JPH0867807A - 樹脂組成物、その製造方法、およびそれからなるホットメルト接着剤 - Google Patents

樹脂組成物、その製造方法、およびそれからなるホットメルト接着剤

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JPH0867807A
JPH0867807A JP7178109A JP17810995A JPH0867807A JP H0867807 A JPH0867807 A JP H0867807A JP 7178109 A JP7178109 A JP 7178109A JP 17810995 A JP17810995 A JP 17810995A JP H0867807 A JPH0867807 A JP H0867807A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】主として結晶性芳香族ポリエステル単位からな
る高融点結晶性重合体セグメント(a)と、主として脂
肪族ポリエーテル単位および/または脂肪族ポリエステ
ル単位からなる低融点重合体セグメント(b)とを主た
る構成成分とするポリエステルブロック共重合体(A)
5〜95重量部と、熱可塑性ポリウレタンエラストマ
(B)95〜5重量部からなる配合物に、スチレン系樹
脂(C)を配合してなる樹脂組成物、その製造方法、お
よびそれからなるホットメルト接着剤。 【効果】本発明によればポリエステルブロック共重合体
に熱可塑性ポリウレタンエラストマとスチレン系樹脂を
配合することにより、溶融押出加工時の成形性が良好
で、高温での接着力および接着耐久性に優れた樹脂組成
物を得ることができる。また、本発明の樹脂組成物は、
押出機やニーダーの中で加熱溶融混合することによって
製造することができる。さらに、本発明の樹脂組成物は
ホットメルト接着剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種のプラスチック類、
ゴム類、繊維類、金属類などの被着体に対して高い接着
力を有し、特に接着した複合物が高温下に屈曲、圧縮、
伸張などの動的外力を受けて、各層間に大きなずり変形
が生じる過酷な条件下で使用されても長期間にわたって
高い接着力を保持し、さらに溶融押出加工時の成形性に
優れた樹脂組成物、その製造方法およびホットメルト接
着剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリブチレンテレフタレート単位のよう
な結晶性芳香族ポリエステル単位をハードセグメントと
し、ポリ(アルキレンオキシド)グリコールのような脂
肪族ポリエーテル単位および/またはポリラクトンのよ
うな脂肪族ポリエステル単位をソフトセグメントとする
ポリエステルブロック共重合体は、機械的強度が高く、
また耐衝撃性、弾性回復性、柔軟性などのゴム的性質、
低温および高温特性、耐水性などに優れ、さらに熱可塑
性で成形加工が容易であるため、自動車部品および電気
・電子部品、繊維、フィルムなどに用途を拡大してい
る。また、これらの性質を利用した接着性材料として
も、繊維積層物、フィルム積層物、各種ベルト、各種円
筒状物などにおいてその使用が試みられている。
【0003】しかし、ポリエステルブロック共重合体を
接着性材料として使用した場合、用途によっては接着力
が十分でなく、特に高温下で屈曲、圧縮、伸張などの動
的外力を受けて、各層間に大きなずり変形が生じる過酷
な条件下で使用される場合には耐久性が問題になること
があった。
【0004】かかる過酷な条件下での耐久性を改良する
ために、被着体をポリイソシアネート化合物またはポリ
エポキシ化合物で処理したのち、熱可塑性ポリウレタン
とポリエポキシ化合物で処理し、さらに熱可塑性ポリウ
レタンを塗布し、その後、ポリエステル系熱可塑性エラ
ストマに密着させる方法が特開平2−151635号公
報に開示されている。また、セグメントコポリエステル
と熱可塑性ポリウレタンを含有するポリマ混合物、およ
びその混合物から得られるチューブを巻心や外装材とし
て用い補強材と組み合わせたチューブ製品が特開昭52
−102365号公報に開示されている。さらに、筒状
布はくの外面に熱可塑性ポリウレタン弾性樹脂を主成分
とする合成樹脂を内層とし熱可塑性ポリエステル弾性樹
脂を主成分とする合成樹脂を外層とする積層皮膜を被覆
した内張り材が特公平2−19785号公報に開示され
ており、該公報にはこの内層と外層の中間層として熱可
塑性ポリエステル弾性樹脂と熱可塑性ポリウレタン弾性
樹脂とのブレンド物を用いてもよいことも記載されてい
る。また、熱可塑性ポリエステルブロック共重合体と熱
可塑性ポリウレタンとの組成物については特公昭52−
786にも開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平2−151
635号公報に開示された接着方法は、確かに耐久性の
改良されたものであるが、工程が多いため作業性の点に
おいて十分満足できるものではない。また、前記特開昭
52−102365号公報、特公平2−19785号公
報、および特公昭52−786号公報に開示された熱可
塑性ポリエステル弾性樹脂と熱可塑性ポリウレタン樹脂
との混合物は、ある程度接着性の改良されたものである
が、高温下での耐久性においては必ずしも十分な効果を
得られないことがあった。さらに、これらの樹脂組成物
を溶融押出加工しようとすると、バラス効果が大きかっ
たり曳糸性が悪かったりして均質な加工が困難であっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、高
温下での耐久性に優れ、溶融押出加工時の成形性に優れ
た樹脂組成物について鋭意検討した結果、ポリエステル
ブロック共重合体に熱可塑性ポリウレタンエラストマと
スチレン系樹脂を配合した樹脂組成物を見いだし本発明
に到達した。
【0007】すなわち本発明は、主として結晶性芳香族
ポリエステル単位からなる高融点結晶性重合体セグメン
ト(a)と、主として脂肪族ポリエーテル単位および/
または脂肪族ポリエステル単位からなる低融点重合体セ
グメント(b)とを主たる構成成分とするポリエステル
ブロック共重合体(A)5〜95重量部と、熱可塑性ポ
リウレタンエラストマ(B)95〜5重量部からなる配
合物に、スチレン系樹脂(C)を配合してなる樹脂組成
物であり、また、その配合が、押出機またはニーダーの
中で加熱混合溶融することである樹脂組成物の製造方法
であり、また、前記樹脂組成物を粉末状、顆粒状、フィ
ルム状、シート状または円筒状に成形したホットメルト
接着剤である。
【0008】以下、本発明について詳述する。
【0009】本発明に用いられるポリエステルブロック
共重合体(A)の高融点結晶性重合体セグメント(a)
は、芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導
体と脂肪族ジオールから形成されるポリエステルであ
り、好ましくはテレフタル酸およびまたはジメチルテレ
フタレートと1,4−ブタンジオールから誘導されるポ
リブチレンテレフタレートであるが、この他にテレフタ
ル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレン−2,6−
ジカルボン酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジ
フェニル−4,4’−ジカルボン酸、ジフェノキシエタ
ンジカルボン酸、5−スルホイソフタル酸、あるいはこ
れらのエステル形成性誘導体などのジカルボン酸成分
と、分子量300以下のジオール、例えば1,4−ブタ
ンジオール、エチレングリコール、トリメチレングリコ
ール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、デカメチレングリコ
ールなどの脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、トリシクロデカンジメチロールなどの脂環
式ジオール、キシリレングリコール、ビス(p−ヒドロ
キシ)ジフェニル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキ
シ)フェニル]プロパン、ビス[4−(2−ヒドロキ
シ)フェニル]スルホン、1,1−ビス[4−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)フェニル]シクロヘキサン、4,
4’−ジヒドロキシ−p−タ−フェニル、4,4’−ジ
ヒドロキシ−p−クオ−タ−フェニルなどの芳香族ジオ
ールなどから誘導されるポリエステル、あるいはこれら
のジカルボン酸成分およびジオール成分を2種以上併用
した共重合ポリエステルであっても良い。
【0010】本発明に用いられるポリエステルブロック
共重合体(A)の低融点重合体セグメント(b)は、脂
肪族ポリエーテルおよび/または脂肪族ポリエステルで
ある。脂肪族ポリエーテルとしては、ポリ(エチレンオ
キシド)グリコール、ポリ(プロピレンオキシド)グリ
コール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、
ポリ(ヘキサメチレンオキシド)グリコール、エチレン
オキシドとプロピレンオキシドの共重合体、ポリ(プロ
ピレンオキシド)グリコールのエチレンオキシド付加重
合体、エチレンオキシドとテトラヒドロフランの共重合
体などが挙げられる。また、脂肪族ポリエスエテルとし
ては、ポリ(ε−カプロラクトン)、ポリエナントラク
トン、ポリカプリロラクトン、ポリブチレンアジペー
ト、ポリエチレンアジペートなどが挙げられる。これら
の脂肪族ポリエーテルおよび/または脂肪族ポリエステ
ルのなかで得られるポリエステルブロック共重合体の弾
性特性からポリ(テトラメチレンオキシド)グリコー
ル、ポリ(プロピレンオキシド)グリコールのエチレン
オキシド付加物、ポリ(ε−カプロラクトン)、ポリブ
チレンアジペート、ポリエチレンアジペートなどが好ま
しい。また、これらの低融点重合体セグメントの数平均
分子量としては共重合された状態において300〜60
00程度であることが好ましい。
【0011】本発明に用いられるポリエステルブロック
共重合体(A)における低融点重合体セグメント(b)
の共重合量は、好ましくは10〜80重量%、更に好ま
しくは15〜75重量%である。
【0012】本発明に用いられるポリエステルブロック
共重合体(A)は公知の方法で製造することができる。
例えば、ジカルボン酸の低級アルコールジエステル、過
剰量の低分子量グリコール、および低融点重合体セグメ
ント成分を触媒の存在下エステル交換反応せしめ、得ら
れる反応生成物を重縮合する方法。あるいはジカルボン
酸と過剰量のグリコールおよび低融点重合体セグメント
成分を触媒の存在下エステル化反応せしめ、得られる反
応生成物を重縮合する方法。また、あらかじめ高融点結
晶性セグメントを作っておき、これに低融点重合体セグ
メント成分を添加してエステル交換反応によりランダム
化せしめる方法。高融点結晶性セグメントと低融点重合
体セグメントを鎖連結剤でつなぐ方法。さらにポリ(ε
−カプロラクトン)を低融点重合体セグメントに用いる
場合は、高融点結晶性セグメントにε−カプロラクトン
モノマを付加反応させるなど、いずれの方法をとっても
よい。
【0013】本発明の接着性樹脂組成物に用いられるも
う一つの成分である熱可塑性ポリウレタンエラストマ
(B)は、ポリウレタン成分をハードセグメントとし、
分子量700〜8000程度の脂肪族ポリエーテル、脂
肪族ポリエステル、脂肪族ポリカーボネートをソフトセ
グメントとしたブロック共重合体である。脂肪族ポリエ
ーテルとしてはポリ(エチレンオキシド)グリコール、
ポリ(プロピレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラ
メチレンオキシド)グリコールなどが、脂肪族ポリエス
テルとしてはポリエチレンアジペート、ポリブチレンア
ジペート、ポリブチレンセバケート、ポリカプロラクト
ンなどが、脂肪族ポリカーボネートとしてはポリヘキサ
ンジオールカーボネートが挙げられる。本発明の熱可塑
性ポリウレタンエラストマ(B)は、このようなソフト
セグメント成分と、4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、トルエンジイソシアネート、1,6−ヘキ
サメチレンジイソシアネートなどのジイソシアネート化
合物、およびエチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオールなどのグリコールから
合成される。完全に鎖状のものよりも、若干の分岐と架
橋を有する物の方がより好ましい。また、ポリカーボネ
ート系のものがより好ましい。
【0014】本発明の接着性樹脂組成物に用いられるさ
らにもう一つの成分であるスチレン系樹脂(C)とは、
芳香族ビニル単独重合体あるいは芳香族ビニルとシアン
化ビニルの共重合体である。芳香族ビニルとしては、ス
チレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p
−t−ブチルスチレンなどを挙げることができる。これ
らの中でもスチレンおよび/あるいはα−メチルスチレ
ンが好ましく用いられる。シアン化ビニルとしてはアク
リロニトリル、メタクリロニトリル、エタクリロニトリ
ルなどを挙げることができる。これらの中でもアクリロ
ニトリルが好ましい。さらに上記したようなスチレン系
樹脂に対して共重合可能な単量体を共重合してもよい。
このような単量体として、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸−t−ブチル、メタクリル
酸シクロヘキシルなどのα,β−不飽和カルボン酸エス
テル、アクリル酸、メタクリル酸などのα,β−不飽和
カルボン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸などの
α,β−不飽和カルボン酸無水物類、N−フェニルマレ
イミド、N−メチルマレイミド、N−t−ブチルマレイ
ミドなどのα,β−不飽和カルボン酸のイミド化合物類
などが挙げられる。これらのスチレン系樹脂の製造方法
に関しては、特に制限はなく、塊状重合、溶液重合、塊
状−懸濁重合、懸濁重合、乳化重合など通常公知の方法
が用いられる。
【0015】本発明の樹脂組成物においては、ポリエス
テルブロック共重合体(A)を5〜95重量部、好まし
くは10〜90重量部、さらに好ましくは20〜80重
量部と、熱可塑性ポリウレタンエラストマ(B)を95
〜5重量部、好ましくは90〜10重量部、さらに好ま
しくは80〜20重量部とからなる配合物に、スチレン
系樹脂(C)を配合する。ポリエステルブロック共重合
体(A)の配合量が5重量部より少なくなった場合、お
よび95重量部より多くなった場合は、いずれも高温に
おける接着力保持が不十分となり、スチレン系樹脂
(C)を配合しない場合は、高温における接着力保持性
とともに溶融押出加工時の成形性も不十分となる。スチ
レン系樹脂(C)の配合量は特に限定されないが、ポリ
エステルブロック共重合体(A)と、熱可塑性ポリウレ
タンエラストマ(B)からなる配合物100重量部に対
し、スチレン系樹脂(C)を0.1〜60重量部程度配
合するのが好ましく、さらに好ましくは1〜40重量部
程度を配合する。配合比は被着材や使用条件によって適
宜変更することが好ましい。本発明の樹脂組成物は接着
性能が高く、溶融押出加工時の成形性も優れる。
【0016】本発明の樹脂組成物は、押出機やニーダー
の中で加熱溶融混合することによって製造することがで
きる。
【0017】また本発明の樹脂組成物には、本発明の目
的を損なわない範囲で、公知のヒンダードフェノール
系、ホスファイト系、チオエーテル系、アミン系などの
酸化防止剤、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、ヒンダードアミン系などの耐候剤、エポキシ化合物
やイソシアネート化合物などの増粘剤、染料や顔料など
の着色剤、酸化チタン、カーボンブラックなどの紫外線
遮断剤、ガラス繊維やカーボンファイバー、チタン酸カ
リウムファイバーなどの補強剤、シリカ、クレー、炭酸
カルシウム、硫酸カルシウム、ガラスビーズなどの充填
剤、タルクなどの核剤、難燃剤などを任意に含有せしめ
ることができる。
【0018】本発明の組成物はそれ自体、耐熱性、耐薬
品性に優れた柔軟材であり、かつ被着体との接着力にす
ぐれているので、他の層(樹脂、金属、木材、ゴム、織
物等)と積層して2層積層物としたり、他の層と層の間
に介在させ、多層積層物とすることができる。
【0019】また、樹脂組成物を粉末状、顆粒状、フィ
ルム状、シート状または円筒状に成形し、ホットメルト
接着剤として用いることもできる。
【0020】本発明の樹脂組成物は、繊維積層物、フィ
ルム積層物、各種多層ベルト、多層円筒状物、多層タイ
ヤなどに有用である。
【0021】
【実施例】以下に実施例によって本発明の効果を説明す
る。なお、実施例中の%および部とは、ことわりのない
場合すべて重量基準である。また、参考例中に示される
物性は次のように測定した。 ・相対粘度:o−クロロフェノールを溶媒とした0.5
%のポリマ溶液を25℃で測定した。 ・融点:差動走査熱量計(Du Pont 社製DSC-910 型)を
使用して、窒素ガス雰囲気下、10℃/分の昇温速度で
加熱した時の融解ピークの頂上温度を測定した。 ・溶融粘度指数(MFR値):ASTM D−1238
に従って、温度240℃、荷重2160gで測定した。 ・硬度(ショアDスケ−ル):ASTM K−7215
に従って測定した。 参考例1〜6 ポリエステルブロック共重合体(A−1)の製造 テレフタル酸222部、イソフタル酸95部、1,4−
ブタンジオール344部および数平均分子量約1000
のポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール89部
を、チタンテトラブトキシド0.15部と共にヘリカル
リボン型撹拌翼を備えた反応容器に仕込み、190〜2
25℃で3時間加熱して反応水を系外に留出しながらエ
ステル化反応を行なった。反応混合物に“イルガノック
ス”1010(CIBA-GEIGY社製ヒンダ−ドフェノ−ル系
酸化防止剤)0.75部を添加した後、245℃に昇温
し、次いで50分かけて系内の圧力を0.2mmHgの
減圧とし、その条件下で2時間35分重合を行わせた。
得られたポリマを水中にストランド状で吐出し、カッテ
ィングを行なってペレットとした。 ポリエステルブロック共重合体(A−2)の製造 ジメチルテレフタレ−ト245部、1,4−ブタンジオ
ール171部およびポリ(テトラメチレンオキサイド)
グリコ−ル(数平均分子量約1400)239部を、チ
タンテトラブトキシド0.15部と共にヘリカルリボン
型撹拌翼を備えた反応容器に仕込み、210℃で2時間
加熱して、理論メタノ−ル量の95%のメタノ−ルを系
外に留出させた。反応混合物に“イルガノックス”10
10(CIBA-GEIGY社製ヒンダ−ドフェノ−ル系酸化防止
剤)0.75部を添加した後、245℃に昇温し、次い
で50分かけて系内の圧力を0.2mmHgの減圧と
し、その条件下で2時間20分重合を行わせた。得られ
たポリマを水中にストランド状で吐出し、カッティング
を行なってペレットとした。 ポリエステルブロック共重合体(A−3)の製造 ジメチルテレフタレ−ト162部、1,4−ブタンジオ
ール113部、エチレンオキサイドで末端をキャッピン
グしたポリ(プロピレンオキシド)グリコ−ル(数平均
分子量約2200,EO含量26.8%)332部を、
チタンテトラブトキシド0.15部およびトリメリット
酸無水物3部と共にヘリカルリボン型撹拌翼を備えた反
応容器に仕込み、210℃で2時間30分加熱して、理
論メタノ−ル量の95%のメタノ−ルを系外に留出させ
た。反応混合物に“イルガノックス”1010(CIBA-G
EIGY社製ヒンダ−ドフェノ−ル系酸化防止剤)0.75
部を添加した後、245℃に昇温し、次いで50分かけ
て系内の圧力を0.2mmHgの減圧とし、その条件下
で1時間50分重合を行わせた。得られたポリマを水中
にストランド状で吐出し、カッティングを行なってペレ
ットとした。 ポリエステルブロック共重合体(A−4)の製造 テレフタル酸100部、1,4−ブタンジオ−ル110
部、テトラブチルチタネ−ト0.05部を精留塔および
ヘリカルリボン型撹拌翼を備えた反応容器に仕込み、1
90〜225℃で加熱して反応水を系外に留出しながら
エステル化反応を行なった。その後、反応物を重合缶に
移液し、250℃に昇温しつつ、系内の圧力を0.2m
mHgの減圧とし、その条件下で2時間重合を行わせ
た。得られたポリマを水中にスランド状で吐出し、カッ
ティングを行なって相対粘度1.47、融点225℃の
ポリブチレンテレフタレ−トを得た。該ポリブチレンテ
レフタレ−トとε−カプロラクトンをそれぞれ900g
/hr、1700g/hrで、内径30mmφ、L/D
=40、中間部と先端部に長さ200mmの混練ユニッ
トを有するスクリュ−を備えた単軸押し出し機の最後部
供給口に供給し、シリンダ−中間部の設定温度を240
℃、スクリュ−回転数30rpmで付加重合反応を行っ
た。次に、ダイスからポリマを水中にストランド状で吐
出し、カッティングを行なってペレットとした。該ペレ
ット100部、トリフェニルホスフィン0.1部を内径
30mmφ、L/D=40でフルフライトスクリュ−を
備えたベント付き単軸押し出し機を使用して、ベント口
の真空度10mmHg、押し出し温度200℃、スクリ
ュ−回転数60rpmで混練し、脱ε−カプロラクトン
と触媒失活を行ない、ダイスからポリマを水中にストラ
ンド状で吐出し、カッティングを行ってペレットとし
た。 1H−NMR分析の結果ポリカプロラクトンからな
るセグメントの共重合量は55重量%であった。 ポリエステルブロック共重合体(A−5)の製造 ジカルボン酸成分としてテレフタル酸80モル%、イソ
フタル酸20モル%、ジオール成分として1,4−ブタ
ンジオールを使用し、ジカルボン酸成分に対して0.0
5重量%のテトラチタンブトキシドで重合したポリブチ
レンテレフタレート/イソフタレート共重合体400部
と、アジピン酸、1,4−ブタンジオール、アジピン酸
に対して0.05重量%のテトラチタンブトキシドを用
いて重合したポリブチレンアジペート100部とを、窒
素雰囲気下、250℃で30分間溶融混合後、ポリブチ
レンテレフタレート/イソフタレート共重合体とポリブ
チレンアジペートとの合計量に対して0.1重量%のリ
ン酸を添加した。得られたポリマを水中にストランド状
に吐出し、カッティングを行ってペレットとした。 ポリエステルブロック共重合体(A−6)の製造 ジカルボン酸成分としてテレフタル酸60モル%、イソ
フタル酸40モル%、ジオール成分として1,4−ブタ
ンジオールを使用し、ジカルボン酸成分に対して0.0
5重量%のテトラチタンブトキシドで重合した相対粘度
1.12のポリブチレンテレフタレート/イソフタレー
ト共重合体350部と、アジピン酸、エチレングリコー
ル、アジピン酸に対して0.05重量%のテトラチタン
ブトキシドを用いて重合した数平均分子量が2000の
ポリエチレンアジペート150部、およびこのポリエチ
レンアジペートと当量のジフェニルメタンジイソシアネ
ートとを、30mmφのスクリューを有する押出機を使
用して160℃の温度で溶融混練し、水中にストランド
状に吐出し、カッティングを行ってペレットとした。表
1にA−1、A−2、A−3、A−4、A−5、A−6
の組成と物性を示す。
【0022】
【表1】 また、実施例と比較例に用いた熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマを表2に示す。
【0023】
【表2】 なお、実施例と比較例に用いたスチレン系樹脂は、以下
のものである。 C−1:“タフライト”950(三井東圧化学(株)製
ポリスチレン樹脂) C−2:“ライタックA”930PC(三井東圧化学
(株)製アクリロニトリル/スチレン共重合体) 実施例1〜9 参考例で得られたポリエステルブロック共重合体(A−
1)〜(A−6)に、熱可塑性ポリウレタンエラストマ
(B−1)〜(B−8)、およびスチレン系樹脂(C−
1)あるいは(C−2)を表3に示すような比率でドラ
イブレンドし、45mmφのスクリューを有する二軸押
出機を用いて220℃で溶融混練した。この際に押出機
の口金から吐出されたガットの外観と曳糸性を観察し
た。その結果を表3に示す。このペレットを100℃で
5時間乾燥後、成形温度220℃、金型温度40℃で、
幅25mm、長さ120mm、厚み2mmの試験片に射
出成形した。この射出成形片を射出成形片と同じ大きさ
の厚み2mmのアルミ板と重ね、わずかに加圧して23
0℃で1分間接着した。同様に被着体としてポリ塩化ビ
ニルシート(厚み2mm)、あるいは上記の方法で同様
に射出成形したポリエステルブロック共重合体(A−
2)またはポリエーテル型熱可塑性ポリウレタン(B−
4)の射出成形片を用いて接着した。接着試験片を室温
で1日放置した後、常温における剥離接着強度を剥離速
度200mm/分で測定した。また、同様に100℃に
おける剥離接着強度を測定した。さらに被着体が熱可塑
性ポリウレタン(B−4)のものについて、JIS K
6301−15に準じ接着試験片を恒温槽付きデマッチ
ャ屈曲試験機(東洋精機製作所製)にかけ、恒温槽温度
100℃、屈曲回数300回/min、サンプル取り付
けチャック間距離100mm、サンプルストローク距離
20mmで試験を行い接着層間に剥離を生じるまでの回
数を測定した。その結果を表4に示す。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】 比較例1〜8 参考例で得られたポリエステルブロック共重合体(A−
1)、(A−2)、(A−3)、熱可塑性ポリウレタン
エラストマ(B−1)、(B−4)、(B−5)、(B
−6)、スチレン系樹脂(C−1)を表5に示すような
配合比率でドライブレンドして、実施例1〜9と同様に
溶融混練し、スチレン系樹脂を含まない樹脂組成物、熱
可塑性ポリウレタンエラストマを含まない樹脂組成物、
ポリエステルブロック共重合体を含まない樹脂組成物を
製造した。この際に押出機の口金から吐出されたガット
の外観と曳糸性を観察した。結果を表5に示す。さらに
実施例1〜9と同様に接着試験を行った。ポリエステル
ブロック共重合体のみ、または熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマのみを射出成形して得られた成形片を用いて接
着試験を行った結果と合わせて表6に示す。
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】 表3と表4から明かなように、ポリエステルブロック共
重合体と熱可塑性ポリウレタンエラストマおよびスチレ
ン系樹脂を配合した本発明の樹脂組成物は溶融押出成形
性が良好で、高温での接着力および接着耐久性に優れて
いる。一方、表5と表6のように、スチレン系樹脂を含
まない樹脂組成物は溶融押出成形性が悪く、高温での接
着力も接着耐久性も不十分である。また、熱可塑性ポリ
ウレタンエラストマを含まない樹脂組成物およびポリエ
ステルブロック共重合体を含まない樹脂組成物は溶融押
出成形性は良好であるが、高温での接着力と接着耐久性
が悪い。さらにポリエステルブロック共重合体あるいは
熱可塑性ポリウレタンエラストマ単独でも、高温での接
着力および接着耐久性は悪い。 実施例10〜13、比較例9〜15 参考例で得られたポリエステルブロック共重合体(A−
4)、(A−6)、熱可塑性ポリウレタンエラストマ
(B−1)、(B−3)、(B−5)、(B−7)とス
チレン系樹脂(C−1)、(C−2)を表7に示すよう
な比率でドライブレンドし、製膜装置を備えた30mm
φのスクリューを有する二軸押出機を用いて200℃で
溶融混練して厚み0.2mmのフィルムを成形すること
を試みた。実施例10〜13については問題なく製膜で
きたが、比較例9と比較例11は製膜できなかった。製
膜したフィルムを2枚の厚み0.2mmのポリエステル
フィルム(東レ(株)製“ルミラー”)の間にはさみ、
わずかに加圧して230℃で1分間接着した。接着片を
室温で1日放置した後、幅25mmの試験片を切り出
し、23℃における剥離接着強度を剥離速度200mm
/分で測定した。また、同様に100℃における剥離接
着強度を測定した。ポリエステルブロック共重合体単
独、または熱可塑性ポリウレタンエラストマ単独でフィ
ルム製膜試験および接着試験を行った結果と合わせて表
7に示す。
【0028】
【表7】 表7から本発明の樹脂組成物が溶融押出加工時の成形性
が良好で、高温での接着力および接着耐久性に優れてい
ることが明白である。一方、スチレン系樹脂を含有しな
い樹脂組成物は溶融押出加工時の成形性が悪く、フィル
ム成形できない。また、熱可塑性ポリウレタンエラスト
マを含まない樹脂組成物、ポリエステルブロック共重合
体を含まない樹脂組成物、ポリエステルブロック共重合
体あるいは熱可塑性ポリウレタンエラストマ単体は、い
ずれも製膜可能であるが、高温での接着力と接着耐久性
が悪い。
【0029】
【発明の効果】本発明によればポリエステルブロック共
重合体に熱可塑性ポリウレタンエラストマとスチレン系
樹脂を配合することにより、溶融押出加工時の成形性が
良好で、高温での接着力および接着耐久性に優れた樹脂
組成物を得ることができる。
【0030】また、本発明の樹脂組成物は、押出機やニ
ーダーの中で加熱溶融混合することによって製造するこ
とができる。
【0031】さらに、本発明の樹脂組成物はホットメル
ト接着剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75/06 NGJ C09J 7/00 JHL 125/04 JCN 167/00 JFS 175/06 JFH

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として結晶性芳香族ポリエステル単位
    からなる高融点結晶性重合体セグメント(a)と、主と
    して脂肪族ポリエーテル単位および/または脂肪族ポリ
    エステル単位からなる低融点重合体セグメント(b)と
    を主たる構成成分とするポリエステルブロック共重合体
    (A)5〜95重量部と、熱可塑性ポリウレタンエラス
    トマ(B)95〜5重量部からなる配合物に、スチレン
    系樹脂(C)を配合してなる樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリエステルブロック共重合体(A)が
    ポリブチレンテレフタレート単位からなる高融点結晶性
    重合体セグメントとポリ(テトラメチレンオキシド)グ
    リコール単位からなる低融点重合体セグメントとを構成
    成分とする請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ポリエステルブロック共重合体(A)に
    おける低融点重合体セグメント(b)の共重合量が10
    〜80重量%である請求項1記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 ポリエステルブロック共重合体(A)5
    〜95重量部と、熱可塑性ポリウレタンエラストマ
    (B)95〜5重量部からなる配合物100重量部に対
    し、スチレン系樹脂(C)0.1〜60重量部を配合し
    てなる請求項1記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 ポリエステルブロック共重合体(A)5
    〜95重量部と、熱可塑性ポリウレタンエラストマ
    (B)95〜5重量部からなる配合物100重量部に対
    し、スチレン系樹脂(C)1〜40重量部を配合してな
    る請求項1記載の樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 熱可塑性ポリウレタンエラストマ(B)
    がポリカーボネート系ポリウレタンである請求項1記載
    の樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 スチレン系樹脂(C)がポリスチレンあ
    るいはスチレン/アクリロニトリル共重合体である請求
    項1記載の樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 主として結晶性芳香族ポリエステル単位
    からなる高融点結晶性重合体セグメント(a)と、主と
    して脂肪族ポリエーテル単位および/または脂肪族ポリ
    エステル単位からなる低融点重合体セグメント(b)と
    を主たる構成成分とするポリエステルブロック共重合体
    (A)5〜95重量部と、熱可塑性ポリウレタンエラス
    トマ(B)95〜5重量部からなる配合物に、スチレン
    系樹脂(C)を配合し、押出機やニーダーの中で加熱溶
    融混合することによって製造する樹脂組成物の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 主として結晶性芳香族ポリエステル単位
    からなる高融点結晶性重合体セグメント(a)と、主と
    して脂肪族ポリエーテル単位および/または脂肪族ポリ
    エステル単位からなる低融点重合体セグメント(b)と
    を主たる構成成分とするポリエステルブロック共重合体
    (A)5〜95重量部と、熱可塑性ポリウレタンエラス
    トマ(B)95〜5重量部からなる配合物に、スチレン
    系樹脂(C)を配合した樹脂組成物を、粉末状、顆粒
    状、フィルム状、シート状、または円筒状に成形したホ
    ットメルト接着剤。
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