JPH08177651A - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料処理装置

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JPH08177651A
JPH08177651A JP32629494A JP32629494A JPH08177651A JP H08177651 A JPH08177651 A JP H08177651A JP 32629494 A JP32629494 A JP 32629494A JP 32629494 A JP32629494 A JP 32629494A JP H08177651 A JPH08177651 A JP H08177651A
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正樹 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スロットル弁上流側の吸気系にパージガスを導
くようにした内燃機関の蒸発燃料処理装置を最適化する
こと。 【構成】S11〜S14の実行により求まるパージ制御
弁3の開弁制御デューティPADUTY に、S15では、制
御弁8の開度に基づいた補正量Aを加算して、最終的な
パージ制御弁3の開弁制御デューティPADUTY を求め、
当該最終的なPADUTY により、パージ制御弁3を駆動す
る。これにより、制御弁8が開弁されバイパス通路9側
を流れる吸入空気流量が減少し、パージガス量が低下す
るような状況下において、パージ制御弁3の開弁デュー
ティPADUTY を制御弁8の開度に応じて増大補正するこ
とができるので、、パージガス量の低下分を補うことが
でき、以って良好なパージ処理が行なえると共に、空燃
比段差の発生が抑制され機関運転性、排気性能等を良好
に維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の蒸発燃料処
理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料タンク等の燃料供給系内
において発生する蒸発燃料の大気中への放出による大気
汚染拡大防止対策として、該蒸発燃料を一旦キャニスタ
と称される吸着手段に吸着させ、この吸着燃料を機関運
転中にキャニスタから脱離(パージ)させたパージガス
(パージ燃料と、脱離時にキャニスタに導入される外気
と、の混合気)を吸入空気中に導入させて処理(以下、
パージ処理と言う)するようにした蒸発燃料処理装置が
知られており、例えば、図8に示すようなものがある。
【0003】このものは、燃料タンク11の上部空間に逆
止弁12を介して連通しているキャニスタ5と機関1の吸
気通路2との連通を開閉(ON・OFF)するパージ制
御弁3をパージ通路4に介装し、前記パージ制御弁3の
ON時に機関吸入負圧によってキャニスタ5からパージ
燃料を吸気系に吸引させるものである。そして、前記パ
ージ制御弁3の開度(例えば、パージ制御弁としてデュ
ーティ制御弁を用いる場合は、所定ON・OFF周期中
のON時間割合等)をコントロールユニット10を介して
変更することで、パージガス量を調整するようになって
いる。なお、スロットル弁7の吸気上流側でパージ通路
4と吸気通路2との接続部に設けられるベンチェリ6
は、当該ベンチェリ6の負圧発生作用によって、パージ
通路4内により大きな負圧を導き、パージガスを効率よ
く吸気通路2内に吸引させるために設けられている。
【0004】ところが、かかるベンチェリ6は、吸気通
路2内に突出して設けられるために、通気抵抗が大きく
なるため、大きな吸入空気流量が要求される高負荷時等
には吸入空気流量の低下を招き、機関出力を低下させる
という問題がある。そこで、図9に示すように、吸気通
路2にバイパス通路9を設け、当該バイパス通路9内に
前記ベンチェリ6を設け、通気抵抗があまり問題となら
ない吸入空気流量の少ない低負荷時には、吸気通路2内
に設けた制御弁8を閉じておくことで、バイパス通路9
側に吸気を通過させることで上記装置同様に良好にパー
ジ通路4内に負圧を導くようにする一方、通気抵抗が問
題となる吸入空気流量の大きな高負荷時には、前記制御
弁8を開弁させることで、通路面積を拡大して、以って
所望の吸入空気流量を得られるようにしたものが考えら
れている(スロットル弁開度と制御弁開度との関係を示
す図10を参照)。
【0005】
【発明の解決すべき課題】しかしながら、図9に示すも
のにあっては、機関の出力特性を改善することはできる
ものの、前記制御弁8が開弁されたときに、バイパス通
路9側を流れる吸入空気流量が減少することになるの
で、ベンチェリ6で発生する負圧も小さくなり、延いて
はパージガス量が低下し(制御弁開度とパージガス量と
の関係を示す図11を参照)、良好にパージ処理が行なえ
なくなると共に、空燃比段差が発生して機関運転性、排
気性能等を悪化させるという問題がある。
【0006】また、別の問題として、以下のような問題
がある。即ち、図8,9に示すように、パージ通路4を
スロットル弁7の上流側で吸気通路2に接続するもので
は、導入されたパージガスがスロットル弁7に衝突等す
るので、デューティ制御を行なうパージ制御弁3を用い
た場合でも、パージ制御弁3のON・OFF制御により
発生するパージガスの断続流による吸入混合気の空燃比
の濃淡の発生が抑制されるので、スロットル弁7より下
流側でパージガスを導入するタイプのものに対して前記
パージガスの断続流による空燃比の振れが少なく、当該
空燃比の振れによる機関安定性の低下、排気浄化性能の
低下、空燃比フィードバック制御のハンチング等という
問題は元来少ない。しかし、スロットル弁7の開度が所
定以上となると、パージガスがスロットル弁7に衝突す
る確率が減り、パージガスの断続流による吸入混合気の
空燃比の濃淡の発生の抑制効果が低下し、機関安定性の
低下、排気浄化性能の低下、空燃比フィードバック制御
のハンチング等という問題が発生することが考えられる
が、かかる考慮が何らされていなかった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題に鑑みなされ
たもので、スロットル弁上流側の吸気通路にパージガス
を導くようにした内燃機関の蒸発燃料処理装置であっ
て、前記スロットル弁上流側の吸気通路にバイパス通路
を設け、当該バイパス通路にパージガスを導入させると
共に、バイパス通路に流入する吸入空気流量を制御する
制御弁を運転状態に応じて制御するようにした場合に、
全運転領域で所望の機関出力を確保でき、かつ全運転領
域で空燃比段差を発生させることなく所望のパージ処理
を行なえるようにした内燃機関の蒸発燃料処理装置を提
供することを第1の目的とする。
【0008】また、スロットル弁上流側の吸気通路にパ
ージガスを導くようにした内燃機関の蒸発燃料処理装置
において、スロットル弁の開度が所定以上となっても、
パージガスの断続流による空燃比の振れを抑制して、機
関安定性や排気浄化性能を高く維持することができるよ
うにした内燃機関の蒸発燃料処理装置を提供することを
第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明にかかる内燃機関の蒸発燃料処理装置は、図1
に示すように、燃料タンクA等で発生した蒸発燃料を一
時的に吸着して貯留する吸着手段Bと、該吸着手段Bと
スロットル弁C上流側の吸気系とを接続する通路に介装
され、所定の機関運転条件で、前記吸着手段Aに貯留さ
れた蒸発燃料を脱離させ前記スロットル弁C上流側の吸
気系に導入させるべく開度制御されるパージ制御弁D
と、を含んで構成した内燃機関の蒸発燃料処理装置にお
いて、スロットル弁C上流側の吸気系通路から分岐して
再びスロットル弁C上流側で吸気系通路に合流するバイ
パス通路Eを形成し、当該バイパス通路Eに前記脱離さ
せた蒸発燃料を導入させると共に、当該バイパス通路E
に流入する吸入空気流量を制御する制御弁Fを設け、前
記制御弁Fを機関運転状態に応じて開度制御するように
した場合に、脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ
制御弁Dの開度を、前記制御弁Fの開度に応じて補正す
るパージ制御弁開度補正手段Gを含んで構成した。
【0010】請求項2に記載の発明では、前記パージ制
御弁開度補正手段Gを、前記制御弁Fの開度の増大に伴
いパージ制御弁Dの開度を増大補正するように構成し
た。請求項3に記載の発明では、図2に示すように、燃
料タンクA等で発生した蒸発燃料を一時的に吸着して貯
留する吸着手段Bと、該吸着手段Bとスロットル弁C上
流側の吸気系とを接続する通路に介装され、所定の機関
運転条件で、前記吸着手段Aに貯留された蒸発燃料を脱
離させ前記スロットル弁C上流側の吸気系に導入させる
べく開度制御されるパージ制御弁Dと、を含んで構成し
た内燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記パージ制
御弁Dが周期的に開閉し開閉の時間割合を制御すること
で前記脱離させた蒸発燃料の導入量を制御してなる場合
に、脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ制御弁D
の開閉周波数を、前記スロットル弁Cの開度に応じて可
変制御するパージ制御弁開閉周波数制御手段Hを含んで
構成した。
【0011】請求項4に記載の発明では、前記パージ制
御弁開閉周波数制御手段Hを、前記スロットル弁Gの開
度の増大に伴いパージ制御弁Cの開閉周波数を大きくす
るように構成した。請求項5に記載の発明では、燃料タ
ンクA等で発生した蒸発燃料を一時的に吸着して貯留す
る吸着手段Bと、該吸着手段Bとスロットル弁C上流側
の吸気系とを接続する通路に介装され、所定の機関運転
条件で、前記吸着手段Aに貯留された蒸発燃料を脱離さ
せ前記スロットル弁C上流側の吸気系に導入させるべく
開度制御されるパージ制御弁Dと、を含んで構成した内
燃機関の蒸発燃料処理装置において、スロットル弁C上
流側の吸気系通路から分岐して再びスロットル弁C上流
側で吸気系通路に合流するバイパス通路Eを形成し、当
該バイパス通路Eに前記脱離させた蒸発燃料を導入させ
ると共に、当該バイパス通路Eに流入する吸入空気流量
を制御する制御弁Fを設け、前記制御弁Fを機関運転状
態に応じて開度制御するようにした場合で、かつ、前記
パージ制御弁Dが周期的に開閉し開閉の時間割合を制御
することで前記脱離させた蒸発燃料の導入量を制御して
なる場合に、脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ
制御弁Dの開度を、前記制御弁Fの開度に応じて補正す
るパージ制御弁開度補正手段Gと、脱離蒸発燃料の導入
処理中に、前記パージ制御弁Dの開閉周波数を、前記ス
ロットル弁Cの開度に応じて可変制御するパージ制御弁
開閉周波数制御手段Hと、を含んで構成した。
【0012】
【作用】上記の構成を備える請求項1に記載の発明で
は、パージ制御弁開度補正手段を介して、前記パージ制
御弁の開度を、前記制御弁の開度に応じて補正するよう
にする。これにより、前記制御弁が開弁されバイパス通
路側を流れる吸入空気流量が減少し、バイパス通路内の
負圧が小さくなって前記脱離蒸発燃料の導入量が低下す
るような状況下において、例えば、請求項2に記載の発
明のように、前記パージ制御弁の開度を、前記制御弁の
開度に応じて増大補正させることができるので、脱離蒸
発燃料の導入量の低下分を補うことができ、以って良好
なパージ処理が行なえると共に、空燃比段差の発生が抑
制され機関運転性、排気性能等を良好に維持することが
できる。
【0013】請求項3に記載の発明では、パージ制御弁
開閉周波数制御手段を介して、前記パージ制御弁の開閉
周波数を、前記スロットル弁の開度に応じて変更するよ
うにする。これにより、スロットル弁の開度が所定以上
となって、吸気通路内に導入された蒸発燃料(パージガ
ス)が、スロットル弁に衝突する確率が減り、断続的に
導入される蒸発燃料により吸入混合気の空燃比の濃淡振
れが大きくなるような状況下において、例えば、請求項
4に記載の発明のように、スロットル弁の開度の増大に
伴いパージ制御弁の開閉周波数を大きくして、空燃比の
濃淡振れの周期を短くするようにすれば、全体として空
燃比の濃淡の発生度合いがなまされることになり、以っ
て機関安定性の低下、排気浄化性能の低下、空燃比フィ
ードバック制御のハンチング等という問題の発性を抑制
することができる。
【0014】請求項5に記載の発明では、パージ制御弁
開度補正手段を介して、前記パージ制御弁の開度を、前
記制御弁の開度に応じて補正すると共に、パージ制御弁
開閉周波数制御手段を介して、前記パージ制御弁の開閉
周波数を、前記スロットル弁の開度に応じて変更するよ
うにする。これにより、前記制御弁が開弁されバイパス
通路側を流れる吸入空気流量が減少し、バイパス通路内
の負圧が小さくなって前記脱離蒸発燃料の導入量の低下
に伴う不具合、及びスロットル弁の開度が所定以上とな
って、吸気通路内に導入された蒸発燃料(パージガス)
が、スロットル弁に衝突する確率が減り、断続的に導入
される蒸発燃料により吸入混合気の空燃比の濃淡振れが
大きくなることに伴う不具合の発生を抑制することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を、添付の図面に
基づいて説明する。なお、従来の図9に示す符号と共通
のものは、共通の符号を付して説明する。図3におい
て、機関1の吸気通路2には、図示しないエアクリーナ
を介して吸入される吸気の吸入空気流量Qを検出するエ
アフローメータ24及びアクセルペダルと連動して吸入空
気流量Qを制御するスロットル弁7が設けられ、下流の
マニホールド部分には気筒毎に電磁式の燃料噴射弁14が
設けられている。
【0016】燃料噴射弁14は、マイクロコンピュータを
内蔵したコントロールユニット10において後述するよう
な方法で設定される噴射パルス信号によって開弁駆動さ
れ、所定量に調量された燃料を噴射供給する。なお、燃
料タンク11内には燃料ポンプ18が装着され、該燃料ポン
プ18から圧送された燃料がプレッシャレギュレータ19を
介装した燃料供給通路20を経て所定の圧力に調整されて
前記燃料噴射弁14に供給される。前記プレッシャレギュ
レータ19からの余剰燃料はリターン燃料通路21を介して
燃料タンク11に戻されるようになっている。
【0017】排気通路15には、マニホールド集合部に排
気中酸素濃度を検出することによって吸入混合気の空燃
比を検出する空燃比センサ16が設けられ、その下流側に
は、排気中のCO,HCの酸化とNOX の還元を行って
浄化する排気浄化触媒としての図示しない三元触媒が設
けられる。また、図3で図示しないディストリビュータ
には、クランク角センサ17が内蔵されており、該クラン
ク角センサ17から機関回転と同期して出力されるクラン
ク単位角信号を一定時間カウントして、又は、クランク
基準角信号の周期を計測して機関回転速度Nを検出す
る。
【0018】コントロールユニット50は、前記各種セン
サ類により検出された値に基づいて目標空燃比に見合っ
た燃料量を演算し、該燃料量に対応するパルス幅を持つ
噴射パルス信号を燃料噴射弁14に出力するようになって
いる。即ち、前記エアフローメータ24により検出される
吸入空気流量Qと、クランク角センサ17のパルス信号を
一定時間カウントして求めた機関回転速度Nと、から、
基本燃料噴射パルス幅(燃料噴射量に相当する)Tp
(Tp=k×Q/Ne,kは定数)を設定する一方で、
機関運転状態に応じた各種補正係数COEFと、空燃比
フィードバック補正係数αと、学習補正係数KL と、バ
ッテリ電圧による電磁式燃料噴射弁の有効開弁時間の変
化を補正するための補正分Tsとをそれぞれ求め、実際
の空燃比が目標空燃比となるように、前記基本燃料噴射
パルス幅Tp を補正演算して最終的な燃料噴射パルス幅
Ti =Tp・COEF・α・KL +Tsを設定するよ
うになっている。
【0019】なお、前記各種補正係数COEFは、例え
ば、COEF=1+KMR+KTW+K AS+KAI+・・・な
る式で演算されるものであり、ここで、KMRは空燃比補
正係数、KTWは水温増量補正係数、KASは始動及び始動
後増量補正係数、KAIはアイドル後増量補正係数であ
る。前記空燃比フィードバック補正係数αは、前記空燃
比センサ16の排気空燃比の検出結果に基づいて比例・積
分制御などにより増減されるもので、これにより機関の
吸入混合気の空燃比を目標空燃比(理論空燃比)に制御
可能とするものである。従って、パージ処理中において
も、当該空燃比フィードバック補正係数αにより燃料噴
射量が修正され、良好に目標空燃比に制御することがで
きるようになっている。
【0020】また、空燃比フィードバック制御中の空燃
比フィードバック補正係数αの基準値からの偏差を、予
め定めた機関運転状態毎のエリア毎に学習して学習補正
係数KL を定めることで、前記燃料噴射量の演算にあっ
て、基本燃料噴射量Tp を学習補正係数KL により補正
して、前記空燃比フィードバック補正係数αによる補正
なしで(α=1.0としたときに)演算される燃料噴射
量Tiにより目標空燃比が得られるようにして、運転条
件が変化したとき等に空燃比フィードバック補正係数α
が取得できる前から応答性よく空燃比制御精度を向上さ
せるようになっている。
【0021】ところで、燃料タンク11の上部空間に溜ま
る蒸発燃料は、チェックバルブ12を介装した蒸発燃料通
路13を介してキャニスタ5に導かれる。キャニスタ5内
に一時的に吸着された蒸発燃料は、所定の運転条件でパ
ージ制御弁3を介装したパージ通路4を経てスロットル
弁7上流のバイパス通路9に導入される。なお、スロッ
トル弁7の吸気上流側でパージ通路4とバイパス通路9
との接続部には、ベンチェリ6が設けられている。そし
て、吸気通路2には、吸入空気を吸気通路2側とバイパ
ス通路9側とに振り分ける制御弁8が介装されている。
当該制御弁8は、運転状態(機関負荷や回転速度等)に
応じて開度制御されるようになっているが、当該制御
は、例えば、アクセルペダル〔或いはスロットル弁7〕
とリンク機構等を介して連動させることで達成させるよ
うにしてもよいし、ステップモータ等により駆動制御す
るようにしても構わない。なお、スロットル弁7の開度
に対する制御弁8の開度特性は、前述したように、図10
に示すような関係にある。
【0022】本実施例では、パージガス量、延いてはパ
ージ率(パージガス量/吸入空気流量Q)を高精度に制
御するために、キャニスタ5周辺部の温度を検出する第
1温度センサ22と、キャニスタ5内部の温度を検出する
第2温度センサ23とを設け、コントロールユニット10
は、前記第1温度センサ22及び第2温度センサ23により
検出されるキャニスタ5の温度状態を含む条件に基づい
てキャニスタ5に吸着されている蒸発燃料量を推定し、
該蒸発燃料量に基づいてパージ制御弁30の開度を制御し
て蒸発燃料のパージ率を制御するようになっている。な
お、予め運転状態に応じて設定されている開度に応じて
パージ制御弁3の開度を制御するようにしても構わな
い。
【0023】ここで、コントロールユニット10によるキ
ャニスタ5への吸着蒸発燃料量の推定及び該推定結果に
基づくパージ制御弁3の開度制御について、図4及び図
5のフローチャートに従って説明する。吸着蒸発燃料量
の推定ルーチンを示す図4において、ステップ(図では
Sと記す。以下、同様)1では、第1温度センサ22によ
り検出されるキャニスタ5周辺部の温度Ta を読み込
む。
【0024】ステップ2では、第2温度センサ23により
検出されるキャニスタ5内部の温度Tc を読み込む。ス
テップ3では、前記キャニスタ5周辺部の温度Ta に対
するキャニスタ5内部温度Tc の偏差ΔT (=Tc −T
a ) を求める。ステップ4では、前記ΔTの時間積分値
c を演算する。
【0025】ここで、Sc =∫ΔT≒ΣS1 −ΣS2 但し、ΣS1 は、蒸発燃料の吸着による発熱反応で正の
値となるΔTの積算値であり、ΣS2 は、蒸発燃料の脱
離による吸熱反応で負の値となるΔTの積算値である。
ステップ5では、前記ΔTの時間積分値Sc に基づいて
今回の運転でキャニスタ5に吸着された蒸発燃料量GcN
を予め実験的に求められてROMに記憶されたマップか
らの検索により推定する。尚、ΣS1 <ΣS2 の場合に
は、吸着量より脱離量の方が大きい場合であり、その場
合は、GcNは負の値となる。
【0026】ステップ6では、前回までの運転でキャニ
スタ5に吸着されている蒸発燃料量GcOに今回吸着され
た蒸発燃料量CcNを加算することにより、現在キャニス
タ5に吸着されている蒸発燃料量Gc を推定する。ステ
ップ6では、キースイッチのON,OFFを判別する。
そして、キースイッチがOFFとされた時にバックアッ
プメモリに前記推定された吸着蒸発燃料量Gc をGcO
して記憶しておく。
【0027】次に、前記推定されたキャニスタ5の吸着
蒸発燃料量Gc に基づいて蒸発燃料のパージ量(即ち、
パージ制御弁3の開度)を制御するパージ制御弁3の開
度制御について、図5に示したフローチャートに従って
説明する。ステップ11では、機関回転速度Nと基本燃料
噴射量Tpに基づいて、ベンチェリ6部における吸気負
圧PE を推定する。
【0028】ステップ12では、前記吸気負圧PE と前記
吸着蒸発燃料量Gc とに基づいて、パージ可能な、つま
りパージ制御弁3を全開とした場合の最大の蒸発燃料パ
ージ量PAMAXを予め設定されたマップからの検索により
求める。ステップ13では、機関回転速度Nと基本燃料噴
射量Tpと (又はステップ11で推定した吸気負圧PE )
に基づいて蒸発燃料のパージ量の要求値PASETを予め設
定されたマップからの検索により求める。
【0029】ステップ14では、前記最大蒸発燃料パージ
量PAMAXと前記目標値PASETとに基づいて、該目標値P
ASETを得るための最終的なパージ制御弁3の開弁制御デ
ューティPADUTY を予め設定されたマップからの検索に
より求める。つづいて、ステップ15では、ステップ14で
求めた開弁デューティPADUTY を、制御弁8の開度(セ
ンサ等により検出してもよいし、図10におけるスロット
ル弁7の開度との関係から求めてもよい)に応じて補正
すべく、制御弁8の開度に基づいて図6のマップを参照
して補正量Aを求め、前記PADUTY に加算して、最終的
なパージ制御弁3の開弁制御デューティPADUTY を求め
る。従って、制御弁8が開弁されバイパス通路9側を流
れる吸入空気流量が減少し、ベンチェリ6で発生する負
圧が小さくなってパージガス量が低下するような状況下
においても、パージ制御弁3の開弁デューティPADUTY
を、制御弁8の開度に応じて増大補正するようにしたの
で、パージガス量低下分を補うことができ、以って良好
なパージ処理が行なえると共に、空燃比段差の発生が抑
制され機関運転性、排気性能等を良好に維持することが
できる。当該ステップ15が、本発明のパージ制御弁開度
補正手段に相当する。
【0030】また、ステップ16では、ステップ15で求め
た開弁デューティPADUTY の制御信号を発する周波数f
を、スロットル弁7の開度に基づいてフロー中に示した
ような予め設定されたマップから検索により求める。な
お、パージ制御弁3の開閉周波数fは、図7に示すよう
に、スロットル弁7の開度が所定以上の場合に、高周波
数となるように設定してもよい。なお、周波数fを変更
した場合でも、所定時間内におけるパージ制御弁8のト
ータル開弁時間(所定時間当たりのパージガス量)が維
持されるように、パージ制御弁3の1開弁当たりの開弁
時間は変更される(即ち、周波数が2倍になれば、パー
ジ制御弁8の1開弁時間は1/2に変更される)。
【0031】このように、スロットル弁7の開度が所定
以上となって、パージガスがスロットル弁7に衝突する
確率が減っても、パージガスの断続流による吸入混合気
の空燃比の濃淡の発生周期を短くするようにしたので、
全体として空燃比の濃淡の発生度合いが抑制(濃淡発生
周期が短縮、及び濃淡差が縮小)されることになり、以
って機関安定性の低下、排気浄化性能の低下、空燃比フ
ィードバック制御のハンチング等という問題を起こすよ
うな空燃比の振れが抑制されることになる。かかるステ
ップ16が、本発明のパージ制御弁開閉周波数制御手段に
相当する。
【0032】ステップ17では、ステップ16で求めた周波
数fで、当該周波数fに応じて前述のように修正された
開弁制御デューティPADUTY をパージ制御弁3へ出力す
る。そして、ステップ18では、蒸発燃料がパージされな
い場合に、機関運転状態 (機関回転速度N, 吸入空気流
量Q, 水温TW 等) により設定される燃料噴射パルス幅
Tiから、前記パージ量目標値PASETを噴射パルス幅に
換算するために換算定数mを乗じた値を差し引くことに
より、燃料噴射弁14の最終的な燃料噴射パルス幅Ti’
を求める。
【0033】ステップ19では、前記燃料噴射パルス幅T
i’を有する噴射パルス信号を燃料噴射弁14に出力し
て、本フローを終了する。以上のように、本実施例によ
れば、制御弁8が開弁されバイパス通路9側を流れる吸
入空気流量が減少し、ベンチェリ6で発生する負圧が小
さくなってパージガス量が低下するような状況下におい
ても、パージ制御弁3の開弁デューティP ADUTY を、制
御弁8の開度に応じて増大補正するようにしたので、パ
ージガス量低下分を補うことができ、以って良好なパー
ジ処理が行なえると共に、空燃比段差の発生が抑制され
機関運転性、排気性能等を良好に維持することができ
る。
【0034】また、パージ制御弁3の開閉周波数fを、
スロットル弁7の開度に応じて変更するようにしたの
で、スロットル弁7の開度が所定以上となって、パージ
ガスがスロットル弁7に衝突する確率が減り、パージ制
御弁3のON・OFF周期に同期して発生するパージガ
スの断続流による空燃比の振れが発生するような状況下
においても、パージガスの断続流による吸入混合気の空
燃比の濃淡の発生周期を短くすることができ、全体とし
て空燃比の濃淡の発生度合いを抑制(濃淡発生周期の短
縮、1開弁当たりの濃淡差が縮小)できるので、以って
機関安定性の低下、排気浄化性能の低下、空燃比フィー
ドバック制御のハンチング等という問題を起こすような
空燃比の振れを抑制することができる。
【0035】なお、本実施例では、ベンチェリ6を備え
るようにして説明したが、当該ベンチェリ6を備えなく
てもよい。つまり、少ない吸入空気流量のときにバイパ
ス通路を通過させ、大きな吸入空気流量のときに制御弁
8を開弁させて、吸入空気流量の低下を防止するように
したものにも適用できる。また、図5のフローチャート
中のステップ15,16はそれぞれ独立して発明として成立
するものであり、例えばステップ15のみを備え、制御弁
8の開弁に従ってパージ制御弁3の開度のみの補正を行
なう場合(請求項1,2)においては、パージ制御弁3
にデューティ制御弁を用いなくてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、パージ制御弁開度補正手段を介して、前
記パージ制御弁の開度を、前記制御弁の開度に応じて補
正するようにするようにしたので、前記制御弁が開弁さ
れバイパス通路側を流れる吸入空気流量が減少し、バイ
パス通路内の負圧が小さくなって前記脱離蒸発燃料の導
入量が低下するような状況下において、例えば、請求項
2に記載の発明のように、前記パージ制御弁の開度を、
前記制御弁の開度に応じて増大補正させることができる
ので、脱離蒸発燃料の導入量の低下分を補うことがで
き、以って良好なパージ処理が行なえると共に、空燃比
段差の発生が抑制され機関運転性、排気性能等を良好に
維持することができる。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、パージ制
御弁開閉周波数制御手段を介して、前記パージ制御弁の
開閉周波数を、前記スロットル弁の開度に応じて変更す
るようにしたので、スロットル弁の開度が所定以上とな
って、吸気通路内に導入された蒸発燃料が、スロットル
弁に衝突する確率が減り、断続的に導入される蒸発燃料
により吸入混合気の空燃比の濃淡振れが大きくなるよう
な状況下において、例えば、請求項4に記載の発明のよ
うに、スロットル弁の開度の増大に伴いパージ制御弁の
開閉周波数を大きくして、空燃比の濃淡振れの周期を短
くすることができ、全体として空燃比の濃淡度合いをな
ますことができ、以って機関安定性の低下、排気浄化性
能の低下、空燃比フィードバック制御のハンチング等と
いう問題を抑制することができる。
【0038】請求項5に記載の発明では、パージ制御弁
開度補正手段を介して、前記パージ制御弁の開度を、前
記制御弁の開度に応じて補正すると共に、パージ制御弁
開閉周波数制御手段を介して、前記パージ制御弁の開閉
周波数を、前記スロットル弁の開度に応じて変更するよ
うにしたので、前記制御弁が開弁されバイパス通路側を
流れる吸入空気流量が減少し、バイパス通路内の負圧が
小さくなって前記脱離蒸発燃料の導入量の低下に伴う不
具合、及びスロットル弁の開度が所定以上となって、吸
気通路内に導入された蒸発燃料が、スロットル弁に衝突
する確率が減り、断続的に導入される蒸発燃料により吸
入混合気の空燃比の濃淡振れが大きくなることに伴う不
具合の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明のクレーム対応図。
【図2】請求項3に記載の発明のクレーム対応図。
【図3】本発明の一実施例にかかる全体構成図
【図4】同上実施例のキャニスタ吸着燃料量推定ルーチ
ンを示すフローチャート
【図5】同上実施例のパージ制御弁の開弁デューティ・
開閉周波数の制御ルーチンを示すフローチャート
【図6】同上実施例における制御弁開度とパージ制御弁
の開度(開弁デューティ)補正量Aとの関係を示す図。
【図7】同上実施例におけるスロットル弁開度とパージ
制御弁の開閉周波数fとの関係を示す図。
【図8】 従来の蒸発燃料処理装置の一例を示す全体構
成図。
【図9】 従来の蒸発燃料処理装置の他の一例を示す全
体構成図。
【図10】 スロットル弁開度と制御弁開度との関係を示
す図。
【図11】 制御弁開度とパージガス量との関係を説明す
る図。
【符号の説明】
1 機関 2 吸気通路 3 パージ制御弁 4 パージ通路 5 キャニスタ 7 スロットル弁 8 制御弁 9 バイパス通路 14 燃料噴射弁 10 コントロールユニット 11 燃料タンク 17 クランク角センサ 24 エアフロメータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンク等で発生した蒸発燃料を一時的
    に吸着して貯留する吸着手段と、 該吸着手段とスロットル弁上流側の吸気系とを接続する
    通路に介装され、所定の機関運転条件で、前記吸着手段
    に貯留された蒸発燃料を脱離させ前記スロットル弁上流
    側の吸気系に導入させるべく開度制御されるパージ制御
    弁と、 を含んで構成した内燃機関の蒸発燃料処理装置におい
    て、 スロットル弁上流側の吸気系通路から分岐して再びスロ
    ットル弁上流側で吸気系通路に合流するバイパス通路を
    形成し、当該バイパス通路に前記脱離させた蒸発燃料を
    導入させると共に、当該バイパス通路に流入する吸入空
    気流量を制御する制御弁を設け、前記制御弁を機関運転
    状態に応じて開度制御するようにした場合に、 脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ制御弁の開度
    を、前記制御弁の開度に応じて補正するパージ制御弁開
    度補正手段を含んで構成したことを特徴とする内燃機関
    の蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】前記パージ制御弁開度補正手段が、前記制
    御弁の開度の増大に伴いパージ制御弁の開度を増大補正
    することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の蒸発
    燃料処理装置。
  3. 【請求項3】燃料タンク等で発生した蒸発燃料を一時的
    に吸着して貯留する吸着手段と、 該吸着手段とスロットル弁上流側の吸気系とを接続する
    通路に介装され、所定の機関運転条件で、前記吸着手段
    に貯留された蒸発燃料を脱離させ前記スロットル弁上流
    側の吸気系に導入させるべく開度制御されるパージ制御
    弁と、 を含んで構成した内燃機関の蒸発燃料処理装置におい
    て、 前記パージ制御弁が周期的に開閉し開閉の時間割合を制
    御することで前記脱離させた蒸発燃料の導入量を制御し
    てなる場合に、 脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ制御弁の開閉
    周波数を、前記スロットル弁の開度に応じて可変制御す
    るパージ制御弁開閉周波数制御手段を含んで構成したこ
    とを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  4. 【請求項4】前記パージ制御弁開閉周波数制御手段が、
    前記スロットル弁の開度の増大に伴いパージ制御弁の開
    閉周波数を大きくすることを特徴とする請求項3に記載
    の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  5. 【請求項5】燃料タンク等で発生した蒸発燃料を一時的
    に吸着して貯留する吸着手段と、 該吸着手段とスロットル弁上流側の吸気系とを接続する
    通路に介装され、所定の機関運転条件で、前記吸着手段
    に貯留された蒸発燃料を脱離させ前記スロットル弁上流
    側の吸気系に導入させるべく開度制御されるパージ制御
    弁と、 を含んで構成した内燃機関の蒸発燃料処理装置におい
    て、 スロットル弁上流側の吸気系通路から分岐して再びスロ
    ットル弁上流側で吸気系通路に合流するバイパス通路を
    形成し、当該バイパス通路に前記脱離させた蒸発燃料を
    導入させると共に、当該バイパス通路に流入する吸入空
    気流量を制御する制御弁を設け、前記制御弁を機関運転
    状態に応じて開度制御するようにした場合で、 かつ、 前記パージ制御弁が周期的に開閉し開閉の時間割合を制
    御することで前記脱離させた蒸発燃料の導入量を制御し
    てなる場合に、 脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ制御弁の開度
    を、前記制御弁の開度に応じて補正するパージ制御弁開
    度補正手段と、 脱離蒸発燃料の導入処理中に、前記パージ制御弁の開閉
    周波数を、前記スロットル弁の開度に応じて可変制御す
    るパージ制御弁開閉周波数制御手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000130226A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Toyota Motor Corp 内燃機関
JP2000145523A (ja) * 1998-11-11 2000-05-26 Toyota Motor Corp 内燃機関
JPWO2013150638A1 (ja) * 2012-04-05 2015-12-14 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
US10760533B2 (en) 2017-04-28 2020-09-01 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Evaporated fuel processing device

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