をパージする処理では、パージガス流路上に設けた制御バルブを開弁し、スロットルバルブの下流で発生する吸気負圧を利用して、キャニスタに外気を取り入れながら燃料蒸気を吸気通路に引き込む。
特開2019-044669号公報
制御バルブを開弁し、キャニスタに吸着した燃料蒸気をパージ処理するということは、予め燃料成分を含んでいる空気を気筒に送り込むということでもある。その帰結として、気筒に充填される混合気の空燃比がリッチ化する乱れが発生する。
一般に、内燃機関の運転中は、気筒から排出されるガスの空燃比をセンシングし、その実測の空燃比を目標値に追従させるように燃料噴射量を増減させるフィードバック制御を実施している。燃料蒸気のパージ処理は、空燃比フィードバック制御に対する外乱となる。外乱が大きいと、フィードバック制御によっても空燃比を速やかに目標値に収束させることのできない懸念が生じる。空燃比の目標値からの逸脱は、内燃機関から排出される有害物質の量の増加に繋がり、好ましくない。
この問題は、特に、流量サイズ(最大流量)が大きい制御バルブを採用する場合に顕在化しやすい。流量サイズの大きい制御バルブは、流量制御の際の分解能が粗くなる、即ち流量を精確に調整可能な最小の変化量が大きくなる傾向にある。そのような制御バルブでは、開度操作を通じて吸気に混交される燃料蒸気の量を微細に制御することが難しく、燃料蒸気のパージ処理を行うことで、混合気の空燃比が過剰にリッチ化する可能性がある。
以上の点に着目してなされた本発明は、混合気の空燃比の乱れを抑制しつつ、キャニスタに滞留する燃料蒸気をパージする機会を確保することを所期の目的とする。
本発明では、燃料タンクに接続する接続路と、燃料タンクで発生し接続路を流れる燃料蒸気を捕捉するキャニスタと、キャニスタに接続しており空気を導入することのできる導入路と、キャニスタと内燃機関の気筒に連なる吸気通路とを連通せしめキャニスタに捕捉した燃料蒸気を含むパージガスを吸気通路に放出させるパージガス流路と、パージガス流路を開閉する制御バルブとを備える燃料蒸発ガス排出抑制装置が付帯した内燃機関を制御するものであり、吸気通路を流れて気筒に向かう空気の流量が閾値を上回っていることを必要条件として制御バルブを開弁することを許可し、さもなくば制御バルブを閉弁する内燃機関の制御装置を構成した。
本発明に係る内燃機関の制御方法は、燃料タンクに接続する接続路と、燃料タンクで発生し接続路を流れる燃料蒸気を捕捉するキャニスタと、キャニスタに接続しており空気を導入することのできる導入路と、キャニスタと内燃機関の気筒に連なる吸気通路とを連通せしめキャニスタに捕捉した燃料蒸気を含むパージガスを吸気通路に放出させるパージガス流路と、パージガス流路を開閉する制御バルブとを備える燃料蒸発ガス排出抑制装置が付帯した内燃機関を制御するものであり、吸気通路を流れて気筒に向かう空気の流量と閾値とを比較するステップと、前記空気の流量が前記閾値を上回っていることを必要条件として、閉弁している制御バルブを開弁するステップとを実行する。
本発明によれば、混合気の空燃比の乱れを抑制しつつ、キャニスタに滞留する燃料蒸気をパージする機会を確保することができる。
本発明の一実施形態における車両用内燃機関及び制御装置の概略構成を示す図。 排気通路の触媒の上流の空燃比センサの出力信号を参照した空燃比フィードバック制御の内容、特に補正量FAFを示すタイミング図。 空燃比フィードバック制御の補正量FACFと遅延時間TDR、TDLとの関係を例示する図。 排気通路の触媒の下流の空燃比センサの出力信号を参照した空燃比フィードバック制御の内容を示すタイミング図。 同実施形態の制御装置がプログラムに従い実行する処理の手順例を示すフロー図。 燃料蒸気のパージガス処理中に吸気通路を流れる吸入空気の流量と、パージガスが空燃比フィードバック制御に与える影響の度合いとの関係を例示する図。 吸気通路を流れる吸入空気の流量と、燃料蒸気のパージガス処理の実行の可否との関係を示すタイミング図。 パージガス流路上の制御バルブをある開度に開いたときの大気圧と吸気圧との差圧と、パージガスの流量との関係を例示する図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に、本実施形態における車両用内燃機関の概要を示す。本実施形態における内燃機関は、火花点火式の4ストロークガソリンエンジンであり、複数の気筒1(図1には、そのうち一つを図示している)を具備している。各気筒1の吸気ポート近傍には、燃料を噴射するインジェクタ11を設けている。また、各気筒1の燃焼室の天井部に、点火プラグ12を取り付けてある。点火プラグ12は、点火コイルにて発生した誘導電圧の印加を受けて、中心電極と接地電極との間で火花放電を惹起するものである。
吸気通路3は、各気筒1の吸気ポートに至り、外部から取り入れた空気を各気筒1に向けて流通させ、気筒1に供給する。吸気通路3上には、エアクリーナ31、電子スロットルバルブ32、サージタンク33、吸気マニホルド34を、上流からこの順序に配置している。
内燃機関には、燃料蒸発ガス排出抑制装置6が付帯している。燃料蒸発ガス排出抑制装置6は、燃料タンク7において蒸発した燃料の蒸気を活性炭を充填したチャコールキャニスタ61に吸着させて捕捉するとともに、適時その燃料蒸気を吸気通路3に送出して吸気に混交し、気筒1にて燃焼処理するものである。
燃料タンク7とキャニスタ61との間は、接続路62を介して接続している。燃料タンク7内で発生した燃料蒸気は、接続路62を通じてキャニスタ61に流入する。キャニスタ61と吸気通路3(特に、サージタンク33、吸気マニホルド34若しくは吸気ポート)との間は、パージガス流路63を介して接続している。キャニスタ61が捕捉した燃料蒸気は、パージガス流路63を通じて吸気通路3に流入する。加えて、キャニスタ61には、大気に開放した空気導入路64を付設している。
パージガス流路63上には、当該流路63を開閉する制御バルブであるパージVSV(Vacuum Switching Valve)65が存在する。VSV65は、弁体を駆動するソレノイドに印加する電流または電圧の大きさを調節(特に、PWM(Pulse Width Modulation)制御)してその開度を拡縮操作できる流量制御弁である。VSV65を開弁している間は、パージガス流路63を介してキャニスタ61と吸気通路3とが連通する。そして、吸気通路3におけるスロットルバルブ32の下流に発生する吸気負圧により、キャニスタ61内の燃料蒸気が吸気通路3に引き込まれる。このとき、導入路64を通じてキャニスタ61内に空気即ち外気が取り入れられる。
排気通路4は、各気筒1の排気ポートを始端とし、各気筒1内で燃料を燃焼させた結果発生する燃焼ガスを流通させて外部へと導く。排気通路4上には、排気マニホルド42及び排気浄化用の三元触媒41を配置している。触媒41は、有害物質であるHC、CO及びNOxの酸化/還元反応を惹起してこれらを無害化する。
排気通路4における触媒41の上流及び下流には、排気通路4を流通するガスの空燃比を検出するための空燃比センサ43、44を設置する。空燃比センサ43、44はそれぞれ、排気ガスの空燃比に対して非線形な出力特性を有するO2センサであってもよく、排気ガスの空燃比に比例した出力特性を有するリニアA/Fセンサであってもよい。O2センサの出力電圧は、触媒41から流出するガスの空燃比がリーンであるほど低くなる。特に、理論空燃比近傍の一定範囲では空燃比に対する出力の変化率が大きく急峻な傾きを示し、それよりも空燃比がリーンである領域では低位飽和値に漸近し、それよりも空燃比がリッチである領域では高位飽和値に漸近する、いわゆるZ特性曲線を描く。リニアA/Fセンサの出力電圧は、触媒41に流入するガスの空燃比がリーンであるほど高くなる。本実施形態では、触媒41の上流の空燃比センサ43及び下流の空燃比センサ44として、それぞれO2センサを想定している。
余談ながら、排気通路4における触媒41及び空燃比センサ44の下流に、さらなる排気浄化用の触媒やフィルタ等(図示せず)を付設することがある。
排気ガス再循環(Exhaust Gas Recirculation)装置2は、排気通路4と吸気通路3とを接続する外部EGR通路21と、EGR通路21上に設けたEGRクーラ22と、EGR通路21を開閉し当該EGR通路21を流れるEGRガスの流量を制御するEGRバルブ23とを要素とする。EGR通路21の入口は、排気通路4における触媒41の下流の箇所に接続している。EGR通路21の出口は、吸気通路3におけるスロットルバルブ32の下流の箇所(特に、サージタンク33若しくは吸気マニホルド34)に接続している。
本実施形態の内燃機関の制御装置たるECU(Electronic Control Unit)0は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。ECU0は、複数基のECUまたはコントローラがCAN(Controller Area Network)等の電気通信回線を介して相互に通信可能に接続されてなるものであることがある。
ECU0の入力インタフェースには、車両の実車速を検出する車速センサから出力される車速信号a、内燃機関のクランクシャフトの回転角度及びエンジン回転数を検出するクランク角センサから出力されるクランク角信号b、運転者によるアクセルペダルの踏込量またはスロットルバルブ32の開度をアクセル開度(いわば、内燃機関に要求されるエンジントルクまたはエンジン負荷率)として検出するセンサから出力されるアクセル開度信号c、吸気通路3におけるスロットルバルブ32の下流(特に、サージタンク33若しくは吸気マニホルド34内)の吸気温及び吸気圧を検出する温度・圧力センサから出力される吸気温・吸気圧信号d、内燃機関の冷却水温を検出する水温センサから出力される冷却水温信号e、排気通路4の触媒41の上流における排気ガスの空燃比を検出する空燃比センサ43から出力される空燃比信号(電圧信号)f、触媒41の下流における排気ガスの空燃比を検出する空燃比センサ44から出力される空燃比信号(電圧信号)g、大気圧を検出する大気圧センサから出力される大気圧信号h、外気温を検出する外気温センサから出力される外気温信号o等が入力される。
ECU0の出力インタフェースからは、点火プラグ12のイグナイタ13に対して点火信号i、インジェクタ11に対して燃料噴射信号j、スロットルバルブ32に対して開度操作信号k、EGRバルブ23に対して開度操作信号l、VSV65に対して開度操作信号n等を出力する。
ECU0のプロセッサは、予めメモリに格納されているプログラムを解釈、実行し、運転パラメータを演算して内燃機関の運転を制御する。ECU0は、内燃機関の運転制御に必要な各種情報a、b、c、d、e、f、g、h、oを入力インタフェースを介して取得し、エンジン回転数を知得するとともに気筒1に吸入される空気(新気)量を推算する。そして、それらエンジン回転数及び吸入空気量等に基づき、要求燃料噴射量、燃料噴射タイミング(一度の燃焼に対する燃料噴射の回数を含む)、燃料噴射圧、要求EGR率(または、EGRガス量)、点火タイミング(一度の燃焼に対する火花点火の回数を含む)等といった各種運転パラメータを決定する。ECU0は、運転パラメータに対応した各種制御信号i、j、k、l、nを出力インタフェースを介して印加する。
インジェクタ11からの燃料噴射量を決定するに際して、ECU0は、まず、気筒1に吸入される空気の量を求め、その吸入空気量に比例する(吸入空気量に応じて理論空燃比またはその近傍の空燃比を実現できような)燃料噴射量の基本量TPを決定する。吸気量は、現在のエンジン回転数及び(サージタンク33若しくは吸気マニホルド34内の)吸気圧等を基に推算する。吸気量の推算値に、現在の吸気温や大気圧等に応じた補正を加えてもよい。この吸気量の推算の手法は、公知のものである。
次いで、この基本噴射量TPを、触媒41に流入するガスの空燃比とその目標値との偏差に応じたフィードバック補正係数FAFや、環境条件その他に応じて定まる各種補正係数Kにより補正する。フィードバック補正係数FAF、Kはそれぞれ、1を中心に増減する正数である。さらに、インジェクタ11を開弁しても燃料が噴出しない無効噴射時間TAUVを加味して、最終的な燃料噴射時間T、即ちインジェクタ11を開弁する時間を算定する。燃料噴射時間Tは、
T=TP×FAF×K+TAUV
となる。ECU0は、燃料噴射時間Tだけインジェクタ11に対して信号jを入力し、インジェクタ11を開弁して燃料を噴射させる。
空燃比フィードバック制御は、気筒1に充填される混合気の空燃比、ひいては気筒1から排出され触媒41へと導かれる排気ガスの空燃比を所望の目標空燃比に収束させ、以て触媒41における有害物質の浄化能率を最大化するものである。空燃比フィードバック補正係数FAFは、触媒41の上流の空燃比センサ43の出力信号fに基づいて定める。図2に示すように、ECU0は、触媒41の上流のガスの空燃比を検出する空燃比センサ43の出力電圧fを、目標空燃比に相当する判定電圧値と比較して、その判定電圧値よりも高ければリーン、判定電圧値よりも低ければリッチと判定する。そして、ECU0は、触媒41の上流のガスの空燃比の判定結果に基づき、フィードバック補正係数FAFを増減調整する。
具体的には、触媒41の上流のガスの空燃比の判定結果がリーンからリッチに反転した(下記の遅延時間TDRが経過した)時点で、フィードバック補正係数FAFをスキップ値RSMだけ減少させる。加えて、空燃比がリッチであると判定している間、フィードバック補正係数FAFを演算サイクル(制御サイクル)あたりリーン積分値KIMだけ逓減させる。演算サイクルの周期は、内燃機関が備える個々の気筒1が新たなサイクル(吸気行程-圧縮行程-膨脹行程-排気行程の一連)を迎える周期に等しい。なお、リーン積分値KIMの絶対値を、判定電圧値と空燃比センサ43の出力電圧値fとの差分または比の絶対値が大きいほど大きくすることも考えられる。
他方、触媒41の上流のガスの空燃比の判定結果がリッチからリーンに反転した(下記の遅延時間TDLが経過した)時点で、フィードバック補正係数FAFをスキップ値RSPだけ増加させる。加えて、空燃比がリーンであると判定している間、フィードバック補正係数FAFを演算サイクルあたりリッチ積分値KIPだけ逓増させる。なお、リッチ積分値KIPの絶対値を、空燃比センサ43の出力電圧値fと判定電圧値との差分または比の絶対値が大きいほど大きくすることも考えられる。
基本噴射量TPに乗ずるフィードバック補正係数FAFが減少すると、インジェクタ11による燃料噴射量が絞られて、混合気の空燃比がリーンへと向かう。フィードバック補正係数FAFが増加すると、インジェクタ11による燃料噴射量が上積みされて、混合気の空燃比がリッチへと向かう。
但し、空燃比センサ43の出力電圧fが判定電圧値を跨ぐように変動したときには、即時に触媒41の上流のガスの空燃比の判定結果を反転させるのではなく、遅延時間TDL、TDRの経過を待ってから判定結果を反転させる。即ち、空燃比センサ43の出力電圧fがリッチからリーンに切り替わった(判定電圧値を下回った)ときには、リーン判定遅延時間TDLの経過の後、空燃比がリッチからリーンに反転したと判断する。並びに、空燃比センサ43の出力電圧fがリーンからリッチに切り替わった(判定電圧値を上回った)ときには、リッチ判定遅延時間TDRの経過の後、空燃比がリーンからリッチに反転したと判断する。
リーン判定遅延時間TDL及びリッチ判定遅延時間TDRを設けているのは、空燃比センサ43の出力信号fにノイズが混入した場合に、空燃比のリーン/リッチの判定結果が短期間に複数回反転して燃料噴射量が振動するように増減するチャタリングを起こすことを予防する意図である。
遅延時間TDL、TDRは、補正量FACFに応じて増減する。図3に、補正量FACFと遅延時間TDL、TDRとの関係を例示する。図3中、リーン判定遅延時間TDLを破線で表し、リッチ判定遅延時間TDRを実線で表している。補正量FACFが大きくなるほど、リーン判定遅延時間TDLは短縮され、リッチ判定遅延時間TDRは延長される。さすれば、フィードバック補正係数FAFが増加から減少に転じる時期が遅れ、減少から増加に転じる時期が早まる。結果、燃料噴射量が平均的に増すこととなり、空燃比フィードバック制御により収束させるべき触媒41に流入するガスの空燃比の目標がリッチ側に変位する。
逆に、補正量FACFが小さくなるほど、リーン判定遅延時間TDLは延長され、リッチ判定遅延時間TDRは短縮される。さすれば、フィードバック補正係数FAFが増加から減少に転じる時期が早まり、減少から増加に転じる時期が遅れる。結果、燃料噴射量が平均的に減ることとなり、触媒41に流入するガスの空燃比の目標がリーン側に変位する。
ECU0は、空燃比フィードバック制御中、上記の補正量FACFをも算出する。図4に示すように、ECU0は、補正量FACFを算定するにあたり、触媒41の下流のガスの空燃比を検出する空燃比センサ44の出力電圧gを、理論空燃比またはその近傍の目標空燃比に相当する判定電圧値と比較して、その判定電圧値よりも高ければリッチ、判定電圧値よりも低ければリーンと判定する。この判定電圧値は、空燃比センサ43の出力信号fと比較される判定電圧値とは必ずしも一致しない。その上で、触媒41の下流のガスの空燃比の判定結果に基づき、補正量FACFを増減調整する。
具体的には、触媒41の下流のガスの空燃比がリッチであると判定している間、補正量FACFを演算サイクルあたりリーン積分値FACFKIMだけ逓減させる一方、空燃比がリーンであると判定している間は、補正量FACFを演算サイクルあたりリッチ積分値FACFKIPだけ逓増させる。なお、リーン積分値FACFKIMの絶対値を、判定電圧値と空燃比センサ44の出力電圧値gとの差分または比の絶対値が大きいほど大きくしてもよく、リッチ積分値FACFKIPの絶対値を、空燃比センサ44の出力電圧gと判定電圧値との差分または比の絶対値が大きいほど大きくしてもよい。既に述べた通り、補正量FACFが減少すると、触媒41に流入するガスの目標空燃比がリーンへと向かい、補正量FACFが増加すると、触媒41に流入するガスの目標空燃比がリッチへと向かう。
内燃機関の運転を停止している間に燃料タンク7内で蒸発した燃料の蒸気は、燃料蒸発ガス排出抑制装置6のキャニスタ61に捕集される。ECU0は、停止していた内燃機関を始動(特に、冷間始動)した後、適時にVSV65を開弁操作し、キャニスタ61に溜まった燃料蒸気をパージ処理する。即ち、燃料蒸気をパージガス流路63を介して吸気通路3に放出し、気筒1において燃焼させる。
だが、燃料蒸気のパージ処理により吸気通路3に流入するパージガスに含まれる燃料の濃度によっては、気筒1に充填される混合気の空燃比に大きな乱れを生じさせる可能性がある。ECU0が基本噴射量TPを演算するとき、基本的には、燃料蒸気のパージ処理を念頭に置いておらず、気筒1に向かって吸気通路3を流れる吸気には未燃の燃料成分が含まれていないとして、インジェクタ11からの噴射量TPを決定している。ところが、パージガスには未燃の燃料成分が含まれていることから、一時的であるにせよ気筒1に充填される混合気の空燃比が目標空燃比よりもリッチ化することが起こる。
混合気の空燃比の乱れは、通常、空燃比フィードバック制御により鎮圧される。しかし、パージガスに含まれる未燃の燃料成分の濃度が非常に濃い場合には、フィードバック制御によっても空燃比を速やかに目標値に収束させることができず、内燃機関から排出される有害物質の量が増加するおそれがある。それ故、無制約に燃料蒸気のパージ処理を実行することは決して好ましくない。
図5に示すように、本実施形態のECU0は、まず、VSV65を開弁する結果パージガス流路63を流れて吸気通路3に放出されることになるパージガスに含まれる燃料成分の濃度を推定(または、学習)する(ステップS1)。いわば、現在キャニスタ61に貯留している燃料蒸気の量を推測する。
ステップS1におけるパージガス濃度の推定の手法の一例を述べる。ECU0は、停止していた内燃機関を始動した当初、パージガス濃度の初期推定を行う。具体的には、内燃機関の始動前の停止時間の長さと、内燃機関の停止中(または、車両の駐停車中)の燃料タンク若しくはその周囲の温度とを基に、内燃機関の始動直後の時期にパージガス流路63を流れるパージガスの推定濃度の初期値を定める。内燃機関の停止時間の長さ、内燃機関の停止中の燃料タンクの温度は何れも、内燃機関の停止中に燃料タンク7で発生しキャニスタ61に捕集される燃料蒸気の量に影響を及ぼす。原則として、内燃機関の停止時間が長いほど、キャニスタ61に捕集される燃料蒸気の量が増加して、始動直後の時期におけるパージガスの濃度が濃くなる。また、内燃機関の停止中の燃料タンク7の温度が高いほど、キャニスタ61に捕集される燃料蒸気の量が増加して、始動直後の時期におけるパージガスの濃度が濃くなる。
ECU0のメモリには予め、内燃機関の停止時間の長さ、並びに内燃機関の停止中の燃料タンク7若しくはその周囲の温度を示唆する値と、内燃機関の始動直後のパージガスの推定濃度の初期値との関係を規定するマップデータが格納されている。内燃機関の停止中の燃料タンク7若しくはその周囲の温度を示唆する値の例として、内燃機関の停止時または始動時の外気温を挙げることができる。ボデーECUが内燃機関の停止中の車体の温度を実測できる場合には、その実測温度を内燃機関の停止中の燃料タンク7若しくはその周囲の温度を示唆する値として用いてもよい。ECU0は、内燃機関の停止時間の長さ、並びに停止中の燃料タンク7若しくはその周囲の温度を示唆する値をキーとして当該マップを検索し、始動直後のパージガスの推定濃度の初期値を知得する。
加えて、ECU0は、内燃機関の運転中にVSV65を燃料蒸気のパージ処理を実行した場合、パージガス流路63を流れるパージガスに含まれる燃料の濃度の推定値をその初期値から逓減するように更新する演算を行う。VSV65を開弁してパージ処理を実行すると、キャニスタ61内に滞留する燃料蒸気の量が徐々に減少し、いずれはパージガス濃度も薄くなる。ECU0は、パージガス流路63を流れるパージガス中の燃料の濃度を、空燃比フィードバック制御により燃料噴射量TPを補正する補正係数FAFに基づいて推定する。仮に、気筒1に吸入される空気量に比例した噴射量TPの燃料を噴射している状況下で、VSV65を開弁した結果、排気通路4を流れるガスの空燃比が目標空燃比よりもリッチとなったならば、吸気通路3に流入したパージガス中の燃料成分が濃いと考えられる。その濃度は、フィードバック補正係数FAFが減少するほど高いと推定できる。翻って、排気通路4を流れるガスの空燃比が目標空燃比よりもリーンとなったならば、吸気通路3に流入したパージガス中の燃料成分が薄いと考えられる。その濃度は、フィードバック補正係数FAFが増加するほど低いと推定できる。
因みに、ECU0が、推定したパージガス濃度の高低に応じて、インジェクタ11から噴射する燃料の量を増減調整することもできる。パージガス中の燃料成分の濃度が高ければ、その分補正係数Kを減少させ、燃料噴射量Tを減量補正する。パージガス中の燃料成分の濃度が低ければ、その分補正係数Kを増加させ、燃料噴射量Tを増量補正する。
パージガス流路63を流れるパージガス中の燃料成分の濃度を推定したECU0は、その推定濃度の高低に応じて、後述のステップS3にて吸入空気の流量(または、EGRガスを含む吸気の流量)と比較するべき判定閾値を設定する(ステップS2)。この閾値は、内燃機関のファイアリング運転中にVSV65を開弁して燃料蒸気のパージ処理を実行することが許されるか否かを判断するための一条件となる。
図6に、内燃機関の吸気通路3を気筒1に向かって流れる吸入空気の流量と、VSV65を開弁して燃料蒸気のパージ処理を実行したときにキャニスタ61からパージガス流路63経由で吸気通路3に流入するパージガスが空燃比の制御に与える影響の大きさとの関係を示す。図6中、実線はパージガスに含まれる未燃燃料の濃度が比較的薄いケースを表し、一点鎖線はパージガスに含まれる未燃燃料の濃度が比較的濃いケースを表し、破線はそれらの中間のケースを表している。
パージ処理により吸気通路3に流入するパージガスの濃度が濃かったとしても、元より吸気通路3を流れている吸入空気の流量が多ければ、気筒1に充填される混合気の空燃比が過リッチとなることはない。翻って、吸気通路3を流れている吸入空気の流量が少なければ、パージガスに含まれる未燃燃料にインジェクタ11から噴射する燃料が加算されて、混合気の空燃比が過リッチとなり得る。空燃比フィードバック補正係数FAFの単位時間あたりまたは単位演算サイクルあたりの変化量(の絶対値)は有限値に規制されている(そうしないと、燃料噴射量及び空燃比が上下に振動するようにハンチングしてしまう)こともあって、過剰にリッチ化した空燃比を即時に目標値まで修正することは難しく、その間有害物質の排出増を招きかねない。
従って、本実施形態では、吸気通路3に流入するパージガスが混合気の空燃比に与える影響の大きさが許容上限を下回る場合に限り、燃料蒸気のパージ処理の実行を許容する。要するに、VSV65を閉じている状態で、吸気通路3を流れる吸入空気の流量が閾値TL、TM、TH以上に大きいことを必要条件として、VSV65を開くことを許可する。さもなくば、VSV65を開くことを禁止し、VSV65を閉じる。
ステップS2にて設定する、吸入空気の流量と比較するべき判定閾値TL、TM、THは、現在のパージガス濃度の推定値が濃いほど大きく、薄いほど小さくする。図6中、TLはパージガスに含まれる未燃燃料の濃度が比較的薄いケースにおける閾値、THはパージガスに含まれる未燃燃料の濃度が比較的濃いケースにおける閾値、TMはパージガスに含まれる未燃燃料の濃度がそれらの中間程度であるケースにおける閾値である。
ECU0のメモリには予め、パージガス濃度と判定閾値との関係を規定したマップデータが格納されている。ECU0は、現在のパージガス濃度の推定値をキーとして当該マップを検索し、吸入空気流量と比較するべき判定閾値を知得する。
しかして、ECU0は、現在吸気通路3を流れている吸入空気の流量を、上記のステップS2にて設定した判定閾値と比較する(ステップS3)。吸入空気流量は、現在のエンジン回転数及び(サージタンク33若しくは吸気マニホルド34内の)吸気圧等を基に推算できる。なお、吸気通路3にエアフローメータを設置しているシステムでは、当該エアフローメータを介して吸入空気の流量を実測することも可能である。
吸入空気流量が閾値を下回るならば、燃料蒸気のパージ処理により気筒1に充填される混合気の空燃比が大きく乱れることが懸念されるので、VSV65を閉弁してパージ処理を実行しない(ステップS6)。対して、吸入空気流量が閾値を上回っているならば、他の所要の条件が成立していることを前提に(ステップS4)、VSV65を開弁してパージ処理を実行する(ステップS5)。ステップS4にいう他の条件の具体例としては、内燃機関の冷却水温が所定値以上に高い(既にある程度以上暖機が完了している)ことや、パージガス濃度の推定値が所定値以上に高い(燃料蒸気のパージ処理が必要である)こと等が挙げられよう。
図7に示す例では、時点t0にて吸入空気流量が判定閾値を上回り、VSV65の開弁を伴う燃料蒸気のパージ処理を許可している。そして、時点t1にて吸入空気流量が判定閾値を下回り、VSV65の開弁を伴う燃料蒸気のパージ処理を禁止している。
ステップS5の燃料蒸気のパージ処理では、パージガスに含まれる燃料成分の濃度の推定値、吸気通路3を流れる吸入空気の流量(換言すれば、内燃機関の運転領域[エンジン回転数,アクセル開度(または、サージタンク33若しくは吸気マニホルド34内の吸気圧)等])、大気圧と(サージタンク33若しくは吸気マニホルド34内の)吸気圧との差圧等に応じて、VSV65の開度の大きさ及び/またはVSV65を開弁する時間の長さを調整してよい。
補足すると、図8に示すように、VSV65を一定の開度に開いたときにパージガス流路63を流れるパージガスの流量は、大気圧と吸気圧との差圧(の絶対値)が大きいほど多くなる。つまり、吸気通路3におけるスロットルバルブ32の下流で発生する吸気負圧により、パージガスが引き込まれやすくなる。であるから、パージガスの推定濃度や吸入空気の流量等が同等であるならば、差圧が大きいほどVSV65の開度を縮小し、及び/または、VSV65の開弁時間を短縮することがあり得る。
本実施形態では、燃料タンク7に接続する接続路62と、燃料タンク7で発生し接続路62を流れる燃料蒸気を捕捉するキャニスタ61と、キャニスタ61に接続しており空気を導入することのできる導入路64と、キャニスタ61と内燃機関の気筒1に連なる吸気通路3とを連通せしめキャニスタ61に捕捉した燃料蒸気を含むパージガスを吸気通路3に放出させるパージガス流路63と、パージガス流路63を開閉する制御バルブ65とを備える燃料蒸発ガス排出抑制装置6が付帯した内燃機関を制御するものであり、吸気通路3を流れて気筒1に向かう空気(または、吸気。未燃燃料成分を含まないもの)の流量が閾値を上回っていることを必要条件として制御バルブ65を開弁することを許可し、さもなくば制御バルブ65を閉弁する内燃機関の制御装置0を構成した。
本実施形態に係る内燃機関の制御方法では、吸気通路3を流れて気筒1に向かう空気の流量と閾値とを比較するステップS3と、前記空気の流量が前記閾値を上回っていることを必要条件として、閉弁している制御バルブを開弁するステップS5とを実行する。
本実施形態によれば、気筒1に充填される混合気の空燃比が大きく乱れる懸念がないときに、制御バルブ65を開弁してキャニスタ61に捕捉した燃料成分の蒸気をパージ処理することから、パージ処理に起因する有害物質の排出の増加を抑えることができる。裏を返せば、混合気の空燃比が大きく乱れる懸念のない状況下では、燃料蒸気をパージ処理する機会を積極的に確保できる。燃料蒸気を積極的にパージすることは、キャニスタ61の劣化を抑制することにも繋がる。
キャニスタ61から吸気通路3に放出した燃料蒸気は、気筒1において燃焼させる。その分、燃料噴射量を削減でき、実用燃費の良化を期待できる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。各部の具体的構成や処理の手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、車両等に搭載される内燃機関の制御に適用することができる。
0…制御装置(ECU)
1…気筒
11…インジェクタ
3…吸気通路
32…スロットルバルブ
4…排気通路
41…触媒
6…燃料蒸発ガス排出抑制装置
61…キャニスタ
62…接続路
63…パージガス流路
64…導入路
65…制御バルブ(パージVSV)
7…燃料タンク
b…クランク角信号
c…アクセル開度信号
f、g…空燃比信号
h…大気圧信号
o…外気温信号
j…燃料噴射信号
k…スロットルバルブの開度操作信号
n…制御バルブの開度操作信号

Claims (2)

  1. 燃料タンクに接続する接続路と、燃料タンクで発生し接続路を流れる燃料蒸気を捕捉するキャニスタと、キャニスタに接続しており空気を導入することのできる導入路と、キャニスタと内燃機関の気筒に連なる吸気通路とを連通せしめキャニスタに捕捉した燃料蒸気を含むパージガスを吸気通路に放出させるパージガス流路と、パージガス流路を開閉する制御バルブとを備える燃料蒸発ガス排出抑制装置が付帯した内燃機関を制御するものであり、
    吸気通路を流れて気筒に向かう空気の流量が閾値を上回っていることを必要条件として制御バルブを開弁することを許可し、さもなくば制御バルブを閉弁する内燃機関の制御装置。
  2. 燃料タンクに接続する接続路と、燃料タンクで発生し接続路を流れる燃料蒸気を捕捉するキャニスタと、キャニスタに接続しており空気を導入することのできる導入路と、キャニスタと内燃機関の気筒に連なる吸気通路とを連通せしめキャニスタに捕捉した燃料蒸気を含むパージガスを吸気通路に放出させるパージガス流路と、パージガス流路を開閉する制御バルブとを備える燃料蒸発ガス排出抑制装置が付帯した内燃機関を制御するものであり、
    吸気通路を流れて気筒に向かう空気の流量と閾値とを比較するステップと、
    前記空気の流量が前記閾値を上回っていることを必要条件として、閉弁している制御バルブを開弁するステップと
    を実行する内燃機関の制御方法。
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