JPS6274264A - 繊維性練製品の製造法 - Google Patents

繊維性練製品の製造法

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JPS6274264A
JPS6274264A JP60211074A JP21107485A JPS6274264A JP S6274264 A JPS6274264 A JP S6274264A JP 60211074 A JP60211074 A JP 60211074A JP 21107485 A JP21107485 A JP 21107485A JP S6274264 A JPS6274264 A JP S6274264A
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JP
Japan
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fsp
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kamaboko
heated
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JP60211074A
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Masaaki Sato
雅章 佐藤
Gota Taguchi
田口 業太
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TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
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TECH RES ASSOC EXTRU COOK FOOD IND
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a+産業上の利用分野 木1は、二軸型エクストルーダーで製造した高密多層構
造を有する植物性蛋白素材を利用した繊維性練製品に係
るものであり、詳しくは従来から食されて来た伝統的な
揚げがま、かまぼこ、ちくわ等の食感に繊維的なアクセ
ントをもつ食感を付与でき、かつカニ、貝柱、イカ様か
まぼこ等の食感に近い繊維性練製品の製造法に係るもの
である。
(b)従来の技術 従来、繊維性練製品としては、カニ、貝柱およびイカ様
のものが知られている。即ち、カニ様かまぼこは、カニ
肉の繊維を出すために、かまぼこを細断したのち、魚肉
すり身とイ琵合して成形し、加熱することにより製造さ
れている(特開昭49−42852 、特開昭53−5
2657)。貝柱様の形暢・食感を有する練製品も同様
に貝柱風味に調味したかまぼこをそうめん状に裁断し、
魚肉すり身等の結着助剤を用いて加熱成形する工程をと
っている(特開昭58−94373 ) 、イカ様かま
ぼこにおいては魚肉ハムの練成生地を加熱したのら、針
様のものを複数装備した器具を用い、裂創を生ぜしめて
繊維状としていり(特開昭60i2961 )。
(C)発明が解決しようとする問題点 これらの繊維性練製品は、繊維性をイ1与するためかま
ぼこを細断あるいは裂創を生ぜしめる操作を必要とする
ため、この工程は煩雑なものとなり、コスト的にもデメ
リットとなっている。
本発明の目的は、このような煩雑な製造工程をとること
なく、繊維性をもつ練製品を製造する方法を提供するこ
とにある。
+d1問題点を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究の結果、大豆蛋白、油脂およびで
んぷんを含む原料に水を配合し、二軸型エクストルーダ
ーで処理して得られる高密多層構造を有する大豆蛋白素
材(以下、これをFSPという)を用いると前記の目的
が達成されることを見い出し、かかる知見に基づいて本
発明に到達した。即ち、本発明によれば、FSPを加熱
水和したのち、すり身に添加することを特徴とする繊維
性練製品の製造法が提供される。
このFSPは、本件出願人がその製造法を先に出願して
いるものである(特願昭60−65305号)。
即ち、FSPの原料である大豆蛋白としては、分離大豆
蛋白、イ・農縮大豆蛋白を用いることができる。
マタ、アルコール洗浄濃縮大豆蛋白であってもよい。
油脂としては、油脂自体または油脂を含有する粉末が含
まれる。前者としては通常の食用油が、また後者として
は全脂大豆粉、粉末油脂、その他の油糧種子が、夫々使
用できる。
原料中に占める大豆蛋白の量は55〜90%(重量。以
下同じ)、油脂の量は4〜12%、でんぷんの量は5〜
30%が適当である。
以上の原料に水を添加し、二軸型エクストルーダーへ供
給し、加圧・加熱してFSPを製造する。
二軸型エクストルーダーとしては、搬送性、混合性が高
いなど二軸型エクストル−グーの基本的性能を存する市
販品であれば、いずれも使用できる。
エクストルーダー〇バレル温度ハ100〜250℃、ダ
イ直前の圧力は10〜50 kg/ crA、スクリュ
ー回転数は150〜25Orpm程度が適当である。
かくして得られるFSPは、層状のMi織をもち、その
層状組織がさらに細い繊維状となっている構造を有する
ものである。
このFSPに対し、加熱水和を行う。これによりFSP
に繊維性が発現する。その手段としては例えばFSPを
40〜100℃、好ましくは60〜80°Cの熱温水に
10〜60分浸漬する。次いで脱水機等で脱水を行い、
このときFSPの水分は、75〜80%に調整しておく
と、すり身とのなじみが良好である。
本発明における原料すり身は従来かまぼこ2揚げかまぼ
こ、ちくわ等の練製品に使用されているものであれば、
いずれでもよい。
上記のFSPはあらかじめ塩すりしておいたすり身の練
り肉と混合し、加熱するが、この際最終製品の種類を考
慮して混合、成形の方法を調整する。即ち、カニ様かま
ぼこ、貝柱様かまぼこの場合は、FSPを一定方向に並
べ、塩すりすり身とロール等を用い、適当な径をもつケ
ーシングに詰め加熱成形したのち、適当な長さに切断す
る。イカ風かまぼこは、ロールで扁平とし加熱成形する
・本発明においては、FSPは原料すり身に対して固形
分比で10〜80%混合することが好ましく、この範囲
内のとき、品質の良い繊維性がある練製品を製造できる
tel実施例 実施例1 分離大豆蛋白5部(重量。以下同し)、全脂大豆蛋白5
部および馬鈴薯でんぷん3部を混合し、二軸型エクスト
ルーダーに55kg/時間の割合で投入し、同時に全原
料中の水分が30%となるように水を供給する。エクス
トルーダーのスクリュー回転数180rpm、先端バレ
ル温度150 ’C、ダイ直前の圧力25kg/cni
の条件下に加圧・加熱し、得られたFSPをローラーで
扁平に伸ばし、長さl cmに切断し、80°Cで2時
間乾燥する。
このFSPを60°Cの温水中に50分間浸漬したのち
、脱水する。練り肉を表−1の配合てらいかい機を用い
て混練し、このちの100部に対し、調味ネit0.6
部、カニフレーバー1部を混合する。
FSPに方向性をもたせるために練り肉100部に対し
FSP (固形分 25%)100部を同方向に並べ、
ロールにかけ扁平する。次に再び折りたたみ、ロールに
かけ、最後に直径が1.5cmとなるように円筒状とし
てケーシングに包み、85℃で40分間加熱したのち、
長さ5cmに切断する。
食感は、市販されているカニ様かまぼこよりしっかりし
た繊維感を持ち良好であった。
表−1練り肉の配合 実施例2 実施例1のF、SP(固形分 25%)200部。
練り肉100部、調味料5部、イカフレーバー1部をケ
ンウッドミキサーを用い、かるく混合したのち、ローラ
ーを用い厚さ0.5cmとする。これを30分蒸気加熱
する。このイカ様かまぼこは、イカよりソフトな良悪を
備えた、繊維感を有するものであった。
(f1発明の効果 本発明によれば、従来よりも筒車な手段と低コストでカ
ニ、貝柱、イカ様かまぼこなどの繊維性練製品を製造す
ることができ、これらは良好な繊維感を有している。
特許出願人  食品産業エクストルージョンクツキング
技術研究組合

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大豆蛋白、油脂およびでんぷんを含む原料に水を
    配合し、二軸型エクストルーダーで加圧・加熱すること
    により得られる高密多層構造を有する植物性蛋白素材を
    加熱水和したのち、すり身に添加することを特徴とする
    繊維性練製品の製造法。
  2. (2)高密多層構造を有する植物性蛋白を固形分比です
    り身に対し10〜80重量%添加する特許請求の範囲第
    (1)項記載の製造法。
  3. (3)繊維性練製品がカニ様、貝柱様またはイカ様かま
    ぼこである特許請求の範囲第(1)項または第(2)項
    記載の製造法。
JP60211074A 1985-09-26 1985-09-26 繊維性練製品の製造法 Granted JPS6274264A (ja)

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JP2019062805A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 日清オイリオグループ株式会社 水産物擬似素材

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