JPS62186752A - 組織状植物蛋白の製造方法 - Google Patents

組織状植物蛋白の製造方法

Info

Publication number
JPS62186752A
JPS62186752A JP61026870A JP2687086A JPS62186752A JP S62186752 A JPS62186752 A JP S62186752A JP 61026870 A JP61026870 A JP 61026870A JP 2687086 A JP2687086 A JP 2687086A JP S62186752 A JPS62186752 A JP S62186752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetable protein
twin
screw extruder
protein
special die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61026870A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Makishima
槙島 慎一
Keizo Mochizuki
望月 恵三
Mitsuru Igarashi
充 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
Original Assignee
TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND filed Critical TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
Priority to JP61026870A priority Critical patent/JPS62186752A/ja
Publication of JPS62186752A publication Critical patent/JPS62186752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、植物性蛋白含有原料の組織化方法に関わる。
[従来の技術] 大豆蛋白質を組織化する試みは従来より多くなされてい
る0例えば、特開昭52−3855号は機械的圧力を加
えることによる高植物蛋白フレークの製造方法を開示し
、特公昭45−18778号、特公昭50−25532
号はそれぞれ二軸エクストルーダーを用いて多孔質組織
化した植物蛋白質を製造する方法を開示している。更に
、特開昭51−144754号は高密度、均一層状化植
物性食肉の製造方法および装置を開示している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記特公昭52−3855号、特公昭4
5〜113778号、特公昭50−25532号の方法
では、多孔性の肉様組織は得られるが1本発明が7ti
図するような組品構造の植物蛋白は得られない。また、
特開昭51−144754号が開示する方法では、二重
の押出機を必要とするため機構が複雑となる上に、本発
明が・2図する2条に裂ける組織構造のものは71られ
ない。
本発明は植物蛋白を主体とする原ネ′Iを同方向回転型
二軸エクストルーダーを使用して、fなどの僅かな力で
2条に犬きく引き裂け、■つ、それぞれが密な層を形成
し、更に細かい繊維構造を有する植物蛋白の製造方法を
提供するものである。
[問題点を解決するためのf段及び作用]本発明者等は
、上記した在来方法の問題点を解決するために、鋭意研
究検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
本発明によれば、30重量%以上の植物蛋白含有原料を
同方向回転型二軸エクストルーダーに投入し、同時に供
給した水或いは二軸エクストルーダーのバレル内に別途
供給した水と共に加圧、加熱してクツキング処理後、入
口側で2本開孔し、途中で合して出口側で1本の開孔と
なる形状の通孔を有する特殊ダイを通し、次いで冷却ノ
ズルを通して押出し成形することにより得られる組織状
植物蛋白は、該特殊ダイの作用により、手で引き裂く等
、僅かの力で中心線を含む面で2条に太きく裂くことが
出来、■つ、それぞれの条は密な層を形成し、この層は
細かい繊維状に分かれたものとなる。
以下1本発明を更に詳細に説明する。
本発明で使用する原料は、大豆粉と脱脂大豆粉、e縮大
豆蛋白等の大豆加工品あるいは小A蛋白、落花生蛋白等
、他の植物蛋白でも良く、これらの単品もしくは混合品
、あるいは他のデンプンや油脂、ビタミン等を適宜混合
したものでもよい。ただしこれら原料中に植物性蛋白質
を30 m H>%以、L含右していないと、意図する
中心線を含む面で裂は易い組織状植物蛋白は得られない
。また、該bλ科料中2重量%を超える油脂が含まれて
いると、細かい繊維状に分かれた密な組織状yEが悪く
なる。
本発明で用いる同方向回転型二軸エクストルーダーは、
通常の二本のスクリューといくつかの区分にわけて調温
可能なバレル、及び本発明独自の特殊ダイと冷却ノズル
で構成される。スクリュー構成としては、供給口付近は
ピッチが広く、先端に進むに従いピッチの狭い搬送スク
リューを配設し、且つ先端部分付近には適当な長さの逆
送スクリューを配設して、圧縮、混合効果を高める。
本発明で使用する特殊ダイは、第1図に示す形状のもの
で、二軸エクストルーダーの二本のスクリューを収容す
るバレルの先端に装着する。そして各スクリューの先端
に対応する入口側位置に2本の開孔を有し、該開孔中に
導入され加圧、加熱されたクツキング原料は、該開孔を
通って途中で合し、出口側で1木となり冷却ノズルへと
連結される特殊形状の通孔を有するものである。冷却ノ
ズルに連結する出口側の開孔の断面積は、スクリュー先
端と隣接する入「1側の2本の開孔の断面積の和のイ倍
〜1倍程度がよく、1倍を超えると大きく2つに分離し
やすくなりすぎ、又%倍未満では、加圧、加熱されてク
ツキング処理された原料が円滑に流れにくくなる。また
、スクリュー先端と隣接する入口側の2本の開孔の断面
積の和は、バレルの断面積の37!〜1/100倍程度
とするのがよい。冷却ノズルは、加熱溶解されて押出さ
れた原料の中心温度を100℃以下にすることが出来る
構造のものなら何れでもよく、例えばジャケット部を右
し、該ジャケット部の中に水等の冷媒を循環し111る
ものを使用する。製品の形状は該冷却ノズルの先端の形
状により決まるが1通常は特殊ダイの出口側の断面積と
同じ程度のものを使用するとよい。
本発明の組織状直物蛋白は、加圧、加熱し。
クツキング処理する能力を持つ二軸エクストルーダーな
らどのようなタイプのものによっても製造することがで
き、たとえば、東芝機械■。
TEN−5085二軸エクストルーダー等が好適に使用
Sれた。
前記原料を、該二軸エクストルーダーの供給口、しに載
設した供給装置より供給する。該原料は2本のスクリュ
ーにより先端部へと搬送されるが、その途中で、バレル
に孔設した注水口より原料100屯j一部に対し、25
〜300玉量部の水を注入添加する(水は原ネ゛lと同
時に供給してもよい)。水添加された該原料は、区分さ
れ調温iT)能なバレル内で品温150℃〜200℃に
加熱される。この場合の加熱品品温が、150℃以」二
でないと原料蛋白質がト分に溶解しないため適切な組織
性が得られず、又、 200 ’Cを超えるとバレル内
でこげる恐れがある。スクリューの回転数は50〜4Q
Orpmの範囲内で自由に選択することができる。
このようにして得られた組織状植物蛋白は、スクリュー
に隣接する特殊ダイの入口側の2本の開孔を結ぶ線に対
し垂直で、且つ合体した該組織状植物蛋白の中心線を含
む面でfなどの僅かの力に〈裂いてからゆでこぼしをし
たものは、肉様の食感を持ち、しかも保形性の良いもの
である。
[実施例] 実施例1 原料として脱脂大豆粉(蛋白含量40%)を二軸エクス
トルーダーの供給口に投入した。バレル途中の開孔より
、原料100玉量部に対し水を100重量部の4合で注
入添加した後、スクリュー回転数+00 rpm、バレ
ル温度170°Cでクツキング処理した後、第1図に示
す特殊ダイを通し、更に断面が円形状で水平に装着され
た冷却ダイを通して、組織状植物蛋白製品を得た。
得られた円柱状の組織状植物蛋白製品は、中心線を含む
面でLの力竿、僅かの力で2本に大きく裂くことが出来
、更にそれぞれは大きく層状に裂くことが出来、更にそ
の層状組織は、押出方向と平行な方向に細か<ya!I
I状に裂ける性質を有していた。
実施例2 C縮分離大豆蛋白(fi白含脣90%) 80rfi雀
部と、小麦グルテン20重量部との混合物を主原料とし
、二軸エクストルーダーの供給口内に投入した。
原料100重州重重対し、300重量部の水をバレル途
中の開孔より添加し、スクリュー回転数25Orpm、
バレル温度180℃でクツキング処理した後、実施例1
と同様の特殊ダイを通し、更に断面が長方彰で長辺が水
平に装着された冷却ダイを通して、kll状状植物蛋白
製品得た。
得られたモ板状の組織状植物蛋白製品は、中心線を含む
面で手の力等、僅かの力で2本に大きく裂くことが出来
、更にそれぞれは大きく層状に裂くことができ、更にそ
の層状組織は、押出方向に平行な方向に細かく繊維状に
裂ける性質を有していた。
実施例3 濃縮分離大豆蛋白(蛋白含量80%)35重量部と、コ
ーンスターチ35!If量部、油脂lO重量部、小麦ふ
すま20重量部の混合物を原料とし、二軸エクストルー
ダーの供給口に投入した。バレル途中の開孔より水を原
料100重?部に対し200重量部の割合で注入添加し
た後、スクリュー回転数200rp鵬、バレル温度15
0℃でクツキング処理した後、実施例1と同様の特殊ダ
イを通し、更に断面が円形状で水モに装着された冷却ダ
イを通して組織状植物蛋白製品を得た。
得られた円柱状の製品は、実施例1で得た製品と同様に
密にMt織化されて居り、辻つ良好に裂ける性質を有し
ていた。
実施例4 全脂大豆粉(蛋白含量35%)を原料とし、二軸エクス
トルーダーの供給口に投入した。バレル途中の開孔より
原料100重量部に対し水を70重量部の割合で注入添
加した後、スクリュー回転数50rp層、バレル温度1
80℃でクツキング処理した後、実施例1と同様の特殊
ダイを通し、更に断面が長方形で長辺を水モ方向に装着
した冷却ダイを通して組織状植物蛋白製品を得た。
得られた乎板状組織状植物蛋白製品は、実施例2で得た
製品とは異なり半分の厚さの2枚のモ板状に裂ける性質
を有し、更にこのモ板のそれぞれが層状に裂くことが出
来、更にその層状組織は繊維状に裂ける性質を有してい
た。
実施例5 実施例1で得た組織状植物蛋白製品を、適当な大きさに
裂いた。中心から2つに大きく裂けるので大変便利であ
った。更にこの裂いたものを一度ゆでこぼしをした後大
和煮風に味付けした。
この味付物は、煮くずれすることもなく肉様の食感を示
し、保形性があり、しかも大豆臭もなく美味なものであ
った・ 実施例6 実施例4で得た組織状植物蛋白を適当な大きさに切り、
−・度ゆでこぼしをしてからイカ風味の調味液に一晩浸
漬し、これを熱風乾燥してロール掛けした。この調味品
は、2枚に裂ける性質と押出方向に裂ける性質を依然有
していて、裂けやすく食べやすかった。また肉様の食感
も有していた。
[発明の効果] 本発明によると二軸エクストルーダーの二本のスクリュ
ーの先端に対応する入口側に二本の開孔を有し、途中で
合して出口側で一本となる形状の特殊グイと、その先端
に更に冷却機構を備えた冷却ノズルを装着するだけの簡
単な装置により、二軸エクストルーダーを使用して、中
心線を含む面で、fの力等僅かの力で二条に大きく裂く
ことの出来、更にそれぞれは大きく層状に裂くことの出
来る細かい繊維状に分かれた、良好な肉様の食感を有す
るMll状状植物蛋白製品111られる。このものは更
にゆでこぼしをした後に煮〈ずれすることなく、大和烈
風等の味付加■品にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する特殊形状ダイの実施例を示し
、第1−2図はその正面図、第1−1図。 はその出口側に連結する冷却ノズル側から見た左側面図
、第1−3図はその入目側に連結する一二軸エクストル
ーダーの側から見た右側面図である。 l・・・グイ、2・・・出口側聞孔、 3・・・人口側聞孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)30重量%以上の植物蛋白含有原料を同方向回転
    型二軸エクストルーダーに投入し、同時に供給した水或
    いは二軸エクストルーダーのバレル内に別途供給した水
    と共に加圧、加熱してクッキング処理後、入口側で2本
    開孔し、途中で合して出口側で1本の開孔となる形状の
    通孔を有する特殊ダイを通し、次いで冷却ノズルを通し
    て押出し成形することを特徴とする組織状植物蛋白の製
    造方法。
  2. (2)出口側の開孔の断面積が入口側の二つの開孔の断
    面積の和の1/4倍〜1倍程度である特殊ダイを使用す
    る特許請求の範囲第1項に記載の組織状植物蛋白の製造
    方法。
JP61026870A 1986-02-12 1986-02-12 組織状植物蛋白の製造方法 Pending JPS62186752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61026870A JPS62186752A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 組織状植物蛋白の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61026870A JPS62186752A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 組織状植物蛋白の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62186752A true JPS62186752A (ja) 1987-08-15

Family

ID=12205324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61026870A Pending JPS62186752A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 組織状植物蛋白の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62186752A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6423856A (en) * 1987-07-20 1989-01-26 Fuji Oil Co Ltd Production of protein food material
WO2022270190A1 (ja) * 2021-06-22 2022-12-29 株式会社ペリカン 保存安定性に優れた全脂組織状蛋白

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6423856A (en) * 1987-07-20 1989-01-26 Fuji Oil Co Ltd Production of protein food material
WO2022270190A1 (ja) * 2021-06-22 2022-12-29 株式会社ペリカン 保存安定性に優れた全脂組織状蛋白

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4001441A (en) Meat analog
US4125635A (en) Method for making a meat analog
US3840679A (en) Creping process of preparing an improved meat analog
DE69419348T2 (de) Fleischähnliches Produkt auf der Basis von pflanzlichen Proteinen und Verfahren zu dessen Herstellung
FI59321C (fi) Foerfarande foer framstaellning av fibroesa koettsurrogat
US5048405A (en) Apparatus for manufacturing fibrous fish or shellfish "neriseihin" product
US4346652A (en) Apparatus for making a meat analog
JPH1057039A (ja) 食品の押出し製造方法および装置
JPH0123111B2 (ja)
US5198261A (en) Method of manufacturing a fibrous fish or shellfish neriseihin product
JPH0241315B2 (ja)
JPS6211575B2 (ja)
JPH0155863B2 (ja)
JPS62186752A (ja) 組織状植物蛋白の製造方法
JPS6274264A (ja) 繊維性練製品の製造法
JPS6255045A (ja) 食物繊維高含有食品の製造法
JPH01235547A (ja) 食品の製造法
JPH0365744B2 (ja)
JPH045413B2 (ja)
JPS61224941A (ja) 高密多層構造を有する植物性蛋白質食品の製造方法
JPS6112254A (ja) 加工食品の製造法
JPS6274246A (ja) 乾燥畜肉様食品の製造法
KR800000073B1 (ko) 식물성 단백질로부터 치밀하고 꼬이지 않은 규칙적인 층을 가진 육류대용품을 제조하는 방법
JPH066030B2 (ja) 束膜状食品
JPS6219818B2 (ja)