JPH0856592A - 管状食品の製造方法と管状食品製造用金型 - Google Patents

管状食品の製造方法と管状食品製造用金型

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JPH0856592A
JPH0856592A JP6198463A JP19846394A JPH0856592A JP H0856592 A JPH0856592 A JP H0856592A JP 6198463 A JP6198463 A JP 6198463A JP 19846394 A JP19846394 A JP 19846394A JP H0856592 A JPH0856592 A JP H0856592A
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producing
extruded
konjac
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Nobutaka Funahashi
宜孝 舟橋
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MITSUTOYO KIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管状こんにゃく等を連続的に製造することが
できる製造方法と、その製造方法において使用する管状
食品製造用金型を提供すること。 【構成】 管状こんにゃく製造用金型1は、こんにゃく
原料が押し出される原料流出孔33を有するガイド9
と、熱湯の流出する水流出孔29を有するガイドピン7
とを備え、原料流出孔33の中心にガイドピン7が同軸
的に配置され、ガイドピン7の外面と原料流出孔33と
によって環状の開口を形成している。原料注入口21か
ら圧入されるゲル状のこんにゃく原料は、8つの原料流
出孔33のそれぞれから管状に押し出され、水注入口2
3から供給される熱湯は、8つの水流出孔29のそれぞ
れから流出する。押し出されたこんにゃく原料の中空部
には、水流出孔29から熱湯が流し込まれ、熱湯によっ
て中空部が潰れることなく凝固して連続的に管状のこん
にゃくが押し出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管状食品の製造方法と
それに用いる管状食品製造用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管状食品としては、魚肉等を主原
料とする竹輪や、小麦粉等を主原料とするマカロニなど
が良く知られている。また、本願出願人らは、実願平6
−4815号において、新たな管状食品の一つとして管
状のこんにゃくを提案している。
【0003】ところで、竹輪は、すりつぶした魚肉を心
棒の周囲に塗り付け、それを焼いたり蒸したりして作ら
れていた。また、マカロニは、小麦粉と水とを練り合わ
せたものを、環状の開口から押し出すことによって作ら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、管状こんにゃくについては、未だ工業的に
生産されてはいなかった。ここで、上述の如き竹輪の製
造方法は、管状こんにゃくを製造するのには全く適して
いない。即ち、心棒にこんにゃく原料を塗り付けて凝固
させていたのでは、心棒の抜取りが必要なので、径の細
い管状こんにゃくは製造できないし、仮に径の太いもの
であっても、きわめて生産性が悪いために現実的ではな
い。
【0005】一方、上述の如きマカロニの製造方法を応
用し、こんにゃく原料を環状の開口から押し出すことは
考えられるが、一般にこんにゃく原料はマカロニ原料よ
りも流動性が高く、特に、径が細い管状こんにゃくを製
造する場合には、こんにゃく原料が凝固する前に中心の
孔が潰れて塞がってしまい、およそ期待するような管状
こんにゃくを得ることはできない。
【0006】そこで本発明は、管状こんにゃくの如き管
状食品を連続的に製造することができる新たな製造方法
と、その製造方法において使用する管状食品製造用金型
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段,及び作用】上述の目的を
達成するため、本発明は、請求項1記載の通り、環状の
開口から可塑状態の食品原料を押し出して凝固させ管状
の食品を製造する管状食品の製造方法において、前記環
状の開口から可塑状態の食品原料を押し出すと同時に、
前記環状の開口の略中心から気体又は液体を流出させ、
押し出された前記食品原料の中空部に前記気体又は液体
を流し込むことを特徴とする。
【0008】ここで、可塑状態の食品原料とは、こんに
ゃく芋等の芋類から得た澱粉質原料、小麦粉等の穀物
粉、魚肉、その他の畜肉、ゼラチン、豆類、卵や乳等か
ら得た蛋白質原料等から選ばれるものを主成分とし、必
要とあらば水やその他の添加物を加え、あるいは加熱を
施し、それらを練り合わせて流動可能なペースト状ある
いはゲル状といった流動物にしたもので、必要に応じて
成形後に適切な二次処理を施すと、凝固して所期の形状
を維持できるようになるものである。なお、二次処理と
しては、例えば、加熱、冷却、乾燥、凝固剤の添加等が
あり、これらは食品原料の成分に応じた処理が選ばれ
る。
【0009】本発明の管状食品の製造方法によれば、環
状の開口から管状に押し出された食品原料は、そのまま
では流動性に富むため中空部が潰れやすいが、この中空
部には気体又は液体が流し込まれるため、気体又は液体
の圧力によって中空部の内壁が支えられ、また、気体又
は液体によって中空部の内壁の凝固が図られ、中空部が
潰れずに管状のまま凝固状態となり、所期の管状食品が
できあがる。
【0010】この様な方法にて製造可能な管状食品とし
ては、管状のこんにゃく,管状のうどん等が挙げられ
る。この様な細くて長い管状食品は、従来、工業的に大
量に生産されてはいない。また、竹輪あるいは管状蒲鉾
の製造にも利用でき、特に、心棒などを使わなくても連
続的に管状に成形できる。更に、マカロニの製造にも利
用でき、特に、押し出しの際に中空部が潰れにくいの
で、従来よりも細い径のマカロニを製造できる。
【0011】さて、上述した気体又は液体は、圧力によ
って中空部の内壁を支えることだけを考えれば、食品に
触れても害の無いものであれば何でもよく、一般的に
は、水、蒸気、空気等が扱いやすく便利である。しか
し、中空部の内壁の凝固を図ることをも考えると、食品
原料の成分に応じて適切な条件を選ぶ必要がある。
【0012】より具体的には、例えば、請求項2に記載
の通り、前記食品原料が、所定温度以上の加熱によって
凝固する性質を有し、前記気体又は液体が、前記所定温
度以上に調整されていると、食品原料の押し出しと同時
に中空部の内壁の凝固が図られるので望ましい。即ち、
加熱により凝固する食品原料(例えば、こんにゃく原
料)に対しては、熱湯、蒸気、高温の空気等が良く、特
に乾燥しない方が良ければ熱湯か蒸気が良い。
【0013】また、請求項2記載の方法以外にも、例え
ば、冷却により凝固する食品原料(例えば、ゼラチン)
に対しては冷水等が良く、乾燥により凝固する食品原料
(例えば、小麦粉)に対しては乾燥した空気等が良い。
更に、水分を嫌う食品原料であれば油等でも良く、空気
による酸化を防止するには炭酸ガスや窒素ガス等を用い
ても良い。加えて、凝固剤によって固まる食品原料に対
しては、適当な凝固剤の溶液等を使うこともできる。更
に加えて、本発明においては、上記液体には、ゲル状の
澱粉糊等といった流動物等をも含んでいる。この様な流
動物は、比較的太い径の中空部を形成したい場合などに
良く、流動物を注入して中実状態のまま凝固を図り、後
から洗浄処理等を施して詰まっていた流動物を溶解・除
去する。なお、液体を使う場合には、必要があれば種々
の食品添加物(例えば、保存料、酸化防止剤、着色料、
発色剤、漂白剤、糊料等)を加えることもできる。
【0014】さて、上述の如き方法にて管状食品を製造
するにあたっては、請求項3記載の管状食品製造用金
型、即ち、前記食品原料の押し出される第1の孔を有す
るガイドと、前記気体又は液体の流出する第2の孔を有
するピンとを備え、前記第1の孔の略中心に前記ピンが
同軸的に配置され、当該ピンの外面と前記第1の孔とに
よって前記環状の開口を形成していることを特徴とする
管状食品製造用金型を使うと便利である。
【0015】本発明の管状食品製造用金型によれば、第
1の孔の略中心にピンが同軸的に配置されて環状の開口
を形成しているので、可塑状態の食品原料が第1の孔か
ら押し出されると、食品原料は管状に成形される。これ
と同時に、ピンに設けられた第2の孔から気体又は液体
を流出させると、その気体又は液体の圧力によって中空
部の内壁が支えられ、また、気体又は液体によって中空
部の内壁の凝固が図られ、中空部が潰れずに管状のまま
凝固し、所期の管状食品を得ることができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、管状食品として管状こんにゃくを
例に挙げて説明する。まず、管状こんにゃくを製造する
のに用いる金型について説明する。
【0017】管状こんにゃく製造用金型1(以下、単に
金型1という)は、各部品共にステンレス鋼製で、図
1,図2に示すように、ケース3と、ケース3に嵌入さ
れたピンホルダ5と、ピンホルダ5に固定された8本の
ガイドピン7と、ピンホルダ5に重ねてケース3に嵌入
されたガイド9と、ピンホルダ5とガイド9とを適正な
相対位置で固定する3本の位置決めピン11と、ケース
3に螺合してピンホルダ5及びガイド9をケース3に対
し固定するフランジキャップ13とから構成されてい
る。
【0018】また、図2に示す通り、ケース3には、こ
んにゃく原料を注入するための原料注入口21と、水を
注入するための水注入口23とが形成されている。ま
た、ピンホルダ5には、原料注入口21と連通する貫通
孔25が形成され、ピンホルダ5とケース3との間には
水注入口23と連通する環状の水分配室27が形成され
ている。更に、各ガイドピン7には、水分配室27と連
通する水流出孔29が軸心位置に形成されている。また
更に、ピンホルダ5とガイド9との間には、貫通孔25
と連通する原料分配室31が形成され、ガイド9には、
原料分配室31と連通する8つの原料流出孔33が形成
されている。そして、各原料流出孔33の中心にそれぞ
れガイドピン7が同軸的に配置され、ガイドピン7の外
面と原料流出孔33とによって環状の開口35(図1参
照)を形成している。
【0019】次に、上記金型1を用いて管状こんにゃく
を製造する方法について説明する。原料注入口21に
は、適当な配管を介してこんにゃく練り機が接続され
(図示略)、ここからゲル状のこんにゃく原料が圧入さ
れる。圧入されたこんにゃく原料は、貫通孔25、原料
分配室31を経て、8つの原料流出孔33のそれぞれか
ら管状に押し出される。
【0020】一方、水注入口23には、適当な配管を介
して給湯機が接続され(図示略)、ここから熱湯が供給
される。この熱湯は、水分配室27を経て、8つの水流
出孔29のそれぞれから流出する。ここで、こんにゃく
原料は流動性に富むため、単に管状に押し出しただけで
はすぐに中心の中空部が潰れてしまうが、本金型1を用
いれば、中空部には水流出孔29から熱湯が流し込まれ
るため、中空部が熱湯で満たされることにより中空部の
内壁が支えられ、それと同時に、熱湯の熱によって中空
部の内壁の凝固が図られ、中空部が潰れずに管状のまま
凝固する。この結果、原料流出孔33からは、連続的に
管状のこんにゃくが押し出される状態となる。
【0021】なお、必要があれば、押し出されてくる管
状こんにゃくに対して外面側から高温の蒸気等を吹き付
けたり、ガイド9をヒータで加熱する等して、更に管状
こんにゃくの凝固を促すようにしても良い。この様にし
て管状に押し出されたこんにゃくは、所定長さが押し出
されたところで切断され、冷水等によって冷却される。
この結果、所期の管状こんにゃくが得られる。
【0022】以上説明したように、上記管状こんにゃく
の製造方法によれば、流動性に富むこんにゃく原料であ
っても、簡単に管状に成形できるので、従来、工業的に
は生産されていなかった管状こんにゃくを、容易に大量
生産することができる。特に、管状こんにゃくの中空部
に熱湯を流し込んで凝固させるようにしたので、心棒な
どを使わなくても中空部が潰れず、後から心棒を抜く必
要がないので、例えば竹輪程度の太い径の管状こんにゃ
くはもちろんのこと、糸こんにゃく程度のきわめて細い
径の管状こんにゃくでも容易に製造できる。
【0023】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
の種々なる態様を採用することができる。例えば、実施
例では、管状食品として管状こんにゃくを示したが、上
記以外にも、管状のうどん等の麺類、竹輪や管状蒲鉾等
の魚肉練製品、あるいはマカロニ等の製造にも利用でき
る。特に、竹輪や管状蒲鉾の製造であれば、従来の竹輪
のように心棒などを使わなくても連続的に管状に成形で
きるので、心棒の洗浄、魚肉すり身の塗り付け等といっ
た工程が不要となるという利点がある。また、マカロニ
の製造であれば、押し出しの際に中空部が潰れにくいの
で、従来よりも細い径のマカロニでも簡単に製造でき
る。
【0024】また、実施例では、管状こんにゃくの中空
部に熱湯を流し込んで凝固させる例を示したが、熱湯に
代えて高温の水蒸気としても、同様に管状こんにゃくを
製造できる。更に、中空部に流し込む液体に、適当な食
品添加物を加えても良い。例えば、保存料を添加してお
けば、あらかじめ中空部に保存料が付着させることがで
きる。また、例えば、着色料を添加しておけば、中空部
の内壁が着色された管状こんにゃくを製造することがで
き、中空部内壁の色が半透明のこんにゃくを通して透け
て見え、従来に無いきわめてユニークな外観を呈するも
のとなる。
【0025】加えて、管状こんにゃく以外の管状食品で
あれば、中空部を形成するために流し込む気体又は液体
は、熱湯や高温の水蒸気以外のものが適している場合も
あり、原料成分に応じて最適なものを選べば良い。例え
ば、ゼラチンから管状のゼリーを作るには中空部に冷水
を流し込むと良い。また、小麦粉からマカロニを作る場
合には乾燥した空気を送り込むと良い。また、水分を嫌
う食品原料であれば油等でも良く、空気による酸化を防
止するには炭酸ガスや窒素ガス等を用いても良い。ま
た、凝固剤によって固まる食品原料に対しては、適当な
凝固剤の溶液等を使うこともできる。
【0026】更に加えて、比較的太い径の中空部を形成
したい場合などには、澱粉糊等の流動物を芯に注入しな
がら凝固を図っても良い。こうすると、押し出し直後
は、中空部に流動物が詰まって中実状態になるので、外
側の食品原料はより形が崩れにくくなる。なお、中に詰
まっている流動物は、後から洗浄処理を施すなどして溶
解・除去すれば良い。
【0027】なお、実施例では、原料流出孔を丸孔にし
てあったが、角孔あるいはその他の異形の孔とすること
により、管状食品の断面を多様な形状にすることができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上の如く本発明の管状食品の製造方法
によれば、気体又は液体によって中空部を形成している
ので、心棒などを使わなくても中空構造が崩れない。ま
た、心棒などを使わないので、従来より細い径の管状食
品でも製造できる。しかも、押し出し成形で連続的に管
状食品を製造でき、管状食品を容易に大量生産すること
ができる。
【0029】特に、請求項2記載の方法によれば、食品
原料が管状に押し出されると同時に中空構造の凝固が図
られるので、流動性の高い食品原料でも管状に成形で
き、また、管状食品の径を細くしても中空部が潰れな
い。また、請求項3記載の管状食品製造用金型によれ
ば、請求項1又は請求項2記載の方法による管状食品の
製造を簡単に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例としての管状こんにゃく製造用金型を
示す正面図である。
【図2】 図1にA−A線で示す切断面における断面図
である。
【符号の説明】
1・・・管状こんにゃく製造用金型、3・・・ケース、
5・・・ピンホルダ、7・・・ガイドピン、9・・・ガ
イド、11・・・位置決めピン、13・・・フランジキ
ャップ、21・・・原料注入口、23・・・水注入口、
25・・・貫通孔、27・・・水分配室、29・・・水
流出孔、31・・・原料分配室、33・・・原料流出
孔、35・・・開口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の開口から可塑状態の食品原料を押
    し出して凝固させ管状の食品を製造する管状食品の製造
    方法において、 前記環状の開口から可塑状態の食品原料を押し出すと同
    時に、前記環状の開口の略中心から気体又は液体を流出
    させ、押し出された前記食品原料の中空部に前記気体又
    は液体を流し込むことを特徴とする管状食品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の管状食品の製造方法にお
    いて、 前記食品原料が、所定温度以上の加熱によって凝固する
    性質を有し、 前記気体又は液体が、前記所定温度以上に調整されてい
    ることを特徴とする管状食品の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の管状食品の製造方法で用
    いる管状食品製造用金型であって、 前記食品原料の押し出される第1の孔を有するガイド
    と、 前記気体又は液体の流出する第2の孔を有するピンとを
    備え、 前記第1の孔の略中心に前記ピンが同軸的に配置され、
    当該ピンの外面と前記第1の孔とによって前記環状の開
    口を形成していることを特徴とする管状食品製造用金
    型。
JP6198463A 1994-08-23 1994-08-23 管状食品の製造方法と管状食品製造用金型 Pending JPH0856592A (ja)

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